JPS6232926Y2 - - Google Patents

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JPS6232926Y2
JPS6232926Y2 JP1981031131U JP3113181U JPS6232926Y2 JP S6232926 Y2 JPS6232926 Y2 JP S6232926Y2 JP 1981031131 U JP1981031131 U JP 1981031131U JP 3113181 U JP3113181 U JP 3113181U JP S6232926 Y2 JPS6232926 Y2 JP S6232926Y2
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JP
Japan
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alarm
recording
squib
collision
sensor
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JP1981031131U
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JPS57143953U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、エアバツグ装置の記録装置に関する
もので、車両のエアバツク装置の展開前、あるい
は不展開前にメインシステムに故障があつたかど
うかを記録するものである。
車両用エアバツグ装置は人体に対する絶対的安
全性が要求され、車両衝突時において同装置の正
常な作動を保証するのは当然である。その為バツ
クアツプ電源、Gセンサ、スクイブ等により構成
されるメインシステムは極めて高い信頼性を要求
され、部品点数の最適化、冗長系の採用等の対策
がとられている。しかし、このような対策にもか
かわらずメインシステムの故障を皆無にすること
は現実には不可能である。メインシステムの一部
に故障が発生していても車両衝突時にエアバツグ
装置として、その本来の作動が得られれば結果的
には問題とはならないが、バツク不展開等の不作
動が発生すると、その原因の所在を明確にさせる
必要が生じる。つまり、メインシステムが故障で
警報装置が警報を発しているのを乗員が無視して
運転を継続し、車両衝突に至りエアバツグ装置が
その本来の作動を行わなかつたか、あるいは衝突
の段階で故障に至つたかを究明しなければならな
い。
さらに、メインシステムが正常で警報装置も作
動していない状態で車両衝突に至り、かつエアバ
ツグ装置がその本来の作動を行わなかつたなら
ば、作動系の支障の原因は厳密に追求し、装置と
してのその後の安全確保に役立てていかねばなら
ない。
本考案は、車両の衝突加速度に応答するGセン
サと、 該Gセンサにより起動されるスクイブとを構成
にもつエアバツク装置において、 該エアバツク装置が正常状態と異なる異常状態
にあることを判定する判定手段と、 該判定手段の判定に応動して前記異常状態を警
報する警報器と、 前記スクイブの起動を検出する起動検出手段
と、 該起動検出手段の起動検出に応動して前記警報
があつたことを記録する記録手段とにより構成さ
れ、エアバツク装置の展開前、あるいは不展開前
に警報装置が警報を発していたか否かを記録し、
エアバツグ装置の不作動や誤展開が起つた場合の
原因究明に役立てることを目的としている。
第1図は本考案の一実施例を示す電気結線図で
ある。
1は車載のバツテリ、2はエアバツグ装置に電
源を供給するスイツチで通常エンジンキースイツ
チが兼用される。3はバツクアツプ電源で3aの
バツクアツプコンデンサ、3bの充電用抵抗及び
3cのダイオードより構成され、衝突時のバツテ
リはずれに対しても後述のスクイブ5に点火に十
分な電流を供給できる補助電源として用いられ
る。4,6は共にGセンサで、衝突時の減速度を
検出してオンする接点部4a,6aと故障診断の
為の微小電流(通常10mA程度)を流す抵抗4
b,6bとより成つている。5はスクイブで、衝
突時にGセンサ4,6が共にオンするとバツテリ
1又はバツクアツプコンデンサ3aより電流が供
給され点火し、図示していないバツグを展開させ
乗員を衝突より守る。7は逆流阻止用ダイオード
である。
8は故障診断装置でここでは仮に警報装置の代
表例としてのGセンサ故障検出回路9及び本考案
の記録装置10より構成されているものとする。
Gセンサ故障検出回路9は抵抗9a,9b,9c
及びコンパレータ(オープンコレクタ出力(以下
同じ))9d,9eによりウインドコンパレータ
を構成しており、Gセンサ4又は6がシヨート又
はオープン故障を起こしている場合にはその出力
X点は“L”レベル(オン)となる。
記録装置10は抵抗10a,10b,10c及
びコンパレータ10d,10eとからなるスクイ
ブオープン検出回路、トランジスタ10l、抵抗
10j,10k,10m,10n、コンデンサ1
0iとからなる警報記憶回路、及び抵抗10f、
トランジスタ10g、記録器としてのラツチング
リレー10hとからなる記録回路により構成され
る。ここでラツチングリレーとはリレーコイルに
電流を流すと作動し、その後コイル電流の通電を
やめてもリレー接点はその状態を保持する(ラツ
チング)構造をもつたリレーの事である。11は
警報表示用の表示灯を示している。
なおバツクアツプ電源3、Gセンサ4,6、ス
クイブ5及びダイオード7よりなるシステムをメ
インシステムと呼ぶことにする。
上記の構成において、メインシステムが正常時
にはGセンサ故障検出回路9内のX点は“H”レ
ベル(オフ)ゆえ、記録装置10内の警報記憶回
路のトランジスタ10lがオフとなりコンデンサ
10iには電荷を蓄えない。この状態で衝突が起
こりGセンサ4,6が共にオンするか、あるいは
スクイブ5が点火しオーブンとなると、記録装置
10内のスクイブオープン検出回路の出力点Yが
“H”レベル(オフ)となり、記録回路内のトラ
ンジスタ10gがオンとなるが、リレー10hに
流れる電流は高々抵抗10jを介してしか供給さ
れず(衝突の状態ではGセンサ4,6がシヨート
又はスクイブ5がオープンの為、トランジスタ1
0lがオンしていると考えられる)リレー10h
は作動しない。
メインシステム故障時にはX点は“L”レベル
(オン)ゆえ、トランジスタ10lがオンとなり
コンデンサ10iは満充電される。この状態で衝
突が起こるとY点が“H”レベル(オフ)となり
トランジスタ10gのオンによりコンデンサ10
iの電荷がリレー10hに供給され、リレー10
hは作動し図示していない接点をラツチングし、
衝突直前にメインシステムに故障があつた事を記
録する。なお記録装置10内のコンデンサ10p
は衝突により故障診断装置8に供給されている電
源が断たれてもリレー10hが作動するに十分な
時間記録装置10内に電源を供給する為に接続さ
れている。
なお第1図では記録器としてラツチングリレー
を用いたが、ヒユーズ、半導体メモリ等の他の記
録媒体を用いてもよい。又警報開始後所定時間の
記録を禁止すると共に、警報終了後所定時間以上
経過後の記録を禁止する制限手段としてコンデン
サの代りにフリツプフロツプ等の電気回路を用い
てもよい。
以上述べたように本考案では衝突、あるいは、
エアバツクの展開が検出されたときに、その前に
警報を発生していたか否かを検出記録することに
より、信頼性の高い記録を行なうことができ、エ
アバツグ装置の不作動や誤展開が起つた場合の原
因究明に資することができるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電気結線図、
第2図は本考案の構成を示すブロツク図である。 3……バツクアツプ電源、4,6……Gセン
サ、5……スクイブ、8……故障診断装置、9…
…Gセンサ故障検出回路、10……記録装置、1
1……表示灯。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の衝突加速度に応答するGセンサと、 該Gセンサにより起動されるスクイブとを構
    成にもつエアバツク装置において、 該エアバツク装置が正常状態と異なる異常状
    態にあることを判定する判定手段と、 該判定手段の判定に応動して前記異常状態を
    警報する警報器と、 前記スクイブの起動を検出する起動検出手段
    と、 該起動検出手段の起動検出に応動して前記警
    報があつたことを記録する記録手段と、 を備えることを特徴とするエアバツク装置の
    記録装置。 (2) 前記記録手段は、 前記警報器による警報を、該警報の開始から
    第1の所定時間後に記憶すると共に、該記憶を
    該警報の終了から第2の所定時間後に消去する
    警報記憶回路と、 該警報記憶回路の記憶を、前記起動検出に応
    動して記録する記録回路と を備えることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のエアバツク装置の記録装
    置。
JP1981031131U 1981-03-05 1981-03-05 Expired JPS6232926Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981031131U JPS6232926Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981031131U JPS6232926Y2 (ja) 1981-03-05 1981-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57143953U JPS57143953U (ja) 1982-09-09
JPS6232926Y2 true JPS6232926Y2 (ja) 1987-08-22

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JPS57143953U (ja) 1982-09-09

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