JPS5857309A - 毛髪化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、毛髪の「櫛通り性」および「なりらかさ」を
改善する上で、優れた効果を有する毛髪化粧料に関する
。

通常、毛髪は、ヘアクリームやヘアオイル等の動植物油
、および毛髪自身から分泌される皮脂等に柵われている
が、石ケンや合成洗剤等で洗髪すると、それらの油脂成
分は必４１上に除去されてしまう。その結果、洗髪後の
毛髪は、なめらかさが失なわれ、パプノ４＋ｊ（、た硬
い感触となり、櫛通りが悪くなって製型や枝毛が生じ易
くなってしまう。

このような不都合を解消するため、洗髪後の毛髪処理剤
として各種の毛髪化粧料が開発され、使用されている。

これら毛髪化粧料は、ジアルキルツメチルアンモニウム
クロライドやアルキルトリメチルγンモニウ”ムクロラ
イドに代表２れる躯４級アンモニウム塩を主ヤ有効成分
とするものである。

しかし、これら毛髪化粧料の毛髪に対する「櫛通ル性」
および「なめらかさ」付与性能は、未だ十分なものとは
言えず、更に改善することが望まれていた。

また、最近の消費者の間では、より刺激性の少ない毛髪
化粧料を求める風潮が強くなってきており、この点にお
いても改善が望まれていた。

本発明は、このような事情の下になされたものであって
、毛髪に゛「櫛通シ性」および「なめらかさ」を付与す
る上で優れた効果を発揮する、刺激性の少ない毛髪化粧
料を提供することを目的とする。

本発明の毛髪化粧料は、アクノ酸と高級アルコールを組
合および中和して得られるアミノ酸アルキルエステル塩
（１）と、高級アルコール（１）とを含有し、前記アミ
ノ酸アルキルエスナル塩ト高級アルコールの重量比（１
／Ｉｔ）は３／１〜１／９であり、かつそれらの会合」
會（１＋Ｉｌ　）は０．１〜２０．０重ｌチであること
を特徴とする。

以下、本発明の毛髪化粧料について、更に詳細に脱明す
る。

本発明の毛髪化粧料の第１の必須成分は、アミノ酸と高
級アルコールを縮合および中和して得られるアミノ酸ア
ルキルエステル塩テあり、好ましくは、アラニン、グリ
シン、Ｌ−ノぜリン、Ｌ−ロイシン、Ｌ−インロイシン
、Ｌ−セリン、Ｌ−スレオニン、Ｌ−ンエニルアラニン
、Ｌ−トリプトファン、Ｌ−シスディン、Ｌ−メチオニ
ン、Ｌ−システィン酸、Ｌ−プロリン、Ｌ−アスノ９ラ
ギン酸、Ｌ−グルタミン酸、Ｌ−ヒステ１ジン、Ｌ−ア
ルギニン、Ｌ−リジンおよびグリシンベメインからなる
群から選択された１棟又は２釉以上のアミノ酸又はその
誘導体と、高級アルコールとを縮合および中和して得ら
れたものである。

アミノ酸アルキルエステルの塩としては、例えば塩ａｔ
塩、硫酸塩等の無８１！酸塩、酢酸塩、酒石ａ！塩、ク
エン＊ｔＭ、ｐ　−）ルエンスルホン酸地、脂肪酸塩等
の有機酸塩の形が用いられる。

本発明のアミノ酸アルキルエステル塩ハ、蛋白質の成分
であるアミノ酸と、天然油脂から誘導される高級アルコ
ールとを縮合し、次いで中和して得九ものであるため、
極めて安全性が高く、皮膚に対する刺激が少ない。また
、＃Ｉｔ造的にカチオン性であるため、合成のカチオン
外面活性剤と同様の界面活性能を示し、かつ毛髪に対す
る親和力が強く、櫛通り性およびなめらかさ付与性能、
静電気抑制効果をも有する。

以下に本発明において斬に好ましく用いられるアミノ酸
アルキルエステル塩の具体例ヲ示す。

りＩＪシンセチルエステナル酸壌、グリシンステアリル
エステル塩酸塩、グリシンセトステアリルエステル塩酸
塩、グリシンベヘニルエステル塩酸地、グリシン硬イ１
牛脂エステル塩酸塩、アラニンセチルエステル塩酸塩、
アラニンステアリルエステル塩酸塩、アラニンベヘニル
エステル塩酸塩、アラニンセトステアリルエステル塩酸
塩、バリンセチルエステル硫酸塩、バリンステアリルエ
ステル硫酸塩、パリンセトステアリルエステル硫酸塩、
バリンベヘニルエステル硫ａｌｌ！塩、ロイシンセチル
エステル塩＊塩、ロイシンステアリルエステル塩＠ｍ、
ロイシンセトステアリルエステル塩酸４、ロイシンベヘ
ニルエステル塩＃に塩、グルタミン酸ジセチルエスナル
場酸塩、グルタミン酸ジステアリ、ルエステル塩＃に地
、グルタミン酸ジセトステアリルエステルｍａｌｔ！、
グルタミン酸シヘヘニルエスナル塩ａＮ’塩、グリシン
ベタインセナルエステル硫酸塩、クリシンペタ１ンステ
アリルエステル塩酸塩、グリシンベタインベヘニルエス
テル硫酸塩等が挙けられる。

以上１明したアミノ酸アルキルエステル塩の配合量は、
毛髪化粧犯全体に対し、好ましくは００１〜１５．０ｍ
ｆｌｉより好ましくはＯ１〜１Ｏ３０重Ｓ％である。

本発明の毛髪化粧料のｗｊ、２の必須成分は、高級アル
コールであり、好ましくは疾ｖｇ原子数１６〜２２の高
級アルコールである。このような高級アルコールの具体
例として、ヘキサデカノール（セチルアルコール）、ヘ
プタデカノール、オクタデカノール（ステアリルアルコ
ール）エイコシルデカノール、トコシルデカノール等の
飽和−価アルコール、およびその他の脂肪族アルコール
がある。

高級アルコールの配合量は、毛髪化粧料全体に対し、好
ましくは００２５〜１８．０重量％、より好ましくは０
１〜５．０重量％である。

本発明の毛髪化粧料において特に重畳なことは、アミノ
酸アルキルエステル塩（Ｉ）　ト高ｉアルコール（Ｉｆ
）との重量比（１／ＩＩ）が、３／１〜１／９の範囲に
あることである・特に好ましい範囲け１／１〜１１５で
ある０重量比（１／ＩＩ）が３７１を越えるか１／９未
満の場合には本発明の効果を得ることができない。

また、アミノ酸アルキルエステル塩（１）と高級７　ル
：Ｆ　−ル（Ｉｆ）　ＣＤ合計量（１＋ｌ１）Ｆｉ、０
．１〜２０．０重量−の範囲であり、好ましくは０．１
〜１０．０重ｔｑｋである。合計１ｔ（１＋ｎ）ｉｚｏ
、１重量−未満では、本発明の効果は発揮されず、２０
０重１−を越えると、毛髪のべたつきおよび重みが増し
て好ましくない。

本発明の毛髪化粧料には、他の任意成分を、本発明の効
果に影響のない範囲で配合することが可能である。その
ような任潰成分として、以下の物質がある。

ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、水素添加
牛脂アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、エイコ
シルトリメチルアンモニウムクロリドおよびヘンエイコ
シルトリメチルアンモニウム等のモノアルキルタイプま
たはジアルキルタイプのｌ！４級アンモニウム地、アル
ギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸ナト
リウム、アルダコロイド、ピログルタミン酸モノステア
リン、ピログルタミン酸モノオレイノ、高級脂肪酸、オ
キシカルデン酸。

また、一般汎用成分である下記物質の配合も可能である
。

ワセリンおよびオレフィンオリゴマー等の炭化水素；イ
ンプロピルミリステート、インゾロヒル／＃ルミテート
、ステアリルステアレート、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、オレイン酸オクチルドデシルおよび２−エチルヘ
キサン酸トリグリセラ１ド等のエステル；グリセリルモ
ノステアレート、ンルビタンモノノｆルミテート、ポリ
オキシエチレンセチルエーテルおよびＩリオキシエチレ
ンンルピタンモノラウレート等のＭ、　化剤；メチルセ
ルロース、ヒドロキシェｆｋセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロースおヨヒカチオン化セル・ロース等のセ
ルロース誘導体：天然高分子類等の増粘剤；エチレング
リコール、グロピレングリコール、１．３−エチレング
リコール、グリセリンおよびソルビトール等の保湿剤；
その他溶剤、殺菌剤、香料等の少量成分。

本発明の毛髪化粧料は、ヘアーリンス剤、スプレー型ま
たはディスインサー型のヘアコンディジ、ナー、ヘアー
ローション等の各ｆｉ−１１１！理剤に適用することが
できる。

次に、本発明の実施例と比較例を示し、本発明の効果を
よシ具体的に説明する。なお各例の説明に先立って、各
例１で採用した試験法について説明する。

試験法 シャンプー処理された毛束（５ｇｒ、２０ｃｆＲ）に試
料０．５１ｒを直接塗布し手で均一に伸ばしたのち、２
５℃、６５１Ｒ）ｆの雰囲気で乾燥させ、−昼夜放を後
の毛束の櫛通り性、なめらかさについて２０名のパネラ
−により官能評価する。

Ｎ　価基率は１０１量チのステアリル）　ＩＪメチルア
ンモニワムクロライド、５，０重量％のグロピレングリ
コール、および水（残部）がらな不試料により得た評価
を基準とした５段数ｒ・ある。

評価基準 ◎：良い ○：やや良い △：（ａ！準）同等 ×：やや劣る ××：劣る なお、各試験例において、配合量は全て１ｔチで示され
る。

試験例１ 下記表−１に示す１１種の毛髪化粧料を調整し、性能を
試験した。その結果を同表に示す。

※ｌ　グリシンステアリルエステル塩酸塩衣−１から明
らかなように、アミノ酸アルキルエステル塩および／ま
たは高級アルコールを含有しない試料（比較例１〜５）
は、いずれも「櫛通り性」および「なめらかさ」を満足
しないが、本発明の試料（笑施例１〜６）はいずれも優
れた性能を示すことがわかる。

試験例２ アミノ酸アルキルエステル塩と高級アルコールの重ｌ比
を変化させた８種の毛髪化粧料を調製し、それらの性能
を試験した。その結果を表−２に示す。

※２　グリシンステアリルエステル塩酸塩衣−２から明
らかなように、アミノ酸アルキルエステル塩酸塩と高級
アルコールの重量比が本発明の範囲（３／１〜１／９）
にあるときにのみ、優れた効果が得られることがわかる
。

試験例３ 表−３に示す配合組成の３種のヘアリンス組成物を調製
し、それらの性能を評価した。なお、性能評価は、４０
℃のヘアリンス組成物０５１をシャンプー処理した毛束
（５＃、２０ｍ）に面接塗布し、手で均一に伸はし、す
すぎ、乾燥したものについて行なった。

※３　※１の物質と同− 表−３から、本発明のヘアリンス組成物は優れた性能を
示すことがわかる。

試験例４ 表−４に示す配合組成のヘアクリーム組成物をＶ＠製し
、その性能を評価した。

表−４ ◆４　　グルタミン酸ジセチルエステル塩酸塩本発明の
ヘアクリームは、従来にない優れた「櫛通り性」、「な
めらかさ」および「柔らかさ」付寿性能を有していた。

試験例５ 表−５に示す配合組成のエアゾールタイプのヘアコンデ
ィジ、ナーを製造し、その性能を評価した。

表−５ ◆５　　アラニンステアリルエステル塩酸塩本発明のヘ
アコンディショナーは、従来のヘアコンディジ、ナーに
ない優れた「櫛遡り性」および「なめらかさ」付与性能
を有していた。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　アミノ酸と高級アルコールを縮合および中和
   して得られるアミノ酸アルキルエステル塩（１１と、高
   級アルコール（Ｉｔ）とを含有し、前記アミノ酸アルキ
   ルエステル塩と高級アルコールの重量比（１／ｌ）は３
   ／１〜１／９であり、かつそれらの合計ｔ（１＋Ｉｌ）
   は０．１〜２０．０重量％であることを特徴とする毛髪
   化粧料。
2. （２）−前記アミノ酸アルキルエステル塩は、アラニン
   、グリシン、Ｌ−バリン、Ｌ−ロイシン、Ｌ−インロイ
   シン、Ｌ−セリン、Ｌ−スレオニン、Ｌ−フェニルアラ
   ニン、Ｌ−トリプトファン、Ｌ−システィン、Ｌ−メチ
   オニン、Ｌ−システィン酸、Ｌ−グロリン、Ｌ−アスパ
   ラギン酸、Ｌ−グルタミン酸、Ｌ−ヒスティジン、Ｌ−
   アルギニン、Ｌ−リジンおよびグリシンベタインからな
   る群から選択された１種又は２種以上のアミノ酸又はそ
   の訪導体と、高級アルコールとを縮合および中和して得
   られるものである等許請求の範囲第１項記敞の毛髪化粧
   料・