JP2011110785A - 塗布膜転写具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リフィールの交換が容易な小型の塗布膜転写具であって、かつ、本体に装填したリフィールに揺れや位置ズレが生じることがなく安定した塗布膜の転写が可能な塗布膜転写具を提供する。
【解決手段】 本発明の塗布膜転写具は、基台部材及び基台部材に対して摺動可能に装着された摺動固定部材を備える本体3と、本体3に着脱自在であって供給ボビン53、巻取ボビン55、転写ヘッド、リフィールケースを備えるリフィール5と、からなり、リフィール5を本体3に固定するためのリフィール固定機構を備え、リフィール5の係合突起と基台部材11の係合凹部とが係合し、摺動固定部材とリフィール5の前端近傍とが係止し、ロック部材31の後端近傍と鉤部73とが係止することによってリフィール5が本体3に固定されることを特徴とする。
【選択図】 図14

Description

本発明は、転写テープを交換可能な塗布膜転写具に関する。
修正テープや糊等の塗布膜を被転写面に転写する塗布膜転写具は、文具として欠かせないものとなっている。この塗布膜転写具は、一般に、塗布膜と基材テープとからなる転写テープと、未使用の転写テープが巻装された供給ボビンと、使用済みの転写テープ(基材テープ)を巻き取る巻取ボビンと、転写テープを紙等に圧接させるための転写ヘッドと、を備える。そして、塗布膜転写具は、転写ヘッドを紙等の転写対象上に圧接した状態で摺動させると、塗布膜が転写対象に感圧転写されるものである。
塗布膜転写具としては、従来使い切りタイプのものが多くみられたが、近年ではエコロジーの観点からゴミを減らすため、又は、経済的な観点からも、転写テープを補給又は交換できるタイプのものが主流となっている。転写テープを補給又は交換できるタイプの塗布膜転写具としては、供給ボビン及び巻取ボビンを連動させるための軸や歯車等を備えた本体に、転写テープが巻装された供給ボビンと、巻取ボビンと、転写ヘッドと、が一体として形成されたリフィールを装填するタイプのものがある。
このような塗布膜転写具では、リフィールの供給ボビン及び巻取ボビンを本体が備える軸に軸着させることでリフィールを本体内で保持している。しかしながら、このような塗布膜転写具では、回転する各ボビンと軸との間に揺れが生じてしまうことや、リフィールに位置ズレ、つまり、本体内部でリフィールが移動してしまうことがあった。
そこで、特開2001−96985号公報(特許文献1)では、本体(塗布具本体)の内縁に複数の係止用の受部(係止凹溝)を形成するとともに、リフィール(カートリッジ体)の外縁に係止用の凸部(係止突縁)を形成し、この受部と凸部を係止させることによりリフィールを本体に固定する提案がなされている。
また、本願出願人は、リフィール交換のために本体が分割されると、転写ヘッドが転写テープ交換位置まで自動的に回転し、リフィールを交換した後に分割された本体を閉じることで、自動的に転写ヘッド先端部までテープが巻回されて転写作業が可能となるように構成された塗布膜転写具についての提案をしている(特許文献2)。
特開2001−96985号公報 特開2003−103994号公報
特許文献1の塗布膜転写具は、本体の受部とリフィールの凸部とを係止させることにより、リフィールの保持力が上がる。よって、この塗布膜転写具は、各ボビンを本体に軸着させることでリフィールを保持している塗布膜転写具と比較して、揺れや位置ズレが生じることを防止できる。しかしながら、本体にリフィールを装填する方向である上下方向に関しては、本体の上ケースと下ケースとの間にリフィールが配置されているだけの構成であるため、上下方向に揺れや位置ズレが生じることがあった。
また、特許文献1の塗布膜転写具では、リフィールを本体に装填する場合に上ケースを下ケースから取り外す必要があり、リフィールを交換するのに時間を要するという問題点もあった。
特許文献2の塗布膜転写具は、リフィールを分割した本体である第一のケースと第二のケースとによって挟むことで、リフィールを容易に本体に装着することができるものである。また、この塗布膜転写具は、第一のケース(リフィールを後方から挟み込む把持部)を使用者が指先で容易につまんでスライドさせることができるように、かつ、本体を閉じたときに当該塗布膜転写具をペンのようにして把持することができるように、所定の大きさで形成されている。したがって、当該塗布膜転写具は、ペンのようにして把持することができる形状に適しているも、リフィールの後方に所定の大きさの把持部(第一のケース)を備える必要があり、塗布膜転写具の全長がある程度の大きさとなるように構成されているため、小型化を図ることが難しかった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、リフィールの交換が容易な小型の塗布膜転写具であって、かつ、本体に装填されたリフィールに揺れや位置ズレが生じることがなく安定した塗布膜の転写が可能な塗布膜転写具を提供することを目的としている。
本発明は、本体と、該本体に着脱自在なリフィールと、を備え、前記本体は、前記供給ボビン及び巻取ボビンを連動させる動力伝達機構を備えた基台部材と、該基台部材に摺動可能に装着され、前記リフィールの前端を保持する摺動固定部材と、から構成され、前記リフィールは、転写テープが巻装された供給ボビンと、使用済みの転写テープを巻き取る巻取ボビンと、前端に転写ヘッドを備えたリフィールケースと、から構成されてなる塗布膜転写具において、該塗布膜転写具は、前記リフィールを前記本体に固定するためのリフィール固定機構を備え、該リフィール固定機構は、前記リフィールケースの前記本体に装填する側の面に形成された複数の係合突起及び複数の鉤部と、前記基台部材に形成された係合凹部と、前記基台部材に摺動可能に装着されたロック部材と、前記摺動固定部材と、から構成され、前記リフィールの係合突起と前記基台部材の係合凹部とが係合し、かつ、前記摺動固定部材と前記リフィールの前端近傍とが係止し、さらに、前記ロック部材と前記鉤部とが係止することによって前記リフィールが前記本体に固定されることを特徴とする。
また、本発明の塗布膜転写具において、前記係合突起は、前記リフィールケースにおける前記本体に載置される側に位置する面の後端近傍であって両側端近傍に形成されており、前記鉤部は、前記係合突起の近傍であって該係合突起の内側に形成され、後方に位置する後面板と、後面板の内側端辺から前方に垂直に形成された内側面板と、前記後面板及び内側面板の下端辺に対して垂直に形成された下端面板と、から構成され、前記ロック部材は、平行に配置された前後方向に延在する2本の係止棒と、該2本の係止棒を後端近傍で連結する連結部材と、から構成され、前記摺動固定部材が後方に摺動すると、前記係止棒の前端部分が前記摺動固定部材の後端部分と接触し、前記ロック部材が後方に摺動して前記鉤部の内側に前記係止棒の後端が入り込むことにより、前記リフィールの後端が前記本体に係止されることを特徴とする。
さらに、本発明の塗布膜転写具において、前記ロック部材の連結部材は、後端に弾性部を備えており、前記基台部材が備える背面板と前記弾性部が係着することにより前記ロック部材が前方に付勢されていることを特徴とする。
本発明の塗布膜転写具は、リフィールに複数の係合突起及び複数の鉤部が形成されている。また、本体には、リフィールの係合突起が係合される係合凹部と、リフィールの鉤部と係止するロック部材と、を備えている。これにより、本発明の塗布膜転写具では、本体にリフィールを装填する場合に係合突起と係合凹部を係合させることで容易にリフィールの位置決めを行うことができる。また、本発明の塗布膜転写具では、鉤部とロック部材を係止させることにより、リフィールが外れることや、使用時に揺れが生じることを防止できる。
また、上述の鉤部は、リフィールケースにおける本体に載置する面の後端近傍に形成されており、ロック部材によってリフィールの後端部分を係止する構成とされている。これにより、リフィールの前方は摺動固定部材によって保持され、後方はロック部材によって係止されるため、リフィールを本体に確実に固定することができる。
さらに、本発明の塗布膜転写具では、ロック部材が後端に弾性部を備え、基台部材が備える背面板とこの弾性部とが係着されることによりロック部材が前方に付勢された構成とされている。これにより、本発明の塗布膜転写具は、摺動固定部材が前方に摺動すると自動で鉤部とロック部材との係止状態が解除されるため、リフィールを本体から容易に脱着することができる。
つまり、本発明によれば、リフィールの交換が容易な小型の塗布膜転写具であって、かつ、本体に装填されたリフィールに揺れや位置ズレが生じることなく安定した塗布膜の転写が可能な塗布膜転写具を提供することができる。
本発明の実施例に係る塗布膜転写具の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の本体とリフィールとを分離した斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の分解斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具が備える基台部材の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具が備える摺動固定部材の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具が備えるロック部材の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の本体における摺動固定部材が開いた状態の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の本体における摺動固定部材が閉じた状態の斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具を本体側からみた斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具が備えるリフィールを本体側からみた斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具が備えるカバーケースの斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の一部破断した斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の一部破断した斜視図である。 本発明の実施例に係る塗布膜転写具の一部破断した斜視図である。
本発明を実施するための形態に係る塗布膜転写具1は、本体3と、本体3に着脱自在なリフィール5と、を備える。この本体3は、供給ボビン53及び巻取ボビン55を連動させる動力伝達機構を備えた基台部材11と、基台部材11に対して摺動可能に装着され、リフィール5を保持する摺動固定部材13と、から構成されている。
また、リフィール5は、前端に転写ヘッド7を備えるリフィールケースと、このリフィールケースに収納される供給ボビン53及び巻取ボビン55と、から構成されている。この供給ボビン53は、転写テープ51が巻装されて未使用の転写テープ51を供給するものであり、巻取ボビン55は、使用済みの転写テープ51、つまり、基材テープを巻き取るものである。
また、塗布膜転写具1は、リフィール5を本体3に固定するためのリフィール固定機構を備えている。このリフィール固定機構は、リフィールケースの本体3に装填する側の面に形成された複数の係合突起72及び複数の鉤部73と、本体3の基台部材11に形成された係合凹部23dと、摺動固定部材13と、基台部材11に摺動可能に装着されたロック部材31と、から構成されている。
そして、リフィール5は、係合突起72が基台部材11の係合凹部23dに係合されるように基台部材11上に載置され、摺動固定部材13によってリフィール5の前端近傍が固定されている。また、リフィール5は、ロック部材31の後端近傍と鉤部73とが係止することにより本体3に固定されている。
さらに、リフィール5の係合突起72は、リフィールケースの下面後端近傍における両側端近傍に形成されている。また、鉤部73は、係合突起72の近傍であって係合突起72の内側に形成され、後方に位置する後面板73aと、後面板73aの内側端辺から前方に垂直に形成された内側面板73bと、後面板73a及び内側面板73bの下端辺に対して垂直に形成された下端面板73cと、から構成されている。さらに、ロック部材31は、平行に配置された前後方向に長い2本の係止棒32と、2本の係止棒32を後端近傍で連結する連結部材33と、から構成されている。
そして、塗布膜転写具1では、摺動固定部材13が後方に摺動すると、係止棒32の前端部分が摺動固定部材13の後端部分と接触し、ロック部材31が摺動固定部材13によって後方に付勢されて後方に摺動し、鉤部73の内部に係止棒32の後端が入り込むことにより、リフィール5の後端が本体3に係止される。
さらに、ロック部材31の連結部材33は、後端に弾性部33dを備えており、基台部材11が備える背面板21と弾性部33dが係着することによりロック部材31が前方に付勢されている。
以下、本発明の塗布膜転写具1に関して図に基づいて詳説する。図1は、本実施例に係る塗布膜転写具1の外観斜視図であり、図2は、リフィール5と本体3とを分離した状態を示す斜視図である。なお、本明細書においては、図1における塗布膜転写具1の転写ヘッド7が位置する方向を前方、本体3の基台部材11が位置する方向を後方、リフィール5が位置する方向を上方、本体3が位置する方向を下方とし、前後方向及び上下方向と直交する方向を横方向として述べる。
本実施例における塗布膜転写具1は、転写ヘッド7を紙等の転写対象上に圧接した状態で摺動させることにより、基材テープに塗布膜が係着されてなる転写テープ51の当該塗布膜を転写対象上に感圧転写することができる装置である。この塗布膜転写具1は、図1に示すように、下方に位置する本体3と、この本体3に着脱自在なリフィール5と、転写ヘッド7を保護するキャップ9と、を備える。また、本体3は、図2に示すように、後方に位置する基台部材11と、基台部材11に対して前後に摺動可能に装着される摺動固定部材13と、から構成される。
そして、本実施例の塗布膜転写具1は、基台部材11に対して摺動固定部材13を前方に摺動させた状態で、リフィール5を上方から基台部材11上に載置し、その後、基台部材11に対して摺動固定部材13を後方に摺動させることでリフィール5を本体3に装填できる、リフィール5を交換可能な塗布膜転写具1である。
以下、本実施例の塗布膜転写具1を構成する各部材について詳説する。図3は、本実施例における塗布膜転写具1の分解斜視図である。本体3は、基台部材11及び摺動固定部材13と、リフィール5の供給ボビン53及び巻取ボビン55を連動させるための動力伝達機構である供給側ギア26、2枚の平歯車27、巻取側ギア28、クラッチ部材29と、リフィール5を保持するリフィール固定機構としてのロック部材31と、摺動固定部材13を係止する係止部材35と、を備える。
本体3の基台部材11は、図4に示すように、後方に位置する基部15と、基部15の前端から前方に延設された摺動保持板17と、を備える。
基部15は、動力伝達機構が配置される部位であり、後端に位置する楕円形状の背面板21と、背面板21の下方の円周上から前方に延設する曲面形状のリフィール載置板23と、リフィール載置板23の前端両側部分に形成された前面板25と、から構成される。
そして、リフィール載置板23の内面、つまり、リフィール載置板23の上面の前端近傍には、供給側軸23aがリフィール載置板23に対して垂直に形成され、この供給側軸23aに図3に示した供給側ギア26及びクラッチ部材29が軸装される。また、リフィール載置板23の内面における後端近傍には、巻取側軸23bがリフィール載置板23に対して垂直に形成され、この巻取側軸23bに図3に示した巻取側ギア28が軸装される。さらに、リフィール載置板23の内面における供給側軸23aと巻取側軸23bとの間には、2本の平歯車用軸23cがリフィール載置板23に対して垂直に形成され、この平歯車用軸23cに図3に示した2枚の平歯車27が軸装される。
また、リフィール載置板23の内面の後端近傍であって両側部分には、係合凹部23dが形成されている。この係合凹部23dは、リフィール5を本体3に装填した場合に後述するリフィール5の係合突起72が係合される部位である。さらに、この係合凹部23dの前方近傍には、開口とされた後方挿貫部23eが形成され、この後方挿貫部23eに後述するロック部材31の後端が挿貫される。
さらに、前面板25とリフィール載置板23との境界部分には、開口とされる前方挿貫部25aが形成され、この前方挿貫部25aにロック部材31の前端が挿貫される。この前方挿貫部25aと後方挿貫部23eとは、前後方向における直線上に位置し、開口が対向するように形成されている。また、リフィール載置板23の内面における前方挿貫部25aと後方挿貫部23eとの間には、ロック部材31の摺動を補助する摺動溝23fが形成されている。
また、リフィール載置板23の内面における供給側軸23aの周縁には、方形状の溝23gが形成され、後述する係止部材35がこの方形状の溝23gに配置される。さらに、この方形状の溝23gの後端には後壁23hが形成され、方形状の溝23gの前端には開口としての貫通部23iが形成されている。そして、この貫通部23iに係止部材35の先端部分が貫挿される。
摺動保持板17は、リフィール載置板23の前端から前方に延設する略方形状の板であり、図3に示した摺動固定部材13が摺動可能に装着される。この摺動保持板17の下面の前端には、脱着防止突起17bが形成され、摺動固定部材13が装着されたときに摺動固定部材13の脱落を防止している。
摺動固定部材13は、図5に示すように、前端に位置し前後が開口とされた略円筒形状のリフィール保持部19と、リフィール保持部19の下端から後方に延設する摺動部20と、を備える。リフィール保持部19は、前方に向かって僅かに先細に形成されており、前端部分にはキャップ9が取り付けられるキャップ取付部19aが形成されている。このリフィール保持部19は、リフィール5が本体3に装填された場合、転写ヘッド7が前方に突出した状態でリフィール5の前端近傍を保持する。
また、摺動部20は、リフィール保持部19の下方に位置する円周部分から後方に延設された曲面板41と、この曲面板41の両側縁部近傍から内方に向かって形成された2枚の平板43と、から構成されている。また、この平板43は、曲面板41の後端近傍からリフィール保持部19の内面前端まで形成されている。そして、曲面板41と平板43との間には、図4に示した基台部材11の摺動保持板17が挿入される間隙が形成されている。
さらに、曲面板41の中央後端近傍には、係止部材35によって係止される係止開口41aが形成され、この係止開口41aの前方近傍には、摺動保持板17の脱着防止突起17bと係止される脱着防止突起41bが形成されている。また、摺動部20の後端面における曲面板41と平板43との角部近傍には、圧接突起45が形成されている。この圧接突起45は、ロック部材31の前端に接触してロック部材31を後方に押し込むための部位である。
そして、摺動固定部材13は、曲面板41と平板43との間の間隙に、図4に示した基台部材11の摺動保持板17が挿入され、摺動保持板17に対して前後方向に摺動可能な状態で基台部材11に装着されている。なお、摺動固定部材13が最前端まで摺動した場合、摺動保持板17の脱着防止突起17bと摺動固定部材13の脱着防止突起41bとが係止する。よって、摺動固定部材13が摺動保持板17から外れることはない。
ロック部材31は、図6に示すように、平行に配置された前後方向に延在する2本の係止棒32と、2本の係止棒32を後端近傍で連結する連結部材33と、から構成されている。この連結部材33は、係止棒32の後端近傍から内側に向かって垂直に延設された直線部33aと、直線部33aの内側端部から後方に向かって湾曲させて形成された湾曲部33bと、が左右対称に形成されてなる。また、連結部材33は、湾曲部33bの後端近傍の内側から下方に延設されて左右の湾曲部33bの後端部分を連結する円弧状の連結部33cを備え、湾曲部33bの後端には棒材が末広がりに延設されてなる弾性部33dを備えている。
このロック部材31は、図7に示すように、係止棒32の前端が基台部材11の前方挿貫部25aの開口に挿貫され、かつ、係止棒32の後端が基台部材11の後方挿貫部23eの開口に挿貫された状態で、基台部材11に装着されている。また、ロック部材31は、弾性部33dが基台部材11の背面板21に係着されることで前方に付勢されており、摺動固定部材13の圧接突起45と係止棒32の前端とが接触していないときには、係止棒32の前端部分が基台部材11の前面板25から前方に突出した状態となっている。
そして、摺動固定部材13が後方に摺動した場合、図8に示すように、係止棒32の前端が摺動固定部材13の圧接突起45と接触し、ロック部材31は摺動固定部材13に付勢されて後方に摺動する。このとき、ロック部材31の弾性部33dは基台部材11の背面板21に圧接されて湾曲する。なお、このロック部材31は、リフィール5を本体3に固定するために重要な部材となるが、リフィール5との関係については後述する。
係止部材35は、図3に示したように、前方が開放されたコの字形状の枠部35aと、枠部35aの前端に連結された略方形状の操作部35bと、操作部35bの上面前端近傍から前方に延設された係止部35cと、係止部35cの前端から前方斜め上方に向かって延設する弾性部35dと、から構成されている。また、係止部35cの下面前端部分には、摺動固定部材13の係止開口41aと係止する係止突起35eが形成されている。
そして、係止部材35は、枠部35aの内側に図4に示した基台部材11の供給側軸23aが貫挿された状態で方形状の溝23gに配置され、操作部35bより前方は基台部材11の貫通部23iから摺動保持板17の下方に突出している。この状態で摺動固定部材13を後方に摺動させた場合、摺動固定部材13を構成する曲面板41の上面と図4に示した基台部材11を構成する摺動保持板17の下面との間に、図3に示した係止部材35の係止部35c及び弾性部35dが入り込む。そして、図9に示すように、係止部35cの前端に形成された係止突起35eが摺動固定部材13の係止開口41aと係止する。これにより、摺動固定部材13は、基台部材11と近接した状態、かつ、ロック部材31を後方に押し込んだ状態で係止部材35によって係止されることとなる。
また、摺動固定部材13が係止部材35に係止されているときに係止部材35の操作部35bが押圧された場合、係止部35cの前端に形成された係止突起35eと摺動固定部材13の係止開口41aとの係止状態が解除される。そして、摺動固定部材13は、ロック部材31によって前方に付勢されて前方に僅かに摺動し、前後に摺動可能な自由状態となる。
供給側ギア26は、図7に示したように、外面に歯を備えた円板形状であり、上面部分にはクラッチ部材29が配置される窪みを備えている。そして、供給側ギア26は、基台部材11の供給側軸23aに貫挿されている。
クラッチ部材29は、円筒と、円筒の下端近傍の側面に形成された複数のアームと、アームの上方であって円筒の側面に形成された、供給ボビン53と噛合する突起と、を備えた形状である。そして、クラッチ部材29は、供給側ギア26の上面に形成された窪みに複数のアームが係合され、供給側ギア26との間で空転可能な状態で基台部材11の供給側軸23aに軸支されている。
巻取側ギア28は、円筒と、この円筒の下端に形成された円板と、図示しないが円板の下方に形成された歯車と、からなり、円筒の側面には巻取ボビン55と噛合する突起が形成されている。そして、巻取側ギア28は、基台部材11の巻取側軸23bに軸支されている。なお、巻取側ギア28の円筒部分の外径は、クラッチ部材29の円筒部分の外径よりも大きく形成されている。
2枚の平歯車27は、基台部材11の平歯車用軸23cに軸支されており、供給側ギア26と巻取側ギア28とを連動させている。よって、本実施例の塗布膜転写具1は、リフィール5の供給ボビン53が回転するとクラッチ部材29がともに回転し、クラッチ部材29との摩擦力により供給側ギア26が回転し、これに連動して平歯車27を介して巻取側ギア28が回転し、リフィール5の巻取ボビン55が回転する構成とされている。
次に、リフィール5について述べる。リフィール5は、図3に示したように、前端に転写ヘッド7を備えるリフィールケースと、このリフィールケースに収納される供給ボビン53及び巻取ボビン55と、から構成される。また、リフィールケースは、載置側ケース61と、転写ヘッド7を前端に備えたカバーケース63と、から構成される。
載置側ケース61は、図10に示すように、下方、つまり、本体3に載置される側に位置する載置面板71と、載置面板71の両側辺から垂直に立ち上がる側壁75と、を備える。この載置面板71は、後端近傍に巻取ボビン55が配置される円形の巻取ボビン載置部71aを備え、巻取ボビン載置部71aの前方に供給ボビン53が配置される円形の供給ボビン載置部71bを備える。また、側壁75の前端近傍には、摺動固定部材13のリフィール保持部19内に挿嵌される挿嵌部66が形成されている。
また、載置面板71の下面、つまり、本体3に載置する側の面の後端近傍における両側端近傍には、円柱形状の係合突起72が下方に突出するように形成されている。この係合突起72は、リフィール5を本体3に載置する場合、基台部材11の係合凹部23d(図4参照)に係合される部位である。
さらに、係合突起72の内側近傍には、ロック部材31に係止される鉤部73が形成されている。この鉤部73は、後方に位置する後面板73aと、後面板73aの内側端辺から前方に向かって垂直に形成された内側面板73bと、後面板73a及び内側面板73bの下端辺に対して垂直に連結された下端面板73cと、の3面から構成される。
カバーケース63は、載置側ケース61に嵌合されることで供給ボビン53や巻取ボビン55を封止するものであって、図11に示すように、後方に位置するケース本体部65と、ケース本体部65の前端に位置し、摺動固定部材13のリフィール保持部19内に挿嵌される挿嵌部66と、挿嵌部66の前端に位置する転写ヘッド7と、から形成されている。
ケース本体部65は、後端近傍の内面に2本の支持軸65aを備える。この支持軸65aは、カバーケース63を載置側ケース61に嵌合した場合に供給ボビン53や巻取ボビン55の位置決めを行うため、及び、供給ボビン53や巻取ボビン55が上下方向に揺れることを防止するための部位である。
転写ヘッド7は、挿嵌部66から前方に突出するように形成され、先端部にシャフト68とチューブ69が固定されてなる。そして、転写ヘッド7には転写テープ51が懸架されており、転写ヘッド7を転写対象に圧着させながら動かすことにより塗布膜を転写対象に転写することができる。
そして、このカバーケース63は、支持軸65aが供給ボビン53及び巻取ボビン55の円筒内に挿入された状態で載置側ケース61と嵌合されている。また、図1に示したように、転写テープ51が供給ボビン53からカバーケース63の前端に位置する転写ヘッド7を介して巻取ボビン55に連結されている。
次に、リフィール固定機構及びリフィール5を本体に装填する方法について述べる。リフィール固定機構は、リフィールケースに形成された係合突起72及び鉤部73と、基台部材11に形成された係合凹部23dと、ロック部材31と、摺動固定部材13と、から構成される。
図7に示したように摺動固定部材13が最前端部分まで開いている状態のとき、リフィール5は、本体3に対して傾けることなく、つまり、転写ヘッド7の部分を下方に傾けて摺動固定部材13のリフィール保持部19内に挿入し、その後、リフィール5の後端を基台部材11上に載置する等の段階を要することなく、上方から真っ直ぐ本体3上に載置することができる。
また、リフィール5を本体3に載置する場合、図12に示すように、リフィール5の係合突起72と本体3の係合凹部23dとを係合させることで位置決めを行う。さらに、本体3にリフィール5を載置した場合、供給ボビン53がクラッチ部材29の円筒部分(図7参照)に軸着され、巻取ボビン55が巻取側ギア28の円筒部分に軸着される。
このようにリフィール5を本体3上に載置した場合、リフィール5の両側に位置する係合突起72が本体3の両側に位置する係合凹部23dに係合されるため、リフィール5の前後方向及び横方向の動きが規制される。このとき、図13に示すように、ロック部材31は前方に位置しているため、リフィール5の鉤部73とロック部材31の係止棒32の後端とが係止しておらず、リフィール5は上方に脱着可能となっている。
リフィール5を本体3に装填した後、図1に示したように、摺動固定部材13を後方に摺動させて閉じた場合、摺動固定部材13のリフィール保持部19(図5参照)の内部にリフィール5の先端に位置する挿嵌部66(図10参照)が入り込む。よって、リフィール5の前端部分は、摺動固定部材13によって係止される。
また、リフィール5の後方に関しても、摺動固定部材13が後方に摺動することにより、図14に示すように、ロック部材31が後方に摺動して係止棒32の後端が鉤部73と係止する。これにより、リフィール5は、上方への動きが規制されることとなる。よって、本体3に固定されたリフィール5に上方へ引き上げる力を加えたとしても、鉤部73の下端面板73cと係止棒32の後端近傍とが係止し、リフィール5の後端が上方に脱着することがない。よって、リフィール5は、本体3に強固に固定されることとなる。
本実施例の塗布膜転写具1におけるリフィール固定機構は、リフィール5の載置側ケース61の下面に形成された複数の係合突起72及び複数の鉤部73と、本体3の基台部材11に形成された係合凹部23dと、摺動固定部材13と、基台部材11に摺動可能に配置されたロック部材31と、から構成されている。
よって、本実施例の塗布膜転写具1は、本体3にリフィール5を載置する場合、係合突起72と係合凹部23dを係合させることにより、容易にリフィール5の位置決めを行うことができる。また、本実施例の塗布膜転写具1は、リフィール5が基台部材11上に載置されているときに摺動固定部材13を後方に摺動させることにより、容易にリフィール5を保持することができる。さらに、本実施例の塗布膜転写具1は、摺動固定部材13を後方に摺動させると鉤部73とロック部材31が係止するため、リフィール5をより強固に保持することができる。これにより、リフィール5が本体3から外れることや、使用時に揺れが生じることを防止できる。
また、本実施例の塗布膜転写具1において、係合突起72及び鉤部73は載置側ケース61の下面後端近傍に形成されており、リフィール5は、ロック部材31によって後端部分が係止されることとなる。よって、リフィール5は、前方が摺動固定部材13によって保持され、後方がロック部材31によって係止されることとなり、本体3に確実に固定されることとなる。つまり、ロック部材31と鉤部73との係止部分がない場合、リフィール5は、本体3の摺動固定部材13によってのみ保持されることとなり、リフィール5の後方に上下方向に強い力が加わった場合には、リフィール5が脱着するおそれがあるが、ロック部材31と鉤部73とが係止することにより、リフィール5が脱着することを防止できる。
さらに、本実施例の塗布膜転写具1において、ロック部材31は後端に弾性部33dを備えており、基台部材11の背面板21とこの弾性部33dとが係着されている。これにより、ロック部材31は前方に付勢されるため、摺動固定部材13を前方に摺動させると自動で鉤部73とロック部材31との係止状態が解除されリフィール5を容易に脱着することができる。
また、摺動固定部材13と基台部材11は係止部材35によって係止されているが、係止部材35の操作部35bを押圧すると、摺動固定部材13の係止開口41aと係止部材35の係止突起35eとの係止状態が解除され、摺動固定部材13がロック部材31によって前方に付勢されて前方に摺動することとなる。よって、摺動固定部材13と基台部材11との係止状態を容易に解除することができる。
つまり、本実施例によれば、リフィール5の交換が容易な小型の塗布膜転写具1であって、かつ、本体3に装填したリフィール5に揺れや位置ズレが生じることがなく安定した塗布膜の転写が可能な廃棄ゴミの少ない塗布膜転写具1を提供することができる。
なお、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 塗布膜転写具 3 本体
5 リフィール 7 転写ヘッド
9 キャップ 11 基台部材
13 摺動固定部材 15 基部
17 摺動保持板 17b 脱着防止突起
19 リフィール保持部 19a キャップ取付部
20 摺動部 21 背面板
23 リフィール載置板 23a 供給側軸
23b 巻取側軸 23c 平歯車用軸
23d 係合凹部 23e 後方挿貫部
23f 摺動溝 23g 方形状の溝
23h 後壁 23i 貫通部
25 前面板 25a 前方挿貫部
26 供給側ギア 27 平歯車
28 巻取側ギア 29 クラッチ部材
31 ロック部材 32 係止棒
33 連結部材 33a 直線部
33b 湾曲部 33c 連結部
33d 弾性部 35 係止部材
35a 枠部 35b 操作部
35c 係止部 35d 弾性部
35e 係止突起 41 曲面板
41a 係止開口 41b 脱着防止突起
43 平板 45 圧接突起
51 転写テープ 53 供給ボビン
55 巻取ボビン 61 載置側ケース
63 カバーケース 65 ケース本体部
65a 支持軸 66 挿嵌部
68 シャフト 69 チューブ
71 載置面板 71a 巻取ボビン載置部
71b 供給ボビン載置部 72 係合突起
73 鉤部 73a 後面板
73b 内側面板 73c 下端面板
75 側壁

Claims (3)

  1. 本体と、該本体に着脱自在なリフィールと、を備え、
    前記本体は、前記供給ボビン及び巻取ボビンを連動させる動力伝達機構を備えた基台部材と、該基台部材に摺動可能に装着され、前記リフィールの前端を保持する摺動固定部材と、から構成され、
    前記リフィールは、転写テープが巻装された供給ボビンと、使用済みの転写テープを巻き取る巻取ボビンと、前端に転写ヘッドを備えたリフィールケースと、から構成されてなる塗布膜転写具において、
    前記リフィールを前記本体に固定するためのリフィール固定機構を備え、
    該リフィール固定機構は、
    前記リフィールケースの前記本体に装填する側の面に形成された複数の係合突起及び複数の鉤部と、
    前記基台部材に形成された係合凹部と、
    前記基台部材に摺動可能に装着されたロック部材と、
    前記摺動固定部材と、から構成され、
    前記リフィールの係合突起と前記基台部材の係合凹部とが係合し、かつ、前記摺動固定部材と前記リフィールの前端近傍とが係止し、さらに、前記ロック部材と前記鉤部とが係止することによって前記リフィールが前記本体に固定されることを特徴とする塗布膜転写具。
  2. 前記係合突起は、前記リフィールケースにおける前記本体に載置される側に位置する面の後端近傍であって両側端近傍に形成されており、
    前記鉤部は、前記係合突起の近傍であって該係合突起の内側に形成され、後方に位置する後面板と、後面板の内側端辺から前方に垂直に形成された内側面板と、前記後面板及び内側面板の下端辺に対して垂直に形成された下端面板と、から構成され、
    前記ロック部材は、平行に配置された前後方向に延在する2本の係止棒と、該2本の係止棒を後端近傍で連結する連結部材と、から構成され、
    前記摺動固定部材が後方に摺動すると、前記係止棒の前端部分が前記摺動固定部材の後端部分と接触し、前記ロック部材が後方に摺動して前記鉤部の内側に前記係止棒の後端が入り込むことにより、前記リフィールの後端が前記本体に係止されることを特徴とする請求項1に記載の塗布膜転写具。
  3. 前記ロック部材の連結部材は、後端に弾性部を備えており、
    前記基台部材が備える背面板と前記弾性部が係着することにより前記ロック部材が前方に付勢されていることを特徴とする請求項2に記載の塗布膜転写具。
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