JP2003051863A - 携帯通信端末およびサーバ装置 - Google Patents

携帯通信端末およびサーバ装置

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JP2003051863A
JP2003051863A JP2001237731A JP2001237731A JP2003051863A JP 2003051863 A JP2003051863 A JP 2003051863A JP 2001237731 A JP2001237731 A JP 2001237731A JP 2001237731 A JP2001237731 A JP 2001237731A JP 2003051863 A JP2003051863 A JP 2003051863A
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Kiyoshi Yamaki
清志 山木
Kayoko Someba
佳代子 染葉
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Yamaha Corp
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    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72442User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality for playing music files
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信メロディの音質を電界強度に応じて変更
することにより、表示部をみることなく電波状態を知る
ことができるようにする。 【解決手段】 携帯通信端末10の通信部16に電界強
度測定部17が設けられており、システムCPU11
は、該電界強度測定結果に基づいて、楽曲再生部22で
着信メロディを再生するときの音質を変化させる。具体
的には、電界強度測定結果に応じた音質の音色データを
使用して、着信メロディを再生させる。あるいは、着信
メロディの再生と同時にノイズを再生するシーケンスフ
ァイルを再生し、その音量を電界強度測定結果に応じて
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
携帯通信端末および該携帯通信端末に各種データを配信
することのできるサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPHSなどの携帯通信端末
は、移動可能であるため、受信電界強度は一定ではな
い。従来より、携帯通信端末の表示部に1ないし複数本
の棒状のマークを表示することにより受信電界強度を表
示することが行われていた。ユーザは、該表示部の受信
電界強度表示マークを見ることにより、電波状態のよい
場所を探し、通話などを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯通
信端末においては、ユーザは表示部を見なければ電波状
態の良し悪しを知ることができなかった。したがって、
着信があったときなどには、表示部を見て電波状態が悪
ければ、表示部を見ながら電波状態の良い場所まで移動
することが必要であった。例えば、折畳み式の携帯電話
機などにおいては、折り畳んだ状態のときに着信があっ
たときには、該携帯電話機を開き表示部を見て電波状態
を知り、電波が弱いときには、そのまま電波状態の良い
場所に移動することが行われている。
【0004】そこで本発明は、着信メロディの音質など
表示部における表示以外の方法で受信電界強度を報知す
ることのできる携帯通信端末を提供することを目的とし
ている。さらに、電波状態に応じて音質を変更すること
のできる楽曲ファイルを携帯通信端末に配信することが
できるサーバ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の携帯通信端末は、制御部と、記憶部と、通
信部と、表示部と、操作部と、楽曲再生部を有する携帯
通信端末であって、前記通信部は、受信電界強度を測定
する電界強度測定部を有し、前記制御部は、前記電界強
度測定部で測定された受信電界強度に基づいて、前記楽
曲再生部により再生される着信メロディの音質を変化さ
せるようになされているものである。また、前記制御部
は、受信電界強度に基づいて音質の異なる複数の音色デ
ータのなかから選択された音色データを使用して、前記
楽曲再生部に着信メロディの楽曲を再生させるようにな
されているものである。さらに、前記制御部は、受信電
界強度に対応した音質の音色データを使用して、前記楽
曲再生部に着信メロディの楽曲を再生させるようになさ
れているものである。さらにまた、本発明のサーバ装置
は、携帯通信端末から接続することができるサーバ装置
であって、音質の異なる複数の音色データとシーケンス
データを含む楽曲ファイルあるいはノイズ音を再生する
楽曲ファイルを格納したデータベースに接続されてお
り、前記携帯通信端末からの要求に応じて前記データベ
ースから前記音質の異なる複数の音色データとシーケン
スデータを含む楽曲ファイルあるいは前記ノイズ音を再
生する楽曲ファイルを読み出して前記携帯通信端末に送
出する機能を有しているものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の携帯通信端末1
0の一実施の形態の構成を示すブロック図である。この
図において、11はこの装置全体の制御を行う中央処理
装置(システムCPU)、12は各種通信制御プログラ
ムや楽曲再生のためのプログラムなどの制御プログラ
ム、プリセットされている楽曲ファイルおよび各種定数
データなどが格納されているシステムROM、13はワ
ークエリアとして使用されるとともに配信サーバからダ
ウンロードしたりユーザが作成した楽曲ファイル、音色
データなど各種のデータを記憶するシステムRAM、1
4は液晶表示装置(LCD)などからなる表示部であ
り、前述のように、この表示部14には棒状のマークを
使用して受信電界強度が表示されるようになされてい
る。また、15は複数の操作ボタンなどを有する操作
部、16は変復調部などからなりアンテナ18に接続さ
れる通信部である。この通信部16内には、復調部から
の復調出力や受信中間周波信号に基づいて受信電界強度
を測定する電界強度測定部17が設けられている。な
お、前記システムRAM13における楽曲ファイル記憶
領域および音色データ記憶領域は、フラッシュメモリを
使用したり、バッテリバックアップをすることなどによ
り不揮発性とされているのが望ましい。また、この図に
は示していないが、バイブレータや発光表示部が設けら
れている。
【0007】また、19は、送話マイク20および受話
スピーカ21に接続され、通話のための音声信号の符号
化および復号を行う機能を有する音声処理部(音声CO
DEC)、22は、音源を有し、前記システムRAM1
3などに記憶された楽曲ファイルに基づいて楽曲を再生
する楽曲再生部、23は着信通知などに用いられるスピ
ーカ、24はヘッドホン、25はパーソナルコンピュー
タや他の携帯通信端末などの外部機器との間で各種デー
タを授受するための外部インターフェース回路、26は
前記各構成要素間のデータ転送を行うためのバスであ
る。
【0008】図2は、前記楽曲再生部22の内部構成の
一例を示すブロック図である。この楽曲再生部22を用
いて楽曲ファイルを再生し、着信メロディや保留音とす
ることができる。また、非通話時などに楽曲ファイルを
再生して楽曲の鑑賞をすることもできる。図2におい
て、31は前記バス26に接続されたインターフェース
部、32は複数チャンネルの楽音を生成することのでき
るFM方式の音源(ポリフォニックFM音源)、33は
複数チャンネルの楽音を生成することのできる波形メモ
リ方式の音源(ポリフォニックWT音源)、34はこの
携帯通信端末に予め設定されているプリセット音色の音
色データを記憶している音色ROM、35は音色データ
を記憶することのできる音色RAMである。ここで、前
記WT音源33としては、PCM方式あるいはADPC
M方式のいずれであってもよい。また、前記音色ROM
34には、プリセット音色の音色データとして、例え
ば、GM128音色の音色データとドラムセットの音色
データが格納されている。前記FM音源32およびWT
音源33は、音色ROM34あるいは音色RAM35に
格納されている音色データに基づき、複数の発音チャン
ネルで指定された音色の楽音波形データを生成する。さ
らに、36は前記FM音源32あるいは前記WT音源3
3により生成された楽音波形データをミキシングするミ
キサであり、ミキサ36の出力はD/A変換器37でア
ナログ信号に変換された後、ヘッドホン24あるいはス
ピーカ23から放音されることとなる。
【0009】図3は、前記楽曲再生部22を用いて再生
することが可能な楽曲ファイルのフォーマットを示す図
である。この図において、(1)単純シーケンスファイ
ル、(2)音色データ付きシーケンスファイルおよび
(3)ストリームファイルは、着信メロディや保留音あ
るいは観賞用の楽曲ファイルであり、(4)FM通信感
度対応セットファイルおよび(5)混入用WTノイズフ
ァイルは、本発明における電界強度に対応した音質で着
信メロディを再生するために用いられる楽曲ファイルで
ある。
【0010】これらの楽曲ファイルは、予めプリセット
メロディとして前記システムROM12中に格納されて
いたり、あるいは、配信センターのサーバからダウンロ
ードするなどして前記システムRAM13中の楽曲ファ
イル記憶領域および音色データ記憶領域に記憶されてい
る。また、このような楽曲ファイルを再生するときは、
前記システムCPU11がシーケンサとして動作し、演
奏すべき楽曲ファイルに含まれるシーケンスデータを解
釈して、前記FM音源32あるいはWT音源33にシー
ケンスデータにより規定されたタイミングで音源制御デ
ータを供給する方法、前記楽曲再生部22にシーケンサ
機能を持たせ、前記システムCPU11がシーケンスデ
ータをそのまま前記楽曲再生部22に供給する方法、あ
るいは、前記システムCPU11と前記楽曲再生部22
がシーケンサ機能を分担して負担し、システムCPU1
1と楽曲再生部22が協調してシーケンサ機能を実現す
る方法のいずれであってもよい。
【0011】まず、(1)〜(3)の楽曲ファイルにつ
いて説明する。 (1)単純シーケンスファイルは、例えばSMF(Stan
dard MIDI File)形式の楽曲ファイルであり、図示する
ように、ヘッダ部とシーケンスデータ部とから構成され
ている。ヘッダ部には、この楽曲の曲名、アーティスト
名、コメント情報、楽器名、歌詞情報などこの楽曲に関
連した情報と、この楽曲ファイルに含まれるトラック数
やこの楽曲の再生時のタイムベースなどの情報が含まれ
ており、シーケンスデータ部には、イベント情報(MI
DIイベント)と各イベント間の時間間隔を表わす情報
の組がイベントの発生順に含まれている。この単純シー
ケンスファイルを再生する場合には、シーケンスデータ
により指定された前記音色ROM34に記憶された音色
データを用いて、シーケンスデータ中のイベントに応じ
て楽音を生成させる。
【0012】(2)音色データ付きシーケンスファイル
は、例えば、SMAF(Syntheticmusic Mobile Applic
ation Format)形式の楽曲ファイルであり、図示するよ
うに、ヘッダ部、音色データ部およびシーケンスデータ
部を含んでいる。ヘッダ部には前記単純シーケンスファ
イルのヘッダ部と同様の情報が含まれている。音色デー
タ部には、この楽曲の再生に使用する音色の音色データ
と、各パートに割り当てる音色を指定する音色割当て情
報が含まれている。音色データは、各音色ごとに特有の
ものであり、波形パラメータとその他のデータとからな
っている。波形パラメータは、楽音波形を指示するもの
であり、FM音源の場合にはFM演算のアルゴリズムを
指示するパラメータ、WT音源の場合には音色波形デー
タ、該音色波形データのスタートアドレス、ループスタ
ートアドレス、エンドアドレスなどである。また、その
他のデータとしては、アタックレート、ディケイレー
ト、サスティンレベル、リリースレートなどを指定する
エンベロープパラメータ、ビブラートやトレモロの深さ
や速さを指定する変調パラメータ、リバーブ、コーラ
ス、バリエーションなどのエフェクトを指定するエフェ
クトパラメータおよびこの音色がステレオ音色であるか
モノラル音色であるかを示す識別子などが含まれてい
る。シーケンスデータ部には、前述の場合と同様に、各
イベント間の時間間隔を表わす時間情報(デュレーショ
ンデータ)とイベント情報の組がイベントの発生順に含
まれている。この音色データ付きシーケンスファイルを
再生するときには、前記音色データ部に含まれている音
色データ中の音色波形データを前記音色RAM35に書
き込み、前記音色割当て情報にしたがって各パートに音
色を割り当て、シーケンスデータに基づいて楽音を生成
させる。
【0013】(3)ストリームファイルは、例えば、前
記SMAF形式の楽曲ファイルであり、ヘッダ部とロン
グストリームデータ部とシーケンスデータ部からなって
いる。ここで、ヘッダ部は前述した各シーケンスファイ
ルのヘッダ部と同様のものである。また、ロングストリ
ームデータは長時間にわたりサンプリングした波形デー
タであり、大きなサイズとなっている。また、シーケン
スデータ部は、再生の開始、終了、ピッチシフト、エフ
ェクトなどに関するイベントとデュレーションデータの
組が含まれているのみであり、前記(1)や(2)の場
合と比較して非常にシンプルなデータとなっている。こ
のストリームファイルを再生するときは、ロングストリ
ームデータを楽曲の再生の進行に伴って、逐次前記音色
RAM35に書き込みつつ再生することとなる。すなわ
ち、前記音色RAM35中のこのストリームファイルの
再生に割り当てられた領域に、ロングストリームデータ
の先頭部分を書き込み、順次読み出しを開始する。そし
て、読み出しポイントが該割り当てられた領域の中央部
を越えたときに、前記領域の前半部分に続きのロングス
トリームデータを転送し、読み出しポイントが前記領域
の最後まで到達したときに読み出しポイントを前記領域
の先頭に復帰させて読み出しを続けるとともに、前記領
域の後半部分に続きのロングストリームデータを転送す
る。以下、同様の処理を繰り返し、ロングストリームデ
ータを再生させる。
【0014】次に、前記電界強度測定部17により測定
された電界強度のレベルに応じて、再生する着信メロデ
ィの音質を変更するために用いられる楽曲ファイルにつ
いて説明する。 (4)FM通信感度対応セットファイルは、前記(2)
音色データ付きシーケンスファイルと同様の形式の楽曲
ファイルであるが、音色データ部に受信電界強度に応じ
て選択される複数組の音色データが含まれている。図示
する例では、電界強度が「良」、「中」、「悪」のそれ
ぞれの場合に対応する音質の異なる3組のFM音色デー
タが含まれており、電界強度「良」に対応するFM音色
データは音質の良好な前記FM音源32用の音色デー
タ、「中」に対応するものは中くらいの音質のFM音源
32用の音色データ、「悪」に対応するものはあまり良
くない音質のFM音源32用の音色データとされてい
る。この(4)FM通信感度対応セットファイルを再生
するときには、前記システムCPU11は前記電界強度
測定部17の出力に基づいて受信電界強度が良、中、悪
の3段階のうちのどの段階であるかを判定し、その結果
に対応した前記音色データを選択して、前記音色RAM
35にセットする。そして、前述のように、シーケンス
データに基づいて前記FM音源32を使用して楽曲を再
生させる。
【0015】(5)混入用WTノイズファイルは、前記
(3)ストリームファイルと同様の形式の楽曲ファイル
であり、ロングストリームデータとして、ノイズ音をサ
ンプリングして得られた波形データが含まれている。こ
の(5)混入用WTノイズファイルは、前記(3)スト
リームファイルと同様に前記WT音源33を使用して再
生されるものであり、前記FM音源32あるいは前記W
T音源35により再生される着信メロディにこの混入用
ノイズファイルによりWT音源35を用いて生成したノ
イズを混入させ、そのノイズの音量を前記電界強度測定
部17により測定された受信電界強度のレベルに応じて
制御することにより着信メロディの音質を変化させるよ
うにするものである。
【0016】図4は、前記(4)FM通信感度対応セッ
トの楽曲ファイルを用いる場合の着信処理の流れを示す
フローチャートである。着信の有無を判定し(ステップ
S1)、着信があったときは、ステップS2に進み、受
信電界強度を検出する。前述のように、前記通信部16
には電界強度測定部17が設けられており、前記システ
ムCPU11(制御部)は、この電界強度測定部17で
測定された受信電界強度を所定のしきい値と比較するこ
とにより、良、中、悪のうちのどのレベルであるかを判
定する。前述のように前記表示部14で受信電界強度を
表示しており、この判定結果は前記表示部14で表示す
る棒状のマークの本数を示す情報となる。
【0017】そして、ステップS2で得られた判定結果
が電界強度「良」を示すときには(ステップS3がYE
S)、ステップS4に進み、前記FM通信感度対応セッ
トに含まれるFM音色データのうちの感度「良」に対応
する音色データを使用してそのシーケンスデータの再生
を行う。また、電界強度「中」のときは感度「中」に対
応する音色データを使用して再生を行い、「悪」のとき
は感度「悪」に対応する音色データを使用して再生を行
う(ステップS5、S6、S7)。すなわち、前記音色
RAM35に選択された音色データを転送し、シーケン
スデータに対応した音源制御パラメータをFM音源32
に供給することにより楽音を生成させる。なお、ステッ
プS3、S5の判定は、前記表示部14に供給される電
界強度を表示するための各棒状のマークの表示を制御す
るための信号を参照することによって行うこともでき
る。
【0018】次に、ステップS8に進み、ユーザが通話
ボタンを操作してオフフックとなったか否かを判定す
る。オフフックでないときは、前記ステップS2に戻
り、受信電界強度検出以降の処理を実行する。これによ
り、着信メロディが再生されている状態でユーザが移動
した場合等にも受信電界強度の変動をリアルタイムで着
信メロディの音質に反映させることができるようになっ
ている。ユーザが通話ボタンを操作し、オフフック状態
となったときは、ステップS9に進み、通常の通話状態
に移行する。
【0019】次に、前記(5)混入用WTノイズファイ
ルを用いる場合について図5のフローチャートを参照し
て説明する。この場合には、混入用WTノイズファイル
を前記WT音源33を用いて再生する。また、着信メロ
ディの楽曲ファイルは、前記(1)〜(3)のいずれで
あってもよく、前記FM音源32、WT音源33のいず
れを用いるものであっても良い。着信があるか否かを判
定し(ステップS11)、着信があったときには、ステ
ップS12で着信メロディの楽曲ファイルを再生する。
そして、ステップS13で前記混入用WTノイズファイ
ルの再生を開始する。すなわち、前述のように、混入用
ノイズファイルはストリームデータであり、これをその
シーケンスデータに応じて前記WT音源33を用いて再
生する。
【0020】そして、ステップS14で前述と同様に受
信電界強度を検出し、電界強度が「良」であるときは、
前記ステップS13で再生を開始したノイズストリーム
ファイルの音量(レベル)を小さく設定する。これは、
例えば、前記システムCPU11から前記WT音源33
に対し、ノイズストリームファイルの再生に割り当てた
発音チャンネルのチャンネルボリュームを小さくする制
御信号を供給することにより行われる。また、電界強度
が「中」のときは、前記ノイズストリームの再生レベル
を「中」に、電界強度が「悪」のときはノイズの再生レ
ベルを「大」に設定する(ステップS17、S18、S
19)。そして、ステップS20に進み、オフフックで
あるか否かを判定し、オフフックでないときは、再び前
記ステップS14に戻り、受信電界強度にリアルタイム
対応したノイズレベルとなるように制御を行う。一方、
オフフックされたときは、ステップS21に進み、通常
の通話処理を行う。
【0021】以上のように、本発明によれば、受信電界
強度に応じて着信メロディの音質をリアルタイムに変更
することができる。したがって、ユーザは、着信があっ
たときに、着信メロディの音質に基づいて受信電界強度
を判定することが可能となり、受信電界強度が良好でな
いと判断したときには、表示部を見ることなく、自分の
位置を変更し、着信メロディの音質が良くなったところ
で、通話ボタンを操作して通話を行うことが可能とな
る。
【0022】なお、上述した実施の形態においては、電
界強度に対応した音質で着信メロディを再生するための
楽曲ファイルとして、図3の(4)および(5)で示す
形式の楽曲ファイルを用いるものとして説明したが、そ
の他の形式の楽曲ファイルを用いることもできる。例え
ば、前記(4)FM通信感度対応セットファイルは、音
色データ部に音質の異なる複数の音色データを含み、シ
ーケンスデータ部には単一のシーケンスデータを含むも
のとしたが、前記(2)に相当する音質が良好なFM音
色データ付きシーケンスファイルを用い、受信電界強度
測定結果が悪くなるのに応じて、そのFM音色データ中
のパラメータを音質が悪くなる方向に所定量ずつ変更す
るようにしてもよい。また、それぞれの電界強度に対応
する複数種類の音色データ付きシーケンスファイルを一
まとめにした楽曲ファイル、すなわち、音質の良い音色
データ付きのシーケンスファイル、音質が中くらいの音
色データ付きのシーケンスファイル、音質が良くない音
色データ付きのシーケンスファイルの3つのシーケンス
ファイルを一まとめにした楽曲ファイルを用いることも
できる。さらに、FM音源を用いる音色データではな
く、WT音源を用いる音色データを含むものとすること
もできる。さらにまた、前記(5)混入用WTノイズフ
ァイルでは、ノイズ音をサンプリングして得たストリー
ムデータを着信メロディに混入するようにしていたが、
これに限られることはない。例えば、特定の周波数の連
続音を発生させるシーケンスファイルを混入用ノイズフ
ァイルとすることもできる。
【0023】次に、上述のような電界強度に対応した音
質の着信メロディを再生するための楽曲ファイルを前記
携帯通信端末に配信することのできる本発明のサーバ装
置について説明する。図6は、本発明の携帯通信端末と
該携帯通信端末が接続することのできるサーバ装置を有
する通信システム全体の概略構成を示すブロック図であ
る。この図において、10は本発明の携帯通信端末(移
動局)、41は基地局、42は前記複数の基地局を管理
するとともに公衆網やインターネットなど他網とのゲー
トウエイとなる交換局、43は前記交換局42に直接あ
るいはインターネットなどを介して接続されて設けられ
た配信サーバ、44は前記配信サーバ43に接続され、
前記携帯通信端末10に配信する各種楽曲ファイルや各
種音色データなどを格納しているデータベースである。
ここで、本発明においては、前記データベースに前記
(4)FM通信感度対応セットファイルおよび(5)混
入用WTノイズファイルなどを格納している。携帯通信
端末10のユーザは、前記配信サーバ43にアクセス
し、前記データベース44から所望の通信感度対応セッ
トファイルあるいは前記混入用WTノイズファイルをダ
ウンロードし、前記システムRAM13に格納すること
ができる。
【0024】なお、上述した実施の形態においては、受
信感度(受信電界強度)を良、中、悪の3段階に識別し
ていたが、これに限られることはなく、より多くあるい
はより少ない段階とすることができる。また、上記にお
いては、受信電界強度に応じて着信メロディの音質を変
更させていたが、これに加えて、バイブレータの振動パ
ターンや前記表示部とは別個に設けられたLEDなどに
よる発光表示部の発光パターンを変更させるようにして
もよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の携帯通信
端末によれば、受信電界強度に対応した音質で着信メロ
ディを再生することが可能となり、ユーザは、表示部の
電界強度表示を見ることなく受信電界強度を知ることが
できる。さらに、本発明のサーバ装置によれば、ユーザ
に対し受信電界強度に対応した音質の着信メロディの楽
曲ファイルを配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯通信端末の一実施の形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した携帯通信端末における楽曲再生
部の構成例を示すブロック図である。
【図3】 本発明において用いられる楽曲ファイルにつ
いて説明するための図である。
【図4】 FM通信感度対応セットファイルを用いた着
信処理の流れを説明するための図である。
【図5】 混入用WTノイズファイルを用いた着信処理
の流れを説明するための図である。
【図6】 本発明の携帯通信端末と該携帯通信端末が接
続することのできるサーバ装置を有する通信システム全
体の概略構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 携帯通信端末、11 システムCPU、12 シ
ステムROM、13システムRAM、14 表示部、1
5 操作部、16 通信部、17 受信電界強度測定
部、18 アンテナ、19 音声処理部、22 楽曲再
生部、32 FM音源、33 波形メモリ音源(WT音
源)、34 音色ROM、35 音色RAM、41 基
地局、42 交換局、43 配信サーバ、44 データ
ベース
フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 EE15 FF25 5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 EE16 FF13 FF16 FF25 FF31 HH23 KK15 5K101 KK18 LL12 MM07 NN12 NN23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御部と、記憶部と、通信部と、表示部
    と、操作部と、楽曲再生部を有する携帯通信端末であっ
    て、 前記通信部は、受信電界強度を測定する電界強度測定部
    を有し、 前記制御部は、前記電界強度測定部で測定された受信電
    界強度に基づいて、前記楽曲再生部により再生される着
    信メロディの音質を変化させることを特徴とする携帯通
    信端末。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、受信電界強度に対応した
    音質の音色データを使用して、前記楽曲再生部に着信メ
    ロディの楽曲を再生させることを特徴とする請求項1記
    載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、着信メロディとして選択
    された楽曲ファイルの再生と同時にノイズ音を発生する
    楽曲ファイルを受信電界強度の大きさに対応したレベル
    で再生させることを特徴とする請求項1記載の携帯通信
    端末。
  4. 【請求項4】 携帯通信端末から接続することができる
    サーバ装置であって、 音質の異なる複数の音色データとシーケンスデータを含
    む楽曲ファイルあるいはノイズ音を再生する楽曲ファイ
    ルを格納したデータベースに接続されており、 前記携帯通信端末からの要求に応じて前記データベース
    から前記音質の異なる複数の音色データとシーケンスデ
    ータを含む楽曲ファイルあるいは前記ノイズ音を再生す
    る楽曲ファイルを読み出して前記携帯通信端末に送出す
    る機能を有していることを特徴とするサーバ装置。
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