JP2003106479A - 管体支持クランプ - Google Patents
管体支持クランプInfo
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Abstract
ともに一体成形を可能に構成して廉価に製造できる管体
支持クランプを提供すること。 【解決手段】クランプ1は、硬質性の樹脂材料で形成さ
れる外枠2と軟質性の材料で形成される振動吸収体13
とを有して2色成形又はインサート成形によって一体的
に構成される。外枠2はロック部と取付部を有する水平
部3と、ヒンジ部5を間にして上半円環部8と下半円環
部11とを有する円環部4とを有し、上半円環部8とヒ
ンジ部5及び下半円環部11とは連続的な面で一体的に
形成される。一方、振動吸収体13は、上半円環部8の
内周面に接合する上部振動吸収体14と、下半円環部1
1の内周面に接合する下部振動吸収体15を備え、それ
ぞれ、軸心側に向かって突出する複数のリブ16を有し
ている。各リブ16は、軸心に向かって傾斜角を有して
管体を把持可能に形成されている。
Description
をクランプする管体支持クランプに関し、さらに詳しく
は、管体を車体の所定位置に固定し振動吸収性を考慮し
た2色成形又はインサート成形で形成される管体支持ク
ランプに関する。ここで管体とは、流体の流路を形成す
るために形成されるものであり、例えば、金属材又は樹
脂材あるいはビニール材のパイプやゴム材で形成された
可撓性のホース等が含まれる。
返しによる変形が発生し、管体の疲労を伴うことから要
所に支持クランプで支持されるように配管されている。
また、自動車のエンジンルームの車両フレームに取り付
けられているコンポーネントは、エンジン等の振動を拾
い、接続経路であるパイプやホース等の管体を介して車
室内へ振動を伝播させ、音感として捕らえられる。この
ようなことから、従来では、車両に配管されるパイプや
ホース等の管体には、振動吸収効果を有する軟質材を硬
質材の内部に配置して2色成形構造とした管体支持クラ
ンプが提供されて、管体をクランプするようにしてい
た。
図6に示すように、金属性材料で形成された枠体61
と、枠体61内に配置されて軟質性材料で形成された振
動吸収体65とを有して構成されていた。枠体61は、
リング状に形成される本体部62と本体部62の一方の
端部から突出される取付部63とからなり、リング状の
本体部62が弾性力によって縮径可能に形成され、縮径
された状態で取付部63の通し孔63aねじ等を挿通し
て締め付けることによって固定される。振動吸収体65
は、枠体61の内周面に沿って配置できるようにリング
状に形成されるとともに、内周面には軸心方向に向かう
多数のリブ66が形成され、リブ66の先端でパイプを
把持するように形成されていた。
は、図7に示すように、硬質の樹脂性材料で形成された
枠体71と、枠体71内に配置されて軟質性の材料で形
成された振動吸収体75とを有して2色成形によって形
成されていた。枠体71は、角筒状に形成され、中央部
で二体に分割されて形成され、そして、分割された各枠
体72・73はそれぞれ1本のヒンジピン74に軸支さ
れて開閉可能に組みつけられていた。上方の枠体72に
は一端から下方に延設して先端にフック部72bを有す
る係止部72aが形成され、下方の枠体73には、係止
部72のフック部72bに係止可能な突出部73aが形
成されるとともに被装着体に取り付け可能な水平部73
bが水平方向に延設されている。
た各枠体72・73にそれぞれ粘着して固着されるため
に二分割して形成され、二分割された各振動吸収体76
・77は、相互に対向する面にそれぞれ半円状の凹部7
6a・77aを有し、各枠体76・77がヒンジピン7
4を中心に回動して閉じることによって、各半円状の凹
部76a・77aで管体を把持するように構成されてい
た。
持クランプのうち、前者の場合には、枠体61が金属製
の材料で形成されていることから縮径する範囲が小さ
く、管体を先端部から挿通する場合には管体を取り付け
られるものの、配管されている管体を外周面側から取り
付ける場合には、枠体61が管体より大きく開口できな
いことから取り付けることができなかった。しかも、振
動吸収体65に形成されているリブ66が軸心方向に向
かっているため、リブ66の先端面で管体の外周面を把
持することになり、管体を把持する際、枠体61が管体
を押圧する方向、つまり閉じることによって縮径する方
向(例えば、Y軸方向とする。)にはリブ66の反力は
強く、それに直交する方向(例えば、X軸方向とす
る。)にはリブ66の反力が弱い。このことは、管体を
把持する力が偏りバランスが崩れることとなっていた。
そのため、例えば、X軸方向に振動等の負荷がかかると
管体の把持力が不安定となって把持力を弱くすることと
なっていた。
吸収体75が二分割して形成され、ヒンジピン74で連
結していることから、枠体71と振動吸収体75とが一
体成形することができず、組付作業を要することとなる
ばかりでなく部品点数を増やしてコストを増大させてい
た。
あり、振動吸収の効果を増大させるとともに、開口量を
大きくしてどの位置からでも管体を支持することがで
き、しかも、部品点数を少なくして廉価に構成できる管
体支持クランプを提供することを目的とする。
支持クランプでは、上記の課題を解決するために、以下
のように構成するものである。すなわち、硬質性の材料
で形成される中空状の外枠と、前記外枠の内周面に配置
されて軟質性の材料で形成される振動吸収体とを有して
2色成形又はインサート成形で形成される管体支持クラ
ンプであって、前記外枠が連続的な面で形成されるヒン
ジ部を有して開閉可能に形成されるとともに、閉止した
状態で前記外枠を固着可能なロック手段を有し、前記振
動吸収体が管体を把持可能な把持部を有して構成されて
いることを特徴とするものである。
が、前記管体を把持する側に配置されて軸心に向かって
突出する複数のリブで構成され、前記リブは軸心に向か
う方向に対して有角に形成されていればよい。
トの高架橋又は部分架橋タイプ熱可塑性エラストマーで
構成されていればなおよい。
前記管体を把持する前の前記リブの内縁を通る内径Dk
との比率がDp/Dk=1.05〜1.55に設定され
ていればよい。
うに構成されていることから、管体を把持する際には、
外枠をヒンジ部で開口させて管体を挿通した後、外枠を
閉口させることによって、振動吸収体で管体を把持して
ロック手段でクランプすることができ、管体に発生した
振動を振動吸収体で吸収することができる。しかも、ヒ
ンジ部は外枠の一部で形成されていることから、外枠と
振動吸収体とを2色成形あるいはインサート成形で一体
的に形成でき、部品点数を少なくして廉価なコストで管
体支持クランプを提供することができる。
リブは、リブが軸心に向かう方向に対して有角に形成さ
れていることから、リブで管体を把持する際に、外枠が
管体を押圧する方向、つまり閉じることによって縮径す
る方向には、リブが座屈しやすくリブの反力を弱めるこ
とができ、それに直交する方向には、リブの傾きによっ
てリブが管体を押圧してリブの反力を高めることができ
て把持力を向上させることができる。従って、円周方向
に配置された各リブのそれぞれ把持力を均一化すること
ができバランスよく把持力を向上することができ、管体
に対してどの方向の負荷がかかっても、管体を安定して
把持することができる。
ソフトセグメントの高架橋又は部分架橋タイプ熱可塑性
エラストマーで形成されていることから、管体Pから発
生する振動を効果的に吸収できる。
体の外径より小さく形成されていることから、リブの先
端を撓ませて管体を把持することができ、また、リブの
先端の撓ませ量が多いとリブの変形が大きくなって、リ
ブの寿命を短くさせることとなるから、各リブの先端を
通る内縁径Dkが、Dp/Dk=1.05〜1.55に
設定されていれば、リブの変形を大きくすることなく管
体を適度に把持することができる。
に基づいて説明する。実施形態の管体支持クランプ(以
下、クランプという)は、パイプやゴムホース等の管体
を把持してロックするものであり、硬質性の材料で形成
された中空状の外枠と、外枠の内部に配置されて軟質性
の材料で形成された振動吸収体とを2色成形法又はイン
サート成形法で一体的に形成することによって構成され
ている。
示すものであり、外枠2が、硬質性の樹脂材料で形成さ
れた帯状の板をその両端を合わせ面にして水平部3を形
成するとともに中央部に円環部4を配置するように形成
したものであり、円環部4における水平部3と略反対の
位置には、1か所のヒンジ部5が形成されている。ヒン
ジ部5は円環部4に連続した面で形成されるとともに円
環部4から外方に向かって半円状に突出するように形成
されている。これによって外枠2は、ヒンジ部5を中心
にして、上水平部7と上半円環部8で形成される上部外
枠6と、下水平部10と下半円環部11とで形成される
下部外枠9とが開閉可能に形成されることとなる。
水平部7と、下半円環部11に連接される下水平部10
とからなり、上水平部7と下水平部10とに通し孔7a
・10aを同心上に設け、ボルトを挿通してナットを介
して締め込むことことができるように形成されている。
さらに、下水平部10には上水平部7に向かって突出し
フック部10cを有する係合突起部10bが形成され、
上水平部7に形成された孔部7bに挿通して上水平部7
と係止可能に構成されている。
通し孔10aにボルトを挿通するか、挿通されたねじに
ナットを締め付けるかによって、クランプ1を被装着体
の所定の場所に取り付けることとなり、一方、上水平部
7の孔部7bに下水平部10の係合突起部10bを係止
することによって、上部外枠6下部外枠9とをロック状
態にするロック機構を形成することとなる。
回による屈曲を考慮して、強度の高い樹脂性材料、例え
ば、ポリエチレン樹脂・ポリプロピレン樹脂・ポリアミ
ド樹脂・ポリフェニレンエーテル樹脂等で形成すること
が望ましい。
形成されるとともに外枠2の円環部4の内周面に接合さ
れている。振動吸収体13は上半円環部8に接合する上
部振動吸収体14と下半円環部11に接合する下部振動
吸収体15とが分割して配置されるとともに、軸心に向
かって突出する多数のリブ16が歯状に形成されてい
る。
の歯元の中心位置から歯先の中心位置に結ぶ線と、リブ
16の歯元の中心位置から外枠2の軸心に向かう線との
交差する角度が3°〜30°(望ましくは、5°〜20
°)になるような傾斜角αを有して形成されている。こ
のリブ16の傾斜方向は全て同一方向ではなく、図2に
示すように、外枠2に接合された振動吸収体13を4分
割にした状態で、つまり上部振動吸収体14・下部振動
吸収体15をそれぞれ2分割して縦軸(Y軸)に対して
対称となるとともに、上部振動吸収体14と下部振動吸
収体15とが横軸(X軸)に対して対称となるような方
向にそれぞれ形成されている。
ク機構が配置されているクランパー1で管体Pを把持す
る際、一般的には、ロック機構で円環部4を閉じること
によって、図1中、Y軸方向にリブ16の反力が強く、
X軸方向にはリブ16の反力が弱くなる。従って、図2
に示すように、リブ16が中心軸に対して傾斜角αを有
することによって、Y軸付近のリブ16Dは座屈しやす
くなって、リブ16Dの反力を弱め、一方、X軸付近の
リブ16AはY方向の力を従来と比べて大きく受けるこ
ととなって、リブ16Aの反力を増すこととなる。これ
によって、X軸・Y軸方向共に均一な把持力を有するよ
うに形成されることとなる。
リブ16AからY軸付近のリブ16Dに向かって順次大
きくするようにしてもよい。
把持して、管体Pから発生する振動を吸収可能な熱可塑
性エラストマーのソフトセグメントのもの、例えば、ス
チレン系TPEでは、ポリブタジェン又はポリイソプレ
ンあるいは水素添加BR、水素添加IR、オレフィン系
TPEでは、エチレン・プロピレン系ゴム、又はブチル
ゴム、塩ビ系TPEでは、非晶PVC又はニトリルゴ
ム、ウレタン系TPEでは、脂肪族ポリエステル又は脂
肪族ポリエーテル、エステル系TPEでは、脂肪族ポリ
エステル又は脂肪族ポリエーテル、アミド系TPEで
は、脂肪族ポリエステル又は脂肪族ポリエーテルが使用
され、望ましくは、特に制振性の優れたブチル系ゴム、
例えば、トレフシン(AESジャパン製)又は、ブチル
系制振熱可塑性エラストマー(クレハエラストマ−製)
等を使用することがよい。
リブ16の内縁を通る内径をDkとし、管体Pの外径を
Dpとすれば、リブ16で管体Pの外周面を適度な把持
力で把持するために、リブ16の内縁を通る内径Dkを
Dp/Dk=1.05〜1.55(望ましくは、1.1
5〜1.35)に設定している。
の作用について、図3に基づいて説明する。
における水平部3の通し孔7a・10aを被装着体の所
定の位置に取りつける。そして、上部外枠6を、ヒンジ
部5を中心に上方に開いて、上水平部7を下水平部10
に対して離隔してクランプ1を開口させ、管体Pをクラ
ンプ1の振動吸収体13内に挿入させた後、上部外枠6
を下部外枠9側に移動させて閉じる。この際、上水平部
7の孔部7bに下水平部10の係合突起部10bを挿通
させてフック部10cで係止することによって上部外枠
6と下部外枠9とをロックさせ、管体Pを外周面から把
持することとなる。
ンプすることによって、管体Pに発生した振動を振動吸
収体13で吸収することができる。しかも、ヒンジ部5
は外枠2の一部で形成されていることから、外枠2と振
動吸収体13とを2色成形あるいはインサート成形で一
体的に形成でき、部品点数を少なくして廉価なコストで
管体支持クランプを提供することができる。
数のリブ16は、リブ16が軸心に向かう方向に対して
有角に形成されていることから、リブ16で管体Pを把
持する際に、Y軸付近のリブ16Dを座屈させやすくし
てリブ16Dの反力を弱め、また、X軸付近のリブ16
AにY軸方向の反力を増加させることとなって、円周方
向に配置された各リブのそれぞれ把持力を均一化するこ
とができバランスよく把持力を向上することができる。
従って、管体Pに対してどの方向の負荷がかかっても、
管体Pを安定して把持することができる。
枠9の係合突起部10bは上部外枠6の孔部7bに挿通
するだけで係合することができるので、上部外枠6と下
部外枠9とのロックをワンタッチで容易に行なうことが
できる。
フトセグメントの高架橋又は部分架橋タイプ熱可塑性エ
ラストマーで形成されていることから、管体Pから発生
する振動を効果的に吸収できる。
内径Dkを、管体Pを把持する前の管体Pの外径に対し
て、Dp/Dk=1.05〜1.55になるように形成
していることから、リブ16の変形を大きくすることな
く管体Pを適度に把持することができる。
に示すように、矩形筒状に形成された外枠22と、外枠
22の内周面に2色成形あるいはインサート成形で一体
的に形成された振動吸収体31とを有して構成されてい
る。外枠22は、縦方向の中間位置に配置されるヒンジ
部26を間にして上部外枠23と下部外枠24とに分割
され、上部外枠23におけるヒンジ部26と反対の側に
形成される一方の端面には、上端から屈曲して下方に延
設しフック部25aを有する係止部25が形成され、下
部外枠24のヒンジ部26と反対の側に形成される一方
の端面には、下端部から水平方向に延設する取付部27
と、取付部27の上方に配置されるとともに上部外枠2
3の係止部25と対向する位置に配置される突出部28
と、下端面から下方に突出して被装着体の孔に係合可能
な球状のボス部29が形成されている。
31は、第1の形態のクランプ1と同様に、軟質性の樹
脂材料で形成され、振動吸収体31は上部外枠23に接
合する上部振動吸収体32と下部枠体24に接合する下
部振動吸収体33とがヒンジ部26を間にしてそれぞれ
配置されるとともに、軸心に向かって突出する多数のリ
ブ34が歯状に形成されている。
動吸収体31の材料は、第1の形態と同様の材料で形成
されるとともに、リブ34は、第1の形態と同様、図2
に示すように、リブ34の歯元の中心位置から歯先の中
心位置に結ぶ線と、リブ34の歯元の中心位置から外枠
2の軸心に向かう線との交差する角度が3°〜30°
(望ましくは、5°〜20°)になるような傾斜角αを
有して形成されている。そして、このリブ16の傾斜方
向は、上部振動吸収体32・下部振動吸収体33をそれ
ぞれ2分割して縦軸(Y軸)に対して対称となるととも
に、上部振動吸収体32と下部振動吸収体33とが横軸
(X軸)に対して対称となるような方向にそれぞれ形成
されている。
を被装着体に係合させ、取付部27をねじ等で締め付け
た後、ヒンジ部26を中心にして上部外枠23を下部外
枠24に対して開閉して、管体Pを把持するように作用
されることから、極めて容易に管体を把持できるととも
に、外枠21と振動吸収体31とが2色成形又はインサ
ート成形等の一体成形で形成することができ、廉価なコ
ストで提供することができる。また、上部外枠23を下
部外枠24に対して閉じたときに係止部25のフック部
25aで、下部外枠24の突出部28に係止してロック
状態を確保できることから、ワンタッチで容易な作業で
ロック機構を構成できる。
ように、筒状に形成された外枠42と、外枠42の内周
面に2色成形あるいはインサート成形で一体的に形成さ
れた振動吸収体51とを有して構成されている。外枠4
2は、縦方向の中間位置に配置されるヒンジ部46を間
にして上部外枠43と下部外枠44とに分割され、上部
外枠43の一端には水平部45が形成されるとともに、
水平部45の上面には複数の尖状突起部45aが間隔を
有して形成されている。
合する縦方向の嵌合凹部47が形成されるとともに上部
外枠43の水平部45を嵌合して尖状突起部45aの端
面に当接可能な係止部48が形成されている。係止部4
8は前後方向に一対の支持柱48aを有し、支持柱48
aの上端には、水平部45の上面と尖状突起部45aの
端面に当接可能な係止片48bが配置され、上部外枠4
3が閉じたときに、水平部45が支持柱48a又は係止
片48bを弾性的に変形させて、一対の係止片48b間
を通過するように形成される。これによってロック機構
を構成する。
外枠43に接合する上部振動吸収体52と下部枠体44
に接合する下部振動吸収体53とがヒンジ部46を間に
してそれぞれ配置されるとともに、軸心に向かって突出
する多数のリブ54が歯状に形成されている。
動吸収体51の材料は、第1の形態と同様の材料で形成
されるとともに、リブ54は、第1の形態のクランプ1
・第2の形態のクランプ21と同様に形成される。従っ
て、第3の形態のクランプ41においても、その効果
は、第1の形態のクランプ1・第2の形態のクランプ2
1と同様に達成される。
図である。
である。
である。
図である。
図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 硬質性の材料で形成される中空状の外枠
と、前記外枠の内周面に配置されて軟質性の材料で形成
される振動吸収体とを有して2色成形又はインサート成
形で形成される管体支持クランプであって、 前記外枠が連続的な面で形成されるヒンジ部を有して開
閉可能に形成されるとともに、閉止した状態で前記外枠
を固着可能なロック手段を有し、前記振動吸収体が管体
を把持可能な把持部を有して構成されていることを特徴
とする管体支持クランプ。 - 【請求項2】 前記振動吸収体の把持部が、前記管体を
把持する側に配置されて軸心に向かって突出する複数の
リブで構成され、前記リブは軸心に向かう方向に対して
有角に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
管体支持クランプ。 - 【請求項3】 前記振動吸収体が、ソフトセグメントの
高架橋又は部分架橋タイプ熱可塑性エラストマーで構成
されていることを特徴とする請求項1又は2記載の管体
支持クランプ。 - 【請求項4】 前記管体の外径Dpと前記管体を把持す
る前の前記リブの内縁を通る内径Dkとの比率がDp/
Dk=1.05〜1.55に設定されていることを特徴
とする請求項1,2又は3記載の管体支持クランプ。
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---|---|---|---|
JP2001301685A JP4700868B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 管体支持クランプ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301685A JP4700868B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 管体支持クランプ |
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JP2003106479A true JP2003106479A (ja) | 2003-04-09 |
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JP2001301685A Expired - Lifetime JP4700868B2 (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 管体支持クランプ |
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JP (1) | JP4700868B2 (ja) |
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