JPH1186155A - 警報ユニット及びこれを用いた盗難防止システム - Google Patents

警報ユニット及びこれを用いた盗難防止システム

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JPH1186155A
JPH1186155A JP9243871A JP24387197A JPH1186155A JP H1186155 A JPH1186155 A JP H1186155A JP 9243871 A JP9243871 A JP 9243871A JP 24387197 A JP24387197 A JP 24387197A JP H1186155 A JPH1186155 A JP H1186155A
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JP
Japan
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alarm
signal
unit
alarm unit
circuit
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JP9243871A
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English (en)
Inventor
Shunichi Maruo
俊一 丸尾
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Components Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客がワイヤー等に拘束されることなく、自由
に商品を手にとって眺めることが出来、然も小型の商品
に対する取付けが容易な警報ユニットを用いた盗難防止
システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る盗難防止システムは、商品
に取り付けられるべき警報ユニット1と、盗難防止エリ
アに設置されて該エリア内の警報ユニット1に監視信号
を送信する信号送信装置2とを具えている。警報ユニッ
ト1は、監視信号を受信して該監視信号を電流に変換す
る受信アンテナ11、警報を発することが可能なブザー1
9、監視信号が受信アンテナ11によって受信されなくな
ったときにブザー19を動作させる制御回路17、制御回路
等の電源となる二次電池13、及び受信アンテナ11から得
られる電流を二次電池13に供給する充電回路12とを具え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば店内に陳列
された商品を万引き等の不正行為から保護するために商
品に取り付けられる警報ユニットに関し、特に、監視信
号が受信されなくなったときに発鳴する自鳴式の警報ユ
ニット及びこれを用いた盗難防止システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ポータブルテープレコーダーやシ
ェーバー等の商品を陳列して販売する販売店では、これ
らの商品を万引き等の不正行為から保護するため、図6
に示す如く伸縮ワイヤー(41)を具えた有線式の盗難防止
装置や、図7及び図8に示す如く、商品(8)に取り付け
られるべき警報ユニット(5)を具えた無線式の盗難防止
システムを採用している。図6に示す盗難防止装置にお
いては、商品の陳列台(図示省略)に固定して設置された
警報装置本体(4)に、導線が埋設された複数本の伸縮ワ
イヤー(41)が接続され、伸縮ワイヤー(41)の先端には夫
々、商品が取り付けられるべき対象物取付けユニット(4
0)が接続されている。
【0003】対象物取付けユニット(40)の表面には、警
報作動スイッチ片(44)が突設されている。又、警報装置
本体(4)には、回路基板(42)やブザー(43)が内蔵されて
おり、対象物取付けユニット(40)の警報作動スイッチ片
(44)と、警報装置本体(4)の回路基板(42)は、伸縮ワイ
ヤー(41)によって互いに電気的に接続されている。ブザ
ー(43)は、回路基板(42)によって動作が制御されてお
り、対象物取付けユニット(40)から商品が取り外された
とき、或いは、伸縮ワイヤー(41)が切断されたときに発
鳴するものである。
【0004】販売店においては、商品を対象物取付けユ
ニット(40)に取り付けて陳列台に陳列し、客に商品を販
売する際は、治工具等を使って、ブザー(43)を発鳴しな
い状態に設定した上で、対象物取付けユニット(40)から
商品を取り外し、代金と引き替えに、客に商品を手渡し
ている。
【0005】客が不正に対象物取付けユニット(40)から
商品を取り外すと、警報作動スイッチ片(44)がオフとな
って、回路基板(42)へ発鳴指令が発せられる。この結
果、ブザー(43)が発鳴し、店員は、対象物取付けユニッ
ト(40)から商品が不正に取り外されたことを知ることが
出来る。又、伸縮ワイヤー(41)が切断されると、警報作
動スイッチ片(44)と回路基板(42)とが電気的に切り離さ
れ、これによって回路基板(42)へ発鳴指令が発せられ
る。この結果、ブザー(43)が発鳴し、店員は、伸縮ワイ
ヤー(41)が切断されたことを知ることが出来る。
【0006】一方、図7及び図8に示す盗難防止システ
ムは、販売店の出口(9)付近に設置された盗難防止ゲー
ト(6)と、商品(8)に取り付けられた警報ユニット(5)
とから構成されている。盗難防止ゲート(6)には回路基
板(61)及び送信アンテナ(図示省略)が内蔵され、回路基
板(61)は、警報ユニット(5)に対する警報作動信号を発
生すべき送信回路(図示省略)を具えている。
【0007】警報ユニット(5)は、図8に示す如く、ケ
ーシング(50)の内部に回路基板(51)、ブザー(52)、一次
電池(55)等を具え、ケーシング(50)の表面には、複数の
放音孔(54)が開設されると共に、警報作動スイッチ片(5
3)が突設されている。ブザー(52)は、回路基板(51)によ
って動作が制御されており、商品から警報ユニット(5)
が取り外されたとき、或いは警報ユニット(5)が前記盗
難防止ゲート(6)を通過するときに発鳴するものであ
る。
【0008】販売店においては、商品は、警報ユニット
(5)を取り付けた状態で陳列台に陳列される。店員が客
に商品を販売する際は、警報ユニット(5)の回路基板(5
1)に特定の信号を送ってブザー(52)を発鳴しない状態に
設定した上で、警報ユニット(5)を商品から取り外し、
代金と引き替えに、客に商品を手渡している。
【0009】客が不正に商品から警報ユニット(5)を取
り外すと、警報作動スイッチ片(53)がオフとなって、ブ
ザー(52)が発鳴することになる。又、図7に示す如く客
が不正に商品(8)を警報ユニット(5)と共に店外へ持ち
出そうとしたときは、警報ユニット(5)の回路基板(51)
が、盗難防止ゲート(6)の送信アンテナからの警報作動
信号を受けて、ブザー(52)が発鳴することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記有
線式の盗難防止装置においては、客が商品を手にとって
眺める際、伸縮ワイヤー(41)が邪魔になる問題がある。
又、客が商品を手にとって眺めている際、伸縮ワイヤー
(41)が引っ張られて、商品が対象物取付けユニット(40)
から外れる虞れがある。この場合、客には不正の意思が
ないにも拘わらず、ブザー(43)が発鳴することとなり、
客に不快感を与える問題がある。又、上記無線式の盗難
防止システムにおいては、警報ユニット(5)は、簡易な
構造とすべく一次電池(55)の交換が不能な構造が採用さ
れているため、一次電池(55)の寿命がきたときには、他
の構成部品が有効であるにも拘わらず、警報ユニット
(5)全体が廃棄される。そこで、警報ユニット(5)を出
来るだけ長期間に亘って使用可能とするため、容量の大
きな一次電池(55)が内蔵されていた。この結果、警報ユ
ニット(5)が大型となって、小型の商品に対する取付け
が困難である問題があった。本発明の目的は、例えば販
売店に応用した場合に、客がワイヤー等に拘束されるこ
となく、自由に商品を手にとって眺めることが出来、然
も小型の商品に対する取付けが容易な警報ユニット及び
これを用いた盗難防止システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る盗難防止シス
テムは、盗難防止の対象物と結合させるべき警報ユニッ
トと、盗難防止エリアに設置されて該エリア内の警報ユ
ニットに監視信号を送信する信号送信装置とを具えてい
る。警報ユニットは、監視信号を受信するための受信手
段と、警報を発することが可能な警報手段と、監視信号
が受信されなくなったときに警報手段を動作させる制御
手段と、警報手段及び制御手段の電源となる充電可能な
電源手段と、受信手段により受信された監視信号を電流
に変換して電源手段に供給する充電手段とを具えてい
る。
【0012】本発明に係る盗難防止システムを、例えば
商品の販売店に実施した場合において、信号送信装置
は、盗難防止エリアに設置される。盗難防止の対象とな
る商品は、警報ユニットと結合されて、盗難防止エリア
内に設置された陳列台に陳列される。この状態で、警報
ユニットの受信手段は、信号送信装置からの監視信号を
受信することとなり、充電手段は、受信手段によって受
信された監視信号を電流に変換して電源手段に供給す
る。これによって、電源手段が充電されることになる。
そして警報手段及び制御手段は、電源手段から電力を供
給されて、所定の動作を行なう。
【0013】客が不正に、商品と警報ユニットを結合状
態のまま盗難防止エリア内から持ち出すと、警報ユニッ
トの受信手段により監視信号が受信されなくなり、制御
手段は、この状態を認識して警報手段を動作させる。こ
れによって、警報手段から警報が発せられることとな
り、店員は、この不正行為を知ることが出来る。
【0014】更に警報ユニットは、盗難防止の対象物と
の結合が切り離されたことを検知して検知信号を発生す
る検知手段を具え、制御手段は、検知信号を受けたとき
に警報手段を動作させる。
【0015】上記警報ユニットにおいては、客が不正
に、陳列台から取り出した商品と警報ユニットの結合状
態を切り離すと、検知手段は検知信号を発生し、制御手
段は、該信号を受けて警報手段を動作させる。これによ
って、警報手段から警報が発せられることとなり、店員
が、この不正行為を知ることが出来る。
【0016】具体的には、警報ユニットの制御手段は、
受信手段により監視信号が受信されなくなった後、検知
信号を受けない状態で、再び受信手段により監視信号が
受信されたとき、警報手段の動作を停止させる。
【0017】該具体的構成においては、客が不正に、商
品と警報ユニットを結合状態のまま盗難防止エリア内か
ら持ち出すと、警報手段は上述の如く警報を発する。そ
の後、客が、警報を発している警報ユニットを商品と結
合状態のまま盗難防止エリア内に戻すと、再び受信手段
により監視信号が受信されることとなり、制御手段は、
この状態を認識して警報手段の動作を停止させる。これ
によって警報手段は、警報の発生を停止する。
【0018】又、具体的には、警報ユニットへ警報停止
信号を送信する警報停止装置を具え、警報ユニットの制
御手段は、受信手段により警報停止信号が受信されたと
きに警報手段の動作を停止させる。
【0019】該具体的構成においては、店員が、警報を
発している警報ユニットに対し、警報停止装置から警報
停止信号を送信すると、制御手段は、警報停止信号を受
けて警報手段の動作を停止させる。これによって警報手
段は、警報の発生を停止する。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る警報ユニット及びこれを用
いた盗難防止システムによれば、例えば販売店に応用し
た場合に、従来の盗難防止装置の如きワイヤー等は存在
しないので、客は商品を自由に手にとって眺めることが
出来る。又、本発明に係る警報ユニット及びこれを用い
た盗難防止システムによれば、警報ユニットが商品と結
合されて陳列台に陳列された状態で、監視信号が電力源
となって電源手段が常に充電されるので、電源手段を小
容量化した場合にも、電源としての効力が半永久的に持
続される。従って、電源手段の小容量化によって警報ユ
ニットの小型化が実現され、小型の商品に対する取付け
が容易となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、2つの実施例に基づき具体的に説明する。第1実施例 本実施例の盗難防止システムは、図3に示す如く、警報
ユニット(1)、信号送信装置(2)、及び警報停止装置
(7)から構成される。警報ユニット(1)は、図1に示す
如く商品(8)に取り付けられて、盗難防止エリア内に設
置された陳列台(90)に陳列されるものである。信号送信
装置(2)は、店内の盗難防止エリアに設置されて、盗難
防止エリア内の警報ユニット(1)に対して監視信号を送
信するものである。警報停止装置(7)は、店員が所持し
て、必要時に警報ユニット(1)の警報を停止させるため
のものである。
【0022】信号送信装置(2)には、図1に示す如く、
回路基板(21)が内蔵され、該回路基板(21)には、図3に
示す如く警報ユニット(1)に対する監視信号を発生すべ
き送信回路(22)が設けられている。警報停止装置(7)に
は、警報ユニット(1)に対する警報停止信号を発生すべ
き送信回路(71)が内蔵されている。
【0023】警報ユニット(1)は、図2に示す如くケー
シング(100)の内部に、警報を発するためのブザー(19)
を具え、該ブザー(19)には、回路基板(10)が接続されて
いる。又、ケーシング(100)の内部には、回路基板(10)
へ回路基板(10)の電源となる二次電池(13)が配備されて
いる。ケーシング(100)の表面には、複数の放音孔(101)
が開設されると共に、警報作動スイッチ片(16)が突設さ
れている。警報作動スイッチ片(16)は、ケーシング(10
0)から突出したオフ状態でブザー(19)を発鳴させ、ケー
シング(100)の内部へ押し込まれたオン状態でブザー(1
9)の発鳴を停止させるためのものである。
【0024】図3は、本実施例の盗難防止システムの回
路構成を表わしている。警報ユニット(1)は、図示の如
く、受信アンテナ(11)とブザー(19)の間に、抵抗R1、
充電回路(12)、二次電池(13)及び警報回路(20)を介在さ
せて構成される。受信アンテナ(11)は、コイルL1及び
コンデンサC1から構成され、信号送信装置(2)及び警
報停止装置(7)からの電磁波の監視信号及び警報停止信
号を受けて、交流電流の監視信号及び警報停止信号に変
換するものである。これらの交流信号は、抵抗R1を経
て、充電回路(12)に供給されると共に警報回路(20)に供
給される。
【0025】充電回路(12)は、二次電池(13)を充電する
ためのものであって、抵抗R1を経て供給される交流の
電流信号を整流するためのダイオードD1と、ダイオー
ドD1と共に警報回路(20)に入力される信号電圧が過大
となることを防止するためのダイオードD2と、二次電
池(13)に供給される充電電流が過大となることを防止す
るための抵抗R2と、警報回路(20)から二次電池(13)に
向かって電流が逆流することを防止するためのダイオー
ドD3とを具えている。
【0026】警報回路(20)は、正側給電路(1a)と負側給
電路(1b)の間に、波形整形回路(15)、制御回路(17)及び
ブザー駆動回路(18)を並列に接続して構成され、受信ア
ンテナ(11)から抵抗R1及び充電回路(12)を経て供給さ
れる電力及び二次電池(13)から供給される電力は、これ
らの回路に供給される。正側給電路(1a)と前記ダイオー
ドD3の間には、警報ユニット(1)を商品に取り付けて
使用する際にオンに設定すべき電源スイッチ片(14)が介
在している。
【0027】波形整形回路(15)は、前記抵抗R1から供
給される交流の電流信号を受けて、該電流信号に含まれ
るノイズや歪みを除去し、監視信号或いは警報停止信号
として制御回路(17)へ供給するものである。制御回路(1
7)は、警報作動スイッチ片(16)が閉じた状態をオンと認
識すると共に、警報作動スイッチ片(16)が開いた状態を
オフと認識する。制御回路(17)は、警報作動スイッチ片
(16)が開いてオフと認識し、ブザー(19)を動作させるた
めの制御信号を作成する。又、制御回路(17)は、波形整
形回路(15)から入力された信号が信号送信装置(2)から
の監視信号であるか否か、更には警報停止装置(7)から
の警報停止信号であるか否かを判断し、監視信号でも警
報停止信号でもないと判断した場合には、ブザー(19)を
動作させるための制御信号を作成する。一方、警報停止
信号であると判断した場合には、ブザー(19)の動作を停
止させるための制御信号を作成する。
【0028】この様にして制御回路(17)によって作成さ
れた制御信号は、ブザー駆動回路(18)に供給され、これ
に応じてブザー駆動回路(18)はブザー(19)へ駆動電流を
供給し、或いは駆動電流の供給を停止する。ブザー(19)
は、駆動電流の供給を受けて発鳴し、駆動電流の供給が
停止されて発鳴を停止する。
【0029】上記警報ユニット(1)においては、二次電
池(13)の電圧が放電により低下したときには、充電回路
(12)からの充電電流が、二次電池(13)に供給されて二次
電池(13)が充電されると共に、警報回路(20)に電源電流
として供給される。又、受信アンテナ(11)により信号が
受信されないときは、二次電池(13)から警報回路(20)に
電力が供給されて、回路動作が維持される。
【0030】図4は、上記制御回路(17)による制御手続
を表わしている。図示の如く、先ずステップS1では、
警報作動スイッチ片(16)がオンであるか否かを判断す
る。ここで、警報ユニット(1)が商品に取り付けれられ
たときにはYesと判断され、ステップS2に移行す
る。ステップS1にてNoと判断された場合は、ステッ
プS1の判断を繰り返す。ステップS2では、波形整形
回路(15)から何らかの信号を受信しているか否かを判断
する。ここで、警報ユニット(1)が盗難防止エリア内か
ら持ち出されたときにはNoと判断され、ステップS9
に移行して警報を発生する。
【0031】一方、ステップS2にてYesと判断され
たときには、ステップS3に移行して、波形整形回路(1
5)からの信号が信号送信装置(2)からの監視信号である
か否かを判断する。ここで、警報ユニット(1)が盗難防
止エリア内に存在するときにはYesと判断され、ステ
ップS4に移行する。一方、ステップS3にてNoと判
断された場合は、ステップS9に移行して警報を発生す
る。
【0032】ステップS10では、波形整形回路(15)か
ら何らかの信号を受信しているか否かを判断し、Noと
判断された場合は、ステップS9に戻って警報を発生し
続ける。一方、ステップS10にてYesと判断された
場合は、ステップS11に移行して、波形整形回路(15)
からの信号が信号送信装置(2)からの監視信号であるか
否かを判断する。ここで、警報ユニット(1)が一旦、盗
難防止エリア内から持ち出された後、再び盗難防止エリ
ア内に戻されたときにはYesと判断され、ステップS
12に移行する。ステップS11にてNoと判断された
場合は、ステップS9に戻って警報を発生し続ける。
【0033】ステップS12では、警報作動スイッチ片
(16)がオンであるか否かを判断する。ここで、警報ユニ
ット(1)が商品から取り外されたときにはNoと判断さ
れ、ステップS5に移行する。一方、ステップS12に
てYesと判断された場合は、ステップS13に移行し
て警報を停止した後、ステップS2に戻る。
【0034】上述の如くステップS3にてYesと判断
されてステップS4に移行した場合、ステップS4で
は、警報作動スイッチ片(16)がオンであるか否かを判断
する。ここで、警報ユニット(1)が商品から取り外され
たときにはNoと判断され、ステップS5に移行して、
警報を発生する。一方、ステップS4にてYesと判断
された場合は、ステップS2に戻る。
【0035】続いて、ステップS6では、波形整形回路
(15)から何らかの信号を受信しているか否かを判断し、
Yesと判断された場合は、ステップS7に移行する一
方、Noと判断された場合は、ステップS5に戻って警
報を発生し続ける。ステップS7では、波形整形回路(1
5)からの信号が警報停止信号であるか否かを判断する。
ここで、店員が警報停止装置(7)を操作したときにはY
esと判断され、ステップS8に移行して警報を停止し
た後、ステップS1に戻る。一方、ステップS7にてN
oと判断された場合は、ステップS5に戻って警報を発
生し続ける。
【0036】本実施例の盗難防止システムにおいては、
図1に示す如く、警報ユニット(1)を商品(8)に取り付
けて、電源スイッチ片をオンに切り換えた上で、陳列台
(90)に陳列する。これによって警報ユニット(1)は、信
号送信装置(2)から監視信号を受けることになる。又、
警報ユニット(1)の警報作動スイッチ片は、商品(8)の
外周面に押し付けられてオンとなる。客が不正に警報ユ
ニット(1)が取り付けられた商品を盗難防止エリア内か
ら持ち出すと、ステップS2或いはステップS3にてN
oと判断されてステップS9に移行し、警報ユニット
(1)は警報を発生する。その後、客が、警報ユニット
(1)が取り付けられた商品を盗難防止エリア内に戻す
と、ステップS12にてYesと判断されてステップS
13に移行し、警報ユニット(1)は警報を停止する。
【0037】又、客が不正に盗難防止エリア内で商品か
ら警報ユニット(1)を取り外すと、ステップS4にてN
oと判断されてステップS5に移行し、警報ユニット
(1)は警報を発生する。この様に警報を発生している警
報ユニット(1)に対し、店員が警報停止装置(7)を操作
して警報停止信号を送ると、ステップS7にてYesと
判断されてステップS8に移行し、警報ユニット(1)は
警報を停止する。
【0038】本実施例の警報ユニット(1)においては、
上述の如く、店内にて送信アンテナ(11)によって受信さ
れる監視信号が充電エネルギーとなって、二次電池(13)
が常に充電されるので、二次電池(13)の放電によって警
報ユニット(1)の機能が停止する虞れはない。
【0039】第2実施例 図5は、本実施例の警報ユニット(3)の回路構成を表わ
している。本実施例の警報ユニット(3)は、図3に示す
第1実施例の二次電池(13)に代えてコンデンサC2を採
用したものであり、コンデンサC2及び充電回路(31)を
除いて、第1実施例の警報ユニット(1)と同一である。
コンデンサC2としては、例えば0.47Fの大きな容
量を有するものが採用される。
【0040】充電回路(31)は、コンデンサC2を充電す
るためのものであって、抵抗R1を経て供給される交流
の電流信号を整流するためのダイオードD3と、ダイオ
ードD3と共に警報回路(20)に入力される信号電圧が過
大となることを防止するためのダイオードD4と、コン
デンサC2に供給される充電電流が過大となることを防
止するための抵抗R3と、警報回路(20)からコンデンサ
C2に向かって電流が逆流することを防止すると共に、
警報回路(20)に入力される信号電圧を一定に保つための
ツェナーダイオードZとを具えている。
【0041】上記警報ユニット(3)においては、コンデ
ンサC2の電圧が放電により低下したときには、充電回
路(31)からの充電電流が、コンデンサC2に供給されて
コンデンサC2が充電されると共に、警報回路(20)に電
源電流として供給される。又、受信アンテナ(11)により
信号が受信されないときは、コンデンサC2から警報回
路(20)に電力が供給される。本実施例の警報ユニット
(3)は、上述の如く警報回路(20)に電力が供給されて回
路動作が維持され、上記第1実施例と同様に、信号送信
装置(2)からの監視信号を受信しなくなったとき、或い
は警報作動スイッチ片がオフとなったときに警報を発生
すると共に、警報停止装置(7)からの警報停止信号を受
信したときに警報を停止する。
【0042】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。例
えば、本発明の盗難防止システムは、販売店に限らず、
図書館等の貸し出しシステムにも応用が可能であり、こ
の場合、警報ユニット(1)は、貸し出しの対象となる本
に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号送信装置を表わす斜視図である。
【図2】本発明の警報ユニットを表わす斜視図である。
【図3】第1実施例の盗難防止システムの回路構成を表
わすブロック図である。
【図4】制御回路による制御手続を表わすフローチャー
トである。
【図5】第2実施例の警報ユニットの回路構成を表わす
ブロック図である。
【図6】従来の盗難防止装置を表わす斜視図である。
【図7】店の出口近傍に設置された盗難防止ゲートを表
わす斜視図である。
【図8】従来の警報ユニットを表わす斜視図である。
【符号の説明】
(1) 警報ユニット (11) 受信アンテナ (12) 充電回路 (13) 二次電池 (16) 警報作動スイッチ片 (19) ブザー (2) 信号送信装置 (20) 警報回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難防止の対象物と結合させるべき警報
    ユニットであって、監視信号を受信するための受信手段
    と、警報を発することが可能な警報手段と、監視信号が
    受信されなくなったときに警報手段を動作させる制御手
    段と、警報手段及び制御手段の電源となる充電可能な電
    源手段と、受信手段により受信された監視信号を電流に
    変換して電源手段に供給する充電手段とを具えている警
    報ユニット。
  2. 【請求項2】 更に、盗難防止の対象物との結合が切り
    離されたことを検知して検知信号を発生する検知手段を
    具え、制御手段は、検知信号を受けたときに警報手段を
    動作させる請求項1に記載の警報ユニット。
  3. 【請求項3】 制御手段は、受信手段により監視信号が
    受信されなくなった後、検知信号を受けない状態で、再
    び受信手段により監視信号が受信されたとき、警報手段
    の動作を停止させる請求項2に記載の警報ユニット。
  4. 【請求項4】 盗難防止の対象物と結合させるべき警報
    ユニットと、盗難防止エリアに設置されて該エリア内の
    警報ユニットに監視信号を送信する信号送信装置とを具
    え、警報ユニットは、監視信号を受信するための受信手
    段と、警報を発することが可能な警報手段と、監視信号
    が受信されなくなったときに警報手段を動作させる制御
    手段と、警報手段及び制御手段の電源となる充電可能な
    電源手段と、受信手段により受信された監視信号を電流
    に変換して電源手段に供給する充電手段とを具えている
    盗難防止システム。
  5. 【請求項5】 警報ユニットへ警報停止信号を送信する
    警報停止装置を具え、警報ユニットの制御手段は、受信
    手段により警報停止信号が受信されたときに警報手段の
    動作を停止させる請求項4に記載の盗難防止システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103516007A (zh) * 2012-06-18 2014-01-15 明谷通信企业股份有限公司 防盗充电装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103516007A (zh) * 2012-06-18 2014-01-15 明谷通信企业股份有限公司 防盗充电装置

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