JP2003118635A - 車体構造 - Google Patents
車体構造Info
- Publication number
- JP2003118635A JP2003118635A JP2001312702A JP2001312702A JP2003118635A JP 2003118635 A JP2003118635 A JP 2003118635A JP 2001312702 A JP2001312702 A JP 2001312702A JP 2001312702 A JP2001312702 A JP 2001312702A JP 2003118635 A JP2003118635 A JP 2003118635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- roof
- roof side
- side rail
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/06—Fixed roofs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/02—Side panels
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
開口対向部の断面積が相違し、両者間が最偏心部分とな
る段差部を介して連結されるような車体構造において、
段差部の剛性強化を図れ、しかも、部品点数を抑え、溶
接作業工数を抑えることのできる車体構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】 ルーフサイドレールアウタ14aとルー
フサイドレールインナ14bとが一体結合して閉断面に
形成されたルーフサイドレール14を有し、同ルーフサ
イドレールの前後方向Xにおける一部がスライドドア3
で開閉される車体の側部開口5の上縁部分を形成してい
る車体構造において、ルーフサイドレール14の前側部
分より同前側部分に連続する側部開口対向部分にまでパ
イプ状の補強部材18を嵌挿し、同パイプ状補強部材1
8をルーフサイドレールインナ14bに溶接固定したこ
とを特徴とする。
Description
閉される車体の側部開口の上縁対向部分とその前側部分
とからなるルーフサイドレールを備えた車体構造、特に、
ルーフサイドレールが補強部材を備えた車体構造に関す
る。
荷重を受けた際の変形を抑えるために、重量軽減を考慮
した上で剛性を適宜保つことができるように製作されて
いる。特に、車両のフロントピラーやそれに連続形成さ
れるルーフサイドレールは正面衝突やオフセット衝突時
の過度の変形を抑えるため、それらを閉断面構造に形成
し、剛性強化すると共に、それらフロントピラーやルーフ
サイドレールの閉断面内部空間に補強部材を配設し、こ
れを一体的に結合することで、衝突時の過荷重に対して
の変形を抑制するようにしている。例えば、図6に示す
ように、車体側部100がセンタピラー110で区分さ
れる前後開口120、130を形成され、後開口130
が図示しないスライドドアで開閉される車体構造が知ら
れている。ここで前後開口120、130の各上縁との
対向部にはルーフサイドレール140が設けられ、その
前端がフロントピラー150に、後端がリアピラー16
0に連結される。ルーフサイドレール140は図示しな
いスライドドア側のローラ付きアームやローラをガイド
するガイドレール170との干渉を避けるため、断面中
央に空域180を形成することとなり、前開口120に
対し後開口130の上縁対向部の閉断面の断面積が小さ
く、車体中央寄りに偏移し、この結果、前後開口の連結
部となるセンターピラー上部近傍には段差部Dが形成さ
れることとなる。
の形状を採り互いに連続形成されているルーフサイドレ
ール140の前端は、図7に示すように、その前開口1
20の上縁対向部において、ルーフサイドアウターパネ
ル141とルーフサイドインナパネル142を一体結合
して閉断面構造に形成され、内部にはルーフサイドレー
ルリンフォース143とそれに重ね合わされ一体結合さ
れたルーフサイドレールサポート144とで閉断面を成
す補強部材r1を備え、これによってルーフサイドレー
ル140の剛性強化を図っている。ルーフサイドレール
リンフォース143の内外フランジf1はルーフサイド
アウターパネル141とルーフサイドインナパネル14
2の各内外フランジf2に挟まれて3枚重ねの状態で互
いに溶接される。
ール140のセンターピラー結合位置より後方の段差部
Dにおいてルーフサイドレール140は上下2重構造を
採る。即ち、ルーフサイドレール140の主部a1はル
ーフサイドアウターパネル141とルーフサイドレール
エクステンションアッパー145を一体結合した比較的
小さい閉断面構造を採り、内部にはルーフサイドレール
リンフォース143とそれに重ね合わされ一体結合され
たルーフサイドレールサポート144から成る補強部材
r1を備え、これによってルーフサイドレール140の
上側部の剛性強化を図っている。なお、主部a1におい
て、ルーフサイドレールリンフォース143の内外フラ
ンジf1はルーフサイドアウターパネル141とルーフ
サイドレールエクステンションアッパー145の各内外
フランジf3に挟まれて3枚重ねされ、その上下面には
ルーフ170及びルーフインナパネル180が更に重ね
られ、5枚重ね部q1として互いに溶接される。
a2が配備される。補助部a2はルーフサイドインナパ
ネル142とルーフサイドレールエクステンションロア
146の内外フランジの部分を一体結合した形状を成
し、その内フランジ部分はルーフインナパネル180下
向き膨出部181の更に内側部分に溶接されている。こ
こで下向き膨出部181にはスライドドアレール190
が取付けられ、同スライドドアレール190にはスライ
ドドア200の上端がローラ付きアーム210を介し連
結支持される。更に、図9に示すように、ルーフサイド
レール140の中央部分の断面形状は、スライドドアレ
ール190が主部a1のルーフサイドレールエクステン
ションアッパー145の下面に接合された点、及び補助
部a2を成すルーフサイドインナパネル142とルーフ
サイドレールエクステンションロア146の車幅方向
(紙面左右方向)の幅が比較的短く形成される以外は段
差部Dとほぼ同様の構成を採る。しかも、中央部分の主
部a1の3枚重ねとなる内外フランジにはその上側にル
ーフ170が、下側にルーフサイドインナパネル142
が重ね合わせて、5枚重ね部の状態で互いが溶接された
構成を成している。
スライドドア200である車体構造では、ルーフサイド
レール140の前後開口120、130の各上縁対向部
での断面形状が相違し、両者間は段差部Dを介して連結
された状態にある。この場合、図6に示すように、前開
口120の上縁対向部の軸心、即ち、断面方向での圧縮
力と引張力が釣合って打ち消される剛性中心位置となる
軸心y1(軸心線L1参照)に対して、後開口130の
上縁対向部の軸心y2(軸心線L2参照)が車体中央側
に大きく偏心δ(図8参照)することとなる。このた
め、正面衝突やオフセット衝突時において、ルーフサイ
ドレールに軸方向の過荷重が加わった場合に、最偏心部
分である段差部Dが最も屈曲に対して弱いことより、折
れる可能性が高いという問題がある。
ように、ルーフサイドレールリンフォース143とルー
フサイドレールサポート144が一体結合して閉断面を
成すよう形成された補強部材r1を用い、ルーフサイド
レール140やその前側のフロントピラー150等を補
強し、過度な屈曲変形を防止していた。しかし、このよ
うな従来構造では、厚板リンフォースを組合わせ、それら
の内外フランジをルーフサイドアウターパネル143と
ルーフサイドレールエクステンションアッパー145の
各内外フランジf1,f3で挟み、そこにルーフ170
等のその他の部材を重ねて溶接することとなる。結果と
して、組付け作業性の低下を招き、しかも、部品点数増
大、溶接作業工数の増加を招くこととなる。しかも、補強
部材r1自体もルーフサイドレールの前開口120と後
開口130の各上縁対向部において車幅方向に偏心して
しまうことより、最偏心部分である段差部Dの屈曲に対
する剛性を十分に確保できないという問題もある。
ーフサイドレールの前側部と後開口対向部の断面積が相
違し、両者間が最偏心部分となる段差部を介して連結さ
れるような車体構造において、段差部の剛性強化を図
れ、しかも、部品点数を抑え、溶接作業工数を抑えるこ
とのできる車体構造を提供することを目的とする。
フアウターパネルとルーフインナパネルを一体結合して
閉断面に形成されたルーフサイドレールを有し、同ルー
フサイドレールの前後方向における一部がスライドドア
で開閉される車体の側部開口の上縁部分を形成している
車体構造において、前記ルーフサイドレールの前側部分
より同前側部分に連続する側部開口対向部分にまでパイ
プ状の補強部材を嵌挿し、同パイプ状補強部材を前記ル
ーフインナパネルに溶接固定したことを特徴とする。こ
のように、スライドドアを採用する車体構造におけるル
ーフサイドレールが、その前側部分の断面積に対しこれ
に連続する側部開口対向部がその断面積を縮小すること
となりその連結部が段差を成し、応力集中を起こしやす
い部位となったとしても、パイプ状補強部材によりルー
フサイドレールの断面係数が向上して剛性を強化するこ
とができる。更に、車体の衝突時に過荷重を受けてルー
フサイドレール、特に、応力集中し易い部分となる段差
部分が座屈し始めた後も、形状変形量を抑制でき、しか
も、ルーフインナパネルにパイプ状補強部材を溶接固定
するので、部品点数を抑え、溶接作業工数を抑えること
ができる。
造において、前記ルーフサイドレールの前端にはピラー
インナパネルとピラーアウタパネルを一体結合して閉断
面に形成されたフロントピラーが連結され、同フロント
ピラーのピラーインナパネルと前記ルーフサイドレール
のルーフインナパネルとにわたり前記パイプ状補強部材
が溶接固定されたことを特徴とする。この車体構造で
は、車体前側のフロントピラーのピラーインナパネルと
ルーフサイドレールのルーフインナパネルとに単一のパ
イプ状補強部材が連続して溶接固定されるので、フロン
トピラーよりルーフサイドレールにわたる補強構造を簡
素化でき、部品点数を抑え、組付性向上による生産性向
上を図れる。
車体構造において、前記パイプ状補強部材はハイドロフ
ォーム成型により長手方向の各位置での断面積を変化さ
せて形成されていることを特徴とする。この車体構造で
は、ハイドロフォーム成型によるパイプ状補強部材がそ
の断面積を長手方向の各位置で適正な形状に容易に変化
させることができ、剛性確保と組付性向上をより向上で
きる。
造において、前記パイプ状補強部材は前側部分での断面
積より同前側部分に連続する側部開口対向部分での断面
積を減少させるように形成されていることを特徴とす
る。この車体構造では、ルーフサイドレールが前側部分
より同前側部分に連続する側部開口対向部分の閉断面を
縮小して連続形成されるので、このような形状のルーフ
サイドレールに嵌着されるパイプ状補強部材もその前側
部分より同前側部分に連続する側部開口対向部分の断面
積を減少させるように形成されることで、これがパイプ
状補強部材に嵌挿組付けされる際の組付性向上、生産性
向上を図ることができる。
造において、前記パイプ状補強部材は側部開口対向部分
において断面内方に突出する内突部が形成されているこ
とを特徴とする。この車体構造では、ルーフサイドレー
ルの前側部分よりそれに連続する側部開口対向部におけ
る断面積を減少させるように形成するにあたり、補強部
材に内突部を設けることにより大幅な断面積変化を容易
に実現することができ、しかも、内突部により断面係数
がより向上して剛性強化を図れる。
造において、前記内突部の外周側基部は車両外側から内
方に向かうよう形成されていることを特徴とする。この
車体構造では、パイプ状補強部材がその長手方向におい
て前側部分に対する側部開口対向部の軸心の偏心をより
抑えることができ、しかも衝撃入力による変形時に、内
突部が広がらないことより剛性強化をより確実に図るこ
とができる。
の車体構造を説明する。本発明の車体構造は、図2の車
両Vの車体側部に適用されている。車両Vの車体側部は
車体前部を除いた主要部を一体形成する側部基材1を備
え、同側部基材1はプレス成形され、ここには後述の複
数の車体構成部材が適所に溶接されることでその剛性強
化が図られている。
(図1、2参照)に開閉される前後開口4、5を形成さ
れ、その前後開口4、5をセンタピラー6で区分してい
る。側部基材1はその前端部で前開口4の前端縁となる
フロントピラーアッパー7及びロアー8のアウタ部材7
a,8aを形成し、後開口5の後方側に後開口後端縁と
なるCピラーアッパー及びロアーのアウタ部材9a,1
0aを連続形成する。しかも、側部基材1はCピラーロ
アーアウタ部材10aの後方に連続してリアフェンダー
アッパー11a及びリアピラーアッパー及びロアーのア
ウタ部材12a、13aを形成する。更に、側部基材1
はその前後開口4、5及びリアフェンダーアッパー11
aの上方部分へと連続する部位でルーフサイドレール1
4のアウタ部材14aを形成し、前後開口4、5の下縁
部でサイドシルのアウタ部材15aを形成する。なお、
側部基材1はルーフサイドレールとフロントピラーアッ
パー7の各アウタ部材14a,7aを相互に連続形成し
ている。
タ部材7a,8aにはフロントピラーアッパー及びロア
ーのインナ部材7b、8bが重ね合わされ、両者の端部
フランジが相互に溶接され、閉断面構造のフロントピラ
ーPaを形成している。ルーフサイドレール14のアウ
タ部材14aは車体の前後方向Xに伸びるインナ部材1
4bが重ね合わされ、両者の端部フランジが相互に溶接
され、閉断面構造のルーフサイドレール14が形成され
るが、その具体的構成は後述する。サイドシル15のア
ウタ部材15aは車体の前後方向Xに伸びるインナ部材
15aが重ね合わされ、端部フランジが相互に溶接さ
れ、閉断面構造のサイドシル15が形成される。
ラーアッパー及びロアーのアウタ部材12a、13aに
は図示しないインナ部材が重ね合わされ、両者の端部フ
ランジが相互に溶接され、閉断面構造のリアフェンダー
rf及びリアピラーrp(図2参照)が形成される。フ
ロントピラーアッパー7の後端と同一形状のルーフサイ
ドレール14の先端部は閉断面構造を採り、図1、図3に
示すように、ルーフサイドレールアウタ14a及びイン
ナ14bの内フランジf10、f11は互いに重ねら
れ、その上側にルーフ16の側端部の屈曲縁161が重
ねられ同フランジ重合部p1が一体的に溶接されてい
る。なお、このフランジ重合部p1の上部は図示しない
弾性シール部材で覆われ、美観が確保される。
ナ14bの外フランジは互いに重ねられ、同フランジ重
合部p2はシールゴム17で覆われる。フランジ重合部
p2のシールゴム17はフロントドア2の閉鎖時に同フ
ロントドア2の上部サッシと圧接して室内(紙面右側領
域)をシールする。このようなルーフサイドレール14
の主部a1は、その閉断面空間にパイプ状補強部材18
を嵌挿し、同パイプ状補強部材18とルーフサイドレー
ルインナ14bとの当接部の複数箇所を長手方向に沿っ
て間欠的に順次溶接し(符号wとして記す)、パイプ状
補強部材18とルーフサイドレールインナ14bを一体
結合している。
成型により長手方向の各位置での断面積を変化させて形
成されており、フロントピラーアッパー7よりルーフサ
イドレール14の主要部に亘って連続配備される。特
に、パイプ状補強部材18はフロントピラーアッパー7
よりルーフサイドレール14の前側部では比較的大径パ
イプ状に形成され、これによりフロントピラーアッパー
及びルーフサイドレール14の剛性、特に、屈曲剛性を
十分に強化している。図1、図4に示すように、ルーフサ
イドレール14はセンタピラー6の上端との接合位置の
後部において段差部Dを有し、この段差部Dでのルーフ
サイドレール14はルーフサイドアウターパネル14a
とルーフサイドインナパネル14bとを比較的大きく離
して配設し、その間に主部a1、空間部19及び補助部
a2を形成した構成を採る。
1は、ルーフサイドアウターパネル14aとルーフサイ
ドレールエクステンションアッパー14cとを一体結合
した閉断面構造を車幅方向Y及び上下方向において比較
的小さく形成され、その閉断面空間にパイプ状補強部材
18の縮径部18sを嵌挿し、同縮径部18sとルーフ
サイドレールエクステンションアッパー14cとの当接
部の複数箇所を長手方向に沿って間欠的に順次溶接(符
号wとして記す)し、パイプ状補強部材18とルーフサ
イドレール14の主部a1を一体結合している。なお、
主部a1において、ルーフサイドアウターパネル14a
とルーフサイドレールエクステンションアッパー14c
の各内外フランジf12,f13の上下面にはルーフ1
6及びルーフインナパネル20が更に重ねられ、4枚重
ね部p3として互いに溶接される。
フサイドレールエクステンションアッパー14cとの車
体外側端側の2枚重ね部p4はシールゴム24で覆わ
れ、スライドドア3の圧接時に車内をシールすることが
できる。
8sはその断面内方に突出する内突部181が形成され
ることで縮径成形されている。しかも、内突部181は
その外周側基部eが車側端側(図4で左側)と対向する
ように形成され、その外周側基部eから縮径部18s内
方に向かうよう延出板形状に形成されている。なお、外
周側基部eは溶接される。このように、パイプ状補強部
材18の縮径部18sは、ルーフサイドレール14の段
差部Dより中間部に続く部位において、その断面形状が
外側端に外周側基部eを位置させ、内突部181を横向
きで配置し、その上下に丸く突出た片状部gがそれぞれ
形成され、全体が横向きハート型の断面形状を呈して縮
径成形されている。横向きハート型の断面形状を呈した
パイプ状補強部材18の縮径部18sはその内部に内突
部181を延出板形状に形成することで縮径率を十分に
大きくして成形される。即ち、パイプ状補強部材18を
ハイドロフォーム成型により長手方向の各位置での断面
積を変化させて形成する場合、通常のハイドロフォーム
成型であると、拡管率が5乃至10%程度である。
の大きな図示しないパイプ状素材を用意し、同パイプ素
材の一部を縮径加工し、その上でハイドロフォーム成型
で拡径加工する。縮径加工では縮径部18sにおいて、
その断面内方に突出する内突部181がプレス加工で凹
設されて縮径成形され、縮径率を十分に大きく確保でき
る。次いで、パイプ素材全体を所定の型に嵌着し、型締
めし、通常の拡管率が5乃至10%程度でのハイドロフ
ォーム成型を行う。この際、プレス加工で凹設されてい
た部位が板状の内突部に成形される。この後、型開きし
て得られたパイプ状補強部材18の縮径部は外周側基部
eを溶接され、製品となる。このようなパイプ状補強部
材18は、結果的に拡径率を十分に大きなものとして成
形したと同様の加工が行われたこととなる。このパイプ
状補強部材18は補強部材として使用される場合、フロ
ントピラー7及びルーフサイドレール18にわたって連
続して嵌挿され、部品点数削減、溶接工数削減、コスト
低減に寄与できる。
端側を開放して形成され、この空間部19の車体中央よ
りの最深部にはルーフインナパネル20の下向き膨出部
201が形成される。下向き膨出部にはスライドドアレ
ール23が前後方向Xに対して傾いて取付けられてお
り、同スライドドアレール23にはスライドドア3の上
端部がローラ付きアーム21を介し摺動可能に連結支持
される。この空間部19はローラ付きアーム21やスラ
イドドアレール23との干渉を避けるべく比較的大き空
域として形成され、結果として、主部a1の断面積は比
較的小さく形成されることとなる。主部a1の下方で空
間部19を介し補助部a2が配備される。補助部a2は
ルーフサイドインナパネル14bとルーフサイドレール
エクステンションロア14dを逆L字型閉断面形状を成
すように重ね合わせて、2枚重ねの内外フランジ部分p
5を一体結合した形状を成す。両内フランジf14部分
はルーフインナパネル20の下向き膨出部201の更に
内側部分に溶接されている。
ーとルーフサイドレールインナとの車体外側端側の2枚
重ね部p6はシールゴム25で覆われ、スライドドアの
圧接時に車内をシールすることができる。次に、図1、図
5に示すように、ルーフサイドレール14の中間部は、
段差部Dと略同様に、主部a1、空間部19及び補助部
a2を形成する。ここでの主部a1は、段差部Dと同様
の形状を採り、ルーフサイドレールエクステンションア
ッパー14cの下面にスライドドアレール23が接合さ
れた点、及び、補助部a2の車幅方向の幅が比較的短く
形成される点でのみが相違し、主部a1内の縮径部18
sは同一構成を採る。
後方向Xにおいて段差部Dで車体中央側に大きく湾曲変
位し、中間部で車側端側に変位して取付けられる。これ
によってスライドドア3を閉鎖時に後開口5に嵌合さ
せ、開放後の後方スライド時に側部基材1と干渉するこ
となく、車側端より離れる方向に変位した上で後方にス
ライドできる。なお、スライドドアレール23と平行し
て側部基材1側の外側壁中間部(図1に符号tで示す)
には図示しない中間スライドドアレールが取付けられ、
この中間スライドドアレールにはスライドドア3の上下
方向での中間部より内方に向けて延出する図示しないス
ライドバーの先端のローラが嵌着され、これによって、
スライドドアレール23及び中間スライドドアレールに
案内されてスライドドア3は側部基材1側と干渉するこ
となく、容易に後開口を開閉作動し、前後に摺動できる。
端部と同様に、ルーフサイドレールアウタ14aとルー
フサイドレールインナ14bとが互いに重ねられて閉断
面構造を成し、その後方端はリアピラーアッパーアウタ
12a側に連続して形成される。なお、衝突時の過荷重
はルーフサイドレール14及びその内部のパイプ状補強
部材18によって前後方向全域において分散される。こ
のため、ここではルーフサイドレール14の後部にまで
パイプ状補強部材18を延出配備する必要性が低いこと
より、ここでのルーフサイドレール14の後部の閉断面
からはパイプ状補強部材18の後部が排除されている。
しかし、場合によってはこの部位にまでパイプ状補強部
材18を延出配備しても良い。このような車体構造を採
用した、車両が走行時に正面衝突やオフセット衝突し
て、フロントピラーPaよりルーフサイドレール14に
向けて過荷重が加わったとする。
部に対し段差部Dの後方である後開口5の上縁対向部の
断面積が大きく相違する。特に後開口5の上縁対向部を
成す主部a1、空間部19及び補助部a2からなる断面
部の軸心、即ち、その剛性中心(断面方向での圧縮力と
引張力が釣合って打ち消される位置)となる軸心y2’
(軸心線L2’参照)に対して、前開口4の上縁対向部
である前側部の軸心y1’(軸心線L1’参照)に対し
て車体中央側に偏心δ’し、段差部Dは最偏心部分とな
る。しかし、ここではフロントピラーPaやルーフサイ
ドレール14の前端部はパイプ状補強部材18の比較的
大径の前側部により十分補強され、ルーフサイドレール
14の段差部D及び中間部はパイプ状補強部材18の縮
径部18sにより十分補強されることより、過荷重はフ
ロントピラーPaやルーフサイドレール14の前端及び
ルーフサイドレール14の段差部D及び中間部において
順次拡散され、局所的な屈曲変形は抑制される。
屈曲を抑制できる。即ち、パイプ状補強部材18はその
段差部より中間部に続く部位でハート型の断面形状を呈
し、外側端に外周側基部eが位置した内突部181を横
向きで配置している。このため、内突部181が縮径部
18sの剛性強化を十分に強化できる。しかも、縮径部
18sの内突部181は外周側基部eが車側端側と対向
するように形成され、その外周側基部eが溶接されてい
るので縮径部18sの軸心が比較的車側端側である外周
側基部eに偏り、パイプ状補強部材18自体では段差部
Dにおける前端部に対しての中間部の軸心のずれである
偏心δ’が比較的小さく抑えられる。
差部Dでの剛性を十分に確保でき、更に、ルーフサイド
レール14の段差部Dや中間部が座屈あるいは屈曲し始
めたとしても、パイプ状補強部材18の縮径部18sの
内突部181の剛性が高く、パイプ状補強部材18自体
の車体中央側への偏心が比較的小さいため、段差部Dで
の座屈あるいは屈曲強度が高く、しかも外周側基部eが
溶接されることによっても剛性強度を高めており、その
座屈変位をより確実に抑制できる。このため、正面衝突
やオフセット衝突に対して、構造上応力集中が生じ易い
部位を生じてしまうスライドドアを採用した車両の車体
構造において、センターピラー6の連結部近傍の段差部
Dでの前後部位の軸心の偏心δ’を緩和し、断面特性向
上の2面から効果的に補強することが可能となる。
に重ねて成る補強部材を用いた場合のように、フランジ
部の重ね板の枚数が増加し易い上に溶接作業工数が増加
するという問題を緩和できる。即ち、これにより、部品点
数を削減でき、溶接作業工数の低減、組付け性向上によ
る生産性向上を実現できる。上述のところにおいて、側
部基材1は前後開口を前ドア及びスライドドアで開閉す
る車体構造を説明したが、これに変えて、図示しない側部
基材に単一の開口を形成し、同開口をスライドドアで開
閉する車体構造であっても良く、この場合も図1の車体
構造と同様の作用効果が得られる。
イドレールがその前側部分の断面積に対しこれに連続す
る側部開口対向部がその断面積を縮小することとなりそ
の連結部が段差を成し、応力集中を起こしやすい部位と
なったとしても、パイプ状補強部材によりルーフサイド
レールの断面係数が向上して剛性を強化することができ
る。更に、車体の衝突時に過荷重を受けてルーフサイド
レール、特に、応力集中し易い部分となる段差部分が座
屈し始めた後も、形状変形量を抑制でき、しかも、ルー
フインナパネルにパイプ状補強部材を溶接固定するの
で、部品点数を抑え、溶接作業工数を抑えることができ
る。
トピラーが連結され、これらにパイプ状補強部材が溶接
固定された場合には、車体前側のフロントピラーのピラ
ーインナパネルとルーフサイドレールのルーフインナパ
ネルとに単一のパイプ状補強部材が連続して溶接固定さ
れるので、フロントピラーよりルーフサイドレールにわ
たる補強構造を簡素化でき、部品点数を抑え、組付性向
上による生産性向上を図れる。更に、パイプ状補強部材
はハイドロフォーム成型により形成された場合には、ハ
イドロフォーム成型によるパイプ状補強部材はその断面
積を長手方向の各位置で適正な形状に容易に変化させる
ことができ、剛性確保と組付性向上をより向上できる。
面積より側部開口対向部分での断面積を減少させた場
合、ルーフサイドレールは前側部分より同前側部分に連
続する側部開口対向部分の閉断面を縮小して連続形成さ
れるので、このような形状のルーフサイドレールに嵌着
されるパイプ状補強部材もその前側部分より同前側部分
に連続する側部開口対向部分の断面積を減少させるよう
に形成されることで、これがパイプ状補強部材に嵌挿組
付けされる際の組付性向上、生産性向上を図ることがで
きる。更に、前記パイプ状補強部材に内突部が形成され
た場合、ルーフサイドレールの前側部分よりそれに連続
する側部開口対向部における断面積を減少させるように
形成するにあたり、補強部材に内突部を設けることによ
り大幅な断面積変化を容易に実現することができ、しか
も、内突部により断面係数がより向上して剛性強化を図
れる。
から内方に向かうよう形成された場合、パイプ状補強部
材はその長手方向において前側部分に対する側部開口対
向部の軸心の偏心をより抑えることができ、しかも衝撃
入力による変形時に、内突部が広がらないことより剛性
強化をより確実に図ることができる。
れた車両の側部基材及び連結部材の分解斜視図である。
ある。
び連結部材の分解斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】ルーフアウターパネルとルーフインナパネ
ルを一体結合して閉断面に形成されたルーフサイドレー
ルを有し、同ルーフサイドレールの前後方向における一
部がスライドドアで開閉される車体の側部開口の上縁部
分を形成している車体構造において、 前記ルーフサイドレールの前側部分より同前側部分に連
続する側部開口対向部分にまでパイプ状の補強部材を嵌
挿し、同パイプ状補強部材を前記ルーフインナパネルに
溶接固定したことを特徴とする車体構造。 - 【請求項2】請求項1記載の車体構造において、 前記ルーフサイドレールの前端にはピラーインナパネル
とピラーアウタパネルを一体結合して閉断面に形成され
たフロントピラーが連結され、同フロントピラーのピラ
ーインナパネルと前記ルーフサイドレールのルーフイン
ナパネルとにわたり前記パイプ状補強部材が溶接固定さ
れたことを特徴とする車体構造。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の車体構造において、 前記パイプ状補強部材はハイドロフォーム成型により長
手方向の各位置での断面積を変化させて形成されている
ことを特徴とする車体構造。 - 【請求項4】請求項3記載の車体構造において、 前記パイプ状補強部材は前側部分での断面積より同前側
部分に連続する側部開口対向部分での断面積を減少させ
るように形成されていることを特徴とする車体構造。 - 【請求項5】請求項4記載の車体構造において、 前記パイプ状補強部材は側部開口対向部分において断面
内方に突出する内突部が形成されていることを特徴とす
る車体構造。 - 【請求項6】請求項5記載の車体構造において、 前記内突部の外周側基部は車両外側から内方に向かうよ
う形成されていることを特徴とする車体構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001312702A JP4033658B2 (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車体構造 |
DE10247045A DE10247045B4 (de) | 2001-10-10 | 2002-10-09 | Fahrzeugkarosseriestruktur |
US10/267,961 US6709045B2 (en) | 2001-10-10 | 2002-10-10 | Vehicle body structure |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001312702A JP4033658B2 (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003118635A true JP2003118635A (ja) | 2003-04-23 |
JP4033658B2 JP4033658B2 (ja) | 2008-01-16 |
Family
ID=19131312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001312702A Expired - Lifetime JP4033658B2 (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 車体構造 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6709045B2 (ja) |
JP (1) | JP4033658B2 (ja) |
DE (1) | DE10247045B4 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280693A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Nissan Technical Center North America Inc | 車体構造 |
JP2007038768A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Suzuki Motor Corp | スライドドア式自動車のアッパーレール取付部構造及びその組付方法 |
JP2008222087A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
JP2012188115A (ja) * | 2007-04-04 | 2012-10-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 自動車車体の側部構造 |
KR101338057B1 (ko) | 2008-05-20 | 2013-12-06 | 현대자동차주식회사 | 차량의 펜더패널 리인포스먼트 |
CN103958329A (zh) * | 2011-11-25 | 2014-07-30 | 本田技研工业株式会社 | 车体上部结构 |
CN107878566A (zh) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 长城汽车股份有限公司 | 车身拼接部件密封结构及其制备和车身侧围下边梁及车辆 |
JP2018114915A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
KR20200070766A (ko) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 현대자동차주식회사 | 차체 구조 |
WO2021125015A1 (ja) | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 住友重機械工業株式会社 | 車体用構造体、補強部材および補強部材の製造方法 |
KR20210122574A (ko) * | 2020-04-01 | 2021-10-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 사이드구조 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10151684B4 (de) * | 2001-10-19 | 2005-10-06 | Daimlerchrysler Ag | Seitenwandbaugruppe für eine Kraftfahrzeugkarosserie |
JP2004284539A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-14 | Mazda Motor Corp | 自動車の側部構造 |
DE102004010161B4 (de) * | 2004-02-27 | 2013-11-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Fahrzeugkarosserie eines Cabrios mit einer linken und einer rechten A-Säule |
JP4455152B2 (ja) * | 2004-05-11 | 2010-04-21 | 本田技研工業株式会社 | 上部車体構造 |
DE102005051440B4 (de) * | 2005-10-27 | 2008-02-14 | Daimler Ag | Seitenwandbaugruppe für eine Kraftfahrzeugkarosserie eines insbesondere Personenkraftfahrzeuges |
US7266468B1 (en) * | 2006-03-03 | 2007-09-04 | Perceptron, Inc. | Structural data analysis system |
FR2929914B1 (fr) * | 2008-04-10 | 2012-05-25 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Superstructure de vehicule munie d'un dispositif de guidage pour porte coulissante presentant un rail de guidage |
EP2599690B1 (en) * | 2008-07-04 | 2014-01-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Front pillar for automobile |
DE102009030349B4 (de) * | 2009-06-25 | 2020-01-02 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) | Seitenstruktur eines Fahrzeugs |
JP5590232B2 (ja) * | 2011-05-17 | 2014-09-17 | トヨタ自動車株式会社 | 車体骨格構造 |
US8919860B2 (en) | 2011-08-22 | 2014-12-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Slide door movement system without center rail |
IN2014CN04585A (ja) * | 2011-11-25 | 2015-09-18 | Honda Motor Co Ltd | |
DE102012004761A1 (de) * | 2012-03-08 | 2013-09-12 | GM Global Technology Operations LLC (n. d. Gesetzen des Staates Delaware) | Verstärkungsteil für einen Dachseitenholm |
US9073586B1 (en) * | 2014-06-27 | 2015-07-07 | Ford Global Technologies, Llc | Transverse sill reinforcement for a truck bed and method of making a sill reinforcement |
KR101637774B1 (ko) | 2014-12-11 | 2016-07-08 | 현대자동차주식회사 | 플랜지 일체형 프런트 필라 구조 |
US9187135B1 (en) | 2015-01-09 | 2015-11-17 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
US9248862B1 (en) | 2015-01-09 | 2016-02-02 | Nissan North America, Inc. | Vehicle body structure |
US9718497B2 (en) * | 2015-04-08 | 2017-08-01 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Vehicle body side reinforcement members and vehicles incorporating the same |
JP6911753B2 (ja) * | 2017-07-26 | 2021-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | 車両側部構造 |
DE102018209823A1 (de) * | 2018-06-18 | 2020-01-02 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug |
AU2020264401A1 (en) * | 2019-11-06 | 2021-05-20 | Rock Solid Industries International (Pty) Ltd | Panel joining arrangement for a vehicle canopy |
CN115158473B (zh) * | 2022-07-29 | 2023-10-27 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种乘用车侧围结构 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3972521B2 (ja) * | 1999-06-30 | 2007-09-05 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のピラー構造 |
DE10042410A1 (de) * | 2000-08-30 | 2002-03-28 | Porsche Ag | Rahmenstruktur eines Aufbaus für ein Kraftfahrzeug |
JP3830401B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2006-10-04 | 株式会社丸順 | 車体のドア開口部回りの構造 |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001312702A patent/JP4033658B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-10-09 DE DE10247045A patent/DE10247045B4/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-10 US US10/267,961 patent/US6709045B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280693A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-13 | Nissan Technical Center North America Inc | 車体構造 |
JP2007038768A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Suzuki Motor Corp | スライドドア式自動車のアッパーレール取付部構造及びその組付方法 |
JP2008222087A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Mazda Motor Corp | 車体前部構造 |
JP2012188115A (ja) * | 2007-04-04 | 2012-10-04 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 自動車車体の側部構造 |
KR101338057B1 (ko) | 2008-05-20 | 2013-12-06 | 현대자동차주식회사 | 차량의 펜더패널 리인포스먼트 |
CN103958329A (zh) * | 2011-11-25 | 2014-07-30 | 本田技研工业株式会社 | 车体上部结构 |
CN107878566A (zh) * | 2016-09-29 | 2018-04-06 | 长城汽车股份有限公司 | 车身拼接部件密封结构及其制备和车身侧围下边梁及车辆 |
JP2018114915A (ja) * | 2017-01-20 | 2018-07-26 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
KR20200070766A (ko) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 현대자동차주식회사 | 차체 구조 |
KR102575185B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2023-09-05 | 현대자동차 주식회사 | 차체 구조 |
WO2021125015A1 (ja) | 2019-12-16 | 2021-06-24 | 住友重機械工業株式会社 | 車体用構造体、補強部材および補強部材の製造方法 |
KR20220110474A (ko) | 2019-12-16 | 2022-08-08 | 스미도모쥬기가이고교 가부시키가이샤 | 차체용 구조체, 보강부재 및 보강부재의 제조방법 |
US11919573B2 (en) | 2019-12-16 | 2024-03-05 | Sumitomo Heavy Industries, Ltd. | Vehicle body structure, reinforcement member, and reinforcement member manufacturing method |
KR20210122574A (ko) * | 2020-04-01 | 2021-10-12 | 현대자동차주식회사 | 차량용 사이드구조 |
KR102429509B1 (ko) * | 2020-04-01 | 2022-08-05 | 현대자동차주식회사 | 차량용 사이드구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4033658B2 (ja) | 2008-01-16 |
DE10247045B4 (de) | 2006-05-24 |
US6709045B2 (en) | 2004-03-23 |
DE10247045A1 (de) | 2003-04-30 |
US20030085593A1 (en) | 2003-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003118635A (ja) | 車体構造 | |
US8651562B2 (en) | B-pillar reinforcement of a motor vehicle | |
JP3783546B2 (ja) | 車両のサイドシル構造 | |
EP1908668B1 (en) | Vehicle front structure | |
US7331626B2 (en) | Vehicle body structure reinforced against side impact | |
JP7316513B2 (ja) | 車両の車体構造 | |
JP2009234495A (ja) | 自動車のフレーム構造 | |
JPWO2011118107A1 (ja) | 車体側部構造 | |
JP2002012032A (ja) | 自動車ドア補強材 | |
JP3909649B2 (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
EP1911619A2 (en) | Door panel structure and method of producing the same | |
WO2010001685A1 (ja) | 車両用ドアサッシュ | |
JP5478314B2 (ja) | 車体側部構造 | |
JP2008222039A (ja) | 車両用フロントピラー構造 | |
JP6549758B2 (ja) | 車体構造 | |
JP2003118637A (ja) | 車両のピラー構造 | |
JP2001334957A (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
JP4733762B2 (ja) | 車体側部構造 | |
JP2003231483A (ja) | 車体構造 | |
JP3567772B2 (ja) | 不等厚センターピラー部材 | |
JP2007055529A (ja) | 自動車の車体構造 | |
JP4427166B2 (ja) | 車体側部構造 | |
JP6502981B2 (ja) | 車体後部構造 | |
JP3921864B2 (ja) | 自動車の側部車体構造 | |
WO2013105439A1 (ja) | 車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040416 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060801 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061002 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071023 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4033658 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |