JP2003114462A - 撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法

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JP2003114462A JP2001307032A JP2001307032A JP2003114462A JP 2003114462 A JP2003114462 A JP 2003114462A JP 2001307032 A JP2001307032 A JP 2001307032A JP 2001307032 A JP2001307032 A JP 2001307032A JP 2003114462 A JP2003114462 A JP 2003114462A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、小型かつ省電力化が可能
となるとともに、ノイズ対策等が不要となる撮像装置用
閃光装置及び閃光装置付撮像装置を提供する。 【解決手段】 レンズ3に最も近い内側LED群51及
びレンズ3から最も遠い外側LED群53を構成するL
EDは、その配光角度がθ1であるのに対し、両LED
群51、53間に位置する中間LED群52は、前記配
光角度θ1よりも小さい配光角度θ2を有している。こ
れらLED群51〜53を構成するLEDは、MPUの
制御により、各群毎及び個々に点灯及び消灯が可能であ
るのみならず、個々に発光量も可変である。したがっ
て、配光角度の狭い中間LED群52のみを発光させる
ことにより、少ない電力消費で遠くの被写体の一部に所
要の明るさを確保して、オートフォーカス制御を行うこ
とができ、これにより省電力化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED(Light Emi
tting Diode)等で構成される複数の光源を備えた撮像装
置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD型やMOS型の固体撮像素
子を用いて被写体を撮像し、それを画像データとしてフ
ラッシュメモリ等の記録媒体に記録するデジタルカメラ
が一般に普及している。デジタルカメラにおいても従来
の銀塩カメラと同様のストロボを有するものが多い。
【0003】図17は、従来の一般的なストロボ100
を示すブロック図であって、ストロボ100は以下のよ
うにして撮像補助光を発する。すなわち、マイコン10
1からの制御によって昇圧トランス102にて電池等の
電源103からの電圧を320V程度に昇圧させ、メイ
ンコンデンサ104に充電を行わせ、その充電状態を維
持させる。撮像時には、マイコン101からの制御によ
り駆動素子(IGBT)105によってトリガコイル1
06を駆動し、トリガコイル106から2KV以上の電
圧を放電管107に与え、放電管107を発光させる。
さらに、その光の(被写体からの)反射光を調光センサ
108によって捉え、それが規定量の光量になったとこ
ろで調光回路109により発光を停止させ、これにより
適切な撮像補助光を確保する。また、オートフォーカス
制御時には、調光センサ108により周囲の明るさを検
出し、この周囲の明るさが所定以下である場合には、同
様に放電管107を発光させる。これにより、被写体を
認識可能な明るさを確保した上で、オートフォーカスを
実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来のストロボ100は、発光時に多量の電力を消
費する放電管107を光源として用いて、撮影補助光と
オートフォーカス補助光とを確保するようにしている。
このため、撮像時のみならずオートフォーカス時にも多
量の電力を消費することとなり、消費電力が大きいとい
う問題が生ずる。また、放電管107以外にも、それに
供給する電力を得るための昇圧トランス102、メイン
コンデンサ104、トリガコイル106が不可欠であ
る。このため、部品点数が多く、高電圧を発生する際に
ノイズが発生するため、カメラ本体に組み込むには他の
回路へのノイズ対策を行う必要があるといった問題があ
った。
【0005】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、部品点数が少なく、小型かつ省電力化
が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる撮像
装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にかかる撮像装置用閃光装置にあって
は、配光特性の異なる複数の光源を備えている。すなわ
ち、オートフォーカス時には、被写体の一部に所要の明
るさが確保されればオートフォーカス制御が可能とな
る。したがって、前記複数の光源のうち配光角度の狭い
ものを点灯させることにより、少ない電力消費で遠くの
被写体の一部に所要の明るさを確保して、オートフォー
カス制御を行うことができ、これにより省電力化が可能
となる。
【0007】また、撮像時には、複数の光源の全てある
いは一部等、必要数の光源を点灯させれば、必要な明る
さを確保することが可能となることから、従来のストロ
ボのように、単一の光源で撮像時に所要の明るさを確保
する放電管や、それに供給する電力を得るための昇圧ト
ランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いる必要はな
い。よって、部品点数少なくし、小型かつ省電力化が可
能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる。
【0008】また、請求項2記載の発明にかかる撮像装
置用閃光装置にあっては、前記複数の光源は、同心円状
に配置されている。したがって、複数の光源からの光を
放射状に照射して、ストロボを使用した場合と同様の被
写体に対する光放射状態を形成することができる。
【0009】また、請求項3記載の発明にかかる撮像装
置用閃光装置にあっては、前記複数の光源は、直線上に
配置されている。したがって、撮像される矩形の画像に
沿った方向に光を照射して、撮像時に適切な補助光効果
を発生させることができる。
【0010】また、請求項4記載の発明にかかる撮像装
置用閃光装置にあっては、前記複数の光源は、発光色の
異なるものを含む。したがって、点灯させる光源の組み
合わせにより、ストロボと同様の白色光を照射させるこ
とができるのみならず、有色光を照射して、擬似的なカ
ラーフィルター効果を発生させることもできる。
【0011】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記複数の光源は、複数の発光ダイオードを備え、よっ
て、一層の省電力化が可能となる。
【0012】また、請求項6記載の発明にかかる閃光装
置付撮像装置にあっては、配光特性の異なる複数の光源
を備えた閃光装置と、周囲の明るさを検出する検出手段
と、被写体画像の合焦を行うオートフォーカス手段と、
前記被写体画像を撮像する撮像手段と、前記オートフォ
ーカス手段の作動時に前記検出手段により検出された周
囲の明るさが所定以下である場合、前記複数の光源のう
ち配光角度の狭いものを点灯させるとともに、前記撮像
手段の撮像時には必要数の光源を点灯させる制御手段と
を有する。
【0013】したがって、前述のように、前記複数の光
源のうち配光角度の狭いものを点灯させることにより、
少ない電力消費で遠くの被写体の一部に所要の明るさを
確保して、オートフォーカス制御を行うことができ、こ
れにより省電力化が可能となる。また、撮像時には、必
要な複数の光源を点灯させることにより、所要の明るさ
を確保することが可能となることから、従来のストロボ
のように、単一の光源で撮像時に必要な明るさを確保す
る放電管や、それに供給する電力を得るための昇圧トラ
ンス、コンデンサ、トリガコイル等を用いる必要はな
い。よって、部品点数少なくし、小型かつ省電力化が可
能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる。
【0014】また、請求項7記載の発明にかかる閃光装
置付撮像装置にあっては、前記配光角度の狭い光源は、
前記撮像手段が有するレンズに最も近い光源以外の他の
光源である。よって、レンズに対してやや遠い位置の光
源からオートフォーカス時の補助光が放射されることか
ら、光源からの光がレンズにより結像される画像に影響
を及ぼすことがない。
【0015】また、請求項8記載の発明にかかる閃光装
置付撮像装置にあっては、複数の光源を備えた閃光装置
と、周囲の明るさを検出する検出手段と、撮影モードを
選択的に設定する設定手段と、被写体画像を撮像する撮
像手段と、前記設定手段により設定されている撮影モー
ドが接写モードであり、かつ前記検出手段により検出さ
れた周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像手段
の撮像時に前記複数の光源のうち前記撮像手段が有する
レンズに最も近いものを点灯させる制御手段とを有す
る。
【0016】したがって、接写を行うべく接写モードが
設定されており、このとき周囲の明るさが所定以下であ
ると、撮像時には複数の光源のうちレンズに最も近いも
のが点灯して撮影補助光を放射する。これより、被写体
の撮像範囲が狭い接写時に不要部分まで光を照射するこ
とがなくなり、省電力化が可能となる。また、撮像手段
のレンズに最も近い光源から被写体に光を照射するの
で、レンズにより結像される被写体画像に影ができにく
く、影が可及的に少ない接写画像を撮像することができ
る。
【0017】また、請求項9記載の発明にかかる閃光装
置付撮像装置にあっては、前記複数の光源は、前記撮像
手段が有するレンズを中心にして同心円状に配置されて
いる。よって、撮像手段のレンズの周囲から被写体に光
を照射するので、レンズにより結像される被写体画像に
影ができにくく、通常の撮像時においても影が可及的に
少ない接写画像を撮像することができる。
【0018】また、請求項10記載の発明にかかる閃光
装置付撮像装置にあっては、前記複数の光源は、直線上
に配置されている。したがって、撮像される矩形の画像
に沿った方向に光を照射して、撮像時に適切な補助光効
果を発生させることができる。
【0019】また、請求項11記載の発明にかかる閃光
装置付撮像装置にあっては、前記複数の光源は、発光色
の異なるものを含む。したがって、前述と同様に、点灯
させる光源の組み合わせにより、ストロボと同様の白色
光を照射させることができるのみならず、有色光を照射
して、擬似的なカラーフィルター効果を発生させて撮像
を行うことができる。
【0020】また、請求項12記載の発明にかかる閃光
装置付撮像装置にあっては、前記複数の光源は、発光ダ
イオードであり、よって、一層の省電力化が可能とな
る。
【0021】また、請求項13記載の発明にかかる撮像
方法にあっては、周囲の明るさを検出する検出ステップ
と、被写体画像の合焦を行うオートフォーカスステップ
と、前記被写体画像を撮像する撮像ステップと、前記オ
ートフォーカスステップの作動時に前記検出ステップに
より検出された周囲の明るさが所定以下である場合、閃
光装置が備える配光特性の異なる複数の光源のうち配光
角度の狭いものを点灯させるとともに、前記撮像ステッ
プでの撮像時には必要な光源を点灯させる制御ステップ
とを含む。
【0022】また、請求項14記載の発明にかかる撮像
方法にあっては、周囲の明るさを検出する検出ステップ
と、撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、被
写体画像を撮像する撮像ステップと、前記設定ステップ
により設定されている撮影モードが接写モードであり、
かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが
所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、
閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレ
ンズに最も近いものを点灯させる制御ステップとを含
む。
【0023】したがって、請求項13及び14に記載し
たステップで処理を実行することにより、請求項6及び
請求項8記載の発明と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。図1〜3は、本実施の形態にか
かる電子スチルカメラ1の外観を示す図であって、図1
は正面図、図2は平面図、図3は背面図である。
【0025】図1に示すように電子スチルカメラ1は、
カメラ本体2の正面側に(バリア付き)レンズ3、周囲
の明るさを検出する調光センサ4、及び閃光装置5を有
する。この閃光装置5は、レンズ3を中心にして同心円
状に配置された各々6個の内側LED(Light Emitting
Diode)群51、中間LED群52、外側LED群53で
構成されている。これら各LED群51、52、53
は、各々発光色が赤(R)である赤色LED、発光色が
緑(G)である緑色LED、及び発光色が青(B)であ
る青色LEDを一組として二組ずつ計6個、R、G、
B、R、G、Bの順序で等間隔に配置して構成されてい
る。
【0026】また、図2に示すように、レンズ3に最も
近い内側LED群51及びレンズ3から最も遠い外側L
ED群53を構成するLEDは、その配光角度がθ1で
あるのに対し、両LED群51、53間に位置する中間
LED群52は、前記配光角度θ1よりも小さい配光角
度θ2を有している。これらのこれらLED群51〜5
3はLED群ごとにLED素子の光放射側の樹脂モール
ド形状を異ならせて配光角度を異ならせることを実現し
てため、別途レンズを設ける必要がない。ただし、配光
のためのレンズをLED群ごとに設けることによって配
光角度を異ならせるようにしても良いく、この場合は単
純な配光角度だけでなく、LED群ごとの上下左右方向
の配光角度の設定も容易になる。
【0027】また、これらLED群51〜53を構成す
るLEDは、後述するMPU19の制御により、各群毎
及び個々に点灯及び消灯が可能であるのみならず、個々
に発光量も可変である。
【0028】図2に示すようにカメラ本体2の上面に
は、撮影ダイアル6、電源/ファンクションスイッチ
7、シャッターキー8、コントロールパネル9、及びオ
ートフォーカスモードとマニュアルモードとの設定等に
使用される複数の機能キー10が設けられている。撮影
ダイアル6は、「通常撮影モード」「マクロ撮影モー
ド」等の撮影モードを設定するためのダイアルである。
また、図3に示すように背面には、メニューキー11、
カーソルキー12、セットキー13、液晶モニター・ス
イッチ14、光学ファインダ15、及びTFT液晶モニ
ター16が設けられている。
【0029】図4は、電子スチルカメラ1の電気的構成
の概略を示すブロック構成図である。電子スチルカメラ
1は、レンズ3等とともに撮像手段を構成するCCD1
7により撮像した画像をJPEG形式に変換する等の画
像処理機能を備えたMPU19を中心に構成されてい
る。CCD17の受光面には、前記レンズ3、フォーカ
スレンズ20、絞り21を通過して被写体の光学像が結
像される。フォーカスレンズ20はAFモータ等からな
る駆動機構22に保持されており、MPU19からの制
御信号によりAFドライバー23が出力する駆動信号が
駆動機構22に供給されることにより光軸上を前後に移
動する合焦動作を行う。絞り21は、MPU19からの
制御信号に基づき絞り駆動部24が発生する駆動信号に
より駆動し、CCD17に入射する被写体像の光量を調
整する。
【0030】また、MPU19には、タイミング信号を
発生するTG(Timing Generator)25が接続されてお
り、TG25が発生したタイミング信号に基づきVドラ
イバー26(垂直方向ドライバー)がCCD17を駆動
し、それに伴いCCD17により被写体像の輝度に応じ
たアナログの撮像信号が出力されユニット回路18へ送
られる。ユニット回路18は、CCD17から出力され
た撮像信号を保持するCDSと、CDSから撮像信号を
供給されるアナログアンプであるゲイン調整アンプ(A
GC)と、ゲイン調整アンプに増幅され調整された撮像
信号を画像データに変換するA/D変換器(AD)とか
らなり、CCD17の出力信号は、ここで黒レベルを合
わせてサンプリングされデジタル信号としてMPU19
に送られる。送られたデジタル信号(撮像信号)はDR
AM27に一時保存されるとともに、MPU19によっ
て各種の画像処理が施された後、最終的には圧縮された
映像信号としてフラッシュメモリ(FLASH)28に
保存される。保存された映像信号は、必要に応じてMP
U19に読み出され、伸長処理、輝度信号及び色信号の
付加等の処理を経てデジタルビデオ信号やアナログビデ
オ信号に生成される。
【0031】さらに、MPU19にはMROM29と、
電源回路30、図1〜3に示した各種のキーやスイッチ
を含む操作キー部31、前記TFT液晶モニター16、
前記調光センサ4及び閃光装置5が接続されている。M
ROM29は、後述するフローチャートに示すMPU1
9の動作プログラムが記録されたプログラムROMであ
る。また、MROM29には撮影時の適正な露出値(E
V)に対応する絞り値(F)とシャッタースピードとの
組み合わせを示すプログラム線図を構成するプログラム
AEデータが格納されている。
【0032】MPU19は、内蔵するRAMをワーキン
グメモリとして前記動作プログラムに従い動作すること
により本発明の制御手段として機能する。また、前記プ
ログラム線図に従って前記CCD17の電荷蓄積時間
や、前記絞り21の開放度、前記ユニット回路18のゲ
イン調整アンプ(AGC)のゲイン設定等を行う。MP
U19が設定した電荷蓄積時間はシャッターパルスとし
て、TG25を介してVドライバー26に供給され、こ
れに従いVドライバー26がCCD17を駆動すること
により電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御される。つ
まりCCD17は電子シャッターとして機能する。ま
た、MROM29に格納された動作プログラムには、オ
ートフォーカス制御に関するプログラムが含まれてお
り、かかるプログラムに基づきMPU19は、前記フォ
ーカスレンズ20を駆動させピント合わせ(オートフォ
ーカス)を行う。
【0033】TFT液晶モニター16は、録画モードに
おいては逐次撮像された画像をスルー画像として表示
し、再生モードにおいては前記フラッシュメモリ28に
記録された画像データから生成されたアナログビデオ信
号に基づく映像を表示する。閃光装置5は、映像取り込
みキーの操作時(撮影時)に必要に応じて駆動され補助
光を発する。
【0034】なお、前述したMROM29に記憶されて
いるプログラムデータ等は、その記録内容の保持が可能
であれば、別途固定的に設けたもの、若しくは脱着自在
に装着可能なICカード等の他の記録媒体に記録される
構成にしてもよく、更に、前記プログラムデータ等をパ
ソコン等の他の機器から供給可能な構成としてもよい。
【0035】次に、以上の構成からなる電子スチルカメ
ラ1の動作について説明する。電源/ファンクションス
イッチ7が操作されて電源がオンとなっている状態にお
いて、MPU19は、MROM29に格納されているプ
ログラムに従って図6のフローチャートに示す手順で処
理を実行する。すなわち、予め機能キー10が操作され
ることにより、オートフォーカスモードが設定されてい
るか否かを判断する(ステップS1)。オートフォーカ
スモードが設定されておらず(ステップS1;NO)、
マニュアルモードが設定されている場合には、操作入力
に応じてフォーカスレンズ20を駆動する等のマニュア
ルモード処理を実行する(ステップS13)。そして、
シャッターキー8が操作された時点で(ステップS1
4;YES)、撮像処理を実行して、CCD17の受光
面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧縮された
映像信号としてフラッシュメモリ28に保存する(ステ
ップS12)。
【0036】また、ステップS1での判断の結果、オー
トフォーカスモードが設定されている場合には、シャッ
ターキー8が半押しされるまで待機する(ステップS
2)。シャッターキー8が半押しされたならば(ステッ
プS2;YES)、調光センサ4が検出している周囲の
明るさが所定以下であるか否かを判断する(ステップS
3)。周囲の明るさが所定以下である場合には、まずこ
れを示すためのフラグFをセットする(ステップS
4)。
【0037】次に、中間LED群52を前記調光センサ
4が検出した明るさに応じた光量で発光させて(ステッ
プS5)、オートフォーカス制御を実行する(ステップ
S6)。すなわち、中間LED群52が発光することに
より、被写体にオートフォーカスを行うに十分な明るさ
が確保されると、MPU19は、MROM29に格納さ
れているオートフォーカス制御に関するプログラムに基
づき、フォーカスレンズ20を駆動させ駆動させピント
合わせ(合焦)を行う
【0038】このとき、発光させるのは閃光装置5を構
成する内側LED群51、中間LED群52、外側LE
D群53のうち、中間LED群52のみである。この中
間LED群52は前述のように、内側LED群51及び
外側LED群53を構成するLEDよりも小さい配光角
度θ2を有している。したがって、配光角度の狭い中間
LED群52のみを発光させることにより、少ない電力
消費で遠くの被写体の一部に所要の明るさを確保して、
オートフォーカス制御を行うことができ、これにより省
電力化が可能となる。
【0039】なお、ステップS5での中間LED群52
の発光は、フォーカスレンズ20の駆動によりフォーカ
スが決定されるまで継続され、フォーカスが決定された
時点で消灯させる。また、明るさに応じた光量で中間L
ED群52を発光させる際の光量制御については、後述
する。
【0040】そして、オートフォーカス制御を行ったな
らば、シャッターキー8が全押しされるまで待機し(ス
テップS7)、シャッターキー8が全押しされたなら
ば、周囲の明るさが所定以下である場合に前述のステッ
プS4でセットされるフラグFがセット状態にあるか否
かを判断する(ステップS8)。このフラグFがセット
状態にあり、周囲の明るさが所定以下である場合には、
さらに、前記撮影ダイアル6の操作によるマクロ撮影モ
ードが設定されているか否かを判断する(ステップS
9)。
【0041】マクロ撮影モードが設定されている場合に
は、内側LED群51のみを発光させて、又は内側LE
D群51の光量比率を高くしてLED群51〜53を発
光させて(ステップS10)、撮像処理を実行し、CC
D17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的
に圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保
存する(ステップS12)。
【0042】つまり、マクロ撮影モード時においては、
内側LED群51のみを発光、又は内側LED群51の
光量比率を高くしてLED群51〜53を発光させるこ
とことにより、撮影補助光を得る。したがって、被写体
の撮像範囲が狭い接写時に不要部分まで光を照射するこ
とがなくなり、省電力化が可能となる。また、レンズ3
に最も近い内側LED群51のみを発光し、あるいはレ
ンズ3に最も近い内側LED群51の光量比率を高くし
て発光がなされることにより、レンズ3等により結像さ
れる被写体画像に影ができにくくなり、可及的に影が少
ない接写画像を撮像することができる。
【0043】他方、ステップ9での判断の結果、マクロ
撮影モードが設定されておらず、通常モード等の他のモ
ードが設定されている場合には、LED群51〜53の
いずれか又は全てを、前記調光センサ4が検出した明る
さに応じた光量で発光させて(ステップS11)、撮像
処理を実行し、被写体画像フラッシュメモリ28に保存
する(ステップS12)。
【0044】したがって、撮像時には、LED群51〜
53のいずれか又は全てを点灯させることにより、必要
な明るさを確保することが可能となることから、従来の
ストロボのように、単一の光源で撮像時に必要な明るさ
を確保する放電管や、それに供給する電力を得るための
昇圧トランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いる必
要はない。よって、部品点数少なくし、小型かつ省電力
化が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる。
【0045】図6〜図14は、前記ステップS5、ステ
ップS10、及びステップS11でLEDの発光量を制
御して発光を行う場合の制御例を示すものである。 (第1の制御例)
【0046】すなわち、前述のように内側LED群5
1、中間LED群52、外側LED群53は、赤色LE
D、緑色LED、青色LEDを一組のLEDとすると、
各々二組のLEDで構成されている。そして、この第1
の制御例において前記MROM29には、赤色LED、
緑色LED、青色LEDを一組単位として、各組毎の発
光制御データが記憶されている。この発光制御データ
は、一組を構成する赤、緑、青LEDの発光光度に応じ
て事前に決められている固有のデータであって、一組の
LEDを発光させるときの発光色毎の合計発光時間の割
合を示すデータである。また、この発光制御データは
「Rt:Gt:Bt」といった割合データであり、その
値は、一組のLEDの光の混合光であるストロボ光が所
定の光量となるように調整したときの値である。
【0047】そして、前記ステップS5、S10、S1
1での発光に際してMPU19は、図6のフローチャー
トに示すように、MROM29から前述した割合データ
(Rt,Gt,Bt)を読み出し(ステップS10
1)、それに基づき、各ステップS5、S10、S11
で要求される発光状態で閃光装置5を発光させるべく、
赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々のパルス駆
動回数(発光回数)nR,nG,nBを個別に演算する
(ステップ1012)。しかる後、図7に示したよう
に、各LEDを一斉にパルス駆動するとともに、演算し
た発光回数nR,nG,nBだけ色毎に駆動する(ステ
ップSA4)。
【0048】これにより、一組のLEDの各々の合計発
光時間Tr,Tg,Tb(実際には電流が流れる部分の
積分である)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御さ
れ、このとき発光した全ての組からの光で構成されるス
トロボ光が、要求される所定の光量となったり、一部の
組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0049】(第2の制御例)この第2の制御例におい
ても、図8のフローチャートに示すように、MROM2
9から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読み
出し(ステップS201)、それに基づき、所定時間T
(撮像時においては、所定時間T)内における赤色LE
D、緑色LED、青色LEDの各々の発光回数(パルス
駆動回数)nR,nG,nBを個別に演算する(ステッ
プS202)。さらに、MPU19は、演算した発光回
数nR,nG,nBに対応する、所定時間T内でのパル
ス駆動間隔(駆動周期)iR,iG,iBを演算し(ス
テップS203)、しかる後、図9に示したように、所
定時間T内に、演算したパルス駆動間隔iR,iG,i
Bで一組のLEDを演算した発光回数nR,nG,nB
だけ周期的に駆動する(ステップS204)。
【0050】これにより、所定時間T内においては各L
EDの個々の合計発光時間(実際には電流が流れる部分
の積分値)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御され、
このとき発光した全ての組からの光で構成される光量
が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量
比率が高くして発光されることとなる。
【0051】(第3の制御例)この第3の制御例におい
ても、図10のフローチャートに示すように、MROM
29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読
み出し(ステップS301)、それに基づき、所定時間
T内における赤色LED、緑色LED、青色LEDの各
々の駆動時間(発光時間)Tr,Tg,Tbを個別に演
算する(ステップS302)。しかる後、図11に示し
たように各LEDを一斉に駆動し、各LEDを演算した
時間Tr,Tg,Tbに達するまで連続駆動する(ステ
ップS303)。
【0052】これにより、所定時間T内においては一組
のLEDの各々のの発光時間の割合が割合(Rt:G
t:Bt)に制御され、このとき発光した全ての組から
の光で構成される光量が、要求される所定の光量となっ
たり、一部の組の光量比率が高くして発光されることと
なる。
【0053】(第4の制御例)この第4の制御例におい
ても、図12のフローチャートに示すように、MROM
29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読
み出し(ステップ401)、それに基づき、所定時間T
内における赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々
の駆動時間(発光時間)Tr,Tg,Tbを個別に演算
する(ステップ402)。さらに、MPU19は、赤色
LEDの駆動時間(露出時間)Tr内に緑色LEDと青
色LEDを時分割で駆動するための1回の駆動時間d
G,dBと駆動間隔iG,iBとを演算し(ステップS
403)、しかる後、図13に示したように、所定時間
T内に赤色LEDを連続駆動するとともに、緑色LED
と青色LEDとを、演算した駆動間隔iG,iBで演算
した駆動時間dG,dBずつ間欠駆動する(ステップS
405)。
【0054】これにより、所定時間T内においては各L
EDの個々の合計発光時間(電流が流れる部分の積分
値)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御され、このと
き発光した全ての組からの光で構成されるストロボ光
が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量
比率が高くして発光されることとなる。
【0055】(第5の制御例)
【0056】この第5の制御例においては、図14に示
したタイミングで、一組のLEDに対しパルス電流を供
給する。すなわち各発光色のLEDを、それぞれの発光
タイミングが重複しないように時分割で個別にパルス駆
動する。これにより、閃光装置5にあっては、各発光色
のLEDが所定時間T内において、各々の発光タイミン
グがずれた状態でR,G,Bを1周期として連続してパ
ルス発光し、それにより、各LEDが同時に点灯させた
ときと同等の色のストロボ光(各LED混合光)が得ら
れることとなる。このとき、発光デューティを変更する
ことにより、発光した全ての組からの光で構成されるス
トロボ光が、要求される所定の光量となったり、一部の
組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0057】なお、前述した実施の形態においては、レ
ンズ3を中心に外側、中間、内側各LED群51〜53
を同心円状に配置して閃光装置5を構成するようにし
た。しかし、図15に示すように、カメラ本体2におい
てレンズ3の上部に第1及び第2のLED群54、55
を配置して閃光装置5を構成するようにしてよいし、図
16に示すように、レンズ3の左右に左LED群56と
右LED群57とを配置して、閃光装置5を構成するよ
うにしてよい(4は調光センサ、15は光学ファインダ
である)。
【0058】また、LED群の構成についても、前述し
た実施の形態のように、R、G、BのLEDを用いるこ
となく、他の発光色のLEDの組み合わせとしてもよい
し、白色LEDであってもよい。さらに、光源としては
実施の形態において用いたLEDが好ましいが、昇圧ト
ランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いることなく
発光可能な光源であれば他の光源であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
光特性の異なる複数の光源のうち配光角度の狭いものを
点灯させることにより、少ない電力消費で遠くの被写体
の一部に所要の明るさを確保して、オートフォーカス制
御を行うことができ、これにより省電力化が可能とな
る。また、撮像時には、複数の光源の全てあるいは必要
数を点灯させれば、所要の明るさを確保することが可能
となることから、従来のストロボのように、単一の光源
で撮像時に必要な明るさを確保する放電管や、それに供
給する電力を得るための昇圧トランス、コンデンサ、ト
リガコイル等を用いる必要はない。よって、部品点数少
なくし、小型かつ省電力化が可能となるとともに、ノイ
ズ対策等が不要となる。
【0060】また、接写モードが設定されていて周囲の
明るさが所定以下である場合、撮像時に複数の光源のう
ちレンズに最も近いものを点灯させるようにしてことか
ら、被写体の撮像範囲が狭い接写時に不要部分まで光を
照射することがなくなり、省電力化が可能となる。ま
た、撮像手段のレンズに最も近い光源から被写体に光を
照射するので、レンズにより結像される被写体画像に影
ができにくく、影が可及的に少ない接写画像を撮像する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子スチルカメラ
の正面図である。
【図2】同平面図であるとともにLEDの配光角度示す
模式図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同電子スチルカメラの回路構成を示すブロック
図である。
【図5】同電子スチルカメラにおける処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】LEDの発光量を制御する第1の制御例を示す
フローチャートある。
【図7】同制御例を示すタイムチャートである。
【図8】LEDの発光量を制御する第2の制御例を示す
フローチャートある。
【図9】同制御例を示すタイムチャートである。
【図10】LEDの発光量を制御する第3の制御例を示
すフローチャートある。
【図11】同制御例を示すタイムチャートである。
【図12】LEDの発光量を制御する第4の制御例を示
すフローチャートある。
【図13】同制御例を示すタイムチャートである。
【図14】LEDの発光量を制御する第5の制御例を示
すタイムチャートある。
【図15】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの
正面図である。
【図16】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの
正面図である。
【図17】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ 2 カメラ本体 3 レンズ 4 調光センサ 5 閃光装置 6 撮影ダイアル 7 電源/ファンクションスイッチ 8 シャッターキー 17 CCD 18 ユニット回路 19 MPU 20 フォーカスレンズ 22 駆動機構 23 AFドライバー 24 駆動部 25 TG 26 Vドライバー 27 DRAM 28 フラッシュメモリ 29 MROM 30 電源回路 51 内側LED群 52 中間LED群 53 外側LED群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 W X H04N 5/238 Z G02B 7/11 Z H04N 5/238 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 CD11 CD13 GA26 GA28 GA31 GA33 GA54 HA06 HA24 2H011 DA08 2H051 CC02 CC07 CC19 EB01 EB19 2H053 AA01 AA05 AB08 AD21 AD23 BA32 BA34 BA75 BA82 BA84 CA00 CA06 CA15 CA41 CA45 DA04 DA08 5C022 AA13 AB15 AB22 CA00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配光特性の異なる複数の光源を備えたこ
    とを特徴とする撮像装置用閃光装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の光源は、同心円状に配置され
    たことを特徴とする請求項1記載の撮像装置用閃光装
    置。
  3. 【請求項3】前記複数の光源は、直線上に配置されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置用閃光装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の光源は、発光色の異なるもの
    を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の撮像装置用閃光装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の光源は、複数の発光ダイオー
    ドを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の撮像装置用閃光装置。
  6. 【請求項6】 配光特性の異なる複数の光源を備えた閃
    光装置と、 周囲の明るさを検出する検出手段と、 被写体画像の合焦を行うオートフォーカス手段と、 前記被写体画像を撮像する撮像手段と、 前記オートフォーカス手段の作動時に前記検出手段によ
    り検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記
    複数の光源のうち配光角度の狭いものを点灯させるとと
    もに、前記撮像手段の撮像時には必要な光源を点灯させ
    る制御手段とを有することを特徴とする閃光装置付撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 前記配光角度の狭い光源は、前記撮像手
    段が有するレンズに最も近い光源以外の他の光源である
    ことを特徴とする請求項6記載の閃光装置付撮像装置。
  8. 【請求項8】 複数の光源を備えた閃光装置と、 周囲の明るさを検出する検出手段と、 撮影モードを選択的に設定する設定手段と、 被写体画像を撮像する撮像手段と、 前記設定手段により設定されている撮影モードが接写モ
    ードであり、かつ前記検出手段により検出された周囲の
    明るさが所定以下である場合、前記撮像手段の撮像時に
    前記複数の光源のうち前記撮像手段が有するレンズに最
    も近いものを点灯させる制御手段と、を有することを特
    徴とする閃光装置付撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の光源は、前記撮像手段が有す
    るレンズを中心にして同心円状に配置されたことを特徴
    とする請求項6又は8記載の閃光装置付撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の光源は、直線上に配置され
    たことを特徴とする請求項6又は8記載の閃光装置付撮
    像装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の光源は、発光色の異なるも
    のを含むことを特徴とする請求項6から10のいずれか
    に記載の撮像装置用閃光装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の光源は、発光ダイオードで
    あることを特徴とする請求項6から11のいずれかに記
    載の撮像装置用閃光装置。
  13. 【請求項13】 周囲の明るさを検出する検出ステップ
    と、 被写体画像の合焦を行うオートフォーカスステップと、 前記被写体画像を撮像する撮像ステップと、 前記オートフォーカスステップの作動時に前記検出ステ
    ップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場
    合、閃光装置が備える配光特性の異なる複数の光源のう
    ち配光角度の狭いものを点灯させるとともに、前記撮像
    ステップでの撮像時には必要な光源を点灯させる制御ス
    テップとを含むことを特徴とする撮像方法。
  14. 【請求項14】 周囲の明るさを検出する検出ステップ
    と、 撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、 被写体画像を撮像する撮像ステップと、 前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接
    写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出され
    た周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステッ
    プでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮
    像装置が有するレンズに最も近いものを点灯させる制御
    ステップと、を含むことを特徴とする撮像方法。
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