JP2003030757A - 商品盗難監視装置及び付設ユニット - Google Patents

商品盗難監視装置及び付設ユニット

Info

Publication number
JP2003030757A
JP2003030757A JP2001210281A JP2001210281A JP2003030757A JP 2003030757 A JP2003030757 A JP 2003030757A JP 2001210281 A JP2001210281 A JP 2001210281A JP 2001210281 A JP2001210281 A JP 2001210281A JP 2003030757 A JP2003030757 A JP 2003030757A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
attached
switch
sleeve member
mover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001210281A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3462484B2 (ja
Inventor
Toichiro Matsuo
登一郎 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Matsuo Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsuo Sangyo Co Ltd filed Critical Matsuo Sangyo Co Ltd
Priority to JP2001210281A priority Critical patent/JP3462484B2/ja
Priority to AU77377/01A priority patent/AU7737701A/en
Priority to US09/974,821 priority patent/US6396401B1/en
Publication of JP2003030757A publication Critical patent/JP2003030757A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3462484B2 publication Critical patent/JP3462484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/14Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles
    • G08B13/1445Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles with detection of interference with a cable tethering an article, e.g. alarm activated by detecting detachment of article, breaking or stretching of cable
    • G08B13/1454Circuit arrangements thereof
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/14Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles
    • G08B13/1445Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles with detection of interference with a cable tethering an article, e.g. alarm activated by detecting detachment of article, breaking or stretching of cable
    • G08B13/1463Physical arrangements, e.g. housings
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/14Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles
    • G08B13/149Mechanical actuation by lifting or attempted removal of hand-portable articles with electric, magnetic, capacitive switch actuation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】付設ユニットと商品の間に差し込まれる薄板に
よって、スイッチの可動子が付設面の外側に向けて動か
ないように可動子が押さえ込まれてしまうことを抑制で
き、薄板によって可動子が押さえ込まれてしまう前に警
報を発することができる商品盗難監視装置及び付設ユニ
ットを提供する。 【解決手段】 スイッチ3、スリーブ部材4及びケース
5を有する付設ユニットAU1を備える商品盗難監視装
置。スイッチ3はケース外側に向けて付勢された可動子
31と可動子の位置に応じて開閉する接点を有する。ス
リーブ部材4は付設ユニットを商品に付設したときに可
動子31の端部を囲むスリーブ部分4sを有している。
スイッチ3とスリーブ部材4はケースの外側に向けて付
勢されており、スリーブ部材4がケース内側に押された
ときにはスリーブ部材4と共にスイッチ3は同じ方向に
動く。スイッチ3の接点が開いたときに警報が発せられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の盗難を防
止、抑止するための商品盗難監視装置に関する。また、
本発明は、商品盗難監視装置で用いられ、監視対象商品
に取り付けられる付設ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】店頭に陳列などされる商品の盗難を防
止、抑止するための商品盗難監視装置には種々のものが
提案されている。
【0003】例えば、可動子と可動子の位置に応じて開
閉する接点とを含むスイッチを有する付設ユニットを商
品に取り付けて、スイッチの接点の開閉状態に応じて警
報が発せられる商品盗難監視装置が提案されている。
【0004】この商品盗難監視装置においては、スイッ
チにより付設ユニットが商品から取り外されたことが検
出されたときに警報が発せられる。スイッチは次のよう
にして付設ユニットが商品に取り付けられているか否か
を検出する。スイッチの可動子は、付設ユニットの商品
に付設される面(付設面)の内外を移動できるように設
けられているとともに、付設面の外側に向け突出するよ
うに付勢されている。スイッチの接点は可動子が付設面
の内側に向けて押し込まれているときには閉じており、
可動子が付勢力によって付設面の外側に向け突出してい
るときには接点が開くようになっている。付設ユニット
は、可動子が付設面の内側に押し込まれるように、換言
すればスイッチの接点が閉じるように両面接着テープ等
を用いて商品に取り付けられる。付設ユニットが商品か
ら取り外されると、付勢力によって可動子が付設面の外
側に突出し、スイッチの接点が開くので、付設ユニット
が商品から外れたことが検出される。このスイッチの検
出情報に基づき警報が発せられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の商品
盗難監視装置においては、商品に取り付けられている付
設ユニットと商品との間に、カッターナイフ、樹脂板な
どの薄板を差し込み、可動子が付設面の外側に突出しな
いようにしてから、換言すれば、スイッチの接点が開か
ないようにしてから付設ユニットが商品から取り外され
たときには、警報が発せられない。そのため、このよう
な悪意に満ちた行為がなされたときには、商品の盗難を
店員等は発見しにくく、商品の盗難を防止することが難
しくなる。
【0006】そこで本発明は、付設ユニットと商品の間
に差し込まれる薄板によって、スイッチの可動子が付設
面の外側に向けて動かないように可動子が押さえ込まれ
てしまうことを抑制できる商品盗難監視装置を提供する
ことを課題とする。
【0007】また、本発明は、付設ユニットと商品の間
に薄板が差し込まれたときには、その薄板によってスイ
ッチの可動子が付設面の外側に向けて動かないように可
動子が押さえ込まれてしまう前に警報を発することがで
きる商品盗難監視装置を提供することを課題とする。
【0008】また、本発明は、商品盗難監視装置で用い
られ、商品に付設される付設ユニットであって、付設ユ
ニットと商品の間に差し込まれる薄板によって、スイッ
チの可動子が付設面の外側に向けて動かないように可動
子が押さえ込まれてしまうことを抑制できる付設ユニッ
トを提供することを課題とする。
【0009】また、本発明は、付設ユニットと商品の間
に薄板が差し込まれたときには、その薄板によってスイ
ッチの可動子が付設面の外側に向けて動かないように可
動子が押さえ込まれてしまう前に薄板が差し込まれたこ
とを検出することができる付設ユニットを提供すること
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】§1.商品盗難監視装置
前記課題を解決するために本発明は、(A)所定付設面
が商品に臨むように商品に付設される付設ユニットであ
って、(A1)該付設ユニットが商品に取り付けられて
いるか否かを検出するためのスイッチであって、該付設
面の外側に向けて付勢されている可動子と該可動子の位
置に応じて開閉する接点とを有しており、該可動子が該
付設面の内側に向けて押し込まれて所定基準位置よりも
内側に位置するときには該接点が閉じた状態となり、該
可動子が該所定基準位置又はこれよりも外側に位置する
ときには該接点が開いた状態となるスイッチと、(A
2)該付設ユニットを商品に付設したときに、該可動子
の商品に臨む端部を囲むスリーブ部分を有するスリーブ
部材と、を含む付設ユニットと、(B)該スイッチの検
出情報に基づき警報を発する警報装置とを備えており、
該付設ユニットは、商品によって該可動子を該付設面の
内側に向けて押し込むことで、該スイッチの接点が閉じ
た状態になるように商品に付設され、該スリーブ部材と
該スイッチは、いずれも該付設面の内側から外側方向及
びその逆方向に移動できるように支持されており、該ス
リーブ部材が該付設面の内側に向けて押されたときに
は、該スリーブ部材と共に該スイッチも該付設面の内側
に向けて動き、該警報装置は少なくとも該スイッチの接
点が開いた状態のときに警報を発することを特徴とする
商品盗難監視装置を提供する。
【0011】§1.1. 本発明に係る商品盗難監視装
置は、付設ユニット(付設部)及び警報装置を備えてい
る。
【0012】付設ユニットは、盗まれないように監視す
る商品(監視対象商品)に取り付けられる。付設ユニッ
トの所定面が監視対象商品に臨むように付設ユニットは
商品に取り付けられる。この所定面を付設面と呼ぶ。付
設ユニットは例えば両面接着テープで商品に取り付けれ
ばよい。
【0013】付設ユニットは、付設ユニットが商品に取
り付けられているか否かを検出するためのスイッチ(検
出スイッチ)を有している。付設ユニットを中空ケース
(カバーケース)を含むものとして、そのケースの内部
にスイッチの少なくとも一部を配置してもよい。
【0014】スイッチは、可動子と、この可動子の位置
(可動子のスイッチ本体に対する位置)に応じて次のよ
うに開閉する接点とを有している。
【0015】可動子は付設面の内側から外側方向及びそ
の逆方向に移動できるように支持されている。なお、付
設面の外側は付設ユニットを商品を取り付けたときに付
設面の商品に近い側であり、商品から遠い側が付設面の
内側である。可動子は付設ユニットの付設面の外側に向
けて付勢されている。例えば弾性部材によって可動子を
付設面の外側に向けて付勢すればよい。弾性部材は、例
えば、コイルバネ、板バネ等のバネ、ゴム製部材等とす
ればよい。
【0016】可動子は例えばロッド状のものとして、付
設面の内外を直線的に動くものとすればよい。可動子
は、所定軸を中心に付設面の内外を揺動するものとして
もよい。
【0017】スイッチの接点は、可動子が付設面の内側
に向けて押し込まれて、所定基準位置よりも内側(スイ
ッチ本体に対する所定基準位置よりもスイッチ本体に近
い側)に位置するときには、閉じた状態となる。可動子
が所定基準位置又はこれよりも外側に位置するときに
は、接点は開いた状態となる。
【0018】付設ユニットは、商品によって可動子を付
設面の内側に向けて押し込み、可動子を所定基準位置よ
りも内側に位置させて、接点が閉じた状態になるように
商品に付設される。
【0019】このように付設ユニットを監視対象商品に
付設することで、付設ユニットが商品から外されると、
通常は、可動子を付設面の内側に向けて押し込む商品か
らの力が可動子には働かなくなるので、可動子は付勢力
によって所定基準位置又はこれよりも外側まで動き、接
点が開く。したがって、スイッチ(スイッチ接点)によ
って付設ユニットの監視対象商品への取付け状態を検出
することができる。この検出情報は警報装置に送られ
る。
【0020】警報装置は、少なくともスイッチの接点が
開いた状態のときに警報を発する。警報装置は、スイッ
チの接点が開いた後、たとえ接点が閉じても、所定の操
作がなされない限り警報を発し続けるようにしてもよ
い。警報は、例えば音、光等によるものとすればよい。
警報装置は例えば音や光による警報を発することができ
るブザーやランプ等の警報素子(警報器)を有するもの
とすればよい。警報素子は付設ユニットに配置してもよ
い。
【0021】§1.2. 本発明の商品盗難監視装置の
付設ユニットには、スイッチの他に、次のようなスリー
ブ部材が設けられている。
【0022】スリーブ部材は、付設ユニットを商品に付
設したときに、スイッチの可動子の商品に臨む端部を囲
むスリーブ部分を有している。付設ユニットを商品に付
設したときには、スリーブ部分も可動子端部と同様に商
品に臨む。付設ユニットを商品に付設したときには、代
表的にはスリーブ部分は商品に当接又は近接させればよ
い。スリーブ部分は、付設ユニットを商品に付設したと
きに商品と可動子の接触を許すように、さらに言うと、
商品による可動子の付設面の内側の方への押し込みを許
すように、可動子端部を囲んでいる。さらに、スリーブ
部分は、可動子の付設面の内側から外側方向及びその逆
方向への移動を許すように、可動子端部を囲んでいる。
【0023】スリーブ部分は例えば筒状のものとし、そ
の内側に可動子を配置すればよい。筒状スリーブ部分の
断面形状は、例えば、円形、四角形等とすればよい。
【0024】スイッチの少なくとも一部及びスリーブ部
材の少なくとも一部は、中空のケースの内部に配置して
もよい。この場合、ケースの所定面を前記付設面とし、
付設ユニットを商品に取り付けたときにはスリーブ部分
が付設面よりも外側に突出するようにしてもよい。
【0025】スリーブ部材とスイッチ(スイッチ本体)
は、いずれも付設面の内側から外側方向及びその逆方向
に移動できるように支持されている。スリーブ部材が付
設面の内側に向けて押されたときには、スリーブ部材と
共にスイッチも付設面の内側に向けて動く。
【0026】スリーブ部材とスイッチは接着剤等により
一体化してもよい。上記のようにスリーブ部材が付設面
の内側に向けて押されたときに、スリーブ部材と共にス
イッチも付設面の内側に向けて動くのであれば、スリー
ブ部材とスイッチは一体化されていなくてもよい。
【0027】スリーブ部材及び(又は)スイッチは、代
表的には、付設面の外側に向けて付勢しておけばよい。
この場合、例えば弾性部材によって、スリーブ部材及び
(又は)スイッチを付設面の外側に向けて付勢すればよ
い。弾性部材は、例えば、コイルバネや板バネ等のバ
ネ、ゴム製部材等とすればよい。スリーブ部材に外力が
働いていないときには(付設面の外側に向けた付勢力を
スリーブ部材にかける場合には、その付勢力以外の外力
がスリーブ部材に働いていないときには)、スリーブ部
材は例えば付設面の外側まで突出させておけばよい。ス
イッチの可動子に付勢力以外の外力が働いていないとき
には、可動子は代表的には付設面の外側に突出させれば
よく、スリーブ部材のスリーブ部分のさらに外側に突出
させてもよい。
【0028】§1.3. 付設ユニットは上記のように
スイッチの接点が閉じるように監視対象商品に取り付け
られる。
【0029】この後、商品から付設ユニットが取り外さ
れると、可動子の付設面の外側方向への移動を阻止する
外力が可動子に働かない限り、可動子は付勢力によって
所定基準位置又はこれよりも外側まで動き、接点が開
く。これにより警報装置は警報を発する。この警報によ
って、商品の盗難を抑制できる。
【0030】付設ユニットが商品に取り付けられた後に
は、スイッチの可動子端部をスリーブ部材のスリーブ部
分が囲んでいる。したがって、付設ユニットを商品から
取り外しても可動子が付設面の外側方向に動かないよう
に、さらに言うと、付設ユニットを商品から取り外して
もスイッチの接点が開かないように、可動子を押さえこ
むために、盗人が付設ユニットと商品の間にカッターナ
イフ等の薄板を差し込んでも、その薄板の可動子の方へ
の進行をスリーブ部分によりブロックすることができ
る。
【0031】スリーブ部分のブロックをかいくぐって、
薄板が可動子の方にさらに差し込まれたときには、スリ
ーブ部材は薄板によって付設面の内側の方に押される。
これにより、スリーブ部材と共にスイッチも付設面の内
側の方へ押される。そうなると、スイッチの可動子を押
していた商品面とスイッチ本体の距離が離れるので、可
動子は付設面の外側に向けて動く。可動子が所定基準位
置又はそれよりも外側まで動くと、スイッチの接点が開
く。これにより、薄板が付設ユニットと商品の間に差し
込まれていることが検出される。このスイッチの検出情
報に基づき、警報装置が警報を発する。したがって、こ
のような悪意に満ちた行為にも商品盗難監視装置は対抗
することができる。§2. 本発明は、上記述べた商品
盗難監視装置で用いられる付設ユニットも提供する。
【0032】つまり、商品盗難監視装置で用いられ、所
定付設面が商品に臨むように商品に付設される付設ユニ
ットであって、該付設ユニットが商品に取り付けられて
いるか否かを検出するためのスイッチであって、該付設
面の外側に向けて付勢されている可動子と該可動子の位
置に応じて開閉する接点とを有しており、該可動子が該
付設面の内側に向けて押し込まれて所定基準位置よりも
内側に位置するときには該接点が閉じた状態となり、該
可動子が該所定基準位置又はこれよりも外側に位置する
ときには該接点が開いた状態となるスイッチと、該付設
ユニットを商品に付設したときに、該可動子の商品に臨
む端部を囲むスリーブ部分を有するスリーブ部材とを備
えており、該付設ユニットは、商品によって該可動子を
該付設面の内側に向けて押し込むことで、該スイッチの
接点が閉じた状態になるように商品に付設され、該スリ
ーブ部材と該スイッチは、いずれも該付設面の内側から
外側方向及びその逆方向に移動できるように支持されて
おり、該スリーブ部材が該付設面の内側に向けて押され
たときには、該スリーブ部材と共に該スイッチも該付設
面の内側に向けて動くことを特徴とする付設ユニットで
ある。
【0033】商品盗難監視装置の説明の中で、付設ユニ
ットに関連して述べたことは上記付設ユニットについて
も同様のことが言える。
【0034】この付設ユニットは、付設ユニットと商品
の間に差し込まれる薄板によって、スイッチの可動子が
付設面の外側に向けて動かないように可動子が押さえ込
まれてしまうことをスリーブ部材によって抑制できる。
また、付設ユニットと商品の間に薄板が差し込まれたと
きには、その薄板によってスイッチの可動子が付設面の
外側に向けて動かないように可動子が押さえ込まれてし
まう前に、薄板によってスリーブ部材がスイッチと一体
的に付設面の内側に押し込まれ、スイッチの接点が開く
ので、薄板が差し込まれたことを検出することができ
る。
【0035】付設ユニットには、スイッチの検出情報を
警報装置に伝送するためのコード(ケーブル)をさらに
設けてもよい。付設ユニットには、スイッチ及びスリー
ブ部材の少なくとも一部を収容するためのケースをさら
に設けてもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】§3. 以下、本発明の実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0037】図1に、本発明に係る商品盗難監視装置の
一例の概略構成図を示す。
【0038】図1の商品盗難監視装置A1は、警報装置
ADと、付設ユニット(付設部)AU1を備えている。
商品盗難監視装置A1は、本例では、二つの付設ユニッ
トAU1を備えている。
【0039】付設ユニットAU1は、盗難、万引きがな
されないように監視する商品(監視対象商品)に取り付
けられる。
【0040】警報装置ADは、付設ユニットAU1によ
り検出される情報に基づき警報を発する。詳しくは後述
するように、警報装置ADは例えば付設ユニットAU1
が商品から取り外されたときに警報を発する。付設ユニ
ットAU1の検出情報は、その付設ユニットから延びる
コード2によって警報装置ADに送信される。コード2
の端部には警報装置ADが有するコネクタ81に嵌合可
能なコネクタ2cが設けられている。このコネクタ2c
によりコード2を容易に警報装置ADに接続することが
できる。
【0041】§3.1. 付設ユニットAU1の概略断
面図を図2(A)に示す。付設ユニットAU1は、付設
ユニットAU1が監視対象商品に取り付けられているか
否かを検出するためのスイッチ3、スリーブ部材4及び
これらを収容するケース5を有している。
【0042】ケース5は上ケース部51と下ケース部5
2とからなり、図示を省略した爪によってこれらケース
部は互いに接続されている。付設ユニットAU1は下ケ
ース部52の外側の面52sが商品に臨むように商品に
取り付けられる。ケース部52の外側面52sを付設面
という。
【0043】付設ユニットAU1の概略平面図を図3
(A)及び(B)に示す。図3(B)は付設ユニットA
U1を付設面52s側から見たときの平面図であり、図
3(A)はその反対側から見たときの平面図である。図
3(A)においてはケース内部が見れるように上ケース
部51の一部は取り除いてある。
【0044】下ケース部52のケース内側には、円筒状
のガイド壁52gが立設されており、このガイド壁52
gの内側にスリーブ部材4が嵌め込まれている。スリー
ブ部材4は、ベース部4bからケース内側に向けて立設
され、ガイド壁52gに臨む円筒状の壁部4wを有して
いる。この円筒状壁部4wの内側にスイッチ3が配置さ
れている。スイッチ3とスリーブ部材4は本例では接着
剤(図示省略)で接着されている。これにより、スイッ
チ3とスリーブ部材4は一体的に動くことができる。
【0045】スリーブ部材4とスイッチ3は、図2
(A)及び(C)に示すように、スリーブ部材壁部4w
をガイド壁52gが案内して、付設面52sの内側から
外側方向及びその反対方向(ケースの内側から外側方向
及びその反対方向)、つまり、図2中上下方向に一体的
に動くことができる。
【0046】スイッチ3と上ケース部51の内壁の間に
はコイルバネ6が配置されており、バネ6はスイッチ3
とスリーブ部材4を付設面52sの外側に向けて(図中
下側に向けて)押している。つまり、スイッチ3とスリ
ーブ部材4は付設面52sの外側に向けて付勢されてい
る。スリーブ部材4のエッジ部4eが下ケース部52に
当接する位置まで、スリーブ部材4は動くことができ
る。
【0047】スリーブ部材4は、ベース部4bから付設
面52sの外側に向けて立設された円筒状のスリーブ部
分4sをさらに有している。スリーブ部材4にバネ6の
付勢力以外の力が働いていないときには、下ケース部5
2に設けられた孔52aを通じて、スリーブ部分4sは
付設面52sよりも外側にまで突出している。
【0048】スイッチ3は、可動子31と、スイッチ本
体3bに対する可動子31の位置に応じて開閉する接点
3c(図4参照)を有している。なお、図2(A)〜
(C)等においてはスイッチの接点3cは図示が省略さ
れている。接点3cはスイッチ本体3bの内部に配置さ
れている。
【0049】可動子31は、図2(A)及び(B)に示
すように、付設面52sの内側から外側方向及びその反
対方向(ケースの内側から外側方向及びその反対方
向)、つまり、図2中上下方向にスイッチ本体3bに対
して動くことができる。可動子31は、付設面52sの
外側に向けてバネ33によって押されている。可動子3
1は、バネ33による付勢力以外の力が働いていないと
きには、その付勢力によって、スリーブ部材4のベース
部4bに設けられた孔4aを通じ付設面52sの外側
(ケースの外側)にまで突出しているとともに、スリー
ブ部分4sよりも外側に突出している。
【0050】スイッチ3の接点3cは、可動子31のス
イッチ本体3bに対する位置に応じて、図示を省略した
既に知られている機械的な機構によって閉じた状態又は
開いた状態となる。可動子31が所定基準位置よりも内
側(スイッチ本体3bに近い側)に位置するときには、
スイッチ3の接点3cは閉じた状態となる。可動子31
が所定基準位置又はこれよりも外側に位置するときに
は、スイッチの接点3cは開いた状態となる。
【0051】スイッチ3の接点3cの両端子は、アウタ
ーリード321、322にそれぞれ接続されている。こ
れらアウターリード321、322にそれぞれ接続され
たコード2のリード線21、22によって、スイッチ接
点3cの接点情報は警報装置ADに送られる。
【0052】§3.2. 以下、商品盗難監視装置A1
の使用方法について説明する。付設ユニットAU1は、
図5に示すように、本例では両面接着テープ7によって
監視対象商品に貼り付けられる。
【0053】付設ユニットAU1は、付設面52sが商
品に臨むように商品に取り付けられる。そして、テープ
7に設けられた孔7aを通じて、スイッチ3の可動子3
1を商品面に当接させる。また、スイッチ3の可動子3
1を商品(商品面)によってケース5の内側に向けて押
し込み、スイッチ3の接点3cを閉じる。このような状
態を初期状態と呼ぶ。初期状態においては、スイッチ3
の可動子31の商品に臨む先端部は、スリーブ部材4の
スリーブ部4sにより囲まれている。初期状態において
は、警報装置ADは警報を発していない。
【0054】なお、本例では、スイッチ3の可動子31
をケース外側に向けて押すバネ33のバネ係数よりも、
スイッチ3及びスリーブ部材4をケース外側に向けて押
すバネ6のバネ係数を大きくしている。また、スリーブ
部分4sにバネ6の付勢力以外の外力が働いていないと
きのスリーブ部分4sの付設面52sからの突出量と、
両面接着テープ7の厚みとほぼ同じにしている。これら
により、図5に示すように、付設ユニットAU1が商品
に取り付けられたときのスイッチ3及びスリーブ4のケ
ース5に対する位置は取り付ける前とほとんど変わら
ず、可動子31がケース内側に押し込まれてスイッチ接
点3cが閉じた状態となる。また、スリーブ部材4のス
リーブ部分4sは商品に当接している。なお、付設ユニ
ットAU1を商品に取り付けたときに、図6に示すよう
に、スリーブ部分4sを商品に近接させてもよい。
【0055】初期状態から、付設ユニットAU1が監視
対象商品から外されると、通常は、次のようにして付設
ユニットAU1が商品から外れたことがスイッチ3によ
り検出され、警報装置ADから警報が発せられる。商品
から取り外された付設ユニットAU1のスイッチ3の可
動子31は、ケース内側の方へ向けて押す力が可動子3
1に働かなくなるため、バネ33による付勢力によって
可動子31はケース外側に向けて動く。これにより、付
設ユニットAU1が監視対象商品から外されると、その
付設ユニットAU1のスイッチ3の接点3cは開く。こ
のように付設ユニットAU1が監視対象商品から外れる
と、スイッチ3の接点3cの状態が閉状態から開状態に
変化し、商品から付設ユニットAU1が外れたことが検
出される。
【0056】スイッチ3の検出情報は、コード2のリー
ド線21、22によって警報装置ADに伝送される。ス
イッチ3の検出情報に基づき、警報装置ADは警報を発
する。警報装置ADは、少なくとも一つの付設ユニット
AU1における接点3cが開いたときに警報を発する。
警報装置ADは、本例では、音及び光の警報を発する。
この警報により、商品の盗難、万引きを抑制できる。
【0057】§3.4. 本発明の盗難監視警報装置A
1においては付設ユニットAU1にスリーブ部材4を設
けたことで次の利点がある。
【0058】上記のようにスイッチ3によって付設ユニ
ットAU1が監視対象商品に取り付けられているか否か
を検出し、付設ユニットが商品から外れた状態になった
ことをスイッチ3が検出したときに警報装置ADから警
報が発せられる。付設ユニットAU1が商品から外れた
ときには、可動子31がケース外側に向けて動き、スイ
ッチ接点3cが開き、付設ユニットAU1が商品から外
れたことが検出される。
【0059】盗人は、商品から付設ユニットAU1を取
り外してもスイッチ接点3cが開かないようにするため
に、つまり、商品から付設ユニットを取り外しても警報
が発せられないようにするために、付設ユニットAU1
を商品から取り外す前に、商品と付設ユニットAU1の
間にカッターナイフ等の薄板を差し込み、可動子31が
ケース外側に向けて動かないように可動子31をその薄
板で押さえ込もうと試みるかもしれない。
【0060】しかし、薄板が付設ユニットAU1と商品
の間に挿入されても、可動子31の周りにはスリーブ部
材4のスリーブ部分4sがあるため、そのスリーブ部分
4sによって薄板の可動子31の方への進行をブロック
することができる。
【0061】スリーブ部分4sによるブロックをかいく
ぐって、図7に示すように、薄板TPがさらに可動子3
1の方へ押し込まれると、スリーブ部材4が薄板TPに
よりケースの内側の方へ押し込まれる。そうなると、ス
リーブ部材4と共にスイッチ3もケース内側の方へ押し
込まれ、スイッチ本体3bと商品の間の距離が初期状態
のときよりも離れる。これにより、スイッチ3の可動子
31が所定基準位置又はそれよりも外側の位置まで動く
と、スイッチ3の接点3cが開く。接点3cが開くこと
により、警報装置ADから警報が発せられる。
【0062】なお、勿論、付設ユニットAU1と商品の
間に薄板を差し込んでいる途中で、付設ユニットAU1
が商品から外れても、警報装置ADから警報が発せられ
る。
【0063】このように商品と付設ユニットAU1の間
に薄板を差し込んで、可動子31が動かないように押さ
え込もうとしても、スリーブ部材4によってそれをブロ
ックすることができる。また、スリーブ部材4が薄板に
より持ち上げられて、スイッチの接点3cが開くと、警
報装置ADから警報が発せられる。これらにより、商品
盗難監視装置A1は、監視対象商品の盗難を従来よりさ
らに抑制することができる。
【0064】§4. 警報装置ADの回路の一例を図8
に示す。図8の警報装置ADは、警報器(警報素子)と
してブザーBZ1及び発光ダイオードランプLP1、並
びに、付設ユニットAU1から送られてくる情報に基づ
き、警報器を駆動するための駆動回路を有している。
【0065】警報装置ADは、付設ユニットAU1から
延びるコード2を接続するための雌コネクタ81を本例
では五つ有している。コード2の警報装置ADに接続す
る側の端部には警報装置ADの雌コネクタ81に対応す
る雄コネクタ(図示省略)が設けられており、コード2
を警報装置ADに容易に接続することができる。コード
2が接続されないコネクタ81には、短絡線82を接続
する。
【0066】警報装置ADにおいては、各付設ユニット
AU1の接点状態に基づき、リレーコイルRCの励磁状
態や、トランジスタTr1のオン/オフを制御する。こ
れにより、リレー接点RS1及びRS2の開閉状態を制
御し、警報器への電源PSからの電圧印加を制御する。
リレー接点RS1及びRS2は、いずれもリレーコイル
RCの励磁状態に応じて開閉する。リレー接点RS1は
三つの端子RS1a、RS1b、RS1cを有しおり、
端子RS1cがコモン端子である。端子RS1aとRS
1cで常開接点が構成されている。また、端子RS1b
とRS1cで常閉接点が構成されている。もう一方のリ
レー接点RS2は常開接点である。
【0067】この警報装置ADを使用するときには、各
付設ユニットAU1を商品に取り付けて、スイッチの接
点3cを閉じた後、メインスイッチMSWを閉じる。こ
の初期状態においては、トランジスタTr1はオフして
おり、リレーコイルRCは励磁されておらず、リレー接
点RS2は開いている。したがって、警報器であるブザ
ーBZ1及びランプLP1には電源PSから電圧が印加
されておらず、警報は発せられていない。
【0068】初期状態から少なくとも一つの付設ユニッ
トにおける接点3cが開くと、トランジタTr1はオン
して、リレーコイルRCが励磁され、リレー接点RS2
が閉じ、ブザーBZ1及びランプLP1に電圧が印加さ
れる。これにより、警報器であるブザーBZ1及びラン
プLP1は警報を発する。リレーコイルRCは一度励磁
されると、これに電源PSと直列に接続された自己接点
RS2によって励磁状態が保持されるため、トランジス
タTr1がオフしても、ブザーBZ1及びランプLP1
は警報を発し続ける。メインスイッチMSWを切るま
で、この警報は継続する。
【0069】なお、初期状態からケーブル2のリード線
21又は(及び)22が切断された場合、ケーブル2が
警報装置ADのコネクタ81から引き抜かれた場合等に
も、警報が発せられる。
【0070】図8の右側の付設ユニットAU1のよう
に、スイッチ接点3cと並列に警報器(本例では、ブザ
ーBZ2)を接続してもよい。このようにすれば、接点
3cが閉じているときには、ブザーBZ2には電圧が印
加されず、警報を発しない。また、接点3cが開くとブ
ザーBZ2には電源PSから抵抗R2を介して電圧が印
加され、ブザーBZ2から警報が発せられる。
【0071】このように警報器を付設ユニットに配置す
れば、盗み、万引きが行われる現場にて警報が発せられ
る。さらに言うと、付設ユニットを商品から外した盗人
の手元にて警報が発せられる。警報が盗人の手元から少
しでも離れた位置で発せられるよりも、このように盗人
の手元にて警報が発せられる方が、盗難、万引きを抑制
できることもある。また、この警報によって、盗人に商
品を盗もうとする行為が見つかったことを、その盗人に
も知らしめることができる。
【0072】勿論、警報が発せられていることに盗人が
気がつかない場所(例えば、商品の展示場所から離れた
場所)で警報が発せられるようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の商品盗難監
視装置においては、付設ユニットと商品の間に差し込ま
れる薄板によって、スイッチの可動子が付設面の外側に
向けて動かないように可動子が押さえ込まれてしまうこ
とを抑制できる。
【0074】また、本発明の商品盗難監視装置において
は、付設ユニットと商品の間に薄板が差し込まれたとき
には、その薄板によってスイッチの可動子が付設面の外
側に向けて動かないように可動子が押さえ込まれてしま
う前に警報を発することができる。
【0075】また、本発明の付設ユニットは、付設ユニ
ットと商品の間に差し込まれる薄板によって、スイッチ
の可動子が付設面の外側に向けて動かないように可動子
が押さえ込まれてしまうことを抑制できる。
【0076】また、本発明の付設ユニットは、付設ユニ
ットと商品の間に薄板が差し込まれたときには、その薄
板によってスイッチの可動子が付設面の外側に向けて動
かないように可動子が押さえ込まれてしまう前に薄板が
差し込まれたことが検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品盗難監視装置の一例の概略構
成図である。
【図2】図2(A)〜(C)はいずれも付設ユニットの
一例の概略断面図であり、図2(A)はスイッチの可動
子及びスリーブ部材に所定の付勢力以外の外力が働いて
いない状態を示しており、図2(B)は可動子が付設面
の内側に向けて押し込まれている状態を示しており、図
2(C)はスリーブ部材がスイッチと共に付設面の内側
に向けて押し込まれている状態を示している。
【図3】図3(A)及び(B)はいずれも図2(A)の
付設ユニットの概略平面図であり、図3(A)は付設面
の反対側から見た概略平面図であり、図3(B)は付設
面側から見た概略平面図である。
【図4】付設ユニットのスイッチの接点部分の回路図で
ある。
【図5】図2(A)の付設ユニットを商品に取り付けた
状態の一例を示しており、スリーブ部材のスリーブ部分
が商品と当接している様子を示している。
【図6】図2(A)の付設ユニットを商品に取り付けた
状態の他の例を示しており、スリーブ部材のスリーブ部
分が商品と近接している様子を示している。
【図7】付設ユニットと商品の間に薄板が差し込まれ、
スリーブ部材及びスイッチが付設面の内側の方へ押し込
まれている様子を示す図である。
【図8】警報装置の一例の回路図である。
【符号の説明】
A1 商品盗難監視装置 AU1 付設ユニット(付設部) 2 コード(ケーブル) 21、22 コード2のリード線 3 スイッチ 3b スイッチ本体 31 スイッチ3の可動子 3c スイッチ3の接点 321、322 スイッチ3のアウターリード 33 スイッチ3のバネ 4 スリーブ部材 4s スリーブ部材4のスリーブ部分 4w スリーブ部材4の壁部分 4b スリーブ部材4のベース部分 4a スリーブ部材4の孔 5 ケース 51 上ケース部分 52 下ケース部分 52a 下ケース部分の孔 52s 付設面 6 バネ 7 両面接着テープ TP 薄板 AD 警報装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)所定付設面が商品に臨むように商品
    に付設される付設ユニットであって、 (A1)該付設ユニットが商品に取り付けられているか
    否かを検出するためのスイッチであって、該付設面の外
    側に向けて付勢されている可動子と該可動子の位置に応
    じて開閉する接点とを有しており、該可動子が該付設面
    の内側に向けて押し込まれて所定基準位置よりも内側に
    位置するときには該接点が閉じた状態となり、該可動子
    が該所定基準位置又はこれよりも外側に位置するときに
    は該接点が開いた状態となるスイッチと、 (A2)該付設ユニットを商品に付設したときに、該可
    動子の商品に臨む端部を囲むスリーブ部分を有するスリ
    ーブ部材と、を含む付設ユニットと、(B)該スイッチ
    の検出情報に基づき警報を発する警報装置とを備えてお
    り、 該付設ユニットは、商品によって該可動子を該付設面の
    内側に向けて押し込むことで、該スイッチの接点が閉じ
    た状態になるように商品に付設され、 該スリーブ部材と該スイッチは、いずれも該付設面の内
    側から外側方向及びその逆方向に移動できるように支持
    されており、該スリーブ部材が該付設面の内側に向けて
    押されたときには、該スリーブ部材と共に該スイッチも
    該付設面の内側に向けて動き、 該警報装置は少なくとも該スイッチの接点が開いた状態
    のときに警報を発することを特徴とする商品盗難監視装
    置。
  2. 【請求項2】前記スイッチとスリーブ部材は一体的に動
    けるように一体化されている請求項1記載の商品盗難監
    視装置。
  3. 【請求項3】前記スイッチ及び(又は)スリーブ部材は
    前記付設面の外側に向けて付勢されている請求項1又は
    2記載の商品盗難監視装置。
  4. 【請求項4】前記付設ユニットを商品に付設したときに
    は、前記スリーブ部材のスリーブ部分は該商品に当接又
    は近接する請求項1から3のいずれかに記載の商品盗難
    監視装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチの少なくとも一部及び前記ス
    リーブ部材の少なくとも一部は中空のケースの内部に配
    置されており、該ケースの所定面が前記付設面であり、
    前記付設ユニットを商品に付設したときには該スリーブ
    部分は該付設面よりも外側に突出している請求項1から
    4のいずれかに記載の商品盗難監視装置。
  6. 【請求項6】前記付設ユニットは両面接着テープで商品
    に付設される請求項1から5のいずれかに記載の商品盗
    難監視装置。
  7. 【請求項7】商品盗難監視装置で用いられ、所定付設面
    が商品に臨むように商品に付設される付設ユニットであ
    って、 該付設ユニットが商品に取り付けられているか否かを検
    出するためのスイッチであって、該付設面の外側に向け
    て付勢されている可動子と該可動子の位置に応じて開閉
    する接点とを有しており、該可動子が該付設面の内側に
    向けて押し込まれて所定基準位置よりも内側に位置する
    ときには該接点が閉じた状態となり、該可動子が該所定
    基準位置又はこれよりも外側に位置するときには該接点
    が開いた状態となるスイッチと、 該付設ユニットを商品に付設したときに、該可動子の商
    品に臨む端部を囲むスリーブ部分を有するスリーブ部材
    とを備えており、 該付設ユニットは、商品によって該可動子を該付設面の
    内側に向けて押し込むことで、該スイッチの接点が閉じ
    た状態になるように商品に付設され、 該スリーブ部材と該スイッチは、いずれも該付設面の内
    側から外側方向及びその逆方向に移動できるように支持
    されており、該スリーブ部材が該付設面の内側に向けて
    押されたときには、該スリーブ部材と共に該スイッチも
    該付設面の内側に向けて動くことを特徴とする付設ユニ
    ット。
  8. 【請求項8】前記スイッチとスリーブ部材は一体的に動
    けるように一体化されている請求項7記載の付設ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】前記スイッチ及び(又は)スリーブ部材は
    前記付設面の外側に向けて付勢されている請求項7又は
    8記載の付設ユニット。
  10. 【請求項10】前記付設ユニットを商品に付設したとき
    には、前記スリーブ部材のスリーブ部分は該商品に当接
    又は近接する請求項7から9のいずれかに記載の付設ユ
    ニット。
  11. 【請求項11】前記スイッチの少なくとも一部及び前記
    スリーブ部材の少なくとも一部は中空のケースの内部に
    配置されており、該ケースの所定面が前記付設面であ
    り、前記付設ユニットを商品に付設したときには該スリ
    ーブ部分は該付設面よりも外側に突出している請求項7
    から10のいずれかに記載の付設ユニット。
  12. 【請求項12】前記付設ユニットは両面接着テープで商
    品に付設される請求項7から11のいずれかに記載の付
    設ユニット。
JP2001210281A 2001-07-11 2001-07-11 商品盗難監視装置及び付設ユニット Expired - Lifetime JP3462484B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210281A JP3462484B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 商品盗難監視装置及び付設ユニット
AU77377/01A AU7737701A (en) 2001-07-11 2001-10-03 Shoplifting monitoring apparatus and attachment unit
US09/974,821 US6396401B1 (en) 2001-07-11 2001-10-12 Shoplifting monitoring apparatus and attachment unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001210281A JP3462484B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 商品盗難監視装置及び付設ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003030757A true JP2003030757A (ja) 2003-01-31
JP3462484B2 JP3462484B2 (ja) 2003-11-05

Family

ID=19045776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001210281A Expired - Lifetime JP3462484B2 (ja) 2001-07-11 2001-07-11 商品盗難監視装置及び付設ユニット

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6396401B1 (ja)
JP (1) JP3462484B2 (ja)
AU (1) AU7737701A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048258A (ja) * 2005-07-11 2007-02-22 Chescom Advance Kk 盗難防止装置
KR102146984B1 (ko) * 2020-02-03 2020-08-24 엠피아주식회사 자가발전 무전원 물품이동감지 송수신 시스템

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2810773B1 (fr) * 2000-06-21 2002-10-04 Saaa Systemes D Automatismes D Support securise pour articles de demonstration
DE10210299A1 (de) * 2002-03-08 2003-10-02 Reinhold Ott Sensorelement für eine Überwachungsvorrichtung
US7385522B2 (en) * 2005-01-14 2008-06-10 Invue Security Products Inc. Portable alarming security device
US20070171061A1 (en) * 2006-01-13 2007-07-26 Alpha Security Products, Inc. Theft deterrent device with dual sensor assembly
US7446659B2 (en) * 2006-01-13 2008-11-04 Invue Security Products Inc. Theft deterrent device with dual sensor assembly
US20090223908A1 (en) * 2008-03-07 2009-09-10 Wal-Mart Stores, Inc. Device Display Unit
EP2852940A4 (en) * 2012-05-22 2016-06-29 Checkpoint Systems Inc TAG WITH SOLID HOUSING
US9165442B2 (en) * 2012-10-26 2015-10-20 Marcon International, Inc. Asset retention device for an asset retention system
CN106530553A (zh) * 2016-11-04 2017-03-22 广西大学 一种展品防盗声光报警器
US10748363B2 (en) 2017-03-21 2020-08-18 Marcon International Inc Key fob for a key management system
US10600274B2 (en) * 2017-04-07 2020-03-24 Medsecure Solutions Inc. Device for the automatic and instant detection of movement of an object

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5172098A (en) * 1991-05-29 1992-12-15 Se-Kure Controls, Inc. Alarm system sensing and triggering apparatus
US5570080A (en) * 1992-04-24 1996-10-29 Toshio Inoue Theft prevention tab device having alarm mechanism housed therein
US5497639A (en) * 1994-11-15 1996-03-12 Link Enterprises, Inc. Non-cuttable device for attachment of shoplifting detection tag
US5565848A (en) * 1994-12-29 1996-10-15 Se-Kure Controls, Inc. Security apparatus for monitoring an article
US5726627A (en) * 1995-05-16 1998-03-10 Roger A. Kane Security system with intermittent alarm location detection
SE506167C2 (sv) * 1996-02-12 1997-11-17 Rso Corp Givare för beröringsfri detektering av föremål
SE521232C2 (sv) * 1997-02-17 2003-10-14 Rso Corp Givare och metod för beröringsfri detektering av föremål
US6137414A (en) * 1998-11-30 2000-10-24 Exi Wireless Systems Inc. Asset security tag
US6054922A (en) * 1999-01-13 2000-04-25 International Business Machines Corporation Enhanced movement detection arrangement
US6104289A (en) * 1999-06-10 2000-08-15 Protex International Corp. Supervised anti-theft security system for product displays

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048258A (ja) * 2005-07-11 2007-02-22 Chescom Advance Kk 盗難防止装置
JP4516033B2 (ja) * 2005-07-11 2010-08-04 チェスコムアドバンス株式会社 盗難防止装置
KR102146984B1 (ko) * 2020-02-03 2020-08-24 엠피아주식회사 자가발전 무전원 물품이동감지 송수신 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
AU7737701A (en) 2003-01-16
US6396401B1 (en) 2002-05-28
JP3462484B2 (ja) 2003-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3462484B2 (ja) 商品盗難監視装置及び付設ユニット
US5910768A (en) Anti-theft device
US8368536B2 (en) Merchandise display security devices including anti-theft features
US5072213A (en) Sensor for merchandise security system
US7446659B2 (en) Theft deterrent device with dual sensor assembly
US5003292A (en) Fiber optic security system for protecting equipment from tampering
US6570502B2 (en) Shoplifting monitoring apparatus and attachment unit
US20070171061A1 (en) Theft deterrent device with dual sensor assembly
EP3889926B1 (en) Anti-theft device with cable attachment
US5539378A (en) Lock with remote alarm
US5886633A (en) Selectively disconnectable sensor switch for an alarm
US9830792B1 (en) EAS device with installation switch and activating base
US5872514A (en) Alarm device with door/window cross-bar
JPH11161866A (ja) 商品盗難警報装置
US20010054958A1 (en) Shoplifting monitoring apparatus
JP4048221B2 (ja) 付設ユニット及び商品盗難監視装置
US4205305A (en) Burglar alarm
CA2217239C (en) Anti-theft device
JP2004070921A (ja) 商品盗難監視装置及び付設ユニット
JP5035148B2 (ja) セキュリティ機器
KR200223047Y1 (ko) 도난 방지장치가 구비된 가방
JP2000030156A (ja) 盗難防止タグの取付台、及び盗難防止装置
JPH09319977A (ja) 盗難防止装置
JP2006079323A (ja) リール式警戒線を用いた警報装置
JP2003030760A (ja) 三脚ネジ穴に挿入する盗難検出器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3462484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term