JP2003103994A - 塗布膜転写具及び塗布膜転写テープの交換方法 - Google Patents

塗布膜転写具及び塗布膜転写テープの交換方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、本体を小型に形成して携帯性に優れ
た構成とし、使用済み塗布膜転写テープの交換作業を少
ない操作で容易に実施可能とする塗布膜転写具を提供す
ることを課題とする。また、リフィールの交換により廃
棄される部材を削減することにより、省資源、ゴミの削
減等に貢献する塗布膜転写具を提供することを課題とす
る。 【解決手段】本発明は、リフィール交換のために本体が
分割されると、ヘッドがテープ交換位置まで自動的に回
転し、リフィールを交換したのち本体を閉じることで、
自動的にヘッド先端部までテープが巻回されて転写作業
が可能となるように構成し、テープ交換作業が極めて容
易な塗布膜転写具を提供するものである。また、塗布膜
転写テープの交換に際しては、本体に設けられたヘッド
や巻取リールや供給リールなどの部材は交換することな
く再使用可能とし、省資源、ゴミの削減等に貢献するこ
とが可能な塗布膜転写具を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープの片面に剥
離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に転写する
ために用いられる塗布膜転写具の構成に関する。さらに
詳細には、このような塗布膜転写具において、本体を小
型に形成して携帯性に優れた構成とし、使用済み塗布膜
転写テープの交換作業を少ない操作で容易に実施可能と
する構成に関する。また本発明は、リフィールの交換に
より廃棄される部材を削減することにより、省資源、ゴ
ミの削減等に貢献する塗布膜転写具の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、修正塗料や粘着材層を紙面等に転
写するために用いられる塗布膜転写具は複数案出されて
おり、このような塗布膜転写具の一つとして本体を小型
且つ細身に形成した商品が販売されている。
【0003】一例を挙げて説明すると、例えば図27に
示すような商品が挙げられる。この商品は、特開2001-4
8414号公報に開示される塗布膜転写具の構成を示すもの
である。この塗布膜転写具は、本体内部に互いに連係動
作する供給リールと巻取リールが設けられており、内部
に設けられた塗布膜転写テープは使い切り式になってい
た。通常塗布膜転写具はこのような使い切り商品が一般
的であったが、それは、このような商品が元々携帯用と
して案出されたものであったため、オフィス等で頻繁に
使用する通常の商品と比較してその使用頻度が低いこと
から、塗布膜転写テープを交換しなくとも十分に長期間
使用することが可能であったからである。しかしなが
ら、このような小型の塗布膜転写具は携帯時の利便性に
優れるだけでなく、持ちやすい、収納場所をとらないな
どの理由から、携帯時の使用に限らず通常の使用におい
ても人気を得ている。ところが、本体を小型化した結果
あらかじめ設けられている塗布膜転写テープの量が少な
いため、頻繁に使用すると塗布膜転写テープの減りが著
しく、しばしばテープ切れをまねくことになった。つま
り、通常の塗布膜転写具に設けられる塗布膜転写テープ
が10m程度であるのに対し、このような商品の場合には
5メートル程度でしかないため、略二倍はやく消費して
しまうことになり、頻繁に買い換えなくてはならなかっ
た。そのため、このような使いきり式の商品は塗布膜転
写具の内部構成を簡単にして製品を安価に生産して提供
することが可能である反面無駄が多く、資源の節約、ゴ
ミの排出量削減などの観点からは問題があった。
【0004】そのため、近年では使用済みになった塗布
膜転写テープを交換して再使用可能とする機構が開発さ
れており、すでにこのような機構を設けた商品が存在し
ていた。そこで、小型の塗布膜転写具においても、この
ような機構を採用することで、資源の節約、ゴミの排出
量削減を図ることが可能であると考えられるが、現在知
られるテープの交換機構には次のような問題が存在し
た。
【0005】テープ交換式塗布膜転写具は、省資源やゴ
ミの削減を目的としているのであるから、理想的には、
交換されるべきものは使用済みとなった塗布膜転写テー
プのみとして、これに付属して交換される部材は存在し
ないことが望ましい。しかしながら、塗布膜転写テープ
のみの交換作業は使用者が容易に実施することが困難で
あるから、実際には塗布膜転写テープと共にある程度他
の部材も一緒に交換されることになっていた。この点に
関し、現在市販される商品を検証してみると、実際には
かなり多くの部材が塗布膜転写テープと共に交換されて
いるのが現状である。
【0006】例えば、図28には特開平6-286927号公報
に開示される交換用塗布膜転写テープ800を示してい
る。これを参照して具体的に説明すると、従来の商品は
塗布膜転写テープの交換作業を容易とするため、塗布膜
転写テープをカートリッジ式に形成している商品が少な
からず存在していた。このような商品の場合、通常交換
対象となるのは塗布膜転写テープ805、塗布膜転写テー
プのコア801、巻取リール802、ホルダ803、転写ヘッド8
04等である。ここで塗布膜転写テープの動作を考察して
みると、供給され、ヘッドで転写され、巻取リールに巻
回されるのが一連の動作であるから、これに関わる部材
を一まとめにしてカートリッジとしたほうが交換作業を
容易にすることが可能となるのは事実といえる。しかし
ながら、正常に機能している多くの部材まで使用済み塗
布膜転写テープと一緒に交換することはまったくの無駄
であり、省資源、ゴミの削減といった本来の目的から外
れることにもなりかねなかった。また、カートリッジ交
換式の商品のなかにも、構造が簡略であり交換する部材
数の少ない商品が存在したが、そのような商品は交換す
る部材を削減した分よけいに交換作業に要する操作が複
雑になることがしばしばであった。
【0007】そこで、このようなカートリッジ式塗布膜
転写具の問題点を解消する技術が案出されている。
【0008】例えば、特開平9-2724号公報に開示される
発明が挙げられる。この発明による塗布膜転写具は、図
29に示すように転写ヘッド900とこれを支持するアー
ム901が一体的に回動可能に設けられており、図30に
示すようにホルダー1000に装着した交換用塗布膜転写テ
ープ1001を容易に装着可能とするものであった。つま
り、塗布膜転写テープの交換時には、ヘッド900及びア
ーム901部分を回転させて図31に示す状態としてお
き、この状態でホルダ1000に固定された交換用の塗布膜
転写テープ1001と巻取リール1002とを塗布膜転写具本体
の上方から取付けることができた。テープを取付けた後
は、ヘッド900及びアーム901部分を反時計方向に回転さ
せることにより自動的に塗布膜転写テープがヘッドにセ
ットされると同時に、塗布膜転写テープが巻き取られて
弛みがなくなるので、交換作業は容易に実施することが
可能となっていた。多くの場合、使用者にとってテープ
交換式塗布膜転写具の最大の悩みは、交換作業時に塗布
膜転写テープをヘッドに掛けなくてはならない点にあっ
たが、このような構成によれば、テープ交換時に使用者
が複雑な操作を行うことなく塗布膜転写テープをヘッド
に掛けることができ、さらに塗布膜転写テープの弛みも
自動的に調節することができるので優れた機構であると
いえる。また、一般的に塗布膜転写テープの交換作業の
容易さと交換対象となる部材の数は相反する傾向にあ
り、交換対象となる部材を削減して使用済み塗布膜転写
テープのみの交換に近づけようとすると、使用者が塗布
膜転写テープを手作業でヘッドに掛けてから巻取リール
を調節してテープの弛みをとるなどの面倒な作業を行う
必要があったが、この発明ではそれは不要になってい
た。さらに、交換対象となる部材は塗布膜転写テープ、
巻取リール、塗布膜転写テープコア、ホルダだけであ
り、塗布膜転写具の内部機構のほとんどを交換対象とし
ていた商品と比較して大幅な省資源化が図られていた。
【0009】しかしながら、このような商品にも改良の
余地はあり、省資源、ゴミの削減を図ると同時に、さら
に簡単な操作によって塗布膜転写テープを交換可能とす
ることが求められていた。例えば、前記従来技術の場
合、塗布膜転写テープの交換時には本体ケースを開
き、ヘッド及びアームを回転させ、塗布膜転写テー
プを交換し、ヘッド及びアームを回転させて元の位置
に戻し、本体ケースを閉じるという五段階の操作が必
要であった。このような操作自体は慣れてしまえば難し
いものではなかったが、使用者に煩わしさを感じさせ、
商品に対して好ましくない印象を与えることにもなりか
ねなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、本体を小
型に形成して携帯性に優れた構成とし、使用済み塗布膜
転写テープの交換作業を少ない操作で容易に実施可能と
する塗布膜転写具を提供することを課題とする。また本
発明は、リフィールの交換により廃棄される部材を削減
することにより、省資源、ゴミの削減等に貢献する塗布
膜転写具を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
テープの片面に剥離可能な状態で設けられた転写層を被
転写面に転写するために用いられる塗布膜転写具におい
て、リフィール交換のために本体が分割されるとヘッド
がテープ交換位置まで自動的に回転し、リフィールを交
換したのち本体を閉じることで、自動的にヘッド先端部
まで塗布膜転写テープが巻回され、転写作業が可能な状
態となることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、上記構成により、リフィ
ール交換のために本体が分割されるとヘッドがテープ交
換位置まで自動的に回転し、リフィールを交換したのち
本体を閉じることにより、自動的にヘッド先端部までテ
ープが巻回されて転写作業が可能な状態となる。そのた
め、従来手動で行っていた煩わしい操作を廃して塗布膜
転写テープの交換作業を極めて容易なものとすることが
できる。また、塗布膜転写テープの交換に際しては、本
体に設けられたヘッドや巻取リールや供給リールなどの
部材は交換することなく再使用可能とし、省資源、ゴミ
の削減等に貢献することが可能な塗布膜転写具を提供す
ることができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、本体の一方に設けられたラックと噛合する歯車部が
設けられると共に、他方の本体内部に軸支されて回転自
在となるヘッド保持体を設けたことを特徴とする。
【0014】本発明は、本体の一方に設けられたラック
と噛合する歯車部が設けられると共に、他方の本体内部
に軸支されて回転自在となるヘッド保持体を設けて構成
される。そして、リフィール交換のために本体が分割さ
れると前記ラックとヘッド保持体に設けられた歯車部と
の噛合により、ヘッド保持体が回転する構成としてい
る。そのため、リフィール交換に際しては、本体が分割
されるとヘッドがテープ交換位置まで自動的に回転し、
リフィールを交換した後に本体を閉じることにより、自
動的にヘッド先端部までテープが巻回されて転写作業が
可能な状態となる。したがって、本体内部に設けた各部
材を個別に動かす必要はなくなり、塗布膜転写テープの
交換作業を極めて容易に行うことが可能な塗布膜転写具
を提供することができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2において、リフィール交換のために本体が分割され
ることにより、ヘッド保持体が自動的に巻取リールの側
部に移動してヘッドから塗布膜転写テープが外れ、分割
された本体を閉じることにより、ヘッド保持体が自動的
に逆方向に回転してヘッドに塗布膜転写テープに掛か
り、ヘッド保持体の回転によって塗布膜転写テープが引
き出されて塗布膜転写テープの弛みが除去されることを
特徴とする。
【0016】本発明によれば、リフィール交換に際して
本体が分割されると、ヘッド保持体が回転してヘッドが
自動的に巻取リールの側部に移動すると共に塗布膜転写
テープから外れる。また、分割された本体を閉じると、
ヘッド保持体が自動的に逆方向に回転してヘッドが塗布
膜転写テープに掛かると共に、塗布膜転写テープが引き
出されてテープの弛みが除去される。このため、本体内
部に設けた各部材を個別に動かす必要はなくなり、塗布
膜転写テープの交換作業を極めて容易に行うことが可能
な塗布膜転写具を提供することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、テープの片面に剥
離可能な状態で設けられた転写層を被転写面に転写する
ために用いられる塗布膜転写具において、リフィール交
換のために本体が分割されると、テープ交換位置まで自
動的にヘッドが回転し、リフィールを交換したのち本体
を閉じることで、自動的にヘッド先端部までテープが巻
回されて転写作業が可能となるように構成し、本体を分
割して開くことにより使用済み塗布膜転写テープを取外
し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除去
したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと巻取リ
ールに装着する操作と、分割された本体を閉じる操作と
からなることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、リフィール交換のために
本体が分割されるとテープ交換位置まで自動的にヘッド
が回転し、リフィールを交換したのち本体を閉じること
で、自動的にヘッド先端部までテープが巻回されて転写
作業が可能となるように構成している。よって、本体を
分割して開くことにより使用済み塗布膜転写テープを取
外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープを除
去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと巻取
リールに装着する操作と、分割された本体を閉じる操作
によって簡単に塗布膜転写テープを交換することが可能
である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、リフィール交換のため
に本体が分割されるとヘッドがテープ交換位置まで自動
的に回転し、リフィールを交換したのち本体を閉じるこ
とで自動的にヘッド先端部までテープが巻回されて転写
作業が可能となるように構成される。これにより、従来
手動で行っていた煩わしい操作を廃して塗布膜転写テー
プの交換作業を極めて容易に実施可能な塗布膜転写具を
提供するものである。また、塗布膜転写テープの交換に
際しては、本体に設けられたヘッドや巻取リールや供給
リールなどの部材は交換することなく再使用可能とし、
省資源、ゴミの削減等に貢献することが可能な塗布膜転
写具を提供するものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る塗布膜転写具の一構
成を示している。図2は、図1に示す塗布膜転写具を図
1とは異なる角度でみた状態を示している。塗布膜転写
具の本体1は、それぞれ樹脂素材によって形成される第
一のケース11、第二のケース12、ヘッド3のキャップ2を
備えており、第一のケース11と第二のケース12は分割可
能な状態で連結されている。また、ヘッド3を保護する
キャップ2は、支持部22を中心として回転可能に軸支さ
れている。このキャップ2の縁部には係止部21を形成
し、キャップを閉じる場合にはこの係止部21がヘッド3
に係止するように構成している。
【0022】次に、図3を参照して塗布膜転写具の本体
1の内部を説明する。図3は、図1及び図2に示す塗布
膜転写具の本体1を開いた状態を示している。本体1の
内部にはヘッド保持体6、ヘッド3、巻取リール4、供給
リール5、中間歯車8等が設けられている。この状態で巻
取リール4と供給リール5は中間歯車8を介して噛合して
おり、ヘッド3に形成された歯車部61は第二のケース内
部に形成されたラック1211に噛合している。
【0023】次に、図4と図5を参照して第一のケース
11と第二のケース12の関係を説明する。図4は、第一の
ケース11と第二のケース12の連結状態を示している。図
5は、第二のケース12の構成を示す分解斜視図を示して
いる。第一のケース11は樹脂成形して一体的に形成され
ており、第二のケース12はそれぞれ樹脂成形して形成さ
れた左部材121と右部材122とから構成されている。そし
て、第一のケース11は、第二のケース12に設けた係止爪
1212、1213、1214の三つの部材により第二のケース12と
連結され、塗布膜転写テープの交換作業を行う際に容易
に一方のケースを他方のケースに対して摺動して開くこ
とが可能となっている。なお互いのケースの連結時に
は、第一のケース11の裏面に形成した係合部116(図7参
照)が第二のケースの内面に形成した案内部1215に嵌合
する。また、第一のケース11に形成された係止部117(図
7参照)が係止爪1214に係止される。
【0024】次に、図6乃至図9を参照して第一のケー
ス11に取付けられる各部材を説明する。図6は、第一の
ケース11に設けられた各部材の取付け関係を説明するた
めの分解斜視図である。図7は、前記図6に示す分解斜
視図を下方から見た状態を示している。図8は、本体1
のB‐B断面図を示している。図9は、本体1のA‐A断面
図を示している。
【0025】供給リール5は、それぞれ樹脂素材によっ
て成形された歯車部材51と回転コア52とから構成されて
おり、第一のケース11に形成された軸112に緩挿して取
付けられている。そして、組み立て時において、歯車部
材51の上面に形成されたリムの内部に回転コア52に設け
たアーム522が入り、アーム522の端部に形成した凸部52
21がリムの内壁512に接触して摩擦クラッチを構成して
いる。また、回転コア52と歯車部材51にはそれぞれ部材
の中心に軸穴523と511が設けられており、この穴に軸11
2を緩挿することで回転自在としている。
【0026】中間歯車8は、樹脂素材によって一体成形
されており、穴81に軸113を緩挿して取付けられてい
る。なお、中間歯車8は軸113に取付けられた状態で供給
リール5の歯車部材51と噛合している。
【0027】巻取リール4は、樹脂素材によって一体成
形されており、軸穴43に軸114を緩挿して取付けられて
いる。そして、巻取リール4は軸114に取付けられた状態
で回転自在となり、部材の下部に形成された歯車部44が
中間歯車8と噛合した状態となる。また、この巻取リー
ル4は係止部41と縁部42を備えている。前記係止部41
は、後述するように塗布膜転写テープに設けたテープ係
止片を係止するために設けられている。また、前記縁部
42は、歯車部材51が上下方向へ移動することを規制して
歯車部材51が軸から脱落することを防止するために設け
られている。
【0028】ヘッド保持体6は、樹脂素材によって一体
成形されており、部材に設けた軸穴62にヘッド取付け部
111に設けた軸1111を緩挿して取付けられて回転自在と
なっている。また、ヘッド保持体6に設けた緩衝部材64
に形成した軸63にヘッド3が取付けられている。このヘ
ッド3はローラー31を備えており、部材の後部に設けた
穴32に軸63が緩挿されて回転自在な状態で取付けられて
いる。この軸63の先端631は先割れ形状に形成されてお
り、左右から力を加えることで弾性的に変形するので、
ヘッド3の取付けは、この先端631を左右から挟んで部材
の間隔を縮めておき、ヘッド3に設けた穴32に通してか
ら先端631を放すことで行われる。すると、穴32の内径
よりも軸63の先端631が大きく広がり、ヘッド3が軸63に
係止される。
【0029】次に、図10乃至図14を参照して本発明
にかかる塗布膜転写具のヘッド3及びヘッド保持体6の動
作を説明する。図10は、ヘッド保持体6と第二のケー
ス12の内部に形成したラック1211との噛合状態を説明す
る図であり、説明上必要な部材のみ記載し、他の部材に
関しては便宜上省略して記載している。ヘッド保持体6
はこのようにしてラック1211と噛合しており、図11乃
至14は、図10に示す噛合状態の変化を時系列順に示
している。また、各図とも図10と同様に説明上必要な
部材のみ記載し、他の部材に関しては便宜上省略して記
載している。
【0030】初め、ヘッド3は図11に示すように水平
方向に向いている。この状態から、第一のケース11を右
方向にスライドさせる。
【0031】すると、図12に示すようにラック1211の
先端に設けた突部12111とヘッド保持体6に設けた歯車部
61の先端が接触し、ヘッド保持体6は時計方向に回転を
始める。
【0032】そして、図13に示す状態を経て図14に
示す状態となる。このときヘッド保持体6及びヘッド3は
図11に示す状態から見て180度回転した状態となって
おり、ヘッド保持体の回転軸1111とヘッドの端部33と巻
取リールの回転軸114が一列に並んだ状態となる。以上
がヘッド3及びヘッド保持部6の動作であり、第一のケー
ス11を閉じる場合には上記動作が反転して行われる。即
ち、ヘッド3及びヘッド保持部6は反時計方向に180度回
転し、図11に示す状態となる。
【0033】次に、図15乃至図17を参照して、本発
明に係る塗布膜転写具に使用する交換用塗布膜転写テー
プ(リフィール)7の構成を説明する。図15は、本発明
に係る交換用塗布膜転写テープの外観を示している。ま
た、図16は図15に示す塗布膜転写テープの分解斜視
図を示している。そして、図17は図16に示す保持体
72を他の角度から見た斜視図を示している。交換用塗布
膜転写テープ7は樹脂成形により形成された保持体72に
コア74とテープ係止片73が設けられた塗布膜転写テープ
71を取付けて構成される。塗布膜転写テープ71はこの状
態で案内部722に係止されている。保持体72にはテープ
係止片取付け部721と、コア取付け部723が設けられてい
る。テープ係止片取付け部721には縁部7211が設けられ
ており、コア取付け部723の縁部には複数の係止片7231
が設けられている。また、塗布膜転写テープ71は、コア
74に巻回されたテープの端部をテープ係止片73の内壁73
3に取付けて形成されている。このテープ係止片73は、
取付け時において部材の上部に形成した係合部732が保
持体72に形成した取付け部721の縁部7211に係止した状
態となる。また、コア74は、部材の外周に形成した係止
部742がコア取付け部723に設けた係止片7231によって係
止され回転自在となる。なお、コア74の内面には複数の
凸部741が形成されており、取付け時において供給リー
ル5に設けた空転防止爪521と係合して塗布膜転写テープ
の空転を防止可能としている。また、保持体72の背面は
図17に示すように切り欠かれており、ここから塗布膜転
写テープを引き出すことが可能になっている。
【0034】次に、図18と図19を参照して、巻取リ
ール4とテープ係止片73の取付け関係を説明する。図1
8は、巻取リール4にテープ係止片73を取付ける状態を
示している。図19は、巻取リール4にテープ係止片73
を取り付けた状態を示している。テープ係止片73には、
三本の足部731が形成されている。また、巻取リール4に
は複数の係止部41が形成されている。前記テープ係止片
73に設けた三本の足部731は、巻取リール4の上方からこ
の係止部41に差し込まれて係止される。なお、足部731
の下端7311は足部731から張り出しており、巻取リール
に巻回された使用済み塗布膜転写テープを取外す際に、
塗布膜転写テープが係止片73と一体的に抜き取られるよ
うに係止可能となっている。
【0035】次に、図20と図21を参照して塗布膜転
写テープ7の交換を説明する。図20は、本発明に係る
塗布膜転写具に交換用テープを装着する状態を示してい
る。塗布膜転写テープの交換に際しては、まず本体1を
開いて使用済み塗布膜転写テープを除去した後、新しい
塗布膜転写テープ7が装着される。このとき、交換用塗
布膜転写テープ7の係止片73が巻取リール4に嵌合するよ
うに位置を合わせ、塗布膜転写テープのコア74が供給リ
ール5に嵌合するように位置を合わせて装着される。す
ると、図21に示す状態となり、保持体72に形成された
開口部724とヘッド取付け部111の位置が合った状態とな
る。図21は、供給リール及び巻取リールに正しい位置
関係で交換用塗布膜転写テープが装着された状態を示し
ている。この後、第一のケース11を左方向にスライドさ
せてケースを閉じることにより、塗布膜転写テープの交
換作業は完了する。
【0036】次に、図22乃至図25を参照して塗布膜
転写テープの交換時における各部材の動作を説明する。
図22乃至図25は、塗布膜転写テープの交換時におけ
る各部材の動作を時系列順に示しており、図22ではす
でに塗布膜転写テープが装着された状態にある。なお、
図22は図21に示す状態に対応している。また、各図
とも塗布膜転写テープ71の動作を明確にするため、塗布
膜転写テープ71はその位置にかかわらずすべて実線で記
載している。第一のケース11をスライドさせると、ヘッ
ド3及びヘッド保持体6が反時計方向に回転して図23に
示す状態となる。このとき、ヘッド3の回転によって塗
布膜転写テープ71が自動的にヘッドに掛かると共に供給
リールから引き出される。そして、第一のケース11の移
動に連動してヘッド3の回転が進行し、図24に示す状
態を経て図25に示す状態となる。この状態では、塗布
膜転写テープの弛みが除去されている。また、ヘッドの
位置は移動前の位置に復帰している。
【0037】次に、図26を参照して本発明に係る塗布
膜転写具の使用状態を説明する。図26は、本発明に係
る塗布膜転写具の使用状態を示している。塗布膜転写具
の使用に際しては、本体1を手に持ち、キャップ2を外
してから紙面などの被転写面に対してヘッドを押し当て
て移動させる。すると、塗布膜が被転写面に転写され
る。このようにして本発明に係る塗布膜転写具は使用す
ることが可能である。なお、本発明に係る塗布膜転写具
は、テープのり、修正テープ、マーカーなど多用途に適
用可能な機構であり、いずれに用いて構成しても構わな
い。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を有する。
【0039】本発明によれば、リフィール交換のために
本体が分割されるとヘッドがテープ交換位置まで自動的
に回転し、リフィールを交換したのち本体を閉じること
により、自動的にヘッド先端部までテープが巻回されて
転写作業が可能な状態となる。そのため、従来手動で行
っていた煩わしい操作を廃して塗布膜転写テープの交換
作業を極めて容易なものとすることができる。また、塗
布膜転写テープの交換に際しては、本体に設けられたヘ
ッドや巻取リールや供給リールなどの部材は交換するこ
となく再使用可能とし、省資源、ゴミの削減等に貢献す
ることが可能な塗布膜転写具を提供することができる。
【0040】また本発明によれば、本体の一方に設けら
れたラックとヘッド保持体に設けられた歯車部との噛合
によりヘッド保持体が回転可能となるので、リフィール
交換に際して本体が分割されるとヘッドがテープ交換位
置まで自動的に回転し、リフィールを交換した後に本体
を閉じると自動的にヘッド先端部までテープが巻回され
て転写作業が可能となる塗布膜転写具を構成することが
できる。したがって、本体内部に設けた各部材を個別に
動かす必要はなくなり、塗布膜転写テープの交換作業を
極めて容易に行うことが可能な塗布膜転写具を提供する
ことができる。
【0041】また本発明によれば、リフィール交換に際
して本体が分割されると、ヘッド保持体が回転してヘッ
ドが自動的に巻取リールの側部に移動すると共に塗布膜
転写テープから外れる。また、分割された本体を閉じる
と、ヘッド保持体が自動的に逆方向に回転してヘッドが
塗布膜転写テープに掛かると共に、塗布膜転写テープが
引き出されてテープの弛みが除去される。このため、本
体内部に設けた各部材を個別に動かす必要はなくなり、
塗布膜転写テープの交換作業を極めて容易に行うことが
可能な塗布膜転写具を提供することができる。
【0042】また本発明によれば、リフィール交換のた
めに本体が分割されるとテープ交換位置まで自動的にヘ
ッドが回転し、リフィールを交換したのち本体を閉じる
ことで、自動的にヘッド先端部までテープが巻回されて
転写作業が可能となるように構成している。よって、本
体を分割して開くことにより使用済み塗布膜転写テープ
を取外し可能とする操作と、使用済み塗布膜転写テープ
を除去したのち交換用塗布膜転写テープを供給リールと
巻取リールに装着する操作と、分割された本体を閉じる
操作によって簡単に塗布膜転写テープを交換することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布膜転写具の一実施例の外観を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す角度とは異なる角度から本発明に係
る塗布膜転写具を見た状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す塗布膜転写具に設けた第一のケース
と第二のケースを開いた状態を示す斜視図である。
【図4】第一のケースと第二のケースの係合関係を示す
斜視図である。
【図5】第二のケースの構造を示す斜視図である。
【図6】第二のケースに設けられた機構を示す分解斜視
図である。
【図7】図6に示す分解斜視図を異なる角度で見た図で
ある。
【図8】図1に示す本体の内部構成を示すA-A断面図で
ある。
【図9】図1に示す本体の内部構成を示すB-B断面図で
ある。
【図10】ヘッド保持体に設けられた歯車部と、第二の
ケース内部に設けられたラックとの噛合状態を示す斜視
図である。
【図11】ヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図12】ヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図13】ヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図14】ヘッド保持体の動作を説明する図である。
【図15】本発明に使用する交換用塗布膜転写テープの
一構成を示す図である。
【図16】図15に示す交換用塗布膜転写テープの構成
を示す分解斜視図である。
【図17】図16に示す保持体を異なる角度から見た図
である。
【図18】テープ係止片73と巻取リール4の取付け関
係を示す斜視図である。
【図19】巻取リール4にテープ係止片73を取付けた
状態を示す図である。
【図20】塗布膜転写テープの交換作業を説明する図で
ある。
【図21】塗布膜転写テープの交換作業を説明する図で
ある。
【図22】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動
作を示す図である。
【図23】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動
作を示す図である。
【図24】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動
作を示す図である。
【図25】塗布膜転写テープ交換時における各部材の動
作を示す図である。
【図26】本発明に係る塗布膜転写具の使用状態を示す
斜視図である。
【図27】従来の塗布膜転写具の構成を示す図である。
【図28】従来の塗布膜転写具に使用される交換用カー
トリッジを示す図である。
【図29】従来のヘッド回動式塗布膜転写具の構成を示
す図である。
【図30】図29に示す塗布膜転写具に使用する交換用
塗布膜転写テープの構成を示す図である。
【図31】図29に示す塗布膜転写具における塗布膜転
写テープの交換作業を説明する図である。
【符号の説明】
1 塗布膜転写具本体 11 第一のケース 12 第二のケース 121 左部材 1211 ラック 122 右部材 2 キャップ 3 ヘッド 31 ローラー 4 巻取リール 5 供給リール 51 歯車部 6 ヘッド保持体 61 歯車部 8 中間歯車

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの片面に剥離可能な状態で設けられ
    た転写層を被転写面に転写するために用いられる塗布膜
    転写具において、リフィール交換のために本体が分割さ
    れるとヘッドがテープ交換位置まで自動的に回転し、リ
    フィールを交換したのち本体を閉じることで、自動的に
    ヘッド先端部まで塗布膜転写テープが巻回され、転写作
    業が可能な状態となることを特徴とする塗布膜転写具。
  2. 【請求項2】請求項1において、本体の一方に設けられ
    たラックと噛合する歯車部が設けられると共に、他方の
    本体内部に軸支されて回転自在となるヘッド保持体を設
    けたことを特徴とする塗布膜転写具。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、リフィー
    ル交換のために本体が分割されることにより、ヘッド保
    持体が自動的に巻取リールの側部に移動してヘッドから
    塗布膜転写テープが外れ、分割された本体を閉じること
    により、ヘッド保持体が自動的に逆方向に回転してヘッ
    ドに塗布膜転写テープに掛かり、ヘッド保持体の回転に
    よって塗布膜転写テープが引き出されて塗布膜転写テー
    プの弛みが除去されることを特徴とする塗布膜転写具。
  4. 【請求項4】テープの片面に剥離可能な状態で設けられ
    た転写層を被転写面に転写するために用いられる塗布膜
    転写具において、リフィール交換のために本体が分割さ
    れると、テープ交換位置まで自動的にヘッドが回転し、
    リフィールを交換したのち本体を閉じることで、自動的
    にヘッド先端部までテープが巻回されて転写作業が可能
    となるように構成し、本体を分割して開くことにより使
    用済み塗布膜転写テープを取外し可能とする操作と、使
    用済み塗布膜転写テープを除去したのち交換用塗布膜転
    写テープを供給リールと巻取リールに装着する操作と、
    分割された本体を閉じる操作とからなることを特徴とす
    る塗布膜転写テープの交換方法。
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