JP2003095891A - ヘアリンス組成物 - Google Patents
ヘアリンス組成物Info
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Abstract
付与するヘアリンス組成物を提供する。 【解決手段】(A)直鎖高級アルコール、(B)下記一
般式(1) 【化1】 (上式中、R1、R2、R3及びR4の1又は2個が炭素数
8〜24のアルキル基、アルケニル基、若しくはヒドロ
キシアルキル基を示し、残余は独立して、炭素数1〜3
のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、又はベン
ジル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜2のア
ルキル硫酸基を示す)で表される第4級アンモニウム塩
型カチオン系界面活性剤、並びに(C)水溶性無機酸塩
及び/又は有機酸塩を含有し、30℃におけるpHが
5.0〜6.5の範囲にあることを特徴とするヘアリン
ス組成物。
Description
関し、更に詳しくは、シャンプーの後に毛髪に適用し、
優れた柔軟性、しっとり感、及び平滑性を毛髪に付与す
るアフターシャンプー用ヘアリンス組成物に関する。
アリンス組成物としては、セトステアリルアルコール、
ステアリルアルコール等の直鎖高級アルコール、及び第
4級アンモニウム塩型カチオン系界面活性剤を配合した
ゲル状の組成物が一般に良く知られ、広く使用されてい
る。そしてこれらの組成物のpHは一般的にpH3.0
〜4.5で、正の電荷を帯びており、毛髪の等電点(約
pH4.5)以下となっている。
剤配合シャンプー等で毛髪の洗浄を行い、その後水です
すぎを行うと毛髪は中性付近の状態となり、負に帯電す
る。そしてその負に帯電している状態の毛髪に、上記の
様な正の電荷を帯びたヘアリンス組成物を適用すると、
電気的な相互作用により毛髪へのヘアリンス組成物の吸
着が進む。
の吸着がある程度進むと、塗布したヘアリンス組成物の
有する正電荷により、毛髪自身も等電点以下となり、正
に帯電する。そのため、それ以上はヘアリンス組成物の
吸着が進まなくなり、十分な毛髪コンディショニング効
果が得られにくいという問題を有していた。
軟性、しっとり感及び平滑性等の毛髪コンディショニン
グ効果に優れるアフターシャンプー用のヘアリンス組成
物の開発が求められていた。
意研究した結果、(A)直鎖高級アルコール及び(B)
第4級アンモニウム塩型カチオン系界面活性剤を含有す
るヘアリンス組成物に、(C)水溶性無機酸塩及び/又
は有機酸塩を配合し、該組成物のpHを毛髪等電点より
も上の範囲、具体的には30℃におけるpHを5.0〜
6.5の範囲に調整することにより、シャンプー後の負
に帯電した毛髪に適用した際に、毛髪へのコンディショ
ニング効果が十分に得られることを見出し、本発明を完
成した。
高級アルコール、(B)下記一般式(1)
8〜24のアルキル基、アルケニル基、若しくはヒドロ
キシアルキル基を示し、残余は独立して、炭素数1〜3
のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、又はベン
ジル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜2のア
ルキル硫酸基を示す)で表される第4級アンモニウム塩
型カチオン系界面活性剤、並びに(C)水溶性無機酸塩
及び/又は有機酸塩を含有し、30℃におけるpHが
5.0〜6.5の範囲にあることを特徴とするヘアリン
ス組成物である。
一般式(2)
ル基又はフェニル基(但し、全てのR5がフェニル基と
なることはない)を示し、R6はメチル基又は水酸基を
示す。また、nは2500〜20000の整数を示す]
で表される高分子量シリコーンを含有することを特徴と
する請求項1記載のヘアリンス組成物である。
一般式(3)
基を示し、残りは炭素数1〜3のアルキル基を示す。R
10は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末
端アミノ基を除く残基を示し、R11はR10以外のアミノ
酸側鎖を示す。Aは結合手で、メチレン基、プロピレン
基、−CH2OCH2CH(OH)CH2−、又は−(C
H2)3OCH2CH(OH)CH2−で示される基であ
り、mは0〜200、pは0〜200で、m+pは1〜
200である(但し、m及びpはアミノ酸の数を示すの
みで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)]で表
されるシリル化ペプチドを含有することを特徴とする請
求項1又は2に記載のヘアリンス組成物である。
する。
ールは、炭素数12〜22のものであり、例えばラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、
オレイルアルコール等が挙げられ、特にセチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールが好適
に用いられる。
は二種以上を組み合わせて使用することができ、その配
合量は、ヘアリンス組成物の総量を基準として、0.1
〜15質量%(以下、%と略す)であることをが好まし
く、更に好ましくは2〜12%である。配合量が0.1
%未満では、十分な毛髪コンディショニング効果が得ら
れない場合があり、また15%を越える配合量では、ヘ
アリンス組成物の粘度が高くなりすぎる場合があり、好
ましくない。
ウム塩型カチオン系界面活性剤としては、例えば塩化セ
チルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチル
アンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化硬化牛
脂アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメ
チルアンモニウム、塩化ジラウリルジメチルアンモニウ
ム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジ硬
化牛脂アルキルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニル
ジメチルアンモニウム、塩化ジ(カプリル/カプリリ
ル)ジメチルアンモニウム、塩化ジ(ベヘニル/アラキ
ジニル)ジメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチル
アンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化イソス
テアリルエチルジメチルアンモニウム、塩化オクタデシ
ルトリメチルアンモニウム、塩化オレイルジメチルベン
ジルアンモニウム、塩化イソドデシルベンジルジヒドロ
キシエチルアンモニウム、塩化ステアリルトリヒドロキ
シエチルアンモニウム、塩化ビスヒドロキシエチルジヒ
ドロキシプロピルステアリルアンモニウム、塩化ヒドロ
キシエチルセチルジメチルアンモニウム、塩化ベヘニル
ジメチルヒドロキシエチルアンモニウム、塩化ステアリ
ルジメチルベンジルアンモニウム及びセチルトリエチル
アンモニウムメチルサルフェート等が挙げられるが、こ
れに限定されるものではない。
系界面活性剤は一種単独又は二種以上を組み合わせて使
用することができ、その配合量は、ヘアリンス組成物の
総量を基準として、0.01〜10%であることが好ま
しく、更に好ましくは0.1〜5%である。配合量が
0.01%未満では、十分な毛髪コンディショニング効
果が得られない場合があり、また10%を越える配合量
では、ヘアリンス組成物の粘度が高くなりすぎたり、ま
た増量に相応した毛髪コンディショニング効果の向上が
得られず、皮膚に対する刺激が強くなる場合があり、好
ましくない。
及び有機酸塩としては、例えば炭酸水素ナトリウム、リ
ン酸一水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、リン酸一水
素カリウム等の無機酸塩、及びクエン酸ナトリウム、ク
エン酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、グル
タミン酸ナトリウム、DL−ピロリドンカルボン酸ナト
リウム等の有機酸塩が挙げられるが、これに限定される
ものではない。
種単独又は二種以上を組み合わせて使用することがで
き、本発明のヘアリンス組成物の30℃におけるpHを
5.0〜6.5に調整する範囲で配合され、例えばグル
タミン酸ナトリウムを使用する場合、ヘアリンス組成物
の総量を基準として、0.1〜5%の範囲で配合するこ
とが好ましい。
ーンとしては、例えばジメチルポリシロキサン、メチル
フェニルポリシロキサン、末端水酸基含有ジメチルポリ
シロキサン、末端水酸基含有メチルフェニルポリシロキ
サン等が挙げられる。
リコーンの平均重合度nは2500〜20000であ
り、好ましくは2500〜10000である。平均重合
度が2500未満ではしっとり感がなく毛髪の柔軟性に
劣り、平均重合度が20000を越えると毛髪にパサツ
キを生じてしまう。
は二種以上を組み合わせて使用することができ、その配
合量は、ヘアリンス組成物の総量を基準として、0.1
〜10%であることが好ましく、更に好ましくは0.2
〜8%である。配合量が0.1%未満では、十分な毛髪
コンディショニング効果が得られない場合があり、また
10%を越える配合量では成分(D)の溶解性が悪くな
る場合があり、好ましくない。
ドは、下記一般式(3)で表される。
基を示し、残りは炭素数1〜3のアルキル基を示す。R
10は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末
端アミノ基を除く残基を示し、R11はR10以外のアミノ
酸側鎖を示す。Aは結合手で、メチレン基、プロピレン
基、−CH2OCH2CH(OH)CH2−、又は−(C
H2)3OCH2CH(OH)CH2−で示される基であ
り、mは0〜200、pは0〜200で、m+pは1〜
200である(但し、m及びpはアミノ酸の数を示すの
みで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)]
59424号公報及び特開平8−67608号公報等に
開示の方法で製造することができる。
しては、例えば、アミノ酸、天然ペプチド、合成ペプチ
ド、各種タンパク質を酸、アルカリ、酵素又はそれらの
併用で部分加水分解して得られる加水分解ペプチド等が
挙げられる。
リシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、
フェニルアラニン、チロシン、セリン、トレオニン、メ
チオニン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、アスパラ
ギン、アスパラギン酸、グルタミン、グルタミン酸、シ
スチン、システイン、システイン酸、トリプトファン、
ヒドロキシプロリン、ヒドロキシリシン、O−ホスホセ
リン、シトルリン等が挙げられる。
オン、バシトラシンA、インシュリン、グルカゴン、オ
キシトシン、バソプレシン等が挙げられ、合成ペプチド
としては、例えば、ポリグリシン、ポリリシン、ポリグ
ルタミン酸、ポリセリン等が挙げられる。
ーゲン(その変性物であるゼラチンも含む)、ケラチ
ン、絹フィブロイン、セリシン、カゼイン、コンキオリ
ン、エラスチン、鶏、あひる等の卵の卵黄タンパク、卵
白タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、トウモロコ
シタンパク、米(米糠)タンパク、ジャガイモタンパク
等の動植物由来のタンパク、又はサッカロミセス属、カ
ンディタ属、エンドミコプシス属の酵母菌や、いわゆる
ビール酵母、清酒酵母といわれる酵母菌より分離した酵
母タンパク、キノコ類(担子菌)より抽出したタンパ
ク、クロレラより分離したタンパク等の微生物由来のタ
ンパクを酸、アルカリ、酵素若しくはそれらの併用で部
分的に加水分解して得られるペプチド等が挙げられる。
チドにおいて、R10は側鎖の末端にアミノ基を有する塩
基性アミノ酸の末端アミノ基を除く残基であるが、その
ような側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸と
しては、例えば、リシン、アルギニン、ヒドロキシリシ
ン等が挙げられる。またR11はR10以外のアミノ酸の側
鎖を示すが、そのようなアミノ酸としては、例えば、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、セリン、トレ
オニン、バリン、メチオニン、ロイシン、イソロイシ
ン、チロシン、フェニルアラニン、プロリン、ヒドロキ
シプロリン等が挙げられる。
チドにおいて、mは0〜200であり、好ましくは0〜
50、より好ましくは0〜10である。pは0〜200
であり、好ましくは1〜100、より好ましくは2〜4
0である。m+pは1〜200、好ましくは2〜10
0、より好ましくは3〜50である。
ミノ基に結合するシリル官能基が増え、ペプチド本来の
毛髪への収着作用が減少し、pが上記範囲より大きくな
ると、ペプチド部分に対するシリル官能基部分の割合が
少なくなり、シリル官能基部分が有する特性を充分に発
揮することができなくなり、m+pが上記範囲より大き
くなると、ペプチドとしての毛髪への収着性や浸透性が
低分子量のペプチドに比較し減少する上に、保存中に凝
集しやすくなり、保存安定性が低下する。
二種以上を組み合わせて使用することができ、その配合
量は、ヘアリンス組成物の総量を基準として、0.05
〜30%であることが好ましく、更に好ましくは0.5
〜20%である。配合量が0.05%未満では、十分な
毛髪コンディショニング効果が得られない場合があり、
また30%を越える配合量では毛髪がごわつき、整髪性
が悪くなる場合があり、好ましくない。
分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常ヘア
リンス組成物に配合される他の成分、例えば、流動パラ
フィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、イソプロ
ピルミリステート、イソプロピルパルミテート等のエス
テル油、ツバキ油、オリーブ油、アボガド油、ホホバ
油、ヒマシ油、ヒマワリ油等の植物油、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル等
のノニオン性界面活性剤、ココイルアミドプロピルベタ
イン等の両性界面活性剤、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、力ルボキシメ
チルセルロース等の水溶性高分子、グリセリン、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、ジプロビレングリコール等の保湿剤、殺
菌剤、キレート剤、紫外線吸収剤、動植物由来の天然エ
キス、色素及び香料等を添加することができる。
の後に毛髪に適用し、優れた柔軟性、しっとり感、及び
平滑性を毛髪に付与するものであり、本発明のヘアリン
ス組成物は、そのような目的で使用されるものであれ
ば、特に形態、剤型にはとらわれない。具体的な形態と
しては、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリ
ートメント、ヘアパック等が挙げられる。また、クリー
ム、スプレー、ミスト、フォーム、ジェル等種々の剤型
とすることができる。
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。尚、配合量は全て質量%で示す。
び比較例1〜5のヘアリンスを、常法に従い調製し、髪
の仕上がり(まとまり、しっとり感、すべり、ハリ・ゴ
ワつき)の各項目に関して下記に示す通り実用連用試験
による評価を行った。評価結果を表1に併せて示す。
ーを使用後、実施例及び比較例のヘアリンスを使用す
る。試験開始から6日間連用した後、7日目にシャンプ
ー、ヘアリンス使用後、毛髪の乾燥処理を行い、仕上が
り感(まとまり、しっとり感、すべり、ハリ・ゴワつ
き)を各項目について評価した。
の場合 ○・・・『仕上がり感』が良いと答えた人が12〜17
人の場合 △・・・『仕上がり感』が良いと答えた人が6〜11人
の場合 ×・・・『仕上がり感』が良いと答えた人が5人以下の
場合
リンスについて、洗髪乾燥後の毛髪の仕上がり感を数値
化するため、下記に示す通り、動摩擦係数(滑らかさ)
及び曲げ剛性(ハリ)の測定試験を行った。試料につい
ては、エタノール処理により表面の汚れを取り除いた健
常中国人毛を20cm;3gの毛束にし、実施例、比較
例の各組成物を5%水溶液に調整したものに1分間浸漬
して、純水にて十分洗い流した後乾燥する。これを5回
繰り返した後、測定を行う。評価結果を表1に併せて示
す。
い、動摩擦係数を測定した。測定は以下の条件で行っ
た。 回転数 :3min-1 測定加重:20g 測定回数:10回
で曲げ剛性を測定した。調製後の試料から200本の毛
束を採取、根元を揃えて並行に均一に並べたものを測定
試料とした。測定条件は以下の通りであった。 試料幅 :2.0cm 曲げ曲率 :1.0cm-1 計測モード:1サイクル 繰り返し数:1回
R7=CH3、R8=OH、R9=OHで、Aが−(C
H2)3OCH2CH(OH)CH2−で示される基であ
り、m=1、p=7である。(但し、m、pは中心値で
あり、実際は分布を持つ。)
構成要件を満たす実施例1〜5のヘアリンスは、いずれ
も優れた性能を示していた。一方、比較例1〜5のヘア
リンスは、まとまり、しっとり感、すべり(平滑性)及
び柔軟性(ハリ・ゴワつきのなさ)において不十分な結
果であった。
たところ、優れた柔軟性、しっとり感及び平滑性を毛髪
に付与するものであった。 (質量%) (成分A) ステアリルアルコール 6.0 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.5 キャンデリラロウ 1.5 ポリオキシエチレン(60EO)硬化ヒマシ油 0.1 ポリオキシエチレン(6EO)セチルエーテル 0.1 ジメチルポリシロキサン(平均重合度n=3000) 1.0 (成分B) 精製水 87.8 ヒドロキシエチルセルロース 0.3 パラオキシ安息香酸エステル 0.2 グルタミン酸ナトリウム 0.5 (成分C) 香料 0.5 シリル化加水分解小麦タンパク*2 0.5
例5で使用したものと同一のもの。
に保つとともに、成分Bを混合攪拌して80℃に保っ
た。次いでこれらの成分Aと成分Bとを混合攪拌しなが
ら除冷し、60℃で成分Cを加えてヘアリンスを調製し
た。尚、30℃におけるpHは5.21であった。
り調製したところ、優れた柔軟性、しっとり感及び平滑
性を毛髪に付与するものであった。 (質量%) (成分A) ステアリルアルコール 3.0 ベヘニルアルコール 7.0 塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 3.0 キャンデリラロウ 1.5 ポリオキシエチレン(60EO)硬化ヒマシ油 0.1 ポリオキシエチレン(6EO)セチルエーテル 0.1 ジメチルポリシロキサン(平均重合度n=5000) 3.0 (成分B) 精製水 80.1 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 パラオキシ安息香酸エステル 0.2 グルタミン酸ナトリウム 0.5 (成分C) 香料 0.5 シリル化加水分解小麦タンパク*2 0.5
例5で使用したものと同一のもの。
に保つとともに、成分Bを混合攪拌して80℃に保っ
た。次いでこれらの成分Aと成分Bとを混合攪拌しなが
ら除冷し、60℃で成分Cを加えてヘアトリートメント
を調製した。尚、30℃におけるpHは5.24であっ
た。
合にも、頭皮に炎症、その他副作用と考えられる症状は
発現せず、本発明に係るヘアリンス組成物は安全性にも
優れることが明らかであった。
組成物は、優れた柔軟性、しっとり感、及び平滑性を毛
髪に付与する。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)直鎖高級アルコール、(B)下記
一般式(1) 【化1】 (上式中、R1、R2、R3及びR4の1又は2個が炭素数
8〜24のアルキル基、アルケニル基、若しくはヒドロ
キシアルキル基を示し、残余は独立して、炭素数1〜3
のアルキル基若しくはヒドロキシアルキル基、又はベン
ジル基を示し、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜2のア
ルキル硫酸基を示す)で表される第4級アンモニウム塩
型カチオン系界面活性剤、並びに(C)水溶性無機酸塩
及び/又は有機酸塩を含有し、30℃におけるpHが
5.0〜6.5の範囲にあることを特徴とするヘアリン
ス組成物。 - 【請求項2】 更に(D)下記一般式(2) 【化2】 [上式中、R5は各々が同一でも異なってもよく、メチ
ル基又はフェニル基(但し、全てのR5がフェニル基と
なることはない)を示し、R6はメチル基又は水酸基を
示す。また、nは2500〜20000の整数を示す]
で表される高分子量シリコーンを含有することを特徴と
する請求項1記載のヘアリンス組成物。 - 【請求項3】 更に(E)下記一般式(3) 【化3】 [上式中、R7、R8、R9のうち少なくとも一つは水酸
基を示し、残りは炭素数1〜3のアルキル基を示す。R
10は側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末
端アミノ基を除く残基を示し、R11はR10以外のアミノ
酸側鎖を示す。Aは結合手で、メチレン基、プロピレン
基、−CH2OCH2CH(OH)CH2−、又は−(C
H2)3OCH2CH(OH)CH2−で示される基であ
り、mは0〜200、pは0〜200で、m+pは1〜
200である(但し、m及びpはアミノ酸の数を示すの
みで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)]で表
されるシリル化ペプチドを含有することを特徴とする請
求項1又は2に記載のヘアリンス組成物。
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