JP2003113900A - 二輪車車輪用バランスウエイト - Google Patents
二輪車車輪用バランスウエイトInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/32—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
- F16F15/324—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels the rotating body being a vehicle wheel
- F16F15/326—Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels the rotating body being a vehicle wheel specially adapted for attachment to spokes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B11/00—Units comprising multiple wheels arranged side by side; Wheels having more than one rim or capable of carrying more than one tyre
- B60B11/08—Arrangements of balancing mechanisms enabling a uniform distribution of load to tyres
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- Connection Of Plates (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 環境上問題を生じない、かつ装着の容易な二
輪車車輪用バランスウエイトの提供。 【解決手段】 鉛以外の金属からなるウエイト１０とば
ね鋼からなるクリップ２０とからなる二輪車車輪用バラ
ンスウエイト１。ウエイト１０は、ほぼＵ字状の横断面
とクリップ装着溝１３を有し、クリップ装着溝底壁１１
と該クリップ装着溝底壁の両端につらなる一対の装着溝
側壁１２を有する。クリップ２０は、ばね鋼からなり、
クリップ底部２１とクリップ底部の両端につらなる一対
のアーム２１とを有する。クリップ２０は、ウエイトの
クリップ装着溝底壁１１にクリップ底部２１を密着させ
て装着され、固定されている。固定は、機械的固定であ
り、または局部的加熱の溶接構造としてもよい。
輪車車輪用バランスウエイトの提供。 【解決手段】 鉛以外の金属からなるウエイト１０とば
ね鋼からなるクリップ２０とからなる二輪車車輪用バラ
ンスウエイト１。ウエイト１０は、ほぼＵ字状の横断面
とクリップ装着溝１３を有し、クリップ装着溝底壁１１
と該クリップ装着溝底壁の両端につらなる一対の装着溝
側壁１２を有する。クリップ２０は、ばね鋼からなり、
クリップ底部２１とクリップ底部の両端につらなる一対
のアーム２１とを有する。クリップ２０は、ウエイトの
クリップ装着溝底壁１１にクリップ底部２１を密着させ
て装着され、固定されている。固定は、機械的固定であ
り、または局部的加熱の溶接構造としてもよい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車車輪用バラ
ンスウエイトに関する。
ンスウエイトに関する。
【０００２】
【従来の技術】二輪車の車輪は、車輪回転時の動的アン
バランスを補正するために、バランスウエイトを装着す
るのが通例である。従来の二輪車車輪用バランスウエイ
トは、バー形状の鉛製ウエイトとそれに一端部を埋め込
まれた鋼製クリップとからなり、クリップをホイールリ
ムのリブ部に掛止めして二輪車のホイールリムに固定さ
れる。ウエイトは鉛の鋳造によって作製される。クリッ
プは弾性の優れたばね鋼から作製される。クリップは、
クリップの一端をウエイトに鋳込むことにより、ウエイ
トに固定される。クリップは、ばね性を得るために、ウ
エイトへの鋳込み前に熱処理されるが、鉛の溶融温度が
クリップ熱処理温度より低いため、クリップのウエイト
へのに鋳込み時にクリップのばね性が低下することはな
い。
バランスを補正するために、バランスウエイトを装着す
るのが通例である。従来の二輪車車輪用バランスウエイ
トは、バー形状の鉛製ウエイトとそれに一端部を埋め込
まれた鋼製クリップとからなり、クリップをホイールリ
ムのリブ部に掛止めして二輪車のホイールリムに固定さ
れる。ウエイトは鉛の鋳造によって作製される。クリッ
プは弾性の優れたばね鋼から作製される。クリップは、
クリップの一端をウエイトに鋳込むことにより、ウエイ
トに固定される。クリップは、ばね性を得るために、ウ
エイトへの鋳込み前に熱処理されるが、鉛の溶融温度が
クリップ熱処理温度より低いため、クリップのウエイト
へのに鋳込み時にクリップのばね性が低下することはな
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の二輪車
車輪用バランスウエイトは、鉛製のため、環境上の問題
を生じている。工業的な実用実績があり、材料単価が安
く、環境に対する安全性も見込まれ、比較的比重が高い
代替材としては、鉄、銅などが考えられるが、これらの
原材料への代替にはつぎの問題が生じる。従来のバラン
スウエイトの形状を維持したまま、鉛を鉛以外の金属、
たとえば鉄に変えると、クリップとウエイトを一体で鋳
込む際、クリップとウエイトの溶融温度が近いため、合
金相の生成、熱影響により、クリップのばね性が低下す
る。そこで鋳込み後にクリップを熱処理しようとして
も、ウエイトと一体になっているために、熱処理条件が
厳しく高コストになる。本発明の目的は、バランスウエ
イトの材質を鉛以外の金属に変え、しかもクリップのば
ね性を維持できる二輪車車輪用バランスウエイトを提供
することにある。
車輪用バランスウエイトは、鉛製のため、環境上の問題
を生じている。工業的な実用実績があり、材料単価が安
く、環境に対する安全性も見込まれ、比較的比重が高い
代替材としては、鉄、銅などが考えられるが、これらの
原材料への代替にはつぎの問題が生じる。従来のバラン
スウエイトの形状を維持したまま、鉛を鉛以外の金属、
たとえば鉄に変えると、クリップとウエイトを一体で鋳
込む際、クリップとウエイトの溶融温度が近いため、合
金相の生成、熱影響により、クリップのばね性が低下す
る。そこで鋳込み後にクリップを熱処理しようとして
も、ウエイトと一体になっているために、熱処理条件が
厳しく高コストになる。本発明の目的は、バランスウエ
イトの材質を鉛以外の金属に変え、しかもクリップのば
ね性を維持できる二輪車車輪用バランスウエイトを提供
することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の二輪車車輪用バランスウエイトは、鉛以外の金属か
らなるウエイトとばね鋼からなるクリップとからなる。
ウエイトは、ほぼＵ字状の横断面とクリップ装着溝を有
し、クリップ装着溝底壁と該クリップ装着溝底壁の両端
につらなる一対の装着溝側壁を有している。クリップ
は、クリップ底部と前記クリップ底部の両端につらなる
一対のアームとを有し、該一対のアームの各アームは、
クリップ底部から離れる方向にいくに従って対向アーム
に近づく側に傾斜する傾斜部、該傾斜部につらなり対向
アームに最も接近する部位を構成する挟み部、該挟み部
につらなりクリップ底部から離れる方向にいくに従って
対向アームから離反する案内部と、から構成されてい
る。クリップは、ウエイトのクリップ装着溝底壁にクリ
ップ底部を密着させて装着され、ウエイトのクリップ装
着溝底壁にクリップ底部で固定されている。ウエイト
は、鉄からなり、たとえば、ダクタイル鋳鉄、または鋳
鋼からなる。求項１記載の二輪車車輪用バランスウエイ
ト。クリップのウエイトとの固定は、ウエイトのクリッ
プ装着溝底壁に形成された結合凸部に、クリップ底部に
形成された結合穴をはめ込み、その後、結合凸部をかし
めることによって行われる。または、クリップのウエイ
トとの固定は、スポット溶接や、プロジェクション溶接
することによって行われてもよい。
明の二輪車車輪用バランスウエイトは、鉛以外の金属か
らなるウエイトとばね鋼からなるクリップとからなる。
ウエイトは、ほぼＵ字状の横断面とクリップ装着溝を有
し、クリップ装着溝底壁と該クリップ装着溝底壁の両端
につらなる一対の装着溝側壁を有している。クリップ
は、クリップ底部と前記クリップ底部の両端につらなる
一対のアームとを有し、該一対のアームの各アームは、
クリップ底部から離れる方向にいくに従って対向アーム
に近づく側に傾斜する傾斜部、該傾斜部につらなり対向
アームに最も接近する部位を構成する挟み部、該挟み部
につらなりクリップ底部から離れる方向にいくに従って
対向アームから離反する案内部と、から構成されてい
る。クリップは、ウエイトのクリップ装着溝底壁にクリ
ップ底部を密着させて装着され、ウエイトのクリップ装
着溝底壁にクリップ底部で固定されている。ウエイト
は、鉄からなり、たとえば、ダクタイル鋳鉄、または鋳
鋼からなる。求項１記載の二輪車車輪用バランスウエイ
ト。クリップのウエイトとの固定は、ウエイトのクリッ
プ装着溝底壁に形成された結合凸部に、クリップ底部に
形成された結合穴をはめ込み、その後、結合凸部をかし
めることによって行われる。または、クリップのウエイ
トとの固定は、スポット溶接や、プロジェクション溶接
することによって行われてもよい。
【０００５】上記本発明のバランスウエイトの二輪車車
輪のホイールリムへの取り付けは、ホイールリムのリブ
部をバランスウエイトのクリップ内に挿入することによ
って行われる。クリップは自身のばね力によってリブ部
を挟み込んで保持されるので、バランスウエイトのクリ
ップをホイールリムのリブ部に装着するだけでバランス
ウエイトを車輪に取り付けることができ、車輪への装着
は容易である。上記二輪車車輪用バランスウエイトで
は、ウエイトが鉛以外の金属からなるので、環境上の問
題を除去できる。また、ウエイトを鉄、たとえばダクタ
イル鋳鉄、または鋳鋼から構成することにより、サイズ
の割に十分な重量を確保でき、かつ、低価格で提供でき
る。ウエイトをダクタイル鋳鉄、または鋳鋼から構成し
た場合は、生産性も高く、かつクリップとの結合も種々
の構造、たとえば、かしめ、スポット溶接、プロジェク
ション溶接など、をとることができる。これらの結合構
造は、鋳込みではなく、機械的結合であるので、ウエイ
ト材である鉄の鋳込みの際の熱影響によりクリップのば
ね性が損なわれるということは生じない。
輪のホイールリムへの取り付けは、ホイールリムのリブ
部をバランスウエイトのクリップ内に挿入することによ
って行われる。クリップは自身のばね力によってリブ部
を挟み込んで保持されるので、バランスウエイトのクリ
ップをホイールリムのリブ部に装着するだけでバランス
ウエイトを車輪に取り付けることができ、車輪への装着
は容易である。上記二輪車車輪用バランスウエイトで
は、ウエイトが鉛以外の金属からなるので、環境上の問
題を除去できる。また、ウエイトを鉄、たとえばダクタ
イル鋳鉄、または鋳鋼から構成することにより、サイズ
の割に十分な重量を確保でき、かつ、低価格で提供でき
る。ウエイトをダクタイル鋳鉄、または鋳鋼から構成し
た場合は、生産性も高く、かつクリップとの結合も種々
の構造、たとえば、かしめ、スポット溶接、プロジェク
ション溶接など、をとることができる。これらの結合構
造は、鋳込みではなく、機械的結合であるので、ウエイ
ト材である鉄の鋳込みの際の熱影響によりクリップのば
ね性が損なわれるということは生じない。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明実施例の二輪車車輪用バラ
ンスウエイトを図１〜図７を参照して説明する。まず、
本発明の各実施例に共通する部分を説明する。二輪車車
輪用バランスウエイト１の総重量は、予めタイヤを装着
した二輪車車輪のバランステストを行って、決定され
る。バランスウエイト１の軸方向（長手方向）の長さ
Ｌ、幅Ｗは、バランスウエイト１の総重量によって決定
される。二輪車車輪用バランスウエイト１は、図６、図
７に示すように二輪車ホイールリム２のホイール半径方
向内方に突出するリブ部３に装着される。リブ部３は、
ホイールリム２の幅方向中央部で、ホイールリムの周方
向に延びて、ホイールリム２を補強する。
ンスウエイトを図１〜図７を参照して説明する。まず、
本発明の各実施例に共通する部分を説明する。二輪車車
輪用バランスウエイト１の総重量は、予めタイヤを装着
した二輪車車輪のバランステストを行って、決定され
る。バランスウエイト１の軸方向（長手方向）の長さ
Ｌ、幅Ｗは、バランスウエイト１の総重量によって決定
される。二輪車車輪用バランスウエイト１は、図６、図
７に示すように二輪車ホイールリム２のホイール半径方
向内方に突出するリブ部３に装着される。リブ部３は、
ホイールリム２の幅方向中央部で、ホイールリムの周方
向に延びて、ホイールリム２を補強する。
【０００７】本発明実施例の二輪車車輪用バランスウエ
イト１は、図１〜図５に示すように、ウエイト１０と、
クリップ２０とからなる。ウエイト１０は、鉛以外の比
較的大きな比重をもつ金属材（たとえば、鉄、銅など）
からなり、望ましく鉄、鉄でもより望ましいのは鋳造型
で製造される鋳鋼（たとえば、ＪＩＳ・ＦＣＤ４００）
またはダクタイル鋳鉄である。ただし、鋳鋼に限ったも
のではなく、鉄材を鍛造成形して製作してもよい。その
結果、二輪車車輪用バランスウエイト１は鉛レスであ
る。ウエイト１０は、クリップ装着溝底壁１１と該クリ
ップ装着溝底壁１１の両端につらなる一対の装着溝側壁
１２を有している。ウエイト１０は、クリップ装着溝１
３を有し、横断面がほぼＵ字状である。
イト１は、図１〜図５に示すように、ウエイト１０と、
クリップ２０とからなる。ウエイト１０は、鉛以外の比
較的大きな比重をもつ金属材（たとえば、鉄、銅など）
からなり、望ましく鉄、鉄でもより望ましいのは鋳造型
で製造される鋳鋼（たとえば、ＪＩＳ・ＦＣＤ４００）
またはダクタイル鋳鉄である。ただし、鋳鋼に限ったも
のではなく、鉄材を鍛造成形して製作してもよい。その
結果、二輪車車輪用バランスウエイト１は鉛レスであ
る。ウエイト１０は、クリップ装着溝底壁１１と該クリ
ップ装着溝底壁１１の両端につらなる一対の装着溝側壁
１２を有している。ウエイト１０は、クリップ装着溝１
３を有し、横断面がほぼＵ字状である。
【０００８】クリップ２０はばね鋼からなり、例えばＪ
ＩＳ・ＳＫ５相当材が望ましい。クリップ２０は、たと
えば板厚が０．４ｍｍ、焼戻し後の表面硬さがＨＲＣ４
２〜６０の、弾性を付与されたばね板からなる。クリッ
プ２０は、クリップ底部２１とクリップ底部２１の両端
につらなる一対のアーム２２とを有する。一対のアーム
の各アーム２２は、クリップ底部２１から離れる方向に
いくに従って対向アームに近づく側に傾斜する傾斜部２
３、傾斜部２３につらなり対向アームに最も接近する部
位を構成する挟み部２４、挟み部２４につらなりクリッ
プ底部２１から離れる方向にいくに従って互いに離反す
る案内部２５と、から構成されている。
ＩＳ・ＳＫ５相当材が望ましい。クリップ２０は、たと
えば板厚が０．４ｍｍ、焼戻し後の表面硬さがＨＲＣ４
２〜６０の、弾性を付与されたばね板からなる。クリッ
プ２０は、クリップ底部２１とクリップ底部２１の両端
につらなる一対のアーム２２とを有する。一対のアーム
の各アーム２２は、クリップ底部２１から離れる方向に
いくに従って対向アームに近づく側に傾斜する傾斜部２
３、傾斜部２３につらなり対向アームに最も接近する部
位を構成する挟み部２４、挟み部２４につらなりクリッ
プ底部２１から離れる方向にいくに従って互いに離反す
る案内部２５と、から構成されている。
【０００９】クリップ２０は、ウエイトのクリップ装着
溝１３に装着される。装着された時案内部２５はウエイ
トのクリップ装着溝１３から外に出ている。クリップ２
０は、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１にクリッ
プ底部２１ｃを密着させて装着され、ウエイト１０のク
リップ装着溝底壁１１にクリップ底部２１にて固定され
ている。また、クリップ底部２１ｃとアーム２２との連
結部はＲ形状を有し、このＲ形状の部分２６は、ウエイ
ト１０のクリップ装着溝底壁１１と装着溝側壁１２との
連結部のＲ形状の内面１４に密着していて、ウエイト１
０のＲ形状内面１４によっても保持されている。
溝１３に装着される。装着された時案内部２５はウエイ
トのクリップ装着溝１３から外に出ている。クリップ２
０は、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１にクリッ
プ底部２１ｃを密着させて装着され、ウエイト１０のク
リップ装着溝底壁１１にクリップ底部２１にて固定され
ている。また、クリップ底部２１ｃとアーム２２との連
結部はＲ形状を有し、このＲ形状の部分２６は、ウエイ
ト１０のクリップ装着溝底壁１１と装着溝側壁１２との
連結部のＲ形状の内面１４に密着していて、ウエイト１
０のＲ形状内面１４によっても保持されている。
【００１０】クリップ２０のアーム２２の、一対の挟み
部２４間の幅は、二輪車用ホイールリムのリブ３の幅よ
りも小さく形成されており、クリップ２０が挟み部２４
でリブ３に弾性力をもって装着されるようになってい
る。
部２４間の幅は、二輪車用ホイールリムのリブ３の幅よ
りも小さく形成されており、クリップ２０が挟み部２４
でリブ３に弾性力をもって装着されるようになってい
る。
【００１１】また、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁
１１の、クリップ装着溝１３と反対側の面１５は、Ｒ形
状がつけられている。このＲ形状は、車輪中心を円の中
心とする円弧形状であり、リブ部３に装着された時に、
デザイン的にホイールリムに馴染んで違和感の無い形状
としてある。ウエイト１０の軸方向端面１６には、車輪
の半径方向にいくに従って端面間距離が大となる傾斜角
αがつけられている。これは、ウエイト１０の形成を、
鋳造や鍛造で行う場合、型抜きを容易にするためであ
る。傾斜角αは２〜３°が望ましい
１１の、クリップ装着溝１３と反対側の面１５は、Ｒ形
状がつけられている。このＲ形状は、車輪中心を円の中
心とする円弧形状であり、リブ部３に装着された時に、
デザイン的にホイールリムに馴染んで違和感の無い形状
としてある。ウエイト１０の軸方向端面１６には、車輪
の半径方向にいくに従って端面間距離が大となる傾斜角
αがつけられている。これは、ウエイト１０の形成を、
鋳造や鍛造で行う場合、型抜きを容易にするためであ
る。傾斜角αは２〜３°が望ましい
【００１２】つぎに、本発明の各実施例に共通する部分
の作用を説明する。二輪車車輪用バランスウエイト１で
は、ウエイト１０とクリップ２０が鉛以外の金属（たと
えば、鉄）からなるので、環境上の問題を除去できる。
の作用を説明する。二輪車車輪用バランスウエイト１で
は、ウエイト１０とクリップ２０が鉛以外の金属（たと
えば、鉄）からなるので、環境上の問題を除去できる。
【００１３】バランスウエイト１の、二輪車のホイール
リム２のリブ部３への取付けは、ホイールリム２の半径
方向内方に突出するリブ部３をクリップ２０内に挿入す
ることによって行われる。クリップ２０にはその先端に
拡開する案内部２５が形成されているので、リブ３にス
ムーズに挿入できる。さらに、クリップ２０には一対の
挟み部２４が、その間隔がリブ３の幅よりも小さく形成
されているため、リブ３を挟み部２４間に挿入した時
に、挟み部２４がリブ３の幅にひろがって、挟み部２４
が弾性をもってリブ部３を挟むことができる。その結
果、バランスウエイト１をホイールリム２のリブ部３に
押し込むだけで二輪車の車輪に取り付けることができ、
車輪への装着は容易であり、取付け後は弾性力をもって
リブ３を挟み込むので、脱落も防止できる。
リム２のリブ部３への取付けは、ホイールリム２の半径
方向内方に突出するリブ部３をクリップ２０内に挿入す
ることによって行われる。クリップ２０にはその先端に
拡開する案内部２５が形成されているので、リブ３にス
ムーズに挿入できる。さらに、クリップ２０には一対の
挟み部２４が、その間隔がリブ３の幅よりも小さく形成
されているため、リブ３を挟み部２４間に挿入した時
に、挟み部２４がリブ３の幅にひろがって、挟み部２４
が弾性をもってリブ部３を挟むことができる。その結
果、バランスウエイト１をホイールリム２のリブ部３に
押し込むだけで二輪車の車輪に取り付けることができ、
車輪への装着は容易であり、取付け後は弾性力をもって
リブ３を挟み込むので、脱落も防止できる。
【００１４】リブ３の形状は図７に示すように、半径方
向内側先端がリブ中央部に比べて太く形成されているほ
うが一度取り付けた後は外れにくく、望ましい。ただ
し、車輪回転時にホイールの半径方向外方に向って働く
遠心力によりバランスウエイト１はホイールリム２側に
押しつけられて、バランスウエイト１のリブ部３からの
抜け外れが防止されるので、図６に示すストレートタイ
プでも支障は無い。
向内側先端がリブ中央部に比べて太く形成されているほ
うが一度取り付けた後は外れにくく、望ましい。ただ
し、車輪回転時にホイールの半径方向外方に向って働く
遠心力によりバランスウエイト１はホイールリム２側に
押しつけられて、バランスウエイト１のリブ部３からの
抜け外れが防止されるので、図６に示すストレートタイ
プでも支障は無い。
【００１５】次に、本発明の各実施例について説明す
る。本発明の実施例１では、図１〜図４（図４の工程
（ａ））に示すように、ウエイト１０のクリップ装着溝
底壁１１には、クリップ２０をウエイト１０に固定する
ための凸部１７が１個以上形成されている。凸部１７の
高さは、クリップ２０の板厚よりも大である。クリップ
２０のクリップ底部２１には、ウエイト１０の凸部１７
に対応する位置に、凸部１７の径と同一か又はわずかに
大きい穴２７が形成されている。次に、図４の工程
（ｂ）に示すように、ウエイト１０のウエイト装着溝１
２の凸部１７に、クリップ２０の穴２７をはめ込み、ク
リップ２０のクリップ底部２１をウエイト１０のウエイ
ト装着溝１２に密着させる。次に図４の（ｃ）の工程
で、凸部１４をかしめて、穴２７よりも径大のかしめ部
１８を形成することにより、クリップ２０をウエイト１
０に抜け外れ不能に固定する。
る。本発明の実施例１では、図１〜図４（図４の工程
（ａ））に示すように、ウエイト１０のクリップ装着溝
底壁１１には、クリップ２０をウエイト１０に固定する
ための凸部１７が１個以上形成されている。凸部１７の
高さは、クリップ２０の板厚よりも大である。クリップ
２０のクリップ底部２１には、ウエイト１０の凸部１７
に対応する位置に、凸部１７の径と同一か又はわずかに
大きい穴２７が形成されている。次に、図４の工程
（ｂ）に示すように、ウエイト１０のウエイト装着溝１
２の凸部１７に、クリップ２０の穴２７をはめ込み、ク
リップ２０のクリップ底部２１をウエイト１０のウエイ
ト装着溝１２に密着させる。次に図４の（ｃ）の工程
で、凸部１４をかしめて、穴２７よりも径大のかしめ部
１８を形成することにより、クリップ２０をウエイト１
０に抜け外れ不能に固定する。
【００１６】本発明の実施例１の作用については、かし
めによる固定のため、埋め込み固定におけるようなクリ
ップが熱の影響を受けることがないので、クリップ２０
のばね性が熱によって低減することはない。
めによる固定のため、埋め込み固定におけるようなクリ
ップが熱の影響を受けることがないので、クリップ２０
のばね性が熱によって低減することはない。
【００１７】本発明の実施例２では、図５に示すよう
に、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１にクリップ
底部２１を密着させて装着した後、クリップ装着溝底壁
１１とクリップ底部２１をスポット溶接４０で固定す
る。あるいは、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１
に突起を形成して、これにクリップ底部２１を当てて、
プロジェクション溶接４１でクリップ装着溝底壁１１と
クリップ底部２１を固定してもよい。なお、スポット溶
接、プロジェクション溶接によって固定する場合は、ク
リップ２０を熱処理する前に溶接結合し、その後、クリ
ップ２０を熱処理することが望ましい。これは、バネ鋼
を熱処理した後に溶接すると、熱によって焼き戻しさ
れ、バネ性が低減するからである。ただし、スポット溶
接、プロジェクション溶接は溶接熱の影響が局部的であ
るので、クリップ２０の熱処理後にクリップ２０をウエ
イト１０にスポット溶接、プロジェクション溶接しても
よい。
に、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１にクリップ
底部２１を密着させて装着した後、クリップ装着溝底壁
１１とクリップ底部２１をスポット溶接４０で固定す
る。あるいは、ウエイト１０のクリップ装着溝底壁１１
に突起を形成して、これにクリップ底部２１を当てて、
プロジェクション溶接４１でクリップ装着溝底壁１１と
クリップ底部２１を固定してもよい。なお、スポット溶
接、プロジェクション溶接によって固定する場合は、ク
リップ２０を熱処理する前に溶接結合し、その後、クリ
ップ２０を熱処理することが望ましい。これは、バネ鋼
を熱処理した後に溶接すると、熱によって焼き戻しさ
れ、バネ性が低減するからである。ただし、スポット溶
接、プロジェクション溶接は溶接熱の影響が局部的であ
るので、クリップ２０の熱処理後にクリップ２０をウエ
イト１０にスポット溶接、プロジェクション溶接しても
よい。
【００１８】本発明の実施例２の作用については、クリ
ップ２０をウエイト１０にスポット溶接、プロジェクシ
ョン溶接で固定するので、クリップ２０全体がばね性を
喪失することがない。また、クリップ２０を熱処理する
前に溶接結合し、その後、クリップ２０を熱処理する
と、クリップ２０の熱によるばね性喪失の問題は完全に
なくなる。
ップ２０をウエイト１０にスポット溶接、プロジェクシ
ョン溶接で固定するので、クリップ２０全体がばね性を
喪失することがない。また、クリップ２０を熱処理する
前に溶接結合し、その後、クリップ２０を熱処理する
と、クリップ２０の熱によるばね性喪失の問題は完全に
なくなる。
【００１９】
【発明の効果】請求項１〜７の二輪車車輪用バランスウ
エイトによれば、ウエイトが鉛以外の金属からなるの
で、環境上の問題を解消できる。また、クリップがばね
性をもつので、車輪リムのリブ部をバランスウエイトの
クリップ内に挿入するだけで車輪に取付けることがで
き、車輪への装着は容易であり、取付け後はクリップ自
身のばね力によってリブ部を挟み込んで保持できる。請
求項２の二輪車車輪用バランスウエイトによれば、ウエ
イトが鉄であるため、重量を確保でき、低価格で提供で
きる。また、クリップとの結合も種々の構造をとること
ができる。請求項３の二輪車車輪用バランスウエイトに
よれば、ウエイトがダクタイル鋳鉄からなるので、ウエ
イトの生産が効率的であり、しかも、後工程でのかしめ
加工が可能である。請求項４の二輪車車輪用バランスウ
エイトによれば、ウエイトが鋳鋼であるため、ウエイト
の生産が効率的であり、しかも、後工程でのかしめ加工
が可能である。請求項５の二輪車車輪用バランスウエイ
トによれば、クリップのウエイトへの結合が機械的結合
であるので、熱影響によりクリップのばね特性が損なわ
れることがない。請求項６および請求項７の二輪車車輪
用バランスウエイトによれば、クリップとウエイトの結
合が局部的溶接によって行われるので、熱影響によりク
リップ全体のばね特性が損なわれることがない。請求項
８の二輪車車輪用バランスウエイトによれば、ウエイト
の底壁の外形にＲがつけられているので、リブに取り付
けられたときに違和感がなくデザイン的に優れている。
エイトによれば、ウエイトが鉛以外の金属からなるの
で、環境上の問題を解消できる。また、クリップがばね
性をもつので、車輪リムのリブ部をバランスウエイトの
クリップ内に挿入するだけで車輪に取付けることがで
き、車輪への装着は容易であり、取付け後はクリップ自
身のばね力によってリブ部を挟み込んで保持できる。請
求項２の二輪車車輪用バランスウエイトによれば、ウエ
イトが鉄であるため、重量を確保でき、低価格で提供で
きる。また、クリップとの結合も種々の構造をとること
ができる。請求項３の二輪車車輪用バランスウエイトに
よれば、ウエイトがダクタイル鋳鉄からなるので、ウエ
イトの生産が効率的であり、しかも、後工程でのかしめ
加工が可能である。請求項４の二輪車車輪用バランスウ
エイトによれば、ウエイトが鋳鋼であるため、ウエイト
の生産が効率的であり、しかも、後工程でのかしめ加工
が可能である。請求項５の二輪車車輪用バランスウエイ
トによれば、クリップのウエイトへの結合が機械的結合
であるので、熱影響によりクリップのばね特性が損なわ
れることがない。請求項６および請求項７の二輪車車輪
用バランスウエイトによれば、クリップとウエイトの結
合が局部的溶接によって行われるので、熱影響によりク
リップ全体のばね特性が損なわれることがない。請求項
８の二輪車車輪用バランスウエイトによれば、ウエイト
の底壁の外形にＲがつけられているので、リブに取り付
けられたときに違和感がなくデザイン的に優れている。
【図１】本発明実施例の二輪車車輪用バランスウエイト
の平面図である。
の平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線で切断して見た断面図である
【図３】図１のＢ−Ｂ線で切断して見た断面図である。
【図４】本発明の実施例１のウエイトとクリップの結合
構造の一例の製造工程順で示す各工程でのウエイトとク
リップの断面図である。
構造の一例の製造工程順で示す各工程でのウエイトとク
リップの断面図である。
【図５】本発明の実施例２のウエイトとクリップの結合
構造の断面図である。
構造の断面図である。
【図６】図１の二輪車車輪用バランスウエイトが装着さ
れたホイールリムの断面図である。
れたホイールリムの断面図である。
【図７】リブ形状が図６とは異なるものに二輪車車輪用
バランスウエイトが装着されたホイールリムの断面図で
ある。
バランスウエイトが装着されたホイールリムの断面図で
ある。
１ 二輪車車輪用バランスウエイト
２ ホイールリム
３ リブ部
１０ ウエイト
１１ クリップ装着溝底壁
１２ 装着溝側壁
１３ クリップ装着溝
１４ クリップ装着溝底壁と装着溝側壁との連結部のＲ
形状の内面 １５ クリップ装着溝底壁の、クリップ装着溝と反対側
の面 １６ ウエイトの軸方向端面 １７ 凸部 １８ かしめ部 ２０ クリップ ２１ クリップ底部 ２２ アーム ２３ 傾斜部 ２４ 挟み部 ２５ 案内部 ２６ クリップ底部とアームとの連結部のＲ形状の部分 ２７ 穴 ４０ スポット溶接 ４１ プロジェクション溶接
形状の内面 １５ クリップ装着溝底壁の、クリップ装着溝と反対側
の面 １６ ウエイトの軸方向端面 １７ 凸部 １８ かしめ部 ２０ クリップ ２１ クリップ底部 ２２ アーム ２３ 傾斜部 ２４ 挟み部 ２５ 案内部 ２６ クリップ底部とアームとの連結部のＲ形状の部分 ２７ 穴 ４０ スポット溶接 ４１ プロジェクション溶接
Claims (8)
- 【請求項１】 鉛以外の金属からなるウエイトとばね鋼
からなるクリップとからなり、 前記ウエイトは、ほぼＵ字状の横断面とクリップ装着溝
を有し、クリップ装着溝底壁と該クリップ装着溝底壁の
両端につらなる一対の装着溝側壁を有しており、 前記クリップは、クリップ底部と前記クリップ底部の両
端につらなる一対のアームとを有し、該一対のアームの
各アームは、前記クリップ底部から離れる方向にいくに
従って対向アームに近づく側に傾斜する傾斜部、該傾斜
部につらなり対向アームに最も接近する部位を構成する
挟み部、該挟み部につらなり前記クリップ底部から離れ
る方向にいくに従って対向アームから離反する案内部
と、から構成されており、 前記クリップは、前記ウエイトの前記クリップ装着溝底
壁に前記クリップ底部を密着させて装着され、前記ウエ
イトの前記クリップ装着溝底壁に前記クリップ底部で固
定されている、二輪車車輪用バランスウエイト。 - 【請求項２】 前記ウエイトは鉄からなる請求項１記載
の二輪車車輪用バランスウエイト。 - 【請求項３】 前記ウエイトはダクタイル鋳鉄からなる
請求項１記載の二輪車車輪用バランスウエイト。 - 【請求項４】 前記ウエイトは鋳鋼からなる請求項１記
載の二輪車車輪用バランスウエイト。 - 【請求項５】 前記クリップの前記ウエイトとの固定
は、前記ウエイトの前記クリップ装着溝底壁に形成され
た結合凸部に、前記クリップ底部に形成された結合穴を
はめ込み、その後、前記結合凸部をかしめることによっ
て行われている請求項１記載の二輪車車輪用バランスウ
エイト。 - 【請求項６】 前記クリップの前記ウエイトとの固定
は、前記ウエイトの前記クリップ装着溝底壁と前記クリ
ップ底部とをスポット溶接することによって行われてい
る請求項１記載の二輪車車輪用バランスウエイト。 - 【請求項７】 前記クリップの前記ウエイトとの固定
は、前記ウエイトの前記クリップ装着溝底壁と前記クリ
ップ底部とをプロジェクション溶接することによって行
われている請求項１記載の二輪車車輪用バランスウエイ
ト。 - 【請求項８】 前記ウエイトの前記クリップ装着溝底壁
の外側面は、ウエイト長手方向にＲ形状に形成されてい
る請求項１記載の二輪車輪用バランスウエイト。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| JP2001308680A JP2003113900A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 二輪車車輪用バランスウエイト |
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| KR10-2002-0057819A KR100471103B1 (ko) | 2001-10-04 | 2002-09-24 | 2륜차 차륜용 밸런스웨이트 |
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| DE60216691T DE60216691T2 (de) | 2001-10-04 | 2002-10-03 | Radauswuchtgewicht für ein Zweirad |
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|---|---|---|---|
| JP2001308680A JP2003113900A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | 二輪車車輪用バランスウエイト |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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ID=19127950
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|---|---|---|---|
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|---|---|
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| JP (1) | JP2003113900A (ja) |
| KR (1) | KR100471103B1 (ja) |
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| DE (1) | DE60216691T2 (ja) |
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| US7093907B2 (en) | 2002-07-15 | 2006-08-22 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| JP2007078096A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 車両のホイール |
| JP2008164051A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Shanghai Xinming Auto Accessories Co Ltd | 自動車車輪用釣合錘及びその製造方法 |
| US7566101B2 (en) | 2002-07-15 | 2009-07-28 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
| US8807663B2 (en) | 2011-03-08 | 2014-08-19 | Plombco Inc. | Overmolded wheel-balancing weight |
| USD737116S1 (en) | 2012-03-08 | 2015-08-25 | Plombco Inc. | Wheel-securing clip |
| US9169895B2 (en) | 2011-11-29 | 2015-10-27 | Hennessy Industries, Inc. | Vehicle wheel balance weights |
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| MXPA05010905A (es) * | 2003-04-11 | 2006-01-23 | Franken Ind Werke Ernst Stenz | Peso de balanceo para ruedas de vehiculos que comprende una cara de contacto curvada en forma concava o convexa y metodo para su produccion. |
| JP4333616B2 (ja) * | 2005-03-28 | 2009-09-16 | トヨタ自動車株式会社 | 回転体バランス修正部材および回転体バランス修正方法 |
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| CN108495534B (zh) * | 2018-05-22 | 2019-11-19 | 湖州旭源电气科技有限公司 | 一种机箱的散热组件及其制造方法 |
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| FR1114880A (fr) * | 1954-08-11 | 1956-04-17 | Perfectionnements apportés à la fixation des masses d'équilibrage des roues de véhicules | |
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2001
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-
2002
- 2002-08-30 TW TW091119853A patent/TW534875B/zh not_active IP Right Cessation
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