JP6860907B2 - 給湯器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のバーナによって器具内の通水を加熱して出湯する給湯器に関する。
給湯器には、複数のバーナや熱交換器等を備えた燃焼装置が収容され、熱交換器を通過する水をバーナの燃焼排気によって加熱し、所定温度で出湯する。
燃焼装置には、複数のバーナを所定の数(バーナ群)ごとに燃焼制御することで、燃焼能力を複数段に切り替えることができるものが知られている。この場合、複数のバーナとガス配管との間に、燃料ガスをバーナ群毎に分配して供給するための分配流路を形成したマニホールド装置(ノズル台)が設けられる。このマニホールド装置は、特許文献1に開示されるように、各バーナに対応した複数のノズルを有すると共に、内面に、バーナ群ごとに内部を仕切る凹部を形成したダイキャスト部品である本体と、本体と同形状で形成され、本体の凹部に対応する隆起部(絞り部)を備えた蓋板と、凹部と隆起部との間をシールするシール部材とからなり、本体にシール部材を介して蓋板をネジ止めすることで、マニホールド装置の内部に、本体に設けたガス開閉部から供給される燃料ガスを各バーナ群毎に分配する分配流路が形成されるようになっている。
特許第5921584号公報
上記マニホールド装置(ノズル台)は、バーナを収容するケーシングに複数のネジによって固定されるが、この場合、ノズル台の両側とその中間部との3箇所で固定するのが望ましい。しかし、蓋板には絞り部が形成されているため、中間部でのネジ止めは、分配流路(絞り部)の間で行うことになる。
ところが、切替電磁弁を有して分配流路へ燃料ガスを供給するガス開閉部が、本体と別体に形成される場合、別体のガス開閉部と本体とのネジ止めも分配流路の間で行う必要がある。このため、ノズル台をケーシングに固定するネジと、ガス開閉部を本体に固定するネジとが干渉しないように距離を確保すると、蓋板ではネジ止め部が絞り部と接近して歪みが生じ、本体との密着性が損なわれてガス漏れが生じるおそれがある。
そこで、本発明は、ガス開閉部を本体と別体で形成しても、ノズル台をガス漏れのおそれなく安定してネジ止めすることができる給湯器を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数のバーナを収容する燃焼部を有し、燃焼部に、所定数のバーナからなるバーナ群ごとにそれぞれ燃料ガスを供給するノズル台を備えた給湯器であって、ノズル台は、燃料ガスが供給されるガス通路を有し、ガス通路に、各バーナ群ごとに燃料ガスの供給を制御する切替電磁弁を備えたガス開閉部と、各バーナごとに燃料ガスを噴出する複数のノズルを有すると共に、各ノズルをバーナ群ごとに仕切る複数の凹部を有し、燃焼部へ固定するための複数の第1のネジ止め部と、ガス開閉部へ固定するための複数の第2のネジ止め部とを備える本体と、各凹部に対応して膨出する絞り部と、本体へ固定するための複数の第3のネジ止め部とを有し、本体への固定に伴い各凹部と各絞り部とによって各バーナ群にそれぞれ対応した分配流路を形成する蓋板と、本体と蓋板との間で各分配流路に沿って形成され、各分配流路をシールするシール部材と、を含み、本体には、少なくとも1つの第1のネジ止め部及び第2のネジ止め部が、隣接する所定の2つの分配流路を形成する2つの凹部の間に設けられて、蓋板には、2つの分配流路を形成する2つの絞り部の間で第1のネジ止め部及び第2のネジ止め部を露出させる開口が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、シール部材には、開口を周回する環状部が形成されて、開口と、開口と隣接する2つの絞り部との間には、環状部の幅の2倍以上の間隔が確保されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、蓋板には、2つの絞り部の間で第3のネジ止め部が、開口を挟む位置で2つ設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、蓋板に、隣接する2つの分配流路を形成する2つの絞り部の間で第1のネジ止め部及び第2のネジ止め部を露出させる開口を形成したことで、2つの分配流路の間でも、蓋板に関わりなくガス開閉部と本体とのネジ止めと、本体と燃焼部とのネジ止めとを行うことができる。よって、蓋板に歪みが生じにくくなって本体との密着性を維持でき、ガス開閉部を本体と別体で形成しても、ノズル台をガス漏れのおそれなく安定してネジ止めすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、開口と、開口と隣接する2つの絞り部との間に、環状部の幅以上の間隔を確保しているので、開口と2つの絞り部との間隔を大きく確保でき、蓋板への歪みの発生を効果的に防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、蓋板に、2つの絞り部の間で第3のネジ止め部を、開口を挟む位置で2つ設けているので、開口を形成しても本体と蓋板との間のシールを確保することができる。
給湯器の斜視図である。 フロントカバーを取り外した筐体の斜視図である。 ノズル台の分解斜視図である。 本体の正面図である。 前シール部材の正面図である。 蓋板の説明図で、(A)は正面、(B)は底面、(C)は右側面をそれぞれ示す。 ノズル台の正面図である。 図7のA−A線断面図である。 図7のB−B線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、給湯器の一例を示す斜視図、図2はフロントカバーを取り外した筐体の斜視図である。
給湯器1は、前面を開口して天板3及び底板4、左右の側板5,5、背板6とからなる縦長箱状の筐体2と、筐体2の前面を閉塞するフロントカバー7とを備えている。筐体2内には、バーナを有する燃焼部9と、熱交換器を有する熱交換部10と、排気部11とを含む燃焼装置8が収容され、燃焼装置8の下方には、燃焼部9へ燃焼用空気を供給するファン12や、電装基板からなるコントローラを備えた電装ボックス13等が収容されている。14は、底板4に設けたガス管の接続口、15は、接続口14から燃焼部9へ燃料ガスを供給するための元電磁弁や比例弁等を備えたガス側ユニット、16はイグナイタである。
燃焼部9は、四角箱状のケーシング17内に、図示しない扁平状のバーナを、左右方向に複数本並設して、ケーシング17の前側に、互いに本数が異なる複数のバーナ群ごとに燃料ガスを供給するノズル台20を組み付けて、ガス側ユニット15からの燃料ガスをノズル台20で分配して各バーナ群へ供給可能としている。
このノズル台20は、図3に示すように、ガス側ユニット15を介して燃料ガスが供給されるガス開閉部21と、ガス開閉部21に後シール部材22を介してネジ止めされる本体23と、本体23に前シール部材24を介してネジ止めされる蓋板25とを備えている。
まず、ガス開閉部21は、前側(図3では上側)を開口した正面視倒L字状のガス通路26を有し、ガス通路26内の左右方向部分に、本体23に設けた後述する第1〜第3分配流路75〜77のガス入口43,43・・を開閉可能な3つの切替電磁弁27,27・・が並設されている。28,28・・は、各切替電磁弁27へのリード線を接続するためのコネクタである。
また、ガス開閉部21の前面には、ガス通路26の周囲に沿って凹溝29が形成され、凹溝29の周囲には、本体23をネジ止めするための複数のネジ止めボス30,30・・が形成されている。ガス開閉部21の左側下端には、ガス側ユニット15からの図示しないガス入口が形成されると共に、ガス側ユニット15へネジ止めするためのフランジ31が形成されている。
次に、後シール部材22は、ラバーコルク製で、ガス開閉部21の凹溝29に嵌合してガス通路26の外周を周回し、本体23との間でガス通路26をシールする。後シール部材22の右側下端には、ガス開閉部21の前面に突設したピン21aが挿通する透孔22aが形成されている。
次に、本体23は、アルミ等の金属のダイカスト成形により一体形成される板状体で、図4にも示すように、正面視が横長長方形状の上板部32と、上板部32の下部中央からガス開閉部21の正面視外形と略同形状で下向きに突出してガス通路26を塞ぐ下板部33とを備えている。上板部32には、各バーナに対応して後方へ突出する上下一対のノズル34,34・・が、左右方向へ等間隔で複数組(ここでは20組)突設されて、全てのノズル34を囲む本体23の前面には、上板部32の外形に沿った横長長方形状の上側枠36と、下板部33の外形に沿って下向きに突出する下側枠37とからなる外枠35が形成されている。
この外枠35内には、内側空間を左右方向へ3つに仕切る第1仕切枠38と第2仕切枠39とが突設されて、外枠35内に、12組のノズル34を囲む第1凹部40と、3組のノズル34を囲む第2凹部41と、5組のノズル34を囲む第3凹部42とを仕切形成している。第1、第2仕切枠38,39は、上側枠36内では上下方向に延び、下側枠37内では斜めに延びて、各凹部40〜42の下端部分を先細り状に形成している。各凹部40〜42の下端部分内には、ガス開閉部21のガス通路26と連通するガス入口43,43・・が開口形成されている。
また、第1仕切枠38は、下側枠37内では、上側で二股に分かれた後、下側で下側枠37の下部で再び繋がる環状枠部44となって、環状枠部44の内側に、長円状の第4凹部45を形成している。
さらに、上板部32における上側枠36の外側には、本体23をケーシング17にネジ止めするための第1止め孔46,46・・が形成されている。この第1止め孔46は、第4凹部45の上側にも形成されている。一方、下板部33における下側枠37の外側には、ガス開閉部21の下側及び上側左端のネジ止めボス30,30・・にネジ止めするための第2止め孔47,47・・が形成されている。この第2止め孔47は、第4凹部45の下側にも形成されている。これは、ガス開閉部21の上側中間のネジ止めボス30に対応するものである。
一方、外枠35の前面で外周縁と内周縁とには、前シール部材24を位置決めするための突条48,48・・が、断続的に形成されている。この突条48は、各凹部40〜42の下端部分を囲むように第1、第2仕切枠38,39の両側にも延設されて、環状枠部44の内周縁にも連続形成されている。49,49は、外枠35の前面に突設されて前シール部材24を位置決めするための位置決め突起で、第1凹部40内にも、位置決め突起49よりも短い位置決め突起49aが突設されている。
そして、外枠35及び第1、第2仕切枠38,39には、蓋板25をネジ止めするためのネジ孔50,50・・が、開口を各枠の前面より突出させた格好で形成されている。このネジ孔50は、外枠35の上辺より下側で且つ上下のノズル34,34の間となる位置で、上側枠36の左右辺と、第1、第2仕切枠38,39と、上側枠36の上辺から下向きに連設される連設枠51の下端とに左右方向へ配置される7つのネジ孔50,50・・の列(図4では区別するために「50A」と表記する。)と、上側枠36の下辺の左右と、第1、第2仕切枠38,39とに左右方向へ直線状に配置される5つのネジ孔50,50・・の列(図4では「50B」と表記する。)と、下側枠37の下部の左右と、当該下部における第1、第2仕切枠38,39との接続部分とに形成される4つのネジ孔50,50・・の列(図4では「50C」と表記する。)となるように並設されている。これらの列のうち、第1仕切枠38では、ネジ孔50Bとネジ孔50Cとが、第4凹部45を挟む格好で環状枠部44の長手方向の両端に配置されている。
前シール部材24は、ラバーコルク製で、図5にも示すように、外枠35及び第1、第2仕切枠38,39に沿って、内周縁と外周縁との突条48,48の間に嵌合する幅で形成される枠状で、連設枠51とネジ孔50Aの列及び50Bの列とにも沿って直線状の繋ぎ部52,52・・が上下及び左右方向に形成されている。また、第1仕切枠38における環状枠部44との対応部分では、第4凹部45を囲む格好で環状部53が形成されている。
また、前シール部材24には、各ネジ孔50がそれぞれ遊挿する逃がし孔54,54・・と、位置決め突起49,49aが挿通する位置決め孔55,55・・とが形成されている。
蓋板25は、図6に示すように、正面視が外枠35と略同形状となる板金製で、外周には、外枠35の外周に被さる折り返し部60が周設される一方、内側には、第1〜第3凹部40〜42にそれぞれ対応する略同形状の第1〜第3絞り部61〜63が、前方へ膨出形成されている。また、第1絞り部61と第2絞り部62との間には、本体23の第1仕切枠38に設けた第4凹部45に対応して第4凹部45よりも一回り小さい長円状の開口64が形成されて、開口64の周囲には、前方へ立ち上がる立ち上がり片65が形成されている。
さらに、各絞り部61〜63の外側には、本体23のネジ孔50にそれぞれ対応するネジ止め用の第3止め孔66,66・・と、位置決め突起49,49が挿通する前孔67,67とが形成されている。なお、ネジ孔50Aの列の内、連設枠51のネジ孔50Aに対応する第3止め孔66は、第1、第3絞り部61,63内に形成した円形状の平坦部68に設けられている。
以上の如く構成された給湯器1において、ノズル台20を組み付ける場合は、ピン21aと透孔22aとにより後シール部材22を位置決めして凹溝29に嵌合させたガス開閉部21の前面に、本体23の下板部33をあてがい、前面側から複数(ここでは6本)の第2ネジ70,70・・を、第2止め孔47,47・・を介してガス開閉部21のネジ止めボス30,30・・にそれぞれねじ込む。このとき、第4凹部45でも、下側の第2止め孔47を介して第2ネジ70を、ガス開閉部21の上側中間のネジ止めボス30にねじ込む。これにより、本体23とガス開閉部21とが連結される。
次に、本体23の外枠35及び第1、第2仕切枠38,39に前シール部材24を、各逃がし孔54を各ネジ孔50に嵌合させ、位置決め孔55,55に位置決め突起49,49aを挿通させて、突条48,48間に位置決めする。この状態で、蓋板25を外枠35に被せて位置決め突起49,49を前孔67,67に挿入させて位置決めし、前面側から複数(ここでは16本)の第3ネジ71,71・・を、第3止め孔66,66・・を介して本体23のネジ孔50,50・・にそれぞれねじ込む、
これにより、本体23と蓋板25とが連結されて、図7〜9に示すように、本体23と蓋板25との間に、第1凹部40と第1絞り部61とで囲まれる第1分配流路75と、第2凹部41と第2絞り部62とで囲まれる第2分配流路76と、第3凹部42と第3絞り部63とで囲まれる第3分配流路77とが仕切形成されたノズル台20が得られる。
このノズル台20では、蓋板25の第1絞り部61と第2絞り部62との間では、本体23とガス開閉部21との第2ネジ70による連結部分に長円状の開口64を設けて第3ネジ71による連結を行わず、開口64とその両側の第1、第2絞り部61,62との間の間隔D1を、開口64の全周に亘って、その下側の前シール部材24の環状部53の幅D2の2倍以上となるように広く設定している。
また、図7に示すように、第1、第2絞り部61,62間で、第4凹部45内の第1止め孔46の中心線と、その上側の第3ネジ71の中心線との直線距離D3と、第4凹部45内の第2ネジ70の中心線と、その下側の第3ネジ71の中心線との直線距離D4とを、開口64内の第1止め孔46の中心線と第2ネジ70の中心線との直線距離D5より小さく設定しているので、開口64を設けても、これを挟む第3ネジ71,71が離れ過ぎることがなく、本体23と蓋板25との密着性が損なわれることがない。
こうして組み付けられたノズル台20を、図2に示すように、ガス開閉部21のフランジ31をガス側ユニット15にネジ72,72によって固定すると共に、本体23の上板部32を第1止め孔46,46・・(開口64内上側の第1止め孔46も含む)を介してケーシング17に第1ネジ73,73・・によって固定することで、燃焼部9に組み付けられる。
よって、器具内に通水されると、これを検知したコントローラが、イグナイタ16を作動させると共に、ガス側ユニット15の元電磁弁及び比例弁を開弁して燃料ガスをノズル台20のガス開閉部21へ供給する。燃料ガスは、ガス通路26を通ってガス入口43,43・・を介して各分配流路75〜77へ流れ、ノズル34,34・・から各バーナへ噴出され、バーナを燃焼させる。熱交換部10ではバーナの燃焼排ガスと熱交換器を通過する水との熱交換によって水が加熱され、出湯される。
このように、上記形態の給湯器1によれば、ノズル台20の本体23において、第1、第2分配流路75,76を形成する第1、第2凹部40,41の間に、第1のネジ止め部(第1止め孔46及び第1ネジ73)及び第2のネジ止め部(第2止め孔47及び第2ネジ70)を設けて、蓋板25に、第1、第2絞り部61,62の間で第1のネジ止め部(第1止め孔46及び第1ネジ73)及び第2のネジ止め部(第2止め孔47及び第2ネジ70)を露出させる開口64を設けたことで、第1、第2分配流路75,76の間でも、蓋板25に関わりなくガス開閉部21と本体23とのネジ止めと、本体23とケーシング17とのネジ止めとを行うことができる。よって、蓋板25に歪みが生じにくくなって本体23との密着性を維持でき、ガス開閉部21を本体23と別体で形成しても、ノズル台20をガス漏れのおそれなく安定してネジ止めすることができる。
特にここでは、前シール部材24に、開口64を周回する環状部53を形成して、開口64と、開口64と隣接する第1、第2絞り部61,62との間に、環状部53の幅D2以上の間隔D1を確保しているので、開口64と第1、第2絞り部61,62との間隔を大きく確保でき、蓋板25への歪みの発生を効果的に防止することができる。
また、蓋板25には、第1、第2絞り部61,62の間で第3のネジ止め部(第3止め孔66及び第3ネジ71)を、開口64を挟む位置に2つ設けているので、開口64を形成しても本体23と蓋板25との間のシールを確保することができる。
なお、上記形態では、第1絞り部と第2絞り部との間に開口を設けているが、第1、第2のネジ止め部の位置によっては、第2絞り部と第3絞り部との間に開口を設けてもよいし、全ての絞り部の間に開口を設けてもよい。絞り部の数も、バーナ群の数によって増減するため、開口の位置や数もこれに合わせて変更すればよい。
また、開口内の第1、第2のネジ止め部の数も、1つずつに限らず、少なくとも一方が複数あっても差し支えないし、第1、第2ネジ止め部の位置が逆であってもよい。
さらに、開口自体の形状も、長円形に限らず、第1、第2のネジ止め部の配置形態によって、円形や多角形等に適宜変更可能である。左右方向に形成してもよい。立ち上がり片も省略できるが、設けた方が開口部分の強度の確保に繋がる。
その他、給湯器自体の構成も上記形態に限らず、燃焼部に、所定数のバーナからなるバーナ群ごとにそれぞれ燃料ガスを供給するノズル台を備えたものであれば、潜熱回収型や暖房回路並設型等であっても本発明は適用可能である。
1・・給湯器、2・・筐体、8・・燃焼装置、9・・燃焼部、17・・ケーシング、20・・ノズル台、21・・ガス開閉部、22・・後シール部材、23・・本体、24・・前シール部材(シール部材)、25・・蓋板、26・・ガス通路、27・・切替電磁弁、30・・ネジ止めボス、32・・上板部、33・・下板部、34・・ノズル、35・・外枠、36・・上側枠、37・・下側枠、38・・第1仕切枠、39・・第2仕切枠、40・・第1凹部、41・・第2凹部、42・・第3凹部、43・・ガス入口、44・・環状枠部、45・・第4凹部、46・・第1止め孔(第1のネジ止め部)、47・・第2止め孔(第2のネジ止め部)、50・・ネジ孔、53・・環状部、61・・第1絞り部、62・・第2絞り部、63・・第3絞り部、64・・開口、66・・第3止め孔(第3のネジ止め部)、70・・第2ネジ(第2のネジ止め部)、71・・第3ネジ(第3のネジ止め部)、73・・第1ネジ(第1のネジ止め部)、75・・第1分配流路、76・・第2分配流路、77・・第3分配流路。

Claims (3)

  1. 複数のバーナを収容する燃焼部を有し、前記燃焼部に、所定数の前記バーナからなるバーナ群ごとにそれぞれ燃料ガスを供給するノズル台を備えた給湯器であって、
    前記ノズル台は、
    燃料ガスが供給されるガス通路を有し、前記ガス通路に、各前記バーナ群ごとに燃料ガスの供給を制御する切替電磁弁を備えたガス開閉部と、
    各前記バーナごとに燃料ガスを噴出する複数のノズルを有すると共に、各前記ノズルを前記バーナ群ごとに仕切る複数の凹部を有し、前記燃焼部へ固定するための複数の第1のネジ止め部と、前記ガス開閉部へ固定するための複数の第2のネジ止め部とを備える本体と、
    各前記凹部に対応して膨出する絞り部と、前記本体へ固定するための複数の第3のネジ止め部とを有し、前記本体への固定に伴い各前記凹部と各前記絞り部とによって各前記バーナ群にそれぞれ対応した分配流路を形成する蓋板と、
    前記本体と前記蓋板との間で各前記分配流路に沿って形成され、各前記分配流路をシールするシール部材と、を含み、
    前記本体には、少なくとも1つの前記第1のネジ止め部及び前記第2のネジ止め部が、隣接する所定の2つの前記分配流路を形成する2つの前記凹部の間に設けられて、
    前記蓋板には、前記2つの分配流路を形成する2つの前記絞り部の間で前記第1のネジ止め部及び前記第2のネジ止め部を露出させる開口が形成されていることを特徴とする給湯器。
  2. 前記シール部材には、前記開口を周回する環状部が形成されて、前記開口と、前記開口と隣接する前記2つの絞り部との間には、前記環状部の幅の2倍以上の間隔が確保されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  3. 前記蓋板には、前記2つの絞り部の間で前記第3のネジ止め部が、前記開口を挟む位置で2つ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器。
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