JP2003077293A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP2003077293A JP2003077293A JP2001262884A JP2001262884A JP2003077293A JP 2003077293 A JP2003077293 A JP 2003077293A JP 2001262884 A JP2001262884 A JP 2001262884A JP 2001262884 A JP2001262884 A JP 2001262884A JP 2003077293 A JP2003077293 A JP 2003077293A
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 64
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/70—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
- G11C29/76—Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using address translation or modifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C16/00—Erasable programmable read-only memories
- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/04—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C29/00—Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
- G11C29/04—Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
- G11C29/08—Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
- G11C29/12—Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
- G11C29/18—Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
- G11C2029/1802—Address decoder
Landscapes
- For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 テスト時間を可及的に短縮することを可能に
する。 【解決手段】 第1モードの場合には、入力された第1
ブロックアドレスを出力し、第2モードの場合には、本
体ブロック複数個および冗長ブロックを有するメモリ部
の本体ブロック複数個に対応するブロックアドレス空間
の倍のブロックアドレス空間の中から選択した第2ブロ
ックアドレスを出力するアドレスカウンタ22と、テス
ト時は、アドレスカウンタの出力であるブロックアドレ
スの最上位の値が第1のロジックレベルの場合にアドレ
スカウンタの出力に対応する本体ブロックを選択し、最
上位の値が第2のロジックレベルの場合に本体ブロック
を強制非選択にして冗長ブロックを代わりに選択するブ
ロック選択制御回路30と、を有するアドレス制御回路
20を備えている。
する。 【解決手段】 第1モードの場合には、入力された第1
ブロックアドレスを出力し、第2モードの場合には、本
体ブロック複数個および冗長ブロックを有するメモリ部
の本体ブロック複数個に対応するブロックアドレス空間
の倍のブロックアドレス空間の中から選択した第2ブロ
ックアドレスを出力するアドレスカウンタ22と、テス
ト時は、アドレスカウンタの出力であるブロックアドレ
スの最上位の値が第1のロジックレベルの場合にアドレ
スカウンタの出力に対応する本体ブロックを選択し、最
上位の値が第2のロジックレベルの場合に本体ブロック
を強制非選択にして冗長ブロックを代わりに選択するブ
ロック選択制御回路30と、を有するアドレス制御回路
20を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルと冗長
メモリセルを有する半導体メモリのテストを行うことが
可能な半導体装置に関する。
メモリセルを有する半導体メモリのテストを行うことが
可能な半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体メモリは一般にアドレスと
I/O幅で決まるメモリ容量のメモリセル以外に冗長メ
モリセルを有し、製造工程の様々な要因により生じる不
良メモリセルを上記冗長メモリセルに置き換えることで
半導体メモリの歩留まりが確保されるように構成されて
いる。
I/O幅で決まるメモリ容量のメモリセル以外に冗長メ
モリセルを有し、製造工程の様々な要因により生じる不
良メモリセルを上記冗長メモリセルに置き換えることで
半導体メモリの歩留まりが確保されるように構成されて
いる。
【0003】半導体メモリのテストに用いられる従来の
半導体装置の構成を、半導体メモリとしてフラッシュメ
モリを例に取って説明する。この従来の半導体装置はフ
ラッシュメモリを有している。一般にフラッシュメモリ
は、複数のメモリセルからなるブロック単位でデータの
消去を行うことが可能な構成となっている。このため、
不良メモリセルを冗長メモリセルで置き換える場合に
は、不良メモリセルを含むブロックを、複数の冗長メモ
リセルからなる冗長ブロックで置き換えることが行われ
る。フラッシュメモリは一般的に図13に示すように、
メモリセルアレイ3およびカラムデコーダ4ならびにロ
ウデコーダ5を有するメモリ部2と、センスアンプ部7
と、アドレス制御回路11およびデータ制御回路13を
有する制御部10と、コマンドインターフェース14
と、自動動作制御回路16と、電源制御回路18とを備
えている。アドレス制御部11は入力されたアドレスに
基づいてメモリ部2を制御する。データ制御回路13は
出力イネーブル信号OEB、チップイネーブル信号CE
B、ライトイネーブル信号WEBに基づいてメモリ部を
制御する。I/O部介して入力されたデータはデータ制
御回路13によってメモリ部2に送られる。また、セン
スアンプ部7によって読み出されたメモリ部2のデータ
はデータ制御回路13を介してI/O部に出力される。
一方、I/O部介して入力されたコマンドはコマンドイ
ンターフェース14を介して自動動作制御回路16や電
源制御回路18に送られる。電源制御回路18はメモリ
部2の電源の制御を行い、自動動作制御回路16は、例
えば複数ブロック自動消去機能を実行する。なお、自動
消去機能とは、メモリセルが消去状態にあるかどうかを
ベリファイ(消去ベリファイ)し、全セルについての消
去ベリファイがパスするまで消去動作を制御する機能で
ある。
半導体装置の構成を、半導体メモリとしてフラッシュメ
モリを例に取って説明する。この従来の半導体装置はフ
ラッシュメモリを有している。一般にフラッシュメモリ
は、複数のメモリセルからなるブロック単位でデータの
消去を行うことが可能な構成となっている。このため、
不良メモリセルを冗長メモリセルで置き換える場合に
は、不良メモリセルを含むブロックを、複数の冗長メモ
リセルからなる冗長ブロックで置き換えることが行われ
る。フラッシュメモリは一般的に図13に示すように、
メモリセルアレイ3およびカラムデコーダ4ならびにロ
ウデコーダ5を有するメモリ部2と、センスアンプ部7
と、アドレス制御回路11およびデータ制御回路13を
有する制御部10と、コマンドインターフェース14
と、自動動作制御回路16と、電源制御回路18とを備
えている。アドレス制御部11は入力されたアドレスに
基づいてメモリ部2を制御する。データ制御回路13は
出力イネーブル信号OEB、チップイネーブル信号CE
B、ライトイネーブル信号WEBに基づいてメモリ部を
制御する。I/O部介して入力されたデータはデータ制
御回路13によってメモリ部2に送られる。また、セン
スアンプ部7によって読み出されたメモリ部2のデータ
はデータ制御回路13を介してI/O部に出力される。
一方、I/O部介して入力されたコマンドはコマンドイ
ンターフェース14を介して自動動作制御回路16や電
源制御回路18に送られる。電源制御回路18はメモリ
部2の電源の制御を行い、自動動作制御回路16は、例
えば複数ブロック自動消去機能を実行する。なお、自動
消去機能とは、メモリセルが消去状態にあるかどうかを
ベリファイ(消去ベリファイ)し、全セルについての消
去ベリファイがパスするまで消去動作を制御する機能で
ある。
【0004】図14に、従来の半導体装置に係るアドレ
ス制御回路200の構成を示す。このアドレス制御回路
200は、8個のブロックBL0〜BL7と、2個の冗
長ブロックRD0〜RD1とを有するメモリ部に対して
適用される。アドレス制御回路200は、アドレスカウ
ンタ220と、ブロックアドレスデコーダ24と、冗長
ブロック置換判定回路26と、置換アドレス記憶回路2
8と、ブロック選択制御部300とを備えている。
ス制御回路200の構成を示す。このアドレス制御回路
200は、8個のブロックBL0〜BL7と、2個の冗
長ブロックRD0〜RD1とを有するメモリ部に対して
適用される。アドレス制御回路200は、アドレスカウ
ンタ220と、ブロックアドレスデコーダ24と、冗長
ブロック置換判定回路26と、置換アドレス記憶回路2
8と、ブロック選択制御部300とを備えている。
【0005】アドレスカウンタ220は、複数のアドレ
スバッファ23a、23b、23cから構成されてい
る。各アドレスバッファ23は図15に示すように、カ
ウンタ部230と、マルチプレクサ部250とから構成
されている。マルチプレクサ部250はNANDゲート
251、253、254と、インバータ252とから構
成され、通常読み出し時(READ=H)には入力端子
INから入力されるアドレスをそのまま出力端子OUT
から出力する。そして、アドレスをカウントする自動消
去時(READ=L)には、カウンタ部230の出力
(後述のインバータ238の出力)を出力端子OUTか
ら出力する。
スバッファ23a、23b、23cから構成されてい
る。各アドレスバッファ23は図15に示すように、カ
ウンタ部230と、マルチプレクサ部250とから構成
されている。マルチプレクサ部250はNANDゲート
251、253、254と、インバータ252とから構
成され、通常読み出し時(READ=H)には入力端子
INから入力されるアドレスをそのまま出力端子OUT
から出力する。そして、アドレスをカウントする自動消
去時(READ=L)には、カウンタ部230の出力
(後述のインバータ238の出力)を出力端子OUTか
ら出力する。
【0006】カウンタ部230は、ゲートにリセット信
号RSTが入力されるnチャネルMOSトランジスタ2
31、237と、インバータ232a,232bからな
るラッチ回路232と、トランスファゲート234と、
インバータ235a,235bからなるラッチ回路23
5と、インバータ238と、トランスファゲート239
と、NANDゲート240と、インバータ241と、N
ANDゲート242と、インバータ243とを備えてい
る。ラッチ回路232の入力はトランジスタ231によ
ってリセットされ、ラッチ回路235の入力はトランジ
スタ237によってラッチされる構成となっている。ま
たラッチ回路232の出力端はトランスファゲートを介
してラッチ回路235の入力端に接続される。ラッチ回
路235の出力端は、インバータ238の入力端に接続
されている。インバータ238の出力はマルチプレクサ
部250に送られるとともに、トランスファゲート23
9を介してラッチ回路232の入力に帰還する構成とな
っている。また、2入力NANDゲート240の一方の
入力端にラッチ回路232の入力端が接続され、他方の
入力端に入力キャリー信号CARRYINが入力され
る。NANDゲート240の出力はインバータ241を
介してキャリー信号CARRYとして外部に出力され
る。2入力NANDゲート242の一方の入力端には入
力キャリー信号CARRYIN信号が入力され、他方の
入力端にはパルスであるカウントアップ信号ADVが入
力される構成となっている。
号RSTが入力されるnチャネルMOSトランジスタ2
31、237と、インバータ232a,232bからな
るラッチ回路232と、トランスファゲート234と、
インバータ235a,235bからなるラッチ回路23
5と、インバータ238と、トランスファゲート239
と、NANDゲート240と、インバータ241と、N
ANDゲート242と、インバータ243とを備えてい
る。ラッチ回路232の入力はトランジスタ231によ
ってリセットされ、ラッチ回路235の入力はトランジ
スタ237によってラッチされる構成となっている。ま
たラッチ回路232の出力端はトランスファゲートを介
してラッチ回路235の入力端に接続される。ラッチ回
路235の出力端は、インバータ238の入力端に接続
されている。インバータ238の出力はマルチプレクサ
部250に送られるとともに、トランスファゲート23
9を介してラッチ回路232の入力に帰還する構成とな
っている。また、2入力NANDゲート240の一方の
入力端にラッチ回路232の入力端が接続され、他方の
入力端に入力キャリー信号CARRYINが入力され
る。NANDゲート240の出力はインバータ241を
介してキャリー信号CARRYとして外部に出力され
る。2入力NANDゲート242の一方の入力端には入
力キャリー信号CARRYIN信号が入力され、他方の
入力端にはパルスであるカウントアップ信号ADVが入
力される構成となっている。
【0007】このカウウンタ部230は、次のように動
作する。
作する。
【0008】a)インバータ238の出力が”L”レベ
ルかつ入力キャリー信号CARRYINが”H”レベル
のときにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力
され、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”L”レベルか
ら”H”レベルへ変化する。
ルかつ入力キャリー信号CARRYINが”H”レベル
のときにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力
され、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”L”レベルか
ら”H”レベルへ変化する。
【0009】b)インバータ238の出力が”H”レベ
ルかつキャリー信号CARRYINが”H”レベルのと
きにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力さ
れ、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”H”レベルか
ら”L”レベルへ変化する。
ルかつキャリー信号CARRYINが”H”レベルのと
きにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力さ
れ、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”H”レベルか
ら”L”レベルへ変化する。
【0010】c)入力キャリー信号CARRYINが”
L”レベルの場合には、インバータ238の出力のレベ
ルに関わらず、インバータ238の出力およびキャリー
信号CARRYのレベルは”L”レベルのままとなる。
L”レベルの場合には、インバータ238の出力のレベ
ルに関わらず、インバータ238の出力およびキャリー
信号CARRYのレベルは”L”レベルのままとなる。
【0011】再び図14に戻り、このように構成された
アドレスバッファ23a、23b、23cからなるアド
レスカウンタ220においては、最下段のアドレスバッ
ファ23aの入力キャリー信号CARRYINとして常
に”H”レベルの信号が入力され、アドレスバッファ2
3aから出力されるキャリー信号CARRYは次段のア
ドレスバッファ23bの入力キャリー信号CARRYI
Nとなり、アドレスバッファ23bから出力されるキャ
リー信号CARRYは次段のアドレスバッファ23cの
入力キャリー信号CARRYINとなる。
アドレスバッファ23a、23b、23cからなるアド
レスカウンタ220においては、最下段のアドレスバッ
ファ23aの入力キャリー信号CARRYINとして常
に”H”レベルの信号が入力され、アドレスバッファ2
3aから出力されるキャリー信号CARRYは次段のア
ドレスバッファ23bの入力キャリー信号CARRYI
Nとなり、アドレスバッファ23bから出力されるキャ
リー信号CARRYは次段のアドレスバッファ23cの
入力キャリー信号CARRYINとなる。
【0012】従って、通常読み出し時には、アドレスカ
ウンタ220に3ビットのブロックアドレス信号がアド
レスパッドから入力されると、最下位のビットはアドレ
スバッファ23aに、中位のビットはアドレスバッファ
23bに、最上位のビットはアドレスバッファ23cに
それぞれ入力される構成となっている。また、自動消去
動作時には、入力されたカウウントアップ信号ADVの
パルスの総数をカウントしカウント結果に応じたブロッ
クアドレスがアドレスカウンタ220から出力される。
例えば、まず、カウントアップ信号ADVとして1個の
パルスが入力されると、アドレスバッファ23aの出力
は”H”レベルの信号となるが、他のアドレスバッファ
23b、23cの出力は共に”L”となる。この状態
で、カウントアップ信号ADVとして1個のパルスが更
に入力されると、アドレスバッファ23aの出力は”
L”レベル、アドレスバッファ23bの出力は”H”レ
ベル、アドレスバッファ23c出力は”L”レベルとな
る。この状態で、カウントアップ信号ADVとして1個
のパルスが更に入力されると、アドレスバッファ23a
の出力は”H”レベル、アドレスバッファ23bの出力
は”H”レベル、アドレスバッファ23cの出力は”
L”レベルとなる。
ウンタ220に3ビットのブロックアドレス信号がアド
レスパッドから入力されると、最下位のビットはアドレ
スバッファ23aに、中位のビットはアドレスバッファ
23bに、最上位のビットはアドレスバッファ23cに
それぞれ入力される構成となっている。また、自動消去
動作時には、入力されたカウウントアップ信号ADVの
パルスの総数をカウントしカウント結果に応じたブロッ
クアドレスがアドレスカウンタ220から出力される。
例えば、まず、カウントアップ信号ADVとして1個の
パルスが入力されると、アドレスバッファ23aの出力
は”H”レベルの信号となるが、他のアドレスバッファ
23b、23cの出力は共に”L”となる。この状態
で、カウントアップ信号ADVとして1個のパルスが更
に入力されると、アドレスバッファ23aの出力は”
L”レベル、アドレスバッファ23bの出力は”H”レ
ベル、アドレスバッファ23c出力は”L”レベルとな
る。この状態で、カウントアップ信号ADVとして1個
のパルスが更に入力されると、アドレスバッファ23a
の出力は”H”レベル、アドレスバッファ23bの出力
は”H”レベル、アドレスバッファ23cの出力は”
L”レベルとなる。
【0013】なお、アドレスバッファ23cから出力さ
れるキャリー信号CARRYは、アドレス空間内の最終
アドレスに相当するブロックか否かの判定に用いられる
信号である。また、置換アドレス記憶回路28には、不
良ブロックのアドレスおよびこの不良ブロックに対して
置き換えるべき冗長ブロックの情報が記憶されている。
ブロック選択制御部300は、インバータ32と、ブロ
ックBLK0〜BLK7に対応して設けられたANDゲ
ート340〜347とを備えている。各ANDゲート3
4i(i=0,・・・,7)は、冗長ブロック置換判定
回路26からインバータ32を介して送られてくる冗長
ブロック使用指示信号HITと、ブロックアドレスデコ
ーダ24から送られてくるブロック選択信号BLK<i
>に基づいて、対応するブロックBLKiを選択する。
れるキャリー信号CARRYは、アドレス空間内の最終
アドレスに相当するブロックか否かの判定に用いられる
信号である。また、置換アドレス記憶回路28には、不
良ブロックのアドレスおよびこの不良ブロックに対して
置き換えるべき冗長ブロックの情報が記憶されている。
ブロック選択制御部300は、インバータ32と、ブロ
ックBLK0〜BLK7に対応して設けられたANDゲ
ート340〜347とを備えている。各ANDゲート3
4i(i=0,・・・,7)は、冗長ブロック置換判定
回路26からインバータ32を介して送られてくる冗長
ブロック使用指示信号HITと、ブロックアドレスデコ
ーダ24から送られてくるブロック選択信号BLK<i
>に基づいて、対応するブロックBLKiを選択する。
【0014】次に、図14に示すアドレス制御回路20
0の動作を説明する。
0の動作を説明する。
【0015】まず、アドレス制御回路200の通常の読
み出し時の動作について説明する。通常の読み出し時に
は、アドレスパッドから入力されたブロックアドレスは
アドレスカウンタ220を介してブロックアドレスデコ
ーダ24および冗長ブロック置換判定回路26に送られ
る。このとき、アドレスカウンタ220を介して送られ
てきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレスでな
い場合には、冗長ブロック置換判定回路26から出力さ
れる冗長ブロック使用指示信号HITが”L”レベルと
なるので、ブロックアドレスデコーダ24から出力され
るブロック選択信号のうち、上記ブロックアドレスに対
応するブロックを選択するブロック選択信号のみが”
H”レベルとなり、他のブロック選択信号が”L”レベ
ルとなる。例えば、上記ブロックアドレスに対応するブ
ロックがブロックBLK0であるならば、ブロック選択
信号BLK<0>のみが”H”レベルとなり、他のブロ
ック選択信号BLK<1>〜BLK<7>が”L”レベ
ルとなる。これにより、上記ブロックアドレスに対応す
るブロックのみがブロック選択制御部300によって選
択されように制御される。
み出し時の動作について説明する。通常の読み出し時に
は、アドレスパッドから入力されたブロックアドレスは
アドレスカウンタ220を介してブロックアドレスデコ
ーダ24および冗長ブロック置換判定回路26に送られ
る。このとき、アドレスカウンタ220を介して送られ
てきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレスでな
い場合には、冗長ブロック置換判定回路26から出力さ
れる冗長ブロック使用指示信号HITが”L”レベルと
なるので、ブロックアドレスデコーダ24から出力され
るブロック選択信号のうち、上記ブロックアドレスに対
応するブロックを選択するブロック選択信号のみが”
H”レベルとなり、他のブロック選択信号が”L”レベ
ルとなる。例えば、上記ブロックアドレスに対応するブ
ロックがブロックBLK0であるならば、ブロック選択
信号BLK<0>のみが”H”レベルとなり、他のブロ
ック選択信号BLK<1>〜BLK<7>が”L”レベ
ルとなる。これにより、上記ブロックアドレスに対応す
るブロックのみがブロック選択制御部300によって選
択されように制御される。
【0016】一方、アドレスカウンタ220を介して送
られてきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレス
である場合には、冗長ブロック置換判定回路26から出
力される冗長ブロック使用指示信号HITが”H”レベ
ルであるので、ブロック選択部300によってブロック
BLK0〜BLK7は強制的に非選択状態にされる。そ
して、このとき、置換アドレス記憶回路28に記憶され
た情報に基づいて冗長ブロック置換判定回路26から出
力される冗長ブロック選択信号RDBLK<0>,RD
BLK<1>のうち、上記不良ブロックに置き換わるべ
き冗長ブロックを選択する冗長ブロック選択信号のみ
が”H”レベルで他の冗長ブロック選択信号が”L”レ
ベルとなり、上記不良ブロックに置き換わるべき冗長ブ
ロックのみが選択される。例えば、上記不良ブロックに
置き換わるべき冗長ブロックが冗長ブロックRD0であ
る場合は、冗長ブロック選択信号RDBLK<0>のみ
が”H”レベルとなり、他の冗長ブロック選択信号RD
BLK<1>は”L”レベルとなる。これにより、上記
不良ブロックに置き換わるべき冗長ブロックが選択され
る。
られてきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレス
である場合には、冗長ブロック置換判定回路26から出
力される冗長ブロック使用指示信号HITが”H”レベ
ルであるので、ブロック選択部300によってブロック
BLK0〜BLK7は強制的に非選択状態にされる。そ
して、このとき、置換アドレス記憶回路28に記憶され
た情報に基づいて冗長ブロック置換判定回路26から出
力される冗長ブロック選択信号RDBLK<0>,RD
BLK<1>のうち、上記不良ブロックに置き換わるべ
き冗長ブロックを選択する冗長ブロック選択信号のみ
が”H”レベルで他の冗長ブロック選択信号が”L”レ
ベルとなり、上記不良ブロックに置き換わるべき冗長ブ
ロックのみが選択される。例えば、上記不良ブロックに
置き換わるべき冗長ブロックが冗長ブロックRD0であ
る場合は、冗長ブロック選択信号RDBLK<0>のみ
が”H”レベルとなり、他の冗長ブロック選択信号RD
BLK<1>は”L”レベルとなる。これにより、上記
不良ブロックに置き換わるべき冗長ブロックが選択され
る。
【0017】冗長ブロック置換判定回路26の一具体例
を図16に示す。この冗長ブロック置換判定回路26
は、図16に示すように、冗長ブロック選択部26a、
26bと、ORゲート27とを備えている。冗長ブロッ
ク選択部26aは、3個の排他的NOR回路26a0〜
26a2と、4入力ANDゲート26axとを有し、ア
ドレスカウンタ220から送られてくるブロックアドレ
ス信号BLKAD<0>〜BLKAD<2>と、冗長ブ
ロックRD0を使用するか否かを示す信号FUSE0U
SEと、冗長ブロックRD0によって置き換えるべきブ
ロックのアドレス信号FUSE0AD<0>〜FUSE
0AD<2>とに基づいて、冗長ブロックRD0を選択
する冗長ブロック選択信号RDBLK<0>を出力す
る。また、冗長ブロック選択部26bは、3個の排他的
NOR回路26b0〜26b2と、4入力ANDゲート
26bxとを有し、アドレスカウンタ220から送られ
てくるブロックアドレス信号BLKAD<0>〜BLK
AD<2>と、冗長ブロックRD1を使用するか否かを
示す信号FUSE1USEと、冗長ブロックRD1によ
って置き換えるべきブロックのアドレス信号FUSE1
AD<0>〜FUSE1AD<2>とに基づいて、冗長
ブロックRD1を選択する冗長ブロック選択信号RDB
LK<1>を出力する。ORゲート27はANDゲート
26ax、26bxの出力に基づいて冗長ブロック使用
指示信号HITを出力する。
を図16に示す。この冗長ブロック置換判定回路26
は、図16に示すように、冗長ブロック選択部26a、
26bと、ORゲート27とを備えている。冗長ブロッ
ク選択部26aは、3個の排他的NOR回路26a0〜
26a2と、4入力ANDゲート26axとを有し、ア
ドレスカウンタ220から送られてくるブロックアドレ
ス信号BLKAD<0>〜BLKAD<2>と、冗長ブ
ロックRD0を使用するか否かを示す信号FUSE0U
SEと、冗長ブロックRD0によって置き換えるべきブ
ロックのアドレス信号FUSE0AD<0>〜FUSE
0AD<2>とに基づいて、冗長ブロックRD0を選択
する冗長ブロック選択信号RDBLK<0>を出力す
る。また、冗長ブロック選択部26bは、3個の排他的
NOR回路26b0〜26b2と、4入力ANDゲート
26bxとを有し、アドレスカウンタ220から送られ
てくるブロックアドレス信号BLKAD<0>〜BLK
AD<2>と、冗長ブロックRD1を使用するか否かを
示す信号FUSE1USEと、冗長ブロックRD1によ
って置き換えるべきブロックのアドレス信号FUSE1
AD<0>〜FUSE1AD<2>とに基づいて、冗長
ブロックRD1を選択する冗長ブロック選択信号RDB
LK<1>を出力する。ORゲート27はANDゲート
26ax、26bxの出力に基づいて冗長ブロック使用
指示信号HITを出力する。
【0018】次に、アドレス制御回路200の自動消去
時の動作について説明する。自動消去動作時には、アド
レスカウンタ220から出力されるブロックアドレス
は、アドレスカウンタ220に入力されたカウントアッ
プ信号ADVのパルスの総数に応じたブロックアドレス
であるから、カウントアップ信号ADVの1パルスがア
ドレスカウンタ220に入力される度に前のブロックア
ドレスから1だけ増加したブロックアドレスが出力され
ることになる。通常の読み出し動作の場合と同様に、ア
ドレスカウンタ220から出力されるブロックアドレス
に対応するブロックが不良ブロックでないときは上記ブ
ロックが選択され、上記ブロックが不良ブロックのとき
は、上記ブロックアドレスに対応するブロックと置き換
えられる冗長ブロックが選択され、それぞれ自動消去動
作が行われる。この自動消去動作は前述したように、図
13に示す自動動作制御回路16によって行われる。
時の動作について説明する。自動消去動作時には、アド
レスカウンタ220から出力されるブロックアドレス
は、アドレスカウンタ220に入力されたカウントアッ
プ信号ADVのパルスの総数に応じたブロックアドレス
であるから、カウントアップ信号ADVの1パルスがア
ドレスカウンタ220に入力される度に前のブロックア
ドレスから1だけ増加したブロックアドレスが出力され
ることになる。通常の読み出し動作の場合と同様に、ア
ドレスカウンタ220から出力されるブロックアドレス
に対応するブロックが不良ブロックでないときは上記ブ
ロックが選択され、上記ブロックが不良ブロックのとき
は、上記ブロックアドレスに対応するブロックと置き換
えられる冗長ブロックが選択され、それぞれ自動消去動
作が行われる。この自動消去動作は前述したように、図
13に示す自動動作制御回路16によって行われる。
【0019】この自動消去動作を、図17を参照して説
明する。まず、図17(a)のステップF40に示すよ
うに、アドレスカウンタ220のブロックアドレスをリ
セットする。続いて、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックまたは冗長ブロック内のすべてのセルが書き込
み状態になっている、すなわちブロック書き込み処理が
終了しているか否かをステップF41で判定し、ブロッ
ク書き込みが終了していない場合には、ステップF42
に進みブロック書き込み処理を行う。このブロック書き
込み処理は図17(b)に示すようにして行われる。図
17(b)において、まず、ステップF51に示すよう
にロウまたはカラムアドレスをリセットする。続いて、
ステップF52に進み、書き込みベリファイ、すなわち
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き
込み状態にあるか否かをベリファイすることを行う。上
記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き込
み状態にない場合にはステップF53に進み、書き込み
を行い、その後ステップF52に戻る。上記ロウまたは
カラムアドレスに対応する全セルが書き込み状態にある
とベリファイされた場合には、ステップF54に進み、
上記ロウまたはカラムアドレスが最終アドレスか否かが
判定される。上記ロウまたはカラムアドレスが最終アド
レスの場合には書き込み処理を終了する。上記ロウまた
はカラムアドレスが最終アドレスでない場合には、ステ
ップF55に進み上記ロウまたはカラムアドレスをカウ
ントアップし、その後ステップF52に戻り上述のステ
ップを繰り返すことにより書き込み処理が行われる。
明する。まず、図17(a)のステップF40に示すよ
うに、アドレスカウンタ220のブロックアドレスをリ
セットする。続いて、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックまたは冗長ブロック内のすべてのセルが書き込
み状態になっている、すなわちブロック書き込み処理が
終了しているか否かをステップF41で判定し、ブロッ
ク書き込みが終了していない場合には、ステップF42
に進みブロック書き込み処理を行う。このブロック書き
込み処理は図17(b)に示すようにして行われる。図
17(b)において、まず、ステップF51に示すよう
にロウまたはカラムアドレスをリセットする。続いて、
ステップF52に進み、書き込みベリファイ、すなわち
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き
込み状態にあるか否かをベリファイすることを行う。上
記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き込
み状態にない場合にはステップF53に進み、書き込み
を行い、その後ステップF52に戻る。上記ロウまたは
カラムアドレスに対応する全セルが書き込み状態にある
とベリファイされた場合には、ステップF54に進み、
上記ロウまたはカラムアドレスが最終アドレスか否かが
判定される。上記ロウまたはカラムアドレスが最終アド
レスの場合には書き込み処理を終了する。上記ロウまた
はカラムアドレスが最終アドレスでない場合には、ステ
ップF55に進み上記ロウまたはカラムアドレスをカウ
ントアップし、その後ステップF52に戻り上述のステ
ップを繰り返すことにより書き込み処理が行われる。
【0020】このようにして、図17(a)に示すステ
ップF42において、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックの書き込み処理が終わると、図17(a)のス
テップF41に戻り、ブロック書き込みが終了した否か
が判定される。ブロック書き込みが終了した判定される
と、ステップF43に進み、上記ブロックアドレスに対
応するブロックの消去が終了したか否かが判定される。
ブロックの消去が終了していない場合には、ステップF
44に進み、ブロックの消去処理が行われる。
ップF42において、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックの書き込み処理が終わると、図17(a)のス
テップF41に戻り、ブロック書き込みが終了した否か
が判定される。ブロック書き込みが終了した判定される
と、ステップF43に進み、上記ブロックアドレスに対
応するブロックの消去が終了したか否かが判定される。
ブロックの消去が終了していない場合には、ステップF
44に進み、ブロックの消去処理が行われる。
【0021】このブロックの消去処理の詳細を図17
(c)を参照して説明する。まず、図17(c)のステ
ップF61に示すように、ロウまたはカラムアドレスを
リセットする。続いて、ステップF62に進み消去ベリ
ファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに対応
する全てのセルが消去状態にあるか否かをベリファイす
ることを行う。上記ロウまたはカラムアドレスに対応す
る全セルが消去状態にない場合には、ステップF63に
進み消去処理を行い、その後、ステップF62に進み、
上述のステップを繰り返す。上記ロウまたはカラムアド
レスに対応する全セルが消去状態にある場合には、ステ
ップF64に進み、上記ロウまたはカラムアドレスがブ
ロック内の最終アドレスか否かを判定する。上記ロウま
たはカラムアドレスがブロック内の最終アドレスのとき
は消去処理を終了する。上記ロウまたはカラムアドレス
がブロック内の最終アドレスでないときは、ステップF
65に進み上記ロウまたはカラムアドレスをカウントア
ップする。そして、その後ステップF62に戻り上述の
ことを繰り返すことにより、消去処理を行う。
(c)を参照して説明する。まず、図17(c)のステ
ップF61に示すように、ロウまたはカラムアドレスを
リセットする。続いて、ステップF62に進み消去ベリ
ファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに対応
する全てのセルが消去状態にあるか否かをベリファイす
ることを行う。上記ロウまたはカラムアドレスに対応す
る全セルが消去状態にない場合には、ステップF63に
進み消去処理を行い、その後、ステップF62に進み、
上述のステップを繰り返す。上記ロウまたはカラムアド
レスに対応する全セルが消去状態にある場合には、ステ
ップF64に進み、上記ロウまたはカラムアドレスがブ
ロック内の最終アドレスか否かを判定する。上記ロウま
たはカラムアドレスがブロック内の最終アドレスのとき
は消去処理を終了する。上記ロウまたはカラムアドレス
がブロック内の最終アドレスでないときは、ステップF
65に進み上記ロウまたはカラムアドレスをカウントア
ップする。そして、その後ステップF62に戻り上述の
ことを繰り返すことにより、消去処理を行う。
【0022】このようにして図17(a)のステップF
44に示す消去処理が行われると、図17(a)のステ
ップF43に戻り、上記ブロックアドレスに対応するブ
ロックの消去が終了したか否かの判定が行われる。上記
ブロックアドレスに対応するブロックの消去が終了した
と判定された場合には、ステップF45に進み上記ブロ
ックが最終ブロックか否かが判定される。最終ブロック
と判定された場合には、自動消去動作は終了する。最終
ブロックと判定されなかった場合には、ステップF46
に進みブロックアドレスを1だけカウントアップし、ス
テップF47に進む。ステップF47において、ステッ
プF42のブロック書き込み処理およびステップF44
のブロック消去処理で用いられる終了フラグをリセット
し、再びステップF41に進み、上述のことを繰り返
し、自動消去動作を行う。
44に示す消去処理が行われると、図17(a)のステ
ップF43に戻り、上記ブロックアドレスに対応するブ
ロックの消去が終了したか否かの判定が行われる。上記
ブロックアドレスに対応するブロックの消去が終了した
と判定された場合には、ステップF45に進み上記ブロ
ックが最終ブロックか否かが判定される。最終ブロック
と判定された場合には、自動消去動作は終了する。最終
ブロックと判定されなかった場合には、ステップF46
に進みブロックアドレスを1だけカウントアップし、ス
テップF47に進む。ステップF47において、ステッ
プF42のブロック書き込み処理およびステップF44
のブロック消去処理で用いられる終了フラグをリセット
し、再びステップF41に進み、上述のことを繰り返
し、自動消去動作を行う。
【0023】次に、従来の他の半導体装置を、図18を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0024】カラム冗長回路をI/Oの置き換えに使用
した場合の書き込みとベリファイについて図18のブロ
ック図で説明する。図18は16ビットのI/Oに対し
1ビットの冗長回路がある従来の半導体装置のブロック
図である。まずベリファイ時の期待値となるデータをマ
ルチプレクサ1040〜10415が選択する。書き込
み時はチップ外部から指定されたデータを書き込むため
マルチプレクサの選択制御信号SEL EXTERNA
Lが”H”となり、外部指定されたデータEXTDAT
A<i>(i=0,・・・,15)がマルチプレクサ1
04iによって選択される。消去時は内部データ発生回
路101の出力が選択される。消去は、ブロック内の全
セルに“0”を書き込む“ブロック書き込み”処理と、
消去により“1”にする“ブロック消去”処理からな
る。そこで図22(a)に示す内部データ発生回路を用
いてブロック書き込み処理時は期待値データを“0”
に、ブロック消去処理時は期待値を“1”に固定する。
した場合の書き込みとベリファイについて図18のブロ
ック図で説明する。図18は16ビットのI/Oに対し
1ビットの冗長回路がある従来の半導体装置のブロック
図である。まずベリファイ時の期待値となるデータをマ
ルチプレクサ1040〜10415が選択する。書き込
み時はチップ外部から指定されたデータを書き込むため
マルチプレクサの選択制御信号SEL EXTERNA
Lが”H”となり、外部指定されたデータEXTDAT
A<i>(i=0,・・・,15)がマルチプレクサ1
04iによって選択される。消去時は内部データ発生回
路101の出力が選択される。消去は、ブロック内の全
セルに“0”を書き込む“ブロック書き込み”処理と、
消去により“1”にする“ブロック消去”処理からな
る。そこで図22(a)に示す内部データ発生回路を用
いてブロック書き込み処理時は期待値データを“0”
に、ブロック消去処理時は期待値を“1”に固定する。
【0025】マルチプレクサ1040〜10415で選
択されたベリファイ期待値はベリファイ判定回路108
0〜10815でセンスアンプSA0〜SA15の出力
と比較され各I/O毎に、一致しているか否、すなわ
ち、OK(一致)かNG(不一致)かが判定される。す
べてのI/OでOKになるとANDゲート120を介し
て選択アドレスのベリファイパス信号VFYOKが”
H”レベルの信号となる。
択されたベリファイ期待値はベリファイ判定回路108
0〜10815でセンスアンプSA0〜SA15の出力
と比較され各I/O毎に、一致しているか否、すなわ
ち、OK(一致)かNG(不一致)かが判定される。す
べてのI/OでOKになるとANDゲート120を介し
て選択アドレスのベリファイパス信号VFYOKが”
H”レベルの信号となる。
【0026】I/O置き換えのカラム冗長回路を持つ系
では、冗長カラム用のセンスアンプSARDが存在す
る。ベリファイ判定回路1080〜10815でセンス
アンプ出力と期待値データと比較する際に、不良カラム
のセンスアンプ出力は冗長カラム用センスアンプSA
RDの出力に置き換える必要がある。そこで、置換アド
レス記憶回路110に記憶されたデータをデコーダ11
2によってデコードした信号を用い、不良カラムに対応
していれば、センスアンプ出力が冗長カラム用センスア
ンプの出力にマルチプレクサ1040〜10415によ
って置き換えられる。
では、冗長カラム用のセンスアンプSARDが存在す
る。ベリファイ判定回路1080〜10815でセンス
アンプ出力と期待値データと比較する際に、不良カラム
のセンスアンプ出力は冗長カラム用センスアンプSA
RDの出力に置き換える必要がある。そこで、置換アド
レス記憶回路110に記憶されたデータをデコーダ11
2によってデコードした信号を用い、不良カラムに対応
していれば、センスアンプ出力が冗長カラム用センスア
ンプの出力にマルチプレクサ1040〜10415によ
って置き換えられる。
【0027】各ベリファイ判定回路108i(i=0,
・・・,15)ではベリファイ判定を行い、一致してい
ることを示す信号OKiを各I/O毎に出力すると同時
に次に書き込むデータPRGiを確定させる。例えば図
20に示すベリファイ判定回路を用い、ベリファイ判定
がOK(OKi=H)ならばPRGi=Hとなり“0”
データは書かれない。
・・・,15)ではベリファイ判定を行い、一致してい
ることを示す信号OKiを各I/O毎に出力すると同時
に次に書き込むデータPRGiを確定させる。例えば図
20に示すベリファイ判定回路を用い、ベリファイ判定
がOK(OKi=H)ならばPRGi=Hとなり“0”
データは書かれない。
【0028】実際にセルにバイアスする際には、不良カ
ラムではなく冗長カラムに書き込みを実行しなければな
らない。したがって置換アドレス記憶回路110のデー
タと一致したI/Oは本体セルでなく冗長セルの方にバ
イアスするために、切り換えスイッチ1220〜122
15で書き込みデータをスイッチする。書き込みデータ
の切り換えスイッチ1220〜12215は例えば図2
1に示す回路構成で実現できる。置換アドレス記憶回路
のデータと一致していないI/Oは冗長ブロック使用指
示信号HITが”L”となるためベリファイ判定回路1
080〜108 15で指定された書き込みデータをその
まま転送する。不良I/OではHIT=Hとなり本体セ
ルは書き込みデータが“1”(OUT=H)に固定され
バイアスされない。代わりに書き込みデータはPRGI
O<RD>として転送され冗長セルに書き込まれる。
ラムではなく冗長カラムに書き込みを実行しなければな
らない。したがって置換アドレス記憶回路110のデー
タと一致したI/Oは本体セルでなく冗長セルの方にバ
イアスするために、切り換えスイッチ1220〜122
15で書き込みデータをスイッチする。書き込みデータ
の切り換えスイッチ1220〜12215は例えば図2
1に示す回路構成で実現できる。置換アドレス記憶回路
のデータと一致していないI/Oは冗長ブロック使用指
示信号HITが”L”となるためベリファイ判定回路1
080〜108 15で指定された書き込みデータをその
まま転送する。不良I/OではHIT=Hとなり本体セ
ルは書き込みデータが“1”(OUT=H)に固定され
バイアスされない。代わりに書き込みデータはPRGI
O<RD>として転送され冗長セルに書き込まれる。
【0029】なお、内部データ発生回路101で図22
(b)に示すロジックの回路を使用すれば最下位ビット
(ADD<0>)の偶奇によって“1”または“0”が
決まるような特定パターンを書くことができる。テスト
時にこのようなロジックを活かすことでさまざまな特定
パターンのデータをセルに書くことができる。必要なら
ば内部データ発生回路101をI/O毎に独立に持たせ
ればI/O内でも均一パターン以外のパターン(全ての
データが“0”または“1”となる以外のパターン)の
セルデータを自動で書くことができる。
(b)に示すロジックの回路を使用すれば最下位ビット
(ADD<0>)の偶奇によって“1”または“0”が
決まるような特定パターンを書くことができる。テスト
時にこのようなロジックを活かすことでさまざまな特定
パターンのデータをセルに書くことができる。必要なら
ば内部データ発生回路101をI/O毎に独立に持たせ
ればI/O内でも均一パターン以外のパターン(全ての
データが“0”または“1”となる以外のパターン)の
セルデータを自動で書くことができる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】図14に示す従来の半
導体装置においては、自動消去動作は、製品としての実
使用時のみならず、製品出荷前のテスト時にもよく利用
する。これはメモリテスタなど外部測定装置で同様のベ
リファイと、書き込み及び消去動作とを実行するよりも
高速だからである。
導体装置においては、自動消去動作は、製品としての実
使用時のみならず、製品出荷前のテスト時にもよく利用
する。これはメモリテスタなど外部測定装置で同様のベ
リファイと、書き込み及び消去動作とを実行するよりも
高速だからである。
【0031】ところが、冗長ブロックは置き換えを前提
としているため特定のアドレスを持たない。そこで冗長
ブロックについて自動動作での書きこみ、消去のテスト
を実行するには、置換アドレス記憶回路28のデータを
書き換えるか、強制的に冗長ブロックを選択するような
テストモードにして本体ブロックのテストとは別にもう
一度自動動作を実行するしかなく、一回ですべてのブロ
ックの書きこみ、消去を確認することは不可能であっ
た。このためテスト時間がかかるという問題があった。
としているため特定のアドレスを持たない。そこで冗長
ブロックについて自動動作での書きこみ、消去のテスト
を実行するには、置換アドレス記憶回路28のデータを
書き換えるか、強制的に冗長ブロックを選択するような
テストモードにして本体ブロックのテストとは別にもう
一度自動動作を実行するしかなく、一回ですべてのブロ
ックの書きこみ、消去を確認することは不可能であっ
た。このためテスト時間がかかるという問題があった。
【0032】また、図18に示す従来の半導体装置にお
いては、冗長カラムは常に置き換えられるため、テスト
時に冗長カラムまで含めた全セルに書き込むことができ
ず、冗長カラムまで含めた全セルに書き込むためには通
常のテストとは別にもう一度テストするしかなく、テス
ト時間がかかるという問題がある。
いては、冗長カラムは常に置き換えられるため、テスト
時に冗長カラムまで含めた全セルに書き込むことができ
ず、冗長カラムまで含めた全セルに書き込むためには通
常のテストとは別にもう一度テストするしかなく、テス
ト時間がかかるという問題がある。
【0033】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであって、テスト時間を可及的に短縮することのでき
る半導体装置を提供することを目的とする。
のであって、テスト時間を可及的に短縮することのでき
る半導体装置を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
の第1の態様は、第1モードの場合には、入力された第
1ブロックアドレスを出力し、第2モードの場合には、
本体ブロック複数個および冗長ブロックを有するメモリ
部の前記本体ブロック複数個に対応するブロックアドレ
ス空間の倍のブロックアドレス空間の中から選択した第
2ブロックアドレスを出力するアドレスカウンタと、不
良ブロックのアドレス情報および前記不良ブロックが置
き換えられる冗長ブロックのアドレスを記憶する記憶回
路と、前記アドレスカウンタの出力と前記記憶回路に記
憶された不良ブロックのアドレスとを比較して一致した
ときには一致信号を出力する冗長ブロック置換判定回路
と、テスト時は、前記アドレスカウンタの出力であるブ
ロックアドレスの最上位の値が第1のロジックレベルの
場合に前記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブロ
ックを選択し、前記最上位の値が第2のロジックレベル
の場合に前記本体ブロックを強制非選択にして前記冗長
ブロックを代わりに選択し、テスト時以外のときは、前
記一致信号が前記冗長ブロック置換判定回路から出力さ
れない場合に前記アドレスカウンタの出力に対応する本
体ブロックを選択し、前記一致信号が前記冗長ブロック
置換判定回路から出力された場合に、前記本体ブロック
を強制非選択にしかつ前記記憶回路の出力に基づいて前
記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブロックが置
き換えられる冗長ブロックを代わりに選択するブロック
選択制御回路と、を有するアドレス制御回路を備えたこ
とを特徴とする。
の第1の態様は、第1モードの場合には、入力された第
1ブロックアドレスを出力し、第2モードの場合には、
本体ブロック複数個および冗長ブロックを有するメモリ
部の前記本体ブロック複数個に対応するブロックアドレ
ス空間の倍のブロックアドレス空間の中から選択した第
2ブロックアドレスを出力するアドレスカウンタと、不
良ブロックのアドレス情報および前記不良ブロックが置
き換えられる冗長ブロックのアドレスを記憶する記憶回
路と、前記アドレスカウンタの出力と前記記憶回路に記
憶された不良ブロックのアドレスとを比較して一致した
ときには一致信号を出力する冗長ブロック置換判定回路
と、テスト時は、前記アドレスカウンタの出力であるブ
ロックアドレスの最上位の値が第1のロジックレベルの
場合に前記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブロ
ックを選択し、前記最上位の値が第2のロジックレベル
の場合に前記本体ブロックを強制非選択にして前記冗長
ブロックを代わりに選択し、テスト時以外のときは、前
記一致信号が前記冗長ブロック置換判定回路から出力さ
れない場合に前記アドレスカウンタの出力に対応する本
体ブロックを選択し、前記一致信号が前記冗長ブロック
置換判定回路から出力された場合に、前記本体ブロック
を強制非選択にしかつ前記記憶回路の出力に基づいて前
記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブロックが置
き換えられる冗長ブロックを代わりに選択するブロック
選択制御回路と、を有するアドレス制御回路を備えたこ
とを特徴とする。
【0035】このように構成された本発明の半導体装置
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
【0036】本発明による半導体装置の第2の態様は、
不良メモリセルを置き換えるための冗長なワード線ある
いはビット線と、不良ワード線あるいはビット線を前記
冗長線に置き換えるためのアドレス情報を記憶する記憶
回路と、アドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタ
出力にしたがって順次メモリセルを選択し、書き込みあ
るいは消去を実行し、すべてのメモリセルに対して動作
を終了した時点で自動的に動作完了する手段を備え、テ
スト時には、すべてのメモリセルを順次選択し、書き込
みおよび消去動作を実行することを特徴とする。
不良メモリセルを置き換えるための冗長なワード線ある
いはビット線と、不良ワード線あるいはビット線を前記
冗長線に置き換えるためのアドレス情報を記憶する記憶
回路と、アドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタ
出力にしたがって順次メモリセルを選択し、書き込みあ
るいは消去を実行し、すべてのメモリセルに対して動作
を終了した時点で自動的に動作完了する手段を備え、テ
スト時には、すべてのメモリセルを順次選択し、書き込
みおよび消去動作を実行することを特徴とする。
【0037】このように構成された本発明の半導体装置
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
【0038】本発明による半導体装置の第3の態様は、
メモリセルが接続された本体カラムおよび冗長カラム
と、冗長カラムをどの本体カラムと置き換えたかの情報
を保持する保持回路と、選択された本体および冗長カラ
ム上のデータをセンスするセンスアンプと、各々のセン
スアンプに対しセンス出力とセルデータ期待値とを比較
する比較回路と、通常時には冗長カラムのデータは前記
保持回路に保持された情報により指定されたカラムのセ
ンス出力を、冗長カラム用センスアンプ出力と置き換え
て比較し、テスト時には前記保持回路の情報に関係な
く、本体カラムと冗長カラムそれぞれに対して比較する
ベリファイ判定回路と、を備えたことを特徴とする。
メモリセルが接続された本体カラムおよび冗長カラム
と、冗長カラムをどの本体カラムと置き換えたかの情報
を保持する保持回路と、選択された本体および冗長カラ
ム上のデータをセンスするセンスアンプと、各々のセン
スアンプに対しセンス出力とセルデータ期待値とを比較
する比較回路と、通常時には冗長カラムのデータは前記
保持回路に保持された情報により指定されたカラムのセ
ンス出力を、冗長カラム用センスアンプ出力と置き換え
て比較し、テスト時には前記保持回路の情報に関係な
く、本体カラムと冗長カラムそれぞれに対して比較する
ベリファイ判定回路と、を備えたことを特徴とする。
【0039】このように構成された本発明の半導体装置
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
によれば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全
てのブロックで書き込み、消去を実行することが可能と
なるので、テスト時間を可及的に短縮することができ
る。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明による半導体装置の実施形
態を、以下図面を参照して説明する。
態を、以下図面を参照して説明する。
【0041】(第1の実施形態)本発明による半導体装
置の第1の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明す
る。この実施形態の半導体装置は、フラッシュメモリを
有し、例えば図13に示すように、メモリセルアレイ3
およびカラムデコーダ4ならびにロウデコーダ5を有す
るメモリ部2と、センスアンプ部7と、アドレス制御回
路11およびデータ制御回路13を有する制御部10
と、コマンドインターフェース14と、自動動作制御回
路16と、電源制御回路18とを備えている。アドレス
制御部11は入力されたアドレスに基づいてメモリ部2
を制御する。データ制御回路13は出力イネーブル信号
OEB、チップイネーブル信号CEB、ライトイネーブ
ル信号WEBに基づいてメモリ部を制御する。I/O部
介して入力されたデータはデータ制御回路13によって
メモリ部2に送られる。また、センスアンプ部7によっ
て読み出されたメモリ部2のデータはデータ制御回路1
3を介してI/O部に出力される。一方、I/O部介し
て入力されたコマンドはコマンドインターフェース14
を介して自動動作制御回路16や電源制御回路18に送
られる。電源制御回路18はメモリ部2の電源の制御を
行い、自動動作制御回路16は、例えば複数ブロック自
動消去機能を実行する。そして、この実施形態に係るア
ドレス制御回路の構成を図1に示す。
置の第1の実施形態を、図1乃至図4を参照して説明す
る。この実施形態の半導体装置は、フラッシュメモリを
有し、例えば図13に示すように、メモリセルアレイ3
およびカラムデコーダ4ならびにロウデコーダ5を有す
るメモリ部2と、センスアンプ部7と、アドレス制御回
路11およびデータ制御回路13を有する制御部10
と、コマンドインターフェース14と、自動動作制御回
路16と、電源制御回路18とを備えている。アドレス
制御部11は入力されたアドレスに基づいてメモリ部2
を制御する。データ制御回路13は出力イネーブル信号
OEB、チップイネーブル信号CEB、ライトイネーブ
ル信号WEBに基づいてメモリ部を制御する。I/O部
介して入力されたデータはデータ制御回路13によって
メモリ部2に送られる。また、センスアンプ部7によっ
て読み出されたメモリ部2のデータはデータ制御回路1
3を介してI/O部に出力される。一方、I/O部介し
て入力されたコマンドはコマンドインターフェース14
を介して自動動作制御回路16や電源制御回路18に送
られる。電源制御回路18はメモリ部2の電源の制御を
行い、自動動作制御回路16は、例えば複数ブロック自
動消去機能を実行する。そして、この実施形態に係るア
ドレス制御回路の構成を図1に示す。
【0042】この実施形態に係るアドレス制御回路20
は、8個のブロックBLK0〜BLK7と、2個の冗長
ブロックRD0〜RD1とを有するメモリ部に対して適
用される。アドレス制御回路20は、アドレスカウンタ
22と、ブロックアドレスデコーダ24と、冗長ブロッ
ク置換判定回路26と、置換アドレス記憶回路28と、
ブロック選択制御部30と、最終ブロック判定回路40
とを備えている。
は、8個のブロックBLK0〜BLK7と、2個の冗長
ブロックRD0〜RD1とを有するメモリ部に対して適
用される。アドレス制御回路20は、アドレスカウンタ
22と、ブロックアドレスデコーダ24と、冗長ブロッ
ク置換判定回路26と、置換アドレス記憶回路28と、
ブロック選択制御部30と、最終ブロック判定回路40
とを備えている。
【0043】アドレスカウンタ22は、複数のアドレス
バッファ23a、23b、23cおよびダミーバッファ
23dから構成されている。これらのアドレスバッファ
23a、23b、23cおよびダミーバッファ23dは
それぞれ、図15に示すアドレスバッファ23から構成
されており、このアドレスバッファ23は、従来例で説
明したように、カウンタ部230と、マルチプレクサ部
250とから構成されている。マルチプレクサ部250
はNANDゲート251、253、254と、インバー
タ252とから構成され、通常読み出し時(READ=
H)には入力端子INから入力されるアドレスをそのま
ま出力端子OUTから出力する。そして、アドレスをカ
ウントする自動消去時(READ=L)には、カウンタ
部230の出力(後述のインバータ238の出力)を出
力端子OUTから出力する。
バッファ23a、23b、23cおよびダミーバッファ
23dから構成されている。これらのアドレスバッファ
23a、23b、23cおよびダミーバッファ23dは
それぞれ、図15に示すアドレスバッファ23から構成
されており、このアドレスバッファ23は、従来例で説
明したように、カウンタ部230と、マルチプレクサ部
250とから構成されている。マルチプレクサ部250
はNANDゲート251、253、254と、インバー
タ252とから構成され、通常読み出し時(READ=
H)には入力端子INから入力されるアドレスをそのま
ま出力端子OUTから出力する。そして、アドレスをカ
ウントする自動消去時(READ=L)には、カウンタ
部230の出力(後述のインバータ238の出力)を出
力端子OUTから出力する。
【0044】カウンタ部230は、ゲートにリセット信
号RSTが入力されるnチャネルMOSトランジスタ2
31、237と、インバータ232a,232bからな
るラッチ回路232と、トランスファゲート234と、
インバータ235a,235bからなるラッチ回路23
5と、インバータ238と、トランスファゲート239
と、NANDゲート240と、インバータ241と、N
ANDゲート242と、インバータ243とを備えてい
る。ラッチ回路232の入力はトランジスタ231によ
ってリセットされ、ラッチ回路235の入力はトランジ
スタ237によってラッチされる構成となっている。ま
たラッチ回路232の出力端はトランスファゲートを介
してラッチ回路235の入力端に接続される。ラッチ回
路235の出力端は、インバータ238の入力端に接続
されている。インバータ238の出力はマルチプレクサ
部250に送られるとともに、トランスファゲート23
9を介してラッチ回路232の入力に帰還する構成とな
っている。また、2入力NANDゲート240の一方の
入力端にラッチ回路232の入力端が接続され、他方の
入力端に入力キャリー信号CARRYINが入力され
る。NANDゲート240の出力はインバータ241を
介してキャリー信号CARRYとして外部に出力され
る。2入力NANDゲート242の一方の入力端には入
力キャリー信号CARRYIN信号が入力され、他方の
入力端にはパルスであるカウントアップ信号ADVが入
力される構成となっている。
号RSTが入力されるnチャネルMOSトランジスタ2
31、237と、インバータ232a,232bからな
るラッチ回路232と、トランスファゲート234と、
インバータ235a,235bからなるラッチ回路23
5と、インバータ238と、トランスファゲート239
と、NANDゲート240と、インバータ241と、N
ANDゲート242と、インバータ243とを備えてい
る。ラッチ回路232の入力はトランジスタ231によ
ってリセットされ、ラッチ回路235の入力はトランジ
スタ237によってラッチされる構成となっている。ま
たラッチ回路232の出力端はトランスファゲートを介
してラッチ回路235の入力端に接続される。ラッチ回
路235の出力端は、インバータ238の入力端に接続
されている。インバータ238の出力はマルチプレクサ
部250に送られるとともに、トランスファゲート23
9を介してラッチ回路232の入力に帰還する構成とな
っている。また、2入力NANDゲート240の一方の
入力端にラッチ回路232の入力端が接続され、他方の
入力端に入力キャリー信号CARRYINが入力され
る。NANDゲート240の出力はインバータ241を
介してキャリー信号CARRYとして外部に出力され
る。2入力NANDゲート242の一方の入力端には入
力キャリー信号CARRYIN信号が入力され、他方の
入力端にはパルスであるカウントアップ信号ADVが入
力される構成となっている。
【0045】このカウウンタ部230は、次のように動
作する。
作する。
【0046】a)インバータ238の出力が”L”レベ
ルかつ入力キャリー信号CARRYINが”H”レベル
のときにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力
され、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”L”レベルか
ら”H”レベルへ変化する。
ルかつ入力キャリー信号CARRYINが”H”レベル
のときにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力
され、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”L”レベルか
ら”H”レベルへ変化する。
【0047】b)インバータ238の出力が”H”レベ
ルかつキャリー信号CARRYINが”H”レベルのと
きにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力さ
れ、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”H”レベルか
ら”L”レベルへ変化する。
ルかつキャリー信号CARRYINが”H”レベルのと
きにカウントアップ信号ADVとなるパルスが入力さ
れ、カウントアップ信号ADVが”L”レベルから”
H”レベルに変化した場合には、インバータ238の出
力およびキャリー信号CARRYは共に”H”レベルか
ら”L”レベルへ変化する。
【0048】c)入力キャリー信号CARRYINが”
L”レベルの場合には、インバータ238の出力のレベ
ルに関わらず、インバータ238の出力およびキャリー
信号CARRYのレベルは”L”レベルのままとなる。
L”レベルの場合には、インバータ238の出力のレベ
ルに関わらず、インバータ238の出力およびキャリー
信号CARRYのレベルは”L”レベルのままとなる。
【0049】再び図1に戻り、このように構成されたア
ドレスバッファ23a、23b、23c、およびダミー
バッファ23dからなるアドレスカウンタ22において
は、最下段のアドレスバッファ23aの入力キャリー信
号CARRYINとして常に”H”レベルの信号が入力
され、アドレスバッファ23aから出力されるキャリー
信号CARRYは次段のアドレスバッファ23bの入力
キャリー信号CARRYINとなり、アドレスバッファ
23bから出力されるキャリー信号CARRYは次段の
アドレスバッファ23cの入力キャリー信号CARRY
INとなる。アドレスバッファ23cから出力されるキ
ャリー信号CARRYは次段のダミーバッファ23dの
入力キャリー信号CARRYINとなる。なお、ダミー
バッファ23dの入力端子INは接地されている。
ドレスバッファ23a、23b、23c、およびダミー
バッファ23dからなるアドレスカウンタ22において
は、最下段のアドレスバッファ23aの入力キャリー信
号CARRYINとして常に”H”レベルの信号が入力
され、アドレスバッファ23aから出力されるキャリー
信号CARRYは次段のアドレスバッファ23bの入力
キャリー信号CARRYINとなり、アドレスバッファ
23bから出力されるキャリー信号CARRYは次段の
アドレスバッファ23cの入力キャリー信号CARRY
INとなる。アドレスバッファ23cから出力されるキ
ャリー信号CARRYは次段のダミーバッファ23dの
入力キャリー信号CARRYINとなる。なお、ダミー
バッファ23dの入力端子INは接地されている。
【0050】従って、通常読み出し時には、アドレスカ
ウンタ22に3ビットのブロックアドレス信号がアドレ
スパッドから入力されると、最下位のビットはアドレス
バッファ23aに、中位のビットはアドレスバッファ2
3bに、最上位のビットはアドレスバッファ23cにそ
れぞれ入力される構成となっている。また、自動消去動
作時には、入力されたカウウントアップ信号ADVのパ
ルスの総数をカウントしカウント結果に応じたブロック
アドレスがアドレスカウンタ22から出力される。例え
ば、まず、カウントアップ信号ADVとして1個のパル
スが入力されると、アドレスバッファ23aの出力は”
H”レベルの信号となるが、他のアドレスバッファ23
b、23cの出力は共に”L”となる。この状態で、カ
ウントアップ信号ADVとして1個のパルスが更に入力
されると、アドレスバッファ23aの出力は”L”レベ
ル、アドレスバッファ23bの出力は”H”レベル、ア
ドレスバッファ23c出力は”L”レベルとなる。この
状態で、カウントアップ信号ADVとして1個のパルス
が更に入力されると、アドレスバッファ23aの出力
は”H”レベル、アドレスバッファ23bの出力は”
H”レベル、アドレスバッファ23cの出力は”L”レ
ベルとなる。
ウンタ22に3ビットのブロックアドレス信号がアドレ
スパッドから入力されると、最下位のビットはアドレス
バッファ23aに、中位のビットはアドレスバッファ2
3bに、最上位のビットはアドレスバッファ23cにそ
れぞれ入力される構成となっている。また、自動消去動
作時には、入力されたカウウントアップ信号ADVのパ
ルスの総数をカウントしカウント結果に応じたブロック
アドレスがアドレスカウンタ22から出力される。例え
ば、まず、カウントアップ信号ADVとして1個のパル
スが入力されると、アドレスバッファ23aの出力は”
H”レベルの信号となるが、他のアドレスバッファ23
b、23cの出力は共に”L”となる。この状態で、カ
ウントアップ信号ADVとして1個のパルスが更に入力
されると、アドレスバッファ23aの出力は”L”レベ
ル、アドレスバッファ23bの出力は”H”レベル、ア
ドレスバッファ23c出力は”L”レベルとなる。この
状態で、カウントアップ信号ADVとして1個のパルス
が更に入力されると、アドレスバッファ23aの出力
は”H”レベル、アドレスバッファ23bの出力は”
H”レベル、アドレスバッファ23cの出力は”L”レ
ベルとなる。
【0051】なお、ダミーバッファ23dの出力端OU
Tから出力される信号RDSELは、ブロックBLK0
〜BLK7を全て強制的に非選択状態にするのに用いら
れる。また、アドレスバッファ23cから出力されるキ
ャリー信号CARRY1は、冗長ブロックが最終の冗長
ブロックか否かの判定に用いられる。
Tから出力される信号RDSELは、ブロックBLK0
〜BLK7を全て強制的に非選択状態にするのに用いら
れる。また、アドレスバッファ23cから出力されるキ
ャリー信号CARRY1は、冗長ブロックが最終の冗長
ブロックか否かの判定に用いられる。
【0052】また、置換アドレス記憶回路28には、不
良ブロックのアドレスおよびこの不良ブロックに対して
置き換えるべき冗長ブロックの情報が記憶されている。
例えば、冗長ブロックRD0にはブロックBLK0のア
ドレス0h(16進数の0)を、冗長ブロックRD1に
はブロックBLK1のアドレス1h(16進数の1)を
置き換え元とする。置換アドレス記憶回路28が書き換
え可能な不揮発性メモリの場合は置き換えるアドレスを
上記メモリに直接書いておけばよい。ヒューズ回路のよ
うに一度しか置換アドレスデータが書けないようなタイ
プの置換アドレス記憶回路の場合は、図2に示すように
一時的に置換アドレスデータをラッチするようなテスト
用置換アドレス記憶回路29を新たに設けることでテス
トが可能となる。図2に示すテスト用置換アドレス記憶
回路29の例では、通常はパワーオン時などの置換アド
レス読み出し期間(FUSEREADB=”L”)に置換
アドレスデータをラッチする。一方テストのためTES
TLAT信号を”H”レベルにし、置き換えをするブロ
ックアドレスを入力パッドから入力することで置換アド
レス記憶回路28に直接データを書くことなく一時的に
任意の置換アドレスデータをラッチさせることができ
る。
良ブロックのアドレスおよびこの不良ブロックに対して
置き換えるべき冗長ブロックの情報が記憶されている。
例えば、冗長ブロックRD0にはブロックBLK0のア
ドレス0h(16進数の0)を、冗長ブロックRD1に
はブロックBLK1のアドレス1h(16進数の1)を
置き換え元とする。置換アドレス記憶回路28が書き換
え可能な不揮発性メモリの場合は置き換えるアドレスを
上記メモリに直接書いておけばよい。ヒューズ回路のよ
うに一度しか置換アドレスデータが書けないようなタイ
プの置換アドレス記憶回路の場合は、図2に示すように
一時的に置換アドレスデータをラッチするようなテスト
用置換アドレス記憶回路29を新たに設けることでテス
トが可能となる。図2に示すテスト用置換アドレス記憶
回路29の例では、通常はパワーオン時などの置換アド
レス読み出し期間(FUSEREADB=”L”)に置換
アドレスデータをラッチする。一方テストのためTES
TLAT信号を”H”レベルにし、置き換えをするブロ
ックアドレスを入力パッドから入力することで置換アド
レス記憶回路28に直接データを書くことなく一時的に
任意の置換アドレスデータをラッチさせることができ
る。
【0053】ブロック選択制御部30は、NANDゲー
ト31と、インバータ32と、NANDゲート33と、
ブロックBLK0〜BLK7に対応して設けられたAN
Dゲート340〜347とを備えている。各ANDゲー
ト34i(i=0,・・・,7)は、インバータ32お
よびNANDゲート33を介して送られてくるテスト信
号TESTと、冗長ブロック置換判定回路26からNA
NDゲート33を介して送られてくる冗長ブロック使用
指示信号HITと、ブロックアドレスデコーダ24から
送られてくるブロック選択信号BLK<i>とに基づい
て、ブロックアドレスに対応するブロックBLKiを選
択する。
ト31と、インバータ32と、NANDゲート33と、
ブロックBLK0〜BLK7に対応して設けられたAN
Dゲート340〜347とを備えている。各ANDゲー
ト34i(i=0,・・・,7)は、インバータ32お
よびNANDゲート33を介して送られてくるテスト信
号TESTと、冗長ブロック置換判定回路26からNA
NDゲート33を介して送られてくる冗長ブロック使用
指示信号HITと、ブロックアドレスデコーダ24から
送られてくるブロック選択信号BLK<i>とに基づい
て、ブロックアドレスに対応するブロックBLKiを選
択する。
【0054】最終ブロック判定回路40は、インバータ
41と、NANDゲート42,43,44とを備えてい
る。NANDゲート42は、ダミーバッファ23dの出
力信号RDSELと、テスト信号TESTと、アドレス
バッファ23aのキャリー信号CARRY2とに基づい
て、NAND演算を行い、演算結果をNANDゲート4
4に出力する。NANDゲート43は、インバータ41
を介して送られてくるテスト信号TESTと、アドレス
バッファ23cのキャリー信号CARRY1とに基づい
て、NAND演算を行い、演算結果をNANDゲート4
4に送出する。NANDゲート44は、NANDゲート
42およびNANDゲート43の出力に基づいて、NA
ND演算を行い、最終ブロックか否かの判定に用いられ
る信号BLKENDを出力する。
41と、NANDゲート42,43,44とを備えてい
る。NANDゲート42は、ダミーバッファ23dの出
力信号RDSELと、テスト信号TESTと、アドレス
バッファ23aのキャリー信号CARRY2とに基づい
て、NAND演算を行い、演算結果をNANDゲート4
4に出力する。NANDゲート43は、インバータ41
を介して送られてくるテスト信号TESTと、アドレス
バッファ23cのキャリー信号CARRY1とに基づい
て、NAND演算を行い、演算結果をNANDゲート4
4に送出する。NANDゲート44は、NANDゲート
42およびNANDゲート43の出力に基づいて、NA
ND演算を行い、最終ブロックか否かの判定に用いられ
る信号BLKENDを出力する。
【0055】次に、図1に示すアドレス制御回路20の
動作を説明する。
動作を説明する。
【0056】まず、アドレス制御回路20の通常の読み
出し時(図15に示す信号READが”H”の時)の動
作について説明する。通常の読み出し時には、一般にテ
スト信号TESTは、”L”レベルであるから、ブロッ
ク選択制御部30のNANDゲート31の出力が”H”
レベルとなっている。また通常の読み出し時には、アド
レスパッドから入力されたブロックアドレスはアドレス
カウンタ22を介してブロックアドレスデコーダ24お
よび冗長ブロック置換判定回路26に送られる。このと
き、アドレスカウンタ22を介して送られてきたブロッ
クアドレスが不良ブロックのアドレスでない場合には、
冗長ブロック置換判定回路26から出力される冗長ブロ
ック使用指示信号HITが”L”レベルとなり、ブロッ
クアドレスデコーダ24から出力されるブロック選択信
号のうち、上記ブロックアドレスに対応するブロックを
選択するブロック選択信号のみが”H”レベルとなり、
他のブロック選択信号が”L”レベルとなる。例えば、
上記ブロックアドレスに対応するブロックがブロックB
LK0であるならば、ブロック選択信号BLK<0>の
みが”H”レベルとなり、他のブロック選択信号BLK
<1>〜BLK<7>が”L”レベルとなる。これによ
り、上記ブロックアドレスに対応するブロックのみがブ
ロック選択制御部30によって選択されように制御され
る。
出し時(図15に示す信号READが”H”の時)の動
作について説明する。通常の読み出し時には、一般にテ
スト信号TESTは、”L”レベルであるから、ブロッ
ク選択制御部30のNANDゲート31の出力が”H”
レベルとなっている。また通常の読み出し時には、アド
レスパッドから入力されたブロックアドレスはアドレス
カウンタ22を介してブロックアドレスデコーダ24お
よび冗長ブロック置換判定回路26に送られる。このと
き、アドレスカウンタ22を介して送られてきたブロッ
クアドレスが不良ブロックのアドレスでない場合には、
冗長ブロック置換判定回路26から出力される冗長ブロ
ック使用指示信号HITが”L”レベルとなり、ブロッ
クアドレスデコーダ24から出力されるブロック選択信
号のうち、上記ブロックアドレスに対応するブロックを
選択するブロック選択信号のみが”H”レベルとなり、
他のブロック選択信号が”L”レベルとなる。例えば、
上記ブロックアドレスに対応するブロックがブロックB
LK0であるならば、ブロック選択信号BLK<0>の
みが”H”レベルとなり、他のブロック選択信号BLK
<1>〜BLK<7>が”L”レベルとなる。これによ
り、上記ブロックアドレスに対応するブロックのみがブ
ロック選択制御部30によって選択されように制御され
る。
【0057】一方、アドレスカウンタ22を介して送ら
れてきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレスで
ある場合には冗長ブロック置換判定回路26から出力さ
れる冗長ブロック使用指示信号HITが”H”レベルで
あり、通常の読み出し時にはテスト信号TESTは”
L”レベルであるので、NANDゲート33の出力が”
L”レベルとなり、ブロック選択部30によってブロッ
クBLK0〜BLK7は強制的に非選択状態にされる。
そして、このとき、置換アドレス記憶回路28に記憶さ
れた情報に基づいて冗長ブロック置換判定回路26から
出力される冗長ブロック選択信号RDBLK<0>,R
DBLK<1>のうち、上記不良ブロックに置き換わる
べき冗長ブロックを選択する冗長ブロック選択信号のみ
が”H”レベルで他の冗長ブロック選択信号が”L”レ
ベルとなり、上記不良ブロックに置き換わるべき冗長ブ
ロックのみが選択される。例えば、上記不良ブロックに
置き換わるべき冗長ブロックが冗長ブロックRD0であ
る場合は、冗長ブロック選択信号RDBLK<0>のみ
が”H”レベルとなり、他の冗長ブロック選択信号RD
BLK<1>は”L”レベルとなる。これにより、上記
不良ブロックに置き換わるべき冗長ブロックが選択され
る。
れてきたブロックアドレスが不良ブロックのアドレスで
ある場合には冗長ブロック置換判定回路26から出力さ
れる冗長ブロック使用指示信号HITが”H”レベルで
あり、通常の読み出し時にはテスト信号TESTは”
L”レベルであるので、NANDゲート33の出力が”
L”レベルとなり、ブロック選択部30によってブロッ
クBLK0〜BLK7は強制的に非選択状態にされる。
そして、このとき、置換アドレス記憶回路28に記憶さ
れた情報に基づいて冗長ブロック置換判定回路26から
出力される冗長ブロック選択信号RDBLK<0>,R
DBLK<1>のうち、上記不良ブロックに置き換わる
べき冗長ブロックを選択する冗長ブロック選択信号のみ
が”H”レベルで他の冗長ブロック選択信号が”L”レ
ベルとなり、上記不良ブロックに置き換わるべき冗長ブ
ロックのみが選択される。例えば、上記不良ブロックに
置き換わるべき冗長ブロックが冗長ブロックRD0であ
る場合は、冗長ブロック選択信号RDBLK<0>のみ
が”H”レベルとなり、他の冗長ブロック選択信号RD
BLK<1>は”L”レベルとなる。これにより、上記
不良ブロックに置き換わるべき冗長ブロックが選択され
る。
【0058】次に、アドレス制御回路20の自動消去時
(図15に示す信号READが”L”の時)の動作につ
いて説明する。自動消去動作時には、アドレスカウンタ
22から出力されるブロックアドレスは、アドレスカウ
ンタ22に入力されたカウントアップ信号ADVのパル
スの総数に応じたブロックアドレスであるから、カウン
トアップ信号ADVの1パルスがアドレスカウンタ22
に入力される度に前のブロックアドレスから1だけ増加
したブロックアドレスが出力されることになる。通常の
読み出し動作の場合と同様に、アドレスカウンタ22か
ら出力されるブロックアドレスに対応するブロックが不
良ブロックでないときは上記ブロックが選択される。し
かし、上記ブロックが不良ブロックのときは、冗長ブロ
ック置換判定回路26の出力信号HITが”H”となる
が、テスト信号TESTの値によって動作が異なる。テ
スト信号TESTが”L”の場合は通常の読み出し時と
同様に、NANDゲート33の出力が”L”となるの
で、上記ブロックアドレスに対応するブロックと置き換
えられる冗長ブロックが選択され、それぞれ自動消去動
作が行われる。テスト信号TESTが”H”の場合は、
NANDゲート33の出力が”H”となるので、ブロッ
クBLK0〜BLK7がブロックアドレスデコーダ24
の出力に応じて順次選択され、自動消去動作が行われ
る。そして、この場合、ブロックアドレスが最終のブロ
ックBLK7のブロックアドレスに到達したとき、アド
レスバッファ23cから出力される信号CARRY1
は”H”となるがダミーバッファ23dの出力RDSE
Lは”L”であるので、最終ブロック選択フラッグBL
KENDは、”H”にならず、さらにブロックアドレス
がカウントアップされる。これにより、ダミーバッファ
23dの出力RDSELが”H”となり、ブロックBL
K0〜BLK7が強制非選択状態になる。ここで、冗長
ブロックRD0、RD1のブロックアドレスを0h(1
6進数で0)、1h(16進数で1)にそれぞれ指定し
てあれば、冗長ブロックRD0、RD1が順次選択され
て、1ブロックずつ、書き込み、消去動作が実行され
る。最後の冗長ブロックが選択された時点で(RDSE
Lが”H”となる時点で)、最終ブロック選択フラッグ
BLKENDが”H”になるので、最終の冗長ブロック
への書き込み、消去が終了したところで、自動消去動作
が終了する。
(図15に示す信号READが”L”の時)の動作につ
いて説明する。自動消去動作時には、アドレスカウンタ
22から出力されるブロックアドレスは、アドレスカウ
ンタ22に入力されたカウントアップ信号ADVのパル
スの総数に応じたブロックアドレスであるから、カウン
トアップ信号ADVの1パルスがアドレスカウンタ22
に入力される度に前のブロックアドレスから1だけ増加
したブロックアドレスが出力されることになる。通常の
読み出し動作の場合と同様に、アドレスカウンタ22か
ら出力されるブロックアドレスに対応するブロックが不
良ブロックでないときは上記ブロックが選択される。し
かし、上記ブロックが不良ブロックのときは、冗長ブロ
ック置換判定回路26の出力信号HITが”H”となる
が、テスト信号TESTの値によって動作が異なる。テ
スト信号TESTが”L”の場合は通常の読み出し時と
同様に、NANDゲート33の出力が”L”となるの
で、上記ブロックアドレスに対応するブロックと置き換
えられる冗長ブロックが選択され、それぞれ自動消去動
作が行われる。テスト信号TESTが”H”の場合は、
NANDゲート33の出力が”H”となるので、ブロッ
クBLK0〜BLK7がブロックアドレスデコーダ24
の出力に応じて順次選択され、自動消去動作が行われ
る。そして、この場合、ブロックアドレスが最終のブロ
ックBLK7のブロックアドレスに到達したとき、アド
レスバッファ23cから出力される信号CARRY1
は”H”となるがダミーバッファ23dの出力RDSE
Lは”L”であるので、最終ブロック選択フラッグBL
KENDは、”H”にならず、さらにブロックアドレス
がカウントアップされる。これにより、ダミーバッファ
23dの出力RDSELが”H”となり、ブロックBL
K0〜BLK7が強制非選択状態になる。ここで、冗長
ブロックRD0、RD1のブロックアドレスを0h(1
6進数で0)、1h(16進数で1)にそれぞれ指定し
てあれば、冗長ブロックRD0、RD1が順次選択され
て、1ブロックずつ、書き込み、消去動作が実行され
る。最後の冗長ブロックが選択された時点で(RDSE
Lが”H”となる時点で)、最終ブロック選択フラッグ
BLKENDが”H”になるので、最終の冗長ブロック
への書き込み、消去が終了したところで、自動消去動作
が終了する。
【0059】上記自動消去動作は前述したように、図1
3に示す自動動作制御回路16によって行われ、従来の
場合と同様に図17に示すフローチャートに従って行わ
れる。
3に示す自動動作制御回路16によって行われ、従来の
場合と同様に図17に示すフローチャートに従って行わ
れる。
【0060】以上説明したようにして、1回のシーケン
スで冗長ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、
消去を実行することが可能となる。
スで冗長ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、
消去を実行することが可能となる。
【0061】図3に通常動作時の、図4にテスト時のブ
ロック選択のタイミングチャートをそれぞれ示す。
ロック選択のタイミングチャートをそれぞれ示す。
【0062】図3は、仮にBLK<1>が不良ブロック
でかつこのブロックが選択されるとき(アドレス1h)に
冗長ブロックRD0と置き換えるよう置換アドレスデー
タが書かれていた場合を示す。一方、図4は、アドレス
0h、1hのときにそれぞれ冗長ブロックRD0、RD
1と置き換えるよう置換アドレスデータが書かれていた
場合を示す。
でかつこのブロックが選択されるとき(アドレス1h)に
冗長ブロックRD0と置き換えるよう置換アドレスデー
タが書かれていた場合を示す。一方、図4は、アドレス
0h、1hのときにそれぞれ冗長ブロックRD0、RD
1と置き換えるよう置換アドレスデータが書かれていた
場合を示す。
【0063】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブ
ロックで書き込み、消去を実行することが可能となるの
で、テスト時間を可及的に短縮することができる。
ば、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブ
ロックで書き込み、消去を実行することが可能となるの
で、テスト時間を可及的に短縮することができる。
【0064】(第2の実施形態)次に、本発明による半
導体装置の第2の実施形態を、図5および図6を参照し
て説明する。第1の実施形態では全ブロック消去の例を
示したが、図17の消去シーケンスのフローチャートで
は消去前に全セルを書き込む。そこで、図17のシーケ
ンスのうち消去サブシーケンスをスキップして書きこみ
サブシーケンスのみ実行すれば、1回のチップ消去シー
ケンスコマンドの入力で冗長ブロックを含めた全ブロッ
ク、全セルヘの書き込みを行うことができる。
導体装置の第2の実施形態を、図5および図6を参照し
て説明する。第1の実施形態では全ブロック消去の例を
示したが、図17の消去シーケンスのフローチャートで
は消去前に全セルを書き込む。そこで、図17のシーケ
ンスのうち消去サブシーケンスをスキップして書きこみ
サブシーケンスのみ実行すれば、1回のチップ消去シー
ケンスコマンドの入力で冗長ブロックを含めた全ブロッ
ク、全セルヘの書き込みを行うことができる。
【0065】図17に示すフローを実現するには、アド
レス毎の書き込み(あるいは消去)のベリファイについて
のPass/Failフラグ(VFYOK)、書き込み
サブシーケンスの終了フラグ(PVOK)、消去サブシ
ーケンスの終了フラグ(EVOK)およびブロック内最
終アドレス選択フラグ(ADDEND)、最終ブロック
選択フラグ(BLKEND)の5つのフラグが必要とな
る。これらのフラグを用いて図17のフローチャートを
書き直すと図5に示すようになる。
レス毎の書き込み(あるいは消去)のベリファイについて
のPass/Failフラグ(VFYOK)、書き込み
サブシーケンスの終了フラグ(PVOK)、消去サブシ
ーケンスの終了フラグ(EVOK)およびブロック内最
終アドレス選択フラグ(ADDEND)、最終ブロック
選択フラグ(BLKEND)の5つのフラグが必要とな
る。これらのフラグを用いて図17のフローチャートを
書き直すと図5に示すようになる。
【0066】第2の実施形態の半導体装置は、第1の実
施形態において、図6に示す回路を新たに設けた構成と
なっており、自動消去動作が図5に示すフローチャート
に従って行われる。図6に示す回路は図5に示す自動消
去動作を実行するための回路である。この第2の実施形
態における自動消去動作を説明する。
施形態において、図6に示す回路を新たに設けた構成と
なっており、自動消去動作が図5に示すフローチャート
に従って行われる。図6に示す回路は図5に示す自動消
去動作を実行するための回路である。この第2の実施形
態における自動消去動作を説明する。
【0067】まず、図5(a)のステップF1に示すよ
うに、アドレスカウンタ220のブロックアドレスをリ
セットする。続いて、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックまたは冗長ブロック内のすべてのセルが書き込
み状態になっている、すなわちブロック書き込み処理が
終了しているか否かを、フラッグPVOKの値に基づい
てステップF2において判定し、ブロック書き込みが終
了していない場合、すなわちフラッグPVOKの値がL
の場合には、ステップF3に進みブロック書き込み処理
を行う。このブロック書き込み処理は図5(b)に示す
ようにして行われる。図5(b)において、まず、ステ
ップF11に示すようにロウまたはカラムアドレスをリ
セットする。続いて、ステップF12に進み、書き込み
ベリファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに
対応する全セルが書き込み状態にあるか否かをフラッグ
VFYOKの値に基づいてベリファイすることを行う。
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き
込み状態にない場合、すなわちフラッグVFYOKの値
が”L”の場合にはステップF13に進み、書き込みを
行い、その後ステップF12に戻る。上記ロウまたはカ
ラムアドレスに対応する全セルが書き込み状態にあると
ベリファイされた場合、すなわちフラッグVFYOKの
値が”H”の場合には、ステップF14に進み、上記ロ
ウまたはカラムアドレスが最終アドレスか否かがフラッ
グADDENDの値に基づいて判定される。上記ロウま
たはカラムアドレスが最終アドレスの場合、すなわちフ
ラッグADDENDの値が”H”の場合には書き込み処
理を終了する。上記ロウまたはカラムアドレスが最終ア
ドレスでない場合、すなわちフラッグADDENDの値
が”L”の場合には、ステップF15に進み上記ロウま
たはカラムアドレスをカウントアップし、その後ステッ
プF12に戻り上述のステップを繰り返すことにより書
き込み処理が行われる。
うに、アドレスカウンタ220のブロックアドレスをリ
セットする。続いて、上記ブロックアドレスに対応する
ブロックまたは冗長ブロック内のすべてのセルが書き込
み状態になっている、すなわちブロック書き込み処理が
終了しているか否かを、フラッグPVOKの値に基づい
てステップF2において判定し、ブロック書き込みが終
了していない場合、すなわちフラッグPVOKの値がL
の場合には、ステップF3に進みブロック書き込み処理
を行う。このブロック書き込み処理は図5(b)に示す
ようにして行われる。図5(b)において、まず、ステ
ップF11に示すようにロウまたはカラムアドレスをリ
セットする。続いて、ステップF12に進み、書き込み
ベリファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに
対応する全セルが書き込み状態にあるか否かをフラッグ
VFYOKの値に基づいてベリファイすることを行う。
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが書き
込み状態にない場合、すなわちフラッグVFYOKの値
が”L”の場合にはステップF13に進み、書き込みを
行い、その後ステップF12に戻る。上記ロウまたはカ
ラムアドレスに対応する全セルが書き込み状態にあると
ベリファイされた場合、すなわちフラッグVFYOKの
値が”H”の場合には、ステップF14に進み、上記ロ
ウまたはカラムアドレスが最終アドレスか否かがフラッ
グADDENDの値に基づいて判定される。上記ロウま
たはカラムアドレスが最終アドレスの場合、すなわちフ
ラッグADDENDの値が”H”の場合には書き込み処
理を終了する。上記ロウまたはカラムアドレスが最終ア
ドレスでない場合、すなわちフラッグADDENDの値
が”L”の場合には、ステップF15に進み上記ロウま
たはカラムアドレスをカウントアップし、その後ステッ
プF12に戻り上述のステップを繰り返すことにより書
き込み処理が行われる。
【0068】このようにして、図5(a)に示すステッ
プF3において、上記ブロックアドレスに対応するブロ
ックの書き込み処理が終わると、図5(a)のステップ
F1に戻り、ブロック書き込みが終了した否かが判定さ
れる。ブロック書き込みが終了した判定されると(PV
OK=H)、ステップF4に進み、上記ブロックアドレ
スに対応するブロックの消去が終了したか否かが、フラ
ッグEVOKの値に基づいて判定される。ブロックの消
去が終了していない場合、すなわちフラッグEVOKの
値が”L”の場合には、ステップF5に進み、ブロック
の消去処理が行われる。このブロックの消去処理の詳細
を図5(c)を参照して説明する。まず、図5(c)の
ステップF21に示すように、ロウまたはカラムアドレ
スをリセットする。続いて、ステップF22に進み消去
ベリファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに
対応する全てのセルが消去状態にあるか否かをフラッグ
VFYOKの値に基づいてベリファイすることを行う。
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが消去
状態にない場合、すなわちフラッグVFYOKの値が”
L”の場合には、ステップF23に進み消去処理を行
い、その後、ステップF22に戻り、上述のステップを
繰り返す。ステップF22において、上記ロウまたはカ
ラムアドレスに対応する全セルが消去状態にある場合、
すなわちフラッグVFYOKの値が”H”の場合には、
ステップF24に進み、上記ロウまたはカラムアドレス
がブロック内の最終アドレスか否かをフラッグADDE
NDの値に基づいて判定する。上記ロウまたはカラムア
ドレスがブロック内の最終アドレスのとき、すなわちフ
ラッグADDENDの値が”H”のときは消去処理を終
了する。上記ロウまたはカラムアドレスがブロック内の
最終アドレスでないとき、すなわちフラッグADDEN
Dの値が”L”のときは、ステップF25に進み上記ロ
ウまたはカラムアドレスをカウントアップする。そし
て、その後ステップF22に戻り上述のことを繰り返す
ことにより、消去処理を行う。
プF3において、上記ブロックアドレスに対応するブロ
ックの書き込み処理が終わると、図5(a)のステップ
F1に戻り、ブロック書き込みが終了した否かが判定さ
れる。ブロック書き込みが終了した判定されると(PV
OK=H)、ステップF4に進み、上記ブロックアドレ
スに対応するブロックの消去が終了したか否かが、フラ
ッグEVOKの値に基づいて判定される。ブロックの消
去が終了していない場合、すなわちフラッグEVOKの
値が”L”の場合には、ステップF5に進み、ブロック
の消去処理が行われる。このブロックの消去処理の詳細
を図5(c)を参照して説明する。まず、図5(c)の
ステップF21に示すように、ロウまたはカラムアドレ
スをリセットする。続いて、ステップF22に進み消去
ベリファイ、すなわち上記ロウまたはカラムアドレスに
対応する全てのセルが消去状態にあるか否かをフラッグ
VFYOKの値に基づいてベリファイすることを行う。
上記ロウまたはカラムアドレスに対応する全セルが消去
状態にない場合、すなわちフラッグVFYOKの値が”
L”の場合には、ステップF23に進み消去処理を行
い、その後、ステップF22に戻り、上述のステップを
繰り返す。ステップF22において、上記ロウまたはカ
ラムアドレスに対応する全セルが消去状態にある場合、
すなわちフラッグVFYOKの値が”H”の場合には、
ステップF24に進み、上記ロウまたはカラムアドレス
がブロック内の最終アドレスか否かをフラッグADDE
NDの値に基づいて判定する。上記ロウまたはカラムア
ドレスがブロック内の最終アドレスのとき、すなわちフ
ラッグADDENDの値が”H”のときは消去処理を終
了する。上記ロウまたはカラムアドレスがブロック内の
最終アドレスでないとき、すなわちフラッグADDEN
Dの値が”L”のときは、ステップF25に進み上記ロ
ウまたはカラムアドレスをカウントアップする。そし
て、その後ステップF22に戻り上述のことを繰り返す
ことにより、消去処理を行う。
【0069】このようにして図5(a)のステップF5
に示す消去処理が行われると、図5(a)のステップF
4に戻り、上記ブロックアドレスに対応するブロックの
消去が終了したか否かの判定が行われる。上記ブロック
アドレスに対応するブロックの消去が終了したと判定さ
れた場合、すなわちフラッグEVOKの値が”H”の場
合には、ステップF6に進み上記ブロックが最終ブロッ
クか否かがフラッグBLKENDの値に基づいて判定さ
れる。最終ブロックと判定された場合、すなわちフラッ
グBLKENDの値が”H”の場合には、自動消去動作
は終了する。最終ブロックと判定されなかった場合、す
なわちフラッグBLKENDの値が”L”の場合には、
ステップF7に進みブロックアドレスを1だけカウント
アップし、ステップF8に進む。ステップF8におい
て、ステップF3のブロック書き込み処理およびステッ
プF5のブロック消去処理で用いられるフラグPVOK
およびEVOKをリセットし、再びステップF2に進
み、上述のことを繰り返し、自動消去動作を行う。
に示す消去処理が行われると、図5(a)のステップF
4に戻り、上記ブロックアドレスに対応するブロックの
消去が終了したか否かの判定が行われる。上記ブロック
アドレスに対応するブロックの消去が終了したと判定さ
れた場合、すなわちフラッグEVOKの値が”H”の場
合には、ステップF6に進み上記ブロックが最終ブロッ
クか否かがフラッグBLKENDの値に基づいて判定さ
れる。最終ブロックと判定された場合、すなわちフラッ
グBLKENDの値が”H”の場合には、自動消去動作
は終了する。最終ブロックと判定されなかった場合、す
なわちフラッグBLKENDの値が”L”の場合には、
ステップF7に進みブロックアドレスを1だけカウント
アップし、ステップF8に進む。ステップF8におい
て、ステップF3のブロック書き込み処理およびステッ
プF5のブロック消去処理で用いられるフラグPVOK
およびEVOKをリセットし、再びステップF2に進
み、上述のことを繰り返し、自動消去動作を行う。
【0070】上述のフラグPVOKおよびEVOKの発
生は図6に示す回路によって実現することができる。信
号PVMDおよび信号EVMDはそれぞれ書き込みおよ
び消去のサブシーケンス中に”H”となる信号である。
選択ブロックが変われば、また書きこみサブシーケンス
から開始するのでブロックアドレスのカウントアップ信
号(BLKADV)を用いてリセットする。これらの信号
の遷移は図3および図4のタイミングチャートに示した
通りである。
生は図6に示す回路によって実現することができる。信
号PVMDおよび信号EVMDはそれぞれ書き込みおよ
び消去のサブシーケンス中に”H”となる信号である。
選択ブロックが変われば、また書きこみサブシーケンス
から開始するのでブロックアドレスのカウントアップ信
号(BLKADV)を用いてリセットする。これらの信号
の遷移は図3および図4のタイミングチャートに示した
通りである。
【0071】テスト信号(TESTPRG)を用いてTE
STPRG=”H”のときにEVOK=”H”に固定す
れば、図5に示すフローチャートにおいて消去サブシー
ケンスは実行されることなく、全ブロック、全アドレス
について書きこみサブシーケンスのみ実行して自動動作
は終了する。
STPRG=”H”のときにEVOK=”H”に固定す
れば、図5に示すフローチャートにおいて消去サブシー
ケンスは実行されることなく、全ブロック、全アドレス
について書きこみサブシーケンスのみ実行して自動動作
は終了する。
【0072】このテストの場合は全アドレスを書きこみ
状態にすることができるが、書きこみデータをアドレス
やI/Oの偶奇で反転させるなど規則的なパターン書き
こみを実現することができる。
状態にすることができるが、書きこみデータをアドレス
やI/Oの偶奇で反転させるなど規則的なパターン書き
こみを実現することができる。
【0073】この第2実施形態も、第1実施形態と同様
に、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブ
ロックで書き込み、消去を実行することが可能となるの
で、テスト時間を可及的に短縮することができる。
に、1回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブ
ロックで書き込み、消去を実行することが可能となるの
で、テスト時間を可及的に短縮することができる。
【0074】(第3実施形態)次に、本発明による半導
体装置の第3実施形態を図7を参照して説明する。図7
は第3実施形態の半導体装置にかかるアドレス制御回路
20の構成を示すブロック図である。図1に示す第1実
施形態にかかるアドレス制御回路20においては、本体
ブロックをすべて選択した後、冗長ブロックをすべて選
択し終わった時点で、BLKEND=”H”として、シ
ーケンスを終了していた。しかし、図7に示すように単
にダミーバッファ23dによってアドレス空間を2倍に
してその空間すべてのブロックアドレスをカウントアッ
プした後、BLKEND=”H”とするように構成して
も良い。すなわち、図7に示す第3実施形態にかかるア
ドレス制御回路は、図1に示す第1実施形態にかかるア
ドレス制御回路20において、最終ブロック判定回路4
0を最終ブロック判定回路40Aに置き換えた構成とな
っており、最終ブロック判定回路40Aは最終ブロック
判定回路40のNANDゲート42をNANDゲート4
2Aに置き換えた構成となっている。そして、NAND
ゲート42Aはダミーバッファ23dのキャリー信号C
ARRYとテスト信号TESTとに基づいてNAND演
算を行い、その演算結果をNANDゲート44に送る構
成となっている。
体装置の第3実施形態を図7を参照して説明する。図7
は第3実施形態の半導体装置にかかるアドレス制御回路
20の構成を示すブロック図である。図1に示す第1実
施形態にかかるアドレス制御回路20においては、本体
ブロックをすべて選択した後、冗長ブロックをすべて選
択し終わった時点で、BLKEND=”H”として、シ
ーケンスを終了していた。しかし、図7に示すように単
にダミーバッファ23dによってアドレス空間を2倍に
してその空間すべてのブロックアドレスをカウントアッ
プした後、BLKEND=”H”とするように構成して
も良い。すなわち、図7に示す第3実施形態にかかるア
ドレス制御回路は、図1に示す第1実施形態にかかるア
ドレス制御回路20において、最終ブロック判定回路4
0を最終ブロック判定回路40Aに置き換えた構成とな
っており、最終ブロック判定回路40Aは最終ブロック
判定回路40のNANDゲート42をNANDゲート4
2Aに置き換えた構成となっている。そして、NAND
ゲート42Aはダミーバッファ23dのキャリー信号C
ARRYとテスト信号TESTとに基づいてNAND演
算を行い、その演算結果をNANDゲート44に送る構
成となっている。
【0075】一般に、冗長ブロックの個数は本体ブロッ
クの個数より少ないのが一般的であるから、この実施形
態においては、選択するブロックが存在しないことがあ
る。つまりどのRDBLK信号も”H”にならないケー
スがある。PVOKやEVOKなどシーケンス分岐を制
御するフラグを、例えば図8に示すサブシーケンスフラ
グ設定回路50Aを用いて、選択する冗長ブロックが存
在しないときは強制的に”H”にしてシーケンスを進め
ればよい。
クの個数より少ないのが一般的であるから、この実施形
態においては、選択するブロックが存在しないことがあ
る。つまりどのRDBLK信号も”H”にならないケー
スがある。PVOKやEVOKなどシーケンス分岐を制
御するフラグを、例えば図8に示すサブシーケンスフラ
グ設定回路50Aを用いて、選択する冗長ブロックが存
在しないときは強制的に”H”にしてシーケンスを進め
ればよい。
【0076】このようにすると、置換アドレス記憶回路
28に記憶される置き換えブロックアドレスデータはシ
リアルである必要はなく任意でも構わない。このような
場合のブロック選択のタイミングチャートを図9に示
す。図9の例は置換アドレスデータとしてBLK<4>
とBLK<6>を、置換アドレス記憶回路28に記憶さ
せた場合を示している。
28に記憶される置き換えブロックアドレスデータはシ
リアルである必要はなく任意でも構わない。このような
場合のブロック選択のタイミングチャートを図9に示
す。図9の例は置換アドレスデータとしてBLK<4>
とBLK<6>を、置換アドレス記憶回路28に記憶さ
せた場合を示している。
【0077】この第3実施形態の半導体装置は、第1実
施形態と同様に、1回のシーケンスで冗長ブロックを含
めた全てのブロックで書き込み、消去を実行することが
可能となるので、テスト時間を可及的に短縮することが
できる。
施形態と同様に、1回のシーケンスで冗長ブロックを含
めた全てのブロックで書き込み、消去を実行することが
可能となるので、テスト時間を可及的に短縮することが
できる。
【0078】(第4実施形態)次に、本発明による半導
体装置の第4実施形態を、図10を参照して説明する。
体装置の第4実施形態を、図10を参照して説明する。
【0079】第2実施形態の図5に示す自動消去動作に
おいては、例えばあるアドレスのセルヘの書き込みが永
遠に終了しないことが起こる。つまりVFYOK=”
L”のままだと無限ループに陥り自動動作が終了しな
い。そこで、通常ループがある規定回数を超えるか、あ
るいはシーケンス所要時間が規定時間を超えるとシーケ
ンスを強制的に終了させ、エラーフラグを出力する機能
を付加することが考えられる。このように構成したのが
本発明の第4実施形態である。上記機能を実現する場合
のフローチャートを図10に示す。
おいては、例えばあるアドレスのセルヘの書き込みが永
遠に終了しないことが起こる。つまりVFYOK=”
L”のままだと無限ループに陥り自動動作が終了しな
い。そこで、通常ループがある規定回数を超えるか、あ
るいはシーケンス所要時間が規定時間を超えるとシーケ
ンスを強制的に終了させ、エラーフラグを出力する機能
を付加することが考えられる。このように構成したのが
本発明の第4実施形態である。上記機能を実現する場合
のフローチャートを図10に示す。
【0080】図10において、まずロウまたはカラムア
ドレスをリセットする(ステップF31参照)。その
後、ステップF32に進み、ベリファイがOKか否かを
判定する。ベリファイがOKでない場合は、ステップF
33に進み、ループ回数(CYCLE)が規定回数を超
えたか否かを判定する。超えている場合には、ステップ
F35に進み、エラーフラグをセットした後、自動動作
を終了する。ループ回数が規定回数を超えていない場合
には、ステップF34に進み、書き込みまたは消去のル
ープ回数をカウントアップし、その後、ステップF32
に戻る。ステップF32において、ベリファイがOKで
ある場合には、ステップF36に進み、現在のアドレス
が終了アドレスか否かが判定される。終了アドレスであ
る場合には、自動動作を終了する。終了アドレスでない
場合には、ステップF37に進み、アドレスをカウント
アップし、その後ステップF32に戻り、上述のことを
繰り返す。
ドレスをリセットする(ステップF31参照)。その
後、ステップF32に進み、ベリファイがOKか否かを
判定する。ベリファイがOKでない場合は、ステップF
33に進み、ループ回数(CYCLE)が規定回数を超
えたか否かを判定する。超えている場合には、ステップ
F35に進み、エラーフラグをセットした後、自動動作
を終了する。ループ回数が規定回数を超えていない場合
には、ステップF34に進み、書き込みまたは消去のル
ープ回数をカウントアップし、その後、ステップF32
に戻る。ステップF32において、ベリファイがOKで
ある場合には、ステップF36に進み、現在のアドレス
が終了アドレスか否かが判定される。終了アドレスであ
る場合には、自動動作を終了する。終了アドレスでない
場合には、ステップF37に進み、アドレスをカウント
アップし、その後ステップF32に戻り、上述のことを
繰り返す。
【0081】しかし、この実施形態においては、テスト
時は不良セルがチップ内に存在することは承知のうえで
冗長セルを含む全メモリセルについて書きこみ、消去を
実行する。もしエラー条件が成立してそこで自動動作が
終了してしまうと、自動動作が終了したアドレス以降の
セルについては書きこみ・消去のテストがなされていな
いことになってしまう。そこでエラー条件となる規定回
数(あるいは時間)よりも短い回数のところで強制的にV
FYOK=”H”としてシーケンスを進めてしまうこと
で不良セルの有無に関わらず、全メモリセルについての
自動書きこみ、消去を実現するように構成しても良い。
必要ならば、強制的にVFYOK=”H”とした場合は
フラグを立て、そのアドレスをラッチしておけばシーケ
ンス終了後、確認することができる。
時は不良セルがチップ内に存在することは承知のうえで
冗長セルを含む全メモリセルについて書きこみ、消去を
実行する。もしエラー条件が成立してそこで自動動作が
終了してしまうと、自動動作が終了したアドレス以降の
セルについては書きこみ・消去のテストがなされていな
いことになってしまう。そこでエラー条件となる規定回
数(あるいは時間)よりも短い回数のところで強制的にV
FYOK=”H”としてシーケンスを進めてしまうこと
で不良セルの有無に関わらず、全メモリセルについての
自動書きこみ、消去を実現するように構成しても良い。
必要ならば、強制的にVFYOK=”H”とした場合は
フラグを立て、そのアドレスをラッチしておけばシーケ
ンス終了後、確認することができる。
【0082】以上説明したように、この第4実施形態の
半導体装置は、第2実施形態と同様に、1回のシーケン
スで冗長ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、
消去を実行することが可能となるので、テスト時間を可
及的に短縮することができる。
半導体装置は、第2実施形態と同様に、1回のシーケン
スで冗長ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、
消去を実行することが可能となるので、テスト時間を可
及的に短縮することができる。
【0083】(第5実施形態)次に、本発明による半導
体装置の第5実施形態を、図11を参照して説明する。
体装置の第5実施形態を、図11を参照して説明する。
【0084】不良セルの置き換え単位がブロックではな
くロウやカラムであった場合にも同様のことが可能であ
る。例としてロウリダンダンシが各ブロックに2本ある
場合を考える。この場合のロウアドレスの制御回路も構
成そのものは、図1や図7に示す実施形態の構成と同じ
である。ただし、行リダンダンシは各ブロックに存在す
るため置き換えのための置き換えアドレスデータには不
良行アドレスに加えて不良ワード線が存在するブロック
アドレスも含まれる。全セル書きこみ、消去テストでは
冗長ワード線も含めてすべてに書きこみ、消去をおこな
うのでブロックアドレスの置き換えアドレスデータは無
視してよい。そこで、第1または第3の実施形態の冗長
ブロック置換判定回路26を、図11に示す行冗長置換
判定回路60に置き換え、置き換えアドレスデータのう
ちブロックアドレスを無視する。1つのブロック中に備
えた冗長ワード線の数と同じ置き換えアドレスセットを
用い、各々の冗長ワード線に相当する置き換えアドレス
をシリアルに置換アドレス記憶回路28に、置き換えア
ドレスとして持たせればよい。あとの動作は第1または
第3の実施形態の場合と同じである。
くロウやカラムであった場合にも同様のことが可能であ
る。例としてロウリダンダンシが各ブロックに2本ある
場合を考える。この場合のロウアドレスの制御回路も構
成そのものは、図1や図7に示す実施形態の構成と同じ
である。ただし、行リダンダンシは各ブロックに存在す
るため置き換えのための置き換えアドレスデータには不
良行アドレスに加えて不良ワード線が存在するブロック
アドレスも含まれる。全セル書きこみ、消去テストでは
冗長ワード線も含めてすべてに書きこみ、消去をおこな
うのでブロックアドレスの置き換えアドレスデータは無
視してよい。そこで、第1または第3の実施形態の冗長
ブロック置換判定回路26を、図11に示す行冗長置換
判定回路60に置き換え、置き換えアドレスデータのう
ちブロックアドレスを無視する。1つのブロック中に備
えた冗長ワード線の数と同じ置き換えアドレスセットを
用い、各々の冗長ワード線に相当する置き換えアドレス
をシリアルに置換アドレス記憶回路28に、置き換えア
ドレスとして持たせればよい。あとの動作は第1または
第3の実施形態の場合と同じである。
【0085】この実施形態も、1回のシーケンスで冗長
ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、消去を実
行することが可能となるので、テスト時間を可及的に短
縮することができる。
ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、消去を実
行することが可能となるので、テスト時間を可及的に短
縮することができる。
【0086】(第6実施形態)本発明による半導体装置
の第6実施形態を、図12を参照して説明する。図12
は、第6実施形態の半導体装置にかかるI/O書き換え
の書き込み制御回路の構成を示すブロック図である。
の第6実施形態を、図12を参照して説明する。図12
は、第6実施形態の半導体装置にかかるI/O書き換え
の書き込み制御回路の構成を示すブロック図である。
【0087】図18に示す従来の半導体装置において
は、冗長カラム(R/Dカラム)は常に置き換えるため
ベリファイ判定回路を使用して、R/Dカラムまで含め
た全セルを書き込むことはできない。そこで図12に示
すような構成をとることでそれが可能になる。
は、冗長カラム(R/Dカラム)は常に置き換えるため
ベリファイ判定回路を使用して、R/Dカラムまで含め
た全セルを書き込むことはできない。そこで図12に示
すような構成をとることでそれが可能になる。
【0088】R/D用のベリファイ判定回路108RD
と、書き込みデータスイッチ122 RDを追加する。そ
してテスト時はR/D置き換えのスイッチをすべて使用
禁止にする。
と、書き込みデータスイッチ122 RDを追加する。そ
してテスト時はR/D置き換えのスイッチをすべて使用
禁止にする。
【0089】まず内部データ発生回路101の出力のみ
をベリファイ期待値として用いる。そこでANDゲート
102で期待値データを、マルチプレクス1040〜1
04 16の内部期待値に固定する。またベリファイ期待
値や書き込みデータのR/D置き換えをしないようOR
ゲート114により置き換えのためのHIT信号をすべ
て”L”にする。さらに対象アドレスのベリファイ判定
はR/D用のベリファイ判定結果もOKである必要があ
るのでANDゲート120にR/D用の判定結果信号O
Kiを追加する。
をベリファイ期待値として用いる。そこでANDゲート
102で期待値データを、マルチプレクス1040〜1
04 16の内部期待値に固定する。またベリファイ期待
値や書き込みデータのR/D置き換えをしないようOR
ゲート114により置き換えのためのHIT信号をすべ
て”L”にする。さらに対象アドレスのベリファイ判定
はR/D用のベリファイ判定結果もOKである必要があ
るのでANDゲート120にR/D用の判定結果信号O
Kiを追加する。
【0090】通常時(TEST=”L”)では置き換えを
イネーブルにするとともに、R/Dベリファイ判定回路
108RDおよび書き込みデータスイッチ122RDの
出力ロジックを固定する。具体的にはベリファイ判定回
路108RDの判定結果信号OKiは”H”に固定さ
れ、書き込みデータ選択スイッチの出力は”H”とな
り、本来の置き換えデータがR/Dセルに印加される。
イネーブルにするとともに、R/Dベリファイ判定回路
108RDおよび書き込みデータスイッチ122RDの
出力ロジックを固定する。具体的にはベリファイ判定回
路108RDの判定結果信号OKiは”H”に固定さ
れ、書き込みデータ選択スイッチの出力は”H”とな
り、本来の置き換えデータがR/Dセルに印加される。
【0091】この実施形態も、1回のシーケンスで冗長
ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、消去を実
行することが可能となるので、テスト時間を可及的に短
縮することができる。
ブロックを含めた全てのブロックで書き込み、消去を実
行することが可能となるので、テスト時間を可及的に短
縮することができる。
【0092】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、1
回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブロック
で書き込み、消去を実行することが可能となるので、テ
スト時間を可及的に短縮することができる。
回のシーケンスで冗長ブロックを含めた全てのブロック
で書き込み、消去を実行することが可能となるので、テ
スト時間を可及的に短縮することができる。
【図1】本発明による半導体装置の第1実施形態にかか
るアドレス制御回路の構成を示すブロック図。
るアドレス制御回路の構成を示すブロック図。
【図2】置換アドレスデータを一時的にラッチするテス
ト用置換アドレス記憶回路の構成を示す回路図。
ト用置換アドレス記憶回路の構成を示す回路図。
【図3】第1実施形態にかかるアドレス制御回路の通常
時のブロック選択タイミングを示すフローチャート。
時のブロック選択タイミングを示すフローチャート。
【図4】第1実施形態にかかるアドレス制御回路のテス
ト時のブロック選択タイミングを示すフローチャート。
ト時のブロック選択タイミングを示すフローチャート。
【図5】本発明による半導体装置の第2実施形態の自動
消去動作を示すフローチャート。
消去動作を示すフローチャート。
【図6】図5に示す自動消去動作に用いられるフラグの
設定回路の構成を示す回路図。
設定回路の構成を示す回路図。
【図7】本発明による半導体装置の第3実施形態にかか
るアドレス制御回路の構成を示すブロック図。
るアドレス制御回路の構成を示すブロック図。
【図8】第3実施形態の自動消去動作に用いられるフラ
グの設定回路の構成を示す回路図。
グの設定回路の構成を示す回路図。
【図9】第3実施形態のブロック選択タイミングを示す
タイミングチャート。
タイミングチャート。
【図10】本発明による半導体装置の第4実施形態の自
動消去動作を説明するフローチャート。
動消去動作を説明するフローチャート。
【図11】本発明による半導体装置の第5実施形態にか
かる行冗長置き換え判定回路の構成を示す回路図。
かる行冗長置き換え判定回路の構成を示す回路図。
【図12】本発明による半導体装置の第6実施形態にか
かるI/O置き換えの書き込み制御回路。
かるI/O置き換えの書き込み制御回路。
【図13】フラッシュメモリの一般的な構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図14】従来の半導体装置のアドレス制御回路の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図15】アドレスカウンタを構成するアドレスバッフ
ァの一具体例を示す回路図。
ァの一具体例を示す回路図。
【図16】冗長ブロック置換判定回路の一具体例を示す
回路図。
回路図。
【図17】自動消去動作を説明するフローチャート。
【図18】従来の他の半導体装置にかかるI/O置き換
えの書き込み制御回路。
えの書き込み制御回路。
【図19】図18に示す書き込み制御回路に用いられる
マルチプレクサの一例を示す回路図。
マルチプレクサの一例を示す回路図。
【図20】図18に示す書き込み制御回路に用いられる
ベリファイ判定回路の一例を示す回路図。
ベリファイ判定回路の一例を示す回路図。
【図21】図18に示す書き込み制御回路に用いられる
書き込みデータ切り換え回路の一例を示す回路図。
書き込みデータ切り換え回路の一例を示す回路図。
【図22】図18に示す書き込み制御回路に用いられる
内部データ発生回路の一例を示す回路図。
内部データ発生回路の一例を示す回路図。
2 メモリ部
3 メモリセルアレイ
4 カラムデコーダ
5 ロウデコーダ
7 センスアンプ部
10 制御部
11 アドレス制御回路
13 データ制御回路
14 コマンドインターフェース
16 自動動作制御回路
18 電源制御回路
20 アドレス制御回路
22 アドレスカウンタ
23 アドレスバッファ
23a〜23c アドレスバッファ
23d ダミーバッファ
24 ブッロクアドレスデコーダ
26 冗長ブロック置換判定回路
28 置換アドレス記憶回路
29 テスト用置換アドレス記憶回路
30 ブロック選択制御部
40 最終ブロック判定回路
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G11C 16/06 G11C 17/00 639B
17/00 G01R 31/28 B
V
G11C 17/00 601Z
(72)発明者 田 浦 忠 行
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン
ター内
(72)発明者 渥 美 滋
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン
ター内
Fターム(参考) 2G132 AA08 AK07 AL09
5B003 AA05 AB05 AD03 AD04 AD05
AD08 AE01 AE04
5B025 AD01 AD04 AD05 AD06 AD08
AD13 AD16 AE09
5L106 AA10 CC04 CC09 CC16 CC17
DD00 DD22
Claims (10)
- 【請求項1】第1モードの場合には、入力された第1ブ
ロックアドレスを出力し、第2モードの場合には、本体
ブロック複数個および冗長ブロックを有するメモリ部の
前記本体ブロック複数個に対応するブロックアドレス空
間の倍のブロックアドレス空間の中から選択した第2ブ
ロックアドレスを出力するアドレスカウンタと、 不良ブロックのアドレス情報および前記不良ブロックが
置き換えられる冗長ブロックのアドレスを記憶する記憶
回路と、 前記アドレスカウンタの出力と前記記憶回路に記憶され
た不良ブロックのアドレスとを比較して一致したときに
は一致信号を出力する冗長ブロック置換判定回路と、 テスト時は、前記アドレスカウンタの出力であるブロッ
クアドレスの最上位の値が第1のロジックレベルの場合
に前記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブロック
を選択し、前記最上位の値が第2のロジックレベルの場
合に前記本体ブロックを強制非選択にして前記冗長ブロ
ックを代わりに選択し、テスト時以外のときは、前記一
致信号が前記冗長ブロック置換判定回路から出力されな
い場合に前記アドレスカウンタの出力に対応する本体ブ
ロックを選択し、前記一致信号が前記冗長ブロック置換
判定回路から出力された場合に、前記本体ブロックを強
制非選択にしかつ前記記憶回路の出力に基づいて前記ア
ドレスカウンタの出力に対応する本体ブロックが置き換
えられる冗長ブロックを代わりに選択するブロック選択
制御回路と、を有するアドレス制御回路を備えたことを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】前記記憶回路は、電源オフ状態でも不良ブ
ロックのブロックアドレス情報を保持する第1の記憶部
と、電源オフ状態では前記ブロックアドレス情報が保持
できない第2の記憶部とを備え、 前記冗長ブロック置換判定回路は、前記第1、第2の記
憶部のいずれかを選択して一致信号を出力すること請求
項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】前記記憶回路は、不良ブロックのブロック
アドレス情報を書き換えることのできる不揮発性メモリ
セルを有していることを特徴とする請求項1記載の半導
体装置。 - 【請求項4】前記記憶回路は冗長ブロックの置き換えア
ドレスをシリアルに指定した情報を有し、 前記アドレスカウウンタの出力で指定されるメモリセル
を順次選択する動作において、通常動作時は本体セルの
最終アドレス指定時に終了信号を出力し、テスト時は冗
長セルの最終アドレス指定時に終了信号を出力する最終
ブロック判定回路を備えたことを特徴とする請求項1乃
至3のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項5】前記アドレスカウンタで指定されるメモリ
セルを順次選択する動作において、通常動作時は本体セ
ルの最終アドレス指定時に終了信号を出力し、テスト時
は前記アドレスカウンタで指定される2倍のアドレス空
間すべてを選択したときに終了信号を出力する最終ブロ
ック判定回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至3
のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項6】前記アドレスカウンタの出力に従ってメモ
リ部の本体ブロックまたは冗長ブロックを選択し、書き
込みあるいは消去を実行し、すべてのブロックに対して
動作を終了した時点で自動的に動作完了する自動動作制
御回路を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいず
れかに記載の半導体装置。 - 【請求項7】前記自動動作制御回路は、すべてのブロッ
クに対して書き込みをおこなう際アドレスの偶奇でデー
タを反転させる所定のパターンを書き込むことができる
手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の半導体装
置。 - 【請求項8】前記自動動作制御回路は、各々のブロック
に対して書き込み、あるいは消去動作を実行後、ベリフ
ァイを行い、パスならば次のブロックアドレスを選択
し、フェイルならば再度書き込み、消去をおこない、 テスト時は、ひとつのメモリセルについてある回数以上
フェイルするとそのまま次のアドレスを選択するよう制
御することを特徴とする請求項6記載の半導体装置。 - 【請求項9】不良メモリセルを置き換えるための冗長な
ワード線あるいはビット線と、 不良ワード線あるいはビット線を前記冗長線に置き換え
るためのアドレス情報を記憶する記憶回路と、 アドレスカウンタと、 前記アドレスカウンタ出力にしたがって順次メモリセル
を選択し、書き込みあるいは消去を実行し、すべてのメ
モリセルに対して動作を終了した時点で自動的に動作完
了する手段を備え、 テスト時には、すべてのメモリセルを順次選択し、書き
込みおよび消去動作を実行することを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項10】メモリセルが接続された本体カラムおよ
び冗長カラムと、 冗長カラムをどの本体カラムと置き換えたかの情報を保
持する保持回路と、 選択された本体および冗長カラム上のデータをセンスす
るセンスアンプと、 各々のセンスアンプに対しセンス出力とセルデータ期待
値とを比較する比較回路と、 通常時には冗長カラムのデータは前記保持手段に保持さ
れた情報により指定されたカラムのセンス出力を、冗長
カラム用センスアンプ出力と置き換えて比較し、テスト
時には前記保持回路の情報に関係なく、本体カラムと冗
長カラムそれぞれに対して比較するベリファイ判定回路
と、を備えたことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262884A JP2003077293A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 半導体装置 |
US10/231,283 US6888764B2 (en) | 2001-08-31 | 2002-08-30 | Semiconductor device including semiconductor memory |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001262884A JP2003077293A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=19089717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001262884A Pending JP2003077293A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | 半導体装置 |
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---|---|
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JP (1) | JP2003077293A (ja) |
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JPH09288899A (ja) | 1996-04-19 | 1997-11-04 | Toshiba Corp | 半導体記憶装置 |
JPH11213691A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-08-06 | Toshiba Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
JP3749789B2 (ja) * | 1998-06-08 | 2006-03-01 | 株式会社東芝 | 半導体記憶装置 |
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KR100338812B1 (ko) | 1999-04-15 | 2002-05-31 | 박종섭 | 반도체 메모리 장치 |
-
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- 2001-08-31 JP JP2001262884A patent/JP2003077293A/ja active Pending
-
2002
- 2002-08-30 US US10/231,283 patent/US6888764B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-08-31 KR KR10-2002-0052305A patent/KR100528110B1/ko not_active IP Right Cessation
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