JP2005215634A - 発光装置及び撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被写体に効率良く光が照射されるとともに省電力にすること。
【解決手段】 互いに照射範囲の異なる補助光をそれぞれ発光する複数のLED(LED群)210と、複数のLEDの中から実際に発光させるLEDを選択して補助光の照射範囲を変更するための選択回路220および発光制御回路250を備えた。また、焦点距離、トリミング範囲、被写体距離、及び、プレ発光か否かに基づいて発光させるLEDを決定し、発光装置200にLEDの選択を指示する指示手段を設けた。また、発光装置200により外部機器との光通信が可能であり、光通信時には光通信用の照射範囲に応じて発光装置200にLEDの選択を指示する。また、発光装置200は発光量可変とし、指示手段が各LEDの発光量を発光装置200に指示するように構成した。
【選択図】 図2
【解決手段】 互いに照射範囲の異なる補助光をそれぞれ発光する複数のLED(LED群)210と、複数のLEDの中から実際に発光させるLEDを選択して補助光の照射範囲を変更するための選択回路220および発光制御回路250を備えた。また、焦点距離、トリミング範囲、被写体距離、及び、プレ発光か否かに基づいて発光させるLEDを決定し、発光装置200にLEDの選択を指示する指示手段を設けた。また、発光装置200により外部機器との光通信が可能であり、光通信時には光通信用の照射範囲に応じて発光装置200にLEDの選択を指示する。また、発光装置200は発光量可変とし、指示手段が各LEDの発光量を発光装置200に指示するように構成した。
【選択図】 図2
Description
本発明は発光装置及び撮影装置に係り、特に複数の発光素子を有した発光装置及びその発光装置を備えた撮影装置に関する。
従来、撮影対象の被写体に補助光を照射する発光装置としては、コンデンサに蓄電して得た直流電圧で放電管内のキセノンガスをイオン化して放電により閃光を発する閃光素子を有した発光装置(エレクトロニックフラッシュ、単に「フラッシュ」ともいう)が知られている。
また、カメラ付きの携帯電話が普及し、このような携帯電話では、一般に、単一の白色発光ダイオード(以下「白色LED」という)により省スペースで被写体を照明して撮影するようになっている。例えば、昼光に比べて暗い室内照明の下で撮影を行う場合、まず、第1のボタン操作により白色LEDを予め発光させて被写体を照明しておき、次に、第2のボタン操作により被写体の撮影を行うようになっている。
なお、特許文献1、2、3には、撮影レンズの焦点距離に応じて照射光の照射方向をメカ機構により変化させるようにしたものが記載されている。特許文献4には、電子ズームにおける画像抽出範囲に応じて照射光の照射方向をメカ機構により変化させるようにしたものが記載されている。特許文献5には、複数の閃光素子を有し、各閃光素子の照射方向をメカ機構によりそれぞれ変化可能に構成した多分割照射フラッシュが記載されている。特許文献6には、撮影画面の各分割領域にそれぞれ対応する複数の閃光素子を有し、各分割領域の測光結果がそれぞれ適正値に達したときには該当する閃光素子を発光停止させるようにした多分割照射フラッシュが記載されている。特許文献7には、補助光の光量分布を撮像範囲の中心で一致させた広角照明装置及び狭角照明装置を備え、ズーム位置に応じて広角照明装置と狭角照明装置との発光量の比を変化させることにより、輝度むらの少ない画像を得るようにしたものが記載されている。
特開平3−50538号公報
特開平4−285930号公報
特開平5−93946号公報
特開平6−326914号公報
特開平8−29269号公報
実開平1−67629号公報
特開2001−245205号公報
撮影装置の軽薄短小化を図ろうとした場合、フラッシュと比較して白色LEDが有利ではあるが、暗い照明下において、単一の白色LEDでは十分な明るさが得られないという問題がある。この明るさの問題を解決するために複数の白色LEDを配設して同時に発光させたいが、複数の白色LEDを同時に発光させると、発光個数に応じて電力消費が大きくなってしまうという問題がある。特に、撮影以外に通話やデータ通信にも用いる携帯電話では、たとえ明るい照明光が得られたとしても、その結果、電池電圧の低下で通話やデータ通信ができなくなってしまうのでは、実用に耐えないことになる。
すなわち、複数の白色LEDを同時発光して被写体に補助光を確実に照射しようとすれば電力を消費してしまうことになり、省電力を図ろうとすれば被写体に補助光を確実に照射することができないというトレードオフの問題があった。
なお、特許文献1乃至5に記載されたものは、メカ機構により照射光の照射方向を変化させるようになっているので、部品点数がどうしても多くなり、装置の小型化が困難である。また、特許文献6に記載されたものは、輝度むらの排除を目的として、複数の発光素子をそれぞれ独立に発光停止可能になっているが、複数の発光素子を全て同時に発光させるようになっているから、高効率化と省電力化の余地がある。また、特許文献7に記載されたものは、輝度むらの排除を目的として、補助光の照射範囲をその中心において一致させた広角照明装置及び狭角照明装置の両方を必ず発光させる必要がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、同時に発光可能な複数の発光素子を有し、被写体に効率良く補助光が照射されるとともに省電力にすることができる発光装置及び撮影装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、撮影対象の被写体に補助光を照射する発光装置において、互いに照射範囲の異なる補助光をそれぞれ発光する複数の発光素子と、前記複数の発光素子の中から実際に発光させる発光素子を選択して補助光の照射範囲を変更する選択手段を備えた構成となっている。
この構成によって、互いに照射範囲の異なる複数の発光素子の中から必要な照射範囲に応じて実際に発光させる発光素子を選択し得るので、被写体に効率良く光を照射できるとともに省電力にすることができる。
前記発光素子は、例えば、請求項2に示すように、発光ダイオードを用いる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記選択手段は、補助光の照射範囲の変更と同時に各発光素子の発光量を変更する構成となっている。
この構成によって、補助光の照射範囲の変更と同時に発光量を変更するようにし得るので、被写体に効率良く光を照射できるとともに省電力にすることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の発光装置と、前記複数の発光素子の中から実際に発光させる発光素子を決定して前記発光装置に発光素子の選択を指示する指示手段と、前記補助光が照射された被写体を撮影する撮影手段を備えた撮影装置である。
ここで、撮影装置は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話、及び、銀塩カメラを含む。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記指示手段は、焦点距離、又は、トリミング範囲に基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示する構成となっている。
なお、「トリミング」は、撮影して得られた原画像から不要な部分を排除して必要な範囲のみ画像抽出して記録するようにした態様、及び、後に原画像から必要な範囲のみ画像抽出可能なように画像抽出範囲を原画像とともに記録するようにした態様を含む。
この構成によって、焦点距離又はトリミング範囲に応じて、必要な範囲のみ補助光を照射して効率良く被写体に補助光を照射し得ることになる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記発光装置は、請求項3に記載の発光量を変更可能な発光装置であり、前記指示手段は、焦点距離、又は、Fナンバを求めて発光量を決定し、該発光量を前記発光装置に指示する構成となっている。
この構成によって、焦点距離又はFナンバに適した発光量で発光させることができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記指示手段は、被写体距離に基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示する構成となっている。
なお、被写体距離を測定する測距手段を備えて、この測距手段で測定した被写体距離に基づいて実際に発光させる発光素子を決定する場合を含む。また、ユーザの設定操作により設定されたマクロモード(近距離撮影モード)か否かにより実際に発光させる発光素子を決定する場合を含む。
この構成によって、撮影レンズと発光素子の位置の差に起因して被写体距離に応じて生じる撮影範囲と補助光の照射範囲のズレを補正し得るので、必要な範囲のみ効率良く被写体に補助光を照射できることになる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記指示手段は、自動焦点調節のためのプレ発光、撮影時の本発光量を決定するためのプレ発光、赤目軽減のためのプレ発光、その他のプレ発光を行うか否かに基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示する構成となっている。
この構成によって、プレ発光時には、そのプレ発光に必要な範囲のみ効率良く被写体に補助光を照射し得ることになる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記発光装置は、請求項3に記載の発光量を変更可能な発光装置であり、前記指示手段は、前記プレ発光時には撮影時より小さな発光量で発光するように前記発光装置に発光量を指示する構成となっている。
この構成によって、プレ発光時には、そのプレ発光に必要な発光量で効率良く補助光を照射し得ることになる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記発光装置は、外部機器との間で光通信可能であり、前記指示手段は、外部機器との間で光通信を行う場合には、撮影時とは異なる光通信用の照射範囲となるように前記発光装置に発光素子の選択を指示する構成となっている。
この構成によって、光通信の際には、その光通信に必要な範囲のみ効率良く補助光を発光し得ることになる。
本発明によれば、被写体に効率良く光が照射されるとともに省電力にすることができる。
以下、添付図面に従って、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態の撮影装置100におけるLED(発光ダイオード)群210と撮影レンズ110との位置関係を示す説明図である。
図1において、撮影装置100の被写体撮影時に被写体と対向する面には、LED(発光ダイオード)群210及び撮影レンズ110が配設されている。LED群210は、撮影対象の被写体に補助光を照射するものであり、本実施形態では、2次元配列された複数の白色LEDからなる。これらの白色LEDは、互いに照射範囲の異なる補助光をそれぞれ発光する。互いの白色LEDの照射範囲の中心は異なっている。撮影レンズ110には、昼光、室内照明光その他の外光及びLED群210の補助光が照射された被写体から、その被写体で反射した反射光が入射される。
ここで、白色LEDとは、白色光を発光可能なLEDである。白色LEDには各種ある。第1に、元々単一のLEDからなる白色LEDがあり、第2に、複数色(例えば、赤色、緑色及び青色の3原色)のLEDをまとめて白色LEDとしたものがある。第2の種類のLEDとしては、例えば、赤色LED、緑色LED、青色LEDを1個ずつ用いて、全部を点灯させることにより白色を発光するようにしたものがあり、この白色LEDでは赤色、緑色及び青色の各LED間の発光量を調節することにより、外光の色温度に応じて白色以外の色の光を発光させることも可能である。以下では、同一の照射範囲を照射する単位を一単位とし、1個の白色LEDとして説明する。すなわち、前述の第2の種類の白色LEDでは赤色、緑色及び青色LEDの1セットで1個の白色LEDとする。また、以下では、白色LEDを単に「LED」ということもある。
なお、図1では、6行×5列の30個のLEDからなるLED群が例として示されているが、LEDの個数は本発明において特に限定されない。以下、説明の便宜上、30個以外の数のLEDからなるLED群を用いて説明をすることもある。
図2は、LED群210を有した発光装置200の内部構成を示すブロック図である。
図2において、発光装置200は、主として、LED群210、選択回路220、電源回路230、入出力回路240、及び、発光制御回路250によって構成されている。
選択回路220は、LED群210を構成する複数のLEDの中から実際に発光させるLEDを選択するものである。この選択回路220が、発光するLEDを切り替えることにより、補助光の照射範囲が変更される。また、LEDの発光の開始及び停止の切り替えも選択回路220により行うようになっている。
電源回路230は、選択されたLEDに対してその発光に必要な電力を所定電圧で供給するものである。なお、白色LEDは一般に電池からの供給電圧(例えば1.5V)より高い順方向電圧(例えば3.4V)を有し、特に後述するように直列接続した場合には、電池からの直接駆動が困難である。そこで、電源回路230は、入力電圧(電池からの電圧)を昇圧して、昇圧した出力電圧をLED群210に供給する。また、電源回路230は、選択されたLEDの両端での順方向電圧の電圧降下に対応して、安定化した出力電圧を、ノイズを低減した状態で、LED群210に供給する。また、電源回路230は、各LEDに流れる電流値を制御するための制御端子を有しており、この制御端子を介して発光制御回路250からLEDの電流値を変化させることにより、発光量を変更可能になっている。
入出力回路240は、後述のCPU(Central Processing Unit)からの各種の指示が入力されるとともに、CPU140に対して発光装置200の状態情報を出力するものである。発光装置200に入力される指示としては、LED選択指示、発光量指示、発光開始指示、発光停止指示が含まれる。入力された指示は、発光制御回路250に与えられる。発光の準備として、充電開始指示の入力や、充電状態情報(例えば「充電中」及び「充電完了」を示す)の出力を行うようにしてもよい。
発光制御回路250は、入出力回路240を介して指示された内容に従って、選択回路220及び電源回路230を制御するものである。補助光の照射範囲の変更は、選択回路220を制御して発光すべきLEDを選択することにより行われる。発光量の変更は、電源回路230の制御端子を介して電源回路230を制御してLEDへの供給電圧を変化させることにより行う。また、選択回路220を制御して選択回路220が分圧抵抗の抵抗値を変化させ、LEDへの分圧を変化させることにより行うようにしてもよい。
また、LED群210の発光開始及び発光停止のタイミングは、入出力回路240に入力された発光開始指示及び発光停止指示に従って、発光制御回路250が選択回路220を制御することにより行われる。
なお、本発明の選択手段は、選択回路220及び発光制御回路250によって構成される。
図3は、LED群210が6行×5列の30個のLEDからなる場合について、各種のLED選択例を示す説明図である。なお、以下の図3の説明においては、各行は上から順に「第1行」乃至「第6行」、各列は左から順に「第1列」乃至「第5列」と称する。
図3(a)は第1乃至5行(すなわち上5行)について全列のLEDを、図3(b)は第2乃至6行(すなわち下5行)について全列のLEDを、図3(c)は第2乃至4行の第2乃至4列のLEDを、図3(d)は第3乃至5行の第2乃至4列のLEDを、図3(e)は第3行第3列のLEDのみを、図3(f)は第3行の全列のLEDを、図3(g)は全行全列のLEDを、それぞれ選択して点灯した状態を示す。このようなLEDの選択は、前述した入出力回路240に入力されたLED選択指示に従って、発光制御回路250が選択回路220を制御することにより行われる。
入出力回路240に入力されるLED選択指示の態様については、第1に、LED単位でどのLEDを点灯するかを指示する態様と、第2に、LEDの選択パターン(例えば図3(a)乃至図3(g)それぞれに示す各パターン)に付与した識別情報で指示する態様がある。具体的には、第1の態様では、図3(c)の場合、第2乃至4行の第2乃至4列のLEDを選択することをLED単位で指示する。詳細には、例えば、1個のLEDにそれぞれ1ビットを割り当てて、ビット単位で「1」(発光)又は「0」(非発光)を示すビット列データにより指示する。第2の態様では、例えば図3(c)の選択パターン(第2乃至4行の第2乃至4列)に付与された識別番号で指示する。
以上のように、本実施形態の発光装置200は、全LEDを常時点灯するものではなく、必要なLEDを、必要な発光量で、かつ、必要なタイミングで、必要な期間だけ、発光させる。
図4(a)は、3行×3列の9個のLED11、12、13、21、22、23、31、32、33を電気的に直列接続してなるLED群210a及び選択回路220aの一例を示す図である。
なお、説明の便宜上、LED群210aを構成する各LEDは、直列接続した順に、「第1のLED」22、「第2のLED」21、「第3のLED」23、「第4のLED」12、「第5のLED」32、「第6のLED」11、「第7のLED」13、「第8のLED」31及び「第9のLED」33と称する。
図4(a)において、選択回路220aは、トランジスタからなる第1乃至4のスイッチ素子71、72、73、74と、それぞれ抵抗値の異なる第1乃至4の分圧抵抗81、82、83、84を含んで構成されている。各スイッチ素子71乃至74のエミッタ端子は、それぞれ電源回路230に接続されている。また、各スイッチ素子71乃至74のベース端子は、それぞれ発光制御回路250に接続されており、各スイッチ素子71乃至74をオン状態及びオフ状態のいずれに設定するかを切り替える信号(オンオフ信号)が発光制御回路250から入力されるようになっている。分圧抵抗81乃至84は、電源回路230からの供給電圧を分圧して、選択された各LEDに所定電圧を加えるものである。各分圧抵抗81乃至84の一端は各スイッチ素子71乃至74のコレクタ端子に接続され、他端は直列接続されたLED群210aのそれぞれ所定位置に接続されている。
第1のスイッチ素子71は、図4(b)に示すように9個のLED11、12、13、21、22、23、31、32、33を発光させる場合にオン状態に切り替えるものである。また、第2のスイッチ素子72は、図4(c)に示すように5個のLED12、21、22、23、32を発光させる場合にオン状態に切り替えるものである。また、第3のスイッチ素子73は、図4(d)に示すように3個のLED21、22、23を発光させる場合にオン状態に切り替えるものである。また、第4のスイッチ素子74は、図4(e)に示すように1個のLED22のみを発光させる場合にオン状態に切り替えるものである。
第1の分圧抵抗81は、一端が第1のスイッチ素子71に接続され、他端が第9のLED33に接続されている。第2の分圧抵抗82は、一端が第2のスイッチ素子72に接続され、他端が第5のLED32及び第6のLED11の接続点に接続されている。第3の分圧抵抗83は、一端が第3のスイッチ素子73に接続され、他端が第3のLED23及び第4のLED12の接続点に接続されている。第4の分圧抵抗84は、一端が第4のスイッチ素子74に接続され、他端が第1のLED22及び第2のLED21の接続点に接続されている。
LEDの発光個数に関らず各LEDに流れる電流を一定に保つため、分圧抵抗81乃至84の抵抗値R(i)は、数式1を満たすようになっている。
[数式1]
R(i)=(V0−Vf×n(i))/I
ここで、iはスイッチ素子及び分圧抵抗のインデックス(i=1、2、3、4)、V0は電源回路230の所定の供給電圧(例えば35V)、VfはLEDの規定の順方向電圧(例えば3.4V)、n(i)はLEDの発光個数、R(i)は各分圧抵抗の抵抗値、IはLEDに流す定電流値(例えば15mA)である。
[数式1]
R(i)=(V0−Vf×n(i))/I
ここで、iはスイッチ素子及び分圧抵抗のインデックス(i=1、2、3、4)、V0は電源回路230の所定の供給電圧(例えば35V)、VfはLEDの規定の順方向電圧(例えば3.4V)、n(i)はLEDの発光個数、R(i)は各分圧抵抗の抵抗値、IはLEDに流す定電流値(例えば15mA)である。
図5(a)及び(b)は、他の例の選択回路220b及び220cをそれぞれ示す。
図5(a)の選択回路220bは、図4(a)示した第1乃至4のスイッチ素子71乃至74と、共通の分圧抵抗80を含んで構成されている。なお、図5(a)では第2及び第3のスイッチ素子の図示を省略している。LEDの発光個数に関らず各LEDに流れる電流を一定に保つため、電源回路230の供給電圧V(i)は、数式2を満たすようにして、各スイッチ素子71乃至74のエミッタ端子にそれぞれ印加される。
[数式2]
V(i)=Vf×n(i)+R×I
ここで、iはスイッチ素子及び分圧抵抗のインデックス(i=1、2、3、4)、VfはLEDの規定の順方向電圧(例えば3.4V)、n(i)はLEDの発光個数、Rは共通の分圧抵抗80の抵抗値、IはLEDに流す定電流値(例えば15mA)である。
[数式2]
V(i)=Vf×n(i)+R×I
ここで、iはスイッチ素子及び分圧抵抗のインデックス(i=1、2、3、4)、VfはLEDの規定の順方向電圧(例えば3.4V)、n(i)はLEDの発光個数、Rは共通の分圧抵抗80の抵抗値、IはLEDに流す定電流値(例えば15mA)である。
図5(b)の選択回路220cは、図4(a)に示した第1乃至4のスイッチ素子71乃至74と、第1乃至4の分圧抵抗85乃至88からなる。なお、第2、第3のスイッチ素子、及び、第2、第3の分圧抵抗は図示を省略している。分圧抵抗85乃至88は、LEDの発光個数に関らず各LEDに流れる電流を一定に保つような抵抗値を有している。
図6は、前述の発光装置200を備えた撮影装置100の内部構成の例を示すブロック図である。
図6において、撮影装置100は、主として、発光装置200、測距センサ102、撮影レンズ110、撮影レンズ駆動回路111、絞り112、絞り駆動回路113、撮像素子114、撮像素子駆動回路115、相関二重サンプリング回路(CDS回路)118、A/D変換器120、タイミング発生回路122、メモリ124、デジタル信号処理回路126、CPU140、積算回路142、液晶モニタ152、圧縮伸長回路154、記録部156、EEPROM160、及び、操作部170によって構成されている。
被写体には、昼光や室内照明光等の外光に加えて、必要に応じて発光装置200からの補助光が照射され、これらの光が被写体で反射される。被写体の反射光は撮影レンズ110及び絞り112を介して撮像素子114に入射し、撮像素子114の受光面には被写体像が結像される。
撮像素子114の受光面には、多数のフォトセンサが2次元配列されており、受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって、その入射光量に応じた量の信号電荷に変換され、蓄積される。各フォトセンサに蓄積された電荷は、タイミング発生回路122から加えられるタイミング信号によってアナログの画像信号として出力される。そして、撮像素子114から出力されたアナログの画像信号は、CDS回路118によって各画素ごとにサンプリングホールドされ、A/D変換器120によってアナログからデジタルに変換されて、一旦メモリ124に格納された後、デジタル信号処理回路126に入力される。なお、撮像素子を駆動する撮像素子駆動回路115、CDS回路118及びA/D変換器120は、タイミング発生回路122から加えられるタイミング信号によって同期がとられ、点順次の画像信号がデジタル信号処理回路126に入力されるようになっている。
デジタル信号処理回路126に入力された画像信号は、点順次から同時式に変換され、ホワイトバランス補正が施され、ガンマ補正が施され、更に、YC信号(輝度信号Y及び色差信号Cr、Cbからなる)に変換される。
デジタル信号処理回路126から出力された画像信号は、液晶モニタ152に入力されて、画像が表示される。また、圧縮伸長回路154によって所定のフォーマットで圧縮された後、記録部156によりメモリカードなどの所定の記録媒体に画像データとして記録される。更に、再生モード時にはメモリカードなどに記録されている画像データが圧縮伸長回路154によって伸長された後、液晶モニタ152に入力されて、画像が表示される。
操作部170は、撮影モード及び再生モードなどのモードを選択するためのボタン(モード切替ボタン)、ズーム指示を入力するためのボタン(ズームボタン)、撮影準備指示及び撮影開始指示を入力するためのボタン(シャッタボタン)、その他のユーザが指示を入力するための各種ボタンを含む。
CPU140は、操作部170に入力された指示に基づいて撮影装置100の各部を統括制御するとともに、自動焦点合わせ(AF)、自動露光(AE)、自動ホワイトバランス補正(AWB)等に関する各種演算を行うようになっている。
本実施形態において、自動焦点調節は、シャッタボタンの半押し時(すなわち撮影準備指示の入力時)、測距センサ102によって測定した距離に基づいて、撮影レンズ駆動部111を介して撮影レンズ110を合焦位置に移動させる。なお、本実施形態では、被写体からの入射光量が不足している場合には、必要に応じて発光装置200により自動焦点調節のためのプレ発光を行う。
自動焦点調節は、他に、コントラストAFにより行う方法もあり、コントラストAFでは、CPU140は、シャッタボタンの半押し時には、G信号の高周波成分が最大になるように撮影レンズ駆動部111を介して撮影レンズ110を合焦位置に移動させる。
自動露光について説明すると、CPU140は、撮影準備時には、画像信号を各R(赤)、G(緑)、B(青)ごとに積算回路142で積算した積算値に基づいて被写体輝度(EV値)を求め、このEV値に基づいて、撮像時の絞り値とシャッタスピードを決定する。そして、決定した絞り値に基づいて絞り駆動回路113を介して絞り112を駆動するとともに、撮影時には、決定したシャッタスピードに基づいて撮像素子駆動回路115を介して撮像素子114の露光期間を制御する。また、撮影時、被写体からの入射光量が不足している場合には、CPU140は、発光装置200に補助光を発光させて被写体に照射させる。
自動ホワイトバランス補正について説明すると、CPU140は、色温度を検出し、その色温度に応じて色バランスを補正する。具体的には、1画面を複数のエリアに分割した各分割エリアごとに積算回路142が積算値を算出し、この積算値に基づいてCPU140が色温度を判定し、各R、G、Bごとのホワイトバランス補正値を算出して、デジタル信号処理回路126により画像信号に対して各R、G、Bごとに補正を施す。
また、CPU140は、発光装置200に対して、実際に発光させるLEDの選択を指示するLED選択指示、各LEDの発光量を指示する発光量指示、発光開始指示及び発光停止指示、その他の指示を行う。
まず、LED選択指示について、下記(制御1)乃至(制御5)に説明する。
(制御1) 撮影レンズ110の焦点距離を変化させて行うズーム(いわゆる光学ズーム)の場合、撮影レンズ110の焦点距離に基づいて、被写体の撮影範囲とその撮影範囲に相当する照射範囲を求め、その照射範囲に対応するLEDを求めて、どのLEDを発光させるかを示すLED選択指示を発光装置200に与える。
なお、撮影レンズ110の焦点距離は、一般に、操作部170によるユーザの設定操作に対応した撮影レンズ110のズーム位置により決定する。
例えば、ズーム位置として「ワイド」が設定されている状態では、図3(a)に示すように上5行全列のLEDを発光させるように発光装置200に指示し、ズーム位置として「テレ」が設定されている状態では、図3(c)に示すように第2乃至4行の第2乃至4列のLEDを発光させるように発光装置200に指示する。
(制御2) 撮像素子114で撮像して得られた原画像から不要な部分を排除して必要な範囲のみ画像抽出すること(いわゆるトリミング)により行うズーム(いわゆる電子ズーム)の場合、トリミング範囲(画像抽出範囲である)に対応する照射範囲を求め、その照射範囲に対応するLEDを求めて、どのLEDを発光させるかを示すLED選択指示を発光装置200に与える。
例えば、ズーム位置として「テレ」が設定されている状態で更に電子ズームを行う旨の操作がされた場合、図3(c)に示す第2乃至4行の第2乃至4列のLED発光から、図3(e)に示す第3行第3列のLED発光に切り替えるように、発光装置200にLED選択指示を与える。
(制御3) 撮影レンズ110とLEDの位置の差に起因して、被写体距離が変化することにより生じる撮影範囲と照明範囲とのズレを補正するように、すなわち被写体距離に関わらず撮影範囲と照明範囲とが略一致するように、被写体距離に基づいて発光させるLEDを決定し、発光装置200にLED選択指示を与える。
被写体距離に基づく具体的な補正態様には各種ある。例えば、第1に、測距センサ102により被写体距離を測定して、測定により得られた被写体距離に基づいて実際に発光させるLEDを決定する態様がある。第2に、操作部170でのユーザの設定操作により「マクロモード」(近距離撮影モード)が設定されているか否かに基づいて実際に発光させるLEDを決定する態様がある。
例えば、「マクロモード」の解除状態において図3(c)に示す第2乃至4行の第2乃至4列のLED発光を発光装置200に指示する場合、「マクロモード」の設定状態では図3(d)に示す第3乃至5行の第2乃至4列のLED発光を発光装置200に指示する。
(制御4) 実際に被写体を撮影する本発光前にプレ発光を行うとき、本発光とは異なる限定された照射範囲となるように、プレ発光の種類に応じて実際に発光させるLEDを決定して、発光装置200にLED選択指示を与える。
プレ発光の種類には各種ある。例えば、第1に、自動焦点調節のために行うプレ発光、第2に、赤目軽減のために行うプレ発光、第3に、撮影時の本発光量を決定するために行うプレ発光がある。
例えば、本発光の際には図3(a)に示す上5行全列のLED発光を発光装置200に指示し、自動焦点調節のためのプレ発光の際には図3(f)に示す第3行全列のLED発光を発光装置200に指示し、赤目軽減のためのプレ発光を行う際には図3(c)に示す第2乃至4行の第2乃至4列のLED発光を発光装置200に指示する。ここで、自動焦点調節のためのプレ発光では、自動焦点調節に用いる測距センサ102の受光領域に対応する照射範囲となるようにLED選択指示を発光装置200に与える一方で、赤目軽減のためのプレ発光では、被写体の目及びその周囲が照射範囲となるようにLED選択指示を発光装置200に与える。
(制御5) 発光装置200を用いて光通信可能な外部機器(図示を省略)との間で光通信を行う場合には、撮影時とは異なり、限定された光通信用の照射範囲に光が照射されるように、LED選択指示を発光装置200に与える。例えば、本発光時には図3(a)に示す上5行全列のLED発光を発光装置200に指示し、光通信時には図3(e)に示す第3行第3列のみのLED発光を発光装置200に指示する。
次に、発光量指示について、下記(制御6)及び(制御7)に説明する。
(制御6) 前述の(制御1)の焦点距離に基づくLED選択指示を行うとともに、撮影レンズ110の焦点距離、又は、撮影レンズ110のFナンバに対応した発光量を決定し、該発光量を発光装置200に指示する。なお、発光装置200では、発光するLEDと発光量とを同時に切り替え可能になっている。
具体的には、例えば、Fナンバ(f-number)と発光量とを関連付けてEEPROM160に予め登録しておき、EEPROM160を参照して、焦点距離に対応するFナンバを求め、次に、Fナンバに関連付けられた発光量を求めて、この発光量を発光装置200に指示する。なお、Fナンバ(FNO)、レンズの焦点距離(f)、レンズの有効口径(D)には、FNO=f/D、という関係がある。そこで、例えば、EEPROM160には、Fナンバと発光量との対応関係を示すテーブル情報を記憶しておき、このテーブル情報を参照することにより、ズーム位置に対応するFナンバを求めて、このFナンバに関連する発光量を得る。ここで、発光量は、焦点距離を変化させても、撮像素子114で得られる画像の受光面積あたりの明るさ(輝度)を一定にする値を予め記憶しておくと、好ましい。
(制御7) 前述の(制御4)で説明したプレ発光の種類に応じたLED選択指示を行うと同時に、プレ発光の種類に応じた発光量を発光装置200に指示する。なお、発光装置200では、発光するLEDと発光量とを同時に切り替え可能になっている。
プレ発光の種類には各種ある。具体的には、自動焦点調節のために行うプレ発光、赤目軽減のために行うプレ発光等、プレ発光の種類ごとに、発光量をEEPROM160に予め登録しておき、プレ発光前にそのプレ発光の種類に対応する発光量をEEPROM160から読み出して発光装置200に指示する。
次に、発光タイミング指示について、下記(制御8)に示す。
(制御8) 発光装置20に発光をさせる際、その発光開始及び発光停止を指示する。前述の(制御4)及び(制御7)で説明したプレ発光の場合には、一般に、撮影時の本発光と比較して発光期間を短くしても差し支えないため、本発光より短い発光期間となるように発光装置200に発光開始及び発光停止を指示して、省電力を図る。
また、本発光においては、撮像素子114の電荷蓄積の開始時に発光開始して、電荷蓄積の終了時に発光停止するように発光装置200に指示する。
また、発光装置200の充電完了を待ってから発光開始を指示する必要がある場合には、発光装置200から状態情報を取得して、この状態情報により充電完了したことを確認してから発光装置200に発光開始を指示する。
次に、本実施形態の撮影装置における撮影処理の流れの一例について図7を用いて概略を説明する。なお、ここでは静止画撮影について説明する。
ユーザにより操作部170でズーム操作がされると、CPU140によって、焦点距離(又はトリミング範囲)が求められる(ステップS2)。すなわち、光学ズームであれば、ユーザの操作に応じた焦点距離を求める。また、電子ズームであれば、ユーザの操作に応じたトリミング範囲を求める。光学ズーム及び電子ズームの並用であれば、焦点距離及びトリミング範囲の両方を求める。
シャッタボタンが半押しされると、CPU140は、自動焦点調節のためのプレ発光が必要であると判断した場合、そのプレ発光のLED選択指示及び発光量指示を発光装置200に与えるとともに(ステップS12)、発光開始指示を与える(ステップS14)。発光装置200は、指示されたLEDを選択し、指示された発光量で、発光させる。なお、発光させるLEDとしては、測距センサ102の受光範囲に対応する照射範囲でLEDが選択され、また、発光量としては、プレ発光用の発光量が指示される。また、CPU140は、測距センサ102から被写体距離を取得した後(ステップS16)、発光停止指示を発光装置200に与える(ステップS18)。ここで、本発光より短い発光期間となるように発光停止指示が与えられる。また、CPU140の制御により、AE処理、AF処理及びAWB処理が行われる。
シャッタボタンが全押しされると、CPU140は、被写体撮影のための発光(本発光)が必要であると判断した場合、その本発光のためのLED選択指示及び発光量指示を発光装置200に与えるとともに(ステップS22)、発光開始指示を与える(ステップS24)。発光装置200は、指示されたLEDを選択し、指示された発光量で、発光させる。なお、発光させるLEDとしては、焦点距離(又はトリミング範囲)、及び、被写体距離に基づいて決定されたLEDの選択が指示され、また、発光量としては、被写体距離(又はFナンバ)に基づいて決定された発光量が指示される。
なお、赤目軽減のためのプレ発光を行わないで本発光を行ったものとして説明したが、赤目軽減発光が予め設定操作されている場合には、実際には、本発光処理の開始(ステップS22)の前に、更に赤目軽減のためのプレ発光を行い、このプレ発光に続いて本発光が開始される。
撮像素子114で撮像された被写体画像は、一旦メモリ124に格納される。(ステップS26)。また、発光停止指示が発光装置200に与えられる(ステップS28)。メモリ124に格納された被写体画像は、所定の信号処理が施された後、記録部156によってメモリカード等の記録媒体に記録される
以上、本発明の発光装置及び撮影装置をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明はデジタルカメラに限定されるものではない。動画撮影専用のビデオカメラや、カメラ付き携帯電話に本発明を適用してよいのはもちろんである。また、銀塩カメラにも本発明を適用可能である。
以上、本発明の発光装置及び撮影装置をデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明はデジタルカメラに限定されるものではない。動画撮影専用のビデオカメラや、カメラ付き携帯電話に本発明を適用してよいのはもちろんである。また、銀塩カメラにも本発明を適用可能である。
102…測距センサ、110…撮影レンズ(撮影手段)、114…撮像素子(撮影手段)、122…タイミング発生回路、124…メモリ、126…デジタル信号処理回路、140…CPU、152…液晶モニタ、154…圧縮伸長回路、156…記録部、160…EEPROM、170…操作部、200…発光装置、210…発光装置のLED群、220…発光装置の選択回路、230…発光装置の電源回路、240…発光装置の入出力回路、250…発光装置の発光制御回路
Claims (10)
- 撮影対象の被写体に補助光を照射する発光装置において、
互いに照射範囲の異なる補助光をそれぞれ発光する複数の発光素子と、
前記複数の発光素子の中から実際に発光させる発光素子を選択して補助光の照射範囲を変更する選択手段と、
を備えたことを特徴とする発光装置。 - 前記発光素子が発光ダイオードである請求項1に記載の発光装置。
- 前記選択手段は、補助光の照射範囲の変更と同時に各発光素子の発光量を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の発光装置と、
前記複数の発光素子の中から実際に発光させる発光素子を決定して前記発光装置に発光素子の選択を指示する指示手段と、
前記補助光が照射された被写体を撮影する撮影手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記指示手段は、焦点距離、又は、トリミング範囲に基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
- 前記発光装置は、請求項3に記載の発光量を変更可能な発光装置であり、
前記指示手段は、焦点距離、又は、Fナンバを求めて発光量を決定し、該発光量を前記発光装置に指示することを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。 - 前記指示手段は、被写体距離に基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
- 前記指示手段は、自動焦点調節のためのプレ発光、撮影時の本発光量を決定するためのプレ発光、赤目軽減のためのプレ発光、その他のプレ発光を行うか否かに基づいて実際に発光させる発光素子を決定し、前記発光装置に発光素子の選択を指示することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
- 前記発光装置は、請求項3に記載の発光量を変更可能な発光装置であり、
前記指示手段は、前記プレ発光時には撮影時より小さな発光量で発光するように前記発光装置に発光量を指示することを特徴とする請求項8に記載の撮影装置。 - 前記発光装置は、外部機器との間で光通信可能であり、
前記指示手段は、外部機器との間で光通信を行う場合には、撮影時とは異なる光通信用の照射範囲となるように前記発光装置に発光素子の選択を指示することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
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