JP4187085B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents

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    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
    • B60R21/0173Diagnostic or recording means therefor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はエアバッグ等の保護機器を有する車両用乗員保護装置に係り、特に車両用乗員保護装置に用いられるバックアップコンデンサの容量を検出するためのバックアップコンデンサ容量検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両衝突の際エアバッグ等を膨張させて乗員を保護する車両用乗員保護装置においては、衝突の際に車両電源(バッテリ)が断線等によって使用できない状態となっても、車両用乗員保護装置を作動させるために、バックアップコンデンサが備えられている。そして、バックアップコンデンサによって車両用乗員保護装置を適切に動作させるためには、バックアップコンデンサの容量(充電量)が正常であるか否かをチェックする必要がある。このため、従来、車両用乗員保護装置にはバックアップコンデンサ容量検出装置が備えられている。
【0003】
上述のようなバックアップコンデンサ容量検出装置として、例えば、特開平9−229976号公報に記載された「コンデンサ容量診断回路」が知られている。
【0004】
図5は従来のバックアップコンデンサ容量検出回路を示す構成図であり、図において、1は車載バッテリ、2はイグニッションスイッチ、10は逆流防止用ダイオード、11は処理回路、12はスイッチングトランジスタ、31は電源回路、32はバックアップコンデンサであり、電源回路31は、例えば、車載バッテリ1の電圧を所定の電圧に昇圧するDC−DCコンバータである。逆流防止用ダイオード10は、電源回路31が故障した際バックアップコンデンサ32に充電された電荷が電源回路31に流れ込まないようにしている。そして、処理回路11によって後述するようにしてバックアップコンデンサの故障診断が行われる。
【0005】
次に動作について説明する。
イグニッションスイッチ2が閉じられると、車載バッテリ1から電源回路31を介してバックアップコンデンサ32が充電される。バックアップコンデンサ32の容量診断を行う際には、つまり、バックアップコンデンサ32の容量検出を行う際には、処理回路11はスイッチングトランジスタ12をオンする。
【0006】
これによって、バックアップコンデンサ32に蓄積された電荷が抵抗R2及びスイッチングトランジスタ12を介して放電される。一方、バックアップコンデンサ32の端子電圧は抵抗R3及びR4で分圧されて、処理回路11に与えられており、これによって、処理回路11はバックアップコンデンサ32の放電による電圧降下を測定する。そして、この電圧降下に応じて、処理回路11はバックアップコンデンサ32の容量(充電量)を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用乗員保護装置に用いられるバックアップコンデンサ容量検出装置は以上のように構成されているので、バックアップコンデンサの容量を検出する際、スイッチングトランジスタをオン制御して、強制的にバックアップコンデンサを放電させなければならず、バックアップコンデンサの容量を検出している期間中、バックアップコンデンサを使用できない等の課題があった。
【0008】
また、従来の車両用乗員保護装置では、別にバックアップコンデンサ容量検出装置を備えており、つまり、バックアップコンデンサ容量検出用のスイッチングトランジスタ及び処理回路が必要となり、そのため、車両用乗員保護装置が高価になってしまうという課題もあった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、バックアップコンデンサの容量検出中においてもバックアップコンデンサの使用に支障をきたすことのない車両用乗員保護装置を得ることを目的とする。
【0010】
また、この発明は安価な車両用乗員保護装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、車両に乗車した乗員を保護するための保護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる動作電流を保護機器に流す点火回路と、車載電源及び点火回路に接続され車載電源と点火回路との接続が断たれた際動作電流を保護機器に供給するためのバックアップコンデンサと、バックアップコンデンサを介して車載電源に接続され点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納される不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、制御部は、車載電源がオフされると、予め規定された時間経過の後、所定のデータを不揮発性メモリに書き込む動作を行う第1の手段と、車載電源がオンされると不揮発性メモリに書き込まれた所定のデータを読み出す動作を行って、所定のデータが不揮発性メモリに書き込まれているか否かを判定して不揮発性メモリに所定のデータが書き込まれていないとバックアップコンデンサに異常があるとする第2の手段とを有し、予め規定された時間が、バックアップコンデンサが正常である際のバックアップコンデンサの放電時間で規定された制御部の動作時間よりも短く、バックアップコンデンサが異常である際のバックアップコンデンサの放電時間で規定された制御部の動作時間よりも長い時間であるものである。
【0013】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、予め規定された時間が、個々の装置毎に制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに設定するものである。
【0014】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、車両に乗車した乗員を保護するための保護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる動作電流を保護機器に流す点火回路と、車載電源及び点火回路に接続され車載電源と点火回路との接続が断たれた際動作電流を保護機器に供給するためのバックアップコンデンサと、バックアップコンデンサを介して車載電源に接続され点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納される不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、不揮発性メモリには第1のデータと第1のデータと異なる第2のデータがそれぞれ初期値として予め設定されており、制御部は、車載電源がオンされた際、第1のデータと第2のデータを照合して一致するとバックアップコンデンサが異常であると判定し、第1のデータと第2のデータとが不一致であると第1のデータに予め定められた処理を施して第1のデータを第2のデータと同一にして不揮発性メモリに書き込む第1の手段と、車載電源がオフされた際、予め規定された時間経過の後、第2のデータに予め定められた処理を施して第1のデータと第2のデータとを不一致にして不揮発性メモリに書き込む第2の手段とを有し、予め規定された時間が、バックアップコンデンサが正常である際のバックアップコンデンサの放電時間で規定された制御部の動作時間よりも短く、バックアップコンデンサが異常である際のバックアップコンデンサの放電時間で規定された制御部の動作時間よりも長い時間であるものである。
【0016】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、第1及び第2のデータが同一のビット長さを有しており、第1及び第2の手段は、それぞれ第1及び第2のデータを予め規定されたビット数ローテーションするものである。
【0017】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、第1のデータが第2のデータの1/2に等しく、予め規定されたビット数が1ビットであるものである。
【0018】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、第1のデータが複数の第1の照合用データを有し、第2のデータが第1の照合用データそれぞれ対応する複数の第2の照合用データを有しており、第1及び第2の手段が第1及び第2の照合用データ毎に予め定められた処理を行っており、第1の手段が第1及び第2の照合用データ毎に第1及び第2のデータを照合して、照合の結果一致した照合用データの数が予め定められた数を越えるとバックアップコンデンサが異常であると判定するものである。
【0019】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、第1の手段が予め定められた回数不揮発性メモリに書き込まれた第1及び第2のデータが一致するとバックアップメモリが異常であると判定するものである。
【0020】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、予め規定された時間が、個々の装置毎に制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに設定するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1において、1は車載バッテリ、2はイグニッションスイッチ、3はエアバッグコントロールユニット、4は運転席エアバッグ(保護機器)、5は助手席エアバッグ(保護機器)であり、図示の例では、エアバッグコントロールユニット3、運転席エアバッグ4、及び助手席エアバッグ5によって車両用乗員保護装置が構成される。エアバッグコントロールユニット3には、電源回路(DC−DCコンバータ)31、バックアップコンデンサ32、定電圧回路33、マイクロコンピュータ(制御部)34、不揮発性メモリ35、加速度センサ36、フェールセーフ用の機械式加速度(G)センサ40、及びスイッチングトランジスタ41〜44が備えられており、バックアップコンデンサ32は電源回路31から印加される電圧によって充電される。定電圧回路33は電源回路31からの電圧を予め定められた定電圧として、マイクロコンピュータ34及び不揮発性メモリのための定電圧源となる。
【0022】
マイクロコンピュータ34は、後述するようにして、運転席エアバッグ4及び助手席エアバッグ5の動作制御及び車両用乗員保護装置全体の故障診断を行う他、バックアップコンデンサ32の容量検出を行う。不揮発性メモリ35にはこれら故障診断に関する情報(例えば、エアバッグの点火回路の故障診断を行った結果)等が記録される。加速度センサ36では、車両に掛かる加速度を計測しており、計測加速度を検出加速度としてマイクロコンピュータ34に与える。なお、図示の例では、点火回路は機械式Gセンサ40及びスイッチングトランジスタ41〜44で構成される。
【0023】
次に動作について説明する。
いま、車両に衝突事故が発生したとすると、機械式Gセンサ40がオンする。一方、加速度センサ36から与えられる検出加速度(加速度波形)に基づいて衝突判定を行って衝突があったと判定すると、マイクロコンピュータ34はスイッチングトランジスタ41〜44をオンする(例えば、車両の衝突によって過大な加速度が加わり、加速度センサ36による検出加速度が予め規定された量を越えると、マイクロコンピュータ34はスイッチングトランジスタ41〜44をオンする)。これによって、電源回路31からスイッチングトランジスタ41,43を介して運転席エアバッグ4に電流が流れ、運転席エアバッグ4が動作する。同様にして、電源回路31からスイッチングトランジスタ42,44を介して助手席エアバッグ5に電流が流れ、助手席エアバッグ5が動作する。
【0024】
一方、衝突の際に車載バッテリ1が断線等によって使用できない状態となると、バックアップコンデンサ32からの放電電流が定電圧回路33に与えられる。そして、前述のようにして、マイクロコンピュータ34はスイッチングトランジスタ41〜44をオンして、バックアップコンデンサ32からの放電電流が運転席エアバッグ4及び助手席エアバッグ5に与えられる。
【0025】
次に、図2及び図3を参照して、バックアップコンデンサ32の容量検出について説明する。
図2は、バックアップコンデンサ32が正常である場合の端子電圧を時間の経過とともに示しており、イグニッションスイッチ2がオン(ON)すると、つまり、電源がオンすると、バックアップコンデンサ32の端子電圧はVcとなる。そして、電源がオフ(OFF)されると、バックアップコンデンサ32から放電が開始され、その端子電圧はVcから徐々に低下する。前述のように、マイクロコンピュータ34及び不揮発性メモリ35には定電圧回路33から定電圧が印加されており、電源がオフされた後においては、バックアップコンデンサ32の端子電圧に応じて定電圧回路33から定電圧がマイクロコンピュータ34及び不揮発性メモリ35に印加されることになる。
【0026】
いま、端子電圧<定電圧となると、つまり、端子電圧が所定の電圧値以下となると、マイクロコンピュータ34に定電圧が印加されず、その結果、マイクロコンピュータ34は動作不可能となる。言い換えると、バックアップコンデンサ32が正常であれば、端子電圧が所定の電圧値以下となるまでの時間が長く、電源オフ後において、マイクロコンピュータ34はその動作時間が長く規定されることになる。よって、電源オフ後のマイクロコンピュータ34の動作時間(バックアップコンデンサ32が正常な場合のマイクロコンピュータ34の動作時間を第1のマイコン動作時間と呼ぶ)よりも短い予め規定された時間T前においては、マイクロコンピュータ34は不揮発性メモリ35に所定のデータを書き込むことができることになる。
【0027】
一方、図3はバックアップコンデンサ32が異常である場合の端子電圧を時間の経過と共に示しており、電源オフまでは図2と同様な動作であるが、バックアップコンデンサ32に異常があると、端子電圧が所定の電圧値以下となるまでの時間が短くなって、バックアップコンデンサ32が正常である場合に比べて、マイコン動作時間が短くなる(バックアップコンデンサ32が異常な場合のマイクロコンピュータ34の動作時間を第2のマイコン動作時間と呼ぶ)。そして、前述の予め規定された時間Tを第2のマイコン動作時間よりも長く設定しておく。つまり、第1のマイコン動作時間をTM1、第2のマイコン動作時間をTM2とすると、TM2<T<TM1となるように、予め規定された時間Tを設定する。
【0028】
マイクロコンピュータ34では、電源がオフされると、予め規定された時間Tの後、所定のデータを不揮発性メモリ35に書き込む。この際、バックアップコンデンサ32に異常があると、予め規定された時間T経過後においては、マイクロコンピュータ34は動作不可能であるから、所定のデータを不揮発性メモリ35に書き込むことができない。一方、バックアップコンデンサ32が正常であれば、予め規定された時間T経過後において、マイクロコンピュータ34は動作可能であるから、所定のデータを不揮発性メモリ35に書き込むことができる。そして、再び、電源がオンされると、マイクロコンピュータ34は不揮発性メモリ35をアクセスして所定のデータを読み込む。
【0029】
この結果、再度、電源がオンされた後、マイクロコンピュータ34が不揮発性メモリ35をアクセスして、所定のデータが確認できれば、マイクロコンピュータ34はバックアップコンデンサ32が正常であり、所定のデータが確認できなければ、バックアップコンデンサ32が異常であると判定する。
【0030】
以上のように、実施の形態1によれば、車両用乗員保護装置に備えられているマイクロコンピュータ及び不揮発性メモリを用いて、電源オフの後、予め規定された時間経過すると、所定のデータをマイクロコンピュータが不揮発性メモリに書き込み、電源が再度オンされた後、マイクロコンピュータが不揮発性メモリに所定のデータが書き込まれている否かを確認して、その確認結果に応じてバックアップコンデンサに異常があるか否かを判定するようにしたから、新たに処理装置等の構成部品を付加することになく、バックアップコンデンサの異常の有無を検出できるという効果が得られ、車両用乗員保護装置自体がコストアップすることがほとんどない。
【0031】
さらに、実施の形態1によれば、電源がオフされている際には、車両が運行していない状態であるから、バックアップコンデンサの容量検出中において、バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがないという効果がある。
【0032】
実施の形態2.
図1及び図4を参照して、図4は、バックアップコンデンサの異常の有無を検出する際のマイクロコンピュータ34の処理を示すフローチャートであり、不揮発性メモリ35には、初期値として第1のデータD1及び第2のデータD2が書き込まれており、図示の例にでは、第1のデータD1=第2のデータD2/2として不揮発性メモリ35に設定されているものとする。
【0033】
いま、電源がオンされると(スタート)、マイクロコンピュータ34は不揮発性メモリ35から第1及び第2のデータD1及びD2を読み出して(ステップST1)、第1及び第2のデータD1及びD2を照合する(ステップST2)。その結果、一致すると(なお、不揮発性メモリ35には、初期値として第1のデータD1=第2のデータD2/2が設定されているから、始めて電源がオンされた際には、当然のことながら、第1のデータD1と第2のデータD2とは等しくない)、マイクロコンピュータ34では、バックアップコンデンサ32に異常があると判定して、不揮発性メモリ35に故障フラグを記録するとともにアラームランプ(図示せず)を点灯させる(ステップST3)。その後、マイクロコンピュータ34はステップST4に移行する。
【0034】
一方、ステップST2において、第1のデータD1と第2のデータD2とが一致しなければ、マイクロコンピュータ34は第1のデータD1を1ビット最上位ビット側(左側)に向かってローテーションして(位置をずらす)、ローテーション後の第1のデータD1を第3のデータD3として不揮発性メモリ35に記録する(ステップST5)。そして、マイクロコンピュータ34はステップST4に移行する。
【0035】
マイクロコンピュータ34は、電源がオフされるまで、ステップST4において、車両用乗員保護装置自体の故障診断等の通常処理を行う。電源がオフとなると(ステップST6)、マイクロコンピュータ34は図2及び図3で説明した予め規定された時間Tをカウントして(ステップST7)、前述の第2のデータD2を1ビット左側にローテーションして、ローテーション後の第2のデータD2を第4のデータD4としてとして不揮発性メモリ35に記録する(ステップST8)。そして、マイクロコンピュータ34は処理を終了する。
【0036】
再び、電源がオンされると、前述のようにして、バックアップコンデンサ32の異常の有無が検出される。この際には、上述の第3及び第4のデータD3及びD4が不揮発性メモリ35から読み出されて、照合されることになる。
【0037】
このようにして、初期値として、第1のデータD1=第2のデータD2/2として、不揮発性メモリ35に設定しておく。不揮発性メモリ35には、初期値として第1のデータD1=第2のデータD2/2が設定されているから、始めて車載電源がオンされた際には、当然のことながら、第1のデータD1と第2のデータD2とは等しくない。その結果、マイクロコンピュータ34では、ステップST5を実行することになる。この際、初期値が第1のデータD1=第2のデータD2/2であるから、第1のデータD1をローテーションした第3のデータD3は第2のデータD2に等しくなる。
【0038】
その後、電源がオフされると、予め規定された時間T経過後、マイクロコンピュータ34は第2のデータD2をローテーションして第4のデータD4として不揮発性メモリ35に書き込むことになるが、実施の形態1で説明したように、バックアップコンデンサ32に異常があると、マイクロコンピュータ34は書き込み動作を行うことができない。つまり、第4のデータD4の書き込み動作は行われない(言い換えると、第2のデータD2が第4のデータD4として不揮発性メモリ35内にそのまま残ることになる)。
【0039】
その後、再び電源がオンされると、マイクロコンピュータ34は不揮発性メモリ35から第3及び第4のデータD3及びD4を読み出して比較することになるが、バックアップコンデンサ32に異常があった場合には、第4のデータD4(第2のデータD2)=第3のデータD3であるから、マイクロコンピュータ34はステップST3を実行することになる。なお、上述のように、電源がオンされる都度、第1のデータD1をローテーションし、電源がオフされた後予め規定された時間経過後第2のデータD2をローテーションしているから、バックアップコンデンサ32に異常があった段階で、不揮発性メモリに記録された二つのデータは等しくなる。
【0040】
このようにして、不揮発性メモリ35に、初期値として第1のデータD1=第2のデータD2/2を設定しておき、電源がオンされると、第1のデータD1を1ビットローテーションして不揮発性メモリ35に記録し(始めて電源がオンされた際には、第1のデータD1は第2のデータD2に等しくないので、実質的に電源がオンされるとマイクロコンピュータ34は第1のデータD1を1ビットローテーションして不揮発性メモリに書き込むことになる)、電源がオフされた際には、予め規定された時間T経過後、マイクロコンピュータ34は、第2のデータD2を1ビットローテーションして不揮発性メモリ35に書き込む動作を行うようにしたので、バックアップコンデンサ32に異常がある場合には、不揮発性メモリ35に記録された二つのデータが等しくなり、バックアップコンデンサ32の異常を検出できることになる。
【0041】
以上のように、実施の形態2によれば、単に不揮発性メモリに初期値として、第1のデータD1=第2のデータD2/2となるように、二つのデータを設定しておき、電源のオンオフに応じて二つのデータをそれぞれ1ビットローテーションして不揮発性メモリに記録するようにしたので、新たに処理装置等の構成部品を付加することになく、バックアップコンデンサの異常の有無を検出できるという効果が得られ、車両用乗員保護装置自体がコストアップすることがほとんどない。
【0042】
さらに、実施の形態2によれば、電源がオフされている際には、車両が運行していない状態であるから、バックアップコンデンサの容量検出中において、バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがないという効果がある。
【0043】
実施の形態2では、初期値として、第1及び第2のデータD1及びD2を不揮発性メモリに設定しているが、第1のデータD1の代わりに複数のデータ(第2の照合用データ)を設定し、同様にして、第2のデータD2として複数のデータ(第1の照合用データ)を設定するようにしてもよい。例えば、第1のデータD1の代わりに照合用データA1〜ANを設定し、第2のデータD2の代わりに照合用データB1〜BN(Nは2以上の整数)を設定する。この際、照合用データA1〜ANはそれぞれ照合用データB1〜BNの1/2とする。そして、マイクロコンピュータ34は、前述のようにして、それぞれ照合用データA1〜ANと照合用データB1〜BNとを照合して、ローテーションを行い、照合の結果、予め定められた数以上一致した照合データがあると、バックアップコンデンサ32に異常があると判定する。
【0044】
以上のように、複数の照合用データに基づいてバックアップコンデンサの異常を判定するようにすれば、不揮発性メモリのビットエラーに対してフェールセーフ機能を付加することができるという効果がある。
【0045】
また、実施の形態2では、不揮発性メモリに書き込まれた二つのデータが一致すると、バックアップコンデンサ32に異常があると判定しているが、つまり、一回、不揮発性メモリ35に書き込まれた二つのデータが一致すると、バックアップコンデンサ32に異常があると判定しているが、一回の判定では、例えば、点火電流による電圧低下又は一時的なリセットによってバックアップコンデンサ32に異常があると判定してしまうことがある。このため、少なくとも2回(予め定められた回数)、不揮発性メモリ35に書き込まれた二つのデータが一致した際にバックアップコンデンサ32に異常があると判定するようにしてもよい。
【0046】
このようにすれば、瞬間的な電圧低下等をバックアップコンデンサの異常として判定することがなくなる。
【0047】
なお、実施の形態1及び2では、前述のようにして、時間Tを予め規定しているが、時間Tを一律に決めてしまうと、消費電流のばらつき又は電源回路31の出力電圧のばらつき等に起因して、電源オフ後のマイコン動作時間が変動することがある。このため、時間Tを決定する際には、上述のばらつき等を考慮して時間Tを設定する必要がある。そして、時間Tの設定を決定する際、上述のばらつきを考慮しないと、精度よくバックアップコンデンサの異常を検出できないこともある。
【0048】
このため、エアバッグコントロールユニット3を作成する際、個々にマイクロコンピュータ34の動作時間を計測して、この計測動作時間に基づいて時間Tを決定する。そして、この時間Tを不揮発性メモリ35に設定時間として書き込む。マイクロコンピュータ34では、不揮発性メモリ35に書き込まれた設定時間Tに応じて不揮発性メモリに対してデータ書き込み動作を行う。
【0049】
このようにすれば、上述のばらつきによるマイコン動作時間の変動がキャンセルされて、コンデンサ容量の経時的変化を的確にとらえることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、車載電源がオフされると、制御部は、予め規定された時間経過の後、所定のデータを不揮発性メモリに書き込む動作を行い、車載電源がオンされると不揮発性メモリに書き込まれた所定のデータを読み出す動作を行って、所定のデータが不揮発性メモリに書き込まれているか否かを判定して不揮発性メモリに所定のデータが書き込まれていないとバックアップコンデンサに異常があるとするように構成したので、新たに処理装置等の構成部品を付加することなく、バックアップコンデンサの異常の有無を検出でき、車両用乗員保護装置自体がコストアップすることがないという効果が得られる。さらに、電源がオフされている際には、車両が運行していない状態であるから、バックアップコンデンサの容量検出中において、バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがないという効果がある。
【0051】
この発明によれば、不揮発性メモリに第1のデータと第1のデータと異なる第2のデータをそれぞれ初期値として予め設定して、車載電源がオンされた際、制御部は、第1のデータと第2のデータを照合して一致すると、バックアップコンデンサが異常であると判定し、第1のデータと第2のデータとが不一致であると第1のデータに予め定められた処理を施して、第1のデータを第2のデータと同一にして不揮発性メモリに書き込み、車載電源がオフされた際、予め規定された時間経過の後、第2のデータに予め定められた処理を施して第1のデータと第2のデータとを不一致にして不揮発性メモリに書き込むように構成したので、車載電源のオン/オフ毎に確実にバックアップコンデンサの異常を検出できるという効果がある。さらに、新たに処理装置等の構成部品を付加することなく、バックアップコンデンサの異常の有無を検出でき、車両用乗員保護装置自体がコストアップすることがないという効果がある。そして、電源がオフされている際には、車両が運行していない状態であるから、バックアップコンデンサの容量検出中において、バックアップコンデンサの使用に支障をきたすことがないという効果がある。
【0052】
この発明によれば、第1のデータが複数の第1の照合用データを有し、第2のデータが第1の照合用データにそれぞれ対応する複数の第2の照合用データを有して、制御部は第1及び第2の照合用データ毎に予め定められた処理を行って、第1及び第2の照合用データ毎に第1及び第2のデータを照合して、照合の結果一致した照合用データの数が予め定められた数を越えるとバックアップコンデンサが異常であると判定するように構成したので、不揮発性メモリのビットエラーに対する冗長性を向上させることができるという効果がある。
【0053】
この発明によれば、制御部は予め定められた回数、不揮発性メモリに書き込まれた第1及び第2のデータが一致すると、バックアップメモリが異常であると判定するように構成したので、瞬間的な電圧降下等の外乱による誤判定を防止でき、その結果、確実にバックアップコンデンサの異常を判定できるという効果がある。
【0054】
この発明によれば、予め規定された時間を個々の装置毎に、制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定して、不揮発性メモリに設定するように構成したので、消費電流のばらつき等に起因する誤差をキャンセルすることができ、精度よくバックアップコンデンサの異常判定を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両用乗員保護装置を示す構成図である。
【図2】 図1に示す車両用乗員保護装置においてバックアップコンデンサが正常である際の端子電圧の変化を示す図である。
【図3】 図1に示す車両用乗員保護装置においてバックアップコンデンサが異常である際の端子電圧の変化を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による車両用乗員保護装置を説明するためのフローチャートである。
【図5】 従来の車両用乗員保護装置に用いられるバックアップコンデンサ容量検出装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 車載バッテリ、2 イグニッションスイッチ、3 エアバッグコントロールユニット、4 運転席エアバッグ(保護機器)、5 助手席エアバッグ(保護機器)、31 電源回路、32 バックアップコンデンサ、33 定電圧回路、34 マイクロコンピュータ(制御部)、35 不揮発性メモリ、36 加速度センサ、40 機械式加速度センサ、41,43スイッチングトランジスタ(運転席点火駆動トランジスタ)、42,44 スイッチングトランジスタ(助手席点火駆動トランジスタ)。

Claims (8)

  1. 車両に乗車した乗員を保護するための保護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる動作電流を前記保護機器に流す点火回路と、前記車載電源及び前記点火回路に接続され前記車載電源と前記点火回路との接続が断たれた際前記動作電流を前記保護機器に供給するためのバックアップコンデンサと、前記バックアップコンデンサを介して前記車載電源に接続され前記点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納される不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、
    前記制御部は、車載電源がオフされると、予め規定された時間経過の後、所定のデータを前記不揮発性メモリに書き込む動作を行う第1の手段と、
    前記車載電源がオンされると前記不揮発性メモリに書き込まれた前記所定のデータを読み出す動作を行って、前記所定のデータが前記不揮発性メモリに書き込まれているか否かを判定して前記不揮発性メモリに前記所定のデータが書き込まれていないと前記バックアップコンデンサに異常があるとする第2の手段とを有し、
    前記予め規定された時間は、前記バックアップコンデンサが正常である際の前記バックアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部の動作時間よりも短く、前記バックアップコンデンサが異常である際の前記バックアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部の動作時間よりも長い時間であることを特徴とする車両用乗員保護装置。
  2. 予め規定された時間は、個々の装置毎に制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに設定することを特徴とする請求項1記載の車両用乗員保護装置。
  3. 車両に乗車した乗員を保護するための保護機器と、車載電源に接続され該保護機器を動作させる動作電流を前記保護機器に流す点火回路と、前記車載電源及び前記点火回路に接続され前記車載電源と前記点火回路との接続が断たれた際前記動作電流を前記保護機器に供給するためのバックアップコンデンサと、前記バックアップコンデンサを介して前記車載電源に接続され前記点火回路を制御する制御部と、故障診断情報が格納される不揮発性メモリとを有する乗員保護装置において、
    前記不揮発性メモリには第1のデータと前記第1のデータと異なる第2のデータがそれぞれ初期値として予め設定されており、
    前記制御部は、車載電源がオンされた際、前記第1のデータと前記第2のデータを照合して一致すると前記バックアップコンデンサが異常であると判定し、前記第1のデータと前記第2のデータとが不一致であると前記第1のデータに予め定められた処理を施して前記第1のデータを前記第2のデータと同一にして前記不揮発性メモリに書き込む第1の手段と、
    前記車載電源がオフされた際、予め規定された時間経過の後、前記第2のデータに前記予め定められた処理を施して前記第1のデータと前記第2のデータとを不一致にして前記不揮発性メモリに書き込む第2の手段とを有し、
    前記予め規定された時間は、前記バックアップコンデンサが正常である際の前記バックアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部の動作時間よりも短く、前記バックアップコンデンサが異常である際の前記バックアップコンデンサの放電時間で規定された前記制御部の動作時間よりも長い時間であることを特徴とする車両用乗員保護装置。
  4. 第1及び第2のデータは、同一のビット長さを有しており、第1及び第2の手段は、それぞれ前記第1及び前記第2のデータを予め規定されたビット数ローテーションすることを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  5. 第1のデータは、第2のデータの1/2に等しく、予め規定されたビット数は、1ビットであることを特徴とする請求項4記載の車両用乗員保護装置。
  6. 第1のデータは、複数の第1の照合用データを有し、第2のデータは、前記第1の照合用データのそれぞれ対応する複数の第2の照合用データを有しており、
    第1及び第2の手段は、前記第1及び第2の照合用データ毎に予め定められた処理を行っており、
    前記第1の手段は、前記第1及び前記第2の照合用データ毎に前記第1及び第2のデータを照合して、照合の結果一致した照合用データの数が予め定められた数を越えるとバックアップコンデンサが異常であると判定することを特徴とする請求項3記載の車載用乗員保護装置。
  7. 第1の手段は、予め定められた回数不揮発性メモリに書き込まれた第1及び第2のデータが一致するとバックアップメモリが異常であると判定することを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
  8. 予め規定された時間は、個々の装置毎に制御部の動作時間を計測した結果に基づいて決定され、不揮発性メモリに設定することを特徴とする請求項3記載の車両用乗員保護装置。
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