JP2003118937A - 糸撚り継ぎ装置 - Google Patents

糸撚り継ぎ装置

Info

Publication number
JP2003118937A
JP2003118937A JP2002296474A JP2002296474A JP2003118937A JP 2003118937 A JP2003118937 A JP 2003118937A JP 2002296474 A JP2002296474 A JP 2002296474A JP 2002296474 A JP2002296474 A JP 2002296474A JP 2003118937 A JP2003118937 A JP 2003118937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
splicing
splicing device
prism
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002296474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4065754B2 (ja
Inventor
Wolfgang Irmen
イルメン ヴォルフガング
Bernhard Schmitz
シュミッツ ベルンハルト
Norbert Corres
コレス ノルベルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by W Schlafhorst AG and Co filed Critical W Schlafhorst AG and Co
Publication of JP2003118937A publication Critical patent/JP2003118937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4065754B2 publication Critical patent/JP4065754B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • B65H69/06Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
    • B65H69/061Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの糸端部を空気力式に結合するために圧
縮空気で負荷可能な撚り継ぎ通路を有する糸撚り継ぎ装
置を改良し、当該装置をコンパクトにしかつ当該装置の
操作を容易にすること。 【解決手段】 糸撚り継ぎ装置(10)が2つの回転可
能に支承されたプリズム部分(27,28)を有し、該
プリズム部分(27,28)がそれぞれ糸受取り位置
(I)と撚り継ぎ位置(II)との間で旋回可能であ
り、両方のプリズム部分(27,28)が撚り継ぎ位置
(II)にて相互間に撚り継ぎ通路(44)が形成され
るように該プリズム部分(27,28)が構成されてい
ること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載した糸撚り継ぎ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2つの糸端を空気力式に結合するための
糸撚り継ぎ装置は自動綾巻き機と関連して相当前から公
知で、多数の特許明細書に記載されている。
【0003】この場合にはいわゆる糸撚り継ぎヘッドに
配置された撚り継ぎ通路の糸挿入スリットが撚り継ぎ過
程の間閉じられないままである撚り継ぎ装置も、前記糸
挿入スリットが撚り継ぎ過程の間、特別なカバーエレメ
ントによって閉鎖される糸撚り継ぎ装置も公知である。
【0004】DE3935536C2号明細書には撚り
継ぎヘッドの撚り継ぎ通路がほぼ円形の横断面を有して
いる糸撚り継ぎ装置が記載されている。撚り継ぎ通路に
は接線方向に圧縮空気吹込み開口が開口している。さら
に撚り継ぎ通路はその上側に一貫したスリットを有し、
このスリットを介し、撚り継ぎしようとする糸端が通さ
れることができる。この糸挿入スリットは撚り継ぎプロ
セスの間、カバーエレメントによって閉鎖されることが
できる。
【0005】このようなカバーエレメントを有している
か又は有していない糸撚り継ぎ装置は実地において原則
的には評価されている。もちろん、カバーのない撚り継
ぎ装置においては糸端を撚り継ぎ通路へ挿入する場合に
時には困難が発生する。何故ならばこの糸撚り継ぎ装置
においては糸挿入スリットはたいてい比較的に幅狭く構
成されているからである。
【0006】撚り継ぎ通路が、旋回可能に支承されたカ
バーエレメントで閉鎖可能である糸撚り継ぎ装置はしば
しば、比較的に嵩高であるという欠点を有している。つ
まり、このような糸撚り継ぎ装置は比較的に大きな組込
み空間を必要とする。
【0007】
【特許文献1】DE3935536C2号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の公知技術から出発して前述の欠点を有していない糸撚
り継ぎ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば請求項1に記述した装置によって解決された。
【0010】本発明の有利な実施例は従属請求項の対象
である。
【0011】本発明による構成は、一方ではこのような
装置をきわめてコンパクトに構成でき、他方では撚り継
ぎしようとする糸端を問題なく撚り継ぎ通路の領域に位
置決め可能であるとの利点を有している。つまり、回動
可能に支承された2つのプリズム部分を使用することに
より、簡単な形式で、吸込みノズルもしくはグリッパ管
を通して供給された糸端を確実に撚り継ぎ通路内に位置
決めしかつそこに撚り継ぎプロセスのために固定するこ
とが可能になった。
【0012】この場合、有利な構成においては、請求項
2に記載したように、プリズム部分の少なくとも一方が
空気吹込み開口を有するように構成されている。このよ
うな圧縮空気吹込み開口はプリズム部分によって形成さ
れた撚り継ぎ通路への撚り継ぎ空気の目的に適った吹込
みを可能にする。この場合、圧縮空気吹込み開口を有し
ていないプリズム部分はカバーエレメントとして働く。
【0013】請求項3に記載したように有利な構成にお
いては、プリズム部分にそれぞれ1つの空気分配通路が
形成されている。この空気分配通路からは有利には2つ
の圧縮空気吹込み開口が分岐しており、これらの圧縮空
気吹込み開口は撚り継ぎ通路へ開口している。空気分配
通路と圧縮空気吹込み開口とを介し撚り継ぎ空気は撚り
継ぎ通路内へ吹込まれる。この撚り継ぎ空気は、撚り継
ぎ通路内に位置決めされた、あらかじめ紡績撚りをでき
るだけ取去った糸端を相互に絡合させるために役立つ。
つまり、請求項3に記載された実施例では確実で耐久性
のある糸継ぎが可能になる。
【0014】有利な実施例では圧縮空気吹込み開口はそ
れぞれ接線方向で撚り継ぎ通路に開口している(請求項
4)。吹込み開口の接線方向の配置は、撚り継ぎ通路の
内部に少なくとも部分的に旋回する空気流が発生するこ
とを保証する。このような旋回する空気流は堅固な、ほ
ぼ目立たない糸継ぎをもたらす。
【0015】請求項5によれば両方のプリズム部分は同
じく構成されており、それぞれ少なくとも1つの圧縮空
気吹込み開口を有している。同じく構成された構成部分
を使用することによって一方ではこれらの部分の製造費
用が、特に射出成形又は加圧注型成形品として製作され
ていると、比較的に低くなり、他方ではこのような構成
は部品ストックを著しく簡易化する。
【0016】請求項6に示されているように、プリズム
部分は有利な実施例では、それぞれ1つのほぼ円筒状の
プリズム体と1つの、取外し可能な、背部側のカバーエ
レメントとから構成されている。この場合にはプリズム
体は、糸受取り位置にて、プリズム体の間に十分なスペ
ースが、撚り継ぎしようとする糸端のために存在するよ
うに構成されている。撚り継ぎ位置ではプリズム体は向
き合ったプリズム体に対し、ほぼ閉じられた撚り継ぎ通
路が形成されるように接触させられる。
【0017】さらに請求項7による、有利な実施例で
は、プリズム部分に固定可能な背部側のカバーエレメン
トはそれぞれコンベックスに丸味付けされたシール面を
有し、このシール面に空気接続孔が形成されている。カ
バーエレメントの、このコンベックスに丸味み付けされ
たシール面は、定置の、圧縮空気で負荷可能な接続手段
の、対応してコンカーブに湾曲されたシール面と協働す
る。つまり、接続手段は例えば内部に電磁弁が接続され
た空気導管を介して圧縮空気源に接続されているので、
電磁弁の適当な制御によって撚り継ぎ空気は目的に合わ
せて撚り継ぎ通路内へ吹込まれる。この場合には例えば
電磁弁の開放時間を介して撚り継ぎ空気の作用を個別に
各材料に又は撚り継ぎしようとする糸端の太さに適合さ
せることができる。
【0018】さらに請求項8と9とに記載されているよ
うにプリズム部分は限られて旋回可能に糸撚り継ぎ装置
の基体に支承されていることができる。この場合、プリ
ズム部分の駆動は有利には、作業個所計算機によって制
御可能な駆動装置、例えばステップモータを介して行わ
れる。このようなステップモータは市販されている、コ
スト的に好適な大量生産される構造部分であり、種々の
使用分野にて試され、耐久性が良くかつ信頼性が高いも
のと証明されている。
【0019】本発明のさらなる詳細については以下、図
面に基づき記述した実施例を参照されたい。
【0020】
【実施例】図1には全体として符号1で示された綾巻き
ボビンを製作する繊維機械、本実施例では自動綾巻き機
が正面図で示されている。
【0021】このような自動綾巻き機は通常はその端部
フレーム(図示せず)の間に、同形式の作業個所、この
場合には巻取り個所2を多数有している。
【0022】この巻取り個所2においては、公知であ
り、したがって詳細には説明していないが、リング紡績
機で生産された紡糸コップ9が容量の大きい綾巻きボビ
ン15に巻換えられる。製作後、綾巻きボビン15は自
動的に働くサービス装置、有利には図示されていない綾
巻きボビン交換機を用いて機械長さの綾巻きボビン搬送
装置21に引渡されかつ機械端側に配置されたボビン積
込みステーション又はそれに類似したものに向かって搬
送される。
【0023】このような自動綾巻き機1はさらにボビン
及び巻管搬送システム3の形をした作業装置を有してい
る。このボビン及び巻管搬送システム3においては、搬
送皿8の上で、紡糸コップ9もしくは空巻管が循環す
る。ボビン及び巻管搬送システム3の内、図1にはコッ
プ供給区間4,可逆駆動可能なストック区間5,巻取り
個所2へ通じる横搬送区間の1つ並びに巻管戻し区間7
しか示されていない。
【0024】すでに先に述べたように供給された紡糸コ
ップ9はそれぞれ巻取り個所2における横搬送区間6の
領域にある巻解個所ASにて容量の大きい綾巻きボビン
15に巻換えられる。このために個々の巻取り個所は公
知でありかつ単に略示したように、この作業個所の秩序
正しい運転を保証する種々の装置を有している。これら
の装置は、例えば、吸込みノズル12、グリッパ管25
並びに糸撚り継ぎ装置10である。糸撚り継ぎ装置10
はこの場合には、有利には空気力式のスプライサとして
構成されている。
【0025】さらにこのような巻取り個所2は、詳細に
は図示してない他の装置、例えば糸緊張器、糸クリー
ナ、パラフィン加工装置、糸切断装置、糸張力センサ並
びに下糸センサを有している。
【0026】さらにこのような自動綾巻機1は図示され
ていない集中制御装置を通常は有している。この集中制
御装置は機械バスを介し個々の巻取り個所の個別の作業
個所計算機29にもサービス装置の制御装置にも接続さ
れている。
【0027】この場合、綾巻きボビン15の巻成はいわ
ゆる巻取り装置24の上で行われる。この巻取り装置2
4は、なかんづく、旋回軸13を中心として運動可能に
支承されかつ綾巻きボビン巻管を回転可能に保持する装
置を有する巻取りフレーム45を備えている。巻取りプ
ロセスの間、巻取りフレームに自由回転可能に支承され
た綾巻きボビンの表面は、駆動された溝付きドラム14
に支持され、綾巻きボビン15は溝付きドラム14によ
り摩擦接続で連行される。
【0028】すでに先に述べたように各巻取り個所2は
吸込みノズル12に並びにグリッパ管25を有してい
る。上糸31を綾巻きボビン15から回収しかつ糸撚り
継ぎ装置10へ送り込む吸込みノズル12は旋回軸16
を中心として制限されて旋回可能である。下糸32を取
扱うグリッパ管25は旋回軸26を中心として旋回させ
られることができる。
【0029】図2と3には本発明による糸撚り継ぎ装置
10がそれぞれ平面図で示されている。
【0030】図2においては糸撚り継ぎ装置10は糸受
取り位置Iで示されているのに対し、図3では糸撚り継
ぎ装置10は糸撚り継ぎ位置IIで示されている。
【0031】糸撚り継ぎ装置は主として、それぞれ1つ
の保持アーム11に固定された2つの同じ構成グループ
17から構成されている。この場合、保持アーム11は
概略的に示されている駆動装置18によりZ字方向とA
字方向とに調節可能である。
【0032】各構成グループ17は保持アーム11に固
定された基体19を有し、該基体19には空気力で負荷
され得る接続手段20を有している。この場合、接続手
段20はそれぞれ1つの空気力導管22を介し図示され
ていない圧縮空気源に接続されている。さらに基体19
には旋回軸23を介してそれぞれ1つのプリズム部分2
7もしくは28が限られて回転可能に支承されている。
この場合、プリズム部分27,28はそれぞれ1つのプ
リズム体27Aもしくは28A並びに背面側の、取外し
可能に配置されたカバーエレメント30を有している。
カバーエレメント30はコンベックスに湾曲されたシー
ル面33を有し、このシール面33は接続手段20の対
応してコンカーブに湾曲させられたシール面34と協働
する。例えば図6に示されているようにカバーエレメン
ト30は例えばねじボルト35を介し、取外し可能にプ
リズム体27Aもしくは28Aに固定されている。ねじ
ボルト35を介してはさらに、旋回レバー36が固定さ
れている。この旋回レバー36は概略的に示された駆動
手段38の対応する駆動レバー37と協働する。
【0033】さらに各構成グループ17は摩擦円板39
を有し、これらの摩擦円板39は歯付きベルト伝動装置
を介し駆動可能である。
【0034】図2と図3とにおいてはこの歯付きベルト
駆動装置の内、歯車40が示されており、この歯車40
を介して図示されていない歯付きベルトが案内される。
【0035】特に図7から判るようにプリズム体27
A,28Aには背面側にてそれぞれ1つの空気分配通路
41が加工されている。この空気分配通路41から圧縮
空気開口42が分岐する。この場合、空気分配通路41
はカバーエレメント30で閉鎖可能である。このカバー
エレメント30はコンカーブに湾曲されたシール面33
の領域に中央の空気接続孔43を有している。
【0036】もちろん図面は、本発明による糸撚り継ぎ
装置10に可能な1実施例を示しているに過ぎない。す
なわち、図示の実施例とは種々の細部で相違している数
多くの別の変化実施例が考えられる。しかし、撚り継ぎ
装置10の前記別の変化実施例も本発明の根底を成す全
般的な発明の思想を逸脱するものではない。例えばプリ
ズム部分27,28の一方だけが圧縮空気吹込み開口4
2を備えていることもできる。この場合には反対側のプ
リズム部分は撚り継ぎ通路44のカバーエレメントを形
成している。もちろん、このような構成では、圧縮空気
吹込み開口42を有するプリズム部分が内部を滑動する
接続部材20だけが、圧縮空気導管22を介し圧縮空気
源(図示せず)に接続されていることもできる。
【0037】さらに別の変化実施例においては、それぞ
れプリズム部分27,28が統合されている両方の構成
グループ17の一方だけが、駆動装置18によりZ字方
向もしくはA字方向に調節可能であることができる。
【0038】さらに個々の変化実施例の組合せも可能で
ある。
【0039】次に図示された本発明による糸撚り継ぎ装
置の働きをクリーナ切断を例として説明する。
【0040】「レギュラ」な巻取り運転の間は本発明の
糸撚り継ぎ装置は図2に示されたいわゆる糸受取り位置
Iにある。
【0041】つまり、糸撚り継ぎ装置10の両方の構成
グループ17は駆動装置18によって負荷され、両方の
リング円板39相互間には間隔が与えられている。さら
に駆動装置38、駆動レバー37及び旋回レバー36を
介し、時計回りへ旋回させられている。
【0042】周知のようにいわゆるクリーナ切断に際し
ては上糸31は当初綾巻きボビン15の上にあるのに対
し、下糸32は通常糸緊張器内に捕捉される。
【0043】次いで上糸31は吸込みノズル12によっ
て受容され、下方へ旋回する吸込みノズル12によっ
て、図1に示すように糸撚り継ぎ装置10のプリズム部
分27,28の間に位置せしめられる。次いで又は同時
にグリッパ管25が下糸32を糸緊張器から取戻し、下
糸32を同様に、糸撚り継ぎ装置10の、糸受取り位置
Iにあるプリズム部分27,28の間に位置せしめる。
【0044】糸撚り継ぎ装置10は次いで閉じられる。
つまり、糸31,32は図3に示したように糸撚り継ぎ
装置10の摩擦円板39の間にクランプされる。次いで
プリズム部分27,28は駆動装置38によって逆時計
回りに旋回させられ、その際にプリズム部分27,28
の間に撚り継ぎ通路44を形成する。次いで糸端31,
32は糸撚り継ぎ過程のために準備される。つまり、糸
端31,32から、逆向きに駆動された摩擦円板39に
よって少なくとも部分的に糸撚りが除かれる。次いで自
由な糸端がつまみ取られかつ吸込みノズル12もしくは
グリッパ管25を通して引出される。次いで撚り継ぎ通
路44内に位置せしめられた糸の糸端31,32が圧縮
空気吹込み開口42を介して撚り継ぎ空気で負荷され、
その際にほぼ糸として変わらない糸継ぎ個所が生じるよ
う撚り継ぎされる。
【0045】最後にプリズム部分27,28が回動させ
られて糸撚り継ぎ位置IIから再び糸受取り位置Iへ戻
され、糸撚り継ぎ装置10が再び開放される。いまや撚
り継ぎされた糸は「普通」の糸道へ戻されかつ巻取りプ
ロセスが続行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】綾巻きボビンを製作する繊維機械の作業個所
を、本発明による糸撚り継ぎ装置と一緒に示した側面
図。
【図2】本発明の糸撚り継ぎ装置を、部分的に断面して
示した平面図。
【図3】図2に示した糸撚り継ぎ装置を撚り継ぎ位置に
て示した図。
【図4】糸撚り継ぎ装置のプリズム部分の1つの平面
図。
【図5】図4に示されたプリズム部分を矢印Vの方向で
見た前面図。
【図6】図4に示されたプリズム部分を矢印VIの方向
から見た背面図。
【図7】図6のプリズム部分をカバーエレメントなしで
示した図。
【図8】カバーエレメントの斜視図。
【符号の説明】
1 綾巻きボビンを製造する繊維機械、 2 巻取り個
所、 3 巻管搬送システム、 4 コップ供給区間、
5 ストック区間、 6 横搬送区間、 7巻管戻し
案内区間、 8 搬送皿、 9 紡糸コップ、 10
糸撚り継ぎ装置、 11 保持アーム、 12 吸込み
ノズル、 13 旋回軸、 14 溝付きドラム、 1
5 綾巻きボビン、 16 回転軸、 17 構成グル
ープ、18 駆動装置、 19 基体、 20 接続手
段、 21 綾巻きボビン搬送装置、 22 空気力導
管、 23 旋回軸、 24 巻取り装置、 25グリ
ッパ装置、 26 回転軸、 27,28 プリズム部
分、 29 作業個所計算機、 30 カバーエレメン
ト、 31 上糸、 32 下糸、 33,34 シー
ル面、 35 ねじボルト、 36 旋回レバー、 3
7 駆動レバー、 38 駆動手段、 39 摩擦円
板、 40 歯車、 41 空気分配通路、 42 吹
込み開口、 43 空気接続開口、 44 撚り継ぎ通
路、 45 巻取りフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト シュミッツ ドイツ連邦共和国 ヴィリッヒ ヴェーケ ルン 37 (72)発明者 ノルベルト コレス ドイツ連邦共和国 ヴェークベルク ヨハ ネスシュトラーセ 6

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの糸端を空気力式に結合するために
    圧縮空気で負荷可能な撚り継ぎ通路を有する糸撚り継ぎ
    装置において、糸撚り継ぎ装置(10)が回転可能に支
    承された2つのプリズム部分(27,28)を有し、該
    プリズム部分(27,28)がそれぞれ糸受取り位置
    (I)と撚り継ぎ位置(II)との間で旋回可能であ
    り、この場合、両方のプリズム部分(27,28)が撚
    り継ぎ位置(II)にて該プリズム部分(27,28)
    相互間に、圧縮空気で負荷可能な糸撚り継ぎ通路(4
    4)を形成するように構成されていることを特徴とす
    る、糸撚り継ぎ装置。
  2. 【請求項2】 前記プリズム部分(27,28)の少な
    くとも一方が圧縮空気吹込み開口(42)を有してい
    る、請求項1の糸撚り継ぎ装置。
  3. 【請求項3】 前記プリズム部分(27,28)にそれ
    ぞれ1つの空気分配通路(41)が形成され、この空気
    分配通路(41)から2つの圧縮空気吹込み開口(4
    2)が分岐している、請求項2記載の糸撚り継ぎ装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮空気吹込み開口(42)が接線
    方向で撚り継ぎ通路(44)に開口している、請求項3
    記載の糸撚り継ぎ装置。
  5. 【請求項5】 前記両方のプリズム部分(27,28)
    が同じく構成され、それぞれ少なくとも1つの圧縮空気
    吹込み開口(42)を有している、請求項1記載の糸撚
    り継ぎ装置。
  6. 【請求項6】 前記両方のプリズム部分(27,28)
    の少なくとも一方が1つのプリズム体(27′もしくは
    28′)並びに背部側の、取外し可能に配置されたカバ
    ーエレメント(30)から成っている、請求項1記載の
    糸撚り継ぎ装置。
  7. 【請求項7】 前記カバーエレメント(30)がコンベ
    ックスに丸味付けされたシール面(33)を有し、該シ
    ール面(33)内に空気接続孔(43)が配置されてい
    おり、前記シール面(33)が定置の、圧縮空気で負荷
    可能な接続手段(20)の、コンカーブに丸味付けされ
    たシール面(34)と協働する、請求項6記載の糸撚り
    継ぎ装置。
  8. 【請求項8】 前記プリズム部分(27,28)がそれ
    ぞれ、糸撚り継ぎ装置(10)の基体(19)に旋回可
    能に支承されておりかつ駆動装置(38)で、規定され
    て負荷可能である、請求項1記載の糸撚り継ぎ装置。
  9. 【請求項9】 前記プリズム部分(27,28)の駆動
    雄値としてステップモータが設けられ、このステップモ
    ータが作業個所計算機(29)を介して、規定されて制
    御可能である、請求項8記載の糸撚り継ぎ装置。
JP2002296474A 2001-10-12 2002-10-09 糸撚り継ぎ装置 Expired - Fee Related JP4065754B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10150591.4 2001-10-12
DE10150591A DE10150591A1 (de) 2001-10-12 2001-10-12 Fadenspleißvorrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003118937A true JP2003118937A (ja) 2003-04-23
JP4065754B2 JP4065754B2 (ja) 2008-03-26

Family

ID=7702398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002296474A Expired - Fee Related JP4065754B2 (ja) 2001-10-12 2002-10-09 糸撚り継ぎ装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6789381B2 (ja)
EP (1) EP1302427B1 (ja)
JP (1) JP4065754B2 (ja)
CN (1) CN1412364A (ja)
AT (1) ATE286481T1 (ja)
DE (2) DE10150591A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2460040A1 (en) * 2009-07-29 2012-06-06 PPG Industries Ohio, Inc. Spliced fiber glass rovings and methods and systems for splicing fiber glass rovings
DE102016115732A1 (de) * 2016-08-24 2018-03-01 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Fadenspleißvorrichtung für eine Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102016121093A1 (de) * 2016-11-04 2018-05-09 Saurer Germany Gmbh & Co. Kg Fadenspleißvorrichtung
CN111687350B (zh) * 2018-05-14 2022-03-01 台山市伟辉五金制品有限公司 一种金属网加工装置的编织模块
DE102019116488A1 (de) * 2019-06-18 2020-12-24 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Fadenverbindungsvorrichtung zum knotenfreien Verbinden zweier Fadenenden
DE102019122056A1 (de) * 2019-08-16 2021-02-18 Saurer Spinning Solutions Gmbh & Co. Kg Spleißprismaeinheit für einen Spleißer einer Textilmaschine

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE625194A (ja) * 1961-11-23
NL6608525A (ja) 1965-07-29 1967-01-30
US4032382A (en) * 1976-11-15 1977-06-28 Branson Ultrasonics Corporation Method and apparatus for splicing thermoplastic monofilament material by high frequency vibratory energy
DE3040661C2 (de) * 1980-10-29 1990-05-10 W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach Fadenspleißvorrichtung
DE3114538A1 (de) * 1981-04-10 1983-01-13 W. Schlafhorst & Co, 4050 Mönchengladbach Verfahren und vorrichtung zum knotenfreien verbinden zweier faeden
DE8333628U1 (ja) * 1983-11-23 1988-12-08 W. Schlafhorst & Co, 4050 Moenchengladbach, De
DE3767925D1 (de) * 1986-06-11 1991-03-14 Pujol Isern Carlos Verfahren und vorrichtung zum verbinden von zwei faeden.
DE3935536C2 (de) * 1989-10-25 2000-02-10 Schlafhorst & Co W Fadenspleißvorrichtung
IT1316445B1 (it) * 1999-12-15 2003-04-22 Mesdan Spa Dispositivo per la giunzione pneumatica di fili o filati eprocedimento per effettuare tale giunzione.

Also Published As

Publication number Publication date
DE50201942D1 (de) 2005-02-10
US6789381B2 (en) 2004-09-14
DE10150591A1 (de) 2003-04-17
CN1412364A (zh) 2003-04-23
EP1302427A1 (de) 2003-04-16
EP1302427B1 (de) 2005-01-05
JP4065754B2 (ja) 2008-03-26
ATE286481T1 (de) 2005-01-15
US20030070410A1 (en) 2003-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3725583B2 (ja) 綾巻きボビンを製造するための繊維機械のための結糸装置
US4408442A (en) Method and device for joining an upper thread to a lower thread
JPH02215660A (ja) 糸収容装置
US6817169B2 (en) Service unit for restarting the spinning of work stations in an open-end spinning machine
US6804945B2 (en) Open-end rotor spinning machine
JP6895774B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置
CN107777472B (zh) 用于制造交叉卷绕筒子的纺织机的工位的接纱装置
US5778651A (en) Method of, and device for, spinning-in yarn on an open-end spinning machine
US4736898A (en) Means for positioning the end of yarn on a cross-wound bobbin
JPH09156831A (ja) 綾巻きパッケージを巻成する繊維機械の綾巻きパッケージ交換装置
US5634602A (en) Open end spinning machine with associated service device
JP4700175B2 (ja) あや巻きボビンを製作する紡織機械のための糸結装置
CN110857196B (zh) 用于制造交叉卷绕筒子的纺织机的工作站的纱线拼接装置
JP2003118937A (ja) 糸撚り継ぎ装置
JPS61186536A (ja) 精紡機等の玉揚げ装置
US5490375A (en) Method of respinning using ancillary yarn
US20010022071A1 (en) Device for starting a work station of a cheese-producing textile machine
JP2003119627A (ja) 糸撚継ぎ装置
JP3263748B2 (ja) 糸試験機に糸を挿入するための機構
JP2019104631A (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットに用いられる回転式スプライサ
JP3720911B2 (ja) 糸端探索装置
JP6605256B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット
CN109911711B (zh) 用于纺织机的纱线拼接装置
JP2018070381A (ja) 糸接続手段
CZ287930B6 (cs) Zařízení pro předávání niti průběžně přiváděné k odsávání na rotující prázdnou dutinku

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060922

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061220

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees