JP2010258522A - 撮像装置、及び撮像装置の制御方法、 - Google Patents

撮像装置、及び撮像装置の制御方法、 Download PDF

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Abstract

【課題】接写撮影時における操作性を向上させることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体を照明する照明手段(103、203)を用いた撮影が可能な撮像装置であって、撮影待機状態であるか否かを判断する第1の判断手段(105、205)と、接写撮影を行う状態であるか否かを判断する第2の判断手段(105、205)と、前記第2の判断手段により接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断手段により撮影待機状態であると判断されると前記照明手段の発光を開始させる制御手段(105,205)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置の撮影レンズを被写体に近接させて撮影を行う接写は、動植物の写真や、商品写真などの分野で広く実施されている。
接写撮影においては、被写体への光の当たり方や影の出方が写真の品質に影響を及ぼす場合があるため、撮影前に照明手段を発光させて光の当たり方を事前に調整・確認するモデリング発光を行うことがある。
また、接写撮影においては、焦点調節を正確に行わないと、いわゆるピンボケ写真になりやすいため、ピント合わせ時に照明手段を発光させて被写体を明るく照明し、ピントを合わせやすくするフォーカシング発光を行うことがある。
図7は、モデリング発光やフォーカシング発光の機能を有する従来のデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラと略す)を示す図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
図7に示すように、このカメラ300は、カメラ本体301に撮影レンズ302及び接写撮影用ストロボ303が装着される。カメラ本体301には、電源スイッチ304、モードダイヤル306、シャッターボタン307、ファインダー309、及び設定変更ダイヤル311A,311Bが配置されている。
接写撮影用ストロボ303は、被写体輝度が低い(暗い)場合等に発光して被写体を照明するものであり、左右2ヶ所の発光部303A,303B、赤目軽減ランプ303C、及び操作スイッチ群313を備える。
そして、モデリング発光やフォーカシング発光を行う際には、操作スイッチ群313の所定の操作スイッチを操作することで、発光部303A,303Bや赤目軽減ランプ303Cを発光させ、また、発光部303A,303Bの光量比を変える等の各種設定を行う。また、操作スイッチ群313の所定の操作スイッチを操作することで、モデリング発光後にフォーカシング発光を行ったり、フォーカシング発光後にモデリング発光を行ったりすることができる。
一方、撮影者がカメラグリップを握ったことを検出し、かつ撮影者がファインダーを覗いたこと検出した場合に、カメラがズーム動作を行うように制御する撮像装置が提案されている(特許文献1)。
特開平03−036532号公報
しかし、図7に示すカメラ300では、接写撮影時にモデリング発光やフォーカシング発光を行う際に、ファインダー309を覗き込みながら、カメラ本体301の上部に取り付けられたストロボ303の操作スイッチ群313まで手を伸ばして操作する必要がある。このため、接写撮影時における操作性がよいとは言えない。
一方、上記特許文献1では、三脚等を用いてカメラグリップを握らずに接写撮影する場合やファインダーから目を離している場合には、カメラを動作させる制御は行われないため、操作性がよいとは言えない。
そこで、本発明は、接写撮影時における操作性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、被写体を照明する照明手段を用いた撮影が可能な撮像装置であって、撮影待機状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、接写撮影を行う状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、前記第2の判断手段により接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断手段により撮影待機状態であると判断されると前記照明手段の発光を開始させる制御手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、被写体を照明する照明手段を用いた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、撮影待機状態であるか否かを判断する第1の判断ステップと、接写撮影を行う状態であるか否かを判断する第2の判断ステップと、前記第2の判断ステップで接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断ステップで撮影待機状態であると判断されると前記照明手段の発光を開始させる制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、接写撮影時に、煩わしい操作をすることなく、照明装置により被写体を照明することができるので、接写撮影時における操作性を向上させることができる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルカメラを説明するための制御ブロック図である。 図1に示すデジタルカメラの動作例を説明するためのフローチャート図である。 図1に示すデジタルカメラの動作例を説明するためのフローチャート図である。 本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラを説明するための制御ブロック図である。 図4に示すデジタル一眼レフカメラの動作例を説明するためのフローチャート図である。 図4に示すデジタル一眼レフカメラの動作例を説明するためのフローチャート図である。 従来のデジタル一眼レフカメラを説明するための図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は背面側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルカメラを説明するための制御ブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のデジタルカメラ(以下、カメラという)101は、撮影レンズ102及び照明装置の一例としての接写撮影用ストロボ103が一体に設けられ、電源スイッチ104により電源の入/切が行われる。CPU105は、カメラ101全体の動作を制御する。モードダイヤル106は、所定のポジションに回転操作することで、カメラ101の複数の動作モードから任意の動作モードを選択するためのダイヤルである。
シャッターボタン107は、押込み量に応じて2段階にスイッチがONするようになっており、1段目のスイッチON(SW1−ON)により、撮影待機状態となる。撮影待機状態とは、例えば、本撮影の撮影パラメータを決定するための撮影準備動作を行う状態のことであって、本撮影が行われる前の状態のことである。1段目のスイッチON(SW1−ON)により撮影待機状態となると、撮影準備動作としてCPU105による測距制御部111、露出制御部113及びズーム制御部114の制御が行われる。また、シャッターボタン107の2段目のスイッチON(SW2−ON)により、CPU105によるレリーズ動作、すなわち撮影レンズ102を通した被写体像の取り込み動作が行われる。
ファインダー109は、撮影時に構図やピント確認をするためのものである。測光センサ110は、被写体の輝度を測定するセンサである。測距制御部111は、CPU105の指示によりフォーカスレンズの駆動を制御し、これにより、AF(オートフォーカス)制御等が行われる。ズーム制御部114は、ユーザ操作に基づくCPU105の指示によりズームレンズの駆動を制御する。タイマー112は、必要に応じて計時を行う。
接写撮影用ストロボ(以下、ストロボという)103は、被写体輝度が低い(暗い)時などに発光して被写体を照明するものであり、このストロボ103には、赤目軽減ランプ103Cが内蔵されている。接眼部物体検知センサ108は、ファインダー109の接眼部近傍の物体の有無を検知することで、撮影者がファインダー109を覗き込んでいるか否かを判別するためのものである。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態のカメラ101の動作例について説明する。図2および図3での各処理は主に、不図示のROM等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPU105により実行される。
ステップS101において、電源スイッチ104がON操作されると、ステップS102で、CPU105は、所定の起動動作を行い、ステップS103に進む。
ステップS103では、CPU105(第2の判断手段)は、モードダイヤル106のポジションを判別する。そして、接写撮影モード以外が選択されている場合は、ステップS104に進み、接写撮影モードが選択されている場合は、接写撮影を行う状態であると判断してステップS105に進む。ステップS104では、CPU105は、選択されたモードに応じた所定の動作を行い、処理を終了する。
ステップS105において、シャッターボタン107が半押し、すなわちSW1がONされると、CPU105(第1の判断手段)は撮影待機状態であると判断して、ステップS106で、測光センサ110により測光を行い、ステップS107に進む。
ステップS107では、CPU105は、ステップS106での測光の結果に基づいて被写体輝度が所定値以下は否かを判断し、被写体輝度が所定値以下でなければ、ステップS118に進み、被写体輝度が所定値以下であれば、ステップS108に進む。
ステップS118では、CPU105は、シャッターボタン107の状態を確認し、SW1がON状態であれば、ステップS119に進み、SW1がOFF状態であれば、撮影が中断されたものと判断し、ステップS103に戻る。
ステップS119において、シャッターボタン107がさらに押込まれてSW2がONされると、ステップS120に進み、ステップS120で、CPU105は、外光撮影、すなわちストロボ103を使用しない撮影を行い、処理を終了する。
一方、ステップS108では、CPU105は、ストロボ103に内蔵された赤目軽減ランプ103Cを点灯(モデリング発光)させ、ステップS109に進む。
ステップS109では、CPU105は、シャッターボタン107の状態を確認し、SW1がON状態であれば、ステップS110に進み、SW1がOFF状態であれば、ステップS113に進む。
ステップS113でタイマー112による計時を開始し、ステップS114でCPU105は、ステップS113での計時の開始から所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過した場合は、ステップS117に進み、所定時間が経過しない場合は、ステップS115に進む。
ステップS117では、CPU105は、撮影が中断されたものと判断して、赤目軽減ランプ103Cを消灯し、ステップS103に戻る。一方、ステップS115では、CPU105は、シャッターボタン107の状態を確認し、SW1がON状態であれば、ステップS116でタイマー112による計時をリセットし、ステップS110に進み、SW1がOFF状態であれば、ステップS114に戻る。
ステップS110では、CPU105は、シャッターボタン107がさらに押込まれてSW2がONされたか否かを判断し、SW2がONされた場合は、ステップS111に進み、SW2がONされない場合は、ステップS109に戻る。
ステップS111で赤目軽減ランプ103Cを消灯し、 ステップS112において、CPU105は、ストロボ撮影、すなわちストロボ103を発光させての撮影を行い、処理を終了する。なお、ステップS108で発光開始してからステップS111で発光停止するまでは、ストロボ103の赤目軽減ランプ103Cは継続して発光を行うものとする。
以上説明したように、本実施形態では、接写撮影を行う際に、シャッターボタン107のSW1がON操作されると、測光結果に応じて自動的に赤目軽減ランプ103Cが点灯(モデリング発光)する。これにより、煩わしい操作をすることなく、被写体がどのように照明されるのかを事前に確認することができ、操作性が向上する。
また、本実施形態では、赤目軽減ランプ103Cが点灯しているときに撮影者がシャッターボタン107から手を離してSW1がOFFしても、所定時間は赤目軽減ランプ103Cが点灯し続ける。これにより、撮影者は、赤目軽減ランプ103Cにより被写体を照明した状態で、両手を使って被写体を動かして光の当たり方を調節することができ、操作性が向上する。
更に、本実施形態では、撮影者がシャッターボタン107から手を離してSW1がOFFしてから所定時間経過後に、赤目軽減ランプ103Cが自動的に消灯するため、カメラ101の消費電力を抑えることができる。
なお、本実施形態では、シャッターボタン107の操作に基づき、赤目軽減ランプ103Cを点灯させる場合を例示したが、これに限定されない。
例えば、接眼部物体検知センサ108で物体が検知された場合、すなわち撮影者がファインダー109を覗いていることが検知された場合に撮影待機状態であると判断して、赤目軽減ランプ103Cを点灯させるようにしてもよい。この場合、接眼部物体検知センサ108で物体が検知されなくなってから所定時間は赤目軽減ランプ103Cが点灯し続けるようにしてもよい。また、シャッターボタン107の操作及び接眼部物体検知センサ108の検知出力に基づき、赤目軽減ランプ103Cを点灯させるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、図4ないし図6を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラについて説明する。
図4は、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラを説明するための制御ブロック図である。
図4に示すように、本実施形態のデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラという)200は、カメラ本体201に撮影レンズ202が着脱可能に装着される。また、カメラ本体201には照明装置の一例としての外部ストロボ装置である接写撮影用ストロボ203が着脱可能に装着され、電源スイッチ204によりカメラ本体201の電源の入/切が行われる。CPU205は、カメラ200全体の動作を制御する。モードダイヤル206は、所定のポジションに回転操作することで、カメラ200の動作モードを選択するためのダイヤルである。
シャッターボタン207は、押込み量に応じて2段階にスイッチがONするようになっており、撮影開始の操作を受け付ける1段目のスイッチON(SW1−ON)により、CPU205による露出制御部220及び合焦/絞り制御部218等の制御が行われる。また、シャッターボタン207の2段目のスイッチON(SW2−ON)により、CPU205によるレリーズ動作、すなわち撮影レンズ202を通した被写体像の取り込み動作が行われる。
ファインダー209は、撮影時に構図やピント確認をするためのものである。測光センサ210は、被写体輝度を測定するセンサである。タイマー212は、必要に応じて計時を行なう。操作部材の一例としての設定変更ダイヤル211A,211Bは、それぞれカメラ本体201に配置され、回転操作することにより、カメラ200の各種設定を変更する。設定変更ダイヤル211Aを操作することで、後述するモデリング発光の発光形態を変更することができ、設定変更ダイヤル211Bを操作することで、モデリング発光とフォーカシング発光のどちらを行うかを切替えることができる。
測距センサ215は、被写体までの距離を測定するセンサである。露出制御部220は、CPU205からの指示により、シャッタ219の駆動を制御する。発光制御部216は、CPU205からの指示により、接写撮影用ストロボ203の発光動作を制御する。接眼部物体検知センサ208は、ファインダー209の接眼部近傍の物体の有無を検知することで、撮影者がファインダー209を覗き込んでいるか否かを判別するためのものである。
接写撮影用ストロボ203は、被写体輝度が低い(暗い)場合等に発光して被写体を照明するものであり、第1の照明部の一例である左右2ヶ所の発光部203A,203B、及び第2の照明部の一例である赤目軽減ランプ203Cを備える。
次に、図5および図6を参照して、本実施形態のカメラ200の動作例について説明する。図5および図6での各処理は主に、不図示のROM等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPU205により実行される。なお、撮影を中断した場合の処理については、上記第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS201において、電源スイッチ204がON操作されると、ステップS202で、CPU205は、所定の起動動作を行い、ステップS203−1に進む。
ステップS203−1では、CPU205は、モードダイヤル206のポジションを判別する。そして、接写撮影モード以外が選択されている場合は、ステップS203−2に進み、接写撮影モードが選択されている場合は、接写撮影を行う状態であると判断して、ステップS205に進む。
ステップS203−2では、CPU205は、レンズ通信部214を介して取得した装着された撮影レンズからのレンズ情報を基に、撮影レンズが接写撮影用か否かを判断する。そして、CPU205は、装着された撮影レンズが接写撮影用であれば、接写撮影を行う状態であると判断して、ステップS205に進み、装着された撮影レンズが接写撮影用でなければ、ステップS203−3に進む。
ステップS203−3では、CPU205は、ストロボ通信部213を介して取得した装着されたストロボからのストロボ情報を基に、ストロボが接写撮影用か否かを判断する。そして、CPU205は、装着されたストロボが接写撮影用であれば、接写撮影を行う状態であると判断して、ステップS205に進み、装着されたストロボが接写撮影用でなければ、ステップS204に進む。
ステップS204では、CPU205は、ステップS203−1で選択された接写撮影モード以外のモードに応じた所定の動作を行い、処理を終了する。
ステップS205では、CPU205は、シャッターボタン207が半押し操作、すなわちSW1がON操作されたか否かを判断し、SW1がON操作された場合は、ステップS206に進み、SW1がON操作されない場合は、ステップS220に進む。
ステップS206では、測光センサ210により測光を行い、ステップS207に進む。ステップS207では、CPU205は、ステップS206での測光の結果に基づいて、被写体輝度が所定値以下か否かを判断し、被写体輝度が所定値以下であれば、ステップS208に進み、被写体輝度が所定値以下でなければ、ステップS218に進む。
ステップS218において、シャッターボタン207がさらに押込まれてSW2がON操作されると、ステップS219に進み、ステップS219で、CPU205は、外光撮影、すなわちストロボ203を使用しない撮影を行い、処理を終了する。
一方、ステップS208では、発光制御部216によりストロボ203の発光部203A,203Bの発光を開始させ、ステップS209に進む。
ステップS209では、タイマー212による計時を開始し、ステップS210に進む。
ステップS210では、CPU205は、ステップS209での計時開始から所定時間が経過したかを判断し、経過した場合は、ステップS211で、ストロボ203の発光部203A,203Bの発光を停止させ、ステップS212に進む。なお、ステップS208で発光開始してからステップS211で発光停止するまでは、ストロボ203の発光部203A,203Bは継続して発光を行うものとする。
ステップS212では、CPU205は、設定変更ダイヤル211Aが操作されたか否かを判断し、操作された場合は、ステップS217に進み、操作されない場合は、ステップS213に進む。
ステップS217では、CPU205は、設定変更ダイヤル211Aへの操作に応じてモデリング発光の発光形態を変更させる。詳しくは、設定変更ダイヤル211Aが所定量回転するごとに予め定められた順序でモデリング発光の発光形態を変更させる。 なお、モデリング発光の発光形態は複数あって、例えば、以下のような形態である。第1の発光形態は、発光部203A,203Bを共に連続発光させ、第2の発光形態は、発光部203A,203Bを共に連続発光させるが、発光部203Aの発光量に対して発光部203Bの発光量を半分にして発光させる。第3の発光形態は、発光部203Aのみを連続発光させ、第4の発光形態は、発光部203Bのみを連続発光させる。第5の発光形態は、発光部203A,203Bを共に連続発光させるが、発光部203Bの発光量に対して発光部203Aの発光量を半分にして発光させる。以上のような第1から第5の発光形態を、設定変更ダイヤル211Aが所定量回転するごとに予め定められた順序で変更していく。
一方、ステップS213では、CPU205は、設定変更ダイヤル211Bが操作されたか否かを判断し、操作された場合は、ステップS223に進み、操作されない場合は、ステップS214に進む。
ステップS214では、CPU205は、接眼部物体検知センサ208により、ファインダー209の接眼部近傍の物体が検知されたか否か、すなわち、撮影者がファインダー209を覗き込んでいるか否かを判別する。そして、CPU205は、接眼部物体検知センサ208により、撮影者がファインダー209を覗き込んでいることが検知された場合は、ステップS223に進み、検知されない場合は、ステップS215に進む。
ステップS215では、CPU205は、シャッターボタン207がさらに押込まれてSW2がON操作されたか否かを判断し、SW2がON操作された場合は、ステップS216に進み、SW2がON操作されない場合は、ステップS212に戻る。
ステップS216では、発光制御部216によりストロボ203の発光部203A,203Bを発光させてストロボ撮影を行い、処理を終了する。
一方、ステップS205においてSW1がON操作されない場合は、ステップS220に進み、接眼部物体検知センサ208により、撮影者がファインダー209を覗き込んでいるか否かを判別する。そして、CPU205は、接眼部物体検知センサ208により、撮影者がファインダー209を覗き込んでいることが検知された場合は、ステップS221に進み、検知されない場合は、ステップS205に戻る。
ステップS221では、測光センサ210により測光を行い、ステップS222に進む。
ステップS222では、ステップS221での測光の結果、被写体輝度が所定値以下であれば、ステップS223に進み、被写体輝度が所定値以下でなければ、ステップS230に進む。
ステップS230では、CPU205は、シャッターボタン207が押込まれてSW1がON操作されたか否かを判断し、SW1がON操作された場合は、ステップS231に進む。
ステップS231では、CPU205は、シャッターボタン207がさらに押込まれてSW2がON操作されたか否かを判断し、SW2がON操作された場合は、ステップS219の外光撮影に進み、ストロボ203を使用しない撮影を行い、処理を終了する。
一方、ステップS223では、ストロボ203の赤目軽減ランプ203Cを点灯(フォーカシング発光)させ、ステップS224に進む。
ステップS224では、タイマー212による計時を開始し、ステップS225に進む。
ステップS225では、CPU205は、ステップS224での計時開始から所定時間が経過したかを判断し、経過した場合は、ステップS226に進み、ストロボ203の赤目軽減ランプ203Cを消灯する。 次に、ステップS227では、CPU205は、設定変更ダイヤル211Bが操作されたか否かを判断し、操作された場合は、ステップS208に戻り、操作されない場合は、ステップS228に進む。
ステップS228では、CPU205は、シャッターボタン207が押込まれてSW1がON操作されたか否かを判断し、SW1がON操作された場合は、ステップS229に進む。
ステップS229では、CPU205は、シャッターボタン207がさらに押込まれてSW2がON操作されたか否かを判断し、SW2がON操作された場合は、ステップS216のストロボ203を使用した撮影を行い、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態では、接写撮影を行う際に、シャッターボタン207が操作されると、測光結果に応じて自動的に発光部203A,203Bの少なくとも一方を発光させるモデリング発光を行う。これにより、撮影者は、煩わしい操作をすることなく、被写体がどのように照明されるのかを事前に確認することができ、操作性が向上する。
また、本実施形態では、接写撮影を行う際に、ファインダー209の接眼部近傍に物体が検知されると、測光結果に応じて自動的に赤目軽減ランプ203Cが点灯(フォーカシング発光)する。これにより、撮影者は、煩わしい操作をすることなく、正確なピント合わせを行うことができ、操作性が向上する。
更に、本実施形態では、モデリング発光が停止した後、ファインダー209を覗くか設定変更ダイヤル211Bを操作することでフォーカシング発光動作に切替えることができる。また、フォーカシング発光が停止した後、設定変更ダイヤル211Bを操作することでモデリング発光動作に切替えることができる。これにより、撮影者の使い勝手がよくなり、操作性が向上する。
更に、本実施形態では、モデリング発光が停止した後、カメラ本体201の設定変更ダイヤル211Aを操作することで、モデリング発光の発光形態を変更する。これにより、ストロボ203に設けられたスイッチまで手を伸ばすことなくモデリング発光の発光形態を変更することができ、操作性が向上する。
なお、本実施形態では、モードダイヤル206のポジション、レンズ情報やストロボ情報を基に、接写撮影か否かを判断したが、これに限定されない。例えば、オートフォーカスのための測距センサ215による測距結果が所定値以下の場合や、マニュアルフォーカス時にレンズ情報に基づく被写体の距離情報が所定値以下の場合に、接写による撮影と判断してもよい。
また、本実施形態では、シャッターボタン207のSW1−ONで一方の照明部によるモデリング発光動作に移行し、ファインダー接眼部での物体検知で他方の照明部によるフォーカシング発光動作に移行するようにしたが、これらを入れ換えてもよい。すなわち、シャッターボタン207のSW1−ONで他方の照明部(赤目軽減ランプ203C)によるフォーカシング発光動作に移行し、ファインダー接眼部での物体検知で一方の照明部(発光部203A,203B)によるモデリング発光動作に移行すればよい。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
101 デジタルカメラ
102 撮影レンズ
103 接写撮影用ストロボ
103C 赤目軽減ランプ
105 CPU
106 モードダイヤル
107 シャッターボタン
108 接眼部物体検知センサ
109 ファインダー
110 測光センサ
112 タイマー
200 デジタル一眼レフカメラ
201 カメラ本体
202 撮影レンズ
203 接写撮影用ストロボ
203A,203B 発光部
203C 赤目軽減ランプ
205 CPU
206 モードダイヤル
207 シャッターボタン
208 接眼部物体検知センサ
209 ファインダー
210 測光センサ
211A,211B 設定変更ダイヤル
212 タイマー
215 測距センサ

Claims (12)

  1. 被写体を照明する照明手段を用いた撮影が可能な撮像装置であって、
    撮影待機状態であるか否かを判断する第1の判断手段と、
    接写撮影を行う状態であるか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断手段により撮影待機状態であると判断されると前記照明手段の発光を開始させる制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影準備動作の指示を行う指示手段を有し、
    前記第1の判断手段は、前記指示手段により撮影準備動作の指示が行われると撮影待機状態であると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 接眼部と、
    前記接眼部近傍の物体の有無を検知する検知手段と、を有し、
    前記第1の判断手段は、前記検知手段により前記接眼部近傍に物体が検知されると撮影待機状態であると判断することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 被写体輝度を測定する測光手段を有し、
    前記制御手段は、前記第2の判断手段により接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断手段により撮影待機状態であると判断されると前記測光手段で前記被写体輝度を測定させ、該測定された被写体輝度が所定値以下であれば前記照明手段の発光を開始させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の判断手段により撮影待機状態であると判断されている間は前記照明手段による発光を継続させることを特徴とする請求項1または4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の判断手段により撮影待機状態ではなくなったと判断された場合、撮影待機状態ではなくなったと判断されてから所定時間が経過するまで前記照明手段の発光を継続させることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置は、接写撮影モードを含む複数の動作モードを備えていて、前記複数の動作モードから任意の動作モードを選択する選択手段を有し、
    前記第2の判断手段は、前記選択手段により前記接写撮影モードが選択されている場合、接写撮影を行う状態であると判断することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、撮影レンズが着脱可能であって、
    前記第2の判断手段は、装着された撮影レンズが接写撮影用の撮影レンズの場合、接写撮影を行う状態であると判断することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記装着された撮影レンズと通信を行う通信手段を有し、
    前記第2の判断手段は、前記通信手段により取得したレンズ情報に基づいて、接写撮影を行う状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記照明手段は、前記撮像装置に着脱可能な外部ストロボ装置であって、
    前記第2の判断手段は、装着された外部ストロボ装置が接写撮影用の外部ストロボ装置の場合、接写撮影を行う状態であると判断することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記装着された外部ストロボ装置と通信を行う通信手段を有し、
    前記第2の判断手段は、前記通信手段により取得したストロボ情報に基づいて、接写撮影を行う状態であるか否かを判断することを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 被写体を照明する照明手段を用いた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、
    撮影待機状態であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
    接写撮影を行う状態であるか否かを判断する第2の判断ステップと、
    前記第2の判断ステップで接写撮影を行う状態であると判断された場合、前記第1の判断ステップで撮影待機状態であると判断されると前記照明手段の発光を開始させる制御ステップと、を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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