JP3888316B2 - ガス供給用マニホールド装置及びガス燃焼機器 - Google Patents

ガス供給用マニホールド装置及びガス燃焼機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のガス通路部とこのガス通路部に連通する複数のノズル部を備えたガス供給用マニホールド装置、及び、このガス供給用マニホールド装置を備えたガス燃焼機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図11に示すように、給湯装置等のガス燃焼機器100 の燃料ガス供給系101 にはガス供給用マニホールド装置102 が設けられている。このマニホールド装置102 は、アルミニウム素材等を用いてダイカスト法により鋳造されたマニホールド本体103 と、マニホールドカバー104 を備え、これらがパッキンを介して接合されて複数のガス通路部105 が形成されている。マニホールド本体103 には各ガス通路部105 に連通する複数のノズル部106 が形成され、各ノズル部106 から燃料ガスがバーナーヘッドに供給され燃焼される。
【0003】
マニホールド本体103 には、複数のガス通路部105 に対応する複数のガス導入口107 が形成され、これらガス導入口107 を夫々開閉する複数のガス導入口開閉弁108 が設けられている。マニホールド本体103 の各ガス導入口107 の外周側に弁座109 が形成され、各ガス導入口開閉弁108 は、弁座109 に密着することによりガス導入口107 を閉止する弁体110 を有する。
【0004】
また、ガス供給管111 を介してマニホールド装置102 に供給する燃料ガスの流量を調節する流量制御弁ユニット112 が設けられ、この流量制御弁ユニット112 は、ダイカスト法により鋳造された弁ケース113 を有し、流量制御弁114 は、弁ケース113 に形成された開口部115 と、開口部115 と協働してガス流量を調節する流量制御弁体116 とを有する。
【0005】
流量制御弁ユニット112 の下流側に元弁ユニット118 が設けられ、この元弁ユニット118 は、ダイカスト法により鋳造された弁ケース119 を有し、この弁ケース119 と流量制御弁ユニット112 の弁ケース113 が一体になっている。弁ケース119 に開口120 が形成され、開口120 の外周側に弁座121 が形成され、元弁122 は弁座121 に密着可能な弁体123 を有する。
【0006】
ところで、本願出願人が実用化している特許文献1に記載されたガス供給用マニホールド装置においては、第1板材と第2板材をプレス成形して、これら第1,第2板材を接合し、前記プレス成形により、第2板材に複数の凹部を形成することにより複数のガス通路部が形成され、第1板材には各ガス通路部に対応する複数のノズル部が一体形成されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−65507号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図11のガス供給用マニホールド装置では、マニホールド本体がダイカスト製品であり表面精度が粗いため、鋳造後にバリ取りや表面研磨等のダイカスト鋳造法特有の後加工が必要になり、製造工程数が多く手間がかかり製作コスト的に不利である。また、マニホールド本体にできる巣(鋳物の中にできる気孔)の存在により、不良品発生率が高くなり信頼性に欠ける面がある。
【0009】
特に、マニホールド本体に形成される弁座については切削加工する必要があるため、製造工程数が多くなって手間がかかるし、その弁座に巣がある場合には、ガス導入口開閉弁を閉じても、その巣を介してガス漏れが発生する虞があり不良品となる。尚、マニホールド本体に弁座を切削加工した際、その切削加工によって巣が表面化する虞もあり問題である。
【0010】
更に、このガス供給用マニホールド装置は、マニホールド本体がブロック状に形成されるため大型になるし、しかも、流量制御弁を備えた流量制御弁ユニットを別途設け、また、元弁を備えた元弁ユニットも別途設ける必要があるため、これら燃料ガス供給系を備えたガス燃焼機器の構造が複雑で製作費も高価になる。
【0011】
一方、特許文献1のガス供給用マニホールド装置では、第1板材と第2板材とをプレス成形し、それらを接合することにより複数のガス通路部が形成されているが、このガス供給用マニホールド装置には、ガス導入口開閉弁、流量制御弁、元弁は一体的に設けられておらず、このガス供給用マニホールド装置、ガス導入口開閉弁、流量制御弁、元弁を含む燃料ガス供給系の構造が複雑で大型化し製作費も高価になり、これらを備えたガス燃焼機器についても同等の課題がある。
【0012】
本発明の目的は、第1,第2板材をプレス成形し接合して、複数のガス通路部複数のガス導入口を形成し、ガス導入口開閉弁、更には、流量制御弁等を一体的に設けて、小型に且つ簡単に且つ安価に製造できて信頼性のあるガス供給用マニホールド装置を提供すること、及び、このガス供給用マニホールド装置を備えて構造を簡単化して製作費を低減できるガス燃焼機器を提供すること、等である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1のガス供給用マニホールド装置は、プレス成形された第1板材と第2板材を接合して、これら第1,第2板材によって複数のガス通路部を形成し、このガス通路部に連通する複数のノズル部を設けたガス供給用マニホールド装置において、燃料ガスを導入する複数のガス導入口が前記複数のガス通路部に対応して第1板材にプレス成形によって形成され、前記第1板材のガス導入口の外周側部分に弁体を密着させることによりガス導入口を閉止する複数のガス導入口開閉弁と、前記ガス導入口へ燃料ガスを供給するガス供給 通路のガス流量を調節する流量制御弁とを設け、前記流量制御弁は、前記プレス成形により第1板材に形成された開口部と、この開口部と協働してガス流量を調節する流量制御弁体とを有し、前記第1板材の元弁口の外周側部分に弁体を密着させることにより元弁口を閉止する元弁を設け、第1板材の同一平面状に、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体を配置するとともに、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体の中間高さ位置に流量制御弁を配置したものである。
【0014】
このガス供給用マニホールド装置では、プレス成形された第1板材と第2板材が接合され、これら第1,第2板材によって複数のガス通路部が形成され、このガス通路部に連通する複数のノズル部が設けられている。第1板材には、複数のガス導入口が複数のガス通路部に対応してプレス成形によって形成され、各ガス通路部にはガス導入口から燃料ガスが導入され、その燃料ガスが各ガス通路部を通ってノズル部からバーナーヘッド等の燃焼部に供給され燃焼される。
【0015】
複数のガス導入口には、それらガス導入口を開閉する複数のガス導入口開閉弁が設けられ、各ガス導入口開閉弁においては、弁体が第1板材のガス導入口の外周側部分に密着することによりガス導入口が閉止され、そのガス導入口に対応するガス通路部から燃焼部へ燃料ガスが供給されなくなる。複数のガス導入口開閉弁のうちガス導入口を開けた(閉じた)弁の数を切り換えることにより燃焼能力が切換えられる。
【0016】
特に、第1,第2板材がプレス成形されるので加工精度がよく、表面粗さが安定しているため、ダイカスト鋳造法により成形されたものに比べるとバリ取り等の後加工が不要になり、しかも、前記プレス成形によって、第1,第2板材の少なくとも一方に複数のガス通路部用の成形が行われ、第1板材に複数のガス導入口が形成されるため、製造工程数を低減でき、小型に且つ簡単に且つ安価に製造できる。更に、第1,第2板材は、ダイカスト鋳造法により成形されたものに存在する虞がある巣(鋳物の中にできる気孔)がないものとなり、特に、第1板材の各ガス導入口の外周側部分に弁体を確実に密着させガス漏れを確実に防止して、信頼性が非常に高いものとなる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
流量制御弁は、前記プレス成形により第1板材に形成された開口部と、この開口部と協働してガス流量を調節する流量制御弁体とを有し、流量制御弁体を駆動することにより、ガス導入口へ燃料ガスを供給するガス供給通路のガス流量が調節され、各ノズル部に供給されるガス流量が調節される。流量制御弁をガス供給用マニホールド装置に一体的に設け、第1板材の元弁口の外周側部分に弁体を密着させることにより元弁口を閉止する元弁を設け、第1板材の同一平面状に、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体を配置するとともに、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体の中間高さ位置に流量制御弁を配置したので、このガス供給用マニホールド装置を含む燃料ガス供給系の構造を簡単化し、しかも、前記プレス成形により第1板材に開口部を簡単に形成できるため、製作コスト的にも非常に有利になる。
【0024】
請求項のガス燃焼機器は、請求項1ガス供給用マニホールド装置を備えたことを特徴とするものである。この場合、ガス燃焼機器の構造を簡単化して製作費を低減することが可能になる。ガス供給用マニホールド装置については、請求項1同様の作用を奏する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態は、上水を加熱して出湯する給湯装置に、本発明のガス供給用マニホールド装置を適用した場合の一例である。
【0026】
図1に示すように、給湯装置1は、ハウジング2を備え、そのハウジング2の内部に、熱交換ユニット3、20個のバーナーヘッド4aを有するガス燃焼ユニット4、送風ファン5を備え、ガス燃焼ユニット4に燃料ガスを供給するガス供給用マニホールド装置10を含む燃料ガス供給系6を備えている。熱交換ユニット3には上水が供給され、ガス燃焼ユニット4によって加熱され出湯される。
【0027】
図1に示すように、燃料ガス供給系6は、ガス供給用マニホールド装置10、ガス供給管7、ガスポート部材8等で構成され、ガスポート部材8から供給された燃料ガスが、ガス供給管7を通ってガス供給用マニホールド装置10のガス供給通路18に導入され、このガス供給通路18を通って20個のノズル部20から20個のバーナーヘッド2aに供給され、各バーナーヘッド2aの上部の炎口から噴出され燃焼される。
【0028】
ガス供給用マニホールド装置10について詳細に説明する。
図2に示すように、ガス供給用マニホールド装置10は、第1板材11、第2板材12、第3板材13、5個のガス導入口開閉弁14、流量制御弁15、元弁16を備えている。第1〜第3板材11〜13は金属製であり、これらが接合されてガス供給通路18が形成されている。以下、図2の前方を前方とし、図3の右方を右方として説明する。
【0029】
図2、図3に示すように、第1板材11は、左右に長い矩形状の第1上板部11aと、この第1上板部11aの左右方向中央部分から下方へ延びて第1上板部11aの約1/5の左右長と第1上板部11aと略同じ上下長の第1下板部11bとを有する。
【0030】
第1上板部11aの上部には、左右方向に1列に等間隔おきに並んで後方へ突出する20個のノズル部20が一体形成され、第1上板部11aの下部には、左右方向に1列に等間隔おきに並ぶ5個のガス導入口21a〜21eが形成されている。第1下板部11bの上部にガス流量調節用の開口部22が形成され、第1下板部11bの下部に元弁口23が形成されている。この第1板材11はプレス成形されて、例えば厚さ約3mmに形成され、そのプレス成形によって、第1板材11に、20個のノズル部20が一体形成されると共に、5個のガス導入口21a〜21eと開口部22と元弁口23が形成される。
【0031】
図2、図4に示すように、第2板材12は、左右に矩形状で第1上板部11aに対向する第2上板部12aと、第1下板部11bに対向する第2下板部12bとを有する。
【0032】
第2上板部12aには、前側に凹ませた5個の凹部25a〜25eであって、第1板材11に形成された5個のガス導入口21a〜21eに夫々対応する5個の凹部25a〜25eが形成されている。凹部25aは20個のノズル部20のうち右端から6個のノズル部20に対応して、凹部25bは次の3個のノズル部20に対応して、凹部25cは次の4個のノズル部20に対応して、凹部25dは次の3個のノズル部20に対応して、凹部25eは残りの4個のノズル部20に対応して夫々形成されている。また、第2下板部12bには、前側に比較的大きく凹ませた25fが形成されている。
【0033】
第1板材11と第2板12の凹部25a〜25f以外の部分とがロウ付けにより接合されて、第1上板部11aと第2上板部12aの5個の凹部25a〜25eにより5個のガス通路部30a〜30eが形成され、第1下板部11bと第2下板部12bの凹部25fによりガス通路部31が形成されている。第1,第2板材11,12をロウ付けにより接合することにより、パッキンを使用しないでガス通路部30a〜30e,31を形成することができ、ガス供給用マニホールド装置10の構造を簡単化し前後幅を小型化する上で有利になる。
【0034】
図2に示すように、第3板材13は、第1板材11の第1上板部11aの下部と第1下板部11bに後側から連結されている。第3板材13は、上壁部13a、左右の側壁部13b、仕切り壁部13c、鉛直板部13dを有し、壁部13a〜13cの前端面が第1板材11の後面に接合されている。上壁部13aは開口部22の上側に位置し、仕切り板壁13cは開口部22と元弁口23の間に位置し、第1板材11と第3板材13により、仕切り壁部13cの上側にガス通路部32が形成され、このガス通路部32と区画された仕切り壁部13cの下側にガス通路部33が形成されている。
【0035】
第3板材13はプレス成形又はダイカスト法により形成され、その際に壁部13a〜13cが形成される。第1板材11の下端部にはガス管接続部材7aが内嵌状結合され、このガス管接続部材7aにガス供給管7が内嵌接合されている。
【0036】
ガス供給通路18は、以上説明したガス通路部30a〜30e,31,32,33を有し、ガス供給管7からガス通路部33に導入された燃料ガスは、元弁口23からガス通路部31に導入され、その燃料ガスは開口部22からガス通路部32に導入され、その燃料ガスは、5個のガス導入口21a〜21eから夫々5個のガス通路部30a〜30eに導入されて、各ガス通路部30a〜30eに対応するノズル部20からバーナーヘッド4aに供給される。
【0037】
ここで、図3に示すように、ガス導入口21a〜21eの開口面積は、対応するノズル部20の数に略比例した面積になっている。本実施形態の場合、6個のノズル部20に対応するガス導入口21aが最大開口面積となり、4個のノズル部20に対応するガス導入口21c,21eの開口面積は、ガス導入口21aの開口面積の約4/6、また、3個のノズル部20に対応するガス導入口21b,21dの開口面積は、ガス導入口21aの開口面積の約3/6となっている。尚、ガス通路部30a〜30eの大きさも、対応するノズル部20の数に略比例した大きさとなっている。
【0038】
次に、図2に示すように、各ガス導入口開閉弁14は弾性部材(例えば、ゴムや軟性の合成樹脂部材)からなる弁体40を有し、この弁体40がソレノイドアクチュエータ41により駆動されて、対応するガス導入口21a〜21eを開閉し、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁体40を後側から密着させることによりガス導入口21a〜21eを閉止する。ガス導入口21a〜21eが閉止されると、そのガス導入口21a〜21eに対応するガス通路部30a,30eからバーナーヘッド4aへ燃料ガスが供給されなくなる。5個のガス導入口開閉弁14のうちのガス導入口21a〜21eを開けた(閉じた)弁の数を切り換えることにより燃焼能力が切換えられる。
【0039】
各弁体40は、第1板材11のガス導入口21a〜21eの径よりも大径でガス導入口21a〜21eの外周側部分(平坦な弁座)に密着可能な環状凸部40aを有する。複数のガス導入口開閉弁14は弁体40を含めて共通の構造であり、その弁体40は、複数のガス導入口21a〜21eの中の最大開口面積であるガス導入口21aよりも大径に形成されている。ガス導入口21a〜21eの径違いに関わらず弁体40を共通化できるため製作コスト的に有利になる。
【0040】
次に、流量制御弁15は、ガス導入口21a〜21eへ燃料ガスを供給するガス供給通路18(ガス通路部33,31,32)のガス流量を調節する弁であり、この流量制御弁15は、図2に示すように、第1板材11に形成された開口部22と、この開口部22と協働してガス流量を調節する部分球面部を有する流量制御弁体45を有する。流量制御弁体45はソレノイドアクチュエータ46により駆動されて位置可変であり、この流量制御弁体45と開口部22の縁部間の隙間を調節することでガス流量が調節される。
【0041】
図2に示すように、元弁16は、弾性部材(例えば、ゴムや軟性の合成樹脂部材)からなる弁体50を有し、この弁体50がソレノイドアクチュエータ51により駆動されて元弁口23を開閉し、第1板材11の元弁口23の外周側部分に弁体50を後側から密着させることにより元弁口23を閉止する。弁体50は、第1板材11の元弁口23の径よりも大径で元弁口23の外周側部分(平坦な弁座)に密着可能な環状凸部50aを有する。元弁16はガス導入口開閉弁14と同じ構成であり、共通化できるため製作コスト的に有利になる。
【0042】
以上のように、このガス供給用マニホールド装置10によれば、プレス成形された第1板材11と第2板材12を接合して、これら第1,第2板材11,12によって5個のガス通路部30a〜30eを形成し、このガス通路部30a〜30eに連通する20個のノズル部20を設けたものであり、特に、前記プレス成形によって、第1板材11に燃料ガスを導入する5個のガス導入口21a〜21eを5個のガス通路部30a〜30eに対応して形成し、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁体40を密着させることによりガス導入口21a〜21eを閉止する5個のガス導入口開閉弁14を設けたものである。
【0043】
つまり、第1,第2板材11,12がプレス成形されるので加工精度がよく、表面粗さも安定しているため、ダイカスト鋳造法により成形されたものに比べるとバリ取り等の後加工が不要になり、しかも、前記プレス成形によって、第2板材12に5個のガス通路部用の成形を行って凹部25a〜25eを形成し、第1板材11に5個のガス導入口21a〜21eを形成するため、製造工程数を低減でき、小型に且つ簡単に且つ安価に製造することができる。
【0044】
更に、第1,第2板材11,12は、ダイカスト鋳造法により成形されたものに存在する虞がある巣がないものとなり、特に、第1板材11の各ガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁体40を確実に密着させガス漏れを確実に防止して、信頼性も非常に高いものとなる。それ故、ガス供給用マニホールド装置10を含む燃料ガス供給系2を、簡単且つ小型に構成して安価に提供できる。
【0045】
また、前記プレス成形により第1板材11に各ガス通路部30a〜30eに対応する6又は4又は3個のノズル部20;計20個のノズル部20を一体形成したので、製造工程数を低減して簡単に且つ安価に製造することができる。
【0046】
ガス導入口21a〜21eの開口面積は対応するノズル部20の数に略比例した面積であるので、ガス導入口21a〜21eからガス通路部30a〜30eに導入される燃料ガス流量は、そのガス導入口21a〜21eに対応するノズル部20の数に略比例した量となり、複数のノズル部20の噴出口径を同じにして、複数のノズル部20から夫々導出される燃料ガス流量を同じにでき、20個のノズル部に夫々接続される20個のバーナーヘッド等を共通化でき製作コストを低減でき、また、所望の燃焼能力に切換えできるように、各ガス通路部30a〜30eに連通するノズル部20の数を設定して製造することができる。
【0047】
ガス導入口開閉弁14の弁体40は第1板材11のガス導入口21a〜21eの径よりも大径でガス導入口21a〜21eの外周側部分に密着可能な環状凸部40aを有するので、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁体40の環状凸部40aを確実に密着させてシール機能を高めてガス導入口21a〜21eを確実に閉止することができ、第1板材11を簡単に構成することができる。元弁16についても同様の効果を奏する。
【0048】
ガス導入口21a〜21eへ燃料ガスを供給するガス供給通路18のガス流量を調節する流量制御弁15を設けたので、このガス供給用マニホールド装置10を含む燃料ガス供給系2の構造を簡単化し、この流量制御弁15は、前記プレス成形により第1板材11に形成された開口部22と、この開口部22と協働してガス流量を調節する流量制御弁体45とを有するので、第1板材11に開口部22を簡単に形成することができるため、製作コスト的にも非常に有利になる。
【0049】
このガス供給用マニホールド装置10には元弁16も設けられ、その元弁16を設ける為の構造についても、ガス導入口開閉弁14を設けるのと同じであり、結局、5個のガス導入口開閉弁14だけでなく、流量調節弁15更に元弁16も一体的に設けたので、このガス供給用マニホールド装置10を含む燃料ガス供給系2の構造を小型且つ簡単にして製作コストを低減できる。つまり、このガス供給用マニホールド装置10を備えた給湯装置1によれば、構造を簡単化して製作費を低減することが可能になる。
【0050】
次に、変更形態について説明する。但し、前記実施形態と基本的に同じものには同一符号を付して説明する。
1]図5〜図8に示すように、前記プレス成形により、第1板材11のうち、5個のガス導入口21a〜21eが形成される部分、及びそれらの外周側部分を僅かに前側へ突出させて、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁座部60a〜60eが形成され、5個のガス導入口開閉弁14Aは、弁座部60a〜60eに夫々密着可能な平坦な弁面部を有する弾性部材(例えば、ゴム部材や軟性の合成樹脂部材)からなる弁体40Aを有する。
【0051】
弁座部60a〜60eは環状凸部からなり、これら環状凸部60a〜60eは第1板材11の表面から後方へ突出しないように形成されている。環状凸部60a〜60eは全て同径に形成され、これら環状凸部60a〜60eに密着可能な5個の弁体40Aを含むガス導入口開閉弁14Aも同じ構成である。尚、元弁における弁座や弁体も同様に構成してもよい。
【0052】
このように、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側に前記プレス成形により弁座部60a〜60eを形成し、ガス導入口開閉弁14Aは、この弁座部60a〜60eに密着可能な平坦な弁面部を有する弁体40Aを有するので、弁座部60a〜60eに弁体40Aを確実に密着させガス導入口60a〜60eを閉止することができる。しかも、ガス導入口開閉弁14Aの弁体40Aを簡単な構造にすることができ、それでいて、前記プレス成形により第1板材11に弁座部60a〜60eを容易に形成することができるため、製造工程数を増やすことなく、簡単に且つ安価に製造することができる
【0053】
弁座部60a〜60eは環状凸部からなるので、この弁座部60a〜60eに弁体40Aを確実に密着させシール機能を高めてガス導入口21a〜21eを確実に閉止することができ、前記プレス成形の際、弁座形成予定部の外側、或いは弁座形成予定部の外側及び内側を凹ませることにより、環状凸部からなる弁座部60a〜60eを簡単・確実に形成することができ、また、この環状凸部60a〜60eを第1板材11の表面から突出しないように形成したので、弁座部60a〜60eに傷が付きにくくなり、ガス導入口開閉弁14Aを第1板材11により接近させてコンパクトに配置できる。
【0054】
2]図9に示すように、前記プレス成形により、第1板材11のうち、5個のガス導入口21a〜21eが形成される部分、及びそれらの外周側部分を前側へ突出させずに、第1板材11のガス導入口21a〜21eの外周側部分に弁座部61a〜61eが形成されている。これら環状凸部61a〜61eは第1板材11の表面から後方へ突出しないように形成されている。前記プレス成形の際、弁座形成予定部の外側、或いは弁座形成予定部の外側及び内側を凹ませることにより、環状凸部からなる弁座部61a〜61eを簡単・確実に形成できる。
【0055】
3]図10に示すように、前記プレス成形により、第1板材11のうち、5個のガス導入口21a〜21eの外周側部分を、第1板材11の表面から僅かに後側へ突出させて、ガス導入口21a〜21eの外周側部分に環状凸部からなる弁座部62a〜62bが形成されている。
【0056】
その他、次のように変更可能である。
4]第1板材11の第1上板部11aと第1下板部11bを別部材で構成して連結してもよいし、また、第2板材12の第2上板部12aと第2下板部12bを別部材で構成して連結してもよい。
5]第1板材11に対して20個のノズル部20を別体に構成して、これらノズル部20を第1板材11に取り付けてもよい。この場合、20個のノズル部20をノズル形成部材に一体的に形成し、このノズル形成部材を第1板材11に固定して20個のノズル部20を取り付けてもよい。
【0057】
6]第1板材11と第2板材12をロウ付けにより接合する以外に、溶接してもよいし、パッキンを介してビス止めしたりカシメテて固定してもよい。
7]第1板材11と第2板材12によって形成されるガス通路部の数については、前記実施形態の5個に限定せず、2〜4個、6個以上にしてもよい。
8]第1板材11に各ガス通路に対応して形成されるノズル部の数については種々変更可能であり、複数とする必要性はなく1つとしてもよい。
【0058】
9]流量調節弁更には元弁を別体に構成してもよい。
10]ガス供給用マニホールド装置10については、給湯装置以外の種々のガス燃料機器に適用可能である。このガス供給用マニホールド装置10を備えたガス燃焼機器によれば、構造を小型化・簡単化して製作費を低減可能になる。
11]その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を付加して実施することが可能である。
【0059】
【発明の効果】
請求項1のガス供給用マニホールド装置によれば、プレス成形された第1板材と第2板材を接合して、これら第1,第2板材によって複数のガス通路部を形成し、このガス通路部に連通する複数のノズル部を設けたものであり、特に、燃料ガスを導入する複数のガス導入口を前記複数のガス通路部に対応して第1板材にプレス成形によって形成し、前記第1板材のガス導入口の外周側部分に弁体を密着させることによりガス導入口を閉止する複数のガス導入口開閉弁を設けたものである。
【0060】
つまり、第1,第2板材がプレス成形されるので加工精度がよく、表面粗さが安定しているため、ダイカスト鋳造法により成形されたものに比べるとバリ取り等の後加工が不要になり、しかも、前記プレス成形によって、第1,第2板材の少なくとも一方に複数のガス通路部用の成形を行い、第1板材に複数のガス導入口を形成するため、製造工程数を低減でき、小型に且つ簡単に且つ安価に製造でき、更に、第1,第2板材は、ダイカスト鋳造法により成形されたものに存在する虞がある巣がないものとなり、特に、第1板材の各ガス導入口の外周側部分に弁体を確実に密着させガス漏れを確実に防止して、信頼性も非常に高いものとなる。それ故、このガス供給用マニホールド装置を含む燃料ガス供給系を、簡単且つ小型に構成して安価に提供できるようになる。
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
また、ガス導入口へ燃料ガスを供給するガス供給通路のガス流量を調節する流量制御弁を設けたので、このガス供給用マニホールド装置を含む燃料ガス供給系の構造を簡単化し、この流量制御弁は、前記プレス成形により第1板材に形成された開口部と、この開口部と協働してガス流量を調節する流量制御弁体とを有するので、第1板材に開口部を簡単に形成することができるうえ、第1板材の元弁口の外周側部分に弁体を密着させることにより元弁口を閉止する元弁を設け、第1板材の同一平面状に、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体を配置するとともに、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体の中間高さ位置に流量制御弁を配置したため、製作コスト的にも非常に有利になる。
【0067】
請求項のガス燃料機器によれば、請求項1ガス供給用マニホールド装置を備えたので、構造を簡単化して製作費を低減可能になる。ガス供給用マニホールド装置については、請求項1同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る給湯装置の要部の縦断面図である。
【図2】ガス供給用マニホールド装置の縦断面図である。
【図3】ガス供給用マニホールド装置の背面図である。
【図4】ガス供給用マニホールド装置の正面図である。
【図5】第1変更形態のガス供給用マニホールド装置の要部縦断面図である。
【図6】第1変更形態のガス供給用マニホールド装置の背面図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】第2変更形態のガス供給用マニホールド装置の要部縦断面図である。
【図10】第2変更形態のガス供給用マニホールド装置の要部縦断面図である。
【図11】従来技術に係る給湯装置の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 給湯装置
6 燃料ガス供給系
10 ガス供給用マニホールド装置
11 第1板材
12 第2板材
14,14A ガス導入口開閉弁
15 流量制御弁
16 元弁
18 ガス供給通路
20 ノズル部
21a〜21e ガス導入口
22 開口部
30a〜30e ガス通路部
40,40A 弁体
45 流量制御弁体

Claims (2)

  1. プレス成形された第1板材と第2板材を接合して、これら第1,第2板材によって複数のガス通路部を形成し、このガス通路部に連通する複数のノズル部を設けたガス供給用マニホールド装置において、
    燃料ガスを導入する複数のガス導入口が前記複数のガス通路部に対応して第1板材にプレス成形によって形成され、
    前記第1板材のガス導入口の外周側部分に弁体を密着させることによりガス導入口を閉止する複数のガス導入口開閉弁と、
    前記ガス導入口へ燃料ガスを供給するガス供給通路のガス流量を調節する流量制御弁とを設け、
    前記流量制御弁は、前記プレス成形により第1板材に形成された開口部と、この開口部と協働してガス流量を調節する流量制御弁体とを有し、
    前記第1板材の元弁口の外周側部分に弁体を密着させることにより元弁口を閉止する元弁を設け、第1板材の同一平面状に、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体を配置するとともに、ガス導入口の弁体と元弁口の弁体の中間高さ位置に流量制御弁を配置したことを特徴とするガス供給用マニホールド装置。
  2. 請求項1ガス供給用マニホールド装置を備えたことを特徴とするガス燃焼機器。
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