JPH09161618A - 多方向入力装置 - Google Patents
多方向入力装置Info
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- JPH09161618A JPH09161618A JP32597895A JP32597895A JPH09161618A JP H09161618 A JPH09161618 A JP H09161618A JP 32597895 A JP32597895 A JP 32597895A JP 32597895 A JP32597895 A JP 32597895A JP H09161618 A JPH09161618 A JP H09161618A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作時の衝撃音の発生を防止するとともに、
キートップ周囲の間隙を小さくして異物の侵入を防止す
る多方向入力装置を提供する。 【解決手段】 開口14を有するケーシング13と、開
口14から一部が露呈するように挿入され、少なくとも
相対する2方向に押圧可能なキートップ15と、このキ
ートップ15の一部が押圧された時に接触する固定接点
16と可動接点19と、可動接点19を非動作状態に保
持するとともにキートップ15を弾性的に支持する可動
接点シート21と、キートップ15の外周部の少なくと
も一部を受けるようにケーシング13内に設けられ、そ
の内面は上方に向かって開口14の中心からの距離が小
さくなるように形成された受け部31と記キートップ1
5の下面中央に垂下する支点突起26及びこの支点突起
26の下端と非操作時には接するか僅かに浮いた状態で
位置する揺動軸受22とを備えた支点部材とを有する。
キートップ周囲の間隙を小さくして異物の侵入を防止す
る多方向入力装置を提供する。 【解決手段】 開口14を有するケーシング13と、開
口14から一部が露呈するように挿入され、少なくとも
相対する2方向に押圧可能なキートップ15と、このキ
ートップ15の一部が押圧された時に接触する固定接点
16と可動接点19と、可動接点19を非動作状態に保
持するとともにキートップ15を弾性的に支持する可動
接点シート21と、キートップ15の外周部の少なくと
も一部を受けるようにケーシング13内に設けられ、そ
の内面は上方に向かって開口14の中心からの距離が小
さくなるように形成された受け部31と記キートップ1
5の下面中央に垂下する支点突起26及びこの支点突起
26の下端と非操作時には接するか僅かに浮いた状態で
位置する揺動軸受22とを備えた支点部材とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は押圧方向により異な
る位置の接点をオンオフするようにした多方向入力装置
に関する。
る位置の接点をオンオフするようにした多方向入力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】1つのキートップを多方向に傾斜可能に
支持し、その押圧方向により異なった指示信号を出力す
る多方向入力装置は、例えばテレビゲーム機やパーソナ
ルコンピュータあるいはテレビジョン受像機等に接続さ
れ、メニューの選択やゲームにおけるキャラクタの移動
等をコントロールするために用いられている。従来のこ
のような多方向入力装置としては、例えば実公平3−1
3951号公報や実開平6−19237号公報等に示さ
れている。
支持し、その押圧方向により異なった指示信号を出力す
る多方向入力装置は、例えばテレビゲーム機やパーソナ
ルコンピュータあるいはテレビジョン受像機等に接続さ
れ、メニューの選択やゲームにおけるキャラクタの移動
等をコントロールするために用いられている。従来のこ
のような多方向入力装置としては、例えば実公平3−1
3951号公報や実開平6−19237号公報等に示さ
れている。
【0003】前者の多方向入力装置は、円板の上面に十
字状の突起部が形成され、円板の下面中央部に半球状の
支点部が形成されたキートップと、固定接点が形成され
た基板と、この基板上に位置し支点部の下端と基板との
間に僅かなギャップが存在するようにキートップを保持
する保持部材と、基板上の固定接点と相対するように保
持部材の下面に設けられた可動接点とを有している。こ
の構成により、キートップが何れかの方向に押圧された
時、支点部の下端が基板に当接して支点が形成され、押
圧された部分に対応する保持部材の可動接点が固定接点
に接触してオンとなり、回路が形成されるようになって
いる。しかしながら、この構成はキートップを操作する
度に、キートップの支点部から過度な衝撃力が基板に加
わるので摩耗も激しく、このような過度の衝撃力が故障
の原因となる可能性もある。更に、支点部の長さが短い
と、3つの接点が同時にオンする可能性もある。
字状の突起部が形成され、円板の下面中央部に半球状の
支点部が形成されたキートップと、固定接点が形成され
た基板と、この基板上に位置し支点部の下端と基板との
間に僅かなギャップが存在するようにキートップを保持
する保持部材と、基板上の固定接点と相対するように保
持部材の下面に設けられた可動接点とを有している。こ
の構成により、キートップが何れかの方向に押圧された
時、支点部の下端が基板に当接して支点が形成され、押
圧された部分に対応する保持部材の可動接点が固定接点
に接触してオンとなり、回路が形成されるようになって
いる。しかしながら、この構成はキートップを操作する
度に、キートップの支点部から過度な衝撃力が基板に加
わるので摩耗も激しく、このような過度の衝撃力が故障
の原因となる可能性もある。更に、支点部の長さが短い
と、3つの接点が同時にオンする可能性もある。
【0004】これに対し後者の多方向入力装置は、保持
部材の各接点押圧部上に弾性体をそれぞれ取付け、これ
ら弾性体にキートップの下面を当接させるとともに、キ
ートップの下面に形成された支点部の下端を基板上に当
接するように構成している。この構成により前者のよう
にキートップを操作する度に過度な衝撃力が基板に加わ
る欠点は改良されている。
部材の各接点押圧部上に弾性体をそれぞれ取付け、これ
ら弾性体にキートップの下面を当接させるとともに、キ
ートップの下面に形成された支点部の下端を基板上に当
接するように構成している。この構成により前者のよう
にキートップを操作する度に過度な衝撃力が基板に加わ
る欠点は改良されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、後者の
構成にあっては、キートップの上端部はケーシングに形
成された開口部から上方に突出させており、キートップ
の一部を押圧して傾けることができるように開口部の下
方に位置するキートップの円板とケーシングとの間にギ
ャップが形成されている。そのため、キートップを操作
する度に押圧した部分に対向する円板の端部がケーシン
グの下面に当たり、衝撃音を発する可能性があり、また
この衝撃による削れ粉が発生する可能性がある。更に、
ギャップが大きいため異物が内部に侵入するおそれもあ
る。
構成にあっては、キートップの上端部はケーシングに形
成された開口部から上方に突出させており、キートップ
の一部を押圧して傾けることができるように開口部の下
方に位置するキートップの円板とケーシングとの間にギ
ャップが形成されている。そのため、キートップを操作
する度に押圧した部分に対向する円板の端部がケーシン
グの下面に当たり、衝撃音を発する可能性があり、また
この衝撃による削れ粉が発生する可能性がある。更に、
ギャップが大きいため異物が内部に侵入するおそれもあ
る。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、その課題とするところは、操作
時の衝撃音の発生を防止するとともに、キートップ周囲
の間隙を小さくして異物の侵入を防止するようにした多
方向入力装置を提供することである。
鑑みてなされたもので、その課題とするところは、操作
時の衝撃音の発生を防止するとともに、キートップ周囲
の間隙を小さくして異物の侵入を防止するようにした多
方向入力装置を提供することである。
【0007】そして、本発明の第1の課題は、キートッ
プの外周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内
面が上方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さ
くなるように形成されて、キートップの押圧操作をスム
ーズに行うことができ、キートップの外周部と開口との
間隙も小さくすることができ、キートップのガタ付きや
異物の侵入を防ぐことができ、また、突起と突起受けと
の間は非操作時には接するか僅かに浮いた状態に保持さ
れて、操作時の衝撃音はないかあっても極めて小さい多
方向入力装置を提供することにある。
プの外周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内
面が上方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さ
くなるように形成されて、キートップの押圧操作をスム
ーズに行うことができ、キートップの外周部と開口との
間隙も小さくすることができ、キートップのガタ付きや
異物の侵入を防ぐことができ、また、突起と突起受けと
の間は非操作時には接するか僅かに浮いた状態に保持さ
れて、操作時の衝撃音はないかあっても極めて小さい多
方向入力装置を提供することにある。
【0008】本発明の第2の課題は、キートップの外周
部には略全周にわたって鍔部が形成されているので、異
物の侵入を一層確実に防止することができるとともに、
鍔部を受け部で受けることはできるので、キートップの
形状の自由度を向上させることができる多方向入力装置
を提供することにある。
部には略全周にわたって鍔部が形成されているので、異
物の侵入を一層確実に防止することができるとともに、
鍔部を受け部で受けることはできるので、キートップの
形状の自由度を向上させることができる多方向入力装置
を提供することにある。
【0009】本発明の第3の課題は、突起及び突起受け
を支点にしてキートップが揺動した際のキートップの外
周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるので、キー
トップの外周部と受け部の内面との間の間隙を小さくす
ることができ、異物が内部に入るのを確実に防止するこ
とができる多方向入力装置を提供することにある。
を支点にしてキートップが揺動した際のキートップの外
周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるので、キー
トップの外周部と受け部の内面との間の間隙を小さくす
ることができ、異物が内部に入るのを確実に防止するこ
とができる多方向入力装置を提供することにある。
【0010】本発明の第4の課題は、受け部の内面の曲
面の中心点が突起の下端縁に位置して、キートップの外
周部と受け部の内面との間の間隙を更に小さくすること
ができ、かつキートップの揺動も極めて円滑に行うこと
ができる多方向入力装置を提供することにある。
面の中心点が突起の下端縁に位置して、キートップの外
周部と受け部の内面との間の間隙を更に小さくすること
ができ、かつキートップの揺動も極めて円滑に行うこと
ができる多方向入力装置を提供することにある。
【0011】本発明の第5の課題は、突起の下端部は滑
らかに揺動することができ、かつキートップの外周部と
受け部の内面との間の間隙も小さくすることができる多
方向入力装置を提供することにある。
らかに揺動することができ、かつキートップの外周部と
受け部の内面との間の間隙も小さくすることができる多
方向入力装置を提供することにある。
【0012】本発明の第6の課題は、独立した受け部に
鍔部を入れることにより、キートップの位置決めが極め
て簡単になり、組立工程を簡単化でき、誤組立のおそれ
も解消することができる多方向入力装置を提供すること
にある。
鍔部を入れることにより、キートップの位置決めが極め
て簡単になり、組立工程を簡単化でき、誤組立のおそれ
も解消することができる多方向入力装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の手段は、開口を有するケーシングと、前記開
口から一部が露呈するように挿入され、少なくとも相対
する2方向に押圧可能なキートップと、このキートップ
の一部が押圧された時に動作するスイッチ手段と、この
スイッチ手段を非動作状態に保持するように前記キート
ップを弾性的に支持する弾性体と、前記キートップの外
周部の少なくとも一部を受けるように前記ケーシング内
に設けられ、その内面は上方に向かって前記開口中心か
らの距離が小さくなるように形成された受け部と、前記
キートップの下面中央に垂下している突起と、この突起
の下端が非操作時には接するか僅かに浮いた状態で位置
するように配設された突起受けとを備えたことを特徴と
している。前記第1の手段にあっては、キートップの外
周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内面が上
方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さくなる
ように形成されているので、キートップの押圧操作をス
ムーズに行うことができ、キートップの外周部と開口と
の間隙も小さくすることができ、キートップのガタ付き
や異物の侵入を防ぐことができる。またの突起と突起受
けとの間は非操作時には接するか僅かに浮いた状態に保
持されているので、操作時の衝撃音はないかあっても極
めて小さい。
め、第1の手段は、開口を有するケーシングと、前記開
口から一部が露呈するように挿入され、少なくとも相対
する2方向に押圧可能なキートップと、このキートップ
の一部が押圧された時に動作するスイッチ手段と、この
スイッチ手段を非動作状態に保持するように前記キート
ップを弾性的に支持する弾性体と、前記キートップの外
周部の少なくとも一部を受けるように前記ケーシング内
に設けられ、その内面は上方に向かって前記開口中心か
らの距離が小さくなるように形成された受け部と、前記
キートップの下面中央に垂下している突起と、この突起
の下端が非操作時には接するか僅かに浮いた状態で位置
するように配設された突起受けとを備えたことを特徴と
している。前記第1の手段にあっては、キートップの外
周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内面が上
方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さくなる
ように形成されているので、キートップの押圧操作をス
ムーズに行うことができ、キートップの外周部と開口と
の間隙も小さくすることができ、キートップのガタ付き
や異物の侵入を防ぐことができる。またの突起と突起受
けとの間は非操作時には接するか僅かに浮いた状態に保
持されているので、操作時の衝撃音はないかあっても極
めて小さい。
【0014】第2の手段は、第1の手段において、キー
トップの外周部に略全周にわたって鍔部を形成したこと
を特徴としている。前記第2の手段にあっては、キート
ップの外周部には略全周にわたって鍔部が形成されてい
るので、異物の侵入を一層確実に防止することができる
とともに、鍔部を受け部で受けることはできるので、キ
ートップの形状の自由度を向上させることができる。
トップの外周部に略全周にわたって鍔部を形成したこと
を特徴としている。前記第2の手段にあっては、キート
ップの外周部には略全周にわたって鍔部が形成されてい
るので、異物の侵入を一層確実に防止することができる
とともに、鍔部を受け部で受けることはできるので、キ
ートップの形状の自由度を向上させることができる。
【0015】第3の手段は、第1あるいは第2の手段に
おいて、受け部の内面に円弧状の曲面を形成したことを
特徴としている。前記第3の手段にあっては、突起及び
突起受けを支点にしてキートップが揺動した際のキート
ップの外周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるの
で、キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を
小さくすることができ、異物が内部に入るのを確実に防
止することができる。
おいて、受け部の内面に円弧状の曲面を形成したことを
特徴としている。前記第3の手段にあっては、突起及び
突起受けを支点にしてキートップが揺動した際のキート
ップの外周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるの
で、キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を
小さくすることができ、異物が内部に入るのを確実に防
止することができる。
【0016】第4の手段は、第1あるいは第2の手段に
おいて、受け部の内面に円弧状の曲面を形成するととも
に、その曲面の中心点を前記突起の下端縁に位置させた
ことを特徴としている。前記第4の手段にあっては、受
け部の内面の曲面の中心点が突起の下端縁に位置してい
るので、キートップの外周部と受け部の内面との間の間
隙を更に小さくすることができ、かつキートップの揺動
も極めて円滑に行うことができる。
おいて、受け部の内面に円弧状の曲面を形成するととも
に、その曲面の中心点を前記突起の下端縁に位置させた
ことを特徴としている。前記第4の手段にあっては、受
け部の内面の曲面の中心点が突起の下端縁に位置してい
るので、キートップの外周部と受け部の内面との間の間
隙を更に小さくすることができ、かつキートップの揺動
も極めて円滑に行うことができる。
【0017】第5の手段は、第3あるいは第4の手段に
おいて、前記突起の下端部は半球状もしくは半球状の一
部で形成され、その中心点は前記受け部の中心点と略一
致していることを特徴としている。前記第5の手段にあ
っては、突起の下端部は滑らかに揺動することができ、
かつキートップの外周部と受け部の内面との間の間隙も
小さくすることができる。
おいて、前記突起の下端部は半球状もしくは半球状の一
部で形成され、その中心点は前記受け部の中心点と略一
致していることを特徴としている。前記第5の手段にあ
っては、突起の下端部は滑らかに揺動することができ、
かつキートップの外周部と受け部の内面との間の間隙も
小さくすることができる。
【0018】第6の手段は、第1の手段において、キー
トップの外周部に所定の間隔をおいて複数個の鍔部を設
け、前記受け部は前記各鍔部の側面も受けるように複数
個独立して形成されていることを特徴としている。前記
第6の手段にあっては、独立した受け部に鍔部を入れる
ことにより、キートップの位置決めが極めて簡単にな
り、組立工程を簡単化でき、誤組立のおそれも解消する
ことができる。
トップの外周部に所定の間隔をおいて複数個の鍔部を設
け、前記受け部は前記各鍔部の側面も受けるように複数
個独立して形成されていることを特徴としている。前記
第6の手段にあっては、独立した受け部に鍔部を入れる
ことにより、キートップの位置決めが極めて簡単にな
り、組立工程を簡単化でき、誤組立のおそれも解消する
ことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明に係
る多方向入力装置の実施の形態について説明する。な
お、各実施の形態において、実質的に同じ構成要素には
同一参照番号を付して、重複する説明は省略する。
る多方向入力装置の実施の形態について説明する。な
お、各実施の形態において、実質的に同じ構成要素には
同一参照番号を付して、重複する説明は省略する。
【0020】最初に図1から図9により第1の実施の形
態について説明する。図1は第1の実施の形態による多
方向入力装置を有するコントローラを示す平面図、図2
は図1における多方向入力装置の部分のみを拡大して示
す平面図、図3は非操作時の状態の図2のA−A線断面
図、図4は操作時の状態の図3に対応する断面図、図5
はキートップを示す斜視図、図6はキートップの正面
図、図7は上ケースにキートップを収納した状態を底面
から見た図、図8は基板の一部を示す平面図、図9は基
板上に可動接点部材を載置した状態を示す平面図であ
る。
態について説明する。図1は第1の実施の形態による多
方向入力装置を有するコントローラを示す平面図、図2
は図1における多方向入力装置の部分のみを拡大して示
す平面図、図3は非操作時の状態の図2のA−A線断面
図、図4は操作時の状態の図3に対応する断面図、図5
はキートップを示す斜視図、図6はキートップの正面
図、図7は上ケースにキートップを収納した状態を底面
から見た図、図8は基板の一部を示す平面図、図9は基
板上に可動接点部材を載置した状態を示す平面図であ
る。
【0021】第1の実施の形態による多方向入力装置1
は、例えば図1に示すようなテレビゲーム機やコンピュ
ータゲーム用のコントローラ2に設けられている。この
コントローラ2には、上下左右の4つの方向を入力でき
るようにした多方向入力装置1の外に、スライドスイッ
チで構成された選択キースイッチ3や押ボタンスイッチ
4が設けられ、接続コード5によりテレビゲーム機やコ
ンピュータ(共に図示しない)に接続される。ゲームに
使用する場合は、多方向入力装置1はメニューの選択や
キャラクタの移動制御を行うために用いられ、選択キー
スイッチ3は1人あるいは2人でプレーをするのか、初
心者か上級者か等のモードを設定するために用いられ
る。また、押ボタンスイッチ4はメニューの選択の確定
や取消しあるいはゲームにおけるミサイル等の発射ボタ
ンとして用いられる。このようにどのスイッチに何の役
割を持たせるかはアプリケーション次第であり、上記の
機能に限定されるものはない。
は、例えば図1に示すようなテレビゲーム機やコンピュ
ータゲーム用のコントローラ2に設けられている。この
コントローラ2には、上下左右の4つの方向を入力でき
るようにした多方向入力装置1の外に、スライドスイッ
チで構成された選択キースイッチ3や押ボタンスイッチ
4が設けられ、接続コード5によりテレビゲーム機やコ
ンピュータ(共に図示しない)に接続される。ゲームに
使用する場合は、多方向入力装置1はメニューの選択や
キャラクタの移動制御を行うために用いられ、選択キー
スイッチ3は1人あるいは2人でプレーをするのか、初
心者か上級者か等のモードを設定するために用いられ
る。また、押ボタンスイッチ4はメニューの選択の確定
や取消しあるいはゲームにおけるミサイル等の発射ボタ
ンとして用いられる。このようにどのスイッチに何の役
割を持たせるかはアプリケーション次第であり、上記の
機能に限定されるものはない。
【0022】多方向入力装置1は、コントローラ2のケ
ーシングも兼ねている上ケース11と下ケース12とで
構成されたケーシング13内に設けられている。多方向
入力装置1は、上ケース11に形成された開口14から
一部が突出するように設けられたキートップ15と、上
面に固定接点16が印刷やエッチング等の手段で形成さ
れた印刷配線を有する基板17と、この基板17上に載
置され、基板17の固定接点16と対向する位置にそれ
ぞれ凸部18が成形加工により形成され、これら凸部1
8の頂点部下面に可動接点19が形成された可動接点シ
ート21と、キートップ15の下面中央部を揺動可能に
支持する揺動軸受22とから主に構成されている。この
ケーシング13の上ケース11と下ケース12及びは揺
動軸受22はABS樹脂等の軟質合成樹脂で作られ、キ
ートップ15はケーシング13や揺動軸受22の材料よ
り滑りのよい例えばポリアセタール樹脂やナイロン樹脂
等の合成樹脂で作られている。基板17は、ガラスエポ
キシ樹脂やフェノール樹脂等から作られたリジットな基
板で、その上に設けられる固定接点16は金メッキやカ
ーボンからなっている。可動接点シート21はシリコン
ゴム等の絶縁弾性体で作られ、その各凸部18の頂点下
面に設けられた可動接点19はカーボンで構成されてい
る。固定接点16と可動接点19とによりスイッチ手段
が構成されている。
ーシングも兼ねている上ケース11と下ケース12とで
構成されたケーシング13内に設けられている。多方向
入力装置1は、上ケース11に形成された開口14から
一部が突出するように設けられたキートップ15と、上
面に固定接点16が印刷やエッチング等の手段で形成さ
れた印刷配線を有する基板17と、この基板17上に載
置され、基板17の固定接点16と対向する位置にそれ
ぞれ凸部18が成形加工により形成され、これら凸部1
8の頂点部下面に可動接点19が形成された可動接点シ
ート21と、キートップ15の下面中央部を揺動可能に
支持する揺動軸受22とから主に構成されている。この
ケーシング13の上ケース11と下ケース12及びは揺
動軸受22はABS樹脂等の軟質合成樹脂で作られ、キ
ートップ15はケーシング13や揺動軸受22の材料よ
り滑りのよい例えばポリアセタール樹脂やナイロン樹脂
等の合成樹脂で作られている。基板17は、ガラスエポ
キシ樹脂やフェノール樹脂等から作られたリジットな基
板で、その上に設けられる固定接点16は金メッキやカ
ーボンからなっている。可動接点シート21はシリコン
ゴム等の絶縁弾性体で作られ、その各凸部18の頂点下
面に設けられた可動接点19はカーボンで構成されてい
る。固定接点16と可動接点19とによりスイッチ手段
が構成されている。
【0023】キートップ15は、図2、図5及び図6に
示すように、略矩形の操作部23と、この操作部23の
軸方向下端部に略水平に張り出すように設けられた円形
の鍔部24と、操作部23の下面4隅にそれぞれ設けら
れた十字状の押圧部25と、操作部23の下面中央に垂
下するように設けられた支点突起26とが一体成形等に
より形成されている。操作部23の外周面は緩やかな円
弧を描くように形成されており、鍔部24の端縁部は滑
り易くするため円弧状の面取りが施されている。操作部
23の相対する一対の隅部の近傍の鍔部24の外周部に
は、位置決め用の切欠部27が形成されている。各押圧
部25の下端は操作部23の下端面より引っ込んで位置
し、支点突起26の下端は操作部23の下端面より突出
して位置するようにそれらの長さが設定されている。支
点突起26の下端面は湾曲した凹部28が形成されてい
る。
示すように、略矩形の操作部23と、この操作部23の
軸方向下端部に略水平に張り出すように設けられた円形
の鍔部24と、操作部23の下面4隅にそれぞれ設けら
れた十字状の押圧部25と、操作部23の下面中央に垂
下するように設けられた支点突起26とが一体成形等に
より形成されている。操作部23の外周面は緩やかな円
弧を描くように形成されており、鍔部24の端縁部は滑
り易くするため円弧状の面取りが施されている。操作部
23の相対する一対の隅部の近傍の鍔部24の外周部に
は、位置決め用の切欠部27が形成されている。各押圧
部25の下端は操作部23の下端面より引っ込んで位置
し、支点突起26の下端は操作部23の下端面より突出
して位置するようにそれらの長さが設定されている。支
点突起26の下端面は湾曲した凹部28が形成されてい
る。
【0024】このように構成されたキートップ15の操
作部23を嵌合する上ケース11の開口14は、図3に
示すように、操作部23の最大径よりわずかに大きく、
鍔部24の径よりは小さく設定されている。上ケース1
1の下面には開口14を取り囲むように円形の受け部3
1が形成されており、この受け部31の内周面は上方に
向かってその径が小さくなるような球面の一部をなすよ
うに形成されている。すなわち、受け部31は上方に向
かうにしたがい、キートップ15の垂直な方向の中心線
と受け部31間の距離が小さくなるように構成されてい
る。この受け部31の径は鍔部24が上下動できるよう
に、鍔部24の外径との間に僅かに隙間ができる程度に
設定されている。受け部31の内周面には鍔部24の切
欠部27に嵌合する位置決め用の突条32が上下方向に
延在するように形成されている。上ケース11の下面の
4隅には、図7に示すように、基板17を固定するため
のボス33と、これらボス33より内側に可動接点シー
ト21を位置決め固定するためのボス34がそれぞれ垂
下するように形成されている。ボス33の高さは、図3
に示すように、基板17を固定した時ボス34により位
置決めされた可動接点シート21を基板17と受け部3
1との間で挟持するように設定される。これにより可動
接点シート21の上面は、受け部31の下端で押えられ
ることになり、可動接点シート21の浮きを防止するこ
とができる。
作部23を嵌合する上ケース11の開口14は、図3に
示すように、操作部23の最大径よりわずかに大きく、
鍔部24の径よりは小さく設定されている。上ケース1
1の下面には開口14を取り囲むように円形の受け部3
1が形成されており、この受け部31の内周面は上方に
向かってその径が小さくなるような球面の一部をなすよ
うに形成されている。すなわち、受け部31は上方に向
かうにしたがい、キートップ15の垂直な方向の中心線
と受け部31間の距離が小さくなるように構成されてい
る。この受け部31の径は鍔部24が上下動できるよう
に、鍔部24の外径との間に僅かに隙間ができる程度に
設定されている。受け部31の内周面には鍔部24の切
欠部27に嵌合する位置決め用の突条32が上下方向に
延在するように形成されている。上ケース11の下面の
4隅には、図7に示すように、基板17を固定するため
のボス33と、これらボス33より内側に可動接点シー
ト21を位置決め固定するためのボス34がそれぞれ垂
下するように形成されている。ボス33の高さは、図3
に示すように、基板17を固定した時ボス34により位
置決めされた可動接点シート21を基板17と受け部3
1との間で挟持するように設定される。これにより可動
接点シート21の上面は、受け部31の下端で押えられ
ることになり、可動接点シート21の浮きを防止するこ
とができる。
【0025】基板17の上面には、上ケース11のボス
33にネジ35で固定された時、可動接点シート21の
各可動接点19と相対する位置に固定接点16がそれぞ
れ設けられている。これら固定接点16は印刷配線36
により所定の回路を構成するように接続されている。3
7はネジ35が挿通される孔、38は後述する揺動軸受
22のスナップ足47が挿入される矩形の係止孔であ
る。
33にネジ35で固定された時、可動接点シート21の
各可動接点19と相対する位置に固定接点16がそれぞ
れ設けられている。これら固定接点16は印刷配線36
により所定の回路を構成するように接続されている。3
7はネジ35が挿通される孔、38は後述する揺動軸受
22のスナップ足47が挿入される矩形の係止孔であ
る。
【0026】可動接点シート21の凸部18は、略円錐
台形をしており、その平坦な上面がキートップ15の押
圧部25の下端面を上方に保持するに十分な高さに設定
されるとともに、キートップ15が何れかの方向に押圧
された時、柱状の部分が押しつぶされて、凸部18の上
面の裏側に設けられた可動接点19が基板17の固定接
点16と接触するように設定される。可動接点シート2
1の4つの凸部18を結ぶ仮想線の略中央には、揺動軸
受22が挿通される孔39が穿設されている。
台形をしており、その平坦な上面がキートップ15の押
圧部25の下端面を上方に保持するに十分な高さに設定
されるとともに、キートップ15が何れかの方向に押圧
された時、柱状の部分が押しつぶされて、凸部18の上
面の裏側に設けられた可動接点19が基板17の固定接
点16と接触するように設定される。可動接点シート2
1の4つの凸部18を結ぶ仮想線の略中央には、揺動軸
受22が挿通される孔39が穿設されている。
【0027】揺動軸受22の上端部は半球状をしてお
り、下端部にはスナップ足47が形成されており、この
スナップ足47は基板17の係止孔38に係止される。
30は可動接点シート21を位置決めするため、上ケー
ス11のボス34が挿入される孔である。揺動軸受22
の上端部の半球部分の中心点と、凹部28の球面の中心
点と、操作部23の外周面の球面の中心点そして受け部
31の内周面の球面の中心点とは略一致するように設定
している。
り、下端部にはスナップ足47が形成されており、この
スナップ足47は基板17の係止孔38に係止される。
30は可動接点シート21を位置決めするため、上ケー
ス11のボス34が挿入される孔である。揺動軸受22
の上端部の半球部分の中心点と、凹部28の球面の中心
点と、操作部23の外周面の球面の中心点そして受け部
31の内周面の球面の中心点とは略一致するように設定
している。
【0028】次に、この多方向入力装置1の動作につい
て説明する非操作時においては、図3に示すように、キ
ートップ15は可動接点シート21の4つの立設した凸
部18上に載置された状態に保たれている。したがっ
て、各可動接点19と固定接点16とは非接触状態に保
持される。この状態において、キートップ15の支点突
起26の下端と揺動軸受22の上端部とは接しているこ
とが好ましいが、僅かに浮いた状態になっていてもよ
い。上記の状態から、キートップ15の操作部23のい
ずれか1つの角部が押圧されると、キートップ15の鍔
部24は上ケース11の受け部31にガイドされ、また
支点突起26の凹部28と揺動軸受22の半球状の上端
部の接合面は滑り、キートップ15は支点突起26と揺
動軸受22との接続点を支点にして押圧された方向に揺
動すなわち傾く。これにより、図4に示すように、押圧
された角部の押圧部25がその下面に接している可動接
点シート21の凸部18を押して、凸部18裏面の可動
接点19は基板17上の固定接点16と接触して、スイ
ッチがオンとなる。押圧操作を開放すれば、可動接点シ
ート21の凸部18はその弾性により元の状態に復帰
し、キートップ15も元の状態に戻り、オンとなってい
たスイッチはオフとなる。
て説明する非操作時においては、図3に示すように、キ
ートップ15は可動接点シート21の4つの立設した凸
部18上に載置された状態に保たれている。したがっ
て、各可動接点19と固定接点16とは非接触状態に保
持される。この状態において、キートップ15の支点突
起26の下端と揺動軸受22の上端部とは接しているこ
とが好ましいが、僅かに浮いた状態になっていてもよ
い。上記の状態から、キートップ15の操作部23のい
ずれか1つの角部が押圧されると、キートップ15の鍔
部24は上ケース11の受け部31にガイドされ、また
支点突起26の凹部28と揺動軸受22の半球状の上端
部の接合面は滑り、キートップ15は支点突起26と揺
動軸受22との接続点を支点にして押圧された方向に揺
動すなわち傾く。これにより、図4に示すように、押圧
された角部の押圧部25がその下面に接している可動接
点シート21の凸部18を押して、凸部18裏面の可動
接点19は基板17上の固定接点16と接触して、スイ
ッチがオンとなる。押圧操作を開放すれば、可動接点シ
ート21の凸部18はその弾性により元の状態に復帰
し、キートップ15も元の状態に戻り、オンとなってい
たスイッチはオフとなる。
【0029】この第1の実施の形態においては、鍔部2
4と受け部31そして支点突起26の凹部28と揺動軸
受22の半球状の上端部とが共同してキートップ15を
円滑に揺動させる。また、鍔部24の外周縁は受け部3
1の面に接触するが、この外周縁は滑り易くするため円
弧状の面取りが施されているので、滑らかに滑らせるこ
とができる。更に、支点突起26の凹部28と揺動軸受
22の上端部の各球面の中心点を略一致させているの
で、キートップ15の鍔部24と受け部31との間の隙
間を極めて小さくすることができ、キートップ15のガ
タ付きや、異物の侵入、コントローラ2を振った時の音
や削れ粉の発生を防ぐことができる。更にまた、鍔部2
4を受け部31で受けるようにしたので、上ケース11
の開口14から露出する操作部23の形状の自由度を増
すことができる。また、第1の実施の形態においては、
鍔部24をキートップ15の略全周にわたって設けてい
るので、基板17にIC等の電子部品が搭載されていて
も静電気の入る沿面距離をかせぐことができる。したが
って、コントローラ2内の電子部品はもとより接続コー
ド5により接続された本体の破壊の危険性を低くするこ
とができる。更に、支点突起26の下端面は凹部28に
なっているが、下端面は平坦であってもよく、揺動軸受
22は下ケース12に設け、基板17から突出するよう
に設けてもよい。
4と受け部31そして支点突起26の凹部28と揺動軸
受22の半球状の上端部とが共同してキートップ15を
円滑に揺動させる。また、鍔部24の外周縁は受け部3
1の面に接触するが、この外周縁は滑り易くするため円
弧状の面取りが施されているので、滑らかに滑らせるこ
とができる。更に、支点突起26の凹部28と揺動軸受
22の上端部の各球面の中心点を略一致させているの
で、キートップ15の鍔部24と受け部31との間の隙
間を極めて小さくすることができ、キートップ15のガ
タ付きや、異物の侵入、コントローラ2を振った時の音
や削れ粉の発生を防ぐことができる。更にまた、鍔部2
4を受け部31で受けるようにしたので、上ケース11
の開口14から露出する操作部23の形状の自由度を増
すことができる。また、第1の実施の形態においては、
鍔部24をキートップ15の略全周にわたって設けてい
るので、基板17にIC等の電子部品が搭載されていて
も静電気の入る沿面距離をかせぐことができる。したが
って、コントローラ2内の電子部品はもとより接続コー
ド5により接続された本体の破壊の危険性を低くするこ
とができる。更に、支点突起26の下端面は凹部28に
なっているが、下端面は平坦であってもよく、揺動軸受
22は下ケース12に設け、基板17から突出するよう
に設けてもよい。
【0030】次に、図10及び図11に示す第2の実施
の形態について説明する。図10は第2の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図11はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
の形態について説明する。図10は第2の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図11はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
【0031】この第2の実施の形態においては、キート
ップ15の中央に設けられる支点突起41を、その下端
が基板17の下方にまで延びるに十分な長さに設定し、
その下端面を半球状に形成している。一方、この支点突
起41の下端を揺動自在に支持する揺動軸受42は、下
ケース12の上面に一体的に立設され、その上端面には
半球状の支点突起41の下端面を受ける凹部43が形成
されている。したがって、基板17には、支点突起41
が挿通される孔44が穿設されている。また、揺動軸受
42の凹部43の球面の中心点と、支点突起41の下端
面の半球部分の中心点そして受け部31の内周面の球面
の中心点は略一致させている。それ以外の構成は上記第
1の実施の形態と同じである。
ップ15の中央に設けられる支点突起41を、その下端
が基板17の下方にまで延びるに十分な長さに設定し、
その下端面を半球状に形成している。一方、この支点突
起41の下端を揺動自在に支持する揺動軸受42は、下
ケース12の上面に一体的に立設され、その上端面には
半球状の支点突起41の下端面を受ける凹部43が形成
されている。したがって、基板17には、支点突起41
が挿通される孔44が穿設されている。また、揺動軸受
42の凹部43の球面の中心点と、支点突起41の下端
面の半球部分の中心点そして受け部31の内周面の球面
の中心点は略一致させている。それ以外の構成は上記第
1の実施の形態と同じである。
【0032】この第2の実施の形態により上述した第1
の実施の形態と同様な効果を有する外に、揺動軸受42
を別個に設ける必要がないので、部品点数の削減ができ
るという効果を奏する。更に、支点突起41と揺動軸受
42の接触部を基板17より低く位置させているので、
支点突起41と揺動軸受42とがこすれて削り粉が発生
したとしても、基板17の下方に削り粉は落ち、接点間
の接触不良が発生するおそれはない。なお、この第2の
実施の形態においては、揺動軸受42の上端面に支点突
起41の下端面の半球体を受けるために凹部43を形成
しているが、凹部43を設けず、平坦にしてもよい。
の実施の形態と同様な効果を有する外に、揺動軸受42
を別個に設ける必要がないので、部品点数の削減ができ
るという効果を奏する。更に、支点突起41と揺動軸受
42の接触部を基板17より低く位置させているので、
支点突起41と揺動軸受42とがこすれて削り粉が発生
したとしても、基板17の下方に削り粉は落ち、接点間
の接触不良が発生するおそれはない。なお、この第2の
実施の形態においては、揺動軸受42の上端面に支点突
起41の下端面の半球体を受けるために凹部43を形成
しているが、凹部43を設けず、平坦にしてもよい。
【0033】次に、図12及び図13に示す第3の実施
の形態について説明する。図12は第3の実施の形態の
非操作時の状態で示す縦断面図、図13はその操作時の
状態で示す縦断面図である。
の形態について説明する。図12は第3の実施の形態の
非操作時の状態で示す縦断面図、図13はその操作時の
状態で示す縦断面図である。
【0034】この第3の実施の形態においては、キート
ップ15の中央の支点突起45を、その下端が基板17
の近傍まで延ばしており、その下端面は平坦に形成され
ている。一方、この支点突起45の下端を揺動自在に支
持する揺動軸受46は、下ケース12の上面に一体的に
立設され、その上端面は半球状に形成されている。した
がって、基板17には、揺動軸受46を露呈するため上
記第2実施の形態のように孔44が穿設されている。そ
して受け部31の内周面の球面の中心点と、支点突起4
5と揺動軸受46との接触点とを略一致させている。そ
れ以外の構成は上記第1の実施の形態と同じである。こ
の構成による効果は、上記第1の実施の形態と同じであ
る。
ップ15の中央の支点突起45を、その下端が基板17
の近傍まで延ばしており、その下端面は平坦に形成され
ている。一方、この支点突起45の下端を揺動自在に支
持する揺動軸受46は、下ケース12の上面に一体的に
立設され、その上端面は半球状に形成されている。した
がって、基板17には、揺動軸受46を露呈するため上
記第2実施の形態のように孔44が穿設されている。そ
して受け部31の内周面の球面の中心点と、支点突起4
5と揺動軸受46との接触点とを略一致させている。そ
れ以外の構成は上記第1の実施の形態と同じである。こ
の構成による効果は、上記第1の実施の形態と同じであ
る。
【0035】次に、第4の実施の形態について図14及
び図15により説明する。図14は第4の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図15はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
び図15により説明する。図14は第4の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図15はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
【0036】この第4の実施の形態においては、キート
ップ15の支点突起48をその断面形状が逆三角形とな
るように形成し、その下端を基板17に直接当接させて
いる。すなわち、基板17が上記の第1から第3の実施
の形態における揺動軸受の機能も持たせている。この場
合においても、受け部31の内周面の球面の中心点と、
支点突起48と基板17との接触点とを略一致させてい
る。それ以外の構成は上記第1の実施の形態と同じであ
る。
ップ15の支点突起48をその断面形状が逆三角形とな
るように形成し、その下端を基板17に直接当接させて
いる。すなわち、基板17が上記の第1から第3の実施
の形態における揺動軸受の機能も持たせている。この場
合においても、受け部31の内周面の球面の中心点と、
支点突起48と基板17との接触点とを略一致させてい
る。それ以外の構成は上記第1の実施の形態と同じであ
る。
【0037】第4の実施の形態では、別途揺動軸受を設
ける必要がないという効果がある外に、上ケース11の
寸法精度が上記の第1から第3の実施の形態よりも要求
されないという効果がある。すなわち、キートップ15
の位置を決定する部材が、上ケース11とこの上ケース
11に取付けられる基板17だけで定まり、下ケース1
2が関与しないためである。これにより設計が楽にな
り、部品の歩留りを向上させることができる。また、キ
ートップ15の動きがスムーズになるという効果も奏す
る。
ける必要がないという効果がある外に、上ケース11の
寸法精度が上記の第1から第3の実施の形態よりも要求
されないという効果がある。すなわち、キートップ15
の位置を決定する部材が、上ケース11とこの上ケース
11に取付けられる基板17だけで定まり、下ケース1
2が関与しないためである。これにより設計が楽にな
り、部品の歩留りを向上させることができる。また、キ
ートップ15の動きがスムーズになるという効果も奏す
る。
【0038】次に、第5の実施の形態について図16か
ら及び図20により説明する。図16は第5の実施の形
態の多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図1
7は図16のB−B線に沿って示す断面図で、非操作時
の状態を示しており、図18はその操作時の状態を示す
縦断面図、図19はそのキートップを示す斜視図、図2
0は上ケースにキートップを収納した状態を底面から見
た図である。
ら及び図20により説明する。図16は第5の実施の形
態の多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図1
7は図16のB−B線に沿って示す断面図で、非操作時
の状態を示しており、図18はその操作時の状態を示す
縦断面図、図19はそのキートップを示す斜視図、図2
0は上ケースにキートップを収納した状態を底面から見
た図である。
【0039】この第5の実施の形態においては、上下左
右の4箇所の押圧に加えて、それらの中間点を押圧する
ことより2つのスイッチを同時にオンさせるようにし
て、8方向の入力を可能にしている。この第5の実施の
形態では、キートップ51の形状が平面円形であり、鍔
部52が略90°の間隔をおいて4ヶ所に分散して設け
られている。したがって、鍔部を受ける受け部53も、
図20に示すように上ケース11の裏面に開口14を囲
み、かつ鍔部52と同様な間隔をおいて4ヶ所に垂下す
るように設けられている。これら各受け部53は、鍔部
52を位置決めするための側壁部54が形成されてい
る。また、キートップ51の中央の支点突起55は、そ
の下端を基板17の近傍まで延ばし、その下端面は半球
状に形成している。一方、この支点突起55の下端を揺
動自在に支持する揺動軸受56は、下ケース12の上面
に一体的に立設され、その上端面は平坦に形成してい
る。したがって、この第5の実施の形態においても、基
板17には揺動軸受56を露呈するための孔44が穿設
されている。そして受け部53の内周面の球面の中心点
と、支点突起45と揺動軸受46との接触点とを略一致
させている。なお、非操作時においては上記第1の実施
の形態と同様に、支点突起45と揺動軸受46は接する
か僅かに浮いた状態に凸部18により支持される。それ
以外の構成は上記第1の実施の形態と同じである。
右の4箇所の押圧に加えて、それらの中間点を押圧する
ことより2つのスイッチを同時にオンさせるようにし
て、8方向の入力を可能にしている。この第5の実施の
形態では、キートップ51の形状が平面円形であり、鍔
部52が略90°の間隔をおいて4ヶ所に分散して設け
られている。したがって、鍔部を受ける受け部53も、
図20に示すように上ケース11の裏面に開口14を囲
み、かつ鍔部52と同様な間隔をおいて4ヶ所に垂下す
るように設けられている。これら各受け部53は、鍔部
52を位置決めするための側壁部54が形成されてい
る。また、キートップ51の中央の支点突起55は、そ
の下端を基板17の近傍まで延ばし、その下端面は半球
状に形成している。一方、この支点突起55の下端を揺
動自在に支持する揺動軸受56は、下ケース12の上面
に一体的に立設され、その上端面は平坦に形成してい
る。したがって、この第5の実施の形態においても、基
板17には揺動軸受56を露呈するための孔44が穿設
されている。そして受け部53の内周面の球面の中心点
と、支点突起45と揺動軸受46との接触点とを略一致
させている。なお、非操作時においては上記第1の実施
の形態と同様に、支点突起45と揺動軸受46は接する
か僅かに浮いた状態に凸部18により支持される。それ
以外の構成は上記第1の実施の形態と同じである。
【0040】このように第5の実施の形態では、キート
ップ51の周縁4ヶ所で揺動可能に支持しているので、
上下左右4ヶ所の押圧以外に、上部と右あるいは左部の
中間というように上下左右の4箇所の押圧部の各中間点
を押圧することができる。これにより上部と右あるいは
左部の2つのスイッチというように2つの隣接するスイ
ッチを同時にオンさせることできる。したがって、多方
向入力装置からは、上下左右の4つのスイッチ単独の動
作に加えて、可動接点シート21の隣接する2つの凸部
18を押して、2つのスイッチを同時に動作させること
ができる。したがって、上下左右の4つの方向に加え
て、それらの中間方向の4方向が加わり、合計8方向の
入力が可能になる。なお、このように8方向の入力は上
記第1の実施の形態においても可能であるが、キートッ
プ51の4点支持により軽いタッチで円滑に行うことが
できる。それ以外の効果は上記第1の実施の形態と同じ
である。
ップ51の周縁4ヶ所で揺動可能に支持しているので、
上下左右4ヶ所の押圧以外に、上部と右あるいは左部の
中間というように上下左右の4箇所の押圧部の各中間点
を押圧することができる。これにより上部と右あるいは
左部の2つのスイッチというように2つの隣接するスイ
ッチを同時にオンさせることできる。したがって、多方
向入力装置からは、上下左右の4つのスイッチ単独の動
作に加えて、可動接点シート21の隣接する2つの凸部
18を押して、2つのスイッチを同時に動作させること
ができる。したがって、上下左右の4つの方向に加え
て、それらの中間方向の4方向が加わり、合計8方向の
入力が可能になる。なお、このように8方向の入力は上
記第1の実施の形態においても可能であるが、キートッ
プ51の4点支持により軽いタッチで円滑に行うことが
できる。それ以外の効果は上記第1の実施の形態と同じ
である。
【0041】次に、第6の実施の形態について図21〜
図25により説明する。図21は第6の実施の形態の多
方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図22は図
21のC−C線に沿って示す断面図で、非操作時の状態
を示し、図23はその操作時の状態を示す縦断面図、図
24はそのキートップを示す斜視図、図25は上ケース
にキートップを収納した状態を底面から見た図である。
図25により説明する。図21は第6の実施の形態の多
方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図22は図
21のC−C線に沿って示す断面図で、非操作時の状態
を示し、図23はその操作時の状態を示す縦断面図、図
24はそのキートップを示す斜視図、図25は上ケース
にキートップを収納した状態を底面から見た図である。
【0042】上記第1から第5の実施の形態ではキート
ップに鍔部を設けていたが、この第6の実施の形態にお
いては鍔部を設けず、キートップ61を開口14の内周
縁で受けるようにしている。そのため、キートップ61
は平面円形状をし、その操作部62の外周面は円弧状に
形成している。また、キートップ61の操作部62の下
端周面部には、略120°の間隔を置いて3つの位置決
め凸部63が略水平に突設されている。上ケース11の
下面に開口14を囲むように形成された受け部64はキ
ートップ61の操作部62の外周面と僅かな間隙を置い
て位置するように同じく円弧状に形成され、受け部64
の上端が開口14となっている。この受け部64には位
置決め凸部63が上下動自在に挿入される切欠部65が
同じく略120°の間隔を置いて3ヶ所それぞれ上下方
向に延在するように形成されている。切欠部65に位置
決め凸部63を嵌めるようにしてキートップ61を受け
部64に嵌合することにより、キートップ61の位置決
めと受け部64内で回転するのを防止している。更に、
キートップ61の中央に設けられる支点突起66を、そ
の下端が操作部62の下端と略同等に位置する長さに
し、その下端面に半球状の凹部67を形成している。一
方、この支点突起41の下端を揺動自在に支持する揺動
軸受68は、下ケース12の上面に一体的に立設され、
その上端は基板17に設けられた孔44を通り、そして
可動接点シート21の孔39を通って可動接点シート2
1の上方まで延在している。揺動軸受68の上端部には
半球状の凸部が形成されている。また、支点突起66の
凹部67の球面の中心点、揺動軸受68の上端部の半球
部分の中心点、受け部64の曲面を構成する球面の中心
点そしてキートップ61の操作部62の外周面を構成す
る球面の中心点は略一致させている。それ以外の構成は
上記第1の実施の形態と同じである。またその動作も上
記第1の実施の形態と同じである。
ップに鍔部を設けていたが、この第6の実施の形態にお
いては鍔部を設けず、キートップ61を開口14の内周
縁で受けるようにしている。そのため、キートップ61
は平面円形状をし、その操作部62の外周面は円弧状に
形成している。また、キートップ61の操作部62の下
端周面部には、略120°の間隔を置いて3つの位置決
め凸部63が略水平に突設されている。上ケース11の
下面に開口14を囲むように形成された受け部64はキ
ートップ61の操作部62の外周面と僅かな間隙を置い
て位置するように同じく円弧状に形成され、受け部64
の上端が開口14となっている。この受け部64には位
置決め凸部63が上下動自在に挿入される切欠部65が
同じく略120°の間隔を置いて3ヶ所それぞれ上下方
向に延在するように形成されている。切欠部65に位置
決め凸部63を嵌めるようにしてキートップ61を受け
部64に嵌合することにより、キートップ61の位置決
めと受け部64内で回転するのを防止している。更に、
キートップ61の中央に設けられる支点突起66を、そ
の下端が操作部62の下端と略同等に位置する長さに
し、その下端面に半球状の凹部67を形成している。一
方、この支点突起41の下端を揺動自在に支持する揺動
軸受68は、下ケース12の上面に一体的に立設され、
その上端は基板17に設けられた孔44を通り、そして
可動接点シート21の孔39を通って可動接点シート2
1の上方まで延在している。揺動軸受68の上端部には
半球状の凸部が形成されている。また、支点突起66の
凹部67の球面の中心点、揺動軸受68の上端部の半球
部分の中心点、受け部64の曲面を構成する球面の中心
点そしてキートップ61の操作部62の外周面を構成す
る球面の中心点は略一致させている。それ以外の構成は
上記第1の実施の形態と同じである。またその動作も上
記第1の実施の形態と同じである。
【0043】この第6の実施の形態による効果として
は、キートップ61の操作部62の外周面と受け部64
の内周面との隙間を極めて小さくすることができ、キー
トップ61のガタ付き、異物の侵入そして音の発生等を
防止することができる。なお、受け部64の内周面の略
全体をキートップ61の操作部62の受け部として使用
しているが、受け部64の内周面に適当な間隔をおいて
上下方向に延在するように突条を複数条一体的に形成
し、これら突条でキートップ61の操作部62の外周面
を点的に受けるようにしてもよい。また、支点突起66
の下端を半球状にし、揺動軸受68の上端部に凹部を形
成するようにしてもよい。
は、キートップ61の操作部62の外周面と受け部64
の内周面との隙間を極めて小さくすることができ、キー
トップ61のガタ付き、異物の侵入そして音の発生等を
防止することができる。なお、受け部64の内周面の略
全体をキートップ61の操作部62の受け部として使用
しているが、受け部64の内周面に適当な間隔をおいて
上下方向に延在するように突条を複数条一体的に形成
し、これら突条でキートップ61の操作部62の外周面
を点的に受けるようにしてもよい。また、支点突起66
の下端を半球状にし、揺動軸受68の上端部に凹部を形
成するようにしてもよい。
【0044】次に、第7の実施の形態について図26及
び図27により説明する。図26は第7の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図27はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
び図27により説明する。図26は第7の実施の形態を
非操作時の状態で示す縦断面図、図27はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
【0045】この第7の実施の形態においては、キート
ップ71の裏面中央の支点突起72を、その断面形状が
逆三角形となるように形成され、その下端は操作部62
の下面より僅かに突出するように延在している。一方、
この支点突起72の下端を揺動自在に支持する揺動軸受
73は、下ケース12の上面に一体的に立設され、その
上端は基板17に設けられた孔44を通り、そして可動
接点シート21の孔39を通って可動接点シート21の
上方まで延在している。揺動軸受73の上端部は平坦に
なっており、点接触的に支点突起72の下端縁を支持し
ている。そして、受け部64の曲面を構成する球面の中
心点と、キートップ61の操作部62の外周面を構成す
る球面の中心点とを、支点突起72の下端縁と揺動軸受
73の上端部との接触点に略一致させている。これ以外
の構成は上記第6の実施の形態と同じである。また、第
7の実施の形態の動作及び効果も上記第6の実施の形態
と同じである。また、支点突起72の下端と揺動軸受7
3の上端の形状を逆にしてもよいことは勿論である。更
に、これら第6及び第7の支点突起と揺動軸受の構造
は、上述した第1から第5実施の形態における構成を用
いてもよい。
ップ71の裏面中央の支点突起72を、その断面形状が
逆三角形となるように形成され、その下端は操作部62
の下面より僅かに突出するように延在している。一方、
この支点突起72の下端を揺動自在に支持する揺動軸受
73は、下ケース12の上面に一体的に立設され、その
上端は基板17に設けられた孔44を通り、そして可動
接点シート21の孔39を通って可動接点シート21の
上方まで延在している。揺動軸受73の上端部は平坦に
なっており、点接触的に支点突起72の下端縁を支持し
ている。そして、受け部64の曲面を構成する球面の中
心点と、キートップ61の操作部62の外周面を構成す
る球面の中心点とを、支点突起72の下端縁と揺動軸受
73の上端部との接触点に略一致させている。これ以外
の構成は上記第6の実施の形態と同じである。また、第
7の実施の形態の動作及び効果も上記第6の実施の形態
と同じである。また、支点突起72の下端と揺動軸受7
3の上端の形状を逆にしてもよいことは勿論である。更
に、これら第6及び第7の支点突起と揺動軸受の構造
は、上述した第1から第5実施の形態における構成を用
いてもよい。
【0046】次に、第8の実施の形態について図28及
び図29により説明する。図28は第8の実施の形態に
よる多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図2
9は図28のD−D線に沿って示す断面図で、その非操
作時の状態を示している。
び図29により説明する。図28は第8の実施の形態に
よる多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図2
9は図28のD−D線に沿って示す断面図で、その非操
作時の状態を示している。
【0047】この第8の実施の形態においては、キート
ップ75の操作部76は平面十字状をしており、それら
4つの先端部を押圧することにより方向を入力すること
ができるようにしている。したがって、上ケース11に
形成されるキートップのための開口77も十字状になっ
ており、開口77がキートップ75の位置決めの役割も
している。また、キートップ75の4つの端部の側面は
円弧状に形成されている。キートップ75の裏面中央の
支点突起78は、その下端が操作部76の下面より僅か
に突出する長さになっており、かつ下端部は半球状に形
成されている。この支点突起78を揺動自在に支持する
揺動軸受79は、その上端部が半球状の凹部81になっ
ており、下端部は上記第1の実施の形態と同様にスナッ
プ足41が形成されており、このスナップ足41は基板
17の係止孔38に係止される。上ケース11の下面に
は、キートップ75の4つの先端部と相対する位置に受
け部82が弧状に形成されている。キートップ75の各
先端部の円弧状を形成する球面の中心点と、受け部82
の円弧状を形成する球面の中心点とは、支点突起78の
最下端部、すなわち支点突起78と揺動軸受79の接触
点となるように設定されている。一方、支点突起78の
下端部の球面の中心と凹部81の球面の中心点とは一致
する必要はない。
ップ75の操作部76は平面十字状をしており、それら
4つの先端部を押圧することにより方向を入力すること
ができるようにしている。したがって、上ケース11に
形成されるキートップのための開口77も十字状になっ
ており、開口77がキートップ75の位置決めの役割も
している。また、キートップ75の4つの端部の側面は
円弧状に形成されている。キートップ75の裏面中央の
支点突起78は、その下端が操作部76の下面より僅か
に突出する長さになっており、かつ下端部は半球状に形
成されている。この支点突起78を揺動自在に支持する
揺動軸受79は、その上端部が半球状の凹部81になっ
ており、下端部は上記第1の実施の形態と同様にスナッ
プ足41が形成されており、このスナップ足41は基板
17の係止孔38に係止される。上ケース11の下面に
は、キートップ75の4つの先端部と相対する位置に受
け部82が弧状に形成されている。キートップ75の各
先端部の円弧状を形成する球面の中心点と、受け部82
の円弧状を形成する球面の中心点とは、支点突起78の
最下端部、すなわち支点突起78と揺動軸受79の接触
点となるように設定されている。一方、支点突起78の
下端部の球面の中心と凹部81の球面の中心点とは一致
する必要はない。
【0048】このような第8の実施の形態は、キートッ
プ75の操作部76のどこを押圧すればよいかが判り易
く、誤操作を防止することができる。この実施の形態の
動作は上述した各実施の形態と同じである。
プ75の操作部76のどこを押圧すればよいかが判り易
く、誤操作を防止することができる。この実施の形態の
動作は上述した各実施の形態と同じである。
【0049】最後に、第9の実施の形態について図30
〜図32により説明する。図30は第9の実施の形態に
よる多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図3
1は図30のE−E線に沿って切断して示す縦断面図
で、その非操作時の状態を示し、図32はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
〜図32により説明する。図30は第9の実施の形態に
よる多方向入力装置の部分を拡大して示す平面図、図3
1は図30のE−E線に沿って切断して示す縦断面図
で、その非操作時の状態を示し、図32はその操作時の
状態を示す縦断面図である。
【0050】上述した各実施の形態においては、受け部
の内面が円弧状をなっているのに対し、この第9の実施
の形態においては、キートップ85の操作部86の外周
面をテーパ状になっており、それに合わせて受け部87
の内面もテーパ状になっている点が異なっている。すな
わち、この受け部87は上方に向かうにしたがい、キー
トップ85の垂直な方向の中心線と受け部87間の距離
が小さくなるように構成している。なお、この実施の形
態においては、キートップ85の操作部86の外周面と
開口88との間の隙間を小さく設定すると、キートップ
85の操作部86を押圧した際、押圧されて下降する操
作部の側面が開口88の上端縁に接触し、キートップ8
5全体が僅かではあるが反対方向に移動する。そのた
め、キートップ85の揺動支持機構は、上記第5の実施
の形態における構成と同じにして、支点突起55が揺動
軸受56上を移動できるようにしている。それ以外の構
造そして動作は上記第1の実施の形態と同じである。
の内面が円弧状をなっているのに対し、この第9の実施
の形態においては、キートップ85の操作部86の外周
面をテーパ状になっており、それに合わせて受け部87
の内面もテーパ状になっている点が異なっている。すな
わち、この受け部87は上方に向かうにしたがい、キー
トップ85の垂直な方向の中心線と受け部87間の距離
が小さくなるように構成している。なお、この実施の形
態においては、キートップ85の操作部86の外周面と
開口88との間の隙間を小さく設定すると、キートップ
85の操作部86を押圧した際、押圧されて下降する操
作部の側面が開口88の上端縁に接触し、キートップ8
5全体が僅かではあるが反対方向に移動する。そのた
め、キートップ85の揺動支持機構は、上記第5の実施
の形態における構成と同じにして、支点突起55が揺動
軸受56上を移動できるようにしている。それ以外の構
造そして動作は上記第1の実施の形態と同じである。
【0051】上述した第1から第4の実施の形態におい
て、受け部24がキートップ15の略全周にわたって面
で受けているが、全周にわたって受ける必要はなく、例
えば隣接する操作部23の中間に突条等を設けて線的に
接触させるようにしてもよい。また、接点構造は、基板
17上に固定接点を設け、可動接点シート21の可動接
点19を接触させるようにしているが、メンブレンスイ
ッチ構造を使用してもよい。この場合には、節度を持た
せるために弾性部材をメンブレンスイッチの上に載置し
て、基板17の上にメンブレンスイッチ、シリコンゴム
等で構成された弾性体からなる節度付与手段が積層され
た構成になる。
て、受け部24がキートップ15の略全周にわたって面
で受けているが、全周にわたって受ける必要はなく、例
えば隣接する操作部23の中間に突条等を設けて線的に
接触させるようにしてもよい。また、接点構造は、基板
17上に固定接点を設け、可動接点シート21の可動接
点19を接触させるようにしているが、メンブレンスイ
ッチ構造を使用してもよい。この場合には、節度を持た
せるために弾性部材をメンブレンスイッチの上に載置し
て、基板17の上にメンブレンスイッチ、シリコンゴム
等で構成された弾性体からなる節度付与手段が積層され
た構成になる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、キートッ
プの外周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内
面が上方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さ
くなるように形成されているので、キートップの押圧操
作をスムーズに行うことができ、キートップの外周部と
開口との間隙も小さくすることができ、キートップのガ
タ付きや異物の侵入を防ぐことができる。またの突起と
突起受けとの間は非操作時には接するか僅かに浮いた状
態に保持されているので、操作時の衝撃音はないかあっ
ても極めて小さい。
プの外周部の少なくとも一部を受ける受け部が、その内
面が上方に向かうにしたがい開口中心からの距離が小さ
くなるように形成されているので、キートップの押圧操
作をスムーズに行うことができ、キートップの外周部と
開口との間隙も小さくすることができ、キートップのガ
タ付きや異物の侵入を防ぐことができる。またの突起と
突起受けとの間は非操作時には接するか僅かに浮いた状
態に保持されているので、操作時の衝撃音はないかあっ
ても極めて小さい。
【0053】請求項2記載の発明によれば、キートップ
の外周部には略全周にわたって鍔部が形成されているの
で、異物の侵入を一層確実に防止することができるとと
もに、鍔部を受け部で受けることはできるので、キート
ップの形状の自由度を向上させることができる。
の外周部には略全周にわたって鍔部が形成されているの
で、異物の侵入を一層確実に防止することができるとと
もに、鍔部を受け部で受けることはできるので、キート
ップの形状の自由度を向上させることができる。
【0054】請求項3記載の発明によれば、突起及び突
起受けを支点にしてキートップが揺動した際のキートッ
プの外周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるの
で、キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を
小さくすることができ、異物が内部に入るのを確実に防
止することができる。
起受けを支点にしてキートップが揺動した際のキートッ
プの外周部の軌跡に沿った面が受け部に形成されるの
で、キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を
小さくすることができ、異物が内部に入るのを確実に防
止することができる。
【0055】請求項4記載の発明によれば、受け部の内
面の曲面の中心点が突起の下端縁に位置しているので、
キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を更に
小さくすることができ、かつキートップの揺動も極めて
円滑に行うことができる。
面の曲面の中心点が突起の下端縁に位置しているので、
キートップの外周部と受け部の内面との間の間隙を更に
小さくすることができ、かつキートップの揺動も極めて
円滑に行うことができる。
【0056】請求項5記載の発明によれば、突起の下端
部は滑らかに揺動することができ、かつキートップの外
周部と受け部の内面との間の間隙も小さくすることがで
きる。
部は滑らかに揺動することができ、かつキートップの外
周部と受け部の内面との間の間隙も小さくすることがで
きる。
【0057】請求項6記載の発明によれば、独立した受
け部に鍔部を入れることにより、キートップの位置決め
が極めて簡単になり、組立工程を簡単化でき、誤組立の
おそれも解消することができる。
け部に鍔部を入れることにより、キートップの位置決め
が極めて簡単になり、組立工程を簡単化でき、誤組立の
おそれも解消することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による多方向入力装
置を有するコントローラを示す平面図である。
置を有するコントローラを示す平面図である。
【図2】図1における多方向入力装置の部分のみを拡大
して示す平面図である。
して示す平面図である。
【図3】図2におけるA−A線に沿って示す断面図で、
非操作時の状態を示している。
非操作時の状態を示している。
【図4】図3の操作時の状態を示す断面図である。
【図5】第1の実施の形態におけるキートップを示す斜
視図である。
視図である。
【図6】図5のキートップを示す正面図である。
【図7】第1の実施の形態において上ケースにキートッ
プを収納した状態を底面から見た図である。
プを収納した状態を底面から見た図である。
【図8】第1の実施の形態における基板の一部を示す平
面図である。
面図である。
【図9】図8の基板上に可動接点部材を載置した状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態を非操作時の状態
で示す縦断面図である。
で示す縦断面図である。
【図11】第2の実施の形態を操作時の状態で示す縦断
面図である。
面図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態を非操作時の状態
で示す縦断面図である。
で示す縦断面図である。
【図13】第3の実施の形態を操作時の状態で示す縦断
面図である。
面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態を非操作時の状態
で示す縦断面図である。
で示す縦断面図である。
【図15】第4の実施の形態を操作時の状態で示す縦断
面図である。
面図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態による多方向入力
装置の部分を拡大して示す平面図である。
装置の部分を拡大して示す平面図である。
【図17】図16のB−B線に沿って示す断面図で、非
操作時の状態を示している。
操作時の状態を示している。
【図18】図17の操作時の状態を示す断面図である。
【図19】第5の実施の形態におけるキートップを示す
斜視図である。
斜視図である。
【図20】第5の実施の形態において上ケースにキート
ップを収納した状態を底面から見た図である。
ップを収納した状態を底面から見た図である。
【図21】本発明の第6の実施の形態による多方向入力
装置の部分を拡大して示す平面図である。
装置の部分を拡大して示す平面図である。
【図22】図21のC−C線に沿って示す断面図で、非
操作時の状態を示している。
操作時の状態を示している。
【図23】図23の操作時の状態で示す断面図である。
【図24】第6の実施の形態のキートップを示す斜視図
である。
である。
【図25】第6の実施の形態において上ケースにキート
ップを収納した状態を底面から見た図である。
ップを収納した状態を底面から見た図である。
【図26】本発明の第7の実施の形態を非操作時の状態
で示す縦断面図である。
で示す縦断面図である。
【図27】第7の実施の形態を非操作時の状態で示す縦
断面図である。
断面図である。
【図28】本発明の第8の実施の形態による多方向入力
装置の部分を拡大して示す平面図である。
装置の部分を拡大して示す平面図である。
【図29】図28のD−D線に沿って示す断面図で、非
操作時の状態を示している。
操作時の状態を示している。
【図30】本発明の第9の実施の形態による多方向入力
装置の部分を拡大して示す平面図である。
装置の部分を拡大して示す平面図である。
【図31】図30のE−E線に沿って示す断面図で、非
操作時の状態を示している。
操作時の状態を示している。
【図32】図31の操作時の状態を示す断面図である。
1 多方向入力装置 11 上ケース 12 下ケース 13 ケーシング 14,77,88 開口 15,51,61,71,75,85 キートップ 16 固定接点 17 基板 18 凸部 19 可動接点 21 可動接点シート 22,42,46,56,68,79 揺動軸受 23,62,76,86 操作部 24,52 鍔部 26,41,45,48,55,66,78 支点突起 28,67,81 凹部 31,53,64,82,87 受け部 54 側壁部
Claims (6)
- 【請求項1】 開口を有するケーシングと、 前記開口から一部が露呈するように挿入され、少なくと
も相対する2方向に押圧可能なキートップと、 このキートップの一部が押圧された時に動作するスイッ
チ手段と、 このスイッチ手段を非動作状態に保持するように前記キ
ートップを弾性的に支持する弾性体と、 前記キートップの外周部の少なくとも一部を受けるよう
に前記ケーシング内に設けられ、その内面は上方に向か
って前記開口中心からの距離が小さくなるように形成さ
れた受け部と、 前記キートップの下面中央に垂下している突起と、 この突起の下端が非操作時には接するか僅かに浮いた状
態で位置するように配設された突起受けとを備えたこと
を特徴とする多方向入力装置。 - 【請求項2】 前記キートップの外周部には略全周にわ
たって鍔部が形成されていることを特徴とする請求項1
記載の多方向入力装置。 - 【請求項3】 前記受け部の内面は円弧状の曲面が形成
されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2
記載の多方向入力装置。 - 【請求項4】 前記受け部の内面は円弧状の曲面が形成
され、この曲面の中心点が前記突起の下端縁に位置する
ことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の多方
向入力装置。 - 【請求項5】 前記突起の下端部は半球状もしくは半球
状の一部で形成され、その中心点は前記受け部の中心点
と略一致していることを特徴とする請求項3あるいは請
求項4記載の多方向入力装置。 - 【請求項6】 前記キートップの外周部には所定の間隔
をおいて複数個の鍔部を有し、前記受け部は前記各鍔部
をその側面も受けるように複数個独立して形成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の多方向入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32597895A JPH09161618A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 多方向入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32597895A JPH09161618A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 多方向入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09161618A true JPH09161618A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18182725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32597895A Pending JPH09161618A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 多方向入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09161618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6904148B1 (en) | 1999-04-21 | 2005-06-07 | Yabusaki Kougyousho Co., Ltd | Operation panel of portable telephone |
JP2008181902A (ja) * | 2008-04-22 | 2008-08-07 | Yaskawa Electric Corp | 産業用ロボットの手持操作器 |
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-
1995
- 1995-12-14 JP JP32597895A patent/JPH09161618A/ja active Pending
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