JP3345664B2 - 盗難防止タグ及び盗難防止装置 - Google Patents

盗難防止タグ及び盗難防止装置

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JP3345664B2
JP3345664B2 JP05306996A JP5306996A JP3345664B2 JP 3345664 B2 JP3345664 B2 JP 3345664B2 JP 05306996 A JP05306996 A JP 05306996A JP 5306996 A JP5306996 A JP 5306996A JP 3345664 B2 JP3345664 B2 JP 3345664B2
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賢二 内田
昌幸 八尾
純一 財津
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盗難防止対象物に
対する取り付け状態及び取り外し状態を検出し、取り外
し状態を検出したとき及び非接触で所定信号が与えられ
たときに、警報を出力する盗難防止タグとこの盗難防止
タグを使用する盗難防止装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の盗難防止タグの要部構
成を示す回路図である。この盗難防止タグは、IC50
とそれに外付けされる外付け回路とから構成されてお
り、コンパクトディスクのような盗難防止対象物に取り
付けられた状態で、押圧された釦に連動してスイッチV
Sが開放されている。スイッチVSは、手動操作自動復
帰b接点である。この状態で、何者かが盗難防止対象物
を持ち出そうとすると、盗難防止タグは、販売店の出口
に設置された発信装置(図示せず)から所定信号を受信
して警報を出力する。また、何者かが、これをさけよう
として、盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外す
と、盗難防止タグは、釦が復帰してスイッチVSが短絡
し、この場合にも警報を出力する。このように、釦に連
動するスイッチVSにより、盗難防止対象物に対する取
り付け取り外し状態を検出する盗難防止タグのタイプを
VSタイプとする。
【0003】IC50は、スイッチVSからの短絡信号
を受信し、また、発信装置からの所定信号を受信し平滑
する入力回路53と、短絡信号及び所定信号の何れかを
受け入れたときに、入力回路53が出力する信号を受け
て、発振回路56及びカウンタ57を作動開始させるス
イッチ回路55とを備えている。カウンタ57は、発振
回路56の発振パルスを計数し、設定カウント数を計数
すると、ラッチ回路58と駆動回路59とに計数完了信
号を与える。
【0004】ラッチ回路58は、計数完了信号が与えら
れると、スイッチ回路55をそのときの作動状態に保
つ。駆動回路59は、計数完了信号が与えられると、外
付け回路の発光ダイオードLED及びブザーBUZを駆
動する。IC50は、後述するWTタイプの盗難防止タ
グに使用されるワイヤ入力回路54も備えているが、こ
の回路図では作動しないように、入力端子がIC50の
接地端子GTに接続される。IC50の電源は、外付け
回路の電池BATの陽極に接続された電源端子VTを介
して、IC50の各回路へ与えられている。
【0005】入力回路53の入力端子には、外付け回路
のスイッチVSの一方の端子と抵抗R11とが接続され、
スイッチVSの他方の端子は抵抗R17を介して電池BA
Tの陽極に接続されている。抵抗R11の他方はコイルL
11とコンデンサC11とに接続されている。コイルL11及
びコンデンサC11のそれぞれの他方は、nMOSFET
60を介して電池BATの陰極に接続され、コイルL11
及びコンデンサC11は共振回路を構成している。電池B
ATの陽極にはコンデンサC13が接続され、その他方は
nMOSFET60を介して電池BATの陰極に接続さ
れている。
【0006】発振回路56には、発振周波数を定めるた
めに、外付け回路の抵抗R11が2端子間に、外付け回路
のコンデンサC12がその1端子にそれぞれ接続されてい
る。コンデンサC12の他方はnMOSFET60を介し
て電池BATの陰極に接続されている。電池BATは、
コンデンサC15が並列接続され、その陽極にはpnpト
ランジスタTR4 のエミッタが接続されている。
【0007】トランジスタTR4 のコレクタは、抵抗R
18を通じて電池BATの陰極に接続され、また、FET
60のゲートに接続されている。トランジスタTR4 の
ベースは、他方が電池BATの陽極に接続されたリセッ
トターミナルRTに、また、抵抗R14及びコンデンサC
16にそれぞれ接続されている。抵抗R14の他方は、コン
デンサC14及び抵抗R13に接続され、コンデンサC16及
び抵抗R13のそれぞれの他方は電池BATの陽極に接続
されている。コンデンサC14の他方はnMOSFET6
0を介して電池BATの陰極に接続されている。リセッ
トターミナルRTは、常時開放された2端子であり、盗
難防止タグの表面に設けられた鍵穴の内部に設けられ、
鍵が差し込まれることにより短絡される。
【0008】抵抗R14、コンデンサC14及び抵抗R13の
共通接続点は、他方が電池BATの陰極に接続されてい
るセットスイッチSSに接続されている。この共通接続
点は、また、IC50の接地端子GTに接続されてい
る。セットスイッチSSは、手動操作a接点であり、盗
難防止タグの表面に設けられた釦(スイッチVSの釦と
は別)に連動する。FET60のソースは、電池BAT
の陰極に接続され、FET60がオンしているときは、
コイルL11及びコンデンサC11,C12,C14のそれぞれ
の他方とIC50の接地端子GTとをそれぞれ電池BA
Tの陰極に接続する。
【0009】駆動回路59の出力端子は、発光ダイオー
ドLEDのカソードと、抵抗R15を介してpnpトラン
ジスタTR3 のベースとに接続されている。発光ダイオ
ードLEDのアノードは、抵抗R16を通じて電池BAT
の陽極に接続されている。トランジTR3 のエミッタ
は、電池BATの陽極とブザーBUZの一方の端子とに
接続され、コレクタは、ブザーBUZの他方の端子とダ
イオードD11のアノードとに接続されている。ダイオー
ドD11のカソードはコイルL11の中間端子に接続されて
いる。
【0010】このような構成の盗難防止タグは、盗難防
止対象物に取り付けられた状態で押圧される釦に連動し
て、スイッチVSが開放されている。この状態で、セッ
トスイッチSSがオンされると、ベース電圧が低下して
トランジスタTR4 がオンになり、これにより抵抗R18
に電流が流れてFET60がオンになる。FET60が
オンになると、IC50の接地端子GTを始め盗難防止
タグ内の各部が電池BATの陰極と接続されて、盗難防
止タグが作動状態になり、FET60がオンの間はこの
状態が保たれる。
【0011】この状態で、何者かが、この盗難防止対象
物をその設置された区域の出入口から出そうとすると、
出入口に設置された発信装置(図示せず)から発信され
ている所定信号により、コイルL11及びコンデンサC11
からなる共振回路(アンテナ回路)が共振し、入力回路
53の入力端子にその共振電圧が与えられる。また、何
者かが、これを避けようとして、盗難防止対象物から盗
難防止タグを取り外すと、盗難防止タグは、釦が復帰し
てスイッチVSが短絡し、入力回路53の入力端子に、
抵抗R17を通じて電池BATの正電圧が与えられる。
【0012】入力回路53は、入力回路53内で平滑し
た共振電圧及び抵抗R17を通じて与えられた電圧の何れ
かが設定電圧を超えると、スイッチ回路55に信号を出
力する。スイッチ回路55は、入力回路53から信号が
与えられている間、発振回路56及びカウンタ57を作
動させる。カウンタ57は、発振回路56の発振パルス
を計数し、設定カウント数を計数すると、その都度、ラ
ッチ回路58と駆動回路59とに計数完了信号を与え、
リセットして次の計数を開始する。スイッチ回路55
は、カウンタ57の最初の計数完了前に入力回路53か
らの信号が途切れると、発振回路56及びカウンタ57
を停止させる。
【0013】ラッチ回路58は、最初の計数完了信号が
与えられると、スイッチ回路55をそのときの作動状態
に保持させる。つまり、その時点で、入力回路53がま
だ信号を出力していれば、スイッチ回路55は、引き続
き発振回路56及びカウンタ57を作動させ続け、入力
回路53からの信号が途切れても、この状態を続けさせ
る。駆動回路59は、間欠的に与えられる計数完了信号
に同期して、低電圧信号を出力し、発光ダイオードLE
Dを点滅させ、その低電圧信号に重畳させた鳴動信号に
よりトランジスタTR3 を駆動してブザーBUZを鳴動
させる。ブザーBUZは、その鳴動信号の電流がコイル
L11に流れることにより、鳴動に最適な電圧が与えられ
るようになっている。
【0014】ブザーBUZの鳴動を停止させるとき及び
盗難防止対象物が顧客に買われて盗難防止タグを外すた
めにその動作を停止させるとき等は、盗難防止タグの表
面に設けられた鍵穴に鍵を差し込み、リセットターミナ
ルRTを短絡させる。これにより、トランジスタTR4
がオフになり、FET60がオフになって、盗難防止タ
グの動作が停止し、ブザーBUZが鳴動しているとき
は、その鳴動が停止する。盗難防止タグの表面に設けら
れた鍵穴に鍵を差し込まれ、リセットターミナルRTが
短絡されたことにより、盗難防止タグの動作が停止して
いるときは、盗難防止タグを盗難防止対象物から取り外
しても、また、この盗難防止対象物をその設置された区
域の出入口から出しても、盗難防止タグは作動せず、ブ
ザーBUZは鳴動しない。
【0015】図18は、従来の他の盗難防止タグの要部
構成を示す回路図である。この盗難防止タグは、IC5
0とそれに外付けされる外付け回路とから構成されてお
り、衣類のような盗難防止対象物の釦穴等に絡めて取り
付けられた状態で接続される導通ワイヤWにより、回路
の一部分が短絡されている。この状態で、何者かが盗難
防止対象物を持ち出そうとすると、盗難防止タグは、販
売店の出口に設置された発信装置(図示せず)から所定
信号を受信して警報を出力する。また、何者かが、これ
をさけようとして、盗難防止対象物から盗難防止タグを
取り外すために、導通ワイヤWを盗難防止タグから外す
と、回路の一部分が開放され、盗難防止タグはこの場合
にも警報を出力する。このように、導通ワイヤWの脱着
により、盗難防止対象物に対する取り付け取り外し状態
を検出する盗難防止タグのタイプをWTタイプとする。
【0016】この盗難防止タグの構成が、上述した図1
7の回路図と異なるところは、抵抗R17及び釦(図示せ
ず)と連動するスイッチVSが存在しないことと、セッ
トスイッチSSの位置に、セットスイッチSSに代わっ
て、導通ワイヤWが接続されていることと、IC50の
接地端子GT及びワイヤ入力回路54の入力端子間が短
絡される代わりに、IC50の接地端子GTにダイオー
ドD12のアノードが接続され、ワイヤ入力回路54の入
力端子にダイオードD12のアノードが接続されているこ
ととである。その他の構成は、上述した図17の回路図
と同様なので説明を省略する。
【0017】このような構成の盗難防止タグは、盗難防
止対象物に取り付けられた状態で接続される導通ワイヤ
Wにより、抵抗R14、コンデンサC14、抵抗R13及びワ
イヤ入力回路54の入力端子の共通接続点と電池BAT
の陰極とが短絡されている。この状態では、ベース電圧
が低下してトランジスタTR4 がオンになり、これによ
り抵抗R18に電流が流れてFET60がオンになる。F
ET60がオンになると、IC50の接地端子GTを始
め盗難防止タグ内の各部が電池BATの陰極と接続され
て、盗難防止タグが作動状態になり、FET60がオン
の間はこの状態が保たれる。
【0018】この状態で、何者かが、この盗難防止対象
物をその設置された区域の出入口から出そうとすると、
出入口に設置された発信装置(図示せず)から発信され
ている所定信号により、コイルL11及びコンデンサC11
からなる共振回路(アンテナ回路)が共振し、入力回路
53の入力端子にその共振電圧が与えられる。また、何
者かが、これを避けようとして、導通ワイヤWを切断し
て盗難防止タグを盗難防止対象物から取り外すと、抵抗
R14、コンデンサC14、抵抗R13及びワイヤ入力回路5
4の入力端子の共通接続点と電池BATの陰極とが開放
され、ワイヤ入力回路54の入力端子に、抵抗R13を通
じて電池BATの正電圧が与えられる。
【0019】ワイヤ入力回路54は、抵抗R13を通じて
与えられた電圧が設定電圧を超えると、信号をスイッチ
回路55に与えると共に、電流を吸い込んで、抵抗R13
に流れる電流により、トランジスタTR4 のベース電圧
を低く保ち、引き続きトランジスタTR4 をオンにして
おく。ブザーBUZの鳴動を停止させるとき及び盗難防
止対象物が顧客に買われて盗難防止タグを外すためにそ
の動作を停止させるとき等は、盗難防止タグの表面に設
けられた鍵穴に鍵を差し込み、リセットターミナルRT
を短絡させる。これにより、トランジスタTR4 がオフ
になり、FET60がオフになって、盗難防止タグの動
作が停止し、ブザーBUZが鳴動しているときは、その
鳴動が停止する。その他の動作は、上述した図17の回
路図と同様なので説明を省略する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
VSタイプ及びWTタイプの盗難防止タグでは、回路の
共通化が相当程度達成されてはいるが、未だ異なるとこ
ろが存在しているので、製造工程の管理及び部品管理等
が煩雑になっている。
【0021】ところで、盗難防止対象物に取り付けられ
た後に、信号が与えられることにより作動状態になる動
作モードと、盗難防止対象物に取り付けられると作動状
態になる動作モードとが、1つの盗難防止タグのなかで
設定可能となれば、ある程度まとまった個数の商品にそ
れぞれ盗難防止タグを取り付けた後に、一括してこれら
の盗難防止タグを作動状態にする方法、また、ある程度
まとまった個数の商品のそれぞれの盗難防止タグを取り
外すことなく、一括して作動状態にしたり作動状態を解
除したりする方法、また、個々の商品に盗難防止タグの
取り付け/取り外しをするだけで、その盗難防止タグを
作動状態/非作動状態にする方法等、1種類の盗難防止
タグにより種々の使用方法が可能となり便利である。
【0022】しかし、上述したような従来のVSタイプ
及びWTタイプの盗難防止タグでは、非接触で動作モー
ドを指示する信号を与えることができないので、上述の
ような異なる動作モードがあっても、動作モードの変更
設定を盗難防止タグの製造組立後に行うことはできなか
った。また、ある程度まとまった個数の商品にそれぞれ
取り付けた盗難防止タグを一括して作動状態にしたり作
動状態を解除したりすることもできなかった。出入口に
設置された発信装置からの信号以外に、非接触で盗難防
止タグに信号を与える例としては、特公平3−4543
6号公報に記載された電子監視システムがあるが、この
電子監視システムの非接触で与える信号は、1種類の盗
難防止タグにおける、セット、リセット等の一連の動作
指示情報と在庫管理情報とであり、盗難防止タグの製造
組立後に、動作方式(動作モード)と検出方法(VSタ
イプ、WTタイプ)とを変更設定するものではない。
【0023】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであり、第1発明及び第4発明では、製造工
程の管理及び部品管理等が簡略化され、製造組立後で
も、使用方法に応じて、盗難防止対象物に対する取り付
け状態及び取り外し状態を検出する方法を変更すること
ができる盗難防止タグ及びこれらの盗難防止タグを使用
する盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0024】第2発明及び第5発明では、製造工程の管
理及び部品管理等が簡略化され、製造組立後でも、使用
方法に応じて、取り付け状態で作動状態になるか否かの
動作モードを変更することができ、また、ある程度まと
まった個数の商品にそれぞれ取り付けた盗難防止タグを
一括して作動状態にしたり作動状態を解除したりするこ
とができる盗難防止タグ及びこれらの盗難防止タグを使
用する盗難防止装置を提供することを目的とする。
【0025】第3発明及び第6発明では、製造工程の管
理及び部品管理等が簡略化され、製造組立後でも、使用
方法に応じて、盗難防止対象物に対する取り付け状態及
び取り外し状態を検出する方法と、取り付け状態で作動
状態になるか否かの動作モードとを変更することがで
き、また、ある程度まとまった個数の商品にそれぞれ取
り付けた盗難防止タグを一括して作動状態にしたり作動
状態を解除したりすることができる盗難防止タグ及びこ
れらの盗難防止タグを使用する盗難防止装置を提供する
ことを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
盗難防止タグは、盗難防止対象物に対する取り付け状態
及び取り外し状態を所定部分の短絡又は開放により検出
する検出手段と、非接触で信号を受信する受信手段と、
前記検出手段が取り外し状態を検出したとき及び前記受
信手段が所定信号を受信したときに、警報を出力する警
報出力手段とを備えた盗難防止タグにおいて、前記受信
手段は、前記所定部分の短絡又は開放の何れにより取り
外し状態を検出するかを指示する検出法指示信号を受信
することを可能とする一方、前記受信手段が受信した前
記検出法指示信号及び前記所定信号を識別する識別手段
と、該識別手段が識別した前記検出法指示信号に従っ
て、前記検出手段が前記所定部分の短絡又は開放の何れ
により取り外し状態を検出するかの設定を行う設定手段
とを備えることを特徴とする。
【0027】この盗難防止タグでは、受信手段が、所定
部分の短絡又は開放の何れにより取り外し状態を検出す
るかを指示する検出法指示信号を受信する。受信手段が
受信した検出法指示信号及び所定信号は識別手段が識別
し、設定手段は、この識別した検出法指示信号に従っ
て、検出手段が所定部分の短絡又は開放の何れにより取
り外し状態を検出するかの設定を行う。これにより、盗
難防止タグの製造組立後でも、使用方法に応じて、盗難
防止対象物に対する取り付け状態及び取り外し状態を検
出する方法を変更することができる。また、検出する方
法については、盗難防止タグの回路の共通化をさらに進
めることができ、製造工程の管理及び部品管理等を簡略
化でき、部品数を減らすことができるので、製造コスト
の削減を図ることができる。
【0028】第2発明に係る盗難防止タグは、盗難防止
対象物に対する取り付け状態及び取り外し状態を検出す
る検出手段と、非接触で信号を受信する受信手段と、前
記検出手段が取り外し状態を検出したとき及び前記受信
手段が所定信号を受信したときに、警報を出力する警報
出力手段とを備えた盗難防止タグにおいて、前記受信手
段は、前記取り付け状態になったことにより前記警報出
力手段が作動可能となる第1動作モード又は前記取り付
け状態になった後、与えられる作動開始指示信号により
前記警報出力手段が作動可能となる第2動作モードの何
れかを指示する動作モード指示信号及び前記作動開始指
示信号を受信することを可能とする一方、前記受信手段
が受信した前記所定信号、前記動作モード指示信号及び
前記作動開始指示信号を識別する識別手段と、該識別手
段が識別した前記動作モード指示信号に従って、第1動
作モード又は第2動作モードの何れかを選択し実行する
選択実行手段と、第2動作モードのときに前記識別手段
が識別した前記作動開始指示信号に従って、前記警報出
力手段を作動可能とする作動開始手段とを備えることを
特徴とする。
【0029】この盗難防止タグでは、受信手段が、第1
動作モード又は第2動作モードの何れかを指示する動作
モード指示信号及び作動開始指示信号を受信する。識別
手段は、この受信手段が受信した所定信号、動作モード
指示信号及び作動開始指示信号を識別する。選択実行手
段は、識別手段が識別した動作モード指示信号に従っ
て、第1動作モード又は第2動作モードの何れかを選択
し実行する。作動開始手段は、第2動作モードのときに
識別手段が識別した作動開始指示信号に従って、警報出
力手段を作動可能とする。
【0030】これにより、盗難防止タグの製造組立後で
も、使用方法に応じて、取り付け動作で作動状態になる
か否かの動作モードを変更することができ、また、ある
程度まとまった個数の商品にそれぞれ取り付けた盗難防
止タグを一括して作動状態にしたり作動状態を解除した
りすることができる。また、動作モードについては、盗
難防止タグの回路の区別がなくなるので、製造工程の管
理及び部品管理等を簡略化でき、部品数を減らすことが
できるので、製造コストの削減を図ることができる。
【0031】第3発明に係る盗難防止タグは、前記受信
手段は、前記取り付け状態になったことにより前記警報
出力手段が作動可能となる第1動作モード又は前記取り
付け状態になった後、与えられる作動開始指示信号によ
り前記警報出力手段が作動可能となる第2動作モードの
何れかを指示する動作モード指示信号及び前記作動開始
指示信号を受信し、前記識別手段は、前記受信手段が受
信した前記動作モード指示信号及び前記作動開始指示信
号を識別し、前記識別手段が識別した前記動作モード指
示信号に従って、第1動作モード又は第2動作モードの
何れかを選択し実行する選択実行手段と、第2動作モー
ドのときに前記識別手段が識別した前記作動開始指示信
号に従って、前記警報出力手段を作動可能とする作動開
始手段とを備えることを特徴とする。
【0032】この盗難防止タグでは、第1発明に係る盗
難防止タグの動作に加えて、受信手段が、第1動作モー
ド又は第2動作モードの何れかを指示する動作モード指
示信号及び作動開始指示信号を受信する。識別手段は、
この受信手段が受信した動作モード指示信号及び作動開
始指示信号を識別する。選択実行手段は、識別手段が識
別した動作モード指示信号に従って、第1動作モード又
は第2動作モードの何れかを選択し実行する。作動開始
手段は、第2動作モードのときに識別手段が識別した作
動開始指示信号に従って、警報出力手段を作動可能とす
る。
【0033】これにより、盗難防止タグの製造組立後で
も、使用方法に応じて、盗難防止対象物に対する取り付
け状態及び取り外し状態を検出する方法と、取り付け動
作で作動状態になるか否かの動作モードとを変更するこ
とができ、また、ある程度まとまった個数の商品にそれ
ぞれ取り付けた盗難防止タグを一括して作動状態にした
り作動状態を解除したりすることができる。また、盗難
防止タグの回路の共通化をさらに進めることができるの
で、製造工程の管理及び部品管理等を簡略化でき、部品
数を減らすことができるので、製造コストの削減を図る
ことができる。
【0034】第4発明に係る盗難防止装置は、請求項1
記載の盗難防止タグと、盗難防止タグが備える受信手段
が受信すべき所定信号を発信する発信装置と、前記受信
手段が受信すべき検出法指示信号を発信する指示信号発
信装置とを備えることを特徴とする。
【0035】この盗難防止装置では、盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき及び盗難防止タグが
発信装置からの所定信号を受信したときに、盗難防止タ
グが警報を出力する。また、盗難防止タグは、指示信号
発信装置からの検出法指示信号に従って、盗難防止対象
物から取り外された状態を検出する方法を変更する。こ
れにより、この盗難防止装置で使用される盗難防止タグ
は、製造組立後でも、使用方法に応じて、盗難防止対象
物に対する取り付け状態及び取り外し状態を検出する方
法を変更することができる。また、検出する方法につい
ては、盗難防止タグの回路の共通化をさらに進めること
ができるので、製造工程の管理及び部材管理等を簡略化
でき、部品数を減らすことができるので、製造コストの
削減を図ることができる。
【0036】第5発明に係る盗難防止装置は、請求項2
記載の盗難防止タグと、盗難防止タグが備える受信手段
が受信すべき所定信号を発信する発信装置と、前記受信
手段が受信すべき動作モード指示信号及び作動開始指示
信号を発信する指示信号発信装置とを備えることを特徴
とする。
【0037】この盗難防止装置では、盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき及び盗難防止タグが
発信装置からの所定信号を受信したときに、盗難防止タ
グが警報を出力する。また、盗難防止タグは、指示信号
発信装置からの動作モード指示信号に従って、動作モー
ドを変更し、作動開始指示信号を受信したときは、作動
状態になる。これにより、この盗難防止装置で使用され
る盗難防止タグは、製造組立後でも、使用方法に応じ
て、取り付け動作で作動状態になるか否かの動作モード
を変更することができる。また、動作モードについて
は、盗難防止タグの回路の区別がなくなるので、製造工
程の管理及び部品管理等を簡略化でき、部品数を減らす
ことができるので、製造コストの削減を図ることができ
る。
【0038】第6発明に係る盗難防止装置は、請求項3
記載の盗難防止タグと、盗難防止タグが備える受信手段
が受信すべき所定信号を発信する発信装置と、前記受信
手段が受信すべき検出法指示信号、動作モード指示信号
及び作動開始指示信号を発信する指示信号発信装置とを
備えることを特徴とする。
【0039】この盗難防止装置では、盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき及び盗難防止タグが
発信装置からの所定信号を受信したときに、盗難防止タ
グが警報を出力する。また、盗難防止タグは、指示信号
発信装置からの動作モード指示信号に従って、動作モー
ドを変更し、検出法指示信号に従って、盗難防止対象物
から取り外された状態を検出する方法を変更する。ま
た、盗難防止タグは、作動開始指示信号を受信したとき
は作動状態になる。
【0040】これにより、この盗難防止装置で使用され
る盗難防止タグは、製造組立後でも、使用方法に応じ
て、盗難防止対象物に対する取り付け状態及び取り外し
状態を検出する方法と、取り付け動作で作動状態になる
か否かの動作モードとを変更することができる。また、
盗難防止タグの回路の共通化をさらに進めることができ
るので、製造工程の管理及び部品管理等を簡略化でき、
部品数を減らすことができるので、製造コストの削減を
図ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る盗難防止タ
グ及び盗難防止装置の実施の形態を、それを示す図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明に係る盗難防止
タグの実施の形態の1例の要部構成を示すブロック図で
ある。この盗難防止タグは、IC1とそれに外付けされ
る外付け回路とから構成されており、コンパクトディス
クのような盗難防止対象物に取り付けられた状態で、押
圧された釦に連動してスイッチVSが開放されている。
スイッチVSは手動操作自動復帰b接点である。
【0042】この状態で、何者かが盗難防止対象物を持
ち出そうとすると、盗難防止タグは、販売店の出口に設
置された発信装置(図示せず)から所定信号を受信して
警報を出力する。また、何者かが、これをさけようとし
て、盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すと、盗
難防止タグは、釦が復帰してスイッチVSが短絡し、こ
の場合にも警報を出力する。このように、釦に連動する
スイッチVSにより、盗難防止対象物に対する取り付け
取り外し状態を検出する盗難防止タグのタイプをVSタ
イプとする。
【0043】IC1は、スイッチVSからの短絡信号を
受信すると信号を出力する入力部4と、リセットスイッ
チRSからのリセット信号を受信すると信号を出力する
リセット入力部2と、共振回路(アンテナ回路)から信
号を受け入れ、コード信号に変換して出力するアンテナ
入力部3と、アンテナ入力部3から与えられたコード信
号を識別してその識別結果信号を出力するコード識別部
7とを備えている。また、IC1は、入力部4、リセッ
ト入力部2及びコード識別部7から信号及びコード(の
識別結果信号)を受け入れ、受け入れた信号及びコード
に応じて処理を行う信号処理部5と、信号処理部5から
警報信号を受けて、発光ダイオードLED及びブザーB
UZを駆動させる駆動部8と、アンテナ入力部3及び信
号処理部5等に所定周波数の発振パルスを与える発振回
路6とを備えている。
【0044】入力部4は、後述するWTタイプの盗難防
止タグに使用される場合は、VSタイプの場合とは異な
る信号を出力するが、その場合は、信号処理部5がそれ
を入力部4からの信号として認識する。IC1の電源電
圧は、外付け回路の電池BATの陽極に接続された電源
端子VTを介して、IC1内の各部へ与えられ、接地電
位は、電池BATの陰極に接続された接地端子GTを介
して、IC1内の各部へ与えられている。
【0045】入力部4の入力端子には、外付け回路のス
イッチVSの一方の端子が接続され、スイッチVSの他
方の端子は接地されている。リセット入力部2の入力端
子には、外付け回路のリセットスイッチRSの一方の端
子が接続され、リセットスイッチRSの他方の端子は接
地されている。リセットスイッチRSには、コンデンサ
C4 が並列接続されている。リセットスイッチRSは、
盗難防止タグの表面に設けられた鍵穴の内部に設けら
れ、鍵が差し込まれることにより短絡される。
【0046】発振回路6には、発振周波数を定めるため
に、外付け回路の抵抗R1 が2端子間に、外付け回路の
コンデンサC1 がその1端子にそれぞれ接続されてい
る。アンテナ入力部3の入力端子には、npnトランジ
スタTR1 のコレクタが接続され、トランジスタTR1
のエミッタは接地されている。トランジスタTR1のベ
ースには、他方が電池BATの陽極に接続された抵抗R
6 と、他方が接地された抵抗R5 と、コンデンサC5 の
一方の端子とが接続されている。コンデンサC5 の他方
の端子は、抵抗R2 を介して、コンデンサC2 及びコイ
ルL1 の並列回路に接続され、この並列回路の他方は接
地されている。コンデンサC2 及びコイルL1 は共振回
路を構成している。
【0047】駆動部8の出力端子には、抵抗R4 を介し
て、発光ダイオードLEDのカソードが接続され、発光
ダイオードLEDのアノードは電池BATの陽極に接続
されている。また、駆動部8の出力端子には、他方がp
npトランジスタTR2 のベースに接続された抵抗R3
が接続され、トランジスタTR2 のエミッタは電池BA
Tの陽極に接続され、コレクタは、他方の端子が電池B
ATの陽極に接続されたブザーBUZの一方の端子に接
続されている。ブザーBUZの一方の端子には、ダイオ
ードD1 のアノードが接続され、ダイオードD1 のカソ
ードは、他方が接地されたコイルL2 に接続されてい
る。電池BATには、コンデンサC3 が並列接続されて
いる。
【0048】図2は、本発明に係る盗難防止タグの実施
の形態の他の例の要部構成を示すブロック図である。こ
の盗難防止タグは、IC1とそれに外付けされる外付け
回路とから構成されており、衣類のような盗難防止対象
物の釦穴等に絡めて取り付けられた状態で接続される導
通ワイヤWにより、回路の一部分が短絡されている。こ
の状態で、何者かが盗難防止対象物を持ち出そうとする
と、盗難防止タグは、販売店の出口に設置された発信装
置(図示せず)から所定信号を受信して警報を出力す
る。
【0049】また、何者かが、これをさけようとして、
盗難防止対象物から盗難防止タグを取り外すために、導
通ワイヤWを盗難防止タグから外すと、回路の一部分が
開放され、盗難防止タグはこの場合にも警報を出力す
る。このように、導通ワイヤWの脱着により、盗難防止
対象物に対する取り付け取り外し状態を検出する盗難防
止タグのタイプをWTタイプとする。
【0050】このWTタイプの盗難防止タグの構成が、
上述したVSタイプの盗難防止タグと異なるところは、
スイッチVSの位置に、スイッチVSに代わって、導通
ワイヤWが接続され、容易に外れないようにロックされ
ていることと、盗難防止タグの表面に設けられた鍵穴に
鍵が差し込まれることにより、導通ワイヤWのロックが
解除されることと、ロックの解除に連動して、リセット
スイッチRSが短絡されることとである。その他の構成
は、上述したVSタイプの盗難防止タグの構成と同様で
あるので、説明を省略する。
【0051】図1で構成を説明した、スイッチVSが短
絡したときと、発信装置から所定信号を受信したときと
に、警報を出力するVSタイプの盗難防止タグは、後述
するリモートコントロールキーから、セットコード、リ
セットコード、動作モードの変更を指示するコード及び
VSタイプ/WTタイプの変更を指示するコードに変調
された電波を、抵抗R2 、コンデンサC2 及びコイルL
1 で構成される共振回路で受信する。
【0052】ここで、動作モードは、盗難防止タグが、
盗難防止対象物に取り付けられると作動状態(セットモ
ード=警報出力が可能な状態)になる第1動作モード
と、盗難防止対象物に取り付けられた状態で、セットコ
ードを与えられることにより作動状態になる第2動作モ
ードとの2種類がある。この盗難防止タグは、リセット
コードを与えられると、リセットモード(盗難防止対象
物に取り付けられた状態で、取り外されても又発信装置
から所定信号を受信しても、警報出力しない状態)にな
る。但し、第1動作モードになっている場合は、盗難防
止タグが盗難防止対象物から取り外されるための解除時
間(例えば32秒間)を計時し、解除時間経過時に取り
外されていなければ(スイッチVSが開放されていれ
ば)、セットモードに戻る。解除時間の間は、リセット
コード以外のコードを受け付けない解除モードになる。
【0053】VSタイプ/WTタイプの変更を指示する
コードは、動作モードの変更を指示するコードと組み合
わされ、それぞれVSNコード(VSタイプ・第2動作
モード)、VSOコード(VSタイプ・第1動作モー
ド)、WTNコード(WTタイプ・第2動作モード)、
WTOコード(WTタイプ・第1動作モード)として与
えられる。この盗難防止タグは、VSNコード、VSO
コード、WTNコード及びWTOコードを与えられる
と、それぞれ、そのタイプの検出方法で検出する状態と
その動作モードとになるVSNモード、VSOモード、
WTNモード及びWTOモードになる。また、この盗難
防止タグは、セットコードが与えられた後は、例えば2
秒間、リモートコントロールキーからのコードを受け付
けない。
【0054】共振回路で受信された電波は、トランジス
タTR1 を駆動することにより、アンテナ入力部3に入
力されコード信号に復調される。この復調されたコード
信号はコード識別部7で識別され、そのコード(の識別
結果信号)は信号処理部5に与えられる。信号処理部5
は、与えられたコード(の識別結果信号)に従って、こ
の盗難防止タグをそれぞれのモードに設定し、駆動部8
にその設定確認信号を出力させる。設定確認信号は、駆
動部8の出力端子が例えば8HzでLレベルになること
により、発光ダイオードLEDを点滅させる。
【0055】このとき、駆動部8は、セットモードに設
定されたときは、8HzのLレベル信号の1周期分に4
kHzの鳴動信号を重畳させ、リセットモード及び解除
モードに設定されたときは(但し、解除モードからリセ
ットモードに遷移したときは除く)、8HzのLレベル
信号の2周期分に4kHzの鳴動信号を重畳させて、ト
ランジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させ
る。ブザーBUZは、その鳴動信号の電流がコイルL1
に流れることにより、鳴動に最適な電圧が与えられるよ
うになっている。
【0056】このVSタイプの盗難防止タグは、セット
モードのときに、何者かが、この盗難防止タグが取り付
けられた盗難防止対象物を、その設置された区域の出入
口から出そうとすると、出入口に設置された発信装置か
ら発信されている所定信号の電波により、コンデンサC
2 及びコイルL1 の共振回路が共振する。この共振電圧
は、トランジスタTR1 を駆動することにより、アンテ
ナ入力部3に入力され、発報入力のコード信号に復調さ
れる。この復調された発報入力のコード信号はコード識
別部7で識別され、その識別結果は信号処理部5に与え
られる。
【0057】また、このVSタイプの盗難防止タグは、
セットモードのときに、何者かが、上述のようなことを
避けようとして、盗難防止対象物から盗難防止タグを取
り外すと、釦が復帰してスイッチVSが短絡し、信号処
理部5が、入力部4を通じてその信号を認識し、この盗
難防止タグを発報モードに設定して、駆動部8に警報信
号を出力させる。警報信号は、駆動部8の出力端子が例
えば8HzでLレベルになることにより、発光ダイオー
ドLEDを点滅させる。このとき、駆動部8は、8Hz
のLレベル信号に4kHzの鳴動信号を重畳させて、ト
ランジスタTR2 を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させ
る。
【0058】信号処理部5は、発報入力コードの識別結
果により発報入力を認識し、この盗難防止タグを発報モ
ードに設定して、駆動部8に警報信号を出力させる。警
報信号は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベ
ルになることにより、発光ダイオードLEDを点滅させ
る。このとき、駆動部8は、8HzのLレベル信号に4
kHzの鳴動信号を重畳させて、トランジスタTR2 を
駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。このVSタイプ
の盗難防止タグは、発報モード又はセットモードの場合
に、ブザーBUZの鳴動を停止させるとき又は盗難防止
対象物が顧客に買われて盗難防止タグを外すためにその
動作を停止させるとき等に、スイッチVSが開放され、
鍵によりリセットスイッチRSが短絡されれば、信号処
理部5が、リセット入力部2を通じてその信号を認識
し、この盗難防止タグをWTOモードのリセットモード
にリセットして、その設定確認信号を出力する。
【0059】図2で構成を説明した、導通ワイヤWによ
り短絡される回路の一部分が開放されたときと、発信装
置から所定信号を受信したときとに、警報を出力するW
Tタイプの盗難防止タグは、後述するリモートコントロ
ールキーから、セットコード、リセットコード、動作モ
ードの変更を指示するコード及びVSタイプ/WTタイ
プの変更を指示するコードに変調された電波を、コンデ
ンサC2 及びコイルL1 で構成される共振回路で受信す
る。
【0060】この盗難防止タグは、リセットコードを与
えられると、リセットモード(盗難防止対象物に取り付
けられた状態で、取り外されても又発信装置から所定信
号を受信しても、警報出力しない状態)になる。但し、
第1動作モードになっている場合は、盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されるための解除時間(例えば
32秒間)を計時し、解除時間経過時に取り外されてい
なければ(導通ワイヤWが接続されていれば)、セット
モードに戻る。解除時間の間は、リセットコード以外の
コードを受け付けない解除モードになる。
【0061】このWTタイプの盗難防止タグは、セット
モードのときに、何者かが、この盗難防止タグが取り付
けられた盗難防止対象物を、その設置された区域の出入
口から出そうとすると、出入口に設置された発信装置か
ら発信されている所定信号の電波により、抵抗R2 、コ
ンデンサC2 及びコイルL1 の共振回路が共振する。こ
の共振電圧は、トランジスタTR1 を駆動することによ
り、アンテナ入力部3に入力され、発報入力のコード信
号に復調される。この復調された発報入力のコード信号
はコード識別部7で識別され、その識別結果は信号処理
部5に与えられる。
【0062】また、このWTタイプの盗難防止タグは、
セットモードのときに、何者かが、上述のようなことを
避けようとして、導通ワイヤWを切断し、盗難防止対象
物から取り外すと、信号処理部5が、入力部4を通じて
その信号を認識し、この盗難防止タグを発報モードに設
定して、駆動部8に警報信号を出力させる。警報信号
は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレベルにな
ることにより、発光ダイオードLEDを点滅させる。こ
のとき、駆動部8は、8HzのLレベル信号に4kHz
の鳴動信号を重畳させて、トランジスタTR2 を駆動さ
せ、ブザーBUZを鳴動させる。
【0063】信号処理部5は、発報入力コードの識別結
果により発報入力を認識し、駆この盗難防止タグを発報
モードに設定して、駆動部8に警報信号を出力させる。
警報信号は、駆動部8の出力端子が例えば8HzでLレ
ベルになることにより、発光ダイオードLEDを点滅さ
せる。このとき、駆動部8は、8HzのLレベル信号に
4kHzの鳴動信号を重畳させて、トランジスタTR2
を駆動させ、ブザーBUZを鳴動させる。
【0064】このWTタイプの盗難防止タグは、発報モ
ード又はセットモードの場合に、ブザーBUZの鳴動を
停止させるとき又は盗難防止対象物が顧客に買われて盗
難防止タグを外すためにその動作を停止させるとき等
に、鍵により導通ワイヤWのロックが解除されてその接
続が開放される。これに連動して、リセットスイッチR
Sが短絡されると、信号処理部5が、リセット入力部2
を通じてその信号を認識し、この盗難防止タグをWTO
モードのリセットモードにリセットして、その設定確認
信号を出力する。その他の動作は、上述したVSタイプ
の盗難防止タグの動作と同様であるので、説明を省略す
る。
【0065】図3は、上述したVSタイプ及びWTタイ
プの盗難防止タグへ、セットコード、リセットコード、
動作モードの変更を指示するコード及びVSタイプ/W
Tタイプの変更を指示するコードを、電波で発信するリ
モートコントロールキーRK(指示信号発信装置)の構
成を示すブロック図である。このリモートコントロール
キーRKは、セットモード及びリセットモードを指示す
るためのセット釦SB及びリセット釦RSBと、第1動
作モードへの設定を指示するための第1動作モード釦O
NEと、第2動作モードへの設定を指示するための第2
動作モード釦NORと、VSNモードへの設定を指示す
るためのVSNモード釦VSNとが、4ビットマイクロ
コンピュータ10に接続されている。
【0066】また、マイクロコンピュータ10には、V
SOモードへの設定を指示するためのVSOモード釦V
SOと、WTNモードへの設定を指示するためのWTN
モード釦WTNと、WTOモードへの設定を指示するた
めのWTOモード釦WTOと、クロック生成のための発
振回路12と、発光ダイオード11と、LC共振回路1
3(アンテナ回路)とが接続されている。このようなリ
モートコントロールキーRKは、個別の盗難防止タグに
信号を与えるためのハンディタイプと、ある程度まとま
った個数の盗難防止タグをその上に置いて信号を与える
ための、例えば30cm×30cm程度の大きさの板状
の卓上タイプとに形成して使用する。
【0067】このような構成のリモートコントロールキ
ーRKは、釦SB,RSB,NOR,ONE,VSN,
VSO,WTN,WTOの何れかが操作されたときは、
マイクロコンピュータ10が、操作された釦に応じたセ
ットコード、リセットコード、第2動作コード、第1動
作コード、VSN設定コード、VSO設定コード、WT
N設定コード、WTO設定コードの何れかを、LC共振
回路13を通じて変調し発信する。マイクロコンピュー
タ10は、コードを発信しているときは、発光ダイオー
ド11を点灯する。尚、動作モード及びVSタイプ/W
Tタイプの変更は頻繁には行われず、そのためには多く
のリモートコントロールキーRKは必要としないので、
釦はセット釦SB及びリセット釦RSBのみを有し、セ
ットコード及びリセットコードのみを発信する簡易タイ
プのリモートコントロールキーを設けても良い。
【0068】図4は、リモートコントロールキーRKが
発信するコード信号の構成を説明するための説明図であ
る。コード信号の先頭にあるスタートビットは、20m
secの長さであり、立ち上がりから15msecがH
レベルである(a)。データビット“0”は、8mse
cの長さであり、立ち上がりから2msecがHレベル
である(b)。データビット“1”は、12msecの
長さであり、立ち上がりから8msecがHレベルであ
る(c)。
【0069】このコード信号は、スタートビットS0 と
それに続くデータビットD0 〜D11とで構成されてい
る。データビットD0 〜D11の内、データビットD0 〜
D5 がデータコードであり、これらは、インタリーブさ
れて、D2 D3 D4 D5 D0 D1 の順に発信される
(c)。データビットD6 〜D11は、図5に示すよう
に、データコードD0 〜D5 のビット反転したものであ
り、受信側でさらに反転されて、D0 〜D5 =D6 〜D
11バーであれば、正確に受信したものと確認するための
ものである。例えば、データコードD0 〜D5 が“01
0101”であれば、コード信号は“S0 010101
101010”となる(図4(c))。
【0070】図6は、上述したデータコードD0 〜D5
のセットコード、リセットコード、WTN設定コード、
WTO設定コード、VSN設定コード、VSO設定コー
ド、第1動作コード、第2動作コードの各例“0101
01”,“000000”,“100101”,“10
0110”,“101001”,“101010”,
“011011”,“011000”を示した図表であ
る。
【0071】図7は、図1及び図2に示したアンテナ入
力部3及びコード識別部7の動作を示すフローチャート
である。以下に、このフローチャートに基づき、アンテ
ナ入力部3及びコード識別部7の動作を説明する。アン
テナ入力部3は、リモートコントロールキーRK及び盗
難防止タグが設置された区域の出入口等に設置された発
信装置から搬送波を受信している間のみ、HレベルのL
FIN信号LFIN(H)を作成することにより復調す
る。
【0072】アンテナ入力部3は、復調したLFIN信
号LFIN(H)の長さが、立ち上がりから例えば5秒
毎のレベルを検出することにより、12msecより長
いか否かを比較し(S10)、長くなければ無意味な信
号として無視する。長ければ、次に、同様にして、LF
IN信号LFIN(H)の長さが100msecより長
いか否かを比較し(S12)、長ければ、このLFIN
信号LFIN(H)を発信装置からの、警報を発報する
ための所定信号のコード(発報入力コード)として、コ
ード識別部7へ与える。長くなければ、このLFIN信
号LFIN(H)をスタートビットS0 として、データ
ビットの読み込みを開始する(S14)。アンテナ入力
部3は、復調したLFIN信号LFIN(H)の長さ
を、例えば立ち上がりから5秒毎のレベルを検出するこ
とにより比較する。
【0073】アンテナ入力部3は、読み込んだデータビ
ットのLFIN信号LFIN(H)の長さが20mse
cより長いか否かを比較し(S16)、長ければ、無意
味な信号として、以下の読み込みを中止する。また、読
み込んだデータビットのLレベルのLFIN信号LFI
N(L)の長さ(搬送波を受信していない時間)が20
msecより長いか否かを比較し(S18)、長けれ
ば、無意味な信号として、以下の読み込みを中止する。
アンテナ入力部3は、また、データビットの読み込み中
に、新たなスタートビットS0 を確認したときは、すで
に読み込んだデータビットを廃棄して、新たにデータビ
ットの読み込みを開始する。
【0074】アンテナ入力部3は、データビットを12
ビット読み込むと、データビットの読み込みを完了する
(S20)。次に、アンテナ入力部3は、読み込んだデ
ータビットのD0 〜D5 とD6 〜D11バーとが一致する
かを調べ(S22)、一致しなければ、正確に受信でき
なかったとして、読み込んだデータビットを廃棄する。
一致すれば、読み込んだデータビットのLFIN信号L
FIN(H)の列を、コードとしてコード識別部7へ与
える。コード識別部7は、与えられたコードを識別し
(S24)、その識別結果を信号処理部5へ与える(S
26)。
【0075】図8、図9は、図1及び図2に示した信号
処理部5の、コード識別部7からコード(の識別結果)
を与えられたときの動作を示すフローチャートである。
図10は、本発明に係る盗難防止タグの、VSNモー
ド、VSOモード、WTNモード又はWTOモードのリ
セットモードから、VSNモード、VSOモード、WT
Nモード又はWTOモードのリセットモードへのモード
遷移図である。図11は、本発明に係る盗難防止タグ
の、VSNモード又はVSOモードのリセットモードか
ら、VSNモードのリセットモードへのモード遷移図
(a)であり、WTNモード又はWTOモードのリセッ
トモードから、WTNモードのリセットモードへのモー
ド遷移図(b)である。
【0076】図12は、本発明に係る盗難防止タグの、
VSNモード又はVSOモードのリセットモードから、
VSOモードのリセットモードへのモード遷移図(a)
であり、WTNモード又はWTOモードのリセットモー
ドから、WTOモードのリセットモードへのモード遷移
図(b)である。図13、図14、図15及び図16
は、VSNモード、VSOモード、WTNモード及びW
TOモードの各リセットモードからのそれぞれのモード
遷移図である。
【0077】以下に、これらのフローチャート及びモー
ド遷移図に基づき、信号処理部5の動作を説明する。信
号処理部5は、コード識別部7からのコード(の識別結
果)を読み込み(S30)、そのコードが発報入力コー
ドであり(S32)、この盗難防止タグがセットモード
であれば(S52)、この発報入力コードを受け付け
(図13S108、図14S126、図15S146、
図16S164)、この盗難防止タグを発報モードに設
定する(図13S110、図14S128、図15S1
48、図16S166)。信号処理部5は、この盗難防
止タグがセットモードでなければ(S52)、この発報
入力コードを無視する。
【0078】信号処理部5は、コード識別部7からのコ
ードがセットコードであり(S34)、この盗難防止タ
グがセットモード又はリセットモードであれば(S5
4)、このセットコードを受け付ける(図13S10
0、図14S118、図15S138、図16S15
6)。この盗難防止タグがセットモード又はリセットモ
ードでなければ(S54)、このセットコードを無視す
る。
【0079】信号処理部5は、コード識別部7からのコ
ードがリセットコードであり(S36)、この盗難防止
タグがセットモード又は発報モードであれば(S5
6)、このリセットコードを受け付ける(図13S11
4、図14S132、図15S152、図16S17
0)。この盗難防止タグがセットモード又は発報モード
でなければ(S56)、このリセットコードを無視す
る。信号処理部5は、この盗難防止タグがリセットモー
ドでなければ(S38)、その他のVSN設定コード、
VSO設定コード、WTN設定コード、WTO設定コー
ド、第2動作コード及び第1動作コードを無視する。
【0080】信号処理部5は、この盗難防止タグがリセ
ットモードであり(S38)、コード識別部7からのコ
ードがVSN設定コードであれば(S40)、このVS
N設定コードを受け付ける(図10S60)。信号処理
部5は、この盗難防止タグがリセットモードであり(S
38)、コード識別部7からのコードがVSO設定コー
ドであれば(S42)、このVSO設定コードを受け付
ける(図10S66)。
【0081】信号処理部5は、この盗難防止タグがリセ
ットモードであり(S38)、コード識別部7からのコ
ードがWTN設定コードであれば(S44)、このWT
N設定コードを受け付ける(図10S72)。信号処理
部5は、この盗難防止タグがリセットモードであり(S
38)、コード識別部7からのコードがWTO設定コー
ドであれば(S46)、このWTO設定コードを受け付
ける(図10S78)。
【0082】信号処理部5は、この盗難防止タグがリセ
ットモードであり(S38)、コード識別部7からのコ
ードが第2動作コードであれば(S48)、この第2動
作コードを受け付ける(図11S84,S88)。信号
処理部5は、この盗難防止タグがリセットモードであり
(S38)、コード識別部7からのコードが第1動作コ
ードであれば(S50)、この第1動作コードを受け付
ける(図12S92,S96)。
【0083】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモード、VSOモード、WTNモード及びWTOモー
ドの何れかのリセットモードであるとき(図10S6
4,S70,S76,S82)、VSN設定コード、V
SO設定コード、WTN設定コード及びWTO設定コー
ドの何れかを受け付けると(図10S60,S66,S
72,S78)、リセットモードの設定確認信号を駆動
部8から出力させて(図10S62,S68,S74,
S80)、この盗難防止タグを受け付けた設定コードの
リセットモードに設定する(図10S64,S70,S
76,S82)。
【0084】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモード及びVSOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図11S64,S70)、第2動作コードを
受け付けると(図11S84)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図11S86)、
この盗難防止タグをVSNモードのリセットモードに設
定する(図11S64)。
【0085】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Nモード及びWTOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図11S76,S82)、第2動作コードを
受け付けると(図11S88)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図11S90)、
この盗難防止タグをWTNモードのリセットモードに設
定する(図11S76)。
【0086】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモード及びVSOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図11S64,S70)、第1動作モードを
受け付けると(図12S92)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図12S94)、
この盗難防止タグをVSOモードのリセットモードに設
定する(図12S70)。
【0087】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Nモード及びWTOモードの何れかのリセットモードで
あるとき(図12S76,S82)、第1動作コードを
受け付けると(図12S96)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて(図12S98)、
この盗難防止タグをWTOモードのリセットモードに設
定する(図12S82)。
【0088】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモードのリセットモードであり(図13S64)、セ
ットコードを受け付けたとき(図13S100)、スイ
ッチVSが開放されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図13S10
2)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをVSNモードのセットモー
ドに設定する(図13S104)。スイッチVSが短絡
されていれば(図13S102)、このセットコードを
無視する。
【0089】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモードのセットモードであり(図13S104)、発
報入力コードを受け付けたとき(図13S108)又は
スイッチVSが短絡されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図13S10
6)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
3S110)、警報信号を駆動部8から出力させる。
【0090】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Nモードのセットモードであるとき(図13S104)
又は発報モードであるとき(図13S110)、リセッ
トコードを受け付けると(図13S114)、リセット
モードの設定確認信号を駆動部8から出力させて、この
盗難防止タグをVSNモードのリセットモードに設定す
る(図13S64)。
【0091】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がVSNモードのセットモードであるとき(図13S1
04)又は発報モードであるとき(図13S110)、
スイッチVSが開放され、鍵によりリセットスイッチR
Sが短絡されると(図13S112)、リセットモード
の設定確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難防
止タグをWTOモードのリセットモードに設定する(図
13S82)。
【0092】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Oモードのリセットモードであり(図14S70)、セ
ットコードを受け付けたとき(図14S118)、スイ
ッチVSが開放されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図14S12
0)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをVSOモードのセットモー
ドに設定する(図14S122)。スイッチVSが短絡
されていれば(図14S120)、このセットコードを
無視する。
【0093】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がVSOモードのリセットモードであり(図14S7
0)、スイッチVSが開放されたとき(この盗難防止タ
グが盗難防止対象物に取り付けられたとき)(図14S
116)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から
出力させて、この盗難防止タグをVSOモードのセット
モードに設定する(図14S122)。
【0094】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Oモードのセットモードであり(図14S122)、発
報入力コードを受け付けたとき(図14S126)又は
スイッチVSが短絡されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図14S12
4)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
4S128)、警報信号を駆動部8から出力させる。
【0095】信号処理部5は、この盗難防止タグがVS
Oモードのセットモードであるとき(図14S122)
又は発報モードであるとき(図14S128)、リセッ
トコードを受け付けると(図14S132)、解除モー
ドの設定確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難
防止タグをVSOモードの解除モードに設定する(図1
4S134)。そして、解除モードで32秒経過すると
(図14S136)、この盗難防止タグをVSOモード
のリセットモードに設定する(図14S70)。
【0096】信号処理部5は、このとき、スイッチVS
が開放されていれば(この盗難防止タグが盗難防止対象
物に取り付けられていれば)(図14S116)、セッ
トモードの設定確認信号を駆動部8から出力させて、こ
の盗難防止タグをVSOモードのセットモードに設定す
る(図14S122)。
【0097】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がVSOモードのセットモードであるとき(図14S1
22)又は発報モードであるとき(図14S128)、
スイッチVSが開放され、鍵によりリセットスイッチR
Sが短絡されると(図14S130)、リセットモード
の設定確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難防
止タグをWTOモードのリセットモードに設定する(図
14S82)。
【0098】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Nモードのリセットモードであり(図15S76)、セ
ットコードを受け付けたとき(図15S138)、導通
ワイヤWが接続されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図15S14
0)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをWTNモードのセットモー
ドに設定する(図15S142)。導通ワイヤWが接続
されていなければ(図15S140)、このセットコー
ドを無視する。
【0099】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Nモードのセットモードであり(図15S142)、発
報入力コードを受け付けたとき(図15S146)又は
導通ワイヤWが切断されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図15S14
4)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
5S148)、警報信号を駆動部8から出力させる。
【0100】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Nモードのセットモードであるとき(図15S142)
又は発報モードであるとき(図15S148)、リセッ
トコードを受け付けると(図15S152)、リセット
モードの設定確認信号を駆動部8から出力させて、この
盗難防止タグをWTNモードのリセットモードに設定す
る(図15S76)。
【0101】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がWTNモードのセットモードであるとき(図15S1
42)又は発報モードであるとき(図15S148)、
鍵により導通ワイヤWのロックが解除されてその接続が
開放され、それに連動して、リセットスイッチRSが短
絡されると(図15S150)、リセットモードの設定
確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難防止タグ
をWTOモードのリセットモードに設定する(図15S
82)。
【0102】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Oモードのリセットモードであり(図16S82)、セ
ットコードを受け付けたとき(図16S156)、導通
ワイヤWが接続されていれば(この盗難防止タグが盗難
防止対象物に取り付けられていれば)(図16S15
8)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から出力
させて、この盗難防止タグをWTOモードのセットモー
ドに設定する(図16S160)。導通ワイヤWが接続
されていなければ(図16S158)、このセットコー
ドを無視する。
【0103】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がWTOモードのリセットモードであり(図16S8
2)、導通ワイヤWが接続されたとき(この盗難防止タ
グが盗難防止対象物に取り付けられたとき)(図16S
154)、セットモードの設定確認信号を駆動部8から
出力させて、この盗難防止タグをWTOモードのセット
モードに設定する(図16S160)。
【0104】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Oモードのセットモードであり(図16S160)、発
報入力コードを受け付けたとき(図16S164)又は
導通ワイヤWが切断されたとき(この盗難防止タグが盗
難防止対象物から取り外されたとき)(図16S16
2)、この盗難防止タグを発報モードに設定して(図1
6S166)、警報信号を駆動部8から出力させる。
【0105】信号処理部5は、この盗難防止タグがWT
Oモードのセットモードであるとき(図16S160)
又は発報モードであるとき(図16S166)、リセッ
トコードを受け付けると(図16S170)、解除モー
ドの設定確認信号を駆動部8から出力させて、この盗難
防止タグをWTOモードの解除モードに設定する(図1
6S172)。そして、解除モードで32秒経過すると
(図16S174)、この盗難防止タグをWTOモード
のリセットモードに設定する(図16S82)。
【0106】信号処理部5は、このとき、導通ワイヤW
が接続されていれば(この盗難防止タグが盗難防止対象
物に取り付けられていれば)(図16S154)、セッ
トモードの設定確認信号を駆動部8から出力させて、こ
の盗難防止タグをWTOモードのセットモードに設定す
る(図16S160)。解除モードの32秒間(図16
S174)に、鍵により導通ワイヤWのロックが解除さ
れてその接続が開放されており、それに連動して、リセ
ットスイッチRSが短絡されると、WTOモードのリセ
ットモードに留まる(図16S82)。
【0107】また、信号処理部5は、この盗難防止タグ
がWTOモードのセットモードであるとき(図16S1
60)又は発報モードであるとき(図16S166)、
鍵により導通ワイヤWのロックが解除されてその接続が
開放され、それに連動して、リセットスイッチRSが短
絡されると、リセットモードの設定確認信号を駆動部8
から出力させて、この盗難防止タグをWTOモードの解
除モードに設定する(図16S82)。尚、上述した実
施の形態では電波信号を使用しているが、電波以外の赤
外線、超音波等の非接触で送受信できる信号の使用も可
能であることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】本発明の第1発明に係る盗難防止タグに
よれば、盗難防止タグの製造組立後でも、使用方法に応
じて、盗難防止対象物に対する取り付け状態及び取り外
し状態を検出する方法を変更することができる。また、
検出する方法については、盗難防止タグの回路の共通化
をさらに進めることができ、製造工程の管理及び部品管
理等を簡略化でき、部品数を減らすことができるので、
製造コストの削減を図ることができる。
【0109】第2発明に係る盗難防止タグによれば、盗
難防止タグの製造組立後でも、使用方法に応じて、取り
付け動作で作動状態になるか否かの動作モードを変更す
ることができ、また、ある程度まとまった個数の商品に
それぞれ取り付けた盗難防止タグを一括して作動状態に
したり作動状態を解除したりすることができる。また、
動作モードについては、盗難防止タグの回路の区別がな
くなるので、製造工程の管理及び部品管理等を簡略化で
き、部品数を減らすことができるので、製造コストの削
減を図ることができる。
【0110】第3発明に係る盗難防止タグによれば、盗
難防止タグの製造組立後でも、使用方法に応じて、盗難
防止対象物に対する取り付け状態及び取り外し状態を検
出する方法と、取り付け動作で作動状態になるか否かの
動作モードとを変更することができ、また、ある程度ま
とまった個数の商品にそれぞれ取り付けた盗難防止タグ
を一括して作動状態にしたり作動状態を解除したりする
ことができる。また、盗難防止タグの回路の共通化をさ
らに進めることができるので、製造工程の管理及び部品
管理等を簡略化でき、部品数を減らすことができるの
で、製造コストの削減を図ることができる。
【0111】第4発明に係る盗難防止装置によれば、盗
難防止タグは、製造組立後でも、使用方法に応じて、盗
難防止対象物に対する取り付け状態及び取り外し状態を
検出する方法を変更することができる。また、盗難防止
タグの検出する方法については、盗難防止タグの回路の
共通化をさらに進めることができるので、製造工程の管
理及び部材管理等を簡略化でき、部品数を減らすことが
できるので、製造コストの削減を図ることができる。
【0112】第5発明に係る盗難防止装置によれば、盗
難防止タグは、製造組立後でも、使用方法に応じて、取
り付け動作で作動状態になるか否かの動作モードを変更
することができる。また、盗難防止タグの動作モードに
ついては、盗難防止タグの回路の区別がなくなるので、
製造工程の管理及び部品管理等を簡略化でき、部品数を
減らすことができるので、製造コストの削減を図ること
ができる。
【0113】第6発明に係る盗難防止装置によれば、盗
難防止タグは、製造組立後でも、使用方法に応じて、盗
難防止対象物に対する取り付け状態及び取り外し状態を
検出する方法と、取り付け動作で作動状態になるか否か
の動作モードとを変更することができる。また、盗難防
止タグの回路の共通化をさらに進めることができるの
で、製造工程の管理及び部品管理等を簡略化でき、部品
数を減らすことができるので、製造コストの削減を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る盗難防止タグの実施の形態の1例
の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る盗難防止タグの実施の形態の他の
例の要部構成を示すブロック図である。
【図3】リモートコントロールキーの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】リモートコントロールキーが発信するコード信
号の構成例を説明するための説明図である。
【図5】リモートコントロールキーが発信するコード信
号の構成例を説明するための説明図である。
【図6】リモートコントロールキーが発信するデータコ
ードの例を示した図表である。
【図7】アンテナ入力部及びコード識別部の動作を示す
フローチャートである。
【図8】信号処理部の、コード識別部からコードを与え
られたときの動作を示すフローチャートである。
【図9】信号処理部の、コード識別部からコードを与え
られたときの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図11】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図12】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図13】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図14】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図15】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図16】本発明に係る盗難防止タグのモード遷移図で
ある。
【図17】従来の盗難防止タグの要部構成を示す回路図
である。
【図18】従来の他の盗難防止タグの要部構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 IC 2 リセット入力部 3 アンテナ入力部(受信手段) 4 入力部(検出手段) 5 信号処理部(設定手段、選択実行手段、作動開始手
段) 7 コード識別部(識別手段) 8 駆動部(警報出力手段) LED 発光ダイオード(警報出力手段) BUZ ブザー(警報出力手段) RK リモートコントロールキー(指示信号発信装置) RS リセットスイッチ VS スイッチ(回路の所定部分) W 導通ワイヤ(回路の所定部分) C2 ,L1 ,R2 共振回路(受信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−44963(JP,A) 特開 平7−272139(JP,A) 特開 平7−65258(JP,A) 特公 平3−45436(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 13/00 - 13/24

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難防止対象物に対する取り付け状態及
    び取り外し状態を所定部分の短絡又は開放により検出す
    る検出手段と、非接触で信号を受信する受信手段と、前
    記検出手段が取り外し状態を検出したとき及び前記受信
    手段が所定信号を受信したときに、警報を出力する警報
    出力手段とを備えた盗難防止タグにおいて、 前記受信手段は、前記所定部分の短絡又は開放の何れに
    より取り外し状態を検出するかを指示する検出法指示信
    号を受信することを可能とする一方、 前記受信手段が受信した前記検出法指示信号及び前記所
    定信号を識別する識別手段と、該識別手段が識別した前
    記検出法指示信号に従って、前記検出手段が前記所定部
    分の短絡又は開放の何れにより取り外し状態を検出する
    かの設定を行う設定手段とを備えることを特徴とする盗
    難防止タグ。
  2. 【請求項2】 盗難防止対象物に対する取り付け状態及
    び取り外し状態を検出する検出手段と、非接触で信号を
    受信する受信手段と、前記検出手段が取り外し状態を検
    出したとき及び前記受信手段が所定信号を受信したとき
    に、警報を出力する警報出力手段とを備えた盗難防止タ
    グにおいて、 前記受信手段は、前記取り付け状態になったことにより
    前記警報出力手段が作動可能となる第1動作モード又は
    前記取り付け状態になった後、与えられる作動開始指示
    信号により前記警報出力手段が作動可能となる第2動作
    モードの何れかを指示する動作モード指示信号及び前記
    作動開始指示信号を受信することを可能とする一方、 前記受信手段が受信した前記所定信号、前記動作モード
    指示信号及び前記作動開始指示信号を識別する識別手段
    と、該識別手段が識別した前記動作モード指示信号に従
    って、第1動作モード又は第2動作モードの何れかを選
    択し実行する選択実行手段と、第2動作モードのときに
    前記識別手段が識別した前記作動開始指示信号に従っ
    て、前記警報出力手段を作動可能とする作動開始手段と
    を備えることを特徴とする盗難防止タグ。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、前記取り付け状態にな
    ったことにより前記警報出力手段が作動可能となる第1
    動作モード又は前記取り付け状態になった後、与えられ
    る作動開始指示信号により前記警報出力手段が作動可能
    となる第2動作モードの何れかを指示する動作モード指
    示信号及び前記作動開始指示信号を受信し、前記識別手
    段は、前記受信手段が受信した前記動作モード指示信号
    及び前記作動開始指示信号を識別し、前記識別手段が識
    別した前記動作モード指示信号に従って、第1動作モー
    ド又は第2動作モードの何れかを選択し実行する選択実
    行手段と、第2動作モードのときに前記識別手段が識別
    した前記作動開始指示信号に従って、前記警報出力手段
    を作動可能とする作動開始手段とを備える請求項1記載
    の盗難防止タグ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の盗難防止タグと、盗難防
    止タグが備える受信手段が受信すべき所定信号を発信す
    る発信装置と、前記受信手段が受信すべき検出法指示信
    号を発信する指示信号発信装置とを備えることを特徴と
    する盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の盗難防止タグと、盗難防
    止タグが備える受信手段が受信すべき所定信号を発信す
    る発信装置と、前記受信手段が受信すべき動作モード指
    示信号及び作動開始指示信号を発信する指示信号発信装
    置とを備えることを特徴とする盗難防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の盗難防止タグと、盗難防
    止タグが備える受信手段が受信すべき所定信号を発信す
    る発信装置と、前記受信手段が受信すべき検出法指示信
    号、動作モード指示信号及び作動開始指示信号を発信す
    る指示信号発信装置とを備えることを特徴とする盗難防
    止装置。
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