JP2003109379A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2003109379A
JP2003109379A JP2001296678A JP2001296678A JP2003109379A JP 2003109379 A JP2003109379 A JP 2003109379A JP 2001296678 A JP2001296678 A JP 2001296678A JP 2001296678 A JP2001296678 A JP 2001296678A JP 2003109379 A JP2003109379 A JP 2003109379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dummy
circuit
bit line
semiconductor memory
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001296678A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4262911B2 (ja
Inventor
Wataru Yokozeki
亘 横関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001296678A priority Critical patent/JP4262911B2/ja
Priority to US10/102,672 priority patent/US6741505B2/en
Publication of JP2003109379A publication Critical patent/JP2003109379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4262911B2 publication Critical patent/JP4262911B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/14Dummy cell management; Sense reference voltage generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4094Bit-line management or control circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
    • G11C11/4063Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing
    • G11C11/407Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing or timing for memory cells of the field-effect type
    • G11C11/409Read-write [R-W] circuits 
    • G11C11/4099Dummy cell treatment; Reference voltage generators
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/12Bit line control circuits, e.g. drivers, boosters, pull-up circuits, pull-down circuits, precharging circuits, equalising circuits, for bit lines
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/22Control and timing of internal memory operations
    • G11C2207/2281Timing of a read operation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、半導体記憶装置は、プロセスばらつき
等のためにより一層の高速動作は困難となっていた。 【解決手段】 ビット線BL,BLXと同等の負荷を有
するダミービット線DBL,DBLX、参照電圧Vref
を発生する参照電圧発生回路203、該ダミービット線
の電位と該参照電圧とを比較する比較回路204、およ
び、該比較回路の出力により各種タイミング信号を生成
するタイミング信号生成回路122を備える半導体記憶
装置であって、前記ダミービット線に対して複数のダミ
ーメモリセルDMCを同時に選択して接続し、該ダミー
ビット線の電位を調節するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に、ダミービット線の電位と参照電圧とを比較し
て各種タイミング信号を生成する半導体記憶装置に関す
る。
【0002】近年、コンピュータやその他の情報処理機
器を構成する部品の性能は大きく向上しており、例え
ば、SRAM(Static Random Access Memory)やDR
AM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体記憶
装置は、記憶容量の大容量化と共に、動作の高速化およ
び低消費電力化が進められている。このような半導体記
憶装置において、半導体の製造プロセスや製造ラインの
ばらつき等に依存せずより一層の高速動作が可能な半導
体記憶装置の提供が要望されている。
【0003】
【従来の技術】半導体記憶装置(例えば、DRAM)で
使用する各種タイミング信号は、その半導体記憶装置内
に設けられたタイミング信号生成回路により生成され
る。従来、例えば、センスアンプ起動信号(センスアン
プイネーブル信号SE)は、メモリセルのプロセス変動
等があった場合でも、ワード線信号活性化からセンスア
ンプ起動信号活性化までに十分な電圧振幅差がビット線
(BL,BLX)或いはデータバス(DB,DBX)に
生じるように、タイミング信号生成回路に適当な遅延時
間を与える遅延回路を挿入し、タイミング調整を行って
生成されていた。
【0004】図1は従来の半導体記憶装置の一例を概略
的に示すブロック図である。図1において、参照符号1
00はメモリセルアレイ、101はワードラインドライ
バ、102はタイミング信号生成回路/デコーダ回路、
103はビットラインイコライズ回路、104はコラム
スイッチ、そして、105はデータバスイコライズ回路
を示している。さらに、参照符号106はセンスアン
プ、107は出力ラッチ回路、108は出力バッファ、
そして、109は入力回路/ライトアンプを示してい
る。
【0005】メモリセルアレイ100は、複数のワード
線WL、複数のビット線BL,BLX、これら各ワード
線WLと各ビット線(ビット線対)BL,BLXとの交
差個所に設けられた複数のメモリセルMCを備えて構成
される。タイミング信号生成回路/デコーダ回路102
は、アドレス信号、クロック信号およびコントロール信
号を受け取って各種タイミング信号(各種動作タイミン
グ制御信号EQB,CS,EQD,SE,OE等)を生
成すると共に、アドレス信号に対応したワード線WL
を、ワードラインドライバ101を介して駆動する。こ
こで、タイミング信号EQBはビットラインイコライズ
回路イネーブル信号、CSはコラムスイッチ選択信号、
EQDはデータバスイコライズ回路イネーブル信号、S
Eはセンスアンプイネーブル信号、そして、OEは出力
ラッチ回路イネーブル信号を示している。
【0006】ビットラインイコライズ回路103は、非
アクセス時にビット線BL,BLXをイコライズ(例え
ば、電源電圧Vdd)するための回路であり、コラムスイ
ッチ104は、複数のビット線BL,BLX(例えば、
32対のビット線)から所定の1つ(一対)を選択して
センスアンプ106に接続するためのスイッチであり、
そして、データバスイコライズ回路105は、非アクセ
ス時にデータバスDB,DBXをイコライズ(例えば、
電源電圧Vdd)するための回路である。
【0007】センスアンプ106は、コラムスイッチ1
04により選択された所定のビット線BL,BLXに接
続され、アドレス信号に対応したワード線WLにより選
択されたメモリセルMCからのデータを増幅して読み出
すためのものである。さらに、出力ラッチ回路107
は、センスアンプ106の出力(差動出力、相補出力)
SO,SOXをラッチし、その出力OL,OLXを、出
力バッファ108を介して出力データとして外部に出力
する。なお、入力回路/ライトアンプ109は、アクセ
スされた所定のメモリセルMCに対して、外部からの入
力データに応じたデータを書き込むためのものである。
【0008】図2は従来の半導体記憶装置における課題
を説明するための図である。図2において、横軸は時間
(経過時間)Tを示し、縦軸は電圧Vを示す。また、参
照符号BLa,BLb,BLcは、それぞれ異なるメモ
リセルMCa,MCb,MCcのデータを読み出した場
合(ここで、各メモリセルは同じデータを保持している
ものとする)の経過時間Tに対するビット線BL(な
お、ビット線BLXは参照電圧(電源電圧Vdd)とされ
ている)の読み出し電位の変化を示している。
【0009】図2に示されるように、各メモリセルMC
a,MCb,MCcは、例えば、半導体集積回路の製造
プロセスや製造ラインのばらつき、或いは、メモリセル
が設けられたメモリセルアレイ100における場所によ
る寄生容量の違い等に起因して、ビット線BL,BLX
間の経過時間に対する電圧振幅が異なる。
【0010】従来、例えば、センスアンプ106の起動
信号(センスアンプイネーブル信号)SEは、タイミン
グ信号生成回路(102)に設けられた遅延回路(例え
ば、複数の縦列接続されたインバータ)により、ワード
線WLの選択タイミングから遅延時間Tdを経過した後
に出力されるようになっている。ここで、図2に示され
るように、各メモリセルMCa,MCb,MCcのデー
タを読み出したとき、ワード線WLの選択タイミングか
ら遅延時間Tdを経過した後のビット線BLの電位は、
各メモリセルMCa,MCb,MCcに対してそれぞれ
BLa,BLb,BLcとそれぞれ異なっている。
【0011】具体的に、例えば、メモリセルMCb(ビ
ット線BLb,BLX間の電圧振幅)を基準にすると、
メモリセルMCaは、メモリセルMCbよりもそのセル
トランジスタのゲート幅が短いためにビット線BLa,
BLX間の経過時間に対する電圧振幅が小さく、また、
メモリセルMCcは、メモリセルMCbよりもそのセル
トランジスタのゲート幅が長いためにビット線BLc,
BLX間の経過時間に対する電圧振幅が大きい。なお、
実際の各メモリセルによるビット線間の電圧振幅の差異
は、セルトランジスタのゲート幅によるばらつき以外に
も、様々な要因により生じ得るのはいうまでもない。
【0012】このとき、センスアンプ106の読み出し
可能電圧(入力オフセット電圧)をVsとすると、ビッ
ト線BL,BLX間の電圧(電圧振幅)が電圧Vsより
も小さくなるビット線BLa(メモリセルMCa)に関
しては、センスアンプ106が正しくデータの読み出し
を行うことができない。なお、センスアンプ106の入
力オフセット電圧Vsは、半導体の製造プロセスや製造
ラインのばらつき、或いは、使用される環境の温度等の
様々な条件に依存するが、一般に、50〜100[m
V]程度必要とされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、例え
ば、メモリセルMCに格納された同一のデータを読み出
す場合、その読み出し対象となるメモリセルMC(MC
a,MCb,MCc)の時間(経過時間)Tに対するビ
ット線BL(BLa,BLb,BLc),BLX間の電
圧(電圧振幅)は、そのメモリセルが位置するメモリセ
ルアレイ100における場所による寄生容量の違いや半
導体の製造プロセスおよび製造ラインのばらつき等によ
りそれぞれ異なっている。
【0014】さらに、センスアンプ106の入力オフセ
ット電圧Vsも、半導体の製造プロセスや製造ラインの
ばらつき、或いは、使用される環境の温度等に依存して
変動する。そのため、センスアンプの動作マージン以下
の入力オフセットしか得られない場合(図2におけるビ
ット線BLa:メモリセルMCa)には、センスアンプ
106がデータを正しく読み出すことができない。特
に、メモリセルを構成するトランジスタの電気的特性
が、半導体記憶装置の周辺回路を構成するトランジスタ
の電気的特性と比較して十分でない場合にはこの問題は
顕著となる。
【0015】ところで、従来、プロセスばらつき等によ
る影響を受けることなくセンスアンプの活性化タイミン
グを生成して高速化を図る半導体記憶装置として、日本
国特開平7−93972号公報が提案されている。この
文献には、ワード線が活性化されると所定の電位に保持
されるダミービット線の電圧と予め設定された参照電圧
とがコンパレータで比較され、ダミービット線の電圧が
参照電圧以上のときに活性化信号を発生してセンスアン
プを活性化することが記載されている。
【0016】しかしながら、上記の従来例では、例え
ば、半導体のプロセスばらつき等に依存したタイミング
のズレを十分に補償することは困難であり、さらに、工
場での製造後にタイミングの調整を行うことはできな
い。
【0017】本発明は、上述した従来の半導体記憶装置
における課題に鑑み、半導体の製造プロセスや製造ライ
ンのばらつき等に依存することなく、動作マージンを大
幅に向上し、より一層の高速動作が可能な半導体記憶装
置の提供を目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態によ
れば、ビット線と同等の負荷を有するダミービット線、
参照電圧を発生する参照電圧発生回路、該ダミービット
線の電位と該参照電圧とを比較する比較回路、および、
該比較回路の出力により各種タイミング信号を生成する
タイミング信号生成回路を備える半導体記憶装置であっ
て、前記ダミービット線に対して複数のダミーメモリセ
ルを同時に選択して接続し、該ダミービット線の電位を
調節するようにしたことを特徴とする半導体記憶装置が
提供される。
【0019】本発明の第2の形態によれば、複数のワー
ド線、複数のビット線、並びに、該各ワード線と該各ビ
ット線との交差個所に設けられた複数のメモリセルを備
えるメモリセルアレイ、アドレス信号に応じて前記メモ
リセルアレイの所定のワード線を駆動するワードドライ
バ、前記ビット線を模擬するダミービット線、参照電圧
を発生する参照電圧発生回路、前記ダミービット線の電
位と前記参照電圧とを比較する比較回路、前記比較回路
の出力により各種タイミング信号を生成するタイミング
信号生成回路、および、前記ダミービット線に対して同
時に接続可能な複数のダミーメモリセルを備えることを
特徴とする半導体記憶装置が提供される。
【0020】本発明の第1の形態に係る半導体記憶装置
によれば、ダミービット線に対して同時に選択して接続
する複数のダミーメモリセルを制御することで、ダミー
ビット線の電位を調節する。
【0021】本発明の第2の形態に係る半導体記憶装置
によれば、同時に接続可能な複数のダミーメモリセルを
備え、ビット線を模擬するダミービット線の電位と、参
照電圧発生回路で発生された参照電圧とを比較回路で比
較し、この比較回路の出力によりタイミング信号生成回
路が各種タイミング信号を生成する。
【0022】これにより、半導体の製造プロセスや製造
ラインのばらつき等に依存することなく、動作マージン
を大幅に向上し、より一層の高速動作が可能な半導体記
憶装置を提供することができる。
【0023】ところで、通常のメモリセル(リアルメモ
リセルMC)を読み出す場合、最も読み出しに時間を要
し、入力オフセット電圧が小さくなることが予想される
のは、デコーダ回路およびセンスアンプから最も遠い場
所に位置するメモリセルがアクセスされた場合である。
ここで、上述したワーストケースのメモリセルの読み出
し時に、そのワーストケースのメモリセルに接続された
センスアンプの入力に現出する電圧差を入力オフセット
電圧Vofs-minとする。
【0024】本発明によるダミーメモリセル(DMC)
に接続されるダミービット線(DBL,DBLX)から
センスアンプまでの負荷を、Vofs-minを与えるメモリ
セルに接続されるビット線からセンスアンプまでの負荷
と同程度となるように設定し、且つ、その選択タイミン
グが同時であるならば、 n・Vofs-min=Vdd−Vref 従って、 Vofs-min=(Vdd−Vref)/n (1) の関係が得られる。ここで、nはダミーメモリセルの個
数、Vrefは参照電圧、Vddは電源電圧を示し、また、
メモリセルのトランスファーゲートの電気特性は、参照
電圧Vrefと電源電圧Vddとの間で理想的な飽和特性を
有するものとする。
【0025】従って、Vdd、Vref、nを回路およびレ
イアウト設計時に所定の値に設定することにより、所定
のVofs-minを得ることができる。例えば、Vdd=1.
2[V]、Vref=0.6[V]、n=6とすると、 Vofs-min =(Vdd−Vref)/n =(1.2−0.6)/6 =0.1[V] (2) となり、一定の入力オフセット電圧が得られる。
【0026】実際には、メモリセル(MC)の選択とダ
ミーメモリセル(DMC)の選択の時間差、比較回路
(204)の出力から実際のセンスアンプ起動までの遅
延、ダミー系と通常系の負荷の誤差等が回路構成に依存
して生じるため、実際のVoffset'は、 Voffset'=Voffset+ΔV (3) となる。ここで、ΔVは、上記のメモリセルとダミーメ
モリセルの選択の時間差や誤差等により生じる電圧差を
示す。半導体のプロセスばらつき等が問題となる大きな
ワード構成、つまり、ある独立したメモリセルアレイブ
ロックのビット線方向の物理長が、ワード線方向の物理
長よりも大きくなるほど、Voffset>ΔVとなるため、
相対的なΔVの寄与分は減少する。
【0027】従って、ΔV>0となるように、回路およ
びレイアウト設計を行うことにより、どのセンスアンプ
に対しても保証される入力オフセットの最小値をVofs-
minとし、ΔVをプロセスばらつきに対するマージンと
みることができる。
【0028】そして、本発明によれば、使用される参照
電圧発生回路および比較回路の組み合わせで決まる最適
な参照電圧値に対して、ダミー系の配線負荷を通常系の
配線負荷と同一としながらも任意のタイミングを容易に
設定可能とすることができる。また、本発明によれば、
工場での半導体記憶装置を製造した後も任意のタイミン
グに調節することができる。なお、この任意のタイミン
グに設定可能とは、センスアンプの入力オフセット値を
任意の値に設定することができることを意味する。この
ように、本発明によれば、半導体の製造プロセス、温
度、製造ラインのばらつき等があっても、ダミービット
線またはダミーデータバスに、変動の少ない所定のセン
スアンプ入力オフセット電圧を発生させて、半導体記憶
装置の動作マージンを大幅に向上させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体記憶装
置の実施例を添付図面に従って詳述する。
【0030】図3は本発明に係る半導体記憶装置の第1
実施例を示す回路図であり、CMOSトランジスタで構
成されたストロングアームラッチ型の差動センスアンプ
回路を示すものである。
【0031】図3において、参照符号100はメモリセ
ルアレイ、101はワードラインドライバ、121はデ
コーダ回路/ダミーメモリセル選択回路、122はタイ
ミング信号生成回路、そして、130はビットラインイ
コライズ回路、104はコラムスイッチ、そして、10
5はデータバスイコライズ回路を示している。さらに、
参照符号106はセンスアンプ、107は出力ラッチ回
路、108は出力バッファ、109は入力回路/ライト
アンプ、202はダミー負荷容量、203は参照電圧発
生回路、204は比較回路(コンパレータ)、211は
読み出し用ダミーメモリセル部、そして、212は負荷
用ダミーメモリセル部を示している。ここで、図1と図
3との比較から明らかなように、前に図1を参照して説
明したのと同じ参照符号は、同様の回路を示している。
【0032】メモリセルアレイ100は、複数のワード
線WL、複数のビット線BL,BLX、これら各ワード
線WLと各ビット線(ビット線対)BL,BLXとの交
差個所に設けられた複数のメモリセルMCを備えて構成
される。ここで、本第1実施例においては、メモリセル
アレイ100に近接或いは隣接して実際のメモリセルM
Cを模擬したダミーメモリセルDMCを含む読み出し用
ダミーメモリセル部211および212が設けられてい
る。なお、負荷用ダミーメモリセル部212は、実際の
ビット線BL,BLXに対して複数個繋がれているメモ
リセル(MC)による負荷(容量)を再現するために、
実際のビット線繋がれているメモリセルの数に対応した
数だけ設けられている。また、ダミーメモリセル部の構
成は、図4および図5を参照して後に詳述する。
【0033】ビットラインイコライズ回路130は、非
アクセス時にビット線BL,BLXおよびダミービット
線DBL,DBLをイコライズ(例えば、電源電圧Vd
d)するための回路であり、コラムスイッチ104は、
複数のビット線BL,BLX(例えば、32対のビット
線)から所定の1つ(一対)を選択してセンスアンプ1
06に接続するためのスイッチであり、そして、データ
バスイコライズ回路105は、非アクセス時にデータバ
スDB,DBXをイコライズ(例えば、電源電圧Vdd)
するための回路である。
【0034】センスアンプ106は、コラムスイッチ1
04により選択された所定のビット線BL,BLXに接
続され、アドレス信号に対応したワード線WLにより選
択されたメモリセルMCからのデータを増幅して読み出
すためのものである。さらに、出力ラッチ回路107
は、センスアンプ106の出力(差動出力、相補出力)
SO,SOXをラッチし、その出力OL,OLXを、出
力バッファ108を介して出力データとして外部に出力
する。なお、入力回路/ライトアンプ109は、アクセ
スされた所定のメモリセルMCに対して、外部からの入
力データに応じたデータを書き込むためのものである。
なお、図3に示す半導体記憶装置は、単なる一例であ
り、例えば、センスアンプ106とデータバスイコライ
ズ回路105とを入れ換えてもよい。
【0035】デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路
121は、アドレス信号、クロック信号およびコントロ
ール信号を受け取ってアドレス信号に対応したワード線
WLを、ワードラインドライバ101を介して駆動する
と共に、ダミーワード線DWLを介して読み出し用ダミ
ーメモリセル部211を制御する。すなわち、デコーダ
回路/ダミーメモリセル選択回路121は、ダミーワー
ド線DWLを介して読み出し用ダミーメモリセル部21
1においてダミービット線DBL,DBLXに接続され
るダミーメモリセルDMCを制御する。
【0036】各種タイミング信号(各種動作タイミング
制御信号EQB,CS,EQD,SE,OE等)は、タ
イミング信号生成回路122により生成されるが、この
タイミング信号生成回路122には、比較回路204の
出力信号COMPSが供給されている。ここで、タイミ
ング信号EQBはビットラインイコライズ回路イネーブ
ル信号、CSはコラムスイッチ選択信号、EQDはデー
タバスイコライズ回路イネーブル信号、SEはセンスア
ンプイネーブル信号、そして、OEは出力ラッチ回路イ
ネーブル信号を示している。
【0037】比較回路204は、参照電圧発生回路20
3で発生された参照電圧Vrefと、ダミービット線DB
L,DBLX(ダミービット信号線DBS)の電位とを
受け取って比較する。すなわち、ダミービット線DB
L,DBLXは、ビットラインイコライズ回路130で
イコライズ処理されるが、ダミービット信号線DBSに
よりダミービット線(DBL)の電位が比較回路204
の負入力に与えられ、そして、比較回路204の正入力
に印加された参照電圧Vrefと比較される。
【0038】ここで、ビットラインイコライズ回路13
0から比較回路204までの配線経路であるダミービッ
ト信号線DBSには、実際のビット線BL,BLXの信
号がコラムスイッチ104、データバスイコライズ回路
105およびセンスアンプ106等を通る間の遅延を模
擬するダミー負荷容量202が設けられている。なお、
ダミービット線DBL,DBLX、ダミービット信号線
DBS等は、例えば、各種タイミング信号による動作マ
ージンを確実にするためにワード線の最遠端に設ける必
要はなく、メモリセルアレイ100の任意の位置に配置
してもよい。さらに、タイミング信号生成回路122等
も任意の位置に配置することができる。
【0039】図4は図3の半導体記憶装置におけるダミ
ーメモリセル部の一構成例を示す図である。
【0040】図4に示されるように、負荷用ダミーメモ
リセル部212は、複数のメモリセルMCが実際のビッ
ト線BL,BLXに接続されているのと同様に、ダミー
ビット線DBL,DBLXに接続される複数のダミーメ
モリセルDMCで構成され、実際のビット線BL,BL
Xの負荷をダミービット線DBL,DBLXで模擬する
ようになっている。読み出し用ダミーメモリセル部21
1は、複数のダミーメモリセルDMCがダミーワード線
DWLに応じてダミービット線DBL,DBLXに接続
されるようになっており、その接続されるダミーメモリ
セルDMCの数はスイッチSWによって調節される。
【0041】図5は図4におけるスイッチSWの一例を
説明するための図であり、図5(a)はオン状態のスイ
ッチを示し、図5(b)はオフ状態のスイッチを示して
いる。
【0042】図5に示されるように、各スイッチSW
は、1つのpチャネル型MOSトランジスタ(pMOS
トランジスタ)TR1および2つのnチャネル型MOS
トランジスタ(nMOSトランジスタ)TR2,TR3
を有するリセット付きスイッチとして構成されている。
図5(a)に示されるように、オン状態のスイッチSW
は、トランジスタTR1およびTR3のゲートが低電位
の電源線Vssに接続され且つトランジスタTR2のゲー
トが高電位の電源線(電源電圧)Vddに接続され、トラ
ンジスタTR1およびTR2(トランスファーゲート)
がオンでトランジスタTR3がオフする。一方、図5
(b)に示されるように、オフ状態のスイッチSWは、
トランジスタTR1およびTR3のゲートが高電位の電
源線Vddに接続され且つトランジスタTR2のゲートが
低電位の電源線Vssに接続され、トランジスタTR1お
よびTR2がオフでトランジスタTR3がオンする。す
なわち、各スイッチSWにより同時にダミービット線D
BL,DBLXに接続するダミーメモリセルDMCの個
数が制御される。
【0043】読み出し用ダミーメモリセル部211にお
ける各ダミーメモリセルDMCには、それぞれスイッチ
SWが設けられていて、ダミーワード線DWLにより駆
動されるダミーメモリセルDMCの個数が調節され、経
過時間(T)に対するダミービット線DBL,DBLX
の電圧振幅(ダミービット信号線DBSの電位)の変化
が制御されるようになっている。ここで、各スイッチS
W(同時にダミービット線DBL,DBLXに接続する
ダミーメモリセルDMCの個数)は、例えば、ヒューズ
や不揮発性メモリを使用して設定し、或いは、後述する
ように、外部からの制御信号(例えば、ダミーメモリセ
ル選択制御信号)等により設定することができる。
【0044】図6〜図8は図3の半導体記憶装置の動作
を説明するための図であり、図6は前述した図2におけ
るメモリセルMCa(ビット線BLa)のデータを読み
出す場合の動作を示し、図7はメモリセルMCb(ビッ
ト線BLb)のデータを読み出す場合の動作を示し、そ
して、図8はメモリセルMCc(ビット線BLc)のデ
ータを読み出す場合の動作を示している。
【0045】図6〜図8において、横軸は時間(経過時
間)Tを示し、縦軸は電圧Vを示す。また、参照符号B
La,BLb,BLcは、それぞれ異なるメモリセルM
Ca,MCb,MCcのデータを読み出した場合(ここ
で、各メモリセルは同じデータを保持しているものとす
る)の経過時間Tに対するビット線BL(なお、ビット
線BLXは参照電圧(電源電圧Vdd)とされている)の
読み出し電位の変化を示し、また、参照符号DBLは、
各メモリセルMCa,MCb,MCcを読み出す場合の
経過時間Tに対するダミービット線(ダミービット信号
線DBS)の電位変化を示し(ここで、ダミービット線
DBLXは参照電圧(電源電圧Vdd)とされている)、
そして、参照符号COMPSは、経過時間Tに対する比
較回路204の出力信号の電位変化を示している。
【0046】図6〜図8に示されるように、ビット線B
L(BLa,BLb,BLc),BLX間の経過時間T
に対する電圧振幅が異なるメモリセルMCa,MCb,
MCcのデータを読み出す場合、ダミービット線DB
L,DBLXの負荷を制御(例えば、ダミービット線D
BL,DBLXに接続される読み出し用ダミーメモリセ
ル部211におけるダミーメモリセルDMCの個数を調
節)することにより、比較回路204の出力信号COM
PSを適切なタイミングで変化させ(立ち上がらせ)、
各種タイミング信号を適切なタイミングで生成させるよ
うになっている。
【0047】具体的に、図6に示されるように、例え
ば、読み出し時にビット線BLa,BLX間の経過時間
Tに対する電圧振幅が小さいメモリセルMCaに対して
は、ダミービット線DBL,DBLXに接続する読み出
し用ダミーメモリセル部211におけるダミーメモリセ
ルDMCの数を少なくすることにより、ダミービット線
DBL(ダミービット信号線DBS)の経過時間Tに対
する電圧変化を小さくして、参照電圧Vrefよりも低く
なるまでの時間を長くする。すなわち、メモリセルMC
aに対しては、比較回路204の出力信号COMPSが
立ち上がるまでの時間(遅延時間Tda)を、メモリセ
ルMCaを読み出す場合のビット線BLa,BLX間の
経過時間Tに対する電圧振幅の変化に合わせて長くする
ようになっている。
【0048】これは、図7および図8に示す読み出し時
のビット線間の経過時間に対する電圧振幅が標準的なメ
モリセルMCbおよび読み出し時のビット線間の経過時
間に対する電圧振幅が大きいメモリセルMCcに関して
も同様である。
【0049】従って、図8に示されるように、例えば、
読み出し時にビット線BLc,BLX間の経過時間Tに
対する電圧振幅が大きいメモリセルMCcに対しては、
ダミービット線DBL,DBLXに接続する読み出し用
ダミーメモリセル部211におけるダミーメモリセルD
MCの数を多くすることにより、ダミービット線DBL
(ダミービット信号線DBS)の経過時間Tに対する電
圧変化を大きくして、参照電圧Vrefよりも低くなるま
での時間を短くする。すなわち、メモリセルMCcに対
しては、比較回路204の出力信号COMPSが立ち上
がるまでの時間(遅延時間Tdc)を、メモリセルMC
cを読み出す場合のビット線BLc,BLX間の経過時
間Tに対する電圧振幅の変化に合わせて短くし、高速化
を図るようになっている。
【0050】図9は本発明に係る半導体記憶装置の第2
実施例を概略的に示すブロック図である。
【0051】図3と図9との比較から明らかなように、
本第2実施例では、ダミービットラインDBL,DBL
X(ダミー系)に関しても、実際のビット線BL,BL
Xと同様に、ビットラインイコライズ回路130の出力
を、コラムスイッチ140およびデータバスイコライズ
回路150を介してダミーセンスアンプ206に入力
し、そのダミーセンスアンプ206の出力を比較回路2
04の負入力に供給する。なお、ダミーセンスアンプ2
06の出力には、ダミー出力ラッチ回路207が設けら
れていて実際のセンスアンプ106の出力に設けられた
出力ラッチ回路107の負荷を模擬するようになってい
る。
【0052】すなわち、本第2実施例では、上述した第
1実施例においてビットラインイコライズ回路130か
ら比較回路204までの配線経路であるダミービット信
号線DBSに設けられたダミー負荷容量202を取り除
き、その代わりに実際の回路構成と同様に、ダミー系に
対してもコラムスイッチ140、データバスイコライズ
回路150、ダミーセンスアンプ206およびダミー出
力ラッチ回路207による負荷を与え、ダミーセンスア
ンプ206の出力信号を比較回路204に供給するよう
になっている。
【0053】なお、本第2実施例においても、デコーダ
回路/ダミーメモリセル選択回路121が、ダミーワー
ド線DWLを介して読み出し用ダミーメモリセル部21
1においてダミービット線DBL,DBLXに接続され
るダミーメモリセルDMCを制御するのは第1実施例と
同様であり、さらに、ダミーメモリセル部(211,2
12)も第1実施例と同様である。
【0054】図10は図9の半導体記憶装置における要
部の一例を示す回路図である。
【0055】図10に示されるように、ビットラインイ
コライズ回路130は、pMOSトランジスタ131〜
133を備え、ビットラインイコライズ回路イネーブル
信号EQBが活性化(低レベル『L』)することによ
り、相補のダミービット線DBL,DBLXの電位を電
源電圧Vddにイコライズする。コラムスイッチ140
は、複数のビット線から所定のビット線を選択してセン
スアンプに接続するためのものであり、ダミービット線
DBL,DBLXに対しても複数のダミーのビット線1
43,144が設けられ実際のビット線BL,BLXの
負荷を模擬するようになっている。なお、ビットライン
イコライズ回路130とデータバスイコライズ回路15
0との接続は、コラムスイッチ140におけるpMOS
トランジスタ141,142により制御され、コラムス
イッチ選択信号CSと同じタイミングの信号CSWが低
レベル『L』になることにより接続される。
【0056】データバスイコライズ回路150は、pM
OSトランジスタ151〜153を備え、データバスイ
コライズ回路イネーブル信号EQDが活性化(低レベル
『L』)することにより、相補のダミーデータバスDD
B,DDBXの電位を電源電圧Vddにイコライズする。
ダミーセンスアンプ206は、pMOSトランジスタ2
61,262およびnMOSトランジスタ263〜26
5を備え、トランジスタ265のゲートに低電位の電源
電圧Vssを印加することにより、非動作状態とするよう
になっている。
【0057】ダミー出力ラッチ回路207は、3つのイ
ンバータ271〜273で構成される。ここで、インバ
ータ272および273はラッチを構成し、また、イン
バータ271および272には、出力ラッチ回路イネー
ブル信号OEが供給されている。なお、ダミー出力ラッ
チ回路207は、出力ラッチ回路イネーブル信号OEに
より、実際の出力ラッチ回路107と同様に動作させて
もよいが、ダミーセンスアンプ206と同様に非動作状
態として、実際の回路の負荷を模擬するだけの構成とし
てもよい。
【0058】比較回路204は、pMOSトランジスタ
241,242、nMOSトランジスタ243,24
4、および、電流源245を備えたカレントミラー型差
動アンプとして構成され、一方の差動入力にダミービッ
ト信号線DBS(ダミー出力ラッチ回路207の出力)
の電位が与えられ、また、他方の差動入力には参照電圧
発生回路203の出力(参照電圧Vref)が印加されて
いる。そして、比較回路204の出力信号(COMP
S)は波形整形用の2段のインバータ(バッファ)28
1,282を介してタイミング信号生成回路122へ供
給される。
【0059】図11は図9の半導体記憶装置における要
部の他の例を示す回路図である。
【0060】図10と図11との比較から明らかなよう
に、図11に示す回路は、図10の回路における比較回
路204の電流源を、ゲートにデータバスイコライズ回
路イネーブル信号EQDが供給されたnMOSトランジ
スタ245として構成し、さらに、データバスイコライ
ズ回路イネーブル信号EQDにより制御されるリセット
回路を設けたものである。
【0061】すなわち、データバスイコライズ回路イネ
ーブル信号EQDによりデータバスイコライズ回路15
0が活性化するとき(イコライズするとき:信号EQD
が低レベル『L』)、トランジスタ245はオフして比
較回路(カレントミラー型差動アンプ)204が非活性
になり、逆に、データバスイコライズ回路150が非活
性のとき(信号EQDが高レベル『H』)、トランジス
タ245はオンして比較回路204が活性となるように
されている。
【0062】このように、比較回路204を制御するこ
とにより、比較動作が不要なときの比較回路(差動アン
プ)の定常電流を遮断して、半導体記憶装置の待機時消
費電流を低減させることができる。なお、トランジスタ
245のゲートに供給する信号としては、データバスイ
コライズ回路イネーブル信号EQDの代わりに、ビット
ラインイコライズ回路イネーブル信号EQBを使用する
こともできる。この場合には、ビットラインイコライズ
回路130の活性時に比較回路204が非活性になり、
且つ、ビットラインイコライズ回路130の非活性時に
比較回路204が活性になり、同様の消費電流低減の効
果が得られる。
【0063】また、比較回路204は、pMOSトラン
ジスタ246、nMOSトランジスタ247およびイン
バータ248より成るリセット回路を備えている。この
リセット回路は、データバスイコライズ回路イネーブル
信号EQDによりデータバスイコライズ回路150が活
性化するとき(信号EQDが低レベル『L』)、トラン
ジスタ246および247がオンし、比較回路(カレン
トミラー型差動アンプ)をリセットしてその出力を低レ
ベル『L』に保持し、逆に、データバスイコライズ回路
150が非活性のとき(信号EQDが高レベル
『H』)、トランジスタ246および247がオフする
ようになっている。
【0064】このように、比較回路204の出力にリセ
ット回路を設け、比較回路(カレントミラー型差動アン
プ)の非活性状態時にはその出力を所定の電圧状態(本
実施例では、低電位の電源電圧Vss)に固定することに
より、比較回路204の出力が不定となるのを防止する
ようになっている。なお、リセット回路に対してもデー
タバスイコライズ回路イネーブル信号EQDの代わり
に、ビットラインイコライズ回路イネーブル信号EQB
を使用することもできる。
【0065】図12は図9の半導体記憶装置におけるダ
ミーメモリセルの構成例を示す回路図である。
【0066】図12(a)および図12(b)に示す各
ダミーメモリセルDMCは、それぞれpMOSトランジ
スタ301,302およびnMOSトランジスタ303
〜306を備えて構成されている。ここで、トランジス
タ305および306はゲートトランジスタであり、ダ
ミーワード線DWLが高レベル『H』のときにオンとな
ってダミーメモリセルDMCをダミービット線DBL,
DBLXに接続するようになっている。トランジスタ3
01および303のゲートは、トランジスタ302と3
04との接続ノードに共通接続され、また、トランジス
タ302および304のゲートは、トランジスタ301
と303との接続ノードに共通接続されている。
【0067】図12(a)に示すダミーメモリセルDM
Cは、トランジスタ302および304のゲート(トラ
ンジスタ301および303の接続ノード)が高電位の
電源線(Vdd)に接続され、また、図12(b))に示
すダミーメモリセルDMCは、トランジスタ301およ
び303のゲート(トランジスタ302および304の
接続ノード)が低電位の電源線(Vss)に接続されるよ
うになっている。なお、読み出し用ダミーメモリセル部
211におけるダミーメモリセルDMCは、ダミーワー
ド線DWLのレベルに応じてダミービット線DBL,D
BLXへの接続が制御される。一方、負荷用ダミーメモ
リセル部212におけるダミーメモリセルDMCは、非
選択の実際のワード線WLに接続されたメモリセルMC
の負荷を模擬するように、ゲートトランジスタ305お
よび306のゲート(ダミーワード線DWL)が低電位
の電源線(Vss)に接続され(300)、ゲートトラン
ジスタ305および306がオフするようになってい
る。
【0068】図13は本発明に係る半導体記憶装置の第
3実施例を概略的に示すブロック図である。
【0069】図9と図13との比較から明らかなよう
に、本第3実施例においては、第2実施例におけるデコ
ーダ回路/ダミーメモリセル選択回路121をデコーダ
回路120として構成し、ダミーワード線DWLをダミ
ーワードドライバ201により駆動するようになってい
る。さらに、ダミーワード線DWLには、実際のワード
線WLに設けられる複数のメモリセルMCの負荷を模擬
する負荷用ダミーメモリセル部213が設けられてい
る。
【0070】このように、ダミーワード線DWLによる
ダミーメモリセルの選択信号は、ダミーワードドライバ
201によりワード線WLを選択する信号から論理合成
して生成することができる。そのため、ダミーメモリセ
ルDMCがダミーワード線DWLまたはワード線WL
(デコーダ回路121の物理的な位置)から最遠端に設
けられている場合、ダミーメモリセルDMCの選択は、
通常のメモリセルMCの選択に対して、その信号伝達バ
スの長さの観点から、ワーストケースのタイミング遅延
を包含することが保証される。
【0071】なお、負荷用ダミーメモリセル部213に
おける各ダミーメモリセルDMCは、例えば、上述した
図12(a)および図12(b)に示す読み出し用ダミ
ーメモリセル部211におけるダミーメモリセルDMC
と同様の構成とされている。
【0072】図14は本発明に係る半導体記憶装置の第
4実施例を概略的に示すブロック図である。
【0073】図13と図14との比較から明らかなよう
に、本第4実施例においては、第3実施例における読み
出し用ダミーメモリセル部211の構成に特徴を有する
もので、読み出し用ダミーメモリセル部211における
ダミーメモリセルDMCの選択を外部からのダミーメモ
リセル選択制御信号により制御するようになっている。
すなわち、本第4実施例においては、外部からのダミー
メモリセル選択制御信号SELに応じてダミーメモリセ
ル選択信号DSを生成するダミーメモリセル選択信号生
成回路214、および、ダミーメモリセル選択信号DS
に応じて読み出し用ダミーメモリセル部211内で同時
に接続する複数のダミーメモリセルDMCを選択するダ
ミーメモリセル選択回路215が設けられている。
【0074】図15は図14の半導体記憶装置における
ダミーメモリセル選択信号生成回路の一例を示すブロッ
ク図である。なお、以下の説明では、読み出し用ダミー
メモリセル部211において選択されるダミーメモリセ
ルDMCの個数が最大で8個の場合を示すが、本発明の
適用は様々に変形し得るのはいうまでもない。
【0075】図15に示されるように、ダミーメモリセ
ル選択信号生成回路214は、外部から供給される3ビ
ットのダミーメモリセル選択制御信号SEL[0]〜S
EL[2]をデコードして、8つの相補のダミーメモリ
セル選択信号DS[0],XDS[0]〜DS[7],
XDS[7]を生成してダミーメモリセル選択回路21
5に供給する。
【0076】ここで、ダミーメモリセル選択制御信号S
EL[0]〜SEL[2]は、例えば、チップ若しくは
RAMマクロ外部のCPU、メモリ管理ユニットまたは
他の制御ブロックから供給される制御信号でもよいし、
或いは、ヒューズROM、EEPROMまたはフラッシ
ュメモリ等の不揮発性メモリに保持されたデータでもよ
い。上記のような構成とすることにより、半導体前工程
終了後にRAM(半導体記憶装置)のアクセス時間を変
更して、例えば、センスアンプのタイミングマージンレ
ス等で不良となるのを防止(救済)することが可能にな
る。
【0077】なお、ダミーメモリセル選択信号生成回路
214におけるダミーメモリセル選択制御信号SEL
[0]〜SEL[2]およびダミーメモリセル選択信号
DS[0],XDS[0]〜DS[7],XDS[7]
の真理値表は次の通りである。
【0078】
【表1】
【0079】図16は図14の半導体記憶装置における
ダミーメモリセル選択回路215の一例を示す回路図で
ある。
【0080】図16に示されるように、ダミーメモリセ
ル選択回路215は、ダミーメモリセル選択信号DS
[0],XDS[0]〜DS[7],XDS[7]によ
りスイッチング制御される8つのスイッチSW0〜SW
7を備え、それぞれ読み出し用ダミーメモリセル部21
1における8つのダミーメモリセルDMC0〜DMC7
とダミーワード線DWLとの接続を制御するようになっ
ている。ここで、各スイッチSW0〜SW7は、図5を
参照して説明したような1つのpMOSトランジスタお
よび2つのnMOSトランジスタを有するリセット付き
スイッチとして構成されている。なお、ダミーメモリセ
ルDMCのトランスファーゲートがnMOSトランジス
タ(305,306)の場合は、nMOSトランジスタ
でリセットする(低レベル『L』でnMOSトランジス
タがオフする)が、ダミーメモリセルDMCのトランス
ファーゲートがpMOSトランジスタの場合は、pMO
Sトランジスタでリセットする(高レベル『H』でpM
OSトランジスタがオフする)ことになる。
【0081】このように、読み出し用ダミーメモリセル
部211におけるダミーメモリセルDMCの個数をダミ
ーメモリセル選択回路215(スイッチSW)により可
変にすることで、半導体製造工程終了後、外部からの入
力信号により個数を調整して、センスアンプオフセット
入力電圧等を調節することができる。
【0082】以上において、本発明によって得られる比
較回路204の出力信号(COMPS)は、センスアン
プの起動信号だけではなく、他の半導体記憶装置の内部
タイミング信号を生成するために使用することができ
る。例えば、ワード線のリセット信号、プリチャージ信
号およびイコライズ開始信号等の生成に使用することに
より、必要最小限の動作時間で半導体記憶装置(RA
M)の読み出し/書き込み動作を完了し、高サイクル動
作と同時に動作時消費電力の低減を図ることができる。
【0083】(付記1) ビット線と同等の負荷を有す
るダミービット線、参照電圧を発生する参照電圧発生回
路、該ダミービット線の電位と該参照電圧とを比較する
比較回路、および、該比較回路の出力により各種タイミ
ング信号を生成するタイミング信号生成回路を備える半
導体記憶装置であって、前記ダミービット線に対して複
数のダミーメモリセルを同時に選択して接続し、該ダミ
ービット線の電位を調節するようにしたことを特徴とす
る半導体記憶装置。
【0084】(付記2) 複数のワード線、複数のビッ
ト線、並びに、該各ワード線と該各ビット線との交差個
所に設けられた複数のメモリセルを備えるメモリセルア
レイ、アドレス信号に応じて前記メモリセルアレイの所
定のワード線を駆動するワードドライバ、前記ビット線
を模擬するダミービット線、参照電圧を発生する参照電
圧発生回路、前記ダミービット線の電位と前記参照電圧
とを比較する比較回路、前記比較回路の出力により各種
タイミング信号を生成するタイミング信号生成回路、お
よび、前記ダミービット線に対して同時に接続可能な複
数のダミーメモリセルを備えることを特徴とする半導体
記憶装置。
【0085】(付記3) 付記1または2に記載の半導
体記憶装置において、前記複数のダミーメモリセルは、
ダミーワード線により駆動される複数の読み出し用ダミ
ーメモリセルであることを特徴とする半導体記憶装置。
【0086】(付記4) 付記3に記載の半導体記憶装
置において、前記ダミーワード線には、複数の負荷用ダ
ミーメモリセルが接続されていることを特徴とする半導
体記憶装置。
【0087】(付記5) 付記1または2に記載の半導
体記憶装置において、前記ダミービット線には、複数の
負荷用ダミーメモリセルが接続されていることを特徴と
する半導体記憶装置。
【0088】(付記6) 付記1または2に記載の半導
体記憶装置において、前記同時に接続する複数のダミー
メモリセルの個数を、レイアウト上で調節することを特
徴とする半導体記憶装置。
【0089】(付記7) 付記1または2に記載の半導
体記憶装置において、さらに、前記同時に接続するダミ
ーメモリセルの個数を制御するスイッチ回路を備えるこ
とを特徴とする半導体記憶装置。
【0090】(付記8) 付記1または2に記載の半導
体記憶装置において、さらに、ダミーメモリセル選択制
御信号に応じてダミーメモリセル選択信号を生成するダ
ミーメモリセル選択信号生成回路、および、該ダミーメ
モリセル選択信号に応じて前記同時に接続する複数のダ
ミーメモリセルを選択するダミーメモリセル選択回路を
備えることを特徴とする半導体記憶装置。
【0091】(付記9) 付記8に記載の半導体記憶装
置において、前記ダミーメモリセル選択回路は、リセッ
ト付スイッチとして構成されることを特徴とする半導体
記憶装置。
【0092】(付記10) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、前記比較回路がカレントミラー
型差動増幅器であることを特徴とする半導体記憶装置。
【0093】(付記11) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、さらに、前記比較回路の非活性
時に当該比較回路の出力をリセットする比較回路出力リ
セット回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
【0094】(付記12) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、さらに、前記ビット線および前
記ダミービット線の電位を所定の電位にリセットするビ
ットラインイコライズ回路を備え、該ビットラインイコ
ライズ回路の活性時に前記比較回路が非活性になり、且
つ、該ビットラインイコライズ回路の非活性時に該比較
回路が活性になることを特徴とする半導体記憶装置。
【0095】(付記13) 付記12に記載の半導体記
憶装置において、さらに、前記ビットラインイコライズ
回路から前記比較回路までの配線経路に設けられたダミ
ー負荷容量を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
【0096】(付記14) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、さらに、データバスおよびダミ
ーデータバスの電位を所定の電位にリセットするデータ
バスイコライズ回路を備え、該データバスイコライズ回
路の活性時に前記比較回路が非活性になり、且つ、該デ
ータバスイコライズ回路の非活性時に該比較回路が活性
になることを特徴とする半導体記憶装置。
【0097】(付記15) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、さらに、前記所定のワード線に
接続されたメモリセルのデータを読み出すセンスアン
プ、および、該センスアンプの出力をラッチする出力ラ
ッチ回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
【0098】(付記16) 付記15に記載の半導体記
憶装置において、さらに、前記ビットラインイコライズ
回路から前記比較回路までの配線経路にそれぞれ設けら
れ、前記センスアンプの負荷を模擬するダミーセンスア
ンプ、および、前記出力ラッチ回路の負荷を模擬するダ
ミー出力ラッチ回路を備えることを特徴とする半導体記
憶装置。
【0099】(付記17) 付記1または2に記載の半
導体記憶装置において、さらに、複数のビット線から所
定のビット線を選択してセンスアンプに接続するコラム
スイッチを備え、該コラムスイッチは、前記ダミービッ
ト線に対して該選択対象となる複数のビット線の負荷を
模擬するようになっていることを特徴とする半導体記憶
装置。
【0100】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、半導体の製造プロセスや製造ラインのばらつき等に
依存することなく、動作マージンを大幅に向上し、より
一層の高速動作が可能な半導体記憶装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体記憶装置の一例を概略的に示すブ
ロック図である。
【図2】従来の半導体記憶装置における課題を説明する
ための図である。
【図3】本発明に係る半導体記憶装置の第1実施例を概
略的に示すブロック図である。
【図4】図3の半導体記憶装置におけるダミーメモリセ
ル部の一構成例を示す図である。
【図5】図4におけるスイッチの一例を説明するための
図である。
【図6】図3の半導体記憶装置の動作を説明するための
図(その1)である。
【図7】図3の半導体記憶装置の動作を説明するための
図(その2)である。
【図8】図3の半導体記憶装置の動作を説明するための
図(その3)である。
【図9】本発明に係る半導体記憶装置の第2実施例を概
略的に示すブロック図である。
【図10】図9の半導体記憶装置における要部の一例を
示す回路図である。
【図11】図9の半導体記憶装置における要部の他の例
を示す回路図である。
【図12】図9の半導体記憶装置におけるダミーメモリ
セルの構成例を示す回路図である。
【図13】本発明に係る半導体記憶装置の第3実施例を
概略的に示すブロック図である。
【図14】本発明に係る半導体記憶装置の第4実施例を
概略的に示すブロック図である。
【図15】図14の半導体記憶装置におけるダミーメモ
リセル選択信号生成回路の一例を示すブロック図であ
る。
【図16】図14の半導体記憶装置におけるダミーメモ
リセル選択回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
100…メモリセルアレイ 101…ワードラインドライバ 102…タイミング信号生成回路/デコーダ回路 103,130…ビットラインイコライズ回路 104,140…コラムスイッチ 105,150…データバスイコライズ回路 106…センスアンプ 107…出力ラッチ回路 108…出力バッファ 109…入力回路/ライトアンプ 120…デコーダ回路 121…デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路 122…タイミング信号生成回路 201…ダミーワードドライバ 202…ダミー負荷容量 203…参照電圧発生回路 204…比較回路(コンパレータ) 206…ダミーセンスアンプ 207…ダミー出力ラッチ回路 211…読み出し用ダミーメモリセル部 212,213…負荷用ダミーメモリセル部 214…ダミーメモリセル選択信号生成回路 215…ダミーメモリセル選択回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビット線と同等の負荷を有するダミービ
    ット線、参照電圧を発生する参照電圧発生回路、該ダミ
    ービット線の電位と該参照電圧とを比較する比較回路、
    および、該比較回路の出力により各種タイミング信号を
    生成するタイミング信号生成回路を備える半導体記憶装
    置であって、 前記ダミービット線に対して複数のダミーメモリセルを
    同時に選択して接続し、該ダミービット線の電位を調節
    するようにしたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数のワード線、複数のビット線、並び
    に、該各ワード線と該各ビット線との交差個所に設けら
    れた複数のメモリセルを備えるメモリセルアレイ、 アドレス信号に応じて前記メモリセルアレイの所定のワ
    ード線を駆動するワードドライバ、 前記ビット線を模擬するダミービット線、 参照電圧を発生する参照電圧発生回路、 前記ダミービット線の電位と前記参照電圧とを比較する
    比較回路、 前記比較回路の出力により各種タイミング信号を生成す
    るタイミング信号生成回路、および、 前記ダミービット線に対して同時に接続可能な複数のダ
    ミーメモリセルを備えることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、 前記同時に接続する複数のダミーメモリセルの個数を、
    レイアウト上で調節することを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、さらに、前記同時に接続するダミーメモリ
    セルの個数を制御するスイッチ回路を備えることを特徴
    とする半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、さらに、 ダミーメモリセル選択制御信号に応じてダミーメモリセ
    ル選択信号を生成するダミーメモリセル選択信号生成回
    路、および、該ダミーメモリセル選択信号に応じて前記
    同時に接続する複数のダミーメモリセルを選択するダミ
    ーメモリセル選択回路を備えることを特徴とする半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の半導体記憶装置におい
    て、前記ダミーメモリセル選択回路は、リセット付スイ
    ッチとして構成されることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、前記比較回路がカレントミラー型差動増幅
    器であることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、さらに、前記比較回路の非活性時に当該比
    較回路の出力をリセットする比較回路出力リセット回路
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の半導体記憶装
    置において、さらに、前記ビット線および前記ダミービ
    ット線の電位を所定の電位にリセットするビットライン
    イコライズ回路を備え、該ビットラインイコライズ回路
    の活性時に前記比較回路が非活性になり、且つ、該ビッ
    トラインイコライズ回路の非活性時に該比較回路が活性
    になることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の半導体記憶装置にお
    いて、さらに、前記ビットラインイコライズ回路から前
    記比較回路までの配線経路に設けられたダミー負荷容量
    を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
JP2001296678A 2001-09-27 2001-09-27 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP4262911B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001296678A JP4262911B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 半導体記憶装置
US10/102,672 US6741505B2 (en) 2001-09-27 2002-03-22 Semiconductor memory device with improved operation margin and increasing operation speed regardless of variations in semiconductor manufacturing processes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001296678A JP4262911B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003109379A true JP2003109379A (ja) 2003-04-11
JP4262911B2 JP4262911B2 (ja) 2009-05-13

Family

ID=19117871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001296678A Expired - Fee Related JP4262911B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6741505B2 (ja)
JP (1) JP4262911B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331511A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置およびその検査手法
US7155360B2 (en) 2004-07-27 2006-12-26 Fujitsu Limited Process variation detector and process variation detecting method
EP1739750A2 (en) 2005-06-07 2007-01-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and writing method for semiconductor device
US7382668B2 (en) 2005-02-15 2008-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Full-stress testable memory device having an open bit line architecture and method of testing the same
JP2008299907A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JPWO2007116827A1 (ja) * 2006-03-30 2009-08-20 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
JP2010508616A (ja) * 2006-10-25 2010-03-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 設定可能な遅延のトラッキングを備えたメモリデバイス
JPWO2008142732A1 (ja) * 2007-05-18 2010-08-05 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体メモリ
JP2010225231A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
WO2011077492A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 富士通セミコンダクター株式会社 半導体メモリおよびシステム

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7336680B2 (en) * 2001-09-18 2008-02-26 Scientific-Atlanta, Inc. Multi-carrier frequency-division multiplexing (FDM) architecture for high speed digital service
JP4583703B2 (ja) * 2002-10-30 2010-11-17 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体記憶装置
JP4050690B2 (ja) * 2003-11-21 2008-02-20 株式会社東芝 半導体集積回路装置
US7016245B2 (en) * 2004-02-02 2006-03-21 Texas Instruments Incorporated Tracking circuit enabling quick/accurate retrieval of data stored in a memory array
JP4381278B2 (ja) * 2004-10-14 2009-12-09 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置の制御方法
JP4499587B2 (ja) * 2005-03-09 2010-07-07 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体メモリおよび半導体メモリの製造方法
US7338396B2 (en) * 2005-09-08 2008-03-04 Rawlings Sporting Goods Company, Inc. Preformed lacrosse pocket and packaging for same
US7355902B2 (en) * 2006-05-11 2008-04-08 International Business Machines Corporation Methods and apparatus for inline characterization of high speed operating margins of a storage element
KR100882841B1 (ko) * 2007-06-19 2009-02-10 삼성전자주식회사 읽기 디스터번스로 인한 비트 에러를 검출할 수 있는메모리 시스템 및 그것의 읽기 방법
US9471418B2 (en) 2007-06-19 2016-10-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory system that detects bit errors due to read disturbance and methods thereof
US8196877B2 (en) * 2008-05-12 2012-06-12 William Gridley Flexpole support apparatus
US9030884B2 (en) * 2011-04-06 2015-05-12 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for pre-charging data lines in a memory cell array
US8786474B1 (en) * 2013-03-15 2014-07-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for programmable metastable ring oscillator period for multiple-hit delay-chain based time-to-digital circuits
US9063520B2 (en) * 2013-03-15 2015-06-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for inserting delay, nuclear medicine imaging apparatus, method for inserting delay, and method of calibration
US10878890B1 (en) * 2019-08-20 2020-12-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Operation assist circuit, memory device and operation assist method

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6246489A (ja) * 1985-08-23 1987-02-28 Nippon Texas Instr Kk ダイナミツク型差動増幅器
JPH0793972A (ja) 1993-09-27 1995-04-07 Sony Corp 半導体記憶装置
JP4353546B2 (ja) * 1997-06-30 2009-10-28 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 ダイナミック型半導体記憶装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7155360B2 (en) 2004-07-27 2006-12-26 Fujitsu Limited Process variation detector and process variation detecting method
US7382668B2 (en) 2005-02-15 2008-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Full-stress testable memory device having an open bit line architecture and method of testing the same
JP2006331511A (ja) * 2005-05-25 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置およびその検査手法
US7541655B2 (en) 2005-06-07 2009-06-02 Fujitsu Limited Semiconductor device and wiring method for semiconductor device
EP1739750A2 (en) 2005-06-07 2007-01-03 Fujitsu Limited Semiconductor device and writing method for semiconductor device
JPWO2007116827A1 (ja) * 2006-03-30 2009-08-20 パナソニック株式会社 半導体記憶装置
JP2010508616A (ja) * 2006-10-25 2010-03-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド 設定可能な遅延のトラッキングを備えたメモリデバイス
JPWO2008142732A1 (ja) * 2007-05-18 2010-08-05 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 半導体メモリ
JP5024374B2 (ja) * 2007-05-18 2012-09-12 富士通セミコンダクター株式会社 半導体メモリ
JP2008299907A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置
JP2010225231A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
WO2011077492A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 富士通セミコンダクター株式会社 半導体メモリおよびシステム
JP5134144B2 (ja) * 2009-12-25 2013-01-30 富士通セミコンダクター株式会社 半導体メモリおよびシステム
US8811104B2 (en) 2009-12-25 2014-08-19 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor memory and system

Also Published As

Publication number Publication date
US6741505B2 (en) 2004-05-25
JP4262911B2 (ja) 2009-05-13
US20030063493A1 (en) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4262911B2 (ja) 半導体記憶装置
US9972371B2 (en) Memory device including memory cell for generating reference voltage
JP5595236B2 (ja) 半導体装置
JP2009277341A (ja) Sramセルの書き込みマージンを改善する書き込みアシスト回路
JP2004039204A (ja) ワードライン駆動回路
JPH11219589A (ja) スタティック型半導体記憶装置
JP3825243B2 (ja) 半導体メモリ装置
US7852694B2 (en) Semiconductor memory device for reducing precharge time
JPH103789A (ja) トランジスタのしきい値補正回路及び半導体記憶装置並びにしきい値補正方法
JP2008027493A (ja) 半導体記憶装置
US7570531B2 (en) Semiconductor memory device and method of controlling timing
JP2010272148A (ja) SRAM(StaticRandomAccessMemory)、及びSRAMへのアクセス方法
US7532530B2 (en) Semiconductor memory device
US6950354B1 (en) Semiconductor memory
JP3188634B2 (ja) データ保持回路
US6930952B2 (en) Method of reading memory device in page mode and row decoder control circuit using the same
US8437205B2 (en) Semiconductor memory apparatus
US7489581B2 (en) Semiconductor memory
JP2008198243A (ja) 半導体記憶装置
JP2008047180A (ja) 半導体記憶装置
JPH1021688A (ja) 半導体記憶装置
KR100365563B1 (ko) 비트라인 센스앰프 구동장치
JP2008299907A (ja) 半導体記憶装置
JP2007095264A (ja) 共有ビットライン感知増幅器構造を有する半導体メモリ素子及びその駆動方法
JP3495458B2 (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050902

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090113

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees