JP4722659B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
図10は、従来の発射ハンドルの説明図であり、(A)は特許文献1に記載の発射ハンドルの説明図、(B)は特許文献2に記載の発射ハンドルの説明図、(C)は特許文献3に記載の発射ハンドルの説明図である。
特許文献1に記載のものは、操作レバー60の指当て部61を後方に向けて突出形成することにより、指当て部61の指当て面62の面積を大きくし、長時間に亘って操作レバー60を回動操作状態に保持したときに指の痛みを感じることがないようにしたものである。
操作レバーが時計回りに回動する回動量が増加するほど、発射装置が遊技球を発射する強度が強くなり、遊技球の飛翔距離が長くなる。また、発射ハンドルの内部には、時計回りに回動した操作レバーを反時計回りに戻そうとするバネが内蔵されており、遊技球の発射強度を調節するときは、そのバネのバネ力に抗して操作レバーを回動させる。
しかし、前述した各特許文献に記載のものは、いずれも指掛け部の形状や位置は不変であるため、遊技者毎に異なる指の形態や癖などに対応できないという問題がある。
特に、指掛け部が自分の指の形態や癖などに適合していない場合に、長時間に亘って指を指掛け部に掛けた状態を継続すると、指掛け部に当たっている部分が痛くなるため、遊技が苦痛になる。
また、途中で指の姿勢を変えると、指掛け部に当たる部位が変わってしまうため、力を掛け難くなり、却って操作し難くなるという問題が発生する。
また、「取付姿勢」とは、回動部材の周囲に対する指掛け部材の取付角度および取付方向などのことである。
なお、上記の各括弧内の符号は、後述する実施形態において使用する符号と対応するものである。
回動部材を回動させようとする指によって指掛け部材を押圧したときに、その指の指掛け部材に対する指の位置、角度および方向などに倣って、指掛け部材の回動部材の周囲に対する取付角度および取付方向などを変化させることができる。
従って、遊技者毎に異なる指の形態と、指の掛け方などの癖とに対応することができ、操作が楽な発射ハンドルを実現することができる。
回動部材を回動させようとする指によって指掛け部材を押圧したときに、その指の姿勢に倣って指掛け部材を取付部材を介して回動させることができる。
例えば、回動部材を回動させようとする指の側部と、指掛け部材のうち指による押圧を受ける部分(以下、受圧部という)とが平行でない場合、指の側部の一部が指掛け部材を押圧することになり、指の押圧力が指の側部の一部に集中するため、長時間に亘って指掛け部材を押圧すると、指の側部が痛くなってしまう。
しかし、請求項2に係る発明によれば、指の姿勢に倣って指掛け部材が回動するため、指の側部と指掛け部材の受圧部とが局所的に接触する状態がなくなり、押圧面積が増加するため、長時間に亘って指掛け部材を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材が回動し、指の側部と指掛け部材の受圧部との接触面積が減少することがないため、指の側部が痛くなるおそれがない。
回動部材を回動させようとする指によって指掛け部材を押圧したときに、その指の姿勢に倣って指掛け部材を取付部材を介して傾倒させることができる。
例えば、回動部材を回動させようとする指の側部と、指掛け部材の受圧部とが一定の角度で接触した状態が長く続くと指の側部が痛くなることがある。
しかし、請求項3に係る発明によれば、指の姿勢に倣って指掛け部材が傾倒するため、指の側部と指掛け部材の受圧部とが局所的に接触する状態がなくなるため、長時間に亘って指掛け部材を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材が傾倒し、指の側部と指掛け部材の受圧部とが接触する部位が変化するため、指の側部が痛くなるおそれがない。
回動部材を回動させようとする指によって指掛け部材を押圧したときに、その指の姿勢に倣って指掛け部材を取付部材を介して回動かつ傾倒させることができるため、指の側部と指掛け部材の受圧部とが局所的に接触する状態がなくなるため、長時間に亘って指掛け部材を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材が傾倒し、指の側部と指掛け部材の受圧部とが接触する部位が変化するため、指の側部が痛くなるおそれがない。
取付部材の一端が指掛け部材に、他端が回動部材の内側にそれぞれ取付けられているという簡易な取付構造により、指掛け部材を押圧する指の姿勢に倣って回動する指掛け部材を実現することができる。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材に対する指掛け部材の取付作業を容易なものとし、発射ハンドルの製造コストを低減することができる。また、取付部材を取り去るだけで指掛け部材を回動部材から外すことができるため、指掛け部材の交換を容易に行うことができる。
取付部材の一端が指掛け部材に、他端が回動部材の内側にそれぞれ取付けられているという簡易な取付構造により、指掛け部材を押圧する指の姿勢に倣って傾倒する指掛け部材を実現することができる。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材に対する指掛け部材の取付作業を容易なものとし、発射ハンドルの製造コストを低減することができる。また、取付部材を取り去るだけで指掛け部材を回動部材から外すことができるため、指掛け部材の交換を容易に行うことができる。
取付部材の一端が指掛け部材に、他端が回動部材の内側にそれぞれ取付けられているという簡易な取付構造により、指掛け部材を押圧する指の姿勢に倣って回動かつ傾倒する指掛け部材を実現することができる。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材に対する指掛け部材の取付作業を容易なものとし、発射ハンドルの製造コストを低減することができる。また、取付部材を取り去るだけで指掛け部材を回動部材から外すことができるため、指掛け部材の交換を容易に行うことができる。
膨出部が可動状態で収容部に収容されており、膨出部の上部から突出した取付部材の周面と収容部との間には間隙が存在するため、膨出部を基点にして指掛け部材を回動させたり、傾倒させたりすることができる。
回動部材を回動させる際に使う複数の指それぞれの姿勢に倣って各指掛け部材の姿勢が変化するため、遊技者毎に異なる各指の形態と、各指の掛け方などの癖とに対応することができ、操作が楽な発射ハンドルを実現することができる。
また、各指掛け部材に掛ける複数の指のうち、特定の指のみに掛け方に癖があったり、特有の形態が存在したりする場合であっても、その指の癖および形態に対応することができ、楽に操作を行うことができる。
各指掛け部材が、それぞれ同一形状であるため、指掛け部材毎に異なる形状に製造する場合よりも製造コストを低減することができる。また、指掛け部材が破損したときなどのために交換用として保管する場合も、同じ指掛け部材を保管しておけばよいし、交換時も同じ指掛け部材と取り替えればよいため、指掛け部材の管理およびメンテナンスを容易なものにすることができる。
[パチンコ機の主要構成]
この発明の第1実施形態に係る発射ハンドルを備えたパチンコ機の主要構成について、それを示す図1を参照して説明する。
図1に示すように、パチンコ機本体10には、遊技盤11と、上受皿12と、下受皿13とが設けられており、下受皿13の右方には、発射ハンドル1が設けられている。発射ハンドル1を操作すると、発射装置(図示せず)が作動し、上受皿12に収容されている遊技球が遊技盤11に発射され、その発射された遊技球が遊技盤11に配置された入賞口(図示せず)に入賞すると所定個数の遊技球が賞球として上受皿12に払出される。また、上受皿12に収容されている遊技球の数が上受皿12の収容限界を超えると、その超えた分の遊技球が下受皿13に流下して収容される。
次に、発射ハンドル1の主要構成について図2ないし図5を参照して説明する。図2は、発射ハンドル1の斜視図であり、図3は図2に示す発射ハンドルの分解斜視図である。図4は図1に示す発射ハンドルの説明図であり、(A)は発射ハンドルの正面透視図、(B)は(A)のA−A矢視断面図である。図5は図1に示す発射ハンドルの使用状態を示す説明図であり、(A)は回動前の指掛け部材の説明図、(B)は回動後の指掛け部材の説明図である。なお、以下の説明では、図1に示す状態を方向の基準とし、発射ハンドル1から見て遊技者の方を向く面を前面とする。
回動部材5の周面には、回動部材5を操作しようとする遊技者の右手の指を掛けるための3つの指掛け部材2が取付けられている。3つの指掛け部材2に掛ける指の種類は、遊技者の癖によって異なることもあるが、基本的には、図2において左から時計回りに、右手親指用、右手人差し指用、右手中指用である。この実施形態では、回動部材5は、環状の縦断面を有する形状に形成されている(図4(B))。
各指掛け部材2の取付位置は、右手の掌をハンドレスト6に自然に置いたときに右手の親指、人差し指および中指の各第1関節付近が存在することとなる位置、つまり右手で回動部材5を操作し易い位置である。この実施形態では、図4(A)に示すように、発射ハンドル1の回動部材5を時計回りに回動させていない状態において、右手の親指を掛けるための指掛け部材2が時計の9時の位置に、右手の人差し指を掛けるための指掛け部材2が時計の12時の位置に、右手の中指を掛けるための指掛け部材2が時計の2時の位置にそれぞれ配置されている。
つまり、ビス4の一端が指掛け部材2に、他端が回動部材5の周囲の近傍にそれぞれ取付けられているという簡易な取付構造により、指掛け部材2を押圧する指の姿勢に倣って回動する指掛け部材2を実現している。
また、ビス4を取り去るだけで指掛け部材2を回動部材5から外すことができ、指掛け部材2の交換を容易に行うことができる。
ハンドレスト6の取付軸6aの内部には、ボルト9をねじ込むためのボルト孔6bが、取付軸6aの後面から前方に向けて形成されている。ボルト9は、ワッシャ8に貫通形成された孔8aを通ってボルト孔6bにねじ込まれており、これにより、ハンドレスト6が取付筒体7に固定され、ハンドレスト6の取付軸6aを回動軸にして回動部材5が回動可能な状態になっている。
この実施形態では、ハンドレスト6の取付軸6aは、縦断面が円形の棒状ではなく、棒状部材の円弧状周面の一部を軸方向に削って平面化した形状(円の一部が直線となった縦断面を有する形状)に形成されている。取付筒体7の軸孔7aは、取付軸6aの外形に合致した形状に形成されている。つまり、取付筒体7に挿入されたハンドレスト6が回動しない構造になっている。
なお、図示しないが、回動部材5の環体5hの周面5iには、右手が接触したことを検出するタッチセンサと、停止スイッチとが設けられており、タッチセンサがONすると発射装置が作動し、その作動中に停止スイッチを操作すると発射装置が停止する構造になっている。
次に、発射ハンドル1の動作について説明する。
今、図4(A)に示すように、時計回りに回動されていない状態の発射ハンドル1を操作するものとする。右手の親指、人差し指および中指の各右側部を、時計の9時、12時および2時の位置に存在する各指掛け部材2にそれぞれ掛けた状態を作り、その状態で回動部材5を時計回りに回動させる。このとき、回動部材5が時計回りに回転するにつれて各指掛け部材2に掛けた各指の姿勢が変化する。
従って、図示のように、親指Yの押圧部位の面積が回動初期の段階と同じように広くなるため、親指Yの押圧部位が痛くなるおそれがない。
しかし、指掛け部材2は、親指Yの押圧部位の変化に倣って回動できるため、上記タイミングがどんなタイミングであっても、常に親指Yに痛みの感じない姿勢に回動する。
(1)以上のように、上記第1実施形態の発射ハンドル1を使用すれば、回動部材5を回動させようとする指によって指掛け部材2を押圧したときに、その指の指掛け部材2に対する指の位置、角度および方向などに倣って、指掛け部材2をビス4を介して回動させることができる。
つまり、指の側部と指掛け部材2の受圧部2bとが局所的に接触する状態がなくなり、押圧面積が増加するため、長時間に亘って指掛け部材2を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材2に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材2が回動し、指の側部と指掛け部材2の受圧部2bとの接触面積が減少することがないため、指の側部が痛くなるおそれがない。
従って、遊技者毎に異なる指の形態と、指の掛け方などの癖とに対応することができ、操作が楽な発射ハンドルを実現することができる。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材5に対する指掛け部材2の取付作業を容易なものとし、発射ハンドル1の製造コストを低減することができる。また、ビス4を取り去るだけで指掛け部材2を回動部材5から外すことができるため、指掛け部材2の交換を容易に行うことができる。
また、各指掛け部材2に掛ける3本の指のうち、特定の指のみに掛け方に癖があったり、特有の形態が存在したりする場合であっても、その指の癖および形態に対応することができ、楽に操作を行うことができる。
次に、この発明の第2実施形態について図を参照して説明する。
図6は、この実施形態に係る発射ハンドルの斜視図であり、図7は、図6に示す発射ハンドルの分解斜視図である。図8は図6に示す発射ハンドルの説明図であり、(A)は発射ハンドルの正面透視図、(B)は指掛け部材の説明図、(C)は傾倒した指掛け部材の説明図である。図9は図8に示す発射ハンドルの断面図であり、(A)は図8(A)のB−B矢視断面図、(B)は指掛け部材が取付けられている部分の断面拡大図、(C)は(B)から指掛け部材を除いた状態の断面拡大図である。
発射ハンドル90に備えられた3つの指掛け部材20は、前述の第1実施形態の指掛け部材2に形成された挿通孔2aが形成されていない点以外は、指掛け部材2と同じ形状に形成されている。この実施形態では、各指掛け部材2は、同一の形状および大きさに形成されている。指掛け部材20の下面22の中央からは、取付部材30が下向きに突出形成されている。取付部材30は、指掛け部材20の下面から下向きに突出形成された軸部31と、この軸部31の下端から膨出形成された膨出部32とから構成される。
発射ハンドル90に備えられた回動部材91は、前部回動部材40および後部回動部材50から構成されている。図8(B)に示すように、前部回動部材40および後部回動部材50は、それぞれ縦断面の周囲の形状が環状に形成されており、前部回動部材40の後面および後部回動部材50の前面、つまり前部回動部材40および後部回動部材50の接合面の形状が同一形状に形成されている。
後部回動部材50は、環状に形成されており、その周面59には、各指掛け部材20を取付けるための取付部56が3箇所形成されている。この実施形態では、各取付部56は、円弧状の周面59の一部を削って平面化した形状に形成されている。
各取付部46の内部には、取付部材30の膨出部32を収容するための収容部41がそれぞれ形成されており、各収容部41は、それぞれ後方に開口している。また、各収容部41の上部には、取付部材30の軸部31の前部半分を収容するための孔42が収容部41と連通して形成されている。
つまり、図9(C)に示すように、前部回動部材40および後部回動部材50を接合したときに、各収容部41,51および各孔42,52がそれぞれ合致され、その合致された収容部41,51によって球状の収容部が形成され、孔42,52によって逆台錐形状の孔が形成される。図9(B)に示すように、その球状の収容部には、取付部材30の膨出部32が収容され、逆円錐台形状の孔には、軸部31が収容される。
指掛け部材2が回動または傾倒を開始するタイミングは、発射ハンドル90を操作する遊技者の癖によって異なるし、発射ハンドル90を握り直したり、指を動かしたりするタイミングによっても異なってくる。
しかし、各指掛け部材20は、掛けられている指の姿勢に倣って回動かつ傾倒できるため、上記タイミングがどんなタイミングであっても、常に指に痛みの感じない姿勢に回動かつ傾倒する。
(1)以上のように、上記第2実施形態の発射ハンドル90を使用すれば、回動部材91を回動させようとする指によって指掛け部材20を押圧したときに、その指の姿勢に倣って指掛け部材20を取付部材30を介して回動かつ傾倒させることができるため、指掛け部材20を押圧している指が痛くなるおそれがなく、楽に操作することができる。
特に、指の姿勢に倣って指掛け部材20が傾倒するため、指の側部と指掛け部材20の受圧部21とが局所的に接触する状態がなくなるため、長時間に亘って指掛け部材20を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材20に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材20が傾倒し、指の側部と指掛け部材20の受圧部21とが接触する部位が変化するため、指の側部が痛くなるおそれがない。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材91に対する指掛け部材20の取付作業を容易なものとし、発射ハンドル90の製造コストを低減することができる。また、取付部材30を取り去るだけで指掛け部材20を回動部材91から外すことができるため、指掛け部材30の交換を容易に行うことができる。
また、各指掛け部材20に掛ける3本の指のうち、特定の指のみに掛け方に癖があったり、特有の形態が存在したりする場合であっても、その指の癖および形態に対応することができ、楽に操作を行うことができる。
(1)第1実施形態および第2実施形態の各指掛け部材2は、上記の形状以外の形状に形成してもよく、例えば、受圧部2b,21をその受圧部2b,21を押圧する指の部分の外形に対応する形状(例えば、断面が円弧状の窪み)に形成してもよい。このように形成された受圧部を有する指掛け部材を使用すれば、指掛け部材に掛ける指に適合した指掛け部材を有する発射ハンドルを実現することができ、操作性を向上させることができる。
この構成によれば、ビス4の頭部が露出しないため、指掛け部材2の見栄えを良くすることができる。
この発射ハンドルを使用すれば、回動部材を回動させようとする指によって指掛け部材を押圧したときに、その指の姿勢に倣って指掛け部材を取付部材を介して傾倒させることができる。
従って、指の姿勢に倣って指掛け部材が傾倒するため、指の側部と指掛け部材の受圧部とが成す角度が変化するため、長時間に亘って指掛け部材を押圧しても指の側部が痛くなるおそれがない。
また、遊技の途中で指掛け部材に掛けている指の姿勢を変える場合も、その姿勢に倣って指掛け部材が傾倒し、指の側部と指掛け部材の受圧部とが成す角度が変化するため、指の側部が痛くなるおそれがない。
従って、取付構造が簡易であるため、回動部材に対する指掛け部材の取付作業を容易なものとし、発射ハンドルの製造コストを低減することができる。また、取付部材を取り去るだけで指掛け部材を回動部材から外すことができるため、指掛け部材の交換を容易に行うことができる。
なお、この発射ハンドルが請求項3または請求項6に係る発射ハンドルに対応する。
また、この構成において膨出部32を収容部41,51に可動不能な状態で固定し、指掛け部材20を傾倒のみ可能にすることもできる。
Claims (10)
- 遊技球の発射強度を調節するためにパチンコ機本体の所定個所に設けられた発射ハンドルにおいて、
周方向に回動可能な環状の回動部材と、
この回動部材を回動させる際に指を掛けるための指掛け部材と、
この指掛け部材を前記回動部材の周囲に取付けるための取付部材とを備えており、
前記指掛け部材が前記取付部材によって前記周囲に取付けられており、
前記指掛け部材が、前記回動部材を回動させようとする指によって押圧されることにより、その指の姿勢に倣って自身の取付姿勢を前記取付部材を介して変化させるように前記周囲に取付けられていることを特徴とする発射ハンドル。 - 前記指掛け部材が、前記回動部材を回動させようとする指によって押圧されることにより、その指の姿勢に倣って前記取付部材を介して回動するように前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の発射ハンドル。
- 前記指掛け部材が、前記回動部材を回動させようとする指によって押圧されることにより、その指の姿勢に倣って前記取付部材を介して傾倒するように前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の発射ハンドル。
- 前記指掛け部材が、前記回動部材を回動させようとする指によって押圧されることにより、その指の姿勢に倣って前記取付部材を介して回動かつ傾倒するように前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の発射ハンドル。
- 前記取付部材の一端が前記指掛け部材に、他端が前記回動部材の内側にそれぞれ取付けられており、前記指掛け部材が、前記取付部材を回動中心にして回動可能に前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項2に記載の発射ハンドル。
- 前記取付部材の一端が前記指掛け部材に、他端が前記回動部材の内側にそれぞれ取付けられており、前記指掛け部材が、前記他端を基端にして傾倒可能に前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の発射ハンドル。
- 前記取付部材の一端が前記指掛け部材に、他端が前記回動部材の内側にそれぞれ取付けられており、前記指掛け部材が、前記取付部材を回動中心にして回動可能、かつ、前記他端を基端にして傾倒可能に前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項4に記載の発射ハンドル。
- 前記取付部材は、その他端に膨出形成された膨出部と、この膨出部の上部から突出した軸部とを備えており、前記回動部材の内側には、前記膨出部を可動状態で収容するとともに、前記軸部をその周面と間隙を隔てて収容する収容部が備えられていることを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか1つに記載の発射ハンドル。
- 複数の前記指掛け部材が、前記回動部材を回動させる際に使う複数の指のそれぞれに対応して前記周囲に取付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の発射ハンドル。
- 各前記指掛け部材が、それぞれ同一形状であることを特徴とする請求項9に記載の発射ハンドル。
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