JP2553147Y2 - 電子打楽器 - Google Patents

電子打楽器

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JP2553147Y2
JP2553147Y2 JP7157392U JP7157392U JP2553147Y2 JP 2553147 Y2 JP2553147 Y2 JP 2553147Y2 JP 7157392 U JP7157392 U JP 7157392U JP 7157392 U JP7157392 U JP 7157392U JP 2553147 Y2 JP2553147 Y2 JP 2553147Y2
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JP
Japan
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stick
housing
percussion instrument
electronic percussion
holding portion
Prior art date
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JP7157392U
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JPH0628890U (ja
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康浩 保科
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子打楽器に関するも
のであり、特にスティックの保持に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電子打楽器の一例を示すも
のである。電子打楽器はドラム部11と操作部12とス
ピーカ部等の部位で構成されてハウジング1に適宜なレ
イアウトで配置されており、前記ドラム部11をスティ
ック2で叩き、該ドラム部11への打撃を前記操作部1
2の選択・調節に係る各キー12aで所望する音色に制
御してスピーカ部から発音するものである。
【0003】前記した各構成部位は製造者において様々
なレイアウトでハウジング1に配置されているが、演奏
に不可欠なスティック2は本体部とは別に収納・保管し
ているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記した従来の電子打
楽器においては、前記構成部位を様々なレイアウトで配
置しているにもかかわらず、スティックを収納あるいは
保持する部位をハウジングの一部に形成してあるものは
少なく、前記スティックの収納・保管場所がないために
該スティックを紛失してしまうような不都合が生じてい
た。
【0005】また、スティックを収納あるいは保持する
部位を設けているものであっても、その部位の構造上ス
ティックを保持した状態から該スティックを容易に取外
すことが困難である場合があり、取外しが不便であるば
かりでなく、保持されたスティックに突当たってしまっ
て思わぬ事故を生じてしまう危険性を有する等の問題点
があった。
【0006】本考案は、上記した事情のもとになされた
ものであり、その目的とするところは、ハウジングの適
宜箇所にスティックの取外しが容易なスティック保持部
を設けることにより、スティックを安全な状態で収納し
て紛失を防止するするとともに、該スティックの取外し
等も容易な電子打楽器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本考案は、スティックにより打撃されるドラム
部と、該ドラム部への打撃を所望の音色に制御する操作
部と、スピーカ部とをハウジングに配設してなる電子打
楽器において、前記スティックを殖設状態に支持し、か
つ負荷に対して前記スティックが脱落するように形成し
てなるスティック保持部を前記ハウジングの後方あるい
は側方に設けてなる電子打楽器を構成するものである。
【0008】
【作用】上記構造としたことにより、本考案によれば、
ハウジングの適宜箇所にスティック保持部を設けたこと
により、前記スティックの紛失等の恐れがなくなり、さ
らに、スティックを保持した状態時にあっては、殖設状
態にあるスティックに負荷がかかると該スティックが脱
落するような形状であることから、スティックが容易に
着脱できるとともに、事故を起こすような事態が回避さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1から図6を参照
しながら詳細に説明する。なお、本実施例において、図
7に示す従来構造のものと構成が重複する部分には同一
符号を用い、その説明は省略する。図1から図3は本考
案の一実施例を示すものであり、ハウジング1の後方で
かつ並設した二つのドラム部11、11の中間におい
て、一組のスティック2をそれぞれ殖設状態に支持し、
かつ負荷に対して前記スティックが脱落するように形成
してなるスティック保持部10、10を設けるものであ
る。
【0010】前記スティック保持部10、10は、ステ
ィック2を両側から挾むように形成するとともにその先
端側に突起した係止部Sを設けて構成するものであり、
ゴム等の樹脂により成形される。スティック2を両側か
ら挾むように設けることから、その間隔Wをスティック
2のグリップ径Dよりもやや狭く設定するものであり、
また、図示のように、ハウジングの形状や使い勝手に応
じて適当な傾斜角度をもたせて設けても良い。
【0011】この場合、前記スティックのグリップ2a
部分の長さ方向に符号2bに示すような一対の長溝を形
成すれば、収納時に前記係止部Sをこの長溝2b内に嵌
入させることが可能となり、スティックの収納がスムー
スになされるものとなる。
【0012】なお、前記スティック保持部10は、例え
ば図4に示すように、円筒状でかつ複数箇所にすり割り
を設けたような形状であっても良く、ゴムなど柔軟性の
ある樹脂によりスティックの着脱が可能であればその形
状は任意である。
【0013】これにより前記スティック2は、そのグリ
ップ部2aをスティック保持部10、10に嵌入させる
ことによりハウジングに殖設状態に収納・保持され、こ
の状態で該スティック2に負荷がかかるとスティック保
持部10、10から脱落することになる。よって、演奏
の際にはスティックを容易に取外すことができ、また、
保持しているスティックに誤って接触したような場合に
も、前記スティックが脱落することから、人体等に突き
刺さるような危険が回避される。
【0014】図5は本考案の第2の実施例を示すもので
あり、前記スティック保持部10をハウジング側保持部
10aとスティック側保持部10bとに分けて成形する
ものであり、例えば、前記ハウジング側保持部10aを
凸形状に設け、スティック2のグリップの適当な位置に
前記ハウジング側保持部10aが嵌合するようにスティ
ック側保持部10bを凹形状に形成するものである。
【0015】さらに、前記スティック保持部10a、1
0bのいづれか一方側の接触面(凸形状であれば外周
面、凹形状であれば内周面)にはゴム処理を施し、その
弾性によって嵌合状態を維持するように設けてある。
【0016】なお、前記したハウジング側保持部10a
とスティック側保持部10bは、その接触面をテーパー
状に設けることが好ましく、これにより、スティックに
対して捩じるような負荷がかかっても容易に脱落するも
のとなる。さらに、該スティック保持部10は、ハウジ
ング側保持部10aを凹形状に、スティック側保持部1
0bを凸形状に設けることも当然に可能である。
【0017】図6は本考案の第3の実施例を示すもので
あり、前記第2の実施例と同様にスティック保持部10
をハウジング側保持部10aとスティック側保持部10
bとに分けて成形するものであるが、各側の保持部10
a、10bを夫々着離自在な接着手段にて構成するもの
である。
【0018】すなわち、図示のように、ハウジング1の
一部とスティック2のグリップの夫々に磁石等のマグネ
ット手段を埋設するか、あるいは一対のマジックテープ
を夫々の側に配設して構成するのである。
【0019】前記した3つの実施例にあっては、スティ
ック保持部10をハウジング1の後方に設けた例で説明
したが、該スティック保持部10はハウジング1の側方
に設けても良いものである。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
スティックにより打撃されるドラム部と、該ドラム部へ
の打撃を所望の音色に制御する操作部と、スピーカ部と
をハウジングに配設してなる電子打楽器において、前記
スティックを殖設状態に支持し、かつ負荷に対して前記
スティックが脱落するように形成してなるスティック保
持部を前記ハウジングの後方あるいは側方に設けたこと
により、スティックの紛失等の恐れがなくなり、さら
に、スティックを保持した状態時にあっては、殖設状態
にあるスティックに負荷がかかると該スティックが脱落
するような形状であることから、スティックが容易に着
脱できるとともに、事故を起こすような事態が回避され
るといった優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】 同じく本考案の一実施例を示す側面図であ
る。
【図3】 同じく本考案の一実施例の要部を示す説明図
である。
【図4】 同じく本考案に係るスティック保持部の別の
形状例を要部で示す説明図である。
【図5】 本考案の第2の実施例を示す説明図である。
【図6】 本考案の第3の実施例を示す説明図である。
【図7】 従来の電子打楽器を示す説明図である。
【符号の説明】
1……ハウジング、10……スティック保持部、11…
…ドラム部、12……操作部、2……スティック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スティックにより打撃されるドラム部
    と、該ドラム部への打撃を所望の音色に制御する操作部
    と、スピーカ部とをハウジングに配設してなる電子打楽
    器において、前記スティックを殖設状態に支持し、かつ
    負荷に対して前記スティックが脱落するように形成して
    なるスティック保持部を前記ハウジングの後方あるいは
    側方に設けたことを特徴とする電子打楽器。
JP7157392U 1992-09-18 1992-09-18 電子打楽器 Expired - Lifetime JP2553147Y2 (ja)

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JPH0628890U JPH0628890U (ja) 1994-04-15
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