JP2003084341A - 閃光装置付撮像装置、撮像装置の発光部の発光方法及びプログラム - Google Patents

閃光装置付撮像装置、撮像装置の発光部の発光方法及びプログラム

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JP2003084341A
JP2003084341A JP2001275353A JP2001275353A JP2003084341A JP 2003084341 A JP2003084341 A JP 2003084341A JP 2001275353 A JP2001275353 A JP 2001275353A JP 2001275353 A JP2001275353 A JP 2001275353A JP 2003084341 A JP2003084341 A JP 2003084341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閃光装置の閃光を光量補充の他に光量補充以
外の動作にも用い得る閃光装置付撮像装置、撮像装置の
発光部の発光方法及びプログラムの提供。 【解決手段】 カメラ1の固定レンズ4を中心とし、内
側に6個のLED19−r(赤)、外側に6個のLED
19−g(緑)、最も外側に6個のLED19−b
(青)を配設する。セルフタイマーが設定されると、青
のLEDをセルフタイマー・スタートから設定期間終了
まで、緑のLEDをセルフタイマー・スタート5秒後か
ら設定期間終了まで、赤のLEDをセルフタイマー・ス
タート8秒後から設定期間終了までそれぞれ発光させ
る。また、シャッターキー55が押されると各LEDを
閃光させ、調光センサ20の検出値に応じた光量を補
う。これにより、専用のモニタランプなしに被写体側か
らセルフタイマーの状態を知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
特に、閃光装置付撮像装置の閃光発光技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラに代表される撮像装置には
夜間や室内など十分な明るさが期待できない環境での撮
影を可能とするために、ストロボに代表される撮影補助
のための閃光装置が設けられており、この閃光装置の多
くは放電管を利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、放電管
を利用した閃光装置は閃光発光のためにコンデンサに電
力をチャージする必要があるため、チャージに時間がか
かるだけでなく一瞬の閃光しかできないため閃光時間が
短すぎて閃光を光量補充という本来の目的以外の用途に
用いることができないといった問題点があった。また、
他の素子に比べて比較的大きなコンデンサを必要とする
等の制約があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決することを目的
としてなされたものであり、閃光装置から発光される閃
光を、光量補充と共に光量補充以外の動作にも用い得る
閃光装置付撮像装置、撮像装置の発光部の発光方法及び
プログラムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明の閃光装置付撮像装置は、複数個の発光
色の異なる発光素子を備えた発光部と、撮像指示前の動
作状況を示唆するために発光素子を所定の順序で発光さ
せるとともに、撮像指示に伴って発光色の異なる発光素
子の全ての発光色を利用して撮影補助光として発光させ
る発光制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光制御手段は、撮像装置に
撮影補助光利用の設定がなされていない場合または撮影
補助光の発光の必要性がない場合には、撮像指示前の動
作状況を示唆するための発光素子の発光のみをさせるこ
とを特徴とする。
【0007】また、第3の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光制御手段は、撮像装置に
撮影補助光利用の設定がなされていない場合または撮影
補助光の発光の必要性がない場合には、撮像指示前の動
作状況を示唆するための発光素子の発光のみをさせると
ともに、撮像指示に伴って発光素子を撮影確認用として
発光させることを特徴とする。
【0008】また、第4の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、動作状況の示唆は、セルフタ
イマーの動作状況の示唆であって、発光制御手段は、動
作状況の示唆において異なる発光色を異なるタイミング
で発光させるように発光部を制御することを特徴とす
る。
【0009】また、第5の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、動作状況の示唆は、オートフ
ォーカスの動作状況の示唆であって、発光制御手段は、
動作状況の示唆において異なる発光色を異なるタイミン
グで発光させるように発光部を制御することを特徴とす
る。
【0010】また、第6の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光制御手段は、少なくとも
全ての発光素子が同時に発光しないように発光部を制御
することを特徴とする。
【0011】また、第7の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光制御手段は、発光色の異
なる発光素子の全ての発光色を利用して撮影補助光とし
て発光させる時に少なくとも全ての発光素子が同時に発
光しないように発光部を制御することを特徴とする。
【0012】また、第8の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光部の発光素子は、同色毎
に同心円に沿って配置されることを特徴とする。
【0013】また、第9の発明は上記第1の発明の閃光
装置付撮像装置において、発光部の発光素子は、所定の
方向を示す形状に配置されることを特徴とする。
【0014】また、第10の発明の撮像装置の発光部の
発光方法は、撮像動作に際して、撮像指示前の動作状況
を示唆するために、複数個の発光色の異なる発光素子を
備えた発光部の異なる発光色の発光素子を所定の順序で
発光させる工程と、撮像指示に伴って発光色の異なる発
光素子の全ての発光色を利用して撮影補助光として発光
させる工程とを備えたことを特徴とする。
【0015】また、第11の発明のプログラムは、複数
個の発光色の異なる発光素子を備えた発光部と、この発
光部を撮像指示前に行われる動作状況を示唆手段および
撮影時の撮影補助光手段として発光させる発光制御手段
とを備えた撮像装置が有する制御手段を、撮像指示前に
行われる動作状況を示唆するために異なる発光色の発光
素子を所定の順序で発光させるとともに、撮像指示に伴
って発光色の異なる発光素子の全ての発光色を利用して
撮影補助光として発光させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる電子スチル
カメラの外観を示す図であり、図1(a)は正面図、図
1(b)は背面図、図1(c)は平面図(上面図)であ
る。図1で、電子スチルカメラ1は正面側に固定レンズ
4を有し、更に、光学ファインダ51、固定レンズ4を
中心として外側に放射状に配設されたLED群からなる
LED19−r(赤)、19−g(緑)、19−b
(青)、及び調光センサ20とを有している。
【0017】また、電子スチルカメラ1の背面部にはT
FT液晶モニタ18、光学ファインダ51、液晶モニタ
スイッチ56、メニューキー59、カーソルキー60及
びセットキー61等のスイッチ及びキーが設けられ、上
面部には電源スイッチ52、シャッターキー53、ズー
ム操作キー54、録画モード(RECモード)と再生モ
ード(PLAY)との切換えを行なう切換えスイッチ5
5等のキー及びスイッチが設けられている。
【0018】図2は上記電子スチルカメラ1の内部構成
の概略を示すブロック図であり、電子スチルカメラ1は
撮像手段であるCCD2により撮像した画像をJPEG
形式に変換する等の画像処理機能を備えたMPU3を中
心に構成されている。
【0019】CCD2の受光面には、固定レンズ4、フ
ォーカスレンズ5、絞り6を通過して被写体の光学像が
結像される。フォーカスレンズ5はAFモータ等からな
る駆動機構7に保持されており、MPU3からの制御信
号によりAFドライバー8が出力する駆動信号が駆動機
構7に供給されることにより光軸上を前後に移動する合
焦動作を行なう。絞り6はMPU3からの制御信号に基
き絞り駆動部9が発生する駆動信号により駆動し、CC
D2に入射する被写体像の光量を調節する。
【0020】また、MPU3にはタイミング信号を発生
するTG(Timing Generator)10が接続されており、
TG10が発生したタイミング信号に基きVドライバー
11(垂直方向ドライバー)がCCD2を駆動し、それ
に伴いCCD2により被写体像の輝度に応じたアナログ
の撮像信号が出力されユニット回路12に送られる。
【0021】ユニット回路12は、CCD2から出力さ
れた撮像信号を保持するCDSと、CDSからアナログ
信号を供給されるアナログアンプであるゲイン調整アン
プ(AGC)と、ゲイン調整アンプに増幅され調整され
た撮像信号を画像データに変換するA/D変換器(A
D)とからなり、CCD2からの出力信号はここで黒レ
ベルを合わせてサンプリングされ、デジタル信号として
MPU3に送られる。
【0022】MPU3に送られたデジタル信号(撮像信
号)はDRAM13に一時保存されると共に、MPU3
によって各種の画像処理が施された後、最終的には圧縮
された映像信号としてフラッシュメモリ(FLASH)
14に保存される。フラッシュメモリ(FLASH)1
4に保存された映像信号は必要に応じてMPU3に読み
出され、伸張処理、輝度信号及び色信号の付加等の処理
を経てデジタルビデオ信号やアナログビデオ信号に変換
される。
【0023】更に、MPU3にはMROM15、電源回
路16、図1に示した各種スイッチ及びキー群を含む操
作キー部17、前記TFT液晶モニタ18及び前述した
LED19−r、19−g、19−b群の発光及び閃光
を行なわせるLEDストロボブロック19、撮像時の被
写体の明るさ情報を検出する調光センサ20及び外部装
置とのデータの授受を行なうUSBインターフェイス2
1が接続されている。また、赤外線通信やブルートゥー
ス等の近接通信用のインターフェイスや無線通信用イン
ターフェイスを接続するようにしてもよい。
【0024】MROM15はMPU3の動作プログラム
が記録されたプログラムROMである。また、MROM
15には撮像時の適正な露出値(EV)に対応する絞り
値(F)とシャッタースピードとの組み合わせを示すプ
ログラム線図を構成するプログラムAEデータが格納さ
れている。
【0025】MPU3は、また、内蔵するRAMをワー
キングメモリとして前記動作プログラムに従って動作す
ることにより表示制御手段や本発明の点灯制御手段とし
て動作する。前記プログラム線図に従って前記CCD2
の電荷蓄積時間や前記絞り6の開放度、前記ユニット回
路12のゲイン調整アンプ(AGC)のゲイン設定等を
行なう。
【0026】MPU3が設定した電荷蓄積時間はシャッ
ターパルスとしてTG10を介してVドライバー11に
供給され、これに従いVドライバー11がCCD2を駆
動することにより電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御
される。つまり、CCD2は電子シャッターとして機能
する。また、MROM15に記録された動作プログラム
にはオートフォーカス制御に関するプログラムが含まれ
ており、かかるプログラムに基きMPU3は前記オート
フォーカスレンズ5を駆動させてピント合わせ(オート
フォーカス)を行なう。
【0027】TFT液晶モニタ18は、録画モードにお
いては逐次撮像された画像をスルー画像として表示し、
再生モードにおいては前記フラッシュメモリ14に保存
された画像データ(圧縮された映像信号)から生成され
たアナログビデオ信号に基く映像を表示する。
【0028】LEDストロボブロック19は前述したL
ED群(LED19−r、19−g、19−b)に電気
的に接続し、必要に応じて駆動されるもので、ストロボ
撮影モード時、つまり、撮像時にMPU3で必要に応じ
て生成されてLEDストロボブロック19に送られる発
光制御信号に基いてLED群を発光させ、ストロボ撮影
モード時に所定のキー操作に応じてMPU3で生成され
LEDストロボブロック19に送られる閃光制御信号に
基いてLED群または特定のLEDを閃光させる。MR
OM15に記録された動作プログラムには、LED群の
発光順序等を制御する発光制御信号と、撮像時に調光セ
ンサ20によって検出された被写体の明るさ情報及び前
記露出時間に基いて閃光タイミング及び閃光強度を制御
する閃光制御信号とを生成するプログラム(LED制御
信号生成プログラム)が含まれており、調光センサ20
からの明るさ情報を取得すると発光制御信号を生成して
LEDストロボブロック19の動作を制御する。
【0029】<第1の実施の形態>本実施の形態では、
前述した図1、図2の構成の電子スチルカメラ1で、L
EDストロボによるセルフタイマー動作状態のモニタを
可能としている。図3は電子スチルカメラ1の正面に配
設するLED群の配置の一実施例を示す図であり、LE
D群40は図示のように外側に6個のLED19−b
(青)、その内側に6個のLED19−g(緑)、最も
内側に6個のLED19−r(赤)が配設されてなる。
つまり、同色毎に同心円に沿って各LEDが配置されて
いる。なお、本実施例では各LEDの個数を6個とした
が、LEDの個数は6個に限定されず、6個より多くて
も少なくてもよい。
【0030】(発光/閃光動作制御例)図4はセルフタ
イマー設定時の発光/閃光動作制御の一実施例を示すフ
ローチャートである。また、図5及び図6はLED群の
本発明に基く発光方法の説明図である。図4で、ストロ
ボ撮影モード設定は図1に示したフラッシュキー57の
操作で行なわれ、セルフタイマー設定はセルフタイマー
キー58の操作によって行なわれるものとし、ストロボ
撮影モードの設定はこのフローチャートの前段で行なう
ことができるものとする。先ず、ユーザによってセルフ
タイマーキー58が操作されセルフタイマー設定がなさ
れると、操作キー部17からMPU3にセルフタイマー
キー58の操作通知信号とセルフタイマー設定値が送ら
れる(ステップS1)。
【0031】MPU3は操作キー部17からセルフタイ
マーキー58の操作通知信号とセルフタイマー設定値を
受け取ると前記動作プログラム中のLED制御信号生成
プログラムに分岐して、セルフタイマー設定値を基に、
赤(LED19−r)、緑(LED19−g)、青(L
ED19−b)の点灯開始時間を設定する(ステップS
2)。
【0032】次に、シャッターキー53が操作される
と、MPU3は点灯開始時間を含む発光制御信号を生成
してLEDストロボブロック19に送る(ステップS
3)。
【0033】LEDストロボブロック19は発光制御信
号を受け取ると、設定された開始時間からタイマー終了
時間まで、青(LED19−b)、緑(LED19−
g)、赤(LED19−r)をパルス駆動して発光させ
る。例えば、図5に示すように上記ステップS1のセル
フタイマー設定値が10秒のとき、上記ステップS2で
青(LED19−b)の点灯時間をセルフタイマー・ス
タートから10秒間、緑(LED19−g)の点灯時間
をセルフタイマー・スタート後5秒経ってから5秒間、
赤(LED19−r)の点灯時間をセルフタイマー・ス
タート後8秒経ってから2秒間と設定すると、シャッタ
ーキー53の半押しで外側の青いLEDがパルス発光を
開始し、5秒後から内側の緑のLEDがパルス発光を開
始し、8秒後から最も内側の赤いLEDがパルス駆動に
よる発光を開始し、セルフタイマー設定期間が終わるま
で発光を繰り返す。
【0034】なお、電流の消費量に鑑みると各色のLE
Dはそれぞれ重複しないようにパルス駆動されることが
望ましい。さらには、この実施の形態では、他の色のL
EDが点灯するまでの期間は比較的高輝度にLEDを発
光し、他のLEDの発光と共にそれまでのLEDに流れ
る電流量を調整して輝度を落とし、消費電流を節約する
ように制御している。また、図5に示すセルフタイマー
を知らせるLEDの駆動時は、図6に示す撮影補助用の
発光としてのLED発光時に比べて総じて輝度は少なく
てもよいため、LEDの消費電流も少なく設定される
(ステップS4)。
【0035】次に、MPU3はストロボ撮影モードが設
定されていたか否かを調べ(ステップS5)、ストロボ
撮影モードが設定されていない場合は露光動作を行なう
とともにステップS10に遷移する(ステップS6)。
また、ステップS5でストロボ撮影モードが設定されて
いた場合はLEDストロボブロック19はMPU3から
閃光制御信号(発光開始)を受け取り、撮影補助光(い
わゆるストロボ)として青(LED19−b)、緑(L
ED19−g)、赤(LED19−r)の発光を開始さ
せる(ステップS7)と共に、同時に露光動作が実行さ
れる(ステップS8)。
【0036】閃光の終了はMPU3が調光センサ20か
らのLEDの発光による明るさ情報から瞬時に所定の発
光量のための発光時間を生成して閃光制御信号(発光終
了)としてLEDストロボブロック19に与えることで
行なう(ステップS9)。この際、閃光方法として、図
6に示すように全てのLEDの光量を調節して白色にな
るように光らせもよいし、赤、緑、青のLEDの各6個
のうちいくつかを選択的に光らせて所望の色光になるよ
うにしてもよい。また、この場合も電流の消費量に鑑み
ると各色のLEDはそれぞれ重複して発光しないように
パルス駆動されることが好ましい。特にストロボとして
の発光は高輝度が必要になるため、このようにすること
で瞬間的な電源の電圧低下を防止できる。
【0037】次に、電子スチルカメラ1による画像処理
が実行され、取り込まれた被写体画像の画像データの作
成処理、圧縮処理、フラッシュメモリ14への保存記憶
処理等が行なわれる(ステップS10)。
【0038】上記構成により、専用のモニタランプを設
けなくても被写体側からカメラのセルフタイマーの動作
状況をLEDの点滅状態(レンズに向かって外側から点
滅する光の輪の幅が広がっていく様子)を見ることで正
確に確認できる。また、単独又は集合写真における被写
体人物の注意をレンズ部分に注目させることができるの
で、セルフタイマー動作中に動いてしまい、ポーズが崩
れたりぶれたりするようなことを防止できる。
【0039】(第1の実施の形態の変形例)図7及び図
8はLED群の本発明に基く発光方法の一変形例の説明
図である。上記図4のフローチャートではステップS4
で発光制御信号に基いてセルフタイマー設定時間の終了
到来まで、青、緑、赤のLEDの発光開始時間をずら
し、同色のLEDを一斉にパルス駆動して発光させた
が、図8に示すように赤(LED19−r)、緑(LE
D19−g)、青(LED19−b)を連続駆動方式に
より発光させるようにしてもよい。
【0040】このように構成した場合はパルス発光と異
なり同色のLEDが一斉に点滅するようには見えない
が、レンズ方向に色の輪が順々にレンズ側に点灯するの
で、セルフタイマーの動作を的確に認識でき、上述した
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0041】また、第1の実施の形態では、露光時間中
に図6に示すように、R、G、BのLEDの発光パルス
の開始から終了までの期間を異ならせて白色を実現した
が、図8に示すように、パルス発光の開始から終了まで
の期間はR、G、BのLEDで同一とし、そのパルス発
光の発光間隔をR、G、BのLEDで異なるようにして
もよい。この場合、R、G、BのLEDの発光タイミン
グを容易にずらすことができ、同時に発光させないため
大量の電流を消費せず、電源系の負担を抑えることがで
きる。また、ストロボとしての発光量をR、G、BのL
EDの発光期間(発光開始から発光終了まで)を一律に
制御することで制御できる。
【0042】また、第1の実施の形態ではストロボ設定
がなされていない場合は撮影補助光(いわゆるストロ
ボ)としてのLEDの発光は行なわれないが、露光を確
認するために露光時にLEDの発光を行なってもよく、
その場合は、撮影補助光としての発光ではないので、セ
ルフタイマーの動作確認のための発光と同程度の発光輝
度でよいが、動作確認のための発光とはその発光形態が
異なることが望ましい。もちろん、これはストロボ設定
がなされているにもかかわらず、被写体が十分に明るい
ために撮影補助光の発光がカメラ装置側の判断によって
キャンセルされた場合も同様である。このようにするこ
とで、被写体側からセルフタイマーの時間経過から撮像
(露光)が終了するまでが、一連の動作として容易に確
認できる。
【0043】<第2の実施の形態>本実施の形態では、
前述した図1、図2の構成の電子スチルカメラ1で、L
EDストロボによるカメラ操作状態(オートフォーカス
動作を含む)のモニタを可能としている。 (発光/閃光動作制御例)図9はカメラ操作時の発光/
閃光動作制御の一実施例を示すフローチャートであり、
図10はLED群の発光方法の説明図である。また、ス
トロボ撮影モード設定は図1に示したフラッシュキー5
7の操作で行なわれ、このフローチャートの前段で行な
うことができるものとする。
【0044】図9で、ユーザによって電子スチルカメラ
1の動作モード切換えスイッチ55が操作され、撮像モ
ードに切換えられ撮像待機状態になると、操作キー部1
7からMPU3に動作モード切換えスイッチ55の撮像
モード操作通知信号が送られる(ステップT1)。MP
U3は操作キー部17から撮像モード操作通知信号を受
け取ると前記動作プログラム中のLED制御信号生成プ
ログラムに分岐して、赤(LED19−r)の発光制御
信号を生成してLEDストロボブロック19に送る(ス
テップT2)。LEDストロボブロック19は発光制御
信号を受け取ると最も内側の赤(LED19−r)を一
斉にパルス駆動して発光させる(図10のaの区間)。
これにより被写体人物は最も内側の赤のLEDの発光を
見て撮像待機中であることを知ることができる(ステッ
プT3)。
【0045】次に、ユーザがシャッターキー53を半押
しすると、操作キー部17からMPU3にAF(オート
フォーカス)開始操作通知信号が送られてステップT4
に遷移する。また、シャッターキー53の半押しがない
場合はステップT13に遷移する(ステップT4)。M
PU3は操作キー部17からAF開始操作通知信号を受
け取ると緑(LED19−g)の発光制御信号を生成し
てLEDストロボブロック19に送る(ステップT
5)。LEDストロボブロック19は発光制御信号を受
け取ると外側の緑(LED19−g)を一斉にパルス駆
動して発光させる。これにより被写体人物は緑のLED
の一斉発光を見てAF動作中であることを知ることがで
きる(図10のbの区間)(ステップT6)。
【0046】また、MPU3は操作キー部17からシャ
ッターキー53の半押し解除操作があったか否かを調べ
(ステップT7)、シャッターキー53の半押し解除操
作があった場合は緑のLEDの発光を停止する発光制御
信号を生成してLEDストロボブロック19に送る(ス
テップT8)。LEDストロボブロック19は発光制御
信号を受け取ると緑(LED19−g)の発光を一斉に
停止させ、ステップT13に遷移する。これにより被写
体人物は緑のLEDの一斉発光停止を見てAF動作が中
止され、撮像待機状態に戻ったことを知ることができる
(ステップT9)。
【0047】次に、合焦してAF動作が終了し撮像可能
状態になると(ステップT10)、MPU3は青(LE
D19−b)の発光制御信号を生成してLEDストロボ
ブロック19に送る(ステップT11)。LEDストロ
ボブロック19は発光制御信号を受け取ると最も外側の
青(LED19−b)を一斉にパルス駆動して発光させ
る(図10のcの区間)。これにより被写体人物は青の
LEDの一斉発光を見てAF動作が終了し、撮像可能と
なったことを知ることができる(ステップT12)。
【0048】シャッターキー53が全押しされると(ス
テップT13)、MPU3は閃光制御信号(発光開始)
をLEDストロボブロック19に送り、LEDストロボ
ブロック19はMPU3からの閃光制御信号(発光開
始)にしたがって、青(LED19−b)、緑(LED
19−g)、赤(LED19−r)の発光を開始させる
(ステップT14)と共に、同時に露光動作(ステップ
T16)が実行される。
【0049】閃光の終了はMPU3が調光センサ20か
らのLEDの発光による明るさ情報から瞬時に所定の発
光量のための発光時間を生成して閃光制御信号(発光終
了)としてLEDストロボブロック19に与えることで
行なう(ステップT15)。この際、各LEDの発光駆
動は実施の形態1の図6や図8と同様でよいし、この場
合も電流の消費量に鑑みると各色のLEDはそれぞれ重
複しないようにパルス駆動されることが好ましい。さら
に、発光方法として、全てのLEDの光量を調節して光
らせるようにしてもよいし、赤、緑、青のLEDの各6
個のうちいくつかを選択的に光らせるようにしてもよ
い。
【0050】次に、電子スチルカメラ1による撮像処理
が実行され、取り込まれた被写体画像の画像データの作
成処理、圧縮動作、フラッシュメモリ14への保存記憶
処理等が行なわれる(ステップT17)。
【0051】上記構成により、専用のモニタランプを設
けなくても被写体側からカメラのセルフタイマーの動作
状態をLEDの点滅状態(レンズに向かって外側から点
滅する光の輪が広がっていく様子)を見ることで正確に
確認できる。また、単独又は集合写真における被写体人
物の注意をレンズ部分に注目させることができるので、
セルフタイマー動作中に動いてしまい、ポーズが崩れた
りぶれたりするようなことを防止できる。
【0052】(第2の実施の形態の変形例)図11はL
ED群の本発明に基く発光方法の一変形例の説明図であ
る。上記図9のフローチャートでは電子スチルカメラ1
の操作状態に応じて同色のLEDを一斉にパルス駆動し
て発光させたが、図11に示すように赤(LED19−
r)を連続駆動させ、緑(LED19−g)、青(LE
D19−b)をパルス駆動させてそれぞれの発光周期を
違えるようにして発光させるようにしてもよい。なお、
連続駆動されるLEDは赤のLEDに限定されない。
【0053】このように構成した場合は、レンズの外側
方向に色の輪が順々に広がるように点灯及び点滅するの
で、操作動作を的確に認識でき、上述した実施例と同様
の効果を得ることができる。
【0054】また、第2の実施の形態では、ストロボ発
光が設定されている場合について示したが、ストロボ設
定がなされていない場合はオートフォーカス処理の動作
状況を示すLEDの発光を行なう。この場合は、撮影補
助光(いわゆるストロボ)としてのLEDの発光は行な
わず、代わりに露光を確認するために露光時にLEDの
発光を行う。その場合は、撮影補助光としての発光では
ないので、オートフォーカスの動作状況を示すための発
光と同程度の発光輝度の発光でよいが、動作状況を示す
ための発光とはその発光形態が異なることが望ましい。
もちろん、これはストロボ発光の設定にかかわらず、被
写体が十分明るいために撮影補助光の発光がカメラ装置
側の判断によってキャンセルされた場合も同様である。
このようにすることで、被写体側から撮影待機状態から
オートフォーカス処理を経由し撮像(露光)が終了する
までが、一連の動作として容易に確認できる。
【0055】(第1、第2の実施の形態に共通する変形
例)図12及び図13はLEDの配置及び点灯順序の変
形例の説明図である。前記第1及び上記第2の実施の形
態では図1及び図3に示すようにカメラ正面の固定レン
ズ4を中心として放射状に内側から赤、緑、青のLED
を所定数ずつ設けるように構成したが、この配置に限定
されない。例えば、図12(a)又は図13(a)に示
すように配設してもよい。また、前記第1及び上記第2
の実施の形態では点灯順序を外側から内側、或いは内側
から外側としたがこの順序に限定されない。例えば、図
12(b)又は図13(b)に示すように点灯してもよ
い。
【0056】図12(a)は電子スチルカメラ1上のL
EDの配置例を示す図であり、図示の例では固定レンズ
4の上部に横一列複数のLED41が配置されている。
また、通常中央上部にある光学ファインダ55が正面右
側上部に設けられている。
【0057】図12(b)、(c)は上記固定レンズの
上部に配置されたLED41の色配置及び点灯の順序の
例を示す図であり、図12(b)の例では横一列に配置
されたLED41は向かって左から2個ずつ青、緑、赤
のLEDが割り当てられて配置されている。点灯順序は
向かって左から順に1個ずつ点灯されるように発光制御
信号により規定されている。また、図12(b)の例で
は横一列に配置されたLED41は向かって左から青、
緑、赤、赤、緑、青というように赤を中心として配置さ
れている。点灯順序は両外側の青から緑、赤に向かって
順に1個ずつ点灯されるように発光制御信号により規定
されている。
【0058】このように、レンズ直近で直線上にLED
を配置し、所定の順序で点灯することにより、レンズ直
近に被写体人物の注目を集めるので前記第1、第2の実
施の形態の実施例及び変形例と同様の効果を得ることが
できる。
【0059】また、図13(a)は電子スチルカメラ1
上のLEDの他の配置例を示す図であり、図示の例では
固定レンズ4の両側に固定レンズに被写体人物の注意が
向かうように楔型に配列された複数のLED42が配置
されている。
【0060】なお、図13(b)は上記固定レンズの両
側に配置されたLED42、42の色配置及び点灯の順
序の例を示す図であり、図示の例では楔状の形状に配置
されたLED42は楔の頂点から3個ずつ赤、緑、青の
LEDが割り当てられて配置されている。点灯順序は楔
の底面から頂点に向かって順に青、緑、赤の順に3個ず
つ点灯されるように発光制御信号により規定されてい
る。
【0061】このようにカメラ正面上で固定レンズ方向
を示すようにLEDを配置し、所定の順序で点灯するよ
うに構成したことにより、固定レンズの両端から中心に
向かうように被写体人物の注目を集めることができるの
で、上述した図12の変形例の場合と同様の効果を得る
ことができる。
【0062】また、上記第1、第2の実施の形態の説明
では撮像装置として電子スチルカメラを例としたが、本
発明を適用可能な撮像装置は電子スチルカメラに限定さ
れず、銀塩カメラを含む各種の閃光装置付撮像装置に適
用することができる。また、LEDの数、配置位置、色
の配列方法及び点灯順序は上記各実施例及び変形例に限
定されない。
【0063】なお、本発明の各実施の形態では、発光素
子としてLEDを示したが、任意のタイミングで瞬時発
光させることのできる発光素子であればLEDに限らな
い。例えば、EL(エレクトリック・ルミネセンス)素
子や白熱電球や蛍光管やその他の発光素子であってもよ
い。
【0064】以上、本発明のいくつかの実施例及び変形
例について説明したが本発明は上記各実施例及び変形例
に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であ
ることはいうまでもない。
【0065】
【発明の効果】上記説明したように、第1の発明の閃光
装置付撮像装置、第10の発明の撮像装置の発光部の発
光方法及び第11の発明のプログラムによれば、撮像指
示前の撮像動作状況を撮影補助光用の発光素子の点灯順
序で示唆できるので、専用の撮像動作状況表示用のモニ
タランプを設けなくても撮像動作状況を示すことができ
る。
【0066】また、第2の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、発光素子を撮影補助用だけでなく、撮影補助用
に発光させる必要がない場合は撮影動作状況を示唆する
ために発光させても、撮影動作状況を示唆する際に発光
させる発光素子の輝度は撮影補助用に発光させる際の発
光素子の輝度に比べて総じて少なくてもよいため発光素
子の消費電流を少なく設定できるので、電源にかかる負
担が少ない。
【0067】また、第3の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、発光素子を撮影補助用だけでなく、撮影補助用
に発光させる必要がない場合は撮影動作状況を示唆する
ため及び撮影確認のために発光させても、撮影動作状況
を示唆する際及び撮影確認の際の発光素子の輝度は撮影
補助用に発光させる際の発光素子の輝度に比べて総じて
少なくてもよいため発光素子の消費電流を少なく設定で
きるので、電源にかかる負担が少ない。
【0068】また、第4の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、撮像時に被写体にセルフタイマーの動作状況を
示唆することができるので、被写体の注意を撮像装置に
集中でき、姿勢を保たせることが可能になることからタ
イマ期間が終了して撮像がなされるときに動いて構図が
乱れたり撮像結果がぶれたりすることを防止でき良好な
撮影画像を得ることができる。
【0069】また、第5の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、撮像時に被写体にオートフォーカスの動作状況
を示唆することができるので、被写体の注意を撮像装置
に集中でき、姿勢を保たせることが可能になることか
ら、オートフォーカス終了前に動いてピント合わせが遅
れたり、撮像指示がなされるときに動いて構図が乱れた
り撮像結果がぶれたりすることを防止でき良好な撮影画
像を得ることができる。
【0070】また、第6の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、各発光素子が同時に発光することはないので瞬
間的な電源の電圧低下を防止できる。
【0071】また、第7の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、発光色の異なる発光素子の全ての発光色を利用
し撮影補助光として発光させるとき(つまり、ストロボ
としての発光時)には高輝度が必要になるが、全ての発
光素子が同時に発光しないように制御するので、瞬間的
な電源の電圧低下を防止できる。
【0072】また、第8の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、同心円に沿って同色の発光素子が配置されてい
るので、被写体は発光素子の色の遷移により撮像指示前
の撮像装置の撮像動作状況を正確に確認できる。また、
同心円の中心をレンズとした場合、単独又は集合写真に
おける被写体の注意及び視線をレンズに注目させること
ができるので、視線の揃った良質な撮像結果を得ること
ができる。
【0073】また、第9の発明の閃光装置付撮像装置に
よれば、発光部を所定の方向を示す形状にすることがで
きるので、このようにした場合は所定の方向に移動する
発光素子の色の遷移により被写体は撮像指示前の撮像装
置の撮像動作状況を正確に確認できる。また、方向をレ
ンズ方向とした場合、単独又は集合写真における被写体
の注意及び視線をレンズに注目させることができるの
で、視線の揃った良質な撮像結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電子スチルカメラの外観を示す
図である。
【図2】図1の電子スチルカメラの内部構成の概略を示
すブロック図である。
【図3】電子スチルカメラの正面に配設するLED群の
配置の一実施例を示す図である。
【図4】セルフタイマー設定時の発光/閃光動作制御の
一実施例を示すフローチャートである。
【図5】LED群の発光方法の説明図である。
【図6】LED群の発光方法の説明図である。
【図7】LED群の発光方法の一変形例の説明図であ
る。
【図8】LED群の発光方法の一変形例の説明図であ
る。
【図9】カメラ操作時の発光/閃光動作制御の一実施例
を示すフローチャートである。
【図10】LED群の発光方法の説明図である。
【図11】LED群の発光方法の一変形例の説明図であ
る。
【図12】LEDの配置及び点灯順序の変形例の説明図
である。
【図13】LEDの配置及び点灯順序の変形例の説明図
である。
【符号の説明】
1 電子スチルカメラ(閃光装置付撮像装置) 3 MPU(発光制御手段) 19 LEDストロボブロック(発光部) 19−r、19−g、19−r LED(発光素子) 41、42 LED(発光素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/03 G03B 15/03 L W X 17/18 17/18 B D Z H04N 5/225 H04N 5/225 A // H04N 101:00 101:00 Fターム(参考) 2H002 CD07 CD11 2H053 AC16 AD03 AD12 AD21 BA00 BA82 CA45 2H102 AA51 AB13 AB15 AB18 BA05 BB05 CA02 5C022 AA11 AA13 AB15 AC11 AC69 AC77

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の発光色の異なる発光素子を備え
    た発光部と、 撮像指示前の動作状況を示唆するために前記発光素子を
    所定の順序で発光させるとともに、撮像指示に伴って発
    光色の異なる前記発光素子の全ての発光色を利用して撮
    影補助光として発光させる発光制御手段と、を備えたこ
    とを特徴とする閃光装置付撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記発光制御手段は、前記撮像装置に撮
    影補助光利用の設定がなされていない場合または撮影補
    助光の発光の必要性がない場合には、撮像指示前の動作
    状況を示唆するための前記発光素子の発光のみをさせる
    ことを特徴とする請求項1記載の閃光装置付撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記発光制御手段は、前記撮像装置に撮
    影補助光利用の設定がなされていない場合または撮影補
    助光の発光の必要性がない場合には、撮像指示前の動作
    状況を示唆するための前記発光素子の発光のみをさせる
    とともに、撮像指示に伴って前記発光素子を撮影確認用
    として発光させることを特徴とする請求項1記載の閃光
    装置付撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記動作状況の示唆は、セルフタイマー
    の動作状況の示唆であって、 前記発光制御手段は、動作状況の示唆において異なる発
    光色を異なるタイミングで発光させるように前記発光部
    を制御することを特徴とする請求項1記載の閃光装置付
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記動作状況の示唆は、オートフォーカ
    スの動作状況の示唆であって、 前記発光制御手段は、動作状況の示唆において異なる発
    光色を異なるタイミングで発光させるように前記発光部
    を制御することを特徴とする請求項1記載の閃光装置付
    撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記発光制御手段は、少なくとも全ての
    発光素子が同時に発光しないように前記発光部を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の閃光装置付撮像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記発光制御手段は、発光色の異なる前
    記発光素子の全ての発光色を利用して撮影補助光として
    発光させる時に少なくとも全ての発光素子が同時に発光
    しないように前記発光部を制御することを特徴とする請
    求項1記載の閃光装置付撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記発光部の発光素子は、同色毎に同心
    円に沿って配置されることを特徴とする請求項1記載の
    閃光装置付撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記発光部の発光素子は、所定の方向を
    示す形状に配置されることを特徴とする請求項1記載の
    閃光装置付撮像装置。
  10. 【請求項10】 撮像動作に際して、撮像指示前の動作
    状況を示唆するために、複数個の発光色の異なる発光素
    子を備えた発光部の異なる発光色の前記発光素子を所定
    の順序で発光させる工程と、 撮像指示に伴って発光色の異なる前記発光素子の全ての
    発光色を利用して撮影補助光として発光させる工程と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置の発光部の発光方
    法。
  11. 【請求項11】 複数個の発光色の異なる発光素子を備
    えた発光部と、この発光部を撮像指示前に行われる動作
    状況を示唆手段および撮影時の撮影補助光手段として発
    光させる発光制御手段とを備えた撮像装置が有する前記
    制御手段を、 撮像指示前に行われる動作状況を示唆するために異なる
    発光色の前記発光素子を所定の順序で発光させるととも
    に、撮像指示に伴って発光色の異なる前記発光素子の全
    ての発光色を利用して撮影補助光として発光させること
    を特徴とするプログラム。
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