JP2005193410A - 転写具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造を用いて、転写ヘッドの近傍領域における強度を有効に高めた転写具を提供する。
【解決手段】転写用糊Tを紙葉類等の転写対象物に接触させる転写ヘッドKと、この転写ヘッドK及び転写用糊Tを挟持する一対の側板11、12と、転写ヘッドKの先端部Kaを被覆し得る転写ヘッド被覆位置(P)と転写ヘッドKの先端部Kaを表出させてなる転写ヘッド表出位置(q)との間で回動可能なヘッドキャップCとを具備してなり、ヘッドキャップCに設けた回転支軸C11を、側板11、12に形成した貫通孔110a、120aに枢着し、一対の側板11、12間にヘッドキャップCを挟持させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、転写物を転写対象物に転写する際に用いる転写具に関するものであるに関するものである。
従来より、粘着テープや粘着性を有しないテープ等のテープ類、固体又は液体のり、接着剤等の転写物を紙葉類等の転写対象物に転写する際に用いる転写具が従来から各種考えられている。このような転写具として、例えば、転写物及びこの転写物を転写対象物に接触させる転写ヘッドを保持し得る詰替カートリッジと、この詰替カートリッジを着脱可能に収納するケースとから構成しているものが知られている。このような転写具は、転写物を全て使用してしまった場合、又は転写ヘッドが損傷した場合等には、詰替カートリッジを一旦ケースから取り外し、新たな転写物及び新たな転写ヘッドを備えた詰替カートリッジと交換するように構成しているのが通例である(例えば、特許文献1参照)。また、少なくとも不使用時に転写ヘッドの先端部を被覆し、転写物を保護するヘッドキャップを転写ヘッドに枢着し、ヘッドキャップを回転支軸を中心に回転可能に設定しているものが考えられている。
特開2002−178694公報(図2等)
ところで、ヘッドキャップを転写ヘッドに枢着した場合には以下のような不具合が生じる。すなわち、詰替カートリッジの外側壁を構成する一対の側板間に前記転写具及び転写具ヘッドを挟持するとともに、転写物を転写ヘッドに導くための送路を確保するために、転写ヘッドの配設箇所近傍領域である転写具の前端部位において、当該部位の側板間に所定の空間が形成されるように設定しているのが通例であり、その結果、転写具の前端部位に側板間を直接接続する部品が存在せず、転写具の前端部位における強度が低くなり、転写具の使用時に各側板を強く保持した場合や、転写具の落下した場合に、各側板が撓み得るという不具合が生じる。一方、ヘッドキャップをケースの前端部位に枢着する態様も考えられるが、このような態様を採用した場合には、ヘッドキャップに転写物等が付着した場合やヘッドキャップが損傷した場合等、ヘッドキャップの交換を必要とする場合に、ヘッドキャップの交換作業を詰替カートリッジの交換作業とは別に行わなければならず、その作業が面倒であり今ひとつ実用性に欠けるものである。また、ヘッドキャップを、ケースに取り付けた場合には、詰替カートリッジを交換する際に、ヘッドキャップと転写ヘッドとが相互に干渉しないようにヘッドキャップを逐一所定位置へ逃がす操作が必要となり、交換作業をスムーズに行うことができないという問題も生じる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、簡単な構造を用いて、転写ヘッドの配設箇所近傍領域における強度を有効に高めた転写具を提供することにある。
すなわち、本発明の転写具は、転写物を転写対象物に転写する際に用いられる転写具であって、前記転写物を転写対象物に接触させる転写ヘッドと、この転写ヘッド及び前記転写物を挟持する一対の側板と、前記転写ヘッドの先端部を被覆し得る転写ヘッド被覆位置と前記転写ヘッドの先端部を表出させてなる転写ヘッド表出位置との間で回動可能なヘッドキャップとを具備してなり、前記一対の側板又は前記ヘッドキャップの何れか一方に設けた回転支軸を、他方に形成した軸受け部に枢着し、前記一対の側板間に前記ヘッドキャップを挟持させていることを特徴とする。
このようなものであれば、転写具の内部から転写物を転写ヘッドに導き出すために転写ヘッドの配設箇所近傍領域における一対の側板間に所定の空間を形成したものであっても、当該部位における一対の側板間にヘッドキャップの回転支軸が位置するため、この回転支軸が側板間を直接接続する機能を果たし、転写ヘッドの近傍領域における側板間の連結強度及び転写具自体の剛性度を高めることができる。その結果、転写具の使用時や転写具の落下時に各側板が相互に相寄る方向に撓み得る虞を簡単な構造を用いて有効に回避することができ、実用性に優れたものとなる。また、転写ヘッドにヘッドキャップを取り付ける緻密な作業を経ることなく、転写具の組立作業の効率化にも資する。ここで「転写ヘッドの先端部を被覆する」とは、転写ヘッドの先端部全てを被覆する態様は勿論、転写ヘッドの先端部の一部を被覆するという態様も含む概念である。
また、転写具が、前記一対の側板間に前記転写物と前記転写ヘッドと前記ヘッドキャップとを保持させてなる詰替カートリッジと、この詰替カートリッジを着脱可能に収納するケースとを用いて構成されるものであれば、詰替カートリッジを交換する作業により、転写ヘッドと共にヘッドキャップをも同時に交換することができる。ヘッドキャップの良好な回転動作を実現するには、前記ヘッドキャップの前記転写ヘッド被覆位置と前記転写ヘッド表出位置との間における回動動作中において、このヘッドキャップが前記ケースに干渉しないように設定すればよい。
また、前記ヘッドキャップが前記転写ヘッド被覆位置又は前記転写ヘッド表出位置何れに位置する場合においても、前記詰替カートリッジを前記ケースから着脱可能に構成していれば、詰替カートリッジの交換作業毎に、ヘッドキャップがケースに干渉しないようにヘッドキャップを適宜回動させる作業を行う必要がなく、詰替カートリッジの交換作業をスムーズに行うことができる。
ヘッドキャップの好適な実施態様としては、ヘッドキャップが、前記転写ヘッドキャップ被覆位置において、前記転写ヘッドの先端部を収容し得る収容部と、この収容部から前記回転支軸側に向かって延び且つ前記転写物の未使用部位を被覆し得るアーム部とを備え、前記収容部に前記ヘッドキャップの回動操作を行う際に使用者が指先を掛け得る操作部を設けているものが挙げられる。この場合、前記操作部を、前記収容部に一体に形成していれば、操作部を専用の別部材を用いて構成する態様と比較して、部品点数の削減を図ることができる。
一方、前記回転支軸を、前記一対の側板又はヘッドキャップに一体に形成すれば、別体の軸部材を用いた態様と比較して、部品点数及びコストの削減、取付作業の簡易化を有効に図ることができる。
転写具の不使用時にヘッドキャップを転写ヘッド被覆位置に係止させておき、転写物を保護するには、前記転写ヘッド被覆位置において、前記ヘッドキャップを前記転写ヘッドに係わり合わせる第1係合手段を介してヘッドキャップの回動を規制すればよい。
他方、前記転写ヘッド表出位置において、前記ヘッドキャップを前記側板に係わり合わせる第2係合手段を介してヘッドキャップの回動を規制するように設定すれば、転写具の使用時にヘッドキャップが不意に回動することを防止し、使い勝手に優れたものとなる。
簡素な構造を用いて第1係合手段を構成するには、前記第1係合手段を、前記ヘッドキャップ又は前記転写ヘッドの一方に設けた凸部と、他方に設けられ前記凸部が嵌合可能な嵌合凹部とを用いて構成すればよい。同様に、前記第2係合手段を、前記ヘッドキャップ又は前記一対の側板の何れか一方に設けた凸部と、他方に設けられ前記凸部が嵌合可能な嵌合凹部とを用いて構成すれば、簡素な構造を用いて第2係合手段を構成することができるとともに、ヘッドキャップと側板との係わり合いを良好なものとすることができる。
特に、嵌合凹部を極めて簡単に形成するには、嵌合凹部として、部材の肉厚方向に貫通させてなる貫通孔を採用すればよく、また同様の効果を奏するには、嵌合凹部として、所定領域を、周辺領域より窪ませることにより形成したものを採用すればよい。
また、前記嵌合凹部を有する部材の所定領域に、外部から加えられた力によって撓み得る弾性部を設け、この弾性部の所定箇所に前記嵌合凹部を形成すれば、ヘッドキャップの回動動作中に経過的に弾性部と凸部とが相互に干渉し、さらにヘッドキャップを回動させることによって弾性部が撓み、弾性部に形成した嵌合凹部に凸部が嵌まり込む際に適度なクリック感を与え得る構造となり、良好な操作感を得ることができるとともに、嵌合凹部と凸部との嵌合状態もより良好なものとすることができる。この場合、前記弾性部の周辺領域に所定のスリットを形成すれば、簡単な構造を用いて弾性を付与することができる。
以上説明したように本発明の転写具によれば、転写具の内部から転写物を転写ヘッドへ導き出すために転写ヘッドの近傍領域に開口部を設けたものであっても、一対の側板間にヘッドキャップの回転支軸が位置するため、当該部位の強度を高めることができる。また、転写ヘッドにヘッドキャップを取り付ける緻密な作業を経ることなく、転写具の組立作業をよりスムーズに行うことができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本発明に係る転写具Aは、例えば図1乃至図4に示すように、テープ本体Taと、このテープ本体Taの片面に所定のパターンで貼着した図示しない糊とからなる転写物たる転写用糊Tを内部に収容し、この転写用糊Tを転写対象物たる紙葉類等の紙面(図示省略)等に貼付するものである。
転写具Aは、主として、前記転写用糊T等を保持する詰替カートリッジ1と、この詰替カートリッジ1を着脱可能に収納するケース2と、ケース2に取り付けられこのケース2に対して相対的にスライド移動可能なスライド部材3とを備えたものである。そして、使用済の転写用糊Tを有する詰替カートリッジ1をケース2から分離し、新品の転写用糊Tを有する新たな詰替カートリッジ1をケース2に組み付けることができるようにしている。そして、そのための構成としてこの転写具Aは、スライド部材3のスライド移動に連動して、詰替カートリッジ1をスライド部材3のスライド方向と略直交する方向へ直線的に離間させる離間機構Xを介して詰替カートリッジ1とケース2とを分離可能に設定している。なお、以下の説明において位置もしくは方向を示す用語である「前」とは、転写ヘッドが位置する側を指し、「後」とは転写ヘッドが位置する側の反対側を指す。また、「前後方向」とは転写具の長手方向を指す。
詰替カートリッジ1は、図1乃至図4に示すように、主として、転写具Aの一方の外側壁となる第2外側板11と、この第2外側板11に対向配置される内側板12とから構成され、これら第2外側板11と内側板12との間に、巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2に取り付けられた転写用糊Tと、転写用糊Tを紙葉類等の紙面等に接触させる転写ヘッドKと、転写ヘッドKの先端部Kaを被覆し得る転写ヘッド被覆位置(P)と転写ヘッドKの先端部Kaを表出させてなる転写ヘッド表出位置(Q)との間で回動可能なヘッドキャップCとを挟み込むようにして保持している(図2参照)。なお、第2外側板11及び内側板12が、本発明の「一対の側板」に該当する。また、図1は、ヘッドキャップCを転写ヘッド被覆位置(P)に位置させた状態の転写具Aを示している。
第2外側板11は、図4に図示するように、例えば合成樹脂製の薄板状をなし、本実施形態では側面視概略卵形をなすものとしている。第2外側板11の前端部には、斜め下方に向かって延出させてなる薄板状の延出部110を設け、この延出部110の略中央部に後述するヘッドキャップCの回転支軸C11が挿入可能な本発明の軸受け部たる貫通孔110aを形成してある。また、第2外側板11の内側面における前端部には、転写ヘッドKを支持し得る支持軸111を内側板12側に向けて突出するように形成している。これに対して転写ヘッドKには、前記支持軸111を挿入させる孔部Kbが形成してある。さらに、第2外側板11の後端部には、後方に突出させてなる嵌合爪112を設け、この嵌合爪112を、転写具Aの使用状態(スライド部材3がスライド始端位置に位置する状態)においてスライド部材3に形成した後述する嵌合孔321に嵌合するように設定してある。加えて、第2外側板11の内側面における前端部側の下端部に、内側板12側に向けて突出させてなる凸部115を一体に形成している。この凸部115は、略円柱状をなす小突起であり、ヘッドキャップCを前記転写ヘッド表出位置(Q)に位置させた場合に、後述するヘッドキャップCの凹部C12aに嵌合し得るように設定してある。なお、第2外側板11の内側面には、内側板12に一側端部側を支持される巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2の他方の側端部が当接又は近接し得る所定領域に、巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2をそれぞれ回転可能に支持する図示しない支持凹部を形成している。
一方、内側板12は、例えば合成樹脂製の薄板状をなすものであり、本実施形態では後端部側を側面視略部分円弧状にするとともに、前端部側を側面視略方形状としている。この内側板12の前端部にも、第2外側板11と同様に、斜め下方に向かって延出させてなる延出部120を設け、この延出部120の略中央部に後述するヘッドキャップCの回転支軸C11が挿入可能な本発明の軸受け部たる貫通孔120aを形成してある。そして、内側板12と第2外側板11とを組み付けた状態において、それぞれに設けた延出部110、120が対向し、延出部110、120の貫通孔110a、120aに後述するヘッドキャップCの回転支軸C11をそれぞれ挿着することにより、ヘッドキャップCが回転支軸C11を支点に回動するように設定している。ヘッドキャップCについての詳細な説明は後述する。また、内側板12の内側面における前端部には、第2外側板11に形成した前記支持軸111の先端部を受け入れる受孔121を形成している。また、内側板12の後端部側及び前後方向略中央部には、巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2をそれぞれ回転可能に支持し得る支持孔122、123を開口させている。なお、巻出用スプールSP1用の支持孔122の直径は、巻取用スプールSP2用の支持孔123の直径よりも大きくしてあるが、これは、巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2の各径の大きさに対応させたためである。ここで、巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2は、いずれも両側端部に鍔部を一体に設けた略円筒状をなしており、一側端部を前記支持孔122、123に挿入し且つ他方の側端部を前記第2外側板11の支持凹部に挿入した状態で、内側板12と第2外側板11との間に回転可能に支持されている。
これら第2外側板11と内側板12とは、図4に示すように、嵌め合わせ構造となっている。そのために、第2外側板11の内側面に、筒状部113aと、本発明の突起体たる小突起113b、113c、113d、113eとを内側板12側へ突出させて設け、内側板12の内側面には、筒状部113aに内嵌し得る本発明の突起体たる小突起124aと、各小突起113b、113c、113d、113eをそれぞれ外嵌し得る筒状部124b、124c、124d、124eとを第2外側板11側に突出させて設けている。具体的には、第2外側板11の前端部側に扁平な形状をなす筒状部113aを形成し、前後方向略中央部における上下2箇所に小突起113b、113cを形成し、後端部側に高さ方向に所定距離離間させて小突起113d、113eを形成している。小突起113b、113c、113d、113eは何れも突出寸法の小さい略円柱状をなしている。なお、第2外側板11の内側面に設けた前記凸部115の突出寸法は、小突起113b、113c、113d、113eの突出寸法よりも小さく設定している。一方、筒状部113a、各小突起113b、113c、113d、113eの形成箇所に対応させて内側板12の所定箇所に小突起124a、筒状部124b、124c、124d、124eを設けている。前端部側の小突起124aは、筒状部113aの形状に薄板状に設定しており、筒状部124b、124c、124d、124eは略円筒状をなしている。また、これら小突起124a、及び筒状部124b、124c、124d、124eは、内側板12の周縁部に設けられている。しかして、本実施形態においては、前後方向略中央部に設けた上下2つの筒状部124b、124cの外周面に連続させて突起部125a、125bを一体に設けている。突起部125aは、筒状部124bの外周面からさらに上方に向かって突出させたものであり、他方、突起部125bは、筒状部124cの外周面からさらに下方に向かって突出させたものであり、それぞれ平面視略部分円弧状をなしている。そして、第2外側板11と内側板12とを組み付けた状態において、突出部125aの上縁が第2外側板11の上縁より若干下方に位置するとともに、突出部125bの下縁が第2外側板11の下縁より若干上方に位置するように設定してある。
前記転写ヘッドKは、図5(同図(a)は全体斜視図、同図(b)は(a)におけるM方向矢視側面図、同図(c)は底面図をそれぞれ示す)に示すように、一対の対向板K1間にローラKrを保持させたものである。具体的には、各対向板K1の下端部における外側面に肉薄部K11を形成するとともに、各肉薄部K11の先端部に貫通孔K11bを形成し、これら貫通孔K11bにローラKrの回転支軸K2の側端部をそれぞれ挿入することにより、このローラKrを回転支軸K2を中心に回転可能に設定している。なお、一方の貫通孔K11bの下縁に、下方に連通させてなる切欠きK11cを形成し、ローラKr及び回転支軸K2の取付作業の容易化を図っている。つまり、回転支軸K2の一側端部を、切欠きK11cを形成していない他方の貫通孔K11bに挿入し、次いで回転支軸K2の他方の側端部を、前記切欠きK11cを介して前記一方の貫通孔K11bに挿着できるように設定している。また、各肉薄部K11には、それぞれ外方に突出させてなる凸部K11aを設けている。各凸部K11aは概略部分球状をなし、ヘッドキャップCを前記転写ヘッド被覆位置(P)に位置させた場合に、後述するヘッドキャップCの嵌合孔C22aに嵌合するように設定している。ここで、本実施形態における転写ヘッドKの先端部Kaとは、対向板K1間に保持された前記ローラKrの先端部を指す。
ヘッドキャップCは、図6(同図(a)は全体斜視図、同図(b)は(a)におけるN方向矢視側面図、同図(c)は(b)におけるA−A線断面図をそれぞれ示す)に示すように、前述した第2外側板11、内側板12の延出部110、120に形成した貫通孔110a、120aに枢支される回転支軸C11を基端部近傍領域に設けたものである。なお、当該段落においてヘッドキャップの位置若しくは方向を示す「基」又は「後」は、ヘッドキャップCを転写ヘッドキャップ被覆位置(P)に位置させた場合における転写具Aの後方側を指し、「先」又は「前」は、ヘッドキャップCを転写ヘッドキャップ被覆位置(P)に位置させた場合における転写具Aの前方側を指す。具体的に、このヘッドキャップCは、基端部から前方に向かって延びるアーム部C1と、アーム部C1の先端部位に前記転写ヘッドキャップ被覆位置(P)において転写ヘッドKの先端部Kaを収容し得る収容部C2とを有する一体成形品である。アーム部C1は略薄板状をなし、側面形状を先端部に向かって反り返りながら漸次上方に向かって延びる形状に設定している。このアーム部C1の基端部における両側端部からそれぞれ側方に突出させて前記回転支軸C11を形成している。この回転支軸C11は、略円柱状をなし、その径を、前記第2外側板11、内側板12の延出部110、120に形成した貫通孔110a、120aの径より若干小さく設定している。また、アーム部C1の長手方向略中央部から先端部における両側縁からそれぞれ起立させてなる起立片C13を形成し、一方の起立片C13の一部に、弾性可能な弾性部C12を形成している。この弾性部C12は、その前後及び内方に連続して形成されたスリットC1Sにより起立片C13の他の部位とは一部非連続的な構成を有し、外部から加えられた力によって若干撓み得るように設定されている(同図(b)、(c)参照)。そして、弾性部C12の略中央部に周辺領域より窪ませてなる本発明の嵌合凹部たる凹部C12aを形成している。この凹部C12aは側面視円形をなし、ヘッドキャップCを前記転写ヘッド表出位置(Q)に位置させた場合に、前記詰替カートリッジ1の第2外側板11に設けた凸部115と相互に嵌合するように設定してある。収容部C2は、アーム部C1の長手方向略中央部から先端部位に亘る領域における両側縁部に設けた前記起立片C13の上端部からそれぞれ側方に延出する底板C21と、各底板C21の側縁部から起立して相互に対向する一対の対向板C22と、対向板C22同士の前縁側を連絡するように設けられる前板C23とを有し、これら底板C21、対向板C22及び前板C23により上方及び後方を開放させてなる収容空間C2Sを形成している。また、各対向板C22の上端部に、肉厚方向に貫通させてなる本発明の嵌合凹部たる嵌合孔C22aをそれぞれ形成している。これら嵌合孔C22aは、ヘッドキャップCを転写ヘッド被覆位置(P)に位置させた場合に、転写ヘッドKの対向板K1に設けた凸部K11aが嵌合するように設定してある。さらに、前板C23の上端部に、前方に突出させてなり、前記ヘッドキャップCの回動操作を行う際に使用者が指先を掛け得る操作部C231を一体に設けている。以上の構成を有するヘッドキャップCは、前述したように、第2外側板11と内側板12とを組み付ける際に、回転支軸C11を、第2外側板11、内側板12の延出部110、120に形成した貫通孔110a、120aにそれぞれ挿着することにより、第2外側板11と内側板12と間に挟持された状態で回転支軸C11を中心に回転可能に取り付けられる。
他方、ケース2は、図1乃至図4に示すように、前記第2外側板11と対をなして転写具Aの外側壁を構成する第1外側板21と、この第1外側板21の上縁及び下縁からそれぞれ第1外側板21と略直交する方向に起立させてなる上下一対の起立板22、23とを備えたものである。そして、ケース2に詰替カートリッジ1を組み付けた状態において、これら上下一対の起立板22、23が、第2外側板11の上縁及び下縁との間を略閉塞するように設定してある。
第1外側板21は、第2外側板11と同様に、例えば合成樹脂製の薄板状をなすものであり、後端部側に後述するスライド部材3を取り付け可能に構成し、本実施形態ではスライド部材3を後端部側取り付けた状態における側面視形状を、詰替カートリッジ1の第2外側板11の側面視形状に略対応するように設定している。この第1外側板21の内側面に、前記巻出用スプールSP1及び巻取用スプールSP2を回転駆動するための大径な巻出用ギアG1と、巻出用ギアG1と噛合しより小径な巻取用ギアG2とを取付可能に構成している。巻出用ギアG1は、巻出用ギアG1の中央部に形成した挿通孔を第1外側板21の後端部側に形成した軸211に挿通させ、次いでこの軸211にコアH1を脱落不能に取り付けることにより、外側板21の内側面に取り付けられている。一方、巻取用ギアG2は、コアH2を一体に有するものであり、その中央部に形成した挿通孔を第1外側板21の前後方向略中央部より若干前端部側に形成した軸212に挿通させることにより、外側板21の内側面に取り付けられている。そして、ケース2と詰替カートリッジ1とを嵌め合わせた際に、コアH1の外周が巻出用スプールSP1の内周と噛み合うととともに、コアH2の外周が巻取用スプールSP2の内周と噛み合うようにしている。また、第1外側板21の中央部には、前後方向に延びるスリット214を上下に対をなして形成し、このスリット214を利用して後述するスライド部材3を前後方向にスライド移動可能に取り付けるている。
一方、起立板22、23は、それぞれ所定の肉厚を有するものであり、ケース2に詰替カートリッジ1を嵌め合わせた際に、詰替カートリッジ1の内側板12に設けた突起部125a、125bが嵌まり込む溝221、231と、第2外側板11の内側面側の周縁部が当接し得る当接片222、232とを一体に有する。溝221、231は、各起立板22、23の起立方向に沿ってそれぞれ設けた一対のリブ221a間、及び231a間に形成されたものであり、前記突起部125a、125bを設けた箇所に対応する所定箇所に形成してある。そして、各溝221、231は、それぞれ一方の端部を詰替カートリッジ1側に開口させてなる開口縁とし、この開口縁を利用して詰替カートリッジ1の突起部125a、125bを挿脱可能に構成している。当接片222、232は、起立板22、23の先端部から、他方の起立板23、22に向かって第1外側板21と略平行をなすように若干突出させたものである。各当接片222、232は、リブ221a同士の間、及びリブ231a同士の間には設けず、各溝221、231の開口縁が詰替カートリッジ1側に開口するように設定している。なお、ケース2に詰替カートリッジ1を嵌め合わせた際に、起立板22、23と第2外側板11の外側面とが略面一となるように、当接片222、232を薄肉に設定している。
スライド部材3は、図1乃至図4に図示するように、第1外側板21に形成した上下一対のスリット214に沿って、すなわち第1外側板21の前後方向に沿ってスライド移動するものであり、第1外側板21の外側面に沿って配置される側板31と、ケース2の後端部側の略全域を覆うように設けられる操作板32とを一体成形してなる、例えば合成樹脂製の平面視L字形をなす部材である。なお、側板31の外側面が、第1外側板21の外側面と略面一となるように配置されており、そのために、第1外側板21の外側面には、前記スリット214の周囲を前記側板31の形状に対応するように所定領域を窪ませている。また、操作板32は、ケース2の起立板22、23の後端部側の湾曲形状に沿って側面視概略部分円弧状に湾曲させたものであり、内側面の中央部に、詰替カートリッジ1の第2外側板11の後端部に設けた嵌合爪112が嵌合する嵌合孔321を形成するとともに、外側面における両端部に一対の操作部322を形成している。ここで、これら操作部322は、使用者の指掛かりを良好なものとするために外方へ突出した形状としているが、外側面を部分的に窪ませた形状であってもよい。また、各操作板32の一端部からそれぞれ前方に向けて突出させた鉤状の係止片323を形成している。このような構成を有するスライド部材3に対してケース2は、起立板22、23の後端部に前記係止片323が係合可能な係止孔224、234を形成している。そして、一対の係止片323と、これら係止片323に対応する係止孔224、234とによって係止手段を構成し、係止片323と係止孔224、234とをそれぞれ相互に係り合わせることによって、スライド始端位置においてスライド部材3をケース2に安定保持させている。以上の構成により、スライド部材3をケース2に取り付け、且つ詰替カートリッジ1をケース2に組み付けた組立状態では、スライド部材3は、嵌合孔321と嵌合爪112との嵌合により詰替カートリッジ1と密接に関連付けられ、係止片323と係止孔224、234との係合によりケース2と係り合った状態となる。
このよう構成を有する転写具Aを紙面等に接触させて所定方向にスライドさせると、転写ヘッドKの先端部Kaと紙面等との間に挟まれた転写用糊Tが摩擦力で巻出用ギアG1と共に回転する巻出用スプールSP1から送り出され、テープ本体Taの片面に貼着した糊が紙面に貼付されると同時に、巻出用ギアG1に伴って逆回転する巻取用ギアG2と共に巻取用スプールSP2が回転することによって、片面に糊を有しないテープ本体Taが巻取用スプールSP2に巻き取られることになる。なお、第2外側板11の外側面側に設けた側面視部分円弧状のスリット114から、巻出用スプールSP1の外側面に円周方向に沿って間欠的に設けた図示しない丸溝に、ドライバやペン等先端部に尖った部位を有する適宜の工具又は筆記具等を差し込んで巻出用スプールSP1を回転させると、それに伴って巻取用スプールSP2も連動して回転することにより転写具A内での転写用糊Tの緩みを調整できるようにしている。
そして、この転写具Aは、スライド部材3を所定方向へスライド移動させることにより、詰替カートリッジ1とケース2とを分離可能に構成し、スライド部材3、詰替カートリッジ1及びケース2を相互に関連づけて離間機構Xを形成している。離間機構Xは、ケース2の上下のスリット214内に挿入されるように側板31の内側面側に形成した上下一対の突部311と、同じくスリット214内に挿入されるように前記詰替カートリッジ1の内側板12においてケース2側に向けて形成した上下一対の離間誘発部126とから構成されている。この離間誘発部126は薄板状をなすものであり、前端部側を向いて傾斜するテーパ面126aを形成している。本実施形態においてこのテーパ面126aは、平面視略部分円弧状をなして緩やかに湾曲するものとしている。そして、このような離間誘発部126を、突部311のスライド移動線上であるスリット214に挿入して待機させている。一方、前記突部311も薄板状の鉤形をなしており、後端部側を向いて傾斜するテーパ面311aを形成している。この傾斜面311aは、離間誘発部126のテーパ面126aに対応して部分円弧状をなして湾曲させている。また、転写具Aの使用時にはスライド部材3をスライド始端位置に留めておくために、スライド始端位置にスライド部材3を位置させた状態において突部311の先端部を収容し得る収容部127を、内側板12の外側面上に形成している(図3、図4参照)。
一方、スライド部材3がスライド動作に伴って後方に抜出しないように、スライド部材3に、突部311よりも後方位置において上下のスリット214内に挿入される上下一対の小突部312を形成し、スライド部材3を所定距離後方へスライド移動させた時点(スライド終端位置)で、小突部312がスリット214に形成した図示しないストッパ部に当接するように設定している。このストッパ部として、例えばスリット214の開口幅を小さく設定することによって小突部311が当接するようにしたもの、又はスリット214の開口縁そのものを利用して構成したものを採用すればよい。
次に、本実施形態における詰替カートリッジ1とケース2との分離手順について、図7を参照して説明する。なお、図7は一部を省略して示す要部拡大平面図である。先ず、詰替カートリッジ1とケース2とを組み付けてなる組立状態(同図(a)参照)において、使用者が一方の手でケース2の起立板22、23を保持し、他方の手でスライド部材3に設けた一対の操作部322を相互に相寄る方向に押圧しながらスライド始端位置に位置するスライド部材3をケース2に対して後方へスライド移動させる。この操作に伴って、係止片323と係止孔224、234との係合状態(係止手段における係合状態)、及び嵌合爪112と嵌合孔321との嵌合状態がそれぞれ解除されるとともに、スライド部材3の突部311がスリット214内で詰替カートリッジ1の内側板12に設けた離間誘発部126と干渉し始める。さらにスライド部材3を後方へスライド移動させると、突部311のテーパ面311aが離間誘発部126のテーパ面126aに当接し、スライド部材3が詰替カートリッジ1の内側板12に漸次乗り上げる(同図(b)参照)。その際、内側板12に設けた一対の突起部125a、125bが、ケース2の起立板22、23に形成した溝221、231に各々案内されることにより、詰替カートリッジ1がスライド部材3のスライド方向と略直交する方向に沿って略直線状に浮き上がりケース2から徐々に分離する。そして、スライド部材3を所定距離後方へスライド移動させスライド終端位置に達すると、スライド部材3の小突部312がスリット214に形成した図示しないストッパ部に当接し、それ以上のスライド移動が規制される。この状態において、使用者が詰替カートリッジ1をそのままスライド部材3のスライド方向と略直交する方向に沿って移動させることにより、詰替カートリッジ1とケース2とを分離させることができる。他方、新たな交換カートリッジ1をケース2に組み付けるには、ケース2の起立板22、23に形成した溝221、231に、新たな詰替カートリッジ1の突起部125a、125bを案内させながら詰替カートリッジ1とケース2とを徐々に近付けるだけでよい。この操作に伴って、詰替カートリッジ1がスライド部材3のスライド方向と略直交する方向に沿って略直線状に移動し、詰替カートリッジ1の第2外側板11の内側面がケース2の起立板22、23に設けた当接片222、232に当たる(なお、図4では当接片を省略している)。この際、前記溝221、231が詰替カートリッジ1の取付箇所を示唆する取付案内部としても機能する。なお、詰替カートリッジ1のケース2への取付時に、詰替カートリッジ1の内側板12に設けた離間誘発部126と、スライド部材3の突部311とが干渉しないように、予めスライド部材3をスライド始端位置側へ移動させておき、詰替カートリッジ1をケース2に取り付けた後、スライド部材3をさらに前方へスライド移動させることにより、詰替カートリッジ1の外側板11に設けた嵌合爪1112がスライド部材3に形成した嵌合孔321に嵌合するとともに、ケース2の起立板22、23に形成した係止孔224、234とスライド部材3に設けた係止片323とが係合し、安定した組付状態となる。また、スライド終端位置にスライド部材3が位置する状態において、ケース2の溝221、231に、新たな詰替カートリッジ1の突起部125a、125bを案内させながら詰替カートリッジ1とケース2とを徐々に近付けることにより、経過的に詰替カートリッジ1の離間誘発部126のテーパ面126aと、スライド部材3の突部311のテーパ面311aとが相互に干渉し、さらに詰替カートリッジ1とケース2とを徐々に近付ける操作に連動して、スライド部材3がケース2に対して相対的に前方に向かってスライド移動するように設定してもよい。
しかして、本実施形態においては、ヘッドキャップCが前記転写ヘッド被覆位置(P)と、前記転写ヘッド表出位置(Q)との間で回動可能に設定している。
次にこのヘッドキャップCの操作方法を説明する。
先ず、回動可能なヘッドキャップCを、転写ヘッド被覆位置(P)に位置させるには、ヘッドキャップCの前端部に設けた操作部C231を把持してヘッドキャップCの回転支軸C11を支点に上方に向かって回動させる。すると、経過的に転写ヘッドKの対向板K1に設けた凸部K11aと、ヘッドキャップCの収容部C2を構成する各対向板C22の内側面とが相互に軽く干渉し、さらにヘッドキャップCを同一方向に向かって回動させることにより転写ヘッドKの凸部K11aがヘッドキャップCの嵌合孔C22aに嵌まり込み、ヘッドキャップCが転写ヘッドKに係合した状態となる。その結果、ヘッドキャップCが転写ヘッド被覆位置(P)においてその姿勢で保持される。この際、転写ヘッドKの凸部K11a及びヘッドキャップCの嵌合孔C22aが、転写ヘッド被覆位置(P)において、ヘッドキャップCを転写ヘッドKに係わり合わせる本発明の第1係合手段Iとして機能する。この転写ヘッド被覆位置(P)において、転写ヘッドKの先
端部KaがヘッドキャップCの収容部C2の収容空間C2Sに収容されることにより転写用糊Tを保護するとともに、アーム部C1が転写用糊Tの未使用部分を下方から被覆することにより、当該部位に位置する転写用糊Tを保護する。一方、転写ヘッド被覆位置(P)にあるヘッドキャップCを転写ヘッド表出位置(Q)に位置させるには、ヘッドキャップCの操作部C231を把持してヘッドキャップCの回転支軸C11を支点に下方に向かって回動させる。すると、転写ヘッドKの凸部K11aとヘッドキャップCの嵌合孔C22aとの嵌合状態(第1係合手段Iの係合状態)が解除されるとともに、経過的にヘッドキャップCのアーム部C1の先端部位が第2外側板11と内側板12との間に形成された空間に入り込み、第2外側板11の内側面に設けた凸部115と、ヘッドキャップCのアーム部C1に設けた弾性部C12とが相互に軽く干渉する。さらにヘッドキャップCを同一方向に向かって回動させることによりヘッドキャップCの弾性部C12が若干撓み、引き続きヘッドキャップCを同一方向に向かって回動させることにより弾性部C12に形成した凹部C12aと第2外側板11の嵌合孔C22aとが嵌合し、ヘッドキャップCが第2外側板11に係合した状態となる。つまり、弾性部C12に形成した凹部C12aと第2外側板11の嵌合孔C22aとを嵌合させることにより、ヘッドキャップCが詰替カートリッジ1に係合した状態となる。その結果、ヘッドキャップCが転写ヘッド表出位置(Q)においてその姿勢で保持される。この際、第2外側板11の凸部115及びヘッドキャップCの凹部C12aが、転写ヘッド表出位置(Q)において、ヘッドキャップCを第2外側板11に係わり合わせる本発明の第2係合手段IIとして機能する。この転写ヘッド表出位置(Q)において、転写ヘッドKの先端部Kaは露出した状態となる。なお、この転写ヘッド表出位置(Q)に位置するヘッドキャップCを転写ヘッド被覆位置(P)に位置させるには、ヘッドキャップCの操作部C231を把持してヘッドキャップCの回転支軸C11を支点に、ヘッドキャップを転写ヘッド表出位置(Q)に位置させる場合とは反対の方向に回動させればよい。これにより、第2外側板11の凸部115とヘッドキャップCの凹部C12aとの嵌合状態(第2係合手段IIの係合状態)が解除されるとともに、さらに所定角度回動させると、転写ヘッドKの凸部K11aがヘッドキャップCの嵌合孔C22aに嵌まり込み、ヘッドキャップCが転写ヘッド被覆位置(P)で保持される。また、本実施形態においてはヘッドキャップCが転写ヘッド被覆位置(P)、転写ヘッド表出位置(Q)何れに位置する場合であっても、ヘッドキャップC自体が詰替カートリッジ1に保持された状態であるため、詰替カートリッジ1とケース2との分離作業に際してヘッドキャップCがケース2に干渉することがない。さらに、転写ヘッド被覆位置(P)と転写ヘッド表出位置(Q)との間におけるヘッドキャップCの回動動作中においても、ヘッドキャップCがケース2と干渉しないように設定してある。
このように、本実施形態の転写具Aは、ヘッドキャップCに設けた回転支軸C11を、第2外側板11及び内側板12に形成した貫通孔110a、120aに枢着し、これら第2外側板11と内側板12との間にヘッドキャップCを挟持させている構造であるため、第2外側板11と内側板12との間に回転支軸C11を介してヘッドキャップCが位置し、詰替カートリッジ1の前端部位における第2外側板11及び内側板12の組付強度、及び当該部位自体の剛性度を有効に高めることができる。その結果、転写具Aの使用時や転写具Aの落下時に第2外側板11及び内側板12が相互に相寄る方向に撓み得る虞を簡単な構造を用いて有効に回避することができ、実用性に優れたものとなる。加えて、第2外側板11及び内側板12に形成した貫通孔110a、120aに回転支軸C11を挿通させる態様であるため、転写ヘッドにヘッドキャップを取り付ける態様と比較して、緻密な作業を経ることなく取付作業の簡便性をも高めることができる。
特に、転写具Aが、主として、詰替カートリッジ1と、この詰替カートリッジ1を着脱可能に収納するケース2とからなり、詰替カートリッジを構成する第2外側板11と内側板12との間に転写用糊T、転写ヘッドK、及びヘッドキャップCを保持させているため、この詰替カートリッジ1を交換する作業により、転写ヘッドKと共にヘッドキャップCをも同時に交換することができる。これにより、転写用糊TがヘッドキャップCに付着した場合であっても、詰替カートリッジ1を交換することで新品のヘッドキャップCに交換することができ、ケースにヘッドキャップを取り付けた態様と比較して、簡単にヘッドキャップCを交換することができる。しかも、ヘッドキャップCと転写ヘッドKとを共に詰替カートリッジ1に保持させることにより、ケースにヘッドキャップを取り付けた場合に必要な作業、すなわち、詰替カートリッジを交換する際に、ヘッドキャップと転写ヘッドとが相互に干渉しないようにヘッドキャップを逐一所定位置へ逃がす操作が不要となり、詰替カートリッジ1の交換作業をよりスムーズに行うことができる。
また、転写ヘッド被覆位置(P)と転写ヘッド表出位置(Q)との間におけるヘッドキャップCの回動動作中において、ヘッドキャップCがケース2に干渉しないように設定しているため、ヘッドキャップCの良好な回転動作を実現することができる。また、ヘッドキャップCとケース2との干渉による部品の損傷が生じないため、転写具Aの長寿命化にも資する。
加えて、ヘッドキャップCが転写ヘッド被覆位置(P)又は転写ヘッド表出位置(Q)何れに位置する場合においても、詰替カートリッジ1を2ケースから着脱可能に構成しているため、詰替カートリッジ1の交換作業毎に、ヘッドキャップCとケース2とが相互に干渉しないようにヘッドキャップCを逐一所定箇所へ逃がさなければならない煩雑な手間を有効に解消することができ、詰替カートリッジ1の交換作業の簡便性をさらに高めることができる。
ヘッドキャップCが、転写ヘッドキャップ被覆位置(P)において、転写ヘッドKの先端部Kaを収容し得る収容部C2と、収容部C2から回転支軸C11側に向かって延び且つ転写物Tの未使用部位を被覆し得るアーム部C1とを備えているため、転写ヘッドKの先端部Kaのみならず、転写用糊Tの未使用部位をもアーム部C1によって被覆することができ好適である。加えて、収容部C2にヘッドキャップCの回動操作を行う際に使用者が指先を掛け得る操作部C231を設けることにより、操作部C231が回転支軸C11から所定距離離間した位置に設定され、その結果、操作部C231に対する操作力が小さい場合であってもヘッドキャップCが回動し易くなり、軽い操作感でヘッドキャップCを回動させることができ、使い勝手に優れたものとなる。
さらに、操作部C231を、収容部C2に一体に形成しているため、部品点数の削減を図るとともに、操作部C231自体の強度をも有効に高めることができる。
また、回転支軸C11を、ヘッドキャップCに一体に形成しているため、別体の軸部材を用いた態様と比較して、部品点数及びコストの削減、取付作業の簡易化を有効に図ることができる。
転写ヘッド被覆位置(P)において、ヘッドキャップCを転写ヘッドKに係わり合わせる第1係合手段Iを介してヘッドキャップCの回動を規制しているため、転写具Aの不使用時にヘッドキャップCを転写ヘッド被覆位置(P)に係止させておくことができ、転写用糊Tが不意に紙面や別部材等に付着することを防止することができる。他方、転写ヘッド表出位置(Q)において、ヘッドキャップCを第2外側板11に係わり合わせる第2係合手段IIを介してヘッドキャップCの回動を規制しているので、転写具Aの使用時にヘッドキャップCが不意に回動することを防止し、実用性に優れたものとなる。
特に、第1係合手段IをヘッドキャップCに形成した嵌合孔C22aと、転写ヘッドKに設けた凸部K11aとを用いて構成しているため、簡素な構造を用いて第1係合手段Iを構成することができるとともに、凸部K11aと嵌合孔C22とを嵌合させることによりヘッドキャップCと転写ヘッドKとの係わり合いを良好なものとすることができる。
他方、第2係合手段IIをヘッドキャップCに形成した嵌合孔C12aと、第2外側板11に設けた凸部115とを用いて構成しているため、やはり簡素な構造を用いて第2係合手段IIを構成することができるとともに、凸部115と嵌合孔C12aとを嵌合させることによりヘッドキャップCと第2外側板11との係わり合いを良好なものとすることができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、前記第2外側板及び/又は内側板(以下、一対の側板と称す)に回転支軸を設け、ヘッドキャップに回転支軸を挿入させる軸受け部たる孔部を形成し、回転支軸を孔部に枢着することにより、一対の側板間にヘッドキャップを挟持させてもよい。この場合、各側板にそれぞれ他方の側板に向かって突出するように回転支軸を設けても、あるいは何れか一方の側板にのみ他方の側板に向かって突出させてなる回転支軸を設けてもよい。特に後者の場合には、他方の側板に回転支軸の先端部を保持し得る保持部を適宜設けていることが好ましい。
また、第1係合手段を構成する凸部をヘッドキャップに設けるとともに、凸部に嵌合可能な嵌合凹部を転写ヘッドに形成してもよい。また、第2係合手段を構成する凸部をヘッドキャップに設けるとともに、凸部と嵌合可能な嵌合凹部を一対の側板に形成してもよい。このような第1係合手段、第2係合手段であっても上記と同様の効果を得ることができる。さらに、各係合手段における嵌合凹部は、部材の肉厚方向に貫通させてなる貫通孔、また、周辺領域より肉薄に設定させてなるいわゆる窪み、又は有底の溝状のもの等、嵌合する対象である突部が嵌合し得るものであればどのような形状のものであっても構わない。同様に突部の形状も特に上記実施形態に限られないのは勿論である。
さらに、上記実施形態においては、詰替カートリッジとケースとを用いて構成される転写具について説明したが、いわゆる使い切りタイプの転写具であってもよい。この場合、転写具の外側壁を構成する一対の側板間にヘッドキャップを保持し、一対の側板又はヘッドキャップの何れか一方に設けた回転支軸を他方に形成した軸受け部に枢着し、前記一対の側板間に前記ヘッドキャップを挟持させる構成を採用することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、転写ヘッド被覆位置において、転写ヘッドの先端部の全てを被覆するようにヘッドキャップの形状を適宜設定しても構わない。
また、転写物としての転写用糊は、固体又は液体のり何れであってもよく、その他、修正テープや粘着テープ、粘着性を有しないテープ等のテープ類、接着剤等、転写対象物に転写される転写物一般に対して適用可能なものである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る転写具を示す全体斜視図。 同実施形態に係る転写具を一部省略して示す側面図。 同分解斜視図。 同実施形態における詰替カートリッジの分解斜視図。 同実施形態における転写ヘッドを示す図。 同実施形態におけるヘッドキャップを示す図。 同実施形態の作用説明図。
符号の説明
1…詰替カートリッジ
11…側板(第2外側板)
110a、120a…軸受け部(貫通孔)
115…凸部
12…側板(内側板)
2…ケース
I…第1係合手段
II…第2係合手段
A…転写具
C…ヘッドキャップ
C1…アーム部
C11…回転支軸
C12a…嵌合凹部(凹部)
C2…収容部
C22a…嵌合凹部(嵌合孔)
C231…操作部
K…転写ヘッド
K11a…凸部
T…転写物(転写用糊)

Claims (15)

  1. 転写物を転写対象物に転写する際に用いられる転写具であって、
    前記転写物を転写対象物に接触させる転写ヘッドと、当該転写ヘッド及び前記転写物を保持する一対の側板と、前記転写ヘッドの先端部を被覆し得る転写ヘッド被覆位置と前記転写ヘッドの先端部を表出させてなる転写ヘッド表出位置との間で回動可能なヘッドキャップとを具備してなり、前記一対の側板又は前記ヘッドキャップの何れか一方に設けた回転支軸を、他方に形成した軸受け部に枢着し、前記一対の側板間に前記ヘッドキャップを挟持させていることを特徴とする転写具。
  2. 前記一対の側板間に前記転写物と前記転写ヘッドと前記ヘッドキャップとを保持させてなる詰替カートリッジと、当該詰替カートリッジを着脱可能に収納するケースとを用いて構成されるものである請求項1記載の転写具。
  3. 前記ヘッドキャップの前記転写ヘッド被覆位置と前記転写ヘッド表出位置との間における回動動作中において、当該ヘッドキャップが前記ケースに干渉しないように設定している請求項2記載の転写具。
  4. 前記ヘッドキャップが前記転写ヘッド被覆位置又は前記転写ヘッド表出位置何れに位置する場合においても、前記詰替カートリッジを前記ケースから着脱可能に構成している請求項2又は3記載の転写具。
  5. 前記ヘッドキャップが、前記転写ヘッドキャップ被覆位置において、前記転写ヘッドの先端部を収容し得る収容部と、当該収容部から前記回転支軸側に向かって延び且つ前記転写物の未使用部位を被覆し得るアーム部とを備え、前記収容部に前記ヘッドキャップの回動操作を行う際に使用者が指先を掛け得る操作部を設けている請求項1、2、3又は4記載の転写具。
  6. 前記操作部を、前記収容部に一体に形成している請求項5記載の転写具。
  7. 前記回転支軸を、前記一対の側板又はヘッドキャップに一体に形成している請求項1、2、3、4、5又は6記載の転写具。
  8. 前記転写ヘッド被覆位置において、前記ヘッドキャップを前記転写ヘッドに係わり合わせる第1係合手段を介してヘッドキャップの回動を規制している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の転写具。
  9. 前記転写ヘッド表出位置において、前記ヘッドキャップを前記側板に係わり合わせる第2係合手段を介してヘッドキャップの回動を規制している請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の転写具。
  10. 前記第1係合手段が前記ヘッドキャップ又は前記転写ヘッドの一方に設けた凸部と、他方に設けられ前記凸部が嵌合可能な嵌合凹部とを備えている請求項8記載の転写具。
  11. 前記第2係合手段が前記ヘッドキャップ又は前記一対の側板の何れか一方に設けた凸部と、他方に設けられ前記凸部が嵌合可能な嵌合凹部とを備えている請求項9記載の転写具。
  12. 前記嵌合凹部が、肉厚方向に貫通させてなる貫通孔である請求項10又は11記載の転写具。
  13. 前記嵌合凹部が、所定領域を周辺領域より窪ませることにより形成したものである請求項10又は11記載の転写具。
  14. 前記嵌合凹部を有する部材の所定領域に、外部から加えられた力によって撓み得る弾性部を設け、当該弾性部の所定箇所に前記嵌合凹部を形成している請求項10、11、12又は13記載の転写具。
  15. 前記弾性部の周辺領域に所定のスリットを形成している請求項14記載の転写具。
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