JP2003111472A - グラウンド基準電圧制御された電気機械のためのスイッチング方法 - Google Patents

グラウンド基準電圧制御された電気機械のためのスイッチング方法

Info

Publication number
JP2003111472A
JP2003111472A JP2002278934A JP2002278934A JP2003111472A JP 2003111472 A JP2003111472 A JP 2003111472A JP 2002278934 A JP2002278934 A JP 2002278934A JP 2002278934 A JP2002278934 A JP 2002278934A JP 2003111472 A JP2003111472 A JP 2003111472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching device
command
turn
electric machine
duty cycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002278934A
Other languages
English (en)
Inventor
Sayeed A Mir
サイード・エイ・ミア
Dennis B Skellenger
デニス・ビー・スケレンジャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Delphi Technologies Inc
Original Assignee
Delphi Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Delphi Technologies Inc filed Critical Delphi Technologies Inc
Publication of JP2003111472A publication Critical patent/JP2003111472A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/14Electronic commutators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク・リップルを低減し、むだ時間スイッ
チング方法を増強することによりモータ駆動システムの
性能を向上させる。 【解決手段】 正弦波状に励起されたPM電気機械にお
いてむだ時間スイッチングするためのシステムは、PM
電気機械、該電気機械の位置を測定する位置センサ、及
び測定された位置情報を受け取る制御器を備える。該制
御器は、デューティ・サイクル指令を獲得し、デューテ
ィ・サイクル指令に応答して電気機械を駆動するよう構
成された上側スイッチング・デバイスへの第1の制御指
令信号及び下側スイッチング・デバイスへの第2の制御
指令信号を発生し、むだ時間を第1の制御指令に付与し
て上側及び下側スイッチング・デバイスが同時に導通状
態にないことを保証する各ステップを備える方法を実行
する。該むだ時間がターンオン遅れ及び進みターンオフ
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正弦波状に励起さ
れたPM電気機械のためのグラウンド基準化されたスイ
ッチング方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気式パワー・ステアリングは、通常燃
料の経済性を改善するため車両に用いられており、そし
て一部の車両では液圧式パワー・ステアリングをそれに
取り替え始めた。これがなされる一つの方法は、従来の
ステアリング・システムに固有の損失の低減又は排除に
よるものである。従って、電気式パワー・ステアリング
は、通常要求があったときのみパワーを必要とする。一
般に、そのようなシステムにおいては、電子制御器が、
小さいステアリング入力条件の下で又はステアリング入
力条件なしで、極めて小さいパワーしか必要としないよ
うに構成されている。従来のステアリング補助装置から
のこの著しい低減は、パワー及び燃料の節約の基礎であ
る。
【0003】更に、正弦波磁界で励起される多相永久磁
石(PM)ブラシレス・モータは、台形波形磁界で励起
されたものと比較して、より低いトルク・リップル、雑
音及び振動を与える。理論的には、モータ制御器が正弦
波逆起電力(EMF)の周波数及び位相と同じ周波数及
び位相を持つ多相正弦波電流を生成する場合、モータの
トルク出力は一定であり、トルク・リップルがゼロであ
ることが達成されるであろう。しかしながら、モータ設
計及び制御器の実現の実際的限界のため、常に純粋な正
弦波逆起電力(逆EMF)及び電流波形からの偏りが存
在する。そのような偏りは、通常、様々な周波数及び大
きさにおける寄生トルク・リップル成分をもたらす。ト
ルク制御の様々な方法は、このトルク・リップルの大き
さ及び特性に影響を与えることができる。
【0004】正弦波又は台形波形の逆EMFを持つ永久
磁石モータに対するトルク制御の1つの方法は、モータ
相電流を直接制御することにより行われる。この制御方
法は、電流モード制御として知られている。相電流は、
モータ相から活動状態で測定され、そして所望のプロフ
ィールと比較される。モータ相間の電圧は、所望の相電
流と測定される相電流との間の誤差を最小にするよう制
御される。しかしながら、電流モード制御は、複数の電
流センサと、それら電流センサからのフィードバックを
ディジタル化するためのA/Dチャネルとを必要とし、
それは相電流測定のためモータ相上に置かれるであろ
う。
【0005】トルク制御の別の方法は電圧モード制御と
呼ばれている。電圧モード制御においては、モータ相電
圧はモータ磁束を正弦波状に維持するように制御され、
そして電流フィードバックではなくモータ逆EMFが用
いられる。電圧モード制御はまた、通常、トルク・リッ
プルを最小にしながら、モータの制御の精度を増大させ
る。電圧モード制御を用いた電気機械のための1つの応
用は、電気式パワー・ステアリング・システム(EP
S)である。
【0006】電圧モード制御においては、相電圧ベクト
ルの振幅及び位相角は、モータ逆EMF、位置及びモー
タ・パラメータ(例えば、抵抗、インダクタンス及び逆
EMF定数)に基づいて計算される。相電圧の計算され
た位相及び振幅ベクトルに基づいた正弦波瞬時線間電圧
が、モータ相間に印加される。電圧の瞬時値は、パルス
幅変調(PWM)電圧を印加することにより相間に実現
され、各PWMサイクルの間でのそのパルス幅変調(P
WM)電圧の平均は、モータのその位置で印加される所
望の瞬時電圧に等しい。
【0007】Y型接続されたモータで正弦波線間電圧従
って相電流を達成するため相電圧のプロフィールを形成
する様々な方法がある。従来のアプローチは、正弦波電
圧を相端子に印加するものである。この方法では、印加
される電圧のための基準は、DCバス電圧の半分(VDC
/2)にある。別のアプローチは、グランド対相の方法
(phase to ground method)で
あり、それは、電圧分解能を増大し、そしてスイッチン
グ損失を低減する。この方法では、相電圧は、(従来の
方法におけるようなVDC/2の代わりに)電源グランド
に基準にされる。このグランド基準は、1電気サイクル
の間120電気角度にわたり各相端子にゼロ電圧を印加
することにより達成される。
【0008】電圧モード制御された正弦波PM駆動に基
づくEPS駆動システムにおいては、全ブリッジ・パワ
ー・インバータ(逆変換装置)を用いて、パルス幅変調
(PWM)電圧をモータ相間に印加する。図1及び図2
は、典型的なモータ制御回路を図示する。モータ駆動、
特にEPSシステムは、グランド対相PWM方法を用い
ている。この方法においては、相端子電圧(例えば、A
相、B相又はC相)がグランドに基準化される。これ
は、1電気サイクルの間の各相にわたり120電気角度
の間ゼロ電圧を印加する(選択された120電気角度の
間特定の相をグランドにする)ことにより達成される。
相グラウンド化PWM方法のための相電圧波形プロフィ
ールが、図3に示されている。
【0009】電源22に跨る可能性のある短絡回路がス
イッチング・デバイス36、38;40、42;及び4
4、46(この場合MOSFET)のターンオン(導
通)及びターンオフのタイミングにおける伝搬遅延及び
エラーから起きることを避けるため、特定のモータ相
(例えば、A相、B相又はC相)に対する両方のスイッ
チング・デバイス36、38;40、42;及び44、
46がそれぞれの相に対してそれぞれのスイッチング・
デバイス、例えば36及び38にとっての遷移点で短い
時間間隔の間ターンオフ(非導通)にされる。両方のス
イッチング・デバイスがオフであるむだ時間(デッド・
タイム)は、モータ相に跨って印加された実効電圧に非
線形を生じさせ、それにより非線形入力指令の出力モー
タ・トルクに対する関係を持つ一層低いモータ・トルク
をもたらす。電圧及び引き続いての電流の損失が、モー
タの出力トルクを所望の又は指令された値より低くす
る。むだ時間はまた、そのむだ時間の効果が瞬時モータ
相電流振幅及び極性の関数であるので、著しいトルク・
リップルを生じさせる。このトルク・リップルの性質及
び振幅は、適用されたPWMスイッチング方法に依存す
る。むだ時間を与えるため用いられた従来の方法は、全
ブリッジ・インバータ内の各スイッチのターンオンを小
さい時間間隔だけ遅らせるものである。A相脚に対する
相脚内のスイッチング・デバイス、例えば36及び38
のデューティ・サイクル及び実効ゲート又は指令信号が
図4に示されている。相グラウンド化を有する従来のむ
だ時間スイッチング方法の影響は厳しく、非常に高いト
ルク・リップルが通常観察される。更に、三相モータ応
用に本来備わっている予測された1回転当たり6個のリ
ップルに加えて、1電気回転当たり3個のリップルがモ
ータ・トルクに導入される。
【0010】1回転当たり3個のトルク・リップルは、
電圧がグラウンドから上昇を始めるにつれ相電圧の非線
形性により生じる。選択された相がグラウンドされる時
間の間に、選択された相脚内のそれぞれのより低い方の
スイッチング・デバイス38、42又は46が継続して
導通するので、電圧の損失がない。電圧がグラウンドか
ら上昇し始めるとき、上側スイッチング・デバイス3
6、40及び44及び下側スイッチング・デバイス3
8、42及び46のそれぞれが対応する相脚においてス
イッチングし始めるので、むだ時間に起因した一定の電
圧損失が存在する。この電圧損失の効果は、電圧が増大
し始めるにつれますます小さくなる。この効果は、非常
に高い1回転当たり3個のトルク・リップルを生じさせ
た。図5Aから図5Cは、従来のむだ時間・アプローチ
を用いたときのモータ相の意図した及び実効の電圧、モ
ータ・トルク及び相電流を示す。そのような動作条件に
おいて、55ミリニュートンメートルの実効トルク・リ
ップルが、代表的実施形態により通常観察される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】1回転当たり3個のト
ルク・リップルのピーク・トゥ・ピーク振幅が、小さい
むだ時間でさえ非常に高い場合がある。そのようなトル
ク・リップルは、ある一定の応用においては許容できな
いかも知れない。従って、トルク・リップルを低減し、
こうしてむだ時間・スイッチング方法を増強することに
よりモータ駆動システムの性能を向上させることが望ま
しい。
【0012】
【課題を解決するための手段】正弦波状に励起されたP
M電気機械においてむだ時間スイッチングするためのシ
ステムが開示されている。このシステムは、PM電気機
械と、電気機械の位置を測定し且つ位置信号を送信する
よう構成された位置センサと、位置信号を受け取る制御
器とを備える。この制御器は、デューティ・サイクル指
令を獲得するステップと、デューティ・サイクル指令に
応答して、電気機械を駆動するよう構成された、上側ス
イッチング装置への第1の制御指令及び下側スイッチン
グ装置への第2の制御指令を発生するステップと、むだ
時間を前記第1の制御指令に付与して、上側スイッチン
グ装置及び下側スイッチング装置が同時には導通状態に
ないことを保証するステップとを備える方法を実行し、
そこにおいてむだ時間がターンオン遅れ及び進みターン
オフを備える。
【0013】正弦波状に励起されたPM電気機械におい
てむだ時間・スイッチングするための機械可読コンピュ
ータ・プログラム・コードを用いて符号化された記憶媒
体において、制御器に上記開示された方法を実行させる
命令を含む記憶媒体が開示されている。
【0014】正弦波状に励起されたPM電気機械におい
てむだ時間スイッチングするため搬送波に具現化された
コンピュータ・データ信号において、制御器に上記開示
された方法を実行させるよう構成されたコードを備える
コンピュータ・データ信号が開示されている。
【0015】本発明は、ここで例として添付図面を参照
して説明され、類似の構成要素には幾つかの図面におい
て類似の番号が付されている。
【0016】
【発明の実施の形態】PWMモータ制御においてむだ時
間をスイッチングに付与するシステム及び方法が代表的
一実施形態の形で本明細書に開示されている。代表的一
実施形態において、むだ時間は、選択されたモータ相に
対して選択された上側スイッチング装置の制御装置に付
与される。上側スイッチング装置は、DCバスの正端子
22pとモータ相との間に接続されている。上側スイッ
チング装置のターンオンを遅らせ且つそのターンオフを
進ませることによりむだ時間制御を達成する。むだ時間
が下側スイッチング装置には付与されないので、従来の
スイッチングの場合明白に示されるような、相電流がグ
ラウンドから上昇する時点での非線形が現れない。従っ
て、電圧上昇の前又はその後で電圧の損失がないので、
1電気回転当たり3個のトルク・リップルがかなり低減
される。
【0017】ここで、図面を詳細に参照すると、図1及
び図2は、本発明明細書に開示される代表的一実施形態
を実行するため用いられ得るPMモータ・システム10
を図示し、そこにおいて参照番号10は、全体的に、正
弦波状に励起されたPM電気機械12(例えば、モー
タ、以降はモータ12と呼ぶ。)のトルクを制御するシ
ステムを示す。このシステムは、モータ12、モータ・
ロータ位置エンコーダ14、速度測定回路(又はアルゴ
リズム)16、制御器18、パワー回路又はインバータ
(逆変換装置)20及び電源22を含むが、それらに限
定されるものではない。制御器18は、モータ12に印
加されるとき所望のトルクが発生されるようにインバー
タ20から必要な電圧を生成するよう構成され且つ接続
されている。これらの電圧はモータ12の位置及び速度
に関係するので、ロータの位置及び速度が決定される。
モータ・ロータ位置エンコーダ14は、モータ12に接
続されて、θで示された、ロータの角度位置を検出す
る。モータ・ロータ位置エンコーダ14は、回転位置を
光検出、磁界変化又は他の方法に基づいて感知し得る。
典型的な位置センサには、ポテンショメータ、リゾル
バ、シンクロ、エンコーダ及び類似のもの、並びに上記
のうちの少なくとも1つを備える組み合わせたものが含
まれる。モータ・ロータ位置エンコーダ14は、ロータ
の角度位置を示す位置信号24を出力する。
【0018】ωmと示されたモータ速度が、測定され、
又は計算され、あるいはそれらを組み合わせて得られ
る。典型的には、モータ速度ωmは、モータ・ロータ位
置エンコーダ14により所定の時間間隔にわたり測定さ
れたモータ位置θの変化として計算される。例えば、モ
ータ速度ωmは、式ωm=Δθ/Δtからモータ位置θの
導関数として決定され得る。なお、Δtはサンプリング
時間であり、Δθはサンプリング間隔の間の位置の変化
である。図において、速度測定回路16は、ロータの速
度を決定して、速度信号26を出力する。
【0019】位置信号24、速度信号26及びトルク指
令信号28が制御器18に印加される。トルク指令信号
28は、所望のモータ・トルク値を表す。制御器18
は、全ての入力信号を処理して本明細書に示されたアル
ゴリズムでの処理に使用可能であるロータ位置値、モー
タ速度値、温度値及びトルク指令値をもたらす信号のそ
れぞれに対応する値を発生する。前述したもののような
測定信号がまた、希望する場合又は必要に応じて共通に
線形化され、補償され、及びフィルタリングされて、得
られた信号の特性を増強し又はその得られた信号の望ま
しくない特性を排除する。例えば、信号を線形化して、
処理速度を向上させ、又は信号の大きな動的範囲に対処
し得る。更に、周波数又は時間ベースの補償及びフィル
タリングを用いて、雑音を排除し、又は望ましくないス
ペクトル特性を避け得る。
【0020】制御器18は、位置信号24、速度信号2
6、トルク指令信号28及び他の固定のモータ・パラメ
ータ値を用いることにより、所望のトルクを生成するた
め必要とされる、電圧振幅Vref30及びその相進み角
δを決定する。三相モータに対して、モータ逆EMF
E→(なお、「E→」はEの上に→を書いた記号を意味
する。)と同期している3つの正弦波基準信号を利用し
て、モータ入力電圧を発生する。制御器18は、次の式
に従って、電圧振幅信号30及び位置信号24から相電
圧指令信号Va、Vb及びVcを決定することにより電圧
振幅Vref30を3相に変換する。
【0021】
【数1】Va=Vref*Vph-Profil(θa) Vb=Vref*Vph-Profil(θb) Vc=Vref*Vph-Profil(θc) ここで、Vph-Profil(θa)、Vph-Profil(θb)、V
ph-Profil(θc)は、図3に示されるような3つのプロ
フィール電圧であり、次の式で示されるように正弦関数
から生成される。
【0022】
【数2】Vph-Profil(θa)=Sin(θa)−min
[sin(θa),sin(θb),sin(θc)] Vph-Profil(θb)=Sin(θb)−min[sin
(θa),sin(θb),sin(θc)] Vph-Profil(θc)=Sin(θc)−min[sin
(θa),sin(θb),sin(θc)]
【0023】これらの関数を用いて、相グラウンド化相
電圧波形を発生する。これらの関数は、ラインからずれ
た正弦関数から発生され、そしてルックアップ・テーブ
ルのような表形式で格納され得て、又は上記の式を用い
て計算してもよい。θa、θb及びθcは、120電気角
度だけそれぞれシフトされた3つの相電圧角度である。
【0024】位相進みを用いるモータ駆動システムにお
いて、相進み角δはまた、トルク又は速度に対する入力
信号の関数として計算され得る。相進み角δは、相電圧
ベクトルVと、モータ12が回転するにつれモータ12
により発生される逆起電力(EMF)ベクトルEとの間
の角度として定義される。相電圧信号Va、Vb及びV c
は、相進み角δだけ位相シフトされる。相電圧指令信号
a、Vb及びVcを用いて、そして適切なパルス幅変調
(PWM)技術を用いて、モータ・デューティ・サイク
ル指令Da、Db及びDc32を生成する。制御器18の
モータ・デューティ・サイクル指令32は、処理され
て、パワー回路又はインバータ20の各スイッチング・
デバイスに印加されるオン/オフ制御指令信号になる。
なお、そのパワー回路又はインバータ20は、電源22
と結合され、モータ電圧指令信号に応答して被変調相電
圧信号34をモータのステータ巻線に印加する。
【0025】所定の関数及び所望の処理、並びにそれゆ
えの計算を実行(例えば、本明細書に示されたむだ時間
戦略アルゴリズム、モータ制御アルゴリズム及び類似の
ものの実行)するため、制御器18は、プロセッサ、コ
ンピュータ、メモリ、記憶装置、レジスタ、タイミン
グ、割り込み、通信インタフェース及び入力/出力信号
インタフェース、並びに前述のうちの少なくとも1つを
備える組み合わせたものを含み得るが、それらに限定さ
れるものではない。例えば、制御器18は、通信インタ
フェースからのそのような信号の正確なサンプリング及
び変換又は獲得を可能にするための信号入力フィルタリ
ングを含み得る。制御器18は、その制御器18に様々
な処理を実行させるよう構成されたソフトウエアを再帰
的に実行する、典型的にはディジタルであるコンピュー
タとして実現され得る。制御器18の追加の特徴及びそ
の中でのある一定のプロセスは、本明細書の後の所で十
分に説明される。
【0026】代表的一実施形態において、むだ時間をイ
ンバータ20のスイッチングに付与するシステム及び方
法が開示され、それは、トルク・リップルを低減し、そ
れによりモータ制御システムの性能を向上させる。更
に、線形指令トルクを達成して出力トルク関係を平均化
するため、電圧の所望のデューティ・サイクルは、本明
細書の後の所で開示される線形化関数の一部としての所
望の変調指数(従って電圧振幅)の関数としてスケジュ
ーリングされる。制御器18は、パラメータ、指令、処
理及び類似のものを決定する。制御器18は、モータ相
電圧、所望のトルク指令28及びモータ位置を含む入力
信号を受け取って、処理を促進し、その結果、各スイッ
チング・デバイス36、38、40、42、44及び4
6への制御指令信号を含む1つ以上の出力信号を発生す
る。モータ相電圧信号34の制御は、各スイッチング・
デバイス36、38、40、42、44及び46に対し
て、各対応モータ相のため、印加される制御指令信号を
備えるデューティ・サイクル指令32、Da、Db及びD
cの操作により達成される。例えば、第1の制御指令が
上側スイッチング・デバイス、例えば36に印加され、
そして第2の制御指令が下側スイッチング・デバイス、
例えば38に印加される。第1の制御指令及び第2の制
御指令は、デューティ・サイクル指令32、この場合D
aに応答する。
【0027】ここで図2を参照すると、システム10の
部分図が、開示された実施形態を実行するための構成要
素を含むよう図示されている。インバータ20は、電源
22の正側バス22p及び負側バス22nに接続されて
いる。制御器18は、インバータ20を含み得るが、し
かしそれを含む必要がないことを認めることは注目すべ
きである。システムのハードウエア構成要素のそのよう
な構成は、目的を実現するためにのみ選択され得る。ハ
ードウエアとソフトウエアとの間での機能の多数の可能
性のある構成及び様々な割り当てが可能であることは明
白である。そのような特定の構成は、例示のみと考える
べきであり、この開示の範囲又は特許請求の範囲を限定
すると考えるべきでない。
【0028】図2について続けると、インバータ20
は、それぞれのモータ相の各々への電圧又はグラウンド
基準の印加を制御するための構成に配置されているスイ
ッチング・デバイス36、38、40、42、44及び
46から成る。代表的一実施形態におけるそのような構
成は、電源22の正側バス22pと対応する下側スイッ
チング・デバイス38、42及び46との間に接続され
た3個の上側スイッチング・デバイス36、40及び4
4を備え、上記対応する下側スイッチング・デバイス3
8、42及び46はまた、電源22の基準グラウンド又
は負側バス22nに接続されている。更に、モータ相の
それぞれ、例えば、A相、B相及びC相は、上側スイッ
チング・デバイス36、40及び44のそれぞれと下側
スイッチング・デバイス38、42及び46のそれぞれ
との間の共通点に接続されている。例えば、A相は、上
側スイッチング・デバイス36と下側スイッチング・デ
バイス38との間に接続されている。更に、制御器18
は、オン/オフ指令信号を備えるデューティ・サイクル
指令32をスイッチング・デバイス36、38、40、
42、44及び46のそれぞれへ適切な間隔で与えて、
各スイッチング・デバイス36、38、40、42、4
4及び46のターンオン(導通)及びターンオフ(非導
通)を制御する。この構成を用い且つ適切なスイッチン
グ・デバイス36、38、40、42、44及び46を
制御することで、制御器18は、各モータ相への電圧の
印加を調整し得る。代表的一実施形態において、スイッ
チング・デバイス36、38、40、42、44及び4
6がMOSFETであることを認めることは注目すべき
である。しかしながら、デバイス及び構造の多数のタイ
プ及びスタイルが、機械化されたスイッチ、リレー、ト
ランジスタ、SCR、トライアック、GTO、光又は赤
外線スイッチング・デバイス、及び上記のうちの少なく
とも1つを備える組み合わせを含む類似のものを含むが
これらに限定されるものではないスイッチング・デバイ
スの実現のため可能であることは明白である筈である。
【0029】図2に戻り、そして前に説明したように、
システムは、電力をモータ12に印加するためPWM技
術を用いている。図3で分かることができるように、相
電圧のプロフィール形成機能は、120電気角度にわた
ってゼロの値を有し得て、従って、ゼロ電圧が、それぞ
れのモータ相に跨ってこの間隔の間印加される。この間
隔の間のそれぞれの相のPWMデューティ・サイクルは
ゼロであり、従って、インバータ20の選択されたスイ
ッチング・デバイスがターンオンされて、モータ12の
それぞれの巻線をグラウンド又は電源22の負側バス2
2nに接続する。電気的回転サイクルと機械的回転サイ
クルとの間の関係がモータ12の極数を2で除した数の
係数だけ異なっていることに注目すべきである。例え
ば、代表的一実施形態を用いて説明されるように6極モ
ータ設計においては、電気的周波数と機械的周波数とは
3の係数だけ異なる。電気的サイクルは1機械的サイク
ル当たり3回繰り返すので、電気的位置(例えば、基準
遷移)の関数として発生される信号は、実際に、機械的
サイクル上で3つの僅かに異なる点を表すことも注目す
べきである。更に、代表的一実施形態におけるモータ1
2に対して、電気的サイクル同士が互いに実質的に同一
であることを認めることは注目すべきである。
【0030】前に述べたように、インバータ20は、モ
ータ12の選択された相をグラウンドに選択された条件
の下で接続するよう構成され得る。代表的一実施形態に
おいては、むだ時間は、選択されたモータ相、例えば
A、B又はCに対して、選択された上側スイッチング・
デバイス、例えば、36、40及び44の制御信号に付
与される。上側スイッチング・デバイス、例えば、3
6、40及び44は、DCバスの正端子22pとそれぞ
れのモータ相との間に接続される。むだ時間は、スイッ
チング・デバイス36、40及び44(図2)のみに与
えられる。スイッチング・デバイス36、40及び44
のそれぞれのターンオンを遅らせ且つそれぞれのターン
オフを進めることにより、代表的一実施形態のむだ時間
制御が達成される。
【0031】ここで図4から図6を参照すると、代表的
一実施形態と従来の方法との比較が示されている。図6
は、新しいむだ時間方法を用いて、各相に対して、イン
バータ20の上側及び下側のスイッチング・デバイス3
6,38;40,42;及び44,46のそれぞれに対
するデューティ・サイクル指令32と制御指令又はゲー
ト信号の例示的タイミング図を図示する。デューティ・
サイクル指令32のスイッチング遷移で付与されるむだ
時間がここで上側スイッチング・デバイス36、40及
び44のみに対する制御指令の一部であることを認める
ことは注目すべきである。ターンオン遅れ50として実
行されるむだ時間は、従来のスイッチングの実行、例え
ば図4において用いられたそれと類似する。しかしなが
ら、従来のスイッチングの上側スイッチング・デバイ
ス、例えば、36から下側スイッチング・デバイス、例
えば、38への遷移でのターンオフ遅延52(図4参
照)は、上側スイッチング・デバイス、例えば、36に
対する制御指令に付与された進みターンオフ54と置換
され、それにより、下側スイッチング・デバイス38、
42及び46のための制御指令に対していずれの遅延又
は整形を与える必要性を排除する。従って、下側スイッ
チング・デバイス38、42及び46のための制御指令
はデューティ・サイクル指令32の単純な反転を備え得
ることは明白な筈である。また、下側スイッチング・デ
バイス38、42及び46に付与されるむだ時間がない
ので、前に論述し且つ相電圧が従来のスイッチングを用
いた場合明白に示されたようたグラウンドから上昇する
時点における非線形性が現れないことは明白である。従
って、電圧上昇の前又はその後に電圧の損失がないの
で、1電気回転当たり3個のトルク・リップルはかなり
低減される。選択されたむだ時間の持続時間はまた、制
御指令、スイッチング・デバイス36、38;40、4
2;44、46、及び制御器18に用いられる電子回路
及び類似のもの、並びに動作においてスイッチング・デ
バイスを遅延させることをもたらす任意の他の構成要素
の伝搬及び動作遅延に依存する。代表的一実施形態にお
いては、400ナノ秒のターンオン遅れ及び進みターン
オフが用いられている。スイッチング・デバイス(例え
ば、36、38、40、42、44及び46のうちの1
つ又はそれより多くのもの)の遷移に対して、ターンオ
フのプロセスにおいて特定のスイッチング・デバイス
(例えば、36、38、40、42、44及び46)
は、次のスイッチング・デバイス(例えば、36、3
8、40、42、44及び46のうちの別のもの)が導
通を開始する前に完全にオフ(非導通)であることを確
実にするため保証をすべきであることを認めるべきであ
る。選択されたむだ時間は、制御器18、又はインバー
タ20のスイッチング・デバイス(例えば、36、3
8、40、42、44及び46)と関連した電子回路に
おけるいずれかの変化により変更され得る。
【0032】図7Aから図7Cは、代表的一実施形態を
用いた、印加された実効相電圧、モータ・トルク及び相
電流を示す。大部分の動作点で電圧上昇点から離れてい
るモータ電流の方向が負である時点まで電圧の損失がな
いことを知ることができる。電流の方向が負である時間
の間に、電流は、下側スイッチを介してか、又は上側ス
イッチング・デバイスがオフ(導通してない)場合上側
スイッチング・デバイス、例えば36、40及び44の
本体ダイオードを介してかのいずれかを介して流れる。
従って、上側スイッチング・デバイスにおけるむだ時間
は、選択されたモータ相に跨る電圧に影響を及ぼさない
(ダイオード降下を無視する。)。図8A及び図8B
は、従来の方法を用いたモータ駆動システムと開示され
た実施形態のそれぞれの低トルク・レベル(約0.02
ニュートン−メートル)でのトルク試験結果を示す。ト
ルク・リップルが代表的実施形態の方法にとってほぼ3
0%低減されていることを知ることができる。図9A及
び図9Bは、従来の方法を用いたモータ駆動システムと
開示された実施形態のそれぞれの高トルク・レベル(約
1ニュートン−メートル)でのトルク試験結果を示す。
トルク・リップルの低減は、同様に高トルク・レベルで
30%より多い。
【0033】出力トルクに対して指令された線形化は、
線形化プロセスにおいて、所望のデューティ・サイクル
を変調指数の関数として修正することにより達成され
る。Mod_Idx31と示された変調指数は、モータ
相に印加された正弦波電圧の予期された又は指令された
大きさに比例した変数である。同様に、それはまた、図
1に示されるようにVref30に比例する。代表的実施
形態の有利な特徴は、下側スイッチング・デバイス3
8、42及び46からのデューティ・サイクルの損失が
ないので、デューティ・サイクル32における増大のみ
が線形トルク関係を達成するため必要とされる。更に、
計算されたデューティ・サイクルへのオフセットの追加
は、トルク指令の出力に対する関係を線形化するが、し
かしそれは、トルク・リップルをある一定の動作範囲で
もたらすことが決定された。従って、代表的一実施形態
においては、動作範囲全体にわたってトルク・リップル
をその最低可能値に保持しながら良好な線形性を生じる
方法が開示されている。開示された方法は、大きさ指令
又は変調指数31を入力として用いて、線形化オフセッ
トの発生と、調整された大きさ指令とを制御する。次い
で、これら2つの変数を組み合わせて用いて、所望のト
ルク・リップル及び線形性を達成する。
【0034】図10は、この代表的実施形態の実現ブロ
ック図を示す。代表的一実施形態においては、制御器1
8において決定されたような大きさ指令又は変調指数3
1は、それぞれのスイッチング・デバイス36、38、
40、42、44及び46に印加される制御指令信号を
備える前述のデューティ・サイクル指令32、Da、Db
及びDcを発生する前に、調整されそしてスケジューリ
ングされる。大きさ指令又は変調指数31は、入力とし
て印加され、ルックアップ・テーブル60での線形化オ
フセット62の発生、及びルックアップ・テーブル70
での調整された大きさ指令72の発生を制御する。次い
で、これら2つの変数を組み合わせて、PWMプロセス
80への入力として用いて、低減されたトルク・リップ
ルを持つ所望のモータ・トルクを達成するデューティ・
サイクル指令32、Da、Db及びDcを定式化する。
【0035】任意の所与の大きさ指令又は変調指数31
に対して、同じ類似の平均トルク出力を生成するであろ
う調整された大きさ指令72及び線形化オフセット62
の幾つかの組み合わせがあることが認められるであろ
う。しかしながら、また、調整された大きさ指令72及
び線形化オフセット62の組み合わせにおける少数の値
しか低いトルク・リップルをもたらさない。更にまた、
大きさ指令又は変調指数31が増大されるにつれ、調整
された大きさ指令72又は線形化オフセット62におけ
る急なジャンプ又は過渡事象がないことを保証すること
が望ましい。そのような過渡事象は、制御器18の部分
対部分変動性を可能にしないであろうルックアップ・テ
ーブルをもたらすであろう。従って、それぞれが滑らか
な遷移を有する、線形化オフセット62の値と調整され
た大きさ指令72の値との有利な組み合わせを見つける
ため、その2つの値の多数の組み合わせがマップされ
る。
【0036】図11は、調整された大きさ指令72又は
線形化オフセット62とそれぞれに対するその結果生じ
るトルク・リップルとの組み合わせの3次元表示を示
す。図におけるマッピングから明らかなように、トルク
・リップルの低減又は最小化は、調整された大きさ指令
72及び線形化オフセット62の適切な組み合わせによ
り達成され得る。トルク・データの平均を用いて、線形
化オフセット62と調整された大きさ指令72との組み
合わせが選定され、同じトルク・レベル出力を達成した
が、しかし動作をより低いトルク・リップル状況に拘束
するであろう。図11における破線(赤線)は、この選
択的組み合わせの結果を示す。最終的線形化を達成する
ためルックアップ・テーブル60及び70の中で用いら
れた線形化オフセットの値及び調整された大きさ指令の
値が、図12のグラフに示されている。
【0037】また、下側スイッチング・デバイス38、
42及び46の制御がもはやいずれの遅延又は処理を要
求しないので、その下側スイッチング・デバイス38、
42及び46の制御がここで単純化されることを認める
のは有益である。下側スイッチング・デバイスのための
制御指令信号は、ここで、まさに所望のデューティ・サ
イクルの反転であるよう単純化される。更に、誘発され
たトルク・リップルを低減するための実効的な方法を提
供することに加えて、むだ時間方式に対する修正が本明
細書に開示されている。更に、代表的実施形態は、従来
のスイッチング方法を超えたトルク・リップルの低減を
保証するので、モータへの電流の高調波が低減され、そ
れからの電磁干渉関心及び問題が低減される。
【0038】最後に、開示された実施形態の更に別の特
徴は、それが既存の構成において実現されることがで
き、そして既存の構成は、追加の回路又はアルゴリズム
なしで従来のスイッチングを実行する。
【0039】説明された各主要システムはまた、この開
示に直接関連しない追加の機能及び能力を含んでよい。
なお、その追加の機能及び能力は本明細書で説明する必
要がない。更に、本明細書で用いられているように、信
号の接続及びインタフェースは、電気的、光学的、又は
無線を含み且つディジタル形式、変調される形式、又は
そうしない形式及び類似のもの並びにそれらの組み合わ
せのいずれの形式を含む信号又はデータを転送すること
ができる任意の形式を物理的に取り得て、そして有線、
無線、光ファイバ及び類似のもの及びそれらの組み合わ
せを含むような様々な実現技術を用い得る。また、ルッ
クアップ・テーブル及びいずれのフィルタは、マルチプ
ライヤ(乗算器、逓倍器)、変調器、スケジューラ又は
利得、スケーリング及び類似のもの、並びに上記のうち
の少なくとも1つ含む組み合わせの形式又はそれらを含
む形式を取り得て、それらは、動的であるよう構成さ
れ、そしてまた他のパラメータの関数であり得る。
【0040】前述した要領で、PM電気機械のためのモ
ータむだ時間スイッチング方式が単純化され且つ向上さ
れ得る。それにより、モータ性能が向上し、且つトルク
・リップルが低減する。開示された発明は、コンピュー
タ又はコントローラにより実行されるプロセス及びそれ
らのプロセスを実行する装置の形式で具現化されること
ができる。本発明はまた、フロッピー・ディスケット
(登録商標)、CD−ROM、ハード・ドライブ、又は
任意の他のコンピュータ可読記憶媒体のような有形媒体
に具現化された命令を含むコンピュータ・プログラム・
コードの形式で具現化されることができ、そこにおい
て、コンピュータ・プログラム・コードがコンピュータ
又はコントローラにロードされそしてそのコンピュータ
又はコントローラにより実行されるとき、コンピュータ
は、本発明を実行する装置に成る。本発明はまた、例え
ば、記憶媒体に格納され、コンピュータ又はコントロー
ラにロードされ及び/又はそのコンピュータ又はコント
ローラにより実行され、又は電気的配線又はケーブリン
グ、光ファイバ又は電磁放射を介するようなある伝送媒
体を介して伝送されることのいずれにせよ、コンピュー
タ・プログラム・コードの形式で具現化されることがで
き、そこにおいてコンピュータ・プログラム・コードが
コンピュータにロードされそしてそのコンピュータによ
り実行されるとき、コンピュータは、本発明を実行する
装置に成る。汎用マイクロプロセッサ上で実行されたと
き、コンピュータ・プログラム・コード・セグメント
は、マイクロプロセッサを特定の論理回路を生成するよ
う構成する。
【0041】本発明が代表的一実施形態を参照して説明
されたが、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な変
化を行い得て、また均等物がその構成要素に代替され得
ることが当業者に理解されるであろう。更に、本発明の
本質的な範囲から離れることなく本発明の教示に対して
特定の状況又はマテリアルを適合させるため多くの変更
を行い得る。従って、本発明はこの発明を実行するため
意図された最良モードとして開示された特定の実施形態
に制限されないで、本発明は特許請求の範囲内に入る全
ての態様を含むことを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】電圧モード制御されたPMモータ駆動システム
を示す図である。
【図2】代表的一実施形態のPMモータ制御システムの
部分図を図示する。
【図3】相グラウンド化PWM技術の相電圧プロフィー
ルを図示する。
【図4】従来のスイッチングに用いられているデューテ
ィ・サイクルと制御信号とのタイミング関係の図であ
る。
【図5A】従来のスイッチングに対するデューティ・サ
イクル信号対時間の時間関係を示す。
【図5B】従来のスイッチングに対するモータ・トルク
対時間の時間関係を示す。
【図5C】従来のスイッチングに対するモータ駆動応答
対時間の時間関係を示す。
【図6】代表的一実施形態のため採用されたデューティ
・サイクルと制御信号とのタイミング関係の図を示す。
【図7A】代表的一実施形態におけるスイッチングに対
するデューティ・サイクル信号対時間の時間関係を示
す。
【図7B】代表的一実施形態におけるスイッチングに対
するモータ・トルク対時間の時間関係を示す。
【図7C】代表的一実施形態におけるスイッチングに対
するモータ駆動応答対時間の時間関係を示す。
【図8A】従来の方法を低トルク・レベルで用いるモー
タ駆動システムのトルク試験結果を示す。
【図8B】代表的一実施形態を低トルク・レベルで用い
るモータ駆動システムのトルク試験結果を示す。
【図9A】従来の方法を高トルク・レベルで用いるモー
タ駆動システムのトルク試験結果を示す。
【図9B】代表的一実施形態を高トルク・レベルで用い
るモータ駆動システムのトルク試験結果を示す。
【図10】線形化の代表的一実施形態の実現のブロック
図を図示する。
【図11】それぞれに対する大きさ指令、調整された大
きさ指令及び線形化オフセット、及びその結果生じるト
ルク・リップルの組み合わせの3次元表示である。
【図12】代表的一実施形態に用いられている、調整さ
れた大きさ指令及び線形化オフセット値を図示する。
【符号の説明】
10 PMモータ・システム 12 PM電気機械 14 モータ・ロータ位置エンコーダ 16 速度測定回路(又はアルゴリズム) 20 パワー回路又はインバータ(逆変換装置) 22 電源 36、40、44 上側スイッチング・デバイス 38、42、46 下側スイッチング・デバイス 60、70 ルックアップ・テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デニス・ビー・スケレンジャー アメリカ合衆国ミシガン州48768,ヴァッ サー,ルプレヒト・ロード 5838 Fターム(参考) 5H560 AA10 BB12 DA07 DB20 EB01 EC01 RR01 TT15 UA05 XA12

Claims (76)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デューティ・サイクル指令を獲得するス
    テップと、 前記デューティ・サイクル指令に応答して、前記電気機
    械を駆動するよう構成されたインバータの上側スイッチ
    ング装置への第1の制御指令信号及び前記インバータの
    下側スイッチング装置への第2の制御指令信号を発生す
    るステップと、 むだ時間を前記第1の制御指令信号に付与して、前記上
    側スイッチング装置及び前記下側スイッチング装置が同
    時には導通状態にないことを保証するステップとを備
    え、 前記むだ時間がターンオン遅れ及び進みターンオフを備
    える、正弦波状に励起されたPM電気機械のためのグラ
    ウンド基準スイッチングの方法。
  2. 【請求項2】 前記デューティ・サイクル指令は、位置
    信号、トルク指令信号及び位相進み値のうちの少なくと
    も1つに応答する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ターンオン遅れは、前記デューティ
    ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の指
    令されたターンオンの選択された遅れを含む、請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記進みターンオフは、前記デューティ
    ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の指
    令されたターンオフの選択された進みを備える、請求項
    3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ターンオン遅れは、前記デューティ
    ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の指
    令されたターンオフの選択された進みを備える、請求項
    1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記むだ時間は、前記電気機械のトルク
    ・リップルを低減するよう構成されている、請求項1記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記むだ時間は、前記電気機械の電磁干
    渉を低減するよう構成されている、請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ターンオン遅れは、前記上側スイッ
    チング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択さ
    れる、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ターンオン遅れが400ナノ秒であ
    る、請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記デューティ・サイクル指令は、大
    きさ指令に応答する線形化プロセスに応答する、請求項
    1記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットを発生するため前記大きさ指令のスケジューリング
    を含む、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項14記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットと調整された大きさ指令とを組み合わせるステップ
    を含む、請求項14記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを低減するよう構成されている、請
    求項14記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを最小にするよう構成されている、
    請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記ターンオン遅れは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオンの選択された遅れを含む、請求項
    2記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記進みターンオフは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオフの選択された進みを備える、請求
    項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記むだ時間は、前記電気機械のトル
    ク・リップルを低減するよう構成されている、請求項2
    5記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記むだ時間は、前記電気機械の電磁
    干渉を低減するよう構成されている、請求項26記載の
    方法。
  28. 【請求項28】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項27記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記ターンオン遅れは400ナノ秒で
    ある、請求項28記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項28記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記デューティ・サイクル指令は、大
    きさ指令に応答する線形化プロセスに応答する、請求項
    31記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを低減するよう構成されている、請
    求項32記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットを発生するため前記大きさ指令のスケジューリング
    を含む、請求項32記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項34記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットと調整された大きさ指令とを組み合わせるステップ
    を含む、請求項35記載の方法。
  37. 【請求項37】 PM電気機械と、 前記電気機械のロータ位置を測定し且つ位置信号を送信
    するよう構成された位置センサと、 前記位置信号を受け取る制御器とを備え、 前記制御器は、 デューティ・サイクル指令を獲得するステップと、 前記デューティ・サイクル指令に応答して、前記電気機
    械を駆動するよう構成された、上側スイッチング装置へ
    の第1の制御指令信号及び下側スイッチング装置への第
    2の制御指令信号を発生するステップと、 むだ時間を前記第1の制御指令信号に付与して、前記上
    側スイッチング装置及び前記下側スイッチング装置が同
    時には導通状態にないことを保証するステップとを備え
    るプロセスを実行し、 前記むだ時間はターンオン遅れ及び進みターンオフを含
    む、正弦波状に励起されたPM電気機械においてむだ時
    間スイッチングするためのシステム。
  38. 【請求項38】 前記デューティ・サイクル指令は、位
    置信号、トルク指令信号及び位相進み値のうちの少なく
    とも1つに応答する、請求項37記載のシステム。
  39. 【請求項39】 前記ターンオン遅れは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオンの選択された遅れを含む、請求項
    37記載のシステム。
  40. 【請求項40】 前記進みターンオフは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオフの選択された進みを含む、請求項
    39記載のシステム。
  41. 【請求項41】 前記ターンオン遅れは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオフの選択された進みを含む、請求項
    37記載のシステム。
  42. 【請求項42】 前記むだ時間は、前記電気機械のトル
    ク・リップルを低減するよう構成されている、請求項3
    7記載のシステム。
  43. 【請求項43】 前記むだ時間は、前記電気機械の電磁
    干渉を低減するよう構成されている、請求項37記載の
    システム。
  44. 【請求項44】 前記ターンオン遅れは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項37記載のシステム。
  45. 【請求項45】 前記ターンオン遅れは400ナノ秒で
    ある、請求項44記載のシステム。
  46. 【請求項46】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項44記載のシステム。
  47. 【請求項47】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項46記載のシステム。
  48. 【請求項48】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項37記載のシステム。
  49. 【請求項49】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項48記載のシステム。
  50. 【請求項50】 前記制御器は、前記上側スイッチング
    装置及び前記下側スイッチング装置から成るインバータ
    を含む、請求項37記載のシステム。
  51. 【請求項51】 前記デューティ・サイクル指令は、大
    きさ指令に応答する線形化プロセスに応答する、請求項
    37記載のシステム。
  52. 【請求項52】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットを発生するため前記大きさ指令のスケジューリング
    を含む、請求項50記載のシステム。
  53. 【請求項53】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    52記載のシステム。
  54. 【請求項54】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項52記載のシステム。
  55. 【請求項55】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    54記載のシステム。
  56. 【請求項56】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項51記載のシステム。
  57. 【請求項57】 前記スケジューリングは、前記大きさ
    指令に応答するルックアップ・テーブルである、請求項
    56記載のシステム。
  58. 【請求項58】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットと調整された大きさ指令とを組み合わせるステップ
    を含む、請求項51記載のシステム。
  59. 【請求項59】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを低減するよう構成されている、請
    求項51記載のシステム。
  60. 【請求項60】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを最小にするよう構成されている、
    請求項59記載のシステム。
  61. 【請求項61】 前記ターンオン遅れは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオンの選択された遅れを含む、請求項
    38記載のシステム。
  62. 【請求項62】 前記進みターンオフは、前記デューテ
    ィ・サイクル指令に関して前記上側スイッチング装置の
    指令されたターンオフの選択された進みを含む、請求項
    61記載のシステム。
  63. 【請求項63】 前記むだ時間は、前記電気機械のトル
    ク・リップルを低減するよう構成されている、請求項6
    2記載のシステム。
  64. 【請求項64】 前記むだ時間は、前記電気機械の電磁
    干渉を低減するよう構成されている、請求項63記載の
    システム。
  65. 【請求項65】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項64記載のシステム。
  66. 【請求項66】 前記ターンオン遅れは400ナノ秒で
    ある、請求項65記載のシステム。
  67. 【請求項67】 前記進みターンオフは、前記上側スイ
    ッチング装置の動作において伝搬遅延を超えるよう選択
    される、請求項65記載のシステム。
  68. 【請求項68】 前記進みターンオフは400ナノ秒で
    ある、請求項67記載のシステム。
  69. 【請求項69】 前記デューティ・サイクル指令は、大
    きさ指令に応答する線形化プロセスに応答する、請求項
    68記載の方法。
  70. 【請求項70】 前記線形化プロセスは、前記電気機械
    のトルク・リップルを低減するよう構成されている、請
    求項69記載のシステム。
  71. 【請求項71】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットを発生するため前記大きさ指令のスケジューリング
    を含む、請求項69記載のシステム。
  72. 【請求項72】 前記線形化プロセスは、調整された大
    きさ指令を発生するため前記大きさ指令のスケジューリ
    ングを含む、請求項71記載のシステム。
  73. 【請求項73】 前記線形化プロセスは、線形化オフセ
    ットと調整された大きさ指令とを組み合わせるステップ
    を含む、請求項72記載のシステム。
  74. 【請求項74】 デューティ・サイクル指令を獲得する
    ステップと、 前記デューティ・サイクル指令に応答して、前記電気機
    械を駆動するよう構成されたインバータの上側スイッチ
    ング装置への第1の制御指令信号及び前記インバータの
    下側スイッチング装置への第2の制御指令信号を発生す
    るステップと、 むだ時間を前記第1の制御指令信号に付与して、前記上
    側スイッチング装置及び前記下側スイッチング装置が同
    時には導通状態にないことを保証するステップとを備
    え、 前記むだ時間がターンオン遅れ及び進みターンオフを含
    む、電気式パワー・ステアリング・システムのPM電気
    機械における低減されたトルク・リップルのためのグラ
    ウンド基準スイッチング方法。
  75. 【請求項75】 デューティ・サイクル指令を獲得する
    ステップと、 前記デューティ・サイクル指令に応答して、前記電気機
    械を駆動するよう構成されたインバータの上側スイッチ
    ング装置への第1の制御指令信号及び前記インバータの
    下側スイッチング装置への第2の制御指令信号を発生す
    るステップと、 むだ時間を前記第1の制御指令信号に付与して、前記上
    側スイッチング装置及び前記下側スイッチング装置が同
    時には導通状態にないことを保証するステップとを備え
    る方法を制御器に実行させる命令を含み、 前記むだ時間がターンオン遅れ及び進みターンオフを備
    える、正弦波状に励起されたPM電気機械のためのグラ
    ウンド基準化されたスイッチングのための機械可読コン
    ピュータ・プログラム・コードを用いて符号化された記
    憶媒体。
  76. 【請求項76】 デューティ・サイクル指令を獲得する
    ステップと、 前記デューティ・サイクル指令に応答して、前記電気機
    械を駆動するよう構成されたインバータの上側スイッチ
    ング装置への第1の制御指令信号及び前記インバータの
    下側スイッチング装置への第2の制御指令信号を発生す
    るステップと、 むだ時間を前記第1の制御指令信号に付与して、前記上
    側スイッチング装置及び前記下側スイッチング装置が同
    時には導通状態にないことを保証するステップとを備え
    る方法を制御器に実行させるよう構成されたコードを備
    え、 前記むだ時間がターンオン遅れ及び進みターンオフを備
    える、 正弦波状に励起されたPM電気機械のためのグラウンド
    基準化されたスイッチングのため搬送波に具現化された
    コンピュータ・データ信号。
JP2002278934A 2001-10-01 2002-09-25 グラウンド基準電圧制御された電気機械のためのスイッチング方法 Withdrawn JP2003111472A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/968,252 US20030062868A1 (en) 2001-10-01 2001-10-01 Switching methodology for ground referenced voltage controlled electric machine
US09/968252 2001-10-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003111472A true JP2003111472A (ja) 2003-04-11

Family

ID=25513969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002278934A Withdrawn JP2003111472A (ja) 2001-10-01 2002-09-25 グラウンド基準電圧制御された電気機械のためのスイッチング方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030062868A1 (ja)
EP (1) EP1298783A2 (ja)
JP (1) JP2003111472A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278386A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 Renesas Technology Corp モータ駆動装置及びモータ駆動用集積回路装置

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7436139B2 (en) * 2003-01-29 2008-10-14 Matra Manufacturing & Services Sas Phase advance angle optimization for brushless motor control
US6911794B2 (en) * 2003-05-08 2005-06-28 Wavecrest Laboratories, Llc Precision adaptive motor control in cruise control system having various motor control schemes
US6815921B1 (en) * 2003-06-17 2004-11-09 International Business Machines Corporation High performance motor control with feedforward bus supply voltage
JP4120504B2 (ja) * 2003-07-30 2008-07-16 トヨタ自動車株式会社 車両および車両の制御方法
JP4223880B2 (ja) * 2003-07-31 2009-02-12 トヨタ自動車株式会社 モータ駆動装置
US7135830B2 (en) * 2003-09-30 2006-11-14 Reliance Electric Technologies, Llc System and method for identifying operational parameters of a motor
US7184902B2 (en) * 2003-09-30 2007-02-27 Reliance Electric Technologies, Llc Motor parameter estimation method and apparatus
US7005822B1 (en) * 2004-09-21 2006-02-28 Motorola, Inc. Torque ripple reduction for a voltage mode motor controller
JP2006180593A (ja) * 2004-12-21 2006-07-06 Jtekt Corp ブラシレスモータの制御装置
FR2890463B1 (fr) * 2005-09-08 2008-03-14 Hazemeyer Sa Sa Dispositif de regulation numerique d'un systeme electrique et systeme electrique comportant un tel dispositif.
US8075604B2 (en) * 2006-02-16 2011-12-13 Warsaw Orthopedic, Inc. Multi-thread bone screw and method
US20080024028A1 (en) * 2006-07-27 2008-01-31 Islam Mohammad S Permanent magnet electric motor
US7543679B2 (en) * 2006-07-28 2009-06-09 Delphi Technologies, Inc. Compensation of periodic sensor errors in electric power steering systems
US7549504B2 (en) * 2006-07-28 2009-06-23 Delphi Technologies, Inc. Quadrant dependent active damping for electric power steering
US7725227B2 (en) 2006-12-15 2010-05-25 Gm Global Technology Operations, Inc. Method, system, and apparatus for providing enhanced steering pull compensation
EP2015443B1 (en) * 2007-07-10 2010-04-07 Jtekt Corporation Motor control device
US7768220B2 (en) * 2008-04-24 2010-08-03 Gm Global Technology Operations, Inc. Harmonic torque ripple reduction at low motor speeds
US8054084B2 (en) * 2009-05-19 2011-11-08 GM Global Technology Operations LLC Methods and systems for diagnosing stator windings in an electric motor
US8354817B2 (en) * 2009-06-18 2013-01-15 GM Global Technology Operations LLC Methods and systems for diagnosing stator windings in an electric motor
US8253365B2 (en) * 2009-10-20 2012-08-28 GM Global Technology Operations LLC Methods and systems for performing fault diagnostics for rotors of electric motors
US8497698B2 (en) 2010-08-11 2013-07-30 GM Global Technology Operations LLC Methods and systems for diagnosing faults for rotors of electric motors
ITBO20110340A1 (it) * 2011-06-13 2012-12-14 Spal Automotive Srl Azionamento elettrico
US9595902B2 (en) * 2011-08-03 2017-03-14 GM Global Technology Operations LLC Methods, systems and apparatus for adjusting modulation index to improve linearity of phase voltage commands
US9018881B2 (en) 2013-01-10 2015-04-28 GM Global Technology Operations LLC Stator winding diagnostic systems and methods
US8868298B2 (en) * 2013-03-04 2014-10-21 Ford Global Technologies, Llc Electric power assist steering motor sensor redundancy
US9500466B2 (en) * 2013-03-12 2016-11-22 Steering Solutions Ip Holding Corporation Electrical power steering phase voltage output diagnosis
US9906167B2 (en) * 2015-01-21 2018-02-27 Ford Global Technologies, Llc Power converter with selective dead-time insertion
US9960726B1 (en) * 2017-05-25 2018-05-01 Ford Global Technologies, Llc Electric drive power converter with low distortion dead-time insertion
US11539283B1 (en) * 2021-06-04 2022-12-27 Rockwell Automation Technologies, Inc. System and method for reducing delay in the modulation of a multi-phase output voltage from an inverter

Family Cites Families (70)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2234681C3 (de) * 1972-07-14 1975-07-31 Siemens Ag, 1000 Berlin Und 8000 Muenchen Verfahren und Schaltungsanordnung zum Herabsetzen der Drehmomenten-Welligkeit einer Drehfeldmaschine
US4027213A (en) * 1974-03-28 1977-05-31 Valroger Pierre Albert Marie D Electronic switching arrangement for energizing electric motors
JPS5413919A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Hitachi Ltd Preventive controller for torque pulsation
DE2937866B2 (de) * 1979-09-19 1981-07-16 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Kollektorloser Gleichstrommotor
US4556811A (en) * 1980-01-10 1985-12-03 Electric Indicator Company, Inc. Coil unit and coil form for electrical machines
US4300081A (en) * 1980-03-14 1981-11-10 General Motors Corporation Motor voltage feedback for a servo motor control system
DE3268669D1 (en) * 1981-08-03 1986-03-06 Hitachi Ltd Apparatus for driving a polyphase brushless motor with a suppressed torque ripple
US4447771A (en) * 1981-08-31 1984-05-08 Kollmorgen Technologies Corporation Control system for synchronous brushless motors
JPS58157384A (ja) * 1982-03-12 1983-09-19 Fanuc Ltd 交流モ−タの駆動方式
WO1985002505A1 (en) * 1983-11-28 1985-06-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Pwm inverter apparatus
US4628499A (en) * 1984-06-01 1986-12-09 Scientific-Atlanta, Inc. Linear servoactuator with integrated transformer position sensor
EP0181511B1 (en) * 1984-10-19 1990-08-22 Kollmorgen Corporation Servomotor control systems
JPS61180592A (ja) * 1985-02-05 1986-08-13 Mitsubishi Electric Corp 査導電動機の制御装置
US4868970A (en) * 1985-03-08 1989-09-26 Kolimorgen Corporation Method of making an electric motor
JPH0667258B2 (ja) * 1985-08-12 1994-08-24 松下電器産業株式会社 ブラシレスモ−タ
KR910000398B1 (ko) * 1986-06-12 1991-01-25 미쓰비시전기 주식회사 모터구동식 동력조향 제어장치
KR890004099B1 (ko) * 1987-04-22 1989-10-20 이이수 직류다상 양극성 무정류자 전동기(multi-phase bipolar brushless d.c motor)
US4825132A (en) * 1987-05-21 1989-04-25 Eaton Corporation Current mode motor control
US4868477A (en) * 1987-06-23 1989-09-19 The Superior Electric Company Method and apparatus for controlling torque and torque ripple in a variable reluctance motor
US5069972A (en) * 1988-09-12 1991-12-03 Versic Ronald J Moldable microcapsule that contains a high percentage of solid core material, and method of manufacture thereof
US5063011A (en) * 1989-06-12 1991-11-05 Hoeganaes Corporation Doubly-coated iron particles
JPH03135392A (ja) * 1989-10-19 1991-06-10 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd ブラシレスモータの駆動回路
US5122719A (en) * 1991-02-27 1992-06-16 Eastman Kodak Company Method and apparatus for reducing recurrent fluctuations in motor torque
US5168202A (en) * 1991-08-30 1992-12-01 Platt Saco Lowell Corporation Microprocessor control of electric motors
US5223775A (en) * 1991-10-28 1993-06-29 Eml Research, Inc. Apparatus and related method to compensate for torque ripple in a permanent magnet electric motor
US5492273A (en) * 1992-05-27 1996-02-20 General Electric Company Heating ventilating and/or air conditioning system having a variable speed indoor blower motor
US5319294A (en) * 1992-05-28 1994-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Apparatus for automatically adjusting offset correction values for current detectors
US5625239A (en) * 1992-06-03 1997-04-29 Trw Inc. Method and apparatus for sensing relative position between two relatively rotatable members using concentric rings
US5257828A (en) * 1992-06-03 1993-11-02 Trw Inc. Method and apparatus for controlling damping in an electric assist steering system for vehicle yaw rate control
JP3066622B2 (ja) * 1992-08-04 2000-07-17 本田技研工業株式会社 電気自動車用同期モータ制御装置
US5450306A (en) * 1992-12-07 1995-09-12 Square D Company Closed loop pulse width modulator inverter with volt-seconds feedback control
US5451900A (en) * 1993-03-17 1995-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Pulse width modulation circuit
JP3242223B2 (ja) * 1993-08-02 2001-12-25 オークマ株式会社 電動機の制御装置
US5444341A (en) * 1993-11-04 1995-08-22 Cincinnati Milacron Inc. Method and apparatus for torque ripple compensation
JP2833463B2 (ja) * 1994-02-10 1998-12-09 株式会社デンソー 交流モータの回転トルク検出装置
EP0685923B1 (de) * 1994-06-03 1999-08-25 Inventio Ag Geräuscharmer Betrieb einer von einem Pulswechselrichter gespeisten Maschine
DE69524878T2 (de) * 1994-09-07 2002-06-27 Itt Automotive Electrical Syst Verfahren und vorrichtung zur minimierung drehmomentschwankungen in einem bürstenlose gleichstrommotor mit phasestromüberklappung
DE69523408T2 (de) * 1994-11-04 2002-06-20 Trw Inc Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung eines Elektromotors
US5646496A (en) * 1994-11-08 1997-07-08 Dana Corporation Apparatus and method for generating digital position signals for a rotatable shaft
KR100393309B1 (ko) * 1995-03-02 2003-10-22 휴렛-팩커드 컴퍼니(델라웨어주법인) 펄스폭변조제어장치및방법
JP3460885B2 (ja) * 1995-03-09 2003-10-27 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング制御装置
US5579188A (en) * 1995-06-06 1996-11-26 Seagate Technology, Inc. Ironless spindle motor for disc drive
GB9600549D0 (en) * 1996-01-11 1996-03-13 Lucas Ind Plc Motor drive control
KR0179872B1 (ko) * 1996-03-26 1999-05-15 이종수 모터구동 인버터의 데드타임 보상방법
US6051942A (en) * 1996-04-12 2000-04-18 Emerson Electric Motor Co. Method and apparatus for controlling a switched reluctance machine
GB9610846D0 (en) * 1996-05-23 1996-07-31 Switched Reluctance Drives Ltd Output smoothing in a switched reluctance machine
US6013994A (en) * 1996-10-01 2000-01-11 Nsk Ltd. Controller of electric power-steering system
GB9625831D0 (en) * 1996-12-12 1997-01-29 Switched Reluctance Drives Ltd Hysteresis current controller for a reluctance machine
US5777449A (en) * 1996-12-31 1998-07-07 Sgs-Thomson Microelectronics, Inc. Torque ripple reduction using back-emf feedback
JPH10285973A (ja) * 1997-03-31 1998-10-23 Mitsumi Electric Co Ltd モータ駆動回路
US5898990A (en) * 1997-04-14 1999-05-04 General Motors Corporation Method of assembling a magnet ring on a rotor
US5977740A (en) * 1997-05-14 1999-11-02 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Brake-by-wire system with switched reluctance motor controller
JP3488043B2 (ja) * 1997-05-26 2004-01-19 株式会社日立製作所 永久磁石型同期発電機を備えた駆動システム及びそれを用いた電気車の駆動制御方法
US5859519A (en) * 1997-05-29 1999-01-12 General Electric Company Single phase motor drive
US5850132A (en) * 1997-07-02 1998-12-15 Allin-Bradley Company, Llc Apparatus used with AC motors for compensating for turn on delay errors
US5811949A (en) * 1997-09-25 1998-09-22 Allen Bradley Company, Llc Turn-on delay compensator for motor control
US5963706A (en) * 1997-10-23 1999-10-05 Baik; Edward Hyeen Control system for multi-phase brushless DC motor
US6107767A (en) * 1998-03-20 2000-08-22 Trw Inc. Electric assist steering system having an improved motor current controller with notch filter
US6046560A (en) * 1998-03-20 2000-04-04 Trw Inc. Electric assist steering system having an improved motor current controller with gain scheduler
JP3710621B2 (ja) * 1998-05-29 2005-10-26 三菱電機株式会社 誘導電動機の制御装置
US6002226A (en) * 1998-06-17 1999-12-14 General Motors Corporation Brushless DC motor control method and apparatus for reduced commutation noise
US6152254A (en) * 1998-06-23 2000-11-28 Techco Corporation Feedback and servo control for electric power steering system with hydraulic transmission
US6121736A (en) * 1998-07-10 2000-09-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Control apparatus for motor, and motor unit having the control apparatus
EP1098805A4 (en) * 1998-07-21 2001-11-07 Techco Corp FEEDBACK AND SERVO CONTROL FOR AN ELECTRONIC POWER STEERING SYSTEM
US6049473A (en) * 1999-02-11 2000-04-11 Delta Electronics, Inc. Harmonic-injection control technique for three-phase, discontinuous-conduction-mode, high-power-factor boost rectifiers with improved line-transient response
JP4253903B2 (ja) * 1999-03-19 2009-04-15 富士電機システムズ株式会社 誘導モータドライブ及びそのパラメータ評価方法
JP3906429B2 (ja) * 1999-03-25 2007-04-18 株式会社豊田自動織機 同期モータの駆動装置
US6400107B1 (en) * 1999-08-04 2002-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Motor control device capable of driving a synchronous motor with high efficiency and high reliability
JP2003513594A (ja) * 1999-09-16 2003-04-08 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 不均衡状態に起因するモータトルクリップルの最小化
WO2001020761A1 (en) * 1999-09-17 2001-03-22 Delphi Technologies, Inc. Method and system for controlling torque in permanent magnet brushless electric motors

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278386A (ja) * 2004-02-26 2005-10-06 Renesas Technology Corp モータ駆動装置及びモータ駆動用集積回路装置
JP4565466B2 (ja) * 2004-02-26 2010-10-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 モータ駆動装置及びモータ駆動用集積回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1298783A2 (en) 2003-04-02
US20030062868A1 (en) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003111472A (ja) グラウンド基準電圧制御された電気機械のためのスイッチング方法
US7141943B2 (en) Brushless DC motor system and method of controlling the same
US6781333B2 (en) Drive control apparatus and method of alternating current motor
US7119530B2 (en) Motor phase current measurement using a single DC bus shunt sensor
US6914399B2 (en) Active deadtime control for improved torque ripple performance in electric machines
KR20050020825A (ko) 공간벡터기술의 단일전류센서를 이용한 모터구동제어
KR100960043B1 (ko) 2상 영구자석 동기 전동기의 공간전압벡터 제어 장치
CN101814888A (zh) 一种混合式步进电机低速振荡抑制方法
JP2018107996A (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP5790390B2 (ja) 交流モータの制御装置および制御方法
JP2013172613A (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
Toliyat et al. DSP-based control of variable speed drives
JP3700540B2 (ja) 電動機の駆動制御装置
JP7130143B2 (ja) 推定装置および交流電動機の駆動装置
JP2009247089A (ja) ブラシレスモータ用インバータの制御方法及びそれを用いた装置
EP1575817A2 (en) Method of inverter linearization in electric machines through se condary modulation
JP2003111490A (ja) インバータ制御方法およびその装置
JP3797484B2 (ja) ステッピングモータの駆動装置
CN104811103A (zh) 一种扩展ecm电机转速范围的控制方法
WO2023195172A1 (ja) モータ制御装置、モータ制御方法
JP4590755B2 (ja) 同期電動機の制御装置
Moynihan Fundamentals of DSP-based control for ac machines
Goswami et al. DC link current based commutation delay compensation method for sensored brushless DC motor drives
CN116802991A (zh) 电动机的控制装置
JP2668050B2 (ja) 交流サーボモータの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110