JPS62294226A - 接写用フラッシュ装置 - Google Patents

接写用フラッシュ装置

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JPS62294226A
JPS62294226A JP11388987A JP11388987A JPS62294226A JP S62294226 A JPS62294226 A JP S62294226A JP 11388987 A JP11388987 A JP 11388987A JP 11388987 A JP11388987 A JP 11388987A JP S62294226 A JPS62294226 A JP S62294226A
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Kenji Tsuji
賢司 辻
Tsutomu Ichikawa
勉 市川
Hiroshi Hosomizu
細水 博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] この発明は接写撮影(以下マクロ撮影という)の際に用
いる接写用フラッシュ装置に関する。
[従来の技術] マクロ撮影のための接写用フラッシュ装置は、一般に撮
影レンズの先端部に装着されるようになっていて、この
装置の発光部には、露光時に発光する発光管の他に、フ
ァインダーを通して被写体が確認できるよう、被写体を
照らす照明ランプが設けられている。
[発明が解決しようとする問題点〕 4ところが、この照明ランプは、発光管と異なり、点灯
時間が長くなるため消貸電力は大きい。従ってピント合
わせや構図設定に必要な期間のみ点灯させるのが望まし
いが、照明ランプをON / OFFさせるための点灯
スイッチは、撮影レンズの先端部に装着されている該接
写用フラッシュ装置に設けられているため、ファインダ
ーを覗きながら前記点灯スイッチを0N10FFするの
は困難であり、長時間の点灯により、電池の消耗が早く
なる欠点があった。これを改善するために、照明ランプ
の点灯後、所定の時間が経過すれば自動的にOFFする
方法が考えられるが、この場合でも前記所定時間内にピ
ント合わせ等の操作力1ゴすれば、以後の点灯が無駄【
二なった。
[問題点を解決するための手段] この発明の接写用フラッシュ装置は、カメラに装着した
フラッシュ装置と電気的に接続され、露光時に発光する
エレクトロニックフラッシュと、前記露光前に被写体を
確認するために被写体を照明する照明ランプとを備えた
接写用のフラッシュ装置であって、該カメラに対する操
作に伴う信号を取り込む信号入力部と、前記信号入力部
の信号取り込みに応じて前記照明ランプを点灯するラン
プ点灯回路とを備えたことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、カメラに対する操作、例えばシャッ
タ釦の押し下げの操作がなされたとき、この操作に伴う
信号が信号入力部に取り込まれると、ランプ点灯回路に
より、例えば操作がなされている開、照明ランプが点灯
する。
[実施例] 以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明する。
第1−1図において1はカメラ本体(図示せず)に装着
されるフラッシュ本体部であり、その前側正面は通常閃
光用のフラッシュ発光部2および焦点検出用の補助光源
として不図示の発光ダイオード(APLED)を内蔵し
た補助光発光ダイオード50が設けられ、また背面側に
は第1−2図に示すようにフラッシュ本体部1の機能を
示す表示部3、およびスイッチ群SW1〜SW6が設け
られている。また、フラッシュ本体部1の下脚部4には
複数の端子5が突設され、カメラへの装着時にカメラの
対応接点と接触してカメラとの間でデータ信号の交換を
行なえるようにしている。
6はレンズの先端部に取り付けられるマクロ撮影(接写
)用発光部であり、第1−3図に示すようにその内部に
はレンズ取付用開口部を囲むように配設された長形状の
4個のキセノン管Xe2〜Xe5と4偶にもいて各キセ
ノン管間に配置された4個の照明ランプLAI〜LA4
を備えている。
マクロ発光部6の詳細を第1−3図ないし第1−5図に
示す。第1−4図は第1−3図のA−A断面であり、第
1−5図は第1−3図のB−B断面である。キセノン管
Xeの前面のパネル7−1は約2mmの厚さを有し、一
方、照明ランプLAの前面パネル7−2はキセノンラン
プ用パネル7−1よりも光を通しやすくするためにパネ
ル7−1゜7−2は同材質で、一体内に形成されており
、かつパネル7−2の厚さは0.5n+mにしている。
マクロ発光部6はフード8及びコネクタ8aを介してフ
ラッシュ本体1の所定端子t1〜1ea(第3図)に接
続される。そして詳細後述のように選択スイッチSW3
〜SW6によつキセノン管Xe及び照明ランプLAを選
択的に発光させることができ、これによってマクロ撮影
時に被写体を十分な明るさで照明できる。
この場合、照明ランプLA側のパネルは0 、5 n+
mでキセノンランプ側のパネル2mmよりも薄くしであ
るので、照明ランプLAから充分な明るさで被写体を照
明することができる。
なおキャノン管の前方部分には所定の光拡散濃度の材料
を用いたパネル部材を、照明ランプの前方部分には光拡
散濃度の低い材料を用いたパネル部材をそれぞれ一体的
に結合してパネルを構成してもよい。この場合、両パネ
ル部材の厚さを異ならせる必要はない。また、上記両パ
ネル部材を工材成形で一体に形成してもよい。
以下、本発明の特徴を、その池の特徴をも含んで添付図
面に示す実施例によって具体的に説明する。
第2−1図は、本発明の一実施例が適用可能なカメラシ
ステムの全体回路図である。CBはカメラ本体の回路(
以下、カメラ回路という)、LEはカメラ本体に着脱自
在に装着される交換レンズ例えばマクロ可能なズームレ
ンズの回路(以下、レンズ回路という)、FLは第1図
に示したフラッシュ装置に係る回路(以下フラッシュ回
路といい詳細は第3−1.3−2図に示す)を示してい
る。
レンズ回路(LE)とカメラ回路(CB)とは、コネフ
タ(CN、)、(CN、)を介して相互に接続され、ま
たフラッシュ回路(FL)とカメラ回路(CB)とは、
フネクタ(CN、)、(CN、)を介して相互に接続さ
れ、各回路は相互に連動して動作する。
第2−2図は、カメラ回路(CB)における制御動作の
中心をなすマイクロコンピュータ(MCB)(以下、マ
イクロコンピュータをマイコンと略称する)の動作を示
すフローチャートである。以下これらの70−チャート
に沿って上記の回路構成並びにその動作を説明する。な
お、以下では分かりやすくするために、信号ラインの信
号名をその信号が出入りする端子の名称と兼用する場合
があり、また、2値レベルの電圧のうちハイレベルを「
H」、ロウレベルrLJと簡潔に示すものとする。
第2−1図のカメう回路(CB )において、図示しな
いレリーズボタンの押し下げの第一段目で、測光スイッ
チ(S、)が閉成されると、マイコン(MCB)の割込
み端子(1丁)がrLJに立ち下がり、マイコン(MC
B>は第2−2図のステップ1から動作を開始する。ス
テップ1では、トランジスタ(BT、)を導通させ、保
護抵抗Rを介してレンズ回路(LE)に給電を開始する
と共に、カメラ回路(CB)の表示回路(DSPL露出
制御回路(EXC)及び測光回路(LMC)にも給電を
開始する。
次にマイコン(MCB)は、ステップ2でレンズ回路(
LE)からのデータ取り込み動作を行う、まず、インタ
ーフェース回路(IFC)がレンズからの直列入力動作
を行えるようにその端子(C3L)をrHJにし、次い
で端子(CKOB)に1バイト分のクロック(8個)を
出力する。このとき、インク−7工−ス回路(I FC
)の端子(C3L)がrHJとなっていることにより、
レンズ回路LEが能動化しており、端子(CKOB)か
らのクロックに応じた端子(CKOL)のクロックに基
づいて、制御回路(CC)を介しROM(LR)から並
列データが読出される。並列データは、並列−直列変換
回路(PS)で直列に変換されて端子(SLD)に出力
され、インターフェース回路(IFC)を介してマイコ
ン(MCB)の直列入力端子(SINB)に入力される
マイコン(M CB )はこの1バイトのデータを内蔵
   ゛の所定の記憶部に記憶する。
他方、レンズ回路(LE)においては、データ1バイト
の出力が終了する毎に制御回路(CC)がROM(LR
)の7ドレスを順次更新し、読出しを継続する。また、
ズームレンズのズーミングで変化するデータを読取ると
きには、ズーミング動作に連動するコード板(ZC)か
ら出力されるコードデータと、制御回路(CC)のデー
タとを合わせてROM(LR)の7ドレスが指定される
。マクロレンズの場合は、繰り出し量に連動するコード
板(ZC)から出力されるコードデータと制御回路(C
C)のデータと合わせてROM(LR)の7ドレスが指
定される。ROMからのデータの中に倍率データが入っ
ている。このようにしてカメラ側に読取られるデータと
しては、ズームレンズの場合は、開放絞り値、最小開口
の絞り値、ズーミングによる絞り値の変化量、撮影レン
ズの焦点距離(「)のデータおよび撮影レンズを装着し
ているかどうかを検出したチェックデータ等であり、マ
クロレンズの場合は、マクロレンズが装着されているこ
とを示す装着データと倍率のデータが加わる。
レンズ回路(LE)側からのデータの取込みを終了する
と、マイコン(MCB)はフラッシュ回路(FL)側か
らのデータの取込み動作に移る(ステップ3)、端子(
C3L)をrLJに、端子(C8F)をrHJとして、
端子(FMO)から時間幅ToのrHJのパルスを出力
する。このパルスは、インターフェース回路(IFC)
から端子(ST、)を介してフラッシュ回路(FL)に
入力される。信号(ST、)が入力されると、第3−2
図に示すフラッシュ制御回路(FCC)はデータ出力可
能な状態となり、端子(CON)からrHJのパルスを
出力し、フラッシュ回路(PL)のマイコン(MCF)
が動作停止状態であればこれによってマイコン(MCF
)の動作を開始させる。
次に、カメラ側のマイコン(MCB)は端子(FCH)
をrHJにしてインターフェース回路(IFC)が直列
入力動作を行うようにし、クロックが端子(ST3)を
介してフラッシュ回路(FL)に送られると、このフラ
ッシュ回路(FL)からはクロックに同期して端子(S
T2)に1バイトのデータが出力されるにの直列データ
は、インターフェース回路(I FC)を介して直列入
力端子(SINB)からマイコン(MCB)に読み込ま
れる。このデータは、例えば、フラッシュ装置の給電用
のメインスイッチ(SWI)の0N−OFFを示すデー
タ、充電を完了したかを示すデータ及び後述するFDC
に関するデータなどである。充電の完了を示す信号は、
フラッシュ用のメインコンデンサ(MC)の充電電圧が
所定値以上になったときに、充電状態モニタ回路(CO
C)から出力されて制御回路(FCC)及びマイコンM
CFに入力する。なお、検出にはヒステリシスが設定さ
れ、一定値以上で充電完了信号を出力する一方、これよ
りも低い一定値を下まわると充電完了信号は出力されな
いようにしている。また、キセノン管が発光開始してか
ら一定時間以内にカメラ回路(CB)側から発光停止信
号が入力したとき、調光がおこなわれたことを示すFD
C信号が出力される0以上のフラッシュ側に関する初期
データの取込みを終了すると、ステップ4以降で実動作
の準備に入る。まず、端子(C3F)及び(FCH)を
rLJとし、測光回路(LMC)に内蔵するA−D変換
器の動作を開始させる(ステップ4)。そして、データ
出力回路(Do)から、露出制御モード、fs出待時間
絞り値、ISO感度等のデータをマイコン(MCB)に
入力し、次いでA−D変換された測光回路(LMC)か
らのデータを入力する。
なお、測光回路(LMC)は、定常充用測光部と定常光
測光出力のA−D変換器、さらに、フラッシュ光用の測
光部を備え、フラッシュ光用測光部は、端子(FSA)
がrLJになることで測光値の積分を開始し、測光出力
の積分値がISO感度に対応した値に達すると、端子(
FSP)に発光停止用のrHJのパルスを出力するよう
にしている。
ステップ6で、A−D変換データの取込みを終了すると
、ステップ7において、フラッシュ側からのデータに基
づきフラッシュが充電完了状態であるかどうかを判別す
る。そして、充電完了状態ならばステップ8でフラッシ
ュ撮影用の演算を行い、充電完了状態でなければステッ
プ9で定常光撮影用の演算を行う0次いで、ステップ1
0では、算出された制御値やモード等を表示部(DSP
)に表示し、次に、ステップ11において、チェックデ
ータに基づき交換レンズが装着されているかどうかを判
別する。ここで、レンズが装着されていれば、そのとき
読取っている焦点距離(「)を設定しなおし、レンズが
装着されていなければ前のままにしてステップ13に進
み、フラッシュ回路(FL)側へデータを送出する。
データの送出動作は、まず端子(C3F)をrHJとし
、端子(FM○)に時間幅T1のrHJのパルスを出力
し、インターフェース回路(I FC)から端子(ST
3)に入力する。フラッシュ制御回路(FCC)はこの
パルスを受信すると、端子(TIN)からパルスを出力
し、マイコン(MCF)をデータ入力動作状態とし、端
子(ST、)からのクロックを端子(SCK)に出力す
る状態となるとともに、端子(ST2>からのデータを
端子(SINF)に出力する状態となる。カメラ側のマ
イコン(MCB)は、端子(C3F)はrHJ、端子(
FCH)はrLJのままで、制御絞り値、撮影モードの
種類(P、A、S、Mモード)とISO感度および焦点
距離(f); マクロレンズ装着信号と倍率データを夫
々1バイトずつ直列で出力する。但しマクロレンズでな
い場合は、マクロレンズ装着信号と倍率データは出力さ
れない。インターフェース回路(IFC)は、クロック
を端子(ST、)に、データを端子(ST2)に出力し
、これらのデータがフラッシュ側のマイコン(MCF)
に読込まれる。
この動作が終了すると、ステップ14で、測光スイッチ
(Sl)が閉成されたままかどうかを判別し、閉成(O
N)されていればステップ19へ移行する。ステップ1
9では、露出制御動作が完了すると閉成し露出制御機構
のチャージが完了すると開放するリセットスイッチ(S
、)の状態を判別する。そして、このスイッチ(S、)
がONしている場合には、未だチャージ完了でないので
レリーズスイッチ(S2)の状態を判別することなく(
ステップ20)、ステップ2に戻り前述と同様の動作を
行う。
他方、チャージが完了しリセットスイッチ(S、)がO
FFになっていると、次に、レリーズボタンの押し下げ
の第二段目で閉成されるレリーズスイッチ(S2)がO
Nしているか否かを判別する。ここで、このレリーズス
イッチ(S2)がONtていないと判別されると、ステ
ップ21で、電源ホールド用タイマーの初期値からのカ
ウントを開始させ、ステップ2に戻る。
一方、先のステップ2でレリーズスイッチ(S2)がO
Nであると判定されると、ステップ22で露出開始(ス
タート)信号をフラッシュ回路(FL)に送出する。こ
の動作は、まず端子(C8F)をrHJにし、端子(F
MO)に時間幅T2のrHJのパルスを出力する。この
パルスは端子(STj)を介してフラッシュ制御回路(
FCC)に入力され、フラッシュ制御回路(FCC)は
この信号によってFCC信号をリセットし、RE端子を
rLJにして、発光準備状態に移る。次いで、マイコン
(MCB)は、端子(C8F)をrLJにし端子(RE
L)をrHJにして、露出制御回路(EXC)による露
出制御動作を行う、このとき、インターフェース回路(
IFC)は端子(REL)がrHJとなっていることで
、フラッシュ側から端子(ST2)を介して入力する信
号を端子(FSA)へ、端子(FSP)からの信号を端
子(ST、)へそれぞれ出力する。
フラッシュ制御回路(FCC)は、データの授受が行な
われていない間、充電完了状態ならrHJ、充電完了状
態にないならrLJの信号を端子(ST、)に出力して
いるが、X接点(Sx)の閉成信号が端子(STI)を
介して入力されると、端子(ST、)がrHJであれば
rLJに切換える。インターフェース回路(IFC)は
、端子(REL)がrHJになっていることで端子(S
T2)からの信号を端子(FSA)に出力し、測光回路
(LMC)は端子(FSA)からの信号の立ち下が9で
積分を開始する。
一方、このフラッシュ制御回路(FCC)は、X接点(
Sx)のM11t信号が入力されると、充電完了状態で
あれば端子(TR)に信号rLJを出力し、トランジス
タTR6がONする。この時後述するようにマクロ発光
部6がついていればキセノン管Xe2〜Xe5が選択的
に発光し、ついていなければXelが発光する。そして
、測光回路(LMC)における積分に基づく積分値が所
定値に達すると、端子(FSP)に発光停止信号が出力
され、インターフェース回路(IFC)、端子(ST、
)を介してフラッシュ制御回路(FCC)に入力される
。制御回路(FCC)は、X接点(Sx)がONして一
定時間内に発光停止信号が入力されると、この信号を端
子<5TOP)に出力するとともにこの信号を出力した
ことを記憶しておく、一方、第3−1図に示す5CR3
は、端子(STOP)からの発光停止信号により作動し
、サイリスタ(SCR2)を不導通にし、キセノン管(
Xel)〜(Xe5)の発光を停止させる。また、フラ
ッシュ制御回路(FCC)は、露出制御動作が完了して
X接点(Sx)が開放されたことを受けて、 端子(R
E)をrHJにする。
以上の露出制御動作は、ステップ23で実行され、この
ステップが終了するとマイコン(MCB)はステップ1
4に戻る。ここで再び測光スイッチ(S、)がONして
いるかどうかを判別する。ONしていればステップ19
を経由してステップ2に戻る。他方、スイッチ(S、)
がOFFしていれば、スイッチ(S、)はON状態であ
るので17のステップにおいて、トランジスタ(BT、
)をOFFにし、ステップ13で端子(ff)への割込
みを可能化して一連の動作を終了する6 一方、露出制御機構のチャージが完了し、リセットスイ
ッチ(S、)がOFFの状態で測光スイッチ(S、)が
OFFになると、この場合には、ステップ16でタイマ
ーがオーバーフロー(例えば、タイマースタートから1
0secを経過)しているかどうかを判別する。オーバ
ーフローしていれば動作を終了するが、オーバー7eF
−していなければステップ2〜13〜16の動作を繰返
す。
AFは焦点調節回路であり、焦点検出回路とレンズ駆動
回路を含んでおり、被写体が暗く、フントラストがない
時には(ST、)をrLJにする。
第4図〜第10図は第3−1図、第3−2図のフラッシ
ュ回路(FL)のマイコンMCFの動作を示すフローチ
ャートである。以下このフローチャートに沿って第3−
1.3−2図の回路構成並びにその動作を説明する。第
3−1図のメインスイッチSW1をONにすることによ
って電池BaよりダイオードD1を介してマイコン(M
CF)に電源が供給される。これによってマイコン(M
CF)は動作を開始する。ステップ4−1では、初期設
定をおこなっている。第5図が初期設定のルーチンであ
り、ここでは、ステップ5−1でカメラとの交信をおこ
なった時に1になる7ラグSIをリセットし、ステップ
5−2で経過時間カウント用のレジスタTをOにし、ス
テップ5−3で表示装置LCDの表示をOFFしている
第6図はタイマーの割り込みルーチンである。
マイコン(MCF)の中には、プログラムの流れと無関
係に時間をカウントする回路が入っており、1秒ごとに
割り込みが発生するようになっている。
この割り込みが発生すると、ステップ6−1で経過時間
カウント用のレジスタTに1を加えている。
第7図はカメラの信号授受のルーチンである。
前述のようにカメラからのデータが送られてくる時には
、まず端子IT、がrHJになると、マイコンMCFは
、プログラムの流れを途中で停止し、この第7図で示す
ルーチンを走る。ステップ7−1でカメラからのデータ
、即ちISO感度感度S膜定絞り値Ay及びマクロレン
ズ装着信号、マクロレンズの倍率のデータ(M)をマイ
コンMCFへ入力する。ステップ7−2では、カメラと
の交信をおこなったことを示すために7ラグSIをセッ
トし、ステップ7−3で経過時間カウント用のレジスタ
Tをリセットしている。これ1こよりカメラからのデー
タを入力している開は経過時間のカウントがおこなわれ
ないようになっている。
ステップ4−2でマイコンMCFの端子PWCをrLJ
にすることによりトランジスタTR5がONし、動作回
路に、電源が入る。ステップ4−3では、経過時開Tと
あらかじめ設定された時開T2を比較している。ここで
T2はフラッシュ自体の動作が停止するまでの時間とし
て設定している。
T<72の時には、ステップ4−4に進み、ここでラン
プ点灯用のスイッチSW2がONがどうかを判定する。
スイッチ5W2−、.5WI2が○FF以外の位置、即
ちILLまたはMODに切りかえられている(以下、O
Nと総称する)時には、端子LAINがrHJとなり、
ステップ4−5へ進む。
ステップ4−5では、あらかじめ設定された時開T、と
経過時間Tが比較される。ここでT、は照明用ランプが
消灯するまでの時間として設定している。TNT、であ
ればステップ4−6でランプ点灯用スイッチSW2がO
NI、ていることを示すために7ラグLFLAGをセッ
トし、ステップ4−7で端子LAOUTをrHJにする
。これによってトランジスタTR3,TR2がONして
、マクロ発光回路MLの端子1+−+に電源Vccが入
り後述するランプ制御回路LCによりランプが選択的に
又は全数点灯する。カメラのレリーズ中は、前述のごと
くフラッシュ制御回路FCCの端子(RE)が「L」に
なることによりトランジスタTR3はOFFし、ランプ
は消灯する。これに上りカメうの露光中にはランプは必
ず消灯しており、ランプが露光に関与することはない。
ステップ4−8は後述する表示のルーチンである。
ステップ4−3でT2>Tであると判定されたときはス
テップ4−9に進む。ステップ4−9では表示を消灯し
、4−10のステップで端子PWCをrHJにする。こ
れによりトランジスタTR5がOFFとなり、フラッシ
ュ制御回路FCCおよびDC−DCコンバータの電源が
OFFとなり、電池Baの消費を防ぐ。ステップ4−1
1ではマイコン(M(4”)は、電池の消費をおさえる
モード(STOPモードと呼ぶ)に入る。このモードに
入っている時、前述のマイコンMCF、の端子IToが
「H」になると、この5TOPモードを抜は出しステッ
プ4−1に進む。ステップ4−4でランプスイッチSW
2がONになっていない、即ちOFFのときは、ステッ
プ4−12に進む。ステップ4−12では、ランプスイ
ッチSW2がOFFになっているとことを示すためにフ
ラグLFAGをリセットしている6ステツプ4−5でT
1≧Tの時には、ステップ4−13に進み、端子LAO
UTを「L」にしランプを消灯している。つまり電源ス
ィッチSW1をONしてから、ランプスイッチSW2が
ONになっていればランプはT1時間点灯し、12時間
後に自動的に回路電源がOFFとする。またカメラとの
信号授受がされている間はこの時間はOのままにされて
実質的にどんどん延長され、信号授受がおこなわれなく
なってからT、、72時間後にランプ、回路電源はOF
Fとされる。これはランプの消費電流は大きいので使用
していない時は早めに自動的にOFFとし、電池の無駄
な消費をなくすためである。
次にカメラ側のX接点(SX)がONした後のフラッシ
ュの動作を第3−1.3−2図に基づいて説明する。
フラッシュ本体部1にマクロ発光部6が装着されていな
い時はトランジスタTR7のベースはオープンとなり、
TR7はOFFする。これによりマイコンMCFの端子
MAは「L」になる、フラッシュ本体側1のメインコン
デンサMCが充電完了していると、フラッシュ制御回路
FCCは、X接点0N(ST、)の信号を入力すると、
端子TRをrLJにする。これによりトランジスタTR
6がONt、抵抗R5を介してサイリスク5CRIのデ
ートにトリ〃信号が印加されてこのサイリスタ5CRI
がONL、抵抗R2、コンデンサC2、トランスT1に
よるトリが回路によりキャノン管XelがトリガされX
elは発光する。
次にマクロ発光部6が装着されている時の動作について
説明する。マクロ発光部6が装着されると、端子t6が
GNDになる為、トランジスタTR7がONする。これ
により端子MAがrHJとなる。またトランジスタTR
7がONとなることにより、TR9,TRl0がONし
端子ST、がrLJになってもトランジスタTRIはO
NせずAF用LEDは、点灯しない。これは、マクロ撮
影時は、カメラ−被写体の間の距離が短くフラッシュ内
蔵のAPLEDを点灯させても、カメラ−フラッシュの
光軸のずれによるバララックスの為、被写体にAPLE
Dによる照明光が適切に当たらないので、この撮影時に
は、無駄な電流をAPLEDに流さないように自動的に
OFFにしている。
トランジスタTR7がONするとトランジスタTRaも
ON状態となる。この時トランジスタTR6がONする
と、サイリスタ5CRIのゲートは、GNDに落ちてい
る為、点弧されず、一方抵抗R6をとおして、サイリス
タ5CR4が点弧される。これによりマクロ発光部装着
時は、自動的に本体の発光部の発光は禁止される。
第3−1図、第3−2図においてフラッシュ本体側の選
択スイッチSW3〜SW6はともにON状態であり、こ
の時には、トリガコンデンサC6、C7、C8、C9は
それぞれダイオードD7、D6、D5、D4そしてサイ
リスタ5CR4、そしてトランスT2、T3、T4、T
5のループで放電し、キセノン管Xe2、Xe3、Xe
4、Xe5が同時に発光する。
次に例えば選択スイッチSW3がOFF位置にあれば、
コンデンサC6はMCの電圧を抵抗R7、R11により
分割したレベルまでしか充電されない、この時にはサイ
リスタ5CR4がONしてもキャノン管Xe2にはトリ
がかかからないように設定している。このようにSW3
〜SW6を操作することによりいずれかのキセノン管X
e2〜Xe5の任意の発光部の発光を制御できる。
第8図は、表示のルーチンである。以下第13図に示す
表示例に基づいて説明する。ステップ8−1でカメラと
の信号の授受があったかどうかを判定している。信号の
授受があった時は5I=1となりステップ8−2に進む
。ない時は全表示をOFFにしている。
ステップ8−2では、カメラからのマクロレンズ装着信
号を判定している。カメラにマクロレンズが装着されて
いる時は、ステップ8−3に進む。
マクロレンズが装着されていない時はステップ8−4B
で調光距離表示用記号D(87)、調光距離範囲を表示
する。
ステップ8−3ではフラッシュにマクロ発光部6が装着
されているか否かを判定している。装着されている時は
端子MAはrHJとなり、ステップ8−4Aに進む、装
着されていない時は全表示をOFFにする。ステップ8
−4Aではマクロ表示記号M(8S )、倍率値、使用
可能絞り範囲、設定絞り使用可能表示記号0K(86)
を点灯させている。ステップ8−5でフラッシュ本体部
」のメインコンデンサが充電完了しているかどうかの判
定をし、充電完了状態であれば充電完了表示記号81(
第8図)を点灯し、充電完了状態でなければ表示記号8
1を消灯している。
ステップ8−6で、ランプスイッチSW2がONしてい
るかどうかを判定し、ランプスイッチSW2がONして
いればランプ表示記号82を点灯、ONしていなければ
、消灯させている。
ステップ8−7で、マクロ発光部6が装着されているか
否かを判定し、装着されている時はマクロ測光部装着表
示83を点灯、装着されていない時は消灯させている。
第9図はマクロ表示(第8図のステップ8−4A)の詳
細なルーチンである。
ステップ9−1で調光距離表示記号D(87)を消灯し
、ステップ9−2でマクロ表示記号M(85)を点灯さ
せる。ステップ9−3でカメラから送られて来た倍率の
表示をおこなう。ステップ9−4でスイッチSW3〜S
W6による選択発光の状態を端子F I RE、、2.
、、、から入力する。ステップ9−5ではステップ9−
4で入力したデータをらとに、4灯発光かどうかの判定
をし、4灯発光であれば、光量データIvとして4灯用
の光量データIv(4)を設定する。同様にステップ9
−6゜9−7.9−8で3灯であれば3灯用の光量デー
タIv(3)、2灯であれば2灯用の光量データIv(
2)、1灯であれば1灯用の光量データIv(1)をそ
れぞれ光量データ■νとする。これは発光の灯数によっ
て総発光量が変化する場合の補正である。
ステップ9−9では上記光量データとカメラから送られ
てくるフィルム感度Svとの和(Iv+Sv)と倍率M
とに基づいて定まる使用可能絞り範囲を表示する(例え
ば5.6〜16)。
ステップ9−10ではカメラから送られてくる現在の設
定絞りAvとステップ7−9で得られた使用可能絞り範
囲を比較している。使用可能絞り範囲に現在の設定絞り
が入っていればステップ9−11で記号0K(86)を
点灯し、入っていなければステップ9−12で消灯させ
ている。
第10図は、通常表示(第8図のステップ8−4B)の
詳細なルーチンである。
ステップ10−1で、マクロ表示記号M(85)を消灯
している。ステップ10−2で調光距離表示記号D(8
7)を点灯させる。ステップ10−3でマクロ発光部が
装着されているかどうかを判定している。装着されてい
なければ通常発光部の光量データI v(0)を光量デ
ータIvとする。装着されていると、前述ステップ9−
4〜9−8と同じようにステップ10−4〜10−8で
選択灯数に応じた光量データを入力する。
ステップ10−9では■シ+5v−Avの算出値に基づ
いて定まる調光距離範囲を表示している。
なお、使用可能絞り範囲および調光距離範囲のデータは
予めROMに記憶されており、算出値に対応したアドレ
スを指定することにより読み出される。
照明用ランプは第1−3図のように配置されて、4灯が
第4図のステップ4−7における端子LAOUTのrL
J信号に応答してすべて点灯するようになっているが、
別の実施例として以下の第11図、第12図のように構
成されていてもよい。尚、ここでは照明用ランプは8個
設けられている。
第3図のランプ制御回路LCに相当する回路LAの詳細
を第11図に示す。図中VCCは第3図において端子t
 l−1を通じてフラッシュ本体1のトランジスタTR
2に接続されている。スイッチSW2は2回路3接点タ
イプでともにフラッシュ本体コ側に設けられており、一
方のスイッチ5W2−。
はマイコンMCFに、能力のスイッチ:3W2−2は端
子t1−2を通じてランプ制御回路に接続している。
各接点はそれぞれOFF−ILL−MODの3ボツジヨ
ンに切換られるようになっている。OFF位置ではマイ
コンMCFのLAOUT端子から[H」信号が出力され
ず、ランプは点灯しない。ILL及びMOD位置ではマ
イコンMCFのLAOUTjl子からrHJが出力され
てトランジスタTR3→TR2を介してランプ制御回路
LCに電源が入る。なお、ILLは照明用であることを
意味し、撮影時の7レーミングやピント合わせのとき、
使いやすいように発光部のランプLAI〜LA8を全て
点灯するようになっている。またMODは、モデリング
用であることを意味し、キセノン管Xe2〜Xe5のそ
れぞれとほぼ同じ位置に配置されたランプ群のみ光るよ
うになっていて、撮影時の陰影の様子があらかじめわか
るようになっている。
ランプとキャノン管の位置関係は第12図に示す通りで
ある。これらのランプおよびキセノン管の前方部分には
前述の実施例と同様にパネル部が配設されており、ラン
プの前方部分の光拡散濃度はキャノン管の前方部分の光
拡散濃度よりも低くなっている。
次に第11図の回路の動作を説明する。まずランプ点灯
用スイッチSW2がILLの位置にあるとき、トランジ
スタTR2を介して電池Baの電源が供給される。この
とき5W2−2のMOD端子はオープンであるので、第
11図のM OD 端子はrLJ’t’) ラン7スタ
TR19及(7TR201iOFFとなっている。従っ
てトランジスタTR21は、ONであり、VCCの電圧
がトランジスタTR21→ダイオードD16〜D19→
D20〜D31を通してランプLAI〜LA8に印加さ
れ、ランプLAI〜LA8の全てが点灯する。
次に、スイッチSW2がMODの位置にあるとき、前述
の場合と同様電池Baの電源が供給されると同時にスイ
ッチ5W2−、のMOD端子も VcCと同電位となる
。このためトランジスタTRl9及uTR20がON、
TR21:6’OFFとなるため、このTR21の経路
を通ってランプがLA1〜LA8が点灯することがない
ようにしである。
この場合、ランプの点灯は、選択発光スイッチSW3〜
SW6によって制御される。すなわち、今、仮にSW3
のみONであったとすると図において端子■のみrHJ
となり端子O〜0は、GNDにシジートされrLJとな
る。従って第11図においてトランジスタTRIIがO
FF、TR12〜TR14は、ダイオードD13〜D1
5を介してGNDと接続されているのでONとなってい
る。
つまりトランジスタTRI 5のみONとなっているの
で、Vccの電源はTRI 5−D21−D23を介し
ランプLAI〜LA3を点灯させる。従って@12図に
おいてキセノン管Xe2とほぼ等価の位置に配置されて
いるランプLAI〜LA3が点灯するため、モデリング
ランプの効果を得ることができる。
スイッチSW3〜SW6の組合わせによりキセノン管X
e2以外のチューブが選択された場合、成るいは任意の
2灯及び3灯または4灯が選択された場合も、同様に説
明できる。
選択されたキセノン管と点灯するランプの関係を下表に
示す。
○はランプが点灯することを表わす。
上述の実施例の構成による特徴的事項を以下に述べる。
a) マクロ発光部をレンズ先端部に取り付けてマクロ
撮影を行なう場合フラッシュによる照明ムラが出ないよ
う前面パネルの光拡散濃度を高くする必要があるが、こ
のとき撮影者のピント合わせや構図設定の利便のために
撮影に先立って照明されるランプがマクロ発光部と同様
に前面パネルの奥に配設されていると、上記光拡散濃度
の高い前面パネルのためにピント合わせや構図設定のた
めの照明光の強度が弱くなってしまう。このマクロ撮影
時のピント合わせや構図設定を容易にするために、本実
施例では、マクロ発光部のキセノン管の近傍に照明用ラ
ンプを配設し、これらの前面に配設されるパネルを、ラ
ンプ前面部の光拡散濃度がキセノン管前面部の光拡散濃
度よりも低くなるようにしである。この構成により、撮
影に先立つピント合わせや構図設定のときには充分な照
明光量が得られて確実なピント合わせや構図設定が行な
える。
b)複数のキセノン管が選択的に発光可能であるマクロ
発光部がレンズ先端部に取り付けられるマクロ閃光装置
においては、従来、キセノン管選択のためのスイッチは
レンズ先端のマクロ発光部の背面に設けられていたが、
この場合、レンズ先端は被写体に近接しており且つマク
ロ発光部が取り付けられているので重心的に不安定であ
るので、上記スイッチ操作の際にレンズが不用意に動か
されてピントや構図が変化してピントや構図を再び調整
し直す必要がしばしば生じていた。上記不都合を生じに
くくするために、本実施例では、マクロ閃光装置をレン
ズ先端に取り付けられるマクロ発光部と、カメラ本体の
ホットシューに取り付けられる制御本体部と、これらを
電気的に接続するコード部とに分離し、複数のキセノン
管を選択発光させるためのスイッチを制御本体部に設け
るようにしている。この構成により、キセノン管の選択
発光のためのスイッチ操作はレンズ先端でなくカメラ本
体のホットシュー上の制御本体部でなされるので、スイ
ッチ操作の際にピントや構図が変化するという不都合は
生じにくい。
C)マクロ閃光装置においてはピント合わせや構図設定
用ランプを点灯させるためのスイッチが別設されており
、このスイッチがON位置に切り換えられている期間又
はスイッチが操作されてから一定期間上記ランプを点灯
するようになっているが、この場合、ランプの消費電力
はかなり大きいのでピント合わせや構図設定に必要な期
間だけランプを点灯させることが望ましい。尚、ランプ
を一定期間だけ点灯させることによりある程度の改善は
可能であるが、その期間より短い時間でピント合わせや
構図設定が終了するとそれ以後のランプ点灯はムダであ
る。この不都合を解消するために、本実施例では、シャ
ッタ釦の押し下げ等のカメラへの手動操作に応じた信号
がカメラ本体から入力する信号入力部と、この信号に応
じた期間だけランプを点灯させるランプ点灯手段とを備
えている。尚、上記信号としてはシャッタ釦の押し下げ
操作に応じた信号の池にAEロックスイッチの手動操作
やカメラの撮影モードの切換操作に応じた信号であって
もよい。この構成により、カメラ本体においてカメラの
シャッタ釦等への手動繰作に応じた期間(例えばその操
作期間)だけ自動的にランプが点灯するので、ピント合
わせや構図設定の終了により上記手動操作を撮影者が止
めると自動的にランプは消灯し、ムダな電力消費が防止
できる。
d) マクロ発光部がレンズ先端のレンズ光軸の周りに
取り付けられるマクロ閃光装置は、その発光部がレンズ
光軸に近すぎるため、通常距離の閃光撮影に使用すると
被写体の目が赤くなる赤目現象が生じるので使用条件が
制約される。そこでマクロ閃光撮影と通常距離の閃光撮
影とを選択的に行なおうとする専用の閃光装置を別々に
そろえておく必要があるが、この場合重量が重くなると
ともに形状がかさばって不便である。この不都合を解消
するために、本実施例では、通常閃光装置の電源部をマ
クロ閃光装置が借用する状態で、通常閃光装置がカメラ
本体に、マクロ閃光装置の電源部を除く部分が通常閃光
装置に対してフネクタを介して着脱される構成となって
いる。この構成により、マクロ閃光装置の電源部が不要
となるのでマクロ閃光撮影と通常閃光撮影とを選択的に
行なう際の軽量化、小型化が図れる。
e)マクロ撮影においては接写倍率に応じて実効絞りが
変化するので、マクロ閃光撮影時は所望のまたは算出絞
り値がマクロ閃光装置で使用可能な絞り値の範囲内にあ
るか否かを判断する必要がある。即ち、被写体にピント
を合わせマクロレンズ鏡胴の倍率目盛りから接写倍率を
読み取り、この倍率から閃光装置の使用可能な絞り範囲
を読み取り、この絞り範囲の中から絞り値を選択すると
いうわずられしい操作、動作が必要であった。この煩雑
な動作を防止し、所望のまたは算出絞り値が使用可能な
絞りの範囲内にあるか否かが容易に行なえるようにする
ために、本実施例では、カメラ本体から接写倍率データ
、フィルム感度データおよゾ絞り値データを入力する入
力手段と、これらデータと閃光発光量データとにより使
用可能な絞り範囲を算出する算出手段と、この算出され
た絞り範囲を表示する表示手段とをマクロ閃光装置が備
えている。この構成により、使用可能な絞り範囲が自動
的に表示されるので、従来の倍率読み取り等の手動操作
が不要となり便利である。
f)マクロ閃光撮影と通常閃光撮影とが選択的に行なえ
るようにしようとする場合、いずれの閃光撮影を行なう
か1こ応じて対応する発光部を選択する必要がある。こ
の場合、切換スイッチにより発光部を選択することが考
えられるが、スイッチによる切り換えでは誤操作や操作
忘れを生じやすく、マクロ撮影時に通常発光部が発光し
たり通常撮影時にマクロ発光部が発光したりして誤まっ
た写真となることが考えられる。この不都合を防止する
ために、本実施例では、通常閃光装置に対してその電源
部を借用する状態でマクロ閃光装置が選択的に着脱自在
となっており、マクロ閃光装置が取り付けられたか否か
を判別する判別部と、マクロ閃光装置の取り付けが判別
されると通常閃光装置の発光動作を阻止する阻止手段と
を備えでいる。この構成により、マクロ閃光装置が取り
付けられると通常閃光装置の発光動作が自動的に阻止さ
れるので、切換スイッチが不要であるとともにその操作
忘れに伴う不都合も生じない。
g)複数のキセノン管が選択的に発光可能なマクロ閃光
装置においてピント合わせや構図設定のために被写体を
照明するランプを備えたものが例えば実開昭60−39
025号で知られているが、この場合、上記ランプはキ
セノン管の選択とは無関係に被写体全体を均一に照明し
ており、選択されたキャノン管によりどのような陰影の
写真が得られるかを予測することは不可能であった。選
択されたキセノン管によりどのような陰影の写真となる
かが事前に予測できるようにするために、本実施例では
、各キセノン管の配光特性と略同じ配光特性が得られる
ように、選択されるべきキセノン管に対応させて照明用
ランプを複数個配置するととももに、どのキセノン管が
選択されたかを判別する判別手段と、その判別に応じて
対応するランプを選択的に発光させる選択発光手段とを
備えている。この構成により、選択されたキセノン管に
対応するランプが選択的に発光するので、選択キセノン
管と略同ヒ配光の照明が得られ、どのような陰影の写真
となるかを事前に予測することができ、マクロ閃光撮影
時のキセノン管の選択の際に便利である。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明は、カメラに対する操作
に応じて照明ランプを点灯させるようにしたので、消費
電力の大きい照明ランプが長時間点灯したままになると
いったことはなくなり、電池の無駄な消耗を少なくする
ことができる。又、ファイング−を覗きながら点灯スイ
ッチを操作しなくても済むので、ピント合わせや構図設
定が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1−1図はこの発明に用いられる接写用フラッシュ装
置の一例を示す斜視図、第1−2図はフラッシュ本体部
の背面を示す図、第1−3図はマクロ発光部のパネルの
正面図、第1−4.第1−5図はパネルの断面図、第2
−1図はこの発明の装置に用いられるカメラシステムを
示すブ1177り図、第2−2図はその動作を示す70
−チャート、第3−1図、第3−2図は第1図の接写用
フラッシュ装置の詳細回路図、第4図ないし第10図は
その動作を示すフローチャート、第11図、第12図は
マクロ発光部の池の実施例に係わり、それぞれランプ制
御回路の詳細回路図、マクロ発光部のランプ配置を示す
図、第13図はフラッシュ装置の表示の詳細を示す正面
図である。 Xel・・・閃光管、Xe2〜Xe5・・・照明ランプ
、ST2.FCC・・・信号入力部、FC,FA・・・
ランプ点灯回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カメラに装着したフラッシュ装置と電気的に接続
    され、露光時に発光するエレクトロニックフラッシュと
    、前記露光前に被写体を確認するために被写体を照明す
    る照明ランプとを備えた接写用のフラッシュ装置であっ
    て、該カメラに対する操作に伴う信号を取り込む信号入
    力部と、前記信号入力部の信号取り込みに応じて前記照
    明ランプを点灯するランプ点灯回路とを備えたことを特
    徴とする接写用フラッシュ装置。
  2. (2)カメラに対する操作は、シャッタ釦の押し下げ動
    作である特許請求の範囲第1項に記載の接写用フラッシ
    ュ装置。
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