JPH09326219A - コントロールキー装置およびゲーム装置 - Google Patents

コントロールキー装置およびゲーム装置

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JPH09326219A
JPH09326219A JP9042589A JP4258997A JPH09326219A JP H09326219 A JPH09326219 A JP H09326219A JP 9042589 A JP9042589 A JP 9042589A JP 4258997 A JP4258997 A JP 4258997A JP H09326219 A JPH09326219 A JP H09326219A
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JP9042589A
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Inventor
Takeki Sugiyama
武樹 杉山
Hiroshi Matsumiya
博 松宮
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication of JPH09326219A publication Critical patent/JPH09326219A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性、操作性が向上し、メリハリが効いた
操作感が得られるコントロールキーを提供する。 【構成】開口部11を有するハウジング1と、電極部を有
する回路基板4と、前記電極部に対応する接点を含む弾
性可動部51と、前記基板上に配置された弾性部材よりな
る保持部52と、前記保持部によって保持された支点体3
と、前記開口部より押圧操作部2aが前記ハウジングの外
部に露出し、下底部22が前記支点体に対向して位置する
ように前記弾性可動部により可動的に保持されているキ
ートップ部2とを有し、前記キートップ部は外部から押
圧力が加えられたとき、前記押圧力に応じて前記下底部
が前記支点体に当接して傾動し、前記押圧力を受けた側
の前記弾性可動部を押し下げ、前記接点が対応する前記
電極部に接してスイッチを閉じるように構成されたコン
トロールキーおよび前記コントロールキーを用いて画面
上に表示されるキャラクター等の移動方向を指定する電
子ゲーム装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビゲーム装置やポー
タブル型電子ゲーム装置に用いられるコントロールキー
装置及びコントロールキーを用いて表示キャラクター等
の移動方向を指定する電子ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公平3−13951号において
テレビゲーム装置やポータブル型電子ゲーム装置に用い
られる方向性キーとして、キートップと一体的に形成さ
れた底面中央の先端部が半球状となっており、キートッ
プの下側に電極が形成された基板を備え、そして該半球
状の先端部と該基板との間に常に微少間隙が存在するよ
うに該キートップと一体的に形成された円板部下面が弾
力性の保持部材に載置されたものが公知となっている。
【0003】キートップの上面の押圧操作部をある方向
に押圧すると、キートップが可動保持部材の弾力性に抗
して下がり底面中央の先端部が基板に当接し、該先端部
が支点となりシーソー式に押圧方向に傾動し、押圧力を
受けた側の可動保持部の下面に形成されている導電ゴム
よりなる可動接点を対応する電極に接触させることによ
り電気的に短絡させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の方向性
キーでは、キートップの底面の先端部が基板に直接当接
するので、キートップに加わる過度な衝撃力が直接基板
に加わる。さらに該先端部がキートップの傾動する度に
該基板との間に摩擦が生じる。方向性キーの使用頻度が
多いので、キートップ操作の都度加わる衝撃や摩耗によ
り、基板が破損する原因となり耐久性が低いという難点
があった。
【0005】さらにキートップの操作頻度が特定方向に
集中していると、キートップの先端部の摩耗が特定方向
に偏って形状がいびつになるため、全方向一律の操作性
が維持できなくなる。
【0006】またキートップの先端部や基板が摩耗する
と先端部と基板との間隔が大きくなり、当初の操作性が
期待できなくなる。
【0007】さらに、支点となる先端部がキートップと
一体的に形成されているので、先端部を構成する材料の
選択に制限があり、摩耗に強い材料を使用することが困
難であり、かつ操作性を向上させるために必要な高精度
の加工に制約があった。
【0008】従って本発明のひとつの目的は、耐久性の
向上したコントロールキー装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、操作性の向上したコントロールキ
ー装置を提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、製作が容易なコントロールキー装置を提供すること
にある。本発明のさらに他の目的は、十字キーの相対す
る電極部(回路基板の上下方向または左右方向に位置す
る電極部)が同時にスイッチオンされるのを防止したコ
ントロールキー装置を提供することにある。本発明のさ
らに他の目的は、メリハリの効いた操作感の得られるコ
ントロールキー装置及びこれを用いた電子ゲーム装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の一態様によるゲーム装置用コントロール
キー装置は、互いに直交する直線上に、直交点に対し対
象の位置に配設された一対ずつの電極部を有する基板
と、電極部のそれぞれに対応して配置され弾性部材によ
り可動的に保持支持された接点部を有する弾性可動部と
弾性可動部間の中間位置に設けられた保持部とを有し接
点部が対応する前記電極部から微小間隔をおいて離間し
て可動的に配置されるように基板上に載置された弾性部
材と、保持部よって基板上の所定位置に保持され弾性部
材を介して基板に支持される部材と、圧操作部と弾性可
動部のそれぞれに対応して配置され該弾性可動部上に載
置された接点押圧部と保持部により保持される部材に対
向して位置する中央部とを有するキートップ部と、基
板、弾性部材、保持部に保持される部材及び前記キート
ップ部とを収容しキートップ部の所定位置からの離脱を
防止する手段を有するハウジングとを有し、押圧操作部
はハウジングの外部に露出しており、キートップ部は押
圧操作部に操作力が加えられたとき当該操作力に応じて
傾動し操作力を受けた側の接点部を押し下げるように構
成される。前記保持部に保持される部材は、本発明の他
の態様において球体で構成され、あるいはスチールで構
成される。
【0010】さらに本発明の一態様によると、前記中央
部は平面で構成される。
【0011】本発明のさらに他の態様によると、前記キ
ートップ部はその周縁側位置に設けられた周側部を有
し、前記離脱防止手段は前記ハウジングの上部裏面にお
いて周側部に当接するように構成される。
【0012】本発明のさらに他の態様によると、前記キ
ートップ部は上下方向および左右方向に傾動操作可能に
配置され、前記基板は上下方向および左右方向に対応す
る2対の電極部を有する。
【0013】本発明の一態様によるゲーム装置は、前記
したコントロールキー装置とともに使用され、前記キー
トップ部を操作して電極部とこれに対応する可動接点部
によって構成されるスイッチを作動させることにより画
面上に表示されるキャラクター等の動きを指定するよう
に構成される。
【0014】
【作用】前記の構成において、キートップを上下左右の
いずれかの方向に押した場合にキートップは傾動し押さ
れた側の弾性可動部をその弾性力に抗して押下げ、弾性
可動部に設けられた接点部が基板上の電極に当接し回路
を閉じて導通する。キートップの上面中央部をあるいは
左右あるいは上下の相対する押圧操作部分を同時に押す
と、キートップの下面中央が支点部に接し上下あるいは
左右の相対する電極が同時に導通するのを防止し、上下
左右のいずれか一方にさらにより強い押圧力が加わると
支点体を支点としてキートップがさらに押圧力の強い側
に傾斜し傾斜した側の接点部を押し下げ基板上の電極に
接してスイッチ動作を行う。
【0015】キートップ部から手を離し、押圧を解除す
ると、押圧されていた弾性可動部が弾性体の復元力によ
り元の位置に復元し、接点が電極から離れ回路を開き、
キートップ部が元の位置に戻る。また、ハウジングに押
圧操作部を取り囲むようにして設けられた離脱防止手段
によってキートップ部はハウジング内の所定位置に保持
される。このようにして上下左右方向の操作を行うこと
ができる。
【0016】前記構成において支点体はキートップ部か
ら分離して形成されているので、それぞれに適した材料
と形状の選択が可能となり製造が容易となる。また、支
点体を球体にすることにより、キートップ部が押され、
該キートップの中央部が球体の上側に接触した場合に
は、該球体を支点としてキートップが押圧された何れか
の方向に傾動する構成となるので、各操作方向に対し操
作感が一律となり操作性が向上する。また、支点部をス
チール製にすることにより、支点部の耐摩耗性が向上し
耐久性が改善される。
【0017】さらにまた、支点体は弾性部材を介して回
路基板上に載置されるので、キートップ部に加わる衝撃
は緩衝されるとともに、キートップの動きが直接回路基
板面を摩擦することがないので基板面が保護され、基板
の破損を防止し、耐久性が向上する。
【0018】さらにまた、キートップ部を弾性可動部の
弾性力によって支点体から微小間隔を開けて保持される
構成にすることにより、キートップ動作に適度の遊びが
与えられメリハリの効いた操作感が得られ操作性が向上
する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の構成
を説明する。図面は本発明の実施例を示し、図1は本発
明のコントロールキー装置の平面図であり、図2は図1
のA−A線断面図である。
【0020】キートップ部材2はキートップ本体が短円
柱形でハウジング1の開口部11より外部に露出し、露
出部には短円形上面中央の上下左右に十字形の押圧操作
部2aが設けてある。キートップ部材2の底面には、前
記十字形の押圧操作部2aに対応して、互いに直交する
直線上に直交点を中心点として対称に配置された上下左
右それぞれの位置に接点押圧部21、21が一体的に突
出して形成されている。図2では左右位置を示し図1に
おける上下位置に対応するところは示されていないが、
左右位置と同様に上下位置にも接点押圧部21、21が
キートップ部材2の底面から突出して形成されている。
さらに底面中央には突出した平面部22が一体的に形成
されている。
【0021】キートップ部材の下部周縁側には、キート
ップ本体の短円柱部より径の大きい円形の周縁鍔2bが
キートップ本体部を囲んで鍔状に形成され、周縁鍔2b
には係止片2cが周縁鍔2bの外縁に押圧操作部2aの
十字形に対応する位置に突出して設けてある。
【0022】キートップ部材2は、ハウジング1内に収
納され、キートップ上面部(押圧操作部)が開口部11
に遊嵌されている。
【0023】上側のハウジング裏側には開口部11に沿
って二重の円環壁12、13が垂下されている。内側の
円環壁12の径はキートップ本体の径より若干大きく、
円環壁12の下縁は周縁鍔2bの上面に面するように形
成されており、キートップ部材2が押圧されて下がる際
のガイドとなるとともに、周縁鍔2bが円環壁12の縁
に当接することによりキートップ部材が開口部11から
抜けでないようにしている。
【0024】外側の円環壁13の径は周縁鍔2bの径よ
り大きく、周縁鍔2bから突出して設けた係止片2cよ
りは内側に位置し、円環壁13の係止片2cに対応する
位置には一定高さ位置から深さ方向に切欠13aが設け
られ、該切欠13a内に係止片2cが位置し、キートッ
プ部材2が開口部に沿って回動しないようにしている。
【0025】切欠13a内における円環壁13の下縁部
のハウジング上部からの深さは円環壁12の下縁部の深
さより若干深く形成されており、係止片2cが円環壁1
3の下部に当接することによりキートップの上方への動
きが制約される。
【0026】このような構成により、円環壁12、13
はキートップ部材2の周縁鍔2b、係止片2cと連携し
て、キートップ部材2をハウジング内の所定位置に保持
する離脱防止手段として働く。
【0027】キートップ部材2の接点押圧部21、21
はそれぞれ対応する弾性体5の弾性可動部51、51の
真上に載置され、キートップ部材2の中央真下位置には
球体の支点部3が位置しており、支点部3は回路基板4
上に載置された弾性体5の中央に設けられた支点保持部
52の有底の略短円筒型穴に支点部3の一部が嵌め込ま
れ、支点部の露出部が保持部52の穴から突出してい
る。押圧操作部2aに押圧力が加わっていない状態では、
キートップ部材2は、底面中央部に設けられた支点体が
当接する支点体当接面22と該支点部3との間に微小間
隔を有するように上下左右に位置する4個の弾性可動部
によって支持されている。支点部3としてスチール製の
球体がよく、これは真球に制作することが容易であるか
らである。また弾性体5はゴム材によって構成されてい
る。
【0028】弾性体5の弾性可動部51、51はキート
ップ部材の接点押圧部21、21に対応する位置に台形
円柱を中空にして袴状に形成されており、該台形円柱の
頭部に設けられた短円柱形部下面には従来技術と同様に
導電性のゴム接点である可動接点部51a、51aが設
けてある。弾性体5は上記接点押圧部21、21に対応
して上下左右位置に4つの弾性可動部51、51を有
し、さらに中央には支点体保持部52を一体にして形成
してある。
【0029】キートップ部材2は弾性可動部51、51
に設けられた短円柱形の頭部を保持している袴部51
b、51bの弾性力により上側に付勢され保持されてい
る。キートップ部材2の下方にあたるハウジング1の底
面から垂設した基台14と該基台14を囲む支持壁15
に回路基板4が水平配置されている。弾性体5はハウジ
ングの円環壁13の下端により回路基板4に当接して固
定されている。
【0030】回路基板上には、キートップ部材2の上下
左右方向の各接点押圧部21に対向して4つの電極4a
が配置されている。
【0031】以下にキートップの操作方法を説明する。
ハウジングから露出したキートップ部材2の上面の上下
左右の位置に設けられた押圧操作部2a、2a、2a、
2aの何れかの一方を押圧すれば、キートップ部材2
は、押圧した側の弾性可動部51の短円柱頭部を保持し
ている袴部51bの弾性力に抗して押下がる。するとキ
ートップ部材の底面中央部の平面部(支点体当接面)2
2が支点部3との微小距離を縮めて当接する。
【0032】前記中央部22が支点部3に当接すると、
キートップ部材2は支点部3を支点として押圧した側に
傾斜する。この一連の動きはキートップ部材2の押圧方
向と反対側の周縁鍔2bの係止片2cが外側の円環壁の
切欠13aを上側に移動しつつ傾動し、キートップ部材
の支点体当接面22が支点部3に当接して支点部3が支
点となり、キートップ部材2はさらに傾動し、押圧した
側のキートップ部材の接点押圧部21は弾性可動部51
をさらに押下げ、弾性可動部の真下の可動接点部51a
を回路基板上の電極4aに当接させ、回路を閉じる。
【0033】そしてキートップ部材2から手を離し、キ
ートップ部材2の押圧を解除すると、接点押圧部21に
押圧されていた袴部51bの弾性力による復元力により
可動接点部51aが基板上の電極から離れて回路を開
き、キートップ部材2が元の位置に戻る。このようにし
てそれぞれ上下左右方向の操作を行うことができる。
【0034】次に、キートップ部材2を上下方向または
左右方向を同時に、つまりキートップを真上から水平に
した状態で押す操作をすると、キートップ部材の支点体
当接面22が支点部3に当接し支点部3がストッパーと
して働くため、それより下方へはキートップ部材2は下
降することができない。この状態ではキートップ部材は
いずれの方向にも傾動せず水平に保たれ、いずれの接点
押圧部22も可動接点部51aを電極4aに当接するこ
とはできない。従って回路基板4上の上下方向の電極ま
たは左右方向の電極を同時に導通することができないよ
うになっている。
【0035】斜め方向の操作を行うには、例えばキート
ップ部材2の右上方向を押圧すればキートップ部材2は
押した位置、つまり右側及び上側の袴部51bの弾性力
に抗し下がり、キートップ部材の底面の平面部22が支
点部3に当接し、該支点部3を支点としてキートップ部
材2が右上方向に傾動し、その押圧位置に対応する右側
及び上側の弾性体5の弾性可動部51、51が押圧さ
れ、弾性可動部のそれぞれに内設された導電ゴムよりな
る接点部51a、51aが回路基板のそれぞれの電極4
a、4aに接触し導通が行なわれ、キャラクター等の画
面動作を右上斜め方向に移動する。これに準じて同じよ
うに左上斜め方向、右下斜め方向及び左下斜め方向に操
作することができる。
【0036】支点部としてのスチール製の球体は真球度
の精度が出しやすく、支点としてはキートップの何れの
方向にも同一の操作性が得られる。尚、上記構成におい
ては支点部として球体を例にして説明し、球体ではキー
トップ部材の底面の平面部とは点接触となる。しかしな
がら、本発明では支点部は球体に限らず、弾性体の保持
部に設けられた短円筒形の穴部には短円柱でもよい。短
円柱ではキートップを何れかの方向に押すと、円柱の上
縁にキートップの底面の平面部が当接して当該当接部を
支点としてキートップが傾動し弾性可動部を下降させ、
下降した導電ゴムが回路基板上の対応する電極部に接し
スイッチを閉じる。この場合にキートップの傾斜方向は
何れでも同一条件で操作感が一律になる。
【0037】また支点部はキートップが上下左右の4方
向のみならば方形体でもよく、上下左右に加え斜め方向
を含む八方向ならば短八角柱でもよくこの場合はキート
ップ部材との接点は線接触となり、これらはキートップ
が傾斜する方向において同一の状態で傾斜するものであ
ればよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成である
ので、特にテレビゲーム装置やポータブル型電子ゲーム
装置に於ける表示キャラクター等の移動方向を指定する
ためのスイッチ動作を行う多方向スイッチコントロール
装置に適しており以下に記載するような効果を奏する。
【0039】キートップと支点部との間に微小間隔を設
けた構成であるため、キートップ動作に遊びが適度にあ
るメリハリの効いた操作感が得られ、また復元時には弾
性体の復元力により付勢され、キートップ部が支点部と
の間に微小間隔をおいて離間する位置に復帰するので、
上下左右4方向および4斜め方向に操作時のレスポンス
がよく、キー操作感の優れた電子ゲーム操作用コントロ
ール装置が得られる。
【0040】また精密加工を要求される支点部がキート
ップ部材から分離して製作されるので、キートップ部
材、支点体の両者の加工成形が容易になる。
【0041】さらに支点体はキートップと分離した部品
であるので、部品の摩耗時に交換が最少限度に行うこと
ができ簡単である。
【0042】また、支点体にスチール球を採用した場合
は、キートップ部材の突出部を球状に加工するよりも製
作精度が高まる。これにより耐摩耗性にも優れ、支点と
しての高さが一定となりキートップ操作において非常に
安定し、何れの方向に押圧操作しても一律の操作感覚が
得られる。
【0043】さらに、支点体は保持部により保持されて
いるので位置ずれが抑えられとともに、回路基板との間
に弾性部材が介在しているので、キートップの動きは緩
衝され、また回路基板表面を摩擦から保護する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコントロールキー装置の平面図であ
る。
【図2】図1のAーA線断面図である。
【符号の説明】
1.ハウジング 11. 開口部 12. 円環壁 13. 円環壁 13a.切欠 14. 基台 15. 支持壁 2. キートップ部材 2a. 押圧操作部 2b. 周縁鍔 2c. 係止片 21. 接点押圧部 22. 平面部(支点体当接面) 3. 支点部 4. 回路基板 5.弾性体 51. 弾性可動部 51a.可動接点部 51b.袴部 52. 支点保持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する直線上に、直交点に対し
    対象の位置に配設された一対ずつの電極部を有する基板
    と、 前記電極部のそれぞれに対応して配置され弾性部材によ
    り可動的に保持支持された接点部を有する弾性可動部
    と、前記弾性可動部間の中間位置に設けられた保持部と
    を有し、接点部が対応する前記電極部から微小間隔をお
    いて離間して可動的に配置されるように前記基板上に載
    置された弾性部材と、 前記保持部よって前記基板上の所定位置に保持され、弾
    性部材を介して前記基板に支持される部材と、 押圧操作部と、前記弾性可動部のそれぞれに対応して配
    置され該弾性可動部上に載置された接点押圧部と、前記
    保持部により保持される部材に対向して位置する中央部
    とを有するキートップ部と、 前記基板、前記弾性部材、前記保持部に保持される部材
    及び前記キートップ部とを収容し、前記キートップ部の
    所定位置からの離脱を防止する手段を有するハウジング
    と、を有し、 前記押圧操作部は前記ハウジングの外部に露出してお
    り、前記キートップ部は前記押圧操作部に操作力が加え
    られたとき当該操作力に応じて傾動し、操作力を受けた
    側の接点部を押し下げるように構成されてなることを特
    徴とするゲーム操作用コントロールキー装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部に保持される部材は球体であ
    ることを特徴とする請求項1記載のゲーム操作用コント
    ロール装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部に保持される部材はスチール
    製であることを特徴とする請求項1または3記載のゲー
    ム操作用コントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記キートップ部の中央部は平面である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のゲ
    ーム操作用コントロールキー装置。
  5. 【請求項5】 前記キートップ部は該キートップ部本体
    の周縁側位置に設けられた周側部を有し、前記離脱防止
    手段は前記ハウジングの上部裏面において前記周側部に
    当接するように形成されていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載のゲーム操作用コントロール装
    置。
  6. 【請求項6】 前記キートップ部は上下方向および左右
    方向に傾動操作可能に配置され、前記基板は上下方向お
    よび左右方向に対応する2対の電極部を有する請求項1乃
    至5記載のゲーム操作用多方向スイッチコントローラ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のコン
    トロールキー装置とともに使用するゲーム装置であっ
    て、前記キートップ部を操作して電極部とこれに対応す
    る可動接点部によって構成されるスイッチを作動させる
    ことにより画面上に表示されるキャラクター等の動きを
    指定するように構成されてなるゲーム装置。
JP9042589A 1997-02-26 1997-02-26 コントロールキー装置およびゲーム装置 Pending JPH09326219A (ja)

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JP9042589A Pending JPH09326219A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 コントロールキー装置およびゲーム装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028368A (ja) * 2000-07-17 2002-01-29 Konami Co Ltd ゲーム装置、ゲーム機の制御方法、情報記憶媒体、プログラム配信装置及び方法
CN102707807A (zh) * 2011-01-25 2012-10-03 索尼计算机娱乐公司 设置在电子设备内的操作构件及电子设备

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