JP2010260220A - 未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法 - Google Patents

未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成する。
【解決手段】折返しアーム13をドラム軸O方向に移動させて互いに接近離間させる接離手段14、および折返しアーム13をその基端部13aを中心に回動させて先端部13c、13dを半径方向に移動させる回動手段15がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法に関するものである。
未加硫タイヤは、従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、ドラム主軸に円筒状のタイヤ構成部材を外挿し、かつタイヤ構成部材に円環状のビード部を外挿した後に、ビードロックセグメントを半径方向の外側に移動させビード部とタイヤ構成部材とを密着させるビードロック工程と、一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に互いに接近移動させながらタイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の内側に位置する主体部を膨出変形させる膨出工程と、接離手段により折返しアームをドラム軸方向の内側に移動させ、この折返しアームの先端部を膨出変形したタイヤ構成部材上に乗り上げさせることで、タイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の外側に位置する両端部を半径方向の外側に折返して未加硫タイヤを形成する折返し工程と、をこの順に経て形成されている。
その後この未加硫タイヤは、ビード部がタイヤ幅方向の内側に押し込まれ、かつサイドウォール部がタイヤ幅方向の外側に膨出変形させられた状態で加硫されることにより、製品タイヤに形成される。
特表2001−525748号公報
ところで近年では、外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することに対する要望が高まっている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することができる未加硫タイヤの製造装置および未加硫タイヤの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の未加硫タイヤの製造装置は、ドラム主軸と、ドラム主軸の外周側に周方向に複数並べられて配設されるとともに半径方向に移動可能に支持された一対のビードロックセグメントと、ドラム主軸の外周側に、ドラム軸方向に沿って延在された状態で周方向に複数並べられて配設されるとともに、その基端部が、ドラム主軸の外周側において一対のビードロックセグメントからそれぞれドラム軸方向の外側に離れた各部分に回転自在に連結された折返しアームと、折返しアームをドラム軸方向に移動させて互いに接近離間させる接離手段と、折返しアームをその基端部を中心に回動させて先端部を半径方向に移動させる回動手段と、を備えた未加硫タイヤの製造装置であって、前記接離手段および回動手段がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっていることを特徴とする。
また、本発明の未加硫タイヤの製造方法は、ドラム主軸に円筒状のタイヤ構成部材を外挿し、かつタイヤ構成部材に円環状のビードを外挿した後に、ビードロックセグメントを半径方向の外側に向けて移動させてビードとタイヤ構成部材とを密着させるビードロック工程と、一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に互いに接近移動させながらタイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の内側に位置する主体部を膨出変形させる膨出工程と、折返しアームをドラム軸方向に移動させつつ、その先端部を半径方向の外側に移動させることにより、タイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の外側に位置する両端部を半径方向の外側に折返して未加硫タイヤを形成する折返し工程と、を有する未加硫タイヤの製造方法であって、本発明の未加硫タイヤの製造装置を用いて未加硫タイヤを形成することを特徴とする。
この発明では、接離手段および回動手段がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっているので、回動手段により折返しアームをその先端部が半径方向の外側に移動するように回動させながら、接離手段によって、折返しアームをドラム軸方向の内側に移動させることのみならず、ドラム軸方向の外側に移動させることも可能になる。
したがって、折返し工程時に、折返しアームの先端部から、タイヤ構成部材の前記両端部および前記主体部に加えられる押圧力の大きさを容易かつ確実に調整することが可能になり、外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することができる。
これにより、例えば膨出工程時に、タイヤ構成部材の前記主体部をドラム軸方向に沿う断面視でトロイダル状に膨出変形させ、その後折返し工程で、折返しアームを前述のように回動させてタイヤ構成部材の前記両端部を半径方向の外側に折返すときに、折返しアームを前記主体部の側部の外形形状に沿ってドラム軸方向に進退移動させることで、折返しアームの先端部が前記主体部の側部に引っ掛かるのを防ぐことが可能になり、製品タイヤと同様に、未加硫タイヤをタイヤ幅方向に沿う断面視でトロイダル状に形成することもできる。
なお、サイドウォール部がタイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、タイヤ幅方向の外側に向けてほぼ直線状に延び、かつビード部が最もタイヤ幅方向の外側に位置している未加硫タイヤでは、加硫時に、ビード部がタイヤ幅方向の内側に押し込まれ、かつサイドウォール部がタイヤ幅方向の外側に膨出変形させられた状態に保持されるので、この加硫時に例えばビードがねじり変形させられてその形状が崩れたり、あるいはビード部においてビードの近傍に位置する部分にひび割れが生じたりする等のおそれがあり、さらにはこの加硫時に、未加硫タイヤを前述のように変形させることに起因して、製品タイヤのユニフォミティやバランスを向上させるのが困難であることが知られている。
ここで、前記接離手段は、第1シリンダ室に移動可能に配設された第1ピストンを備え、第1シリンダ室に流体を供給して第1ピストンを移動させることで折返しアームをドラム軸方向に移動させ、前記回動手段は、第2シリンダ室に移動可能に配設された第2ピストンを備え、第2シリンダ室に流体を供給して第2ピストンを移動させることで折返しアームを回動させ、前記第1シリンダ室および第2シリンダ室は互いに独立した空間とされてもよい。
この場合、接離手段が、第1シリンダ室に流体を供給して第1ピストンを移動させることで折返しアームをドラム軸方向に移動させる構成とされ、また回動手段が、第2シリンダ室に流体を供給して第2ピストンを移動させることで折返しアームを回動させる構成とされているので、これらの両手段を、構造を複雑にしたりあるいは重量を大きくしたりすることなく確実に実現することができる。
さらに、第1シリンダ室および第2シリンダ室が互いに独立した空間とされていることから、それぞれの流体圧が互いに影響を及ぼし合うことがないので、折返しアームを容易かつ高精度に操作することができる。
また、前記ドラム主軸の外周側には、外周面に前記第1シリンダ室が形成された内側筒部と、内側筒部にドラム軸方向に摺動可能に外嵌されるとともに、内周面に前記第1ピストンが突設されかつ外周面に前記第2ピストンが突設されたピストン筒部材と、ピストン筒部材にドラム軸方向に摺動可能に外嵌されるとともに、内周面に前記第2シリンダ室が形成された外側筒部と、が設けられ、ピストン筒部材および外側筒部のうちのいずれか一方に、前記折返しアームの基端部が連結されるとともに、他方と前記折返しアームの中間部分とがリンクを介して連結されてもよい。
この場合、内側筒部に対してピストン筒部材をドラム軸方向に摺動させることで、折り返しアームがドラム軸方向に移動させられる。また、ピストン筒部材に対して外側筒部をドラム軸方向に摺動させて、前記他方におけるリンクとの連結部分と折返しアームの基端部との距離を変えることで、リンクが前記他方の連結部分回りに回動させられ、折返しアームが、その先端部が半径方向に移動するように基端部回りに回動させられる。
また、前記膨出工程は、折返しアームの先端部によりビードをドラム軸方向の外側から支持させた状態で、一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に互いに接近移動させながらタイヤ構成部材の前記主体部を膨出変形させてもよい。
この場合、前記膨出工程時に、折返しアームの先端部によりビードをドラム軸方向の外側から支持させるので、一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に接近移動させながらタイヤ構成部材の前記主体部を膨出変形させるときに、ビードをビードロックセグメントの移動に確実に追従させることが可能になり、高精度に未加硫タイヤを形成することができる。
また、このような作用効果が、専用の手段を設けることなく折返しアームを兼用することで奏されることとなり、構造の複雑化を回避することができる。
この発明によれば、外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することができる。
本発明に係る一実施形態の未加硫タイヤの製造装置であって、上半分は待機状態を示す正面断面図であり、下半分は未加硫タイヤを形成した状態を示す正面断面図である。 図1の未加硫タイヤの製造装置において待機状態を示す一部拡大図である。 図1および図2に示す未加硫タイヤの製造装置においてビードロック工程を示す一部拡大図である。 図1から図3に示す未加硫タイヤの製造装置において膨出工程の初期段階を示す一部拡大図である。 図1から図4に示す未加硫タイヤの製造装置において膨出工程の終期段階を示す一部拡大図である。 図1から図5に示す未加硫タイヤの製造装置において折返し工程を示す一部拡大図である。 本発明に係る他の実施形態の未加硫タイヤの製造装置であって、上半分は待機状態を示す正面断面図であり、下半分は未加硫タイヤを形成した状態を示す正面断面図である。
以下、本発明に係る未加硫タイヤの製造装置の一実施形態を図1から図6を参照しながら説明する。
この未加硫タイヤの製造装置1は、ドラム主軸11と、ドラム主軸11の外周側に周方向に複数並べられて配設されるとともに半径方向に移動可能に支持された一対のビードロックセグメント12と、ドラム主軸11の外周側に、ドラム軸O方向に沿って延在された状態で周方向に複数並べられて配設されるとともに、その基端部13aが、ドラム主軸11の外周側において一対のビードロックセグメント12からそれぞれドラム軸O方向の外側に離れた各部分に回転自在に連結された折返しアーム13と、折返しアーム13をドラム軸O方向に移動させて互いに接近離間させる接離手段14と、折返しアーム13をその基端部13aを中心に回動させて先端部を半径方向に移動させる回動手段15と、を備えている。
ドラム主軸11は、円筒状に形成されるとともに、水平方向に沿って延設されて図示されない駆動部に回転可能に支持されている。以下、このドラム主軸11の中心軸線をドラム軸Oという。
ドラム主軸11内には、ドラム軸Oと同軸に配置されるとともに、図示されない駆動部に回転可能に支持されたねじ軸16が設けられている。ねじ軸16の外周面のうち、ドラム軸O方向に沿って中央部を挟む両側に位置する両側部分には、螺設方向が互いに逆向きの雄ねじ部17が各別に形成されている。
ここで、ドラム主軸11において、ねじ軸16の雄ねじ部17と半径方向で対向する部分に、ドラム軸O方向に沿って延びるスリット18が周方向に間隔をあけて複数形成されている。そして、ねじ軸16の雄ねじ部17にナット19が各別に螺着され、それぞれのナット19に、ドラム主軸11内からスリット18内に突出するブロック体20が各別に外嵌されている。ブロック体20にはそれぞれ、円筒状の摺動体21が各別に外嵌されている。各摺動体21におけるドラム軸O方向の外側部分に、後述する第1シリンダ室22が形成された内側筒部23が外嵌されている。
以上より、ねじ軸16が前記駆動部によってナット19に対して回転されると、ブロック体20、摺動体21および内側筒部23が、ナット19とともにドラム軸O方向に沿って互いに逆向きに等距離ずつだけ移動して接近離間する。
摺動体21におけるドラム軸O方向の内端部にはそれぞれ、半径方向に延び、かつドラム軸O方向の外側に向けて開口する複数のガイド溝24が形成されている。周方向で隣り合うガイド溝24同士の周方向の間隔は全て同等になっている。各ガイド溝24内にはビードロックセグメント12が半径方向に移動可能に配置され、これらのビードロックセグメント12における半径方向の内端部にはそれぞれ、ドラム軸O方向の外側に向けて受板部25が突設されている。
ここで、内側筒部23におけるドラム軸O方向の内端部には、ドラム軸Oと同軸のリング状のビードロックシリンダ室26が形成されている。ビードロックシリンダ室26は、内側筒部23の内周面に形成され、半径方向の内側に向けて開口している。各ビードロックシリンダ室26内にはそれぞれ、これらビードロックシリンダ室26をドラム軸O方向に仕切るリング状のビードロックピストン27がドラム軸O方向に移動可能に配設されている。各ビードロックピストン27には、ビードロックシリンダ室26におけるドラム軸O方向の内端壁からドラム軸O方向の内側に突出する延出部27aが連結されている。この延出部27aにおけるドラム軸O方向の内端部と、ビードロックセグメント12における半径方向の内端部と、が第1リンク28を介して連結されている。各第1リンク28の両端部はそれぞれ、延出部27aおよびビードロックセグメント12に各別に回転自在に連結されている。各第1リンク28は、ドラム軸O方向の外側から内側に向かうに従い漸次半径方向の外側に向けて延在している。
そして、ビードロックシリンダ室26のうちビードロックピストン27よりもドラム軸O方向の内側に位置する内側室26aに、図示されない流体源から高圧流体が供給されると、ビードロックピストン27はドラム軸O方向の外側に移動し、第1リンク28を介してビードロックセグメント12を半径方向の内側に移動させる。一方、ビードロックシリンダ室26のうちビードロックピストン27よりもドラム軸O方向の外側に位置する外側室26bに高圧流体が供給されると、ビードロックピストン27はドラム軸O方向の内側に移動し、第1リンク28を介してビードロックセグメント12を半径方向の外側に移動させる。
ここで、各摺動体21におけるドラム軸O方向の内端部にシール部材29が各別に配設されている。
これらのシール部材29は、半径方向に沿って延在し摺動体21に気密に保持された基端部29aと、ドラム軸O方向に沿って延在しビードロックセグメント12を半径方向の外側から覆う先端部29bと、これらの基端部29aと先端部29bとを連結するとともにドラム軸O方向に沿って延在し半径方向に折り重ねられた中間部29cと、を備えている。
そして、ビードロックセグメント12が、前述のように半径方向の外側に向けて移動して、シール部材29の先端部29bおよび後述のタイヤ構成部材Kを介してビードBをその半径方向の内側から支持したときに、シール部材29の先端部29bが、ビードロックセグメント12とタイヤ構成部材Kとにより半径方向に挟み込まれる。これにより、タイヤ構成部材KにおいてビードBよりもドラム軸O方向の内側に位置する主体部内が気密に保持される。
接離手段14は、第1シリンダ室22に移動可能に配設された第1ピストン30を備え、第1シリンダ室22に流体を供給して第1ピストン30を移動させることで折返しアーム13をドラム軸O方向に移動させるように構成されている。
回動手段15は、第2シリンダ室31に移動可能に配設された第2ピストン32を備え、第2シリンダ室31に流体を供給して第2ピストン32を移動させることで折返しアーム13を回動させるように構成されている。
そして、第1シリンダ室22および第2シリンダ室31は互いに独立した空間とされ、接離手段14および回動手段15がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっている。
本実施形態では、第1シリンダ室22は、内側筒部23におけるドラム軸O方向の中間部に形成されている。第1シリンダ室22は、内側筒部23の外周面に形成され半径方向の外側に向けて開口している。そして、内側筒部23には、ピストン筒部材33がドラム軸O方向に摺動可能に外嵌されている。ピストン筒部材33の内周面にフランジ状の前記第1ピストン30が突設されており、この第1ピストン30が内側筒部23の第1シリンダ室22に配設されている。なお、ピストン筒部材33は、内側筒部23に第1シリンダ室22内の気密を維持した状態でドラム軸O方向に摺動可能に外嵌されている。
さらに本実施形態では、ピストン筒部材33に、外側筒部34がドラム軸O方向に摺動可能に外嵌されており、前記第2シリンダ室31は、外側筒部34の内周面に形成され半径方向の内側に向けて開口している。ここで、ピストン筒部材33の外周面にはフランジ状の前記第2ピストン32が突設されており、この第2ピストン32が第2シリンダ室31に配設されている。なお、第1ピストン30は第2ピストン32よりもドラム軸O方向の内側に位置している。
折返しアーム13は、ドラム軸O方向に延設された円筒状のアーム本体13bと、アーム本体13bにおけるドラム軸O方向の外端部に半径方向の内側に向けて突設された平板状の基端部13aと、アーム本体13bにおけるドラム軸O方向の内端部に回転自在に支持された第1折返しローラ(先端部)13cおよび第2折返しローラ(先端部)13dと、を備えている。
第1折返しローラ13cは、第2折返しローラ13dよりも大径に形成されている。第1折返しローラ13cおよびアーム本体13bそれぞれの周方向に沿う配設位置は互いにほぼ同じとされ、第2折返しローラ13dの周方向に沿う配設位置に対して位置ずれしている。また、第1折返しローラ13cおよび第2折返しローラ13dは、アーム本体13bの前記内端部に回転自在に配設されたブラケット13eに連結されている。第1折返しローラ13cは、第2折返しローラ13dよりも半径方向の外側に配置されている。
折返しアーム13の基端部13aは、外側筒部34におけるドラム軸O方向の外端部に回転自在に連結されている。
ピストン筒部材33におけるドラム軸O方向の内端部と、アーム本体13bの中間部分と、が第2リンク35を介して連結されている。第2リンク35は、ほぼドラム軸O方向に沿って延設されており、そのドラム軸O方向の内端部がピストン筒部材33に連結され、ドラム軸O方向の外端部がアーム本体13bに連結されている。また、第2リンク35の前記内端部は、前記外端部よりも僅かに半径方向の内側に位置している。
次に、この発明の一実施形態の作用について説明する。
まず、未加硫タイヤの製造装置1を図1および図2に示されるような待機状態にしておく。
すなわち、ねじ軸16をナット19に対して回転させて摺動体21をドラム軸O方向に沿った所望の位置に移動させ、またビードロックシリンダ室26の前記内側室26aへ高圧流体を供給してビードロックセグメント12を半径方向の内側限に位置させ、さらに第1シリンダ室22のうち第1ピストン30よりもドラム軸O方向の内側に位置する内側室22aへ高圧流体を供給して折返しアーム13をドラム軸O方向の外側限に位置させ、かつ第2シリンダ室31のうち第2ピストン32よりもドラム軸O方向の外側に位置する外側室31bへ高圧流体を供給して折返しアーム13を半径方向の内側限に位置させる。
なお、この待機状態で、第1折返しローラ13cは、ビードロックセグメント12の表面のうちドラム軸O方向の外側を向く外面上に配置され、第2折返しローラ13dは、受板部25に配置されている。この際、第1折返しローラ13cおよびビードロックセグメント12それぞれの半径方向の外端部は、ほぼ同一の半径方向位置に位置している。
次に、フィラーF付きビードB、および図示されないバンド成形機上で成形された円筒状のタイヤ構成部材Kを、タイヤ構成部材KにビードBを外挿した状態で、図示されない搬送手段により未加硫タイヤの製造装置1に向けて搬送し、ドラム主軸11にタイヤ構成部材Kを外挿する。ここで、フィラーF付きビードBのドラム軸O方向に沿った間隔は、ビードロックセグメント12のドラム軸O方向に沿った間隔と同等になっている。
次に、図3に示されるように、ビードロックシリンダ室26の前記外側室26bに高圧流体を供給して、ビードロックピストン27を延出部27aとともにドラム軸O方向の内側に向けて移動させ、第1リンク28を揺動させることにより、ビードロックセグメント12を半径方向の外側にガイド溝24にガイドさせながら移動させる。これにより、ビードロックセグメント12がシール部材29およびタイヤ構成部材Kを介してビードBに半径方向の内側から圧接し、タイヤ構成部材Kがシール部材29とビードBとにより径方向に挟み込まれ、タイヤ構成部材KのうちビードB同士の間に位置する主体部内が気密に保たれる。
この際、ビードロックセグメント12により第1、第2折返しローラ13b、13cが半径方向の外側に向けて移動させられ、これにより、外側筒部34がピストン筒部材33に対してドラム軸O方向の内側に移動させられて、折返しアーム13の基端部13aと第2リンク35におけるドラム軸O方向の内端部との間の距離が若干短くなり、折返しアーム13が基端部13aを中心に半径方向の外側に向けて回動し、かつ第2リンク35もその前記内端部を中心に半径方向の外側に回動する。これにより、第1折返しローラ13cおよび第2折返しローラ13dは、ビードロックセグメント12に当接したままの状態でビードロックセグメント12とともにほぼ半径方向の外側に移動する(ビードロック工程)。
次に、図5に示されるように、ねじ軸16をナット19に対して回転させて、摺動体21をビードロックセグメント12とともにドラム軸O方向の内側に移動させ、ビードB同士のドラム軸O方向の距離を短くしながら、タイヤ構成部材Kの前記主体部内に高圧流体を供給する。そして、この主体部の両側部をドラム軸O方向の外側に膨出させ、かつこの側部において最もドラム軸O方向の外側に位置する部分をビードBよりもドラム軸O方向の外側に位置させて、この主体部をトロイダル状に形成する(膨出工程)。
ここで本実施形態では、この膨出工程に先立って、第1シリンダ22の前記外側室22bに高圧流体を供給し、図4に示されるように、内側筒部23に対してピストン筒部材33をドラム軸O方向の内側に移動させ、第1折返しローラ13cによりビードBをドラム軸O方向の外側から支持させておき、この状態を維持しつつ前記膨出工程を行う。
また、前記膨出工程時に、それぞれが円筒状に形成されたベルトおよびトレッドが径方向に積層された状態にあるセカンドバンドBTを、タイヤ構成部材Kに外挿することで、主体部をトロイダル状に膨出させたときに、主体部の半径方向の外端部とセカンドバンドBTの内周面とを密着させる。
次に、図6に示されるように、第2シリンダ室31において第2ピストン32を挟んだ両室31a、31bのうち、ドラム軸O方向の内側に位置する内側室31aに高圧流体を供給して、ピストン筒部材33に対して外側筒部34をドラム軸O方向の内側に向けて移動させ、折返しアーム13の基端部13aと第2リンク35の前記内端部との距離を短くすることにより、第1折返しロール13cおよび第2折返しロール13dが半径方向の外側に向けて移動するように、折返しアーム13を基端部13aを中心に回動させつつ、第1シリンダ室22の前記外側室22bおよび内側室22aに交互に高圧流体を供給して、ピストン筒部材33、外側筒部34および折返しアーム13を一体にドラム軸O方向に進退移動させる。
これにより、タイヤ構成部材KにおいてビードBよりもドラム軸O方向の外側に位置する両端部が半径方向の外側に折返されて未加硫タイヤWが形成される(折返し工程)。
その後、必要に応じて未加硫タイヤWの外表面を全域にわたって図示されない押圧ローラを用いて押圧した後に、この未加硫タイヤWを加硫することで製品タイヤが形成される。
以上説明したように、本実施形態による未加硫タイヤの製造装置1によれば、接離手段14および回動手段15がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっているので、回動手段15により折返しアーム13を第1折返しローラ13cおよび第2折返しローラ13dが半径方向の外側に移動するように回動させながら、接離手段14によって、折返しアーム13をドラム軸O方向の内側に移動させることのみならず、ドラム軸O方向の外側に移動させることも可能になる。
したがって、折返し工程時に、折返しアーム13の第1折返しローラ13cおよび第2折返しローラ13dから、タイヤ構成部材Kの前記両端部および前記主体部に加えられる押圧力の大きさを容易かつ確実に調整することが可能になり、外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することができる。
これにより、本実施形態のように、膨出工程時に、タイヤ構成部材Kの前記主体部をドラム軸O方向に沿う断面視でトロイダル状に膨出変形させ、その後折返し工程で、折返しアーム13を前述のように回動させてタイヤ構成部材Kの前記両端部を半径方向の外側に折返すときに、折返しアーム13を前記主体部の側部の外形形状に沿ってドラム軸O方向に進退移動させることで、折返しアーム13の第1折返しローラ13cが前記主体部の側部に引っ掛かるのを防ぐことが可能になり、製品タイヤと同様に、未加硫タイヤWをタイヤ幅方向に沿う断面視でトロイダル状に形成することもできる。
また本実施形態では、接離手段14が、第1シリンダ室22に流体を供給して第1ピストン30を移動させることで折返しアーム13をドラム軸O方向に移動させる構成とされ、また回動手段15が、第2シリンダ室31に流体を供給して第2ピストン32を移動させることで折返しアーム13を回動させる構成とされているので、これらの両手段14、15を、構造を複雑にしたりあるいは重量を大きくしたりすることなく確実に実現することができる。
さらに、第1シリンダ室22および第2シリンダ室31が互いに独立した空間とされていることから、それぞれの流体圧が互いに影響を及ぼし合うことがないので、折返しアーム13を容易かつ高精度に操作することができる。
また本実施形態では、前記膨出工程時に、第1折返しローラ13cによりビードBをドラム軸O方向の外側から支持させるので、一対のビードロックセグメント12をドラム軸O方向に接近移動させながらタイヤ構成部材Kの前記主体部をトロイダル状に膨出変形させるときに、ビードBをビードロックセグメント12の移動に確実に追従させることが可能になり、高精度に未加硫タイヤWを形成することができる。
また、このような作用効果が、専用の手段を設けることなく折返しアーム13を兼用することで奏されることとなり、構造の複雑化を回避することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、前記膨出工程時に、タイヤ構成部材Kのうちトロイダル状に膨出変形された主体部とセカンドバンドBTの内周面とを密着させ、その後前記折返し工程を行ったが、これに代えて例えば、前記折返し工程の後に、前記主体部とセカンドバンドBTの内周面とを密着させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、前記主体部内に高圧流体を供給することで主体部をトロイダル状に膨出変形させたが、これに代えて例えば、ドラム主軸11に前記主体部内に配置されるブラダを配設し、このブラダを膨出変形させることで主体部をトロイダル状に膨出変形させてもよいし、あるいはドラム主軸11に前記主体部内に配置されるセグメントを配設し、このセグメントを拡径移動させることで主体部をトロイダル状に膨出変形させてもよい。
また、接離手段14および回動手段15は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよく、例えば、モータとモータに回転可能に支持されたねじ軸とねじ軸に螺着されたナットとを備える構成、あるいは第2リンク35を有しない構成等を採用してもよい。
また、第2折返しロール13dおよびブラケット13eは設けなくてもよい。
また、前記膨出工程時に、前記主体部を、その両側部がタイヤ径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、ドラム軸O方向の外側に向けてほぼ直線状に延在し、かつこの側部において最もドラム軸O方向の外側に位置する部分がビードBとなるように膨出変形させ、この状態でその後、前記折返し工程を行うようにしてもよい。
また、前記実施形態に代えて例えば、図7に示されるような未加硫タイヤの製造装置2を採用してもよい。
この装置2においては、折返しアーム13の基端部13aが、ピストン筒部材33におけるドラム軸O方向の外端部に回転自在に連結され、外側筒部34におけるドラム軸O方向の内端部と、アーム本体13bの中間部分と、が第2リンク35を介して連結されている。第2リンク35は、ほぼドラム軸O方向に沿って延設されており、そのドラム軸O方向の内端部が外側筒部34に連結され、ドラム軸O方向の外端部がアーム本体13bに連結されている。また、第2リンク35の前記内端部は、前記外端部よりも僅かに半径方向の内側に位置している。さらに、第1ピストン30は第2ピストン32よりもドラム軸O方向の外側に位置している。
そして、この未加硫タイヤの製造装置2の待機状態では、第2シリンダ室31の前記内側室31aへ高圧流体を供給して折返しアーム13を半径方向の内側限に位置させている。
この構成においても前記実施形態と同様の作用効果が奏される。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
外形形状が異なる種々の未加硫タイヤを高精度に形成することができる。
1、2 未加硫タイヤの製造装置
11 ドラム主軸
12 ビードロックセグメント
13 折返しアーム
13a 基端部
13c 第1折返しロール(先端部)
13d 第2折返しロール(先端部)
14 接離手段
15 回動手段
22 第1シリンダ室
23 内側筒部
30 第1ピストン
31 第2シリンダ室
32 第2ピストン
33 ピストン筒部材
34 外側筒部
35 第2リンク(リンク)
B ビード
K タイヤ構成部材
O ドラム軸

Claims (5)

  1. ドラム主軸と、
    ドラム主軸の外周側に周方向に複数並べられて配設されるとともに半径方向に移動可能に支持された一対のビードロックセグメントと、
    ドラム主軸の外周側に、ドラム軸方向に沿って延在された状態で周方向に複数並べられて配設されるとともに、その基端部が、ドラム主軸の外周側において一対のビードロックセグメントからそれぞれドラム軸方向の外側に離れた各部分に回転自在に連結された折返しアームと、
    折返しアームをドラム軸方向に移動させて互いに接近離間させる接離手段と、
    折返しアームをその基端部を中心に回動させて先端部を半径方向に移動させる回動手段と、を備えた未加硫タイヤの製造装置であって、
    前記接離手段および回動手段がそれぞれ、互いに独立して駆動可能となっていることを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  2. 請求項1記載の未加硫タイヤの製造装置であって、
    前記接離手段は、第1シリンダ室に移動可能に配設された第1ピストンを備え、第1シリンダ室に流体を供給して第1ピストンを移動させることで折返しアームをドラム軸方向に移動させ、
    前記回動手段は、第2シリンダ室に移動可能に配設された第2ピストンを備え、第2シリンダ室に流体を供給して第2ピストンを移動させることで折返しアームを回動させ、
    前記第1シリンダ室および第2シリンダ室は互いに独立した空間とされていることを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  3. 請求項2記載の未加硫タイヤの製造装置であって、
    前記ドラム主軸の外周側には、外周面に前記第1シリンダ室が形成された内側筒部と、内側筒部にドラム軸方向に摺動可能に外嵌されるとともに、内周面に前記第1ピストンが突設されかつ外周面に前記第2ピストンが突設されたピストン筒部材と、ピストン筒部材にドラム軸方向に摺動可能に外嵌されるとともに、内周面に前記第2シリンダ室が形成された外側筒部と、が設けられ、
    ピストン筒部材および外側筒部のうちのいずれか一方に、前記折返しアームの基端部が連結されるとともに、他方と前記折返しアームの中間部分とがリンクを介して連結されていることを特徴とする未加硫タイヤの製造装置。
  4. ドラム主軸に円筒状のタイヤ構成部材を外挿し、かつタイヤ構成部材に円環状のビードを外挿した後に、ビードロックセグメントを半径方向の外側に向けて移動させてビードとタイヤ構成部材とを密着させるビードロック工程と、
    一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に互いに接近移動させながらタイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の内側に位置する主体部を膨出変形させる膨出工程と、
    折返しアームをドラム軸方向に移動させつつ、その先端部を半径方向の外側に移動させることにより、タイヤ構成部材においてビードよりもドラム軸方向の外側に位置する両端部を半径方向の外側に折返して未加硫タイヤを形成する折返し工程と、を有する未加硫タイヤの製造方法であって、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の未加硫タイヤの製造装置を用いて未加硫タイヤを形成することを特徴とする未加硫タイヤの製造方法。
  5. 請求項4記載の未加硫タイヤの製造方法であって、
    前記膨出工程は、折返しアームの先端部によりビードをドラム軸方向の外側から支持させた状態で、一対のビードロックセグメントをドラム軸方向に接近移動させながらタイヤ構成部材の前記主体部を膨出変形させることを特徴とする未加硫タイヤの製造方法。
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