JPH11290509A - 弾球遊技機のハンドル装置 - Google Patents

弾球遊技機のハンドル装置

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JPH11290509A
JPH11290509A JP12171698A JP12171698A JPH11290509A JP H11290509 A JPH11290509 A JP H11290509A JP 12171698 A JP12171698 A JP 12171698A JP 12171698 A JP12171698 A JP 12171698A JP H11290509 A JPH11290509 A JP H11290509A
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JP
Japan
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handle
finger contact
handle device
finger
contact groove
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JP12171698A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機(パチンコ機)のハンドル装置に
おいて、遊技者が確実にグリップすることが可能で、特
に、回動盤を任意の回動角度で確実に固定しておくこと
ができるハンドル装置を提供する。 【解決手段】 パチンコ機のハンドル装置Aは、ハンド
ルカバー部10と、回動盤30と、発射ハンドル本体5
0とを有している。ここで、回動盤30は、該発射ハン
ドル本体50の他側部に回動方向に付勢されて回動自在
に軸支され、該付勢方向と反対方向の回動角度に応じ、
遊技盤に発射される遊技球の打撃力を調整するためのも
のであり、この回動盤30の外周部には、遊技者が前記
回動盤30を任意の回動角度に保持するための指当溝部
34a、34bが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に遊技球
を打ち出すパチンコ機のハンドル装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来よりパチンコ機には、遊技用の遊技
球(パチンコ球)を打ち出すための発射装置が設けられ
ている。電動式の発射装置は、パチンコ機の前面側に突
出して設けられており、遊技者がこの発射装置を操作す
ることにより遊技球を打ち出すことができる。つまり、
遊技者が該ハンドル装置の回動盤を回動させることによ
り遊技球が打ち出され、その際、回動盤の回動量に応じ
た打球力により遊技球が打ち出される。
【0003】ここで、従来のハンドル装置としては、特
許第2602185号公報に開示のハンドル装置が存在
する。このハンドル装置は、回動角度に応じて遊技盤に
打ち出される遊技球の打球力を調節するための回動盤に
設けられた指当部を該回動盤の幅方向のうち少なくとも
キャップ部材側に延出させるとともに、該延出部位の輪
郭線を山形状に湾曲させたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の特許第
2602185号公報に開示のハンドル装置をはじめと
して従来のパチンコ機におけるハンドル装置において
は、ハンドル装置を把持した手が滑る等して確実に把持
することができず、遊技者が回動盤を容易に所望の回動
角度で固定したままグリップすることができなかった。
そこで、遊技者が確実にグリップすることが可能で、特
に、回動盤を任意の回動角度で確実に固定しておくこと
ができる弾球遊技機のハンドル装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、弾球
遊技機の前枠に一側部が取り付けられた発射ハンドル本
体と、該発射ハンドル本体の他側部に回動方向に付勢さ
れて回動自在に軸支され、該付勢方向と反対方向の回動
角度に応じ、遊技盤に発射される遊技球の打撃力を調整
するための回動盤と、該回動盤の前記発射ハンドル本体
に対する脱落を防止し、かつ、前記発射ハンドル本体と
の組み合わせで前記回動盤の回動角度を一定の範囲に規
制するハンドルカバー部とを有し、前記回動盤の外周部
には、遊技者が前記回動盤を任意の回動角度に保持する
ための指当溝部が設けられていることを特徴とする。第
1の構成のハンドル装置においては、上記回動盤に設け
られた指当溝部に指を配置してハンドル装置を把持す
る。そして、回動盤を所定の方向に回動させて、パチン
コ球を発射させる操作を行う。この第1の構成のハンド
ル装置によれば、回動盤に上記指当溝部が形成されてい
るので、回動盤を該回動盤の付勢方向と逆方向に回動さ
せた場合に、回動盤の回動動作を容易にし、かつ、回動
盤を所定の回動角度で確実に固定させておくことができ
る。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、前記指当溝部が、前記回動盤の幅方向のうち、少な
くとも前記ハンドルカバー部側に延出されていることを
特徴とする。これにより、指をこの延出した部分に配置
すればよいので、指を容易に配置することができ、ま
た、指当溝部に配置した指に接触する面積が多くなるの
で、局部的に接触することによる疲労、痛みを防止する
ことができる。また、第3には、上記第1又は第2の構
成において、前記指当溝部が、前記ハンドル装置の軸線
方向に対して、該回動盤の時計回転側の周方向に所定角
度傾斜して設けられていることを特徴とする。よって、
回動盤を回動する操作に際して指先と指当溝部との係合
を適切にして、より確実に該回動操作を容易にするとと
もに、所定回動角度でより確実に回動盤を固定しておく
ことができる。
【0007】また、第4には、上記第1から第3までの
いずれかの構成において、前記指当溝部が、前記回動盤
の周方向に1又は複数形成されていることを特徴とす
る。よって、指を適切に指当溝部に配置することができ
る。また、第5には、上記第1から第4までのいずれか
の構成において、前記の各指当溝部が、回動盤における
リング状のフランジ状部に一対の凸状部を設けることに
より形成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づくハンドル
装置Aは、図1〜図7に示されるように、ハンドルカバ
ー部10と、回動盤30と、発射ハンドル本体50とを
有している。
【0009】ここで、上記ハンドルカバー部10は、該
回動盤30の該発射ハンド本体50に対する脱落を防止
するためのもので、キャップ部12と、ハンドルタッチ
部20とを有している。該キャップ部12は、該ハンド
ル装置Aのパチンコ機取付け時において最手前側に位置
し、表側(手前側)は湾曲状、すなわち、略半球状に形
成されている。また、このキャップ部12においては、
ハンドルタッチ部20にディスプレイ部22を挿通させ
るための開口部14が設けられている。また、このキャ
ップ部12の裏面には、ネジ穴が設けられた座部が設け
られている。
【0010】また、上記ハンドルタッチ部20は、略円
盤状の外径を呈し、略中央には、ディスプレイ部22が
突出して設けられている。このハンドルタッチ部20の
裏面側には、ネジ穴が設けられた突出軸部24が設けら
れている。この突出軸部24には、スプリング26が設
けられる。また、該ハンドルタッチ部20の裏面側に
は、上記ハンドルカバー部10を取り付けるためのネジ
を挿通する孔部が設けられ、ネジを該孔部に挿通して上
記ハンドルカバー部10に設けられたネジ穴に螺着する
ことにより上記ハンドルカバー部10がハンドルタッチ
部20に取り付けられる。また、該ハンドルタッチ部2
0の裏面側には、上記発射ハンドル本体50に取り付け
るためのネジ穴が設けられた座部が設けられている。
【0011】また、上記回動盤30は、遊技球の発射操
作を行うとともに、該遊技球の打撃力を調整するための
もので、図4〜図6に示すように、全体に略円盤状を呈
し、フランジ状部32と、平板状部40と、支軸44と
を有している。ここで、該フランジ状部32は、略リン
グ状のフランジを呈し、その内周側は略円形に形成され
ている。
【0012】また、該フランジ状部32の外周側には、
2つの指当溝部34a、34bが設けられている。つま
り、該フランジ状部32の所定位置に凸状部36a−
1、36a−2を設けることにより指当溝部34aが設
けられている。また、凸状部36a−1、36a−2が
設けられている位置から少し離れた位置に、凸状部36
b−1、36b−2を設けることにより指当溝部34b
が設けられている。この指当溝部34aと指当溝部34
bの間隔は、人差し指と中指を適度に広げた場合の両指
の間隔に略等しくしている。また、指当溝部34a、3
4bの幅は、人間の指の幅よりも若干大きく形成されて
いる。例えば、指当溝部34aの幅は、人差し指の幅と
略等しくし、また、指当溝部34bの幅は、中指の幅と
略等しくする等配置する指の太さに応じた幅とするよう
にしてもよい。
【0013】この凸状部36a−1、36a−2、36
b−1、36b−2は、なだらかな山状を呈している。
すなわち、図3に示すように、回動盤30の正面視にお
いては、凸状部36a−1、36a−2、36b−1、
36b−2は、その円周方向になだらかな山状を呈する
とともに、図2に示すように、Y方向においても、なだ
らかな山状を呈している。
【0014】より具体的に凸状部36a−1、36a−
2を例に取って説明すると、フランジ状部32の外周面
からなだらかに上方に傾斜するとともに、その後なだら
かに下方に傾斜して、凸状部36a−1、36a−2に
おける相対する傾斜面により指当溝部34aが形成され
る。この凸状部36a−1、36a−2は、Y方向にお
いても、奥側からなだらかに上方に傾斜するとともに、
その後なだらかに下方に傾斜している。凸状部36b−
1、36b−2においても同様である。また、上記凸状
部36a−1と凸状部36a−2とは、略線対称に形成
される。つまり、指当溝部34aにおけるY方向の中心
線を介して略対称に形成されている。凸状部36b−1
と凸状部36b−2も同様に互いに略線対称に形成され
ている。また、指当溝部34a、34bを構成する凸状
部36a−1、36a−2、36b−1、36b−2の
指当溝部側の傾斜面はY方向(図1、図2参照)に略平
行となっていて、結果として指当溝部34a、34bは
Y方向、つまり、パチンコ機の奥行方向に平行に設けら
れている。
【0015】なお、指当溝部34aの手前側には、手前
側に伸びる延出部38aが延設されている。また、指当
溝部34bの手前側にも、ハンドルカバー部10側に延
出する延出部38bが延設されている。この延出部38
a、38bは、図3に示すように、円周における中心軸
方向に湾曲している。つまり、ハンドルカバー部10及
びハンドルタッチ部20が略半球状を呈することから、
その外形形状に合わせている。
【0016】また、該フランジ状部32の一端側には平
板状部40が設けられ、この平板状部40は上記フラン
ジ状部32と一体に形成されている。この平板状部40
には、図4〜図6に示すように、一対の挿通長孔42が
設けられている。この挿通長孔42は、該平板状部40
の外周に沿って所定幅に形成されている。また、この平
板状部40には、略リング状に肉厚部40aが設けられ
ている。また、上記平板状部40の略中央には、支軸4
4の端部が取り付けられている。この支軸44は、略円
柱棒状に形成されている。この回動盤30は、所定の回
動方向に付勢されている。つまり、回動方向のうち正面
視左側の回動方向に付勢されている。
【0017】また、上記発射ハンドル本体50は、支柱
部52と、皿状部54とを有している。この支柱部52
は略円柱形状を呈し、略中央には挿通孔62が設けられ
ている。また、上記皿状部54は、上記支柱部52から
延設された平板状部とフランジ状部とを有している。こ
の平板状部には、座部60a、60b、60cが設けら
れ、各座部60a、60b、60cには、取付けネジを
挿通するための挿通孔が設けられている。また、該平板
状部の略中央には、支軸44を挿通するための挿通孔6
2が設けられている。この支柱部52と皿状部54とは
一体に形成されている。また、上記発射ハンドル本体5
0には、発射装置停止スイッチレバー56と発射装置停
止スイッチ58とが設けられている。この発射装置停止
スイッチ58は、遊技球の発射を停止させるためのもの
である。
【0018】上記構成のハンドル装置Aにおいては、上
記ハンドルカバー部10と発射ハンドル本体50間に上
記回動盤30を配置した状態で、上記発射ハンドル本体
50の該挿通孔にネジを挿通し、上記ハンドルカバー部
10に設けられたネジ穴に螺着することにより、ハンド
ルカバー部10が発射ハンドル本体50に取り付けられ
る。その際、ハンドルカバー部10のキャップ部12側
と発射ハンドル本体50の皿状部54側とが回動盤30
側に向けられる。つまり、発射ハンドル本体50の皿状
部54側が上記他側部となる。
【0019】上記構成のハンドル装置Aは、図7、図8
に示すように、パチンコ機Pの前枠70の正面視右端部
に取り付けられる。具体的には、前枠70に設けられた
空間内に発射装置ユニット80が設けられ、上記ハンド
ル装置Aの発射ハンドル本体50の支柱部52側がこの
発射装置ユニット80に取り付けられる。この発射装置
ユニット80には、遊技球を打ち出すための槌や発射モ
ータ等が取り付けられる。
【0020】上記構成のハンドル装置Aの使用状態につ
いて説明する。使用に当たっては、図9に示すように、
ハンドル装置Aを手で把持する。つまり、ハンドルカバ
ー部10に手の平を当て、手全体でハンドル装置Aを掴
むようにする。その際、人差し指を指当溝部34aに配
置し、中指を指当溝部34bに配置するようにする。
【0021】そして、回動盤30を所望の角度回動させ
ることにより所定の打球力で遊技球が打ち出される。つ
まり、ハンドル装置Aを把持することによりハンドルタ
ッチ部20に手が触れており、かつ、回動盤30を少な
くとも若干回動した場合には、発射モータが駆動され、
これにより、発射モータカムが回転する。この発射カム
は、槌を係止しながら付勢方向と逆方向に回動させ、そ
の係止が解かれた時点で槌が復帰するので、その際の復
帰力により遊技球が打ち出される。なお、遊技球を打ち
出す際の打球力は、回動盤30の回動角度に応じて発射
装置ユニット80における発射バネを調整することによ
り行う。
【0022】本実施例におけるハンドル装置Aによれ
ば、回動盤30に2つの指当溝部が設けられているの
で、ハンドル装置Aをグリップする際に各指当溝部34
a、34bに指を配置すれば確実にグリップすることが
できる。つまり、回動盤30を該回動盤30の付勢方向
と逆方向に回動させた場合に、該指当溝部34a、34
bに指を配置することにより、回動盤30の回動動作を
容易にし、回動盤30を所定の回動角度で確実に固定さ
せておくことができる。また、本実施例のハンドル装置
Aには、延出部38a、38bが設けられており、指を
この延出部38a、38bに配置すればよいので、指を
容易に配置することができ、また、指当溝部34a、3
4bに配置した指に接触する面積が多くなるので、局部
的に接触することによる疲労、痛みを防止することがで
きる。
【0023】次に第2実施例について、図10〜図12
を使用して説明する。第2実施例におけるハンドル装置
A’は、上記第1実施例と略同一の構成であるが、回動
盤30における指当溝部の方向が異なっている。つま
り、回動盤30に設けられた凸状部36a−1と凸状部
36a−2間に指当溝部34aが設けられ、また、凸状
部36b−1と凸状部36b−2間に指当溝部34bが
設けられている。
【0024】ここで、本実施例における凸状部36a−
1、36a−2、36b−1、36b−2は、なだらか
な山状を呈している。すなわち、図12に示すように、
回動盤30の正面視においては、凸状部36a−1、3
6a−2、36b−1、36b−2は、その円周方向に
なだらかな山状を呈するとともに、図11に示すよう
に、Y方向においても、なだらかな山状を呈している。
より具体的に凸状部36a−1、36a−2を例に取っ
て説明すると、フランジ状部32の外周面からなだらか
に上方に傾斜するとともに、その後なだらかに下方に傾
斜して、凸状部36a−1、36a−2における相対す
る傾斜面により指当溝部34aが形成される。この凸状
部36a−1、36a−2は、Y方向においても、奥側
からなだらかに上方に傾斜するとともに、その後なだら
かに下方に傾斜している。凸状部36b−1、36b−
2においても同様である。ただし、凸状部36a−1、
36a−2、36b−1、36b−2の円周方向の傾斜
面はY方向(図10、図11参照)とは正面視右方向に
所定角度ずれており、結果として本実施例における指当
溝部34a、34bはY方向、つまり、パチンコ機の奥
行方向とは時計回転方向に若干ずれた角度で設けられて
いる。具体的には、該指当溝部34a、34bにおいて
は、奥側に行くに従い正面視右側に位置している。すな
わち、指当溝部34aは、図11に示すように、ハンド
ル装置A’の軸線方向に対して、回動盤30の時計回転
側の周方向に所定角度αだけ傾斜して設けられている。
指当溝部34bも、同様に、ハンドル装置A’の軸線方
向に対して、回動盤30の時計回転側の周方向に所定角
度αだけ傾斜して設けられている。なお、上記第1実施
例と同様に、指当溝部34aの手前側には、手前側に伸
びる延出部38aが延設されている。また、指当溝部3
4bの手前側にも、手前側に伸びる延出部38bが延設
されている。
【0025】本実施例のハンドル装置A’の使用状態
は、上記第1実施例の場合と同様であり、指当溝部34
aに人差し指を配置するとともに、指当溝部34bに中
指を配置した上でハンドル装置A’を把持する。そし
て、回動盤30を所望の角度回動させることにより回動
角度に応じた打球力により遊技球が打ち出される。
【0026】以上のように、指当溝部を奥行方向から時
計回転方向に所定角度ずれた方向に設けることにより、
回動盤を回動する操作に際して指先と指当溝部との係合
を適切にして、より確実に該回動操作を容易にするとと
もに、所定回動角度でより確実に回動盤を固定しておく
ことができる。
【0027】なお、上記の説明においては、回動盤に2
つの指当溝部が設けられるものとして説明したが、これ
には限られず、指当溝部の数は任意である。例えば、指
当溝部の数を3つとした場合には、人差し指と中指と薬
指とを配置できるようにする。また、上記の第2実施例
の説明においては、指当溝部34a、34bの傾斜角度
がともにαであるとして説明したが、指当溝部34a、
34bの各傾斜角度を互いに相違させるようにしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】本発明に基づく弾球遊技機におけるハン
ドル装置によれば、回動盤に指当溝部が形成されている
ので、回動盤を該回動盤の付勢方向と逆方向に回動させ
た場合に、回動盤の回動動作を容易にし、かつ、回動盤
を所定の回動角度で確実に固定させておくことができ
る。また、特に、前記指当溝部が、前記ハンドル装置の
軸線方向に対して、該回動盤の時計回転側の周方向に所
定角度傾斜して設けられている場合には、回動盤を回動
する操作に際して指先と指当溝部との係合を適切にし
て、より確実に該回動操作を容易にするとともに、所定
回動角度でより確実に回動盤を固定しておくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に基づくハンドル装置を示
す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に基づくハンドル装置を示
す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例に基づくハンドル装置を示
す正面図である。
【図4】ハンドル装置における回動盤を示す斜視図であ
る。
【図5】ハンドル装置における回動盤を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の実施例に基づくハンドル装置及び該ハ
ンドル装置が取り付けられる装置の分解斜視図である。
【図7】本発明の実施例に基づくハンドル装置及び該ハ
ンドル装置が取り付けられる装置の断面図である。
【図8】パチンコ機を示す側面図である。
【図9】ハンドル装置の使用状態を示す説明図である。
【図10】本発明の第2実施例に基づくハンドル装置を
示す斜視図である。
【図11】本発明の第2実施例に基づくハンドル装置を
示す平面図である。
【図12】本発明の第2実施例に基づくハンドル装置を
示す正面図である。
【符号の説明】
A、A’ ハンドル装置 10 ハンドルカバー部 12 キャップ部 20 ハンドルタッチ部 30 回動盤 32 フランジ状部 34a、34b 指当溝部 36a−1、36a−2、36b−1、36b−2 凸
状部 40 平板状部 42 挿通長孔 44 支軸 50 発射ハンドル本体
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、弾球
遊技機の前枠に一側部が取り付けられた発射ハンドル本
体と、該発射ハンドル本体の他側部に回動方向に付勢さ
れて回動自在に軸支され、該付勢方向と反対方向の回動
角度に応じ、遊技盤に発射される遊技球の打撃力を調整
するための回動盤と、該回動盤の前記発射ハンドル本体
に対する脱落を防止し、かつ、前記発射ハンドル本体と
の組み合わせで前記回動盤の回動角度を一定の範囲に規
制するハンドルカバー部とを有し、前記回動盤の外周部
には、遊技者が前記回動盤を任意の回動角度に保持する
ための指当溝部であって、前記回動盤の幅方向のうち、
少なくとも前記ハンドルカバー部側に延出されている指
当溝部が設けられていることを特徴とする。第1の構成
のハンドル装置においては、上記回動盤に設けられた指
当溝部に指を配置してハンドル装置を把持する。そし
て、回動盤を所定の方向に回動させて、パチンコ球を発
射させる操作を行う。この第1の構成のハンドル装置に
よれば、回動盤に上記指当溝部が形成されているので、
回動盤を該回動盤の付勢方向と逆方向に回動させた場合
に、回動盤の回動動作を容易にし、かつ、回動盤を所定
の回動角度で確実に固定させておくことができる。
た、指をこの延出した部分に配置すればよいので、指を
容易に配置することができ、また、指当溝部に配置した
指に接触する面積が多くなるので、局部的に接触するこ
とによる疲労、痛みを防止することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、前記指当溝部が、前記ハンドル装置の軸線方向に対
して、該回動盤の時計回転側の周方向に所定角度傾斜し
て設けられていることを特徴とする。よって、回動盤を
回動する操作に際して指先と指当溝部との係合を適切に
して、より確実に該回動操作を容易にするとともに、所
定回動角度でより確実に回動盤を固定しておくことがで
きる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】また、第には、上記第1又は第2の構成
において、前記指当溝部が、前記回動盤の周方向に1又
は複数形成されていることを特徴とする。よって、指を
適切に指当溝部に配置することができる。また、第
は、上記第1から第までのいずれかの構成において、
前記の各指当溝部が、回動盤におけるリング状のフラン
ジ状部に一対の凸状部を設けることにより形成されてい
ることを特徴とする。また、第5には、上記第1から第
4までのいずれかの構成において、前記指当溝部が、人
の指の幅よりも若干大きく形成されていることを特徴と
する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球遊技機の前枠に一側部が取り付けら
    れた発射ハンドル本体と、 該発射ハンドル本体の他側部に回動方向に付勢されて回
    動自在に軸支され、該付勢方向と反対方向の回動角度に
    応じ、遊技盤に発射される遊技球の打撃力を調整するた
    めの回動盤と、 該回動盤の前記発射ハンドル本体に対する脱落を防止
    し、かつ、前記発射ハンドル本体との組み合わせで前記
    回動盤の回動角度を一定の範囲に規制するハンドルカバ
    ー部とを有し、 前記回動盤の外周部には、遊技者が前記回動盤を任意の
    回動角度に保持するための指当溝部が設けられているこ
    とを特徴とする弾球遊技機のハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記指当溝部が、前記回動盤の幅方向の
    うち、少なくとも前記ハンドルカバー部側に延出されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機のハ
    ンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記指当溝部が、前記ハンドル装置の軸
    線方向に対して、該回動盤の時計回転側の周方向に所定
    角度傾斜して設けられていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の弾球遊技機のハンドル装置。
  4. 【請求項4】 前記指当溝部が、前記回動盤の周方向に
    1又は複数形成されていることを特徴とする請求項1又
    は2又は3に記載の弾球遊技機のハンドル装置。
  5. 【請求項5】 前記の各指当溝部が、回動盤におけるリ
    ング状のフランジ状部に一対の凸状部を設けることによ
    り形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4に記載の弾球遊技機のハンドル装置。
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