JP2003114463A - 閃光機能付撮像装置及び撮像装置の発光制御方法 - Google Patents

閃光機能付撮像装置及び撮像装置の発光制御方法

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JP2003114463A
JP2003114463A JP2001307033A JP2001307033A JP2003114463A JP 2003114463 A JP2003114463 A JP 2003114463A JP 2001307033 A JP2001307033 A JP 2001307033A JP 2001307033 A JP2001307033 A JP 2001307033A JP 2003114463 A JP2003114463 A JP 2003114463A
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image pickup
light
light emitting
light emission
brightness
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JP2001307033A
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English (en)
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Keiichi Kobayashi
圭一 小林
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、小型かつ省電力化が可能
となるとともに、ノイズ対策等が不要となる閃光機能付
撮像装置を提供する。 【解決手段】 カメラ本体には複数個のLEDが配置さ
れている。シャッターキーが半押しされたならば、向き
センサが検出しているカメラ本体の向きを取得する(S
D3)。テーブルからカメラ本体の向きに対応する各L
EDの発光強度を読み出す(SD4)。周囲の明るさに
基づき、複数のLEDからなる閃光装置の全発光量を算
出する(SD5)。この算出した全発光量と、ステップ
SD4で読み出したした各LED51〜68の発光強度
(相対値)とに基づき、各LED51〜68の発光量を
算出する(SD6)。シャッターキー8が全押しされた
ならば(ステップSD7;YES)、ステップSD6で
算出された発光量で各LED51〜68を発光させて
(ステップSD8)、撮像する(ステップSD9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED(Light Emi
tting Diode)等で構成される複数の発光手段を備えた閃
光機能付撮像装置及び撮像装置の発光制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CCD型やMOS型の固体撮像素
子を用いて被写体を撮像し、それを画像データとしてフ
ラッシュメモリ等の記録媒体に記録するデジタルカメラ
が一般に普及している。デジタルカメラにおいても従来
の銀塩カメラと同様のストロボを有するものが多い。
【0003】図25は、従来の一般的なストロボ100
を示すブロック図であって、ストロボ100は以下のよ
うにして撮像補助光を発する。すなわち、マイコン10
1からの制御によって昇圧トランス102にて電池等の
電源103からの電圧を320V程度に昇圧させ、メイ
ンコンデンサ104に充電を行わせ、その充電状態を維
持させる。撮像時には、マイコン101からの制御によ
り駆動素子(IGBT)105によってトリガコイル1
06を駆動し、トリガコイル106から2KV以上の電
圧を放電管107に与え、放電管107を発光させる。
さらに、その光の(被写体からの)反射光を調光センサ
108によって捉え、それが規定量の光量になったとこ
ろで調光回路109により発光を停止させ、これにより
適切な撮像補助光を確保する。また、オートフォーカス
制御時には、調光センサ108により周囲の明るさを検
出し、この周囲の明るさが所定以下である場合には、同
様に放電管107を発光させる。これにより、被写体を
認識可能な明るさを確保した上で、オートフォーカスを
実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来のストロボ100は、発光時に多量の電力を消
費する放電管107を光源として用いて、撮影補助光と
オートフォーカス補助光とを確保するようにしている。
このため、撮像時は無論のことオートフォーカス時にも
多量の電力を消費することとなり、消費電力が大きいと
いう問題が生ずる。また、放電管107以外にも、それ
に供給する電力を得るための昇圧トランス102、メイ
ンコンデンサ104、トリガコイル106が不可欠であ
る。このため、部品点数が多く、高電圧を発生する際に
ノイズが発生するため、カメラ本体に組み込むには他の
回路へのノイズ対策を行う必要があるといった問題があ
った。
【0005】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、部品点数が少なく、小型かつ省電力化
が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要となる閃光
機能付撮像装置及び撮像装置の発光制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明にかかる閃光機能付撮像装置にあって
は、当該撮像装置の状態を検出する状態検出手段と、複
数個の発光手段を備えた発光部と、前記状態検出手段の
検出結果に基づいて、前記複数個の発光手段の発光量を
決定する決定手段と、撮像動作に伴って、前記決定手段
により決定された発光量で前記発光手段を発光させる制
御手段とを備える。
【0007】つまり、撮像装置の状態に基づいて複数個
の発光手段の発光量を予め決定し、撮像時にはこの予め
決定されている発光量で発光手段を発光させる。したが
って、撮像時には、複数の発光手段の全てあるいは一部
等、当該撮像装置の状態に応じた必要数の発光手段を点
灯させれば、必要な明るさを確保することが可能となる
ことから、従来のストロボのように、単一の発光手段で
撮像時に所要の明るさを確保する放電管や、それに供給
する電力を得るための昇圧トランス、コンデンサ、トリ
ガコイル等を用いる必要はない。よって、部品点数少な
くし、小型かつ省電力化が可能となるとともに、ノイズ
対策等が不要となる。
【0008】また、請求項2記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記状態検出手段は、当該撮
像装置が設定する測光エリアの状態を検出する。したが
って、当該撮像装置が設定する測光エリアの状態に基づ
いて、複数個の発光手段の発光量が決定されることとな
り、測光エリアを過不足のない最適により近い状態の明
るさにして撮像を行うことができる。
【0009】また、請求項3記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記測光エリアは、当該撮像
装置が結像する被写体画像を複数に区分した複数のエリ
アで構成され、前記状態検出手段は前記複数の測光エリ
アの明るさを検出する。したがって、被写体画像を複数
に区分した複数の各測光エリアの状態に基づいて、複数
個の発光手段の発光量が決定されることとなり、これに
より各測光エリアの全てを過不足のない最適により近い
状態の明るさにして撮像を行うことができる。
【0010】また、請求項4記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記状態検出手段は、被写体
画像に重ねてフレームを表示する撮影補助フレーム表示
が選択されていることを検出する。したがって、撮影補
助フレーム表示が選択されていると、複数個の発光手段
の発光量が予め決定されて、撮像時には決定されている
発光量で発光手段を発光させる。よって、フレーム内に
被写体の一部を特定配置して撮像を行った際に、この特
定配置に対応した発光が可能となり、最適により近い状
態の明るさで特定配置した被写体を撮像することができ
る。
【0011】また、請求項5記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記状態検出手段は、複数種
の撮影補助フレームのうちいずれが選択されているかを
検出し、前記決定手段は、前記状態検出手段により検出
された撮影補助フレームに応じて前記発光手段の発光量
を決定する。したがって、複数種の撮影補助フレームの
うちいずれが選択されても、フレーム内に被写体の一部
を特定配置して撮像を行った際に、この特定配置に対応
した発光が可能となり、最適により近い状態の明るさで
特定配置した被写体を撮像することができる。
【0012】また、請求項6記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、周囲の明るさを検出する明る
さ検出手段と、被写体画像の合焦を行うオートフォーカ
ス手段とをさらに備え、前記制御手段はさらに、前記オ
ートフォーカス手段の作動時に前記明るさ検出手段によ
り検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前記
フレームに対応する被写体部分を対象に、前記発光手段
を発光させる。したがって、フレームに対応する被写体
部分を対象に複数の発光手段を発光させることにより、
少ない電力消費で効率的に重要なフレームに対応する被
写体部分に所要の明るさを確保して、オートフォーカス
制御を行うことができる。これによって、薄暗いためA
F動作し難い環境下においても、少ない消費電力で重要
な被写体部分に対するAFを確実に行うことができる。
【0013】また、請求項7記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記状態検出手段は、前記撮
像装置の向きを検出する。したがって、当該撮像装置の
向きに基づいて、複数個の発光手段の発光量が決定され
ることとなり、当該撮像装置の向き如何なる方向であっ
ても、最適により近い状態の明るさにして撮像を行うこ
とができる。
【0014】また、請求項8記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、前記決定手段は、前記状態検
出手段が検出した前記撮像装置の向きに応じて、該撮像
装置が有するレンズよりも上方に位置する発光手段の発
光量が下方に位置する発光手段の発光量よりも多くなる
ように発光量の決定を行う。すなわち、基本的に、被写
体側から見た発光部の位置は、相対的にレンズよりも上
方に位置する方が(被写体の影がその直後の壁等に大き
く投影された撮像画像とならず)好ましい撮像画像が得
られるとされている。したがって、撮像装置の向きに応
じて、レンズよりも上方に位置する発光手段の発光量が
下方に位置する発光手段の発光量よりも多くなるように
発光量の決定を行うことにより、撮像装置を縦横どちら
に構えた時でも、最適な発光を行え、好ましい画像を撮
像することができる。
【0015】また、請求項9記載の発明にかかる閃光機
能付撮像装置にあっては、周囲の明るさを検出する明る
さ検出手段と、前記状態検出手段により検出された撮像
装置の向きに応じて、オートフォーカス評価を行う被写
体箇所を設定する設定手段と、この設定手段により設定
された前記被写体箇所に対して合焦を行うオートフォー
カス手段とをさらに備え、前記制御手段はさらに、前記
オートフォーカス手段の作動時に前記明るさ検出手段に
より検出された周囲の明るさが所定以下である場合、前
記被写体箇所を対象に、前記発光手段を発光させる。し
たがって、オートフォーカス評価を行う被写体箇所を対
象に複数の発光手段を発光させることにより、少ない電
力消費で効率的に前記被写体箇所に所要の明るさを確保
して、オートフォーカス制御を行うことができる。これ
によって、薄暗いためAF動作し難い環境下において
も、少ない消費電力でオートフォーカス評価を行う被写
体箇所に対するAFを確実に行うことができる。
【0016】また、請求項10記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記撮像装置はさらにズー
ム手段を備え、前記状態検出手段は、前記ズーム手段の
ズーム状態を検出する。したがって、当該撮像装置のズ
ーム状態に基づいて、複数個の発光手段の発光量が決定
されることとなり、これにより被写体の不要な部分に光
を照射したり、近くの被写体に過剰な光を照射する等を
回避して、消費電力の低減を図りつつ、過不足のない最
適により近い状態の明るさにして撮像を行うことができ
る。
【0017】また、請求項11記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記複数個の発光手段は、
各々放射光の拡散方向が異なった方向に設定されてい
る。したがって、決定手段により決定された発光量で発
光手段を発光させた場合、特定の方向の放射光を強くし
たり、あるいは、特定の方向の放射光のみを放射させた
りすることができ、これにより、前記特定の測光エリ
ア、前記フレーム内に被写体の一部、前記フレームに対
応する被写体部分に適切な照明を行うことができる。
【0018】また、請求項12記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記複数の発光手段は、前
記撮像装置が有するレンズを中心にして同心円状に配置
されている。したがって、複数の発光手段からの光を放
射状に照射して、ストロボを使用した場合と同様の被写
体に対する光放射状態を形成することができる。
【0019】また、請求項13記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記複数の発光手段は、直
線上に配置されている。したがって、撮像される矩形の
画像に沿った方向に光を照射して、撮像時に適切な補助
光効果を発生させることができる。
【0020】また、請求項14記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記複数の発光手段は、発
光色の異なるものを含む。したがって、点灯させる発光
手段の組み合わせにより、ストロボと同様の白色光を照
射させることができるのみならず、有色光を照射して、
擬似的なカラーフィルター効果を発生させることもでき
る。
【0021】また、請求項15記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、前記複数の発光手段は、発
光ダイオードであり、よって、一層の省電力化が可能と
なる。
【0022】また、請求項16記載の発明にかかる閃光
機能付撮像装置にあっては、当該撮像装置の状態を検出
する状態検出ステップと、前記状態検出ステップでの検
出結果に基づいて、発光部が備える複数個の発光手段そ
れぞれの発光量を決定する決定ステップと、撮像動作に
伴って、前記決定ステップにより決定された発光量で前
記発光手段それぞれを発光させる制御ステップとを含
む。したがって、記載したステップに従って処理を実行
することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果
を奏する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
にしたがって説明する。 (第1の実施の形態)図1〜3は、各実施の形態に共通
する電子スチルカメラ1の外観を示す図であって、図1
は正面図、図2は平面図、図3は背面図である。
【0024】図1に示すように電子スチルカメラ1は、
カメラ本体2の正面側にレンズ3、周囲の明るさを検出
する調光センサ4、及び閃光装置5を有する。この閃光
装置5は、レンズ3を中心にして同心円状に配置された
内側の第1〜第6LED51〜56、中間の第7〜第1
2LED57〜62、外側の第13〜第18LED63
〜68で構成されている。これら第1〜第18LED5
1〜68は、各々発光色が赤(R)である赤色LED、
発光色が緑(G)である緑色LED、及び発光色が青
(B)である青色LEDをR、G、B、R、G、Bの順
序で等間隔に配置して構成されている。また、図2に示
すように、これら18個のLED51〜68は、その放
射光の拡散方向が各々異なった方向に設定されており、
しかも後述するMPU19の制御により、個々に点灯及
び消灯が可能であるのみならず、個々に発光量も可変で
ある。
【0025】図2に示すようにカメラ本体2の上面に
は、撮影ダイアル6、電源/ファンクションスイッチ
7、シャッターキー8、コントロールパネル9、及びオ
ートフォーカスモードとマニュアルモードとの設定等に
使用される複数の機能キー10、シーソー型のキーから
なるズームキー35が設けられている。撮影ダイアル6
は、後述するフローチャートに示す各種撮影モードを設
定するためのダイアルである。また、図3に示すように
背面には、メニューキー11、カーソルキー12、セッ
トキー13、液晶モニター・スイッチ14、光学ファイ
ンダ15、及びTFT液晶モニター16が設けられてい
る。
【0026】図4は、電子スチルカメラ1の電気的構成
の概略を示すブロック構成図である。電子スチルカメラ
1は、レンズ3等とともに撮像手段を構成するCCD1
7により撮像した画像をJPEG形式に変換する等の画
像処理機能を備えたMPU19を中心に構成されてい
る。CCD17の受光面には、前記レンズ3、フォーカ
スレンズ20、絞り21を通過して被写体の光学像が結
像される。
【0027】レンズ3は、複数枚のレンズを有し焦点距
離の可変(変倍)、及び光学特性の補正が可能なズーム
レンズであって、ズーミンモータ等からなる駆動機構3
3に保持されている。そして、前記ズームキー35の操
作に応じてMPU19が制御信号をズームドライバ24
に出力し、ズームドライバ24が駆動信号を駆動機構2
3に供給することにより、レンズ3がズーム駆動され
る。フォーカスレンズ20はAFモータ等からなる駆動
機構22に保持されており、MPU19からの制御信号
によりAFドライバー23が出力する駆動信号が駆動機
構22に供給されることにより、光軸上を前後に移動す
る合焦動作を行う。絞り21は、MPU19からの制御
信号に基づき絞り駆動部24が発生する駆動信号により
駆動し、CCD17に入射する被写体像の光量を調整す
る。
【0028】また、MPU19には、タイミング信号を
発生するTG(Timing Generator)25が接続されてお
り、TG25が発生したタイミング信号に基づきVドラ
イバー26(垂直方向ドライバー)がCCD17を駆動
し、それに伴いCCD17により被写体像の輝度に応じ
たアナログの撮像信号が出力されユニット回路18へ送
られる。ユニット回路18は、CCD17から出力され
た撮像信号を保持するCDSと、CDSから撮像信号を
供給されるアナログアンプであるゲイン調整アンプ(A
GC)と、ゲイン調整アンプに増幅され調整された撮像
信号を画像データに変換するA/D変換器(AD)とか
らなり、CCD17の出力信号は、ここで黒レベルを合
わせてサンプリングされデジタル信号としてMPU19
に送られる。送られたデジタル信号(撮像信号)はDR
AM27に一時保存されるとともに、MPU19によっ
て各種の画像処理が施された後、最終的には圧縮された
映像信号としてフラッシュメモリ(FLASH)28に
保存される。保存された映像信号は、必要に応じてMP
U19に読み出され、伸長処理、輝度信号及び色信号の
付加等の処理を経てデジタルビデオ信号やアナログビデ
オ信号に生成される。
【0029】さらに、MPU19にはMROM29と、
電源回路30、図1〜3に示した各種のキーやスイッチ
を含む操作キー部31、向きセンサ32、前記TFT液
晶モニター16、前記調光センサ4及び閃光装置5が接
続されている。MROM29は、後述するフローチャー
トに示すMPU19の動作プログラム等が記録されたプ
ログラムROMである。また、MROM29には撮影時
の適正な露出値(EV)に対応する絞り値(F)とシャ
ッタースピードとの組み合わせを示すプログラム線図を
構成するプログラムAEデータが格納されている。
【0030】MPU19は、内蔵するRAMをワーキン
グメモリとして前記動作プログラムに従い動作すること
により本発明の制御手段として機能する。また、前記プ
ログラム線図に従って前記CCD17の電荷蓄積時間
や、前記絞り21の開放度、前記ユニット回路18のゲ
イン調整アンプ(AGC)のゲイン設定等を行う。MP
U19が設定した電荷蓄積時間はシャッターパルスとし
て、TG25を介してVドライバー26に供給され、こ
れに従いVドライバー26がCCD17を駆動すること
により電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御される。つ
まりCCD17は電子シャッターとして機能する。ま
た、MROM29に格納された動作プログラムには、オ
ートフォーカス制御に関するプログラムが含まれてお
り、かかるプログラムに基づきMPU19は、前記フォ
ーカスレンズ20を駆動させピント合わせ(オートフォ
ーカス)を行う。
【0031】TFT液晶モニター16は、録画モードに
おいては逐次撮像された画像をスルー画像として表示
し、再生モードにおいては前記フラッシュメモリ28に
記録された画像データから生成されたアナログビデオ信
号に基づく映像を表示する。向きセンサ32は、後述す
る第3の実施の形態で用いられるものであって、撮像時
におけるカメラ本体2の向きが、横向き(図1の状態)
であるか縦向きであるかを検出する。
【0032】なお、前述したMROM29に記憶されて
いるプログラムデータ等は、その記録内容の保持が可能
であれば、別途固定的に設けたもの、若しくは脱着自在
に装着可能なICカード等の他の記録媒体に記録される
構成にしてもよく、さらに、前記プログラムデータ等を
パソコン等の他の機器から供給可能な構成としてもよ
い。
【0033】次に、以上の構成からなる電子スチルカメ
ラ1の第1の実施の形態における動作について説明す
る。電源/ファンクションスイッチ7が操作されて電源
がオンとなっており、かつ、撮影ダイアル6の操作によ
りマルチ測光モードが設定されている状態において、M
PU19は、MROM29に格納されているプログラム
に従って図5のフローチャートに示す手順で処理を実行
する。すなわち、シャッターキー8が半押しされるまで
待機し(ステップSA1)、シャッターキー8が半押し
されたならば、被写体画像データから測光エリア〜
毎の明るさを検出する(ステップSA2)。すなわち、
図6に示すように、マルチ測光モードにおいてはCCD
17の受光面に結像された被写体画像データDは、測光
エリア〜に区分される。そして、ステップSA2で
は、被写体画像データDから測光エリア〜毎の明る
さを検出する。
【0034】次に、この検出した各測光エリア〜の
明るさに基づき、撮像された画像が各測光エリア〜
において最適の明るさとなる各LED51〜68の発光
強度を算出する(ステップSA3)。この各LED51
〜68の発光強度は、相対値として算出する。
【0035】さらに、調光センサ4の検出結果、つまり
周囲の明るさに基づき、LED51〜68からなる閃光
装置5の全発光量を算出する(ステップSA4)。そし
て、このステップSA4で算出した全発光量と、前述の
ステップSA3で算出した各LED51〜68の発光強
度とに基づき、各LED51〜68の発光量を算出する
(ステップSA5)。すなわち、全てのLED51〜6
8による発光量がステップSAで算出された全発光量と
なるように、各LED51〜68の発光量をステップS
A2で算出した相対値に基づき算出する。
【0036】そして、シャッターキー8が全押しされた
ならば(ステップSA6;YES)、前記ステップSA
5で算出された発光量で各LED51〜68を発光させ
て(ステップSA7)、撮像処理を実行し、CCD17
の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧縮
された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存する
(ステップSA8)。これにより、全測光エリア〜
を最適な明るさにより近い状態で撮像することができ
る。
【0037】しかも、撮像時には、第1〜第18LED
51〜68のいずれか又は全てを点灯させることによ
り、必要な明るさを確保することが可能となることか
ら、従来のストロボのように、単一の発光手段で撮像時
に必要な明るさを確保する放電管や、それに供給する電
力を得るための昇圧トランス、コンデンサ、トリガコイ
ル等を用いる必要はない。よって、部品点数少なくし、
小型かつ省電力化が可能となるとともに、ノイズ対策等
が不要となる。
【0038】なお、ステップSA3において撮像された
画像が各測光エリア〜において最適の明るさとなる
各LED51〜68の発光強度を算出するに際しては、
画像の中心部分の測光エリアに重み付けを行ってもよ
い。また、この実施の形態では、被写体画像を測光エリ
ア〜に区分するようにしたが、これ以下あるいはこ
れ以上の数に区分するようにしてもよい。
【0039】(第2の実施の形態)図7〜図9は、本発
明の第2の実施の形態を示すものである。この実施の形
態において前記MROM29は、MPU19の動作プロ
グラム及び前記プログラムAEデータとともに、撮影補
助フレームデータが格納されている。この撮影補助フレ
ームデータは、図7に示すように、TFT液晶モニター
16に撮影補助フレームA,B,C・・・のいずれかを
表示させるためのデータである。これら撮影補助フレー
ムA,B,C・・・は、TFT液晶モニター16の一部
に人型の枠からなるフレーム161を表示し、このフレ
ーム161内に被写体の人物を位置させることにより、
人物と背景とをバランスよく撮像できるように構成され
ている。
【0040】さらに、MROM29には、図8に示すテ
ーブル291が格納されている。このテーブル291に
は、前記フレームA,B,C・・・毎に、第1〜第18
LED51〜68の発光パターンが記憶されている。こ
の発光パターンは、対応するフレームを使用して撮像を
行った際に、例えば被写体の人物を左側に位置させるフ
レームAの場合、左側に明るさのポイントを置いた発光
パターンとする等、フレーム161内の人物と背景との
明るさのバランスが最適となる第1〜第18LED51
〜68の発光強度が相対値で記憶されている。
【0041】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、電源/ファンクションスイッチ7が操作されて電源
がオンとなっており、かつ、撮影ダイアル6の操作によ
り撮影補助フレームモードが設定されていると、MPU
19は、MROM29に格納されているプログラムに従
って図9のフローチャートに示す手順で処理を実行す
る。すなわち、いずれかの撮影補助フレームが選択され
たか否かを判断する(ステップSB1)。いずれかの撮
影補助フレームが選択されたならば、TFT液晶モニタ
ー16のスルー画像に重ねて、選択された撮影補助フレ
ームを表示する(ステップSB2)。
【0042】次に、撮像時に発光するか否かを判断する
(ステップSB3)。そして、調光センサ4により検出
された明るさに基づき、MPU19が閃光装置5の発光
を不要とした場合、及びマニュアル操作により発光停止
が設定されている場合(ステップSB3;NO)には、
ステップSB3からステップSB4に進む。このステッ
プSB4でシャッターキー8が操作されたか否かを判断
し、シャッターキー8が操作されたならば、撮像処理を
実行し、CCD17の受光面に結像された被写体の光学
像を、最終的に圧縮された映像信号としてフラッシュメ
モリ28に保存する(ステップSB11)。
【0043】また、ステップSB3での判断の結果、調
光センサ4により検出された明るさに基づき、MPU1
9が閃光装置5の発光を必要とした場合、及びマニュア
ル操作により強制発光が設定されている場合(ステップ
SB3;YES)には、シャッターキー8が半押しされ
たか否かを判断する(ステップSB5)。シャッターキ
ー8が半押しされたならば、テーブル291から、ステ
ップSB1で選択を判断された撮影補助フレームに対応
する第1〜第18LED51〜68の発光強度(相対
値)を読み出す(ステップSB6)。
【0044】さらに、調光センサ4の検出結果、つまり
周囲の明るさに基づき、LED51〜68からなる閃光
装置5の全発光量を算出する(ステップSB7)。そし
て、このステップSB7で算出した全発光量と、前述の
ステップSB6で読み出したした各LED51〜68の
発光強度とに基づき、各LED51〜68の発光量を算
出する。すなわち、前述のように全てのLED51〜6
8による発光量がステップSAで算出された全発光量と
なるように、各各LED51〜68の発光量をステップ
SA2で算出した相対値に基づき算出する(ステップS
B8)。
【0045】そして、シャッターキー8が全押しされた
ならば(ステップSB9;YES)、前記ステップSB
8で算出された発光量で各LED51〜68を発光させ
て(ステップSB10)、撮像処理を実行し、CCD1
7の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧
縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存す
る(ステップSB11)。これにより、各フレームA,
B,C・・・を用いて被写体を特定配置した場合に、特
定配置した被写体と背景との明るさのバランスが最適な
画像を撮像することができる。
【0046】(第2の実施の形態の変形例)図10は、
本発明の第2の実施の形態の変形例を示すものである。
電源/ファンクションスイッチ7が操作されて電源がオ
ンとなっており、かつ、撮影ダイアル6の操作により撮
影補助フレームモードが設定されていると、MPU19
は、MROM29に格納されているプログラムに従って
図10のフローチャートに示す手順で処理を実行する。
すなわち、いずれかの撮影補助フレームが選択されたか
否かを判断する(ステップSC1)。いずれかの撮影補
助フレームが選択されたならば、TFT液晶モニター1
6のスルー画像に重ねて、選択された撮影補助フレーム
を表示する(ステップSC2)。
【0047】次に、予め機能キー10が操作されること
により、オートフォーカスモードが設定されているか否
かを判断する(ステップSC3)。オートフォーカスモ
ードが設定されておらず(ステップSC3;NO)、マ
ニュアルモードが設定されている場合には、操作入力に
応じてフォーカスレンズ20を駆動する等のマニュアル
モード処理を実行する(ステップSC14)。そして、
シャッターキー8が操作された時点で(ステップSC1
5;YES)、撮像処理を実行して、CCD17の受光
面に結像された被写体の光学像を、最終的に圧縮された
映像信号としてフラッシュメモリ28に保存する(ステ
ップSC13)。
【0048】また、ステップSC3での判断の結果、オ
ートフォーカスモードが設定されている場合には、シャ
ッターキー8が半押しされるまで待機する(ステップS
C4)。シャッターキー8が半押しされたならば(ステ
ップSC4;YES)、調光センサ4が検出している周
囲の明るさが所定以下であるか否かを判断する(ステッ
プSC5)。周囲の明るさが所定以下である場合には、
被写体のフレーム161に対応する部分を対象にLED
51〜68を点灯させる(ステップSC6)。
【0049】つまり、この変形例においては、前述の図
8に示したテーブル291以外に、撮影補助フレームに
対応して、被写体のフレーム161に対応する部分を対
象に照明する際に点灯すべきLED51〜68及びその
光量が記憶されたテーブル(図示せず)が設けられてい
る。そして、このテーブルから点灯すべきLED51〜
68及びその光量を読み出して点灯を行う。
【0050】次に、被写体のフレーム161に対応した
対象にAF評価を行う(ステップSC7)。すなわち、
前述のステップSC6の処理で、被写体のフレーム16
1に対応する部分が照明されると、MPU19は、MR
OM29に格納されているオートフォーカス制御に関す
るプログラムに基づき、フォーカスレンズ20を駆動さ
せ、被写体のフレーム161に対応する部分にピント合
わせ(合焦)を行う。したがって、必要な一部のLED
のみを発光させることにより、少ない電力消費で被写体
のフレーム161に対応する部分に所要の明るさを確保
して、オートフォーカス制御を行うことができ、これに
より省電力化が可能となる。
【0051】次に、前述と同様に、テーブル291か
ら、ステップSC1で選択を判断された撮影補助フレー
ムに対応する第1〜第18LED51〜68の発光強度
(相対値)を読み出す(ステップSC8)。さらに、調
光センサ4の検出結果、つまり周囲の明るさに基づき、
LED51〜68からなる閃光装置5の全発光量を算出
する(ステップSC9)。このステップSC9で算出し
た全発光量と、前述のステップSC8で読み出したした
各LED51〜68の発光強度とに基づき、各LED5
1〜68の発光量を算出する(ステップSC10)。
【0052】そして、シャッターキー8が全押しされた
ならば(ステップSC11;YES)、前記ステップS
C8で算出された発光量で各LED51〜68を発光さ
せて(ステップSC12)、撮像処理を実行し、CCD
17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に
圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存
する(ステップSC13)。これにより、各フレーム
A,B,C・・・を用いて被写体を特定配置した場合
に、特定配置した被写体にピントが合った最適な画像を
撮像することができる。
【0053】(第3の実施の形態)図11は、本発明の
第3の実施の形態を示すものである。電源/ファンクシ
ョンスイッチ7が操作されて電源がオンとなっており、
かつ、撮影ダイアル6の操作により向き検出有効モード
が設定されていると、MPU19は、MROM29に格
納されているプログラムに従って図11のフローチャー
トに示す手順で処理を実行する。すなわち、前述のステ
ップSB3と同様にして、撮像時に発光すべきか否かを
判断する(ステップSD1)。そして、発光すべきでな
い場合には、ステップSD1からステップSD10に進
む。このステップSD10でシャッターキー8が操作さ
れたか否かを判断し、シャッターキー8が操作されたな
らば、撮像処理を実行し、CCD17の受光面に結像さ
れた被写体の光学像を、最終的に圧縮された映像信号と
してフラッシュメモリ28に保存する(ステップSD
9)。
【0054】また、ステップSD1での判断の結果、発
光すべき場合には、シャッターキー8が半押しされたか
否かを判断する(ステップSD2)。シャッターキー8
が半押しされたならば、向きセンサ32が検出している
カメラ本体2の向き(横向き又は縦向き)を取得する
(ステップSD3)。さらに、テーブルからカメラ本体
2の向きに対応する各LED51〜68の発光強度を読
み出す(ステップSD4)。
【0055】すなわち、基本的に、被写体側から見た閃
光装置の位置は、相対的に撮像レンズよりも上方に位置
する方が(被写体の影がその直後の壁等に大きく投影さ
れた撮像画像とならず)好ましい撮像画像が得られると
されている。そこで、本実施の形態では、LED51〜
68のうち、カメラ本体2を横向きにした場合にレンズ
3よりも上方となるLEDとその発光強度(相対値)、
及びカメラ本体2を縦向きにした場合にレンズ3よりも
上方となるLEDとその発光強度(相対値)とが記憶さ
れたテーブル(図示せず)を、MPU19の動作プログ
ラム及び前記プログラムAEデータとともに、前記MR
OM29に格納してある。そして、このステップSD4
では、ステップSD3で取得したカメラ本体2の向きに
応じて、カメラ本体2を横向きにした場合にレンズ3よ
りも上方となるLEDとその発光強度、又はカメラ本体
2を縦向きにした場合にレンズ3よりも上方となるLE
Dとその発光強度を、テーブルから読み出す。
【0056】さらに、前述と同様に調光センサ4の検出
結果、つまり周囲の明るさに基づき、LED51〜68
からなる閃光装置5の全発光量を算出する(ステップS
D5)。そして、このステップSD5で算出した全発光
量と、前述のステップSD4で読み出したした各LED
51〜68の発光強度(相対値)とに基づき、各LED
51〜68の発光量を算出する(ステップSD6)。
【0057】しかる後に、シャッターキー8が全押しさ
れたならば(ステップSD7;YES)、前記ステップ
SD6で算出された発光量で各LED51〜68を発光
させて(ステップSD8)、撮像処理を実行し、CCD
17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に
圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存
する(ステップSD9)。これにより、カメラ本体2を
縦横どちらに構えた時でも、最適な発光を行え、好まし
い画像を撮像することができる。
【0058】(第3の実施の形態の変形例)図12は、
本発明の第3の実施の形態の変形例を示すものである。
すなわち、前撮像時に発光すべきか否かを判断し(ステ
ップSE1)、発光すべきでない場合には、ステップS
E1からステップSE13に進む。このステップSE1
3でシャッターキー8が操作されたか否かを判断し、シ
ャッターキー8が操作されたならば、撮像処理を実行す
る(ステップSE12)。
【0059】また、ステップSE1での判断の結果、発
光すべき場合には、シャッターキー8が半押しされたか
否かを判断する(ステップSE2)。シャッターキー8
が半押しされたならば、向きセンサ32が検出している
カメラ本体2の向き(横向き又は縦向き)を取得する
(ステップSE3)。次に、この検出したカメラ本体2
の向に応じて、被写体においてAF評価を行う箇所を設
定し(ステップSE4)、この設定した箇所を対象にL
ED51〜68を点灯させる(ステップSE5)。
【0060】つまり、この変形例においては、前述のス
テップSD8で用いたテーブル以外に、カメラ本体2の
向きに応じて設定されるAF評価を行う箇所に対応し
て、当該箇所を対象に照明する際に点灯すべきLED5
1〜68及びその光量が記憶されたテーブル(図示せ
ず)が設けられている。そして、このテーブルから点灯
すべきLED51〜68及びその光量を読み出して点灯
を行う。
【0061】次に、当該箇所にAF評価を行う(ステッ
プSE6)。すなわち、前述のステップSE5の処理
で、カメラ本体2の向きに応じて設定されたAF評価を
行う箇所が照明されると、MPU19は、MROM29
に格納されているオートフォーカス制御に関するプログ
ラムに基づき、フォーカスレンズ20を駆動させ、被写
体の当該箇所にピント合わせ(合焦)を行う。したがっ
て、必要な一部のLEDのみを発光させることにより、
少ない電力消費で被写体の所要箇所に所要の明るさを確
保して、オートフォーカス制御を行うことができ、これ
により省電力化が可能となる。
【0062】そして、以降のステップSE7〜SE12
では、前述した図11のフローチャートにおけるステッ
プSD4〜SD9と同様の処理を実行する。これによ
り、カメラ本体2を縦横どちらに構えた時でも、最適な
発光を行え、かつカメラ本体2の向きに応じた最適箇所
にピントが合った好ましい画像を撮像することができ
る。
【0063】(第4の実施の形態)図13は、本発明の
第4の実施の形態を示すものである。電源/ファンクシ
ョンスイッチ7が操作されて電源がオンとなっている
と、MPU19は、MROM29に格納されているプロ
グラムに従って図13のフローチャートに示す手順で処
理を実行する。すなわち、前述のステップSB3と同様
にして、撮像時に発光すべきか否かを判断する(ステッ
プSF1)。そして、発光すべきでない場合には、ステ
ップSF1からステップSF10に進む。このステップ
SF10でシャッターキー8が操作されたか否かを判断
し、シャッターキー8が操作されたならば、撮像処理を
実行し、CCD17の受光面に結像された被写体の光学
像を、最終的に圧縮された映像信号としてフラッシュメ
モリ28に保存する(ステップSF9)。
【0064】また、ステップSF1での判断の結果、発
光すべき場合には、シャッターキー8が半押しされたか
否かを判断する(ステップSF2)。シャッターキー8
が半押しされたならば、ズーム状態を検出する(ステッ
プSF3)。つまり、撮影者がズームキー35を操作す
ると、これに応じてMPU19が制御信号をズームドラ
イバ24に出力し、ズームドライバ24が駆動信号を駆
動機構23に供給することにより、レンズ3がズーム駆
動される。このとき、MPU19前記制御信号に基づき
レンズ3のズーム状態(焦点距離、あるいはレンズによ
る拡大倍率等)を検出する。さらに、テーブルからズー
ム状態に対応するLED51〜68の発光強度を読み出
す(ステップSF4)。すなわち、この実施の形態にお
いては、例えばズーム動作に伴うレンズ3の拡大倍率に
対応して、発光させるべきLED51〜68とその発光
強度(相対値)とが記憶されたテーブル(図示せず)
が、MPU19の動作プログラム及び前記プログラムA
Eデータとともに、前記MROM29に格納してある。
そして、このステップSF4では、ステップSF3で検
出したズーム状態に対応して発光させるべきLEDとそ
の発光強度を、テーブルから読み出す。
【0065】さらに、前述と同様に調光センサ4の検出
結果、つまり周囲の明るさに基づき、LED51〜68
からなる閃光装置5の全発光量を算出する(ステップS
F5)。そして、このステップSF5で算出した全発光
量と、前述のステップSF4で読み出したした配送させ
るべき各LEDとその発光強度(相対値)とに基づき、
各LED51〜68の発光量を算出する(ステップSF
6)。
【0066】しかる後に、シャッターキー8が全押しさ
れたならば(ステップSF7;YES)、前記ステップ
SF6で算出された発光量で各LED51〜68を発光
させて(ステップSF8)、撮像処理を実行し、CCD
17の受光面に結像された被写体の光学像を、最終的に
圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ28に保存
する(ステップSF9)。これにより、ズーム状態に応
じて異なる被写体の撮像範囲のみに光を照射して、不要
部分まで光を照射することを回避し、消費電力の削減を
図ることができる。
【0067】図14〜図22は、前記ステップSA7
(図5)、ステップSB10(図9)、ステップSC1
2(図10)、ステップSD8(図11)、ステップS
E11(図12)、ステップSF8(図13)におい
て、算出された発光量で各LEDを発光させる場合の制
御例を示すものである。(第1の制御例)
【0068】すなわち、前述した各フローで第1〜第1
8LED51〜68の発光量が算出されると、この発光
量を取得し(ステップSG1)、これに基づき、当該発
光量でLEDを発光さるための第1〜第18LEDのパ
ルス駆動回数(発光回数)1n〜18nを個別に演算す
る(ステップSG2)。しかる後、図15に示したよう
に、各LEDを一斉に演算した発光回数nだけパルス駆
動する(ステップSG3)。
【0069】これにより、各LEDの各々の合計発光時
間Tr,Tg,Tb(実際には電流が流れる部分の積分
である)の割合が制御され、このとき発光した全てLE
Dからの光で構成されるストロボ光が、算出された光量
となったり、一部のLEDの光量比率が高くして発光さ
れることとなる。
【0070】(第2の制御例)この第2の制御例におい
ても、図16のフローチャートに示すように、第1〜第
18LED51〜68の発光量が算出されると、この発
光量を取得し(ステップSH1)、それに基づき、所定
時間T内における第1〜第18LEDの各々の発光回数
(パルス駆動回数)1n〜18nを個別に演算する(ス
テップSH2)。さらに、MPU19は、演算した発光
回数1n〜18nに対応する、所定時間T内でのパルス
駆動間隔(駆動周期)1i〜18iを演算し(ステップ
SH3)、しかる後、図17に示したように、所定時間
T内に、演算したパルス駆動間隔1i,2i、3i・・
・でLEDを演算した発光回数1n、2n、3n・・・
だけ周期的に駆動する(ステップSH4)。
【0071】これにより、所定時間T内においては各L
EDの個々の合計発光時間(実際には電流が流れる部分
の積分値)の割合が制御され、このとき発光したLED
の全てからの光で構成される光量が、算出された光量と
なったり、一部のLEDの光量比率が高くして発光され
ることとなる。
【0072】(第3の制御例)この第3の制御例におい
ても、図18のフローチャートに示すように、第1〜第
18LED51〜68の発光量が算出されると、この発
光量を取得し(ステップSI1)、それに基づき、所定
時間T内における第1〜第18LEDの各々の駆動時間
(発光時間)1t〜18tを個別に演算する(ステップ
SI2)。しかる後、図19に示したように各LEDを
一斉に駆動し、各LEDを演算した時間1t、2t、3
t・・・に達するまで連続駆動する(ステップSI
3)。
【0073】これにより、所定時間T内においてはLE
Dの各々の発光時間の割合が制御され、このとき発光し
たLEDの全てからの光で構成される光量が、算出され
た光量となったり、一部のLEDの光量比率が高くして
発光されることとなる。
【0074】(第4の制御例)この第4の制御例におい
ても、第1〜第18LED51〜68の発光量が算出さ
れると、この発光量を取得し(ステップSJ1)、これ
に基づき、所定時間T内における第1〜第18LEDの
各々の駆動時間(発光時間)1t〜18tを個別に演算
する(ステップSJ2)。さらに、MPU19は、赤色
LEDの駆動時間(露出時間)tr内に緑色LEDと青
色LEDを時分割で駆動するための1回の駆動時間
,dと駆動間隔i,iとを演算し(ステップ
SJ3)、しかる後、図21に示したように、所定時間
T内に赤色LEDを連続駆動するとともに、緑色LED
と青色LEDとを、演算した駆動間隔i,iで演算
した駆動時間d,dずつ間欠駆動する(ステップS
4J4)。
【0075】これにより、所定時間T内において各LE
Dの個々の合計発光時間(電流が流れる部分の積分値)
の割合が制御され、このとき発光したLEDの全てから
の光で構成されるストロボ光が、算出された光量となっ
たり、一部のLEDの光量比率が高くして発光されるこ
ととなる。
【0076】(第5の制御例)
【0077】この第5の制御例においては、図22に示
したタイミングで、各LEDに対しパルス電流を供給す
る。すなわち各発光色のLEDを、それぞれの発光タイ
ミングが重複しないように時分割で個別にパルス駆動す
る。これにより、閃光装置5にあっては、各発光色のL
EDが所定時間T内において、各々の発光タイミングが
ずれた状態でR,G,Bを1周期として連続してパルス
発光し、それにより、各LEDが同時に点灯させたとき
と同等の色のストロボ光(各LED混合光)が得られる
こととなる。このとき、発光デューティを変更すること
により、発光した全てのLEDからの光で構成されるス
トロボ光が、算出された光量となったり、一部のLED
の光量比率が高くして発光されることとなる。
【0078】なお、前述した実施の形態においては、レ
ンズ3を中心に外側、中間、内側各LED群51〜53
を同心円状に配置して閃光装置5を構成するようにし
た。しかし、図23に示すように、カメラ本体2におい
てレンズ3の上部に第1及び第2のLED群54、55
を配置して閃光装置5を構成するようにしてよいし、図
24に示すように、レンズ3の左右に左LED群56と
右LED群57とを配置して、閃光装置5を構成するよ
うにしてよい(4は調光センサ、15は光学ファインダ
である)。
【0079】また、LED群の構成についても、前述し
た実施の形態のように、R、G、BのLEDを用いるこ
となく、他の発光色のLEDの組み合わせとしてもよい
し、白色LEDであってもよい。さらに、発光手段とし
ては実施の形態において用いたLEDが好ましいが、昇
圧トランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いること
なく発光可能な発光手段であれば他の発光手段であって
もよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、当
該撮像装置の状態に基づいて複数個の発光手段の発光量
を予め決定し、撮像時にはこの予め決定されている発光
量で発光手段を発光させることにより、撮像時には、複
数の発光手段の全てあるいは一部等、当該撮像装置の状
態に応じた必要数の発光手段を点灯させて、必要な明る
さを確保することが可能となる。したがって、従来のス
トロボのように、単一の発光手段で撮像時に所要の明る
さを確保する放電管や、それに供給する電力を得るため
の昇圧トランス、コンデンサ、トリガコイル等を用いる
必要はなく、よって、部品点数少なくし、小型かつ省電
力化が可能となるとともに、ノイズ対策等が不要とな
る。
【0081】また、当該撮像装置が設定する測光エリア
の状態に基づいて、複数個の発光手段の発光量が決定さ
れることにより、測光エリアを過不足のない最適により
近い状態の明るさにして撮像を行うことができる。
【0082】また、被写体画像を複数に区分した複数の
各測光エリアの状態に基づいて、複数個の発光手段の発
光量が決定されることにより、各測光エリアの全てを過
不足のない最適により近い状態の明るさにして撮像を行
うことができる。
【0083】また、撮影補助フレーム表示が選択されて
いると、複数個の発光手段の発光量が予め決定されて、
撮像時には決定されている発光量で発光手段を発光させ
ることにより、フレーム内に被写体の一部を特定配置し
て撮像を行った際に、この特定配置に対応した発光が可
能となり、最適により近い状態の明るさで特定配置した
被写体を撮像することができる。
【0084】また、選択された撮影補助フレームに応じ
て発光手段の発光量を決定することにより、複数種の撮
影補助フレームのうちいずれが選択されても、フレーム
内に被写体の一部を特定配置して撮像を行った際に、こ
の特定配置に対応した発光が可能となり、最適により近
い状態の明るさで特定配置した被写体を撮像することが
できる。
【0085】また、オートフォーカス手段の作動時に、
前記フレームに対応する被写体部分を対象に、発光手段
を発光させることにより、少ない電力消費で効率的に重
要なフレームに対応する被写体部分に所要の明るさを確
保して、オートフォーカス制御を行うことができる。こ
れによって、薄暗いためAF動作し難い環境下において
も、少ない消費電力で重要な被写体部分に対するAFを
確実に行うことができる。
【0086】また、当該撮像装置の向きに基づいて、複
数個の発光手段の発光量が決定されることにより、当該
撮像装置の向き如何なる方向であっても、最適により近
い状態の明るさにして撮像を行うことができる。
【0087】また、撮像装置の向きに応じて、レンズよ
りも上方に位置する発光手段の発光量が下方に位置する
発光手段の発光量よりも多くなるように発光量の決定を
行うことにより、撮像装置を縦横どちらに構えた時で
も、最適な発光を行え、好ましい画像を撮像することが
できる。
【0088】また、オートフォーカス評価を行う被写体
箇所を対象に複数の発光手段を発光させることにより、
少ない電力消費で効率的に前記被写体箇所に所要の明る
さを確保して、オートフォーカス制御を行うことができ
る。これによって、薄暗いためAF動作し難い環境下に
おいても、少ない消費電力でオートフォーカス評価を行
う被写体箇所に対するAFを確実に行うことができる。
【0089】また、当該撮像装置のズーム状態に基づい
て、複数個の発光手段の発光量が決定されることによ
り、被写体の不要な部分に光を照射したり、近くの被写
体に過剰な光を照射する等を回避して、消費電力の低減
を図りつつ、過不足のない最適により近い状態の明るさ
にして撮像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に共通の電子スチルカメ
ラを示す正面図である。
【図2】同平面図であるとともにLEDの配光方向示す
模式図である。
【図3】同背面図である。
【図4】同電子スチルカメラの回路構成を示すブロック
図である。
【図5】第1の実施の形態における電子スチルカメラに
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図6】マルチ測光モードにおける測光エリアを示す模
式図である。
【図7】撮影補助フレームを示す模式図である。
【図8】第2の実施の形態で用いられるテーブルの構成
を示す模式図である。
【図9】第2の実施の形態における電子スチルカメラに
おける処理手順を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施の形態の変形例における電子スチ
ルカメラにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】第3の実施の形態における電子スチルカメラ
における処理手順を示すフローチャートである。
【図12】第3の実施の形態の変形例における電子スチ
ルカメラにおける処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】第4の実施の形態における電子スチルカメラ
における処理手順を示すフローチャートである。
【図14】LEDの発光量を制御する第1の制御例を示
すフローチャートある。
【図15】同制御例を示すタイムチャートである。
【図16】LEDの発光量を制御する第2の制御例を示
すフローチャートある。
【図17】同制御例を示すタイムチャートである。
【図18】LEDの発光量を制御する第3の制御例を示
すフローチャートある。
【図19】同制御例を示すタイムチャートである。
【図20】LEDの発光量を制御する第4の制御例を示
すフローチャートある。
【図21】同制御例を示すタイムチャートである。
【図22】LEDの発光量を制御する第5の制御例を示
すタイムチャートある。
【図23】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの
正面図である。
【図24】本発明の他の形態に係る電子スチルカメラの
正面図である。
【図25】従来技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ 2 カメラ本体 3 レンズ 4 調光センサ 5 閃光装置 6 撮影ダイアル 7 電源/ファンクションスイッチ 8 シャッターキー 17 CCD 18 ユニット回路 19 MPU 20 フォーカスレンズ 22 駆動機構 23 AFドライバー 24 駆動部 25 TG 26 Vドライバー 27 DRAM 28 フラッシュメモリ 29 MROM 30 電源回路 51〜68 第1〜第18LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 W 2H105 17/18 Z 5C022 17/56 Z 17/18 H04N 5/232 A 17/56 5/238 Z H04N 5/232 G02B 7/11 N 5/238 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 CD11 CD13 DB24 GA26 GA54 GA55 GA66 HA06 HA24 2H011 DA07 2H051 EB03 EB07 EB13 2H053 AA00 AD21 AD23 BA31 BA32 BA34 BA82 CA00 CA06 CA15 CA41 CA45 DA08 2H102 AA42 BB25 CA01 2H105 EE16 5C022 AA13 AB03 AB15 AB17 AB22 AB66 AB67 AC42

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該撮像装置の状態を検出する状態検出
    手段と、 複数個の発光手段を備えた発光部と、 前記状態検出手段の検出結果に基づいて、前記複数個の
    発光手段それぞれの発光量を決定する決定手段と、 撮像動作に伴って、前記決定手段により決定された発光
    量で前記発光手段それぞれを発光させる制御手段とを備
    えたことを特徴とする閃光機能付撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記状態検出手段は、当該撮像装置が設
    定する測光エリアの状態を検出することを特徴とする請
    求項1記載の閃光機能付撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記測光エリアは、当該撮像装置が結像
    する被写体画像を複数に区分した複数のエリアで構成さ
    れ、前記状態検出手段は前記複数の測光エリアの明るさ
    を検出することを特徴とする請求項2記載の閃光機能付
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記状態検出手段は、被写体画像に重ね
    てフレームを表示する撮影補助フレーム表示が選択され
    ていることを検出することを特徴とする請求項1記載の
    閃光機能付撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記状態検出手段は、複数種の撮影補助
    フレームのうちいずれが選択されているかを検出し、 前記決定手段は、前記状態検出手段により検出された撮
    影補助フレームに応じて前記発光手段の発光量を決定す
    ることを特徴とする請求項4記載の閃光機能付撮像装
    置。
  6. 【請求項6】 周囲の明るさを検出する明るさ検出手段
    と、 被写体画像の合焦を行うオートフォーカス手段とをさら
    に備え、 前記制御手段はさらに、前記オートフォーカス手段の作
    動時に前記明るさ検出手段により検出された周囲の明る
    さが所定以下である場合、前記フレームに対応する被写
    体部分を対象に、前記発光手段を発光させることを特徴
    とする請求項4又は5記載の閃光機能付撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記状態検出手段は、前記撮像装置の向
    きを検出することを特徴とする請求項1記載の閃光機能
    付撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記決定手段は、前記状態検出手段が検
    出した前記撮像装置の向きに応じて、該撮像装置が有す
    るレンズよりも上方に位置する発光手段の発光量が下方
    に位置する発光手段の発光量よりも多くなるように発光
    量の決定を行うことを特徴とする請求項7記載の閃光機
    能付撮像装置。
  9. 【請求項9】 周囲の明るさを検出する明るさ検出手段
    と、 前記状態検出手段により検出された撮像装置の向きに応
    じて、オートフォーカス評価を行う被写体箇所を設定す
    る設定手段と、 この設定手段により設定された前記被写体箇所に対して
    合焦を行うオートフォーカス手段とをさらに備え、 前記制御手段はさらに、前記オートフォーカス手段の作
    動時に前記明るさ検出手段により検出された周囲の明る
    さが所定以下である場合、前記被写体箇所を対象に、前
    記発光手段を発光させることを特徴とする請求項7記載
    の閃光機能付撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置はさらにズーム手段を備
    え、 前記状態検出手段は、前記ズーム手段のズーム状態を検
    出することを特徴とする請求項1記載の閃光機能付撮像
    装置。
  11. 【請求項11】 前記複数個の発光手段は、各々放射光
    の拡散方向が異なった方向に設定されていることを特徴
    とする請求項1から10にいずれか記載の閃光機能付撮
    像装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の発光手段は、前記撮像装置
    が有するレンズを中心にして同心円状に配置されたこと
    を特徴とする請求項1から10にいずれか記載の閃光機
    能付撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記複数の発光手段は、直線上に配置
    されたことを特徴とする請求項1から10にいずれか記
    載の閃光機能付撮像装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の発光手段は、発光色の異な
    るものを含むことを特徴とする請求項1から10にいず
    れか記載の撮像装置用閃光装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の発光手段は、発光ダイオー
    ドであることを特徴とする請求項1から14にいずれか
    記載の撮像装置用閃光装置。
  16. 【請求項16】 当該撮像装置の状態を検出する状態検
    出ステップと、 前記状態検出ステップでの検出結果に基づいて、発光部
    が備える複数個の発光手段それぞれの発光量を決定する
    決定ステップと、 撮像動作に伴って、前記決定ステップにより決定された
    発光量で前記発光手段それぞれを発光させる制御ステッ
    プとを含むことを特徴とする撮像装置の発光制御方法。
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