JP3240836B2 - コントロールキー装置 - Google Patents
コントロールキー装置Info
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- JP3240836B2 JP3240836B2 JP13225694A JP13225694A JP3240836B2 JP 3240836 B2 JP3240836 B2 JP 3240836B2 JP 13225694 A JP13225694 A JP 13225694A JP 13225694 A JP13225694 A JP 13225694A JP 3240836 B2 JP3240836 B2 JP 3240836B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はコントロールキー装置
に関するものであり、特に、キートップを備え、操作者
の指頭の動きに基いて任意の方向を指定するための方向
性スイッチに適用されるコントロールキー装置に関する
ものである。
に関するものであり、特に、キートップを備え、操作者
の指頭の動きに基いて任意の方向を指定するための方向
性スイッチに適用されるコントロールキー装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の此種コントロールキー装置とし
て、実公平３−５０５９４号公報に記載されているもの
が知られている。而して、該公報に記載されているコン
トロールキー装置は、キートップの押圧面が指頭によっ
て下方へ垂直に押下されたとき、該キートップの下面中
心に半球状に突設された支点部材が保持部材の弾性力に
抗して配線基板に当接して該キートップを支架する。こ
のとき、前記保持部材に保持されている何れの導電部も
夫等に対応する下方部の固定電極には接触しないように
構成されている。更に、該キートップの十字片の一端部
を押下したときは、前記半球状の支点部材が配線基板に
当接して支点を形成し、該支点を中心として前記押圧さ
れた方向に該キートップが傾き、そして、該キートップ
の下部に設けられている円板に押されて導電部が配線基
板上の固定電極に接触して電気的導通が為されるように
構成されている。
て、実公平３−５０５９４号公報に記載されているもの
が知られている。而して、該公報に記載されているコン
トロールキー装置は、キートップの押圧面が指頭によっ
て下方へ垂直に押下されたとき、該キートップの下面中
心に半球状に突設された支点部材が保持部材の弾性力に
抗して配線基板に当接して該キートップを支架する。こ
のとき、前記保持部材に保持されている何れの導電部も
夫等に対応する下方部の固定電極には接触しないように
構成されている。更に、該キートップの十字片の一端部
を押下したときは、前記半球状の支点部材が配線基板に
当接して支点を形成し、該支点を中心として前記押圧さ
れた方向に該キートップが傾き、そして、該キートップ
の下部に設けられている円板に押されて導電部が配線基
板上の固定電極に接触して電気的導通が為されるように
構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載されて
いるコントロールキー装置は、二つ以上のキートップの
端部を同時に押下したときには之に対応する配線基板に
設けた固定電極に同時に接触する構成とはなっていな
い。そこで、隣接する２個の接点の組合せによっても確
実に押圧方向を判別できるようにするために解決せらる
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題
を解決することを目的とする。
いるコントロールキー装置は、二つ以上のキートップの
端部を同時に押下したときには之に対応する配線基板に
設けた固定電極に同時に接触する構成とはなっていな
い。そこで、隣接する２個の接点の組合せによっても確
実に押圧方向を判別できるようにするために解決せらる
べき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題
を解決することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案せられたものであり、配線基板上の所定
の円周上に対称に配置された固定電極の直上に該電極と
断接する可動導電部を配設し、且つ、該可動導電部は上
方からの押圧力を受けて弾性変形する保持部材に設けた
保持部の下面に設けられており、更に、該保持部材の上
面に配設されて前記押圧力を付与するための十字状のキ
ートップを備え、且つ、該キートップはアッパーケース
に設けられた開穿孔から露出して押圧部が形成されて成
るコントロールキー装置に於て、前記十字状のキートッ
プは十字状を形成する縦横の各片に分離されて平面視略
長方形状の二個のキートップ片を形成し、片方のキート
ップ片は正面視が略Ｔ字状に形成されてその左右水平十
字状に突設された部位を押下部に形成すると共に、該押
下部の上面に夫々押圧片を突設し、更に、他方のキート
ップ片は正面視が略凹字状に形成されると共に、その上
端部両側に夫々外方に向って略水平状に突設した部位を
押下部に形成し、該押下部の上面に夫々押圧片を突設
し、更に、該凹字状部位の底面中央部位に巾方向の溝を
形成し、該溝に前記一方のキートップ片の垂片下端部を
遊嵌して十字状のキートップを形成し、且つ、該凹字状
部位の下面を曲面部に形成して、該曲面部を保持部間の
中心部に開穿した開口に出入り自在に形成し、更に、前
記押圧片は保持部材の弾性力の付勢にてアッパーケース
に設けられた開穿孔から露出されると共に、各押下部は
前記開穿孔の下面孔縁近傍に係止できるように構成さ
れ、該キートップを垂直に押下したときは、前記何れの
可動導電部も固定電極に接触せず、更に、前記可動導電
部直上に設けた前記押圧片を押下したときには、該押圧
片の下方に配設されている可動導電部が之に対応する固
定電極に接触し、或いは、隣接の押圧片を同時に押下し
たときには、之等の双方の押圧片の直下に位置して隣接
する双方の可動導電部が之に対向する双方の固定電極に
も同時に接触するように構成されたコントロールキー装
置を提供するものである。
するために提案せられたものであり、配線基板上の所定
の円周上に対称に配置された固定電極の直上に該電極と
断接する可動導電部を配設し、且つ、該可動導電部は上
方からの押圧力を受けて弾性変形する保持部材に設けた
保持部の下面に設けられており、更に、該保持部材の上
面に配設されて前記押圧力を付与するための十字状のキ
ートップを備え、且つ、該キートップはアッパーケース
に設けられた開穿孔から露出して押圧部が形成されて成
るコントロールキー装置に於て、前記十字状のキートッ
プは十字状を形成する縦横の各片に分離されて平面視略
長方形状の二個のキートップ片を形成し、片方のキート
ップ片は正面視が略Ｔ字状に形成されてその左右水平十
字状に突設された部位を押下部に形成すると共に、該押
下部の上面に夫々押圧片を突設し、更に、他方のキート
ップ片は正面視が略凹字状に形成されると共に、その上
端部両側に夫々外方に向って略水平状に突設した部位を
押下部に形成し、該押下部の上面に夫々押圧片を突設
し、更に、該凹字状部位の底面中央部位に巾方向の溝を
形成し、該溝に前記一方のキートップ片の垂片下端部を
遊嵌して十字状のキートップを形成し、且つ、該凹字状
部位の下面を曲面部に形成して、該曲面部を保持部間の
中心部に開穿した開口に出入り自在に形成し、更に、前
記押圧片は保持部材の弾性力の付勢にてアッパーケース
に設けられた開穿孔から露出されると共に、各押下部は
前記開穿孔の下面孔縁近傍に係止できるように構成さ
れ、該キートップを垂直に押下したときは、前記何れの
可動導電部も固定電極に接触せず、更に、前記可動導電
部直上に設けた前記押圧片を押下したときには、該押圧
片の下方に配設されている可動導電部が之に対応する固
定電極に接触し、或いは、隣接の押圧片を同時に押下し
たときには、之等の双方の押圧片の直下に位置して隣接
する双方の可動導電部が之に対向する双方の固定電極に
も同時に接触するように構成されたコントロールキー装
置を提供するものである。
【０００５】
【作用】この発明は、キートップを垂直に下方へ押圧し
たときは、該キートップの下端部の曲面部が配線基板に
当接して保持部材に設けた保持部下面に設けられている
何れの可動導電部も配線基板の所定の円周上に対称に配
置されている固定電極に接触することはない。
たときは、該キートップの下端部の曲面部が配線基板に
当接して保持部材に設けた保持部下面に設けられている
何れの可動導電部も配線基板の所定の円周上に対称に配
置されている固定電極に接触することはない。
【０００６】又、該キートップの一つの押圧片を押下し
たときは、該押圧片の反対側の該キートップの押下部端
縁が、アッパーケースに開穿した開穿孔の孔縁近傍の下
面に接触した状態で該接触部を回動支点として、該キー
トップは押圧部の下面に配設した可動導電部の保持部が
該保持部材の弾性力に抗して弾性変形し乍ら下方へ移動
し、依って、該可動導電部が之に対向する固定電極と接
触して電気的導通を為す。更に、隣接せる押圧片を同時
に押圧したときにも、前述と全く同様の作用によって各
押圧片の下方部位の隣接している可動導電部が之に対向
する下方の固定電極にも同時に接触して電気的導通を為
し、この押圧方向を判別させる。
たときは、該押圧片の反対側の該キートップの押下部端
縁が、アッパーケースに開穿した開穿孔の孔縁近傍の下
面に接触した状態で該接触部を回動支点として、該キー
トップは押圧部の下面に配設した可動導電部の保持部が
該保持部材の弾性力に抗して弾性変形し乍ら下方へ移動
し、依って、該可動導電部が之に対向する固定電極と接
触して電気的導通を為す。更に、隣接せる押圧片を同時
に押圧したときにも、前述と全く同様の作用によって各
押圧片の下方部位の隣接している可動導電部が之に対向
する下方の固定電極にも同時に接触して電気的導通を為
し、この押圧方向を判別させる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図５に従って詳述
する。図に於て１はコントロールキー装置である。該コ
ントロールキー装置１は、例えば電子ゲーム装置のキャ
ラクタ移動スイッチとして用いられるものであり、配線
基板２、保持部材３、アッパーケース４、キートップ５
及びロワーケース（図示せず）から成る。而して、前記
配線基板２は、図４に示す如く円周Ｃ上に二対の固定電
極２ａ，２ａ，２ａ，２ａが配設されている。更に、前
記保持部材３にも前記固定電極２ａ，２ａ，２ａ，２ａ
と対向位置の直上であって、且つ、一定の空間を有して
可動導電部３ａ，３ａ，３ａ，３ａが配設されている。
而して、該可動導電部３ａ，３ａ，３ａ，３ａは夫々該
保持部材に設けられた保持部３ｂ，３ｂ，３ｂ，３ｂの
夫々の下面に設けられており、且つ、該保持部材３はゴ
ム等の弾性部材にて構成されているので、上方向からの
押圧力を受けて弾性変形することにより押下された側の
該可動導電部３ａが、之に対向する前記固定電極２ａに
接触して電気的導通を為し、前述のキャラクタが該押圧
方向によって選択的に表示部（図示せず）に表示される
ように構成されている。
する。図に於て１はコントロールキー装置である。該コ
ントロールキー装置１は、例えば電子ゲーム装置のキャ
ラクタ移動スイッチとして用いられるものであり、配線
基板２、保持部材３、アッパーケース４、キートップ５
及びロワーケース（図示せず）から成る。而して、前記
配線基板２は、図４に示す如く円周Ｃ上に二対の固定電
極２ａ，２ａ，２ａ，２ａが配設されている。更に、前
記保持部材３にも前記固定電極２ａ，２ａ，２ａ，２ａ
と対向位置の直上であって、且つ、一定の空間を有して
可動導電部３ａ，３ａ，３ａ，３ａが配設されている。
而して、該可動導電部３ａ，３ａ，３ａ，３ａは夫々該
保持部材に設けられた保持部３ｂ，３ｂ，３ｂ，３ｂの
夫々の下面に設けられており、且つ、該保持部材３はゴ
ム等の弾性部材にて構成されているので、上方向からの
押圧力を受けて弾性変形することにより押下された側の
該可動導電部３ａが、之に対向する前記固定電極２ａに
接触して電気的導通を為し、前述のキャラクタが該押圧
方向によって選択的に表示部（図示せず）に表示される
ように構成されている。
【０００８】而して、前記キートップ５は図５に示す如
く、平面視が長方形状に形成された二個の縦横の各片か
ら成るキートップ片５ａ，５ａを中央部をクロスさせて
十字状に形成して構成されるものであるが、片方のキー
トップ片５ａは正面視が略Ｔ字状に形成されて、その左
右略水平状に突設された部位を押下部５ｂ，５ｂに形成
してある。そして、該押下部５ｂ，５ｂの上面に押圧片
５ｃ，５ｃを突設してある。
く、平面視が長方形状に形成された二個の縦横の各片か
ら成るキートップ片５ａ，５ａを中央部をクロスさせて
十字状に形成して構成されるものであるが、片方のキー
トップ片５ａは正面視が略Ｔ字状に形成されて、その左
右略水平状に突設された部位を押下部５ｂ，５ｂに形成
してある。そして、該押下部５ｂ，５ｂの上面に押圧片
５ｃ，５ｃを突設してある。
【０００９】又、他方のキートップ片５ａは正面視が略
凹字状に形成され、そして、その上端部両側に外方へ向
って略水平状に突設せしめて、この突設部位を前述と同
様に押下部５ｂ，５ｂとして、更に、前述と同様に該押
下部５ｂ，５ｂの上面に押圧片５ｃ，５ｃを突設してあ
る。又、前記他方のキートップ片５ａの前記凹字状部位
の底面中央部位には巾方向に曲面に形成された溝５ｄが
設けられており、更に、前記片方のキートップ片５ａの
垂片５ｅの下端面も該溝５ｄに対応して曲面に形成され
て該垂片５ｅの下端面Ｅを該溝５ｄ内に遊嵌せしめ、双
方のキートップ片５ａ，５ａを十字状にクロスさせてキ
ートップ５を構成してなる。
凹字状に形成され、そして、その上端部両側に外方へ向
って略水平状に突設せしめて、この突設部位を前述と同
様に押下部５ｂ，５ｂとして、更に、前述と同様に該押
下部５ｂ，５ｂの上面に押圧片５ｃ，５ｃを突設してあ
る。又、前記他方のキートップ片５ａの前記凹字状部位
の底面中央部位には巾方向に曲面に形成された溝５ｄが
設けられており、更に、前記片方のキートップ片５ａの
垂片５ｅの下端面も該溝５ｄに対応して曲面に形成され
て該垂片５ｅの下端面Ｅを該溝５ｄ内に遊嵌せしめ、双
方のキートップ片５ａ，５ａを十字状にクロスさせてキ
ートップ５を構成してなる。
【００１０】又、前記他方のキートップ片５ａの下端面
も曲面部Ｆに形成している。そして、前記保持部３ｂ，
３ｂ，３ｂ，３ｂの中心部に於て、保持部材３に大径の
孔３ｃを設けて該孔３ｃを介して該曲面部Ｆが配線基板
２に当接自在に形成されている。更に又、前記アッパー
ケース４には前記押圧片５ｃ，５ｃ，５ｃ，５ｃを上方
へ露出せしめるための開穿孔４ａ，４ａ，４ａ，４ａが
夫々設けられており、且つ、該開穿孔４ａ，４ａ，４
ａ，４ａは該押圧片５ｃ，５ｃ，５ｃ，５ｃの上下動並
びに片方へ傾倒して、可動導電部３ａと固定電極２ａと
の接触を可能とするため、間隙Ｓ，Ｓ，Ｓ，Ｓを夫々有
していると共に、前記押下部５ｂ，５ｂ，５ｂ，５ｂが
保持部材３の付勢により、該開穿孔４ａ，４ａ，４ａ，
４ａの孔縁近傍の下面に当接して該キートップ５が脱落
しないように構成されている。
も曲面部Ｆに形成している。そして、前記保持部３ｂ，
３ｂ，３ｂ，３ｂの中心部に於て、保持部材３に大径の
孔３ｃを設けて該孔３ｃを介して該曲面部Ｆが配線基板
２に当接自在に形成されている。更に又、前記アッパー
ケース４には前記押圧片５ｃ，５ｃ，５ｃ，５ｃを上方
へ露出せしめるための開穿孔４ａ，４ａ，４ａ，４ａが
夫々設けられており、且つ、該開穿孔４ａ，４ａ，４
ａ，４ａは該押圧片５ｃ，５ｃ，５ｃ，５ｃの上下動並
びに片方へ傾倒して、可動導電部３ａと固定電極２ａと
の接触を可能とするため、間隙Ｓ，Ｓ，Ｓ，Ｓを夫々有
していると共に、前記押下部５ｂ，５ｂ，５ｂ，５ｂが
保持部材３の付勢により、該開穿孔４ａ，４ａ，４ａ，
４ａの孔縁近傍の下面に当接して該キートップ５が脱落
しないように構成されている。
【００１１】尚、図中符号４ｂは前記アッパーケース４
から垂設された壁部であって、該壁部４ｂの下面部は前
記保持部材３の周縁部位上に載置されている。そこで、
キートップ片５ａの両端部の押圧片５ｃ，５ｃを指頭に
て同時に押圧し、そして、該キートップ５を略垂直に押
下せしめれば、図２に示す如く、該キートップ５の下端
部の曲面部Ｆが配線基板２に当接して該キートップ５の
下降動作が停止し、依って、可動導電部３ａ，３ａ，３
ａ，３ａは夫々に対向する下方の固定電極２ａ，２ａ，
２ａ，２ａに接触することはないので電気的導通は行わ
れない。
から垂設された壁部であって、該壁部４ｂの下面部は前
記保持部材３の周縁部位上に載置されている。そこで、
キートップ片５ａの両端部の押圧片５ｃ，５ｃを指頭に
て同時に押圧し、そして、該キートップ５を略垂直に押
下せしめれば、図２に示す如く、該キートップ５の下端
部の曲面部Ｆが配線基板２に当接して該キートップ５の
下降動作が停止し、依って、可動導電部３ａ，３ａ，３
ａ，３ａは夫々に対向する下方の固定電極２ａ，２ａ，
２ａ，２ａに接触することはないので電気的導通は行わ
れない。
【００１２】而して、キートップ片５ａの何れかの押圧
片５ｃを指頭にて押圧したとき、例えば図３に示す如く
左方の押圧片５ｃを押下したときには、之に連設されて
いる右方の押下部５ｂの先端部Ｐが保持部材３の付勢に
よりアッパーケース４の下面に当接した状態を維持し、
この先端部Ｐを回動支点として前記押下方向が前記保持
部材３の弾性力に抗して下傾し、そして、該押下方向の
可動導電部３ａが之に対向する固定電極２ａに接触して
電気的導通が行われる。
片５ｃを指頭にて押圧したとき、例えば図３に示す如く
左方の押圧片５ｃを押下したときには、之に連設されて
いる右方の押下部５ｂの先端部Ｐが保持部材３の付勢に
よりアッパーケース４の下面に当接した状態を維持し、
この先端部Ｐを回動支点として前記押下方向が前記保持
部材３の弾性力に抗して下傾し、そして、該押下方向の
可動導電部３ａが之に対向する固定電極２ａに接触して
電気的導通が行われる。
【００１３】更に、隣接せる二個の押圧片５ｃ，５ｃを
同時に押圧したときに於ても、前述と全く同様の作用に
よって、該押圧片５ｃ，５ｃの直下の可動導電部３ａ，
３ａが之に対向する固定電極２ａ，２ａに同時に接触し
て電気的導通を為す。斯くして、指頭による押圧方向に
従ってキャラクタが表示部に表示されることになるので
ある。
同時に押圧したときに於ても、前述と全く同様の作用に
よって、該押圧片５ｃ，５ｃの直下の可動導電部３ａ，
３ａが之に対向する固定電極２ａ，２ａに同時に接触し
て電気的導通を為す。斯くして、指頭による押圧方向に
従ってキャラクタが表示部に表示されることになるので
ある。
【００１４】而して、該保持部材３の弾性力及び各可動
導電部３ａと各固定電極２ａとの距離、並びにキートッ
プ５の押圧時の上下動のストローク及び該キートップ５
を構成するキートップ片５ａ，５ａの高さ、形状は前述
の作用を効果的にするために適正に決定されることは当
然である。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限
り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改
変されたものに及ぶことは当然である。
導電部３ａと各固定電極２ａとの距離、並びにキートッ
プ５の押圧時の上下動のストローク及び該キートップ５
を構成するキートップ片５ａ，５ａの高さ、形状は前述
の作用を効果的にするために適正に決定されることは当
然である。尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限
り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改
変されたものに及ぶことは当然である。
【００１５】
【発明の効果】この発明は上記一実施例に詳述せる如
く、キートップを構成する片方のキートップ片の何れか
の押圧片を押下したとき、或いは各別のキートップ片で
あって夫々隣接せる二個の押圧片を同時に押下したと
き、該押下部位の夫々の反対側の押圧片の先端部がアッ
パーケースの開穿孔の孔縁近傍の下面に別々に当接した
状態を維持し、該先端部を回動支点として該キートップ
の押下部位が下傾する。斯くして、該押下部位の可動導
電部が之に対向する固定電極と接触して電気的導通を為
す。依って、従来のように四方向のみならず、その中間
方向に於てもその押圧方向を確実に判別することが可能
となる。即ち、譬え、隣接の押圧片を同時に押下しても
各キートップ片は各別に作用するので、前述のように夫
々の可動導電部と之に対向する固定電極との接触が確実
となるのである。
く、キートップを構成する片方のキートップ片の何れか
の押圧片を押下したとき、或いは各別のキートップ片で
あって夫々隣接せる二個の押圧片を同時に押下したと
き、該押下部位の夫々の反対側の押圧片の先端部がアッ
パーケースの開穿孔の孔縁近傍の下面に別々に当接した
状態を維持し、該先端部を回動支点として該キートップ
の押下部位が下傾する。斯くして、該押下部位の可動導
電部が之に対向する固定電極と接触して電気的導通を為
す。依って、従来のように四方向のみならず、その中間
方向に於てもその押圧方向を確実に判別することが可能
となる。即ち、譬え、隣接の押圧片を同時に押下しても
各キートップ片は各別に作用するので、前述のように夫
々の可動導電部と之に対向する固定電極との接触が確実
となるのである。
【図１】本発明のコントロールキー装置の一実施例を示
し、キートップを押下していない状態の断面図。
し、キートップを押下していない状態の断面図。
【図２】図１の状態からキートップを垂直に押下した状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図３】図１の状態からキートップの一個の押圧片又
は、隣接せる押圧片の中間部を押下した状態を示す断面
図。
は、隣接せる押圧片の中間部を押下した状態を示す断面
図。
【図４】図１の平面図。
【図５】キートップを分解した状態を示す斜面図。
１ コントロールキー装置 ２ 配線基板 ２ａ 固定電極 ３ 保持部材 ３ａ 可動導電部 ３ｂ 保持部 ３ｃ 孔 ４ アッパーケース ４ａ 開穿孔 ５ キートップ ５ａ キートップ片 ５ｂ 押下部 ５ｃ 押圧片 ５ｄ 溝 ５ｅ 重片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中澤 徹三 東京都調布市国領町８丁目８番地２ ミ ツミ電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭52−144379（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−68272（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−38137（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01H 25/04
Claims (1)
- 【請求項１】 配線基板上の所定の円周上に対称に配置
された固定電極の直上に該電極と断接する可動導電部を
配設し、且つ、該可動導電部は上方からの押圧力を受け
て弾性変形する保持部材に設けた保持部の下面に設けら
れており、更に、該保持部材の上面に配設されて前記押
圧力を付与するための十字状のキートップを備え、且
つ、該キートップはアッパーケースに設けられた開穿孔
から露出して押圧部が形成されて成るコントロールキー
装置に於て、前記十字状のキートップは十字状を形成す
る縦横の各片に分離されて平面視略長方形状の二個のキ
ートップ片を形成し、片方のキートップ片は正面視が略
Ｔ字状に形成されてその左右水平十字状に突設された部
位を押下部に形成すると共に、該押下部の上面に夫々押
圧片を突設し、更に、他方のキートップ片は正面視が略
凹字状に形成されると共に、その上端部両側に夫々外方
に向って略水平状に突設した部位を押下部に形成し、該
押下部の上面に夫々押圧片を突設し、更に、該凹字状部
位の底面中央部位に巾方向の溝を形成し、該溝に前記一
方のキートップ片の垂片下端部を遊嵌して十字状のキー
トップを形成し、且つ、該凹字状部位の下面を曲面部に
形成して、該曲面部を保持部間の中心部に開穿した開口
に出入り自在に形成し、更に、前記押圧片は保持部材の
弾性力の付勢にてアッパーケースに設けられた開穿孔か
ら露出されると共に、各押下部は前記開穿孔の下面孔縁
近傍に係止できるように構成され、該キートップを垂直
に押下したときは、前記何れの可動導電部も固定電極に
接触せず、更に、前記可動導電部直上に設けた前記押圧
片を押下したときには、該押圧片の下方に配設されてい
る可動導電部が之に対応する固定電極に接触し、或い
は、隣接の押圧片を同時に押下したときには、之等の双
方の押圧片の直下に位置して隣接する双方の可動導電部
が之に対向する双方の固定電極にも同時に接触するよう
に構成されたことを特徴とするコントロールキー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225694A JP3240836B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | コントロールキー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13225694A JP3240836B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | コントロールキー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07335082A JPH07335082A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3240836B2 true JP3240836B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15077027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13225694A Expired - Fee Related JP3240836B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | コントロールキー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240836B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100490413B1 (ko) * | 2002-10-18 | 2005-05-17 | 삼성전자주식회사 | 일체형 방향키 |
| JP2022174844A (ja) | 2021-05-12 | 2022-11-25 | 任天堂株式会社 | コントローラおよびキー構造 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13225694A patent/JP3240836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07335082A (ja) | 1995-12-22 |
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