JP2003111886A - 遊技操作レバー装置 - Google Patents

遊技操作レバー装置

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JP2003111886A
JP2003111886A JP2001308941A JP2001308941A JP2003111886A JP 2003111886 A JP2003111886 A JP 2003111886A JP 2001308941 A JP2001308941 A JP 2001308941A JP 2001308941 A JP2001308941 A JP 2001308941A JP 2003111886 A JP2003111886 A JP 2003111886A
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lever
swivel joint
lever element
case
switch
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JP2001308941A
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English (en)
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Tadashi Nakajima
正 中嶋
Hideaki Sasaki
秀昭 佐々木
Takasato Mori
隆吏 森
Tomohiro Uchida
朋宏 内田
Masayoshi Nomura
昌義 野村
Motonari Haku
基成 白
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーを上下方向又は左右方向並びに斜
め方向を含む全方向から操作可能とする。 【解決手段】 前側ケース22に前方より挿入したレバ
ー要素3にスイベルジョイント45と押体51及びスプ
リングシート55を挿入し、スプリングシート55にば
ね61を被せ、止輪78を環状溝9に固定した後、ケー
ス23を前側ケース22に結合する一方、スイベルジョ
イント64にレバー要素4を挿入して止輪79を環状溝
15に固定し、スイベルジョイント64をケース24に
格納すると共にケース24にスイッチ基板72を固定
し、円錐形端部10と円筒形端部13とを嵌合しつつ、
ケース24とケース23とを結合すると、スイッチ71
と反射面16とが対向し、スイッチ71が反射面16の
スイベルジョイント64を中心とする旋回可能範囲の中
心部と周辺部との位置替えでオン・オフ動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
パチンコ機等の遊技機に用いられる遊技操作レバー装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−328352号公報、特開
2000−296197号公報及び特開2000−10
7345号公報等で開示された遊技操作レバー装置は、
遊技機の前面に取付けられる装置本体に、操作レバーを
1本の棒状に形成された軸で上下方向又は左右方向に移
動可能に支持すると共に、操作レバーの後端部の軸を中
心とする上下方向又は左右方向の移動可能範囲の中心部
と周辺部とへの位置替えでオン・オフ動作するスイッチ
を設けた構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例は
遊技者が操作レバーを上下方向又は左右方向にしか操作
することができず、遊技を長時間行った場合に、遊技者
が非常に疲れるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、操作レバーを上下方向
又は左右方向並びに斜め方向を含む全方向から操作可能
とすることにより、遊技者の疲労を軽減することができ
る遊技操作レバー装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、遊技
機に取付けられる装置本体に、操作レバーをスイベルジ
ョイントで旋回可能に支持するとともに、操作レバーの
後端部のスイベルジョイントを中心とする旋回可能範囲
の中心部と周辺部との位置替えでオン・オフ動作するス
イッチを設けたことにより、操作レバーが上下方向又は
左右方向並びに斜め方向を含む全方向から操作すること
ができ、遊技者が操作レバーを或る時は親指で操作し、
又、或る時は人差指で操作するというように、五指を自
分の好みで使い分けることができ、操作レバーに対する
遊技者の操作性を向上することができると共に遊技者の
疲労を軽減することができる。又、本発明にあっては、
スイベルジョイントを、装置本体に固定されるアウター
リングと、アウターリングの内側に回転可能に嵌め込ま
れると共に操作レバーを貫通装着するインナーボールと
より形成すれば、既製品のスイベルジョイントを容易に
使用することができ、専用のスイベルジョイントを使用
する場合に比べ、経済的に有利である。又、本発明にあ
っては、操作レバーのスイベルジョイントより後端側を
前後に分割し、分割された後側レバー要素を装置本体に
別のスイベルジョイントで旋回可能に支持する一方、後
側レバー要素を前側レバー要素に追随旋回可能に連結す
れば、前側レバー要素に対するスイベルジョイントの位
置と後側レバー要素に対するスイベルジョイントの位置
を適切に設定することで、操作レバーを1本の棒で形成
した分割構造に比べ、装置全体を小形化することができ
る。又、本発明にあっては、前側レバー要素と後側レバ
ー要素との連結部分を前側レバー要素と後側レバー要素
との一方に形成された円錐形端部と円錐形端部を抱え持
つように他方に形成された円筒形端部とで形成すれば、
円錐形端部の最も太い部分を円筒形端部よりも外側に配
置することにより、円錐形端部を設けるレバー要素を太
く形成することができ、レバーの剛性を向上することが
できる。又、本発明にあっては、前側レバー要素と後側
レバー要素との一方に円錐形端部に代えて球形端部を形
成すれば、球形端部が円筒形端部に全方向で点接触とな
り、球形端部と円筒形端部との嵌合部分での磨耗を一様
にすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図5は一実施形態であっ
て、図1は遊技操作レバー装置1を分解して示し、図2
は無操作中の遊技操作レバー装置1を軸心方向に沿って
切断した断面を示し、図3は操作中の遊技操作レバー装
置1を軸心方向に沿って切断した断面を示し、図4はス
イッチ71のオン・オフ動作を示し、図5はレバー分割
・非分割の対比を示す。
【0007】図1を参照し、遊技操作レバー装置1の部
品構成について説明する。操作レバー2は1本の棒を前
側レバー要素3と後側レバー要素4とに前後に分割した
形態である。前側レバー要素3は前端部に球状の操作部
5をねじ嵌合(操作部5に外周面より内部に形成された
図外の雌ねじと前側レバー要素3の外周面に形成された
図外の雄ねじとを互いに嵌合した形態)で装着し、中間
部の外周面より外側に突出する受止部6を備え、受止部
6よりも前方で中間部の外周面に形成された前側環状溝
7にオーリングのようなゴム又は軟質合成樹脂よりなる
弾性を有するリング状の緩衝体8を外嵌装着し、後端部
に後側環状溝9を備える。後側環状溝9よりも後方に突
出する前側レバー要素3の後端部は後方に行くに従って
細くなる円錐形端部10として形成される。円錐形端部
10は取扱上の安全性から後端が尖っていない截頭円錐
形である。後側レバー要素4は中間部の外周面に段差1
1よりも前方の大径部12に前方開放後方閉鎖状の円筒
形端部13を備え、段差11よりも後方の小径部14に
環状溝15を備え、小径部14の後端面を平坦な反射面
16として形成する。
【0008】ケース21は筒状の前側ケース22と筒状
の中間ケース23と筒状の後側ケース24とより形成さ
れる。前側ケース22は外周面に雄ねじ25を備え、雄
ねじ25よりも後方の周壁に径方向に貫通する係合孔2
6を備え、前端より内側及び外側に突出する前面化粧部
27を備え、前面化粧部27の中央に前後方向に貫通す
る挿入孔28を備える。挿入孔28は前側スイベルジョ
イント45を中心として傾斜する前側レバー要素3と干
渉しない大きさになっている。中間ケース23は外周面
に前側段差29を備え、前側段差29よりも前方の前側
小径筒部30の前端から前側段差29よりも後方の大径
筒部31に向けて切込まれた平行な1対のスリット32
の間に存在する係合片33を備える。係合片33は大径
筒部31の後端に片持ち梁のように連接されており、前
端より外側に突出するフック34を備える。中間ケース
23における大径筒部31より後側段差35を形成する
ように後方に突出する後側小径筒部36の周壁には径方
向に貫通する係合孔37を備える。後側ケース24は周
壁に前端から後方に向けて切込まれた平行な1対のスリ
ット38の間に存在する係合片39を備える。係合片3
9は後側ケース24の後端に片持ち梁のように連接され
ており、後側ケース24の前端よりも前方に突出する先
端より内側に突出するフック40を備え、後側ケース2
4の後端面には突起41を備える。
【0009】前側ケース22に前側レバー要素3を旋回
可能に支持する前側スイベルジョイント45は前側ケー
ス22の内部に格納されるアウターリング46とアウタ
ーリング46の内側に回転可能に嵌め込まれたインナー
ボール47とより形成された形態である。インナーボー
ル47は中心部に前後方向に貫通する挿入孔48を備え
る。前側スイベルジョイント45を前側ケース22に固
定する押体51はアウターリング46を内接嵌合する収
納室52を備え、収納室52の後壁たる底部にインナー
ボール47を避ける前後方向に貫通する逃孔53を備え
る。スプリングシート55は中心部に前後方向に貫通す
る挿入孔56を有する筒部57の前端より外側に突出す
るばね受部58を備える。コイルスプリングのようなば
ね61は操作レバー2から操作力が解放された際に操作
レバー2を初期位置に復帰するばね力を操作レバー2に
与えるものであって、スプリングシート55の筒部57
の外周を囲むように筒部57に非接触に嵌め込まれる内
径を有する。後側ケース24に後側レバー要素4を旋回
可能に支持する後側スイベルジョイント64は後側ケー
ス24の内部に格納されるアウターリング65とアウタ
ーリング65の内側に回転可能に嵌め込まれたインナー
ボール66とより形成された形態である。インナーボー
ル66は中心部に前後方向に貫通する挿入孔67を備え
る。スイッチ71が実装された回路基板のようなスイッ
チ基板72は周縁部に取付孔73を後側ケース24の突
起41と対応する位置に備える。ナット75は前側ケー
ス22の雄ねじ25と嵌合する雌ねじ76を備える。前
側止輪78は前側レバー要素3の後側環状溝9に嵌め込
まれ、後側止輪79は後側レバー要素4の環状溝15に
嵌め込まれるものである。
【0010】図2を参照し、遊技操作レバー装置1の内
部構造について説明する。緩衝体8を装着した前側レバ
ー要素3が円錐形端部10を先頭として前側ケース22
の前方より挿入孔28に挿入された状態において、前側
スイベルジョイント45の挿入孔48が円錐形端部10
の後方より前側レバー要素3に嵌め込まれ、押体51が
前側スイベルジョイント45を収納室52に取り込みつ
つ前側ケース22の内部空間に後方より挿入され、押体
51の逃孔53を経由して後方に突出した前側レバー要
素3の中間部及び円錐形端部10がスプリングシート5
5の挿入孔56に前方より挿入され、ばね61がスプリ
ングシート55の筒部57に嵌め込まれた後、前側止輪
78がスプリングシート55及びばね61より後方に突
出した前側レバー要素3の後側環状溝9に固定される。
これによって、ばね61が前側止輪78とばね受部58
と接触してスプリングシート55を前方に押し、スプリ
ングシート55が押体51を前方に押し、押体51が前
側スイベルジョイント45のアウターリング46を前方
に押し、アウターリング46が前面化粧部27の裏面に
接触し、前側スイベルジョイント45のインナーボール
47が前側レバー要素3の受止部6に接触すると共にス
プリングシート55から前方に離れて配置される。つま
り、ばね61のばね力がスプリングシート55から押体
51を経由してアウターリング46へと前方に作用し、
前側スイベルジョイント45が前側レバー要素3を前側
ケース22にがたつくことがないようにかつ旋回可能に
支持する。このように前側レバー要素3が前側ケース2
2に前側スイベルジョイント45で旋回可能に支持され
た状態において、緩衝体8が前面化粧部27の挿入孔2
8に非接触に配置され、操作部5が前面化粧部27から
前方に離れて配置される。
【0011】これと並行し、中間ケース23が前側ケー
ス22より後方に突出する円錐形端部10と前側止輪7
8とばね61及び筒部57等を覆うような格好で、中間
ケース23の前側小径筒部30が前側ケース22の内部
空間に挿入されるのに伴い、係合片33のフック34が
前側ケース22の内部空間を囲む内周面に接触し、係合
片33が内側に撓みつつ、フック34が前側ケース22
の係合孔26に係合することによって、前側小径筒部3
0の前端面が押体51と接触して押体51を前面化粧部
27の裏面に押付け、その反動として、係合片33と係
合孔26とが互いにしっかりと係合し、前側ケース22
と中間ケース23とががたつくことがないように互いに
同軸上に結合する。又、後側レバー要素4が反射面16
を先頭として後側スイベルジョイント64の前方より挿
入孔67に挿入された状態において、後側止輪79が後
側スイベルジョイント64より後方に突出する後側レバ
ー要素4の環状溝15に固定されることによって、後側
スイベルジョイント64のインナーボール66が後側レ
バー要素4の段差11と後側止輪79とに接触して後側
レバー要素4にがたつくことがないように固定された後
に、後側スイベルジョイント64が後側ケース24の前
方より内部に格納される。これと並行し、スイッチ71
が後側ケース24の後方より内部に格納され、スイッチ
基板72の取付孔73が後側ケース24の突起41に嵌
め込まれる。取付孔73が突起41に嵌め込まれる場合
に、それらの嵌合部分に図外の接着剤が充填されること
によって、スイッチ基板72が後側ケース24に接着剤
で固定されるか、又は、取付孔73が突起41に嵌め込
まれた後に、スイッチ基板72より後方に突出する突起
41の部分が押し潰されることによって、スイッチ基板
72が後側ケース24にかしめ付けられて固定される。
このように後側レバー要素4及びスイッチ基板72に組
付けられた後側ケース24の係合片39が中間ケース2
3の後側小径筒部36に後方より嵌め込まれるのに伴
い、円筒形端部13が中間ケース23の後方より内部空
間に挿入されつつ円錐形端部10を円筒形端部13の内
部空間に取込み、フック40が後側小径筒部36の外周
面に接触し、係合片39が外側に撓みつつ、フック40
が後側ケース24の係合孔37に係合することによっ
て、後側ケース24の前端面が中間ケース23の後側段
差35に接触し、その反動として、係合片39と係合孔
37とが互いにしっかりと係合し、中間ケース23と後
側ケース24とが互いにがたつくことがないように同軸
上に結合する。そして、スイッチ71と反射面16とが
所定間隔を以て真正面で対向する。
【0012】本実施形態の構造によれば、図2に示すよ
うに、遊技操作レバー装置1が組立てられた後に、後側
ケース24が遊技機の遊技操作レバー装置1を取付ける
相手側としての前壁81に形成された取付用孔82に前
方より挿入され、前面化粧部27の雄ねじ25周りの裏
面が前壁81の前面に接触した状態において、ナット7
5が後方より後側ケース24及び中間ケース23を経由
して前壁81より後方に突出した雄ねじ25に締結され
ることにより、遊技操作レバー装置1が前壁81に取付
けられる。このように遊技操作レバー装置1が前壁81
に取付けられた場合、前面化粧部27より前方の部品が
遊技機の前壁81よりも前方に配置され、前面化粧部2
7より後方の部品が前壁81で覆われて前壁81の裏側
の遊技機の内部空間83に配置される。そして、ばね6
1のばね力により前側レバー要素3と後側レバー要素4
とが円錐形端部10と円筒形端部13との嵌合部分を介
してあたかも1本の直線状の棒のように同軸上に連結さ
れた格好となり、反射面16がスイッチ71の前面と真
正面で向き合う無操作状態となる。その無操作状態では
スイッチ71の発光部71aより照射されて反射面16
で反射された光Lがスイッチ71の受光部71bで受光
され、発光部71aでの受光量がオン・オフ判定値たる
閾値以上となり、スイッチ71がオフ動作たる出力をス
イッチ基板72の出力端子に出力する。換言するなら
ば、図4のa図に示すように、無操作状態では、操作レ
バー2の後端部としての反射面16が操作レバー2の前
側スイベルジョイント45及び後側スイベルジョイント
64を中心とする旋回可能範囲D1の中心部に位置し、
スイッチ71がオフ動作となる。
【0013】図3に示すように、遊技者が操作部5に操
作部5周りの外側より矢印Xで示す方向より操作力を与
えると、その反動として、前側レバー要素3がばね61
のばね力に抗して前側スイベルジョイント45を中心と
して傾くのに伴い、後側レバー要素4が円錐形端部10
と円筒形端部13との嵌合部分を介して後側スイベルジ
ョイント64を中心として傾き、前側レバー要素3と後
側レバー要素4とが円錐形端部10と円筒形端部13と
の嵌合部分を介して折れ曲がった格好となり、反射面1
6がスイッチ71の前面に対して斜めで向き合う操作状
態となる。前側レバー要素3と後側レバー要素4とが円
錐形端部10と円筒形端部13とよりなる関節で折れ曲
がった格好においては、円錐形端部10の細い先端側周
縁の一部と太い根元側の一部とが互い違いで円筒形端部
13に接触することで、前側レバー要素3と後側レバー
要素4とがそれ以上傾斜せず、操作レバー2がケース2
1に接触せず、とりわけ、前側レバー要素3が挿入孔2
8と干渉せず、緩衝体8が挿入孔28の内面に接触して
衝撃を吸収する。前記操作状態ではスイッチ71の発光
部71aより照射されて反射面16で反射された光Lが
スイッチ71の受光部71bより外れ、発光部71aで
の受光量が閾値未満となり、スイッチ71がオン動作た
る出力をスイッチ基板72の出力端子に出力する。換言
するならば、操作状態では、図4のb図に示すように、
操作レバー2の後端部としての反射面16が操作レバー
2の前側スイベルジョイント45及び後側スイベルジョ
イント64を中心とする旋回可能範囲D1の周辺部D3
に位置し、スイッチ71がオン動作となる。遊技者が操
作部5から図3の矢印Xで示す方向の操作力を解除する
と、ばね61のばね力により前側レバー要素3と後側レ
バー要素4とが円錐形端部10と円筒形端部13との嵌
合部分を介してあたかも1本の直線状の棒のように同軸
上に連結された図2に示す無操作状態に復帰し、スイッ
チ71がオフ動作となる。
【0014】特に、本実施形態では、操作レバー2が前
側レバー要素3と後側レバー要素4とに分割され、前側
レバー要素3が前側スイベルジョイント45で前側ケー
ス22に旋回可能に支持され、後側レバー要素4が後側
ケース24に旋回可能に支持され、前側レバー要素3の
円錐形端部10と後側レバー要素4の円筒形端部13と
が互いに嵌め込まれた関節を形成し、当該関節により後
側レバー要素4が前側レバー要素3に追随旋回可能に連
結した構造であるので、遊技者が図4のb図に矢印Wで
示すように操作部5を中心とする上下方向及び左右方向
並びに斜め方向を含む全方向から操作することができ
る。又、操作レバー2を前側レバー要素3と後側レバー
要素4との二体に分割したのに対し、ケース21を前側
ケース22と中間ケース23と後側ケース24との三体
に分割したので、ケース21への操作レバー2の組付性
が最良である。前側ケース22と中間ケース23と後側
ケース24とが互いに嵌め合いで組合せられる構造であ
るので、止ねじのような別材料からなる固定具が不要と
なり、使用済後のリサイクル性も向上する。
【0015】本実施形態では操作レバー2を前側レバー
要素3と後側レバー要素4とに分割したレバー分割構造
であるが、操作レバー2を前後に分割しない構造でも適
用できる。図5を参照し、レバー分割・非分割の対比に
ついて説明する。図5において、無操作状態の前側レバ
ー要素3と後側レバー要素4とが円錐形端部10と円筒
形端部13よりなる関節J1を介してあたかも1本の棒
のように連結されて一点鎖線R1上に位置する。その状
態から、操作部5が操作力で点P1の位置に移動した場
合、前側レバー要素3が前側スイベルジョイント45を
中心として傾くのに伴い、後側レバー要素4が関節J2
(関節J1が位置を移動したものであって、関節J1と
関節J2とは同じものである)を介して後側スイベルジ
ョイント64を中心として傾き、前側レバー要素3と後
側レバー要素4とが関節J2を介して折れ曲がった格好
となり、反射面16がスイッチ71の前面に対して斜め
で向き合う。このスイッチ71の前面に対する反射面1
6の角度を保った状態において、例えば、操作レバー2
を点線R2;R3;R4の何れかで示すように前後に分
割しない1本の直線的な棒に形成された、レバー非分割
について説明する。点線R2は非分割な操作レバー2が
後側スイベルジョイント64を中心として傾いた形態で
あって、操作部5が点P2に位置する。点線R3は非分
割な操作レバー2が関節J1を中心として傾いた形態で
あって、操作部5が点P3に位置する。点線R4は非分
割な操作レバー2が後側スイベルジョイント64を中心
として傾いた形態であって、操作部5が点P4に位置す
る。
【0016】二点鎖線で示すレバー分割構造と、点線R
2;R3;R4の何れかで示すレバー非分割構造とにつ
いて考察する。レバー分割構造では操作部5が一点鎖線
R1上に位置から点P1の位置に移動するのに対し、レ
バー非分割構造では操作部5が一点鎖線R1上の位置か
ら点P2;P3;P4それぞれの位置に移動する。一点
鎖線R1から点P4までの寸法は一点鎖線R1から点P
1までの寸法と同等であるが、反射面16では一点鎖線
R1から点P4’までの寸法が一点鎖線R1から点P
1’までの寸法よりも大きくなる。又、一点鎖線R1か
ら点P3までの寸法は一点鎖線R1から点P1までの寸
法よりも大きく、しかも、反射面16では一点鎖線R1
から点P3’までの寸法が一点鎖線R1から点P1’ま
での寸法よりも大きくなる。又、一点鎖線R1から点P
2までの寸法は一点鎖線R1から点P1までの寸法より
も大きいが、反射面16では一点鎖線R1から点P2’
までの寸法が一点鎖線R1から点P1’までの寸法と同
等である。以上のことから、レバー分割構造の方がレバ
ー非分割構造よりも装置全体の寸法を小さくすることが
できる点で有利であることは明らかであろう。
【0017】本実施形態では円錐形端部10と円筒形端
部13とを嵌合したが、図6に示すように円筒形端部1
3に球形端部85を嵌合した形態でも同様に適用でき
る。又、図示は省略するが、光反射形のスイッチ71に
代えて、磁気センサ、ホール素子を利用したスイッチ、
近接スイッチ等でも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の遊技操作レバー装置を示す分解斜
視図。
【図2】 実施形態の無操作中の遊技操作レバー装置を
示す断面図。
【図3】 実施形態の操作中の遊技操作レバー装置を示
す断面図。
【図4】 実施形態のスイッチのオン・オフ動作を示す
模式図。
【図5】 実施形態のレバー分割・非分割の対比を示す
模式図。
【図6】 異なる実施形態の球形端部と円筒形端部とを
示す断面図。
【符号の説明】
1 操作レバー装置 2 操作レバー 3 前側レバー要素 4 後側レバー要素 10 円錐形端部 13 円筒形端部 21 ケース 22 前側ケース 23 中間ケース 24 後側ケース 45 前側スイベルジョイント 46 アウターリング 47 インナーボール 64 後側スイベルジョイント 65 アウターリング 66 インナーボール 71 スイッチ 85 球体端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆吏 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 内田 朋宏 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 野村 昌義 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 白 基成 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 3J070 AA04 AA24 BA90 CB04 CD12 DA61 EA12 5G046 AB01 AC52 AD21 AE11 5G055 AB02 AC01 AD12 AD20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に取付けられる装置本体に、操作
    レバーをスイベルジョイントで旋回可能に支持するとと
    もに、操作レバーの後端部のスイベルジョイントを中心
    とする旋回可能範囲の中心部と周辺部との位置替えでオ
    ン・オフ動作するスイッチを設けたことを特徴とする遊
    技操作レバー装置。
  2. 【請求項2】 スイベルジョイントを、装置本体に固定
    されるアウターリングと、アウターリングの内側に回転
    可能に嵌め込まれると共に操作レバーを貫通装着するイ
    ンナーボールとより形成したことを特徴とする請求項1
    記載の遊技操作レバー装置。
  3. 【請求項3】 操作レバーのスイベルジョイントより後
    端側を前後に分割し、分割された後側レバー要素を装置
    本体に別のスイベルジョイントで旋回可能に支持する一
    方、後側レバー要素を前側レバー要素に追随旋回可能に
    連結したことを特徴とする請求項1記載の遊技操作レバ
    ー装置。
  4. 【請求項4】 前側レバー要素と後側レバー要素との連
    結部分を前側レバー要素と後側レバー要素との一方に形
    成された円錐形端部と円錐形端部を抱え持つように他方
    に形成された円筒形端部とで形成したことを特徴とする
    請求項3記載の遊技操作レバー装置。
  5. 【請求項5】 前側レバー要素と後側レバー要素との一
    方に円錐形端部に代えて球形端部を形成したことを特徴
    とする請求項4記載の遊技操作レバー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007045401A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Fico Triad Sa シフトバイワイヤギアシフト装置
NL1031848C2 (nl) * 2005-05-19 2009-10-13 Samsung Electronics Co Ltd Tegenlichteenheid en LCD- met een dergelijke tegenlichteenheid.
JP2010535667A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 ムーグ インコーポレーテッド フライバイワイヤ飛行制御システムでの使用に適合した操縦桿及びそれに使用する連結機構

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JP2010535667A (ja) * 2007-08-08 2010-11-25 ムーグ インコーポレーテッド フライバイワイヤ飛行制御システムでの使用に適合した操縦桿及びそれに使用する連結機構

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