JP2003109132A - 盗難防止システム、発信装置、及び盗難防止タグ - Google Patents

盗難防止システム、発信装置、及び盗難防止タグ

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JP2003109132A
JP2003109132A JP2001294848A JP2001294848A JP2003109132A JP 2003109132 A JP2003109132 A JP 2003109132A JP 2001294848 A JP2001294848 A JP 2001294848A JP 2001294848 A JP2001294848 A JP 2001294848A JP 2003109132 A JP2003109132 A JP 2003109132A
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賢二 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電源を用いることなく、盗難防止タグ
へ発信する信号の到達距離を容易に変更することができ
る盗難防止システムの提供。 【解決手段】 パルス信号を生成する信号生成回路1
1、及び該信号生成回路11により生成されたパルス信
号に対する入力端子を有し、入力されたパルス信号に応
じた信号を発信するアンテナ出力部12を備えるゲート
パネル1と、ゲートパネル1から発信された信号を受信
するアンテナ入力部21を備え、受信した信号に基づき
警報を出力する盗難防止タグ2とを備える盗難防止シス
テムにおいて、信号生成回路11は、生成するパルス信
号のパルス幅を変更することができるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の盗難を防
止すべく警報を出力する盗難防止タグと該盗難防止タグ
が警報を出力するための所定信号を発信する発信装置と
を備える盗難防止システム、該盗難防止システムに利用
される盗難防止タグ、及び発信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトディスク、ソフトウェ
ア・パッケージ等の商品を陳列して販売する販売店で
は、これらの商品の盗難を防止するために、以下で説明
する盗難防止システムを採用していることが多い。
【0003】図10は、従来の盗難防止システムを説明
する模式図である。
【0004】図中40,40は、販売店の出入口に対向
配置させたゲートパネルであり、ゲートパネル40,4
0は、常時、所定信号を適宜領域に発信している。ゲー
トパネル40は、所定信号を生成する信号生成回路と該
信号生成回路にて生成された信号を発するためのアンテ
ナ出力部とを備えており、信号生成回路に電力を供給す
る制御用電源とアンテナ出力部に電力を供給する出力用
電源とを有する。盗難防止タグ50は、ゲートパネル4
0,40から送信された信号を受信するアンテナ入力
部、該アンテナ入力部にて受信した信号が所定信号であ
るか否かを判断する信号処理部、盗難を防止すべき商品
Tに対する取付け状態を検出する検出部、所定信号を受
信した場合、又は商品Tから不適当に取外された場合に
警報を出力するブザー、及び電源等を内蔵している。ゲ
ートパネル40,40から発せられた信号は空気中で減
衰するため、信号の到達距離がある。また、盗難防止タ
グ50でも、受信した信号の大きさが所定値よりも小さ
い場合、警報を出力させるための信号とみなさないよう
にしているため、ゲートパネル40,40から発信され
る信号には、ゲートパネル40と盗難防止タグ50との
組合わせから定まる信号の到達距離がある。何者かが盗
難防止タグ50を取付けた商品を持ち去り、出口から出
ようとして、ゲートパネル40,40から発せられる信
号の到達距離範囲内に入った場合、盗難防止タグ50の
アンテナ入力部は、その信号を受信し、警報が出力され
るようになっている。
【0005】図11は、従来の盗難防止タグの斜視図で
ある。
【0006】直方体の盗難防止タグ50の表面51に、
開孔部52が設けられており、該開孔部52からプッシ
ュスイッチ53のレバー54が進退可能に突出してい
る。レバー54は、表面51から隔離する方向へ付勢さ
れており、レバー54に所要の押圧力を加えた場合、レ
バー54は盗難防止タグ50の内部へ後退して、プッシ
ュスイッチ53が開路する。押圧力が除かれた場合、プ
ッシュスイッチ53は開孔部52から外側へ突出して、
プッシュスイッチ53が閉路する。盗難を防止すべき商
品Tに盗難防止タグ50を取付ける場合、プッシュスイ
ッチ53のレバー54が突出している表面51を商品T
に当接させ、盗難防止タグ50を商品Tと共に、合成樹
脂製の透明シート又は半透明シート等のシート部材で巻
回することにより、盗難防止タグ50を商品Tに固定す
る。
【0007】盗難防止タグ50は、ゲートパネル40か
ら発信された信号を受信するためのアンテナ入力部、プ
ッシュスイッチ53の開閉状態を検出する検出部、警報
を出力するブザー、及びこれらを駆動する電源等を内蔵
している。盗難防止タグ50では、ゲートパネル40か
ら発信された信号を受信した場合、又は、プッシュスイ
ッチ53が閉路したことを検出部が検出した場合、ブザ
ーを作動させ、警報音を出力する。すなわち、前述のシ
ート部材が引き剥がされ、盗難防止タグ50が商品Tか
ら取外された場合、プッシュスイッチ53のレバー54
が、盗難防止タグ50の外側へ付勢されて、プッシュス
イッチ53が閉路し、警報を出力する。また、盗難防止
タグ50を固定させたまま、商品Tを販売店から持ちだ
そうとして、ゲートパネル40,40に近づき、ゲート
パネル40,40から発信される信号の到達範囲内に入
った場合、盗難防止タグ50は、ゲートパネル40,4
0から発信された信号を受信して、警報を出力する。
【0008】しかしながら、販売店の間取りによって
は、ゲートパネル40,40から発信される信号の到達
距離を変更したい場合が生じる。例えば、販売店の売り
場面積が狭く、ゲートパネル40,40のすぐ近くに商
品棚を設置して、商品Tを陳列せざるを得ない場合、ゲ
ートパネル40,40から発信される信号の到達距離が
短くなるように設定する必要がある。また、販売店の間
口によっても、ゲートパネル40,40から発信される
信号の到達距離を変更する必要がある。すなわち、間口
が広い場合には、2つのゲートパネル40,40間の中
程で、それぞれのゲートパネル40,40からの信号が
届かない領域ができないように、発信される信号の到達
距離を長くする必要があり、逆に、間口が狭い場合に
は、発信される信号の到達距離を短くすることが可能で
ある。
【0009】このような問題に対処するため、従来のゲ
ートパネル40では、信号生成回路に供給する制御用電
源とアンテナに供給する出力用電源とを用意し、出力用
電源を調整することでゲートパネル40から発信する信
号の到達距離を調整していた。すなわち、信号の到達距
離を短くする場合は、出力用電源の出力を抑えて、アン
テナ出力部から発信される信号の大きさを小さくし、逆
に、信号の到達距離を長くする場合は、出力用電源の出
力を上げて、アンテナ出力部から発信される信号の大き
さを大きくすることが行われていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゲートパネルでは、信号生成回路に供給する制御電源と
アンテナ出力部に供給する出力電源とを共通化して、一
つの電源により動作させようとする場合、アンテナ出力
部のアンテナ回路(例えば、LC回路)にかける電圧
は、信号生成回路等の制御回路の動作電圧より小さく設
定することができないため、信号の到達距離を変更する
ことが困難であった。したがって、発信する信号の到達
距離を調整するために、制御電源及び出力電源の2つの
電源を用意する必要であるため、コンパクトであり、し
かも安価なゲートパネル、並びにゲートパネル及び盗難
防止タグからなる盗難防止システムの開発が望まれてい
た。
【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、パルス信号を生成する信号生成回路、及び生成
されたパルス信号の入力に応じた信号を発信する発信回
路を備える発信装置と、発信された信号を受信する受信
回路と、受信した信号に基づき警報を出力すべくなして
ある盗難防止タグとを備え、生成するパルス信号のパル
ス幅を変更することができる構成とすることにより、複
数の電源を利用することなく、発信装置から発信する信
号の到達距離を容易に変更することが可能であり、発信
された信号の到達範囲内に入った場合、警報を出力する
ことができる盗難防止システムを提供することを目的と
する。
【0012】本発明の更に他の目的は、パルス信号を生
成する信号生成回路と、入力されたパルス信号に応じた
信号を発信する発信手段とを備える発信装置において、
信号生成回路は、生成する信号のパルス幅を変更可能に
していることにより、複数の電源を利用することなく、
発信する信号の到達距離を容易に変更することが可能な
発信装置を提供することにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、発信回路に入力
するパルス信号を変調させた信号を発信する構成とする
ことにより、周波数により識別可能な信号を発信するこ
とができる発信装置を提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、受信した信号の
振幅を所定値と比較して大きい場合にのみ、受信した信
号の解析を行うことにより、発信装置から発信される信
号の到達範囲内に入った場合、警報を出力することがで
きる盗難防止タグを提供することにある。
【0015】本発明の更に他の目的は、受信した信号の
周波数に係る情報を取得することにより、信号の周波数
により受信信号を識別して、警報を出力させることがで
きる盗難防止タグを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る盗難防止
システムは、パルス信号を生成する信号生成回路、及び
該信号生成回路により生成されたパルス信号に対する入
力端子を有し、入力されたパルス信号に応じた信号を発
信する発信回路を備える発信装置と、該発信装置から発
信された信号を受信する受信回路を備え、受信した信号
に基づき警報を出力すべくなしてある盗難防止タグとを
備える盗難防止システムにおいて、前記信号生成回路
は、生成するパルス信号のパルス幅を変更可能になして
あることを特徴とする。
【0017】第2発明に係る盗難防止システムは、前記
発信回路から発信される信号は、前記発信回路に入力す
るパルス信号を変調させた信号であることを特徴とす
る。
【0018】第3発明に係る盗難防止システムは、パル
ス信号を生成する信号生成回路、及び該信号生成回路に
より生成されたパルス信号に対する入力端子を有し、入
力されたパルス信号に応じた信号を発信する発信回路を
備える発信装置と、盗難を防止すべき対象物への取付け
状態を検出する検出回路、前記発信装置から発信された
信号を受信する受信回路、及び該受信回路が受信した信
号の解析を行う信号解析部を備え、前記検出回路による
検出結果又は前記信号解析部による解析結果に基づき警
報を出力すべくなしてある盗難防止タグとを備える盗難
防止システムにおいて、前記信号生成回路は、生成する
パルス信号のパルス幅を変更可能になしてあり、前記信
号解析部は、受信した信号の振幅が所定値より大きい場
合にのみ、解析すべくなしてあることを特徴とする。
【0019】第4発明に係る盗難防止システムは、前記
発信回路から発信される信号は、前記発信回路に入力す
るパルス信号を変調させた信号であることを特徴とす
る。
【0020】第5発明に係る盗難防止システムは、前記
信号解析部は、受信した信号の周波数に係る情報を取得
すべくなしてあることを特徴とする。
【0021】第6発明に係る発信装置は、パルス信号を
生成する信号生成回路と、該信号生成回路により生成さ
れたパルス信号に対する入力端子を有し、入力されたパ
ルス信号に応じた信号を発信する発信回路とを備える発
信装置において、前記信号生成回路は、生成するパルス
信号のパルス幅を変更可能になしてあることを特徴とす
る。
【0022】第7発明に係る発信装置は、前記発信回路
から発信される信号は、前記発信回路に入力するパルス
信号を変調させた信号であることを特徴とする。
【0023】第8発明に係る盗難防止タグは、盗難を防
止すべき対象物への取付け状態を検出する検出回路と、
前記発信装置から発信された信号を受信する受信回路
と、該受信回路が受信した信号の解析を行う信号解析部
とを備え、前記検出回路による検出結果又は前記信号解
析部による解析結果に基づき警報を出力すべくなしてあ
る盗難防止タグにおいて、前記信号解析部は、受信した
信号の振幅が所定値より大きい場合にのみ、解析すべく
なしてあることを特徴とする。
【0024】第9発明に係る盗難防止タグは、前記信号
解析部は、受信した信号の周波数に係る情報を取得すべ
くなしてあることを特徴とする。
【0025】第1発明にあっては、生成するパルス信号
のパルス幅を変更することができる信号生成回路、及び
生成されたパルス信号の入力に応じた信号を発信する発
信回路を備える発信装置と、発信された信号を受信する
受信回路、及び該受信回路により受信した信号に基づき
警報を出力する盗難防止タグを備え、信号生成回路にて
生成するパルス信号のパルス幅を調整できるようにして
いる。そのため、発信回路をLC回路のようなアンテナ
回路により構成した場合、該アンテナ回路にパルス電圧
を与えることができ、しかもそのパルス幅を信号生成回
路により変更することができる。したがって、信号生成
回路が生成する信号のパルス幅を調整することによっ
て、アンテナ回路に流れる電流の大きさを調整すること
が可能となり、その結果、アンテナ回路から発信される
信号の大きさを調整することができる。そのため、複数
の電源を利用することなく、発信回路に入力するパルス
信号を調整するこによって、発信装置から発信する信号
の到達距離を容易に変更することが可能であり、発信さ
れた信号の到達範囲内に入った場合、盗難防止タグは、
警報を出力することができる。
【0026】第2発明及び第4発明にあっては、発信回
路に入力した信号を変調した後、発信するようにしてい
る。したがって、変調周期を変更することにより、発信
装置から発信する信号を異ならせることができる。
【0027】第3発明にあっては、受信した信号の振幅
が所定値より大きい場合にのみ、解析するようにしてい
る。したがって、発信装置から発信された信号の到達範
囲内に入った場合、警報を出力することができる。
【0028】第5発明にあっては、受信した信号の周波
数に係る情報を取得するようにしている。したがって、
発信装置から発信された信号を周波数により識別して、
警報を出力することができる。
【0029】第6発明にあっては、生成するパルス信号
のパルス幅を変更することができる信号生成回路、及び
生成されたパルス信号の入力に応じた信号を発信する発
信回路を備える発信装置と、発信された信号を受信する
受信回路、及び該受信回路により受信した信号に基づき
警報を出力する盗難防止タグを備え、信号生成回路にて
生成するパルス信号のパルス幅を調整できるようにして
いる。そのため、発信回路をLC回路のようなアンテナ
回路により構成した場合、該アンテナ回路にパルス電圧
を与えることができ、しかもそのパルス幅を信号生成回
路により変更することができる。したがって、信号生成
回路が生成する信号のパルス幅を調整することによっ
て、アンテナ回路に流れる電流の大きさを調整すること
が可能となり、その結果、アンテナ回路から発信される
信号の大きさを調整することができる。そのため、複数
の電源を利用することなく、発信回路に入力するパルス
信号を調整するこによって、発信装置から発信する信号
の到達距離を容易に変更することが可能である。
【0030】第7発明にあっては、発信回路に入力した
パルス信号を変調するようにしている。したがって、変
調信号によって識別可能な信号を発信装置から発信する
ことができる。
【0031】第8発明にあっては、受信した信号の振幅
を所定値と比較して大きい場合にのみ、受信した信号の
解析を行い、その解析結果に基づき警報を出力するよう
にしている。したがって、発信装置から発信される信号
の到達範囲内に入った場合にのみ、盗難防止タグは、警
報を出力することができる。
【0032】第9発明にあっては、受信した信号の周波
数に係る情報を取得するようにしている。したがって、
発信装置から発信された信号を周波数により識別して、
警報を出力することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明
の盗難防止システムを説明する説明図であり、図2は、
本発明の盗難防止タグの一例を示す斜視図である。
【0034】図2に示したように、直方体の盗難防止タ
グ2の一端面には、ワイヤ20の差込み部を差込む2つ
の差込み穴が開設してあり、両差込み穴に、導電性のワ
イヤ20の両端部が着脱可能に嵌合してある。このよう
な盗難防止タグ2を衣服などの商品Tに取り付ける場
合、ワイヤ20の一端を盗難防止タグ2の一方の差込み
穴に嵌着させておき、ワイヤ20の他端を上着又はシャ
ツのボタン穴、又は衣類の襟元に設けた商品タグ等、商
品Tの取付け部位に挿通させ、ワイヤ20の他端を盗難
防止タグ2の他方の差込み穴に挿入させる。
【0035】販売店の出入口近辺には、所定の信号を発
信するゲートパネル1,1が対向配置してある。ゲート
パネル1,1は、適宜領域に所定の信号を発信するよう
になしてある。盗難防止タグ2は、ゲートパネル1,1
から発信された信号を受信するアンテナ入力部21、ブ
ザー27等を内蔵している(図3参照)。盗難防止タグ
2は、ゲートパネル1,1から所定の信号を受信した場
合、警報を出力することによって、商品Tの盗難を防止
する。
【0036】また、前述のワイヤ20は、常閉接点とし
て機能しており、盗難防止タグ2を商品Tから取り外す
べく、盗難防止タグ2の差込み穴からワイヤ20を抜出
した場合、又はワイヤ20を切断した場合、盗難防止タ
グ2の検出部24(図3参照)はそれを検出し、警報を
出力する。
【0037】図3は、本発明の盗難防止システムのブロ
ック図である。図中1は、販売店の出入口近辺に設置
し、所定の信号を盗難防止タグ2へ発信するゲートパネ
ルである。ゲートパネル1は、所定周期(例えば、22
kHz)のパルス信号を生成する信号生成回路11、及
び信号生成回路11から入力された信号に応じた信号を
発信するアンテナ出力部12を備えている。信号生成回
路11では、所定周期のパルス信号を生成すると共に、
バースト制御信号を生成し、これらのパルス信号及びバ
ースト制御信号に基づいて後述するようなコード信号を
生成する。このコード信号のHレベル部分は、所定周期
のパルス信号から構成され、信号生成回路11がパルス
信号のパルス幅を調整することによって、アンテナ出力
部12から出力される信号の振幅を調整する。
【0038】盗難防止タグ2は、ゲートパネル1のアン
テナ出力部12から出力される信号を受信し、コード信
号に変換して出力するアンテナ入力部21、アンテナ入
力部21から与えられたコード信号を識別するコード識
別部22を備えている。信号処理部25は、コード識別
部22から入力された信号に基づき、駆動部26に警報
信号を与え、ブザー27及びLED28を駆動させる。
また、盗難防止タグ2は検出部24を備えている。検出
部24は、前述したように、盗難を防止すべき商品Tへ
の盗難防止タグ2の取付け状態を検出する。商品Tに盗
難防止タグ2を正常に取付けている場合、盗難防止タグ
2のワイヤ20は常閉接点として機能しており、警報は
出力されない。一方、ワイヤ20を盗難防止タグ2の差
込み穴から引き抜いて、盗難防止タグ2を商品Tから不
適当に取外した場合、又は、ワイヤ20を切断して商品
Tから不適当に取外した場合、検出部24は、ワイヤ2
0に導通が無いことを検出し、入力部23に所定の信号
を与える。信号処理部25は、入力部23から与えられ
た信号に基づき、警報信号を駆動部26に与え、ブザー
27及びLED28を駆動させる。
【0039】また、商品Tの入れ替え作業等の理由で、
警報を出力させずに盗難防止タグ2を商品Tから取外す
必要がある場合、例えば、リセット信号のような特定の
信号を発信する発信機(不図示)を用いて、盗難防止タ
グ2のアンテナ入力部21にリセット信号を与える。こ
の場合、検出部24が、ワイヤ20に導通が無いことを
検出して、本来なら警報が出力されるような状態であっ
ても、信号処理部25は、駆動部26に警報信号を与え
ることはなく、警報が出力されないようになっている。
【0040】図4は、アンテナ出力部12の詳細を示す
ブロック図である。アンテナ出力部12は、ブリッジ回
路からなり、その4つの入力端子t1,t2,t3,t
4に信号生成回路11からの信号が入力されることによ
って、入力された信号に応じた出力電圧がコイルLに加
わり、信号が発信される。入力端子t1とt3との間に
出力用電源Voが接続されており、入力端子t2とt4
との間は、接地されている。また、入力端子t1とt2
との間にはコイルLの一方の端子が接続されており、入
力端子t3とt4との間にはコイルLの他方の端子が接
続されている。また、信号生成回路11からの接続線
は、入力端子t1及びt4に同一の信号が入力されるよ
うに接続されており、入力端子t2及びt3に同一の信
号が入力されるように接続されている。
【0041】図5は、アンテナ出力部12に入力される
信号の一例を示す波形図である。図5(a)に示すよう
に、信号S1は、入力端子t1及びt4(又は、入力端
子t2及びt3)に入力する信号であり、周期f(例え
ば、22kHz)の方形波により構成されている。同様
に、信号S2は、周期f、信号S1と逆位相の方形波に
より構成され、入力端子t2及びt3(又は、入力端子
t1及びt4)に入力される。各入力端子t1,t2,
t3,t4に信号S1及びS2が入力された場合、コイ
ルLにかかる電圧は、最大電圧Vin、周期fを有するパ
ルス電圧となる(図5(c))。また、この場合、コイ
ルLに流れる電流は、振幅Iin、周期fを有する略正弦
波形となる。従って、アンテナ出力部12から発信され
る信号は、振幅Iinに比例した振幅を有する信号とな
る。
【0042】一方、周期fを変更せずに、パルス幅を狭
めた信号S1’及びS2’(図5(e)及び(f))を
アンテナ出力部12に入力した場合、コイルLにかかる
電圧は、周期及び最大電圧Vin’が変化せず、パルス幅
のみ小さくなる。この場合、コイルLに流れる電流の振
幅Iin’は小さくなり、その結果、アンテナ出力部12
から発信される信号の振幅も減少することになる。この
ように、本発明のゲートパネル1では、アンテナ出力部
12に入力する信号を調整することにより、アンテナ出
力部12から発信される信号の大きさを調整することが
できる。
【0043】図6は、アンテナ出力部12に入力するパ
ルス幅と信号到達距離との関係を示すグラフである。横
軸には、アンテナ出力部12に入力するパルス幅(デュ
ーティ[%])をとり、縦軸には、信号到達距離をとっ
たものである。ここで、信号到達距離は、ゲートパネル
1から信号が発信されている状態で、盗難防止タグ2を
ゲートパネル1から離れた地点から近づけてゆき、初め
て警報が出力されたときのゲートパネル1と盗難防止タ
グ2との間の距離である。図6の結果から、アンテナ出
力部12に入力する信号のパルス幅によって、信号到達
距離は、比例的に変化することが分かる。信号到達距離
を長くしたい場合には、パルス幅を広くすることによっ
て長くすることが可能であり、逆に、信号到達距離を短
くしたい場合には、パルス幅を狭めることによって短く
することが可能である。発明者等の観測結果では、デュ
ーティ14.7%にした場合、信号到達距離は、およそ
180cmであり、デューティ21.9%にした場合、
信号の到達距離は、240cmであった。このように、
本発明では、アンテナ出力部12に入力するパルス信号
のパルス幅を変更することによって、容易に信号到達距
離を変えることが可能である。
【0044】また、信号生成回路11は、所定周期の信
号S1、S2、及びバースト制御信号を利用して、後述
するようなコード信号を生成する。図7及び図8は、ゲ
ートパネル1が発信するコード信号の構成例を説明する
説明図である。コード信号は、スタートビット及びデー
タビットからなる140msecの長さのフレームから
なり、ゲートパネル1からは、常時、コード信号と50
msecの長さのLレベルのフレームとを交互に発信し
ている。コード信号の先頭にあるスタートビットは、2
0msecの長さであり、立ち上がりから15msec
がHレベルであり、残りの5msecがLレベルであ
る。データビットは、データビット”0”、及びデータ
ビット”1”の組み合わせにより構成される。データビ
ット”0”は、8msecの長さであり、立ち上がりか
ら2msecがHレベル、残りの6msecがLレベル
である。データビット”1”は、12msecの長さで
あり、立ち上がりから8msecがHレベルであり、残
りの4msecがLレベルである。
【0045】このコード信号は、スタートビットS0と
それに続くデータビットD0〜D11とで構成されい
る。データビットD0〜D11の内、データビットD0
〜D5がデータコードであり、これらは、インタリーブ
されて、D2D3D4D5D0D1の順に発信される。
データビットD6〜D11は、図7に示すように、デー
タコードD0〜D5のビット反転したものであり、受信
側で更に反転されて、D0からD5までのデータコード
とD6からD11までのデータコードが等しい場合に、
正確に信号を受信したものと確認するためのものであ
る。例えば、データコードD0からD5が”01010
1”である場合、コード信号は、”S0 010101
101010”となる。
【0046】図9は、盗難防止タグ2が受信した信号を
処理する手順を示したフローチャートである。
【0047】アンテナ入力部21は、盗難防止タグ2が
設置された区域の出入口等に設置されたゲートパネル1
からの信号を受信している間のみ、HレベルのLFIN
信号を作成することにより復調する。まず、アンテナ入
力部21は、何らかの信号を受信したか否かを判断する
(ステップS1)。信号を受信していない場合(S1:
NO)、信号を受信するまで待機する。信号を受信した
場合(S1:YES)、受信した信号の振幅が所定値よ
り大きいか否かを判断する(ステップS2)。受信した
信号の大きさが所定値より小さい場合(S2:NO)、
処理をS1へ戻す。
【0048】次いで、アンテナ入力部21は、信号の立
上がりから例えば5秒毎のレベルを検出することによ
り、LFIN信号のHレベル部分(LFIN(H))
が、12msecより長いか否かを判断し(ステップS
3)、長くない場合(S3:NO)、無意味な信号とし
て無視する。長い場合(S3:YES)、このLFIN
信号をスタートビットS0として、データビットの読み
込みを開始する(ステップS4)。
【0049】アンテナ入力部21は、復調したLFIN
信号の長さを、例えば立ち上がりから5秒毎のレベルを
検出することにより比較する。アンテナ入力部21は、
読み込んだデータビットのLFIN(H)の長さが20
msecより長いか否かを比較し(ステップS5)、長
い場合(S5:YES)、無意味な信号として、以下の
読み込みを中止する。また、読み込んだデータビットの
LレベルのLFIN信号(LFIN(L))の長さが2
0msecより長いか否かを判断し(ステップS6)、
長い場合(S6:YES)、無意味な信号として、以下
の読み込みを中止する。アンテナ入力部21は、また、
データビットの読み込み中に、新たなスタートビットS
0を確認した場合は、すでに読み込んだデータビットを
廃棄して、新たにデータビットの読み込みを開始する。
【0050】アンテナ入力部21は、データビットを1
2ビット読み込んだ場合、データビットの読み込みを完
了する(ステップS7)。次いで、アンテナ入力部21
は、読み込んだデータビットのD0〜D5とD6〜D1
1の反転信号とが一致するか否かを判断し(ステップS
8)、一致していない場合(S8:NO)、正確に受信
できなかったとして、読み込んだデータビットを廃棄す
る。一致する場合(S8:YES)、読み込んだデータ
ビットのLFIN信号の列をコードとしてコード識別部
22へ与える。コード識別部22は、与えられたコード
を識別し(ステップS9)、所定のコードであるか否か
を判断する(ステップS10)。所定のコードでない場
合(S10:NO)、異なる種類のコード信号であると
判断して、処理をS1へ戻す。所定のコード信号である
と判断した場合(S10:YES)、信号処理部25に
警報信号を与えることによって、駆動部26を駆動さ
せ、ブザー27及びLED28を駆動して警報を出力す
る(ステップS11)。
【0051】本実施の形態では、ワイヤ20によって、
盗難防止タグ2を商品Tに取付けるようになした盗難防
止タグ2について説明したが、本発明は、これに限ら
ず、直方体状の筐体の一面にプッシュスイッチのレバー
を進退自在に設けておき、該プッシュスイッチのレバー
を商品Tに当接させることによってレバーを筐体内へ後
退させ、筐体及び商品を合成樹脂製のシート部材で巻回
することによって筐体を対象物に固定するようになした
盗難防止装置にも適用することができる。プッシュスイ
ッチのレバーは、筐体から離隔する方向へ付勢してあ
り、対象物から筐体が取外された場合、レバーが突出し
て警報が出力されるようにしている。
【0052】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構造に限定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述したように、第1発明による
場合は、生成するパルス信号のパルス幅を変更すること
ができる信号生成回路、及び生成されたパルス信号の入
力に応じた信号を発信する発信回路を備える発信装置
と、発信された信号を受信する受信回路、及び該受信回
路により受信した信号に基づき警報を出力する盗難防止
タグを備え、信号生成回路にて生成するパルス信号のパ
ルス幅を調整できるようにしている。そのため、発信回
路をLC回路のようなアンテナ回路により構成した場
合、該アンテナ回路にパルス電圧を与えることができ、
しかもそのパルス幅を信号生成回路により変更すること
ができる。したがって、信号生成回路が生成する信号の
パルス幅を調整することによって、アンテナ回路に流れ
る電流の大きさを調整することが可能となり、その結
果、アンテナ回路によって発信される信号の大きさを調
整することができる。そのため、複数の電源を利用する
ことなく、発信回路に入力するパルス信号を調整するこ
によって、発信装置から発信する信号の到達距離を容易
に変更することが可能であり、発信された信号の到達範
囲内に入った場合、盗難防止タグは、警報を出力するこ
とができる。
【0054】第2発明及び第4発明による場合は、発信
回路に入力した信号を変調した後、発信するようにして
いる。したがって、変調周期を変更することにより、発
信装置から発信する信号を異ならせることができる。
【0055】第3発明による場合は、受信した信号の振
幅が所定値より大きい場合にのみ、解析するようにして
いる。したがって、発信装置から発信された信号の到達
範囲内に入った場合、警報を出力することができる。
【0056】第5発明による場合は、受信した信号の周
波数に係る情報を取得するようにしている。したがっ
て、発信装置から発信された信号を周波数により識別し
て、警報を出力することができる。
【0057】第6発明による場合は、生成するパルス信
号のパルス幅を変更することができる信号生成回路、及
び生成されたパルス信号の入力に応じた信号を発信する
発信回路を備える発信装置と、発信された信号を受信す
る受信回路、及び該受信回路により受信した信号に基づ
き警報を出力する盗難防止タグを備え、信号生成回路に
て生成するパルス信号のパルス幅を調整できるようにし
ている。そのため、発信回路をLC回路のようなアンテ
ナ回路により構成した場合、該アンテナ回路にパルス電
圧を与えることができ、しかもそのパルス幅を信号生成
回路により変更することができる。したがって、信号生
成回路が生成する信号のパルス幅を調整することによっ
て、アンテナ回路に流れる電流の大きさを調整すること
が可能となり、その結果、アンテナ回路によって発信さ
れる信号の大きさを調整することができる。そのため、
複数の電源を利用することなく、発信回路に入力するパ
ルス信号を調整するこによって、発信装置から発信する
信号の到達距離を容易に変更することが可能である。
【0058】第7発明による場合は、発信回路に入力し
たパルス信号を変調するようにしている。したがって、
変調信号によって、識別可能な信号を発信装置から発信
することができる。
【0059】第8発明による場合は、受信した信号の振
幅を所定値と比較して大きい場合にのみ、受信した信号
の解析を行い、その解析結果に基づき警報を出力するよ
うにしている。したがって、発信装置から発信される信
号の到達範囲内に入った場合にのみ、盗難防止タグは、
警報を出力することができる。
【0060】第9発明による場合は、受信した信号の周
波数に係る情報を取得するようにしている。したがっ
て、発信装置から発信された信号を周波数により識別し
て、警報を出力することができる等、本発明は優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の盗難防止システムを説明する説明図で
ある。
【図2】本発明の盗難防止タグの一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の盗難防止システムのブロック図であ
る。
【図4】アンテナ出力部の詳細を示すブロック図であ
る。
【図5】アンテナ出力部に入力される信号の一例を示す
波形図である。
【図6】アンテナ出力部に入力するパルス幅と信号到達
距離との関係を示すグラフである。
【図7】ゲートパネルが発信するコード信号の構成例を
説明する説明図である。
【図8】ゲートパネルが発信するコード信号の構成例を
説明する説明図である。
【図9】盗難防止タグが受信した信号を処理する手順を
示したフローチャートである。
【図10】従来の盗難防止システムを説明する模式図で
ある。
【図11】従来の盗難防止タグの斜視図である。
【符号の説明】
1 ゲートパネル 11 信号生成回路 12 アンテナ出力部 2 盗難防止タグ 20 ワイヤ 21 アンテナ入力部 22 コード識別部 23 入力部 24 検出部 25 信号処理部 26 駆動部 27 ブザー 28 LED
フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA03 AA09 AA14 AA19 BB32 BB33 CC35 DD26 EE01 EE07 FF08 GG12 GG20 GG33 GG43 GG52 GG57 GG74 HH03 HH10 HH13

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス信号を生成する信号生成回路(1
    1)、及び該信号生成回路(11)により生成されたパ
    ルス信号に対する入力端子(t1,t2,t3,t4)
    を有し、入力されたパルス信号に応じた信号を発信する
    発信回路(12)を備える発信装置(1)と、該発信装
    置(1)から発信された信号を受信する受信回路(2
    1)を備え、受信した信号に基づき警報を出力すべくな
    してある盗難防止タグ(2)とを備える盗難防止システ
    ム(1,2)において、 前記信号生成回路(11)は、生成するパルス信号のパ
    ルス幅を変更可能になしてあることを特徴とする盗難防
    止システム(1,2)。
  2. 【請求項2】 前記発信回路(12)から発信される信
    号は、前記発信回路(12)に入力するパルス信号を変
    調させた信号であることを特徴とする請求項1に記載の
    盗難防止システム(1,2)。
  3. 【請求項3】 パルス信号を生成する信号生成回路(1
    1)、及び該信号生成回路(11)により生成されたパ
    ルス信号に対する入力端子(t1,t2,t3,t4)
    を有し、入力されたパルス信号に応じた信号を発信する
    発信回路(12)を備える発信装置(1)と、盗難を防
    止すべき対象物への取付け状態を検出する検出回路(2
    4)、前記発信装置(1)から発信された信号を受信す
    る受信回路(21)、及び該受信回路(21)が受信し
    た信号の解析を行う信号解析部(22)を備え、前記検
    出回路(24)による検出結果又は前記信号解析部(2
    2)による解析結果に基づき警報を出力すべくなしてあ
    る盗難防止タグ(2)とを備える盗難防止システム
    (1,2)において、 前記信号生成回路(11)は、生成するパルス信号のパ
    ルス幅を変更可能になしてあり、前記信号解析部(2
    2)は、受信した信号の振幅が所定値より大きい場合に
    のみ、解析すべくなしてあることを特徴とする盗難防止
    システム(1,2)。
  4. 【請求項4】 前記発信回路(12)から発信される信
    号は、前記発信回路(12)に入力するパルス信号を変
    調させた信号であることを特徴とする請求項3に記載の
    盗難防止システム(1,2)。
  5. 【請求項5】 前記信号解析部(22)は、受信した信
    号の周波数に係る情報を取得すべくなしてあることを特
    徴とする請求項3又は請求項4に記載の盗難防止システ
    ム(1,2)。
  6. 【請求項6】 パルス信号を生成する信号生成回路(1
    1)と、該信号生成回路(11)により生成されたパル
    ス信号に対する入力端子(t1,t2,t3,t4)を
    有し、入力されたパルス信号に応じた信号を発信する発
    信回路(12)とを備える発信装置(1)において、 前記信号生成回路(11)は、生成するパルス信号のパ
    ルス幅を変更可能になしてあることを特徴とする発信装
    置(1)。
  7. 【請求項7】 前記発信回路(12)から発信される信
    号は、前記発信回路(12)に入力するパルス信号を変
    調させた信号であることを特徴とする請求項6に記載の
    発信装置(1)。
  8. 【請求項8】 盗難を防止すべき対象物への取付け状態
    を検出する検出回路(24)と、前記発信装置(1)か
    ら発信された信号を受信する受信回路(21)と、該受
    信回路(21)が受信した信号の解析を行う信号解析部
    (22)とを備え、前記検出回路(24)による検出結
    果又は前記信号解析部(22)による解析結果に基づき
    警報を出力すべくなしてある盗難防止タグ(2)におい
    て、 前記信号解析部(22)は、受信した信号の振幅が所定
    値より大きい場合にのみ、解析すべくなしてあることを
    特徴とする盗難防止タグ(2)。
  9. 【請求項9】 前記信号解析部(22)は、受信した信
    号の周波数に係る情報を取得すべくなしてあることを特
    徴とする請求項8に記載の盗難防止タグ(2)。
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WO2010134728A2 (ko) * 2009-05-19 2010-11-25 주식회사 유니콤티디 능동형 도난방지 시스템

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