JP4168617B2 - 撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LED(Light Emitting Diode)等で構成される複数の光源を備えた撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CCD型やMOS型の固体撮像素子を用いて被写体を撮像し、それを画像データとしてフラッシュメモリ等の記録媒体に記録するデジタルカメラが一般に普及している。デジタルカメラにおいても従来の銀塩カメラと同様のストロボを有するものが多い。
【0003】
図17は、従来の一般的なストロボ100を示すブロック図であって、ストロボ100は以下のようにして撮像補助光を発する。すなわち、マイコン101からの制御によって昇圧トランス102にて電池等の電源103からの電圧を320V程度に昇圧させ、メインコンデンサ104に充電を行わせ、その充電状態を維持させる。撮像時には、マイコン101からの制御により駆動素子(IGBT)105によってトリガコイル106を駆動し、トリガコイル106から2KV以上の電圧を放電管107に与え、放電管107を発光させる。さらに、その光の(被写体からの)反射光を調光センサ108によって捉え、それが規定量の光量になったところで調光回路109により発光を停止させ、これにより適切な撮像補助光を確保する。また、オートフォーカス制御時には、調光センサ108により周囲の明るさを検出し、この周囲の明るさが所定以下である場合には、同様に放電管107を発光させる。これにより、被写体を認識可能な明るさを確保した上で、オートフォーカスを実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように従来のストロボ100は、発光時に多量の電力を消費する放電管107を光源として用いて、撮影補助光とオートフォーカス補助光とを確保するようにしている。このため、撮像時のみならずオートフォーカス時にも多量の電力を消費することとなり、消費電力が大きいという問題が生ずる。また、放電管107以外にも、それに供給する電力を得るための昇圧トランス102、メインコンデンサ104、トリガコイル106が不可欠である。このため、部品点数が多く、高電圧を発生する際にノイズが発生するため、カメラ本体に組み込むには他の回路へのノイズ対策を行う必要があるといった問題があった。
【0005】
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、部品点数が少なく、小型かつ省電力化が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる撮像装置用閃光装置、閃光装置付撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1の発明にかかる閃光装置付撮像装置にあっては、複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置と、周囲の明るさを検出する検出手段と、撮影モードを選択的に設定する設定手段と、被写体画像を撮像する撮像手段と、前記設定手段により設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出手段により検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像手段の撮像時に前記複数の光源のうち前記撮像手段が有するレンズに最も近い光源の発光比率を他の光源よりも高くして点灯させる制御手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の発明にかかる閃光装置付撮像装置にあっては、複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置と、周囲の明るさを検出する検出手段と、撮影モードを選択的に設定する設定手段と、
被写体画像を撮像する撮像手段と、前記設定手段により設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出手段により検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像手段の撮像時に前記複数の光源のうち前記撮像手段が有するレンズに最も近い光源を選択して点灯させる制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】
また、請求項7記載の発明にかかる、複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置を利用した撮像方法にあっては、周囲の明るさを検出する検出ステップと、撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、被写体画像を撮像する撮像ステップと、前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレンズに最も近い光源の発光比率を他の光源よりも高くして点灯させる制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、請求項3記載の発明にかかる撮像装置用閃光装置にあっては、前記複数の光源は、直線上に配置されている。したがって、撮像される矩形の画像に沿った方向に光を照射して、撮像時に適切な補助光効果を発生させることができる。
【0010】
また、請求項8記載の発明にかかる、複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置を利用した撮像方法にあっては周囲の明るさを検出する検出ステップと、撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、被写体画像を撮像する撮像ステップと、前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレンズに最も近い光源を選択して点灯させる制御ステップと、を含むことを特徴とする。
【0021】
また、請求項13記載の発明にかかる撮像方法にあっては、周囲の明るさを検出する検出ステップと、被写体画像の合焦を行うオートフォーカスステップと、前記被写体画像を撮像する撮像ステップと、前記オートフォーカスステップの作動時に前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、閃光装置が備える配光特性の異なる複数の光源のうち配光角度の狭いものを点灯させるとともに、前記撮像ステップでの撮像時には必要な光源を点灯させる制御ステップとを含む。
【0022】
また、請求項14記載の発明にかかる撮像方法にあっては、周囲の明るさを検出する検出ステップと、撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、被写体画像を撮像する撮像ステップと、前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレンズに最も近いものを点灯させる制御ステップとを含む。
【0023】
したがって、請求項13及び14に記載したステップで処理を実行することにより、請求項6及び請求項8記載の発明と同様の作用効果を奏することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。図1〜3は、本実施の形態にかかる電子スチルカメラ1の外観を示す図であって、図1は正面図、図2は平面図、図3は背面図である。
【0025】
図1に示すように電子スチルカメラ1は、カメラ本体2の正面側に(バリア付き)レンズ3、周囲の明るさを検出する調光センサ4、及び閃光装置5を有する。この閃光装置5は、レンズ3を中心にして同心円状に配置された各々6個の内側LED(Light Emitting Diode)群51、中間LED群52、外側LED群53で構成されている。これら各LED群51、52、53は、各々発光色が赤(R)である赤色LED、発光色が緑(G)である緑色LED、及び発光色が青(B)である青色LEDを一組として二組ずつ計6個、R、G、B、R、G、Bの順序で等間隔に配置して構成されている。
【0026】
また、図2に示すように、レンズ3に最も近い内側LED群51及びレンズ3から最も遠い外側LED群53を構成するLEDは、その配光角度がθ1であるのに対し、両LED群51、53間に位置する中間LED群52は、前記配光角度θ1よりも小さい配光角度θ2を有している。これらのこれらLED群51〜53はLED群ごとにLED素子の光放射側の樹脂モールド形状を異ならせて配光角度を異ならせることを実現してため、別途レンズを設ける必要がない。ただし、配光のためのレンズをLED群ごとに設けることによって配光角度を異ならせるようにしても良いく、この場合は単純な配光角度だけでなく、LED群ごとの上下左右方向の配光角度の設定も容易になる。
【0027】
また、これらLED群51〜53を構成するLEDは、後述するMPU19の制御により、各群毎及び個々に点灯及び消灯が可能であるのみならず、個々に発光量も可変である。
【0028】
図2に示すようにカメラ本体2の上面には、撮影ダイアル6、電源/ファンクションスイッチ7、シャッターキー8、コントロールパネル9、及びオートフォーカスモードとマニュアルモードとの設定等に使用される複数の機能キー10が設けられている。撮影ダイアル6は、「通常撮影モード」「マクロ撮影モード」等の撮影モードを設定するためのダイアルである。また、図3に示すように背面には、メニューキー11、カーソルキー12、セットキー13、液晶モニター・スイッチ14、光学ファインダ15、及びTFT液晶モニター16が設けられている。
【0029】
図4は、電子スチルカメラ1の電気的構成の概略を示すブロック構成図である。電子スチルカメラ1は、レンズ3等とともに撮像手段を構成するCCD17により撮像した画像をJPEG形式に変換する等の画像処理機能を備えたMPU19を中心に構成されている。CCD17の受光面には、前記レンズ3、フォーカスレンズ20、絞り21を通過して被写体の光学像が結像される。フォーカスレンズ20はAFモータ等からなる駆動機構22に保持されており、MPU19からの制御信号によりAFドライバー23が出力する駆動信号が駆動機構22に供給されることにより光軸上を前後に移動する合焦動作を行う。絞り21は、MPU19からの制御信号に基づき絞り駆動部24が発生する駆動信号により駆動し、CCD17に入射する被写体像の光量を調整する。
【0030】
また、MPU19には、タイミング信号を発生するTG(Timing Generator )25が接続されており、TG25が発生したタイミング信号に基づきVドライバー26(垂直方向ドライバー)がCCD17を駆動し、それに伴いCCD17により被写体像の輝度に応じたアナログの撮像信号が出力されユニット回路18へ送られる。ユニット回路18は、CCD17から出力された撮像信号を保持するCDSと、CDSから撮像信号を供給されるアナログアンプであるゲイン調整アンプ(AGC)と、ゲイン調整アンプに増幅され調整された撮像信号を画像データに変換するA/D変換器(AD)とからなり、CCD17の出力信号は、ここで黒レベルを合わせてサンプリングされデジタル信号としてMPU19に送られる。送られたデジタル信号(撮像信号)はDRAM27に一時保存されるとともに、MPU19によって各種の画像処理が施された後、最終的には圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ(FLASH)28に保存される。保存された映像信号は、必要に応じてMPU19に読み出され、伸長処理、輝度信号及び色信号の付加等の処理を経てデジタルビデオ信号やアナログビデオ信号に生成される。
【0031】
さらに、MPU19にはMROM29と、電源回路30、図1〜3に示した各種のキーやスイッチを含む操作キー部31、前記TFT液晶モニター16、前記調光センサ4及び閃光装置5が接続されている。MROM29は、後述するフローチャートに示すMPU19の動作プログラムが記録されたプログラムROMである。また、MROM29には撮影時の適正な露出値(EV)に対応する絞り値(F)とシャッタースピードとの組み合わせを示すプログラム線図を構成するプログラムAEデータが格納されている。
【0032】
MPU19は、内蔵するRAMをワーキングメモリとして前記動作プログラムに従い動作することにより本発明の制御手段として機能する。また、前記プログラム線図に従って前記CCD17の電荷蓄積時間や、前記絞り21の開放度、前記ユニット回路18のゲイン調整アンプ(AGC)のゲイン設定等を行う。MPU19が設定した電荷蓄積時間はシャッターパルスとして、TG25を介してVドライバー26に供給され、これに従いVドライバー26がCCD17を駆動することにより電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御される。つまりCCD17は電子シャッターとして機能する。また、MROM29に格納された動作プログラムには、オートフォーカス制御に関するプログラムが含まれており、かかるプログラムに基づきMPU19は、前記フォーカスレンズ20を駆動させピント合わせ(オートフォーカス)を行う。
【0033】
TFT液晶モニター16は、録画モードにおいては逐次撮像された画像をスルー画像として表示し、再生モードにおいては前記フラッシュメモリ28に記録された画像データから生成されたアナログビデオ信号に基づく映像を表示する。閃光装置5は、映像取り込みキーの操作時(撮影時)に必要に応じて駆動され補助光を発する。
【0034】
なお、前述したMROM29に記憶されているプログラムデータ等は、その記録内容の保持が可能であれば、別途固定的に設けたもの、若しくは脱着自在に装着可能なICカード等の他の記録媒体に記録される構成にしてもよく、更に、前記プログラムデータ等をパソコン等の他の機器から供給可能な構成としてもよい。
【0035】
次に、以上の構成からなる電子スチルカメラ1の動作について説明する。電源/ファンクションスイッチ7が操作されて電源がオンとなっている状態において、MPU19は、MROM29に格納されているプログラムに従って図6のフローチャートに示す手順で処理を実行する。すなわち、予め機能キー10が操作されることにより、オートフォーカスモードが設定されているか否かを判断する(ステップS1)。オートフォーカスモードが設定されておらず(ステップS1;NO)、マニュアルモードが設定されている場合には、操作入力に応じてフォーカスレンズ20を駆動する等のマニュアルモード処理を実行する(ステップS13)。そして、シャッターキー8が操作された時点で(ステップS14;YES)、撮像処理を実行して、CCD17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存する(ステップS12)。
【0036】
また、ステップS1での判断の結果、オートフォーカスモードが設定されている場合には、シャッターキー8が半押しされるまで待機する(ステップS2)。シャッターキー8が半押しされたならば(ステップS2;YES)、調光センサ4が検出している周囲の明るさが所定以下であるか否かを判断する(ステップS3)。周囲の明るさが所定以下である場合には、まずこれを示すためのフラグFをセットする(ステップS4)。
【0037】
次に、中間LED群52を前記調光センサ4が検出した明るさに応じた光量で発光させて(ステップS5)、オートフォーカス制御を実行する(ステップS6)。すなわち、中間LED群52が発光することにより、被写体にオートフォーカスを行うに十分な明るさが確保されると、MPU19は、MROM29に格納されているオートフォーカス制御に関するプログラムに基づき、フォーカスレンズ20を駆動させ駆動させピント合わせ(合焦)を行う
【0038】
このとき、発光させるのは閃光装置5を構成する内側LED群51、中間LED群52、外側LED群53のうち、中間LED群52のみである。この中間LED群52は前述のように、内側LED群51及び外側LED群53を構成するLEDよりも小さい配光角度θ2を有している。したがって、配光角度の狭い中間LED群52のみを発光させることにより、少ない電力消費で遠くの被写体の一部に所要の明るさを確保して、オートフォーカス制御を行うことができ、これにより省電力化が可能となる。
【0039】
なお、ステップS5での中間LED群52の発光は、フォーカスレンズ20の駆動によりフォーカスが決定されるまで継続され、フォーカスが決定された時点で消灯させる。また、明るさに応じた光量で中間LED群52を発光させる際の光量制御については、後述する。
【0040】
そして、オートフォーカス制御を行ったならば、シャッターキー8が全押しされるまで待機し(ステップS7)、シャッターキー8が全押しされたならば、周囲の明るさが所定以下である場合に前述のステップS4でセットされるフラグFがセット状態にあるか否かを判断する(ステップS8)。このフラグFがセット状態にあり、周囲の明るさが所定以下である場合には、さらに、前記撮影ダイアル6の操作によるマクロ撮影モードが設定されているか否かを判断する(ステップS9)。
【0041】
マクロ撮影モードが設定されている場合には、内側LED群51のみを発光させて、又は内側LED群51の光量比率を高くしてLED群51〜53を発光させて(ステップS10)、撮像処理を実行し、CCD17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存する(ステップS12)。
【0042】
つまり、マクロ撮影モード時においては、内側LED群51のみを発光、又は内側LED群51の光量比率を高くしてLED群51〜53を発光させることことにより、撮影補助光を得る。したがって、被写体の撮像範囲が狭い接写時に不要部分まで光を照射することがなくなり、省電力化が可能となる。また、レンズ3に最も近い内側LED群51のみを発光し、あるいはレンズ3に最も近い内側LED群51の光量比率を高くして発光がなされることにより、レンズ3等により結像される被写体画像に影ができにくくなり、可及的に影が少ない接写画像を撮像することができる。
【0043】
他方、ステップ9での判断の結果、マクロ撮影モードが設定されておらず、通常モード等の他のモードが設定されている場合には、LED群51〜53のいずれか又は全てを、前記調光センサ4が検出した明るさに応じた光量で発光させて(ステップS11)、撮像処理を実行し、被写体画像フラッシュメモリ28に保存する(ステップS12)。
【0044】
したがって、撮像時には、LED群51〜53のいずれか又は全てを点灯させることにより、必要な明るさを確保することが可能となることから、従来のストロボのように、単一の光源で撮像時に必要な明るさを確保する放電管や、それに供給する電力を得るための昇圧トランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いる必要はない。よって、部品点数少なくし、小型かつ省電力化が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる。
【0045】
図6〜図14は、前記ステップS5、ステップS10、及びステップS11でLEDの発光量を制御して発光を行う場合の制御例を示すものである。
(第1の制御例)
【0046】
すなわち、前述のように内側LED群51、中間LED群52、外側LED群53は、赤色LED、緑色LED、青色LEDを一組のLEDとすると、各々二組のLEDで構成されている。そして、この第1の制御例において前記MROM29には、赤色LED、緑色LED、青色LEDを一組単位として、各組毎の発光制御データが記憶されている。この発光制御データは、一組を構成する赤、緑、青LEDの発光光度に応じて事前に決められている固有のデータであって、一組のLEDを発光させるときの発光色毎の合計発光時間の割合を示すデータである。また、この発光制御データは「Rt:Gt:Bt」といった割合データであり、その値は、一組のLEDの光の混合光であるストロボ光が所定の光量となるように調整したときの値である。
【0047】
そして、前記ステップS5、S10、S11での発光に際してMPU19は、図6のフローチャートに示すように、MROM29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読み出し(ステップS101)、それに基づき、各ステップS5、S10、S11で要求される発光状態で閃光装置5を発光させるべく、赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々のパルス駆動回数(発光回数)nR,nG,nBを個別に演算する(ステップ1012)。しかる後、図7に示したように、各LEDを一斉にパルス駆動するとともに、演算した発光回数nR,nG,nBだけ色毎に駆動する(ステップSA4)。
【0048】
これにより、一組のLEDの各々の合計発光時間Tr,Tg,Tb(実際には電流が流れる部分の積分である)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御され、このとき発光した全ての組からの光で構成されるストロボ光が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0049】
(第2の制御例)
この第2の制御例においても、図8のフローチャートに示すように、MROM29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読み出し(ステップS201)、それに基づき、所定時間T(撮像時においては、所定時間T)内における赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々の発光回数(パルス駆動回数)nR,nG,nBを個別に演算する(ステップS202)。さらに、MPU19は、演算した発光回数nR,nG,nBに対応する、所定時間T内でのパルス駆動間隔(駆動周期)iR,iG,iBを演算し(ステップS203)、しかる後、図9に示したように、所定時間T内に、演算したパルス駆動間隔iR,iG,iBで一組のLEDを演算した発光回数nR,nG,nBだけ周期的に駆動する(ステップS204)。
【0050】
これにより、所定時間T内においては各LEDの個々の合計発光時間(実際には電流が流れる部分の積分値)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御され、このとき発光した全ての組からの光で構成される光量が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0051】
(第3の制御例)
この第3の制御例においても、図10のフローチャートに示すように、MROM29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読み出し(ステップS301)、それに基づき、所定時間T内における赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々の駆動時間(発光時間)Tr,Tg,Tbを個別に演算する(ステップS302)。しかる後、図11に示したように各LEDを一斉に駆動し、各LEDを演算した時間Tr,Tg,Tbに達するまで連続駆動する(ステップS303)。
【0052】
これにより、所定時間T内においては一組のLEDの各々のの発光時間の割合が割合(Rt:Gt:Bt)に制御され、このとき発光した全ての組からの光で構成される光量が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0053】
(第4の制御例)
この第4の制御例においても、図12のフローチャートに示すように、MROM29から前述した割合データ(Rt,Gt,Bt)を読み出し(ステップ401)、それに基づき、所定時間T内における赤色LED、緑色LED、青色LEDの各々の駆動時間(発光時間)Tr,Tg,Tbを個別に演算する(ステップ402)。さらに、MPU19は、赤色LEDの駆動時間(露出時間)Tr内に緑色LEDと青色LEDを時分割で駆動するための1回の駆動時間dG,dBと駆動間隔iG,iBとを演算し(ステップS403)、しかる後、図13に示したように、所定時間T内に赤色LEDを連続駆動するとともに、緑色LEDと青色LEDとを、演算した駆動間隔iG,iBで演算した駆動時間dG,dBずつ間欠駆動する(ステップS405)。
【0054】
これにより、所定時間T内においては各LEDの個々の合計発光時間(電流が流れる部分の積分値)の割合が(Rt:Gt:Bt)に制御され、このとき発光した全ての組からの光で構成されるストロボ光が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0055】
(第5の制御例)
【0056】
この第5の制御例においては、図14に示したタイミングで、一組のLEDに対しパルス電流を供給する。すなわち各発光色のLEDを、それぞれの発光タイミングが重複しないように時分割で個別にパルス駆動する。これにより、閃光装置5にあっては、各発光色のLEDが所定時間T内において、各々の発光タイミングがずれた状態でR,G,Bを1周期として連続してパルス発光し、それにより、各LEDが同時に点灯させたときと同等の色のストロボ光(各LED混合光)が得られることとなる。このとき、発光デューティを変更することにより、発光した全ての組からの光で構成されるストロボ光が、要求される所定の光量となったり、一部の組の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0057】
なお、前述した実施の形態においては、レンズ3を中心に外側、中間、内側各LED群51〜53を同心円状に配置して閃光装置5を構成するようにした。しかし、図15に示すように、カメラ本体2においてレンズ3の上部に第1及び第2のLED群54、55を配置して閃光装置5を構成するようにしてよいし、図16に示すように、レンズ3の左右に左LED群56と右LED群57とを配置して、閃光装置5を構成するようにしてよい(4は調光センサ、15は光学ファインダである)。
【0058】
また、LED群の構成についても、前述した実施の形態のように、R、G、BのLEDを用いることなく、他の発光色のLEDの組み合わせとしてもよいし、白色LEDであってもよい。さらに、光源としては実施の形態において用いたLEDが好ましいが、昇圧トランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いることなく発光可能な光源であれば他の光源であってもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、接写時に不要部分まで多くの光を照射することがなくなり省電力化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子スチルカメラの正面図である。
【図2】同平面図であるとともにLEDの配光角度示す模式図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同電子スチルカメラの回路構成を示すブロック図である。
【図5】同電子スチルカメラにおける処理手順を示すフローチャートである。
【図6】LEDの発光量を制御する第1の制御例を示すフローチャートある。
【図7】同制御例を示すタイムチャートである。
【図8】LEDの発光量を制御する第2の制御例を示すフローチャートある。
【図9】同制御例を示すタイムチャートである。
【図10】LEDの発光量を制御する第3の制御例を示すフローチャートある。
【図11】同制御例を示すタイムチャートである。
【図12】LEDの発光量を制御する第4の制御例を示すフローチャートある。
【図13】同制御例を示すタイムチャートである。
【図14】LEDの発光量を制御する第5の制御例を示すタイムチャートある。
【図15】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの正面図である。
【図16】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの正面図である。
【図17】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ
2 カメラ本体
3 レンズ
4 調光センサ
5 閃光装置
6 撮影ダイアル
7 電源/ファンクションスイッチ
8 シャッターキー
17 CCD
18 ユニット回路
19 MPU
20 フォーカスレンズ
22 駆動機構
23 AFドライバー
24 駆動部
25 TG
26 Vドライバー
27 DRAM
28 フラッシュメモリ
29 MROM
30 電源回路
51 内側LED群
52 中間LED群
53 外側LED群

Claims (8)

  1. 複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置と、
    周囲の明るさを検出する検出手段と、
    撮影モードを選択的に設定する設定手段と、
    被写体画像を撮像する撮像手段と、
    前記設定手段により設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出手段により検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像手段の撮像時に前記複数の光源のうち前記撮像手段が有するレンズに最も近い光源の発光比率を他の光源よりも高くして点灯させる制御手段と、を有することを特徴とする閃光装置付撮像装置。
  2. 複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置と、
    周囲の明るさを検出する検出手段と、
    撮影モードを選択的に設定する設定手段と、
    被写体画像を撮像する撮像手段と、
    前記設定手段により設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出手段により検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像手段の撮像時に前記複数の光源のうち前記撮像手段が有するレンズに最も近い光源を選択して点灯させる制御手段と、を有することを特徴とする閃光装置付撮像装置。
  3. 前記複数の光源は、前記撮像手段が有するレンズを中心にした複数の同心円状に配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の閃光装置付撮像装置。
  4. 前記複数の光源は、直線状に配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の閃光装置付撮像装置。
  5. 前記複数の光源は、発光色の異なるものを含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の閃光装置付撮像装置。
  6. 前記複数の光源は、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の閃光装置付撮像装置。
  7. 複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置を利用した撮像方法であって、
    周囲の明るさを検出する検出ステップと、
    撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、
    被写体画像を撮像する撮像ステップと、
    前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレンズに最も近い光源の発光比率を他の光源よりも高くして点灯させる制御ステップと、を含むことを特徴とする撮像方法。
  8. 複数の光源を備え、レンズに最も近い光源の配光特性が他の光源よりも狭い配光特性を有した閃光装置を利用した撮像方法であって、
    周囲の明るさを検出する検出ステップと、
    撮影モードを選択的に設定する設定ステップと、
    被写体画像を撮像する撮像ステップと、
    前記設定ステップにより設定されている撮影モードが接写モードであり、かつ前記検出ステップにより検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記撮像ステップでの撮像時に、閃光装置が備える複数の光源のうち撮像装置が有するレンズに最も近い光源を選択して点灯させる制御ステップと、を含むことを特徴とする撮像方法。
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