JP4738405B2 - 記憶装置の試験方法、および記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冗長構成を有する記憶装置の試験に関するものであり、特に、冗長救済に使用される前の冗長構成の試験に関するものである。
特許文献1に開示されているメモリ回路では、冗長判定回路はテスト信号に応答して、冗長メモリ内のアドレスにかかわらず、冗長判定信号を一致状態にしてスペアセクタへのアクセスを可能にする。冗長メモリに冗長アドレスを書き込む前であっても、スペアセクタへのアクセスが可能となり、スペアセクタの試験を行うことができる。
特開2004−103143号公報(段落0081他)
上記背景技術は、テスト信号の入力により、冗長アドレスの書き込み前にスペアセクタ(冗長セクタ)へのアクセスを可能とするものではある。
ここで、冗長セクタの試験はテスト信号を必要とするところ、上記背景技術には、テスト信号の供給に関しては何ら開示されておらず、テスト信号の供給が如何にして行なわれるかが不明である。
外部のテスタ装置により試験を行う場合には、メモリ回路(記憶装置)の外部よりテスト信号の供給が行われる。この場合には、記憶装置に、テスト信号を入力する専用の端子を備えなければならない。
近年、記憶容量が大規模化・高集積化されてくるに及んで、ビルトインセルフテスト(以下、BISTと略記する)なる機能を備える記憶装置が提案されてきている。記憶装置の試験を内蔵の制御回路により自立的に行う自動診断機能を備えた記憶装置である。BIST機能により試験を行う際には、外部よりテスト信号を受け付けることができず問題である。
また、BIST機能を内蔵する場合、内蔵の制御回路にてテスト信号を生成する必要があるところ、上記背景技術では、テスト信号を生成する条件やタイミング等について何ら開示されていない。
本発明は前記背景技術の少なくとも1つの問題点を解消するためになされたものであり、通常アクセスのメモリ空間としてアドレス信号に応じた識別情報が割り当てられていない冗長メモリブロックに対しても、内蔵された自動試験機能により試験を行なうことが可能な記憶装置の試験方法、および記憶装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためになされた本発明の記憶装置の試験方法は、通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備え、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう記憶装置の試験方法であって、通常メモリブロックおよびその内部を識別するアドレス信号を生成するステップと、冗長メモリブロックの試験の際、試験対象を冗長メモリブロックとする試験対象制御信号を出力するステップと、冗長メモリブロックを試験対象とするステップの後、アドレス信号に応じて、冗長メモリブロックおよびその内部を識別するステップとを有し、冗長メモリブロックの試験の際、試験結果が不良である冗長メモリブロックについては、アドレス信号に応じて識別される該冗長メモリブロックの識別情報を格納するステップを有することを特徴とする。
本発明の記憶装置の試験方法では、通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備える記憶装置について、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう際、通常メモリブロックおよびその内部を識別するアドレス信号を生成し、冗長メモリブロックの試験の際、試験対象を冗長メモリブロックとする試験対象制御信号を出力することにより、アドレス信号に応じて冗長メモリブロックおよびその内部を識別する。冗長メモリブロックの試験の際、試験結果が不良である前記冗長メモリブロックについては、アドレス信号に応じて識別される該冗長メモリブロックの識別情報を格納する。
また、本発明の記憶装置は、通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備え、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう記憶装置であって、通常メモリブロックおよびその内部を識別するアドレス信号を生成するアドレスシーケンサと、冗長メモリブロックの試験の際、アドレス信号を、冗長メモリブロックおよびその内部の識別に割り当てる試験対象制御信号を出力する試験対象制御部と、試験結果が不良である冗長メモリブロックの識別情報を格納する格納部とを備えることを特徴とする。
本発明の記憶装置では、通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備える記憶装置について、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう際、アドレスシーケンサにより通常メモリブロックおよびその内部を識別するアドレス信号が生成され、冗長メモリブロックの試験の際、試験対象制御部により試験対象を冗長メモリブロックとする試験対象制御信号が出力される。格納部には、試験結果が不良である冗長メモリブロックの識別情報が格納される。
これにより、通常アクセスにおいては、メモリ空間を構成せず、通常メモリブロックを識別するアドレス信号は割り当てられない冗長メモリブロックに対して、冗長メモリブロックの試験の際には、試験対象制御信号により試験対象として冗長メモリブロックを選択することができる。通常メモリブロックを識別するアドレス信号を冗長メモリブロックの識別用に利用することができる。冗長メモリブロックを試験する際、記憶装置の外部よりテスト信号を入力する等の制御を行なう必要はなく、内蔵された自動試験機能により冗長メモリブロックの試験を実行することができる。
本発明によれば、冗長メモリブロックの試験をする際、記憶装置の外部よりテスト信号等を入力する必要がなく、専用の入力端子を備える必要がない。内蔵された自動試験機能により試験を行なうことが可能な記憶装置において、通常メモリブロックの試験に加えて冗長メモリブロックの試験を行なうことが可能となる。
実施形態の記憶装置の回路ブロック図である。 拡張セクタイネーブル信号出力部20の回路例を示す図である。 拡張セクタイネーブル信号出力部20の動作波形図である。 擬似正常信号出力部21の回路図である。 一致信号出力部22の回路図である。 データ比較回路23の回路図である。 実施形態の通常セクタの試験方法を示す動作フロー図である。 実施形態の冗長セクタの試験方法を示す動作フロー図である。
1 BIST制御回路
3 アドレスシーケンサ
4 メモリセルアレイ
5 CAM
6 ベリファイ回路
8 セクタ制御回路
20 拡張セクタイネーブル信号出力部
21 擬似正常信号出力部
22 一致信号出力部
23 データ比較回路
AD アドレス信号
BISTHANG 冗長不可信号
BMATCH データ一致信号
BPATT データ期待値
FMATCH 強制信号
HANG 冗長救済不可信号
MAXSA 最終拡張セクタ報知信号
BIST_MODE モード信号
REP 置換情報
RSECF 不良冗長セクタ信号
LAST_SEC 最終セクタフラグ信号
RS_SEL 拡張セクタイネーブル信号
以下、本発明の記憶装置の試験方法、および記憶装置について具体化した実施形態を図1乃至図8に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1に示す実施形態の回路ブロックは、BIST機能が内蔵された記憶装置に関し、BIST機能を奏する回路部分を中心に記載されており、通常のアクセス動作に関する回路部分については記載が省略されている。
BIST制御回路1は、BIST機能による自動試験を制御する制御回路である。BIST制御回路1は、バイアス生成回路2を制御するバイアス制御信号BCTLを出力する。バイアス生成回路2は、バイアス制御信号BCTLに応じて、セレクタ7に対して、所定のバイアス信号BIASを出力する。セレクタ7は、セレクタ制御信号BSELに応じて、CAM5およびセクタ制御回路8に対して、バイアス信号BIASを出力する。例えば、フローティングゲートにおける電荷の蓄積・放出に応じてデータを記憶する不揮発性記憶装置においては、BIST制御回路1による制御シーケンスに伴い、消去動作(データ0から1への遷移)やプログラム動作(データ1から0への遷移)に応じたバイアス信号BIASが出力される。ここで、CAM5は不揮発性メモリで構成されている。BIST機能においては、BIST制御回路1の構成に応じて、通常、複数のデータパターン(チェッカーパタン、リバースチェッカーパタン等)の書き込み動作および書き込まれたデータの読み出し動作が行なわれる。データの書き込み動作(消去動作およびプログラム動作)や読み出し動作(ベリファイ動作)に応じて、バイアス信号BIASが制御されて出力される。
メモリセルアレイ4は、通常セクタ(0)乃至通常セクタ(m)、および冗長セクタ(0)乃至冗長セクタ(n)を備える(m、nは自然数)。各セクタ内には複数のメモリセルが備えられている。個々のセクタ内部のメモリセルは、アドレス信号ADにより特定される。アドレス信号ADは、セクタアドレス、ロウアドレス、およびコラムアドレス等を備えている。また通常セクタ(0)乃至通常セクタ(m)からは、データD(0)乃至D(m)が出力され、ベリファイ回路6に入力される。また冗長セクタ(0)乃至冗長セクタ(n)からは、データRD(0)乃至RD(n)が出力され、ベリファイ回路6に入力される。
ベリファイ回路6には、BIST制御回路1から出力されたデータ期待値BPATTおよび強制信号FMATCHが入力される。またベリファイ回路6からは一致信号MATCHが出力され、BIST制御回路1へ入力される。
BIST機能による自動試験では、アドレス信号ADは、BIST制御回路1からのアドレス制御信号ADCに応じて、アドレスシーケンサ3により生成される。アドレスシーケンサ3から出力されたアドレス信号ADは、CAM5およびセクタ制御回路8に入力される。
ここで、アドレスシーケンサ3が生成するアドレス信号ADは、メモリセルアレイ4のうち、通常のアクセス動作により外部からアクセス可能な通常セクタ(0)乃至通常セクタ(m)により構成されるメモリ空間を識別するアドレス信号である。冗長セクタ(0)乃至冗長セクタ(n)については、冗長救済により置換されていればアクセスは可能ではあるが、この場合は、通常セクタ(0)乃至通常セクタ(m)を特定するアドレス信号の入力に対してアクセス先が置換されるのであって、冗長セクタ(0)乃至冗長セクタ(n)を直接指示するアドレス信号の入力は不可能であることが一般的である。この場合、アドレスシーケンサ3も、外部から入力可能なアドレス信号の生成を行なう回路であり、直接冗長セクタ(0)乃至冗長セクタ(n)を特定するアドレス信号は生成されない。
BIST制御回路1からはアドレス制御信号ADCが出力され、アドレスシーケンサ3へ入力される。またBIST制御回路1からは拡張セクタイネーブル信号RS_SELが出力され、セクタ制御回路8へ入力される。アドレスシーケンサ3からは、最終セクタフラグ信号LAST_SECおよびセクタアドレスインクリメント信号INCSAが出力され、BIST制御回路1へ入力される。
ベリファイ動作時において、メモリセルアレイ4の各通常セクタから読み出されるデータD(0)乃至D(m)、冗長セクタから読み出されるデータRD(0)乃至RD(n)は、ベリファイ回路6に入力される。読み出されるデータはkビットデータであるとする。またBIST制御回路1から出力されるデータ期待値BPATT(0)乃至BPATT(k)もベリファイ回路6に入力される。ベリファイ回路6には、データ比較回路23(図6)が備えられる。データD(0)乃至D(m)、データRD(0)乃至RD(n)のうちからの一つのデータが順次選択されて、実データの読み出し結果データDDとしてデータ比較回路23に入力される。そして選択された結果データDD(0)乃至DD(k)(kはI/Oの数)は、データ期待値BPATT(0)乃至BPATT(k)と比較され、両者が一致するか否かが判断される。そして両者が全て一致すると、データ一致信号BMATCHがハイレベルとされる。またデータ一致信号BMATCHがハイレベルとされることに応じて、一致信号出力部22(図5)からは、ハイレベルの一致信号MATCHが出力される。当該一致信号MATCHは、BIST制御回路1に入力される。
図1の回路ブロックの動作を説明する。BIST制御回路1について説明する。BIST制御回路1は、拡張セクタイネーブル信号出力部(図2)および擬似正常信号出力部(図4)を備える。
図2は、拡張セクタイネーブル信号RS_SELを出力する、拡張セクタイネーブル信号出力部20の回路例である。拡張セクタイネーブル信号出力部20は、拡張セクタイネーブル信号RS_SELを出力する。メモリ空間を構成せず、アドレス信号は割り当てられない冗長セクタは、拡張セクタイネーブル信号RS_SELを用いることによって、当該冗長セクタの試験の際に試験対象として選択することが可能とされる。
アンドゲートA1およびA2、ナンドゲートNA1およびNA2、オアゲートO1およびO2、ノアゲートNO1、インバータゲートI1乃至I3により論理部が構成されている。シフトレジスタD1から出力される拡張セクタイネーブル信号RS_SELは、インバータゲートI2で反転された上で、シフトレジスタD1のD端子に入力される。
拡張セクタイネーブル信号出力部20から出力される拡張セクタイネーブル信号RS_SELは、試験対象を通常セクタと冗長セクタとの間で切り替えるための試験対象制御信号である。拡張セクタイネーブル信号RS_SELは、試験対象を冗長セクタとするときにハイレベルに遷移し、試験対象を通常セクタとするときにローレベルに遷移する。
拡張セクタイネーブル信号出力部20の動作を、図3の動作波形を用いて説明する。メモリセルアレイ4に、通常セクタがm個(通常セクタ(1)乃至(m))、冗長セクタが2個(冗長セクタ(1)、(2))備えられている場合を用いて説明する。セクタアドレスインクリメント信号INCSAは、選択されるセクタを切り替える信号である。セクタアドレスインクリメント信号INCSAは、各セクタ内の最終アドレスのセルにアクセスされている期間においてハイレベルとされる。そして最終アドレスのセルへのアクセスが終了し、セクタアドレスインクリメント信号INCSAがローレベルとされるときの立下りエッジにより、アクセス先のセクタが切り替えられる。
通常セクタは、通常セクタ(1)から(m)まで順番に一つずつ選択され、試験が行われる。ナンドゲートNA2(図2)は、オアゲートO1およびO2の両方の出力信号がハイレベルの場合に、ローレベルのクロック信号CLK2が出力される。オアゲートO1は、アンドゲートA1、A2の少なくとも何れか一方の出力信号がハイレベルの場合にハイレベル信号が出力される。通常セクタ最後のセクタである通常セクタ(m)が選択されると、最終セクタフラグ信号LAST_SECはハイレベルとされる。最終セクタフラグ信号LAST_SECのハイレベルへの遷移に応じて、アンドゲートA1の出力がハイレベルとされ、オアゲートO1の出力がハイレベルとされる。またこのときオアゲートO2の出力はハイレベルとされる。よってナンドゲートNA2の出力信号であるクロック信号CLK2は、ローレベルへ遷移する(矢印Y1)。
最終セクタである通常セクタ(m)において、最終アドレスのセルアレイにアクセスされると、セクタアドレスインクリメント信号INCSAがハイレベルへ遷移する。ノアゲートNO1から出力されるクロック信号CLK1は、クロック信号CLK2がローレベルであり、セクタアドレスインクリメント信号INCSAがハイレベルである場合に、ハイレベルとされる。よってセクタアドレスインクリメント信号INCSAの立ち上がりに応じて、クロック信号CLK1が立ち上がる(矢印Y2)。そしてクロック信号CLK1の立ち上がりに応じて、拡張セクタイネーブル信号RS_SELの反転信号(ハイレベル)が、シフトレジスタD1に取り込まれる。
次に、通常セクタ(m)の試験の終了に応じて、最終セクタフラグ信号LAST_SECが立ち下がり、クロック信号CLK2が立ち上がる。そしてシフトレジスタD1は、CLK2の立ち上がりに応じて、取り込んでいたハイレベルの信号を、拡張セクタイネーブル信号RS_SELとして出力する。(矢印Y3)。これにより、通常セクタの試験期間が終わり、冗長セクタの試験期間に移行される。
期間TR1、TR2では冗長セクタ(1)、(2)の順番で試験が行われる。期間TR2においては、最後の冗長セクタである冗長セクタ(2)の試験であるため、最後の冗長セクタの試験中である旨を報知する最終拡張セクタ報知信号MAXSAがハイレベルとされる。なお最終拡張セクタ報知信号MAXSAは、BIST制御回路1内において生成される。そしてクロック信号CLK1の立ち上がりに応じて、拡張セクタイネーブル信号RS_SELの反転信号(ローレベル)が、シフトレジスタD1に取り込まれる(矢印Y4)。次に冗長セクタ(2)の試験の終了に応じて、最終拡張セクタ報知信号MAXSAが立ち下がり、クロック信号CLK2が立ち上がる。そしてシフトレジスタD1(図2)は、クロック信号CLK2の立ち上がりに応じて、取り込んでいたローレベルの信号を、拡張セクタイネーブル信号RS_SELとして出力する。(矢印Y5)。
拡張セクタイネーブル信号出力部20の効果を説明する。拡張セクタイネーブル信号RS_SELは、CAM5、セクタ制御回路8に入力される。そして拡張セクタイネーブル信号RS_SELがハイレベルの期間中は、冗長セクタの試験であることが、CAM5およびセクタ制御回路8に報知される。よってセクタ制御回路8は、拡張セクタイネーブル信号RS_SELがハイレベルの期間中は、冗長セクタへのアクセスを有効とする。よって通常セクタを識別するアドレス信号ADを、冗長セクタの識別用に利用することができる。すなわち通常アクセスにおいては、メモリ空間を構成せず、通常セクタを識別するアドレス信号は割り当てられない冗長セクタに対して、冗長セクタの試験の際には、拡張セクタイネーブル信号RS_SELにより、試験対象として冗長セクタを選択することができる。よって冗長セクタを試験する際、記憶装置の外部よりテスト信号を入力する等の制御を行なう必要はなく、内蔵された自動試験機能により冗長セクタの試験を実行することができる。そして専用の入力端子を備える必要がなくなる。冗長セクタを試験する際、記憶装置の外部よりテスト信号を入力する等の制御を行なう必要はなく、内蔵された自動試験機能により冗長セクタの試験を実行することができる。
BIST制御回路1に備えられる擬似正常信号出力部21(図4)を説明する。擬似正常信号出力部21を構成するアンドゲートA3には、拡張セクタイネーブル信号RS_SELおよび不良冗長セクタ信号RSECFが入力される。不良冗長セクタ信号RSECFは、試験結果が不良である冗長セクタを識別する識別情報である。拡張セクタイネーブル信号RS_SELがハイレベルである期間(すなわち冗長セクタの試験期間)において、不良冗長セクタ信号RSECFがハイレベルである(選択されている冗長セクタが、不良セクタである)場合に、強制信号FMATCHはハイレベルとされる。
ベリファイ回路6に備えられる、一致信号出力部22(図5)およびデータ比較回路23(図6)について説明する。図5は、読み出されたデータとデータ期待値とが一致したときにハイレベルとされる一致信号MATCHを出力する一致信号出力部22の回路例である。ナンドゲートNA3乃至NA5、オアゲートO3、ノアゲートNO1、インバータゲートI4により論理部が構成されている。通常モード一致信号MATCHUは、BISTモード以外の通常時の動作時において、データ比較結果を示す信号である。
一致信号出力部22の動作を説明する。モード信号BIST_MODEは、BISTモード期間中においてはハイレベルとされ、ナンドゲートNA3の出力はハイレベルに固定される。よって通常モード一致信号MATCHUは、BISTモード期間中においては、ナンドゲートNA3によってマスクされる。データ一致信号BMATCHは、BISTモード期間中において、後述するように、実データの読み出し結果データDDとデータ期待値BPATTとが一致したときに、ハイレベルとされる。強制信号FMATCHは、拡張セクタイネーブル信号RS_SELがハイレベルである期間(すなわち冗長セクタの試験期間)において、選択されている冗長セクタが、不良セクタである場合にハイレベルとされる。
オアゲートO3の出力は、データ一致信号BMATCHまたは強制信号FMATCHの少なくとも一方がハイレベルのときに、ハイレベルとされる。BISTモード中は、ナンドゲートNA4には、常にハイレベルのモード信号BIST_MODEが入力されるため、ナンドゲートNA4はインバータの動作を行う。よって、ナンドゲートNA5の出力である一致信号MATCHは、データ一致信号BMATCHまたは強制信号FMATCHの少なくとも一方がハイレベルのときに、ハイレベルとされる。
図6は、データ一致信号BMATCHを出力するデータ比較回路23の回路例である。データ一致信号BMATCHは、BISTモード期間中において、データ期待値BPATTと実データの読み出し結果データDD(0)乃至DD(k)(kはI/Oの数)の比較により、両者が一致することを報知する信号である。エクスクルーシブオアゲートEX0乃至EXk、インバータゲートI5、ノアゲートNO4により論理部が構成されている。モード信号BIST_MODEは、インバータゲートI5を介してノアゲートNO4へ入力される。同様に、結果データDD(0)乃至DD(k)、およびデータ期待値BPATT(0)乃至BPATT(k)は、エクスクルーシブオアゲートEX0乃至EXkを介してノアゲートNO4へ入力される。データ一致信号BMATCHは、BISTモード中(モード信号BIST_MODEがハイレベル)において、結果データDD(0)乃至DD(k)の各々が、データ期待値BPATT(0)乃至BPATT(k)に全て一致したときにハイレベルとされる。
本発明の実施形態における冗長設定方法を、図7、8のフロー図を用いて説明する。BIST機能においては、通常、複数のデータパタンについて、書き込み動作(消去動作およびプログラム動作)および書き込まれたデータの読み出し動作(ベリファイ動作)が行なわれる。ここで、一つのデータパタンにつき、通常セクタの書き込み・冗長セクタの書き込み動作が行われ、その後、通常セクタの読み出し・冗長セクタの読み出し動作が行われる。そして書き込み動作および読み出し動作は、各テストパタンごとに行われる。また書き込み動作は一回では行われず、不揮発性記憶装置の種類や各種スペックに応じて、規定回数に分けて行われる。書き込み・読み出し動作において、通常セクタが選択される場合のフローを図7に、冗長セクタが選択される場合のフローを図8にそれぞれ示す。本実施形態では、通常セクタの試験に引き続き、冗長セクタの試験が行なわれる場合を説明する。
通常セクタが選択される場合のフロー(図7)を説明する。ここでは、所定のデータパターンを書き込む書き込み試験を行う場合を説明する。BISTモード期間中であるため、モード信号BIST_MODEは、ハイレベルとされている。まず、通常セクタのベリファイ動作が開始される(S2)。ベリファイ動作の結果、読み出された結果データDD(0)乃至DD(k)が、データ期待値BPATT(0)乃至BPATT(k)に一致するか否かが、ベリファイ回路6に備えられるデータ比較回路23で判断される(S4)。そして一致する場合には、データ一致信号BMATCHがハイレベルとされる。データ一致信号BMATCHがハイレベルとされると、一致信号出力部22(図5)から出力される一致信号MATCHは”1”(ハイレベル)とされる(S4:T)。よってS5へ進み、通常セクタ内の試験対象となる全てのセルアレイについて試験が終了したか否かの判断が行われる。
一方、読み出されたデータDDとデータ期待値BPATTとが完全に一致しないと判断されれば(S4:F)、データの書き込み回数が規定値に達しているか否かが判断される(S6)。書き込み回数が規定値に達していなければ(S6:F)、書き込み動作を再度行った上で(S7)、ベリファイ動作へ戻る(S2)。書き込み回数が規定値に達していれば(S6:T)、当該セクタは書き込み不良セクタであると判断され、冗長救済を行う必要が生じる。
まず、冗長救済用にまだ使用されていない冗長セクタが残っているか否かが判断される(S8)。このとき、CAM5からBIST制御回路1へ入力される冗長不可信号BISTHANGがハイレベルである場合には、冗長が使い切られていることを意味し、もはや冗長救済をすることができない(S8:F)。よって、BISTの結果が不良となったことを、冗長救済不可信号HANGによって、BIST制御回路1からCAM5へ報知する。そしてBISTの結果が不良である旨の情報はCAM5へ格納され(S11)、また、CAM5を介して半導体装置の外部へエラー出力される(S12)。
またCAM5からBIST制御回路1へ入力される冗長不可信号BISTHANGがローレベルである場合には、冗長が使い切られていないことを意味し、冗長救済が可能である(S8:T)。よって置換情報REPをCAM5へ格納することで、不良セクタと冗長セクタとの置き換えが行われる(S9)。そしてセクタ更新(S10)が行われた上で、ベリファイ動作(S2)へ戻る。
S5では、1つの通常セクタ内の試験対象となる全てのセルアレイについて試験が終了したか否かの判断が行われる。全セルアレイについて試験が終了していない場合には、アドレスが更新(S14)された上でベリファイ動作(S2)へ戻る。全セルアレイについて試験が終了している場合には、メモリセルアレイ4内の全セクタについて試験が終了したか否かの判断が行われる(S15)。全セクタの試験が終了していない場合には、セクタが更新(S16)された上でベリファイ動作(S2)へ戻る。全セクタの試験が終了している場合(S15:T)には、通常セクタにおける試験が終了される(S17)。そして引き続き、冗長セクタの読み出しが行われる(図8)。
冗長セクタが選択される場合のフローを図8を用いて説明する。拡張セクタイネーブル信号RS_SEL=1とされ(S20)、試験対象が通常セクタから、冗長セクタへと切り替えられる。これにより、通常アクセスにおいては、メモリ空間を構成せず、通常セクタを識別するアドレス信号は割り当てられない冗長セクタに対して、冗長セクタの試験の際には、拡張セクタイネーブル信号RS_SELにより、試験対象として冗長セクタを選択することができる。
まず、現在選択されている冗長セクタが不良セクタであるか否かが、CAM5に記憶されている冗長セクタ不良情報をもとにして判断される。ベリファイは複数のテストパタンについて行われるため、以前のテストパタンのベリファイ時において、不良セクタであると1回判断されていれば、不良セクタのアドレス情報ADがCAM5に記憶されている。そしてアドレスシーケンサ3からCAM5へは、現在選択されている冗長セクタのアドレス情報ADが入力されている。よってCAM5において、現在選択されている冗長セクタと、記憶されている不良セクタのアドレスとが一致するか否かが判断され、一致すると、現在選択されている冗長セクタは不良セクタであることが認識される。この場合、ハイレベルの不良冗長セクタ信号RSECFによって、その旨が、CAM5からBIST制御回路1に備えられる擬似正常信号出力部21(図4)に報知される。
擬似正常信号出力部21(図4)は、ハイレベルの不良冗長セクタ信号RSECFが入力されることに応じて、ハイレベルの強制信号FMATCHを出力する。強制信号FMATCHがハイレベルである場合には(S21:T)、ベリファイ回路6に備えられる一致信号出力部22(図5)から出力される一致信号MATCHが強制的にハイレベルとされる(S22)。よって、ベリファイ動作(S2a)がスキップされる。すなわち不良セクタについては、ベリファイ動作が行われないように制御される。
一方、強制信号FMATCHがローレベルである場合には(S21:F)、選択されている冗長セクタは正常なセクタであるため、ベリファイ動作が行われる(S2a)。そしてベリファイ動作の結果、読み出されたデータDDとデータ期待値BPATTとが完全に一致しないと判断されれば(S4a:F)、データ書き込み回数が規定値に達しているか否かが判断される(S6a)。書き込み回数が規定値に達していなければ(S6a:F)、書き込み動作を再度行った上で(S7a)、ベリファイ動作へ戻る(S2a)。書き込み回数が規定値に達していれば(S6a:T)、当該冗長セクタは不良セクタであると判断されることになる。
まず、今回不良セクタと判断された冗長セクタが、冗長救済用にすでに使用されているか否かが判断される(S24)。このとき、CAM5からBIST制御回路1へ入力される置換済情報RSECREPがハイレベルである場合には、冗長救済に既に使われていることを意味する(S24:T)。そしてもはや冗長救済をすることができない。よって、BISTの結果が不良となったことを、冗長救済不可信号HANGによって、BIST制御回路1からCAM5へ報知する。そしてBISTの結果が不良である旨の情報はCAM5へ格納され(S11a)、また、CAM5を介して半導体装置の外部へエラー出力される(S12a)。
またCAM5からBIST制御回路1へ入力される置換済情報RSECREPがローレベルである場合には、今試験中の冗長セルは、まだ冗長救済に使われていないことを意味する(S24:F)。よって不良冗長セクタ書込み信号P_RSECFによって、冗長セクタ不良情報として不良セクタのアドレス信号ADを格納することが行われる(S25)。そしてセクタ更新(S10a)が行われた上で、強制信号FMATCHの確認動作(S21)へ戻る。
S5aでは、1つの冗長セクタ内の試験対象となる全てのセルアレイについて試験が終了したか否かの判断が行われる。全セルアレイについて試験が終了していない場合には、アドレスが更新(S14a)された上でベリファイ動作(S21)へ戻る。全セルアレイについて試験が終了している場合には、メモリセルアレイ4内の全冗長セクタについて試験が終了したか否かの判断が行われる(S15a)。全冗長セクタの試験が終了していない場合には、セクタが更新(S16a)された上でベリファイ動作(S21)へ戻る。全セクタの試験が終了している場合(S15a:T)には、冗長セクタにおける試験が終了される(S26)。
これにより、図8のフローに示すように、通常アクセスにおいては、メモリ空間を構成せず、通常セクタを識別するアドレス信号は割り当てられない冗長セクタに対して、冗長セクタの試験の際には、拡張セクタイネーブル信号RS_SELにより試験対象として冗長セクタを選択することができる。よって、通常セクタを識別するアドレス信号ADを冗長セクタの識別用に利用することができる。そして、冗長セクタにアクセスするための特別なコマンドの発行を行うこと等が不要となる。またこれにより、冗長セクタを試験する際、記憶装置の外部よりテスト信号を入力する等の制御を行なう必要はなく、内蔵された自動試験機能により冗長セクタの試験を実行することができる。
またこれにより、複数のデータパターンについてBISTを行う場合において、不良セクタと一度認識された冗長セクタについては、以後のデータパターンについての試験をスキップすることができ、余計なストレス印加を避けられる。よって試験時間の時短効果を得ることが可能となる。
また不良である冗長セクタのアドレス等の不良情報をCAM等に保持することにより、ベリファイ時に不良セクタを認識することができる。そしてベリファイ時に、対象セクタが不良セクタであると認識された時は、強制的にベリファイが正常である旨の報知をさせることで、ベリファイ動作をスキップさせることができる。すなわち、アドレスシーケンサの制御の変更をすることなしに、不良セクタのベリファイ動作をスキップさせることができる。そして、冗長セクタにおいて不良セクタが検出される事態を防止できる。これにより、半導体装置の良品判定に影響しない冗長セクタでの不良発生に起因して、半導体装置全体が不良とみなされる事態を回避できる。よって、良品である半導体装置が不良品であると誤判断される事態を減少させることができ、歩留まり低下を防止することが可能となる。そしてさらに、検出された不良セクタが冗長セクタのみであるか否かを判断した上で、冗長セクタのみであれば半導体装置全体が良品であると判定するような、複雑な判定が不要となる。
なお、拡張セクタイネーブル信号RS_SELは試験対象制御信号の一例、通常セクタは通常メモリブロックの一例、冗長セクタは冗長メモリブロックの一例、CAMは格納部の一例、最終セクタフラグ信号LAST_SECは最終アドレス信号のそれぞれ一例である。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。本実施形態では、冗長セクタにおける不良セクタが検知された場合に、当該不良セクタについてベリファイ動作がスキップされるとしたが、これに限られない。通常セクタにおいて、不良セクタが検知された場合にも、当該不良セクタについてベリファイ動作をスキップするとしてもよい。余計なストレス印加を避けることができるため、さらに試験時間の時短効果を得ることが可能となる。
また本実施形態では、通常セクタの試験に引き続き、冗長セクタの試験が行なわれるとしたが、これに限られない。冗長セクタの試験に引き続き、通常セクタの試験が行なわれるとしてもよい。すなわち、まず図8のフローを行い、冗長セクタに不良が検出された場合には、冗長セクタ不良情報をCAMに格納(S25)した上でフローを終了する(S26)。次に拡張セクタイネーブル信号RS_SEL=0として、通常セクタの試験フロー(図7)を開始する。そして不良セクタが検出されると(S6:T)、冗長救済用にまだ使用されていない冗長セクタが残っているか否かが判断される(S8)。このとき、冗長セクタ不良情報に基づき、不良である冗長セクタを冗長救済に用いないようにすることができる。これにより、冗長セクタの不良有無の確認後に、不良のない冗長セクタを選択的に冗長救済に用いることが可能となる。よって、冗長救済の成功確率をより高めることが可能となり、半導体装置の歩留まりを向上させることが可能となる。
また本実施形態では、セクタ冗長といわれるセクタを冗長単位とする冗長救済について説明したが、これに限られない。コラム冗長といわれるビット線またはビット線群を冗長単位とするものを用いても良い。また、これらの冗長単位が適宜に組み合わされて、複数種類の冗長救済を行うことも考えられる。これにより、より少ない冗長セル数で、多くの不良ビットの救済をすることが可能とされる。

Claims (13)

  1. 通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備え、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう記憶装置の試験方法であって、
    前記通常メモリブロックおよびその内部に配置されるメモリセルを識別するアドレス信号を生成するステップと、
    前記冗長メモリブロックの試験の際、試験対象を前記冗長メモリブロックとする試験対象制御信号を出力するステップと、
    記試験対象制御信号の出力のステップの後、前記アドレス信号に応じて、前記冗長メモリブロックおよびその内部に配置されるメモリセルを識別するステップとを有し、
    前記冗長メモリブロックの試験の際、
    試験結果が不良である前記冗長メモリブロックについては、該冗長メモリブロックを識別する前記アドレス信号を識別情報として格納するステップ
    を有することを特徴とする記憶装置の試験方法。
  2. 前記アドレス信号は、通常アクセスにおいて前記通常メモリブロックにより構成されるメモリ空間を識別する信号であることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置の試験方法。
  3. 前記冗長メモリブロックの試験の際、試験結果が不良であると判断された前記冗長メモリブロックは、格納されている識別情報により判別され、試験動作は行なわれず、擬似的に正常の試験結果を出力するステップ
    を含むことを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  4. 前記通常メモリブロックの試験の際、
    前記アドレス信号に応じて、前記通常メモリブロックおよびその内部を識別するステップ
    を有することを特徴とする請求項1に記載の記憶装置の試験方法。
  5. 前記通常メモリブロックの試験の際、
    試験結果が不良である前記通常メモリブロックについては、前記アドレス信号に応じて識別される該通常メモリブロックの識別情報を格納して前記冗長メモリブロックに置換する設定を行なうステップ
    を有することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  6. 前記冗長メモリブロックの試験の際、
    試験結果が不良である前記冗長メモリブロックについては、該冗長メモリブロックの識別情報を格納するステップを有し、
    前記置換設定を行なうステップにおいて設定される前記冗長メモリブロックと、前記冗長メモリブロックの識別情報を格納するステップにおいて格納される前記識別情報の前記冗長メモリブロックとが一致する場合に、エラーを報知するステップ
    を有することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  7. 前記通常メモリブロックの試験に引き続き、前記冗長メモリブロックの試験が行なわれる場合、
    前記アドレス信号が、前記通常メモリブロックにおける最終試験対象を識別するアドレスから遷移することに応じて、前記冗長メモリブロックを試験対象とする試験対象制御信号を出力するステップ
    を有することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  8. 前記通常メモリブロックの試験に先立ち、前記冗長メモリブロックの試験が行なわれる場合、
    前記アドレス信号が、前記冗長メモリブロックにおける最終試験対象を識別するアドレスから遷移することに応じて、前記通常メモリブロックを試験対象とする試験対象制御信号を出力するステップ
    を有することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  9. 前記通常メモリブロックの試験に引き続き、前記冗長メモリブロックの試験が行なわれる場合、
    前記エラー報知のステップは、
    前記置換設定を行なうステップにおいて設定された前記冗長メモリブロックが、前記冗長メモリブロックの試験において不良の試験結果を得ることに応じてエラーを報知することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  10. 前記通常メモリブロックの試験に先立ち、前記冗長メモリブロックの試験が行なわれる場合、
    前記エラー報知のステップは、
    前記冗長メモリブロックの識別情報を格納するステップにおいて格納された前記識別情報の前記冗長メモリブロックが、前記置換設定を行なうステップにおいて設定されることに応じてエラーを報知することを特徴とする請求項に記載の記憶装置の試験方法。
  11. 通常メモリブロックと冗長メモリブロックとを備え、内蔵された自動試験機能に応じて試験を行なう記憶装置であって、
    前記通常メモリブロックおよびその内部に配置されるメモリセルを識別するアドレス信号を生成するアドレスシーケンサと、
    前記冗長メモリブロックの試験の際、前記アドレス信号を、前記冗長メモリブロックおよびその内部に配置されるメモリセルの識別に割り当てる試験対象制御信号を出力する試験対象制御部と
    試験結果が不良である前記冗長メモリブロックを識別する前記アドレス信号を識別情報として格納する格納部と
    を備えることを特徴とする記憶装置。
  12. 記格納部に格納されている前記識別情報に応じて、該識別情報の前記冗長メモリブロックに対して、擬似的に正常の試験結果を出力する擬似正常信号出力部と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載の記憶装置。
  13. 前記通常メモリブロックの試験に引き続き、前記冗長メモリブロックの試験が行なわれる場合、
    前記試験対象制御部は、前記アドレスシーケンサにより、前記アドレス信号が前記通常メモリブロックにおける最終アドレス信号から遷移することに応じて、前記冗長メモリブロックを試験対象とする前記試験対象制御信号を出力することを特徴とする請求項11に記載の記憶装置。
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