JP3270776B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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Description
良く接着させることができ、しかも髪全体に良好な感触
を与えることができる毛髪化粧料に関する。
毛髪の枝毛部分をコートすることを目的として、毛髪化
粧料にジメチルシリコーンガム、ポリビニルピロリドン
系ポリマー、アクリル酸系ポリマー、多糖類、ポリペプ
タイド等が配合されている。
配合した場合、感触は良好であるものの、枝毛部分の接
着効果に乏しく保護が充分でないという欠点があった。
また、他の高分子化合物を配合した場合には、接着効果
はあるものの、きしみ、パサつき、ゴワつき等の感触面
での問題が多く、しかも、フレーキング等、外観上の問
題もあった。
毛髪全体に良好な感触を与える毛髪処理方法が望まれて
いた。
発明者らは、鋭意研究を行った結果、特定の軟化温度を
有するシリコーン樹脂、これを溶解する揮発性溶剤、カ
チオン性界面活性剤及びシリコーン誘導体を含有する毛
髪化粧料を用いれば毛髪の枝毛部分を効率良く接着させ
ることができ、しかも毛髪全体に良好な感触を与えるこ
とができることを見出し、本発明を完成した。
0℃のシリコーン樹脂、(b)カチオン性界面活性剤、
(c)(a)成分を溶解する揮発性溶剤、及び(d)下
記(d)下記(d−1)〜(d−9)から選ばれる一種
又は二種以上のシリコーン誘導体を含有する毛髪化粧料
を提供するものである。(d−1)下記一般式(1)で
表わされるジメチルポリシロキサン:
す)
表わされるメチルフェニルポリシロキサン:
わされるポリエーテル変性シリコーン:
ル基又は水素原子を示し、x1は1〜100(好ましく
は、3〜30)、y1は1〜50(好ましくは1〜3
0)、m1は1〜50(好ましくは3〜30)、n3は
0〜50(好ましくは1〜30)の数をそれぞれ示す。
但し、x1とy1の合計は15以上の数、m1とn3の
合計は5以上の数である。〕
エポキシ変性シリコーン:
1〜250)、y3は1〜50(好ましくは1〜30)
の数をそれぞれ示し、R2 は炭素数1〜3のアルキレン
基を示す。〕
フッ素変性シリコーン:
1〜250)の数を示す。〕
1)で表わされるアルコール変性シリコーン:
(好ましくは1〜200)の数を示し、R3 はCm3H
2m3 (m3=0〜4)を示す。〕
3)で表わされるアルキル変性シリコーン:
(好ましくは1〜200)の数を示し、R4 は炭素数2
〜18のアルキル基、R5 はCn5H2n5 (n5=0〜
4)、R 6 は炭素数10〜16のアルキル基をそれぞれ
示す。〕
るアルコキシ変性シリコーン:
を示し、cは1〜3000の整数を示し、d及びeは、
d+e=1〜500となる整数を示し、R31は炭素数1
〜28(好ましくは炭素数12〜22)のアルキル基を
示し、kは0〜6の整数を示す。〕
6)で表わされるアミノ変性シリコーン:
基を示し、R10はメチル基又は水素原子を示す。R11は
下記式(1′)又は(2′)で表わされる基を示し、R
12はヒドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、オキシアル
キレン基又はポリオキシアルキレン基を示し、f、m4
及びn6は分子量に依存する整数を示す。〕
軟化温度が30〜90℃のシリコーン樹脂を0.1〜5
0重量%(以下、単に%で示す)含有するものである。
かかるシリコーン樹脂としては、例えば特開平2−38
460号及び特開平2−42008号公報に開示されて
いるRSiO3/2単位(式中、Rは置換されていてもよ
い1価の炭化水素基を示す)を70モル%以上含むもの
等が挙げられ、特にRSiO3/2単位70〜99モル
%、SiO2 単位5〜0モル%及びR2SiO単位30
〜1モル%からなるシリコーン樹脂並びにRSiO3/2
単位90〜100モル%及びSiO2 単位10〜0モル
%からなるシリコーン樹脂の混合物が好ましい。
90℃、好ましくは40〜70℃であることが必要であ
る(軟化温度は、針入度試験法によって測定される)。
30℃未満では、通常、生活環境において接着効果が低
下したり、感触が低下したりし、90℃を超えると、加
熱による毛髪の損傷がはげしく好ましくない。
当該シリコーン樹脂の配合量は0.1〜50%、好まし
くは1〜20%である。0.1%未満では充分な効果が
得られず、50%を超えると使用感が劣り、安定性も悪
くなる。
ン性界面活性剤としては、例えば次のものが挙げられ
る。
表わされる第四級アンモニウム塩:
ち、少なくとも1つは総炭素数8〜28のアルコキシ
基、アルケニルオキシ基、アルカノイルアミノ基又はア
ルケノイルアミノ基で置換されていてもよいアルキル又
はアルケニル基を示し、残余はベンジル基、炭素数1〜
5のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。R21
は炭素数2〜3のアルキレン基を示し、X- はハロゲン
イオン又は有機アニオンを示し、lは1〜200の整数
を示す。〕
般式(17)で表わされる第四級アンモニウム塩が好ま
しく、更に下記一般式(19)〜(21)で表わされる
分岐第四級アンモニウム塩が特に好ましいものとして例
例示される。
級アンモニウム塩は、例えば、通常、炭素数8〜16の
オキソアルコールを原料として合成されるものであり、
その例としては、オキソアルコールから導かれるアルキ
ル基を有するジメチルアンモニウム塩、ジアルキルメチ
ルヒドロキシエチルアンモニウム塩、ジアルキルメチル
ベンジルアンモニウム塩等が挙げられる。
の分岐率が、通常10〜100%のものが用いられる
が、特10〜50%のものが好ましい。また、R22の合
計炭素数が8〜16のものが用いられるが、一定の分布
を持ったものが好ましく、特に以下に示す分布を有する
ものが好ましい。 C8 〜C11:5%以下、 C12:10〜35%、 C13:15〜40%、 C14:20〜45%、 C15:5〜30%、 C16:5%以下、
としては、炭素数8〜16で分岐率10〜50%のアル
キル基を有する、ジアルキルジメチルアンモニウムクロ
リドが挙げられる。
岐第四級アンモニウム塩は、通常、下記一般式(22)
で表わされる炭素数8〜28のゲルベアルコールを原料
として合成されるものである。
示す。〕この分岐第四級アンモニウム塩の好ましい例と
しては、ゲルベアルコールから導かれるアルキル基を有
するアルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアン
モニウム塩、ジアルキルメチルヒドロキシエチルアンモ
ニウム塩、ジアルキルジメチルベンジルアンモニウム塩
等が挙げられる。更に、これらのうちで特に好ましい具
体例としては、2−デシルテトラデシルトリメチルアン
モニウムクロリド、2−ドデシルヘキサデシルトリメチ
ルアンモニウムクロリド、ジ−2−ヘキシルデシルジメ
チルアンモニウムクロリド、ジ−2−オクチルドデシル
ジメチルアンモニウムクロリド等を挙げることができ
る。
チル分岐第四級アンモニウム塩としては、sとtの和が
15となるものが好ましい。
びに上記一般式(19)、(20)及び(21)で表わ
される第四級アンモニウム塩の対イオンであるX- の具
体例としては、塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオ
ン:メトサルフェート、エトサルフェート、メトフォス
フェート、エトフォスフェート等の有機アニオンが挙げ
られる。
る第四級アンモニウム塩:
〜21のアルキル基又はアルケニル基を示す。 R33,R34,R35:同一又は異なる炭素数1〜4のアル
キル基又はヒドロキシアルキル基を示す。 M:−CONG−(Gは水素原子又は炭素数1〜3のア
ルキル基若しくはヒドロキシアルキル基)、−O−又は
−COO−を示す。 Y:水素原子、炭素数1〜3のアルキル基若しくはヒド
ロキシアルキル基、又は式
1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基の場合、
Yは炭素数1〜3のアルキル基若しくはヒドロキシアル
キル基ではない。 X1 :水素原子又はヒドロキシ基を示す。 A:ハロゲンイオン又は有機アニオンを示す。 m:2又は3の数を示す。 n:0又は1〜5の整数を示す。但し、n=1の場合
は、X=水素原子又はヒドロキシ基を示し、n=0、
2、3、4、5の場合はX=水素原子を示す。〕
される化合物
アルキル基若しくはヒドロキシアルキル基を示す。 R32,R33,R34,R35,X1 ,Y1 ,m及びn:前記
と同じ意味を示す。〕が好ましく、更に、一般式(2
5)で表わされる化合物
及びn:前記と同じ意味を示す。〕が好ましい。
既知の方法に従って製造することができ、これらのう
ち、例えば一般式(25)で表わされる化合物は、特開
平4−149123号公報記載の方法に従って製造する
ことができる。
る非対称型の第四級アンモニウム塩又はアミン塩(以
下、「非対称型アンモニウム塩類」と称する):
アルキル基を示し、R37は炭素数8〜22の直鎖のアル
キル基又はアルケニル基を示し、R38及びR39は同一又
は異なって、炭素数1〜4のアルキル基又は水素原子を
示し(但し、R38とR39の双方が水素原子となる場合を
除く)、X2 はハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキ
ルサルフェートを示す。〕
ニウム塩類は、分岐アルコールと直鎖アミンとを出発原
料とする公知の方法(特開昭62−149648号公
報)に従って得られる化合物である。
ルキル基は原料の分岐アルコールに由来する基であり、
その具体例としては、2−(3−メチルヘキシル)−7
−メチル−1−デシル、2−(1−メチル−3,3−ジ
メチルブチル)−5−メチル−7,7−ジメチルオクチ
ル、2−ヘキシル−1−デシル等のゲルベ型アルコール
又はオキソ法型アルコール由来のアルキル基等を挙げる
ことができる。ここで、ゲルベ型アルコールとは、一般
に次の一般式(27)
表わされるアルコールをいう。また、オキソ法型アルコ
ールとは、一般にα−オレフィンを原料としてオキソ法
によって得られるアルコール若しくはそれを原料として
得られるアルコールの総称で、例えば次の一般式(2
8)あるいは次式(29)で表わされるアルコールをい
う。
ルキル基を示し、R41は炭素数5〜10のアルキル基を
示す。但し、R40はR41の炭素数の合計は10〜11で
ある。〕
コールの具体的な例としては、日産化学(株)製,ファ
インオキソコール140,1600,180,180
N,1800,2000,2600、デカノール、トリ
デカノール、三菱化成工業(株)製,ダイヤドール18
G、三菱油化(株)製,ドバノール23−1、エクソン
化学(株)製,EXXAL18、EXXAL20、エメ
リー(株)製,エマゾール871又は87を常法により
メチルエステル化し、還元して得られたイソステアリル
アルコール等を挙げることができる。
は、ドデシル、オクタデシル、ドコシル等を挙げること
ができ、アルケニル基としては、cis−9−オクタデ
セニル、cis−9−cis−12−オキタデカジエニ
ル、cis−9−cis−12−cis−15−オクタ
トリエニル等を挙げることができ、R38及びR39で示さ
れるアルキル基としては、メチル基、エチル基、トリメ
チル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられる。
塩類の対イオンのうち、ハロゲンイオンとしては塩素、
臭素、沃素等が挙げられ、またアルキルサルフェートと
しては、メトサルフェート、エトサルフェート等が挙げ
られる。
ニウム塩類の好ましい例として、N−2−(3−メチル
ヘキシル)−7−メチル−1−デシル−N−ドデシル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、N−2−
(3−メチルヘキシル)−7−メチル−1−デシル−N
−オクチル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライ
ド、N−2−ヘキシル−1−デシル−N−ドデシル−
N,N−ジメチルアンモニウムクロライド、又は次の一
般式(30)
有する。〕これらの化合物はヘアリンス剤として用いた
場合、特に毛髪が乾燥した状態での柔軟性に優れる。
面活性剤は単独で又は二種以上を組み合わせて用いるこ
とができ、その配合量は合計で全組成物中に0.01〜
20%、特に0.2〜10%とするのが好ましい。この
配合量が0.01%より少ないと、本発明の効果が得ら
れ難くなり、また20.0%を超えると、べたついて感
触が悪化する傾向にある。
(a)成分を溶解するものであれば特に限定されない
が、例えば、次の一般式(31)で表わされる環状シリ
コーン、イソパラフィン又は次の一般式(32)で表わ
される低分子シリコーンが挙げられる。
〜90%、特に1〜50%含有せしめることが好まし
い。この量が0.1%未満であると(a)成分が溶解せ
ず、90%を超えて配合すると他の成分が配合できなく
なり、いずれも好ましくない。
導体は、前記(d−1)〜(d−9)に示すものである
が、(d−9)のうち特に好ましいアミノ変性シリコー
ンは下記一般式(33)で表わされるものである。
なものは下記一般式(34)で表わされる、平均分子量
が約3000〜100000のものであり、これはアモ
ジメチコーン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米
国、Cosmetic Ingredient Dictionary)第3版中に記載
されている。
濁液として用いられることが好ましく、該水性乳濁液
は、例えば、特公昭56−38609号公報に記載され
ている方法に従って、環状ジオルガノポリシロキサン
と、アミノアルキル基及びヒドロキシ基、ヒドロキシア
ルキル基、オキシアルキレン基、又はポリオキシアルキ
レン基を有するオルガノジアルコキシシランとを、第四
級アンモニウム塩系界面活性剤及び水の存在下に乳化重
合することにより得られる。
濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含有されるア
ミノ変性シリコーンの量は通常20〜60重量%、好ま
しくは30〜50重量%である。
の市販品としては、SM 8702C(トーレ・シリコ
ーン社製)やDC 929(ダウ・コーニング社製)等
が挙げられる。前記(d)成分の内、特に高分子量のジ
メチルポリシロキサン、アミノ変性アルコーン、ポリエ
ーテル変性シリコーンが好ましい。(d)成分は、本発
明の毛髪化粧料中0.01〜20%、より好ましくは
0.1〜10.0%含有される。この含有量が0.01
%より少ないと、本発明の効果が得られず、20.0%
を超えると系の安定性が著しく低下する。
成分以外に通常の毛髪化粧料に用いられる成分、例えば
アニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界
面活性剤;スクワレン、ラノリン、パーフルオロポリエ
ーテル、特開昭58−53996号公報、特開平1−1
17821号公報に記載されているカチオン性ポリマー
等の感触向上剤;プロピレングリコール、グリセリン、
ソルビトール等の保湿剤;メチルセルロース、カルボキ
シビニルポリマー、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ
オキシエチレングリコールジステアレート、エタノール
等の粘度調整剤;パール化剤、香料、色素、紫外線吸収
剤、酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等
の殺菌剤、グリチルリチン酸カリウム、酢酸トコフェロ
ール等の抗炎症剤、ジンクピリチオン、オクトピロック
ス等の抗フケ剤、メチルパラベン、ブチルパラベン等の
防腐剤、その他Encyclopedea of Sh
ampoo Ingredients(Micelle
press,1985)に収載されている成分等を本発
明の効果を損なわない範囲において任意に添加すること
も可能である。
て製造することができ、公知の酸性若しくはアルカリ性
薬剤により、pH3〜10、特にpH4〜8に調整すること
が好ましい。また、本発明で用いる毛髪化粧料として
は、毛髪に適用される化粧料のすべてが含まれ、例えば
プレシャンプー剤、シャプー、ヘアリンス、ヘアコンデ
ィショナー、ヘアトリートメント、セットローション、
ブロースタイリングローション、ヘアスプレー、泡状ス
タイリング剤、ジェル状スタイリング剤、ヘアリキッ
ド、ヘアトニック、ヘアクリーム、一時染毛剤等が挙げ
られる。そして、剤型としてもその用途に応じて水溶
液、エタノール溶液、有機溶剤溶液、エマルジョン、サ
スペンジョン、ゲル、液晶、エアゾール等の各種形態と
することができる。
ンス、塗布等が挙げられるが、有効成分である共重合体
が毛髪に充分量付着していることが必要であることか
ら、リンス及び塗布が好ましい。更に、リンスや塗布な
どにより毛髪処理を行った後、加熱(特にシリコーン樹
脂の軟化点以上に加熱する)を行い、ブラッシング及び
/又はブロー施術を行えばより枝毛部分を接着させる効
果がある。
よく接着させることができ、しかも毛髪全体に良好な感
触を与えることができる。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。 実施例1 表2に示す組成の毛髪化粧料を常法に従って製造し、そ
の枝毛接着効果、毛髪の感触等について下記試験方法に
より評価した。結果を表2に示す。
シャンプーした後、組成物を毛髪に約5g直接塗布した
後かるくすすぐ。その後、ブラシ付ドライヤーで乾燥す
るまでブラッシングを行った。 接着効果及びその保持効果:ブラシを10回通した後の
剥離程度より評価を行った。 ◎;接着していてはがれない ○;接着しているが、わずかにはがれる △;接着しているが、ほとんどはがれる ×;接着していない 感触: ◎;総合的に非常に良い感触である ○;総合的に良い △;総合的にあまり良くない ×;総合的に非常に悪い
られたリンスを常法に従い、洗髪後の毛髪に塗布した後
洗い流し、次いで実施例1と同様の条件でドライヤーを
用いてブローしたところ、枝毛接着効果及び感触に優れ
たものであった。
化社製)より合成
した。得られたシャンプーを用いて洗髪し、実施例1と
同様の条件でドライヤーを用いてブローしたところ、枝
毛接着効果及び感触に優れたものであった。
ングローション剤組成物を常法に従って製造した。得ら
れたスタイリングローション剤組成物を実施例1と同様
にして使用したところ、枝毛接着効果及び感触に優れた
ものであった。
ディショニングフォーム剤組成物を常法に従って製造し
た。得られたコンディショニングフォーム剤組成物を実
施例1と同様にして使用したところ、枝毛接着効果及び
感触に優れたものであった。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)RSiO3/2単位(式中、Rは置
換されていてもよい1価の炭化水素基を示す)を70%
以上含む軟化温度が30〜90℃のシリコーン樹脂0.
1〜50%、(b)カチオン性界面活性剤0.01〜2
0%、(c)(a)成分を溶解する揮発性溶剤0.1〜
90%、及び(d)下記(d−1)〜(d−9)から選
ばれる一種又は二種以上のシリコーン誘導体0.01〜
20%を含有する毛髪化粧料。 (d−1)下記一般式(1)で表わされるジメチルポリ
シロキサン: 【化1】 〔ここで、n1は3〜20000の数を示す。〕 (d−2)下記一般式(2)及び(3)で表わされるメ
チルフェニルポリシロキサン: 【化2】 (d−3)下記一般式(4)〜(7)で表わされるポリ
エーテル変性シリコーン: 【化3】 〔ここで、A1は炭素数1〜12のアルキル基又は水素
原子を示し、x1は1〜100、y1は1〜50、m1
は1〜50、n3は0〜50の数をそれぞれ示す。但
し、x1とy1の合計は15以上の数、m1とn3の合
計は5以上の数である。〕 【化4】 (d−4)下記一般式(8)で表わされるエポキシ変性
シリコーン: 【化5】 〔ここで、x3は1〜500、y3は1〜50の数をそ
れぞれ示し、R2は炭素数1〜3のアルキレン基を示
す。〕 (d−5)下記一般式(9)で表わされるフッ素変性シ
リコーン: 【化6】 〔ここで、x4は1〜400の数を示す。〕 (d−6)下記一般式(10)又は(11)で表わされ
るアルコール変性シリコーン: 【化7】 〔ここで、x5及びy4は各々1〜500の数を示し、
R3はCm3H2m3(m3=0〜4)を示す。〕 (d−7)下記一般式(12)又は(13)で表わされ
るアルキル変性シリコーン: 【化8】 〔ここで、x6及びy5は各々1〜500の数を示し、
R4 は炭素数2〜18のアルキル基、R5はCn5H2n5
(n5=0〜4)、R6は炭素数10〜16のアルキル
基をそれぞれ示す。〕 (d−8)下記一般式(14)で表わされるアルコキシ
変性シリコーン: 【化9】 〔ここで、R8はメチル基又はフェニル基を示し、cは
1〜3000の整数を示し、d及びeは、d+e=1〜
500となる整数を示し、R7は炭素数1〜28のアル
キル基を示し、kは0〜6の整数を示す。〕 (d−9)下記一般式(15)又は(16)で表わされ
るアミノ変性シリコーン: 【化10】 〔ここで、R9はメチル基又はヒドロキシ基を示し、R
10はメチル基又は水素原子を示す。R11は下記式
(1′)又は(2′)で表わされる基を示し、R12はヒ
ドロキシ基、ヒドロキシアルキル基、オキシアルキレン
基又はポリオキシアルキレン基を示し、f、m4及びn
6は分子量に依存する整数を示す。〕 【化11】
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