JP2003063350A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

車両用乗員保護装置

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JP2003063350A JP2001254819A JP2001254819A JP2003063350A JP 2003063350 A JP2003063350 A JP 2003063350A JP 2001254819 A JP2001254819 A JP 2001254819A JP 2001254819 A JP2001254819 A JP 2001254819A JP 2003063350 A JP2003063350 A JP 2003063350A
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    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップコンデンサの容量を検出してい
る期間中、バックアップコンデンサを使用できない等の
課題があった。 【解決手段】 車載電源がオフされると、マイクロコン
ピュータ34は予め規定された時間経過後、所定のデー
タを不揮発性メモリ35に書き込む動作を行い、車載電
源がオンされると、所定のデータが不揮発性メモリに書
き込まれているか否かを判定する。不揮発性メモリに所
定のデータが書き込まれていないと、マイクロコンピュ
ータはバックアップコンデンサ32に異常があると判定
する。予め規定された時間は、バックアップコンデンサ
が正常である際のバックアップコンデンサの放電時間で
規定されたマイクロコンピュータの動作時間よりも短
く、バックアップコンデンサが異常である際のバックア
ップコンデンサの放電時間で規定されたマイクロコンピ
ュータの動作時間よりも長い時間である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエアバッグ等の保
護機器を有する車両用乗員保護装置に係り、特に車両用
乗員保護装置に用いられるバックアップコンデンサの容
量を検出するためのバックアップコンデンサ容量検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両衝突の際エアバッグ等を膨
張させて乗員を保護する車両用乗員保護装置において
は、衝突の際に車両電源(バッテリ)が断線等によって
使用できない状態となっても、車両用乗員保護装置を作
動させるために、バックアップコンデンサが備えられて
いる。そして、バックアップコンデンサによって車両用
乗員保護装置を適切に動作させるためには、バックアッ
プコンデンサの容量(充電量)が正常であるか否かをチ
ェックする必要がある。このため、従来、車両用乗員保
護装置にはバックアップコンデンサ容量検出装置が備え
られている。
【0003】上述のようなバックアップコンデンサ容量
検出装置として、例えば、特開平9−229976号公
報に記載された「コンデンサ容量診断回路」が知られて
いる。
【0004】図5は従来のバックアップコンデンサ容量
検出回路を示す構成図であり、図において、1は車載バ
ッテリ、2はイグニッションスイッチ、10は逆流防止
用ダイオード、11は処理回路、12はスイッチングト
ランジスタ、31は電源回路、32はバックアップコン
デンサであり、電源回路31は、例えば、車載バッテリ
1の電圧を所定の電圧に昇圧するDC−DCコンバータ
である。逆流防止用ダイオード10は、電源回路31が
故障した際バックアップコンデンサ32に充電された電
荷が電源回路31に流れ込まないようにしている。そし
て、処理回路11によって後述するようにしてバックア
ップコンデンサの故障診断が行われる。
【0005】次に動作について説明する。イグニッショ
ンスイッチ2が閉じられると、車載バッテリ1から電源
回路31を介してバックアップコンデンサ32が充電さ
れる。バックアップコンデンサ32の容量診断を行う際
には、つまり、バックアップコンデンサ32の容量検出
を行う際には、処理回路11はスイッチングトランジス
タ12をオンする。
【0006】これによって、バックアップコンデンサ3
2に蓄積された電荷が抵抗R2及びスイッチングトラン
ジスタ12を介して放電される。一方、バックアップコ
ンデンサ32の端子電圧は抵抗R3及びR4で分圧され
て、処理回路11に与えられており、これによって、処
理回路11はバックアップコンデンサ32の放電による
電圧降下を測定する。そして、この電圧降下に応じて、
処理回路11はバックアップコンデンサ32の容量(充
電量)を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用乗員保護
装置に用いられるバックアップコンデンサ容量検出装置
は以上のように構成されているので、バックアップコン
デンサの容量を検出する際、スイッチングトランジスタ
をオン制御して、強制的にバックアップコンデンサを放
電させなければならず、バックアップコンデンサの容量
を検出している期間中、バックアップコンデンサを使用
できない等の課題があった。
【0008】また、従来の車両用乗員保護装置では、別
にバックアップコンデンサ容量検出装置を備えており、
つまり、バックアップコンデンサ容量検出用のスイッチ
ングトランジスタ及び処理回路が必要となり、そのた
め、車両用乗員保護装置が高価になってしまうという課
題もあった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、バックアップコンデンサの容量検
出中においてもバックアップコンデンサの使用に支障を
きたすことのない車両用乗員保護装置を得ることを目的
とする。
【0010】また、この発明は安価な車両用乗員保護装
置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用乗
員保護装置は、車両に乗車した乗員を保護するための保
護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる
動作電流を保護機器に流す点火回路と、車載電源及び点
火回路に接続され車載電源と点火回路との接続が断たれ
た際動作電流を保護機器に供給するためのバックアップ
コンデンサと、バックアップコンデンサを介して車載電
源に接続され点火回路を制御する制御部と、故障診断情
報が格納される不揮発性メモリとを有する乗員保護装置
において、制御部は、車載電源がオフされると、予め規
定された時間経過の後、所定のデータを不揮発性メモリ
に書き込む動作を行う第1の手段と、車載電源がオンさ
れると不揮発性メモリに書き込まれた所定のデータを読
み出す動作を行って、所定のデータが不揮発性メモリに
書き込まれているか否かを判定して不揮発性メモリに所
定のデータが書き込まれていないとバックアップコンデ
ンサに異常があるとする第2の手段とを有するものであ
る。
【0012】この発明に係る車両用乗員保護装置は、予
め規定された時間が、バックアップコンデンサが正常で
ある際のバックアップコンデンサの放電時間で規定され
た制御部の動作時間よりも短く、バックアップコンデン
サが異常である際のバックアップコンデンサの放電時間
で規定された制御部の動作時間よりも長い時間であるも
のである。
【0013】この発明に係る車両用乗員保護装置は、予
め規定された時間が、個々の装置毎に制御部の動作時間
を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに
設定するものである。
【0014】この発明に係る車両用乗員保護装置は、車
両に乗車した乗員を保護するための保護機器と、車載電
源に接続され該保護機器を動作させる動作電流を保護機
器に流す点火回路と、車載電源及び点火回路に接続され
車載電源と点火回路との接続が断たれた際動作電流を保
護機器に供給するためのバックアップコンデンサと、バ
ックアップコンデンサを介して車載電源に接続され点火
回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納される不
揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、不揮発
性メモリには第1のデータと第1のデータと異なる第2
のデータがそれぞれ初期値として予め設定されており、
制御部は、車載電源がオンされた際、第1のデータと第
2のデータを照合して一致するとバックアップコンデン
サが異常であると判定し、第1のデータと第2のデータ
とが不一致であると第1のデータに予め定められた処理
を施して第1のデータを第2のデータと同一にして不揮
発性メモリに書き込む第1の手段と、車載電源がオフさ
れた際、予め規定された時間経過の後、第2のデータに
予め定められた処理を施して第1のデータと第2のデー
タとを不一致にして不揮発性メモリに書き込む第2の手
段とを有するものである。
【0015】この発明に係る車両用乗員保護装置は、予
め規定された時間が、バックアップコンデンサが正常で
ある際のバックアップコンデンサの放電時間で規定され
た制御部の動作時間よりも短く、バックアップコンデン
サが異常である際のバックアップコンデンサの放電時間
で規定された制御部の動作時間よりも長い時間であるも
のである。
【0016】この発明に係る車両用乗員保護装置は、第
1及び第2のデータが同一のビット長さを有しており、
第1及び第2の手段は、それぞれ第1及び第2のデータ
を予め規定されたビット数ローテーションするものであ
る。
【0017】この発明に係る車両用乗員保護装置は、第
1のデータが第2のデータの1/2に等しく、予め規定
されたビット数が1ビットであるものである。
【0018】この発明に係る車両用乗員保護装置は、第
1のデータが複数の第1の照合用データを有し、第2の
データが第1の照合用データそれぞれ対応する複数の第
2の照合用データを有しており、第1及び第2の手段が
第1及び第2の照合用データ毎に予め定められた処理を
行っており、第1の手段が第1及び第2の照合用データ
毎に第1及び第2のデータを照合して、照合の結果一致
した照合用データの数が予め定められた数を越えるとバ
ックアップコンデンサが異常であると判定するものであ
る。
【0019】この発明に係る車両用乗員保護装置は、第
1の手段が予め定められた回数不揮発性メモリに書き込
まれた第1及び第2のデータが一致するとバックアップ
メモリが異常であると判定するものである。
【0020】この発明に係る車両用乗員保護装置は、予
め規定された時間が、個々の装置毎に制御部の動作時間
を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに
設定するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1において、1は車載バッテリ、2は
イグニッションスイッチ、3はエアバッグコントロール
ユニット、4は運転席エアバッグ(保護機器)、5は助
手席エアバッグ(保護機器)であり、図示の例では、エ
アバッグコントロールユニット3、運転席エアバッグ
4、及び助手席エアバッグ5によって車両用乗員保護装
置が構成される。エアバッグコントロールユニット3に
は、電源回路(DC−DCコンバータ)31、バックア
ップコンデンサ32、定電圧回路33、マイクロコンピ
ュータ(制御部)34、不揮発性メモリ35、加速度セ
ンサ36、フェールセーフ用の機械式加速度(G)セン
サ40、及びスイッチングトランジスタ41〜44が備
えられており、バックアップコンデンサ32は電源回路
31から印加される電圧によって充電される。定電圧回
路33は電源回路31からの電圧を予め定められた定電
圧として、マイクロコンピュータ34及び不揮発性メモ
リのための定電圧源となる。
【0022】マイクロコンピュータ34は、後述するよ
うにして、運転席エアバッグ4及び助手席エアバッグ5
の動作制御及び車両用乗員保護装置全体の故障診断を行
う他、バックアップコンデンサ32の容量検出を行う。
不揮発性メモリ35にはこれら故障診断に関する情報
(例えば、エアバッグの点火回路の故障診断を行った結
果)等が記録される。加速度センサ36では、車両に掛
かる加速度を計測しており、計測加速度を検出加速度と
してマイクロコンピュータ34に与える。なお、図示の
例では、点火回路は機械式Gセンサ40及びスイッチン
グトランジスタ41〜44で構成される。
【0023】次に動作について説明する。いま、車両に
衝突事故が発生したとすると、機械式Gセンサ40がオ
ンする。一方、加速度センサ36から与えられる検出加
速度(加速度波形)に基づいて衝突判定を行って衝突が
あったと判定すると、マイクロコンピュータ34はスイ
ッチングトランジスタ41〜44をオンする(例えば、
車両の衝突によって過大な加速度が加わり、加速度セン
サ36による検出加速度が予め規定された量を越える
と、マイクロコンピュータ34はスイッチングトランジ
スタ41〜44をオンする)。これによって、電源回路
31からスイッチングトランジスタ41,43を介して
運転席エアバッグ4に電流が流れ、運転席エアバッグ4
が動作する。同様にして、電源回路31からスイッチン
グトランジスタ42,44を介して助手席エアバッグ5
に電流が流れ、助手席エアバッグ5が動作する。
【0024】一方、衝突の際に車載バッテリ1が断線等
によって使用できない状態となると、バックアップコン
デンサ32からの放電電流が定電圧回路33に与えられ
る。そして、前述のようにして、マイクロコンピュータ
34はスイッチングトランジスタ41〜44をオンし
て、バックアップコンデンサ32からの放電電流が運転
席エアバッグ4及び助手席エアバッグ5に与えられる。
【0025】次に、図2及び図3を参照して、バックア
ップコンデンサ32の容量検出について説明する。図2
は、バックアップコンデンサ32が正常である場合の端
子電圧を時間の経過とともに示しており、イグニッショ
ンスイッチ2がオン(ON)すると、つまり、電源がオ
ンすると、バックアップコンデンサ32の端子電圧はV
cとなる。そして、電源がオフ(OFF)されると、バ
ックアップコンデンサ32から放電が開始され、その端
子電圧はVcから徐々に低下する。前述のように、マイ
クロコンピュータ34及び不揮発性メモリ35には定電
圧回路33から定電圧が印加されており、電源がオフさ
れた後においては、バックアップコンデンサ32の端子
電圧に応じて定電圧回路33から定電圧がマイクロコン
ピュータ34及び不揮発性メモリ35に印加されること
になる。
【0026】いま、端子電圧<定電圧となると、つま
り、端子電圧が所定の電圧値以下となると、マイクロコ
ンピュータ34に定電圧が印加されず、その結果、マイ
クロコンピュータ34は動作不可能となる。言い換える
と、バックアップコンデンサ32が正常であれば、端子
電圧が所定の電圧値以下となるまでの時間が長く、電源
オフ後において、マイクロコンピュータ34はその動作
時間が長く規定されることになる。よって、電源オフ後
のマイクロコンピュータ34の動作時間(バックアップ
コンデンサ32が正常な場合のマイクロコンピュータ3
4の動作時間を第1のマイコン動作時間と呼ぶ)よりも
短い予め規定された時間T前においては、マイクロコン
ピュータ34は不揮発性メモリ35に所定のデータを書
き込むことができることになる。
【0027】一方、図3はバックアップコンデンサ32
が異常である場合の端子電圧を時間の経過と共に示して
おり、電源オフまでは図2と同様な動作であるが、バッ
クアップコンデンサ32に異常があると、端子電圧が所
定の電圧値以下となるまでの時間が短くなって、バック
アップコンデンサ32が正常である場合に比べて、マイ
コン動作時間が短くなる(バックアップコンデンサ32
が異常な場合のマイクロコンピュータ34の動作時間を
第2のマイコン動作時間と呼ぶ)。そして、前述の予め
規定された時間Tを第2のマイコン動作時間よりも長く
設定しておく。つまり、第1のマイコン動作時間をTM
1、第2のマイコン動作時間をTM2とすると、TM2
<T<TM1となるように、予め規定された時間Tを設
定する。
【0028】マイクロコンピュータ34では、電源がオ
フされると、予め規定された時間Tの後、所定のデータ
を不揮発性メモリ35に書き込む。この際、バックアッ
プコンデンサ32に異常があると、予め規定された時間
T経過後においては、マイクロコンピュータ34は動作
不可能であるから、所定のデータを不揮発性メモリ35
に書き込むことができない。一方、バックアップコンデ
ンサ32が正常であれば、予め規定された時間T経過後
において、マイクロコンピュータ34は動作可能である
から、所定のデータを不揮発性メモリ35に書き込むこ
とができる。そして、再び、電源がオンされると、マイ
クロコンピュータ34は不揮発性メモリ35をアクセス
して所定のデータを読み込む。
【0029】この結果、再度、電源がオンされた後、マ
イクロコンピュータ34が不揮発性メモリ35をアクセ
スして、所定のデータが確認できれば、マイクロコンピ
ュータ34はバックアップコンデンサ32が正常であ
り、所定のデータが確認できなければ、バックアップコ
ンデンサ32が異常であると判定する。
【0030】以上のように、実施の形態1によれば、車
両用乗員保護装置に備えられているマイクロコンピュー
タ及び不揮発性メモリを用いて、電源オフの後、予め規
定された時間経過すると、所定のデータをマイクロコン
ピュータが不揮発性メモリに書き込み、電源が再度オン
された後、マイクロコンピュータが不揮発性メモリに所
定のデータが書き込まれている否かを確認して、その確
認結果に応じてバックアップコンデンサに異常があるか
否かを判定するようにしたから、新たに処理装置等の構
成部品を付加することになく、バックアップコンデンサ
の異常の有無を検出できるという効果が得られ、車両用
乗員保護装置自体がコストアップすることがほとんどな
い。
【0031】さらに、実施の形態1によれば、電源がオ
フされている際には、車両が運行していない状態である
から、バックアップコンデンサの容量検出中において、
バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがな
いという効果がある。
【0032】実施の形態2.図1及び図4を参照して、
図4は、バックアップコンデンサの異常の有無を検出す
る際のマイクロコンピュータ34の処理を示すフローチ
ャートであり、不揮発性メモリ35には、初期値として
第1のデータD1及び第2のデータD2が書き込まれて
おり、図示の例にでは、第1のデータD1=第2のデー
タD2/2として不揮発性メモリ35に設定されている
ものとする。
【0033】いま、電源がオンされると(スタート)、
マイクロコンピュータ34は不揮発性メモリ35から第
1及び第2のデータD1及びD2を読み出して(ステッ
プST1)、第1及び第2のデータD1及びD2を照合
する(ステップST2)。その結果、一致すると(な
お、不揮発性メモリ35には、初期値として第1のデー
タD1=第2のデータD2/2が設定されているから、
始めて電源がオンされた際には、当然のことながら、第
1のデータD1と第2のデータD2とは等しくない)、
マイクロコンピュータ34では、バックアップコンデン
サ32に異常があると判定して、不揮発性メモリ35に
故障フラグを記録するとともにアラームランプ(図示せ
ず)を点灯させる(ステップST3)。その後、マイク
ロコンピュータ34はステップST4に移行する。
【0034】一方、ステップST2において、第1のデ
ータD1と第2のデータD2とが一致しなければ、マイ
クロコンピュータ34は第1のデータD1を1ビット最
上位ビット側(左側)に向かってローテーションして
(位置をずらす)、ローテーション後の第1のデータD
1を第3のデータD3として不揮発性メモリ35に記録
する(ステップST5)。そして、マイクロコンピュー
タ34はステップST4に移行する。
【0035】マイクロコンピュータ34は、電源がオフ
されるまで、ステップST4において、車両用乗員保護
装置自体の故障診断等の通常処理を行う。電源がオフと
なると(ステップST6)、マイクロコンピュータ34
は図2及び図3で説明した予め規定された時間Tをカウ
ントして(ステップST7)、前述の第2のデータD2
を1ビット左側にローテーションして、ローテーション
後の第2のデータD2を第4のデータD4としてとして
不揮発性メモリ35に記録する(ステップST8)。そ
して、マイクロコンピュータ34は処理を終了する。
【0036】再び、電源がオンされると、前述のように
して、バックアップコンデンサ32の異常の有無が検出
される。この際には、上述の第3及び第4のデータD3
及びD4が不揮発性メモリ35から読み出されて、照合
されることになる。
【0037】このようにして、初期値として、第1のデ
ータD1=第2のデータD2/2として、不揮発性メモ
リ35に設定しておく。不揮発性メモリ35には、初期
値として第1のデータD1=第2のデータD2/2が設
定されているから、始めて車載電源がオンされた際に
は、当然のことながら、第1のデータD1と第2のデー
タD2とは等しくない。その結果、マイクロコンピュー
タ34では、ステップST5を実行することになる。こ
の際、初期値が第1のデータD1=第2のデータD2/
2であるから、第1のデータD1をローテーションした
第3のデータD3は第2のデータD2に等しくなる。
【0038】その後、電源がオフされると、予め規定さ
れた時間T経過後、マイクロコンピュータ34は第2の
データD2をローテーションして第4のデータD4とし
て不揮発性メモリ35に書き込むことになるが、実施の
形態1で説明したように、バックアップコンデンサ32
に異常があると、マイクロコンピュータ34は書き込み
動作を行うことができない。つまり、第4のデータD4
の書き込み動作は行われない(言い換えると、第2のデ
ータD2が第4のデータD4として不揮発性メモリ35
内にそのまま残ることになる)。
【0039】その後、再び電源がオンされると、マイク
ロコンピュータ34は不揮発性メモリ35から第3及び
第4のデータD3及びD4を読み出して比較することに
なるが、バックアップコンデンサ32に異常があった場
合には、第4のデータD4(第2のデータD2)=第3
のデータD3であるから、マイクロコンピュータ34は
ステップST3を実行することになる。なお、上述のよ
うに、電源がオンされる都度、第1のデータD1をロー
テーションし、電源がオフされた後予め規定された時間
経過後第2のデータD2をローテーションしているか
ら、バックアップコンデンサ32に異常があった段階
で、不揮発性メモリに記録された二つのデータは等しく
なる。
【0040】このようにして、不揮発性メモリ35に、
初期値として第1のデータD1=第2のデータD2/2
を設定しておき、電源がオンされると、第1のデータD
1を1ビットローテーションして不揮発性メモリ35に
記録し(始めて電源がオンされた際には、第1のデータ
D1は第2のデータD2に等しくないので、実質的に電
源がオンされるとマイクロコンピュータ34は第1のデ
ータD1を1ビットローテーションして不揮発性メモリ
に書き込むことになる)、電源がオフされた際には、予
め規定された時間T経過後、マイクロコンピュータ34
は、第2のデータD2を1ビットローテーションして不
揮発性メモリ35に書き込む動作を行うようにしたの
で、バックアップコンデンサ32に異常がある場合に
は、不揮発性メモリ35に記録された二つのデータが等
しくなり、バックアップコンデンサ32の異常を検出で
きることになる。
【0041】以上のように、実施の形態2によれば、単
に不揮発性メモリに初期値として、第1のデータD1=
第2のデータD2/2となるように、二つのデータを設
定しておき、電源のオンオフに応じて二つのデータをそ
れぞれ1ビットローテーションして不揮発性メモリに記
録するようにしたので、新たに処理装置等の構成部品を
付加することになく、バックアップコンデンサの異常の
有無を検出できるという効果が得られ、車両用乗員保護
装置自体がコストアップすることがほとんどない。
【0042】さらに、実施の形態2によれば、電源がオ
フされている際には、車両が運行していない状態である
から、バックアップコンデンサの容量検出中において、
バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがな
いという効果がある。
【0043】実施の形態2では、初期値として、第1及
び第2のデータD1及びD2を不揮発性メモリに設定し
ているが、第1のデータD1の代わりに複数のデータ
(第2の照合用データ)を設定し、同様にして、第2の
データD2として複数のデータ(第1の照合用データ)
を設定するようにしてもよい。例えば、第1のデータD
1の代わりに照合用データA1〜ANを設定し、第2の
データD2の代わりに照合用データB1〜BN(Nは2
以上の整数)を設定する。この際、照合用データA1〜
ANはそれぞれ照合用データB1〜BNの1/2とす
る。そして、マイクロコンピュータ34は、前述のよう
にして、それぞれ照合用データA1〜ANと照合用デー
タB1〜BNとを照合して、ローテーションを行い、照
合の結果、予め定められた数以上一致した照合データが
あると、バックアップコンデンサ32に異常があると判
定する。
【0044】以上のように、複数の照合用データに基づ
いてバックアップコンデンサの異常を判定するようにす
れば、不揮発性メモリのビットエラーに対してフェール
セーフ機能を付加することができるという効果がある。
【0045】また、実施の形態2では、不揮発性メモリ
に書き込まれた二つのデータが一致すると、バックアッ
プコンデンサ32に異常があると判定しているが、つま
り、一回、不揮発性メモリ35に書き込まれた二つのデ
ータが一致すると、バックアップコンデンサ32に異常
があると判定しているが、一回の判定では、例えば、点
火電流による電圧低下又は一時的なリセットによってバ
ックアップコンデンサ32に異常があると判定してしま
うことがある。このため、少なくとも2回(予め定めら
れた回数)、不揮発性メモリ35に書き込まれた二つの
データが一致した際にバックアップコンデンサ32に異
常があると判定するようにしてもよい。
【0046】このようにすれば、瞬間的な電圧低下等を
バックアップコンデンサの異常として判定することがな
くなる。
【0047】なお、実施の形態1及び2では、前述のよ
うにして、時間Tを予め規定しているが、時間Tを一律
に決めてしまうと、消費電流のばらつき又は電源回路3
1の出力電圧のばらつき等に起因して、電源オフ後のマ
イコン動作時間が変動することがある。このため、時間
Tを決定する際には、上述のばらつき等を考慮して時間
Tを設定する必要がある。そして、時間Tの設定を決定
する際、上述のばらつきを考慮しないと、精度よくバッ
クアップコンデンサの異常を検出できないこともある。
【0048】このため、エアバッグコントロールユニッ
ト3を作成する際、個々にマイクロコンピュータ34の
動作時間を計測して、この計測動作時間に基づいて時間
Tを決定する。そして、この時間Tを不揮発性メモリ3
5に設定時間として書き込む。マイクロコンピュータ3
4では、不揮発性メモリ35に書き込まれた設定時間T
に応じて不揮発性メモリに対してデータ書き込み動作を
行う。
【0049】このようにすれば、上述のばらつきによる
マイコン動作時間の変動がキャンセルされて、コンデン
サ容量の経時的変化を的確にとらえることができる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、車載
電源がオフされると、制御部は、予め規定された時間経
過の後、所定のデータを不揮発性メモリに書き込む動作
を行い、車載電源がオンされると不揮発性メモリに書き
込まれた所定のデータを読み出す動作を行って、所定の
データが不揮発性メモリに書き込まれているか否かを判
定して不揮発性メモリに所定のデータが書き込まれてい
ないとバックアップコンデンサに異常があるとするよう
に構成したので、新たに処理装置等の構成部品を付加す
ることなく、バックアップコンデンサの異常の有無を検
出でき、車両用乗員保護装置自体がコストアップするこ
とがないという効果が得られる。さらに、電源がオフさ
れている際には、車両が運行していない状態であるか
ら、バックアップコンデンサの容量検出中において、バ
ックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがない
という効果がある。
【0051】この発明によれば、不揮発性メモリに第1
のデータと第1のデータと異なる第2のデータをそれぞ
れ初期値として予め設定して、車載電源がオンされた
際、制御部は、第1のデータと第2のデータを照合して
一致すると、バックアップコンデンサが異常であると判
定し、第1のデータと第2のデータとが不一致であると
第1のデータに予め定められた処理を施して、第1のデ
ータを第2のデータと同一にして不揮発性メモリに書き
込み、車載電源がオフされた際、予め規定された時間経
過の後、第2のデータに予め定められた処理を施して第
1のデータと第2のデータとを不一致にして不揮発性メ
モリに書き込むように構成したので、車載電源のオン/
オフ毎に確実にバックアップコンデンサの異常を検出で
きるという効果がある。さらに、新たに処理装置等の構
成部品を付加することなく、バックアップコンデンサの
異常の有無を検出でき、車両用乗員保護装置自体がコス
トアップすることがないという効果がある。そして、電
源がオフされている際には、車両が運行していない状態
であるから、バックアップコンデンサの容量検出中にお
いて、バックアップコンデンサの使用に支障をきたすこ
とがないという効果がある。
【0052】この発明によれば、第1のデータが複数の
第1の照合用データを有し、第2のデータが第1の照合
用データにそれぞれ対応する複数の第2の照合用データ
を有して、制御部は第1及び第2の照合用データ毎に予
め定められた処理を行って、第1及び第2の照合用デー
タ毎に第1及び第2のデータを照合して、照合の結果一
致した照合用データの数が予め定められた数を越えると
バックアップコンデンサが異常であると判定するように
構成したので、不揮発性メモリのビットエラーに対する
冗長性を向上させることができるという効果がある。
【0053】この発明によれば、制御部は予め定められ
た回数、不揮発性メモリに書き込まれた第1及び第2の
データが一致すると、バックアップメモリが異常である
と判定するように構成したので、瞬間的な電圧降下等の
外乱による誤判定を防止でき、その結果、確実にバック
アップコンデンサの異常を判定できるという効果があ
る。
【0054】この発明によれば、予め規定された時間を
個々の装置毎に、制御部の動作時間を計測した結果に基
づいて決定して、不揮発性メモリに設定するように構成
したので、消費電流のばらつき等に起因する誤差をキャ
ンセルすることができ、精度よくバックアップコンデン
サの異常判定を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用乗員保
護装置を示す構成図である。
【図2】 図1に示す車両用乗員保護装置においてバッ
クアップコンデンサが正常である際の端子電圧の変化を
示す図である。
【図3】 図1に示す車両用乗員保護装置においてバッ
クアップコンデンサが異常である際の端子電圧の変化を
示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による車両用乗員保
護装置を説明するためのフローチャートである。
【図5】 従来の車両用乗員保護装置に用いられるバッ
クアップコンデンサ容量検出装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 車載バッテリ、2 イグニッションスイッチ、3
エアバッグコントロールユニット、4 運転席エアバッ
グ(保護機器)、5 助手席エアバッグ(保護機器)、
31 電源回路、32 バックアップコンデンサ、33
定電圧回路、34 マイクロコンピュータ(制御
部)、35 不揮発性メモリ、36 加速度センサ、4
0 機械式加速度センサ、41,43スイッチングトラ
ンジスタ(運転席点火駆動トランジスタ)、42,44
スイッチングトランジスタ(助手席点火駆動トランジ
スタ)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に乗車した乗員を保護するための保
    護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる
    動作電流を前記保護機器に流す点火回路と、前記車載電
    源及び前記点火回路に接続され前記車載電源と前記点火
    回路との接続が断たれた際前記動作電流を前記保護機器
    に供給するためのバックアップコンデンサと、前記バッ
    クアップコンデンサを介して前記車載電源に接続され前
    記点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納さ
    れる不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、 前記制御部は、車載電源がオフされると、予め規定され
    た時間経過の後、所定のデータを前記不揮発性メモリに
    書き込む動作を行う第1の手段と、 前記車載電源がオンされると前記不揮発性メモリに書き
    込まれた前記所定のデータを読み出す動作を行って、前
    記所定のデータが前記不揮発性メモリに書き込まれてい
    るか否かを判定して前記不揮発性メモリに前記所定のデ
    ータが書き込まれていないと前記バックアップコンデン
    サに異常があるとする第2の手段とを有することを特徴
    とする車両用乗員保護装置。
  2. 【請求項2】 予め規定された時間は、バックアップコ
    ンデンサが正常である際の前記バックアップコンデンサ
    の放電時間で規定された制御部の動作時間よりも短く、
    前記バックアップコンデンサが異常である際の前記バッ
    クアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部
    の動作時間よりも長い時間であることを特徴とする請求
    項1記載の車両用乗員保護装置。
  3. 【請求項3】 予め規定された時間は、個々の装置毎に
    制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定され、
    不揮発性メモリに設定することを特徴とする請求項2記
    載の車両用乗員保護装置。
  4. 【請求項4】 車両に乗車した乗員を保護するための保
    護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる
    動作電流を前記保護機器に流す点火回路と、前記車載電
    源及び前記点火回路に接続され前記車載電源と前記点火
    回路との接続が断たれた際前記動作電流を前記保護機器
    に供給するためのバックアップコンデンサと、前記バッ
    クアップコンデンサを介して前記車載電源に接続され前
    記点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納さ
    れる不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、 前記不揮発性メモリには第1のデータと前記第1のデー
    タと異なる第2のデータがそれぞれ初期値として予め設
    定されており、 前記制御部は、車載電源がオンされた際、前記第1のデ
    ータと前記第2のデータを照合して一致すると前記バッ
    クアップコンデンサが異常であると判定し、前記第1の
    データと前記第2のデータとが不一致であると前記第1
    のデータに予め定められた処理を施して前記第1のデー
    タを前記第2のデータと同一にして前記不揮発性メモリ
    に書き込む第1の手段と、 前記車載電源がオフされた際、予め規定された時間経過
    の後、前記第2のデータに前記予め定められた処理を施
    して前記第1のデータと前記第2のデータとを不一致に
    して前記不揮発性メモリに書き込む第2の手段とを有す
    ることを特徴とする車両用乗員保護装置。
  5. 【請求項5】 予め規定された時間は、バックアップコ
    ンデンサが正常である際の前記バックアップコンデンサ
    の放電時間で規定された制御部の動作時間よりも短く、
    前記バックアップコンデンサが異常である際の前記バッ
    クアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部
    の動作時間よりも長い時間であることを特徴とする請求
    項4記載の車両用乗員保護装置。
  6. 【請求項6】 第1及び第2のデータは、同一のビット
    長さを有しており、第1及び第2の手段は、それぞれ前
    記第1及び前記第2のデータを予め規定されたビット数
    ローテーションすることを特徴とする請求項4又は請求
    項5記載の車両用乗員保護装置。
  7. 【請求項7】 第1のデータは、第2のデータの1/2
    に等しく、予め規定されたビット数は、1ビットである
    ことを特徴とする請求項6記載の車両用乗員保護装置。
  8. 【請求項8】 第1のデータは、複数の第1の照合用デ
    ータを有し、第2のデータは、前記第1の照合用データ
    のそれぞれ対応する複数の第2の照合用データを有して
    おり、 第1及び第2の手段は、前記第1及び第2の照合用デー
    タ毎に予め定められた処理を行っており、 前記第1の手段は、前記第1及び前記第2の照合用デー
    タ毎に前記第1及び第2のデータを照合して、照合の結
    果一致した照合用データの数が予め定められた数を越え
    るとバックアップコンデンサが異常であると判定するこ
    とを特徴とする請求項4記載の車載用乗員保護装置。
  9. 【請求項9】 第1の手段は、予め定められた回数不揮
    発性メモリに書き込まれた第1及び第2のデータが一致
    するとバックアップメモリが異常であると判定すること
    を特徴とする請求項4記載の車両用乗員保護装置。
  10. 【請求項10】 予め規定された時間は、個々の装置毎
    に制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定さ
    れ、不揮発性メモリに設定することを特徴とする請求項
    4記載の車両用乗員保護装置。
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