JP2003054446A - 車体のドア開口部回りの構造 - Google Patents

車体のドア開口部回りの構造

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    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
    • B62D25/02Side panels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度および剛性に優れ、しかも生産性を高め
ることができる、車体のドア開口部回りの構造を提供す
る。 【解決手段】 車体のドア開口部1、1回りの構造6
は、アウター部101と、その内側に配備される骨格部
品3とからなる。この骨格部品3は、チューブハイドロ
フォーミングにより形成された管状構造を有し、アウタ
ー部101と溶接により直接接合される。こうして、骨
格部品3における管状構造の、車体の内側に位置する一
方側が、ドア開口部1、1回りのインナー部102を構
成し、アウター部101側に位置する他方側が、ドア開
口部1、1回りのアウター部101とインナー部102
とで囲まれる閉空間内に配備される、スチフナー部10
3を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車体のドア開口
部回りの、アウター部と骨格部とからなる構造に関する
発明である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、車体のドア開口部回りの構造10は、図7の断面形
状に示されるように、アウター11と、インナー12
と、それらアウタ ー11とインナー12とで囲まれる
閉空間内に配備されるスチフナー13とで構成されてい
た。これらアウター11、インナー12およびスチフナ
ー13は、鋼板材からなり、所定の断面形状が、プレス
加工により形成された。そして、これら、アウター1
1、インナー12およびスチフナー13は、互いにスポ
ット溶接により接合された。ここで、アウター11は、
一般に板厚が0.8mm程度であり、主に車体の外観デ
ザインとして機能し、また、インナー12およびスチフ
ナー13は、板厚が2mm程度あり、ドア開口部回りの
骨格、すなわち車体の強度を受け持つ構造体として機能
していた。
【0003】しかし、前記従来の、車体のドア開口部回
りの構造10においては、インナー12と、スチフナー
13とが、プレス部品であり、それぞれに、4型から5
型程度の金型を必要とし、また、プレス部品であるため
に、スクラップが出て材料にムダが多かった。さらに
は、インナー12とスチフナー13とは、スポット溶接
により接合されたが、その接合部が、間隔を置いて並ぶ
ため、強度および剛性的に不利な構造であった。
【0004】これに対して、例えば、特開2000−2
19154号公報に記載された車両の車体構造において
は、図8に示されるように、車両の側部構造20は、ア
ウターパネル21と、チューブハイドロフォーミングに
より形成されたインナー閉断面構造体22とから構成さ
れていた。そして、アウターパネル21とインナー閉断
面構造体22とは、部分的に、インナーバンド23を介
して接合されていた。このように、この側部構造20に
おいては、アウターパネル21とインナー閉断面構造体
22とが、部分的なインナーバンド23を介して接合さ
れていたため、強度および剛性的に不利となっており、
しかも、インナーバンド23部分が、重量増加となり、
また、部品点数の増加ともなっていた。さらに、インナ
ー閉断面構造体22とインナーバンド23が接合され、
そして、インナーバンド23とアウターパネル21が接
合されるというように、二段階に接合が行われるため、
その接合の工数増加となっていた。なお、この側部構造
20に類似する構造が、特開2000−219153号
公報、特開2000−219152号公報、特開200
0−219150号公報にも記載されている。
【0005】また、特開2000−95146号公報に
記載された車体の骨格部材の構造においては、図9に示
されるように、車体のセンターピラー30は、アウター
パネル31と、アウターリンフォース32と、管状リン
フォース33とから構成されていた。そして、アウター
パネル31と管状リンフォース33とは、アウターリン
フォース32を介して接合された。すなわち、溶接の便
宜のために、アウターリンフォース32と管状リンフォ
ース33が溶接され、その後に、アウターリンフォース
32がアウターパネル31に溶接された。したがって、
このセンターピラー30においても、介在するアウター
リンフォース32のために、重量増加、部品点数の増
加、そして、接合の工数増加となっていた。しかも、ア
ウターリンフォース32は、管状リンフォース33の全
長に渡って設けられるため、このアウターリンフォース
32部分が、前記側部構造20以上に、重量増加となっ
ていた。
【0006】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされた発明であり、その目的とするところ
は、強度および剛性に優れ、しかも生産性を高めること
ができる、車体のドア開口部回りの構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、車体の
ドア開口部回りの構造は、前記目的を達成するために、
次の構成からなる。すなわち、請求項1に記載の発明に
係る、車体のドア開口部回りの構造は、車体のドア開口
部回りのアウター部と、そのアウター部の内側に配備さ
れて前記ドア開口部回りの骨格を形成するとともにチュ
ーブハイドロフォーミングにより形成された管状構造を
有する骨格部とからなる。ここで、前記アウター部と前
記骨格部とが、溶接により直接接合される。そして、前
記管状構造の、前記車体の内側に位置する一方側が、前
記ドア開口部回りのインナー部を構成し、前記アウター
部側に位置する他方側が、前記アウター部と前記インナ
ー部とで囲まれる閉空間内に配備されるスチフナー部を
構成する。
【0008】こうして、この骨格部の、チューブハイド
ロフォーミングにより形成された管状構造によって、車
体のドア開口部回りのインナー部とスチフナー部とが一
体に形成される。そして、この骨格部は、アウター部
と、溶接により直接接合される。このように、インナー
部とスチフナー部とがチューブハイドロフォーミングに
よって一体に形成された骨格部が、アウター部と溶接に
より直接接合されるので、強度および剛性に優れるとと
もに、生産性が高められる。しかも、この骨格部は、ア
ウター部によって、車体外側からは、人の目に触れにく
くなるので、骨格部が、ドア開口部回りに、部分的に配
備されたり、また、骨格部が、複数の管状構造が直列的
あるいは並列的に接合されてなる場合でも、車体の外観
を損ねることがない。
【0009】また、請求項2に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1に記載の構
造において、前記骨格部が、前記ドア開口部回りにおけ
る、ルーフサイドレール部分およびフロントピラーアッ
パ部分の骨格を形成してもよい。これにより、この骨格
部の管状構造により、ルーフサイドレール部分およびフ
ロントピラーアッパ部分において、インナー部とスチフ
ナー部とが一体に形成される。
【0010】また、請求項3に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1に記載の構
造において、前記骨格部が、前記ドア開口部回りにおけ
る、フロントピラーロア部分およびサイドシル部分の骨
格を形成してもよい。これにより、この骨格部の管状構
造により、フロントピラーロア部分およびサイドシル部
分において、インナー部とスチフナー部とが一体に形成
される。
【0011】また、請求項4に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1に記載の構
造において、前記骨格部が、前記ドア開口部回りにおけ
る、ルーフサイドレール部分およびフロントピラーアッ
パ部分の骨格と、フロントピラーロア部分およびサイド
シル部分の骨格とを形成し、かつ、前記フロントピラー
アッパ部分の下端部と、前記フロントピラーロア部分の
上端部とが、接合されてもよい。こうして、この骨格部
は、ルーフサイドレール部分およびフロントピラーアッ
パ部分と、フロントピラーロア部分およびサイドシル部
分とで、別々の部品で構成されており、ルーフサイドレ
ール部分およびフロントピラーアッパ部分と、フロント
ピラーロア部分およびサイドシル部分とで、この骨格部
の断面サイズが大きく異なる場合であっても、容易に対
応することができる。
【0012】また、請求項5に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の構造において、前記アウター部と
前記骨格部とは、前記ドア開口部側とその反対側の少な
くとも一方側で、重なり合うようにして溶接されてもよ
い。こうして、車体のドア開口部側とその反対側の少な
くとも一方側で、アウター部と骨格部とが、重なり合う
ようにして溶接されるので、アウター部の端部が骨格部
に突き当てられて溶接される場合に比して、この溶接が
容易に行われる。
【0013】また、請求項6に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の構造において、前記アウター部と
前記骨格部とは、前記ドア開口部側とその反対側の両側
で、それぞれ重なり合うようにして溶接されてもよい。
こうして、車体のドア開口部側とその反対側の両側で、
アウター部と骨格部とが、重なり合うようにして溶接さ
れるので、アウター部の端部が骨格部に突き当てられて
溶接される場合に比して、この溶接が一層容易に行われ
る。
【0014】また、請求項7に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の構造において、前記アウター部と
前記骨格部とは、前記ドア開口部側とその反対側の少な
くとも一方側で、重なり合うことなく、前記アウター部
の端部が、前記骨格部に突き当てられて溶接されてもよ
い。これにより、車体のドア開口部側とその反対側の少
なくとも一方側において、アウター部に溶接のためのフ
ランジを設ける必要がなく、また、それと対応して、骨
格部の断面形状を小さくできるので、余ったエリアを他
に有効に利用することができる。また反対に、余ったエ
リアまで、アウター部や骨格部の有効断面積を広げれ
ば、その強度および剛性を増加させることができる。
【0015】また、請求項8に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし4の
いずれか1項に記載の構造において、前記アウター部と
前記骨格部とは、前記ドア開口部側とその反対側の両側
で、それぞれ重なり合うことなく、前記アウター部の端
部が、前記骨格部に突き当てられて溶接されてもよい。
これにより、車体のドア開口部側とその反対側の両側に
おいて、アウター部に溶接のためのフランジを設ける必
要がなく、また、それと対応して、骨格部の断面形状を
小さくできるので、余ったエリアを他に一層有効に利用
することができる。また反対に、余ったエリアまで、ア
ウター部や骨格部の有効断面積を広げれば、その強度お
よび剛性を一層増加させることができる。
【0016】また、請求項9に記載の発明に係る、車体
のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし8の
いずれか1項に記載の構造において、前記アウター部と
前記骨格部とは、レーザー溶接により接合されてもよ
い。こうして、アウター部と骨格部とがレーザー溶接に
より接合されることで、スポット溶接とは異なり、溶接
部を加圧する必要がなく、骨格部の管状構造が潰れるこ
とがない。
【0017】また、請求項10に記載の発明に係る、車
体のドア開口部回りの構造のように、請求項1ないし9
のいずれか1項に記載の構造において、前記骨格部は、
高張力鋼材からなるのが望ましい。こうして、骨格部の
管状構造が、強度の高い高張力鋼材からなることから、
このドア開口部回りの構造の強度が高まる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る、車体のド
ア開口部回りの構造の実施の形態を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1ないし図5は、本発明に係る、車体の
ドア開口部回りの構造の一実施の形態を示す。図中符号
1は、車体のドア開口部を示す。2は、前記ドア開口部
1、1回りのアウター部101の全体を形成するアウタ
ーパネルを示す。このアウターパネル2は、例えば、一
枚の鋼板をプレス成形して得られる。3および4は、車
体のドア開口部1、1回りの骨格を形成する骨格部とし
ての第1および第2の骨格部品を示す。これら第1およ
び第2の骨格部品3、4は、例えば高張力鋼材からな
り、それぞれが、チューブハイドロフォーミングにより
形成された管状構造を有している。そして、第1および
第2の骨格部品3、4は、アウター部101(アウター
パネル2)の内側に配備されて、そのアウター部101
(アウターパネル2)と溶接により直接接合される。こ
うして、骨格部品3、4は、その管状構造の、車体の内
側に位置する一方側、つまり前記アウター部101とは
反対側となる一面側が、車体のドア開口部1、1回りの
インナー部102を構成し、前記アウター部101側に
位置する他方側、つまり前記アウター部101側となる
他面側が、前記アウター部101と前記インナー部10
2とで囲まれる閉空間内に配備される(すなわち、前記
アウター部101と前記インナー部102との間に配備
される)、スチフナー部103を構成している。5は、
車体のドア開口部1、1回りの骨格部としての骨格部品
結合体を示す。この骨格部品結合体5は、前記第1の骨
格部品3と前記第2の骨格部品4とが接合されてなる。
6は、車体のドア開口部1、1回りの構造を示す。この
構造6は、前記骨格部品結合体5すなわち前記第1およ
び第2の骨格部品3、4と、前記アウター部101すな
わちアウターパネル2とからなる。なお、前記アウター
部101と前記インナー部102とで囲まれる閉空間と
は、アウター部101とインナー部102とによって形
成されるところのループで囲まれた空間を意味し、溶接
の有無とは関係がない。
【0020】ここで、第1の骨格部品3は、車体のドア
開口部1、1回りにおける、ルーフサイドレール部分2
01およびフロントピラーアッパ部分202の骨格を形
成している。こうして、この第1の骨格部品3の管状構
造により、ルーフサイドレール部分201およびフロン
トピラーアッパ部分202において、インナー部102
とスチフナー部103とが一体に形成される。そして、
この第1の骨格部品3には、ドア開口部1、1側に、溶
接部としての溶接代を構成する第1延出部3aが設けら
れており、また、ドア開口部1、1とは反対側に、同じ
く溶接部としての溶接代を構成する第2延出部3bが設
けられている。
【0021】また、第2の骨格部品4は、車体のドア開
口部1、1回りにおける、フロントピラーロア部分20
3およびサイドシル部分204の骨格を形成している。
こうして、この第2の骨格部品4の管状構造により、フ
ロントピラーロア部分203およびサイドシル部分20
4において、インナー部102とスチフナー部103と
が一体に形成される。そして、この第2の骨格部品4に
は、ドア開口部1、1側に、溶接部としての溶接代を構
成する第3延出部4aが設けられており、また、ドア開
口部1、1とは反対側に、同じく溶接部としての溶接代
を構成する第4延出部4bが設けられている。
【0022】骨格部品結合体5は、第1の骨格部品3に
おけるフロントピラーアッパ部分202の下端部と、第
2の骨格部品4におけるフロントピラーロア部分203
の上端部とが、溶接等により接合されてなる。こうし
て、この骨格部品結合体5によって、ルーフサイドレー
ル部分201、フロントピラーアッパ部分202、フロ
ントピラーロア部分203、およびサイドシル部分20
4の骨格が形成される。
【0023】ドア開口部回りの構造6は、アウター部1
01すなわちアウターパネル2と、骨格部品結合体5
(第1および第2の骨格部品3、4)とが、溶接、例え
ばレーザー溶接により、直接接合されて形成されてい
る。具体的には、アウターパネル2と骨格部品結合体5
とは、ドア開口部1、1側と、その反対側の両側で、そ
れぞれ重なり合うようにして直接溶接されている。すな
わち、第1の骨格部品3にあっては、ドア開口部1、1
側において、アウターパネル2の第1フランジ2aと第
1の骨格部品3の第1延出部3aとが溶接され、ドア開
口部1、1とは反対側において、アウターパネル2の第
2フランジ2bと第1の骨格部品3の第2延出部3bと
が溶接されている(図2、図3参照)。また、第2の骨
格部品4にあっては、ドア開口部1、1側において、ア
ウターパネル2の第1フランジ2aと第2の骨格部品4
の第3延出部4aとが溶接され、ドア開口部1、1とは
反対側において、アウターパネル2の第2フランジ2b
と第2の骨格部品4の第4延出部4bとが溶接されてい
る(図4、図5参照)。
【0024】次に、以上の構成からなる、車体のドア開
口部1、1回りの構造6の作用効果について説明する。
第1および第2の骨格部品3、4は、その骨格部品3、
4の、チューブハイドロフォーミングにより形成された
管状構造によって、車体のドア開口部1、1回りのイン
ナー部102とスチフナー部103とが一体に形成され
る。そして、この骨格部品3、4は、アウター部101
(アウターパネル2)と溶接により直接接合される。こ
のように、インナー部102とスチフナー部103とが
チューブハイドロフォーミングによって一体に形成され
た骨格部品3、4が、アウター部101と溶接により直
接接合されるので、強度および剛性に優れるとともに、
生産性が高められる。
【0025】すなわち、骨格部品3、4は、チューブハ
イドロフォーミングによる一体化により、その強度およ
び剛性を高めることができる。しかも、管状構造を有す
る骨格部品3、4は、その全体が強度部材として機能す
るので、アウター部101(アウターパネル2)との溶
接部(延出部3a、3b、4a、4b)もまた、強度部
材としての機能を備えることとなる。したがって、アウ
ター部101との溶接部が骨格部品3、4に設けられる
にも拘わらず、この骨格部品3、4、さらには構造6
は、ドア開口部1、1回りの限られたエリア内で、容易
に必要な強度が確保される。そして、骨格部品3、4
は、インナー部102とスチフナー部103とがチュー
ブハイドロフォーミングによって一体に形成されて、部
品点数が削減され、しかも、チューブハイドロフォーミ
ングにより成形工程が減り、その上、材料歩留まり向上
や金型設備投資の削減等によるコスト低減が期待でき
る。さらに、この骨格部品3、4が、アウター部101
(アウターパネル2)と溶接により直接接合されるの
で、接合のための中間の部品を必要とせず、このことに
よっても、部品点数の削減および組付工程(工数)の削
減を達成することができる。
【0026】また、前述のように、この骨格部品3、4
によると、構造6において、部品点数が削減されること
から、軽量化を図ることができ、その上、骨格部品3、
4は、強度および剛性の増加が期待できることから、所
要の強度および剛性が得られる範囲で、材料や板厚を変
更することでも、軽量化を図ることができる。
【0027】しかも、これら骨格部品3、4は、アウタ
ー部101すなわちアウターパネル2によって、車体外
側からは、人の目に触れにくくなるので、骨格部品3、
4が、ドア開口部1、1回りに、必要な領域に部分的に
配備されたり、複数の骨格部品が接合されて配備された
りしても、車体の外観を損ねることがない。また、この
ように、骨格部品3、4は、アウターパネル2とは異な
り、外観部品ではないので、仕上げ工程を省く、あるい
は簡略化することができ、このことによっても、生産性
を高めることができる。一方、アウターパネル2は、外
観部品ではあるが、その全体が一体に形成されることで
継ぎ目をなくせば、その外観を損ねることがない。
【0028】また、骨格部品結合体5は、第1の骨格部
品3と第2の骨格部品4とで構成されるというように、
ルーフサイドレール部分201およびフロントピラーア
ッパ部分202と、フロントピラーロア部分203およ
びサイドシル部分204とで、別々の骨格部品3、4で
構成されており、ルーフサイドレール部分201および
フロントピラーアッパ部分202と、フロントピラーロ
ア部分203およびサイドシル部分204とで、骨格部
品3、4の断面サイズが大きく異なる場合であっても、
容易に対応することができる。
【0029】また、アウターパネル2と骨格部品結合体
5との溶接にあたって、車体のドア開口部1、1側とそ
の反対側の両側で、アウターパネル2と骨格部品結合体
5とが重なり合うようにして溶接されるので、すなわ
ち、フランジ2a(2b)と延出部3a、4a(3b、
4b)とが重なり合うようにして溶接されるので、アウ
ターパネル2(アウター部101)の端部が骨格部品結
合体5(骨格部)に突き当てられて溶接される場合に比
して、この溶接を容易に行うことができる。また、アウ
ターパネル2と骨格部品結合体5とは、レーザー溶接に
より接合されるので、スポット溶接とは異なり、溶接部
を加圧する必要がなく、骨格部品結合体5の管状構造が
潰れることがない。こうして、管状構造の潰れに対して
配慮する必要がないことから、この構造6の生産性を一
層高めることができる。さらに、骨格部品結合体5(骨
格部品3、4)の管状構造が、強度の高い高張力鋼材か
らなることから、この構造6の強度を高めることができ
る。
【0030】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、第1の骨格部品3は、ルーフサイドレール
部分201およびフロントピラーアッパ部分202の骨
格を形成しているが、ルーフサイドレール部分201の
み、あるいはフロントピラーアッパ部分202のみの骨
格を形成する部品であってもよい。また、反対に、第1
の骨格部品3は、それらルーフサイドレール部分201
およびフロントピラーアッパ部分202に加えて、リア
ピラー部分205やフロントピラーロア部分203さら
にはサイドシル部分204等の骨格を形成する部品であ
ってもよい。同様に、第2の骨格部品4は、フロントピ
ラーロア部分203およびサイドシル部分204の骨格
を形成しているが、フロントピラーロア部分203の
み、あるいはサイドシル部分204のみの骨格を形成す
る部品であってもよい。また、反対に、第2の骨格部品
4は、それらフロントピラーロア部分203およびサイ
ドシル部分204に加えて、フロントピラーアッパ部分
202さらにはルーフサイドレール部分201等の骨格
を形成する部品であってもよい。すなわち、骨格部品
3、4は、その管状構造の、車体の内側に位置する一方
側がインナー部102を構成し、アウター部101側に
位置する他方側がスチフナー部103を構成する部品で
あれば、ドア開口部1、1回りのいずれの位置(ルーフ
サイドレール部分201、サイドシル部分204、フロ
ントピラー部分202、203、センターピラー部分2
06、リアピラー部分205等)の骨格を形成する部品
であってもよい。
【0031】また、アウターパネル2と骨格部品結合体
5(骨格部品3、4)とは、ドア開口部1、1側とその
反対側の両側で、重なり合うようにして溶接されている
が、代表する図6(第1の骨格部品3側の断面図)に示
すように、それら両側で、それぞれ重なり合うことな
く、アウターパネル2の各端部7が、骨格部品結合体5
(骨格部品3、4)の、溶接部としての例えばコーナー
8に突き当てられて、レーザー溶接等により溶接されて
もよい。こうすることで、車体のドア開口部1、1側と
その反対側の両側において、アウターパネル2に溶接の
ためのフランジ2a、2bを設ける必要がなく、また、
それと対応して、骨格部品結合体5(骨格部品3、4)
の断面形状を小さくできるので、余ったエリアを他に有
効に利用することができるとともに、軽量化を図ること
ができる。また反対に、余ったエリアまで、アウターパ
ネル2や骨格部品結合体5(骨格部品3、4)の有効断
面積を広げれば、その強度および剛性を増加させること
ができる。なお、第2の骨格部品4側に関しては、図示
を省略するが、前記第1の骨格部品3側と同様である。
【0032】さらに、アウターパネル2と骨格部品結合
体5(骨格部品3、4)とは、ドア開口部1、1側とそ
の反対側のいずれか一方側で、重なり合うようにして溶
接されるとともに、いずれか他方側で、重なり合うこと
なく、アウターパネル2の端部7が、骨格部品結合体5
(骨格部品3、4)の、例えばコーナー8に突き当てら
れて、レーザー溶接等により溶接されてもよい。
【0033】また、車体のドア開口部1、1回りの構造
6は、アウター部101(アウターパネル2)と、第1
および第2の骨格部品3、4とからならなくとも、第1
の骨格部品3とアウター部101とからなってもよく、
また、第2の骨格部品4とアウター部101とからなっ
てもよい。
【0034】また、骨格部品3、4は、高張力鋼材から
ならなくとも、一般の鋼材あるいはアルミニウム合金、
その他の金属材料からなっていてもよい。
【0035】また、アウターパネル2と骨格部品結合体
5(骨格部品3、4)とを接合するための溶接は、レー
ザー溶接に限定されるものではなく、アーク溶接等、そ
の他の溶接であってもよい。
【0036】さらに、アウターパネル2と骨格部品結合
体5(骨格部品3、4)とは、その長手方向の全長に渡
って連続して溶接されなくとも、断続して溶接される
等、その一部が溶接されてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る、車体のドア開口部回りの構造によ
れば、次の効果がある。
【0038】請求項1ないし3のいずれか1項に記載さ
れた、車体のドア開口部回りの構造によれば、インナー
部とスチフナー部とがチューブハイドロフォーミングに
よって一体に形成された骨格部が、アウター部と溶接に
より直接接合されるので、強度および剛性に優れ、しか
も生産性を高めることができる。さらに、骨格部は、ア
ウター部によって、車体外側からは、人の目に触れにく
くなるので、車体の外観を損ねることがない。
【0039】また、請求項4に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1の効果に加えて、
骨格部は、ルーフサイドレール部分およびフロントピラ
ーアッパ部分と、サイドシル部分およびフロントピラー
ロア部分とで、別々の部品で構成されているので、両者
の断面サイズが大きく異なる場合であっても、容易に対
応することができる。
【0040】また、請求項5に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1ないし4のいずれ
か1項の効果に加えて、車体のドア開口部側とその反対
側の少なくとも一方側で、アウター部と骨格部とが、重
なり合うようにして溶接されるので、アウター部の端部
が骨格部に突き当てられて溶接される場合に比して、こ
の溶接を容易に行うことができる。
【0041】また、請求項6に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1ないし4のいずれ
か1項の効果に加えて、車体のドア開口部側とその反対
側の両側で、アウター部と骨格部とが、重なり合うよう
にして溶接されるので、アウター部の端部が骨格部に突
き当てられて溶接される場合に比して、この溶接を一層
容易に行うことができる。
【0042】また、請求項7に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1ないし4のいずれ
か1項の効果に加えて、車体のドア開口部側とその反対
側の少なくとも一方側において、アウター部に溶接のた
めのフランジを設ける必要がなく、また、それと対応し
て、骨格部の断面形状を小さくできるので、余ったエリ
アを他に有効に利用することができる。また反対に、余
ったエリアまで、アウター部や骨格部の有効断面積を広
げれば、その強度および剛性を増加させることができ
る。
【0043】また、請求項8に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1ないし4のいずれ
か1項の効果に加えて、車体のドア開口部側とその反対
側の両側において、アウター部に溶接のためのフランジ
を設ける必要がなく、また、それと対応して、骨格部の
断面形状を小さくできるので、余ったエリアを他に一層
有効に利用することができる。また反対に、余ったエリ
アまで、アウター部や骨格部の有効断面積を広げれば、
その強度および剛性を一層増加させることができる。
【0044】また、請求項9に記載された、車体のドア
開口部回りの構造によれば、請求項1ないし8のいずれ
か1項の効果に加えて、アウター部と骨格部とがレーザ
ー溶接により接合されることで、スポット溶接とは異な
り、骨格部の管状構造の潰れに対して配慮する必要がな
く、生産性を一層高めることができる。
【0045】また、請求項10に記載された、車体のド
ア開口部回りの構造によれば、請求項1ないし9のいず
れか1項の効果に加えて、骨格部の管状構造が、強度の
高い高張力鋼材からなることから、このドア開口部回り
の構造の強度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る、車体のドア開口部回りの構造
の一実施の形態の、斜視図である。
【図2】同じく、図1におけるA−A線による断面図で
ある。
【図3】同じく、図1におけるB−B線による断面図で
ある。
【図4】同じく、図1におけるC−C線による断面図で
ある。
【図5】同じく、図1におけるD−D線による断面図で
ある。
【図6】この発明に係る、車体のドア開口部回りの構造
の他の実施の形態の、図3相当図である。
【図7】従来の車体のドア開口部回りの構造を示す、断
面図である。
【図8】従来の車両の側部構造を示す、断面図である。
【図9】従来の車体のセンターピラーを示す、断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ドア開口部 3 第1の骨格
部品(骨格部) 4 第2の骨格部品(骨格部) 5 骨格部品結
合体(骨格部) 6 車体のドア開口部回りの構造 7 端部 101 アウター部 102 インナ
ー部 103 スチフナー部 201 ルーフ
サイドレール部分 202 フロントピラーアッパ部分 203 フロン
トピラーロア部分 204 サイドシル部分
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 彰浩 岐阜県養老郡上石津町大字牧田字二又2947 −1 株式会社丸順養老開発センター内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA12 BB01 CA17 CA33 CA40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドア開口部回りのアウター部と、
    そのアウター部の内側に配備されて前記ドア開口部回り
    の骨格を形成するとともにチューブハイドロフォーミン
    グにより形成された管状構造を有する骨格部とからな
    り、 前記アウター部と前記骨格部とが、溶接により直接接合
    され、 前記管状構造の、前記車体の内側に位置する一方側が、
    前記ドア開口部回りのインナー部を構成し、前記アウタ
    ー部側に位置する他方側が、前記アウター部と前記イン
    ナー部とで囲まれる閉空間内に配備されるスチフナー部
    を構成することを特徴とする、車体のドア開口部回りの
    構造。
  2. 【請求項2】 前記骨格部が、前記ドア開口部回りにお
    ける、ルーフサイドレール部分およびフロントピラーア
    ッパ部分の骨格を形成することを特徴とする、請求項1
    に記載の、車体のドア開口部回りの構造。
  3. 【請求項3】 前記骨格部が、前記ドア開口部回りにお
    ける、フロントピラーロア部分およびサイドシル部分の
    骨格を形成することを特徴とする、請求項1に記載の、
    車体のドア開口部回りの構造。
  4. 【請求項4】 前記骨格部が、前記ドア開口部回りにお
    ける、ルーフサイドレール部分およびフロントピラーア
    ッパ部分の骨格と、フロントピラーロア部分およびサイ
    ドシル部分の骨格とを形成し、かつ、 前記フロントピラーアッパ部分の下端部と、前記フロン
    トピラーロア部分の上端部とが、接合されてなることを
    特徴とする、請求項1に記載の、車体のドア開口部回り
    の構造。
  5. 【請求項5】 前記アウター部と前記骨格部とは、前記
    ドア開口部側とその反対側の少なくとも一方側で、重な
    り合うようにして溶接されていることを特徴とする、請
    求項1ないし4のいずれか1項に記載の、車体のドア開
    口部回りの構造。
  6. 【請求項6】 前記アウター部と前記骨格部とは、前記
    ドア開口部側とその反対側の両側で、それぞれ重なり合
    うようにして溶接されていることを特徴とする、請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の、車体のドア開口部
    回りの構造。
  7. 【請求項7】 前記アウター部と前記骨格部とは、前記
    ドア開口部側とその反対側の少なくとも一方側で、重な
    り合うことなく、前記アウター部の端部が、前記骨格部
    に突き当てられて溶接されていることを特徴とする、請
    求項1ないし4のいずれか1項に記載の、車体のドア開
    口部回りの構造。
  8. 【請求項8】 前記アウター部と前記骨格部とは、前記
    ドア開口部側とその反対側の両側で、それぞれ重なり合
    うことなく、前記アウター部の端部が、前記骨格部に突
    き当てられて溶接されていることを特徴とする、請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の、車体のドア開口部
    回りの構造。
  9. 【請求項9】 前記アウター部と前記骨格部とは、レー
    ザー溶接により接合されていることを特徴とする、請求
    項1ないし8のいずれか1項に記載の、車体のドア開口
    部回りの構造。
  10. 【請求項10】 前記骨格部は、高張力鋼材からなるこ
    とを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記
    載の、車体のドア開口部回りの構造。
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