JP2008299907A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダミーメモリセルを利用したタイミング調整機能を有する同期式SRAMにおけるダミー回路を簡素化する。
【解決手段】読み出し対象のメモリセルMCに対するワード線WLと同時に駆動されるダミーワード線DWLで同時に選択されるダミーメモリセルDMCの数を、外部化から与えられる制御信号CONで調整できるようにしたダミーカラム回路30を設ける。ダミーワード線DWLで選択されたダミーメモリセルDMCからダミービット線DBLに出力される電位を比較回路24で監視し、参照電圧REF以下になったときに比較結果の出力信号CMPをタイミング信号生成回路22に与える。タイミング信号生成回路22は、出力信号CMPのタイミングに応じて、センスアンプ16等に対するタイミング信号SEを生成して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置、特にダミーメモリセルを利用したタイミング調整機能を有する同期式SRAM(Static Random Access Memory)における読み出し時の応答制御技術に関するものである。
SRAMの高速化や低消費電力化技術の1つに、外部から供給されるクロック信号に同期して内部パルスを生成し、この内部パルスのタイミングに従って読み出しや書き込みを行う同期式SRAMがある。
図2は、下記特許文献3に記載された従来の同期式SRAMの構成図である。
この同期式SRAMは、複数のワード線WL、複数のビット線対BL,BLX、これらの各ワード線とビット線対の交差箇所に設けられた複数のメモリセルMCで構成されるメモリセルアレイ10と、このメモリセルアレイ10に隣接して設けられた読み出し用ダミーメモリセル部11と、負荷用ダミーメモリセル部12を備えている。
読み出し用ダミーセルメモリ部11は、実際のメモリセルMCを模擬した読み出し専用の複数のダミーメモリセルDMCを有し、これらの各ダミーメモリセルDMCは、それぞれスイッチSWを介してダミーワード線DWLに接続されている。即ち、ダミーワード線DWLが駆動されたとき、読み出し用ダミーセルメモリ部11の複数のダミーメモリセルDMCの内、対応するスイッチSWがオンに設定されたダミーメモリセルDMCのみが、実際に駆動される(ダミービット線対DBL,DBLXに接続される)ようになっている。なお、読み出し用ダミーセルメモリ部11のダミーメモリセルDMCの記憶内容は、すべて同一の値に設定されている。
一方、負荷用ダミーメモリセル部12には、実際のメモリセルMCによる負荷(容量)を再現するために、実際のビット線につながれているメモリセルと同数のダミーメモリセルDMCが設けられている。但し、負荷用ダミーメモリセル部12のダミーメモリセルDMCは、実際には駆動されない(読み書きのためにダミービット線対DBL,DBLXに接続されない)ように設定されている。
ビット線対BL,BLXとダミービット線対DBL,DBLXは、ビット線等化回路13に接続されている。ビット線等化回路13は、タイミング信号EQBのタイミングでビット線対BL,BLXとダミービット線対DBL,DBLXを短絡して、電源電圧までプリチャージするものである。ビット線対BL,BLXは、更に、カラムスイッチ14に接続されている。カラムスイッチ14は、カラム選択信号CSに従って複数のビット線対BL,BLXのうちから1つのビット線対を選択してデータバスDB,DBXに接続するものである。
データバスDB,DBXは、バス等化回路15を介してセンスアンプ16に接続されている。バス等化回路15は、タイミング信号EQDのタイミングでデータバスDB,DBXを短絡して、電源電圧までプリチャージするものである。センスアンプ16は、選択されたメモリセルMCから読み出されてデータバスDB,DBXに出力されたデータ間の電位差を、タイミング信号SEに従って所定のレベルまで増幅するもので、その差動出力SO,SOXがラッチ回路17に与えられている。
ラッチ回路17は、タイミング信号OEに従って差動出力SO,SOXをラッチするもで、その出力OL,OLXが出力バッファ18を介して出力データDOとして外部に出力されるようになっている。なお、外部からの入力データDIは、入力回路19を介してアクセスされた所定のメモリセルMCに書き込まれるようになっている。
更に、この同期式SRAMは、デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20、ワード線駆動回路21、タイミング信号生成回路22、ダミー負荷容量23、及び比較回路24を有している。
デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20は、クロック信号CKに同期して入力されるアドレス信号ADDとコントロール信号CNTに基づいて、このアドレス信号ADDに対応したワード選択信号WSをワード線駆動回路21に与えると共に、ダミーワード線DWLを介して読み出し用ダミーセルメモリ部11を制御するものである。即ち、デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20は、ダミーワード線DWLを介して読み出し用ダミーセルメモリ部11において、ダミービット線対DBL,DBLXに接続されたダミーメモリセルDMCを制御する。
各種のタイミング信号(EQB,CS,EQD,SE,OE)は、タイミング信号生成回路22で生成されるが、このタイミング信号生成回路22には、比較回路24の出力信号CMPが与えられている。
比較回路24は、ダミービット線対DBL,DBLX(ダミービット信号線DBS)の電位と参照電圧REFを比較し、その比較結果を出力信号CMPとして出力するものである。即ち、ダミービット線対DBL,DBLXは、ビット線等化回路13で等化処理されるが、ダミービット線DBLの電位がダミービット信号線DBSによって比較回路24の負入力に与えられ、その比較回路24の正入力に与えられた参照電圧REFと比較される。
ここで、ビット線等化回路13から比較回路24までの配線経路であるダミービット信号線DBSには、実際のビット線対BL,BLXの信号が、カラムスイッチ14、バス等化回路15及びセンスアンプ16等を通る間の遅延を模擬するためにダミー負荷容量23が設けられている。
この同期式SRAMでは、読み出し用ダミーセルメモリ部11において、ダミーワード線DWLで実際に読み出すダミーメモリセルDMCの数を変更することにより、データ読み出し時のダミービット信号線DBSの電位変化の速度を制御することができる。即ち、実際に読み出すダミーメモリセルDMCの数を多くすると電位変化の速度は速くなり、少なくすると速度は遅くなる。
ダミービット信号線DBSの電位は、比較回路24によって参照電圧REFと比較されるので、比較結果の出力信号CMPが出力されるタイミングは、読み出し用ダミーセルメモリ部11のスイッチSWの設定によって制御される。これにより、出力信号CMPのタイミングに基づいて動作するタイミング信号生成回路22から出力される各種のタイミング信号(EQB,CS,EQD,SE,OE)のタイミングも、読み出し用ダミーセルメモリ部11のスイッチSWの設定によって制御することができる。
従って、この同期式SRAMでは、ダミー回路(読み出し用ダミーメモリセル部11と負荷用ダミーメモリセル部12)によるタイミング調整を行うことにより、ダミー回路を持たない場合に比べてタイミングマージンを減らすことができ、高速動作が可能になるという効果がある。
特開2002−260386号公報 特開2002−367377号公報 特開2003−109379号公報 特開2006−76161号公報
前記特許文献3の同期式SRAMでは、タイミング調整用のダミーメモリセルDMCの接続数をスイッチの制御によって調節するようにしており、スイッチの制御にはヒューズや不揮発性メモリを使用して設定する方法や、外部からの制御信号に基づいて制御回路から行う方法等が示されている。しかしながら、ヒューズや不揮発性メモリを使用すると、製造段階でヒューズ等の設定を行う必要があり製造工程が複雑化するという問題があり、外部からの制御信号に基づいて制御回路からスイッチを制御する方法では回路構成が複雑になるという問題があった。
また、前記特許文献1,2,4にも、同期式SRAMのタイミング制御技術が記載されているが、何れも、任意のタイミングが設定できなかったり、制御のために回路構成が複雑化したりする等の課題があった。
本発明は、ダミーメモリセルを利用したタイミング調整機能を有する同期式SRAMにおける、ダミー回路の簡素化を目的としている。
本発明の半導体記憶装置は、各々が複数のワード線と複数のビット線の対応するものに接続された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、アドレス信号に応じて前記複数のワード線のうちの対応するワード線を駆動するワード線駆動回路と、前記駆動されたワード線によって対応するビット線に読み出された前記メモリセルの記憶内容をタイミング信号に従って増幅する増幅回路と、ダミービット線と、前記メモリセルアレイのワード線の駆動時に駆動されるダミーワード線と、前記ダミーワード線が駆動されたときに、外部から与えられる制御信号に応じて前記ダミービット線に選択的に接続される複数のダミーメモリセルを有するダミーカラム回路と、前記ダミービット線の電位と参照電位を比較する比較回路と、前記比較回路の比較結果に応じて前記タイミング信号の出力タイミングを制御するタイミング制御回路とを備えたことを特徴としている。
本発明では、ダミーメモリセルを駆動して読み出し、そのダミーメモリセルから読み出された信号の出力タイミングによって、実際のメモリセルから出力される信号の読み出しタイミングを調整するダミー回路を備えた半導体記憶装置で、外部から与えられる制御信号に応じてダミービット線に選択的に接続される複数のダミーメモリセルを有するダミーカラム回路を設けている。これにより、ダミー回路を簡素化することができるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1を示す同期式SRAMの構成図であり、図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この同期式SRAMは、図2の同期式SRAMにおける読み出し用ダミーセルメモリ部11に代えて、ダミーカラム回路30を設けたものである。
即ち、この同期式SRAMは、図2と同様のメモリセルアレイ10、負荷用ダミーメモリセル部12、ビット線等化回路13、カラムスイッチ14、バス等化回路15、センスアンプ16、ラッチ回路17、出力バッファ18、入力回路19、デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20、ワード線駆動回路21、タイミング信号生成回路22、ダミー負荷容量23及び比較回路24に加えて、ダミーカラム回路30を有している。
メモリセルアレイ10は、複数のメモリセルMCで構成されており、その各々は複数のワード線WLの対応するものと複数のビット線対BL,BLXの対応するものとに接続されている。これら複数のメモリセルMCは各ワード線とビット線対の交差箇所に設けられている。負荷用ダミーメモリセル部12は、実際のメモリセルMCによる負荷(容量)を再現するために、実際のビット線につながれているメモリセルと同数のダミーメモリセルDMCを設けたものである。但し、これらのダミーメモリセルDMCは、実際には駆動されないように、即ち、読み書きのためにダミービット線対DBL,DBLXに接続されないように設定されている。
ビット線等化回路13は、タイミング信号EQBのタイミングでビット線対BL,BLXとダミービット線対DBL,DBLXを短絡して、電源電圧までプリチャージするものである。カラムスイッチ14は、カラム選択信号CSに従って複数のビット線対BL,BLXのうちから1つのビット線対を選択してデータバスDB,DBXに接続するものである。バス等化回路15は、タイミング信号EQDのタイミングでデータバスDB,DBXを短絡して、電源電圧までプリチャージするものである。
センスアンプ16は、選択されたメモリセルMCから読み出されてデータバスDB,DBXに出力されたデータ間の電位差を、タイミング信号SEに従って所定のレベルまで増幅し、差動出力SO,SOXを出力するものである。ラッチ回路17は、タイミング信号OEに従って差動出力SO,SOXをラッチし、出力信号OL,OLXを出力するものである。出力バッファ18は、出力信号OL,OLXに基づいて出力データDOを外部に出力するものである。一方、入力回路19は、外部から与えられる入力データDIを受け入れ、アクセスされた所定のメモリセルMCに書き込むものである。
更に、デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20は、クロック信号CKに同期して入力されるアドレス信号ADDとコントロール信号CNTに基づいて、このアドレス信号ADDに対応したワード線WLを選択するワード選択信号WSをワード線駆動回路21に与えると共に、同じタイミングでダミーワード線DWLを駆動するものである。ワード線駆動回路21は、ワード選択信号WSに基づいて対応するワード線WLを駆動するものである。
タイミング信号生成回路22は、アドレス信号ADDやコントロール信号CNTに基づいて、比較回路24の出力信号CMPのタイミングに従って、各種のタイミング信号(EQB,CS,EQD,SE,OE)を生成するものである。比較回路24は、ダミービット線対DBL,DBLX(ダミービット信号線DBS)の電位と参照電圧REFを比較し、その比較結果を出力信号CMPとしてタイミング信号生成回路22に出力するものである。即ち、ダミービット線対DBL,DBLXは、ビット線等化回路13で等化処理されるが、ダミービット線DBLの電位がダミービット信号線DBSによって比較回路24の負入力に与えられ、その比較回路24の正入力に与えられた参照電圧REFと比較される。
ダミー負荷容量23は、実際のビット線対BL,BLXの信号がカラムスイッチ14、バス等化回路15及びセンスアンプ16等を通る間の遅延を模擬するために、ビット線等化回路13から比較回路24までの配線経路であるダミービット信号線DBSに設けた擬似負荷である。ダミーカラム回路30は、複数のダミーメモリセルDMCx、DMCyを有し、ダミーワード線DWLが駆動されたときに、外部から与えられる制御信号CONに応じて、これらのダミーメモリセルをダミービット線DBL,DBLXに選択的に接続するものである。
図3は、図1中のダミーカラム回路の具体例を示す構成図である。
このダミーカラム回路30は、4個のダミーメモリセルDMCx31,32とDMCy33,34を有している。これらのダミーメモリセル31〜34の基本構成は、メモリセルアレイ10における通常のメモリセルMCと同様であり、トランジスタT1,T2で構成される第1のCMOSインバータと、トランジスタT3,T4で構成される第2のCMOSインバータの出力側を互いの入力側に相互接続したラッチ回路と、このラッチ回路とダミービット線対DBL,DBLXとの間を接続するトランジスタT5,T6とを有している。但し、ダミーメモリセルの場合は、読み出し専用で、かつ記憶内容を予め固定しておく必要があるので、通常のメモリセルMCから若干の変更が行われている。
このダミーカラム回路30では、ダミーメモリセルDMCx31,32は同じ構成であり、ダミーメモリセルDMCy33,34と同じ構成となっている。
即ち、ダミーメモリセル(DMCx)31,32は、第1のCMOSインバータにおけるトランジスタT1のドレインと電源電位が供給されるノードとの間の接続を切断する(ドレインに電源電圧を与えない)と共に、この第1のCMOSインバータの入力(第2のCMOSインバータの出力)であるノードN2に接続されるトランジスタT6を短絡し、このノードN2を制御端子S0に接続している。なお、第1のCMOSインバータの出力(第2のCMOSインバータの入力)であるノードN1は、トランジスタT5を介してダミービット線DBLに接続されている。また、トランジスタT5,T6のゲートは、ダミーワード線DWLに接続されている。
一方、ダミーメモリセル(DMCy)33,34は、第2のCMOSインバータにおけるトランジスタT3が短絡され、この第2のCMOSインバータの出力(第1のCMOSインバータの入力)であるノードN2が電源電位が供給されるノードに接続されている。なお、ノードN1,N2は、それぞれダミーワード線DWLで制御されるトランジスタT5,T6を介して、ダミービット線DBL,DBLXに接続されている。
このような構成により、ダミーメモリセル31,32では、制御信号CONが“H”(電源電位レベル)のときノードN1は“L”(接地電位レベル)となり、制御信号CONが“L”のときノードN1は電位と無接続な状態(不定状態)となる。一方、ダミーメモリセル33,34では、制御信号CONとは無関係に、ノードN1,N2は、それぞれ“L”,“H”となる。
これにより、ダミーワード線DWLが駆動されて“H”になると、制御信号CONが“H”に設定されているときには、ダミービット線DBLは4個のダミーメモリセル31〜34によって“L”にプルダウンされ、制御信号CONが“L”に設定されているときには、ダミービット線DBLは2個のダミーメモリセル33,34によって“L”にプルダウンされることになる。
次に、図1の動作を説明する。但し、本発明は、読み出し時の応答制御に関するものであるので、読み出し動作についてのみ説明する。
クロック信号CLKに同期して入力されるアドレス信号ADDとコントロール信号CNTが、デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路20によりデコードされ、ワード選択信号WSがワード線駆動回路21に与えられると共に、ダミーワード線DWLが駆動される。
ワード線駆動回路21は、ワード選択信号WSで指定されたワード線WLを駆動し、このワード線WLに接続されるメモリセルアレイ10内のメモリセルMCが選択される。これにより、選択されたメモリセルMCの記憶内容が、対応するビット線対BL,BLXに出力され、各ビット線対BL,BLXの電位は、ビット線等化回路13によってプリチャージされた電源電圧に基づく電位から、選択されたメモリセルMCの記憶内容に対応する電位に向かって変化する。
複数のビット線対BL,BLXの中からカラム選択信号CSで指定された1対のビット線対BL,BLXが、カラムスイッチ14で選択され、データバスDB,DBXを通してセンスアンプ16に接続される。
一方、ダミーワード線DWLが駆動されることにより、これに接続されるダミーカラム回路30のダミーメモリセル31〜34が同時に選択される。このとき、制御信号CONが“H”に設定されていれば、4個のダミーメモリセル31〜34からダミービット線DBLに“L”が出力され、この制御信号CONが“L”に設定されていれば、2個のダミーメモリセル33,34から“L”が出力される。これにより、ダミービット線DBL(即ち、ダミービット信号線DBS)の電位は、ビット線等化回路13によってプリチャージされた電源電圧の電位から接地電位に向かって低下する。ダミービット信号線DBSの電位は、比較回路24において参照電圧REFの電位と比較され、このダミービット信号線DBSの電位が参照電圧REFの電位以下に低下した時点で、比較結果の出力信号CMPが出力されてタイミング信号生成回路22に与えられる。
タイミング信号生成回路22では、出力信号CMPのタイミングに応じてセンスアンプ16に対するタイミング信号SEや、ラッチ回路17に対するタイミング回路OEを生成して出力する。
これにより、選択されたメモリセルMCから読み出された記憶内容は、タイミング信号SEに応じてセンスアンプ16で所定のレベルに増幅され、このセンスアンプ16で増幅された差動出力SO,SOXが、タイミング信号OEに従ってラッチ回路17に保持される。そして、ラッチ回路17の出力信号OL,OLXは、出力バッファ18から出力データDOとして外部に出力される。
以上のように、この実施例1の同期式SRAMは、タイミング信号生成回路22から出力する各種のタイミング信号(EQB,CS,EQD,SE,OE)のタイミングを制御する出力信号CMPを生成するためのダミー回路(ダミーカラム回路30及び比較回路24)を有しているので、ダミー回路を持たない場合に比べてタイミングマージンを減らすことができ、高速動作が可能になると共に、センスアンプ16の動作時間を最適化できるので消費電力を低減することができる。
しかも、ダミーカラム回路30は、通常のメモリセルMCと基本的に同じ構成のダミーメモリセルDMCを複数個設けて、これらを外部からの信号線で制御する構成にしているため、選択用の特別な制御回路を必要とせず、簡素化された回路構成でタイミングの制御を行うことができるという利点がある。
図4は、本発明の実施例2を示すダミーカラム回路の構成図である。
このダミーカラム回路30Aは、図1中のダミーカラム回路30に代えて設けられるもので、図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
このダミーカラム回路30Aは、図3におけるダミーメモリセル(DMCx)31と同じ回路構成のダミーメモリセル31A,32A,33Aと、図3におけるダミーメモリセル(DMCy)34と同じ回路構成のダミーメモリセル34Aを有している。但し、ダミーメモリセル31AのノードN2は、外部から制御信号CON1が与えられる制御端子S1に接続され、ダミーメモリセル32A,33AのノードN2は、外部から制御信号CON2が与えられる制御端子S2に接続されている。その他の構成は、図3と同様である。
このダミーカラム回路30Aでは、外部から与えられる制御信号CON1,CON2の設定により、ダミーワード線DWLで駆動されたときにダミービット線DBLに“L”を出力するダミーメモリセルの数を、1〜4の任意の数に指定することができる。
即ち、CON1=“L”,CON2=“L”の場合は、ダミーメモリセル31A〜33AのノードN1は電位が供給されるノードとは無接続となり、ダミーメモリセル34Aのみから“L”が出力される。
CON1=“H”,CON2=“L”の場合は、ダミーメモリセル31AのノードN1が“L”となり、このダミーメモリセル31Aとダミーメモリセル34Aの2つから“L”が出力される。
CON1=“L”,CON2=“H”の場合は、ダミーメモリセル32A,33AのノードN1が“L”となり、これらのダミーメモリセル32A,33Aとダミーメモリセル34Aの3つから“L”が出力される。
そして、CON1=“H”,CON2=“H”の場合は、ダミーメモリセル31A〜34Aの4個すべてから“L”が出力される。
このように、このダミーカラム回路30Aは、複数の制御信号CON1,CON2の組み合わせに応じて、接続するダミーメモリセルの数を調節することができるので、実施例1と同様の利点に加えて、実施例1よりも調整範囲を広くしたり、或いは実施例1よりも調整ステップを狭くすることによって詳細なタイミング調整をしたりすることができるという利点がある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a) 例示したビット線等化回路13〜出力バッファ18の構成は一例であり、必ずしも同じ構成である必要は無い。
(b) ダミーカラム回路30,30Aにおけるダミーメモリセルの数は、4個に限定するものではない。更に多数のダミーメモリセルと制御信号を設けて、“L”を出力するダミーメモリセルの数をより詳細に調整するように構成することができる。
(c) シングルポートのSRAMについて説明したが、デュアルポートのSRAMにも同様に適用可能である。さらに、SRAMに限らず、ダミーメモリセルを用いたタイミング調整を行う半導体記憶装置において本発明の技術の適用が考慮できる。
本発明の実施例1を示す同期式SRAMの構成図である。 従来の同期式SRAMの構成図である。 図1中のダミーカラム回路の具体例を示す構成図である。 本発明の実施例2を示すダミーカラム回路の構成図である。
符号の説明
10 メモリセルアレイ
12 負荷用ダミーメモリセル部
13 ビット線等化回路
14 カラムスイッチ
15 バス等化回路
16 センスアンプ
17 ラッチ回路
18 出力バッファ
19 入力回路
20 デコーダ回路/ダミーメモリセル選択回路
21 ワード線駆動回路
22 タイミング信号生成回路
23 ダミー負荷容量
24 比較回路
30 ダミーカラム回路
31〜34 ダミーメモリセル

Claims (3)

  1. 各々が複数のワード線の対応するものと複数のビット線の対応するものに接続された複数のメモリセルを有するメモリセルアレイと、
    アドレス信号に応じて前記複数のワード線のうちの対応するワード線を駆動するワード線駆動回路と、
    前記駆動されたワード線によって対応するビット線に読み出されたメモリセルの記憶内容をタイミング信号に従って増幅する増幅回路と、
    ダミービット線と、
    前記メモリセルアレイのワード線の駆動時に駆動されるダミーワード線と、
    前記ダミーワード線が駆動されたときに、外部から与えられる制御信号に応じて前記ダミービット線に選択的に接続される複数のダミーメモリセルを有するダミーカラム回路と、
    前記ダミービット線の電位と参照電位を比較する比較回路と、
    前記比較回路の比較結果に応じて前記タイミング信号の出力タイミングを制御するタイミング制御回路とを、
    備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記ダミーカラム回路の複数のダミーメモリセルは、それぞれ、第1及び第2のトランジスタで構成される第1のCMOSインバータと第3及び第4のトランジスタで構成される第2のCMOSインバータのそれぞれの出力側を互いの入力側に接続したラッチ回路と、前記ダミーワード線で駆動されたときに該第1のCMOSインバータの出力側を前記ダミービット線に接続する第5のトランジスタと、該ダミーワード線で駆動されたときに該第2のCMOSインバータの出力側を相補的なダミービット線または前記制御信号が与えられる制御端子に接続する第6のトランジスタとを備え、
    前記複数のダミーメモリセルの内の少なくとも1つは、前記第2のCMOSインバータの出力側が所定の電位のノードに接続されると共に、前記第6のトランジスタを介して前記相補的なダミービット線に接続された第1接続型ダミーメモリセルとし、
    前記複数のダミーメモリセルの内の残りのものは、前記第1のトランジスタと前記所定の電位のノードとの間が切断されると共に、前記第6のトランジスタが短絡されて前記第2のCMOSインバータの出力側が前記制御端子に接続された第2接続型ダミーメモリセルとしたことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第2接続型ダミーメモリセルを複数のグループに分割すると共に、該グループに対応して前記制御端子を複数個設け、該分割したグループ毎に前記第2のCMOSインバータの出力側を対応する制御端子に接続したことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
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