JP2009120523A - 化粧料 - Google Patents

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Masato Yoshioka
正人 吉岡
Atsuhito Kasahara
淳仁 笠原
Keiichi Uehara
計一 植原
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Abstract

【課題】皮膚に対しては、べたつきのないなめらかさやしっとり感を付与し、毛髪に対しては、優れた潤い感、なめらかさ、良好な櫛通り性を付与し、しかも安全性に優れた化粧料を提供する。
【解決手段】加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を含有させて化粧料を構成する。加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体としては、次の一般式(I)
Figure 2009120523

で表されるものが好ましく、化粧料中での加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の含有量は1〜30質量%が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、加水分解タンパク(タンパク質加水分解物)のアミノ基にグリセロール基が付加した加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を含有する化粧料に関するもので、さらに詳しくは、皮膚に対しては、べたつきのないなめらかさやしっとり感を付与し、毛髪に対しては優れた潤い感、なめらかさ、良好な櫛通り性を付与できる、保湿性に優れ、しかも安全性や保存安定性に優れた化粧料に関する。
従来から、コラーゲン、ケラチン、絹、大豆、小麦などの天然物由来のタンパク質を加水分解して得られる加水分解タンパク(タンパク質加水分解物)やその誘導体を化粧料に配合することは行われている。これは、それらの加水分解タンパクやその誘導体が毛髪や皮膚への収着性がよく、毛髪の損傷を防止したり、損傷した毛髪を回復させるだけでなく、毛髪や皮膚に保湿性を付与する作用を有し、しかも、それらの加水分解タンパクやその誘導体が天然タンパク質由来であって、毛髪や皮膚に対する刺激が少なく、安全性が高いという理由によるものである。
上記のタンパク源の中でもコラーゲンやケラチンなどの動物由来のタンパク質の加水分解物は、毛髪への収着性が高く、毛髪に優れた艶、はり、引っ張り強度を付与するだけでなく、保湿性を付与する効果に優れるため、毛髪化粧料に多用されてきた。しかし、伝搬性牛海綿状脳症の発生以来、動物原料を忌避する傾向が強くなり、さらにコラーゲンやケラチンでは特有の動物臭を有するため、皮膚化粧料にはこれらの原料をその効果を充分に発揮させる量を配合しにくいという問題があった。
植物由来タンパクは、構成アミノ酸に酸性アミノ酸や側鎖に水酸基を有するアミノ酸を多量に含み、その加水分解物である植物タンパクの加水分解物も、その構成アミノ酸に酸性アミノ酸や水酸基を有するアミノ酸を多く含むため、潤い感やしっとり感の付与効果に優れると言われている。しかしながら、植物由来のタンパク質は、酸性アミノ酸を多く含むため、弱酸性である皮膚や毛髪への収着性はコラーゲンやケラチンにやや劣り、その効果を発揮させるためには、化粧品に多量に配合する必要があり、多量の配合では、使用後にべたつきが生じるという問題があった。
そのため、保湿効果の高い加水分解タンパクやその誘導体の開発が求められていて、本発明者らは保湿効果の高い加水分解タンパクとして、ケラチンの加水分解物のアミノ基にグリセロール基を導入したN−グリセリル加水分解ケラチンまたはその塩を提案した(特許文献1)。しかしながら、このN−グリセリル加水分解ケラチンは、加水分解タンパク部分が動物由来のため動物臭があり、また、ケラチンはシスチンを多量に含むため、加水分解ケラチンは他の加水分解タンパクに比べて硫黄臭がやや強く、皮膚化粧料には配合しにくいという問題があった。
特開2005−306799号公報
従って本発明は、上記のような従来技術における問題点を解決し、皮膚に対しては、べたつきのないしっとり感やなめらかさを付与し、毛髪に対しては、優れた潤い感、なめらかさ、良好な櫛通り性を付与し、しかも安全性に優れた化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、ケラチン以外の加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を配合した化粧料では、皮膚に対しては、べたつきのないしっとり感やなめらかさを付与し、毛髪に対しては、潤い感、なめらかさ、良好な櫛通り性を付与する効果に優れ、しかも硫黄臭がせず、安全性に優れていることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明は、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を含有することを特徴とする化粧料に関する。
そして、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体としては、下記の一般式(I)
Figure 2009120523
〔式中、Rは加水分解タンパクを構成するアミノ酸のうちの側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く残基を表し、RはRが結合するアミノ酸以外のアミノ酸の側鎖を表し、Mは水素原子、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機アミンを表し、mは0〜50、nは1〜200、m+nは2〜200である(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕
で表されるものが好ましい。
また、化粧料中での加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の含有量は、0.1〜30質量%であるのが好ましい。
本発明の化粧料は、皮膚に対しては、べたつきのないなめらかさやしっとり感を付与し、毛髪に対しては、優れた潤い感、なめらかさ、良好な櫛通り性を付与する効果に優れ、しかも安全性にも優れる。
本発明の化粧料に含有させる加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体としては、例えば、上記一般式(I)で表されるものが挙げられるが、このような加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体は、例えば、タンパク質を加水分解して得られる下記の一般式(II)
Figure 2009120523
〔式中、Rは加水分解タンパクを構成するアミノ酸のうちの側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く残基を表し、RはRが結合するアミノ酸以外のアミノ酸の側鎖を表し、mは0〜50、nは1〜200、m+nは2〜200である(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕
で表される加水分解タンパク(加水分解ペプチド)を下記の一般式(III)
Figure 2009120523
で表されるグリシドールまたは下記の一般式(IV)
Figure 2009120523
(式中、M’はハロゲン原子を表す)
で表される3−ハロ−1,2−プロパンジオールで反応させることで得ることができる。
加水分解タンパクの原料となるタンパク源としては、例えば、大豆、小麦、米(米糠)、トウモロコシ、ゴマ、ジャガイモ、エンドウ、ミルク、シルク、酵母、海藻類などから分離されたタンパク質やコラーゲンなどを、酸、アルカリ、酵素あるいはそれらの併用によって加水分解して得ることができる。
上記一般式(I)で表される加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体において、Rは加水分解タンパクを構成するアミノ酸のうちの側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く残基であるが、上記のような側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸としては、例えば、リシン、アルギニン、ヒドロキシリシンなどが挙げられる。また、RはRが結合するアミノ酸以外のアミノ酸の側鎖を表すが、そのようなアミノ酸としては、例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、トレオニン、バリン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、チロシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、システイン、シスチン、プロリン、ヒドロキシプロリンなどが挙げられる。
また、上記一般式(I)で表される加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体のペプチド部分において、mは0〜50、好ましくは0〜20、より好ましくは0より大きく10以下であり、nは1〜200、好ましくは2〜100、より好ましくは2より大きく50以下、m+nは2〜200、好ましくは2〜100、より好ましくは3〜50であるが、これは次の理由によるものである。
すなわち、mの範囲が上記範囲より大きくなると、側鎖のアミノ基に結合するグリセロール基が増え、ペプチド本来の毛髪や皮膚への収着作用が減少するため加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の効果が十分に発揮できず、nが上記範囲より大きくなると、ペプチド部分に対するグリセロール基部分の割合が少なくなって、グリセロール基の有する機能を充分に発揮できなくなり、m+nが上記範囲より大きくなると、ペプチドとしての毛髪への浸透性が低分子量のペプチドに比べて減少する上、保存中に凝集しやすくなるためである。なお、上記のm、nやm+nは、理論的には整数であるが、加水分解タンパクが分子量が異なるものの混合物として得られるものであるため、測定値は平均値になる。
加水分解タンパクと反応し、上記一般式(I)で表される化合物を生成するもう一方の原料としては、例えば、グリシドール(すなわち、2,3−エポキシ−1−プロパノール)、3−クロロ−1,2−プロパンジオールや3−ブロモ−1,2−プロパンジオールなどの3−ハロ−1,2−プロパンジオールが挙げられる。そして、加水分解タンパクとグリシドールまたは3−ハロ−1,2−プロパンジオールとの反応は、特許文献1に記載の方法で、水溶液中で容易に行うことができる。
加水分解タンパクへのグリセロール基の導入率は、加水分解タンパクの分子量や加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の使用目的によって異なる。すなわち、分子量の小さな加水分解タンパクに高い導入率でグリセロール基を付加すると、得られる加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体は保湿効果の高いものとなり、保湿剤として皮膚化粧料に好適なものとなる。そのため、保湿剤を目的とするなら、グリセロール基の導入率を50%以上にするのが好ましい。しかし、グリセロール基は加水分解タンパクのアミノ基に導入されるため、アミノ基による毛髪への収着が期待される毛髪化粧料では、毛髪への収着量が減少する恐れがある。そのため、毛髪化粧料に使用する場合はグリセロール基の導入率は加水分解タンパクのアミノ基の40〜70%が好ましい。また、加水分解タンパクの水溶液中での保存安定性を高めるためにはグリセロール基の導入率は高くなる程よくなるが、安定化度は分子量によっても異なり、導入率は30〜80%程度にするのが好ましい。
なお、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体には、N−グリセリル加水分解タンパクのナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩、、トリエチルアミン塩、トリエタノールアミン塩などの有機アミン塩、アンモニウム塩などの塩も含む。
本発明の化粧料としては、例えば、シャンプー、ヘアリンス、枝毛コート、パーマネントウェ−ブ用第1剤および第2剤、ヘアクリーム、ヘアコンディショナー、セットローション、ヘアカラー、ヘアトリートメントリンス、液体整髪料、ヘアパック、養毛・育毛剤などの毛髪化粧料、化粧水、アフターシェーブローション、シェービングフォーム、バニシングクリーム、クレンジングクリーム、エモリエントクリーム、モイスチャークリ−ム、ハンドクリーム、洗顔フォームなどの各種クリーム、脱毛剤、フェイスパック、乳液、洗顔料、ボディーシャンプー、各種石鹸、メイキャップ用品、日焼け止め用品などの皮膚化粧料が挙げられる。
そして、本発明の化粧料に含有させる加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の量は、化粧料の種類によっても異なるが、概ね、化粧料中0.05〜40質量%、特に0.1〜30質量%程度にするのが好ましい。すなわち、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の化粧品中での含有量が上記範囲より少ない場合は、毛髪化粧料では、毛髪上に被膜を形成して毛髪に潤い感やなめらかさを付与する効果が得られず、皮膚化粧料では皮膚にしっとり感やなめらかさを付与する効果が充分に発現しない恐れがある。また、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の化粧品中での含有量が上記範囲より多くなると毛髪や皮膚にべたつきを生じるおそれがある。
本発明の化粧料は、上記一般式(I)で表される加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体などの加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を必須成分として含有することで構成されるが、加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体と併用して配合できる成分としては、例えば、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤などの界面活性剤類、カチオン性ポリマー、両性ポリマー、アニオン性ポリマーなどの合成ポリマー、半合成ポリマー類、動植物油、炭化水素類、エステル油、高級アルコール類などの油剤、天然多糖類、保湿剤、低級アルコール類、アミノ酸類、動植物および微生物由来のタンパク質を加水分解した加水分解タンパクおよびそれらの四級化誘導体、エステル誘導体、アシル化誘導体、シリル化誘導体などの加水分解タンパク誘導体類、動植物抽出物、防腐剤、香料などを挙げることができるが、これら以外にも本発明の効果を損なわない範囲で適宜他の成分を添加することができる。
つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、実施例に先だって、実施例で使用する加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の製造例を示す。なお、以下の製造例、実施例や比較例において、溶液や分散液などの濃度を示す%はいずれも質量%である。
製造例1:加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体の製造
容量1リットルのビーカーに加水分解大豆タンパク(大豆タンパクの加水分解物で、一般式(II)において、mの平均値=0.4、nの平均値=3.6、m+nの平均値=4)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として260ミリモル)を入れ、20%水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを9にし、60℃に加温した。その溶液を攪拌しながら、グリシドール19.2g(加水分解大豆タンパクのアミノ態窒素量に対して1当量)を約0.5時間かけて滴下して反応させた。滴下終了後、液温を60℃に保ったまま、さらに3.5時間攪拌を続けて反応を完結させた。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、希塩酸で中和後、電気透析で脱塩し、濃縮により濃度を調整して、加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体の濃度が25%の水溶液を352g得た。
得られた加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体のアミノ態窒素量を測定したところ2.73mg/gであり、反応前の加水分解大豆タンパクのアミノ態窒素量は9.11mg/gであったので、加水分解大豆タンパクの全アミノ態窒素の70%にグリセロール基が導入されていた。
製造例2:加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体の製造
加水分解タンパクに加水分解小麦タンパク(小麦タンパクの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=0.3、nの平均値=6.7、m+nの平均値=7)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として136ミリモル)、グリシドールを10.1g(加水分解小麦タンパクのアミノ態窒素量に対して1当量)を使用し、製造例1と同様にして、濃度が25%の加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体の水溶液を340g得た。製造例1と同じ方法で加水分解小麦タンパクへのグリセロール基の導入率を求めたところ65%であった。
製造例3:加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体の製造
加水分解タンパクに加水分解米タンパク(米タンパクの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=0.4、nの平均値=3.6、m+nの平均値=4)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として220ミリモル)、グリシドールを19.6g(加水分解米タンパクのアミノ態窒素量に対して1.2当量)を使用し、製造例1と同様にして、濃度が25%の加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体の水溶液を345g得た。製造例1と同じ方法で加水分解米タンパクへのグリセロール基の導入率を求めたところ88%であった。
製造例4:加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体の製造
容量1リットルのビーカーに加水分解エンドウタンパク(エンドウタンパクの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=0.7、nの平均値=4.3、m+nの平均値=5)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として216ミリモル)を入れ、20%水酸化ナトリウム水溶液を添加してpHを9にし、60℃に加温した。その溶液を攪拌しながら、グリシドール16.0g(加水分解エンドウタンパクのアミノ態窒素量に対して1当量)を約0.5時間かけて滴下して反応させた。滴下終了後、液温を60℃に保ったままで、さらに3.5時間攪拌を続けて反応を完結させた。反応終了後、反応液を室温まで冷却し、希塩酸でpH7に調整後、濃縮により濃度を調整して、加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体の濃度が25%の水溶液を425g得た。製造例1と同じ方法で加水分解エンドウタンパクへのグリセロール基の導入率を求めたところ65%であった。
製造例5:加水分解シルクのN−グリセリル誘導体の製造
加水分解タンパクに加水分解シルク(絹タンパクの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=0.9、nの平均値=9.1、m+nの平均値=10)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として135ミリモル)、グリシドールを11.0g(加水分解シルクのアミノ態窒素量に対して1.1当量)を使用し、製造例4と同様にして、濃度が25%の加水分解シルクのN−グリセリル誘導体の水溶液を414g得た。製造例1と同じ方法で加水分解シルクへのグリセロール基の導入率を求めたところ71%であった。
製造例6:加水分解ミルクタンパクのN−グリセリル誘導体の製造
加水分解タンパクに加水分解ミルクタンパク(ミルクタンパクの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=0.8、nの平均値=5.2、m+nの平均値=6)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として190ミリモル)、グリシドールを16.9g(加水分解ミルクタンパクのアミノ態窒素量に対して1.2当量)を使用し、製造例1と同様にして、濃度が25%の加水分解ミルクタンパクのN−グリセリル誘導体の水溶液を403g得た。製造例1と同じ方法で加水分解ミルクタンパクへのグリセロール基の導入率を求めたところ84%であった。
製造例7:加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体の製造
加水分解タンパクに加水分解魚皮由来コラーゲン(魚皮由来ゼラチンの加水分解物で、一般式(II)においてmの平均値=1.7、nの平均値=18.3、m+nの平均値=20)の40%水溶液250g(アミノ態窒素の測定によって得られた化学量論的モル数として59.2ミリモル)、グリシドールを4.8g(加水分解魚皮由来コラーゲンのアミノ態窒素量に対して1.1当量)を使用し、製造例1と同様にして、濃度が25%の加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体の水溶液を390g得た。製造例1と同じ方法で加水分解魚皮由来コラーゲンへのグリセロール基の導入率を求めたところ79%であった。
実施例1および比較例1〜2
表1に示す組成の3種類の化粧水を調製し、それぞれの化粧水を肌に塗布したときの、べたつき感、しっとり感を評価した。なお、配合量は質量部によるものであり、配合量が固形分量でないものについては、成分名の後ろに括弧書きで固形分濃度を示すが、これは実施例中の表3、表5、表7、表9、表11、表13でも同様である。
実施例1においては、製造例1で製造した加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例1では加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例1の原料である加水分解大豆タンパクを用い、比較例2では化粧品に保湿剤として一般的に用いられるグリセリンを用いている。なお、グリセリンの含有量は、加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体のグリセロール基部分にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記実施例1および比較例1〜2の化粧水の評価は下記のように行った。すなわち、10人の女性パネリストに各人の前腕部にそれぞれ塗布させ、塗布後のべたつき感およびしっとり感について評価させた。評価基準は下記の通りであり、表2に評価試験の結果を10人の平均値で示す。
べたつき感の評価基準
3;べたつかない
2;あまりべたつかない
1;べたつく
しっとり感の評価基準
3;しっとりしている
2;ややしっとりしている
1;しっとりしない
Figure 2009120523
表2に示したように、加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例1の化粧水は、加水分解大豆タンパクを含有する比較例1やグリセリンを含有する比較例2の化粧水に比べて、べたつき感、しっとり感とも評価値が高かった。特にべたつき感に関しては、化粧品に一般に用いられる保湿剤のグリセリンを含有する比較例2の評価値は低く、加水分解大豆タンパクのN−グリセリル誘導体は、しっとり感は与えるがべたつき感が少ないことが明らかであった。
実施例2および比較例3〜4
表3に示す組成の3種類の乳液を調製し、それぞれの乳液を皮膚に塗布し、使用後の皮膚のべたつき感およびしっとり感を評価した。
実施例2では、製造例2で製造した加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例3では加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例2の原料である加水分解小麦タンパクを用い、比較例4では化粧品に保湿剤として一般的に用いられる1,3−ブチレングリコールを用いている。なお、1,3−ブチレングリコールの含有量は、加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体のグリセロール基部分にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記実施例2および比較例3〜4の乳液の評価は下記のように行った。すなわち、10人の女性パネリストにそれぞれの乳液を各1mlずつ手の甲に塗布させ、乾燥後の皮膚のべたつき感および潤い感について、実施例1と同じ評価基準で評価させた。その結果を表4に10人の平均値で示す。
Figure 2009120523
表4に示したように、加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例2の乳液で処理した皮膚は、べたつき感の評価では加水分解小麦タンパクを含有する比較例3の乳液で処理した皮膚と大差はなかったが、しっとり感については評価値が高く、また、化粧品に一般に用いられる保湿剤の1,3−ブチレングリコールを含有する比較例4の乳液で処理した皮膚と比べるとべたつき感、しっとり感とも評価値は高く、加水分解小麦タンパクのN−グリセリル誘導体は、しっとり感を与えながらべたつき感が少ないことが明らかであった。
実施例3および比較例5〜6
表5に示す組成の3種類の乳化ローションを調製し、それぞれの乳化ローションで皮膚を処理し、処理後の皮膚のべたつき感およびしっとり感を評価した。
実施例3では、製造例3で製造した加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例5では加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例3の原料である加水分解米タンパクを用い、比較例6では化粧品に保湿剤として一般的に用いられる1,3−ブチレングリコールを用いている。なお、1,3−ブチレングリコールの含有量は、加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体のグリセロール基部分にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記乳化ローションによる処理は下記のように行った。すなわち、10人の女性パネリストにそれぞれの乳化ローションを各2mlずつ前腕部に塗布させ、乾燥後の皮膚のべたつき感およびしっとり感について実施例1と同じ評価基準で評価させた。その結果を表6に10人の平均値で示す。
Figure 2009120523
表6に示したように、加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例3の乳化ローションで処理した場合は、べたつき感、しっとり感の両方の評価とも、加水分解米タンパクを含有する比較例5の乳化ローションや化粧品に一般に用いられる保湿剤の1,3−ブチレングリコールを含有する比較例6の乳化ローションで処理した場合に比べて評価値が高く、加水分解米タンパクのN−グリセリル誘導体は、しっとり感を与えながらべたつき感が少ないことが明らかであった。
実施例4および比較例7〜8
表7に示す組成の3種類のヘアリンスを調製し、それぞれのヘアリンスをブリーチ処理した毛髪に使用して、毛髪の潤い感、なめらかさ、艶および櫛通り性について評価した。
実施例4は、製造例4で製造した加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例7では加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例4の原料である加水分解エンドウタンパクを用い、比較例8は化粧品に保湿剤として一般的に用いられる1,3−ブチレングリコールを用いている。なお、1,3−ブチレングリコールの含有量は、加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体水溶液のグリセロール基部分およびグリセリン量にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記ヘアリンスによる処理に先立ち、長さ15cmの毛髪30本よりなる毛束を3本用意し、毛髪の損傷度を一定にするために、ブリーチ処理を行った損傷毛髪を作製した。すなわち、各毛束を40℃に加温した0.5%ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム水溶液中に浸漬し、30分間保温式振盪機で振盪した後、各毛束を5分間水道水の流水中で洗浄した。次に各毛束を6%過酸化水素水と2%アンモニア水の1:1(質量比)の混合液に30℃で30分間浸漬してブリーチ処理した後、水道水の流水中で5分間洗浄し、ついで室温でイオン交換水に5分間浸漬して洗浄した。この毛束をpH3の0.1Mクエン酸−0.2Mリン酸水素二ナトリウム緩衝液に5分間浸漬し、水道水流水中で5分間濯ぎ、室温でイオン交換水に5分間浸漬して洗浄する酸リンスを2回繰り返した。この酸リンスを含めたブリーチ処理工程を5回繰り返した後、ヘアリンス処理に供した。
ヘアリンス処理は、上記実施例4および比較例7〜8のヘアリンスをそれぞれ1gを用い、各毛束に均一に塗布し、ラップフィルムで覆い、40℃の恒温槽中で10分間加温し、水道水流水中で10秒間洗浄後ヘアドライヤーで乾燥したものを1回処理とし、それぞれの毛束を10回ヘアリンス処理した。処理後の毛髪について、毛髪の潤い感、なめらかさ、艶および櫛通り性を10人の女性パネリストに、最も良いものを2点とし、2番目に良いものを1点とし、悪いものを0点として評価させた。その結果を表8に10人の平均値で示す。
Figure 2009120523
表8に示したように、加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例4のヘアリンスで処理した毛髪は、その原料の加水分解エンドウタンパクを含有する比較例7のヘアリンスで処理した毛髪に比べて、艶については評価値は同じであったが、潤い感、なめらかさ、櫛通り性については評価値が高く、1,3−ブチレングリコールを含有する比較例4に比べると、いずれの評価項目においても評価値は高かった。この結果から、加水分解エンドウタンパクのN−グリセリル誘導体をヘアリンスに含有させた場合、その原料である加水分解エンドウタンパクや保湿剤として使用される1,3−ブチレングリコールに比べて、毛髪に、潤い感、なめらかさおよび良好な櫛通り性を付与する効果が高いことが明らかであった。
実施例5および比較例9〜10
表9に示す組成の3種類のシャンプーを調製し、それぞれのシャンプーで毛髪を洗浄し、洗浄後の毛髪の潤い感、なめらかさ、艶および櫛通り性を評価した。
実施例5では、製造例5で製造した加水分解シルクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例9では加水分解シルクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例5の原料である加水分解シルクを用い、比較例10は化粧料に保湿剤として一般的に用いられるグリセリンを用いている。なお、グリセリンの含有量は、加水分解シルクのN−グリセリル誘導体水溶液のグリセロール基部分およびグリセリン量にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記シャンプーによる毛髪の処理に先立ち、長さ18cmで重さ1gの毛束を3本用意し、それぞれの毛束に対して、実施例5および比較例9〜10のシャンプーをそれぞれ2g用いて毛束を洗浄し、お湯の流水中でゆすぎ、ヘアドライヤーで乾燥した。この洗浄、ゆすぎ、ヘアドライヤーによる乾燥処理を10回繰り返した後、毛髪の艶、潤い感、なめらかさおよび櫛通り性について、10人の女性パネリストに、実施例4と同じ評価方法で評価させた。その結果を10人の平均値で表10に示す。
Figure 2009120523
表10に示したように、加水分解シルクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例5のシャンプーで処理した毛髪は、その原料である加水分解シルクを含有する比較例9のシャンプーで処理した毛髪やグリセリンを含む比較例10のシャンプーで処理した毛髪に比べて、いずれの評価項目においても評価値が高く、加水分解シルクのN−グリセリル誘導体は、毛髪に潤い感、なめらかさ、艶および良好な櫛通り性を付与する効果が高いことが明らかであった。特に、毛髪の潤い感については、パネリスト全員が実施例5のシャンプーで処理した毛髪が最も良いと答えていて、シルク加水分解物をグリセリル誘導体にすることによって、毛髪に潤い感(保湿感)を付与する効果が高められることが明らかであった。
実施例6および比較例11
表11に示す組成の2種類のボディシャンプーを調製し、皮膚に連用した後の皮膚のべたつき感、しっとり感およびなめらかさについて評価した。
実施例6では、製造例6で製造した加水分解ミルクのN−グリセリル誘導体を用い、比較例11では加水分解ミルクのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例11の原料である加水分解ミルクと、化粧品に保湿剤として一般的に用いられるグリセリンを用いている。なお、グリセリンの含有量は、加水分解ミルクのN−グリセリル誘導体のグリセロール基部分にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記2種類のボディシャンプーについて、10人のパネリスト(男性5人、女性5人)に、毎日一回、最初の5日間は比較例11のボディシャンプーで身体を洗浄させ、次の5日間は実施例6のボディシャンプーで身体を洗浄させた。
10日間の使用期間後(すなわち、実施例6のボディシャンプーの5日間使用後)、肌のべたつき感、しっとり感およびなめらかさについて、比較例11のボディシャンプーを使用していた時より良くなったか、悪くなったか、あるいは変わらなかったかを回答させた。その結果を表12に、良くなったと答えた人数、悪くなったと答えた人数、変わらないと答えた人数で示す。
Figure 2009120523
表12に示した結果から明らかなように、加水分解ミルクのN−グリセリル誘導体を含有する実施例6のボディーシャンプーの使用後は、その使用前に比べて、皮膚のべたつき感、しっとり感、なめらかさが良くなったと答えた人数が多く、加水分解ミルクのN−グリセリル誘導体は、加水分解ミルクとグリセリンを混合して含有させたボディシャンプーより、べたつき感が少なく、しっとり感やなめらかさを付与する効果が高いことが明らかであった。
実施例7および比較例12
表13に示す組成の2種類のハンドクリームを調製し、皮膚に連用した後の皮膚のべたつき感、しっとり感およびなめらかさについて評価した。
実施例7では、製造例7で製造した加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体を用い、比較例12では加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体に代えて、製造例7の原料である加水分解魚皮由来コラーゲンと、化粧品に保湿剤として一般的に用いられる1,3−ブチレングリコールを用いている。なお、1,3−ブチレングリコールの含有量は、加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体のグリセロール基部分にほぼ相当する量である。
Figure 2009120523
上記2種類のハンドクリームについて、10人のパネリスト(男性3人、女性7人)に、少なくとも毎日一回は手に塗布することを義務づけ、最初の1週間は比較例12のハンドクリームを使用し、次の1週間は実施例7のハンドクリームを使用させた。
2週間の使用期間後(すなわち、実施例7のハンドクリームの1週間使用後)、手の皮膚のべたつき感、しっとり感およびなめらかさについて、比較例12のハンドクリームを使用していた時より良くなったか、悪くなったか、あるいは変わらなかったかを回答させた。その結果を表14に、良くなったと答えた人数、悪くなったと答えた人数、変わらないと答えた人数で示す。
Figure 2009120523
表14に示した結果から明らかなように、加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体を含有する実施例7のハンドクリームの使用後は、その使用前に比べて、皮膚のべたつき感、しっとり感、なめらかさが良くなったと答えた人数が多く、加水分解魚皮由来コラーゲンのN−グリセリル誘導体は、加水分解魚皮由来コラーゲンと1,3−ブチレングリコールを混合して含有させたハンドクリームより、べたつき感が少なく、しっとり感やなめらかさを付与する効果が高いことが明らかであった。

Claims (3)

  1. 加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体を含有することを特徴とする化粧料。
  2. 加水分解物タンパクのN−グリセリル誘導体が、下記の一般式(I)
    Figure 2009120523
    〔式中、Rは加水分解タンパクを構成するアミノ酸のうちの側鎖の末端にアミノ基を有する塩基性アミノ酸の末端アミノ基を除く残基を表し、RはRが結合するアミノ酸以外のアミノ酸の側鎖を表し、Mは水素原子、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機アミンを表し、mは0〜50、nは1〜200、m+nは2〜200である(ただし、mおよびnはアミノ酸の数を示すのみで、アミノ酸配列の順序を示すものではない)〕
    で表されるものであることを特徴とする請求項1記載の化粧料。
  3. 加水分解タンパクのN−グリセリル誘導体の含有量が0.1〜30質量%である請求項1または2に記載の化粧料。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523869A (ja) * 2010-04-15 2013-06-17 アイエスピー インヴェストメンツ インコーポレイテッド エンドウペプチド加水分解物の保湿活性作用剤としての使用

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