JP2003080612A - タイヤ成型ドラム - Google Patents

タイヤ成型ドラム

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JP2003080612A JP2001275866A JP2001275866A JP2003080612A JP 2003080612 A JP2003080612 A JP 2003080612A JP 2001275866 A JP2001275866 A JP 2001275866A JP 2001275866 A JP2001275866 A JP 2001275866A JP 2003080612 A JP2003080612 A JP 2003080612A
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    • B29D2030/3264Folding over means, e.g. bladders or rigid arms using radially expandable, contractible mechanical means, e.g. circumferentially spaced arms, spring rollers, cages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡縮するカーカス支持体によりカーカス部材
をトロイダル状に拡径してグリーンタイヤを成型するタ
イヤ成型ドラムにおいて、ビードコア間隔やベルト部材
幅の違うタイヤや、ベルト径の異なるタイヤを複合して
生産するに際して、成型ドラム自体あるいはドラムの部
品を取り替えることなく、これらのサイズのタイヤを連
続して生産できるタイヤ成型ドラムを提供する。 【解決手段】 カーカス支持体を、主軸上に左右に配置
された一対のコア体で構成し、これらのコア体とビード
ロック部とを搭載し、互いに軸方向に離隔接近するスラ
イダと、各スライダを所要の位置に移動させ、そこで停
止させるスライダ移動手段とを設けるとともに、左右そ
れぞれのコア体を、周方向に互いに隣接して噛合する拡
縮可能な複数のセグメントにより構成し、セグメントを
所要の径まで拡径し、そこで停止させる左右それぞれの
セグメント拡縮手段を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤのカーカス
部材を含む部材よりなるカーカスバンドもしくはグリー
ンケースからグリーンタイヤを成型するタイヤ成型ドラ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】グリーンタイヤを成型するには、第一の
成型ドラムで成型した、円筒状のカーカスバンドもしく
はグリーンケースと、第二の成型ドラムで成型した、ベ
ルト部材とトレッドゴムとを貼り合わせた円筒状のベル
トトレッドバンドを、それぞれ、グリーンタイヤ成型ド
ラムに移載した後、カーカスバンドもしくはグリーンケ
ースの両方のビードコアを保持して、両ビードコア間に
延在するカーカス部材本体部をトロイダル状に膨出させ
て、この外方に待機させたベルトトレッドバンドの円筒
内側に当接させ、これらを強固に圧着して行うのが一般
的である。
【0003】これに用いるグリーンタイヤ成型機は、両
方のビードコアを保持する一対のビードロック部と、両
ビードロック部に区切られた空間を封止する総ゴム製の
センターブラダを具え、この空間に内圧を加えることに
より、カーカス部材本体部をトロイダル状に膨出させて
いる。
【0004】この成型方法では、総ゴム製のブラダは空
気をシールする機能しかもたないため、カーカス部材本
体部自身に、内圧を支え、カーカス部材本体部の膨出形
状を特定する機能を具備させている。この成型方法は、
ブラダが総ゴム製でコスト的に有利なため、広く用いら
れているが、一方において、カーカス部材本体部の強度
に不均一な部分が少しでもあれば、カーカス部材本体部
の膨出形状が不均一となってしまい、ユニフォーミティ
レベルを低下させるという問題点を抱えている。
【0005】また、ユニフォーミティレベルを向上させ
るには、グリーンタイヤを成型する段階で、カーカス部
材本体部の膨出形状を製品形状に近づけておき、加硫す
る際のグリーンタイヤの変形を最小化することが重要だ
ということが分かっているが、実際には、前述の従来の
方法だと、カーカス部材本体部の強度分布により膨出形
状が一義的に決まってしまうため、これを実現にするこ
とが困難であった。
【0006】この問題に対処する方法として、センター
ブラダを糸入りのものとした成型ドラムを用いる方法が
提案されている。この成型ドラムは、カーカス部材本体
部の膨出時形状を、このブラダの糸に張力をかけること
により決定しようとするものであり、特開平8−112
39号公報に記載のものが公知である。
【0007】また、センターブラダの代わりに、あるい
は、センターブラダと併用して、環状に隣接して拡縮す
る、複数の剛体もしくは金属製セグメントを用い、これ
らのセグメントを拡径して、膨出時のカーカス部材形状
を決定させようとする成型ドラムも提案されている。こ
れらの成型ドラムの公知のものとしては、特開平7−1
95569号公報や、特開平4−12831号公報に記
載のものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の公知のタイヤ成型ドラムは、製品タイヤに近いカーカ
ス部本体部の膨出形状を実現させ、その膨出形状を均一
にするので、ユニフォーミティを向上させるという利点
はあるものの、一台のタイヤ成型ドラムで、多サイズの
タイヤを連続して成型できないという問題点を持つ。す
なわち、公知のタイヤ成型ドラムで多サイズのタイヤを
成型するためには、頻繁に成型ドラム、もしくは、ドラ
ムのセグメントを取り替える必要があるが、取り替えに
は時間がかかるため、実際には、たまにしかサイズ変更
をしない大ロットのバッチ生産にしか、これらを用いる
ことができず、その結果、大きな中間在庫を抱え、スペ
ース、コスト両面での不利を招いていた。そして、この
状況を改善するため、部品の取り替えをせずに、多サイ
ズに対応できる成型ドラム、すなわち、多サイズのタイ
ヤを任意の順序で、連続的に生産をできるタイヤ成型ド
ラムが要望されていた。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、部品を取り替えることなしに、多サイ
ズを任意の順序で連続的に成型できる、複数の拡縮する
剛体セグメントをもったグリーンタイヤ成型ドラムを提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明はなされたものであり、その要旨構成ならび
に作用を以下に示す。
【0011】請求項1に記載のタイヤ成型用ドラムは、
中空の主軸と、この主軸と同心状に配置されタイヤの両
方のビードコアをそれぞれ固定する一対のビードロック
部と、両ビードコア間に延在するカーカス部材の内面形
状を特定する拡縮可能なカーカス支持体とを具えるタイ
ヤ成型用ドラムにおいて、カーカス支持体を、主軸と同
心の一対のコア体で構成するとともに、各コア体を、周
方向に互いに隣接して噛合する拡縮可能な複数の剛体の
セグメントより構成し、軸方向の同じ側に位置するコア
体とビードロック部とを搭載し、軸方向に互いに離隔接
近する一対のスライダと、これらのスライダを任意の所
要位置まで移動させるスライダ移動手段と、それぞれの
コア体のセグメントを任意の所要位置まで拡縮させるそ
れぞれのセグメント拡縮手段とを具えてなるものであ
る。
【0012】本発明に係る、このタイヤ成型ドラムによ
れば、カーカス支持体を、主軸上に左右に配置されたそ
れぞれのコア体で構成し、これらのコア体とビードロッ
ク部とを搭載し、互いに軸方向に離隔接近する一対のス
ライダを設け、これらのスライダを任意の位置に移動さ
せ、そこで停止させるスライダ移動手段を設けたので、
セグメントを含むいずれの部品も取り替えることなく、
任意のビードコア間隔と任意の幅のベルト部材をもつグ
リーンタイヤタイヤを成型することができる。
【0013】また左右それぞれのコア体を、周方向に互
いに隣接して噛合する拡縮可能な複数のセグメントによ
り構成し、セグメントを任意の径まで拡径し、そこで停
止させる左右それぞれのセグメント拡縮手段を設けたの
で、セグメントを含むいずれの部品も取り替えることな
く、任意の内径のベルト部材をもつのグリーンタイヤを
成型することができる。
【0014】さらに、このタイヤ成型ドラムは、カーカ
ス支持体を、複数の剛体のセグメントで構成し、これら
のセグメントを、いずれの拡縮径にあっても、それぞれ
噛合し合って隣接させているので、カーカス部材本体部
を拡径したとき、幅方向および周方向の全面にわたって
均一にこれを支持する剛性の高い支持面を形成すること
ができ、高精度のカーカス部材膨出形状を実現し、ユニ
フォーミティレベルの高いタイヤを成型することができ
る。
【0015】また、このタイヤ成型ドラムによると、拡
径したカーカス部材本体部は、剛性の高い面に支持され
ているので、この周上にベルト部材とトレッドゴムとを
直接精度よく貼りつけることができる。総ゴム製のブラ
ダ等、剛性の低い材料でカーカス支持体を構成する従来
の成型ドラムを用いる方法では、ベルト部材とトレッド
ゴムとを直接このドラム上で貼りつけると十分な精度が
確保することができないので、別のドラムで成型したベ
ルトトレッドバンドを移載して合体させているが、この
従来の方法に対比して、この発明に係るタイヤ成型ドラ
ムを用いる方法は、移載時の位置精度ばらつきを排除す
ることができ、この点でも、ユニフォーミティレベルの
向上に寄与させることができる。
【0016】請求項2に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項1に記載するところにおいて、スライダ移動手段
を、中空主軸の中に設けたねじ軸で構成し、ねじ軸は、
サーボモータの出力軸に連結するスライダ駆動連結部
と、スライダに螺合し、リードの向きが相互に逆の一対
のねじ部とを具えてなるものである。
【0017】このタイヤ成型ドラムによれば、互いに離
隔接近する一対のスライダは、一つのねじ軸に設けたリ
ードの向きが相互に逆の一対のねじ部に螺合して駆動さ
れるので、いつも左右対称に移動することができ、どん
なサイズのタイヤを成型するに際しても、拡径時および
縮径時の両方で、そのスライダ相互の中心位置はずれる
ことがなく、精度のよいタイヤを成型することができ
る。
【0018】さらに、ねじ軸は、サーボモータによって
駆動されるスライダ駆動連結部を具えているので、成型
機の制御装置のサーボモータ停止位置を決める設定数値
を、スライダの停止位置に応じてサイズ毎に設定してお
き、成型するタイヤのサイズに応じてこれらの設定数値
を選択することにより、速やかにサイズ切り替えを行う
ことができるので、異なるサイズのタイヤの成型を連続
して行うことができる。
【0019】また、ねじ軸を、中空の主軸の中に設けて
いるので、このドラムをコンパクトに構成することがで
きる。
【0020】請求項3に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項1〜2のいずれかに記載するところにおいて、各
セグメント拡縮手段は、セグメントに連結するそれぞれ
のセグメント拡縮リンク部、サーボモータにより軸方向
に往復変位する駆動アームに連結するセグメント駆動連
結部、それぞれのセグメント拡縮リンク部とセグメント
駆動連結部とを連結し、軸方向に移動可能なセグメント
結束部、および、セグメント結束部を制動するブレーキ
を具えてなるものである。
【0021】このタイヤ成型ドラムは、左右一対の各セ
グメント拡縮手段は、セグメントに連結するセグメント
拡縮リンク部、セグメント拡縮リンク部を結束して軸方
向に移動可能なセグメント結束部を具えているので、こ
のセグメント結束部を軸方向に移動させることにより、
セグメントを、全周にわたって均一に拡縮することがで
きるので、どんなベルト部材貼り付け径のタイヤであっ
ても、周上に均一にセグメントを配置することができる
ので、ユニフォーミティのよいタイヤを成型することが
できる。
【0022】また、セグメント拡縮手段は、サーボモー
タにより軸方向に往復変位する駆動アームに連結するセ
グメント駆動連結部を具えているので、成型機の制御装
置のサーボモータ停止位置を決める設定数値を、セグメ
ントの拡縮停止位置に応じてサイズ毎に設定しておき、
成型するタイヤのサイズに応じてこれらの設定数値を選
択することにより、速やかにサイズ切り替えを行うこと
ができるので、異なるサイズのタイヤの成型を連続して
行うことができる。
【0023】さらに、このタイヤ成型ドラムのセグメン
ト拡縮手段は、セグメント結束部を制動するブレーキを
そなえているので、この停止制度を向上させることがで
きるのに加えて、ベルト部材に張力を付与して、これを
カーカス部材の外周に貼りつけるに際して、セグメント
を縮径する求心力が作用するが、これに伴うセグメント
の縮径方向の移動を防止することができる。また、この
セグメントの外周にセンターブラダを配置した場合に
は、弾性体よりなるセンターブラダの収縮力も同様に作
用するので、これに対しても、セグメントの縮径方向の
移動を防止することができる。
【0024】請求項4に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項1〜3のいずれかに記載するところにおいて、各
ビードロック部は、環状をなして拡縮する、周方向に互
いに隣接した複数のビードロックセグメントと、ビード
ロックセグメントに連結するそれぞれのビードロック拡
縮リンク部、これらのリンク部と連結し、軸方向に移動
可能なビードロック結束部、これらのビードロック結束
部を移動させるビードロックシリンダを具えてなるもの
である。
【0025】このタイヤ成型ドラムによれば、ビードロ
ック結束部を軸方向に移動することにより、すべてのビ
ードロックセグメントを拡縮することができるので、全
周に亘って均一にビードコアを保持することができ、内
蔵したビードロックシリンダによりこれを駆動するの
で、コンパクトに成型ドラムを構成することができる。
【0026】請求項5に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項1〜4のいずれかに記載するところにおいて、軸
方向両端部をそれぞれのスライダに取り付けられ、コア
体を含む、両スライダ間の空間を封止する弾性体よりな
るセンターブラダを具えてなるものである。
【0027】このタイヤ成型ドラムは、セグメントの半
径方向外方にセンターブラダを具えているので、セグメ
ント拡径時の、全てのセグメントが組み合わさって形成
するセグメント外周面におけるセグメント間の隙間を、
張力のかかったセンターブラダで滑らかに埋めるので、
カーカス部材本体部をより均一に支持するとともに、拡
径したあと、この上にベルト部材を貼り付ける際、一
層、均一な貼り付け面を構成することができる。
【0028】請求項6に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項2〜5のいずれかに記載するところにおいて、各
スライダに搭載され、カーカス部材の側部をビードコア
の周りに折り返す折返し機構を具えてなるものである。
【0029】ビードコアを保持して、この周りにカーカ
ス部材を折り返してグリーンケースを形成した後、この
グリーンケースを別のドラムに移載する場合、一旦、ビ
ードコアの保持を開放して、これを保持しなおす必要が
あり、ビードコアを保持しなおしたとき、折返しに伴っ
て発生していたビードコア周りの残留応力に起因する変
形が生じ、このため、元の状態のまま正確に、ビードコ
アを保持しなおすことが難しい。
【0030】このタイヤ成型ドラムは、折返し機構を具
えているので、カーカス部材の側部をビードコアの周り
に折り返す前の、いわゆるカーカスバンドを、このグリ
ーンタイヤ成型ドラムに移載した後この上で折り返すこ
とができる。そして、折り返した時、ビードコア周りに
は同様の残留応力は発生するが、ビードコアをロックし
たまま、連続してベルト部材、トレッドゴムを組み合わ
せてクリーンタイヤを形成するので、クリーンタイヤを
完成するまでビードコアを保持しなおすことがなく、よ
って精度の高いタイヤを成型することができる。
【0031】請求項7に記載のタイヤ成型用ドラムは、
請求項6に記載するところにおいて、各折り返し機構
は、環状をなして拡縮する、周方向に互いに隣接した複
数の折返しローラと、軸方向に往復変位する外部の駆動
アームに当接して往復移動するローラ外部駆動当接部
と、一端でそれぞれの折返しローラと連結し、他端でロ
ーラ外部駆動当接部とヒンジ連結した、剛体の折返しフ
ィンガーとを具えてなるものである。
【0032】このタイヤ成型ドラムにおいては、折返し
機構に、カーカス部材の外側を、ビードコア付近からカ
ーカス部材端部に向かって移動してこれを折り返す、周
方向に互いに隣接した複数の折返しローラと、これらを
それぞれ支持する剛体の折返しフィンガーと、これらの
折返しフィンガーを揺動可能にヒンジ連結して結束する
ローラ外部駆動当接部とを設け、ローラ外部駆動当接部
を軸方向中央に向かって移動することにより行うので、
弾性体より成る折返しブラダを用いて折り返す方法に対
比して、周方向に均一な折返しを可能とすることがで
き、ユニフォーミティレベルの高いタイヤを成型するこ
とができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図1ないし図10に基づいて説明する。図1は、本発明
に係る実施形態のタイヤ成型ドラム1の断面図である。
このタイヤ成型ドラム1は、中空の主軸10と、タイヤ
の両方のビードコアを固定する、主軸10と同心の左右
それぞれのビードロック部20と、カーカス部材本体部
の内面形状を特定カーカス支持体を構成し、主軸10を
中心にして拡縮する複数の剛体のセグメント31よりな
る左右それぞれのコア体30と、左右同じ側に位置する
ビ−ドロック部20およびコア体30を搭載し、互いに
軸方向に離隔接近するスライダ40とを具えている。
【0034】さらに、このタイヤ成型ドラム1は、主軸
10の中空部に設けられ、スライダ40を移動させるス
ライダ移動手段を構成するねじ軸50と、各コア体30
に対応して左右に配置され、セグメント31を拡縮する
一対のセグメント拡縮手段60と、カーカス部材の側部
をビードコアの周りに折り返す左右一対の折返し機構7
0とを具えている。
【0035】ここで、このタイヤ成型ドラム1と、これ
を支持し、駆動するタイヤ成型機2との取り合いについ
て、図6に示すタイヤ成型機の略線配置図で説明する。
タイヤ成型機2は、タイヤ成型ドラム1の主軸10と締
結し、これを回転する成型機本体部3A、主軸10の、
この駆動端と反対側の端を両持ち支持する両持ち支持部
3Bを具えている。また、成型機2は、成型ドラム1の
ねじ軸50と連結する外部軸4Bとこれを介してねじ軸
50を回転させる回転用サーボモータ4Aよりなるスラ
イダ駆動部4と、往復駆動用サーボモータ5Aとこれに
より回転駆動される左右ねじ5Bに螺合して左右に等距
離だけ移動する一対の駆動アーム5Cとよりなる往復駆
動部5とを具えている。この往復駆動部5は、セグメン
ト拡縮手段60と係合してこれを駆動したり、あるい
は、折返し機構70と当接してこれを作動させたりする
ことができる。
【0036】次に、タイヤ成型ドラム1を構成するそれ
ぞれの主要部について説明する。図1に示すように、ス
ライダ40を移動させるねじ軸50は、互いに逆向きの
リードをもつ左右一対のねじ部51と、このねじ軸50
を回転用サーボモータ4Aによって回転駆動される外部
軸4Bに連結するスライダ駆動連結部52とを具えてい
る。
【0037】各スライダ40は、これと左右同じ側に位
置するねじ部51と螺合するねじブロック41と、この
ねじブロック41に固定され主軸11にガイドされ主軸
11上を軸方向に摺動するスライダガイド部42と、こ
のスライダガイド部42に固定して取り付けられ、この
半径方向外側に延在するビードロック部支持部43とで
構成されている。ねじ軸50を、スライダ駆動連結部5
2を介して、外部より回転することにより、両方のねじ
部51に螺合するそれぞれのねじブロック41を軸方向
逆向き等距離だけ移動させ、それぞれのスライダ40全
体を互いに離隔接近させることができる。
【0038】両方のスライダ40は、前述の通り、ねじ
軸50の回転により正確に等距離だけ軸方向逆向きに移
動するので、カーカス部材本体部をそのビードコア間に
延在するコードパス長さを保持しながら膨出させる際、
セグメント31の拡径と同期させてビードロック部20
およびコア体30を中央に寄せるいわゆる幅寄せを精度
よく行わせることができる。また、このスライダ40
を、ねじ軸50を介して、外部のサーボモータ4Aによ
り駆動するので、これを軸方向の任意の位置で停止する
ことができ、ビ−ドコア間カーカスコード長さの異なる
タイヤや、ベルト部材幅の異なるタイヤを、このドラム
の部品を取り替えることなく連続して成型することがで
きる。
【0039】また、左右のスライダ40間に、これらス
ライダ40によって区切られる空間を封止するセンター
ブラダ45を設け、センターブラダ45の両側部を、ス
ライダ40のビードロック支持部43のそれぞれの軸方
向中央端に環状に取り付けている。このセンターブラダ
45は、セグメント31拡径時の、セグメント31外周
面におけるセグメント31間の隙間を、張力のかかった
状態で埋めるので、カーカス部材本体部をより均一に支
持するとともに、センターブラダ45上にベルト部材を
貼り付ける際、均一な貼り付け面を構成し、ユニフォー
ミティの向上に寄与させることができる。
【0040】図2〜図5は、それぞれタイヤ成型ドラム
の異なる状態での、スライダ40、セグメント拡縮機構
60、ビードロック部20、折返し機構70の詳細を示
す一部破断部分詳細図であり、これらの図に基づいて、
それぞれの部分の詳細を以下に説明する。図2におい
て、スライダ40は軸方向外側に位置した状態を示して
いるが、図3〜図5はすべて、スライダ40は軸方向中
央側に移動した状態を示している。
【0041】セグメント31を拡縮する、左右の各セグ
メント拡縮手段60は、セグメント31に連結して環状
に配置されこれらを拡縮するそれぞれのセグメント拡縮
リンク部61、これらのセグメント拡縮リンク部61を
結束してスライダガイド部42上を軸方向に摺動するセ
グメント結束部62、連結棒63を介してこのセグメン
ト結束部62と連結したブレーキ64、ブレーキ64に
取り付けられ前記駆動アーム5Cに係合することのでき
るセグメント連結駆動部65を具えている。
【0042】それぞれのセグメント拡縮リンク部61
は、セグメント結束部62に取り付けられたピンと、セ
グメント31に連結したピンとに両端をヒンジ連結され
て平行に揺動する一対の平行リンク61Aを設けるとと
もに、この平行リンク61Aの一方に取り付けたピン
と、スライダガイド部62に固定して設けられたピンと
に両端をヒンジ連結された揺動リンク61Bを具えてい
る。
【0043】ブレーキ64を解除して、図3に示す状態
で、タイヤ成型機2の駆動アーム5Cとセグメント連結
駆動部65を係合させて、駆動アーム5Cを軸方向中央
側に移動させると、ブレーキ64、連結棒63、セグメ
ント結束部62が一体となって軸方向内側へ移動し、図
4に示した状態となる。実際にカーカス部材本体部を膨
出させるときは、セグメント31を軸方向中央に移動さ
せながら拡径するため、軸方向中央へ移動させるスライ
ダ40のスライダガイド部42に対して、セグメント結
束部62を、スライダガイド部42の移動量より大きく
量だけ軸方向中央側に移動させる。すなわち、スライダ
ガイド部42に対して、セグメント結束部62を軸方向
中央に相対移動させることにより、スライダガイド部4
2にヒンジ連結された揺動ピン61Bと一対の平行ピン
61Aとを協働させて、セグメント31の姿勢を保持し
ながらこれを拡径することができる。
【0044】ここで、ブレーキ64について説明を補足
する。セグメント拡縮手段60を構成するブレーキ64
は、センターブラダ45の収縮力や、センターブラダ4
5の外周にテンションをかけてベルト部材を貼りつける
際の、セグメントを縮径させる力に対向して、セグメン
ト31の径方向位置を保持する働きをする。
【0045】ブレーキ64は、図7にその詳細を断面図
で示すように、エアを封入するシリンダ64A、この中
を往復するコーン状テーパ部をもったテーパピストン6
4C、テーパピストン64Bの軸方向中央側の空気室に
配設した加圧スプリング64B、および、テーパピスト
ン64Cのコーン状テーパ部と外周面を係合し、内周面
に主軸10と摺動させるブレーキメタルを固着したテー
パリング64Dを具えている。
【0046】テーパピストン64Cの軸方向中央側の空
気室を加圧すること、および、加圧スプリングの作用に
より、テーパピストン64Cを軸方向外側に移動させ、
よって、テーパ面を介して、テーパリング64Dを締付
けて、セグメント31の縮径に対してブレーキをかける
ことができ、逆に、テーパピストン64Cの軸方向外側
の空気室を加圧することにより、テーパリング64Dの
締付けを解除し、セグメント31の拡縮を可能にする。
【0047】次に、ビードロック部20について説明す
る。ビードロック部20は、環状をなして拡縮する、周
方向に互いに隣接した複数のビードロックセグメント2
1と、ビードロックセグメント21に連結するそれぞれ
のビードロック拡縮リンク部22、これらのリンク部2
2と連結し、軸方向に移動可能なビードロック結束部2
5、これらのビードロック結束部25を移動させる、ス
ライダ40のビードロック部支持部43に固定連結され
たビードロックシリンダ24とを具えている。
【0048】ビードロック拡縮リンク部22は、ビード
ロックセグメント21とビードロック結束部25とに両
端をそれぞれヒンジ連結した一対の平行リンク22A、
および、ビードロックセグメント21とビードロックシ
リンダ24に両端をそれぞれヒンジ連結した揺動リンク
22Bを設けている。
【0049】図2に示す状態から、ビードロックシリン
ダ24内を加圧して、ビードロック結束部25を軸方向
中央に移動させると、平行リンク22Aと揺動リンク2
2Bの作用により、図3に示すように、各ビードロック
セグメント21を、その姿勢を保持したまま拡径するこ
とができる。また、ビードロックシリンダ24内を負圧
にすることにより、ビードロック結束部25を軸方向外
側に移動させることにより、ビードロック拡縮リンク部
22を介して、各ビードロックセグメント21を縮径す
ることができる。
【0050】次に、左右一対の折返し機構70について
説明する。各折り返し機構70は、スライダ40のビー
ドロック部支持部43に固定連結したベース部71と、
環状をなして拡縮する、周方向に互いに隣接した複数の
折返しローラ72と、軸方向に往復変位する駆動アーム
5Cに当接して、ベース部71上を摺動して往復移動す
るローラ外部駆動当接部73と、一端でそれぞれの折返
しローラ72と連結し、他端でローラ外部駆動当接部7
3とヒンジ連結した、それぞれの折返しフィンガー74
と、ベース部とローラ外部駆動当接部73に両端をそれ
ぞれ係止された戻しバネ75と、折返しフィンガー74
の外周に固定して設けた複数条のゴムバンド76とを具
えている。
【0051】図4において、環状に配置された折返しフ
ィンガー74によって形成される外周面上には、カーカ
ス部材の側部もしくはこれに加えてサイドウォールゴム
よりなるカーカスバンドの折り返し部Xが配設されてい
て、折返しフィンガー74およびこれに連結した拡縮ロ
ーラ72を拡径することにより折り返し部Xを折リ返
す。すなわち、アーム5Cをローラ外部駆動当接部73
に当接させ、これを軸方向中央側に移動させると、図5
に示すように、ローラ外部駆動当接部73はベース部7
1に沿って軸方向中央に移動し、ローラ外部駆動当接部
73にヒンジ連結された折返しフィンガー74と折返し
ローラ72とは軸方向中央に移動するが、折返しローラ
72は折返し部Xを挟んで拡径したセンターブラダ45
により軸方向中央側への移動を制限されるので折返しフ
ィンガー74と拡縮ローラ72とは、ローラ外部駆動当
接部73とのヒンジ連結点を中心に拡径して、これによ
り折返し部Xを折り返すことができる。
【0052】折返しローラ72と、折返しフィンガー7
4を拡径して折返し部Xを折り返したあと、これらを縮
径するには、戻しバネ75の作用によりローラ外部駆動
当接部73を軸方向外側へ移動させるとともに、ゴムバ
ンド76の作用により折返しフィンガー74を縮径して
行う。
【0053】次に、このタイヤ成型ドラム1を用いて、
グリータイヤを成型する手順の例を図8〜図10に示す
ドラムの一部破断正面図で説明する。図8に示す通り、
このタイヤ成型ドラム1を、そのセグメント31、ビー
ドロックセグメント21および折返しフィンガー74を
縮径した状態で、別のドラムで成型されたカーカス部材
CとビードコアBを含んでなるカーカスバンドCBこの
ドラム1の外周にを移載する。このとき、両方のビード
ロック部20のビードロックセグメント21同士の間隔
は、各タイヤサイズにより決められた、カーカスバンド
CBの両ビードコアBの間隔に対応させて設定する。
【0054】続いて、図9に示すように、ビードロック
セグメント21を拡径して、ビードコアBを保持した
後、ビードロック部20同士の軸方向間隔を狭めながら
セグメント31とセンターブラダ45を拡径する。この
とき、セグメント31に無用な縮径力が作用しないよう
にするため、そして、センターブラダに均一に張力を作
用させるため、センターブラダの径に応じて微妙に内圧
を調整する。
【0055】次に、図10に示すように、セグメント3
1、センターブラダ45を、タイヤのサイズに応じて所
定の最大径まで拡径したあと、折返しフィンガー74を
軸方向中央側に移動しながら、拡径することにより、折
返し部Xを折り返す。そして、拡径したカーカス部材の
外周に、ベルト部材とトレッドゴムとを貼りつけ、続い
て、タイヤのサイド部にリボン状をしたサイドウォール
ゴムを複数条巻きつけて所定の断面形状のサイドウォー
ルゴムを形成してステッチング操作を施し、グリーンタ
イヤを完成することができる。この後、折返しフィンガ
ー74、センターブラダ45、セグメント31およびビ
ードロックセグメントを縮径してグリーンタイヤを取り
出す。
【0056】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば、カーカスバンドもしくはグリーンタイ
ヤのビードコア間のカーカス部材をトロイダル状に拡径
してグリーンタイヤを成型するタイヤ成型ドラムにおい
て、カーカス部材を拡径するカーカス支持体を、主軸上
に左右に配置された一対のコア体で構成し、これらのコ
ア体とビードロック部とを搭載し、互いに軸方向に離隔
接近するスライダと、これらのスライダを任意の位置に
移動させ、そこで停止させるスライダ移動手段を設けた
ので、セグメントを含むいずれの部品も取り替えること
なく、スライダの停止位置の設定を成型するタイヤのサ
イズに合わせて変更するだけで、任意のビードコア間隔
と任意の幅のベルト部材をもつグリーンタイヤタイヤを
生産することができる。
【0057】また左右それぞれのコア体を、周方向に互
いに隣接して噛合する拡縮可能な複数のセグメントより
構成し、セグメントを任意の径まで拡径し、そこで停止
させる左右それぞれのセグメント拡縮手段を設けたの
で、セグメントを含むいずれの部品も取り替えることな
く、セグメント拡縮手段の停止位置の設定を成型するタ
イヤのサイズに合わせて変更するだけで、任意の内径の
ベルト部材を有するグリーンタイヤタイヤを生産するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るタイヤ成型ドラムの一部破断正
面図である。
【図2】 本発明に係るタイヤ成型ドラムの一部破断部
分詳細図である。
【図3】 本発明に係るタイヤ成型ドラムの一部破断部
分詳細図である。
【図4】 本発明に係るタイヤ成型ドラムの一部破断部
分詳細図である。
【図5】 本発明に係るタイヤ成型ドラムの一部破断部
分詳細図である。
【図6】 タイヤ成型ドラムと成型機との取り合いを示
す略線配置図である。
【図7】 ブレーキの断面図である。
【図8】 成型する手順を示すドラムの一部破断略線図
である。
【図9】 成型する手順を示すドラムの一部破断略線図
である。
【図10】 成型する手順を示すドラムの一部破断略線
図である。
【符号の説明】
1 タイヤ成型ドラム 2 タイヤ成型機 3A 成型機本体部 3B 両持ち支持部 4 スライダ駆動部 4A 回転用サーボモータ 4B 外部軸 5 往復駆動部 5A 往復駆動用サーボモータ 5B 左右ねじ 5C 駆動アーム 10 主軸 20 ビードロック部 21 ビードロックセグメント 22 ビードロック拡縮リンク部 22A 平行リンク 22B 揺動リンク 24 ビードロックシリンダ 25 ビードロック結束部 30 コア体 31 セグメント 40 スライダ 41 ねじブロック 42 スライダガイド部 43 ビードロック部支持部 45 センターブラダ 50 ねじ軸 51 ねじ部 52 スライダ駆動連結部 60 セグメント拡縮手段 61 セグメント拡縮リンク部 61A 平行リンク 61B 揺動リンク 62 セグメント結束部 63 連結棒 64 ブレーキ 64A シリンダ 64B 加圧スプリング 64C テーパピストン 64D テーパリング 65 セグメント連結駆動部 70 折返し機構 71 ベース部 72 折返しローラ 73 ローラ外部駆動当接部 74 折返しフィンガー 75 戻しバネ 76 ゴムバンド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の主軸と、この主軸と同心状に配置
    されタイヤの両方のビードコアをそれぞれ固定する一対
    のビードロック部と、両ビードコア間に延在するカーカ
    ス部材の内面形状を特定する拡縮可能なカーカス支持体
    とを具えるタイヤ成型用ドラムにおいて、 カーカス支持体を、主軸と同心の一対のコア体で構成す
    るとともに、各コア体を、周方向に互いに隣接して噛合
    する拡縮可能な複数の剛体のセグメントより構成し、軸
    方向の同じ側に位置するコア体とビードロック部とを搭
    載し、軸方向に互いに離隔接近する一対のスライダと、
    これらのスライダを任意の所要位置まで移動させるスラ
    イダ移動手段と、それぞれのコア体のセグメントを任意
    の所要位置まで拡縮させるそれぞれのセグメント拡縮手
    段とを具えてなるタイヤ成型用ドラム。
  2. 【請求項2】 スライダ移動手段を、中空主軸の中に設
    けたねじ軸で構成し、ねじ軸は、サーボモータの出力軸
    に連結するスライダ駆動連結部と、スライダに螺合し、
    リードの向きが相互に逆の一対のねじ部とを具えてなる
    請求項1に記載のタイヤ成型用ドラム。
  3. 【請求項3】 各セグメント拡縮手段は、セグメントに
    連結するそれぞれのセグメント拡縮リンク部、サーボモ
    ータにより軸方向に往復変位する駆動アームに連結する
    セグメント駆動連結部、それぞれのセグメント拡縮リン
    ク部とセグメント駆動連結部とを連結し、軸方向に移動
    可能なセグメント結束部、および、セグメント結束部を
    制動するブレーキを具えてなる請求項1〜2のいずれか
    に記載のタイヤ成型用ドラム。
  4. 【請求項4】 各ビードロック部は、環状をなして拡縮
    する、周方向に互いに隣接した複数のビードロックセグ
    メントと、ビードロックセグメントに連結するそれぞれ
    のビードロック拡縮リンク部、これらのリンク部と連結
    し、軸方向に移動可能なビードロック結束部、これらの
    ビードロック結束部を移動させるビードロックシリンダ
    を具えてなる請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ成
    型用ドラム。
  5. 【請求項5】 軸方向両端部をそれぞれのスライダに取
    り付けられ、コア体を含む、両スライダ間の空間を封止
    する弾性体よりなるセンターブラダを具えてなる請求項
    1〜4のいずれかに記載のタイヤ成型用ドラム。
  6. 【請求項6】 各スライダに搭載され、カーカス部材の
    側部をビードコアの周りに折り返す折返し機構を具えて
    なる請求項2〜5のいずれかに記載のタイヤ成型用ドラ
    ム。
  7. 【請求項7】 各折り返し機構は、環状をなして拡縮す
    る、周方向に互いに隣接した複数の折返しローラと、軸
    方向に往復変位する外部の駆動アームに当接して往復移
    動するローラ外部駆動当接部と、一端でそれぞれの折返
    しローラと連結し、他端でローラ外部駆動当接部とヒン
    ジ連結した、剛体の折返しフィンガーとを具えてなる請
    求項6に記載のタイヤ成型ドラム。
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