JPH06243352A - 警報付きセンサー装置 - Google Patents

警報付きセンサー装置

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Publication number
JPH06243352A
JPH06243352A JP1919593A JP1919593A JPH06243352A JP H06243352 A JPH06243352 A JP H06243352A JP 1919593 A JP1919593 A JP 1919593A JP 1919593 A JP1919593 A JP 1919593A JP H06243352 A JPH06243352 A JP H06243352A
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JP
Japan
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circuit
alarm
reset
sensor device
signal
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Application number
JP1919593A
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English (en)
Inventor
Hisahiro Mitani
尚弘 三谷
Yasuo Okuda
康雄 奥田
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SAN MONITAA KK
Original Assignee
SAN MONITAA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 警報付きセンサー装置において、鳴り出した
警報音を外部から簡単に止められるようにする。 【構成】 検出回路23は商品との接触、非接触を検出
する。駆動回路25は検出回路25による非接触状態の
検出に基づき発音器31を連続駆動する。リセット回路
33は外部から短絡できる操作端子P1、P2を有し、
これらの短絡によってリセット信号を駆動回路25へ出
力する。駆動回路25はそのリセット信号によってリセ
ットされて発音器35の連続駆動を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は警報付きセンサー装置に
係り、特に商品盗難防止システムにおいて展示商品に付
して好適し警報音の発音機能を有する警報付きセンサー
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、売場から商品が不法に持ち出され
るのを防止するために、いわゆる商品盗難防止システム
が提案されている。これは、例えば、店舗の出入口に一
対の送受信アンテナを所定の間隔を置いて設置し、これ
ら送受信アンテナに送受信機を接続し、送信アンテナか
ら発射した電波を受信アンテナで受信するとともに、そ
の受信信号の変化を受信機で検知するものであり、例え
ば共振回路の存在によってその受信信号が変化する点を
利用し、その共振回路を内蔵したセンサー装置を商品に
付し、その共振回路の存在を介して商品の通過を検出す
るものである。そして、商品にセンサー装置を付す構成
としては、例えば図11に示すように、コンパクトディ
スク1を収納した商品ケース3に、共振回路(図示せ
ず)を内蔵したタグ状のセンサー装置5を横に並べて全
体を透明な袋7でパッケージしたものが知られており、
袋7を開ければそれら商品ケース3とセンサー装置5が
互いに分離される。
【0003】また、別の商品例えば指輪9では、図12
に示すように、共振回路(図示せず)を内蔵したカード
状のセンサー装置11から一対の導電ワイヤー13a、
13bを延し、これらの各先端に設けた一対の連結部材
15a、15bを接続して指輪9のリング部9aにセン
サー装置11を連結させ、その連結部材15a、15b
を分離することによって指輪9からセンサー装置11が
外せるようにした構成もある。このように警報付きセン
サー装置5、11は、商品の不法持出しを検知するため
に、商品に付した状態で商品盗難防止システムの送受信
アンテナ間を通過させる必要があるから、商品から外さ
れないようにする必要がある。そこで従来、警報付きセ
ンサー装置5、11には、図13に示すように、検出回
路17、駆動回路19および発音器21を有する警報機
能を内蔵する例が多い。
【0004】すなわち、図14又は図15のようにセン
サー装置5、11が商品ケース3から分離されたか否か
又は連結部材15a、15bが分離されたか否かを検出
回路17で検出し、この検出回路17からの検出信号
(パルス)によって駆動回路19が発音器21を連続駆
動するものである。従って、一度でも袋7から商品ケー
ス3やセンサー装置5を取り出したり、指輪9にリンク
させた連結部材15a、15bを分離して非連結状態に
すると、センサー装置5、11が警報音を鳴らし続け、
センサー装置5、11が外されたことが分るようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成のセンサー装置5、11では、例えば盗む気持の
ない者が無意識とか興味本意で袋7から商品ケース3や
センサー装置5を取り出したり、指輪9にリンクさせた
連結部材15a、15bを分離して非連結状態にする
と、警報音が鳴り続け、この警報音を止めるためにセン
サー装置5、11を開けて内部の電池を外して発音を止
めなければならなかった。そのため、店員による店内管
理が煩雑となるし、接客中とか来客の多い時間帯に警報
音が鳴り出しても対応が困難となり、顧客に不快感を与
える原因ともなる。そのため、警報付きセンサー装置を
商品から外したり、警報機能を動作させないようにして
商品に付さなければならなくなる事例があり、せっかく
の警報機能が生かされない事態が発生している。
【0006】さらに、顧客がレジ等で料金を支払う際
に、店員が袋7からセンサー装置5を取り出したり指輪
9からセンサー装置11を分離すると、警報音を鳴り出
し、この警報音を止めるのも面倒であった。本発明はそ
のような従来の欠点を解決するためになされたもので、
警報音を鳴らすことの可能なセンサー装置において、鳴
り出した警報音を速やかに外部から止めることが可能な
警報付きセンサー装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の警報付きセンサー装置は、警報音を発
する発音器と、この発音器を駆動する駆動回路と、この
駆動回路がその発音器を駆動するとき駆動回路の駆動動
作をリセットして停止させるリセット回路とを具備して
いる。また、本発明は、外部からの短絡によってリセッ
ト信号を得る操作端子を有するよう上記リセット回路を
形成することが可能である。さらに、本発明は、外部か
らの操作によってリセット信号を得る機械的スイッチを
有するよう上記リセット回路を形成することが可能であ
る。さらにまた、本発明は、外部から空間を伝播する指
示信号を受信してリセット信号を得る受信手段を有する
よう上記リセット回路を形成するとよい。
【0008】
【作用】このような手段を備えた本発明では、駆動回路
が発音器を駆動中にリセット回路を動作させると、駆動
回路がリセットされて発音器の駆動が停止される。ま
た、操作端子を有するよう上記リセット回路を形成する
と、操作端子を短絡すれば駆動回路がリセットされる。
さらに、機械的スイッチを有するよう上記リセット回路
を形成すると、外部からスイッチを操作すれば駆動回路
がリセットされる。さらにまた、外部から空間を伝播す
る指示信号を受信する受信手段を有するよう上記リセッ
ト回路を形成すると、指示信号をワイヤレスで伝播させ
れば駆動回路がリセットされる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1および図2は本発明に係る警報付きセンサー装
置の一実施例を示すブロック図および外観斜視図であ
る。図1において、検出回路23は、商品例えば上述し
た図11中の商品ケース3との接触、非接触によってス
イッチ動作したり、図12中の連結部材15a、15b
の接触、非接触によってスイッチ動作するスイッチ回路
であり、駆動回路25に接続されている。検出回路23
は、具体的には図2に示す本発明の警報付きセンサー装
置の本体ケース27に、図11中の商品ケース3と接触
可能に突設させたスイッチ29を含み、商品ケース3と
接触したときおよび離れたとき各々のパルス信号を出力
したり、接触又は非接触状態時に電圧信号を出力する等
がある。非接触状態時にパルス信号を出力したり電圧信
号を出力する構成が節電の観点から好ましいであろう。
【0010】また、図12おける連結部材15a、15
bの接触、非接触に伴う導通、非導通によっても同様に
動作する構成も可能である。駆動回路25は、検出回路
23からの非接触状態の検出に伴う例えばパルス信号を
保持し、この保持信号に基づき発音器31を連続駆動す
るように形成されている。すなわち、保持回路およびド
ライブ回路を有している。また、駆動回路25は、後述
するリセット信号によってその駆動駆動をリセットして
停止するようになっている。リセット回路33は本体ケ
ース27に配置された操作端子P1、P2を有し駆動回
路25に接続されており、それら操作端子P1、P2を
外部から短絡することによって得られるリセット信号を
駆動回路25へ出力するようになっている。なお、操作
端子P1、P2は、図2に示すように、本体ケース27
の適当な位置に外部に向けて露出するように配置されて
いる。
【0011】従って、図1のように短絡部材35で操作
端子P1、P2間を短絡すれば、リセット信号が駆動回
路25へ出力されてリセットされ、発音器31の駆動が
停止される。このような本発明のセンサー装置では、発
音器31の駆動が停止されるから、商品からセンサー装
置が分離されて警報音が鳴り出しても、操作端子P1、
P2間をリード線等によって単に短絡すれば鳴り止み、
従来のように本体ケース27を開けて内部の電池等を外
して発音を止めると言った煩雑な作業が不要となり、店
内管理が簡素化される。また、レジ等で店員が商品とセ
ンサー装置を分離したとき、例えば短絡部材35を配置
した操作台に本体ケース27を載せて操作端子P1、P
2間を短絡すれば、簡単かつ速やかに警報音を止めるこ
とができる。
【0012】しかも、操作台に本体ケース27を載せる
時に一度鳴った警報音を止めるから、駆動回路23その
他が正常に動作していることを確認できる。図1中の共
振器37は本体ケース27内に内蔵すなわち一体化され
ており、例えば図3に示すように、四角形状の絶縁基板
39の片面にスパイラル状のコイル41をプリントや線
材の貼付け等従来公知の手法で形成し、コイル41の一
端にチップ型コンデンサ43の一端を接続するとともに
コンデンサ43の他端をコイル41と絶縁を保ちながら
その他端に接続して形成され、全体としてタグ状に構成
されている。図1中の共振器37は、図3に示す構成の
他、図示はしないが本体ケース27の外周に形成した凹
溝に導線をループ状に巻いてコンデンサを接続する構
成、その他公知の構成で実施可能である。なお、図2中
の符号45は発音器31からの音を外部へ伝える音通孔
である。
【0013】上述した実施例におけるリセット回路33
は、外部からの短絡によってリセット信号を得る操作端
子P1、P2を有する構成であったが、本発明ではこれ
に限定されない。例えば、図4に示すように、外部から
停止操作によってリセット信号を得る機械的なスイッチ
47を有するリセット回路49であっても良い。他の構
成は図1と同様である。このようなスイッチ47を有す
るリセット回路49を設ければ、単にスイッチをON又
はOFF操作するだけでリセット信号を駆動回路25へ
出力して警報音を止めることができる。なお、スイッチ
47をON又はOFFのいずれの操作をして駆動回路2
5をリセットするかは、駆動回路25の回路構成による
ことは言うまでもない。
【0014】さらに、本発明のリセット回路は、本体ケ
ース27の操作端子P1、P2やスイッチ47を直接手
動によって操作してリセット信号を得る構成以外に、外
部から空間をワイヤレスで伝播する指示信号を受信して
リセット信号を得る受信手段を有するよう形成すること
もできる。例えば、図5に示すように、外部からの電磁
信号の変化を電気信号に変換してリセット信号を誘起す
るコイル51を有するリセット回路53を設けることも
可能である。このようなコイル51を有するリセット回
路53を設けた構成では、例えば図6に示すように、本
体ケース27を載置する操作台55を用意し、この操作
台55内に電源57、スイッチ59およびコイル61を
内蔵し、スイッチ59の断続動作によってコイル61に
生じる磁界の変化を介して本体ケース27内のコイル5
1にリセット信号を誘起させ、駆動回路25をリセット
させることが可能である。すなわち、本体ケース27内
のコイル51が外部からワイヤレスでリセット操作する
指示信号を受信する受信手段として機能する訳である。
【0015】なお、操作台55内のスイッチ59は外部
から操作可能に、又は本体ケース27を載置したとき自
動的に起動するようにすると良い。そして、外部からワ
イヤレスで伝播させる指示信号として電磁信号以外に、
光、可聴音、超音波、静電気、熱等が考えられる。光を
指示信号に用いる構成では、外部に向けて配置したフォ
トトランジスタを有するリセット回路を設ければよい。
しかも、そのリセット回路や駆動回路に検波機能および
特定の検波出力の検出機能を具備させれば、指示信号と
しての光信号に特定の変調を施してこれを検出すること
が可能となり、単調な光によって誤ってリセット動作し
なくなり、誤動作を防止できる。
【0016】ところで、発音器31を駆動する駆動回路
25は上述したように単に発音器31を連続駆動する構
成に限定されない。図7は駆動回路を第1および第2の
駆動回路に分けて発音器31を駆動するものである。な
お、図7では共振器の図示を省略した。すなわち、図1
の検出回路23に接続された第1の駆動回路61は、検
出回路23からの非接触状態の検出に伴う例えばパルス
信号に基づき一時的(例えば0.5〜1秒間)に発音器
31を駆動する回路である。検出回路23に接続された
第2の駆動回路63は、検出回路23からの非接触状態
の検出に伴うパルス信号に基づき所定時間(例えば数秒
程度の可変値)カウントし、そのカウント期間中に検出
回路23からの接触状態の検出に伴うパルス信号が入力
されないときカウントアップ信号を保持して発音器31
を連続駆動する回路である。
【0017】この第2の駆動回路63は、カウント中に
検出回路23からの接触状態の検出に伴うパルス信号が
入力されると、カウントをクリアーしてカウントアップ
信号を出力しないようになっているとともに、上述した
例えばリセット回路33によってリセット可能に形成さ
れている。このような警報付きセンサー装置では、本体
ケース27が例えば図8の商品ケース3から離れて検出
回路23が非連結状態を検出すると、第1の駆動回路6
1が発音器31を0.5秒間程度ワンショット発音させ
る。一方、第2の駆動回路63では、検出回路23から
の非接触状態の検出に伴うパルス信号に基づき例えば5
秒間程度カウントするが、本体ケース27が図11の商
品ケース3に再び連結されると検出回路23が連結状態
を検出し、その連結状態の検出に伴うパルス信号によっ
てカウントがクリアーされてカウントアップしないか
ら、駆動信号が出力されない。
【0018】そのため、第2の駆動回路63のカウント
がカウントアップする前に本体ケース27が元の状態に
戻されると、発音器31がワンショット発音した後には
発音されない。他方、本体ケース27が図14のように
商品ケース3から離れたままとなると、第1の駆動回路
61が発音器31をワンショット発音させるとともに、
第2の駆動回路63のカウントアップによって発音器3
1が連続発音され、リセット回路33によるリセット操
作がなされるまで発音し続ける。従って、盗む気持のな
い者が無意識とか興味本意にセンサー装置を商品ケース
3や指輪9から外すと、一時的に警報音が鳴るが、すぐ
に元の状態に戻せばその後は警報音は鳴らないから、顧
客がセンサー装置を元の状態に戻すだけで、不要な警報
を鳴らさずに済み、店員がわざわざ警報音の停止作業を
する必要がなくなり、接客中とか来客の多い時間帯でも
店内管理が簡素化されるし、顧客に不快感を与えないう
え、目立たないような状態で顧客に不法行為への注意を
促すことができる。
【0019】上述した第1および第2の駆動回路61、
63は各々別個の構成として説明したが、これら第1お
よび第2の駆動回路61、63は実際の回路構成では一
部又は全部を同じ回路構成としても良い。さらに、発音
器31を駆動する駆動回路を第1および第2の駆動回路
の駆動回路に分ける構成として図8のような構成も可能
である。なお、図8でも共振器の図示を省略した。図8
において、検出回路23に接続された第1の駆動回路6
5は排他的2入力EX−ORゲートからなり、ドライブ
回路67を介して発音器31に接続されている。
【0020】検出回路23に接続された第2の駆動回路
69はカウント回路71および保持回路73から形成さ
れ、ドライブ回路67を介して発音器31に接続されて
いる。第1の駆動回路65のEX−ORゲートの一方の
入力端には検出回路23の出力側が接続され、他方の入
力端にはカウント回路71の出力側が接続されており、
検出回路23又はカウント回路71から出力信号(図9
のS1、S2、S4を参照)が「1又はH」のとき、ド
ライブ回路67へ信号を出力するようになっている。第
2の駆動回路69のカウント回路71は、図9に示すよ
うに、検出回路23からの非接触状態の検出に伴うパル
ス信号S1の信号幅をカウントし、予め設定したカウン
ト値t1に達したとき、検出回路23からのパルス信号
S1が停止するまでカウントアップ信号S2を後段の保
持回路73および上述したEX−ORゲートへ出力する
ものである。
【0021】このようにカウント回路71は、非接触状
態が期間t1に達したか否かをカウントする機能を有し
ており、そのカウント値を本体ケース27の外から変更
するための調整端子(つまみ)P3を有している。ま
た、カウント回路71は、カウント中に検出回路23か
らの接触状態の検出に伴うパルス信号S1が入力される
と、カウントをクリアーしてカウントアップ信号S2を
出力しないよう形成されている。保持回路73は、カウ
ント回路71からのカウントアップ信号S2を例えば1
0秒程度の間保持するもので、図9に示すように、保持
状態を示す保持信号S3を期間t2間にわたってダイオ
ードDを介してドライブ回路67へ出力するカウント機
能を有している。
【0022】また、保持回路73は、上述したリセット
回路33(又は49や53)からのリセット信号によっ
てリセットして保持信号の出力を停止できるよう形成さ
れている。そのため、図9に示すように、検出回路23
からの非接触状態の検出に伴うパルス信号S1が期間t
1に満たない程度に短ければ、ドライブ回路67への入
力信号S4がそのパルス信号S1幅分だけとなり、パル
ス信号S1幅分だけ発音器31が発音する。非接触状態
を示すパルス信号S1が長くなって期間t1を越える
と、検出回路23およびカウント回路71からの信号S
1、S2によってEX−ORゲート(第1の駆動回路6
5)からの出力信号がなくなるが、保持回路73からの
保持信号S3が出力され、発音器31が期間t1に満た
ない期間ではパルス信号S1分により、それ以降は連続
した期間t2で発音する。発音器31の発音期間はt1
+t2となる。
【0023】そして、カウント回路71の調整端子(つ
まみ)P3を可変すれば、非接触状態の時間t1のカウ
ント値を外部から調整することが可能となる。なお、図
示はしないが、保持回路73に調整端子を設けて保持信
号S3の出力期間を可変すれば、発音器31の発音期間
t2を可変できる。また、発音器31の発音中にリセッ
ト回路33(又は49や53)からリセット信号S5が
保持回路73に出力されると、図10に示すように、そ
の時点で保持信号S3の出力が停止され、警報音が止
る。このように、図8の実施例では、上述した図1の実
施例と同様な効果を得ることができるうえ、無意識とか
興味本意にセンサー装置を商品ケース3や指輪9から外
すと、一時的に警報音が鳴るが、すぐに元の状態に戻せ
ば、その後警報音は鳴らないし、外されたままの状態が
継続されると警報音が鳴るので外されたことが分る。
【0024】しかも、警報音が鳴っても所定の期間(t
1+t2)経過後に、警報音が自動的に鳴り止むから、
不正に外されたとか不正でなく何等かの原因で警報音が
鳴っても、やがて警報音が鳴り止み、管理が簡単とな
る。特に、この実施例に係るセンサー装置は、輸送中の
センサー装置自体が鳴り出しても心配ない。ところで、
本発明における本体ケース27の形状も商品に合せて任
意に選定可能である。なお、本発明において、警報付き
センサー装置と商品との連結とは、上述した図11のよ
うに密着するように接触させる状態のみならず、図12
のように接触させない状態でも外れないようにリンクさ
せる状態を含むものである。さらに、本発明では、商品
との非接触状態の有無によって警報音を鳴らす駆動回路
以外に、例えば、商品盗難防止システムを構成する送信
アンテナから発射された電波を共振器37で検知し、こ
の検知信号によって発音器31を駆動する駆動回路等、
広く発音器31を駆動する駆動回路において実施可能で
ある。
【0025】このように共振器37からの検知信号で駆
動回路を駆動する構成においては、次のように構成する
と良い。すなわち、送信アンテナから発射された電波を
受信する共振器37はこの軸(図3中のX軸参照)に最
大感度を有する一方、受信手段としてのコイル51を有
する図4のリセット回路53におけるそのコイル51の
軸(図6のY軸参照)をX軸に直交する方向に設置する
ことにより、送受信アンテナ間の電波信号によって共振
器37に信号が誘起されるときにはコイル51での誘起
信号が小さくなり、共振器37およびコイル51双方同
時に信号が誘起され難くなり、送受信アンテナ間の電波
信号によってリセット動作することは少ない。
【0026】また、上述した図6中のコイル61からの
リセット用の電磁信号は、リセット回路53のコイル5
1と共振器37の双方に同時に誘起され難く、同様にリ
セット動作することは少ない。このように、共振器37
とリセット回路53の受信手段の最大感度軸を直交させ
て設置すると、互いの目的にあった信号を選択的に取り
出すことが可能となり、誤動作を防止できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、警報音
を発音する発音器を駆動する駆動回路に加えて、この駆
動回路の動作をリセットするリセット回路を具備したか
ら、駆動回路の駆動中にリセット回路を動作させると、
駆動回路がリセットされて発音器の駆動が停止され、鳴
り出した警報音を簡単かつ速やかに外部から止めること
ができる。また、短絡操作端子を有するよう上記リセッ
ト回路を形成すると、それら操作端子間を短絡するだけ
で警報音を外部から止めることができる。さらに、機械
的スイッチを有するよう上記リセット回路を形成する
と、外部からスイッチを操作するだけで警報音を外部か
ら止めることができる。さらにまた、外部から空間を伝
播する指示信号を受信する受信手段を有するよう上記リ
セット回路を形成すると、指示信号をワイヤレスで伝播
させるだけで警報音を外部から止めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る警報付きセンサー装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の警報付きセンサー装置の外観の一例を
示す外観斜視図である。
【図3】本発明の警報付きセンサー装置に内蔵される共
振器の斜視図である。
【図4】本発明の警報付きセンサー装置の他の例を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の警報付きセンサー装置の他の例を示す
ブロック図である。
【図6】図5の警報付きセンサー装置を使用する際に用
いる操作台の概略を説明する図である。
【図7】本発明の警報付きセンサー装置を別の駆動回路
を用いて構成した例を示すブロック図である。
【図8】本発明の警報付きセンサー装置を更に別の駆動
回路を用いて構成した例を示すブロック図である。
【図9】図8の警報付きセンサー装置の動作を説明する
タイムチャートである。
【図10】図8の警報付きセンサー装置の動作を説明す
るタイムチャートである。
【図11】警報付きセンサー装置を商品に連結した状態
を示す斜視図である。
【図12】警報付きセンサー装置を商品に連結した別の
例を示す斜視図である。
【図13】警報付きセンサー装置における従来の警報機
構を説明するブロック図である。
【図14】商品から警報付きセンサー装置を外した状態
を示す斜視図である。
【図15】商品から警報付きセンサー装置を外した他の
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 商品(コンパクトディスク) 3 商品(商品ケース) 5、11 センサー装置 7 袋 9 商品(指輪) 13a、13b ワイヤー 15a、15b 連結部材 17、23 検出回路 19、25 駆動回路 21、31 発音器 27 本体ケース 29、47、59 スイッチ 33、49、53 リセット回路 35 短絡部材 37 共振器 39 絶縁基板 41、51、61 コイル 43 コンデンサ 45 音通孔 55 操作台 57 電源 61、65 第1の駆動回路(駆動回路) 63、69 第2の駆動回路(駆動回路) 67 ドライブ回路 71 カウント回路 73 保持回路 D ダイオード P1、P2 操作端子 P3 調整端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警報音を鳴らせる警報付きセンサー装置
    において、 前記警報音を発する発音器と、 この発音器を駆動する駆動回路と、 前記駆動回路が前記発音器を駆動するとき前記駆動回路
    の駆動動作をリセットして停止させるリセット回路と、 を具備することを特徴とする警報付きセンサー装置。
  2. 【請求項2】 前記リセット回路は外部からの短絡によ
    ってリセット信号を得る操作端子を有する請求項1記載
    の警報付きセンサー装置。
  3. 【請求項3】 前記リセット回路は外部からの操作によ
    ってリセット信号を得る機械的スイッチを有する請求項
    1記載の警報付きセンサー装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット回路は外部から空間を伝播
    する指示信号を受信してリセット信号を得る受信手段を
    有する請求項1記載の警報付きセンサー装置。
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