JP2007142625A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置を提供する。
【解決手段】 連写撮影が行なわれているときにLEDの光量の漸減分を補うように撮影コマごとに画像信号を増幅するアンプ(撮像素子後段のA/D変換回路内にアンプが内蔵されている)のゲインをゲイン変更手段に変更させることにより上げていって撮影ごとの画像信号の振幅レベルをあわせるようにする。画像信号の振幅レベルから抽出される輝度成分の値を一定することにより再生画像等の明るさを一定にする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置に関する。
撮影補助光の発光源にキセノン管の代わりにLEDを用いる技術が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。このLEDを用いると、メインコンデンサを充電する必要がなくなるため、時間の制約がなくなっていつでも好きなときに撮影補助光を照射することができる。
ところで、多重露光や連写撮影などにおいて被写界輝度が不足している場合には、パルス状の撮影補助光を撮影回ごとに照射して撮影回ごとの被写界輝度を確保するようなことが行なわれている。このようなときに上記LEDを用いるようにすると、上記した様にメインコンデンサの充電時間に制約されることなくいつでも所定の発光光量で撮影補助光を照射することができる。
しかしながら、LEDは、点灯時間が長くなるとLEDの温度上昇に起因して発光光量が漸減していくという問題を抱えている。
図1は、LEDの点灯時間とLEDの光量の関係を示す図であり、図2は、連続撮影が行なわれているときのLEDの発光量の低下状況を説明する図である。図1、図2に示す図の横軸は、時間であり、縦軸はLEDの光量である。
図1に示す様に点灯時間が長くなればなるほど温度上昇に起因してLEDの光量は漸減していく。このような傾向を持つLEDの発光を連写撮影や多重露光時などに用いたとすると、図1に示す如く1回の撮影における光量が時間の経過とともに漸減していくばかりでなく、図2に示すように連続撮影の撮影枚数が増えていくたびに光量が漸減していくという問題も出てくる。このように一回の撮影の時間の経過とともに光量が漸減していく、さらに撮影枚数が増えていく度に光量が漸減していくということになると、撮影枚数が増えれば増えるほど撮像素子に与えられる光量が不足するようになって撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが撮影枚数の少ないうちに撮影された画像の明るさに比べて暗くなってしまう。
特許文献1や特許文献2のものでは、LEDを多数配備してそれらLEDをいくつかのグループに分類して撮影回ごとに異なるグループのLEDを発光させることによりLEDの温度上昇を何とか抑えようとしているが、撮影装置内部にLEDを多数設けるとなるとどうしても撮影装置が大型化してしまう。最近ではキセノン管に比べるとLEDの光量が小さいとはいえ以前に比べればかなり大きくなってきているので温度上昇を抑えることさえできればLEDの個数を減らすことにより小型化を図ることができる。
また特許文献3のものでは、メインコンデンサが満充電状態に至っていない場合には、AGC(Auto Gain Control)のゲインを変更して感度アップを行なってから撮影補助光を照射させるようにしているが、特許文献3の技術はキセノン管に関するものであってLEDに関するものではない。
特開2005−128413号公報 特開2005−134711号公報 特開2001−358988号公報
本発明は、上記事情に鑑み、LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDを備え、そのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して上記LEDを駆動する発光駆動部と、
撮影補助光を伴う連続撮影時に、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、上記画像信号を、撮影枚数に応じて増幅率を上げて増幅する信号増幅部とを備えたことを特徴とする。
上記本発明の第1の撮影装置によれば、上記LEDの発光光量の漸減分を補うように撮影回ごとに上記撮像素子で生成された画像信号を増幅する上記信号増幅部の増幅率が漸次上げられていく。上記信号増幅部が、例えば上記撮影枚数と上記LEDの温度上昇に伴う発光量の漸減分との関係を示すテーブルを有しているとすると、そのテーブルを参照して撮影枚数に応じて増幅率を上げていくようなことができる。
そうすると、上記LEDの発光光量の漸減分が補われるように上記信号増幅部の増幅率が上げられることにより画像信号の振幅レベルが常に一定に保たれるようになる。周知の通り、この画像信号の振幅レベルは、画像の輝度成分を含むものであるのでその画像信号に基づく画像の明るさがほぼ一定に保たれるようになる。
以上説明したように、LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置が実現する。
また、上記目的を達成する本発明の第2の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDを備え、そのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して上記LEDを駆動する発光駆動部とを備え、
上記発光駆動部は、撮影補助光を伴う連続撮影時に、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、そのLEDの駆動レベルを撮影枚数に応じて上昇させるものであることを特徴とする。
上記第1の撮影装置のように画像信号の増幅率を上げることにより画像信号が持つ輝度成分を確保する様にしても良いが、第2の撮影装置のように撮影補助光を照射するときのLEDの発光量を、上記駆動レベルを上昇させることにより多くして撮像素子に十分な入射光量を与えるようにしても良い。この駆動レベルを上昇させるには、上記したようなテーブルを参照することにより、撮影枚数に応じて上記LEDの駆動時間を長くしたり、上記LEDを駆動する駆動信号のピークを大きくしたりすれば良い。
しかし、上記駆動信号の時間を長くすることにより発光光量を確保する様にして撮影補助光を照射させようとすると、撮影補助光を照射させている時間の方が、露光時間よりも長くなってしまって撮像素子に適量となる光量を与えることができなくなってしまう恐れがある。
そこで、撮影補助光を伴う連続撮影時に、1回の撮影における上記LEDの発光時間以上の露光時間となるように露光時間を調整する露光部をさらに備えた態様であることが好ましい。
上記露光部を設けると、露光時間を超えて撮影補助光を照射する必要が生じた場合には、上記露光部によって露光時間が長くなるように調整され長くなった露光時間中に撮影補助光が照射され撮影が行なわれる。
そうすると、撮影補助光の発光光量すべてが、露光時間中に撮像素子に入射するようになって適量となる光量が撮像素子に与えられるようになる。
また、上記目的を達成する本発明の第3の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDを備え、そのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して上記LEDを駆動する発光駆動部と、
撮影補助光を伴う連続撮影時に、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの温度上昇による発光光量の低下を抑えるように撮影枚数に応じて撮影間隔を広げる撮影制御部とを備えたことが好ましい。
上記本発明の第3の撮影装置によれば、連続撮影における撮影枚数が増えれば増えるほど上記撮影制御部によって撮影回ごとの撮影間隔が広げられる。
そうすると、前回の撮影回における撮影補助光の照射によりLEDの温度が上昇したときに上記撮影制御部によって次回の撮影回までの間隔が広げられることによりLEDの冷却期間が十分に確保されるようになって、次回の撮影においては、上記LEDが通常の動作温度に戻った状態で撮影補助光が照射されることとなる。このときにも第1、第2の撮影装置と同様に、テーブル等を参照するようにしておけば、参照結果に基づいて撮影間隔を好適に広げることができる。
上記第1の撮影装置から第3の撮影装置のように上記テーブルを参照する構成にしなくても、実際に上記LEDから発光された光の発光量をモニタすることにより漸減分の光量のデータを取得して明るさを一定に保つように増幅率やLEDの発光光量の調節を行なうようにしても良い。
上記目的を達成する上記本発明の第4の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDと、そのLEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、そのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して上記LEDを駆動する発光駆動部と、
撮影補助光を伴う連続撮影時に、上記光量モニタによる、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて次の撮影により得られる画像信号の増幅率を決定して、その次の撮影により得られた画像信号をその増幅率で増幅する信号増幅部とを備えたことを特徴とする。
上記第1の撮影装置では、テーブル等を参照することにより上記信号増幅部の増幅率を決定する様にしたが、上記第4の撮影装置では、上記光量モニタによりモニタしてそのモニタ結果に基づいて次回の撮影時に設定すべき増幅率を決定するように改良している。
このようにすると、LEDからの発光光量が撮影ごとに上記光量モニタによりモニタされるようになるのでより高い精度でアンプのゲインの制御が行なわれるようになる。
また第5の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDと、そのLEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、撮影時にそのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部とを備え、
上記発光駆動部は、上記光量モニタによる、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて次の撮影におけるそのLEDの駆動レベルを決定して、その次の撮影ではそのLEDをその駆動レベルで駆動するものであることを特徴とする。
ここで、撮影補助光を伴う連続撮影時に、1回の撮影における前記LEDの発光時間以上の露光時間となるように露光時間を調整する露光部をさらに備えていることが好ましい。
上記第2の撮影装置では、テーブル等を参照することにより上記信号増幅部の増幅率を決定する様にしたが、上記第5の撮影装置では、上記光量モニタによりモニタしてそのモニタ結果に基づいて次回の撮影時に設定すべき駆動レベルを決定するように改良している。
このようにすると、上記LEDからの発光光量が撮影ごとに上記光量モニタによりモニタされるようになるのでより高い精度でLEDの駆動レベルの制御が行なわれるようになる。
さらに上記本発明の第6の撮影装置は、撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
LEDと、そのLEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、撮影時にそのLEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
撮影補助光を伴う撮影に同期して上記LEDを駆動する発光駆動部と、
撮影補助光を伴う連続撮影時に、上記光量モニタによる、上記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて、次の撮影までの時間間隔を調整する撮影制御部とを備えたことを特徴とする。
上記第3の撮影装置では、テーブル等を参照することにより上記信号増幅部の増幅率を決定する様にしたが、上記第6の撮影装置では、上記光量モニタによりモニタしてそのモニタ結果に基づいて次回の撮影時に設定すべき上記時間間隔を定めるように改良している。
このようにするとLEDからの発光光量が撮影ごとにモニタされるようになるのでより高い精度で上記時間間隔の制御が行なわれるようになる。
以上、説明したように、LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置が実現する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図3は本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。
図3(a)には、正面図が示されており、図3(b)には背面図が示されている。
図3(a)に示すようにデジタルカメラ1の正面右方にはレンズ鏡胴100が備えられている。そのレンズ鏡胴100内に撮影レンズ1021が内蔵されている。またそのレンズ鏡胴100の上方には発光窓102が備えられており、その発光窓102の右横にはファインダ101が備えられている。その発光窓102からは、後述するシステム制御回路によって撮影補助光の照射が必要であると判定された場合に被写体に向けて撮影補助光が照射されるようになっている。またボディ上面にはシャッタボタン104が備えられている。
また、図3(b)に示すようにボディ背面には表示画面1501が備えられており、その表示画面1501の上方にはファインダ101の対物窓やモードスイッチ103、さらにはズームスイッチにもなる操作キー106が備えられている。また表示画面1501の横には、メニューボタンOP1が備えられており、そのメニューボタンOP1が操作されると、この撮影装置1が有する多数の撮影モードが表示画面1501上に表示されるようになっている。その多数の撮影モードが表示画面1501上に表示されているときに操作キー106によりいずれかの撮影モードが選択され、さらに表示画面1501の横にあるOKボタンOP2が押されると選択された撮影モードが設定される。その撮影モードの中には連続撮影モードとして連写モードや多重露光モードなどがある。
例えば操作キー等の操作により連写モードが選択されたら表示画面1501が設定画面に切り替わってその設定画面上の表示に基づいてユーザ操作により撮影コマ数や撮影間隔などの設定が行なわれるようにもなっている。
なお、図示はしていないが、そのほかに画像表示のon/offを切り替えるスイッチ等も備えられている。
図4は、図3のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。
図4を参照してデジタルカメラ1内部の構成を説明する。
本実施形態のデジタルカメラ1ではすべての処理がシステム制御回路110によって制御されている。このシステム制御回路110の入力部には図1に示したモードスイッチ103、シャッタボタン104、ズームスイッチにもなる操作キー106等の操作子が接続されていてそれらの操作子のうちの少なくともいずれかの操作により操作信号がこのシステム制御回路110に供給されてくると、それらの操作子の操作に応じた処理が開始されるようになっている。なお、本実施形態が備えるシャッタボタン104は連続撮影時においてはトグル動作によりシステム制御回路110に指示を与えるものであって、システム制御回路110はシャッタボタン104が一度押されたことを受けて撮影処理の開始処理を実行し、その後継続的に撮影処理を実行し続けて再度シャッタボタンが押されたことを受けて撮影処理の終了処理を実行するようになっている。
また図1には示していないが、本実施形態のデジタルカメラ1は、着脱自在な記憶媒体300ここではメモリカードが媒体装填室100Aに装着されてその媒体装填室100Aに装填されたメモリカード300に撮影画像を表わす画像データが記録されるようになっているので、記憶媒体例えばメモリカード300が媒体装填室100A内に装着されているかどうかを検知するための記憶媒体着脱検知手段108が備えられている。さらに図1には図示されていないが、背面側には画像表示ON/OFFスイッチ107や背面側に備えられている表示パネルの表面を保護するための防護用扉の開閉を検知する画像表示部開閉検知手段109も備えられている。これらの画像表示ON/OFFスイッチ107や記憶媒体着脱検知手段108や画像表示部開閉検知手段109それぞれからの信号もシステム制御回路110に供給されるようになっていてシステム制御回路110はそれらの信号を受けて処理を適宜実行するようにもなっている。
また図4に示すシステム制御回路110は、上記操作子にもなるズームスイッチ106の操作に応じてズーム制御手段1020に指示して撮影レンズ1021の中のズームレンズを移動させたり、後述するTTL測距により得た測距結果に応じて測距制御手段1030に指示して撮影レンズ1021の中のフォーカスレンズを移動させたりもしている。
本実施形態においてはこのシステム制御回路110内に、TTL測光部とTTL測距部が配備されCCD固体撮像素子(以降CCDという)120で生成された画像信号に基づいて上記TTL測距とともにTTL測光が行われるようになっている。さらにこのシステム制御回路内にはホワイトバランス調節部も配備されていて、CCD120で生成された画像データが画像処理回路140を経由して色温度測定回路141に供給され色温度測定回路141で色温度の測定が行なわれ、その色温度の測定結果に基づいて好適なホワイトバランス調整がシステム制御回路内の上記ホワイトバランス調節部で行なわれるようにもなっている。
また上記TTL測光による測光値に応じてシステム制御回路110は、露光制御手段1040に指示してその露光制御手段に絞り1041の開口を調節させるほか、さらに撮影時に撮影補助光の発光を行なわせる必要があるかどうかの判定も行っている。さらには上記TTL測光による測光値に応じてシステム制御回路110は、シャッタ秒時を定めるとともに、そのシャッタ秒時をタイミング発生回路121に通知して撮影時にタイミング発生回路121にシャッタ秒時に応じたタイミング信号をCCD120に供給させることによりCCD120の感光面に適量となる光量で被写体像を結像させるようにもしている。
さらに測光値に応じてシステム制御回路110が、撮影補助光の発光を行なわせる必要があると判定したときには、発光部11が備える発光量制御手段112に指示してLED駆動回路113に赤色光を発光するLED114r,緑色光を発光するLED114g,青色光を発光するLED114bそれぞれを駆動させることによって、撮影補助光を被写体に向けて照射させるようにしている。この例では、発光光量の相対的に大きなLEDを3つ用いてLEDの数をなるべく減らして撮影補助光の照射を行なうことができるようにもしている。
このように発光源にLED114を用いると、いままでのキセノン管のようにコンデンサの充電時間により発光間隔が制約を受けることがなくなり、いつでも好きなときに撮影補助光を照射させることができる。また、光の3原色である赤、緑、青の三色の色光それぞれの比率を変えて発光することもできるので、上記システム制御回路が備えるホワイトバランスに応じるとともに被写界の色温度にも応じた撮影補助光を照射させることができる。
本実施形態においては上記課題を解決するために、従来例にも記載したように発光光量が相対的に大きなLEDを3個用いるようにして、なるべくLEDの数を減らして小型化を図ることができるようにしている。さらにLEDの発光光量の漸減分を補うためにA/D変換回路130内にアンプを設けて、CCD120から出力させた画像信号の信号レベルを調節することができるようにしている。
この例においては撮影補助光を伴う連続撮影例えば連写撮影が行なわれているときにシステム制御回路110が各撮影回に同期してLED114を、LED発光量制御手段112を介して駆動回路113に駆動させることにより撮影補助光を被写体に向けて照射させるとともに、上記LED114が撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLED114の温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、上記A/D変換回路130内にあるアンプ(信号増幅器)のゲイン(増幅率)をゲイン変更手段130aに指示して上げさせるようにしている。
またこの例では、予め、撮影枚数とLED114の発光光量の漸減分を補うために必要なアンプのゲインとの関係を示すデータが取得されシステム制御回路110内にある内蔵メモリにそのデータがテーブル状に書き込まれている。連写撮影時においてはシステム制御回路110が、内蔵カウンタを用いて撮影枚数をカウントしてそのカウント値つまり撮影枚数に応じて上記テーブル状のデータを参照して撮影枚数に応じたゲイン(増幅率)を読み出し読み出したゲインをゲイン変更手段130aに指示してA/D変換回路130内のアンプに設定させるようにしている。
このようにしておくと、LED114の光量が図1に示すように漸減していったとしても、A/D変換回路130に内蔵されているアンプ(信号増幅部)のゲイン(増幅率)を上げることにより画像信号の振幅レベルがほぼ一定に保たれるようになる。周知の通り画像信号は輝度と色との双方の成分を含むものであり、振幅レベルは輝度を表わすものとして後段の画像処理回路で検出され処理されるものであるので、振幅レベルが一定に保たれることにより輝度つまり画像の明るさが保たれることになる。
ここで、図3、図4に示すデジタルカメラ1の動作概要を説明する。
図3に示すデジタルカメラ1の電源スイッチ(不図示)が投入されると、図4に示す不揮発性メモリ1101内の全体処理プログラムの手順にしたがってシステム制御回路110によりこのデジタルカメラ1全体の動作が統括的に制御され撮影処理が開始される。この例では電池の消費電力を抑制するためにデジタルカメラ1の電源スイッチ(不図示)が投入されシステム制御回路110(システム制御回路110には電池からの電力が常に供給されている)により電源スイッチが投入されたことが検知されたときに初めて電池Btから電源制御手段111bを介して各ブロックに電力が供給されるようになっている。
次に、このように各部に電力が供給されて動作状態になったデジタルカメラ1の撮影処理に係る処理部の構成および動作を、図4を参照して簡単に説明する。
図4に示すように、図3に示すレンズ鏡胴100内にはフォーカスレンズやズームレンズといった撮影レンズ1021、さらに光量調節用の絞り1041などが配備されている。またこの例においてはレンズを保護するレンズバリア1011が配備されている例が示されており、電源スイッチが投入されるとそのレンズバリア1011が解放されて図1に示すように撮影レンズ1021が表面に露出する構成になっている。
不図示の電源スイッチが投入されたときにモードスイッチ103が撮影側に切り替えられていた場合には、まず表面に露出した撮影レンズ1021を通ってCCD120に結像された被写体像が、タイミング発生回路121からのタイミング信号に基づいて所定の間隔ごと(例えば1/30sごと)に間引かれて出力される。その出力されたスルー画を表わす画像信号(以下スルー画信号)がA/D変換回路130でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換され、さらにデジタルの画像信号がメモリ制御部111aの制御の基、画像処理回路140に導かれる。この画像処理回路140でRGBのスルー画信号からYC信号のスルー画信号に変換され、さらにメモリ制御部111aの制御の基、画像表示メモリ151に導かれてスルー画信号がその画像表示メモリ151内に記憶されるようになっている。この画像表示メモリ151内に記憶された1フレーム分のスルー画信号がメモリ制御部111aにより読み出されてD/A変換回路160に導かれアナログのスルー画信号に変換されてから画像表示部150に供給される。この例では、画像表示部150に所定の間隔ごとに新しいスルー画信号を供給することができるようにするために画像表示メモリ151を設けて、その画像表示メモリ151に少なくとも2フレーム分のスルー画信号を記憶することにより表示タイミングをうまく調整することができるようにしている。
次にスルー画信号の流れとともに各部の動作を詳細に説明していく。
システム制御回路110の制御の基、タイミング発生回路121からのタイミング信号(1/30sごと)に応じて、撮影レンズ1020でCCD120上の受光面に結像させた被写体像を表わす画像信号をスルー画信号として後段のA/D変換回路130へと出力させる。このA/D変換回路130でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換されたスルー画信号が、メモリ制御部111aの制御の基、画像処理回路140に導かれる。この画像処理回路140によってR色、G色、B色の各信号に分離されて色温度測定回路141に供給されたり、それらのR、G、Bの各色信号が色変換行列により表示用のYC信号に変換されて後段の画像表示メモリ151に供給されたりする。R,G,Bの各色信号の方は後段の色温度測定回路141に供給されてこの色温度測定回路141により色温度の測定が行なわれたらシステム制御回路内部のホワイトバランス処理部を構成する各色アンプにその測定された色温度に応じたゲインがそれぞれ設定され画像信号のホワイトバランス調整が行なわれる。
またYC信号の方は、画像表示メモリ151に供給され画像表示メモリ151に記憶される。この画像表示メモリ151には少なくとも2フレーム分の画像信号が記憶されるようになっており、2フレーム分の画像信号のうち、古い時刻に記憶された1フレーム分の画像信号がD/A変換部160に導かれアナログ信号に変換されて画像表示部150に供給された後、次に新しい時刻、また次に新しい時刻という風に順次画像表示部150に画像信号が供給されることによりスルー画が表示画面上に表示される。
前述したようにシステム制御回路110ではTTL測距が行なわれその測距結果に基づいて測距制御手段1030に指示して常に合焦点にフォーカスレンズ(1021)を配置させるようにしたり、またズームスイッチ106が操作されたときにはズーム制御手段1020に指示してそのズームスイッチ106の操作によるズーム倍率に応じた位置にズームレンズ(1021)を配置させるようにしたりしている。
このようにして常にピントのあった、ズームスイッチ106の操作位置に応じたズーム倍率のスルー画が表示されているときにシャッタボタン104が押されたら撮影処理が行なわれる。ここでは前述した撮影モードの中の連写モードが設定されて撮影が行なわれているとして以降説明する。
システム制御回路110は、シャッタボタン104が押されたタイミングをタイミング発生回路121に通知する。この通知を受けてシャッタボタン104が押されたタイミングを起点としてCCD120に向けて露光信号の供給を開始させシャッタボタン104が再度押されるまで所定の時刻(例えば1/30s)ごとに露光信号を供給させ続ける。このときには撮影回ごとのTTL測光の測光結果により次回の撮影において撮影補助光の発光が必要であるとシステム制御回路110が判定した場合には発光量制御手段112に指示して次回の撮影時に発光部11に撮影補助光を照射させている。
本実施形態が備える発光部11は,LED114を備え、LED114を発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射させるものである。課題にも掲げたようにLED114は、撮影に同期して発光を繰り返すと温度上昇により発光光量が漸減するものであって発光光量が漸減すると画像の明るさが撮影回ごとにどんどんと暗くなっていく。
そこで、本実施形態では、システム制御回路110がその漸減分を補うためにゲイン変更手段130aにA/D変換部130内のアンプのゲインを上げさせるようにして、画像信号の信号レベルがなるべく一定に保たれるように信号の増幅を行なわせている。この図4に示すA/D変換回路130内のアンプは、ゲイン変更端子を備えたものであるので、ここではシステム制御回路110が内部のカウンタで撮影枚数をカウントして、撮影枚数に応じたゲインをテーブル状に記憶されたデータの中から読み出し読み出したゲインをゲイン変更手段130aに通知し、ゲイン変更手段130aからそのゲインを表わす信号をアンプのゲイン変更端子に供給させてアンプに画像信号の増幅を行なわせる様にして温度上昇による光量の漸減分を補おうとしている。
こうしてLED114の温度上昇による光量の漸減分が、A/D変換回路130内のアンプのゲインをゲイン変更手段130aに上げさせていき画像信号を次第に大きく増幅させることにより補われながら、連続撮影が次々と行なわれていってその次々と行なわれた撮影により得られた画像信号が次々と記憶媒体例えばメモリカード300に記録される。
このようにゲインを上げていくことによりLED114の光量の漸減分が補われて所定の明るさの画像を表わす画像信号が次々とメモリカード300に記録されると、そのメモリカード300から画像データが読み出されてその画像データに基づく画像が再生表示されているときには最初から最後まですべての画像が同じ明るさで表示画面上に表示されるようになる。
ここで、図5を参照してシステム制御回路が行なう処理の手順を説明する。
図5は、システム制御回路が行なう、連写モードが指定された状態にあるときの処理手順を示すフローチャートである。この図5には、撮影補助光を伴う連写撮影時に、LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときのそのLEDの温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、システム制御回路110が、ゲイン変更部130aに指示してA/D変換回路130内の信号増幅部のゲインを上げさせて撮影コマごとの画像信号の信号レベルがほぼ一定になるように処理を行なわせた場合の処理手順が示されている。
図5に示すようにステップS501で、操作により指定された連写間隔を読み込む。ここでは1秒間に5コマの割合(200msごとに5回)で連写が行なわれるとして以降説明する。
ステップS502へ進んでステップS502でTTL測距による測距結果に基づいて被写体までの被写体距離を検知するとともに、TTL測光の測光結果に基づいて被写体の露出値を検知する。この露出値に応じて露光時間にあたるシャッタ秒時T2を算出するともに、シャッタ秒時と絞りとから撮影補助光の発光時間T1を算出する。なお、ここではLED114がまだ安定状態にあって温度上昇がないため、発光時間T1が露光時間T2を越えることはないとしている。
そうしたら次のステップS504へ進んで、カウンタに初期値N=1を設定する。そして次のステップS505へ進んで一回目の撮影を終えたら次のステップS506でカウント値をインクリメントしてN=2として2回目の撮影準備を行なう。ここでは連写間隔200msecに一回撮影することになっているので、ステップS507でその連写間隔200msと一回目の撮影時のLEDの発光時間T1とからLED114の発光量の漸減分情報をテーブルから読み出して次のステップS508で2回目の撮影の発光時間T1を算出する。
温度上昇によりLEDの光量が低下してくると露光時間T2よりも長い発光時間T1で発光させないと計算上、適正露出が得られなくなってくるので、次のステップS509で発光時間T1と露光時間T2とを比較して、発光時間T1が露光時間T2を越えていないと判定したら、Y側に進んでステップS508で算出した発光時間でLED114を発光させて被写体に撮影補助光を照射させることにより撮影を行なう。このステップS509で発光時間T1が露光時間T2を越えていると判定したら、N側に進んで発光時間T1と露光時間T2とが等しくなるようにゲイン変更手段130aにA/D変換回路130内のアンプのゲインを変更させてから2回目の撮影を行なう。そして次のステップS511へ進んでシャッタボタン104が再度押されたかどうかを判定する。ここでシャッタボタン104が再度押されていないと判定したらY側に進んでステップS506に戻ってカウント値Nをインクリメントして次の撮影ここでは3回目の撮影処理を開始する。
以降、シャッタボタン104が再度押されるまで、ステップS506からステップS511の処理を繰り返し行なう。
このようにシステム制御回路110は、撮影枚数が増えるにつれてLED114の温度が上昇してきてその温度上昇に伴いLED114の光量が低下してきたとしても、ステップS509、ステップS512の処理で発光時間T1と露光時間T2とが同じ時間になるようにA/D変換回路130内のアンプのゲイン(信号増幅率)をゲイン変更手段130aに調節させることによっていつでも画像信号の信号レベルを一定に保つ処理を行なう。周知の通り、この画像信号の信号レベルは輝度(Y)に対応するものであるので、その画像信号に基づく画像の明るさが一定に保たれるようになる。
ここで図5の処理内容を、図6を用いてわかり易く説明する。
図6は、撮影補助光を伴う連続撮影例えば連写撮影時にLED114から発光された光の光量が撮影回ごとに漸減している状態を説明する図である。なお、図6に示す例では各撮影回ともフル発光が行なわれて撮影が行なわれているとしている。
図6に示すように撮影回数つまり撮影枚数が増えるにしたがいLED114の温度が上昇して発光光量が漸減していく。このときに発光光量の漸減分を補うためにA/D変換回路130内のアンプのゲインを上昇させてその光量が漸減した分、画像信号をより大きく増幅させている。LED114の光量が漸減していくということは、CCD120に与えられる光量が除々に減っていくということであるから、そのCCD120に与えられる光量に比例して得られるはずの電荷量が減ることになる。この電荷量の漸減分を後段のアンプの増幅作用により補おうというのである。
このようにすることにより撮影に同期してLED114が発光を繰り返したときのLED114の温度上昇による発光光量の漸減分が、A/D変換部130内のアンプのゲインを次第に上げていって画像信号を増幅していくことにより補われて、明るさの同じ画像が連続撮影における初回撮影時から最終撮影時にいたるまでの間すべての撮影で得られるようになる。
以上、説明したように、LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置が実現する。
図3,図4においては、撮影枚数に応じてゲイン変更手段130aにA/D変換回路130内のアンプのゲインを上げさせていくことにより画像の明るさを撮影開始から終了に至るまで確保するようなことを行なったが、撮影補助光の光量の方を撮影枚数に応じて増加させるようにしていっても良い。
撮影補助光の光量の方を増加させていく場合には、撮影枚数に応じた光量の漸減分を補うようにLEDの駆動レベルを上昇させる必要がある。ここでいう駆動レベルとは所定の発光光量を得るためにLEDに供給する必要のある電力に相当するものであり、この駆動レベルを上昇させるには例えばLED114の駆動電流を大きくしたり、LED114を駆動する駆動時間を長くしたりすれば良い。
なお、LEDを発光させる場合には、繰り返しパルスを連続的にLEDに供給することによってもLEDを発光させることができ、さらにその繰り返しパルスのデューティ比を変えることでもLEDに供給する電力の調整を行なうことができる。このように繰り返しパルスにより駆動するような場合には、デューティ比を1に近づけていけば本発明にいうところの駆動レベルは上昇する。
ここで駆動レベルを上げる一例として、上記のうちのLED114の駆動時間を次第に長くしていってLED114に供給する電力量を上げて発光光量を初回撮影から終了撮影まで一定にしようとした場合の例を掲げて説明する。
図7は、その例を説明する図である。
図7には、1秒間に5コマの撮影を行なっているときの各撮影コマの露光時間T2=1/60s中にLEDが発光している状態が示されている。撮影コマ数つまり撮影枚数が増えるにつれて、次第にLEDの光量が漸減してくるため、ここではLEDを駆動する駆動時間を次第に長くしていくようにしている。撮影コマごとの発光は、4コマ目までは露光時間T1=1/60s内に収まっているが、最後の撮影コマ(5コマ目)では予定している発光時間T1が露光時間T2を超えてしまっている。
そこで、最後の撮影コマでは、システム制御回路110が、タイミング発生回路121に露光時間T2を発光時間T1と同じ時間にするように指示してその露光時間中、発光部11にLEDの発光を行なわせるようにしている。このようにすると、最後の撮影コマにおいても発光光量が保たれ、前半の撮影コマの明るさと図7に示す最後の撮影コマの明るさがほぼ同等に保たれる。本実施形態では、本発明にいう露光部が、システム制御回路110とタイミング発生回路121に相当する。
図8は、システム制御回路110が行なう連写撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS512Aの処理以外は、図5の処理と同じである。
図5のフローではステップS512でA/D変換回路130内のアンプのゲインを上げたが、図8では、ステップS512Aでタイミング発生回路121からCCD120に供給される露光開始信号と露光終了信号のうちの露光終了信号の方の供給タイミングを遅らせるように指示して露光時間T2を長くして発光時間T1と露光時間T2とを同じ時間にするように改良している。
このようにしてもLED114の数を増やすことなく、連続撮影時に撮影枚数が増えていったとしても撮影枚数が増えていったときに撮影された画像の明るさが、撮影枚数が少ないうちに撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置が実現する。
また、一回の撮影から次の撮影までの時間間隔つまり連写間隔を変更してLEDを冷却する時間を長く取るようにしても良い。
図9は、連写間隔を変更するようにした場合の連写撮影の撮影間隔の変化を説明する図である。なお図9にも各撮影回でフル発光が行なわれている例が示されている。
図9には、通常の連写間隔で発光が行なわれた場合の発光光量の漸減状態と、連写間隔を変更した場合の発光状態とがそれぞれ、点線と実線で示されている。
図9に示すように、1秒間に5コマであるので200msごとに撮影を行なわなければならないが、ここでは連写撮影時の時間間隔を広げるようにしていって例えば200msを250msであるとか300msになるように時間間隔を広げて広げた時間間隔中にLED114を冷やすことによってLED114の温度上昇を抑えようとしている。図9には、通常の連写間隔で撮影が行なわれたときのLED114の光量の時間的な推移が点線で示されており、連写間隔を撮影枚数に応じて広げるようにした場合の発光光量の時間的な推移が実線で示されている。なお、図9の例でも撮影回それぞれでフル発光が行なわれて撮影が行なわれた場合の例が示されている。
図9からも分かるように連写間隔を広げていくと、LED114が充分に通常の動作温度にまで冷却されるため、撮影枚数に応じて発光光量が漸減していくようなことがなくなっている。なお、この例では、連写間隔を定めるにあたって、初回撮影時の発光時間T1と同じ発光時間T1で発光することができるような連写間隔を選択するようにしてLED114に発光を行なわせるようにしている。つまり、図9に示すように本来であれば撮影間隔Aのところで露光が開始され補助光が照射されて撮影が行なわれるところを、撮影間隔Bまで広げてLED114を通常動作温度になるまで冷却してから2回目の発光を行なわせるようにしている。
このように連写間隔を広げてLEDの冷却期間を確保するようにすると、各撮影コマごとにほぼ一定の光量が得られ最初の撮影から最終の撮影に至るまで終始明るさが保たれるようになる。
図10は、システム制御回路110が行なう、図9で説明した連写撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すステップS512Mの処理以外は、図5の処理と全く同じである。
図5のフローではステップS512でA/D変換回路130が備えるアンプのゲインを上げたが、図10では、ステップS512Mで発光時間T1が露光時間T2以下になるように連写間隔を変更して次のコマの撮影を行なうようにしている。つまりシステム制御回路110が、タイミング発生回路121に指示してCCD120に露光開始信号をCCD120に供給するタイミングを遅らせるように示してその開始タイミングから露光時間T2以内の間に必ず撮影補助光が照射されるようにしている。このようにしても同様の効果が得られる。
いままで説明してきた例では、ステップS507でシステム制御回路内の内蔵メモリ内に予め記録されているデータを読み出すようにして光量を補うようにしていたが、受光センサを設けてその受光センサによってLED114から発光された光の光量をモニタすることによって次回のLED114の駆動レベルやアンプの増幅率を定めるようにしても良い。
図11は、モニタ用の受光センサDetを付加した場合の構成を示す図である。また図12〜図14は、システム制御回路110が図11に示す受光センサDetにより検出されたLEDの光量を基に、次回の撮影におけるLED114の光量を前回の光量と同じにする処理を行なうようにした場合の処理手順を示すフローチャートである。
図12には、図5の例と同様にA/D変換回路130内のアンプのゲインを変更する場合の処理手順が示されており、図13には、図8の例と同様に発光時間を変更する場合の処理手順が示されており、図14には、図10の例と同様に連写間隔を変更する場合の処理手順が示されている。
図11に示す構成は、本発明にいう光量モニタにあたる受光センサDetを付加した以外、図4と全く同じ構成である。
図12から図14では、図5、図8、図10それぞれのステップS507でLEDの光量の効率低下率(漸減分)をテーブルから読み出す処理を行なう代わりにステップS5051を付加してそのステップS5051で受光センサDetによって撮影コマごとのLEDの発光光量を検出するようにし、図12のステップS507L、図13のステップ507Mで,図14のステップ507Nでそれぞれその光量に基づき光量の低下分を算出するようにしている。それ以外の処理は図5、図8、図10と全く同じである。
このように撮影ごとのLEDの発光量を受光センサDetによりモニタするようにすると、撮影コマごとの発光光量の効率低下分(漸減分に相当)をより正確に補うことができるようにアンプのゲインを設定したり、LEDの駆動レベルを上げたり、時間間隔を変更したりすることができるようになる。
以上、説明したように、LEDの数を増やすことなく、連続撮影時に撮影回を重ねたとしても撮影回の後半に撮影された画像の明るさが撮影回の前半に撮影された画像の明るさそのままに保たれる撮影装置が実現する。
LEDの点灯時間とLEDの光量の関係を示す図である。 連続撮影が行なわれているときのLEDの発光量の低下状況を説明する図である。 本発明の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。 図3のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。 連写モードが指定された状態にあるときの処理手順を示すフローチャートである。 撮影補助光を伴う連続撮影例えば連写撮影時にLED114から発光された光の光量が撮影回ごとに漸減している状態を説明する図である。 駆動レベルを上げてLEDに供給する電力量を上げていきLEDの発光光量を初回撮影から終了撮影まで一定にしようとした場合の例を説明する図である。 システム制御回路が行なう連写撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 連写間隔を変更するようにした場合の連写撮影の撮影間隔の変化を説明する図である。 システム制御回路が行なう、図9で説明した連写撮影処理の処理手順を示すフローチャートである。 モニタ用の受光センサを付加した場合の構成を示す図である。 図11に示す受光センサにより検出されたLEDの光量を基に、図5と同様にアンプのゲインを上げていってLEDの光量を確保するようにした場合の処理手順を示すフローチャートである。 図11に示す受光センサにより検出されたLEDの光量を基に、図8と同様に露光時間を長くしていってLEDの光量を確保するようにした場合の処理手順を示すフローチャートである。 図11に示す受光センサにより検出されたLEDの光量を基に、図10と同様に連写間隔を変えてLEDの光量を確保するようにした場合の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
100 レンズ鏡胴
101 ファインダ
102 発光窓
103 モードスイッチ
104 シャッタボタン
110 システム制御回路
11 発光部
112 発光量制御手段
113 LED駆動回路
114 LED(総称)
114r 114g 114b 3つのLED
120 CCD固体撮像素子
130 A/D変換回路
130a ゲイン変更手段
140 画像処理回路
141 色温度測定回路

Claims (8)

  1. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDを備え、該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部と、
    撮影補助光を伴う連続撮影時に、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、前記画像信号を、撮影枚数に応じて増幅率を上げて増幅する信号増幅部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDを備え、該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部とを備え、
    前記発光駆動部は、撮影補助光を伴う連続撮影時に、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの温度上昇による発光光量の漸減分を補うように、該LEDの駆動レベルを撮影枚数に応じて上昇させるものであることを特徴とする撮影装置。
  3. 撮影補助光を伴う連続撮影時に、1回の撮影における前記LEDの発光時間以上の露光時間となるように露光時間を調整する露光部をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  4. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDを備え、該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部と、
    撮影補助光を伴う連続撮影時に、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの温度上昇による発光光量の低下を抑えるように、撮影枚数に応じて撮影間隔を広げる撮影制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  5. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDと、該LEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部と、
    撮影補助光を伴う連続撮影時に、前記光量モニタによる、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて次の撮影により得られる画像信号の増幅率を決定して、該次の撮影により得られた画像信号を該増幅率で増幅する信号増幅部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  6. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDと、該LEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、撮影時に該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部とを備え、
    前記発光駆動部は、前記光量モニタによる、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて次の撮影における該LEDの駆動レベルを決定して、該次の撮影では該LEDを該駆動レベルで駆動するものであることを特徴とする撮影装置。
  7. 撮影補助光を伴う連続撮影時に、1回の撮影における前記LEDの発光時間以上の露光時間となるように露光時間を調整する露光部をさらに備えたことを特徴とする請求項6記載の撮影装置。
  8. 撮影光学系により撮像素子上に被写体像を結像し撮影ごとの画像信号を生成する撮影装置において、
    LEDと、該LEDの発光光量をモニタする光量モニタとを備え、撮影時に該LEDを発光させることにより被写体に向けて撮影補助光を照射する発光部と、
    撮影補助光を伴う撮影に同期して前記LEDを駆動する発光駆動部と、
    撮影補助光を伴う連続撮影時に、前記光量モニタによる、前記LEDが撮影に同期して発光を繰り返したときの該LEDの発光光量の変化のこれまでのモニタ結果に基づいて、次の撮影までの時間間隔を調整する撮影制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
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