JP2000330557A - メロディ機能付きのデジタル信号処理装置 - Google Patents

メロディ機能付きのデジタル信号処理装置

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JP2000330557A
JP2000330557A JP11137000A JP13700099A JP2000330557A JP 2000330557 A JP2000330557 A JP 2000330557A JP 11137000 A JP11137000 A JP 11137000A JP 13700099 A JP13700099 A JP 13700099A JP 2000330557 A JP2000330557 A JP 2000330557A
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melody
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Seiji Kudo
政治 工藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽譜情報が正弦波などの単一波形の組み合わ
せで再現されることによるメロディの単調さ、つまり、
どのような楽曲でも特有の曲調の違いや楽器の音色の違
いがなくなってしまうという不都合を解消する。 【解決手段】 楽譜メモリ104における複数の楽曲の
楽譜情報と複数種類の音楽エフェクト情報を関連付けて
格納しておく。例えば電話機で着信があったとき、楽譜
メモリ104から読み出し楽譜情報を音符データ生成部
105に転送し、音符データを生成してエフェクト合成
部106へと送出する。音楽エフェクト情報は読み出し
た音楽エフェクト情報に基づいて音符データに音楽エフ
ェクトを付与する。そのエフェクトの付与された音符デ
ータをアナログ音声信号に変換してスピーカ108より
メロディ再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばメロディ機
能付き電話機のように、デジタル信号処理の機能を有し
ていて、着信や保留などのある動作の状況を報知するた
めにメロディを再生するように構成されたデジタル信号
処理装置にかかわり、特には再生されるメロディの品質
を音楽エフェクトの付加によって向上させようとする技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な電話機においては、着信を報知
する手段として、呼び出しリンガ音の鳴動、あるいは点
滅ランプなどの光学的手段、あるいは筐体を振動させる
ことによるバイブレーション手段などがあった。
【0003】このうち、特に携帯電話、簡易携帯電話
(PHS)、家庭用電話機において、着信があったとき
にそのことを報知するために呼び出しメロディを再生し
たり、通話を中断したときに保留中のメロディを再生し
たりする機種が開発されている。一般に定着している楽
曲や流行している楽曲の伴奏部分がメロディとして用い
られることが多い。このようなメロディ機能付きの電話
機は、デジタル信号処理の機能を有している。このよう
なメロディ機能付きのデジタル信号処理装置についての
従来の技術の一例を図6のブロック図に示す。
【0004】図6において、符号の200は装置全体の
制御を司るCPU(中央演算処理装置)、201はLC
Dなどの表示部、202はキー入力を行う入力部、20
3は有線または無線を介して外部のサービス提供者より
送られてきた楽曲の楽譜情報を受信する楽譜受信部、2
04は受信した楽譜情報を所定のフォーマットで格納す
る楽譜メモリ、205はCPU200が楽譜メモリ20
4から読み出して転送してきた楽譜情報から音符データ
を生成する音符データ生成部、207は音符データをア
ナログ音声信号に変換するD/A変換部、208はスピ
ーカである。音符データ生成部205は、無音による休
符信号を含む音階別の周波数のデータをもっていて、楽
譜情報に基づいた楽譜データについての出力時間の長短
を調整することにより音符データを生成する機能を有す
るものとして構成されている。
【0005】ユーザーはサービスセンター等に回線接続
することにより楽譜情報をダウンロードする。すなわ
ち、楽譜受信部203は有線または無線を介して楽譜情
報を受信する。CPU200は、楽譜受信部203から
楽譜情報の受信を開始した旨の通知を受けると、楽譜受
信部203が受信した楽譜情報を楽譜メモリ204に転
送する指示を与え、楽譜メモリ204はその楽譜情報を
格納する。楽譜メモリ204には複数の楽曲の楽譜情報
が格納されることになる。ユーザーが入力部202から
記号や文字を入力することによって楽譜情報を作成し、
それを楽譜メモリ204に格納する場合もある。いずれ
にしても、ユーザーは適時に最新の楽曲の楽譜情報を取
り込むことができる。
【0006】CPU200は入力部202からの操作に
基づいて楽譜メモリ204よりそこに格納されている各
楽曲の総件数および各タイトルを読み出し、表示部20
1において表示させる。ユーザーが表示されたタイトル
を見てメロディ再生を希望する楽曲を入力部202から
指定すると、CPU200は楽譜メモリ204において
その選択された楽曲の楽譜情報に対して設定されたこと
の情報を付加する。
【0007】電話機において着信があったとき、あるい
は保留状態にしたとき、CPU200は楽譜メモリ20
4をアクセスし、上記の選択によって設定された楽曲の
楽譜情報を読み出し、音符データ生成部205に転送す
る。音符データ生成部205は、読み出した楽譜情報に
おける楽譜データについて対応する音階の周波数を選択
するとともに出力時間の長短を調整することにより、対
応する音符データを生成し、D/A変換部207に送出
する。D/A変換部207は音符データをアナログの音
符信号としてスピーカ208に出力し、スピーカ208
より該当のメロディが再生される。メロディ再生させる
楽曲の設定は、上記同様の入力部202の操作により変
更することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の技術に
は次のような問題点がある。音符データ生成部205が
生成する音符データは正弦波などの単一波形を組み合わ
せたものである。そのため、特有の曲調や楽器の音色を
再現することができず、どのような楽曲でも特徴が類似
した聴感上の印象をユーザーに与えてしまうという問題
点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】メロディ機能付きのデジ
タル信号処理装置について上記した従来技術の課題の解
決を図るための本発明は、構成要件として音楽エフェク
ト情報を追加し、楽譜情報による音符データに対して音
楽エフェクト情報による音楽エフェクトを付与するよう
にしたものである。この構成によると、楽譜情報から音
符データを生成する手段が正弦波などの単一波形の組み
合わせで音符データを生成するものであっても、その音
符データに音楽エフェクトを付与することにより、音楽
エフェクトの種別に応じて特有の曲調や楽器の音色を再
現した状態でのメロディ再生を行うことができ、再生さ
れるメロディの品質が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明にかかわる請求項1のメロ
ディ機能付きのデジタル信号処理装置は、格納手段から
読み出した楽譜情報に基づいて音符データを生成する手
段と、格納手段から読み出した音楽エフェクト情報に基
づいて前記の音符データに音楽エフェクトを付与する手
段とを備え、そのエフェクトの付与された音符データを
出力するように構成されている。この構成によると、メ
ロディ再生を行う楽曲についての楽譜情報を読み出して
音符データを生成するとともに、その楽譜情報に関連す
る音楽エフェクト情報も読み出して、この音楽エフェク
ト情報に基づいて前記の音符データに音楽エフェクトを
付与するので、請求項2で明確にしたように楽譜情報か
ら音符データへの変換が正弦波などの単一波形の組み合
わせによるものであっても、再生されるメロディは単調
な感じではなくなり、特有の曲調や楽器の音色を良好に
再現する状態でのメロディ再生を実現し、再生メロディ
の品質を向上させることができる。
【0011】本発明にかかわる請求項3のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項1,2にお
いて、格納手段から読み出すべき音楽エフェクト情報を
切り換えて設定する手段と、読み出した音楽エフェクト
情報を楽譜情報に関連付けた状態で格納する手段とを備
え、楽譜情報と音楽エフェクト情報との組み合わせを任
意に設定可能に構成したものである。格納されている楽
曲について少なくとも1つの楽譜情報が存在するが、上
記の構成においては、音楽エフェクト情報を複数用意し
ておくことにより、そのうちから任意の希望する音楽エ
フェクト情報を選択し、それを楽譜情報に組み合わせる
ことにより、1つの楽曲について再生されるメロディが
異なる音楽エフェクトをもつ複数種類のメロディとな
り、メロディ再生の多様性を確保することができる。
【0012】本発明にかかわる請求項4のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項1〜3にお
いて、外部の音楽ソフトから取り込んだ楽曲の音符デー
タを解析してその楽曲に特有のエフェクト設定値を抽出
し、このエフェクト設定値に基づく音楽エフェクト情報
を楽譜情報に関連付けるように構成したものである。こ
の構成によると、外部の音楽ソフトの楽曲に特有の音楽
エフェクトを任意に取り込むことができ、メロディ再生
のさらなる多様性を確保することができる。
【0013】本発明にかかわる請求項5のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項4におい
て、前記の音符データを解析して特有のエフェクト設定
値を抽出する手段が、音符データからそれに含まれてい
る周波数成分、ピッチ情報、テンポなどを解析してその
解析結果から少なくとも1つのエフェクト設定値を算出
するものとなっている。この構成によると、外部から取
り込む音楽エフェクトとして変化に富んだものを取り込
むことが可能となり、きめのこまかいバリエーションを
確保できる。
【0014】本発明にかかわる請求項6のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項1〜5にお
いて、格納手段に複数種類の音楽エフェクト情報を格納
しておき、メロディの再生時に、それに付与する音楽エ
フェクト情報を時間経過とともに切り換えるように構成
したものである。この構成によると、まったく同じ調子
のメロディが繰り返されるのではなく、音楽エフェクト
が異なったメロディで繰り返されることになり、さらな
るバリエーションを実現できる。
【0015】本発明にかかわる請求項7のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項6におい
て、音楽エフェクト情報の切り換えを所定の順位に従っ
て行うように構成したものであり、また、請求項8のメ
ロディ機能付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項
6において、音楽エフェクト情報の切り換えをランダム
に行うように構成したものであり、音楽エフェクト情報
の種類が多いほどバリエーションの豊富なメロディ再生
を実現でき、特に後者のランダム切り換えの場合にはき
わめて豊かなバリエーションを実現することができる。
【0016】本発明にかかわる請求項9のメロディ機能
付きのデジタル信号処理装置は、上記請求項1〜8にお
いて、音楽エフェクト情報として、エコー・トレモロ・
ビブラート・ハーモニー・エンベロープなどの音楽エフ
ェクト種別のうちの1つまたは任意の複数を組み合わせ
たものを設定可能としたものである。音楽エフェクト種
別そのものの組み合わせが多種多様となり、一層豊富な
バリエーションを確保できる。
【0017】以下、本発明にかかわるメロディ機能付き
のデジタル信号処理装置の具体的な実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。以下の実施の形態は、デジタ
ル信号処理装置としてメロディ機能付きの電話機を例に
あげる。
【0018】図1は実施の形態のメロディ機能付きの電
話機の電気的構成を示すブロック図である。図1におい
て、符号の100は装置全体の制御および各種データの
記憶・読み出しなどの制御を司るCPU(中央演算処理
装置)、101はLCD(液晶ディスプレイ)などの表
示部、102は主としてキー操作によってデータおよび
指示を入力する入力部、103は有線または無線を介し
て外部のサービス提供者より送られてきた楽曲の楽譜情
報およびサービス提供者が指定するエコー・トレモロ・
ビブラート・ハーモニー・エンベロープなどの各種の音
楽エフェクト種別の情報を受信する楽譜受信部である。
これらの情報は所定のフォーマットでデジタルデータ化
されている。104は受信した楽譜情報および音楽エフ
ェクト種別の情報を個別的に格納する楽譜メモリであ
る。のちにユーザーの設定により音楽エフェクト種別の
情報はエフェクト設定値(エフェクトパラメータ)と組
み合わされて音楽エフェクト情報とされ、この音楽エフ
ェクト情報が楽譜情報に所定のフォーマットで関連付け
られて、楽譜メモリ104に格納されることになる。C
PU100は楽譜メモリ104から楽譜情報とそれに関
連付けられた音楽エフェクト情報とを読み出し、楽譜情
報を後述の音符データ生成部105に転送し、音楽エフ
ェクト情報を後述のエフェクト合成部106に転送する
ようになっている。
【0019】105はCPU100が楽譜メモリ104
から読み出して転送してきた楽譜情報から音符データを
生成する音符データ生成部であり、この音符データ生成
部105は、無音による休符信号を含む音階別の周波数
のデータをもっていて、楽譜情報に基づいた楽譜データ
についての出力時間の長短を調整することにより音符デ
ータを生成するものである。
【0020】106は本発明で新たに加えた構成要素で
あって、エフェクトの付与された音符データを生成する
エフェクト合成部であり、CPU100から音楽エフェ
クト情報を受け取るとともに、音符データ生成部105
から音符データを受け取るように構成されている。この
エフェクト合成部106は、CPU100が楽譜メモリ
104から読み出して転送してきた音楽エフェクト情報
(エコー・トレモロ・ビブラート・ハーモニー・エンベ
ロープなどの音楽エフェクト種別とエフェクトパラメー
タ(エフェクト設定値)との組み合わせ)に対して数学
的な演算処理を施すことによって、音符データ生成部1
05から送られてきた音符データに対して前記の音楽エ
フェクト情報に基づいた音楽エフェクトを付与し、これ
によってエフェクトの付与された音符データを生成する
ものである。
【0021】107は前記のエフェクトを付与された音
符データであるデジタルデータをアナログの音声信号に
変換するD/A変換部、108はスピーカである。
【0022】109はユーザーが必要に応じてオーディ
オ機器を接続することで任意の楽曲のアナログの音声信
号を取り込むための外部入力端子、110はそのアナロ
グの音声信号をデジタルの音符データに変換するA/D
変換部である。
【0023】111はA/D変換部110から入力され
てきたデジタルの音符データから、それに含まれている
周波数成分、ピッチ情報、テンポなどを解析し、その解
析結果から抽出される少なくとも1つのエフェクト設定
値の候補を算出するエフェクト解析部である。解析によ
って得られるエフェクト設定値としては、音程条件や時
定数や強調時間などのエフェクトパラメータがある。
【0024】このエフェクト解析部111およびそれに
関係する外部入力端子109、A/D変換部110も本
発明で新たに加えた構成要素である。
【0025】次に、上記のように構成された実施の形態
のメロディ機能付きの電話機の動作を説明する。
【0026】準備段階として、外部から有線または無線
を介して楽譜受信部103に楽曲の楽譜情報およびそれ
に付随の音楽エフェクト種別の情報をダウンロードす
る。楽譜受信部103は、それらの情報を受信すると、
その受信開始をCPU100に知らせる。その知らせを
受けたCPU100は、楽譜受信部103が受信した楽
譜情報および音楽エフェクト種別の情報を読み込み、必
要なデータを加えた上で、楽譜メモリ104に転送す
る。楽譜メモリ104は転送されてきた楽譜情報および
音楽エフェクト種別の情報を個別的に格納する。
【0027】また、ユーザーは入力部102におけるキ
ー操作によって、希望する楽譜情報を入力して新たな楽
譜情報を構築することができ、また、音楽エフェクト種
別やエフェクト設定値を任意に入力し、新たな音楽エフ
ェクト情報を構築することができる。
【0028】《1》音楽エフェクトの設定 上記のように構成されたメロディ機能付きの電話機にお
いて、ユーザーはその希望によって、着信のときに再生
させるメロディや保留のときに再生させるメロディにつ
いて、それぞれの音楽エフェクトを設定する。この設定
のときの動作を図2のフローチャートに従って説明す
る。音楽エフェクトの設定はメロディの設定のフローに
含まれている。図2はメロディ設定のフローである。
【0029】ユーザーは入力部102におけるキー操作
によって、メロディ設定の要求を入力する。その要求を
受けたCPU100は図2のフローの実行を開始する。
CPU100はステップS1においてメロディ設定の要
求があったか否かを判断し、ないときはこのフローの処
理を終了するが、要求があったときはステップS2に進
み、楽譜メモリ104からそれに格納されている現在の
楽曲の総件数および各タイトルを読み出し、表示部10
1において表示させる。このとき、ユーザーは、入力部
102でのキー操作により、表示されている楽曲タイト
ルの一覧の中からメロディ再生を希望する1タイトルの
楽曲のみを反転表示など他の楽曲と表示上区別する状態
で選択する。CPU100はステップS3において、そ
の選択されたタイトルの楽曲を楽譜メモリ104内で検
索して、その楽曲の楽譜情報を読み出し、ステップS4
においてその読み出した楽譜情報を音符データ生成部1
05に転送する。これにより、選択された楽曲のメロデ
ィを再生する。すなわち、音符データ生成部105は受
け取った楽譜情報に基づいた楽譜データについて、対応
する周波数でかつ対応する時間長さの音符データを生成
し、この音符データをエフェクト合成部106を介して
D/A変換部107に入力し、D/A変換部107でア
ナログの音声信号に変換し、スピーカ108よりメロデ
ィを再生する。なお、この段階では音符データはエフェ
クト合成部106をスルーするだけで、エフェクトの合
成は行われない。
【0030】その再生されたメロディを聴いて、ユーザ
ーは着信時や保留時にメロディを再生させたい楽曲とし
て現在のメロディ再生されている楽曲でよいか否かを判
断する。別の楽曲にしたいときは、その操作を行う。入
力部102における再度のキー操作によりタイトル一覧
で別の楽曲を選択することが可能で、そのときはその新
たに選択した楽曲のメロディが再生されることになる。
これがステップS5→S11→S3…のループであり、
エフェクト設定の要求のないまま楽曲を決定すると、ス
テップS12へと抜け、決定した楽曲の楽譜情報をメロ
ディ再生の楽譜情報とする条件を楽譜メモリ104に設
定し、このフローの処理を終了する。
【0031】前記のループ中において、ユーザーはメロ
ディを聴いて、メロディ再生させたい楽曲を決め、その
楽曲のメロディ再生の状態で、入力部102においてキ
ー操作をすることにより、エフェクト設定の要求を入力
する。CPU100はステップS5においてエフェクト
設定の要求を待ってステップS6に進み、入力部102
からの音楽エフェクト種別の指定の入力およびエフェク
ト設定値の入力を待つ。ユーザーは入力部102でのキ
ー操作により、エコー・トレモロ・ビブラート・ハーモ
ニー・エンベロープなどの音楽エフェクト種別を指定す
る。また、エフェクト設定値として、音程条件や時定数
や強調時間などのエフェクトパラメータを入力する。こ
れがエフェクト設定の入力である。
【0032】ステップS6の判断において音楽エフェク
ト種別の指定の入力およびエフェクト設定値の入力があ
ると、ステップS7に進んでCPU100はその入力さ
れた音楽エフェクト種別(エコー・トレモロ・ビブラー
ト・ハーモニー・エンベロープなどのいずれか1つまた
は任意の組み合わせ)に対してエフェクト設定値による
エフェクトパラメータを組み合わせて生成される音楽エ
フェクト情報を楽譜メモリ104から読み出し、ステッ
プS8においてその音楽エフェクト情報をエフェクト合
成部106に転送する。これにより、先に選択されメロ
ディ再生されている楽曲に対して音楽エフェクトが付与
された状態でのメロディ再生が得られる。すなわち、エ
フェクト合成部106は、受け取った音楽エフェクト情
報(エコー・トレモロ・ビブラート・ハーモニー・エン
ベロープなどの音楽エフェクト種別とエフェクトパラメ
ータとの組み合わせ)に対して数学的な演算処理を施す
ことによって、音符データ生成部105から送られてき
ている音符データに対して前記の音楽エフェクト情報に
基づいた音楽エフェクトを付与し、これによってエフェ
クトの付与された音符データを生成する。
【0033】ユーザーはエフェクトの付与されたメロデ
ィを聴いて、着信時や保留時に再生するメロディに付与
したい音楽エフェクトとなっているか否かを判断する。
別の音楽エフェクトにしたいときは、その操作を行う。
このことは、ステップS9からステップS6に戻ること
に相当する。入力部102における再度の音楽エフェク
ト種別の指定の入力およびエフェクト設定値の入力によ
り、別の音楽エフェクトを選択することが可能で、その
ときはその新たに選択した音楽エフェクトの付与された
メロディが再生されることになる。
【0034】ユーザーは音楽エフェクトの付与されたメ
ロディを聴いて、音楽エフェクト種別およびエフェクト
設定値をいずれかに決めることになる。その音楽エフェ
クト種別とエフェクト設定値(エフェクトパラメータ)
の組み合わせによる音楽エフェクト情報に基づいた音楽
エフェクトを付与されたメロディ再生の状態で、入力部
102においてキー操作することにより、エフェクト設
定を決定する。CPU100はステップS9においてエ
フェクト設定の決定のキー操作の入力を待ってステップ
S10に進み、その決定した音楽エフェクト種別および
エフェクト設定値の組み合わせによる音楽エフェクト情
報を先に選択済みの楽曲の楽譜情報に関連付けた状態
で、図5に示すフォーマットで楽譜メモリ104に格納
する。次いで、ステップS12に進み、決定した楽曲の
楽譜情報をメロディ再生の楽譜情報とする条件を楽譜メ
モリ104に設定し、このフローの処理を終了する。
【0035】以上によって、メロディ機能付きの電話機
において、その着信時や保留時に、メロディ再生させる
べき楽曲とその楽曲のメロディに付与されるべき音楽エ
フェクト条件とが設定されたことになる。着信時や保留
時においては、CPU100はあらかじめ上記のように
設定されている条件に従って、楽譜メモリ104をアク
セスして、メロディ再生させるべき楽曲についての楽譜
情報とそれに関連付けられた音楽エフェクト情報とを読
み出し、楽譜情報を音符データ生成部105に転送する
とともに、音楽エフェクト情報をエフェクト合成部10
6に転送する。音符データ生成部105は受け取った楽
譜情報に基づいた楽譜データについて、対応する周波数
でかつ対応する時間長さの音符データを生成し、この音
符データをエフェクト合成部106に送出する。エフェ
クト合成部106は、受け取った音楽エフェクト情報
(エコー・トレモロ・ビブラート・ハーモニー・エンベ
ロープなどの音楽エフェクト種別とエフェクトパラメー
タとの組み合わせ)に対して数学的な演算処理を施すこ
とによって、音符データ生成部105から送られてきて
いる音符データに対して前記の音楽エフェクト情報に基
づいた音楽エフェクトを付与し、これによってエフェク
トの付与された音符データを生成し、これをD/A変換
部107に出力する。D/A変換部107でアナログの
音声信号に変換し、スピーカ108よりメロディを再生
する。このメロディは、あらかじめ設定しておいた条件
の音楽エフェクトが付与されたメロディとなる。これ
が、電話機において着信時や保留時に再生される希望の
音楽エフェクト付きのメロディとなる。
【0036】《2》音楽ソフトからのエフェクト設定値
の取り込み 上記のように構成されたメロディ機能付きの電話機にお
いて、現在登録されている楽曲以外の楽曲でオーディオ
機器から希望の音楽ソフト(例えばコンパクトディス
ク)の楽曲に付随しているエフェクト設定値すなわちエ
フェクトパラメータを当該の電話機のメロディにかかわ
るエフェクトパラメータとして利用したい場合、ユーザ
ーは入力部102におけるキー操作によってエフェクト
設定値の取り込みを行う。その要求を受けたCPU10
0は図3のフローの実行を開始する。
【0037】CPU100はステップS21においてエ
フェクト設定値の取り込みの要求があったか否かを判断
し、ないときにはこのフローを終了するが、要求があっ
たときはステップS22に進み、楽譜メモリ104から
それに格納されている現在の楽曲の総件数および各タイ
トルを読み出し、表示部101において表示させる。ユ
ーザーは、表示内容を見て、入力部102でのキー操作
によりメロディ再生を希望する楽曲を選択する。CPU
100はステップS23において、その選択されたタイ
トルの楽曲を楽譜メモリ104内で検索して、その楽曲
の楽譜情報を読み出し、ステップS24においてその読
み出した楽譜情報を音符データ生成部105に転送す
る。音符データ生成部105は受け取った楽譜情報に対
応する音符データを生成し、エフェクト合成部106を
スルーさせて介してD/A変換部107に入力し、スピ
ーカ108よりメロディを再生する。
【0038】ユーザーが選択楽曲を決めるキー操作を入
力部102において行うと、CPU100はステップS
25に進んで外部入力端子109にオーディオ機器が接
続されているか否かを判断し、接続されていないときは
ステップS26に進んで表示部101において接続要求
のメッセージ表示を行う。オーディオ機器が接続されて
いることを確認したときはステップS27に進み、外部
入力端子109からのアナログの音声信号の入力がある
か否かを判断する。音声信号の入力がないときはステッ
プS28に進んで表示部101において外部入力要求の
メッセージ表示を行う。入力されたアナログの音声信号
はA/D変換部110においてデジタルの音符データに
変換され、エフェクト解析部111に送られる。
【0039】CPU100は音声信号の入力を確認した
ときはステップS29に進んでエフェクト解析部111
をアクティブにして、入力されてきた外部のオーディオ
機器からの音符データにおいて楽曲のデジタル解析を行
う。すなわち、エフェクト解析部111は、A/D変換
部110から入力されてきたデジタルの音符データか
ら、それに含まれている周波数成分、ピッチ情報、テン
ポなどを解析し、その解析結果から抽出される少なくと
も1つのエフェクト設定値の候補を算出する。この解析
によって得られるエフェクト設定値としては、音程条件
や時定数や強調時間などのエフェクトパラメータがあ
る。エフェクト解析部111は得られたエフェクト設定
値を候補としてCPU100に送出する。なお、オーデ
ィオ機器からの外部の音楽ソフトの楽曲の楽譜情報自体
は、上記の解析が終わりさえすれば不要なものであり、
CPU100や楽譜メモリ104に取り込むことはな
い。
【0040】CPU100はステップS30においてエ
フェクト解析部111から候補のエフェクト設定値の取
り込みを行う。エフェクト設定値の候補は少なくとも1
つはある。通常は、複数の組み合わせとなる。ステップ
S31においてCPU100は取り込んだ候補のエフェ
クト設定値を現在メロディ再生中の楽譜情報にかかわる
エフェクト設定値に代えて仮設定し、ステップS32に
おいてその候補のエフェクト設定値をもって音楽エフェ
クト情報を新たに生成し、ステップS33においてその
音楽エフェクト情報をエフェクト合成部106に送出す
る。これにより、先に選択されメロディ再生されている
楽曲に対して新たな音楽エフェクトが付与された状態で
のメロディ再生が得られる。すなわち、エフェクト合成
部106は、受け取った音楽エフェクト情報(エコー・
トレモロ・ビブラート・ハーモニー・エンベロープなど
の音楽エフェクト種別と新たなエフェクトパラメータと
の組み合わせ)に対して数学的な演算処理を施すことに
よって、音符データ生成部105から送られてきている
音符データに対して前記の新たな音楽エフェクト情報に
基づいた音楽エフェクトを付与し、これによってエフェ
クトの付与された音符データを生成する。
【0041】ユーザーはエフェクトの付与されたメロデ
ィを聴いて、着信時や保留時に再生するメロディに付与
したい音楽エフェクトであるか否かを判断する。別の音
楽エフェクトにしたいときは、その変更の要求の操作を
行う。CPU100はステップS34において入力部1
02からのエフェクト変更要求の入力があったか否かを
判断し、あったときはステップS30に戻る。そして、
入力部102における選択により、前記の複数のエフェ
クトパラメータのうちから先に設定したものとは別のエ
フェクトパラメータを改めて選択する。その選択はパラ
メータの1つの選択でもよいし、いくつかを組み合わせ
たものでもよい。再度の候補のエフェクト設定値の入力
により、別の音楽エフェクトを選択することが可能で、
そのときはその新たに選択した音楽エフェクトの付与さ
れたメロディが再生されることになる。
【0042】ユーザーは音楽エフェクトの付与されたメ
ロディを聴いて、エフェクト設定値をいずれかに決める
ことになる。その決めたエフェクト設定値と現在の音楽
エフェクト種別との組み合わせによる新たな音楽エフェ
クト情報に基づいた音楽エフェクトを付与されたメロデ
ィ再生の状態で、入力部102においてキー操作するこ
とにより、エフェクト設定を決定する。CPU100は
ステップS35においてエフェクト設定の決定のキー操
作の入力を待ってステップS36に進み、その決定した
エフェクト設定値と現在の音楽エフェクト種別との組み
合わせによる音楽エフェクト情報を元の楽譜情報に関連
付けた状態で、図5に示すフォーマットで楽譜メモリ1
04に格納する。次いで、ステップS37に進み、決定
した楽曲の楽譜情報をメロディ再生の楽譜情報とする条
件を楽譜メモリ104に設定し、このフローの処理を終
了する。
【0043】以上によって、メロディ機能付きの電話機
において、その着信時や保留時に、メロディ再生させる
べき楽曲とその楽曲のメロディに付与されるべき新たな
音楽エフェクト条件とが設定されたことになる。すなわ
ち、外部の音楽ソフトの楽曲においてユーザーが好まし
いと思ったエフェクト設定値(エフェクトパラメータ)
を採用することができ、メロディ再生の多様性・発展性
を確保することができるのである。
【0044】《3》エフェクト切り換えモードの設定 上記のように構成されたメロディ機能付きの電話機にお
いて、再生させるメロディに付与する音楽エフェクトを
時間経過とともに変化させ、メロディ再生にバリエーシ
ョンをもたせるのがエフェクト切り換えモードの設定で
ある。保留音は一般的に長く続くものである。また、着
信があって、利用者がただちには受話器に出られないと
きは、その着信音が長く続く。このような場合に、メロ
ディ再生として常に1種類の固定の音楽エフェクトを付
与されたメロディ再生とする場合に比べて、音楽エフェ
クトを時間経過とともに変化させることは、メロディ機
能付きの電話機としての付加価値が高まる。
【0045】メロディとしては、ある楽曲の3〜4小節
分のものが多く、それは時間にして5〜10秒程度のも
のである。そのようなメロディが繰り返して再生され
る。この繰り返しにおいて、1回目の音楽エフェクトは
例えばエコーとし、2回目の音楽エフェクトは例えばト
レモロとし、3回目の音楽エフェクトは例えばビブラー
トとするといった具合に、次々と音楽エフェクトを変え
るように設定することが可能である。
【0046】電話機の初期設定等でユーザーは自己の好
みにより、音楽エフェクトの付与されたメロディの再生
を繰り返すモードに設定するか、設定しないかのいずれ
かである。また、音楽エフェクトを時間経過とともに変
化させるモードを設定するか、設定しないかのいずれか
である。音楽エフェクトを変化させるモードを設定した
ときは、楽譜メモリ104において、各楽曲ごとに、楽
譜情報と音楽エフェクト情報との結合を解除し、音楽エ
フェクト情報を楽譜情報とは別に格納する。
【0047】動作を図4のフローチャートに従って説明
する。このフローは、あらかじめ設定された楽曲のメロ
ディ再生において、その1曲のメロディ再生が終了する
たびに音楽エフェクトを自動的に変更する機能を含むも
のである。
【0048】CPU100はステップS41においてメ
ロディ再生の開始の指示があったか否かを判断してい
る。着信のときや保留のときにこの指示が発生する。こ
の指示がないときはこのフローを終了するが、その指示
のあったときはステップS42に進み、楽譜メモリ10
4から現在メロディ再生させるべきと設定されている楽
曲についての楽譜情報および音楽エフェクト情報を読み
出し、ステップS43においてその読み出した楽譜情報
を音符データ生成部105に転送するとともに読み出し
た音楽エフェクト情報をエフェクト合成部106に転送
する。音符データ生成部105は受け取った楽譜情報に
対応する音符データを生成し、エフェクト合成部106
に送出する。また、エフェクト合成部106は受け取っ
た音楽エフェクト情報に対して数学的な演算処理を施す
ことによって、音符データ生成部105から送られてき
ている音符データに対して前記の音楽エフェクト情報に
基づいた音楽エフェクトを付与し、これによってエフェ
クトの付与された音符データを生成する。この音楽エフ
ェクトの付与されたメロディはD/A変換部107を介
してスピーカ108より再生される。
【0049】メロディ再生について、初期設定等により
繰り返し再生を行うモードに設定するか、設定しないか
である。そのモードを設定するときは、繰り返し回数を
設定するようになっている。設定しないときはデフォー
ルト値となる。
【0050】CPU100はステップS44において設
定の繰り返し回数に達したか否かを判断し、繰り返し回
数に達したときにはステップS49に進んでメロディ再
生を停止し、このフローを終了する。まだ達していない
ときは、ステップS45に進んで設定の1曲のメロディ
再生が終了するのを待ってステップS46に進む。
【0051】ステップS46においてCPU100は、
ユーザー設定にかかわる繰り返し再生の設定がなされて
いるか否かを判断する。繰り返し再生が設定されていな
いときはステップS49に進んでメロディ再生を停止
し、フローを終了する。繰り返し再生が設定されている
ときはステップS47に進み、エフェクト切り換えモー
ドが設定されているか否かを判断する。
【0052】エフェクト切り換えモードが設定されてい
ないときはステップS43に戻り、同じ音楽エフェクト
のもとで同じ楽曲のメロディを設定の繰り返し回数だけ
再生することになる。
【0053】エフェクト切り換えモードが設定されてい
るときはステップS48に進み、音楽エフェクトを前の
ものとは違うものに切り換える。すなわち、楽譜メモリ
104においてあらかじめ楽譜情報とは切り離して格納
されている音楽エフェクト情報の領域から前回とは異な
る音楽エフェクト情報を読み出してエフェクト合成部1
06に転送し、そしてステップS43に戻って、別の音
楽エフェクトのもとでのメロディ再生を繰り返す。
【0054】例えば、前回の音楽エフェクト種別がエコ
ーであった場合には、それ以外のトレモロ・ビブラート
・ハーモニー・エンベロープのうちから選択したものを
新たに付加すべき音楽エフェクト種別として決定する。
ここで例えばトレモロを選択したときには、次の繰り返
しにおいては、トレモロ・エコー以外のビブラート・ハ
ーモニー・エンベロープのうちから選択することにな
る。
【0055】なお、エフェクト切り換えの態様として、
複数の音楽エフェクト種別すなわちエコー・トレモロ・
ビブラート・ハーモニー・エンベロープなどにおいて順
位を付けておき、その順位に従ってエフェクト切り換え
を繰り返すといった態様がある。また、順位は付けず
に、まったくランダムに切り換えるようにする態様もあ
る。ランダムに切り換えるときには、前回と同じものは
選択から排除するようにしておく。
【0056】さらに変化した実施の形態として、1曲の
メロディ再生の終わりで音楽エフェクトを切り換えるこ
とに代えて、1曲のメロディ再生の途中で切り換えるよ
うにすることも考えられる。さらには1曲中の任意の箇
所で切り換えるようにすることも考えられる。
【0057】なお、本発明の適用は、携帯電話、PHS
などの移動体通信機のほか、一般的の電話でもよいし、
さらにはアラーム機能付き時計やデジタルカメラ、簡易
録音機などにに適用してもよい。
【0058】
【発明の効果】メロディ機能付きの電話機などのデジタ
ル信号処理装置についての本発明によれば、楽譜情報か
ら音符データを生成するときに正弦波などの単一波形の
組み合わせで音符データを生成するようになっていて
も、その音符データにエコー・トレモロ・ビブラート・
ハーモニー・エンベロープなどの音楽エフェクトを付与
することにより、音楽エフェクトの種別に応じて特有の
曲調や楽器の音色を再現した状態でのメロディ再生を行
うことができ、再生されるメロディについてその多様性
を確保することができる。そのために必要となるソフト
ウェアは比較的に小規模なものですむ。
【0059】また、外部の音楽ソフトの楽曲に特有の音
楽エフェクトを任意に取り込むことができ、ユーザーが
特別に音楽的専門知識をもたない場合にも、好ましい希
望する任意の音楽エフェクトを採用できる。しかも、元
の楽曲に近いメロディ再生を実現することができ、メロ
ディ再生のさらなる多様性を確保することができる。ま
た、互いに異なる複数種類の音楽エフェクトを所定の順
序であるいはまったく任意にランダムに選択し、その音
楽エフェクトをメロディに付与して、メロディを繰り返
すので、さらに豊かなバリエーションを確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のメロディ機能付きのデ
ジタル信号処理装置(電話機)の電気的構成を示すブロ
ック図
【図2】 実施の形態のメロディ機能付きの電話機にお
ける音楽エフェクトの設定の動作を示すフローチャート
【図3】 実施の形態のメロディ機能付きの電話機にお
ける音楽ソフトからのエフェクト設定値の取り込みの動
作を示すフローチャート
【図4】 実施の形態のメロディ機能付きの電話機にお
けるエフェクト切り換えモードの動作を示すフローチャ
ート
【図5】 実施の形態のメロディ機能付きの電話機にお
ける楽譜メモリでの格納データのフォーマット
【図6】 従来の技術にかかわるメロディ機能付きのデ
ジタル信号処理装置(電話機)の電気的構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
100…CPU(中央演算処理装置)、101…表示
部、102…入力部、103…楽譜受信部、104…楽
譜メモリ、105…音符データ生成部、106…エフェ
クト合成部、107…D/A変換部、108…スピー
カ、109…外部入力端子、110…A/D変換部、1
11…エフェクト解析部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 15/12 H04M 1/00 B H04M 1/00 G10K 15/00 B Fターム(参考) 5D108 BA39 BC12 BD12 BF02 BG06 5D378 FF17 HA09 JB07 JC09 KK02 KK06 KK07 KK13 KK44 MM03 MM05 MM06 MM12 MM16 MM17 MM18 MM19 MM24 MM29 MM42 MM47 MM49 MM53 MM63 MM65 MM68 MM72 MM74 MM92 MM93 MM99 XX05 XX17 XX20 XX30 XX43 5K027 FF03 FF06 FF26

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納手段から読み出した楽譜情報に基づ
    いて音符データを生成する手段と、格納手段から読み出
    した音楽エフェクト情報に基づいて前記の音符データに
    音楽エフェクトを付与する手段とを備え、そのエフェク
    トの付与された音符データを出力するように構成してあ
    るメロディ機能付きのデジタル信号処理装置。
  2. 【請求項2】 楽譜情報から音符データを生成する手段
    が単一波形の組み合わせで音符データを生成するもので
    ある請求項1に記載のメロディ機能付きのデジタル信号
    処理装置。
  3. 【請求項3】 格納手段から読み出すべき音楽エフェク
    ト情報を切り換えて設定する手段と、読み出した音楽エ
    フェクト情報を楽譜情報に関連付けた状態で格納する手
    段とを備え、楽譜情報と音楽エフェクト情報との組み合
    わせを任意に設定可能に構成してある請求項1または請
    求項2に記載のメロディ機能付きのデジタル信号処理装
    置。
  4. 【請求項4】 外部の音楽ソフトから取り込んだ楽曲の
    音符データを解析してその楽曲に特有のエフェクト設定
    値を抽出し、このエフェクト設定値に基づく音楽エフェ
    クト情報を楽譜情報に関連付けるように構成してある請
    求項1から請求項3までのいずれかに記載のメロディ機
    能付きのデジタル信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記の音符データを解析して特有のエフ
    ェクト設定値を抽出する手段が、音符データからそれに
    含まれている周波数成分、ピッチ情報、テンポなどを解
    析してその解析結果から少なくとも1つのエフェクト設
    定値を算出するものである請求項4に記載のメロディ機
    能付きのデジタル信号処理装置。
  6. 【請求項6】 格納手段に複数種類の音楽エフェクト情
    報を格納しておき、メロディの再生時に、それに付与す
    る音楽エフェクト情報を時間経過とともに切り換えるよ
    うに構成してある請求項1から請求項5までのいずれか
    に記載のメロディ機能付きのデジタル信号処理装置。
  7. 【請求項7】 音楽エフェクト情報の切り換えを所定の
    順位に従って行うように構成してある請求項6に記載の
    メロディ機能付きのデジタル信号処理装置。
  8. 【請求項8】 音楽エフェクト情報の切り換えをランダ
    ムに行うように構成してある請求項6に記載のメロディ
    機能付きのデジタル信号処理装置。
  9. 【請求項9】 音楽エフェクト情報として、エコー・ト
    レモロ・ビブラート・ハーモニー・エンベロープなどの
    音楽エフェクト種別のうちの1つまたは任意の複数を組
    み合わせたものを設定可能としてある請求項1から請求
    項8までのいずれかに記載のメロディ機能付きのデジタ
    ル信号処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8008561B2 (en) 2003-01-17 2011-08-30 Motorola Mobility, Inc. Audio file format with mapped lighting effects and method for controlling lighting effects using an audio file format
US8841847B2 (en) 2003-01-17 2014-09-23 Motorola Mobility Llc Electronic device for controlling lighting effects using an audio file
CN111724764A (zh) * 2020-06-28 2020-09-29 北京爱数智慧科技有限公司 一种合成音乐的方法和装置

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CN111724764B (zh) * 2020-06-28 2023-01-03 北京爱数智慧科技有限公司 一种合成音乐的方法和装置

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