JP2003065507A - ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器 - Google Patents

ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器

Info

Publication number
JP2003065507A
JP2003065507A JP2001252414A JP2001252414A JP2003065507A JP 2003065507 A JP2003065507 A JP 2003065507A JP 2001252414 A JP2001252414 A JP 2001252414A JP 2001252414 A JP2001252414 A JP 2001252414A JP 2003065507 A JP2003065507 A JP 2003065507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas supply
plate
manifold device
nozzle
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001252414A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuyuki Kuribayashi
徳幸 栗林
Hideyuki Fujisawa
秀行 藤澤
Hiroshi Ikeda
広志 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2001252414A priority Critical patent/JP2003065507A/ja
Publication of JP2003065507A publication Critical patent/JP2003065507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas Burners (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイカスト品に起因する不都合を解消して製
造容易でかつ製造工数が少なくて済み、しかも精度の確
保を容易に図り得るガス供給用マニホールド装置を提供
する。 【解決手段】 第1及び第2の両板状部材8,9を間に
シールパッキン10を挟んだ状態で互いに密着状態で接
合する。第1板状部材8には絞り型を用いてプレス成形
により所定数のノズル部82を外方に突出させて形成
し、ガス供給口71,71を貫通形成する。第2板状部
材9にはガス供給口から各ノズル部に対応する範囲に凹
部92a,92bをプレス成形により形成する。それぞ
れプレス成形した凸部94を圧入孔83に圧入させる一
方、同じくプレス成形した凸部84をかしめ孔95に挿
通させて頂端をつぶしてかしめる。各ノズル部には個別
にバーナヘッドを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば給湯装置や
燃焼装置等のガス燃焼機器に対し付設されるものであっ
て、上記ガス燃焼機器を構成する複数のバーナヘッドに
対し元ガス供給管からの燃料ガスを個別に分流供給する
ために用いられるガス供給用マニホールド装置、及び、
これを備えたガス燃焼機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のガス供給用マニホー
ルド装置として、アルミニウム合金等の素材を用いてダ
イカスト法により製造されたものが知られている。図9
及び図10に例示するものは、給湯装置の燃焼バーナ用
のマニホールド装置700であり、このものは、マニホ
ールド本体800と、蓋体900と、両者間に挟み込ま
れるシール用パッキン1000とからなり、パッキン1
000を間に挟み込んでシールした状態で上記マニホー
ルド本体800と蓋体900とがビス止めにより互いに
密着状態で接合されるようになっている。
【0003】上記マニホールド本体800の一端部側に
は2つの元ガス供給口701,701が貫通して形成さ
れ、他端部側には多数のノズル部801が外方に突出し
て一体に形成されている。また、上記マニホールド本体
800の内面には上記各元ガス供給口701と、予めグ
ループ分けされた第1グループ又は第2グループの各ノ
ズル部801とを囲むリブ部802,803,804,
805が内方側(蓋体側;図10の手前側)に突出して
一体に形成されている。そして、マニホールド本体80
0の内面側に対しパッキン1000及び蓋体900を被
せて封止することにより、各元ガス供給口701と第1
又は第2のグループの各ノズル部801とを互いに連通
する一対の内部通路が区画形成されるようになってい
る。
【0004】上記各ノズル部801には図示省略のバー
ナヘッドが個別に接続され、この各バーナヘッドにおい
て上記ノズル部801から供給される燃料ガスが燃焼さ
れる。この際、上記各ノズル部801は周囲に環状の隙
間を有した状態でバーナヘッド側の通路の中心位置に配
設され、上記各ノズル部801から燃料ガスを上記通路
の中心に向けて噴出することにより、上記隙間から燃焼
用の空気を巻き込んで吸引するようになっている。この
ような燃料ガスの噴出流の直進性を確保するために各ノ
ズル部801をバーナヘッド側に所定量突出させ、か
つ、上記の空気吸引用の所定の隙間形状を形成するため
に上記各ノズル部801の周面形状を正確に所定の形状
にする必要がある。このため、従来、マニホールド本体
800はダイカストによる精密鋳造法により形成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ガス供給用マニホールド装置においては、主としてダイ
カスト製であることに起因して鋳抜き後の後加工に多大
な手間とコストを要して製造工数の増加を招いたり、い
わゆる巣の存在により不良品発生率が高くなったりとい
う種々の不都合を有している。
【0006】すなわち、鋳抜き後にバリ取りやショット
ブラスト等による表面研磨というダイカスト法特有の後
加工が必要になる上に、マニホールド装置に特有の後加
工としてノズル孔の精密な穿孔等が必要になる。つま
り、上記の如く各ノズル部から燃料ガスの噴出流をバー
ナヘッド側通路に対し正確に所定の方向に直進させる上
で所定長さ及び所定径の精密なノズル孔を形成する必要
があり、ダイカスト法ではこのような精密なノズル孔を
形成し得ないため、鋳抜き後に各ノズル部に対しドリル
等による精密な穿孔作業を行いノズル孔を形成する必要
がある。加えて、マニホールド本体と蓋体とのビス止め
による接合のために、各接合孔に対するねじ切り加工が
必要になる。これらの後加工に多大な手間と、コストと
を要することになる。
【0007】また、上記の巣の存在により後加工を施す
と、その巣が表面に露出してしまい燃料ガス漏出の一因
にもなりかねないことから、不良品として廃棄せざるを
得ず、歩留まりの悪化を招いている。さらに、鋳造後に
ダイカスト法特有の反りや収縮等の発生により所定の寸
法精度を確保し難く、不良品発生増の要因ともなる。
【0008】加えて、上記の巣の存在によりマニホール
ド本体と蓋体との接合法としてかしめ固定等の手段を採
用することができず、ビス止めに頼らざるを得ないとい
う不都合もある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、上記の種々の
不都合を解消して製造容易でかつ製造工数が少なくて済
み、しかも精度の確保を容易に図り得るガス供給用マニ
ホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者はプレス成形による製造に着目し、種々の
試行錯誤の結果、マニホールド装置として必要な構造及
び構成要素をプレス成形により形成し得る解決手段を見
いだし、以下の本発明を完成したものである。
【0011】第1の発明は、一端側の元ガス供給口から
導入される燃料ガスを他端側において2以上のガス供給
先に個別に分流供給するためのガス供給用マニホールド
装置を対象として、以下の各請求項により特定される各
種事項を備えることとした。
【0012】すなわち、請求項1に係る発明では、マニ
ホールド装置として第1及び第2の一対の板状部材を互
いに密着状態で接合してなるものとし、上記第1の板状
部材としてその他端部側部位に上記ガス供給先に対応す
る数のノズル部をそれぞれ筒状に凹ませて外方に突出す
るようプレス成形により形成してなるものとし、上記第
2の板状部材として上記一対の両板状部材同士が接合さ
れて囲まれることにより上記元ガス供給口から上記各ノ
ズル部に対し燃料ガスを流通させる内部通路を構成する
ことになる凹部を上記第2の板状部材の一端部側から他
端部側にかけて延びかつ他端部側部位において上記各ノ
ズル部内面に相対向するようプレス成形により形成して
なるものとした。
【0013】この請求項1によれば、第1の板状部材に
2以上のガス供給先に対応する数のノズル部がプレス成
形により形成され、第2の板状部材に上記所定の凹部が
プレス成形により形成され、これら第1及び第2の両板
状部材が接合されることにより、一端側において元ガス
供給口に連通し他端側において上記2以上のノズル部に
それぞれ連通する内部通路が上記凹部により形成され
る。従って、元ガス供給口から導入された燃料ガスが内
部通路を通って各ノズル部側に導かれ、各ノズル部に対
し個別に分配供給されることになる。この場合、各ノズ
ル部及び内部通路がプレス成形により形成されるため、
ダイカスト法により形成する場合に比してバリ取り等の
後加工を省略して、その後加工に伴う不良品発生を解消
することが可能になる上に、プレス成形により所定の寸
法・形状のものが精度よくかつ製造容易に形成すること
が可能になる。以上のようなプレス成形は所定肉厚及び
所定形状の金属(例えばアルミニウム合金等)製の平板
材料と、所定のプレス型とを用いて行うようにすればよ
い(以下の各請求項において同じ)。
【0014】請求項2に係る発明では、マニホールド装
置として第1及び第2の一対の板状部材を互いに密着状
態で接合してなるものとし、上記第1及び第2の双方の
板状部材に対し両板状部材同士が接合されて囲まれるこ
とにより上記元ガス供給口から上記各ノズル部に対し燃
料ガスを流通させる内部通路を構成することになる凹部
を上記両板状部材の一端部側から他端部側にかけて延び
るようそれぞれプレス成形により形成し、かつ、上記第
1及び第2の内の一方の板状部材に対し上記凹部の他端
部側部位においてさらに上記ガス供給先に対応する数の
ノズル部をそれぞれ筒状に凹ませ外方に突出するようプ
レス成形により形成するようにした。
【0015】この請求項2によれば、第1及び第2の両
板状部材にそれぞれプレス成形により形成された凹部が
相対向して内部通路が形成され、この内部通路の他端部
側部位においてガス供給先に対応する数のノズル部がそ
れぞれ連通することになる。このため、請求項1の場合
と同様に、元ガス供給口から導入された燃料ガスが内部
通路を通って各ノズル部側に導かれ、各ノズル部に対し
個別に分配供給されることになる。そして、各ノズル部
及び内部通路がプレス成形により形成されるため、ダイ
カスト法により形成する場合に比してバリ取り等の後加
工を省略して、その後加工に伴う不良品発生を解消する
ことが可能になる上に、プレス成形により所定の寸法・
形状のものが精度よくかつ製造容易に形成することが可
能になる。加えて、上記凹部が第1及び第2の双方の板
状部材に対しプレス成形されているため、プレス成形法
を採用しても内部通路の内高さ(凹部の深さに対応)を
請求項1の場合と比べ無理なく大きくすることが可能に
なり、内部通路として所要の内断面積を容易に確保し得
ることになる。
【0016】請求項3に係る発明では、マニホールド装
置として第1及び第2の一対の板状部材を間に平板状の
間隔部材を挟んだ状態で互いに密着状態で接合してなる
ものとし、上記第1の板状部材として他端部側部位に上
記ガス供給先に対応する数のノズル部をそれぞれ筒状に
凹ませて外方に突出するようプレス成形により形成して
なるものとし、上記間隔部材に対し両側から上記一対の
両板状部材により囲まれることにより上記元ガス供給口
から上記各ノズル部に対し燃料ガスを流通させる内部通
路を構成することになる貫通空所を一端部側から他端部
側にかけて形成するようにした。
【0017】この請求項3によれば、上記貫通空所が第
1及び第2の両板状部材により挟まれることにより内部
通路が形成され、その他端部側部位において各ノズル部
と連通することになる。このため、請求項1の場合と同
様に、元ガス供給口から導入された燃料ガスが上記内部
通路を通って各ノズル部側に導かれ、各ノズル部に対し
個別に分配供給されることになる。そして、各ノズル部
がプレス成形により形成されるため、ダイカスト法によ
り形成する場合に比してバリ取り等の後加工を省略し
て、その後加工に伴う不良品発生を解消することが可能
になる上に、プレス成形により所定の寸法・形状のもの
が精度よくかつ製造容易に形成することが可能になる。
加えて、内部通路を間隔部材に形成した貫通空所により
区画形成しているため、請求項1又は請求項2の如く内
部通路のための凹部をプレス成形により形成する必要は
なく、プレス成形を各ノズル部の形成のためのみに行え
ば済む上に、内部通路の内高さや内断面積の変更調整を
間隔部材の肉厚調整により容易に行い得ることになる。
【0018】なお、以上のマニホールド装置における接
合面のシールとしては、各板状部材の平滑性をダイカス
ト法による場合と比べより大きく確保し得るため、特別
なシールを施すことなく密着させるだけでも良好なシー
ル性の確保が可能となる。特にシールを施す場合には、
プレス成形接合境界面にシール部材(シール用パッキン
等)を介装させたり、あるいは、相対向する接合面の一
方もしくは双方に例えば発泡ゴム層を焼き付ける等して
シール層を一体に形成したりするようにすればよい。
【0019】上記の請求項1〜請求項3のいずれかのマ
ニホールド装置においては、一方の板状部材に対し他方
の板状部材と相対向する方向に突出する接合用凸部をプ
レス成形により予め形成する一方、他方の板状部材に対
し上記凸部と合致する位置にその凸部が圧入される貫通
孔をプレス成形により予め形成し、上記凸部を貫通孔に
対し圧入することにより両板状部材を密着状態に互いに
接合するようにしてもよい(請求項4)。つまり、ダイ
カスト製ではなくて金属板材料をそのまま使用可能であ
る上に、プレス成形により上記の凸部や貫通孔を精度よ
く形成し得るため、上記の圧入法による接合手段を容易
に適用することが可能になる。これにより、接合のため
にビス止め用のねじ切りやビス止めのための工数を削減
して、接合作業を容易に行い得ることになる。
【0020】また、接合を上記の圧入法ではなくてかし
め法により行うようにしてもよい。この場合には、一方
の板状部材に対し他方の板状部材と相対向する方向に突
出するかしめ用凸部をプレス成形により予め形成する一
方、他方の板状部材に対し上記凸部と合致する位置にそ
の凸部が挿通されるかしめ用貫通孔をプレス成形により
予め形成し、上記凸部を貫通孔に対し挿通してかしめる
ことにより両板状部材を密着状態に互いに接合するよう
にしてもよい(請求項5)。すなわち、金属板材料をそ
のまま使用可能であるため、ダイカスト製の如く巣の問
題がなく、かしめ法により確実に接合し得ることにな
る。
【0021】以上の請求項1〜請求項5のいずれかのマ
ニホールド装置における各ノズル部は、絞り型を用いて
段階的にプレス加工を施すことにより所定の突出形状に
成形するようにすればよい(請求項6)。これにより、
プレス成形によっても各ノズル部を確実に所定の突出形
状に形成し得ることになる。
【0022】また、以上の請求項1〜請求項6のマニホ
ールド装置における各ノズル部に対し、その突出端を貫
通するノズル孔をプレス成形により一体に形成するよう
にしてもよい(請求項7)。従来のダイカスト法ではノ
ズル部と一体に形成することが困難であった精密なノズ
ル孔をプレス成形によりノズル孔の形成と共に一体に形
成することが可能になり、製造工数のより低減化が図り
得る。
【0023】第2の発明は、以上のガス供給用マニホー
ルド装置を備えたガス燃焼機器を対象として以下の各請
求項により特定される事項を備えることとした。
【0024】すなわち、請求項8に係る発明では、上記
請求項1〜請求項7のいずれかに記載のガス供給用マニ
ホールド装置と、2以上のバーナヘッドを有する燃焼器
とを備え、上記各バーナヘッドを上記マニホールド装置
の2以上のノズル部に対し個別に接続し、上記各ノズル
部から供給される燃料ガスを上記各バーナヘッドにおい
て燃焼させる構成とした。この請求項8によれば、製造
容易でかつ製造工数が少なくて済み、しかも精度の確保
を容易に図り得るガス供給用マニホールド装置を用い
て、燃焼機能を確実に果たし得るガス燃焼機器を低コス
トで提供し得ることになる。
【0025】また、請求項9に係る発明では、請求項1
〜請求項7のいずれかに記載のガス供給用マニホールド
装置と、2以上のバーナヘッドを有する燃焼器と、この
燃焼器の燃焼作動に伴う燃焼熱を受けて水を熱交換加熱
して出湯させる熱交換器とを備え、上記各バーナヘッド
を上記マニホールド装置の2以上のノズル部に対し個別
に接続し、上記各ノズル部から供給される燃料ガスを上
記各バーナヘッドにおいて燃焼させる構成とした。この
請求項9によれば、上記と同様に製造容易でかつ製造工
数が少なくて済み、しかも精度の確保を容易に図り得る
ガス供給用マニホールド装置を用いて、燃焼熱による給
湯機能を確実に果たし得るガス燃焼機器を低コストで提
供し得ることになる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1〜請求
項7のいずれかのガス供給用マニホールド装置によれ
ば、元ガス供給口から導入される燃料ガスを凹部又は貫
通空所により構成される内部通路を通して各ノズル部側
に導き、各ノズル部に対し個別に分配供給することがで
きる。そして、各ノズル部及び内部通路をプレス成形に
より形成しているため、ダイカスト法により形成する場
合に比してバリ取り等の後加工を省略して、その後加工
に伴う不良品発生を解消することができる上に、プレス
成形により所定の寸法・形状のものを精度よくかつ製造
容易に形成することができる。
【0027】特に、請求項2によれば、凹部を第1及び
第2の双方の板状部材に対しプレス成形するようにして
いるため、プレス成形法を採用しても内部通路の内高さ
を請求項1の場合と比べ無理なく大きくすることがで
き、内部通路として所要の内断面積を容易に確保するこ
とができる。
【0028】請求項3によれば、内部通路を間隔部材に
形成した貫通空所により区画形成しているため、請求項
1又は請求項2の如く内部通路のための凹部をプレス成
形により形成する必要はなく、プレス成形を各ノズル部
の形成のためのみに行えば済む上に、内部通路の内高さ
や内断面積の変更調整を間隔部材の肉厚調整により容易
に行うことができる。
【0029】請求項4によれば、第1及び第2の両板状
部材の接合を、あるいは、間隔部材を挟んで第1及び第
2の両板状部材の接合をプレス成形した凸部と貫通孔と
の圧入により容易に行うことができ、接合のために従来
のダイカスト製の場合のビス止め用のねじ切りやビス止
めのための工数を削減することができる。しかも、ダイ
カスト製ではなくて金属板材料をそのまま使用可能であ
り、プレス成形により上記の凸部や貫通孔を精度よく形
成し得るため、上記の圧入法による接合手段を容易かつ
確実に適用することができる。
【0030】請求項5によれば、第1及び第2の両板状
部材の接合を、あるいは、間隔部材を挟んで第1及び第
2の両板状部材の接合をプレス成形した凸部と貫通孔と
を用いたかしめ法により容易に行うことができ、接合の
ために従来のダイカスト製の場合のビス止め用のねじ切
りやビス止めのための工数を削減することができる。し
かも、ダイカスト製の如き巣の問題がなく、プレス成形
により上記の凸部や貫通孔を精度よく形成し得るため、
上記のかしめ法による接合手段を容易かつ確実に適用す
ることができる。
【0031】請求項6によれば、プレス成形によっても
各ノズル部を確実に所定の突出形状に形成することがで
き、請求項7によれば、従来のダイカスト製の場合では
ノズル部と一体に形成することが困難であった精密なノ
ズル孔をプレス成形によりノズル孔の形成と共に一体に
形成することができ、製造工数のより低減化を図ること
ができる。
【0032】請求項8のガス供給用マニホールド装置を
備えたガス燃焼機器によれば、製造容易でかつ製造工数
が少なくて済みしかも精度の確保を容易に図り得るガス
供給用マニホールド装置を用いて、燃焼機能を確実に果
たし得るガス燃焼機器を低コストで提供することができ
る。
【0033】また、請求項9のガス供給用マニホールド
装置を備えたガス燃焼機器によれば、請求項8と同様に
製造容易でかつ製造工数が少なくて済みしかも精度の確
保を容易に図り得るガス供給用マニホールド装置を用い
て、燃焼熱による給湯機能を確実に果たし得るガス燃焼
機器を低コストで提供することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0035】図1は、本発明の実施形態に係るガス供給
用マニホールド装置を備えたガス燃焼機器としてのガス
瞬間湯沸かし式の給湯器を示し、1はハウジング、1a
はハウジングの1の前面カバー、2は燃焼用空気を供給
する送風ファン、3は燃焼器が内蔵された燃焼缶体、4
は燃焼缶体3の上側に配設され内部に図示省略の熱交換
器が配管された熱交換缶体である。上記熱交換器には水
道水が入水され、燃焼缶体3からの燃焼熱により加熱さ
れた後に出湯されてカラン等に給湯されるようになって
いる。
【0036】上記燃焼缶体3内には燃焼器を構成する2
以上の所定数(本例では12個)のバーナヘッド5が並
んで配設され、これらバーナヘッド5と燃料ガス供給系
6との間にマニホールド装置7が介装されて燃料ガス供
給系6からの燃料ガスを各バーナヘッド5に対し個別に
分流供給するようになっている。
【0037】上記各バーナヘッド5は、後述のノズル部
82の先端に向けて開口しそのノズル部82に対し所定
間隔を隔てた状態で相対向して配置される導入通路51
と、上方に向けて開口し上記導入通路51により導入さ
れた燃料ガスと空気との混合気にさらに空気を巻き込ん
で燃焼させる炎口52とを備えたものである。
【0038】上記燃料ガス供給系6は元ガス電磁弁、比
例調整弁及び切換弁等からなる弁セット61を備えてお
り、図外の都市ガスもしくはガスボンベから圧送される
燃料ガスを上記弁セットを介して上記マニホールド装置
7の元ガス供給口71,71(図2参照)に供給するよ
うになっている。
【0039】上記マニホールド装置7は、図2及び図3
に示すように共に金属(例えばアルミニウム合金)製の
第1板状部材8と第2板状部材9とが間にシールパッキ
ン10を挟んで互いに密着した状態に接合されて、扁平
な逆Lの字状又はTの字状の全体形状に形成されたもの
である。
【0040】上記第1板状部材8は所定板厚(例えば3
mm厚)で逆Lの字状の平面板材を用いてプレス成形に
より形成されたものであり、プレス成形により、平面と
された基板部81の下端部(一端部)側に2つのガス供
給口71,71が貫通形成され、上端部(他端部)側に
バーナヘッド5の数と同数(図例では12個)のノズル
部82,82,…(図4も併せて参照)が突出形成さ
れ、また、上記基板部81には後述の接合用の圧入孔
(貫通孔)83,83,…やかしめ用凸部84,84,
…がそれぞれ所定数形成されている。
【0041】そして、上記ノズル部82,82,…に対
しバーナヘッド5が1つずつ接続されるようになってい
る(図2には1つのバーナヘッドのみ図示している)。
この接続は、図4に示すようにバーナヘッド5の導入通
路51の受入開口を上記各ノズル部82の突出端から僅
かな隙間を隔てて配置し、かつ、後述のノズル孔82a
の孔軸が上記受入開口の中心位置に合致するように配設
される。そして、上記ノズル孔82aからの燃料ガスの
噴出に伴い、送風ファン2(図1参照)により燃焼缶体
3内に押し込まれた空気を上記隙間から巻き込んで吸引
するようになっている。
【0042】上記各ノズル部82は所定の絞り型を用い
て例えば8ステージで1工程のプレス加工により上記平
面板材の状態から外方に凹まされて所定量(例えば8m
m)突出し外周面が若干テーパ面とされた筒状もしくは
釣り鐘状になるように段階的に変形されて形成されたも
のである。この際、上記各ノズル部82の突出端の肉厚
が所定量(例えば1.9mm)以上となるように絞ら
れ、その中心位置に所定径で貫通形成されるノズル孔8
2aの孔長が所定寸法以上になるようにされている。つ
まり、燃料ガスの噴出流の直進性を確保し得る孔長とさ
れ、このような孔長が絞りの後に確保し得るような板厚
の平面板材が選択される。
【0043】一方、上記第2板状部材9は、上記第1板
状部材8よりも薄肉厚の平面板材を用いてプレス成形に
より形成されたものであり、このプレス成形により、基
板部91に対し2つの凹部92a,92bと、上端縁側
にフランジ部93と、後述の接合のための圧入用凸部9
4,94,…やかしめ孔(貫通孔)95,95,…とが
それぞれ形成されている。
【0044】一方の凹部92aは、図3〜図5に示すよ
うに上記両ガス供給口71,71の一方に相対向する位
置から上記のノズル孔82,82,…の内の4個のノズ
ル部82,82,…(第1ノズル群)の内面に相対向す
る位置までの間に延びるよう外向きに凹まされている。
また、他方の凹部92bは、図3及び図4に示すように
他方のガス供給口71に相対向する位置から残りの8個
のノズル部82,82,…(第2ノズル群)の内面に相
対向する位置まで延びるように外向きに凹まれている。
これら2つの凹部92a,92bと第1板状部材8の基
板部81とにより区画されて2つの内部通路72a,7
2bが形成されることになる。第1内部通路72aは一
方のガス供給口71からの燃料ガスを第1ノズル群に属
する4個のノズル部82,82,…に分流供給し、第2
内部通路72bは他方のガス供給口71からの燃料ガス
を第2ノズル群に属する8個のノズル部82,82,…
に分流供給するようになっている。
【0045】なお、本実施形態では燃料ガス供給系6の
弁セット中の切換弁により2つのガス供給口71,71
のいずれか一方又は双方に対し選択的に燃料ガスの供給
切換え、つまり燃焼切換えを行うようになっているが、
ガス供給口を1つとして内部通路も1つとしてもよく、
また、3つのガス供給口と3つの内部通路としてもよ
い。
【0046】上記フランジ93はバーナヘッド5や燃焼
缶体3(図1参照)との相互連結を行うために一体に形
成したものである。
【0047】上記シールパッキン10は上記第2板状部
材9の凹部92a,92bに対応する形状の開口部10
1,102が切除されて、上記凹部92a,92bを除
く基板部91と上記第1板状部材8の基板部81との間
に介装されるように形成されたものであり、このシール
パッキン10を挟み込ませることにより上記各内部通路
72a,72bを密閉するようになっている。
【0048】以上の第1板状部材8と第2板状部材9と
の接合は、凸部94の圧入孔83への圧入と同時に凸部
84をかしめ孔95に挿通させ、この後、凸部84の頂
端をかしめることにより行われ、これにより、第1及び
第2の両板状部材8,9が間にシールパッキン10を挟
んだ状態で互いに密着して固定されている。すなわち、
上記かしめ固定は図6(a),(b)に示すように第1
板状部材8にプレス加工により形成された凸部84を、
同じく第2板状部材9にプレス加工により形成されたか
しめ孔95に対し挿通させ、かしめ孔95から飛び出た
凸部84の頂端を図6(a)の如く+型のポンチで押し
つぶすか、図6(b)の如く丸く押しつぶすことにより
行われている。また、上記圧入固定は図6(c)に示す
ように第1板状部材8にプレス加工により貫通形成され
た圧入孔83に対し、同じく第2板状部材9にプレス加
工により形成された凸部94を圧入させることにより行
われている。
【0049】以上のマニホールド装置7では、燃料ガス
供給系6からガス供給口71,71に供給される燃料ガ
スが内部通路72a,72bを通して第1ノズル群及び
第2ノズル群の各ノズル部82に流れた後、各ノズル部
82に分流して各ノズル孔82aから対応するバーナヘ
ッド5の導入通路51に向けて噴出される。
【0050】<第2実施形態>図7及び図8は第2実施
形態で用いられるマニホールド装置7aを示し、この第
2実施形態はマニホールド装置7aをプレス成形により
形成する場合に内部通路72c,72dの内断面積を第
1実施形態よりも増大させるための構成を示したもので
ある。なお、この第2実施形態は上記の内部通路72
c,72dについてのみ第1実施形態と異なり、その他
の構成要素は第1実施形態と同じであるため、第1実施
形態と同じ構成要素については第1実施形態と同じ符号
を付してその詳細な説明を省略する。
【0051】本第2実施形態では、第2板状部材9の凹
部92a,92bに加えて第1板状部材8aにも凹部8
5a,85bがプレス成形により形成されている。すな
わち、第1板状部材8aの基板部81に対し2つの凹部
85a,85bが上記第2板状部材9の凹部92a,9
2bと同じ範囲に外向きに凹ませて形成されている。そ
して、第1及び第2の両板状部材8a,9の一側の両凹
部92aと85aとにより第1内部通路72cが区画形
成され、他側の両凹部92bと85bとにより第2内部
通路72dが区画形成されている。
【0052】この場合の第1及び第2の各内部通路72
c,72dの内高さは、第1実施形態の内部通路72
a,72bと比べ、第1板状部材8a側の各凹部85
a,85bの内深さの分だけ大きくなり、これにより、
各内部通路72c,72dの内断面積を第1実施形態の
それよりも増大させることができる。
【0053】なお、図7では凹部85a,85bを各ノ
ズル部82を含む範囲まで形成した形態を図示している
が、これに限らず、上記凹部85a,85bの形成範囲
を上記各ノズル部82の手前位置までとして各ノズル部
82の形成位置を除外するようにしてもよい。このよう
にすることにより、各ノズル部82のブレス加工による
形成に際し精度管理の容易化を図ることができる。
【0054】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種
々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第
1及び第2実施形態では、第1及び第2の両板状部材
8,9又は8a,9の間にシールパッキン10を介装さ
せているが、このシールパッキン10を省略してもよ
い。上記第1及び第2の両板状部材8,9又は8a,9
はそれぞれ金属の平面板材を用いてプレス成形している
ため、各基板部81,91の平滑度が良好に保持され、
両者を直接に接合させても高い密着性が得られるためで
ある。また、この際、上記両基板部81,91の一方又
は双方に対し例えば発泡ゴム等を焼き付けてシール層を
一体に形成するようにしてもよい。
【0055】上記第1及び第2実施形態では、凹部92
a,92b,85a,85bをプレス成形することによ
り内部通路72a〜72dを区画形成するようにしてい
るが、これに限らず、上記の凹部の形成を省略するよう
にしてもよい。この場合には、各ノズル部82のプレス
成形部分を除き第1及び第2の両板状部材の全てを平滑
にしておき、代わりに内部通路を形成するための貫通空
所を有するスペーサ(間隔部材)を上記両板状部材間に
介装させるようにすればよい。上記の貫通空所の形状の
一例としては、図3に示すシールパッキン10の開口部
101,102と同じ形状を採用するようにすればよ
い。
【0056】上記第1及び第2実施形態では、第1及び
第2の両板状部材8,9又は8a,9の接合手段として
かしめ固定や圧入固定を用いているが、これに限らず、
従来のダイカスト品と同様にビス止め固定を採用しても
よい。
【0057】上記第1及び第2実施形態では、給湯器を
ガス燃焼機器として示したが、これに限らず、他のガス
燃焼機器に対し本発明のマニホールド装置を適用し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を適用した給湯器の簡略断面
説明図である。
【図2】マニホールド装置の斜視図である。
【図3】図2のマニホールド装置の分解斜視図である。
【図4】図2のA−A線における断面説明図である。
【図5】図2のB−B線における断面説明図である。
【図6】接合手段を示す部分断面図であり、図6(a)
はかしめ固定の場合を、図6(b)は他のかしめ固定の
場合を、図6(c)は圧入固定の場合をそれぞれ示して
いる。
【図7】第2実施形態の図2対応図である。
【図8】図7のC−C線における断面説明図である。
【図9】従来のマニホールド装置の側面図である。
【図10】図9のマニホールド装置を構成するマニホー
ルド本体の内面図である。
【符号の説明】
5 バーナヘッド 7,7a マニホールド装置 8,8a 第1板状部材 9 第2板状部材 71 ガス供給口 82 ノズル部 82a ノズル孔 83 圧入孔(貫通孔) 84 かしめ用凸部 72a〜72d 内部通路 85a,85b 凹部 92a,92b 凹部 94 圧入用凸部 95 かしめ孔(貫通孔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 広志 兵庫県明石市魚住町中尾337番地 信和工 業株式会社内 Fターム(参考) 3K017 AA10 AB07 AB09 AD01 AD04 AD11 CA10 CB01 CB08 CB11 CD02 CD03 3K068 AA01 BA01 BB05 CA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側の元ガス供給口から導入される燃
    料ガスを他端側において2以上のガス供給先に個別に分
    流供給するためのガス供給用マニホールド装置であっ
    て、 第1及び第2の一対の板状部材が互いに密着状態で接合
    されてなり、 上記第1の板状部材は、その他端部側部位に上記ガス供
    給先に対応する数のノズル部がそれぞれ筒状に凹まされ
    て外方に突出するようプレス成形により形成されてな
    り、 上記第2の板状部材は、上記一対の両板状部材同士が接
    合されて囲まれることにより上記元ガス供給口から上記
    各ノズル部に対し燃料ガスを流通させる内部通路を構成
    することになる凹部が上記第2の板状部材の一端部側か
    ら他端部側にかけて延びかつ他端部側部位において上記
    各ノズル部内面に相対向するようプレス成形により形成
    されてなることを特徴とするガス供給用マニホールド装
    置。
  2. 【請求項2】 一端側の元ガス供給口から導入される燃
    料ガスを他端側において2以上のガス供給先に個別に分
    流供給するためのガス供給用マニホールド装置であっ
    て、 第1及び第2の一対の板状部材が互いに密着状態で接合
    されてなり、 上記第1及び第2の双方の板状部材には両板状部材同士
    が接合されて囲まれることにより上記元ガス供給口から
    上記各ノズル部に対し燃料ガスを流通させる内部通路を
    構成することになる凹部が上記両板状部材の一端部側か
    ら他端部側にかけて延びるようそれぞれプレス成形によ
    り形成され、かつ、 上記第1及び第2の内の一方の板状部材には上記凹部の
    他端部側部位においてさらに上記ガス供給先に対応する
    数のノズル部がそれぞれ筒状に凹まされて外方に突出す
    るようプレス成形により形成されていることを特徴とす
    るガス供給用マニホールド装置。
  3. 【請求項3】 一端側の元ガス供給口から導入される燃
    料ガスを他端側において2以上のガス供給先に個別に分
    流供給するためのガス供給用マニホールド装置であっ
    て、 第1及び第2の一対の板状部材が間に平板状の間隔部材
    を挟んで互いに密着状態で接合されてなり、 上記第1の板状部材は他端部側部位に上記ガス供給先に
    対応する数のノズル部がそれぞれ筒状に凹まされて外方
    に突出するようプレス成形により形成されてなり、 上記間隔部材には両側から上記一対の両板状部材により
    囲まれることにより上記元ガス供給口から上記各ノズル
    部に対し燃料ガスを流通させる内部通路を構成すること
    になる貫通空所が一端部側から他端部側にかけて形成さ
    れていることを特徴とするガス供給用マニホールド装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置であって、 一方の板状部材には他方の板状部材と相対向する方向に
    突出する接合用凸部がプレス成形により予め形成される
    一方、他方の板状部材には上記凸部と合致する位置にそ
    の凸部が圧入される貫通孔がプレス成形により予め形成
    され、上記凸部が貫通孔に対し圧入されて両板状部材が
    密着状態に互いに接合されている、ガス供給用マニホー
    ルド装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置であって、 一方の板状部材には他方の板状部材と相対向する方向に
    突出するかしめ用凸部がプレス成形により予め形成され
    る一方、他方の板状部材には上記凸部と合致する位置に
    その凸部が挿通されるかしめ用貫通孔がプレス成形によ
    り予め形成され、上記凸部が貫通孔に対し挿通された状
    態でかしめられて両板状部材が密着状態に互いに接合さ
    れている、ガス供給用マニホールド装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置であって、 各ノズル部は絞り型を用いて段階的にプレス加工を施す
    ことにより所定の突出形状に成形されている、ガス供給
    用マニホールド装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置であって、 各ノズル部の突出端を貫通するノズル孔がプレス成形に
    より一体に形成されている、ガス供給用マニホールド装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置と、2以上のバーナヘッド
    を有する燃焼器とを備え、 上記各バーナヘッドが上記マニホールド装置の2以上の
    ノズル部に対し個別に接続され、上記各ノズル部から供
    給される燃料ガスを上記各バーナヘッドにおいて燃焼さ
    せるように構成されている、ガス供給用マニホールド装
    置を備えたガス燃焼機器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    ガス供給用マニホールド装置と、2以上のバーナヘッド
    を有する燃焼器と、この燃焼器の燃焼作動に伴う燃焼熱
    を受けて水を熱交換加熱して出湯させる熱交換器とを備
    え、 上記各バーナヘッドが上記マニホールド装置の2以上の
    ノズル部に対し個別に接続され、上記各ノズル部から供
    給される燃料ガスを上記各バーナヘッドにおいて燃焼さ
    せるように構成されている、ガス供給用マニホールド装
    置を備えたガス燃焼機器。
JP2001252414A 2001-08-23 2001-08-23 ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器 Pending JP2003065507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252414A JP2003065507A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001252414A JP2003065507A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003065507A true JP2003065507A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19080897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001252414A Pending JP2003065507A (ja) 2001-08-23 2001-08-23 ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003065507A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100829627B1 (ko) 2007-01-23 2008-05-16 엘지전자 주식회사 가열조리기기의 버너시스템 및 버너시스템의 연소유닛과연소유닛의 제조방법
US7494337B2 (en) * 2004-04-22 2009-02-24 Thomas & Betts International, Inc. Apparatus and method for providing multiple stages of fuel
US20170184324A1 (en) * 2015-12-25 2017-06-29 Noritz Corporation Gas supply manifold and production method of gas supply manifold
JP2017116209A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールドおよびその製造方法
JP2017227422A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールド
CN108916874A (zh) * 2018-08-10 2018-11-30 珠海吉泰克燃气设备技术有限公司 一种钣金式分气管
JP2018194187A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社パロマ 給湯器
JP2019173989A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールドおよびその製造方法
JP2020085292A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 株式会社パロマ 給湯器
JP2020085291A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 株式会社パロマ 給湯器
JP2021025739A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 リンナイ株式会社 給湯器
JP2021148341A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 リンナイ株式会社 ガスマニホールド
JP7420662B2 (ja) 2020-06-23 2024-01-23 リンナイ株式会社 燃焼装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365939U (ja) * 1976-11-05 1978-06-02
JPS62180218U (ja) * 1986-04-30 1987-11-16
JPH07217825A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気化筒のシール方法
JPH07260113A (ja) * 1994-03-22 1995-10-13 Gastar Corp ノズルホルダとノズルホルダを有する燃焼装置
JPH09306438A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Katayama Tokushu Kogyo Kk 電池缶形成材料、該材料の製造方法、および該電池缶形成材料を用いて形成した電池缶
JP2000130715A (ja) * 1998-10-29 2000-05-12 Osaka Gas Co Ltd バーナ
JP2001121227A (ja) * 1999-10-26 2001-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層固着品

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5365939U (ja) * 1976-11-05 1978-06-02
JPS62180218U (ja) * 1986-04-30 1987-11-16
JPH07217825A (ja) * 1994-02-01 1995-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 気化筒のシール方法
JPH07260113A (ja) * 1994-03-22 1995-10-13 Gastar Corp ノズルホルダとノズルホルダを有する燃焼装置
JPH09306438A (ja) * 1996-05-17 1997-11-28 Katayama Tokushu Kogyo Kk 電池缶形成材料、該材料の製造方法、および該電池缶形成材料を用いて形成した電池缶
JP2000130715A (ja) * 1998-10-29 2000-05-12 Osaka Gas Co Ltd バーナ
JP2001121227A (ja) * 1999-10-26 2001-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層固着品

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7494337B2 (en) * 2004-04-22 2009-02-24 Thomas & Betts International, Inc. Apparatus and method for providing multiple stages of fuel
WO2008091058A1 (en) * 2007-01-23 2008-07-31 Lg Electronics Inc. Burner system and heating cooking appliance having the same
US8146582B2 (en) 2007-01-23 2012-04-03 Lg Electronics Inc. Burner system and heating cooking appliance having the same
KR100829627B1 (ko) 2007-01-23 2008-05-16 엘지전자 주식회사 가열조리기기의 버너시스템 및 버너시스템의 연소유닛과연소유닛의 제조방법
US10288313B2 (en) 2015-12-25 2019-05-14 Noritz Corporation Gas supply manifold and production method of gas supply manifold
US20170184324A1 (en) * 2015-12-25 2017-06-29 Noritz Corporation Gas supply manifold and production method of gas supply manifold
JP2017116209A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールドおよびその製造方法
CN106958818A (zh) * 2015-12-25 2017-07-18 株式会社能率 气体供给用歧管及其制造方法
US10309645B2 (en) 2016-06-24 2019-06-04 Noritz Corporation Gas supply manifold and gas combustion device provided with the same
CN107543200A (zh) * 2016-06-24 2018-01-05 株式会社能率 气体供给用歧管和具有该气体供给用歧管的气体燃烧装置
JP2017227422A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールド
CN107543200B (zh) * 2016-06-24 2021-05-07 株式会社能率 气体供给用歧管和具有该气体供给用歧管的气体燃烧装置
JP2018194187A (ja) * 2017-05-12 2018-12-06 株式会社パロマ 給湯器
JP2019173989A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 株式会社ノーリツ ガス供給用マニホールドおよびその製造方法
CN108916874A (zh) * 2018-08-10 2018-11-30 珠海吉泰克燃气设备技术有限公司 一种钣金式分气管
JP2020085291A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 株式会社パロマ 給湯器
JP2020085292A (ja) * 2018-11-20 2020-06-04 株式会社パロマ 給湯器
JP7126698B2 (ja) 2018-11-20 2022-08-29 株式会社パロマ 給湯器
JP7126699B2 (ja) 2018-11-20 2022-08-29 株式会社パロマ 給湯器
JP2021025739A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 リンナイ株式会社 給湯器
JP7274255B2 (ja) 2019-08-08 2023-05-16 リンナイ株式会社 給湯器
JP2021148341A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 リンナイ株式会社 ガスマニホールド
JP7316960B2 (ja) 2020-03-17 2023-07-28 リンナイ株式会社 ガスマニホールド
JP7420662B2 (ja) 2020-06-23 2024-01-23 リンナイ株式会社 燃焼装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003065507A (ja) ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器
JP5851834B2 (ja) 熱交換コア部とハウジングとを備える熱交換器
US6640887B2 (en) Two piece heat exchanger manifold
JP2003232294A (ja) 中空品成形法によって組立てるためのブロワファン分割体
CN109000246B (zh) 燃烧器及燃气灶具
JP2004308604A (ja) 樹脂製インテークマニホールド
JP2011094515A (ja) シリンダヘッドブロック
EP1584868B1 (en) Cylindrical burner
JP2817991B2 (ja) ロストフォーム鋳造法でのエンジンブロック成形用のフォーム原型アセンブリ
JP2004197971A (ja) ガス供給用マニホールド装置及びこれを備えたガス燃焼機器
JP3300661B2 (ja) ノズルマニホールド
JP3888316B2 (ja) ガス供給用マニホールド装置及びガス燃焼機器
JP6860907B2 (ja) 給湯器
JP2017116209A (ja) ガス供給用マニホールドおよびその製造方法
JP2007285154A (ja) インテークマニホールド
JPH04295165A (ja) 2サイクルエンジン用金属エンジンブロックを鋳造する鋳型組立体
JP2017116029A (ja) カシメ締結構造、この構造を備えたガス供給用マニホールドおよびカシメ締結方法
JP2006132434A (ja) 噴孔部材、燃料噴射弁、および噴孔部材の製造方法
US20050061286A1 (en) Cylinder head for an internal combustion engine
JP7392391B2 (ja) コールドスプレー用ノズル
US20230044906A1 (en) Media Channel Assembly for an Internal Combustion Engine, Internal Combustion Engine Having a Media Channel Assembly, Motor Vehicle Having an Internal Combustion Engine and Method for Producing a Media Channel Assembly
JP2004190940A (ja) 燃焼管及びこの燃焼管を備えたガス燃焼機器
KR101699335B1 (ko) 플라스틱 흡기 매니폴드 조립 구조
WO2020145153A1 (ja) シリンダヘッド
JPH11159354A (ja) 内燃機関の吸気装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516