JP2004354702A - 発光部付き撮像装置、発光方法、及びプログラム - Google Patents

発光部付き撮像装置、発光方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デジタルカメラ等の撮像装置において、被写体側での視認性を高めると共に意匠性に富んだ表現を可能とする発光部を備えた、撮像装置、発光方法、及びプログラムの提供。
【解決手段】デジタルカメラ1は導光リング22に覆われた多色発光可能な発光源20−1、20−2、20−3、・・・を同心円状に配置してなる。各発光源はR+G+Bの3色のLED集合灯からなり、パルスのテンションを時系列に変化させることで色彩や発光の仕方を変化させることができる。つまり、所定のデューティを持つ時系列信号を発光源20−1、20−2、20−3に与えることで導光リング22は時間帯によって光り方が遷移して見えるので、時系列信号を発光源20−1、20−2、20−3に与える時間をずらすことで導光リング22上を回転して見えるようにできる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に、発光部を備えた撮像装置、発光方法、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ用イルミネーションは、被写体側に情報を知らせる手段として用いられ、電源ON、セルフタイマ、オートフォーカス合焦等の表示用としてLED等の光源を用い、点形状(Φ1〜2mm)に発光させていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−214305公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
撮像装置、特に近年普及の著しいデジタルカメラでは、今日、ファッション性が求められつつあり、おしゃれな感じや光を使った機能性を訴求する例がある。
【0005】
しかしながら、上記従来のカメラ用イルミネーションは上述したように点形状のため、視認性が悪く、画一的な表示しかできないため意匠性に乏しいという欠点があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、デジタルカメラ等の撮像装置において、被写体側での視認性を高めると共に意匠性に富んだ表現を可能とする発光部を備えた、撮像装置、発光方法、及び発光プログラムの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部と、各発光源の各発光素子を所定の発光定義情報に基づいて発光させることにより発光部を発光させ、撮像装置の動作状況の示唆又は装飾照明を行う発光制御手段と、を備えたことを特徴とする発光部付き撮像装置を提供する。これにより、被写体人物や撮影を見ている人々に撮像装置の動作状況を知らせることができ、しかも、撮像装置に装飾的な美観を与え得る。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、発光部は撮像レンズの周囲に同心円状に配置され、発光制御手段による発光制御によりリング状に光ることを特徴とする請求項1記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、被写体人物の視線を撮像レンズに向けることができ、被写体人物の顔がレンズに正対した好適なポートレートや集合写真を取ることができる。また、リング状の光が撮像装置の装飾効果を増す。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、発光部は、発光部と、リング状に形成された導光リングと、一方が導光リングに接し、他方から発光源からの光を取り入れ、取り入れた光が拡散しないように導光リングに導く導光部とからなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、発光源からの光は導光部で外部に広範に拡散しないようにされて導光リングに導かれるので、少ない損失で導光リング内に拡散し、発光源に対する制御に応じた光を導光リングに供給できる。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個同心円状に配置してなる発光部と、所定の発光定義情報に基づいて各発光源の時間を発光源毎にずらして発光源単位で各発光素子を時系列的に発光させることにより発光部において光が回転して見えるようにする発光制御手段と、を備えたことを特徴とする発光部付き撮像装置を供給する。これにより、被写体人物や撮影を見ている人々の視線を撮像装置に集めることができる。また、回転する光により撮像装置に幻想的な美観を与え得る。
【0011】
また、請求項5に記載の発明は、発光制御手段は、撮像装置が撮影待機状態時に発光部の発光制御を行なうことを特徴とする請求項4記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、撮影待機時の被写体人物の関心を撮像装置に向けることができ、ポートレートや集合写真の撮影時にカメラに視線が向いた統一の取れた写真を得ることができる。
【0012】
また、請求項6に記載の発明は、発光制御手段は、撮像装置がセルフタイマ起動時に発光部の発光制御を行なうことを特徴とする請求項4記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、被写体人物の関心を撮像装置に向けることができ、集合写真の撮影時にカメラに視線が向いた統一の取れた写真を得ることができる。
【0013】
また、請求項7に記載の発明は、発光定義情報は各発光素子に与えるパルスデューティの数値を各発光源の各発光素子毎に時系列的に定義したものであることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、パルス幅を発光源毎に且つ発光素子毎に時系列的に発光定義情報として保存しておき、撮像装置の動作タイミングに応じた発光定義情報を取り出して発光制御することができ、被写体人物や撮影を見ている人々に撮像装置の動作状況を知らせることができ、しかも、撮像装置に変化のある装飾的な美観を与え得る。
【0014】
また、請求項8に記載の発明は、発光定義情報は発光源毎に各発光素子の所定の発光パターンを関数とパラメータで定義したものであることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、撮像装置の動作タイミングに応じた発光パターンを関数とパラメータで定義しておけば、撮像装置の動作タイミングに応じた発光定義情報を取り出して発光制御することができるので上記請求項7に記載の発明と同様の効果を生じ得る。
【0015】
また、請求項9に記載の発明は、発光定義情報は発光源毎に各発光素子に与えるパルスデューティを演算手段により順次算出した結果であることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置を提供する。これにより、撮像装置の動作タイミングに応じて係数を変化させてパルスデューティを算出できるので、撮像装置の動作タイミングに応じた発光定義情報を取り出して発光制御することができるので上記請求項7に記載の発明と同様の効果を生じ得る。
【0016】
また、請求項10に記載の発明は、円形状に配置された複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源の各発光素子にパルスデューティを与えて時系列に発光させる動作を各発光源毎に時間を少しずつずらして行い、光が回転して見えるようにすることを特徴とする発光方法を提供する。これにより、被写体人物や撮影を見ている人々の視線を撮像装置に集めることができる。また、回転する光により撮像装置に幻想的な美観を与え得る。
【0017】
また、請求項11に記載の発明は、複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個同心円状に配置してなる発光部を備えた撮像装置における発光部の発光方法であって、撮像待機時には、各発光源の各発光素子に選択されたパルスデューティを与えて発光させ、オートフォーカス動作時には各発光を停止させ、オートフォーカス終了時には各発光源の各発光素子に所定のパルスデューティを与えて発光させ、露光中は発光を停止させ、露光終了時には各発光源の各発光素子に所定のパルスデューティを与えて発光させる、ことを特徴とする発光方法を提供する。
これにより、撮影待機時には被写体に応じて異なる発光ができるので、被写体人物の年齢等に応じた発光を行うようにしてカメラに関心を集めることができる。また、オートフォーカス動作時や露光中には発光を停止するので、光が撮像レンズに入らず、悪影響を及ぼさない。また、オートフォーカス動作終了時や露光終了時には発光させるので、被写体人物はその旨を知ることができる。
【0018】
また、請求項12に記載の発明は、複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部を備えた撮像装置において、所定の発光タイミングの到来時に実行されるプログラムであって、各発光素子に与えるパルスデューティ値を定義した発光定義情報を発光タイミングに応じて取得させるステップと、発光定義情報から各発光源の各発光素子毎にパルスデューティ値を対応付けてメモリに展開させるステップと、メモリに展開されたパルスデューティ値に基づいて各発光源の各発光素子を発光させるステップと、を含むことを特徴とする発光制御プログラムを提供する。
これにより、撮像装置の発光タイミングに応じたパルスデューティ値に基づいて発光状態を変えて発光させることができるので、被写体人物や撮影を見ている人々に撮像装置の動作状況を知らせることができ、しかも、撮像装置に変化に富んだ美観を与え得る。
【0019】
また、請求項13に記載の発明は、複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部を備えた撮像装置において、撮像モード時に実行されるプログラムであって、撮像待機時には、各発光源の各発光素子に選択された発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させるステップと、オートフォーカス動作時には各発光を停止させるステップと、オートフォーカス終了時には各発光源の各発光素子に所定の発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させるステップと、露光中は発光を停止させるステップと、露光終了時には各発光源の各発光素子に所定の発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させる、ことを特徴とする撮像動作プログラムを提供する。
これにより、撮影待機時には被写体に応じて異なる発光を行わせることができるので、被写体人物の年齢等に応じた発光を行うようにしてカメラに関心を集めることができる。また、オートフォーカス動作時や露光中には発光を停止するので、光が撮像レンズに入らず、悪影響を及ぼさない。また、オートフォーカス動作終了時や露光終了時には発光させるので、被写体人物はその旨を知ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る撮像装置の一実施例の外観を示す図であり、デジタルカメラの例を示す。また、図1(a)は正面図、図1(b)は背面図、図1(c)は平面図(上面図)である。
【0021】
図1で、デジタルカメラ1は正面側にレンズ4を有し、更に、光学ファインダ51、レンズ4を中心として配置された導光リング22を有している。また、導光リング22に覆われて見えないが導光リング22に沿ってRGB集合灯からなる複数の発光源(発光源20−1、20−2、・・・)が配設されている。
【0022】
デジタルカメラ1の背面部にはTFT液晶モニタ18、光学ファインダ51、録画モード(RECモード)と再生モード(PLAY)との切換えを行なう切換えスイッチ55、液晶モニタスイッチ56、ズームキー57、メニューキー59、及び十字キー54等のスイッチ及びキーが設けられている。また、上面には電源ボタン52及びシャッターキー53が設けられ、側部にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とUSBケーブルを接続する場合に用いるUSB端子接続部58が設けられている。なお、更に、正面等に赤外線通信やブルートゥース等の近接通信用の光送受口や無線通信用アンテナを設けるようにしてもよい。
【0023】
図2は上記デジタルカメラ1の内部構成の概略を示すブロック図であり、デジタルカメラ1は撮像手段であるCCD2により撮像した画像をJPEG形式に変換する等の画像処理機能を備えたMPU3を中心に構成されている。
【0024】
CCD2の受光面には、固定レンズ4、フォーカスレンズ5、絞り6を通過して被写体の光学像が結像される。フォーカスレンズ5はAFモータ等からなる駆動機構7に保持されており、MPU3からの制御信号によりAFドライバ8が出力する駆動信号が駆動機構7に供給されることにより光軸上を前後に移動する合焦動作を行なう。絞り6はMPU3からの制御信号に基き絞り駆動部9が発生する駆動信号により駆動し、CCD2に入射する被写体像の光量を調節する。
【0025】
また、MPU3にはタイミング信号を発生するTG(Timing Generator)10が接続されており、TG10が発生したタイミング信号に基きVドライバ11(垂直方向ドライバ)がCCD2を駆動し、それに伴いCCD2により被写体像の輝度に応じたアナログの撮像信号が出力されユニット回路12に送られる。
【0026】
ユニット回路12は、CCD2から出力された撮像信号を保持するCDSと、CDSからアナログ信号を供給されるアナログアンプであるゲイン調整アンプ(AGC)と、ゲイン調整アンプに増幅され調整された撮像信号を画像データに変換するA/D変換器(AD)とからなり、CCD2からの出力信号はここで黒レベルを合わせてサンプリングされ、デジタル信号としてMPU3に送られる。
【0027】
MPU3に送られたデジタル信号(撮像信号)はDRAM13に一時保存されると共に、MPU3によって各種の画像処理が施された後、最終的には圧縮された映像信号としてフラッシュメモリ(FLASH)14に保存される。フラッシュメモリ(FLASH)14に保存された映像信号は必要に応じてMPU3に読み出され、伸張処理、輝度信号及び色信号の付加等の処理を経てデジタルビデオ信号やアナログビデオ信号に変換される。
【0028】
更に、MPU3にはMROM15、電源回路16、図1に示した各種スイッチ及びキー群を含む操作キー部17、前記TFT液晶モニタ18及び前述したRGB集合灯からなる発光源20−1、20−2、・・・の発光を行なわせる発光ブロック19及び外部装置とのデータの授受を行なうUSBインターフェイス21が接続されている。また、赤外線通信やブルートゥース等の近接通信用のインターフェイスや無線通信用インターフェイスを接続するようにしてもよい。
【0029】
MROM15はMPU3の動作プログラムが記録されたプログラム格納用ROMである。また、MROM15には撮像時の適正な露出値(EV)に対応する絞り値(F)とシャッタースピードとの組み合わせを示すプログラム線図を構成するプログラムや、AEデータや、後述する導光リングの発光制御プログラム及び発光定義情報(例えば、イルミネーション定義テーブル)が格納されている。
【0030】
MROM15に記録された動作プログラムは、撮像時に、発光制御プログラムを動作させ、RGB集合灯のR、G、Bそれぞれの発光タイミングと発光源が複数の場合はそれらの発光順序等を制御する発光制御信号を生成させ、導光リング22の発光制御を行わせる(図11)。
【0031】
MPU3は、また、内蔵するRAMをワーキングメモリとして前記動作プログラムに従って動作することにより表示制御手段や本発明の点灯制御手段として動作する。前記プログラム線図に従って前記CCD2の電荷蓄積時間や前記絞り6の開放度、前記ユニット回路12のゲイン調整アンプ(AGC)のゲイン設定等を行なう。
【0032】
MPU3が設定した電荷蓄積時間はシャッターパルスとしてTG10を介してVドライバ11に供給され、これに従いVドライバ11がCCD2を駆動することにより電荷蓄積時間すなわち露光時間が制御される。つまり、CCD2は電子シャッターとして機能する。また、MROM15に記録された動作プログラムにはオートフォーカス制御に関するプログラムが含まれており、かかるプログラムに基きMPU3は前記フォーカスレンズ5を駆動させてピント合わせ(オートフォーカス)を行なう。
【0033】
TFT液晶モニタ18は、録画モードにおいては逐次撮像された画像をスルー画像として表示し、再生モードにおいては前記フラッシュメモリ14に保存された画像データ(圧縮された映像信号)から生成されたアナログビデオ信号に基く映像を表示する。
【0034】
発光ブロック19は前述したRGB集合灯からなる発光源20−1、20−2、・・・に電気的に接続し、必要に応じて駆動されるもので、例えば、撮像時に、MPU3で発光制御プログラムに従って生成される発光制御信号に基いて発光源20または発光源20を構成するRGB集合灯のうちの特定のLEDを発光させる。
【0035】
図3は本発明の発光部を備えた撮像装置の概要説明図であり、図1に示したデジタルカメラ1は導光リング22に光を供給する多色発光可能な発光源20−1、20−2、20−3、・・を少なくとも3個同心円状に配置してなる。
【0036】
これらの発光源20−1、20−2、20−3、・・は、一箇所に発光源が固まって見えないように、半透過、白色、つや消しの導光リング22によって覆われており直接には目視できない。また、発光源の周囲は光を拡散するように拡散部の拡散板で囲い込まれている。
【0037】
また、広範に拡散しないように、例えば、図示の例で、発光源20−1と発光源20−2の中間点で発光源20−1と発光源20−2から発せられた光量の輝度レベルが半分程度まで減衰するように拡散板を調節する。発光源20−2と発光源20−3、発光源20−3と発光源20−1についても同様である。このように実装することによって発光源20−1、20−2、20−3は、一箇所に発光が固まらず、発光源20−1と発光源20−2、発光源20−2と発光源20−3、発光源20−3と発光源20−1は相互にほどよく干渉し合うこととなる。なお、簡易な構造でレンズ周辺をリング状に光らせる構造については後述する(図13の説明参照)。
【0038】
図4は多色発光源の一実施例を示す図であり、図5は多色発光源の発光原理の説明図である。
多色発光源20は、図4に示すようなR+G+Bの3色のLED集合灯からなり、パルスのテンションを図5の例に示すように変化させることで色彩や発光の仕方を変化させることができる。
【0039】
図5で、スイッチング波形の周期Tは十分に短い時間帯である。図5に示すスイッチングパルス91を積分すると符号92で示すような波形が再現できる。逆に、周期Tを下回る周波数成分を持つ、いかなる波形も、パルスの幅によって再現できることが知られている。
【0040】
多色発光源20を構成する各LED(図4)に与えられる電圧波形が図示のようなパルス91の場合、そのパルスのデンシティ(周期Tに占める割合)がゼロのときはLEDは消灯して見え、パルスのデンシティが40%のとき、LEDは全点灯に比べて大略40%程度の明るさに見える。換言すれば、パルスの幅が広いほどその時間帯で明るく点灯する。つまり、パルス91のデンシティを時系列に従って図示のように変化させると、LEDの明るさが時系列で変化して見える。
【0041】
図6は、多色発光源を構成するRGBの各LEDの点灯周期による色の見え方の説明図であり、図6(a)はRのLEDに印加する信号パターンの一例、図6(b)はGのLEDに印加する信号パターンの一例、図6(c)はBのLEDに印加する信号パターンの一例であり、図6(a)、(b)、(c)ではRGBの点灯周期を微妙にずらしてある。
RGBの各LEDに図6に示したような信号を印加すると、先ず、全体にホワイトから徐々に赤く点灯をはじめ、次に、赤→黄色→緑→水色→青→・・・と徐々に色が変化し、徐々に消灯し、最後に徐々に白く点灯していくパターンとなる。
【0042】
このような発光パターンの制御方法としては、最も簡単な例としては、例えば、パルスデューティを数値として外部から与える方法がある。この方法の例として、パルスの幅を00(0%点灯)〜FF(100%点灯)の256の分解能で制御できるとして、発光定義情報として図7に示すようなイルミネーション定義テーブルを予め作ってMROM15(図2)に格納しておき、発光制御プログラムで参照し、解釈して発光制御を行うことができる(図12参照)。
【0043】
この他にも、
▲1▼発光定義情報として、ある種の固定発光パターンを「関数」と「パラメータ」として定義したテーブルを作成し、発光制御プログラムで参照しながら発光制御を行う方法や、
▲2▼発光定義情報として、発光制御プログラムに複数の数学的関数を畳み込んだ(Convolution)演算式の係数テーブルを作成し、選択された係数テーブルの係数を用いて数値演算でデューティを逐次演算して様々な発光パターンを得て発光制御を行う方法、等がある。
【0044】
図8は、発光源20に与える時系列信号の一実施例を示す図であり、図8(a)は図3の発光源20−1に与える時系列信号、図8(b)は図3の発光源20−2に与える時系列信号、図8(c)は図3の発光源20−3に与える時系列信号である。
【0045】
図示のようなデューティを持つ時系列信号を表す発光制御用の数値が予め前述(図7)したイルミネーション定義テーブルのようなテーブルとして予めMROM15に格納されているとすると、発光制御プログラムでイルミネーション定義テーブルを解釈して、図示のようなデューティを持つ時系列信号を生成しタイミングをずらして発光源20−1、20−2、20−3に与えることにより、図9に示すようにデジタルカメラに設けられた導光リング22内を回転するように光を遷移させることができる。
【0046】
図9はデジタルカメラの導光リング22の発光状態の遷移を示す説明図であり、図8に示したデューティを持つ時系列信号を1秒ずつタイミングをずらして発光源に与えた結果を示す図である。
【0047】
図8に示したようなデューティを持つ時系列信号を発光源20−1、20−2、20−3に与えることで導光リング22は時間帯によって光り方が次のように遷移して見える。
先ず、最初の1秒時間帯には発光源20−1が白色に明るく、その他の部分が暗い紫色に発光して見える(図9(a))。それらが緩やかに遷移していき、2秒時間帯には発光源20−2が白色に明るく、その他の部分が暗い紫色に発光して見え(図9(b))、3秒時間帯には発光源20−3が白色に明るく、その他の部分が暗い紫色に発光して見える(図9(c))。
【0048】
これらの遷移を時系列的に沿って眺めると、暗い緑の導光リング22上を白色の光が約4秒を1周期として緩やかに回転して見える。この回転の周期は約4秒に限定されず、もっと早く、或いはもっと遅く制御可能である。また、発光色、色相及び発光の具合(例えば、チカチカ光る、等)や、回転方向(例えば、逆方向、或いは方向反転、等)も自在に制御可能である。また、同じ回転制御を行う場合でも図10に示す例のように色相やタイミングには様々なバリエーションがある。
【0049】
図11は、デジタルカメラの撮像時における動作プログラムの動作例を示すフローチャートであり、所定のタイミングで導光リングを発光させるようにステップS1、S5、S6、S8、S11、S13、及びS16で発光制御プログラム(図12参照)を呼び出す。
図11で、ユーザがデジタルカメラ1の電源をONにすると、MPU3は動作プログラムに従って導光リング22の発光制御プログラムを呼出し、導光リング22を所定の発光定義情報(例えば、導光リング22全体を赤色)に基づいて発光させて電源ONであることがユーザにわかるようにする(ステップS1)。
【0050】
ユーザが撮影モードを選択すると(ステップS2)、被写体画像が取り込まれ、スルー画像が表示される(ステップS3)。この際、導光リング22はステップS1の発光状態を保って光っているが、ユーザは撮影モード選択時のキー操作により、導光リング発光メニューを液晶モニタ18に表示させて、メニューに表示された発光条件を選択することができる。ユーザが所望の発光条件を選択すると、DRAM13に選択した発光条件の番号を保持してステップS5に進む。また、導光リング発光メニューを表示させなかったか、発光条件等を選択しなかった場合はステップS6に進む(ステップS4)。
【0051】
MPU3は動作プログラムに従って発光制御プログラムを呼出し、導光リング22を上記ステップS4で選択された発光条件で発光させるようにし、ステップS7に進む(ステップS5)。
【0052】
MPU3は動作プログラムに従って発光制御プログラムを呼出し、スルー画像表示の際の所定の発光定義情報(例えば、約2秒周期で白い光を右方向に回転させる発光定義情報)に基づいて導光リング22を発光させるようにし、ステップS7に進む(ステップS6)。
【0053】
次に、シャッター53が半押しされると(ステップS7)、MPU3は動作プログラムに従って発光制御プログラムを呼出し、導光リング22の発光を停止(消灯)させるようにしてユーザ又は被写体人物にオートフォーカス動作及びホワイトバランス処理中であることをわかるようにし(ステップS8)、オートフォーカス動作及びホワイトバランス処理を行う(ステップS9)。
【0054】
また、オートフォーカス動作が終了すると(ステップS10)、MPU3は動作プログラムに従って発光制御プログラムを呼出し、導光リング22を所定の発光定義情報(例えば、導光リング22全体を白色とする発光定義情報)に基づいて発光させてオートフォーカスが終了したことがユーザ又は被写体人物にわかるようにする(ステップS11)。
【0055】
また、ユーザがシャッター53を全押しして撮影を行うと(ステップS12)、MPU3は画像データをDRAM13に取り込んでから、動作プログラムに従って発光制御プログラムを呼出し、導光リング22の発光を停止させてユーザに撮影(露光)中であることがわかるようにし(ステップS13)、撮影処理を開始する(ステップS14)。
【0056】
露光終了後(ステップS15)、MPU3は動作プログラムに従って導光リング22の発光制御プログラムを呼出し、導光リング22を所定の発光定義情報(例えば、導光リング22全体を緑色とする発光定義情報)に基づいて発光させて露光が終了したことがユーザにわかるようにする(ステップS16)。
【0057】
なお、上記ステップS13で撮影(露光)中は導光リング22を消灯するようにしたが、導光リング22を発光させ、光の強さをCCD2からの光量に基づいて制御するようにしてもよいし、撮影距離(AF値)に基づいて導光リング22の発光による影響分を補正するようにして導光リング22の光の強さを制御するようにしてもよい。
【0058】
また、上記図11のフローチャートに示す動作により、デジタルカメラ1は電源ON時、スルー画像表示時、オートフォーカス終了時、露光終了時に導光リング22を発光させるようにしたが、発光させるタイミングはこれらに限定されない。
【0059】
例えば、セルフタイマによる撮像時に導光リングを所定の色で発光させて被写体人物の視線をレンズ部分に集めるようにすることができる。また、この際、回転速度を変化させたり、シャッターがおりた直後に光の強さや色を変えたり、導光リング22全体を特定の色で光らせたりすることもできる。
【0060】
また、発光対象は導光リング22に限定されず、レンズの周囲を発光するように複数の多色発光源を設けるようにしてもよい。また、発光具合やタイミングを下記▲1▼〜▲3▼のようにすることもできる。
▲1▼シャッタースピードに合わせてレンズ周りを点滅させるようにする。
▲2▼フィルターに合わせた色でレンズ周りを光らせる。
▲3▼音に反応させてレンズ周りの光り方を変化させる。
【0061】
図12は、発光制御プログラムに基づく発光制御動作を示すフローチャートである。
図11に示したフローチャートの発光タイミング又は発光停止(消灯)タイミングや、図示しないセルフタイマモードでの発光タイミングでは、撮像時の動作プログラムは発光制御プログラムを呼出して、発光タイミングではタイミングに応じたイルミネーション定義テーブルを用いて多色発光源20を点灯して導光リング22を発光させる。なお、説明上、電源ON、スルー画像表示、オートフォーカス終了、露光終了、セルフタイマ開始、セルフタイマ終了(自動シャッター)、等の発光(発光停止)のタイミングに応じたイルミネーション定義体が(イルミネーション定義テーブル01〜06(図示せず))として予めMROM15に格納されているものとする。
図12で、図11に示したフローチャートの発光タイミング又は発光停止(消灯)タイミングで発光制御プログラムが呼び出されると、MPU3は発光制御プログラムを呼び出したタイミングを調べ、発光タイミングの場合(例えば、電源ON、スルー画像表示、オートフォーカス終了、露光終了、セルフタイマ開始、セルフタイマ終了等の場合)はステップT2に進み、停止タイミングの場合(例えば、シャッター半押し、シャッター全押し等の場合)はステップT5に進む(ステップT1)。
【0062】
発光タイミングの場合は、発光定義情報として、MROM15に格納されているイルミネーション定義テーブル01〜06のうちの発光タイミングの種類又は動作プログラムから受け取る発光定義情報の番号に応じたイルミネーション定義テーブルを取り出して、イルミネーション定義テーブルから各発光源(20−1、20−2、20−3)の各LEDのパルスデューティ値を各LEDに対応付けて主メモリ(この例ではDRAM13)に展開し(ステップT3)、イルミネーション定義テーブルに規定された色彩、周期及び強度で、展開したパルスデューティ値どおりに各LEDの発光を制御し、発光源20−1、20−2、20−3をイルミネーション定義テーブルに規定されたタイミングで順次発光させて、導光リング22を発光させる(ステップT4)。
【0063】
また、停止タイミングの場合は、各発光源の各LEDを消灯させて導光リング22の発光を停止させる(ステップT5)。
【0064】
上記図12のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1の通常の撮像モード及びセルフタイマモードの所定のタイミングでレンズ周辺を発光させ、所定の色彩及び色相の光を所定の周期でリングに沿って回転させたり、周辺全体を光らせたり、点滅させたり、発光を停止させることができる。
【0065】
なお、発光はレンズ周辺に限定されず、また、リング状に発光させる場合も1つのリングではなく複数のリングを発光させるようにすることもできる。また、発光させるモードは、通常撮像モードやセルフタイマモードに限定されない。つまり、発光させるモードの発光タイミングに応じたイルミネーション定義テーブルを発光定義情報としてMROM15等の保存メモリに格納しておき、発光タイミング又は発光停止タイミングで動作プログラムが発光制御プログラムを呼び出すように構成すればよい。
【0066】
なお、上記ステップT3、T4で用いる発光定義情報は図7に示したようなイルミネーション定義テーブルに限定されない。例えば、発光源毎に各LEDの所定の発光パターンを関数とパラメータで定義したテーブルであってもよく、発光源毎に各LEDに与えるパルスデューティを演算式の係数を含むテーブルでもよい。この場合は、ステップT3では発光タイミングに応じた係数の演算式による演算結果を各LEDに対応付けて主メモリに展開するようにする。
【0067】
図13〜図16は、それぞれ、レンズ周辺をリング状に光らせる簡易な構造例を示す図であり、導光リング及び発光源からなる導光リング構造の一実施例を示す図である。
【0068】
図13は導光リングと1つの発光源からなる導光リング構造を示し、図13(a)は正面図、図13(b)は側面図である。また、符号131は発光源を、符号132は導光部を、符号133は導光リングを意味する。
【0069】
発光源131は図4に示したようなR+G+Bの3色のLED集合灯からなり、パルスのテンションを図5の例に示すように変化させることで色彩や発光の仕方を変化させることができる。なお、発光源131は2色のLED集合灯でもよい。
【0070】
導光部132は導光リング133に接し、光を広範に拡散しないようにして両側に導光するための三角形の導光板からなっている。また、導光リング133は、円形状に形成された、半透過、白色、つや消しのリングであり、本実施の形態ではデジタルカメラ1のレンズ4を中心として同心円状に設けられる。また、発光源131は図示のように導光リング133に接する導光部132の導光板の先端に設置される。
【0071】
このように構成された導光リング構造130で発光源131の周期、色彩、色相、光量等を制御することにより、発光源131で発せられた光は導光部132で導光リング133の両側に導光され、少ない損失で導光リング133内で拡散するので、発光源に対する制御に応じた光を導光リング133に供給することができる。
【0072】
図14は導光リングと複数の発光源からなる導光リング構造を示し、図14(a)は正面図、図14(b)は側面図である。また、符号131−1、131−2は発光源を、符号132−1、132−2は導光部を、符号133は導光リングを意味する。
【0073】
発光源131−1、131−2は図13に示したようなLED集合灯からなり、パルスのテンションを図6の例に示すように変化させることで色彩や発光の仕方を変化させることができる。導光部132−1、132−2は対角の位置で導光リング133の上下に接し、光を広範に拡散しないようにして導光するための円形の導光板からなっている。また、導光リング133は図13に示したようなリングである。また、発光源131−1、131−2はそれぞれ図示のように導光リング133に接する導光板132−1、132−2の先端に設置される。
【0074】
このように構成された導光リング構造140で発光源131−1、131−2の周期、色彩、色相、光量及び発光タイミング等を制御することにより、発光源131−1、131−2で発せられた光は導光部132−1、132−2で導光リング133に導光され、導光リング133内で拡散し、発光源の制御に応じた光、例えば、回転する光、を見ることができる。
【0075】
なお、本実施例では発光源を2組としたが、図3に示したように発光源を3組としてもよく、またそれ以上の数の発光源を設けるようにしてもよい。この場合は、各発光源から発せられる光を導光リング133に導光する導光部をそれぞれの発光源に対応付けて設けるようにする。このように構成することにより、光源の配線を一箇所に集中できるのでデジタルカメラや後述する撮像部付き携帯電話のように限られた大きさの撮像装置に導光リング構造を設ける場合に配線がしやすくなる。
【0076】
図15は、図14の導光リング構造の変形例であり、図15(a)は正面図、図15(b)は側面図である。この例は、導光部132−1、132−2と導光リング133を交差させるようにして一箇所に集中させた例である。このように構成することにより、発光源の配線を一箇所に集中できるのでデジタルカメラや後述する撮像部付き携帯電話のように限られた大きさの撮像装置に導光リング構造を設ける場合に配線がし易くなる。
【0077】
図16は、図13の導光リング構造の他の変形例であり、図16(a)は正面図、図16(b)は側面図である。この例は、発光源と導光リングの高さを変えた例である。
【0078】
図13の例では、発光源131、導光部132、及び導光リング133を同一平面としたが、図16(b)に示すように導光部134の導光板を屈曲させて導光リング133に接するようにすることにより、高さの異なる発光源131から発せられた光を導光リング133に導光できる。
【0079】
<第2の実施の形態>
図17は、本発明の実施の形態を撮像部を備えた携帯電話に適用した場合の一実施例を示す図であり、図17(a)は携帯電話170の開状態の外観を示す正面図、図17(b)は背面図である。図において、携帯電話170は大きく蓋部172と本体部173から構成されている。また、蓋部172は本体部173側に折り込み可能に構成されている。アンテナ174は蓋部172の背面に設けられており、伸縮自在となっている。
【0080】
スピーカ175は、蓋部172の前面側に設けられており、音声出力を行う。表示部(メイン表示部)176はカラー液晶であり、開状態でカメラモードへの移行を検出するとスルー画像を表示する。シャッターキー177は本体部173の側面に設けられており、カメラモードにおいて、ユーザの押圧操作により、後述する撮像レンズ181による撮像を指示する。キー入力部178は本体部173の前面に設けられており、各種機能キーや、テンキーからなる。マイク189は本体部173の下部に設けられており、音声入力を行う。
【0081】
背面キー180は、透明、又は半透明部材で構成され、着信の際発光するLEDを内蔵する。撮像レンズ181は、蓋部172の背面、上記背面キー180の下部に設けられている。撮像レンズ181の周囲には同心円状の導光リング182が設けられており、後述するようにカメラモードにおいて、所定のタイミングで発光し、カメラモードの各タイミングを示唆又は報知すると共に、携帯電話の装飾的イルミネーションとしての役割をなす。なお、導光リングの発光原理及び光の見えかたは前述した第1の実施の形態で説明した導光リング22の発光原理及び光の見えかた(図3〜図10参照)と同様である。
【0082】
バッテリーパック183は本体部173の裏面に着脱可能に設けられており、ロック部184により固定されている。報知スピーカ185は着信などを報知するものである。
【0083】
図18は本実施形態による携帯電話の構成を示すブロック図である。無線送受信部186は無線によりアンテナ174を介して音声やデータを送受する。無線信号処理部187は無線送受信部186で受信した音声やデータを復調し、或いは無線送受信部186から送信する音声やデータを変調するなどの無線通信に必要な処理を行う。制御部188はROM194に格納されている動作プログラムにより、蓋部172、本体部173、及び携帯電話170全体の動作を制御する。
【0084】
検出部189はシャッターキー177が操作されたことを検出する。開閉検出部190は、光センサ、メカニカルスイッチ等で構成され、携帯電話170が開状態(蓋部172と本体部173が開放された状態)になったのか、閉状態(本体部173に蓋部172が被さった状態)か、を検出する。また、ドライバ191は表示部176を駆動させる。
【0085】
発光ブロック192は、RGB集合灯からなる発光源(図3、図4参照)に電気的に接続し、必要に応じて駆動されるもので、例えば、撮像時に、制御部188で発光制御プログラムに従って生成される発光制御信号に基いて発光源または発光源を構成するRGB集合灯のうちの特定のLEDを発光させる。
【0086】
加入者情報記憶部193は携帯電話170を呼び出すための電話番号やユーザ(加入者)のID等、プロフィールデータを格納する。ROM194は制御部の動作プログラムが記録されたプログラム格納用ROMである。また、ROM194にはカメラモードにおける動作プログラム(図11参照)や、後述する導光リングの発光制御プログラム(図12参照)及び発光制御用のテーブル(例えば、イルミネーション定義テーブル(図7参照))が格納されている。
【0087】
MROM15に記録されたカメラモードにおける動作プログラムは、撮像時に発光制御プログラムを動作させ、RGB集合灯のR、G、Bそれぞれの発光タイミングと発光源が複数の場合はそれらの発光順序等を制御する発光制御信号を生成させ、導光リング22の発光制御を行わせる。但し、カメラモード(撮像モード)における動作プログラムは、図11に示したフローチャートのステップS2〜S6とステップS14〜S16の動作を含めばよく、ステップS1、ステップS7〜S12は不要である。
【0088】
RAM195は無線通信端末として必要な各種データを記憶し、且つ制御部188が動作する上で必要なプログラムやデータを記憶すると共に、撮像された画像データも記憶する。音声信号処理部196は、マイク179から入力された音声信号を符号化処理したり、無線信号処理部187から出力された信号に基づいて複号化してスピーカ175から出力したりする。
【0089】
DSP197は撮影モジュール198に取り込まれた画像データを符号化処理する。撮影モジュール198はCCD若しくはCMOSで構成され、撮像レンズ181を介して被写体のカラー画像を取り込む。ドライバ199は、スピーカ185、バイブレータ200、背面キー180のLED111を駆動するためのドライバである。
【0090】
上記図17、図18で示された携帯電話170は撮像モードで所定のタイミングで導光リング182を発光させ、タイミングを報知すると共に装飾イルミネーションとしての役割を果たすことができる。
【0091】
例えば、撮像時の発光タイミングを、スルー画像表示時、露光終了時、発光停止のタイミングをシャッターキー177の操作時としたとき、図11のフローチャートで示されるデジタルカメラの撮像時の動作プログラムの動作のうち、ステップS2〜S6とステップS14〜S16の動作を携帯電話170のカメラモード時の動作プログラムの動作とすればよい。このようにした場合、スルー画像表示時には図12に示すような発光制御プログラムが呼び出され、スルー画像表示の際の所定の発光定義情報(例えば、約2秒周期で白い光が右方向に回転させる発光定義情報)により導光リング182を発光させるようにできる。また、ユーザがシャッターキー177を操作すると発光制御プログラムを呼出し、導光リング182の発光を停止させてユーザに撮影(露光)中であることがわかるようにし、撮影処理を開始する。そして、露光終了後に発光制御プログラムを呼出し、導光リング182を所定の発光定義情報(例えば、導光リング22全体を緑色に発光させる発光定義情報)に基づいて発光させて露光が終了したことがユーザにわかるようにすることができる。
【0092】
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0093】
【発明の効果】
上記説明したように、本発明の発光部を備えた撮像装置、発光方法、及びプログラムによれば、被写体側での視認性を高めると共に意匠性に富んだ表現ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要説明図である。
【図2】デジタルカメラの内部構成の概略を示すブロック図である。
【図3】本発明の発光部を備えた撮像装置の概要説明図である。
【図4】多色発光源の一実施例を示す図である。
【図5】多色発光源の発光原理の説明図である。
【図6】多色発光源を構成するRGBの各LEDの点灯周期による色の見え方の説明図である。
【図7】発光定義情報の一実施例(イルミネーション定義テーブル)を示す図である。
【図8】発光源に与える時系列信号の一実施例を示す図である。
【図9】デジタルカメラの導光リングの発光状態の遷移を示す説明図である。
【図10】発光源に与える時系列信号の一実施例を示す図である。
【図11】デジタルカメラの撮像時における動作プログラムの動作例を示すフローチャートである。
【図12】発光制御プログラムに基づく発光制御動作を示すフローチャートである。
【図13】導光リング及び発光源からなる導光リング構造の一実施例を示す図である。
【図14】導光リング及び発光源からなる導光リング構造の一実施例を示す図である。
【図15】導光リング及び発光源からなる導光リング構造の一実施例を示す図である。
【図16】導光リング及び発光源からなる導光リング構造の一実施例を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態を撮像部を備えた携帯電話に適用した場合の一実施例を示す図である。
【図18】図17の携帯電話の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ(撮像装置)
3 MPU(発光制御手段)
4、181 撮像レンズ
20 発光源
22、182 導光リング(発光部)
70 発光定義テーブル(発光定義情報)
170 撮像部付き携帯電話(撮像装置)
188 制御部(発光制御手段)

Claims (13)

  1. 複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部と、前記各発光源の各発光素子を所定の発光定義情報に基づいて発光させることにより前記発光部を発光させ、撮像装置の動作状況の示唆又は装飾照明を行う発光制御手段と、を備えたことを特徴とする発光部付き撮像装置。
  2. 前記発光部は撮像レンズの周囲に同心円状に配置され、前記発光制御手段による発光制御によりリング状に光ることを特徴とする請求項1記載の発光部付き撮像装置。
  3. 前記発光部は、前記発光部と、リング状に形成された導光リングと、一方が前記導光リングに接し、他方から前記発光源からの光を取り入れ、取り入れた光が拡散しないように前記導光リングに導く導光部とからなる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光部付き撮像装置。
  4. 複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個同心円状に配置してなる発光部と、所定の発光定義情報に基づいて前記各発光源の時間を発光源毎にずらして発光源単位で各発光素子を時系列的に発光させることにより前記発光部において光が回転して見えるようにする発光制御手段と、を備えたことを特徴とする発光部付き撮像装置。
  5. 前記発光制御手段は、前記撮像装置が撮影待機状態時に前記発光部の発光制御を行なうことを特徴とする請求項4記載の発光部付き撮像装置。
  6. 前記発光制御手段は、前記撮像装置がセルフタイマ起動時に前記発光部の発光制御を行なうことを特徴とする請求項4記載の発光部付き撮像装置。
  7. 前記発光定義情報は前記各発光素子に与えるパルスデューティの数値を各発光源の各発光素子毎に時系列的に定義したものであることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置。
  8. 前記発光定義情報は前記発光源毎に各発光素子の所定の発光パターンを関数とパラメータで定義したものであることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置。
  9. 前記発光定義情報は前記発光源毎に各発光素子に与えるパルスデューティを演算手段により順次算出した結果であることを特徴とする請求項1又は4に記載の発光部付き撮像装置。
  10. 円形状に配置された複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源の各発光素子にパルスデューティを与えて時系列に発光させる動作を前記各発光源毎に時間を少しずつずらして行い、光が回転して見えるようにすることを特徴とする発光方法。
  11. 複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個同心円状に配置してなる発光部を備えた撮像装置における発光部の発光方法であって、
    撮像待機時には、前記各発光源の各発光素子に選択されたパルスデューティを与えて発光させ、オートフォーカス動作時には前記各発光を停止させ、オートフォーカス終了時には前記各発光源の各発光素子に所定のパルスデューティを与えて発光させ、露光中は前記発光を停止させ、露光終了時には前記各発光源の各発光素子に所定のパルスデューティを与えて発光させる、ことを特徴とする発光方法。
  12. 複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部を備えた撮像装置において、所定の発光タイミングの到来時に実行されるプログラムであって、
    前記各発光素子に与えるパルスデューティ値を定義した発光定義情報を発光タイミングに応じて取得させるステップと、前記発光定義情報から前記各発光源の各発光素子毎にパルスデューティ値を対応付けてメモリに展開させるステップと、前記メモリに展開されたパルスデューティ値に基づいて前記各発光源の各発光素子を発光させるステップと、を含むことを特徴とする発光制御プログラム。
  13. 複数個の発光色の異なる発光素子からなる発光源を撮像レンズの周囲に複数個配置してなる発光部を備えた撮像装置において、撮像モード時に実行されるプログラムであって、
    撮像待機時には、前記各発光源の各発光素子に選択された発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させるステップと、オートフォーカス動作時には前記各発光を停止させるステップと、オートフォーカス終了時には前記各発光源の各発光素子に所定の発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させるステップと、露光中は前記発光を停止させるステップと、露光終了時には前記各発光源の各発光素子に所定の発光定義情報に基づくパルスデューティを与えて発光させる、ことを特徴とする撮像動作プログラム。
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