JP2003107041A - ガス濃度センサのヒータ制御装置 - Google Patents
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Abstract
はセンサ素子の保護を図ること。 【解決手段】A/Fセンサ30は、固体電解質体を用い
たセンサ素子、並びに該センサ素子を活性状態に加熱す
るためのヒータ39を有する。空燃比検出装置15内の
マイコン20は、A/Fセンサ30の素子インピーダン
スを検出し、該検出した素子インピーダンスと目標値と
の偏差に基づいてヒータ制御量を算出する。また、マイ
コン20は、センサ活性化に際し素子インピーダンスが
活性途中の所定値に達するまでは積分項の増加を抑える
よう制限を加えてヒータ制御量を算出し、素子インピー
ダンスが前記所定値に達した以後、積分項の制限を解除
しヒータ制御量を算出する。例えば、素子抵抗がセンサ
活性途中の所定値に達するまでは積分項を使わずにヒー
タ制御量を算出する。
Description
ヒータ制御装置に関するものである。
般にA/Fセンサ等のガス濃度センサによる検出結果に
基づき空燃比制御が実施される。ガス濃度センサはジル
コニア製の固体電解質体を用いたセンサ素子を有し、こ
のセンサ素子により空燃比(酸素濃度)を精度良く検出
するにはセンサ素子の温度を所定の活性温度に維持する
必要がある。通常は同センサにヒータを内蔵しヒータの
通電量(デューティ比)を制御している。こうしたヒー
タ制御の手法として、例えばヒータへの供給電力を制御
したり、センサ素子の活性温度相当の目標値に素子抵抗
をフィードバック制御したりするものが知られている。
性のために、エンジン始動当初は最大通電量(例えばデ
ューティ比100%)でヒータを通電し、その後、素子
抵抗の検出値と目標値との偏差に応じてフィードバック
制御を実施するものが知られている。フィードバック制
御としては一般に、比例項や積分項等を用いた制御が実
施される。この場合、ガス濃度センサの活性途中(昇温
途中)では素子抵抗の偏差が大きく、積分項が次第に増
大する。従って、素子抵抗が目標値に到達した時には、
過剰な積分値の蓄積により素子抵抗が目標値に対してオ
ーバーシュートする。オーバーシュートが発生すると、
その分センサ素子の温度が過剰に上昇する。これによ
り、センサ素子が過熱に至り、素子の損傷を招くおそれ
が生ずる。
でも、排ガス温度の変化などの温度環境の急激な変化が
生じると、フィードバック制御が追従できず、やはりセ
ンサ素子の過熱やそれに伴う素子損傷のおそれが生ず
る。
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、センサ素子の過剰な温度上昇を抑制し、ひいてはセ
ンサ素子の保護を図ることができるガス濃度センサのヒ
ータ制御装置を提供することである。
は、素子抵抗検出手段によりガス濃度センサの素子抵抗
が検出される。ヒータ制御量算出手段により、素子抵抗
の検出値と目標値との偏差に基づき積分項が算出され、
更にその積分項を用いてヒータ制御量が算出される。そ
して、前記算出されたヒータ制御量によりヒータ通電が
制御される。また特に、前記ヒータ制御量算出手段によ
れば、センサ活性化に際し素子抵抗が活性途中の所定値
に達するまでは積分項の増加を抑えるよう制限を加えて
ヒータ制御量が算出され、素子抵抗が前記所定値に達し
た以後、積分項の制限を解除しヒータ制御量が算出され
る。
態からヒータ通電が開始される場合、前述の通り積分項
が過剰に蓄積されると、素子抵抗が目標値に到達する際
にオーバーシュートを招き、センサ素子の過熱により素
子破壊等を招くおそれが生じる。これに対し本発明で
は、センサ活性途中において積分項の算出が制限される
ため、素子抵抗が目標値に到達する際のオーバーシュー
トが防止できる。その結果、センサ素子の過剰な温度上
昇を抑制し、ひいてはセンサ素子の保護を図ることがで
きる。
の活性途中」とは、ガス濃度センサが冷間状態から活性
化される途中を意味するだけでなく、ガス濃度センサが
一旦活性化されたものの素子温低下により非活性とな
り、再度活性化される途中をも意味するものである。
は、以下の請求項2〜6の発明が適用できる。すなわ
ち、 ・請求項2の発明では、素子抵抗がセンサ活性途中の所
定値に達するまでは積分項を使わずにヒータ制御量を算
出する。 ・請求項3の発明では、素子抵抗がセンサ活性途中の所
定値に達するまでは素子抵抗の偏差に応じた比例項を用
いてヒータ制御量を算出し、前記所定値に達した後は比
例項及び積分項を用いてヒータ制御量を算出する。 ・請求項4の発明では、素子抵抗がセンサ活性途中の所
定値に達するまでは積分項のゲインを0付近の値に制限
する。 ・請求項5の発明では、素子抵抗がセンサ活性途中の所
定値に達した時に積分項のリセットを行う。 ・請求項6の発明では、積分項の最大値を所定のガード
値で制限する。
サ活性途中において適切なヒータ通電制御が実施でき
る。因みに、上記請求項5では、積分項を0又は0付近
の値にリセットすれば良い。
度センサの起動当初にヒータを最大通電量又はその付近
で通電する昇温時ヒータ制御手段を備え、この昇温時ヒ
ータ制御手段による通電制御の後、前記ヒータ制御量算
出手段により算出したヒータ制御量での通電制御に移行
する。これにより、ガス濃度センサの早期活性化を図る
ことができる。
ータ制御量算出手段は、素子抵抗の目標値付近に設定し
た制御範囲に対し素子抵抗の検出値が素子温上昇側に外
れた場合、積分項のゲイン又は比例項のゲインの少なく
とも何れかを上げる。この場合、前記制御範囲よりも高
温側領域において素子抵抗値の収束性が向上し、センサ
素子の過剰な温度上昇が抑制できる。故に本発明では、
センサ活性時におけるセンサ素子の過熱防止に加え、活
性後のセンサ素子の過熱防止も図ることができる。
制御量算出手段により、素子抵抗の検出値と目標値との
偏差に基づいてヒータ制御量が算出され、該算出された
ヒータ制御量によりヒータ通電が制御される。また特
に、前記ヒータ制御量算出手段によれば、素子抵抗の目
標値付近に設定した制御範囲に対し素子抵抗の検出値が
素子温上昇側に外れた場合、素子抵抗の偏差に応じて算
出する積分項のゲイン又は比例項のゲインの少なくとも
何れかが上げられる。
る場合、素子抵抗は制御範囲を外れて変化し、素子抵抗
の偏差が素子温上昇側に増大する。この場合、積分項の
ゲイン又は比例項のゲインの少なくとも何れかを上げる
ことにより、素子抵抗が目標値にいち早く復帰する。そ
の結果、センサ素子の過剰な温度上昇を抑制し、ひいて
はセンサ素子の保護を図ることができる。
特性を有し、素子抵抗(素子インピーダンス)はその大
小に応じて素子温度に対する感度が相違する。そこで、
請求項10に記載したように、素子抵抗の偏差に基づく
フィードバック制御範囲内において、センサ素子の温度
特性に基づき、素子抵抗が小さいほど積分項のゲイン又
は比例項のゲインの少なくとも何れかを上げると良い。
量算出手段により、素子抵抗の検出値と目標値との偏差
に基づいてヒータ制御量が算出され、該算出されたヒー
タ制御量によりヒータ通電が制御される。また特に、前
記ヒータ制御量算出手段によれば、素子抵抗の最終的な
目標値よりも高い別の目標値が設定され、センサ活性化
に際し当初は前記別の目標値が用いられ、その後最終的
な目標値に切り替えられる。
抗は一旦別の目標値に達した後、オーバーシュートする
が、この際、センサ素子の過剰な温度上昇が生じること
はない。そして、その後に目標値が切り替えられること
で、素子抵抗が最終的な目標値に収束する。その結果、
本発明においても、センサ素子の過剰な温度上昇を抑制
し、ひいてはセンサ素子の保護を図ることができるよう
になる。
て、請求項12,請求項13の発明が適用できる。つま
り、請求項12に記載したように、素子抵抗が一旦前記
別の目標値に達しオーバーシュートした後、再度当該別
の目標値に達した時に前記別の目標値から前記最終的な
目標値に切り替えると良い。或いは、請求項13に記載
したように、素子抵抗が一旦前記別の目標値に達した
後、所定時間経過した時に前記別の目標値から前記最終
的な目標値に切り替えると良い。
最終的な目標値+10Ωの範囲内に、少なくとも1つの
前記別の目標値を設定すると良い。この場合、別の目標
値は1つに限定されず、2つ以上段階的に設定すること
も可能である。また、最終的な目標値+5Ωの範囲内に
設定することも可能である。最終的な目標値に対してど
れだけ離して別の目標値を設定するかは、オーバーシュ
ート量を考慮して定められれば良い。
から排出される排ガス成分を検出するための排ガスセン
サである場合(請求項15)、エンジン運転状態に応じ
て排ガス温度が変動し、ガス濃度センサの温度環境が大
きく変わる。かかる場合、本発明が特に有効に活用で
き、所望のセンサ活性化制御が実現できる。
発明を空燃比検出装置として具体化した第1の実施の形
態を図面に従って説明する。本実施の形態における空燃
比検出装置は、自動車に搭載されるガソリンエンジンに
適用されるものであって、空燃比制御システムにおいて
は空燃比検出装置による検出結果を基にエンジンへの燃
料噴射量を所望の空燃比にて制御する。また、空燃比制
御装置においては、限界電流式空燃比センサ(A/Fセ
ンサ)の検出結果を用い排ガス中の酸素濃度から空燃比
を検出することとしており、該A/Fセンサを活性状態
に保つべく、素子インピーダンス(素子抵抗)を検出す
ると共にセンサ内蔵のヒータを通電制御する。以下、詳
細に説明する。
装置の概要を示す全体構成図である。図1において、空
燃比検出装置15は、その内部演算の中枢をなすマイク
ロコンピュータ(以下、マイコン20という)を備え、
マイコン20は燃料噴射制御や点火制御等を実現するた
めのエンジン制御ECU16に対して相互に通信可能に
接続されている。A/Fセンサ30は、エンジン10の
エンジン本体11から延びる排気管12に取り付けられ
ており、マイコン20から指令される電圧の印加に伴
い、排ガス中の酸素濃度に比例したリニアな空燃比検出
信号(センサ電流信号)を出力する。
るための周知のCPU,ROM,RAM等により構成さ
れ、所定の制御プログラムに従い後述するバイアス制御
回路24やヒータ制御回路26を制御する。マイコン2
0は、バッテリ電源+Bの給電を受けて動作する。
るセンサ素子にヒータを積層して配置し、これら固体電
解質体とヒータとを一体化してなる、いわゆる積層型セ
ンサにて構成されている。以下、A/Fセンサ30のセ
ンサ素子構造について図2を用いて説明する。なお、セ
ンサ素子は長尺状をなし、図2には長手方向に直交する
方向での断面構造を示す。
ルコニアよりなる酸素イオン導電性の固体電解質体31
は長方形板状をなしており、その一方の面には排ガス側
電極32が設けられ、他方の面には基準ガス室37と対
面する基準ガス側電極33が設けられている。固体電解
質体31には、気孔率10%程度のアルミナセラミック
よりなる多孔質拡散抵抗層34と、緻密でガスシール性
のアルミナセラミックよりなるガス遮蔽層35とが積層
されている。
を有し且つ緻密でガスを透過させないアルミナセラミッ
クよりなるスペーサ36が積層されており、スペーサ3
6には、基準ガス室37として機能する溝部36aが設
けられている。また、スペーサ36にはヒータ基板38
が積層され、そのヒータ基板38に、通電により発熱す
るヒータ(抵抗素子)39が設けられている。
/Fセンサ30に電圧を印加するためのバイアス指令信
号Vrはマイコン20からD/A変換器21に入力さ
れ、同D/A変換器21にてアナログ信号Vbに変換さ
れた後、LPF(ローパスフィルタ)22に入力され
る。そして、LPF22にてアナログ信号Vbの高周波
成分が除去された出力電圧Vcはバイアス制御回路24
に入力される。バイアス制御回路24は、A/F検出時
には所定の印加電圧特性に基づきその時々のA/F値に
対応した電圧をA/Fセンサ30に印加し、素子インピ
ーダンス検出時には所定周波数信号よりなる単発的で且
つ所定の時定数を持った電圧をA/Fセンサ30に印加
する。
5は、A/Fセンサ30への電圧印加時にそれに伴って
流れる電流値を検出する。電流検出回路25にて検出さ
れた電流値のアナログ信号は、A/D変換器23を介し
てマイコン20に入力される。また、A/Fセンサ30
のヒータ39は、ヒータ制御回路26によりその動作が
制御される。つまり、ヒータ制御回路26は、マイコン
20からの指令に従い、A/Fセンサ30の素子インピ
ーダンスに応じてヒータ39への通電をデューティ制御
する。
置15の作用を説明する。図3は、マイコン20により
実施されるメインルーチンの概要を示すフローチャート
であり、同ルーチンはマイコン20への電源投入に伴い
起動される。
前回のA/F検出時から所定時間Taが経過したか否か
を判別する。所定時間Taは、A/F値の検出周期に相
当する時間であって、例えばTa=4msec程度に設
定される。そして、ステップ100がYESであること
を条件にステップ110に進み、A/F値の検出処理を
実施する。このA/F値の検出処理では、その時々のセ
ンサ電流に応じた印加電圧を設定すると共に、その電圧
をA/Fセンサ30の電極32,33間に印加し、その
時のセンサ電流を電流検出回路25により検出する。そ
して、該検出したセンサ電流をA/F値に変換する。
前回の素子インピーダンス検出時から所定時間Tbが経
過したか否かを判別する。所定時間Tbは、素子インピ
ーダンスZACの検出周期に相当する時間であって、例
えばエンジン運転状態に応じて128msec、2se
c等の時間が選択的に設定される。そして、ステップ1
20がYESであることを条件に、ステップ130で素
子インピーダンスZACを検出すると共に、続くステッ
プ140でヒータ通電制御を実施する。素子インピーダ
ンスZACの検出処理、ヒータ通電制御については後で
詳しく説明する。
素子インピーダンスZACの検出手順を図4を用いて説
明する。なお本実施の形態では、素子インピーダンスZ
ACの検出に際し、掃引法を用いていわゆる「交流イン
ピーダンス」を求めることとしている。
バイアス指令信号Vrを操作し、それまでのA/F検出
用の印加電圧に対して電圧を正側に数10〜100μs
ec程度の時間で単発的に変化させる。また、ステップ
132では、その時の電圧変化量ΔVと電流検出回路2
5により検出したセンサ電流の変化量ΔIとを読み取
る。続くステップ133では、前記ΔV値及びΔI値か
ら素子インピーダンスZACを算出し(ZAC=ΔV/
ΔI)、その後元の図3のルーチンに戻る。
2並びにバイアス制御回路24を介し、所定の時定数を
持たせた電圧が単発的にA/Fセンサ30に印加され
る。その結果、当該電圧の印加から所定時間経過後に電
流変化量ΔI(ピーク電流)が検出され、その時の電圧
変化量ΔVと電流変化量ΔIとから素子インピーダンス
ZACが検出される(ZAC=ΔV/ΔI)。かかる場
合、LPF22を介して単発的な電圧をA/Fセンサ3
0に印加することにより、過度なピーク電流の発生が抑
制され、信頼性の高い素子インピーダンスZACが検出
できる。
ZACは、素子温に対して図7に示す関係を有する。す
なわち、素子温が低いほど、素子インピーダンスZAC
は飛躍的に大きくなる。なお上記構成では、インピーダ
ンス検出に際し、センサ印加電圧を一時的に切り換えた
が、これに代えて、センサ素子に流れる電流を一時的に
切り換えても良く、何れにしてもその都度の電流変化量
と電圧変化量とから素子インピーダンスが検出される。
本実施の形態では、素子インピーダンスZACの検出値
と目標値との偏差に応じてヒータ通電をF/B制御する
こととしており、基本的には、比例項(P項)と積分項
(I項)とを算出しその算出値に基づいてPI制御を実
施する。また特に素子インピーダンスZACに応じて比
例項・積分項のゲインを可変に設定する。なお、制御手
法としては上記比例項、積分項に微分項を加えたPID
制御手法を用いることも可能であるが、本実施の形態で
は便宜上、PI制御手法を用いた適用例を説明する。
定の概要を図8を用いて説明する。つまり、図8
(a),(b)に示すように、素子インピーダンスZA
Cの目標値を「ZACtg」とした時、その目標値付近
にはインピーダンス制御範囲が設定されている。例え
ば、目標値ZACtgを28Ωとした時、インピーダン
ス制御範囲は26〜30Ωの範囲(ZACtg±2Ω)
で設定される。この場合、インピーダンス制御範囲より
も低インピーダンス側(高温側)では、素子温の過剰な
上昇を抑えるべく積分項ゲイン、比例項ゲインが大きな
値に設定される。図のTH1は、インピーダンス制御範
囲の下限値であり、ゲイン切り替えのしきい値でもある
(本実施の形態では、TH1=26Ω)。但し、PI制
御に際し、積分項ゲイン、比例項ゲインの少なくとも何
れか一方を大きくすれば良い。
センサ活性途中のインピーダンス降下時(すなわち、素
子温上昇時)に通過するインピーダンス値であり、この
しきい値TH2よりも高インピーダンス側(低温側)で
は積分項ゲインが0若しくは極小さな値に制限される
(本実施の形態では、TH2=48Ω)。
係を考慮してヒータ通電のF/B制御を実施し、センサ
起動時を含め素子インピーダンスZACが変化する際、
以下の(A)〜(C)の形態でヒータF/B制御が適宜
実施される。但し下記の数式においてKp1,Kp2は
比例定数(比例項ゲイン)であり、Kp2はKp1の約
2倍程度の定数である。Kiは積分定数(積分項ゲイ
ン)である。(A)素子インピーダンスZACがしきい
値TH2(48Ω)以上の場合、積分項は使わず比例項
のみでヒータ39の駆動Duty(ヒータ制御量)が算
出される。つまり、
ダンスZACがTH1〜TH2(26〜48Ω)の場
合、比例定数Kp1、積分定数Kiを用いて駆動Dut
yが算出される。つまり、
ダンスZACがしきい値TH1(26Ω)以下の場合、
比例定数Kp2、積分定数Kiを用いて駆動Dutyが
算出される。つまり、
制御手順を図5のフローチャートを用いて説明する。な
おこの図5の処理は、前記図3のステップ140で呼び
出されるサブルーチンである。
昇温時ヒータ制御の実施条件を判定する。具体的には、
素子インピーダンスZACが所定のしきい値TH3(例
えば65Ω)以上であるか否か、或いはエンジン始動時
からの経過時間が所定時間前であるか否かを判別する。
例えば、エンジン始動直後でありA/Fセンサ30の素
子温が未だ低い場合には、素子インピーダンスZACが
TH3以上でありステップ141がYESとなる。この
場合、ステップ142に進んで昇温時ヒータ制御を実施
し、その後元の図3のルーチンに戻る。ステップ142
では基本的に、デューティ比100%の全通電制御が実
施される。
1がNOとなる。この場合、ステップ143では、その
時の素子インピーダンスZACがしきい値TH2(48
Ω)よりも小さいか否かを判別し、続くステップ144
では、同じく素子インピーダンスZACがしきい値TH
1(26Ω)よりも小さいか否かを判別する。
進み、積分項を使わずに駆動Dutyを算出する。すな
わち、上記(1)式を用いて駆動Dutyを算出する。
その後、ステップ149では、駆動Dutyのガード処
理を実施し、元の図3のルーチンに戻る。駆動Duty
のガード処理では、図6(b)に示すように、駆動Du
tyが所定のガード値以上であるか否かを判別し(ステ
ップ149a)、YESであれば、駆動Dutyをガー
ド値で制限する(ステップ149b)。
は、ステップ146で上記(2)式を用いて駆動Dut
yを算出し、ZAC<TH1の場合には、ステップ14
7で上記(3)式を用いて駆動Dutyを算出する。そ
の後、ステップ148では、上記(2)式又は(3)式
により算出した駆動Dutyのうち、積分項Dutyの
値(ΣKi(ZACtg−ZAC))を対象にガード処
理を実施する。更に続くステップ149では、駆動Du
tyのガード処理を実施し、元の図3のルーチンに戻
る。積分項Dutyのガード処理では、図6(a)に示
すように、積分項Dutyの値が所定のガード値以上で
あるか否かを判別し(ステップ148a)、YESであ
れば、積分項Dutyをガード値で制限する(ステップ
148b)。駆動Duty処理は、前述した図6(b)
の通りである。
値は、その都度の素子温のレベルに応じて個々に設定さ
れると良い。一例として、素子インピーダンスZACが
制御範囲から低インピーダンス側(高温側)に外れた場
合(ステップ144がYESの場合)、ガード値を下げ
ると良い。
れた後に、排ガス温度の低下等により素子インピーダン
スZACがしきい値TH2(48Ω)以上に増大する場
合、すなわち不活性状態となる場合も考えられる。かか
る場合、ヒータ通電によるA/Fセンサ30の再活性化
に際し、素子インピーダンスZACが再度しきい値TH
2(48Ω)未満となる時に、それまで蓄積されている
積分項をリセットすると良い。具体的には、ZAC<T
H2となった時点で(ステップ143がYESとなる初
回に)、積分項を0又は0付近の値にリセットする。
30(図4の処理)が特許請求の範囲に記載した「素子
抵抗検出手段」に、図5のステップ145〜147が同
「ヒータ制御量算出手段」に、図5のステップ142が
同「昇温時ヒータ制御手段」にそれぞれ相当する。ま
た、しきい値TH2が「センサ活性途中の所定値」に相
当する。
における駆動Duty、積分項Duty、素子インピー
ダンスZACの変化を示すタイムチャートである。さて
図9では、エンジン始動当初は駆動Duty=100%
の全通電制御が実施され、ZAC≦TH3(65Ω)と
なるt1のタイミング以降、ヒータ通電F/B制御が開
始される。詳しくは、t1直後には比例項のみを用いて
駆動Dutyが算出され、積分項Dutyは0のまま保
持される。そして、ZAC<TH2となるt2のタイミ
ングでは、積分項の算出が開始される。つまり、t2以
降、比例項及び積分項によるPI制御が開始される。ま
た、t1〜t3の期間では駆動Dutyがガードされ、
t3のタイミングでは素子インピーダンスZACが目標
値ZACtgを下回るため偏差の向きが変わり、それ以
降駆動Dutyがガード値から離れる。
では積分項が過剰に増え、素子インピーダンスZACが
目標値ZACtgに到達する際にオーバーシュートを招
く原因となるが、本実施の形態では、積分項の算出が制
限されるために目標到達時のオーバーシュートが防止で
きる。
カットが行われると、排気温の低下に伴い一時的に素子
温が低下するが、その際にはそれまでの積分項と比例項
とによりDutyの算出が行われる。それ故、こうした
一時的な温度変化時にもヒータ制御性が確保できる。
Fセンサ30が活性化される際のセンサ素子の過剰な温
度上昇を抑制し、ひいてはセンサ素子の保護を図ること
ができる。
た後に、例えば排ガス温度(センサ周辺温度)の上昇等
により素子インピーダンスZACが制御範囲を外れる場
合、比例項のゲインを上げることで素子インピーダンス
ZACが目標値にいち早く復帰する。故に本実施の形態
では、センサ活性時におけるセンサ素子の過熱防止に加
え、活性化後のセンサ素子の過熱防止も図ることができ
る。
る第2の実施の形態について、上述した第1の実施の形
態との相違点を中心に説明する。図10は、本実施の形
態におけるヒータ制御手順を示すフローチャートであ
り、この処理は前述の図5の処理に置き換えて実施され
る。
62では、前記図5同様、昇温時ヒータ制御の実施条件
が成立することを条件に昇温時ヒータ制御(デューティ
比100%の全通電制御)を実施する。
63では、その時の素子インピーダンスZACがしきい
値TH1(26Ω)よりも小さいか否かを判別する。Z
AC≧TH1の場合には、ステップ164で上記(2)
式を用いて駆動Dutyを算出し、ZAC<TH1の場
合には、ステップ165で上記(3)式を用いて駆動D
utyを算出する。
た駆動Dutyのうち、積分項Dutyの値(ΣKi
(ZACtg−ZAC))を対象にガード処理を実施す
る。続くステップ167では、駆動Dutyのガード処
理を実施する。ステップ166,167の詳細は、前記
図6に示す通りである。なお本実施の形態では、図10
のステップ164,165が特許請求の範囲に記載した
「ヒータ制御量算出手段」に相当し、ステップ162が
同「昇温時ヒータ制御手段」に相当する。
時)における駆動Duty、積分項Duty、素子イン
ピーダンスZACの変化を示すタイムチャートである。
さて図11では、前記図9と同様、エンジン始動当初は
駆動Duty=100%の全通電制御が実施され、ZA
C≦TH3(65Ω)となるt11のタイミング以降、
ヒータ通電F/B制御が開始される。この場合、t11
のタイミングでは積分項(積分項Duty)の算出が開
始され、比例項及び積分項によるPI制御が開始され
る。但し、目標到達時のオーバーシュートの発生を抑制
すべく、積分項Dutyの最大値は所定のガード値で制
限される。t12のタイミングでは素子インピーダンス
ZACが目標値ZACtgを下回るため偏差の向きが変
わり、それ以降積分項Duty、駆動Dutyがガード
値から離れる。
の第1の実施の形態と同様に、A/Fセンサ30が活性
化される際のセンサ素子の過剰な温度上昇を抑制し、ひ
いてはセンサ素子の保護を図ることができる。
A/Fセンサ30が非活性状態から活性状態に移行する
際に、素子インピーダンスの目標値を2段階に設定する
ものであり、その2つの目標値は、「最終的な目標値T
G1」と「別の目標値TG2」である。実際には、TG
1=28Ω程度であるのに対し、目標値TG2は、目標
値TG1よりも高インピーダンス側(すなわち低温側)
に設定され、例えばTG2=TG1+5Ω程度、すなわ
ちTG2=33Ω程度である。なお、本実施の形態にお
いても既述の構成が適用できる(図1,図2等)。
ンピーダンスZACの変化を示すタイムチャートであ
る。図12において、センサ素子の昇温に際し当初は目
標値としてTG2が設定され、素子インピーダンスZA
Cは目標値TG2になるよう昇温される。このとき、素
子インピーダンスZACが目標値TG2に到達すると、
一旦オーバーシュートし、再度目標値TG2に達する
(タイミングta,tb)。タイミングtbでは、目標
値がTG2からTG1に切り替えられる。これにより、
タイミングtb以後、素子インピーダンスZACが目標
値TG1に収束する。
えるタイミングは、素子インピーダンスZACがTG2
に達した後、所定時間(例えば数秒程度)が経過したタ
イミングであっても良い。
ピーダンスZACは別の目標値TG2に対してオーバー
シュートするが、最終的な目標値TG1に対してはオー
バーシュートすることなく収束する。従って、上記実施
の形態と同様に、A/Fセンサ30が活性化される際の
センサ素子の過剰な温度上昇を抑制し、ひいてはセンサ
素子の保護を図ることができるようになる。
TG1に対して+10Ωの範囲内にあれば良い。最終的
な目標値TG1に対してどれだけ離して別の目標値TG
2を設定するかは、オーバーシュート量などを考慮して
定められれば良い。
の目標値を設定することも可能である。例えば、最終的
な目標値が28Ωの場合に、34Ω→31Ω→28Ωの
順に目標値を切り替えることなどが可能である。
体化できる。上記第1の実施の形態では、センサ活性化
に際し素子インピーダンスZACが所定のしきい値TH
2に達するまでは積分項を使わずに駆動Dutyを算出
することとし、これは積分項ゲインを0にすることと同
意であるが、これに代えて、積分項ゲインを0付近の値
に制限するようにしても良い。かかる場合にも、センサ
活性化時において積分項に制限を加えられ、所望の効果
が達せられる。
に際し比例項だけのP制御の開始後、素子インピーダン
スZACがしきい値TH2に達したことを判定して比例
項及び積分項によるPI制御を開始したが、この構成を
変更する。例えば、比例項だけのP制御の開始後、一定
時間の経過後にPI制御を開始する。PI制御を開始す
るタイミングは、実験結果等による見込みで行う。
御範囲よりも低インピーダンス側(高温側)で比例項ゲ
インを上げるよう構成したが(上記図5のステップ14
6,147)、これに代えて、積分項ゲインを上げるよ
うにしても良い。又は、比例項ゲイン及び積分項ゲイン
を共に上げるようにしても良い。
ンピーダンスZACはその大小に応じて素子温度に対す
る感度が相違する(図7参照)。そこで、素子インピー
ダンスのF/B制御範囲内において、センサ素子の温度
特性に基づき、素子インピーダンスZACが小さいほど
積分項のゲイン又は比例項のゲインの少なくとも何れか
を上げるようにしても良い。つまりこのとき、積分項の
ゲイン、比例項のゲイン、又は積分項のゲイン+比例項
のゲインの何れかを上げる。図7で言えば、積分項ゲイ
ン、比例項ゲインが総じて左上がりの特性を持つよう構
成すれば良い。
て、素子インピーダンスZACをパラメータとする基本
項を用いるようにしても良い。すなわち、素子インピー
ダンスZACが低いほど大きく、逆に素子インピーダン
スZACが高いほど小さくなるようマップ或いは演算式
にて基本項(基本Duty)を算出し、その基本項に比
例項・積分項を加算して駆動Dutyを算出する(駆動
Duty=基本項+比例項+積分項)。
ピーダンスが活性途中の所定値に達するまでは、基本項
のみで駆動Dutyを算出し、その後、素子インピーダ
ンスが前記所定値に達すると、基本項に積分項を加算し
て駆動Dutyを算出するようにしても良い。
図2のA/Fセンサに限定されず、それ以外に図13や
図14の構成のセンサを適用する。この場合、検出セル
は複数個有するものであっても良い。また、排ガス中の
NOx濃度、HC濃度、CO濃度等を検出するガス濃度
センサであっても良い。
プセル101、酸素センサセル102及び加熱シート1
03を有し、それらが適宜スペーサ104,105等を
介して積層配置されている。酸素ポンプセル101は、
シート状の固体電解質体121と、その両面に配置され
た一対のポンプ電極122,123とから構成される。
また、酸素センサセル102は、同様にシート状の固体
電解質体124と、その両面に配置された一対のセンサ
電極125,126とから構成される。
絶縁材料にて形成され、各々に排ガスを導入する測定ガ
ス室127と、大気を導入する基準ガス室128とが形
成されている。加熱シート103は、図の上下2枚の絶
縁シート131,132とその間に印刷されたヒータ
(抵抗素子)133とを有する。
通路129を介して測定ガス室127内に排ガスが導入
され、酸素ポンプセル101は測定ガス室127内の酸
素濃度に応じた電流を出力する。これにより、排ガスの
酸素濃度が検出される。また、酸素センサセル102
は、測定ガス室127に導入した排ガスの酸素濃度に応
じた起電力を発生し、その起電力が一定となるように、
ポンプ電極122,123間に電圧が印加される。
は、センサ素子の縦断面を(a)に示し、(a)のB−
B線断面を(b)に示す。図14のガスセンサ150
は、酸素ポンプセル151、酸素センサセル152及び
酸素濃淡電池153を備えており、酸素ポンプセル15
1を構成する固体電解質体154と、酸素センサセル1
52及び酸素濃淡電池153を構成する固体電解質体1
55とが積層配置されている。また更に、固体電解質体
155には別の固体電解質体156が積層されている。
固体電解質体154,155の間には拡散抵抗層157
が設けられ、固体電解質体154,155と拡散抵抗層
157とに囲まれて測定ガス室158が形成されてい
る。測定ガス室158には拡散抵抗層157を介して排
ガスが導入される。
54の両面に形成された一対の電極161,162を有
し、酸素センサセル152は、固体電解質体155の両
面に形成された一対の電極163,164を有する。ま
た、酸素濃淡電池153は、固体電解質体155上で何
れも測定ガス室158側に形成された一対の電極16
5,166を有する。つまり、図14(b)に示すよう
に、電極163,165,166は同一の固体電解質体
155上に形成されている。但し、酸素濃淡電池153
の電極165,166は、一方が触媒活性度の高い活性
電極であり、他方が触媒不活性である不活性電極であ
る。ヒータユニット170は、抵抗素子であるヒータ1
71を有し、酸素ポンプセル151の外側に接合され
る。
ポンプセル151にて排ガス中の酸素濃度が検出され
る。酸素センサセル152には測定ガス室158内の酸
素濃度に応じた起電力が発生し、この起電力が一定とな
るように、酸素ポンプセル151の電極161,162
間に電圧が印加される。このとき、酸素濃淡電池153
では、酸素消費量が活性電極165側で大きいことか
ら、不活性電極166近傍における酸素濃度は活性電極
165近傍の酸素濃度より高くなる。そのため、酸素濃
淡電池153を構成する一対の電極165,166間に
は、不活性電極166側を正とし、排ガス中の所定可燃
性ガスの濃度に応じた濃淡電池起電力が発生する。これ
により、排ガス中の所定の可燃性ガス濃度が検出でき
る。
ることも可能である。何れにしても、固体電解質体を用
いたセンサ素子と、該センサ素子を活性状態に過熱する
ためのヒータを有するガス濃度センサであれば本発明が
適用できる。
要を示す構成図。
ャート。
ャート。
ローチャート。
図。
ンを示す図。
ピーダンスの推移を示すタイムチャート。
手順を示すフローチャート。
ンピーダンスの推移を示すタイムチャート。
の推移を示すタイムチャート。
断面図。
ン、30…A/Fセンサ、31…固体電解質体、39…
ヒータ、100…A/Fセンサ、133…ヒータ、15
0…ガスセンサ、171…ヒータ。
Claims (15)
- 【請求項1】固体電解質体を用いたセンサ素子、並びに
該センサ素子を活性状態に加熱するためのヒータを有す
るガス濃度センサと、 前記ガス濃度センサの素子抵抗を検出する素子抵抗検出
手段と、 素子抵抗の検出値と目標値との偏差に基づき積分項を算
出し、その積分項を用いてヒータ制御量を算出するヒー
タ制御量算出手段とを備え、前記算出したヒータ制御量
によりヒータ通電を制御するガス濃度センサのヒータ制
御装置において、 前記ヒータ制御量算出手段は、センサ活性化に際し素子
抵抗が活性途中の所定値に達するまでは積分項の増加を
抑えるよう制限を加えてヒータ制御量を算出し、素子抵
抗が前記所定値に達した以後、積分項の制限を解除しヒ
ータ制御量を算出することを特徴とするガス濃度センサ
のヒータ制御装置。 - 【請求項2】前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗が
センサ活性途中の所定値に達するまでは積分項を使わず
にヒータ制御量を算出する請求項1に記載のガス濃度セ
ンサのヒータ制御装置。 - 【請求項3】前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗が
センサ活性途中の所定値に達するまでは素子抵抗の偏差
に応じた比例項を用いてヒータ制御量を算出し、前記所
定値に達した後は比例項及び積分項を用いてヒータ制御
量を算出する請求項1に記載のガス濃度センサのヒータ
制御装置。 - 【請求項4】前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗が
センサ活性途中の所定値に達するまでは積分項のゲイン
を0付近の値に制限する請求項1に記載のガス濃度セン
サのヒータ制御装置。 - 【請求項5】前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗が
センサ活性途中の所定値に達した時に積分項のリセット
を行う請求項1に記載のガス濃度センサのヒータ制御装
置。 - 【請求項6】前記ヒータ制御量算出手段は、積分項の最
大値を所定のガード値で制限する請求項1に記載のガス
濃度センサのヒータ制御装置。 - 【請求項7】ガス濃度センサの起動当初にヒータを最大
通電量又はその付近で通電する昇温時ヒータ制御手段を
備え、この昇温時ヒータ制御手段による通電制御の後、
前記ヒータ制御量算出手段により算出したヒータ制御量
での通電制御に移行する請求項1〜6の何れかに記載の
ガス濃度センサのヒータ制御装置。 - 【請求項8】前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗の
目標値付近に設定した制御範囲に対し素子抵抗の検出値
が素子温上昇側に外れた場合、積分項のゲイン又は比例
項のゲインの少なくとも何れかを上げる請求項1〜7の
何れかに記載のガス濃度センサのヒータ制御装置。 - 【請求項9】固体電解質体を用いたセンサ素子、並びに
該センサ素子を活性状態に加熱するためのヒータを有す
るガス濃度センサと、 前記ガス濃度センサの素子抵抗を検出する素子抵抗検出
手段と、 素子抵抗の検出値と目標値との偏差に基づいてヒータ制
御量を算出するヒータ制御量算出手段とを備え、前記算
出したヒータ制御量によりヒータ通電を制御するガス濃
度センサのヒータ制御装置において、 前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗の目標値付近に
設定した制御範囲に対し素子抵抗の検出値が素子温上昇
側に外れた場合、素子抵抗の偏差に応じて算出する積分
項のゲイン又は比例項のゲインの少なくとも何れかを上
げることを特徴とするガス濃度センサのヒータ制御装
置。 - 【請求項10】素子抵抗の偏差に基づくフィードバック
制御範囲内において、センサ素子の温度特性に基づき、
素子抵抗が小さいほど積分項のゲイン又は比例項のゲイ
ンの少なくとも何れかを上げる請求項1〜9の何れかに
記載のガス濃度センサのヒータ制御装置。 - 【請求項11】固体電解質体を用いたセンサ素子、並び
に該センサ素子を活性状態に加熱するためのヒータを有
するガス濃度センサと、 前記ガス濃度センサの素子抵抗を検出する素子抵抗検出
手段と、 素子抵抗の検出値と目標値との偏差に基づいてヒータ制
御量を算出するヒータ制御量算出手段とを備え、前記算
出したヒータ制御量によりヒータ通電を制御するガス濃
度センサのヒータ制御装置において、 前記ヒータ制御量算出手段は、素子抵抗の最終的な目標
値よりも高い別の目標値を設定し、センサ活性化に際し
当初は前記別の目標値を用い、その後最終的な目標値に
切り替えることを特徴とするガス濃度センサのヒータ制
御装置。 - 【請求項12】素子抵抗が一旦前記別の目標値に達しオ
ーバーシュートした後、再度当該別の目標値に達した時
に前記別の目標値から前記最終的な目標値に切り替える
請求項11記載のガス濃度センサのヒータ制御装置。 - 【請求項13】素子抵抗が一旦前記別の目標値に達した
後、所定時間経過した時に前記別の目標値から前記最終
的な目標値に切り替える請求項11記載のガス濃度セン
サのヒータ制御装置。 - 【請求項14】前記最終的な目標値+10Ωの範囲内
に、少なくとも1つの前記別の目標値を設定した請求項
11〜13の何れかに記載のガス濃度センサのヒータ制
御装置。 - 【請求項15】前記ガス濃度センサは、車載エンジンか
ら排出される排ガス成分を検出するための排ガスセンサ
である請求項1〜14の何れかに記載のガス濃度センサ
のヒータ制御装置。
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