JP2002221892A - 教育支援システム - Google Patents

教育支援システム

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JP2002221892A
JP2002221892A JP2001072196A JP2001072196A JP2002221892A JP 2002221892 A JP2002221892 A JP 2002221892A JP 2001072196 A JP2001072196 A JP 2001072196A JP 2001072196 A JP2001072196 A JP 2001072196A JP 2002221892 A JP2002221892 A JP 2002221892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】学校スタッフから生徒への連絡事務の効率化と
確実化を図る。 【解決手段】連絡処理部3220の連絡登録部3221
は、校長先生であるログインユーザより連絡内容と連絡
先生徒の指定を受付け、連絡情報データベース3202
に登録する。連絡配信部3222は、生徒であるユーザ
がログインすると、この生徒が連絡先生徒となっている
連絡内容を通知、連絡済みの旨を、連絡情報データベー
ス3202に登録する。連絡状態抽出部3223は、校
長先生であるログインユーザより連絡の配信状態の照会
を受けると、連絡情報データベース3202を参照し、
登録されている校長先生よりの各連絡の連絡済みの有無
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、幼稚園、保育園、小学校、中学校、
高校、大学、専門学校、塾その他、各種教育機関におけ
る教育活動を支援する教育支援システムに関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】
【0004】もはや、我が国における教育の荒廃が叫ばれて
から久しい。
【0005】そして、現在までに、かかる教育の荒廃の問題
は家庭、社会へと深く根ざしており、教育機関にのみそ
の原因があるとすることはできず、また、教育機関のみ
で解決できるものでもないことが明らかになってきてい
る。
【0006】しかしながら、その根本の原因の治癒がなされ
るまでは、教育の最前線に立つ教育関係者により一層の
奮闘による、現実に存在する問題の対処を期待するより
ほかない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】しかしながら、教育機関における教職者等は、
現在でも、各種業務により多忙を極めており、個々の生
徒に対するきめ細やかな対応をするための時間を充分に
とることができないでいる。
【0009】そこで、本発明は、教育機関における各種業務
の遂行を支援することにより、教育関係者により、教育
の本質に根ざした活動のための時間を提供することを課
題とする。
【0010】また、生徒の健全な育成のためには、教育機関
と家庭とは緊密に連携しながら、教育を行うことが必要
であるところ、実際には父母と先生が対面する機会は少
なく、また、常設的な連絡のチャネルが開かれていない
ため、充分なコミュニケーションがとられているとは言
いがたいのが現状である。また、生徒と先生についても
1対1で対面するような機会は少なく、また、このよう
な機会を設定することは、特にそのようなコミュニケー
ションを必要としている生徒ほど負担であるため、やは
り、本来必要なコミュニケーションが確保されていると
は言いがたい。
【0011】そこで、本発明は、教育機関と生徒、父母との
コミュニケーションの緊密化が図られるよう支援するこ
とを課題とする。
【0012】ところで、最近、新たな教育の問題として学力
の低下の問題が表面化している。
【0013】そこで、併せて、本発明は、教育機関および被
教育者が、より効率的、効果的に被教育者の学力の充実
を図る活動ができるよう支援することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
【0015】前記課題達成のために、本発明は、前記課題達
成のために、たとえば、受講者が使用する受講者端末と
の間が通信手段を介して接続される添削システムであっ
て、
【0016】少なくとも分野別にグループ分けされた複数の
問題のファイルのいずれかについて、その解答を、前記
受講者端末から受信する解答受信手段と、
【0017】前記解答受信手段が受信した解答についての添
削結果を、該解答の送信元の受講者端末に送信する添削
結果送信手段とを有し、
【0018】前記添削結果送信手段は、
【0019】送信すべき情報として、添削結果に対応する問
題と同じ分野に属する他の問題についての情報が存在す
る場合には、その情報を該添削結果と共に送信すること
を特徴とする添削システムを提供する。
【0020】このように添削システムによれば、受講者の、
より効率的な自主学習が可能となる。
【0021】また、本発明は、前記課題達成のために、学校
の教員または事務職員からのメッセージ、学校行事の予
定、または、クラブ活動の予定に関する情報を提供する
情報提供手段と、
【0022】学校の生徒または保護者から、教員または事務
職員宛ての連絡を受け付ける受付手段と、
【0023】前記受付手段が受け付けた連絡を、前記宛先の
教員または事務職員へ転送する転送手段と、を有する教
育支援システムを提供する。
【0024】このような教育支援システムによれば、時間や
場所や相手都合にとらわないメッセージの送受や、各種
情報の告知を行うことが可能となるので、教育機関と生
徒、保護者のコミュニケーションを推進することができ
る。
【0025】また、本発明は、前記課題達成のために、ユー
ザが使用する複数のユーザ端末とネットワークを介して
接続される連絡サーバであって、
【0026】前記連絡サーバは、
【0027】Webページを提供するWebサーバと、
【0028】連絡情報データベースと、
【0029】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッ
セージの登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
【0030】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介して前記登録要求を発行したユーザ
より、連絡メッセージと連絡先のユーザの指定を含む連
絡登録情報を受け付ける連絡受付手段と、
【0031】前記連絡登録情報を受け付けたユーザを識別す
る登録要求ユーザ識別手段と、
【0032】受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡メッセ
ージと、受け付けた連絡登録情報に含まれる連絡先のユ
ーザの識別である連絡先ユーザ情報と、識別した当該連
絡登録情報を受け付けたユーザの識別である連絡元ユー
ザ情報とを含めた連絡情報を前記連絡情報データベース
に登録する連絡登録手段と、
【0033】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介してユーザより発行された連絡メッ
セージの受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、
【0034】前記受取要求を発行したユーザを識別する受取
要求発行ユーザ識別手段と、
【0035】識別した前記受取要求を発行したユーザが、前
記連絡先ユーザ情報に登録されている連絡情報を前記連
絡情報データベースより抽出する連絡抽出手段とを有
し、
【0036】抽出された連絡情報の連絡メッセージを前記受
取要求を発行したユーザが使用するユーザ端末に送信す
る連絡配信手段とを有することを特徴とする連絡サーバ
を提供する。
【0037】このような教育支援システムによれば、たとえ
ば、ある組織、たとえば、学校のインターネット上のポ
ータルとなるWebサーバに、その組織メンバーの連絡メ
ッセージの送受機能を統合することができるので、より
簡便、かつ、統合的なコミュニケーションが可能とな
る。
【0038】また、前記目的達成のために、本発明は、ネッ
トワークを介して接続される、教育機関スタッフが使用
する前記ユーザ端末と、教育機関生徒または教育機関生
徒の保護者である被教育者側利用者が使用する前記ユー
ザ端末と、支援サーバとを有する教育支援システムであ
って、
【0039】前記支援サーバは、
【0040】Webページを提供するWebサーバと、
【0041】届情報データベースと、
【0042】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介して被教育者側利用者より発行され
た届登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、
【0043】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介して前記届登録要求を発行した被教
育者側利用者より、届種別と、届内容とを含む届登録情
報を受け付ける連絡受付手段と、
【0044】受け付けた届登録情報に含まれる届種別と届内
容とを含めた届情報を前記届情報データベースに登録す
る連絡登録手段と、
【0045】前記Webサーバが提供するWebページを介して、
前記ユーザ端末を介して教育機関スタッフより発行され
た届受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、
【0046】届受取要求を受け付けた場合に前記届情報デー
タベースより届情報を抽出する届抽出手段とを有し、
【0047】抽出された各届情報の届種別と届内容とをリス
ト形式にまとめた届け情報を、前記届受取要求を発行し
た教育機関スタッフが使用するユーザ端末に送信する届
配信手段とを有することを特徴とする教育支援システム
を提供する。
【0048】このような教育支援システムによれば、従来保
護者より欠席や遅刻の連絡を電話で受け、担当スタッフ
に申し送りするなどの手間が必要であった欠席や遅刻の
連絡に関する業務が不要となるので、教育機関スタッフ
の負担を軽減することができる。
【0049】また、本発明は、前記課題達成のために、ネッ
トワークを介して接続される、教育機関スタッフが使用
する前記ユーザ端末と、教育機関生徒が使用する前記ユ
ーザ端末と、支援サーバとを有する教育支援システムで
あって、
【0050】前記支援サーバは、
【0051】問題と当該問題の正解が記述された問題情報
を、当該問題の属する分類を付与して蓄積した問題デー
タベースと、
【0052】課題データベースと、
【0053】答案データベースと、
【0054】前記ユーザ端末を介して前記教育機関スタッフ
より、課題の出題先の教育機関生徒の指定と、課題に含
める1または複数の問題情報の指定を前記分類を用いた
階層的な指定法により受付け、受け付けた出題先教育機
関生徒と問題情報の指定を、課題情報として前記課題デ
ータベースに蓄積する課題作成手段と、
【0055】前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒に、前
記課題データベースに蓄積された、当該教育機関生徒が
出題先教育機関生徒に含まれる課題情報に指定された問
題情報が表す問題よりなる課題を配信する課題配信手段
と、
【0056】前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒が提出
した、前記宿題の答案を受信する答案受信手段と、
【0057】受信した答案を、当該答案に対応する課題情報
に指定された問題情報が表す正解と照合して採点し、採
点結果を、前記採点データベースに蓄積する採点手段と
を有することを特徴とする教育支援システムを提供す
る。
【0058】このような教育支援システムによれば、宿題や
試験などにおける、課題の作成や採点の業務を効率的に
行うことができるようになる。また、データベース化さ
れた採点結果を活用することにより、より学習効果の高
い学習方針を採ることができるようになる。
【0059】
【発明の実施の形態】
【0060】以下、本発明の実施形態について説明する。
【0061】まず、本発明の第1実施形態について説明す
る。
【0062】図1は、本発明の第1実施形態の教育支援シス
テムの構成図である。
【0063】図中、101は教育事業者によって運用される
添削システム、102は受講者が使用する受講者端末、
103は問題提供者によって運用される問題提供者端
末、104はサーバ、105はインターネットである。
【0064】図1に示すように、本第1実施形態において
は、添削システム101と受講者端末102との間が、
インターネット105を介して接続されている。また、
図1に示すように、添削システム101と問題提供者端
末103との間が、インターネット105を介して接続
されている。また、図1に示すように、インターネット
105には、サーバ104が接続されている。
【0065】なお、図1の例では、教育事業者と問題提供者
とが、別の事業者であるものとしている。サーバ104
は、教育事業者独自で設置したものであっても、インタ
ーネットサービスブロバイダとの間で契約して使用する
権利を有するようにしたものであってもよい。
【0066】添削システム101、受講者端末102、問題
提供者端末103は、各々、パーソナルコンピュータ等
の情報処理装置で実現することができるので、ハードウ
ェア構成の説明については省略する。
【0067】さて、サーバ104は、図2に示すように、少
なくとも分野別にグループ分けされた問題、解答入力
欄、受講者識別情報入力欄を受講者に提示するための情
報が記述されているWebページ(以下、「教材ペー
ジ」と称す。)のファイル(以下、「教材ファイル」と
称す。)201を、受講者に対して閲覧可能に複数種記
憶している。また、サーバ104は、図2に示すよう
に、閲覧対象となる教材ファイル201を受講者が選択
指示するための情報が記述されているWebページ(以
下、「教材一覧ページ」と称す。)のファイル(以下、
「教材一覧ファイル」と称す。)202を、受講者に対
して閲覧可能に記憶している。さらに、サーバ104
は、図2に示すように、起動元の教材ファイル201の
識別情報(例えば、URL)、該教材ファイル201中
の解答入力欄に入力された解答、および、該教材ファイ
ル201中の受講者識別情報入力欄に入力された受講者
識別情報を、受講者端末102が添削システム101に
送信するよう制御するプログラム(具体的には、CGI
(Common Gateway Interface)スクリプト)203を記
憶している。
【0068】教材一覧ページの表示内容は、例えば、図3
(a)に示すように、教材ファイル201へのリンクボ
タン301が記述されているようにすることができ、教
材一覧ファイル202は、例えば、図3(b)に示すよ
うに、教材一覧ページを表示させるためのHTMLタグ
群302からなっている。リンクボタン301は、例え
ば、アンカータグによって実現することができる。
【0069】また、教材ページの表示内容は、例えば、図4
(a)に示すように、受講者識別情報の入力フォーム4
01、問題402、解答の入力フォーム403が記述さ
れているようにすることができる。図4(a)の例で
は、受講者識別情報として、受講者番号、氏名、メール
アドレスを入力するようにしている。
【0070】さらに、教材ページの表示内容は、図4(a)
に示すように、必要に応じて、他のWebページへのリ
ンクボタン404が、記述されているようにすることが
できる。ここで、他のWebページは、教育事業者が用
意したWebページ以外にも、博物館や美術館等が開設
しているWebページであったり、出版社等が開設して
いるWebページであったり、公的機関が開設している
Webページであったりするなど、問題402を解く受
講者にとって有益となる内容が記述されたWebページ
である。
【0071】また、教材ファイル201には、例えば、図4
(b)に示すように、教材ページを表示させるためのH
TMLタグ群405に加えて、サーバ104上のCGI
スクリプト203を起動するための命令群406が埋め
込まれている。受講者識別情報入力フォーム401およ
び解答入力フォーム403は、例えば、フォームタグに
よって表示させることができ、リンクボタン404は、
例えば、アンカータグによって表示させることができ
る。
【0072】なお、問題402は、予め、問題提供者端末1
03から添削システム101へ、インターネット105
を介して送信されて提供されている。
【0073】以下、本第1実施形態の添削システム101の
動作について説明する。
【0074】まず、受講者端末102における受講者の操作
について説明する。
【0075】受講者は、自分が学習したいときに、受講者端
末102で、インターネット105との間の通信を確立
し、サーバ104上の教材一覧ファイル202のURL
を指定するなどして、教材一覧ページを表示させる。そ
して、リンクボタン301をクリックすることで、所望
の教材ファイル201を選択指示し、教材ページを表示
させる。
【0076】続いて、受講者は、教材一覧ページ中の受講者
識別情報入力フォーム401に、自分の受講者識別情報
(受講者番号、氏名、メールアドレス)を入力すると共
に、教材ページ中の問題402を解き、正解と考える解
答を、教材ページ中の解答入力フォーム403に入力す
る。また、このとき、受講者は、教材ページ中のリンク
ボタン404をクリックすることで、他のWebページ
を表示させることもできる。
【0077】このとき、教材ファイル201に埋め込まれて
いる命令群406によってサーバ104上のCGIスク
リプト203が起動され、教材ファイル201の識別情
報、受講者識別情報入力フォーム401に入力された受
講者識別情報、解答入力フォーム403に入力された解
答が、受講者端末102から添削システム101に送信
される。
【0078】受講者の操作に伴って表示されるWebページ
のリンクの様子を、図5に例示する。図5に示すよう
に、教材一覧ページ510には、複数の教材ページ群5
20がリンクする。そして、各教材ページ群520に属
する各教材ページ521には、それぞれ対応して他の教
材のWebページ530がリンクする。
【0079】次に、添削システム101の動作について説明
する。
【0080】図6は、添削システム101の機能ブロック図
である。図中、601は問題受信ブロック、602は教
材ファイル作成ブロック、603は教材一覧ファイル作
成ブロック、604はアップロードブロック、605は
解答受信ブロック、606は添削内容受付ブロック、6
07は添削結果送信ブロックである。
【0081】これらの機能ブロック601、602、60
3、604、605、606、607は、各々、添削シ
ステム101において、記憶装置にインストールされて
いるプログラムを処理装置が実行することで、その機能
を果たすものである。 問題受信ブロック601は、問
題提供者端末103からインターネット105を介して
送信されてくる問題402を受信し、記憶装置に格納す
るものである。
【0082】教材ファイル作成ブロック602は、記憶装置
に格納されている問題402を用いて、教材ファイル2
01を作成し、記憶装置に格納するものである。
【0083】教材一覧ファイル作成ブロック603は、教材
一覧ファイル202を作成し、記憶装置に格納するもの
である。
【0084】アップロードブロック604は、記憶装置に格
納されている教材ファイル201および教材一覧ファイ
ル202を、インターネット105を介してサーバ10
4にアップロードするものである。
【0085】解答受信ブロック605は、受講者端末102
からインターネット105を介して送信されてくる教材
ファイル201の識別情報、受講者識別情報、解答を受
信し、記憶装置に格納するものである。
【0086】添削内容受付ブロック606は、記憶装置に格
納されている解答についての添削内容の入力を受け付
け、添削結果として記憶装置に格納するものである。添
削内容受付ブロック606は、例えば、記憶装置に格納
されている解答を表示装置に表示して添削者に提示し、
添削者が入力装置から入力した添削内容を受け付け、受
け付けた添削内容を、添削結果として記憶装置に格納す
るようにすることができる。
【0087】添削結果送信ブロック607は、記憶装置に格
納されている添削結果を、インターネット105を介し
て受講者端末102に送信するものである。
【0088】解答受信ブロック605および添削内容受付ブ
ロック606によって記憶装置に格納される添削結果の
一例を、図7に例示する。添削結果は、図7に示すよう
に、添削ファイル700として格納される。この添削フ
ァイル700には、受講者識別情報710と、教材ファ
イル識別情報720と、解答730と、添削内容を示す
添削結果740とが、対応して格納される。
【0089】これにより、添削結果送信ブロック607は、
受講者識別情報を参照し、添削結果の送信先を判断する
ことができることとなる。ここでは、受講者識別情報に
メールアドレスが含まれているので、添削結果は、電子
メールで送信されることとなっている。
【0090】ところで、本第1実施形態の添削システム10
1は、添削結果送信ブロック607が、必要に応じて、
添削結果と共に、該添削結果に対応する教材ファイル2
01と問題402が同じ分野に属する他の教材ファイル
201についての情報(以下、「他教材情報」と称
す。)を、送信するようにしている点を特徴としてい
る。
【0091】ここで、添削結果送信ブロック607が添削結
果と共に送信する他教材情報は、他の教材ファイル20
1自体、または、他の教材ファイル201をサーバ10
4上で受講者が閲覧するために必要な情報(例えば、他
の教材ファイル201のURLや、他の教材ファイル2
01へのリンクボタン)であるようにすることができ
る。
【0092】添削結果送信ブロック607は、添削者が入力
装置から他教材情報を入力した場合に、入力された他教
材情報を送信するようにすることができる。添削者は、
例えば、受講者の解答の出来具合を見て、受講者の弱点
と思われる問題402が記述されている教材ファイル2
01についての情報を、他教材情報とすることで、個々
の受講者に応じた学習指導を行うことが可能となる。
【0093】また、例えば、図8に示すように、教材ファイ
ル201の識別情報720と他教材情報810とを対応
付けたテーブル800を記憶装置に格納しておき、添削
結果送信ブロック607は、このテーブルで、添削結果
に対応する教材ファイル201の識別情報から他教材情
報が検索できた場合に、検索した他教材情報を送信する
ようにすることができる。
【0094】図9は、本第1実施形態の添削システム101
の動作例を示すフローチャートである。
【0095】図9に示すように、添削システム101は、受
講者端末102から、受講者識別情報、教材ファイル識
別情報、解答を受信すると(ステップ901)、ポップ
アップメッセージや警告音等を用いて、その旨を教育事
業者に通知すると共に(ステップ902)、受信内容
を、図7に示すように、記憶装置に格納する(ステップ
903)。
【0096】続いて、記憶装置に格納されている解答につい
ての添削処理が行われる(ステップ904)。ステップ
904の添削処理は、添削者が入力した添削内容を受け
付ける処理であるようにすることができる。
【0097】続いて、ステップ904の添削処理によって得
られた添削内容を、添削結果として、図7に示すよう
に、記憶装置に格納する(ステップ905)。
【0098】続いて、ステップ905で格納された添削結果
と共に送信すべき他教材情報を決定する(ステップ90
6)。ステップ906では、添削者が入力した他教材情
報を受け付ける処理であるようにしたり、図8に示した
テーブルを検索する処理であるようにしたりすることが
できる。
【0099】他教材情報を決定すると、図7に示した格納内
容において、該当する添削結果に対応する受講者識別情
報を参照し、決定した他教材情報および該添削結果を、
インターネット105を介して、参照した受講者識別情
報を有する受講者の受講者端末102に送信する(ステ
ップ906)。ここで、添削結果および他教材情報を電
子メールで送信するようにした場合には、例えば、図1
0に示すように、電子メール用の雛型を用意しておくと
便利である。図10に示す雛形では、例えば、受講者名
を入力して受講者を特定するための受講者名表示部10
01と、問題を特定するための情報を入力して問題を特
定する問題特定部1002と、採点結果を入力して採点
結果を示す採点結果表示部1003と、講師名を入力し
て講師を特定する講師名表示部1004と、コメントを
入力するためのコメント欄1005と、今後の対策を示
唆するためのメッセージを入力するためのメッセージ部
1006とが配置される。
【0100】なお、ステップ903で、受講者端末102か
らの受信内容を記憶装置に格納する際に、受信日時を示
す情報を付加するようにすると共に、ステップ907
で、添削結果を記憶装置に格納する際に、添削日時を示
す情報を付加するようにしておくことが好ましい。この
ようにすれば、受信した解答を添削するまでの期間を予
め決めておき、例えば、添削期日が迫った解答がある場
合に、ポップアップメッセージや警告音等を用いて通知
するなど、期間内に添削されないことがないようにする
ための日付管理を行うことが可能となる。
【0101】以上説明したように、本第1実施形態の通信シ
ステム101によれば、個々の受講者が、自分の自由な
時間に、所望の問題402について解答することができ
るのに加えて、添削結果と共に他教材情報を送信するこ
とで、多数の受講者に個別的な学習指導を行うことがで
きるようになる。
【0102】また、本第1実施形態の通信システム101に
よれば、問題402を解く際に、他のWebページを参
照することができるようにしているので、受講者が楽し
んで学習することができるようになる。
【0103】なお、上述した第1実施形態においては、添削
システム101は、より具体的には、添削者が、個別の
端末(以下、「添削者端末」と称す。)で添削を行うよ
うに構成することもできる。
【0104】このようにする場合の構成例を、図11に示
す。
【0105】図11において、図1と同じ構成要素には、同
じ符号を付与してある。1101は添削システム、11
02は教育事業者が使用する教育事業者端末、1103
は添削者が使用する添削者端末であり、図11に示すよ
うに、添削システム1101は、インターネット105
を介して接続される教育事業者端末1102および添削
者端末1103を備えて構成されるようになっている。
【0106】なお、添削者は、教育事業者の管理下に位置付
けられた存在である。また、教育事業者端末1102と
添削者端末1103との間は、インターネット105で
はなく、業者内LAN等の他の通信手段を介して接続さ
れるようにしてもよい。
【0107】教育事業者端末1102は、図12に示すよう
に、図6に示した問題受信ブロック601、教材ファイ
ル作成ブロック602、教材一覧ファイル作成ブロック
603、アップロードブロック604、解答受信ブロッ
ク605、添削結果送信ブロック607に加えて、解答
送信ブロック1201と、添削結果受信ブロック120
2とを有するようにする。
【0108】解答送信ブロック1201は、解答受信ブロッ
ク605の受信内容を添削者端末1103に送信するも
のである。また、添削結果受信ブロック1202は、解
答送信ブロック1201が送信した解答についての添削
結果を添削者端末1103から受信するものである。そ
こで、添削結果送信ブロック607は、添削結果受信ブ
ロック1202が受信した添削結果を送信することとな
る。
【0109】また、添削者端末1103は、図13に示すよ
うに、解答受信ブロック1301と、添削内容受付ブロ
ック1302と、添削結果送信ブロック1303とを有
するようにする。
【0110】解答受信ブロック1301は、教育事業者端末
1102からの送信内容を受信するものである。添削内
容受付ブロック1302は、解答受信ブロック1301
が受信した解答についての添削内容の入力を受け付ける
ものである。添削結果送信ブロック1303は、添削内
容受付ブロック1302が受け付けた添削内容を、添削
結果として教育事業者端末1102に送信するものであ
る。
【0111】ここで、添削結果送信ブロック607が添削結
果と共に送信すべき他教材情報を、添削者が入力するよ
うにしたい場合は、添削者端末1103において、添削
結果送信ブロック1303が、添削者によって入力され
た他教材情報をさらに送信するようにし、教育事業者端
末1102において、添削結果受信ブロック1202
が、添削者端末1103から送信される他教材情報をさ
らに受信するようにすればよい。
【0112】本例では、添削者が添削結果を送信したか否か
を教育事業者端末1102で管理したい場合を考慮し
て、添削結果を、一旦、添削者端末1103から教育事
業者端末1102に送信するようにしているが、添削結
果および他教材情報を、添削者端末1103から受講者
端末102に直接送信するようにしてもよい。 また、
上述した第1実施形態においては、教育事業者と問題提
供者とが、別の事業者であるものとしているので、問題
提供者103が設置されているが、教育事業者が問題4
02を作成する場合には、問題提供者端末103および
問題受信ブロック601が不要となるか、または、問題
提供者端末103が添削者端末1103と同様の扱いと
なる。
【0113】また、上述した第1実施形態において、図14
に示すように、図4(a)に示した教材ページの表示内
容に、質問内容を入力するための質問事項入力フォーム
1401がさらに記述されているようにしてもよい。
【0114】また、上述した第1実施形態において、図15
に示すように、教材ページの表示内容に、図4(a)に
示した受講者識別情報入力フォーム401および解答入
力フォーム403ではなく、受講者が受講者識別情報お
よび解答を電子メールで送信するための電子メールアド
レス1501が記述されているようにしてもよい。この
ようにする場合は、サーバ104上のCGIスクリプト
203は不要となる。なお、電子メールアドレス150
1は、クリックすると受講者端末102上のメールソフ
トを起動するHTMLタグを用いて表示されるようにす
ることができる。
【0115】また、上述した第1実施形態において、図4
(a)に示した教材ページの表示内容の例では、解答を
入力するための解答入力フォーム403が記述されてい
るようにしているが、問題402が選択問題であるよう
にした場合には、解答入力欄として、解答入力フォーム
403ではなく、図16に示すように、複数の選択枝か
ら任意の選択枝の指定を受け付けるためのラジオボタン
1601が記述されているようにすることができる。
【0116】このようにした場合、受講者端末102から添
削システム101に送信される解答は、ラジオボタン1
601によって指定された選択枝となる。また、このよ
うにした場合、添削システム101は、図17に示すよ
うに、図6に示した機能ブロック601〜607に加え
て、記憶装置に格納されている解答が正解であるか否か
を判定して採点を行い、採点結果を記憶装置に格納する
採点ブロック1701を、さらに備えるようにすること
ができ、このようにすれば、添削者が入力装置から入力
する添削内容を、コメント等で済ませることができるよ
うになる。
【0117】また、上述した第1実施形態において、図5に
示したリンクの様子の例では、教材一覧ページをトップ
に位置付けて、その配下に教材ページを位置付けるよう
にしているが、他のWebページを用意し、これらのW
ebページおよび教材一覧ページへのリンクボタンが記
述されているようにしたWebページを、トップに位置
付けるようにしてもよい。
【0118】ここで、用意される他のWebページは、例え
ば、教育事業者の事業内容等を紹介するWebページ
や、受講者登録を行うためのWebページや、受講体験
を行うためのサンプル用のWebページ、成績優秀者を
発表したWebページや、受講者に対する連絡事項を記
述したWebページなど、様々なWebページが考えら
れる。
【0119】そして、特に、教育事業者および受講者が任意
の文章を書き込み可能なWebページ(具体的には、掲
示板)を用意するようにすることができる。これによ
り、受講者の学習指導のみではなく、受講者のメンタル
ケアについてもフォローすることが可能となる。この際
に、教育事業者による掲示板の書き込みは、専門の担当
者に任せるようにすることが好ましい。
【0120】なお、用意される他のWebページのファイル
も、教材ファイル201および教材一覧ファイル202
と同様に、サーバ104上に記憶されるものである。
【0121】また、上述した例では、添削結果を電子メール
で受講者に送っている。その際、受講者に興味を持たせ
るため、画像を付加してもよい。例えば、成績のランク
に応じて複数種のイメージ、例えば、キャラクタを予め
用意しておき、受講者の添削結果に応じて、対応するキ
ャラクタ画像をメールに貼り付けることができる。さら
に、成績に応じて、対応するキャラクタをメールに自動
的に貼り付けるようにしてもよい。
【0122】以上説明したように、本第1実施形態の教育支
援システムによれば、受講者が、自分の自由な時間に、
所望の問題について解答し、多数の受講者に、個別的な
学習指導を行うことができる。
【0123】以上、本発明の第1の実施形態について説明し
た。
【0124】以下、本発明の第2実施形態について説明す
る。
【0125】図18は、本第2実施形態に係る教育支援シス
テムの全体構成図である。本システムは、クライアント
端末2001と、学校サーバ2004と、予習復習サー
バ2005とがネットワーク9を介して接続されてい
る。学校サーバ2004には、教職員端末6が接続され
ている。
【0126】クライアント1、学校サーバ2004、予習復
習サーバ2005および教職員端末6は、いずれもコン
ピュータシステムにより構成される。以下に説明する各
構成または各機能は、例えば、プログラムを実行するこ
とにより実現される。
【0127】クライアント端末2001は、学校サーバ20
04と通信する手段と、ユーザが情報を入力する入力手
段と、情報を表示する表示手段とを備える。たとえば、
表示手段には、学校サーバ2004から提供される後述
するインターフェース画面を表示させ、この画面を利用
して入力手段からの入力を受け付け、学校サーバ200
4へメッセージを送ることができる。
【0128】クライアント端末2001は、生徒またはその
保護者である父母等が使用する。クライアント端末20
01は、専用端末である必要はなく、通常の家庭用コン
ピュータを利用できる。クライアント端末2001は、
典型的にはWWWブラウザが動作可能なコンピュータを
利用することができる。
【0129】学校サーバ2004は、内部機能として、通信
制御部2041と、配信処理部2042と、コンテンツ
データベース2043と、受信データベース2044と
を備える。
【0130】通信制御部2041は、ネットワーク9に接続
された他の装置との通信を制御する。たとえば、コンテ
ンツデータベース2043に記憶されているコンテンツ
をクライアント端末2001へ送信して、各クライアン
ト端末2001に図19および図20に示すような画面
を表示させる。また、これらの画面で入力された情報を
が送信されてきたときに、これを受け付ける。
【0131】コンテンツデータベース2043は、クライア
ント端末2001へ提供するためのコンテンツを記憶す
る。すなわち、「学校からの連絡」として生徒または父
母へ提供する情報を記憶する。具体的には、教職員(校
長、学年主任、教科主任、各担任、事務部等)からのメ
ッセージまたは連絡事項(図19(b)参照)、学校の
年間行事予定、中間期末試験範囲の連絡、クラブからの
連絡事項(図20(b)参照)等をコンテンツデータベ
ース2043に記憶する。
【0132】受信データベース2044は、クライアント端
末2001から送信されてきたメッセージを蓄積する。
たとえば、図20(a)に示す連絡事項入力画面230
0から入力されたメッセージ等を記憶する。各メッセー
ジの送信先として、担任、部活動の顧問等教職員を指定
することができる。
【0133】配信処理部2042は、受信データベース20
44に蓄積されているクライアント端末2001から送
信されてきたメッセージを、それぞれの宛先の教職員端
末6へ配信する。また、配信処理部2042は、受信デ
ータベース2044に蓄積されているメッセージのう
ち、配信処理部2042は遅刻・欠席の連絡について
は、学年とクラスでソートすることができる。ソート結
果は、図示しない表示装置に表示させたり、図示しない
プリンタで印刷することができる。
【0134】予習復習サーバ2005は、生徒が授業の予習
または復習をするために、各教科ごとに問題を提供し、
採点結果を出力する。予習復習サーバ2005は、内部
機能として、通信制御部2051と、採点処理部205
2と、問題データベース2053と、答案データベース
2054とを備える。通信制御部2051は、ネットワ
ーク9に接続された他の装置との通信を制御する。問題
データベース2053は、各学年、各教科、各単元ごと
に予習または復習用の問題を記憶する。ここに記憶され
ている問題を、クライアント端末2001へ提供し、生
徒が答えた答案データを答案データベース2054に記
憶する。採点処理部2052は、クライアント端末20
01から送信されてきた答案データを受け取って、採点
を行う。
【0135】各教職員は、それぞれ、各自の教職員端末6を
利用して、自分宛てに送信されてきたメッセージを受け
取り、見ることができる。
【0136】次に、クライアント端末2001に表示される
表示画面例(図19および図20)と、本システムの画
面遷移の説明図(図21)を用いて、本システムでの処
理フローを説明する。
【0137】生徒または保護者がクライアント端末2001
から本システムにアクセスすると、図19(a)に示す
メイン画面2100が表示される。ここで、ユーザがい
ずれかのメニューを選択すると、個人認証を行った後、
各メニュー別の画面が表示される。たとえば、「学校か
らの連絡」が選択されると、メニュー210に示すメニ
ューの選択画面(図示せず)が表示される。
【0138】ここで、たとえば「校長から」が選択される
と、連絡事項表示2220として図19(b)に示すよ
うな校長からのメッセージが表示される。図19(b)
で、生徒が各項目を記入して送信ボタンを押すと、確認
通知が学校サーバ2004へ送信され、受信データベー
ス2043に蓄積される。
【0139】また、クラブからの連絡事項として、剣道部の
連絡事項を表示した例が図20(a)に示す連絡事項表
示画面2300である。
【0140】さらに、メイン画面2100で、「生徒から」
または「父母から」が選択されたとき、クライアント端
末2001には、図20(b)に示す入力画面2400
が表示される。ユーザは、宛先入力領域2401に、宛
先一覧2310の中から選択して、連絡事項の宛先を決
定できる。これにより送信されたメッセージは、配信処
理部42がそれぞれの宛先として指定された教職員へ転
送する。
【0141】本システムにより、学校と生徒または保護者間
のコミュニケーションをスムーズに行うことができるよ
うになる。
【0142】「予習復習のページ」が選択されると、予習復
習サーバ2005からクライアント端末2001へ、予
習復習のための問題等を含んだ画面を表示するための情
報が送信される。生徒は、クライアント端末2001か
ら予習復習を行うことができるようになる。
【0143】なお前記実施形態において説明した各構成は、
可能な限り組み合わせの変更、追加、省略等をすること
ができる。
【0144】以下、本発明の第3の実施形態について、学校
教育への適用を例にとり説明する。
【0145】図22に、本第3実施形態に係る教育支援シス
テムの構成を示す。
【0146】図示するように、本教育システムは、教育サー
バ3000と、ユーザシステム4000と、これらを接
続するインターネットなどのネットワーク5000を有
している。
【0147】ここで、教育サーバ3000と、端末装置40
00は、コンピュータシステムであり、そのハードウエ
アは、たとえば、CPUや、主記憶、ハードディスクな
どの固定型の記憶媒体を用いる外部記憶装置、可搬型の
記憶媒体を用いる外部記憶装置、ネットワークを介した
通信を制御する通信制御装置、キーボードやポインティ
ングデバイスなどの入力装置、表示装置などの出力装置
を備えた、一般的な電子計算機の構成を有する。そし
て、CPUが主記憶にロードされたプログラムを実行す
ることにより以下に説明する各処理の実行や、各データ
ベースの構築が行われる。また、各プログラムは、たと
えば、予め、外部記憶装置の固定型または可搬型の記憶
媒体に記憶され、必要に応じて主記憶にロードされ、C
PUによって実行される。
【0148】ただし、教育サーバ3000は、それぞれ単一
の電子計算機を用いて構成せず、以下に説明する機能を
分散することにより複数の電子計算機を用いて構成する
こともできる。
【0149】次に、ユーザシステム4000は、上記のよう
なハードウエア構成を有する電子計算機や、インターネ
ットに接続可能な携帯電話端末や、インターネットに接
続可能なPDAなどのインターネット端末装置である。
【0150】また、ユーザーシステムのソフトウエアによっ
て実現される機能構成は、電子メーラーや、Webブラウ
ザ等が稼働する一般的なインターネット端末としての構
成を含んでいる。
【0151】次に、図23に教育サーバ3000の内部構成
を示す。
【0152】図示するように、教育サーバ3000は、Web
サーバ3100と、Webアプリケーションサーバ320
0と、データベースシステム3300を有している。
【0153】また、Webアプリケーションサーバ3200
は、ユーザ情報処理部3210、連絡処理部3220、
宿題処理部3240、自宅学習処理部3250、フォー
ラム処理部3270を有する。
【0154】そして、連絡処理部3220は、連絡登録部3
221、連絡配信部3222、連絡状態抽出部322
3、連絡参照配信部3224を有しており、宿題処理部
3240は、問題作成部3241、宿題登録部324
2、解答受付部3243、採点部3244、学校側成績
情報提供部3245、生徒側成績情報提供部3246、
宿題参照情報提供部3247を有している。
【0155】ここで、Webサーバ3100は、ASP(Active Se
rver Page)や、JSP(Java Server Page)/Servletなどの
サーバサイドスクリプトが組み込まれたWebサーバ31
00であり、Webアプリケーションサーバ3200は、C
OM+、EJB(Java EnterpriseBeens)などにより構築された
ユーザ情報処理部3210、連絡処理部3220、宿題
処理部3240、自宅学習処理部3250、フォーラム
処理部3270などの業務アプリケーションプロセスを
実行するサーバである。なお、ASP(ActiveServer Pag
e)、JSP(Java Server Page)/Servlet、COM+、EJB(Java
EnterpriseBeens)は、いずれも商標である。
【0156】次に、データベースシステム3300は、ユー
ザ情報データベース3301、連絡情報データベース3
302、問題データベース3303、宿題データベース
3304、宿題成績データベース3305、自宅学習問
題データベース3306、フォーラム情報データベース
3307を有している。
【0157】以下各データベースの内容について説明する。
【0158】まず、図24に示すように、ユーザ情報データ
ベース3301には、各ユーザ毎に設けられたユーザ基
本情報と、ユーザ詳細情報が蓄積される。
【0159】ユーザ基本情報には、図24aに示すように、
ユーザ名、ユーザID、ユーザクラス、パスワードが記述
される。本実施形態では、ユーザクラスとして、学校ス
タッフと、生徒と、保護者とを用いる。
【0160】次に、ユーザ詳細情報には、そのユーザのユー
ザクラスによって異なる内容が記述される。
【0161】ユーザクラスが学校スタッフのユーザ詳細情報
には、図24のb1に示すようにユーザID、そのユーザの
学校での役職(校長/教頭/学年主任/クラス担任/教
科担当/クラブ顧問/事務スタッフなど)、担当学年、
担当組、担当教科、担当クラブなどが記述される。ま
た、ユーザクラスが生徒のユーザ詳細情報には、図24
のb2に示すように、ユーザID、所属学年、所属組、所
属クラブが記述される。また、ユーザクラスが保護者の
ユーザ詳細情報には、図24のb3に示すようにユーザ
IDと、当該保護者が保護する生徒(一般的には当該保護
者の子ども)のユーザIDが記述される。
【0162】次に、図25に示すように、連絡情報データベ
ース3302には、連絡毎に設けられた、連絡内容情報
と、連絡管理情報が蓄積される。
【0163】図25aに示すように連絡内容情報は、連絡I
D、連絡のタイトル、連絡内容が記述される。
【0164】また、図25bに示すように連絡管理情報に
は、連絡ID、連絡の種別を表す連絡種別、連絡先指定情
報、連絡受付日連絡先毎に設けられた連絡先情報が記述
される。
【0165】そして、各連絡先情報には、連絡先ユーザID
と、既読フラグが記述される。
【0166】次に、図26に示すように、問題データベース
3303には、問題分類情報、予め用意した問題毎に設
けられた問題情報を有する。
【0167】図26aに示すように、問題分類情報には、各
学年で取り扱う科目と、各学年の各科目で取り扱う項目
の対応が記述される。
【0168】また、図26bに示すように 問題情報は、問
題ID、問題が対応する学年を表す学年、問題が属する科
目を表す科目、問題の学習テーマを表す項目、問題のタ
イトルである細目、問題の難易を表す問題レベル、問題
の内容、その問題の正解、その問題を解答する上でのヒ
ントが記述される。
【0169】次に、図27に示すように、宿題データベース
3304には、宿題毎に宿題情報と、宿題管理情報が蓄
積される。
【0170】図27aに示すように、宿題情報には、宿題ID
と、宿題の科目、項目と、宿題の内容、宿題の解答と、
宿題のヒントが記述される。
【0171】また、図27bに示すように、宿題管理情報に
は、宿題ID、出題者ID、出題日、宿題期限日、宿題を課
された生徒毎に設けられた出題先が記述される。
【0172】そして、出題先には、宿題を課されたユーザの
ユーザIDと、提出済フラグが記述される。
【0173】次に、図28に示すように、宿題成績データベ
ース3305には、答案情報が蓄積される。
【0174】図示するように、答案情報には、その答案の対
象とする宿題の宿題ID、答案の提出者ユーザID、答案の
対象とする宿題の出題者ユーザID、答案の内容、提出日
時、答案の採点結果、得点、順位などが記述される。
【0175】次に、図29に示すように、フォーラム情報デ
ータベース3307には、フォーラム情報と、フォーラ
ムへの発言毎に発言情報が蓄積される。
【0176】図29aに示すように、フォーラム情報には、
フォーラムID、フォーラム名などが記述される。
【0177】また、図29bに示すように、発言情報には、
発言をしたフォーラムのフォーラムID、発言の発言ID、
発言が他の発言に対するものである場合の当該他の発言
IDを示す対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンド
ル名、発言日時、発言内容などが記述される。
【0178】以上データベースシステム3300の内容につ
いて説明した。
【0179】さて、本教育支援システムは、その機能とし
て、大別して学校からの連絡機能、保護者/生徒からの
連絡機能、フォーラム機能、宿題処理機能、自宅学習機
能、保護者参照機能を有している。以下、各機能毎に、
本教育支援システムの動作と構成の詳細について説明す
る。
【0180】まず、学校からの連絡機能について説明する。
【0181】この学校からの連絡機能は、連絡の登録、連絡
の配信、連絡状態の確認の3つの処理より実現される。
【0182】まず、連絡の登録の処理に着いて説明する。
【0183】学校スタッフが、ユーザシステム4000から
Webサーバ3100上に設けられたメインページにアク
セスすると、Webサーバ3100は、図30aに示すよう
に、エンターボタンを設けたメインページを、そのユー
ザシステムに送信し、表示させる。なお、本実施形態で
はページとは、Htmlベースで記述されたファイル、また
は、その表示物をさしている。
【0184】そして、学校スタッフがメインページ中のエン
ターボタンを選択すると、ユーザシステムのWebブラウ
ザは、エンターボタンにリンクされた、図30bに示す
ログインページへのアクセスをWebサーバ3100に発
行し、Webサーバ3100はログインページをユーザシ
ステムに送る。
【0185】ユーザシステムのWebブラウザは、送られたロ
グインぺージを表示し、このページ上でユーザよりユー
ザIDとパスワードの組の入力及びログインの指定を受付
け、ログインページ内の記述に従って、受け付けた内容
を特定可能な情報を伴うアクセスをWebサーバ3100
に行う。
【0186】Webサーバ3100は、ユーザのログイン入力
によるアクセスであると、入力されたユーザIDとパスワ
ードの組をユーザ情報処理部3210に渡し、ユーザ情
報処理部3210は、ユーザ情報データベース3301
に、ユーザIDとパスワードの組が登録されたユーザ基本
情報が存在しているかどうかを調べ、存在しない場合に
は、認証失敗をWebサーバ3100に返し、Webサーバ3
100は認証失敗を通知する失敗通知ページをユーザシ
ステムに送り表示させる。
【0187】一方、ユーザ情報処理部3210は、ユーザ情
報データベース3301に、ユーザIDとパスワードの組
が登録されたユーザ基本情報が存在している場合には、
認証成功と、そのユーザのユーザクラスとユーザ詳細情
報を、Webサーバ3100に応答し、これを受けたWebサ
ーバ3100は、ユーザクラスに応じたインメニューペ
ージをユーザシステムに送信する。また、Webサーバ3
100は、受け取ったユーザクラスとユーザ詳細情報
と、自身が生成したセッション識別子とをセッション情
報としてWebアプリケーションサーバ3200の各部よ
りアクセス可能に保持する。
【0188】ここでは、このユーザのユーザクラスは学校ス
タッフであるので、ユーザシステムに送信されるメイン
メニューページは、図31に示すような学校用メインメ
ニューページとする。
【0189】図示するように、学校用メインメニューページ
には、学校連絡機能に関するポータルとして、校長先生
からの連絡、事務部からの連絡、学年主任およびクラス
担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタンが設け
られている。また、学校用メインメニューページには、
ユーザ側からセッションを終了するためのログアウトボ
タンが設けられてる。
【0190】いま、ログインしたユーザの役職が校長である
場合を例にとると、ユーザシステムのWebブラウザは、
校長先生からの連絡ボタンが選択されると、メインメニ
ューページ内の記述に従って、校長先生からの連絡処理
を要求する連絡一覧表示要求をWebサーバ3100に対
して発行し、Webサーバ3100は、この要求を連絡処
理部3220の連絡登録部3221に中継する。
【0191】連絡登録部3221は、連絡一覧表示要求を受
け取ると、セッション情報から対象セッションのユーザ
のユーザクラスが校長であるかどうかを調べ、そうであ
ればセッション情報のユーザIDで連絡情報データベース
3302を検索し、連絡種別が校長先生からで、ユーザ
IDがセッション情報が示すユーザIDである連絡管理情報
と、連絡情報中のタイトルを抽出し、Webサーバ310
0に返す。なお、対象セッションは次のように判断す
る。すなわち、たとえば、ユーザ認証成功時にユーザシ
ステムにセッション識別子を記述したcookieをセット
し、ユーザシステムにおいてWebサーバ3100に発行
する各要求にこのcookieの内容を付随させ、Webサーバ
3100およびWebアプリケーションサーバ3200の
各部において要求に付随するcookie情報中のセッション
識別子より、この要求が対象としているセッションを判
断する。
【0192】Webサーバ3100は、返された情報に基づい
て、図32に示す連絡一覧ページを作成し、ユーザシス
テムに送信する。
【0193】この連絡一覧ページには、図示するように、過
去の校長先生からの各連絡についての、連絡受付日と、
タイトルと、連絡先表示ボタンと、連絡状況表示ボタン
の表示を含む。また、連絡一覧ページは、新規連絡作成
ボタンが設けられている。
【0194】一方、対象セッションのユーザのユーザクラス
が校長でなければ、校長先生からの連絡処理を要求され
た連絡登録部3221は、要求拒否をWebサーバ310
0に返し、Webサーバ3100は、権限無しによる要求
拒否を通知する失敗通知ページをユーザシステムに送り
表示させる。
【0195】さて、連絡一覧ページにおいて、新規連絡作成
ボタンが選択されると、ユーザシステムのWebブラウザ
は、連絡一覧ページ内の記述に従って、校長先生からの
新規連絡作成を要求するアクセスをWebサーバ3100
に行う。Webサーバ3100は、この要求を受けると、
図33に示すような校長先生からの新規連絡作成用ペー
ジをユーザシステムに送信する。
【0196】なお、ユーザシステムのWebブラウザが各ペー
ジのボタンの選択等により発行する要求に伴わせる各種
情報のうち、そのページで、ユーザから受け付けた情報
以外の情報は、そのページのブラインドの情報かcookie
としてWebサーバが、Webアプリケーションサーバの各部
からの情報や自己が管理する情報を用いて、予めユーザ
端末に引き渡したものである。以下の各要求においても
同様である。
【0197】図示するように、新規連絡作成用ページは、作
成年月日を受け付けるプルダウンリスト、連絡のタイト
ルを受け付けるタイトルフィールド、連絡内容を受け付
ける連絡内容フィールド、登録ボタンを有する。
【0198】ユーザシステムのWebブラウザは、新規連絡作
成用ページの記述に従って、作成年月日、タイトル、連
絡内容を受付る。また、登録ボタンが選択されたなら
ば、それまでに受け付けた内容を伴う校長先生からの連
絡登録要求をWebサーバ3100を介して連絡登録部3
221に発行する。
【0199】さて、校長先生からの連絡登録要求を受けた連
絡登録部3221は、連絡情報データベース3302中
に新たな連絡内容情報と、連絡管理情報を作成する。こ
の際、連絡内容情報の連絡IDには新たに与えた連絡ID
を、連絡のタイトル、連絡内容には連絡登録要求に伴っ
て通知された連絡内容を記述する。また、連絡管理情報
の連絡IDには連絡内容情報に付与した連絡IDを、連絡の
種別を表す連絡種別には校長先生を、連絡の発行者のユ
ーザIDにはセッション情報中のユーザIDを、連絡受付日
には連絡登録要求に伴って通知された受付日を記述す
る。
【0200】そして、連絡処理部3220は、Webサーバ3
100に登録成功と、連絡のタイトルと、付与した連絡
IDを返し、Webサーバ3100は、これに応答して図3
4に示す連絡先指定ページを生成し、ユーザシステムに
送信する。
【0201】図示するように、連絡先指定ページは、連絡の
タイトルと、連絡先を指定するラジオボタンと、生徒一
覧表示コマンドと、配信ボタンを有する。
【0202】さて、ユーザシステムのWebサーバ3100
は、連絡先指定ページの記述に従って、連絡先の指定を
受け付ける。連絡先の指定は、ラジオボタンのチェック
により、校長先生よりの連絡の場合は、全学校生徒、学
年の指定、クラスの指定、個々の生徒の指定の4つの方
法により受け付ける。
【0203】すなわち、全学校性、学年の指定、クラスの指
定の場合は、対応するラジオボタンのチェックが成さ
れ、配信ボタンが選択されると、連絡先指定ページの記
述に従って、ユーザシステムのWebサーバ3100は、
連絡先の指定内容と連絡IDを伴う連絡先登録要求をWeb
サーバ3100に発行する。
【0204】一方、個々の生徒の指定の場合は、その生徒の
属する学年とクラスに対応するラジオボタンのチェック
が成され、生徒一覧表示ボタンが選択されると、ユーザ
システムのWebサーバ3100は、指定内容と連絡IDを
伴う生徒別指定要求をWebサーバ3100に発行する。W
ebサーバ3100は、これをユーザ情報処理部3210
に中継する。生徒別指定要求を受けたユーザ情報処理部
3210は、ユーザ情報データベース3301のユーザ
詳細情報に指定された学年、クラスを所属学年、所属組
として持つ、ユーザ基本情報のユーザクラスが生徒のユ
ーザID、ユーザ名を抽出しWebサーバ3100に返し、W
ebサーバ3100は返された情報より図35に示す連絡
先個別指定ページを作成し、ユーザシステムに送信す
る。
【0205】この連絡先個別指定ページには、抽出された個
々のユーザ名と、各ユーザ名のユーザを連絡先として指
定するためのラジオボタンと、配信ボタンを有する。
【0206】ユーザシステムのWebサーバ3100は、連絡
先個別指定ページの記述に従って、連絡先の指定を生徒
単位に1または複数受対応するラジオボタンのチェック
により受付け、配信ボタンが選択されると、連絡先個別
指定ページの記述に従って、指定された1または複数の
生徒のユーザIDによる連絡先の指定内容と連絡IDと先の
連絡先指定ページにおける指定内容を伴う連絡先登録要
求をWebサーバ3100に発行する。
【0207】さて、このようにして連絡先登録要求を受けた
Webサーバ3100は、この要求を連絡登録部3221
に中継する。
【0208】連絡登録部3221は、まず、連絡先の指定内
容が全学校生徒や学年やクラスである場合には、ユーザ
情報データベース3301のユーザ詳細情報を参照し、
ユーザクラス、所属学年、所属組より、全学校生徒のユ
ーザIDや、指定された学年やクラスの生徒のユーザIDを
抽出し、これを連絡先ユーザIDセットとする。一方、連
絡先の指定内容が1または複数のユーザIDである場合に
は、これをそのまま連絡先ユーザIDセットとする。
【0209】そして、連絡先ユーザIDセットに属する各ユー
ザIDのそれぞれについて、連絡先登録要求に伴う連絡ID
を持つ連絡管理情報中に、連絡先情報を作成する。そし
て、各連絡先情報に、連絡先ユーザIDセット内のユーザ
IDを記述し、既読フラグを未読にセットする。また、連
絡先指定情報に、連絡先登録要求が示す連絡先指定ペー
ジにおける指定内容を記述する。
【0210】このようにして連絡先情報のセットが完了した
ならば、連絡登録部3221は、ユーザIDがセッション
情報が示すユーザIDである連絡管理情報と、連絡情報中
のタイトルを抽出し、Webサーバ3100に返す。
【0211】Webサーバ3100は、返された情報に基づい
て、図33に示す連絡一覧ページを作成し、ユーザシス
テムに送信する。
【0212】この結果、ユーザシステムのWebサーバ310
0によって表示された連絡一覧ページは、新たに登録さ
れた連絡が表示されることになる。
【0213】さて、ここで、学校用メインメニューページの
学校連絡機能に関するコマンドボタンのうちの、事務部
からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、ク
ラブ顧問からの連絡のボタンが選択された場合の動作
は、以上の校長先生からの連絡ボタンが押された場合と
ほぼ同様であるが、取り扱う連絡種別が校長ではなく、
事務部や、学年主任およびクラス担任や、クラブ顧問と
なる点と、以下の点が異なる。
【0214】すなわち、連絡先の指定としては、それぞれ、
学年主任およびクラス担任からの連絡の場合は図34の
連絡先個別指定ページで、クラス単位、生徒単位の連絡
先の指定を可能としており、クラブ顧問からの連絡の場
合は、図34の連絡先指定ページで、クラブ単位、生徒
単位の連絡先の指定を可能としている。
【0215】また、事務部からの連絡、クラブ顧問からの連
絡における新規連絡作成用ページでは、図36に示すよ
うに表形式におけるスケジュール表の作成を、試験日程
の連絡やクラブ活動日程の連絡のために可能としてい
る。
【0216】さて、次に連絡の配信の処理について説明す
る。
【0217】生徒は、学校スタッフの場合と同様に、ユーザ
システム4000からWebサーバ3100上に設けられ
た図30aのメインページにアクセスしエンターボタン
を選択して図30bのログインページにアクセスして、
ユーザIDとパスワードの組を入力し、ログインを指定す
る。
【0218】これに対して先程と同様にユーザ認証が成功す
ると、Webサーバ3100は、ユーザクラスに応じたイ
ンメニューページをユーザシステムに送信する。ここで
は、このユーザのユーザクラスは生徒であるので、ユー
ザシステムに送信されるメインメニューページは、図3
7に示すような生徒用メインメニューページとする。
【0219】図示するように、生徒用メインメニューページ
には、学校連絡機能に関するコマンドボタンとして、校
長先生からの連絡、事務部からの連絡、学年主任および
クラス担任からの連絡、クラブ顧問からの連絡のボタン
が設けられている。また、生徒用メインメニューページ
には、ユーザ側からセッションを終了するためのログア
ウトボタンが設けられてる。
【0220】いま、校長先生からの連絡の配信を例にとり説
明すると、ユーザシステムのWebブラウザは、校長先生
からの連絡ボタンが選択されると、生徒用メインメニュ
ーページ内の記述に従って、校長先生からの連絡配信処
理を要求するアクセスをWebサーバ3100に対して行
い、Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部32
20の連絡配信部3222に中継する。
【0221】連絡配信部3222は、校長先生からの連絡配
信処理を要求されると、連絡種別が校長であって、連絡
先ユーザIDに対象セッションのユーザのユーザIDが記述
された連絡先情報を持つ連絡管理情報と、これに対応す
る連絡内容情報中のタイトルとを、連絡情報データベー
ス3302より抽出し、これをWebサーバ3100に返
す。Webサーバ3100は、返された情報より、図38
に示す、校長先生よりの配信連絡一覧ページを作成して
ユーザシステムに送信する。
【0222】図示するように、配信連絡一覧ページには、各
連絡管理情報に対応する各行に、連絡受付日時、タイト
ル、既読の有無を表示したリストを表示する。既読の有
無は、抽出した連絡管理情報の対象セッションのユーザ
IDを持つ連絡先情報の既読フラグが既読を表している場
合には既に読んだ旨を、既読フラグが未読を表している
場合にはまだ読んでいない旨を表示する。
【0223】このような配信連絡一覧ページにおいて、ユー
ザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の行の選
択を受付、受け付けた行に対応する連絡の連絡IDを伴
う、配信要求をWebサーバ3100に送る。
【0224】これを受けたWebサーバ3100は、これを連
絡配信部3222に中継し、連絡配信部3222は、要
求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報を連絡情報データベ
ース3302から検索して、Webサーバ3100に返す
と共に、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の、対象
セッションのユーザのユーザIDが記述された連絡先情報
の既読フラグを既読にセットする。
【0225】Webサーバ3100は、連絡内容情報を受け取
ると、その内容を表示した図39に示すような連絡配信
ページを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0226】ユーザシステムのWebブラウザは受け取った連
絡配信ページを表示し、連絡配信ページ中に設けられた
戻るボタンが選択されたならば、校長先生からの連絡配
信処理を要求するアクセスをWebサーバ3100に対し
て行い、これによって、今回配信された連絡に対して既
読が表示された、校長先生よりの配信連絡一覧ページが
表示される。
【0227】なお、生徒用メインメニューページの、事務部
からの連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、ク
ラブ顧問からの連絡のボタンが選択された場合の動作
は、処理の対象となる連絡の連絡種別が校長ではなく、
事務部や、学年主任およびクラス担任や、クラブ顧問と
なるだけで、他の以上の校長先生からの連絡と同様であ
る。
【0228】次に、連絡状態の確認の処理について説明す
る。
【0229】いま、校長先生からの連絡の連絡状態の確認を
例にとると、先に説明した学校用メインメニューページ
の校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザシス
テムに表示される図32の連絡一覧ページにおいて、ユ
ーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の連絡
状況表示ボタンが選択されると、その連絡の連絡IDを伴
う連絡状態表示要求をWebブラウザに発行する。
【0230】Webブラウザは、この要求を連絡処理部322
0の連絡状態抽出部3223に中継し、絡状態抽出部
は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情報の各連絡先情
報を参照し、連絡先の総数、既読フラグが表す既読者と
未読者の数を求め、Webサーバ3100に返す。
【0231】Webサーバ3100は返された情報より図40
に示すような、その連絡についての連絡先の総数、既読
者数、未読者数を表示する連絡状態表示ページを作成
し、ユーザシステムに返す。
【0232】そして、ユーザシステムの、Webブラウザは、
この連絡状態表示ページ上で既読者数が選択されると既
読者一覧表示要求を、未読者数が選択されると未読者一
覧表示要求を、連絡IDと共にWebサーバ3100に発行
する。
【0233】Webサーバ3100は、この要求を連絡状態抽
出部3223に中継する。
【0234】そして、連絡状態抽出部3223は未読者一覧
表示要求を受け取った場合には、要求に伴う連絡IDを持
つ連絡管理情報の各連絡先情報のうち、既読フラグが未
読の連絡先ユーザIDを抽出し、抽出した連絡先ユーザID
をユーザIDとして持つユーザ基本情報中のユーザ名を得
て、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ310
0は、受け取ったユーザ名の一覧を表示した図41aに
示す未読者一覧表示ページを作成して、ユーザシステム
に送信する。
【0235】一方、連絡状態抽出部3223は既読者一覧表
示要求を受け取った場合には、要求に伴う連絡IDを持つ
連絡管理情報の各連絡先情報のうち、既読フラグが既読
の連絡先ユーザIDを抽出し、抽出した連絡先ユーザIDを
ユーザIDとして持つユーザ基本情報中のユーザ名を得
て、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ310
0は、受け取ったユーザ名の一覧を表示した図41bに
示す既読者一覧表示ページを作成して、ユーザシステム
に送信する。
【0236】ユーザシステムのWebブラウザは、受け取った
既読者一覧表示ページまたは未読者一覧表示ページを表
示する。
【0237】さて、ここで、本実施形態では、以上のような
連絡一覧ページにおいて、既に登録した連絡の連絡内容
や連絡先の確認も可能としている。
【0238】いま、校長先生からの連絡の連絡状態の確認を
例にとると、先に説明した学校用メインメニューページ
の校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザシス
テムに表示される図32の連絡一覧ページにおいて、ユー
ザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の連絡先
表示ボタンが選択されると、その連絡の連絡IDを伴う連
絡先表示要求をWebサーバ3100に発行する。
【0239】Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部
3220の連絡状態抽出部3223に中継し、連絡状態
抽出部3223は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡管理情
報の連絡先指定情報を抽出し、Webサーバ3100に返
す。Webサーバ3100は、受け取った連絡先指定情報
を表示するWebページをユーザシステムに送信し、表示
させる。ただし、連絡先指定情報が個々の生徒の指定の
場合は、連絡状態抽出部3223は、連絡管理情報の各
連絡先情報の連絡先ユーザIDを、ユーザ情報データベー
ス3301のユーザ詳細情報にを参照して対応するユー
ザ名を抽出して、連絡先指定情報Webサーバ3100に
返し、Webサーバ3100は返された連絡先指定情報と
ユーザ名を表示するWebページをユーザシステムに送信
し、表示させる。
【0240】同様に、先に説明した学校用メインメニューペ
ージの校長先生からの連絡ボタンの選択に応じてユーザ
システムに表示される図の連絡一覧ページにおいて、ユ
ーザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡のタイ
トルが選択されると、その連絡の連絡IDを伴う連絡先表
示要求をWebサーバ3100に発行する。
【0241】Webサーバ3100は、この要求を連絡状態抽
出部3223に中継し、連絡状態抽出部3223は、要
求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報のを抽出し、Webサ
ーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取っ
た連絡先内容情報を表示するWebページをユーザシステ
ムに送信し、表示させる。
【0242】以上、学校からの連絡機能について説明した。
【0243】次に、生徒または保護者からの連絡機能につい
て説明する。
【0244】ここで、保護者のユーザクラスのユーザが図3
0bのログインページからログインした場合には、図4
2に示す保護者用メインメニューページがWebサーバ3
100から送信され、ユーザシステムに表示される。
【0245】さて、生徒または保護者からの連絡機能は、大
きく分けて各種届提出機能と、一般連絡機能とに分ける
ことができる。
【0246】一般連絡機能は、取り扱う連絡種別が、ユーザ
のユーザクラスに応じて生徒または保護者となり、連絡
の流れが生徒または保護者から学校へ向かう流れである
ことを除き、学校からの連絡機能と同様である。一般連
絡機能における連絡の登録と連絡状態の確認の処理は、
生徒用メインメニューページのまたは保護者用メインメ
ニューページの生徒/保護者からの連絡ボタンがポータ
ルであり、連絡の配信の処理は学校用メインメニューペ
ージの生徒/保護者からの連絡がポータルとなってい
る。また、連絡先の指定としては、図34に示した連絡
先指定ページで、校長、各クラス担当、各学年担当、各
クラブ顧問、事務部を、連絡先とする指定を可能として
いる。ここで、この場合における、連絡先の指定に応じ
て連絡先情報に含める連絡先ユーザIDは、学校スタッフ
のユーザ詳細情報の役職、担当学年、担当組、担当教
科、担当クラブより求める。
【0247】ところで、以上の説明では、学校からの連絡機
能では連絡先を生徒のみ、一般連絡機能では生徒保護者
からの連絡先は学校側のユーザのみとしたが、これはた
とえば、学校からの連絡先として保護者を指定できるよ
うにしたり、先生間、生徒間、保護者間など任意のユー
ザ間で連絡を可能とするようにしてよい。
【0248】次に、各種届連絡機能について説明する。
【0249】いま、遅刻、欠席届を提出場合を例にとり説明
する。
【0250】各種届提出機能における連絡の登録と連絡状態
の確認の処理は、図42の保護者用メインメニューペー
ジの各種届提出ボタンがポータルであり、連絡の配信の
処理は学校用メインメニューページの各種届ボタンがポ
ータルとなっている。また、連絡先は、自動的に受け付
けるようにしてる。
【0251】ここで、各種届提出機能は、取り扱う連絡種別
が届であることと、連絡作成のユーザインタフェース
と、連絡配信のユーザインタフェースを除き、保護者よ
りの一般連絡機能とほぼ同様である。
【0252】さて、図42の保護者用メインメニューページ
には、各種届連絡機能に関するコマンドボタンとして、
各種届提出のボタンが設けられている。ユーザシステム
のWebブラウザは、各種届提出のボタンが選択される
と、保護者用メインメニューページ内の記述に従って、
届作成要求をWebページに送信する。Webサーバ3100
は、この要求に応じて図43に示す届け作成ページを作
成し、ユーザシステムに送信する。
【0253】さて、届け作成ページには、図示するように、
生徒学年及びクラスのプルダウンリスト、氏名の入力フ
ィールド、届け種別のチェックボックス、届け対象期間
のプルダウンリスト、事由の入力フィールドと、提出ボ
タンが設けられている。
【0254】ユーザシステムのWebブラウザは、届け作成用
ページの記述に従って、生徒学年及びクラス、氏名、届
け種別、届け対象期間、事由の入力を受付る。また、提
出ボタンが選択されたならば、それまでに受け付けた内
容を伴う届提出要求をWebサーバ3100を介して連絡
処理部3220の連絡登録部3221に発行する。
【0255】届提出要求を受けた連絡登録部3221は、連
絡情報データベース3302中に新たな連絡内容情報
と、連絡管理情報を作成する。この際、連絡内容情報の
連絡IDには新たなに与えたIDを、連絡のタイトルには届
け種別を、連絡内容には連絡登録要求に伴って通知され
た生徒学年、クラス、氏名、届け対象期間、事由を構造
化して記述する。また、連絡管理情報の連絡IDには連絡
内容情報に付与した連絡IDを、連絡の種別を表す連絡種
別には届を、連絡の発行者のユーザIDにはセッション情
報中のユーザIDを、連絡受付日には連絡登録要求を受け
取った日を記述する。
【0256】そして、連絡登録部3221は、役職がクラス
担当で、連絡登録要求に伴って通知された生徒学年、ク
ラスに、担当学年、担当クラスが一致するユーザ詳細情
報のユーザIDと、役職が事務部のユーザ詳細情報のユー
ザIDとを抽出し、抽出した各ユーザIDについて、そのユ
ーザIDを連絡先ユーザIDとし、既読フラグを未読にセッ
トした連絡先情報を、連絡管理情報に登録する。
【0257】次に、図31の学校用メインメニューページに
は、各種届連絡機能のポータルとして、各種届のボタン
が設けられている。ユーザシステムのWebブラウザは、
各種届のボタンが選択されると、学校用メインメニュー
ページ内の記述に従って、届表示要求をWebページに送
信する。Webサーバ3100は、この要求を連絡処理部
3220の連絡配信部3222に中継する。
【0258】届表示要求を受けた連絡配信部3222は、連
絡種別が届であって、連絡先ユーザIDに対象セッション
のユーザのユーザIDが記述された連絡先情報を持つ連絡
管理情報を検索し、これから抽出した既読フラグの内容
と、抽出した連絡管理情報と同じ連絡IDを持つ、連絡内
容情報をWebサーバ3100に返す。また、連絡管理情
報の対象セッションのユーザのユーザIDが記述された連
絡先情報の既読フラグを既読にセットする。Webサーバ
3100は、返された情報より、図44に示すように、
連絡内容に構造化されて記述されている生徒学年、クラ
ス毎に、タイトルとして記述されている届け種別、連絡
内容の氏名、届種別、届け対象期間、事由、既読の有無
を一行にまとめた表を表示する届表示ページを作成し、
ユーザシステムに送信する。
【0259】これを受けたユーザシステムのWebブラウザ
は、これを表示する。
【0260】以上、生徒/保護者からの連絡機能について説
明した。
【0261】次に、フォーラム機能について説明する。
【0262】図31の学校用メインメニューページ、図37
の生徒用メインメニューページ、図42の保護者用メイ
ンメニューページには、フォーラム機能へのポータルと
してフォーラムボタンが設けられている。
【0263】ユーザシステムのWebブラウザはフォーラムボ
タンが選択されるとフォーラム一覧表示要求をWebブラ
ウザに送信する。これを受けたWebブラウザはフォーラ
ム処理部3270にこれを渡し、フォーラム処理部32
70はフォーラム情報データベース3307のフォーラ
ム情報を参照してフォーラム名とそのフォーラムIDをWe
bサーバ3100に返し、Webサーバ3100はフォーラ
ム名の一覧を表示したフォーラム一覧表示ページを作成
し、ユーザシステムに送信する。
【0264】ユーザシステムのWebブラウザは受け取ったフ
ォーラム一覧表示ページ上で、いずれかのフォーラム名
の選択を受け付けると、フォーラム一覧表示ページの記
述に従って選択されたフォーラムのフォーラムIDを伴う
フォーラム参加要求をWebサーバ3100に送る。
【0265】これを受け取ったWebサーバ3100は、フォ
ーラム処理部3270にこれを中継し、フォーラム処理
部3270は、要求に伴うフォーラムIDを持つ発言情報
をフォーラム情報データベース3307より検索し、発
言ID、対象発言ID、発言のタイトル、発言者のハンドル
名をWebサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、
受け取った情報より、各発言のタイトルと発言者のハン
ドル名とを、その発言が他の発言に対する発言である場
合には、どの発言に対して成されたものかを認識可能に
階層的に表示する発言一覧ページを生成し、ユーザシス
テムに送る。ここで、発言一覧ページはフォーラムIDを
含む
【0266】ユーザシステムのWebブラウザは、発言一覧ペ
ージ中のいづれかの発言のタイトルが選択されると、発
言一覧ページ中の記述に従ってその発言の発言IDを伴う
発言表示要求をWebサーバ3100に送信し、Webサーバ
3100はこれをフォーラム処理部3270に送信し、
フォーラム処理部3270は受け取った発言IDを発言ID
として持つ発言情報を検索し、その内容をWebサーバ3
100に返し、Webサーバ3100は、受け取った発言
のタイトル、発言者のハンドル名、発言日時、発言内容
を表示する発言表示ページを作成しユーザシステムに送
る。ここで、発言一覧ページはフォーラムIDを含む
【0267】一方、ユーザシステムのWebブラウザは、発言
一覧ページ、発言表示ページ上に設けられた発言ボタン
が選択されたならば、発言要求をWebサーバ3100に
送り、Webサーバ3100は、これに応答して、発言用
ページを作成し、ユーザシステムに送る。ここで、発言
表示ページ上に設けられた発言ボタンによる要求によっ
て送信された発言用ページは、フォーラムIDと、その発
言表示ページで表示された発言IDが対象発言IDとして含
まれ、発言一覧ページ上に設けられた発言ボタンによる
要求によって送信された発言用ページは、フォーラムID
と、対象発言IDとして無しが含まれる。ユーザシステム
のWebブラウザはこの発言用ページ上で、発言のタイト
ル、ハンドル名、発言内容を受付、登録ボタンが押され
たならば、受け付けた内容と、発言用ページに含まれる
対象発言IDを伴う発言登録要求をWebサーバ3100に
送る、Webサーバ3100は、これをフォーラム処理部
3270に中継する。フォーラム処理部3270は、新
たな発言情報を作成し、要求に伴うフォーラムID、新た
に付与した発言ID、要求に伴う対象発言ID、発言のタイ
トル、発言者のハンドル名、現在日時である発言日時、
発言内容を登録する。そして、登録が完了したならば、
要求に伴うフォーラムIDを持つ発言情報をフォーラム情
報データベース3307より検索し、発言ID、対象発言
ID、発言のタイトル、発言者のハンドル名をWebサーバ
3100に返す。Webサーバ3100は、先程と同様
に、発言一覧ページを生成し、ユーザシステムに送る。
【0268】以上、フォーラム機能について説明した。
【0269】次に宿題機能について説明する。
【0270】宿題機能は、大きく分けて、問題作成処理、宿
題登録処理、解答受付処理、採点処理、学校側成績表示
処理、生徒側成績表示処理より実現される。
【0271】まず、問題作成処理について説明する。
【0272】さて、図31の学校用メインメニューページに
は問題作成処理のポータルとして問題登録ボタンが設け
られている。
【0273】ユーザシステムのWebブラウザは、問題登録ボ
タンが選択されると、これに応答してWebサーバ310
0は図45に示す問題作成用ページをユーザシステムに
送信する。
【0274】ユーザシステムのWebブラウザは、この問題作
成用ページ上で、問題が対応する学年を表す学年、問題
が属する科目を表す科目、問題の種類を表す項目、問題
の難易を表す問題レベルをプルダウンメニューにより、
細目、問題の内容、その問題の正解、その問題のヒント
をタイプフィールドにより受け付ける。ここで、科目と
しては例えば、国語、算数、理科、社会、英語などの学
科目を受付、項目としては科目が英語であれば、助動
詞、動詞など、その問題で学習するテーマ、細目として
は、そのテーマ内での問題の個別内容を示すものを受け
付ける。
【0275】そして、問題作成用ページ上の登録ボタンが選
択されたならば、問題作成用ページ上で受け付けた内容
を伴う問題登録要求をWebサーバ3100に送信し、Web
サーバ3100はこれを宿題処理部3240の問題作成
部3241に送る。問題作成部3241は、要求に伴い
受け取った内容を、問題データベース3303に新たに
作成した問題情報にそれぞれ登録する。このとき、新た
なに生成した問題IDを問題情報に付与する。
【0276】なお、以上のような問題作成ページを用いた問
題情報の登録の手法の他、別途学校サーバにFTPサーバ
などを設け、これを介して、インターネットとを介し
て、問題情報提供書から直接、問題データベース330
3に問題情報を登録できるようにするのがよい。
【0277】次に、宿題登録処理について説明する。
【0278】この宿題登録処理へのポータルとして、図31
の学校用メインメニューページには宿題ボタンが設けら
れている。
【0279】ユーザシステムのWebブラウザは、学校用メイ
ンメニューページの宿題ボタンが選択されると、Webサ
ーバ3100に宿題一覧要求を送信し、Webサーバ31
00よりこの要求の転送を受けた宿題処理部3240の
宿題登録部3242は、出題者IDが対象セッションのユ
ーザIDである宿題管理情報と、その宿題管理情報と同宿
題IDの宿題情報の学年、科目、項目を抽出し、これをWe
bサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、受け取
った宿題の学年、科目、項目、出題日、提出期限を一行
にまとめた一覧を表示した図46に示す宿題一覧表示ペ
ージを作成し、ユーザシステムに送信する。
【0280】宿題一覧表示ページには新規作成ボタンが設け
られており、ユーザシステムのWebブラウザは、宿題一
覧ページの新規作成ボタンが選択されると、Webサーバ
3100にに出題科目出題先選択要求を送信し、これに
応答してWebサーバ3100は図47aに示す科目出題先
選択用ページをユーザシステムに送信する。
【0281】ユーザシステムのWebブラウザは、この科目出
題先選択用ページ上で、出題先の学年、クラスと、科目
と、出題日と、提出期限日の入力を受付、選択ボタンが
選択されると受け付けた内容を伴う項目選択要求をWeb
サーバ3100に送信する。
【0282】Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿
題処理部3240の宿題登録部3242は、問題データ
ベース3303の問題分類情報を参照し、要求に伴う学
年、科目に対応する学年、科目で取り扱う項目を抽出
し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ3100は、
これを受けて図47bに示す項目選択ページを生成し、
ユーザシステムに送る。
【0283】ユーザシステムのWebブラウザは、項目選択ペ
ージ上で項目の選択を受付、選択ボタンが押されると、
項目選択ページの記述に従って、出題先の学年、クラス
と、科目と、出題日と、提出期限日と、受け付けた項目
を伴う問題選択要求をWebサーバ3100に送信する。
【0284】Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿
題登録部3242は、問題情報を参照し、要求に伴う学
年、科目、項目を持つ問題情報から問題ID、細目、難易
度を抽出し、Webサーバ3100に返す。Webサーバ31
00は、これを受けて図48に示す問題選択ページを生
成し、ユーザシステムに送る。
【0285】ユーザシステムのWebブラウザは、問題選択ペ
ージ上で1または複数の細目の選択を受付、出題ボタン
が押されると、問題選択ページの記述に従って、出題先
の学年、クラスと、出題日と、提出期限日と、選択され
た細目に対応する問題IDの一覧を伴う問題登録要求をWe
bサーバ3100に送信する。
【0286】Webサーバ3100から要求の転送を受けた宿
題登録部3242は、新たに生成した同じ宿題IDを持つ
宿題情報と、宿題管理情報を生成し、宿題情報には、要
求に伴う宿題の科目、項目を、宿題管理情報には、要求
に伴う出題者ID、出題日、宿題の期限日を登録する。
【0287】また、宿題管理情報の出題者IDには対象セッシ
ョンのユーザのユーザIDを登録し、各出題先には、要求
に伴う出題先の学年、クラスを持つユーザ詳細情報のユ
ーザIDをそれぞれ登録し、それらの提出済フラグを未提
出にセットする。
【0288】また、要求に伴う問題IDに対応する各問題情報
を検索し、宿題内容には検索した問題情報の問題内容
を、それぞれに、一連の問題番号を付して格納する。そ
して、宿題ヒントには検索した問題情報のヒントを、そ
のヒントに対応する問題内容に付した問題番号を付して
格納し、宿題解答には検索した各解答情報の解答を、そ
の解答情報に対応する問題内容に付した問題番号を付し
て格納する。
【0289】次に、解答受付処理と、採点処理について説明
する。
【0290】この解答受付処理、採点処理へのポータルとし
て、図37の生徒用メインメニューページには宿題ボタ
ンが設けられている。
【0291】ユーザシステムのWebブラウザは、生徒用メイ
ンメニューページの宿題ボタンが選択されると、Webサ
ーバ3100に宿題一覧表示要求を送信し、Webサーバ
3100はこの要求を宿題処理部3240の解答受付部
3243に中継する。
【0292】解答受付部3243は、宿題管理情報を参照
し、出題日が本日以降で、出題先に、対象セッションの
ユーザのユーザIDを含む宿題IDと出題日と提出期限と提
出済フラグを抽出し、抽出した宿題IDを持つ宿題情報の
宿題の科目、項目を抽出する。そして、抽出した各情報
を、Webサーバ3100に返す。
【0293】Webサーバ3100は、受け取った情報より、
抽出された各宿題IDの宿題について、出題日と、提出期
限と、科目、項目と、提出済フラグより求まる提出の有
無を各行に提出期限が本日を過ぎているものについては
強調表示した表示した宿題の一覧を表示する図49の受
取宿題一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信
する。
【0294】ユーザシステムのWebサーバ3100は、この
受取宿題一覧表示ページ上で、未提出の宿題の選択を受
付、選択された宿題の宿題IDを含む宿題転送要求をWeb
サーバ3100に送る。この要求の転送を受けた解答受
付部3243は、要求に伴う宿題IDの宿題情報を検索
し、宿題内容とヒントをWebサーバ3100に返す。
【0295】Webサーバ3100は、返された情報より図5
0aに示す宿題ページを生成し、ユーザシステムに送
る。図示するようにこの宿題ページは、宿題情報の宿題
内容に含まれる各問題内容と各問題内容に対する答入力
欄を問題番号と共に表示したものであり、宿題情報に同
じ問題番号のヒントが存在する問題内容の表示には、ヒ
ントボタンが設けられている。
【0296】ユーザシステムのWebブラウザは、この宿題ペ
ージ上でヒントボタンが選択される、宿題ページの記述
に従って、そのヒントボタンに対応する問題番号と宿題
IDを伴うヒント表示要求をWebサーバ3100に送信す
る。Webサーバ3100から要求の転送を受けた解答受
付部3243は、宿題IDに対応する宿題情報のその問題
番号のヒントを抽出し、Webサーバ3100に返し、Web
サーバ3100は、このヒントを表示する図50bに示
すヒント表示ページを作成し、ユーザシステムに送り、
新たなウインドウに表示させる。
【0297】一方、ユーザシステムのWebブラウザは、宿題
ページ上で各問題内容に対する答の入力を受付、提出ボ
タンが選択されたならば、宿題IDを伴う受け付けた各問
題番号の答えと、提出者のユーザIDを伴う答案提出要求
をWebサーバ3100に送信する。
【0298】ここで、宿題ページには対応する宿題IDと対象
セッションのユーザIDがブラインド情報として含まれて
おり、以上の宿題ページ上のヒントボタンによるヒント
の表示や、解答入力の受付と提出ボタンの選択による提
出要求の発行は、セッション終了後でも行うことができ
る。また、解答入力の受付はインターネットに接続して
いない状態でも行うことができる。
【0299】すなわち、生徒であるユーザは、宿題ページを
受信後、インターネットとの接続を解放し、その後、適
宜インターネットに接続してヒントを見ながら、宿題に
解答し、終了後にインターネットに接続して解答を提出
することができる。
【0300】さて、答案提出要求を受けたWebサーバ310
0から要求の転送を受けた解答受付部3243は、宿題
成績データベース3305に、新たな答案情報を生成
し、受け取った宿題ID、ユーザID、宿題IDで宿題管理情
報を検索して求まる出題者ユーザID、解答の内容、現在
日時である提出日時を格納し、採点部3244にこの答
案情報の処理を要求する。また、受け取った宿題IDを持
つ宿題管理情報の、受け取ったユーザIDを持つ出題先の
提出済フラグを提出済みとする。
【0301】そして、処理を要求された採点部3244は、
処理対象の答案情報と同じ宿題IDを持つ宿題情報から各
問題番号の解答を抽出し、これと各問題番号の答えを比
較して、各問題番号の正誤を求め、求めた各問題番号に
ついての正誤を、作成した答案情報の採点結果に登録
し、採点結果に基づく得点、順位を登録する。ここで得
点は、たとえば100×正当数/問題数により求め、順
位としては、同じ問題IDを持つ答案情報の得点を参照し
て求まる上から何番目の得点かを用いる。また、この順
位を登録する際には、この答案情報と同じ宿題IDを持つ
全ての答案情報について順位を算出し直し更新する。
【0302】次に、生徒側成績表示処理について説明する。
【0303】生徒側成績表示処理に関するポータルとして
は、図37の生徒用メインメニューページに成績一覧ボ
タンが設けられている。
【0304】ユーザシステムのWebブラウザは、成績一覧ボ
タンが選択されると、Webサーバ3100に成績一覧表
示要求を送信する。この要求を受けたWebサーバ310
0は、これを宿題処理部3240の生徒側成績情報提供
部3246に転送し、生徒側成績情報提供部3246
は、対象セッションのユーザIDを持つ答案情報を検索
し、検索した各答案情報から科目、項目、得点、順位、
提出日を抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Web
サーバ3100は、受け取った各答案情報の科目毎に、
項目、得点、順位、提出日を一行に表示した図51に示
す成績一覧表示ページを作成し、ユーザシステムに送信
してWebブラウザに表示させる。
【0305】次に、学校側成績表示処理について説明する。
【0306】図46に示した宿題一覧表示ページにおいて、
いずれかの宿題に対応する行が選択されると、ユーザシ
ステムのWebブラウザは、宿題一覧表示ページの記述に
従って、選択された宿題の宿題IDを伴う成績表示要求を
Webサーバ3100に送信する。
【0307】こWebサーバ3100から、この要求の転送を
受けた宿題処理部3240の学校側成績情報提供部32
45は、まず、要求に伴う宿題IDの宿題管理情報の出題
先の提出済フラグが未提出のユーザIDを抽出し、未提出
者ユーザセットとする。
【0308】次に、要求に伴う宿題IDの答案情報を検索し、
そのユーザID、採点結果、得点、順位を抽出し、採点結
果セットとする。
【0309】次に、採点結果セットを解析し、各問題番号の
問題中の小問、各問題番号の問題、宿題全体に対する正
答率を求め、これを正答率情報とする。
【0310】そして、ユーザセットと採点結果セットのユー
ザIDをユーザ基本情報を参照してユーザ名に変換し、こ
れらを正答率情報と共にWebサーバ3100に返す。
【0311】Webサーバ3100は、返された情報より、未
提出者一覧と、宿題の小問、問題、宿題全体に対する正
答率一覧と、答案の各提出者の各問題の小問に対する採
点結果と得点と順位と提出日を表示した採点結果一覧を
表示する、図52の成績集計表示ページを作成し、ユー
ザシステムに送信しWebブラウザに表示させる。
【0312】以上、宿題機能について説明した。
【0313】なお、本宿題機能は、学校内において、生徒に
学校内のユーザシステムを使用させて行う試験などにも
同様に適用することができる。
【0314】次に自宅学習機能について説明する。
【0315】図37の生徒メインメニューには、この自宅学
習機能へのポータルとして自宅学習ボタンが設けられて
いる。
【0316】この自宅学習ボタンの選択によりユーザシステ
ムのWebブラウザより発行される要求に対して、Webサー
バ3100、自宅学習処理部3250、自宅学習用デー
タベースは、前記第1実施形態におけるサーバと同様に
機能する。
【0317】ただし、自宅学習機能には、前記宿題機能と同
様の採点機能などを持たせるようにしてもよい。すなわ
ち、宿題作成ページで作成した課題を宿題として出題先
を指定して出題するのではなく、出題先を指定せずに自
宅学習ボタンの選択により表示される課題選択ページ上
で、生徒が自由に選択できるようにしてもよい。また、
この場合において、各課題を表示したページ上で質問を
生徒よりの連絡として受付、各課題の担当者に配信する
ようにしてもよい。また、この質問や質問に対する応答
のメッセージは、対応づけてデータベースに蓄積し、生
徒が後に随時参照できるようにするのがよい。また、各
生徒がどの課題を行ったかや、各課題に対してどのよう
な成績であったかをデータベースに蓄積し、学校側や保
護者が参照できるようにしてもよい。また、課題の得点
に対して所定の基準により合否を求め、課題選択ページ
上で、まだ行っていない課題や、合否が否であった課題
を区別可能に表示するようにしてもよい。
【0318】次に、保護者の参照機能について説明する。
【0319】保護者の参照機能は、保護者が生徒である被保
護者への学校からの連絡や、被保護者の成績一覧を参照
可能とする機能である。
【0320】すなわち、保護者が生徒である被保護者への学
校からの連絡の参照のために、図42の保護者メインメ
ニューページには、校長先生からの連絡、事務部からの
連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧
問からの連絡、宿題一覧が設けられている。
【0321】いま、たとえば、図42の保護者メインメニュ
ーページの校長先生からの連絡参照ボタンが押される
と、ユーザシステムのWebブラウザは、校長先生からの
連絡配信参照を要求するアクセスをWebサーバ3100
に対して行い、Webサーバ3100は、この要求を連絡
処理部3220の連絡参照配信部3224に中継する。
【0322】連絡参照配信部3224は、校長先生からの連
絡配信参照を要求されると、連絡種別が校長であって、
連絡先ユーザIDに対象セッションのユーザのユーザIDが
記述されたユーザ詳細情報の被保護ユーザIDの連絡先情
報を持つ連絡管理情報と、これに対応する連絡内容情報
中のタイトルとを、連絡情報データベース3302より
抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Webサーバ3
100は、返された情報より、図38に示した配信連絡
一覧ページと同様な、校長先生よりの配信連絡一覧参照
ページを作成してユーザシステムに送信する。
【0323】このような配信連絡一覧ページにおいて、ユー
ザシステムのWebブラウザは、いずれかの連絡の行の選
択を受付、受け付けた行に対応する連絡の連絡IDを伴
う、参照要求をWebサーバ3100に送る。
【0324】これを受けたWebサーバ3100は、これを連
絡参照配信部3224に中継し、連絡参照配信部322
4は、要求に伴う連絡IDを持つ連絡内容情報を連絡情報
データベース3302から検索して、Webサーバ310
0に返す。ただし、このとき、連絡内容情報に対応する
連絡管理情報における連絡先情報の未読フラグの既読へ
のセットは行わない。
【0325】Webサーバ3100は、連絡内容情報を受け取
ると、その内容を表示した図39に示した連絡配信ペー
ジと同様の連絡配信参照ページを作成し、ユーザシステ
ムに送信する。
【0326】保護者メインメニューページの、事務部からの
連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧
問からの連絡ボタンによる動作も同様である。
【0327】一方、保護者メインメニューページの宿題一覧
ボタンが選択されると、Webサーバ3100に宿題一覧
参照要求を送信し、Webサーバ3100はこの要求を宿
題処理部3240の宿題参照情報提供部3247に中継
する。
【0328】宿題参照情報提供部3247は、宿題管理情報
を参照し、出題日が本日以降で、出題先に、対象セッシ
ョンのユーザのユーザIDのユーザIDが記述されたユーザ
詳細情報の被保護ユーザIDを含む宿題IDと出題日と提出
期限と提出済フラグを抽出し、抽出した宿題IDを持つ宿
題情報の宿題の科目、項目を抽出する。そして、抽出し
た各情報を、Webサーバ3100に返す。
【0329】Webサーバ3100は、受け取った情報より、
抽出された各宿題IDの宿題について、出題日と、提出期
限と、科目、項目と、提出済フラグより求まる提出の有
無を各行に提出期限が本日を過ぎているものについては
強調表示した表示した宿題の一覧を表示する、図49の
受取宿題一覧表示ページと同様な、宿題一覧表示参照ペ
ージを作成し、ユーザシステムに送信し、Webブラウザ
に表示させる。
【0330】また、保護者メインメニューページの成績一覧
ボタンが選択されると、Webサーバ3100に成績一覧
参照要求を送信する。この要求を受けたWebサーバ31
00は、これを宿題処理部3240の生徒側成績情報提
供部3246に転送し、生徒側成績情報提供部3246
は、対象セッションのユーザIDのユーザIDが記述された
ユーザ詳細情報の被保護ユーザIDを持つ答案情報を検索
し、検索した各答案情報から科目、項目、得点、順位、
提出日を抽出し、これをWebサーバ3100に返す。Web
サーバ3100は、受け取った各答案情報の科目毎に、
項目、得点、順位、提出日を一行に表示した、図51に
示す成績一覧表示ページと同様の成績一覧参照ページを
作成し、ユーザシステムに送信してWebブラウザに表示
させる。
【0331】以上、本発明の第3実施形態について説明し
た。
【0332】なお、以上のの第3実施形態において、学校
用、保護者用、生徒用メインメニューページのボタンの
選択以降に表示される各ページには戻るボタンが設けら
れており、この戻るボタンの選択に応じて、学校サーバ
は、その直前に表示していたページを必要に応じて再生
成し、ユーザシステムに送信する。
【0333】ところで、学校用メインメニューページの各種
届ボタン、生徒/保護者からの連絡ボタン、生徒用メイ
ンメニューページの校長先生からの連絡、事務部からの
連絡、学年主任およびクラス担任からの連絡、クラブ顧
問からの連絡ボタンは、当該ボタンに対応する連絡種別
の連絡管理情報であって、対象セッション中のユーザID
と未読を表す既読フラグが連絡先情報に登録された連絡
管理情報が存在する場合に、その連絡種別の未読の連絡
があることを通知するために、点滅などの強調表示を行
うように、Webサーバが各メインメニューを作成するよ
うにしてもよい。
【0334】また、以上では、学校サーバで一つの学校のみ
をカバーする場合について説明したが、単一の学校サー
バにおいて、各学校毎にその機能にパーティションを設
けることにより、複数の学校についての処理を行うよう
にすればよい。ただし、この場合において、問題データ
ベースは、少なくとも一部の問題情報について複数の学
校間で共用できるようにするのがよい。また、異なる学
校のユーザ、たとえば、先生間の連絡も可能とするよう
にしてもよい。
【0335】また、以上では、本教育支援システムを学校に
適用する場合について説明したが、本教育支援システム
は、幼稚園、保育園、託児所など任意の教育機関に同様
に適用することができる。この場合において前記問題に
代えて絵本やお話を提供したりするようにしてもよい。
【0336】また、本教育支援システムにおける各種連絡機
能は、さまざまな組織における連絡に同様に適用するこ
とができる。たとえば、海外の各種邦人学校への、所轄
官庁からの連絡などに適用することができる。
【0337】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、教育機
関における各種業務の遂行を支援することにより、教育
関係者により、教育の本質に根ざした活動のための時間
を提供することができる。また、教育機関と生徒、父母
とのコミュニケーションの緊密化が図られるよう支援す
ることができる。また、本発明は、教育機関および被教
育者が、より効率的、効果的に被教育者の学力の充実を
図る活動ができるよう支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る教育支援システムの構成図
である。
【図2】第1実施形態に係るサーバ上のファイル構成を
示す説明図である。
【図3】第1実施形態に係る教材一覧ページの表示内容
および教材一覧ファイルの構成を示す説明図である。
【図4】第1実施形態に係る教材ページの表示内容およ
び教材一覧ファイルの構成を示す説明図である。
【図5】第1実施形態に係る受講者の操作に伴って表示
されるWebページのリンクの様子を例示した説明図で
ある。
【図6】第1実施形態に係る添削システムの機能ブロッ
ク図である。
【図7】第1実施形態に係る解答受信ブロックおよび添
削内容受付ブロックによって記憶装置に格納される内容
の一例を示す説明図である。
【図8】第1実施形態に係る教材ファイルの識別情報と
他教材情報とを対応付けたテーブルの一例を示す説明図
である。
【図9】第1実施形態に係る添削システムの動作例を示
すフローチャートである。
【図10】第1実施形態に係る添削結果および他教材情
報を電子メールで送信する場合の雛型を例示した説明図
である。
【図11】第1実施形態に係る教育支援システムの他の
構成図である。
【図12】第1実施形態に係る他の構成時の教育業者端
末の機能ブロック図である。
【図13】第1実施形態に係る他の構成時の添削者端末
の機能ブロック図である。
【図14】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内
容を示す説明図である。
【図15】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内
容を示す説明図である。
【図16】第1実施形態に係る教材ページの他の表示内
容を示す説明図である。
【図17】第1実施形態に係るラジオボタン利用時の教
育支援システムの機能ブロック図である。
【図18】第2実施形態に係る教育支援システムの全体
構成図である。
【図19】第2実施形態に係る教育支援システムの表示
内容を示す図である。
【図20】第2実施形態に係る教育支援システムの表示
内容を示す図である。
【図21】第2に実施形態に係る教育支援システムの画
面遷移の説明図である。
【図22】本発明の第3実施形態に係る教育支援システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の第3実施形態に係る教育サーバの構
成を示すブロック図である。
【図24】本発明の第3実施形態に係るユーザ情報デー
タベースの内容を示す図である。
【図25】本発明の第3実施形態に係る連絡情報データ
ベースの内容を示す図である。
【図26】本発明の第3実施形態に係る問題データベー
スの内容を示す図である。
【図27】本発明の第3実施形態に係る宿題データベー
スの内容を示す図である。
【図28】本発明の第3実施形態に係る宿題成績データ
ベースの内容を示す図である。
【図29】本発明の第3実施形態に係るフォーラム情報
データベースの内容を示す図である。
【図30】本発明の第3実施形態に係る連絡一覧ページ
の内容を示す図である。
【図31】本発明の第3実施形態に係る学校用メインメ
ニューページの内容を示す図である。
【図32】本発明の第3実施形態に係るメインページと
ログインページの内容を示す図である。
【図33】本発明の第3実施形態に係る新規連絡作成用
ページの内容を示す図である。
【図34】本発明の第3実施形態に係る連絡先指定ペー
ジの内容を示す図である。
【図35】本発明の第3実施形態に係る連絡先個別指定
ページの内容を示す図である。
【図36】本発明の第3実施形態に係る新規連絡作成用
ページの内容を示す図である。
【図37】本発明の第3実施形態に係る生徒用メインメ
ニューページの内容を示す図である。
【図38】本発明の第3実施形態に係る校長先生よりの
配信連絡一覧ページの内容を示す図である。
【図39】本発明の第3実施形態に係る連絡配信ページ
の内容を示す図である。
【図40】本発明の第3実施形態に係る連絡状態表示ペ
ージの内容を示す図である。
【図41】本発明の第3実施形態に係る未読者/既読者
一覧表示ページの内容を示す図である。
【図42】本発明の第3実施形態に係る保護者用メイン
メニューページの内容を示す図である。
【図43】本発明の第3実施形態に係る届け作成ページ
の内容を示す図である。
【図44】本発明の第3実施形態に係る届表示ページの
内容を示す図である。
【図45】本発明の第3実施形態に係る問題作成用ペー
ジの内容を示す図である。
【図46】本発明の第3実施形態に係る宿題一覧表示ペ
ージの内容を示す図である。
【図47】本発明の第3実施形態に係る科目出題先選択
用ページの内容を示す図である。
【図48】本発明の第3実施形態に係る問題選択ページ
の内容を示す図である。
【図49】本発明の第3実施形態に係る受取宿題一覧表
示ページの内容を示す図である。
【図50】本発明の第3実施形態に係る宿題ページとヒ
ント表示ページの内容を示す図である。
【図51】本発明の第3実施形態に係る成績一覧表示ペ
ージの内容を示す図である。
【図52】本発明の第3実施形態に係る成績集計表示ペ
ージの内容を示す図である。
【符号の説明】
101…添削システム、102…受講者端末、103…
問題提供者端末、104…サーバ、105…インターネ
ット、201…教材ファイル、202…教材一覧ファイ
ル、301…リンクボタン、302…HTMLタグ群、
401…受講者識別情報入力フォーム、402…問題、
403…解答入力フォーム、404…リンクボタン、4
05…HTMLタグ群、406…命令群、601…問題
受信ブロック、602…教材ファイル作成ブロック、6
03…教材一覧ファイル作成ブロック、604…アップ
ロードブロック、605…解答受信ブロック、606…
添削結果受付ブロック、607…添削結果送信ブロッ
ク、1101…添削システム、1102…教育事業者者
端末、1103…添削者端末、1201…解答送信ブロ
ック、1202…添削結果受信ブロック、1301…解
答受信ブロック、1302…添削内容受付ブロック、1
303…添削結果送信ブロック、1401…質問事項入
力フォーム、1501…電子メールアドレス、1601
…ラジオボタン、1701…採点ブロック、2001…
クライアント端末、2004…学校サーバ、2005…
予習復習サーバ、2006…教職員端末、3000…教
育サーバ、3100…Webサーバ、3200…Webアプリ
ケーションサーバ、3210…ユーザ情報処理部、32
20…連絡処理部、3221…連絡登録部、3222…
連絡配信部、3223…連絡状態抽出部、3224…連
絡参照配信部、3240…宿題処理部、3241…問題
作成部、3242…宿題登録部、3243…解答受付
部、3244…採点部、3245…学校側成績情報提供
部、3246…生徒側成績情報提供部、3247…宿題
参照情報提供部、3250…自宅学習処理部、3270
…フォーラム処理部、3300…データベースシステ
ム、3301…ユーザ情報データベース、3302…連
絡情報データベース、3303…問題データベース、3
304…宿題データベース、3305…宿題成績データ
ベース、3306…自宅学習問題データベース、330
7…フォーラム情報データベース、4000…ユーザシ
ステム、5000…ネットワーク

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受講者が使用する受講者端末との間が通信
    手段を介して接続される添削システムであって、 少なくとも分野別にグループ分けされた複数の問題のフ
    ァイルのいずれかについて、その解答を、前記受講者端
    末から受信する解答受信手段と、 前記解答受信手段が受信した解答についての添削結果
    を、該解答の送信元の受講者端末に送信する添削結果送
    信手段とを有し、 前記添削結果送信手段は、 送信すべき情報として、添削結果に対応する問題と同じ
    分野に属する他の問題についての情報が存在する場合に
    は、その情報を該添削結果と共に送信することを特徴と
    する添削システム。
  2. 【請求項2】少なくとも分野別にグループ分けされた問
    題および解答入力欄を受講者に提示するための情報が記
    述されているWebページのファイル(以下、「教材フ
    ァイル」と称す。)を、受講者に対して閲覧可能に複数
    記憶しているサーバと、当該サーバと受講者が使用する
    受講者端末とにインターネットに接続される添削システ
    ムとを有する教育支援システムであって、 前記添削システムは、 前記サーバ上の教材ファイルについて、該教材ファイル
    中の解答入力欄に入力された解答、および、該教材ファ
    イルの識別情報を、前記受講者端末から受信する解答受
    信手段と、 前記解答受信手段が受信した解答についての添削結果
    を、該解答の送信元の受講者端末に送信する添削結果送
    信手段とを有し、 前記添削結果送信手段は、 送信すべき情報として、添削結果に対応する教材ファイ
    ルと問題が同じ分野に属する他の教材ファイルについて
    の情報が存在する場合、その情報を、該添削結果と共に
    送信することを特徴とする教育支援システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の教育支援システムにおい
    て、 前記添削システムの前記添削結果送信手段が添削結果と
    共に送信する他の教材ファイルについての情報は、 該他の教材ファイル自体、または、該他の教材ファイル
    を前記サーバ上で受講者が閲覧するために必要な情報で
    あることを特徴とする教育支援システム。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の教育支援システム
    において、 前記添削システムは、 複数の教材ファイルを記憶する教材ファイル記憶手段
    と、 前記教材ファイル記憶手段が記憶している教材ファイル
    を前記サーバにアップロードするアップロード手段とを
    さらに有することを特徴とする教育支援システム。
  5. 【請求項5】請求項2または3記載の教育支援システム
    において、 前記サーバには、 閲覧対象となる教材ファイルを受講者が選択指示するた
    めの情報が記述されているWebページのファイル(以
    下、「教材一覧ファイル」と称す。)が、受講者に対し
    て閲覧可能にさらに記憶されており、 前記添削システムは、 複数の教材ファイルを記憶する教材ファイル記憶手段
    と、 前記教材一覧ファイルを記憶する教材一覧ファイル手段
    と、 前記教材ファイル記憶手段が記憶している教材ファイ
    ル、および、前記教材一覧ファイル記憶手段が記憶して
    いる教材一覧ファイルを、前記サーバにアップロードす
    るアップロード手段とをさらに有することを特徴とする
    教育支援システム。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載の教育支援システム
    において、 前記添削システムと、前記教材ファイルに記述すべき問
    題を提供する提供者端末との間が、インターネットを介
    してさらに接続され、 前記添削システムは、前記提供者端末から問題を受信す
    る問題受信手段をさらに有することを特徴とする教育支
    援システム。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5または6記載の教育
    支援システムにおいて、 前記添削システムは、 前記教材ファイル中の解答入力欄が、複数の選択枝から
    任意の選択枝の指定を受け付ける構成で記述されている
    場合に、 該解答入力欄によって指定された選択枝が正解であるか
    否かを判定し、判定結果に基づいて採点を行う採点手段
    をさらに有することを特徴とする教育支援システム。
  8. 【請求項8】請求項2、3、4、5、6または7記載の
    教育支援システムにおいて、 前記添削システムは、 インターネットまたは他の通信手段を介して接続した添
    削者端末と、 前記解答受信手段の受信内容を前記添削者端末に送信す
    る解答送信手段と、 前記解答送信手段が送信した解答についての添削結果
    を、前記添削者端末から受信する添削結果受信手段とを
    さらに有し、 前記添削結果送信手段は、 前記添削結果受信手段が受信した添削結果を送信するこ
    とを特徴とする教育支援システム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の教育支援システムにおい
    て、 前記添削システムの前記添削結果受信手段は、 前記添削結果送信手段が添削結果と共に情報を送信すべ
    き他の教材ファイルの指定を、前記添削者端末からさら
    に受信することを特徴とする教育支援システム。
  10. 【請求項10】請求項2、3、4、5、6、7、8また
    は9記載の教育支援システムにおいて、 前記添削結果は、電子メールを用いて送受信されること
    を特徴とする教育支援システム。
  11. 【請求項11】受講者が使用する受講者端末との間がイ
    ンターネットを介して接続されたサーバであって、 少なくとも分野別にグループ分けされた問題および解答
    入力欄を受講者に提示するための情報が記述されている
    Webページのファイルを、受講者に対して閲覧可能に
    複数記憶していることを特徴とする問題提供サーバ。
  12. 【請求項12】受講者が使用する受講者端末との間がイ
    ンターネットを介して接続されたサーバであって、 少なくとも分野別にグループ分けされた問題および解答
    入力欄を受講者に提示するための情報が記述されている
    Webページのファイル(以下、「教材ファイル」と称
    す。)を、受講者に対して閲覧可能に複数記憶している
    と共に、 起動元の教材ファイルの識別情報、および、該教材ファ
    イル中の解答入力欄に入力された解答を、前記受講者端
    末が所定の宛先に送信するよう制御するプログラムを、
    記憶しており、 前記教材ファイルには、 前記プログラムを起動するための命令群が埋め込まれて
    いることを特徴とする問題提供サーバ。
  13. 【請求項13】受講者が使用する受講者端末との間がイ
    ンターネットを介して接続されたサーバであって、 少なくとも分野別にグループ分けされた問題、解答入力
    欄、および、受講者識別情報入力欄を受講者に提示する
    ための情報が記述されているWebページのファイル
    (以下、「教材ファイル」と称す。)を、受講者に対し
    て閲覧可能に複数記憶していると共に、 起動元の教材ファイルの識別情報、該教材ファイル中の
    解答入力欄に入力された解答、および、該教材ファイル
    中の受講者識別情報入力欄に入力された受講者識別情報
    を、前記受講者端末が所定の宛先に送信するよう制御す
    るプログラムを、記憶しており、 前記教材ファイルには、 前記プログラムを起動するための命令群が埋め込まれて
    いることを特徴とする問題提供サーバ。
  14. 【請求項14】請求項11、12または13記載の問題
    提供サーバにおいて、 前記教材ファイルには、 他のWebページを受講者が閲覧するために必要な情報
    が、さらに記述されていることを特徴とする問題提供サ
    ーバ。
  15. 【請求項15】請求項11、12、13または14記載
    の問題提供サーバにおいて、 閲覧対象となる教材ファイルを受講者が選択指示するた
    めの情報が記述されているWebページのファイルを、
    受講者に対して閲覧可能にさらに記憶していることを特
    徴とする問題提供サーバ。
  16. 【請求項16】学校の教員または事務職員からのメッセ
    ージ、学校行事の予定、または、クラブ活動の予定に関
    する情報を提供する情報提供手段と、 学校の生徒または保護者から、教員または事務職員宛て
    の連絡を受け付ける受付手段と、 前記受付手段が受け付けた連絡を、前記宛先の教員また
    は事務職員へ転送する転送手段と、を有する教育支援シ
    ステム。
  17. 【請求項17】ユーザが使用する複数のユーザ端末とネ
    ットワークを介して接続される連絡サーバであって、 前記連絡サーバは、 Webページを提供するWebサーバと、 連絡情報データベースと、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの
    登録要求を受け付ける登録要求受付手段と、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介して前記登録要求を発行したユーザより、連
    絡メッセージと連絡先のユーザの指定を含む連絡登録情
    報を受け付ける連絡受付手段と、 前記連絡登録情報を受け付けたユーザを識別する登録要
    求ユーザ識別手段と、受け付けた連絡登録情報に含まれ
    る連絡メッセージと、受け付けた連絡登録情報に含まれ
    る連絡先のユーザの識別である連絡先ユーザ情報と、識
    別した当該連絡登録情報を受け付けたユーザの識別であ
    る連絡元ユーザ情報とを含めた連絡情報を前記連絡情報
    データベースに登録する連絡登録手段と、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介してユーザより発行された連絡メッセージの
    受取要求を受け付ける受取要求受付手段と、 前記受取要求を発行したユーザを識別する受取要求発行
    ユーザ識別手段と、 識別した前記受取要求を発行したユーザが、前記連絡先
    ユーザ情報に登録されている連絡情報を前記連絡情報デ
    ータベースより抽出する連絡抽出手段とを有し、 抽出された連絡情報の連絡メッセージを前記受取要求を
    発行したユーザが使用するユーザ端末に送信する連絡配
    信手段とを有することを特徴とする連絡サーバ。
  18. 【請求項18】請求項17記載の連絡サーバであって、 連絡受付手段が受け付けた連絡登録情報の連絡種別を、
    識別した当該連絡登録情報を受け付けたユーザ、もしく
    は、当該ユーザよりの指定に基づいて決定する連絡種別
    決定手段を有し、 前記連絡登録手段は、前記連絡情報に、当該連絡情報に
    対応する連絡登録情報について決定された連絡種別を登
    録し、 前記受取要求受付手段は、前記Webサーバが提供するWeb
    ページを介して、前記ユーザ端末を介してユーザより発
    行された連絡種別を指定した連絡メッセージの受取要求
    を受け付け、 前記連絡抽出手段は、識別した前記受取要求を発行した
    ユーザが連絡先ユーザ情報に登録され、かつ、指定され
    た連絡種別が登録されている連絡情報を前記連絡情報デ
    ータベースより抽出することを特徴とする連絡サーバ。
  19. 【請求項19】請求項17または18記載の連絡サーバ
    であって、 前記連絡配信手段が連絡メッセージを送信した場合、当
    該連絡メッセージが登録された連絡情報に、当該連絡情
    報に登録されている連絡先ユーザ情報に既読の旨を表す
    既読情報を登録する既読管理手段と、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介してユーザより発行された配信状況照会要求
    を受け付ける配信状況照会要求受付手段と、 前記配信状況照会要求を発行したユーザを識別する配信
    要求発行ユーザ識別手段と、 識別した前記配信状況照会要求を発行したユーザが、連
    絡元ユーザ情報に登録されている連絡情報に登録されて
    いる連絡先ユーザ情報を前記連絡情報データベースより
    抽出する配信状態情報抽出手段と、 抽出された連絡先情報の既読情報に従って、当該連絡情
    報の連絡メッセージの配信状況、もしくは、当該連絡情
    報の連絡メッセージの当該連絡情報の連絡先情報に登録
    されているユーザの連絡メッセージの既読の有無を、当
    該配信状況照会要求を発行したユーザが使用するユーザ
    端末に送信する連絡配信手段とを有することを特徴とす
    る連絡サーバ。
  20. 【請求項20】請求項18もしくは19記載の連絡サー
    バを有する教育支援システムであって、 教育機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、 教育機関生徒または教育機関生徒保護者が使用する前記
    ユーザ端末とを有し、 前記連絡種別は、少なくとも、教育機関スタッフの役職
    毎に設けられた複数の連絡種別を含み、 前記生徒がユーザ端末を介して前記連絡メッセージの受
    取要求を発行するWebページには、前記連絡種別毎に受
    取要求の発行の指示を当該生徒より受け付けるための表
    示オブジェクトが設けられていることを特徴とする教育
    支援システム。
  21. 【請求項21】ネットワークを介して接続される、教育
    機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、教育機関生
    徒または教育機関生徒の保護者である被教育者側利用者
    が使用する前記ユーザ端末と、支援サーバとを有する教
    育支援システムであって、 前記支援サーバは、 Webページを提供するWebサーバと、 届情報データベースと、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介して被教育者側利用者より発行された届登録
    要求を受け付ける登録要求受付手段と、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介して前記届登録要求を発行した被教育者側利
    用者より、届種別と、届内容とを含む届登録情報を受け
    付ける連絡受付手段と、 受け付けた届登録情報に含まれる届種別と届内容とを含
    めた届情報を前記届情報データベースに登録する連絡登
    録手段と、 前記Webサーバが提供するWebページを介して、前記ユー
    ザ端末を介して教育機関スタッフより発行された届受取
    要求を受け付ける受取要求受付手段と、 届受取要求を受け付けた場合に前記届情報データベース
    より届情報を抽出する届抽出手段とを有し、 抽出された各届情報の届種別と届内容とをリスト形式に
    まとめた届け情報を生成し、前記届受取要求を発行した
    教育機関スタッフが使用するユーザ端末に送信する届配
    信手段とを有することを特徴とする教育支援システム。
  22. 【請求項22】請求項21記載の教育支援システムであ
    って、 前記届種別は、欠席届と遅刻届の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする教育支援システム。
  23. 【請求項23】ネットワークを介して接続される、教育
    機関スタッフが使用する前記ユーザ端末と、教育機関生
    徒が使用する前記ユーザ端末と、支援サーバとを有する
    教育支援システムであって、 前記支援サーバは、 問題と当該問題の正解が記述された問題情報を、当該問
    題の属する分類を付与して蓄積した問題データベース
    と、 課題データベースと、 採点データベースと、 前記ユーザ端末を介して前記教育機関スタッフより、課
    題の出題先の教育機関生徒の指定と、課題に含める1ま
    たは複数の問題情報の指定を前記分類を用いた階層的な
    指定法により受付け、受け付けた出題先教育機関生徒と
    問題情報の指定を、課題情報として前記課題データベー
    スに蓄積する課題作成手段と、 前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒に、前記課題デ
    ータベースに蓄積された、当該教育機関生徒が出題先教
    育機関生徒に含まれる課題情報に指定された問題情報が
    表す問題よりなる課題を配信する課題配信手段と、 前記ユーザ端末を介して各教育機関生徒が提出した、前
    記宿題の答案を受信する答案受信手段と、 受信した答案を、当該答案に対応する課題情報に指定さ
    れた問題情報が表す正解と照合して採点し、採点結果
    を、前記採点データベースに蓄積する採点手段とを有す
    ることを特徴とする教育支援システム。
  24. 【請求項24】請求項23記載の教育支援システムであ
    って、 成績通知手段を有し、 前記採点手段は、 前記採点結果を、前記採点により当該採点結果を得た答
    案を提出した教育機関生徒と対応づけて前記採点データ
    ベースに蓄積し、 前記成績通知手段は、前記ユーザ端末を介して教育機関
    生徒が発行した成績表示要求を受付、当該教育機関生徒
    と対応づけて前記採点データベースに蓄積されている採
    点結果を抽出し、当該教育機関生徒に送信することを特
    徴とする教育支援システム。
  25. 【請求項25】請求項23または24記載の教育支援シ
    ステムであって、 前記採点手段は、前記採点結果を、前記採点により当該
    採点結果を得た答案に対応する課題を出題した教育機関
    スタッフと対応づけて前記採点データベースに蓄積し、 前記成績通知手段は、前記ユーザ端末を介して教育機関
    スタッフが発行した課題結果表示要求を受付け、当該教
    育機関スタッフと対応づけて前記採点データベースに蓄
    積されている採点結果を抽出し、当該教育機関スタッフ
    に、採点結果に基づく成績状況を課題採点結果情報とし
    て送信することを特徴とする教育支援システム。
  26. 【請求項26】請求項25記載の教育支援システムであ
    って、 前記課題採点結果情報は、課題の出題先毎の採点結果の
    一覧、または、前記採点結果を集計して求まる課題に含
    まれる各問題もしくは課題の正答率を含むことを特徴と
    する教育支援システム。
  27. 【請求項27】請求項23、24、25または26記載
    の教育支援システムであって、 前記課題作成手段は、課題を出題した教育機関スタッフ
    の識別を、当該課題の課題情報に含めて前記課題データ
    ベースに蓄積し、 前記支援サーバは、 前記課題データベースに蓄積された課題情報それぞれに
    ついての、当該課題情報で指定される出題先教育機関生
    徒それぞれについての、前記答案受信手段による答案の
    受信の有無を答案提出情報として管理する答案提出管理
    手段と、 前記ユーザ端末を介して教育機関スタッフが発行した答
    案提出状況紹介要求を受付け、前記答案提出状態に基づ
    いて、当該教育機関スタッフと対応づけて前記課題デー
    タベースに蓄積されている課題情報それぞれについて
    の、当該課題情報の出題先教育機関生徒の、答案の提出
    状況を送信することを特徴とする教育支援システム。
  28. 【請求項28】請求項23、24、25または26記載
    の教育支援システムであって、 前記支援サーバは、 前記課題データベースに蓄積された課題情報それぞれに
    ついての、当該課題情報で指定される出題先教育機関生
    徒それぞれについての、前記答案受信手段による答案の
    受信の有無を答案提出情報として管理する答案提出管理
    手段と、 前記ユーザ端末を介して教育機関生徒が発行した課題一
    覧表示要求を受付け、前記答案提出状態に基づいて、当
    該教育機関生徒が出題先教育機関生徒に含まれる課題情
    報それぞれについての、当該課題一覧表示要求を発行し
    た出題先教育機関生徒の、答案の提出状況を送信するこ
    とを特徴とする教育支援システム。
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